2024年4月6日土曜日

4月6日土曜日/テレビとラジオばかり

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ゴミを出しに行ってくる。それから、ブログの更新をようやくひとつ。もっとぽんぽんと書けないものかな。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝に放送された「虎に翼」1週目のダイジェスト版を観る。「ブギウギ」は土曜にダイジェストが放送されていることを知らなかったから観ていなかったが、これは観たほうがずっとよくわかる。

 昨夜の「ネタパレ」は篠原涼子がゲスト。バカリズムも出演していて、新ドラマ「イップス」の主演ふたりがそろった。ネルソンズ、モシモシ、わらふぢなるお、インポッシブルがネタを披露。「ニュースターパレード」のコーナーには、秘蔵、破壊ありがとう、なでなでボーイという3組が挑戦。男2人、女1人のトリオ、破壊ありがとうが勝ち抜いた。

 「ワルイコあつまれ」は放送日が火曜の夜に移動し、オープニング映像も新しくなった。「慎吾ママの部屋」に大地真央が出演、マリー・アントワネットを演じた。エンドクレジットからは鈴木おさむの名前が消えた。

 月曜の「しゃべくり007」は 500回突破記念スペシャル。ゲストは森三中。そういえば、くりぃむしちゅーとは「ロバートホール」で共演してたんだっけ。恒例企画の「クイズ!私のこと覚えてますか?」だが、登場する人数がいつもより多く、森三中の関係者が4名、レギュラーメンバーの関係者が4名、そのなかにはなんと、へらちょんぺ、つげシスターズの妹が混じっていた。つげシスターズの姉もスタジオには登場し、フローレンスとの思い出を語った。コントもやってみせたのには驚いたな。へらちょんぺの顔はメガネを外してみせるとすぐにわかった。「ボキャブラ天国」の思い出になり、ボキャブラメンバーがさらに登場、BOOMER、金谷ヒデユキ、幹てつや、スマイリーキクチ、松本ハウスがスタジオにやってきた。松本ハウスはくりぃむしちゅーやネプチューンとはタメグチなんだな。しかし、このなかでは、意外や、幹てつやがいちばん現役感があった。さすがは吉本で、きちんと芸人の匂いがある。そのほか、有田が「アップトゥボーイ」の連載で対談した藤田愛という女子プロレスラーなども登場した。

 深夜に放送されていた「ハマダ歌謡祭」に、阿部サダヲと古田新太の名前があったから録画しておいたのだが、「ハマダ歌謡祭」という番組を観たことがなく、レギュラー放送ではないようだし、どういう位置付けの放送なのかよくわからなかった。初めて観る視聴者に対して、とても不親切なつくりの番組だ。浜田と古田新太が二十代からの付き合いだとは知らなかった。劇団☆新感線とダウンタウンで舞台をやったことがあるのか。

 録画したまま、観そびれていた1年前の「白黒アンジャッシュ」を今ごろになって確認。陣内智則がゲストの回で、なかなか面白い話をしていた。NSC11期生とJCA1期生が同期になるようで、つまり、陣内と児嶋は同期だが、渡部は少し後輩になる。陣内のコンビ時代、リミテッドのころの話をたくさんしていた。アンジャッシュとの出会い、それ以降の時代では、「オンエアバトル」の記憶。陣内、アンジャッシュは、ドランクドラゴン、インパルスとともに「エンタ四天王」と呼ばれていた。雛壇の時代になると、この世代には雛壇に先輩がいないというのはここで語られなければ気がつかないことだった。雛壇第一世代なのだ。

 地上波で放送が始まった「季節のない街」を楽しみにしていた。第1話を観ると、なるほど、たしかに地上波で放送するには慎重になるだろう内容だ。濱田岳の電車バカの演技がとにかく素晴らしい。感動させられる。宮藤官九郎は脚本だけでなく、監督もやっている。

 今日は夜に駅前まで買いものに行っただけで、それ以外の外出はせず、テレビとラジオばかりの一日。タイムフリーで、今朝の「木梨の会」を聴くと、早朝から吉幾三が生出演していた。所ジョージと吉幾三という顔合わせも新鮮で、このふたりが同い年だったとは今まで気がつかなかった。新浜レオン、田中あいみも出演。そのあとにはさらに荻野目洋子も登場した。

 昼に放送されていた「田村淳のNewsCLUB」では、淳が能登に行ってきたその状況を伝えていた。ニュース解説は古谷経衡。静岡の川勝知事の差別発言について詳しく話していた。

 文化放送の新番組「長野智子アップデート」は、この春の改編ではいちばん興味をもっていた番組。月曜に始まっていた番組を土曜になって初めて聴いた。ニュースのラインナップの紹介から始まる硬派なつくり。長野智子は「ミスDJリクエストパレード」の出身で、フジテレビ以前に文化放送とは縁があったんだな。番組終盤にはゲストのコーナーがあり、初回のゲストには露木茂が登場した。長野智子がフジテレビに入社したのは男女雇用機会均等法が成立した年、長野智子の年から女性アナウンサーが正社員になったのだ。「24時間テレビ」の放送中にソファーで寝てしまい、目が覚めたらタモリが覆いかぶさっていたという思い出も語られる。1週目はゲストが豪華で、火曜には鳥越俊太郎が登場した。長野智子とはフジテレビ退社後に転機となった「ザ・スクープ」で共演している。現在、84歳か。しゃべりかたがさすがに爺さんだ。水曜のゲストは向井亜紀。「ミスDJリクエストパレード」の時代からの友だちで、「アキ」「トモコ」と呼び合う仲。以前に「ミスDJ」が復活した番組があり、向井亜紀はそのときに体調が絶不調だったことをここで初めて明かした。木曜のゲストは山田邦子。もちろん「ひょうきん族」の時代の話になる。西川のりおの股間をハイヒールで蹴飛ばした思い出。金曜のゲストは古舘伊知郎。この日だけ、ほかの曜日よりも早い時間に登場した。現在、長野智子は古舘プロジェクトの所属なのだ。

 そういえば、 「ビバリー昼ズ」のイベントの一般発売が今日からだったことを夕方になってから思い出した。確認してみると、もう完売していた。しかし、それ以前に、9800円という値段に躊躇させられていた。それだけの価値があるのかどうか。

2024年4月5日金曜日

4月5日金曜日/日替わり定食は終わる

◇ 大手町・神保町

 朝から都内に。小雨。一応、傘をもって出るが、すぐに止んでしまった。横浜から横須賀線に乗ると、今、JR東日本では車内のモニターで TikTok の番組を流してるんだな。HIKAKIN、チョコレートプラネット、松丸亮吾らが出演している。新日本橋から小伝馬町、昼は大手町のほうに移動し、昼食にする。ガード下にある大手町とら八という店に入ってみるが、日替わり定食にしようとしたらもう終わったと言われ、じゃあ、牛すじカレーをお願いしたら、これも終わったと言われた。そういう大事なことはおもてに書いとけってえの。しょうがないから、別に食べたくもなかったにこみ豆腐定食を食べた。800円。それから、新大手町ビルのドトールに入り、ひと休み。タイムフリーで、放送直後の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングから一之輔さんが登場していた。

 夕方には小川町に移動し、小川町から神保町に歩いていく。三省堂の仮店舗が小川町にあって、こちらまではなかなかくる機会がなかったが、初めて寄ることができた。神保町では東京堂書店にも寄ると、小林信彦「決定版 世界の喜劇人」が売られていて、少し立ち読みしていく。

◇ 読書・テレビ

 神保町から半蔵門線、渋谷から東横線の各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってきた。星川に寄り、駅からすぐのマクドナルドに入り、読書をしてから帰る。

 いがらしみきお「IMONを創る」を読み終えた。2023年刊、石原書房。初出は「EYE・COM」というアスキーの雑誌に 1989年から1991年まで連載されたもので、1992年に単行本化された本がおよそ30年ぶりに復刊された。あとがきによると、石原書房というのはこの本を出すためにわざわざ作られた個人出版社のようだ。乗代雄介が巻末に解説を書いているのだが、この本の復刊は乗代雄介の異常な熱意が発端となっている。「IMONを創る」なんていう本は、復刊されるまでその存在すら知らなかった。いや、とても面白く読んだけれども、乗代雄介は何気なくこの本に出会ったからこそ衝撃を受けたのだろう。そもそもはパソコン雑誌に書かれた面白いエッセイというものだと思うが、それが現在は哲学書のように読めてしまう。当時のパソコンをとりまく状況が世代的にわからないところも多いのだけど、TRONに対する「IMON」という言葉をいがらしみきおは作り、それはなにかといえば、人間の側のOSであり、人間の側のOSを創ろうというのがこの本のテーマ。それが冗談のように、ハッタリに満ちた語り口で語られていく。しかも、IMONの根幹を成すものは「(笑)」だというのだから、これは種明かしのようなもので、笑いによって語られていくことこそがおそらく重要ということにもなるだろう。仲間内のふざけたノリをそのまま誌面に出す、そういった部分も含めて表現される必然性がじつはあるはずで、現在の目で読むと予見的に見える部分だけを抜き出しても論理と衝突するのではないだろうか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」では、石田ゆり子の演技に惹き込まれた。松山ケンイチもとてもよく、俳優陣の魅力がそれぞれあふれ出ている。今までの朝ドラを多く観ているわけではまったくないが、1週目からこんなに面白いことってあるんだろうか。

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2024年4月4日木曜日

4月4日木曜日/「たけし杯」は配信で

◇ テレビ・雑誌

 早朝から数時間眠り、ブログを更新したいが、あたまがまるでまわらない。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ていて、伊藤沙莉のお兄さんの役の俳優の芝居が気になり、検索してみると、上川周作というこの俳優は大人計画の所属なんだ。知らなかった。その妻の役もどこかで観たことのある女優だと思ったが、「全裸監督」の森田望智だ。

 新番組「#バズ英語」は、「太田光のつぶやき英語」がリニューアルし、放送日も火曜日に移動した。ゲストは CRAZY COCO が再登場。紹介されていたリンダ・ドンという海外のインフルエンサーの動画は、まるっきり日本のお笑いのようなセンスだと思った。

 これも新番組「ダウ☆ツーマン」は、ダウ90000 が音楽フェスを開催することを目指す番組らしい。出演者は蓮見翔とテレビ朝日の大西洋平アナだけになってしまったが、しかし、ダウのメンバーもたまには登場するのかな。初回ゲストは Chilli Beans。ひと組のゲストが何週かにまたいで放送されるようだ。

 今日の「徹子の部屋」は狩人がゲスト。22年前、デビュー当時に出演したときの映像が流され、そのとき、ふたりは 21歳と17歳。ずいぶん若くしてデビューしたんだな。弟が岡元あつこと結婚しているというのも知らなかった。スタジオでは歌も披露する。サイモン&ガーファンクルから、アリスのものまねで「チャンピオン」を歌うのだが、五木ひろし、森進一、近藤真彦、田原俊彦、細川たかし、野口五郎のものまねも入り、ネタが完全にできあがっている。ライブでよくやってるんだろうなあ。徹子さんのおねだりで、最後に「あずさ2号」も歌った。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」に岡部たかしが登場していた。岩谷健司とユニットを組んでいたことは知っていたが、その経歴が謎だった。岡部たかしは東京乾電池に所属していたが、3年で退団し、九十九一のもとに集まるようになったという。そこで思い出したが、かつて、九十九一は「沙羅ばじゃ」というグループで「爆笑オンエアバトル」に出たことがあって、オフエアだったのだが、もしかすると、岡部たかしもそのなかにいたのだろうか。時期的には符合する。岩谷健司とはそこで出会ったのか、そのころという意味なのか、岩谷と「一緒にネタを考えてはホテルのイベントやお笑いイベントに参加していました。」 そこから村松利史との関係につながっていくんだな。

 「FRIDAY」には中田カウスのインタビュー。ネットニュースにも出ていたが、松本問題だけでなく、大崎洋について語っている部分のほうが重い。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。曇り空。鶴ヶ峰に出て、まず、昼食。すき家に入り、牛カルビ焼肉丼を食べた。680円。そして、今週二度目の旭区役所を訪れ、受理番号を提出し、マイナンバーカードの再発行の手続きを無事に完了させた。

◇ ラジオ

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、火曜に放送された「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。冒頭からいきなり、お見送り芸人しんいちの話が始まる。しんいちと会ったあとに高田先生に会うことがあった太田が、月曜の「ビバリー」に出ることを覚えていたから、しんいちがしゃべっていた悪口を高田先生に教えたら、それが月曜の「ビバリー」で高田先生から突っ込まれるという流れになった。田中からは、日本プロ麻雀連盟の感謝祭に出たら、たけし、談春、加賀まりこらがいたという話。太田からもたけしに会った話。太田は毎年、たけしに誕生日プレゼントを渡してるんだ。そして、貴明に会った話も改めて語られる。「タイタンライブ」のオファーは本当に受けるのだろうか。話は高田先生と会ったときの会話に戻る。「不適切にもほどがある!」は考察ブームを馬鹿にしているのが痛快だったという太田。そう、まさにあのドラマは、ややこしい問題をミュージカルで乗りきってしまうところがよかったのだ。オープニングの最後には、尼神インターを解散したばかりの渚が通りがかって出演した。

 聴きそびれていた先週木曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、この日はナイツが春休み、清水ミチコ、黒沢かずこ、高田先生というメンバーの放送。これについても「カーボーイ」で触れられていた。先週金曜の「ビバリー」は、オープニングのあとに「お笑い有楽城」で優勝したTCクラクションが登場。12時台ゲストはトム・ブラウン。高田先生とトム・ブラウンというこれも珍しい顔合わせ。

◇ 配信

 YouTube で配信された「ビートたけし杯「お笑い日本一」」をようやく観る。2月9日に開催され、その配信が先月にはされていたのだが、なかなか観る時間が作れなかった。今回で6回目となるこの大会、コロナ禍での開催は無観客、配信のみという回もあったが、それ以外は会場で観ていて、配信であとから観るというのは初めてだ。チケットをうっかりとりそこねて悔しくはあったのだが、しかし、いつも配信があることはわかっていたから安心もしていた。まずは司会の〆さばアタルとアル北郷が登場。実行委員長の渡邉寧久のあいさつがあり、それから出場者たちが登場、くじ引きにより、順番が決まる。出場者は、キャメル、センチネル、ヤーレンズ、マイアミバスケットボールクラブ、ぴろしき、ちゃんぴおんず、ルミ子、ジグザグジギーという8組。そして、審査員の紹介、ナイツと高田先生が登場。名誉顧問、たけしが呼ばれるときよしが登場、そのあとからたけしが登場し、オープニングからさっそく、東洋館にツービートが並んだ。このあたりはネットニュースにもなっていた。編集でカットされる部分もあるかと思っていたら、出せない発言は音消しで処理していた。先にこれだけ盛りあがってしまったら、出場者たちはなかなかきついだろう。

 1組目はキャメル。紙芝居のコント。2組目はセンチネル。センチネルは去年も出場し、コントをやっていたが、今年は漫才で挑戦した。センチネルが登場するとセンターマイクがまだないというお粗末な運営だ。ひとりはウガンダとのハーフというコンビだが、漫才になるとハーフをあまりネタにしない。それはいいのだけど、凡庸な漫才になってしまうんだな。3組目はヤーレンズ。すでに結果はわかっていて、ヤーレンズが優勝した。ヤーレンズも去年も出場していて、去年は女役をやる漫才をたけしに好みではないと言われていた。今年は歯医者のネタをやっていて、さすが、笑いの量が尻あがりに増えていく。4組目はマイアミバスケットボールクラブ。それぞれ、それなりに芸歴がある3人が組んだトリオ漫才。ものまね芸人の名前を出して実際にいるかいないかを当てるクイズのネタをやったが、気迫は感じるものの、急造トリオの域を脱しない据わりの悪さがある。4組が終わったところでインターバルとなり、審査員にコメントを訊く。高田「なんかぽかーんとしちゃった。」「これから優勝候補が出ると思います。」 たけし「こういう寄席はどっかんどっかんウケるもんだと思ったんだけど、くすくす笑いが多いねえ。要するに、つまんねえんじゃねえの?」「たぶん、技術が上になったけど、くだらなさがなくなったのかなあ? なんか、くだらねえほうがいいんだけど。(笑)」「やたら上手いんだよね。上手いんだけど、本質的に馬鹿馬鹿しさがないっていうのが、なんかね…。まあ、いいけど。」 後半、5組目はぴろしき。アレクサならぬ「アレクさん」のコント。6組目はちゃんぴおんず。もし結果を知らずに観ていたら、この流れでは、ちゃんぴおんずのくだらなさが有利に感じられたかもしれない。7組目はルミ子。お母さんがラウンドガールの仕事に行くコント。これは笑いが起きている感じがした。最後、8組目はジグザグジギーだが、なんと、「ジグザグジギーのネタは、ご都合によりご覧いただけません。」というテロップが出た。なにか楽曲でも使ったかな。8組が終わり、全員が舞台に再登場する。審査を待つ時間が少しあったあと、審査員たちも再登場した。たけし「ほんとのこと言うと、全員、みんなほんとの実力よりは、全員、あの、なんだろうな、失敗してるっていうか、思ったより全員ウケてないなあっていう」「われわれにとっては客前は、もっとどっかんどっかんウケなきゃおかしいんだけど、これ、時間が4分でちょっと詰めちゃって、焦りも見えるし、お客さんも笑っていくというのが盛りあがってこないんで、これからはもうちょっと長くしようかな。」 結果が発表され、ヤーレンズの優勝は審査員全員一致だったようだ。たけし「しかし、この番組で優勝してもたいして売れねえな、みんな。どうなってんだよ。やっぱり吉本のせいだな。」 賞状を読みあげ、最後に「名誉顧問 松本人志」と大オチ。ヤーレンズに賞状を渡し、「お前らもあの「M-1」とかけっこういいとこいってんだけど、あれだなあ、吉本入ってたら優勝してんのか? だけどお前、あそこで優勝しても金になんねえからな。あの、ほんとに、独立して、争って、カネちゃんともらったほうがいいよ、芸人だからね。ただやっぱ、ちょっとな、ネタの詰めかたがな、時間的なあれかな、ちょっと詰めてんだよな。こっちも、ちゃんぴおんずってのも、俺がいちばん嫌いなネタだけど。(笑)六本木のスナックで田舎もんがよくやるやつなんだよ。ああいうのは大嫌いなんだよ。(笑)俺、思いっきり殴りたくなんだけど。」 塙さんが「たけしさんにちょんとすなよ!」とそそのかす。ラウンドガールのかっこうをしているルミ子を、たけし「酔ったら××××(笑)」「松本人志に対抗したら困るよな。これ、どんな話題になるのかな。」「そいで、千五百円ぐらいやって、「たけし松本越える」ってのは(笑)」 最後にたけしのあいさつ。「やっぱり、お笑いというのはどうもね、関西弁の威力がすごくて、関東はちょっと、ずーっと、まあ、われわれの時代から押されてるんですけど、みんなもがんばって、大阪が本場なんていうことを言わせないように。やっぱ、関東芸人は関東らしく、粋な、落語かなんかいえば、関東の芸人ていうのは素晴らしいと思うし、漫才もコントもやっぱり、関東の人間が、結局は勝つというふうにがんばっていただきたいと思ってます。」


 深夜、1時間ぐらいで目が覚めてしまい、トイレに行こうとして、立ちあがったらふらふらとよろけて、本の山にぶつかり、大雪崩を起こしてしまった。情けない。すぐに眠りなおすつもりだったが、これでは眠る場所がないから、ラジオを聴きながら本を積みなおした。いったい何時に眠りなおせたんだったか。

2024年4月3日水曜日

4月3日水曜日/漫才協会の映画

◇ 本厚木

 朝早くに出発。雨の予報なので、傘をもっていく。海老名から小田急線に乗り換え、本厚木まで。アミューあつぎ、あつぎのえいがかんKiki にて、「漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々」をようやく観る。いざ観ようとすると、厚木の劇場のこんな朝早い時間にしか上映されていなかった。9時50分の回。2列目の席に座る。この劇場で映画を観たことはあったかどうか、ここはスクリーンと客席のあいだにステージがあり、オープン間もないころにトークイベントをこの建物で観ているのだが、それがこの劇場だったのか記憶がはっきりしない。さて、映画だけれども、想像以上に漫才協会のPR映画の域を出ないもので、ちょっとこれは、小泉今日子を巻き込むようなクオリティではないんじゃないか。しかし、被写体となっている芸人たちには興味がある。大空遊平、はまこ・テラこ、ホームラン、カントリーズ、高峰コダマといった顔ぶれにスポットを当ててみせているのだが、いずれも哀愁ばかりが強調されるようで、もうちょっと笑える場面をなぜ作らないのだろうとは思った。われわれ演芸ファンには知られる面々だが、それぞれ面白い芸人であることをこの映画のなかできちんと知らせてもらいたかった。塙さんが監督では距離が近すぎるのだろう。まるで、ホームビデオを観せられているような映画だ。


 映画のあとは下階のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。外に出ると小雨が降っていた。ランチにはちょうどいい時間。七福という店に入り、若鶏のガリマヨ焼き定食を食べた。900円。ベローチェに入り、ひと休み。しばらくラジオを聴き、それから読書。インスタとスレッズに投稿する。

 ブックオフに寄りながら帰ろうと考え、本厚木から町田に移動し、今日2店目のブックオフに。220円の文庫本を3冊、単行本を2冊、390円の単行本を2冊買う。町田から鶴間に移動し、今日3店目のブックオフ。110円の文庫本を1冊、220円の新書を1冊買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・小島慶子)を観る。昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、フィリピンのフェスに出演する舞台裏。スタッフがついていく予算がなく、本人たちが撮影した映像で構成されたドキュメンタリーになっていた。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」はまず、「心霊スポット 幽霊が出てくるより怒った管理人が出てくる方が怖い説」。仕掛けられるのはデニスのふたり。デニスが YouTube で心霊番組をやってるなんてことも初めて知った。ここに登場した管理人役の俳優の芝居がとてもうまい。名前をクレジットしてもらいたいよな。後半は「雪山で窓の外に頭からロウを被った人が立っていたら凍死体かと思っちゃう説」。奥村うどん、はっしーはっぴー、カカロニ栗谷がだまされた。

 続けて、今夜の「あちこちオードリー」はグレープカンパニーの3組、永野、お見送り芸人しんいち、ティモンディがゲスト。永野には自意識を自意識でもって制するようなところがあるから面白い。若林がスポーツ選手になりたかったというのは知らなかったな。ファンには常識なんだろうか。

 タイムフリーで、月曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台ゲストがお見送り芸人しんいちだった。高田先生が意外としんいちのことを気に入ってるんだ。しんいちのトークをたっぷり聴くこともなかなかなかったが、会話にすかさず挟む補足の言葉がとても細やかだ。こんなに話術のしっかりしたひとだとはテレビだけではわからなかった。

 先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、ナイツが春休みのため、志らく師匠が代打を務めた。同日の「ビバリー昼ズ」のエンディング、昇太師匠とのやりとりから聴いた。パートナーの安藤なつとは志らく師匠は初共演。オープニングでは、二階堂ふみの父役として出ていたドラマの打ち上げの話、その流れで、演技をいじった伯山についても語る。そのあとには、ゲストの虹の黄昏が登場。意外なほど、志らく師匠は虹の黄昏に好反応を示し、「かまぼこ体育館」という芸名はイリュージョンだとまで言っていた。

2024年4月2日火曜日

4月2日火曜日/眼がしゃきっとする

◇ 新橋

 早朝に目覚め、ラジオをつけると、東北で大きな地震があったようだ。津波の心配はないようだが、震度5とは大きい。もう少し眠り、朝早くから都内に。やや肌寒く、服装が難しいが、Tシャツの上にジャンパーを着ていく。ひどい寝不足。新橋に用があり、まず、ニュー新橋ビルのスギ薬局に寄り、メガシャキと一本満足バーを買って食べた。メガシャキというのを初めて飲んでみたが、本当に眼がしゃきっとする。昼食は弁当。帰りは夜になる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。まずは今朝の「虎に翼」を。女中さんの役、知ってるような顔なんだけど誰だったかなと思いながら観ていたら、田中真弓だと思い出した。声はもちろんよく知っているが、本人の演技は初めて観る気がする。今日の「徹子の部屋」はバンドネオン奏者の三浦一馬がゲスト。「さんま御殿」は「友達すぐ作れる人 VS 作れない人」というテーマ。ヤーレンズ、はるかぜに告ぐが初登場、それぞれコンビが反対側の席に座った。そのほか、「作れる人」側には、ヒロミ、浜口京子、シソンヌ長谷川らが、「作れない人」側には、伊沢拓司、鈴木蘭々、竹内由恵、山之内すずらが座っていた。浜口京子がやたら面白い。ヤーレンズ楢原の話はどうも他人事に感じられない。

2024年4月1日月曜日

4月1日月曜日/マイナカード再発行

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ゴミを出しに行きたかったが、外は雨降りだ。予報では雨が降るなんて言ってたかな。少し眠りなおしてから目覚めると、雨は止んでいた。まだ出せる時間だと思い、ゴミを出しに行ってくる。ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。朝からゴミ出し、ブログの更新と、やろうとしていることがきちんとできると気持ちがいい。しかし、あっという間に4月だ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。「ブギウギ」を最終回まで完走したばかりだが、せっかくだから朝ドラの視聴習慣を続けてみようと、今日から始まった「虎に翼」も録画しておいた。「ブギウギ」の軽やかさとはまた違って、落ち着いたトーンの語り口。子役時代がなく、初回から登場した伊藤沙莉のかんろくがもはやすごい。「ブギウギ」に登場した梅丸歌劇団がこちらにも出てくる遊びも気が利いている。

 先週と今週の「おかべろ」は、2週に渡り、シルク、さゆり、末成映薫という吉本の女性3人がゲスト。末成由美はいつの間にか改名してたんだな。吉本新喜劇以前には的場剣友会にいたとう経歴も知らなかった。シルクはもともとは学生時代に学園祭で漫才をやっていて、それがのちの非常階段なのだが、その学園祭に観にきていた構成作家に誘われ、2丁目劇場ができる際のオーディションを受けた。そのときの審査員が大崎洋とダウンタウンのふたりだったという。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。曇り空。昨日よりはやや涼しい。マイナンバーカードの再発行のため、再び、鶴ヶ峰の旭区役所に行く必要があり、その前に、西友の前に証明写真の機械を見つけ、ここで写真を撮っていく。今、証明写真って千円もするのか。区役所にて、案内表示板からマイナンバーカードを担当する窓口を探す。総合受付でなくても、区役所内にはあちこちに職員が立ち、案内していて、窓口の前まで行ってみると、ほかのひとになにかを説明中の中年女性が、こちらが訊きたそうにしているのに気がつき、声をかけてくれた。整理番号の紙をもらい、少し待っているとすぐに順番がまわってくる。窓口には初老のおじさん。今日はひとまず確認というつもりでいたのだが、ホームページに書いてあったとおり、警察の受理番号が必要という説明をされる。マイナンバーカードを紛失したのは年末に財布の盗難に遭ったからだが、そのときに警察にはきてもらったものの、受理番号なんてものをもらっていなかったからどうしていいかわからなかった。しかし、どこの交番でももらえるということをここで初めて教わった。必要なものは受理番号と本人確認書類。なにしろ、身分証をなくしたのに本人確認書類が必要というのが難題だったのだが、これも確認し、保険証と診察券があれば大丈夫とわかる。わざわざ証明写真を撮ってきてしまったが、写真はここで撮ってもらえたようだ。先に教えてほしかった。でも、ここの職員さんに撮ってもらう写真よりかは証明写真のほうがいい写真かもしれない。再発行まではどのくらいかかるのかも訊いたら、1ヶ月か、3週間ぐらいとのこと。あとは改めて出なおすということになる。

 受理番号をもらえるかと、区役所を出てすぐの交番にさっそく寄ってみるが、警官は見当たらず、留守にしていた。駅のほうに戻り、松屋に入り、キムカル丼を食べた。590円。そのあとはブックオフに足を延ばし、220円の文庫本を1冊だけ買っていく。

 受理番号は今日中に片づけてしまったほうがいいなと思い、旭警察署に行ってみるかと思い立つ。鶴ヶ峰から旭警察署まで歩き、到着すると、1階入り口すぐのところに体格のいい若い男の警官が立っていた。彼に訊いてみると、1階奥の会計課を案内される。会計課といっても別に窓口があるわけでもなく、廊下に長机が並べられていて、そこで手続きの書類に記入するのだ。財布を紛失した日時、場所、なにを紛失したかを書いていく。係のおばさん警官に紛失した内容を細かく訊かれるが、しかし、年末の出来事だからもうモノが出てくることを期待しているわけではないし、私は受理番号がほしいだけのものですということを説明した。少し待たされただけで、受理番号が書かれた用紙をついにもらえた。番号は27番。受理番号なるものがたった2桁の番号だとは意外に感じたが、今日の日付の件数ということなんだろうか。

◇ ラジオ・テレビ

 二俣川駅まで歩き、ドトールに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日から始まった「伊集院光のちょいタネ」をさっそく聴いた。パートナーは前島花音。テーマは「お昼前の11時20分、いつも何してる?」。わずか10分の番組。あっという間に聴き終わるが、密度は今までと変わらない。もうひとつ、先週月曜の永野が代打を務めた「ザ・ラジオショー」も聴く。ラジオを聴きながら少し眠る。ひどい眠気。首から上の血行が恐ろしく悪い気がする。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた「週刊ダウ通信」を、2月の放送から5週分をまとめて観た。2月26日放送ではハナコ秋山が作ったコントを、3月4日放送では元ゾフィー上田が作ったコントを、ダウ90000 と一緒に演じる企画をやっていた。上田のコントでは、ダウ以外のメンバーも出演し、トーク部分もコントになるという仕掛け。最後は本多スイミングスクールが登場した。3月11日放送「第2の永野オーディション」では、蓮見が園田に本気のダメ出しをする流れになっていく。園田がスランプを脱したらダウはもっと行くといって、そこからすぐに趣旨を変えてみせた永野がさすがだった。3月18日放送、そして、3月25日の最終回には東京03飯塚が登場した。ダウのメンバーが考えたコントの設定を、誰が考えたかを明かさずに飯塚が評していくのが面白かった。いくつかのコントを飯塚は古いとみなす、そこに飯塚のコント観が表れていた。飯塚が修正する必要なしと高く評価したのは吉原の作だった。吉原はほかにも設定をいくつか出していて、いちばんコントの才を見せた。

 ドトールではあんなに朦朧としていたのに、夜に眠ろうとすると眠れない。ポッドキャストを聴きながら眠ろうとしても、ますます眠気が飛んでしまい、これは無理だなとあきらめ、コーヒーを飲みながら少し読書をした。明日は朝から出掛けなければならないのだが、結局、眠れたのは深夜3時半頃だったか。