2022年7月29日金曜日

7月29日金曜日/ブックの日と大谷翔平

◇ テレビ

 早朝からもう少し眠りなおし、それから、録画していた昨夜の「アメトーーク!」を観た。「女性人気ない芸人」というテーマで、霜降り明星、錦鯉、ダイアン、鬼越トマホークが出演。これはすごく笑わされた。霜降りが女性人気がないというのがやや意外だと思いながらも、そう言われてみれば納得もする。人気総選挙の結果も面白く、積極的な女性人気はないまでも、しかし、人気タレントたちだから、さすがに好感はもたれる要素はあるはずだ。わがお笑いファン歴をふり返ってみても、若いころには特に、このような芸人ばかりを好んで追いかけていたような気がする。

◇ ブックの日

 今日も暑いが、午前中から外出する。今日はブックの日だから、ブックオフをまわる決まりになっている。アプリのクーポン以外にも割引きがある鶴ヶ峰と町田は優先的にまわりたいと思い、今までまわったことのないルートだが、まず、鶴ヶ峰に行ってから、大和経由で町田に向かうことにする。すぐに逆方向に戻るのが無駄なような気がしていたが、電車賃もたいして変わらず、暑いから、そう何店もまわれないだろうと思い、少ない店舗にしぼろうという考えだ。

 まず、鶴ヶ峰に降り立ち、すぐにブックオフに向かうつもりだったが、そういえば、大谷翔平ゆかりの神社が鶴ヶ峰にあったことを思い出し、急ぐ用でもなし、ちょっと寄ってみたくなった。何年か前に、そのことを知る前に行ったことがあるから場所はわかっていた。公園の遊歩道を抜け、川をまたいだところにある神社だったはずだが、近づいてみても、大谷翔平に関することはなにひとつ宣伝されておらず、本当にここだったかなと自信がなくなるが、改めて検索してみるとやっぱりここだ。4年前のはまれぽの記事を読むと、たしかに間違いない。大谷翔平の母が鶴ヶ峰の出身なんだそうで、連れられてきていたというのは子どものころの話なんだろうか。この記事中でも、地元のひとにもそのことを知られていないと書いてあるが、未だに知られていないのだろうか。そんな馬鹿なと思いたくなるほど、この街にはなにひとつ浮かれたところがない。




 ブックオフにたどりつくと、ビームせどりの先客が2名もいた。しかし、それなりにいいものは買えた。110円の文庫本を5冊、270円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊。まず、20パーセントオフになり、それから、アプリのクーポンを使い、300円引きになる。

 鶴ヶ峰から、大和経由で鶴間に移動する。すぐにブックオフに向かうつもりだったが、そういえば、「オモウマい店」で紹介されていた店が鶴間にあったことを思い出した。その放送を観たわけではなく、ネットに放送リストを見つけ、そこで知ったのだが、しかし、その店は、グーグルマップで検索してみても、どうやってたどりつけばいいのかわからない。線路沿いにあるようなのだが、そこに通じている通路が地図上にはなく、実際に歩いてみても見つけられない。なのに、その手前にあるビルの前には、その店の看板が確かに出してあり、ランチの案内をしているのだが、その店にはどうやったら行けるのかという案内がその看板にはない。普通に考えれば、そのビルにその店がありそうな感じで看板が出してあるのだが、そのビルを確かめてみてもその店はない。そのビルの奥に、その店はあるはずだ。

 しかし、今日はブックの日であって、その店のために鶴間にきたわけではない。ブックオフに入り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を3冊買っていく。2店まわっただけでもう、荷物がかなり重い。

 鶴間から町田に移動し、ここで昼食にする。町田で食べようとすると、だいたいいつも同じになってしまうが、餃山堂に入り、ビーフカレーを食べた。トッピングに揚げ餃子を乗せ、630円。仲見世を通り抜け、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴き、それからしばらく読書をした。


 夕方になり、ブックオフに向かう。上階からじっくりとまわり、110円の文庫を9冊、新書を1冊、コミックを1冊、220円の単行本を4冊。それから、山下達郎の「BRUTUS」も見つけたのでついでに買っていく。300円引きのほか、10パーセントオフにもなったはずだが、レシートをろくに確認しなかったから、わからなくなってしまった。今日は3店しかまわらなかったが、なかなかいいものは買えた。暑い日はこんなものだ。町田駅の東口のほうから帰ろうとすると、駅前の広場で音楽のイベントをやっていた。外国人のパーカッショニストが演奏していた。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。篠原ともえがゲスト。ずっと歳下のような気がしていたが、43歳だというのでそんなに変わらないんだ。年齢差の感覚は、この歳になると、若いころとはずいぶん変わるものだ。電気グルーヴのファンだったから、篠原ともえはデビューのときからずっとよく観ていた。タイムフリーで、ヒコロヒーの「CURIOCITY」を先週分と今日の放送をまとめて聴くと、こちらも篠原ともえがゲスト。ラジオを聴きながら眠ってしまう。友近の「シン・ラジオ」もずっと連続して聴いていたが、先週の放送はついに最後までは聴ききれなかった。

2022年7月28日木曜日

7月28日木曜日/論破という芸

◇ ブログ・テレビ・ラジオ・雑誌・読書・配信ドラマ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、事実関係があいまいではまずいと思い、その確認にやたらと時間を食うはめになった。6月4日の日記をずいぶん遅れて書いているのだが、結局、YouTube にその動画があがっているから、それと照らし合わせないわけにはいかない。日記だから、主観でいいとは思うものの、遅れて書いているせいで、そのときにはわかっていたはずの客観的事実も忘れてしまっていることがある。そのときにメモっておかないから馬鹿な手間をかけている。

 録画していたテレビ番組をいくつか。まずは、昨夜の「水曜日のダウンタウン」から観ていく。「お見送り芸人しんいちのR-1トロフィーもう誰も笑ってない説」では、ZAZYが仕掛け人となり、トロフィーの精巧なレプリカとすり換え、それを破壊するドッキリを決行する。これはとても手が込んでいて面白かった。ドッキリには笑えるものと笑えないものがあり、これは笑えてこれは笑えないというふうにあらかじめ区分けすることはなかなか難しいのだが、これは明確に嘘だから安心して笑えたというところか。

 「あちこちオードリー」は、品川庄司とみなみかわがゲスト。これはいい組み合わせだと思った。ともに問題児であり、紆余曲折あったひとの話は面白い。前のめりになって観てしまった。「紙とさまぁ~ず」は、木梨憲武がゲスト。ここでの回答を見ると、きわめて普通人という感じがする。それとも、変わった部分を見せようとしない気質と捉えるべきか。観そびれていた「イワクラと吉住の番組」は、先週、先々週と、2週にまたぎ、大久保佳代子がゲストだった。これもかなり面白い話をしていたような気がする。

 録画したままでずっと観そびれていた「マッドマックスTV」にもようやく手をつける。どうやら、月イチで放送されている番組で、5月から気がついて録画していたが、ウィキペディアにあたると、2年も前に始まっていた番組だった。なぜ今まで目に入らななかったのだろう。Abema と連動もしているようで、放送の形式がよくわからない。司会はニューヨークとさらば青春の光・森田。この司会陣になったのは昨年10月からのようだ。ひろゆきのディベート対決というのがメインの企画になっていて、5月の回では、福田麻貴(3時のヒロイン)、北村晴男弁護士、泉谷しげるとディベートをする。ひろゆきという存在の理解として、この使いかたはひとつの見識かもしれない。ひろゆきの「論破」というのはただの芸であり、逆に、芸としてはなかなかのもので、だから、テレビという見世物小屋のなかではハマるのだということをつねづね思っていたのだが、こういう番組を今まで認識していなかったとは不覚だ。この番組では呂布カルマとも対決したようだが、ひろゆきの論破芸は、フリースタイルバトルと同じものなのである。6月、7月の回も録画してあるが、これは順に観ていこう。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、ナイツが夏休みになり、清水ミチコと黒沢かずこという組み合わせの放送になった。タイムフリーで、昨日水曜の放送も聴くと、こちらはお見送り芸人しんいちがゲストだった。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「FRIDAY」に、水道橋博士の「参院選奮闘記」という記事があり、誰が書いてるのかといえば、選対スタッフも務めていた細田昌志によるレポートだ。B’zのコンサート会場で行った写真撮影会というのは、ツイッターで知った印象とはまるで違うのだが、どちらを信用すればいいのだろうか。「週刊文春」の「私の読書日記」は、今週は橋本愛の担当回だった。藤原正彦「国家の品格」を今ごろ読んだようで、この連載はなかなか目が離せない。

 またテレビに戻り、録画中の「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまう。今日は追悼特集。柳生博、葛城ユキ、宝田明、藤子不二雄A、カルロス・マリン、梅沢武生の過去の出演回の映像が流れた。

 そのあと、1時間ぐらい昼寝してから外出する。なんの用があるわけでもないが、部屋にいてもつまらない。駅前まで出て、日高屋に入り、和風つけ麺と餃子を食べた。800円。それから、ドトールに入り、しばらく読書していく。村上春樹「回転木馬のデッド・ヒート」を読み終えた。2004年新装版、講談社文庫。単行本は1985年刊。世の中の村上春樹ファンのことはよく知らないが、代表作として挙がるような長編は自分はまったく読んでおらず、エッセイから好きになり、今は、短編を見つけたら、見つけた順に読んでいこうと思っている。見つけたらというのは、ブックオフの110円の棚で見つけたらという意味だ。

 夜に帰宅し、ラジオをつけると、ニッポン放送の野球特番に、伊集院光、松村邦洋、カンニング竹山、U字工事益子という豪華メンバーが出演していた。しかし、3時間のこの番組をずるずると聴いているわけにはいかない。ツイッターからニュースを見ると、東京都の新規感染者数はついに4万人になった。

 朝から手をつけていたブログの更新は、夜までかかることになった。いったん眠り、深夜に起きあがる。部屋が暑い。

 アマゾンプライムで、「私立探偵濱マイク」の続きを観る。第2話の監督は前田良輔というひとだが、このひとだけ、ウィキペディアに項目がなく、どういう経歴のひとかわからないのだが、しかし、改めて観て、この第2話はとても面白かった。放送は2002年だが、90年代の空気を濃厚に感じるのだ。UAを主演にして、木村充揮、伊武雅刀、秋山道男、財津一郎というキャストを登場させる。このキャスティングの感覚が90年代っぽい。(90年代から見た 80年代ネタという距離感も。)スネークマンショーのネタがあったが、これは放送時には気がつけなかったかもしれない。「Super Special Thanks」として、桑原茂一の名もクレジットされていた。磯村屋が出てきたりなど、横浜のいい風景がずいぶん収められている。すぱっと終わるラストもいい。

2022年7月27日水曜日

7月27日水曜日/夏バテ・神保町

◇ 水道橋・神保町

 朝、のどのかゆみがひどく、鼻水も止まらず、また風邪薬を飲んでおく。いよいよ、夏バテか。今日も朝から都内に。水道橋のほうに行く用があり、期せずして、昔のバイト先があった建物に、十数年ぶりに入ることになった。昼は神保町に移動し、ボーイズに入り、しょうが焼きを食べた。850円。それから、いったん、両国のほうまで行くことになり、夕方にはまた神保町まで戻ってきた。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べる。三崎町のベローチェに入り、ひと休み。神保町は一昨日も寄ったばかりだから、今日は通りすぎるだけにした。しかし、19時近くなると、シャッターを閉めてしまう店がずいぶん多いのだな。


 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・水野真紀)を観て、音楽を聴きながら、23時前には眠ってしまう。

2022年7月26日火曜日

7月26日火曜日/店内で待つ



◇ 竹橋・神田錦町

 雨降り。今日も朝から都内に。竹橋から神田錦町のほうに歩いていくと、学習院開校の地という碑が立っているのが目に留まる。今はあとかたもない。都内を歩いていると、いろんな碑があちこちに立っているものだ。昼は大手町に移動し、ガード下のとら八という店に入るが、まだ開店前だった。確かめずに入ってしまったが、しかし、あと数分で開店するので、店内で待たせてくれた。煮込み豆腐定食を食べる。780円。それから、新大手町ビルのドトールに入り、ひと休み。夕方にまた神田錦町のほうに戻るが、そのころには雨は止んでくれた。腹が痛くなり、竹橋駅から帰る。

◇ 読書・雑誌

 帰りの東横線で、田邊園子「伝説の編集者 坂本一亀とその時代」を読み終えた。2018年刊、河出文庫。親本は2003年刊。坂本龍一の父が河出の編集者だと知ったのは、この親本が出たころだったろうか。著者は部下にあたる女性。これは戦後文学史であり、文芸誌というものがどのようにできあがっていったかというところも関心事である。面白くて、すいすい読んだ。「坂本一亀が、既成の文芸雑誌に不満を抱いていたのは、事実であった。彼は文壇ジャーナリズムの人間関係ではなく、作品そのものを重視する編集者であった。」

 横浜西口の有隣堂に寄り、雑誌売り場を覗いていくと、「Hanada」の最新号は安倍晋三追悼号だ。ひさしぶりにぱらぱらと立ち読みしてみたら、この追悼号のなかで、高田先生の連載では、先生ひとりで小林のり一さんを追悼していた。爆笑問題の連載では、安倍晋三には触れてもいなかった。「WiLL」の最新号も安倍晋三追悼号で、「Hanada」とともに平積みにされているが、「WiLL」はいつもどおりの赤枠の表紙なのに対し、「Hanada」は黒い表紙にしている。強いていえば、ここが雑誌的感覚の有無だろう。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、おいでやすこががゲスト。昨夜の「アンタウォッチマン」は、男女コンビの特集。VTRには、南海キャンディーズ、相席スタート、蛙亭が登場。スタジオには伊集院光が出演していた。「しゃべくり007」は漫才協会特集。ナイツ、おぼん・こぼん、錦鯉、カミナリ、U字工事が出演した。コント山口君と竹田君が漫才協会に所属していることは、くりぃむしちゅーは知らないのだろう。くりぃむしちゅーと山口君と竹田君の関係に誰か気がついてもらいたかった。23時頃には眠る。

2022年7月25日月曜日

7月25日月曜日/白い虫がいる

◇ 生活

 朝、どうものどに違和感があり、風邪薬を飲んでおく。出かけるしたくをしていると、台所の壁を数ミリ程度の小さい白い虫が何匹も這っているのに気がつき、悲鳴が出そうになった。壁も白いから、よく見ないとわからなかった。虫に関する知識はないが、これはウジ虫ではないのか。とりあえず、台所洗剤だとか、消毒液だとか、そこらへんにあるものを吹きつけて流してしまったが、殺虫剤でないとだめなんじゃないだろうか。やがてまた、排水溝の奥底からよみがえってくるということにならないか。

 今日も朝から都内に。白い虫のせいで、家を出るのが少し遅れた。おまけに、メルカリにコメントがあったから、それの返信に気をとられていたら、電車の乗り換えを間違えてしまった。急行に乗らなければならなかったのに、知らないうちに各停に乗っていた。目的地は東京駅だが、どれに乗ったらこの遅れをとりもどせるものか。そのあとはなにをどうやって東京駅にたどりついたのか。昼食は大手町のなか卯に入り、鶏唐丼とはいからうどんセットを食べた。680円。美味しいから、2日連続で食べた。

◇ 神保町

 夕方頃には新御茶ノ水のほうまで移動することになり、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。土曜に開催された「オール日芸寄席」の話をしていて、高田先生と太田がいろんなことをしゃべったようで、もともと買うのをあきらめていたチケットなのに、先生の話を聴いて、観逃したのが今さら悔しくなった。チケット発売時には、こんなにトピックスが豊富になるとは思わない。

 神保町まで足を延ばし、すずらん通りの東京堂書店、それから、交差点に向かって歩いていくと、知らない本屋があったので入ってみた。貸し棚の共同書店だ。作家や評論家の棚がほとんどだが、古本市で知っているひとの棚もあった。月額5500円で利益なんか出るのかいな。店内をひととおり眺め、外に出てから店名を確認して気がついたが、「ALL REVIEWS」がプロデュースする店なのだ。そういう店がオープンするというようなネットニュースは目にしたことがあったが、すっかり忘れていた。この通りはしょっちゅう歩いているし、隣りの虔十書林にはよく立ち寄っているのに、今まで気がつかなかったのはどういうわけだろう。いつもは交差点側から東京堂に向かうことが多いが、手前に、赤と青のぐるぐるまわるポールが立っていて、もしかすると、ずっと床屋だと思っていたのかもしれない。



 そのあとは、靖国通りを九段下方面に歩いていくが、こう蒸し暑くては、古本屋をじっくり覗いていく気にもならない。神保町から半蔵門線に乗り、渋谷からは座って帰りたいと思い、各停をわざわざ待ったが、混んでいて、自由が丘まで座れなかった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・坂本冬美)、それから、昨日の「おかべろ」(ゲスト・井上咲楽)と「ボクらの時代」(オードリー春日、パンサー尾形、あばれる君)。「ガキの使い」は、ココリコ田中がジョーカーに扮する「TANAKER」の第2弾。衝撃的に狂気じみていた初回と比べると、演出がなんだかちょっとゆるくなってしまった。スタッフも笑いをこらえてもらいたかった。

 昨日の「週刊さんまとマツコ」は、鬼越トマホークが、人気芸人の居住地裏事情を解説するという企画。進行役はノブコブ吉村が務める。今、中野からは芸人が消えているんだそうで、「たけし軍団がいる」「夜な夜な松村邦洋が徘徊」というその理由に笑った。金ちゃん「たけし軍団さんてほんとにいいひとで、頼りがいのある軍団のかたなんですけど、よーく見ると目の奥が笑ってないんですよ。」「水道橋博士さんとかも朝の7時ぐらいに絶対散歩してるんですよ。会うと政治の話をされるんで。」 高円寺にはいわゆる「クズ芸人」が多く住んでいるが、彼らは阿佐ヶ谷には立ち入らないという。その理由は「阿佐ヶ谷という街は太田光代がすべて支配している。」 さんまの住まいの変遷について語られていたのも興味深く、初めて東京に住んだ小岩時代、そして、「ひょうきん族」で売れてからは参宮橋に住んでいたという。現在のさんまは千代田区に住んでいるようだ。


 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題カーボーイ」もようやく聴いた。大学生のころ、当時、統一教会の問題が表面化する以前に、「朝日ジャーナル」を読んでいた太田は、じつは統一教会だとわかっていた団体の勧誘をからかいに通っていた。そこで観せられたビデオのちゃちな作りに、これを信じるひとがいるというのは、よっぽど映画を観ていないか、文学も知らないかだろうと、当時の太田は思ったという。それから、昨年の衆院選の特番の最中に速報が飛び込んできた京王線の事件から、「ジョーカー」の話になっていく。笑うことを病気にして、理由付けをしたことの違和感、そして、「キング・オブ・コメディ」「タクシードライバー」の理不尽な結末について語られていく。「タクシードライバー」は、もちろんそうは言わなかったが、改めてあらすじを語られると安倍晋三銃撃事件を思わせるものだ。太田「作品に罪はないってよく言うけど、俺は嘘だと思ってる。こんなのねえ、罪はありますよ。だけど、だからこそ、われわれは感銘を受けるんです。罪があるけど、それで救われちゃうから、困ってるんですよ!」 オープニングのトークは50分続いた。

2022年7月24日日曜日

7月24日日曜日/読み心地のいい本


◇ 東京・日本橋

 今日は昼から都内に。東京駅から八重洲地下街を抜け、日本橋に出る。日本橋の小諸そばで食べようと思っていたが、行ってみると休みだった。日曜だと、こういうことがある。改めて店を探すとなると時間がかかると思ったが、近くになか卯を見つけ、ここでさっさと食べてしまうことにした。鶏唐丼とはいからうどんのセット。680円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。そのあとの予定が大幅に縮まり、今日はずいぶん時間に余裕ができた。

◇ 読書

 横浜に戻る東海道線で、細野晴臣「HOSONO百景」を読み終えた。2017年刊、河出文庫。親本は2014年刊。「TRANSIT」の連載をまとめたもので、旅のエピソードとディスクガイドのような内容になっている。それに加えて、「PAPERSKY」というこれも旅の雑誌だが、その雑誌の連載も収録されていて、その構成を手がけているのは川勝正幸だ。じつに読み心地のいい本というか、ここ最近は政治的な本をけっこう読んでいたが、それらと並行し、この本を少しずつ読むことで精神のバランスを保っていたようなところがある。ここで紹介されている音楽は Spotify で探し、Kitty,Daisy & Lewis なんかはよく聴いていた。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワイドナショー」を観ると、今週は松本が出演のほか、渋谷凪咲、西川貴教、そして、呂布カルマが初登場。松本は、自分で用意してきた「キリトリ記事禁止」という手書きのプレートを自分の前に置いた。奇しくも、先週の「東京ポッド許可局」が「切り取り論」であり、切り取りを肯定的に語る回だった。しかし、今週はおおむね芸能ニュースばかり。独立リーグに入団した話題で、ティモンディがスタジオに出演。そのあとには、「ABCお笑いグランプリ」優勝のカベポスターも登場した。TKO木本のトラブルも笑いにできる範疇であり、大阪万博の話題も少しあったが、こういう回だからこそ「キリトリ記事禁止」を出せるタイミングだったのだろう。松本の出演が隔週というのはもとから決まっていることだが、安倍晋三銃撃事件についてはうまい具合にすり抜けていて、なにも発言していない。

 今日の「笑点」の演芸コーナーは、マジシャンGOと小遊三のコラボ。マジシャンGOというひとをまったく知らなかったが、「月曜から夜ふかし」で話題のマジシャンなんだそうだ。大喜利の助っ人には、柳家わさびが登場した。

 テレビを観ていたら息苦しい症状があり、テレビは中断し、音楽を聴きながら眠ることにする。これも細野晴臣の本で紹介されていた、喜納昌吉&チャンプルーズをひさしぶりに聴きたくなった。CDももっているが、そういえば何年も聴いていなかったと思い出した。5時間ぐらい眠り、深夜に起きあがる。そのあとは記憶がない。


2022年7月23日土曜日

7月23日土曜日/知らないうちにアマゾンに金を盗られ続けるほど馬鹿な損害はない

◇ ラジオ・テレビ

 今日はなにも予定なし。午前中にまず、ブログの更新をひとつ。9時からはラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴き始めると、冒頭、いつもどおりに漫才からスタートした。コロナで休んでいた土屋さん、もう復帰なんだ。今日は生放送ではなく、昨日金曜に収録したものだった。「常連さん」は談笑師匠が昨年10月以来の出演。ティモンディ高岸が独立リーグ入団の話題から、志ら門さんの話をする。トミー・ジョン手術を受けているというのはやはり驚かせるエピソードだ。しかし、やっぱり、この番組では統一教会のニュースは扱わないか。11時台は、ふかわりょうがゲスト。

 録画していたテレビ番組も片っぱしから観ていく。昨夜の「タモリ俱楽部」は「TCTコレクション」という企画。トライアングル(T)、カスタネット(C)、タンバリン(T)の奏者が出演し、これら小物楽器の特集をする。シソンヌ長谷川が進行役を務め、ほか、ギタリストの Rei というひとが出演した。「ネタパレ」を観ると、メトロンズが出演し、「テアトロコント」で観た、あたまがよくなる水のコントをやっていた。ゆりやんのマグロ解体ショーのコントにも笑う。

 今朝の「ワルイコあつまれ」は、「子ども記者会見」のコーナーにさかなクンが登場した。子どもたちの質問に対するさかなクンの答えがいちいち明解で、見事だった。丁寧、詳細、具体的で、とても勉強になる。子どもに合わせた子ども相手の答えではまったくないのだ。素晴らしい先生だなと思い、ちょっと感動してしまった。

 そのほか、「キョコロヒー」、「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・二階堂ふみ)、「アンタウォッチマン」(ランジャタイ特集、ザ・マミィ特集)を、それぞれ2週分ずつまとめて観た。仕事でもないのに、ここまで熱心にテレビをチェックしている中年男がほかにどれだけいるだろうか。

◇ マネー

 しばらく使っていなかった楽天銀行の口座に、数ヶ月前に、決済のために入金する必要があったのだが、その残額がまだあるはずだから、ついでに別の支払いのために使おうとしたら、なぜか残額が足りなくなっていた。変だなと思い、銀行口座を確認しようとすると、パスワードを忘れてしまっていて、ログインができなかった。それで、パスワードを再設定するためのハガキを送ってもらっていたのだが、もともと使っていない口座だから、緊急の用もなく、それからまたしばらく放ったらかしにしていた。その数ヶ月前に送ってもらったハガキを今になって確認したのだが、なかなかめんどうな手順を経て、パスワードをようやく再設定し、ログインしてみると、入出金の確認をして驚いた。なんと、アマゾンミュージックから3ヶ月連続で引き落としの履歴がある。アマゾンミュージックなんかまったく利用していないのに、いったいどういう登録状況になっていたらこんなことになるのか。たしかに、過去に利用したことはあるが、登録は解除されていると思っていた。とにかく、利用していないのになぜか登録されているということだから、まず、アマゾンミュージックを確認し、登録を解除する。それから、それだけでは不安だから、使わないクレジットカードの情報も削除した。この削除の方法もたいへんわかりにくく、検索して、そのやりかたをガイドしてくれているサイトを参照しないことには自分ではたどりつけなかった。なんという不親切さだろうか。それにしても、それまでその口座には残額がなかったのに、残額が足りた途端に引き落としが生きるってどういうことなのか。調べている過程で新たにわかったが、支払い情報に問題がある場合は、自動的にほかの支払い情報に切り換わると書いてある。ということは、登録しているクレジットカードは複数あったから、毎月毎月、どれかしらからずっと引き落とされ続けていたというわけか。なんだかもう、知らないうちに引き落とされているものがまだまだあるのではと恐怖に震える。やつらは正式な手続きを経て、ひとの金をどんどん踏んだくっていくのだから、詐欺に遭うほうがまだあきらめがつくじゃないか。まったくろくでもない。しかし、ハガキは4月に届いていたから、ちゃんと確認していれば4月には対処できていたはずなのに、その後、無駄に3ヶ月分の料金を盗られてしまった。こんな馬鹿な損害があるだろうか。

◇ ラジオ・配信ドラマ

 夜はラジオ。ラジオはただだから大好き。FMヨコハマの「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴こうと、その前のイクラさんの番組の終わりごろからつけると、イクラさんが横浜銀蝿の嵐さんの話をしていた。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の配信が始まった。観なおしたくなり、深夜に、さっそく第1話を観てしまう。放送時に、VHSで全話録画保存もしてあるのだが、その後、シネマジャック&ベティを中心に開催された映画祭があり、そのときに、映画版も含め、ドラマ版全話一挙上映を観ている。ツイッターを検索してみると、2013年のことだった。あの映画祭を経験したことで、このドラマへの思い入れはよりいっそう強くなった。放送は 2002年だから、ちょうど20年前にあたる。つまり、うまい具合に、およそ10年間隔で観なおすということになるのか。第1話は緒方明監督。菅野美穂、富田靖子、香川照之らがゲスト出演している。四十代の樋口可南子がきれいだと改めて思った。このときの樋口可南子の年齢を今は追い越してしまった。映画祭上映時には、EGO-WRAPPIN' の主題歌、YOUの次回予告はカットされていたが、この配信にはあるのが嬉しい。アマゾンミュージックなんかとは違い、動画配信のほうはたくさん利用するから、これはじつに安いものだ。余計に金を払ったのだから、有料の動画もなにか観せてもらいたいくらいだ。

 深夜、注文の品がまた見つからず、絶対にあるはずの本なのに見つからない。のんびりドラマなんか観ている場合じゃなかった。こんな馬鹿なことで時間を食ってしまい、本当にいやになる。わが生活には馬鹿なことしか起きない。

2022年7月22日金曜日

7月22日金曜日/黒いレジ袋もある

◇ 麹町・半蔵門・渋谷

 今日も朝から都内に。午前中、外にいるときにぱらぱらと小雨に降られ、すぐ止むだろうと思っていたら、なかなか止まずにけっこう濡れてしまった。昼は麹町。日乃屋カレーに入り、カツカレーの七分盛りを食べた。780円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。ベローチェを出る前にトイレに入りたかったが、トイレが空かず、あきらめて外に探しに出ると、麹町駅の改札外にトイレがあって助かった。改札外にトイレがある駅は助かる。公式にリスト化してもらいたいくらいだ。

 麹町駅から半蔵門駅に裏通りを歩いていくと、れいわ新選組の事務所を発見する。ビルの上階の窓に、ピンクのポスターがたくさん貼ってあったから気がついた。半蔵門から渋谷に出て、まんだらけに寄り、階段の百均から文庫本を2冊買っていく。

 センター街の奥にあるツルハドラッグに寄り、栄養ドリンクとアイスチョコモナカを買って食べた。会計をしようとレジに並んでいると、前に並んでいた男が「レジ袋黒」と言うので、黒いレジ袋もあるんだと初めて気がついた。その男、上下黒の服装をしていたが、よく見ると、靴も黒なら、マスクも黒、腕時計も黒、トートバッグも黒。嘘みたいに全身黒ずくめだった。

 センター街を戻り、地下に入ると、KinKi Kids の広告があり、写真を撮っているファンがあちこちにいた。東横線の各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってくる。西口の有隣堂に寄り、ハチミツ二郎の自伝を少し立ち読みした。目次に浅草キッドの名がなく、それだけでも不自然に思ったが、ぱらぱらと見ていくと、伏字にして語られているエピソードがある。これは浅草キッドのふたりなのだろうか。読んでみると、それらしく思えもするが、早合点かもしれない。そうだとすれば、それをなぜわざわざ伏字にして語るのか。その態度がわからない。

◇ 読書・テレビ

 電車内で、読みかけの本を読み終えられるかと思っていたが、読み終えられず、少し乗り過ごし、読み終えてから戻ってきた。杉田俊介・藤田直哉「百田尚樹をぜんぶ読む」を読んでいた。2020年刊、集英社新書。1975年生まれの杉田俊介と、1983年生まれの藤田直哉が、タイトルのとおり、百田尚樹の著書をぜんぶ読むことにより、百田尚樹という人物を対談形式で論じている。「人志とたけし」を読んだあとに、杉田俊介の本を続けて読んだわけだが、こちらの本はとても面白かった。松本人志もこの方法で論じてくれればよかったのにと思ったが、しかし、自分は百田尚樹を読んだことがないから、もし、変なことが語られていたとしても、そこには気がつけないだろう。この本を読んでいても、藤田直哉に比べると、杉田俊介というひとはどうも鈍い感じがする。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。火曜の「さんま御殿」は「ひとり暮らし満喫女子SP」。あのちゃんがこの番組は初登場だったが、最初の紹介からもう面白かった。「水曜日のダウンタウン」のように、操られていなくてもあのちゃんは面白い。今日放送の「ミュージックステーション」も、KinKi Kids の新曲を観たくて録画しておいた。作曲は山下達郎だ。堂本剛がやけにイヤホンを気にしながら歌っていた。それにしても、今、この番組は、1時間で5組しか出演しないのだな。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、それから眠った。深夜0時前だったか。

2022年7月21日木曜日

7月21日木曜日/花とマクドナルド


◇ 門前仲町・木場

 今日も朝から都内に。昨日と同じく、門前仲町で昼食にするが、手頃な店が見つからず、ぐるぐると歩いてしまい、無駄に時間をかけて、ゆで太郎に決めた。ここのゆで太郎は、もつ次郎というのが併設されていて、こういう店は初めて見た。もつ炒め定食を食べる。680円。正午前だったが、狭い店内は混んでいて、ひとりの店員のおじさんはお客をてきぱきと案内することに専念している。この店員のおじさんが下町的な距離感で、食べ終わったら感想を訊いてきた。美味しかったですと答えるしかない。それから、マクドナルドに入ろうとするが、正午を過ぎてしまい、ここがまた大混雑で、カウンターにたどりつくまでにずいぶん並ばされた。受け取り待ちの番号が表示されている画面を見ていると、受け渡しが終わっても、番号が減らない。表示されるマックス以上の注文があるのだ。モバイルの注文というのもあるのが厄介で、子どもがおつかいで、家族のぶんを大量に買いにきたりしている。こっちはアイスコーヒーのみなのに。読書するつもりでいたのに、その時間も削られてしまう。失敗した。席に着いてみると、ちょうどその席に、花が挿してある小さい花瓶があったが、マクドナルドで置いているのだろうか。こんなマクドナルドは初めてだ。

 夕方は木場のほうまで行くことになり、深川ギャザリアという商業施設に初めて寄った。ここには109シネマズが入っている。外は暑く、汗をかいていたが、建物内に入るときんきんに冷房が効いていて生き返るようだ。どこかでスマホの充電はできないかと検索してみると、カフェ・ド・クリエで充電ができるようだが、充電したいだけなのに、300円台のコーヒーを飲むのはいやだ。フードコートでも充電はできそうになく、あんまり帰りが遅くなるのもいやだし、充電はあきらめることにした。イトーヨーカ堂に寄り、アイスバニラモナカと栄養ドリンクを買って食べた。


◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組を観ようとするが、そういえば、「LOVE LOVE あいしてる」の特番の放送が今日だったのを完全に忘れてしまっていた。吉田拓郎の最後のテレビ出演だったはずだ。録画しておきたかった。「徹子の部屋」(ゲスト・RIKACO)を観て、それから、昨夜の「あちこちオードリー」を観る。こちらはインパルス板倉の「絶望の兆しチェック」という企画。足立梨花、なすなかにし、ZAZYが登場した。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」の「新・家の履歴書」は太田光代社長だった。ぜんぜん知らなかった光代社長の生い立ち。3歳半までは両足にギプスをはめ、病院で暮らしていたそうで、母親のことを母と認識していなかったという。未婚の母と、演歌歌手の叔父と一緒に暮らすようになり、幼いころは家族構成というものがわかっていなかったそうだ。そして、ご高齢のお母さんと同居しているという現在の状況も初めて知るものだった。構成は岸川真。

 「DVD&動画配信でーた」は通巻500号記念特集。過去に連載していた、ラサール石井、みうらじゅん、三留まゆみらのインタビューのほか、「オールタイムBEST500」という企画も楽しい。1位は「ターミネーター2」。批評家の評価が高い映画よりも、人気作がずらりと並ぶ。

 ツイッターから見つけた、ローチケ演劇宣言というサイトにあった、いとうせいこう、大北栄人、ダ・ヴィンチ・恐山の鼎談をとても興味深く読んだ。「「緊張と緩和」に代わる新たな笑いの理論「エラー報酬の発見」を見つけました!」と題した記事で、笑いを語る記事自体に笑いが含まれているところもいい。ダジャレとものまねに着目している部分がとりわけ面白く、ここでは語られていなかったが、本洒落と駄洒落の関係はそのまま、なりきりタイプのものまねと誇張派のものまねの関係にも当てはまるのではないだろうか。しかし、いとうせいこうと大北栄人が、声を出して笑うことよりも、脳が興奮することのほうを上位に置いているのだが、自分の場合はそこが逆で、からだが反応する笑いのほうが好きだ。知識人たちが論じたがる笑いというのはだいたい後者な気がするが、そりゃあ、脳が興奮している人間のほうが論じるだろうよというだけで、からだが反応する笑いを上位に感じる人間は、あんまり理論には向かわないのかもしれないが、けして知的でないわけではあるまい。その点、ダ・ヴィンチ・恐山が着目していることは面白かった。この鼎談はこれが前編で、後編に続くようだ。

 ツイッターからニュースを見ると、東京都の新規感染者数は3万人超えに。ラジオを聴きながら、深夜0時頃に眠る。

2022年7月20日水曜日

7月20日水曜日/ゆたかさん

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、クリックポストのメンテナンスが終わるのを待ってから梱包を片づけ、今日も朝から都内に。電車内で、先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴こうと思っていたのだが、夜のあいだに笑組のゆたかさんからひさしぶりにDMがあり、返信する前に、これは木曜の「ラジオショー」を先に聴いておくべきだろうと思った。木曜は伊集院光がゲスト。ニッポン放送の番組に伊集院が出るとなれば、当然、注目せざるをえないのだが、やはり、「Oh!デカナイト」のパーソナリティになる経緯が語られることになる。ナイツの前だということもあり、ゆたかさんについてもたっぷりと語られていた。伊集院がこんなにゆたかさんの話をしているのを初めて聴いた。ゆたかさん側からの話はたくさん聴いているのだが、伊集院の側からはまた複雑な感情があったのだ。しかし、ゆたかさんのツイッターを見ると、ゆたかさんもこの放送を聴いたようで、また異なる見解がある。それだけの年月が経っているということだろう。「ゆたを出せ」と伊集院が何度か言ってくれたが、ぜひ実現してもらいたいものだ。



◇ 門前仲町・品川

 昼食は門前仲町、上ル商店という店に入り、天丼の大盛りを食べた。750円。ブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アプリのクーポンを使えば、たった10円。帰りは、電車賃を節約するために品川で下車。京急ストアで買いものしてから品川駅に戻り、京浜東北線なら座って帰れるかと思ったが、混雑していたのでやめる。横須賀線なら座れるかと思い、ホームで並んで待っていると、間が悪いことに遅延が発生して、満員電車になってしまった。満員電車をわざわざ待つはめになるくらいなら、東海道線でさっさと帰ればよかった。

◇ テレビ・YouTube・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた昨日の「徹子の部屋」を観た。丹波哲郎生誕100年ということで、息子の丹波義隆が出演していた。ぼんやり観ていたら「人間革命」という声が聴こえ、なにを言い始めたのかと思い、巻き戻して観なおしてみたら、丹波哲郎が本気でとりくんだ作品が3本あるという話をしていて、その3本というのが「砂の器」「二百三高地」「人間革命」だということだ。ウィキペディアにあたると、「人間革命」は1973年公開、舛田利雄監督、橋本忍脚本、音楽は伊福部昭というすごい作品。

 そして、昨夜の笑組のゆたかさんからのDMは、YouTube に新しい動画をアップしたお知らせだったのだが、その動画も帰宅してからようやく確認する。要するに、先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をきっかけにして、ゆたかさんがついに伊集院の思い出を語る気になったということだ。動画ではまず、今まで伊集院に触れなかった理由、それから、伊集院がゲスト出演した一之輔さんの番組、ナイツの番組をそれぞれ聴き、伊集院について語ってもいいかと思った理由がたっぷりと語られ、そこまで気にしてようやく語ることを決断するというのがゆたかさんらしい。まずは伊集院との出会いから語られ、これは知る話なのだけれども、たしか、町屋のかふぇ若茶の会で聴いたんだったっけ。YouTube では初お披露目だが、ゆたかさんは語り慣れてはいる話なのだ。今後の動画では順に思い出が語られていくのだろうか。コメントを見ても、ラジオからたどりついたひとがかなりいるようで、視聴回数もほかの動画よりもずっと多い。

 Spotify のポッドキャストで、ピーター・バラカンの「The Lifestyle MUSEUM」(TOKYO FM)も聴いた。こちらの最新回も、ちょうど、伊集院がゲストだった。本の話を中心に、伊集院の新刊に書かれているカフカの「変身」について、それから、養老孟司との共著についても語られていた。

ブログ アーカイブ

8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで

◇ 伊勢佐木町  昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶり...