2023年12月14日木曜日

12月14日木曜日/呼吸が苦しい

◇ 九段下・神保町

 朝から都内に。電車で座っていても呼吸が苦しくなり、今日は体力が心配だ。昼は九段下、焼肉匠苑という店に入り、牛焼肉丼を食べた。880円。混んでいる時間で、若い女性と相席になり、まるで落ち着かなかった。靖国通りを神保町に進みながら古本屋を覗いていく。ヴィンテージで、100円の映画のパンフを1冊買っていく。交差点からすずらん通りに入り、東京堂にも寄っていく。

 神保町から半蔵門線、渋谷から東横線に乗り、横浜に帰ってくる。武蔵小杉から座れたが、思いっきり寝過ごし、元町・中華街駅まで行ってしまった。ひどい体調だ。今日は読書はまったくできなかった。

◇ テレビ・映画

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」にはメッセンジャー黒田が登場。昨夜の「あちこちオードリー」は恒例企画の「芸能人の反省ノート」。マシンガンズ西堀、野呂佳代、ぱーてぃーちゃんといったメンバーが並んだ。火曜深夜に放送された「紙とさまぁ~ず」は仁村紗和という女優がゲスト。誰もが知ってる著名人がゲストと謳っているわりに、最近はぜんぜん知らないひとがよく登場する。そう思っていたら、楽天マガジンで「週刊文春」を読むと、「原色美女図鑑」のページに出ていたのがちょうどその仁村紗和だった。これからすぐ有名になるひとなのかな。

 今夜も風邪薬を飲み、早めに眠るが、眠ったり起きたりをくり返す。深夜に起きあがり、U-NEXT で映画を1本。ジャック・タチ監督の「パラ―ド」を観る。これも過去に観ているのだが、それが「したコメ」だったのか、それともどこかの特集上映だったのか記憶がはっきりしない。この映画にあふれるサーカス芸やボードビルへの愛情がたまらない。不思議とどこか北野映画と似たトーンを感じるのだが、ジャック・タチもまた芸人であるせいだろうか。

2023年12月13日水曜日

12月13日水曜日/休んでいただけの日

◇ テレビ・ラジオ・映画

 どうも体調が芳しくない。早朝から数時間眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は、スズ子が故郷に帰り、ひさしぶりにジャルジャルが登場した。

 昨夜の「ものまねグランプリ」は年末恒例のトーナメント戦。これはじっくりと観る。◆まず、Aブロックは、たむたむ、KINZ&King、鈴木みずほ、神奈月、ラパルフェ都留という5組。たむたむは若い頃の欽ちゃんのものまね。実際の「仮装大賞」の出場者も登場した。チャゲアスでおなじみの KINZ&King は、「夏の終わりのハーモニー」だというから玉置浩二と井上陽水のものまねかと思えば、これもやっぱりチャゲアス。鈴木みずほというひとは初登場。カラオケのガイドボーカルをやっている歌の上手いひと。aiko のものまね。神奈月は新ネタ、リーゼント刑事秋山博康、やり投げの山口椿花、バスケコーチのトム・ホーバス、岡田彰布監督、あのちゃん。ラパルフェ都留は「VIVANT」。都留が阿部寛を演じ、堺雅人、二宮和也、ドラムのものまねはほかのメンバーが出てきた。Aブロックは、たむたむと神奈月が競い、神奈月が勝った。◆Bブロックは、椿鬼奴、ななみなな、JP、ものまね三銃士、松浦航大。椿鬼奴はアイナ・ジ・エンド。ななみななは得意のドリカムメドレー。ハラミちゃんも登場。JPは河合郁人のものまねを中心に、千原ジュニア、中山秀征、スピードワゴン小沢、明石家さんま、ほいけんたを披露。ものまね三銃士は、ガリベンズ矢野、アンチエイジ徳泉、MABという3人だが、それぞれの名前が出る時間が短いのはかわいそうだ。矢野がくりぃむ上田、徳泉が田中裕二、MABが伊集院光になり、「うんちく王」をやる。松浦航大は、コブクロ、KinKi Kids、Da-ice。JPが5票獲得で勝ち抜け。◆「トルネードそっくりSHOW!」のコーナーは早送りし、Cブロックは、ものまね神声軍団、ホリ、レッツゴーよしまさ、よよよちゃん、キンタロー。ものまね神声軍団は、荒井かおりの桑田佳祐、柴山サリーの坂井泉水、鎮目政宏の小田和正。女性で桑田佳祐のものまねをするひとは初めてじゃないかと思うが、このインパクトのあるひとをなんでトップに出すんだろう。ホリも「VIVANT」の堺雅人のものまね。イニシャルに「F」がつく、古畑任三郎、福山雅治、藤井隆など。レッツゴーよしまさは「ドリフの早口言葉」を、いかりや長介、美川憲一、小林幸子、志村けんのものまねで。ここには小林幸子本人も登場。よよよちゃんは Ado「唱」。キンタローは渋谷凪咲。「水曜日のダウンタウン」の企画でやったものまねがレパートリーになった。ダイアン、見取り図、かまいたちもキンタローがものまねする。よよよちゃんが4票獲得で勝ち抜け。◆Dブロックは、青木隆治、ビューティーこくぶ、上前田ししょう、荒牧陽子、ハシヤスメ・アツコ。青木隆治は official髭男dism をいろんなひとのものまねの多重録音で聴かせる。ビューティーこくぶは、山下達郎、back number、槇原敬之のメドレー。上前田ししょうというひとは誰かと思えば、元サブミッションズだ。談志師匠のものまねをやっていたひと。今回は宮根誠司のものまね。荒牧陽子は、MISIA、倖田來未、中島みゆき。ハシヤスメ・アツコは新しい学校のリーダーズ。番組の予告でも推されていたが、ほかのメンバーに、メルヘン須長の研ナオコ、沙羅の丸山桂里奈、早川知里のアンミカ、さらに、まーなの井森美幸も出てきた。荒牧陽子、青木隆治、ハシヤスメ・アツコが競い、青木隆治が勝ち抜けた。◆Eブロックは、レイザーラモンRG、Mr.シャチホコ、山寺宏一、ジョニー志村、友近。RGはハラミちゃんのものまね。シャチホコはノブコブ吉村。山寺宏一は谷村新司。ジョニー志村はもちろんタモリ。ラジオのリスナーの悩み相談に答えるタモリをやってみせる。友近は昭和のナレーションのものまね。シャチホコ、ジョニー志村、友近が競い、ジョニー志村が勝ち抜け。◆決勝は、まず、神奈月のとにかく明るい安村。JPは「ものまねステークス」として、いろんなひとを出走馬にする。よよよちゃんは YOASOBI「群青」。青木隆治は松山千春のディナーショー、美空ひばりも。ジョニー志村は1回戦と同じタモリのラジオ。結果は、神奈月が4票獲得して優勝した。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・アンミカ)をつける。そのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」(ゲスト・銀シャリ)も聴く。風邪薬を飲み、ラジオを聴きながら少し眠る。タイムフリーで「伊集院光のタネ」も聴いた。昨日の放送は、予告されていたとおり、日本ハムの松本剛選手がゲスト。パートナーは箱崎みどり。テーマは「野球初心者のための野球ネタ」。今日は腹も減らず、せっかくのなにも予定がない日だったが、ラジオを聴きながら休んでいるだけで日が暮れてしまった。

 夜にもまた、テレビ番組をいくつか。新しい学校のリーダーズを観たくて録画しておいた「FNS歌謡祭」を、追っかけ再生で観てしまう。番組序盤に「狙いうち」のカバーがあり、後半にももう一度登場、いつものあいさつがきちんとあり、2曲目は「オトナブルー ハイパースクール Remix」。インスタからライブの動画を観たことはあったが、これをテレビで観られるのは嬉しい。

 今日も U-NEXT で映画を1本、ジャック・タチ監督の「トラフィック」を観た。この映画、「したコメ」で観たことがあったかな。なんとなく覚えているところもある。

 夜にも風邪薬を飲み、早い時間からずるずると、眠ったり起きたりをくり返した。深夜にはラジオをつけ、TOKYO FM の蓮見翔の番組を少し聴いた。

2023年12月12日火曜日

12月12日火曜日/先客がいる

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝に目覚めて、まず、ブログの更新をひとつ。そのまま横になり、タイムフリーで、先週金曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。鈴木拓がゲスト。ここのところ、ヒコロヒーがニコボを相方に放送する回が続いていたが、鈴木拓もニコボを使っていて、この週はニコボ2台と一緒に放送していた。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」にはモト冬樹がついに登場した。ルッキズムな発言がナチュラルに出てくるモト冬樹が昭和の芸能界すぎる。ニコラス・ケイジと共演NGになっているというその経緯が語られ、ニコラス・ケイジの大ファンだったモト冬樹は来日した際に花束を渡す役目を受けたが、その後、「スマスマ」にニコラス・ケイジが出演した際に、モト冬樹の名を出したニコラス・ケイジに、中居が「ヅラ刑事」を教えたのが原因だと明かされる。

 日曜に放送された「ボクらの時代」は、TRFのSAM、DJ KOOに、ロバート秋山という不思議な組み合わせ。SAMが能楽に取り組んでいるとは知らなかった。検索してみると、2019年に初舞台を踏んでいるのだ。

 先月11月12日に放送された「まつも to なかい」を観そびれていた。ゲストは柳沢慎吾と中川家。まずは柳沢慎吾が登場。ウンナンやとんねるずの番組には出ていた柳沢慎吾だが、意外や、松本とは初対面なのだ。「ダウンタウンDX」の打ち合わせまでしていたが、映画のスケジュールと合わずに実現しなかったことがあるという。松本「もうねえ、僕、こういうかたねえ、やりづらいんですよォ。なんか要するにねえ、学生時代でいうと人気者でしょう? 僕、学生時代の人気者、大っ嫌いなんですよ。(笑)」 中居とはドラマの「味いちもんめ」で共演していて、中居が内藤剛志にマジビンタをされたエピソードを再現してみせる。その柳沢慎吾が会いたいひととして、15分ぐらい経ったところで中川家が登場。登場するなり、剛「僕もすごい苦手なんですよ。(笑)」 柳沢慎吾は中川家とは初対面だと思っていたが、中川家によると「どっちの料理ショー」で会っているようで、その際、甲子園のものまねを収録ではない時間に一方的にやられたという。その後、柳沢慎吾からは石立鉄男のエピソードの再現など、昭和の芸能界の話をしゃべりたそうにしているんだけど、なかなか話をふられない。「夜のヒットスタジオ」を見学に行ったときのカメラマンの動きを再現し始めると、礼二もそこに即興で加わった。中居がドラマの現場の再現をやらせようすると、松本はそっと止めようとする。収録が終わったあとにも堺正章のものまねをする柳沢慎吾のすがたが放送にはあった。

 観そびれていた「ガキの使い」も数週分をまとめて観るが、面白そうだと思っていた回がつまらない。一昨日の放送では見取り図リリーの「七変化」があり、これは想像以上に面白かった。しかし、笑いとしてはすこぶる悪趣味で、ここ最近の「七変化」は「ドキュメンタル」以降の笑いという感じがしている。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」には、先週に引き続き、水道橋博士の不定期連載が掲載されている。「水道橋博士の議員失格」後編だが、当選後にコロナになり、主役を務める映画のスケジュールがすべて飛んだというのは知らない話だった。ツイッターでは書いていたのかな。冒頭に「2023年7月10日の投開票」と書いてあり、これはただのうっかりミスかと思うのだが、「福田村事件」を「議員活動休止後、9月1日に公開された」と書いてあって、あたまから時系列で書いているのに、ここだけ今年の出来事になっている。そのあとには「そして10月1日、アントニオ猪木の訃報を知り、しばし呆然。」という文章も出てくるので、去年か今年か混乱させられる。

 夕方に外出し、吉野家に寄り、新メニューのヤンニョムから揚げ丼を食べた。655円かと思えば、「から揚げ祭」だとかで10パーセントオフ、589円になる。買いものをして、1時間ぐらいで帰ってくる。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうふたつ。

◇ 映画・ラジオ

 夜、U-NEXT で映画をようやく1本観る。現在、せっかくの無料体験中なのに、新しい学校のリーダーズのライブを観ただけで、あとはまったく利用する時間が今まで作れなかった。ウディ・アレンの初脚本映画「何かいいことないか子猫チャン」を初めて観た。1965年公開、監督はクライヴ・ドナー。ウディ・アレンが主役だったかなと思って観始めると、主役はピーター・オトゥールだ。ウディ・アレンも出演していて、これが映画デビューだが、登場するとやっぱり嬉しい。B級映画っぽいけど、ウディ・アレンらしいセリフが随所にある。これは当時の評価はどうだったのかな。

 ツイッターを覗いていたら、和牛の解散を知った。明日の週刊誌が出る前に発表したということか。演芸界にはけして小さくないニュースだ。和牛ほどの完成されたスタイルをもった漫才師が解散するということはなかなかあるものではない。いわゆる漫才コントとともちょっと違うと思っていて、まるで落語のように、話芸のまま、芝居に入っていく。そのスタイルは独特のもので、漫才として洗練させた結果にたどりついたものだろう。だから、簡単に真似できるものではないし、あとに続くものもいない。和牛はあと一歩で大きい存在になりそこねたという感じがする。解散の裏事情にも興味はあるが、しかし、たったひとつのその芸が消えることがなによりも惜しい。

 深夜になり、ラジオをつける。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴くと、今日は生放送だ。オープニングでは、もちろん、「タイタンライブ」の西川きよしの話をしていた。そのあとにはゲストのミキが登場。「THE MANZAI」で、たけしに言われたという発言を蒸し返される。

 深夜になってからなんだか寒気がして、それが自分の体調のせいなのか、部屋が寒いせいなのかがわからない。しかし、ちょっとだるい感じがする。今日みたいにあまり外出せず、家にいる日のほうがどうも体調が悪くなる傾向があるようだ。コインランドリーにも行かねばならず、「爆笑問題カーボーイ」を聴き終わってから行ってくるが、ところが、行ってみると先客がいた。先客がいるといやだからこの時間にしているのに、しかたがないから時間をつぶすことになり、用もないのに駅のほうまで歩き、戻ってきたが、15分ぐらい経つのにその先客はまだいる。もう一度、今度はコンビニまで行き、店内をひととおり眺め、ペットボトルの飲みものを1本買って戻ってみたが、30分経つのにまだいる。本当にちょっとの差で先を越されたんだな。30分、まったく余計な時間を過ごすはめになった。寒いなかをさんざん歩いてきたせいで、鼻水が滝のように出る。

2023年12月11日月曜日

12月11日月曜日/生姜焼きを食べた

◇ 神保町

 朝から都内に。今日は寒くなりそう。ジャンパーを着ていく。昼は神保町、ひさしぶりにキッチングランに入り、生姜焼きを食べた。850円。やっぱり美味いな。この近くでバイトをしていた時代にはときどき食べにきていたけど、もう20年ほど前になるか。ひさしぶりに食べられてよかった。そのあとは、三崎町のベローチェに入り、ひと休み。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。12時台ゲストはデーブ・スペクター。「らくご in 六本木」で一席やってもらったというのは知らなかったな。読書も少し。SNSを覗いてみると、村杉蝉之介の逮捕のニュースが出てきて、これにはびっくりした。詳細はまだわからないが、薬物所持か。

 市ヶ谷駅から南北線、目黒線直通の各停を待ち、座って帰る。途中の駅で、小さい女の子がひとりで乗ってきて、ふかふかのジャンパーを脱ぐと、クッションのようなかたちにしてシートに置き、そこに寄りかかるように眠り始めた。その子は田園調布で降りて行った。お姫さまだったな。

◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」では、福来スズ子とその楽団が巡業先で「アイレ可愛や」を初披露した。楽屋に訊ねてきた学生さん、これからラブストーリーにもなっていくのかな。

 昨日の「サンデージャポン」は、磯山さやかが再登場のほか、藤田ニコル、成田悠輔、三木雄信といったメンバー。今回もまた、磯山さやかにものまねをふる太田にはらはらさせられる。トップは安倍派のキックバック裏金疑惑から、政治と金の問題だけで 40分以上やっていた。そのあとには、旧ジャニーズ新会社の話題を。福田淳新社長の会見の場にはサンジャポジャーナリストたちも駆けつけた。最後はやす子が麻布台ヒルズを取材。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」には「M-1」の特集記事があり、東京ダイナマイト松田とスピードワゴン小沢が対談し、準々決勝までの注目コンビについて語っている。オール巨人の連載コラムは、ランジャタイ国崎から「ガキの使い」の「七変化」のお礼にマッサージ機をプレゼントしてもらった話。ツイッターを覗いてみると、トレンドに志らく師匠の名があり、なにかと思えば、「M-1」審査員勇退とのニュースが出たようだ。

2023年12月10日日曜日

12月10日日曜日/最後の横浜能楽堂

◇ 狂言

 早朝から何時間か眠り、午後からあわただしく外出する。クリエイトで、飲みものとパンをひとつ買い、歩きながら食べた。平沼橋に出て、早足で紅葉坂まで。横浜能楽堂にて、月イチ恒例の普及公演「横浜狂言堂」。14時開演だが、2分ぐらい遅刻してしまった。まあ、最初はお話の時間だとわかってるからいいのだけど。さらに遅刻して入ってきた爺さん、「もう始まってるの?」とか大きな声で言いながらやってきて、しばらく、チラシをがさごそしていたから、男性のスタッフが注意にくる。その爺さん、少し経ってから、今度は咳が止まらなくなってしまった。咳はしかたがないけれども、またスタッフがやってきて、ついに外に連れ出されていった。最初のお話の時間は中村修一が務める。前半の演目は「萩大名」、休憩を挟み、後半の演目は「呂蓮」。本年最後の「横浜狂言堂」だが、それだけでなく、この横浜能楽堂は年明けから改修工事に入ってしまうため、しばらくのお休みに入る前の最後の「横濱狂言堂」だったのだが、昨夜は朝まで「THE W」を観ていたもんで、数分遅刻するわ、眠くなるわ、まったくよい鑑賞ができなかった。なにやってるんだかなあ。しかし、ひとつひとつの公演に気合を入れて臨むよりも、そのときの気分で、だらしなく観たり、ついついのめりこんでしまったりするほうが好きなのだ。頻繁に通える環境があることがそれを可能にする。これが最後かと思えば、6月には別会場で開催されるとのチラシが入っていた。かたちを変えながら継続はされていくのかな。

 いつもどおり、終演後は県立図書館と中央図書館に寄っていく。図書館を出たところで、借りた本をカバンにしまおうとしていたときに、本をまとめるのに使っている小さいトートバッグを落としてしまい、それに気がつかずにいたら、近くにいた兄ちゃんが教えてくれた。親切な若者。桜木町駅のほうに歩き、遅めの昼食。野毛のとんかつはまやに入り、ロースカツ定食を食べた。760円。食券を買って、席に座った途端にもう定食を出されたので驚いた。マジシャンのようなスピードだ。

 横浜駅まで歩きながら、タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴き始めた。昨夜の放送の1曲目はミッシェル・ガン・エレファント。横山剣さんとチバユウスケに接点があるとは知らなかった。平沼のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。図書館で借りた本も多く、読書をするためにドトールにでも寄るつもりでいたが、今日は寝不足でだめだ。早く帰りたくなる。帰りの電車内ではぐったり眠り、大和まで寝過ごして戻ってきた。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」は、まず、旧ジャニーズの新会社に就任した福田淳の会見の様子を伝える。安住が言うとおり、弁舌快活な受け答えだ。自民党安倍派の裏金疑惑を扱い、そのあとには島崎俊郎の訃報。「水曜日のダウンタウン」に出演したときの映像が流れた。三谷幸喜がヒップアップにコントを書いていたということは、つい昨日まで読んでいた渡辺正行の本にも書いてあった。三谷「一時期、「ひょうきん族」が始まったころだと思うんですけど、僕は大学出たてで、ちょっとだけの期間なんだけど、ヒップアップさんの座付き作家みたいな感じで「ひょうきん族」の現場とかに…。ほとんど役には立たなかったし、たぶん島崎さん、僕のこと覚えてらっしゃらないとは思うんですけどねえ。で、僕から見た感じだと、ほんとになんか、たとえば、ライバルが赤信号さん、いらっしゃってて、赤信号のかたがたはちょっと怖いんですよ。ものすごくこう、コントを作ることにものすごくこう執念みたいなものがあって、ちょっと近寄りがたいイメージが僕にはあったんですけど、ヒップアップさんは、なんかもう、バイトの先輩みたいな風通しのよさがあって、すごくなんか一緒にいて楽しいし、だから僕は、つねにヒップアップさんのそばにいて赤信号さんを見てたっていう、そんなポジションだったんですけど。」

 早朝に放送されている「立川志らくの演芸図鑑」を2週分。志らく師匠と雲助師匠の対談を楽しみにしていた。なにしろ、もともとは馬生に心酔していた志らく師匠だ。そして、雲助と談志の関係ももっと知りたいところだった。「五街道雲助」という名前は評判が悪かったが、談志師匠は褒めてくれたという。雲助師匠が取り組む円朝の掘り起こしの話にもなり、とても面白い対談だった。来週のゲストはついにランジャタイが登場だ。

2023年12月9日土曜日

12月9日土曜日/豚おでん会・朝まで「THE W」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた2週前の「情熱大陸」はゆりやんレトリィバァに密着。「R-1」で優勝した場面の映像が使われていたが、優勝を決めて泣いたあとの寄り目の顔がカットされている。この部分ひとつとっても、取材者はゆりやんを理解していないのではないか。冒頭にゆりやんが怒っていたシーンは、デリバリーがキャンセルされたことに対する怒りだったが、しかし、これもどこまで芝居かわからない。

 午後はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」のゲストが長野智子だった。フジテレビが上場したのは1997年、「ひょうきん族」の時代はテレビ局がまだ上場していなかったんだというのは、言われてみるまで考えたこともなかった視点だ。西川のりおに胸をわしづかみにされたというエピソードをよく話すのだけど、聞き手のほうが困惑させられるのだが、別に告発しようというわけでもなく、そんなことも包み隠さずに当時の空気感を正確に伝えようとしている。長野智子は真っ当なジャーナリストだな。

◇ 吉祥寺

 家を出るのがずいぶん遅くなってしまった。今日は暖かいと思い、ひさしぶりにパーカーで出てみたら、少し肌寒い。服装が難しい。インスタから、新潮社の「波」にAマッソ加納と綿矢りさの対談が載っていると知り、横浜西口の有隣堂に寄ってみるが、「波」は置いてなかった。発売日は先月末か、知るのが遅すぎた。横浜から東横線。遅延しているようで、混雑していて座れなかった。渋谷から井の頭線に乗り換え、井の頭公園駅まで。着いたころにはすっかり薄暗くなる。

 場所#4で行われている、トリバタケハルノブさんが主催する「豚おでん会」を訪問する。コロナ前以来、4年ぶりの開催か。事前に連絡することもなく、めんどうだからいきなり訪ねてしまったのだが、カウンターはぎっしり、狭い会場は大盛況だった。知ってるひとがいたからよかったが、大半は知らないひとばかりだ。トリバタケさんはカウンターのなかにいて、料理をふるまっている、というか、もうさんざんふるまったあとだったかな。そもそもは、トリバタケさんが描いていた「三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。」というマンガに出てくるメニューを再現するという趣旨の会だった。今は集英社オンラインで「東京ハゲかけ日和」というマンガを連載していて、それも読んできていたのに、その話をする機会はなかった。トリバタケさんに会うのも4年ぶりだが、特にハゲかけているようには見えないのだけれども。

 なんだかあっという間だったが、3時間ぐらいはいたのか。そのあと、みんなで吉祥寺駅に向かいながら、もうちょっとどこかでしゃべろうということになって、数人でエクセルシオールカフェに入る。なんの話をしてたんだったか、大声で笑っていたのがうるさかったらしく、近くの席のひとに注意された。吉祥寺駅で別れ、帰りもまた井の頭線に乗り、渋谷から東横線で横浜に戻ってきた。

 帰りの電車内で、渡辺正行「関東芸人のリーダー お笑いスター131人を見てきた男」を読み終えた。2022年刊、双葉社。古本で買ったまま、しばらく放ってあったのだが、読み始めたらやっぱり面白い。昨日から読み始めて2日で読み終えた。「週刊大衆」での連載時にも少し読んでいたのだが、渡辺正行の自伝的な部分は読んでいなかったかもしれない。テアトル・エコーから渋谷道頓堀劇場、漫才ブームに乗り、「ひょうきん族」で人気タレントになったその後は「ラ・ママ新人コント大会」を主催し、関東の若手芸人たちと関わり続けている。三宅裕司、荻野繫、ダチョウ俱楽部、爆笑問題との対談も収録。

◇ 賞レース

 深夜0時過ぎに帰宅し、録画していた「THE W」を観始める。こればっかりは結果を知らずに観たいから、あとまわしにはできない。まずは夕方に放送されていた事前特番を観る。司会はさらば青春の光森田。鬼越トマホークとニューヨークが今年もサポーターを務めている。そして、歴代チャンピオン、今年のファイナリストにもなっているゆりやん以外の5組も出演している。ただし、3時のヒロインの福田麻貴はドラマ撮影のために欠席。復帰したゆめっちの痩せたすがたをここで初めて目にした。これもここで初めて知ることになったが、本戦の司会をするフットボールアワー後藤が体調不良のために、なんと、山里亮太が代打を務めるようだ。

 続けて、いよいよ「THE W」本戦。これから3時間観るというのもなかなかの仕事だ。司会は水卜麻美と山里亮太。山里はNHKからの移動だったようだが、ちゃんと間に合っていた。審査員がさっそく紹介され、塚地武雅、川島明、アンガールズ田中、笑い飯哲夫、友近、野田クリスタルという6名が並んでいる。事前特番の出演者たちもさっきのスタジオに残っていて、福田麻貴もこの時間には加わっていた。この大会のルール、勝ち残りノックアウト方式の説明のあと、Aブロックがもう始まる。◆Aブロックのトップはまいあんつ。なにかの番組で観たことのあるひとだが、なんだったか。ひとりコントの形式で、ギャグを連発する。ギャガ―は嫌いだなあ。この番組、ネタの最中は審査員の顔はいっさい映さないのか。いや、優れた芸ならばいいが、このクオリティでネタだけをしっかり放送するというのは勇気ある番組だ。二番手ははるかぜに告ぐ。まったく知らないコンビだったが、たしかに、1年目の超若手にしてはスタイルができあがっている漫才だ。結果は、視聴者、塚地、川島、田中がはるかぜに告ぐ、哲夫、友近、野田がまいあんつに投票し、はるかぜに告ぐが勝つが、意外と接戦になった。三番手はスパイク。ボクシングジムのコントだが、90年代にさんざん観たような、いかにも女の子のコントという感じがするのだが、結果はスパイクが7票獲得のストレート勝ち。相手は1年目だからしかたがない。四番手はやす子。回文のフリップネタであり、自衛隊ネタでもある。自衛隊ネタなのに誰も政治的に解釈しないのはやす子のキャラクターの強さだ。これはスパイクの勝ちになるよりしかたがないかと思ったが、結果はやはり、スパイクがまたも満票獲得。Aブロックはスパイクが勝ち抜けた。◆続いて、Bブロック。トップはハイツ友の会。漫才もコントもするコンビだが、まずはコントをもってきた。陶芸家の取材をするコント。NHKのコンテストを観たときにも感じたが、このコンビは漫才よりもコントのほうが面白い気がする。二番手は紅しょうが。紅しょうがもコント。相撲取りのファンのコントだったが、このコンビは逆に、漫才のほうがいい気がするのだけどな。この対決は難しいと思ったが、結果は意外や、紅しょうがが満票獲得。得票数だけ見ると圧勝だけれども、けして圧勝ではない感じがする。敗者コメントでは、ハイツ友の会は紅しょうが稲田の私服をいじっていた。三番手は変ホ長調。お笑いマニアのあいだでは伝説化されていると思われるコンビだが、しかし、醸し出す雰囲気はシロウトでしかなく、おばさんの立ち話のようだ。結果は、紅しょうががまたもや満票獲得。四番手は梵天。このコンビは「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」で観たことがある。姉妹漫才だが、これもシロウトっぽい。結果はやはり、紅しょうがが満票。Bブロックは紅しょうがが勝ち抜けた。◆Cブロックのトップはゆりやんレトリィバァ。「エアハムスターショー」というネタだが、困ったことに、ここまでではだんとつでくだらない。二番手はあぁ~しらき。ドラマーから妖怪角刈りおばちゃん、そこからコント喫茶店になり、やっぱり妖怪角刈りおばちゃんになるという説明してもよくわからないネタだが、これは予期せぬいい対決になった。審査員たちもあたまを抱えてしまうが、結果は、視聴者、野田、哲夫、田中、塚地があぁ~しらき、友近、川島がゆりやんに投票し、あぁ~しらきが勝った。三番手はぼる塾。本来は4人組だというのは有名なのだが、4人そろってのテレビ出演はこれが初になるようだ。4人漫才という形式も珍しいが、酒寄さんというひとだけはどうしても圧倒的にシロウトの雰囲気だ。結果は、視聴者、田中、川島、塚地がぼる塾、野田、友近、哲夫があぁ~しらきに投票し、ぼる塾の勝ち。最後はエルフ。(設定が)姉妹のコント。ここもすでに売れているコンビだが、じつはいちばんの正攻法だ。これならばエルフを勝たせたいと思ったが、結果もエルフが満票を獲得し、Cブロックはエルフが勝ち抜いた。◆いよいよ最終決戦。一番手はスパイク。女友だちのコント。靴下の裏が真っ黒というだけの笑いで押していく。二番手はエルフ。なんと、ここで漫才をやるんだ。三番手は紅しょうが。こちらは2本ともコントだ。パンツにスカートが入ってしまっている女。これは紅しょうがが迫力を見せたかなというところ。ついに結果発表だが、スパイクのネタの最中に音声トラブルがあったようで、この最終決戦は視聴者投票は中止になった。塚地、川島、哲夫、友近が紅しょうが、田中、野田がエルフに投票し、優勝は紅しょうが。順当な結果と思う。観終わったときにはもう早朝になろうとしていた。

2023年12月8日金曜日

12月8日金曜日/西川きよしに興奮した

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画残量を空ける必要があり、朝っぱらから録画していたテレビ番組をあれこれと。水曜に放送された「あちこちオードリー」(ゲスト・アンガールズ&秋元真夏)と「水曜日のダウンタウン」の「スベリ-1GP」をようやく観た。大門与作、ゆきおとこ、エンジンコータロー、シン・チクワマン、ギブ↑大久保、チョッキGT5000、前島、ジャック豆山という8組がネタで競い、すべったほうが勝ち抜いていく。本来の企画内容は隠され、すべったほうが勝っているとは本人たちは知らない。それぞれの推薦者として、アルコ&ピース、永野、モグライダー、ランジャタイ、チャンス大城、マヂカルラブリー、ぺこぱ、ハリウッドザコシショウも出演。特別審査員役のウエストランドは、すべったほうが面白かったかのようにコメントをする。半分以上は観たことも聞いたこともない芸人だが、ギブ↑大久保はオークラの元相方だったひとだ。こういうひとなんだと初めて知った。1回戦は、ゆきおとこ、エンジンコータロー、ギブ↑大久保、ジャック豆山が勝ち抜き、1回戦が終わったところで、なんと、次週に続く。

 昨日の「徹子の部屋」は滝沢カレンがゲスト。5年ぶりの出演。「窓ぎわのトットちゃん」の映画で声優をやっているのだ。今日の「徹子の部屋」はあいみょんがゲスト。あいみょんはギターの弾き語りで「窓ぎわのトットちゃん」の主題歌を歌った。

 タイムフリーで「ビバリー昼ズ」を放送直後に聴くと、今日のオープニングではまず、島崎俊郎を話題にしていた。松村の新ネタ、「首」の加瀬亮のものまねも飛び出す。楽天マガジンで雑誌のチェックをしていると、「週刊新潮」に、浜田雅功に意識障害の疑いがあるという記事があった。この記事には、吉本からはすでに抗議が届いているようだが。

◇ さがみ野・海老名

 午後から外出。まず、さがみ野に出て、相鉄ライフの東秀に入り、豚焼肉丼を食べた。649円。ブックオフにも寄るが、買いたい本がなかなか見つからない。普段はノーチェックのビジネス書の棚から、220円の単行本を1冊、それと、CDの棚も覗き、330円の落語のCDを1枚買っていく。ブックオフを出たときにはもう日が暮れていた。さがみ野から海老名に移動し、ビナウォークのドトールに入り、しばらく読書をする。

 TOHOシネマズ海老名にて「タイタンシネマライブ」。いつもどおり、発券する時間があるからやや早めに行くと、発券の機械がつぎの画面に進まず、あれっと思ったが、もうスマホからじかにQRコードを表示し、それをかざして入場するようになってるんだ。じゃあ、この発券の機械はもう使われないのかな。今回はチケットを予約した時点ではかなり空いていた。開演直前には「田中裕二の野球部」のイベントの映像が少し流され、この回には松村邦洋が出演していた。19時半開演、出演順に、まんじゅう大帝国、春とヒコーキ、ネコニスズ、ダニエルズ、ファイヤーサンダー、キュウ、シティホテル3号室、アイデンティティ、脳みそ夫、ウエストランド、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題、そして、最後はスペシャルゲストの西川きよし。爆笑問題が漫才のあとに、ハンドマイクをもって再び登場し、西川きよしを紹介すると、西川きよしがソデからすぐに登場するが、これは段取りと違ったようでふたりに突っ込まれる。すぐに出てきてしまうこのボケはもう一度くり返されたが、登場前にはいつものエピグラムが映されるわけだ。西川きよしがゲストといっても、西川きよしはなにをするとは告知されていなかったから、爆笑問題と3人でトークでもするのか、なにをするんだろうかとは思っていたが、なんと、スタンドマイク1本で漫談だ。これには興奮した。西川きよしがトリで漫談たっぷり。なんと素晴らしい扱いだろう。こんなものを観る機会は、少なくとも関東在住者にとってはなかなかないのだ。この漫談が、テンポが早く、全身でリズムをとりながら隙間を作らずにしゃべりまくる。年齢が近い、タモリ、たけし、桂文枝と比べても、異常に元気でエネルギッシュではないか。ああやっぱり怪物的な芸人なんだと改めて思わされた。爆笑問題も今回は珍しくSF的なアイデアのある漫才だった。きよし師匠を迎えるにあたり、ちからがこもったのかな。夢グループの布団圧縮袋で大家族の子どもを圧縮してしまうというネタが、最後には世界中の厄介な問題をつぎつぎに圧縮していくという展開になる。しかし、今さらだが、爆笑問題はもう少し落ち着いた調子でできないもんかな。漫才を磨きあげる余裕もないのだろうとは思うが、ネタを作りあげただけで終わってしまっている。そのほか、タイタン勢は全組のレベルがあがっているようで、ここ最近はネコニスズが面白い。エンディングはまず、タイタンメンバーが登場。告知も少なめで、ゲストを順番に呼び込み、ファイヤーサンダー、アイデンティティ、BOOMER&プリンプリンのあと、最後に西川きよしが登場。ここでのトークも冴えわたっていた。爆笑問題は横山やすしには一度だけ会ったことがあり、デビュー当時に「ザ・テレビ演芸」に見学に行ったことがあるというのだが、やすしはべろべろに酔った状態で収録をしていて、130Rがそのコンビ名を怒られていたのを目撃したという。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか観てから、深夜1時頃に眠る。

2023年12月7日木曜日

12月7日木曜日/はるばる歩いて準決勝

◇ テレビ

 朝になり、そうだ、「M-1」準決勝のチケットを予約しなければと思い、イオンシネマのサイトを確認すると、みなとみらいは売り切れてしまった。つぎに、港北を確認すると、1席だけ残っていた。もう1箇所、座間を確認すると、こちらはだいぶ余裕がある。どちらがいいかと迷っているうちに港北は売り切れ、選択の余地なし、座間で予約することにした。しかし、座間は交通の便が悪くてめんどうだ。のんびりしてはいられない。途端に忙しなくなる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は茨田りつ子と福来スズ子の合同コンサート。今日の回はまるまるステージだ。茨田りつ子の「雨のブルース」から、福来スズ子は「大空の弟」という曲。検索してみると、2019年に楽譜が見つかった幻の曲なんだそうで、音源が残っていないものを楽譜から再現したそうだ。最後には「ラッパと娘」も歌った。

◇ 座間

 午後から外出。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーにて、図書館の本を返却する。電車に乗りなおし、大和経由、南林間まで。ここからがとても歩くことになる。風が強い。途中、ブックオフに寄り、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊買う。南林間駅からはるばる1時間、いや、ブックオフにいた時間を除けば30分ほどか、イオンモール座間にたどりつく。ここにやってくること自体が初めてだが、地図で見るとどこの駅からも遠いという場所で、歩いてやってくるようなところではない。先に腹ごしらえをしようと、3階のフードコート、柿安ミートエクスプレスというお店で、肉3種丼というのを食べた。759円。鶏そぼろが多めで、想像よりも貧弱な食いものだった。

◇ 賞レース

 イオンシネマ座間は、てっきり、イオンモールのなかにあるのだと思っていたが、建物が別になっていて、館内のマップを見てもどこにも載っていないのでちょっとあせった。時間に余裕があるはずだったのに、結局はばたばたしてしまう。「M-1グランプリ」準決勝戦のライブビューイング。準決勝を映画館で観るのは3年ぶり。客層はかなり若い感じがする。16時開演だが、実際にはやや遅れて開演した。司会ははりけ~んず。まずはベストアマチュア賞の発表があり、現役大学生のナユタというコンビ、それから、ベストキッズ賞として、ラブリースマイリーベイビーという小学生の女の子のコンビが登場した。準決勝が始まる前に、ナユタが前座を務める。トップはワイルドカードを勝ち抜いたダブルヒガシから、以下、出演順に、ぎょうぶ、きしたかの、ドーナツ・ピーナツ、ママタルト、フースーヤ、トム・ブラウン、華山、スタミナパン、豪快キャプテン、オズワルド、ヘンダーソン、くらげ、バッテリィズ、真空ジェシカ、休憩を挟み、ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、令和ロマン、ニッポンの社長、ダイタク、20世紀、エバース、モグライダー、ダンビラムーチョ、ヤーレンズ、ロングコートダディ、ななまがり、シシガシラ、さや香、カベポスター、そして、トリはマユリカ。20時頃までやるのかと思っていたら、19時半頃には終わった。しかし、怒涛の3時間だ。再び、イオンモール座間のフードコートに戻り、スマホの充電もしたかったからだが、マクドナルドのコーヒーを飲みながら、準決勝をふり返る時間がほしかった。せっかくだから、直前予想みたいなことをしてみたくなり、一応、スレッズにも投稿をする。まず、確実だと思ったのはヘンダーソン。そして、つぎにマルをつけるのは、真空ジェシカ、ニッポンの社長、モグライダー、ダンビラムーチョ、さや香。残りが難しいが、令和ロマン、ななまがりにする。これで8組。そのほかでは、ママタルト、トム・ブラウン、ダイタクもよかったと思った。今年は予選の審査員がずいぶん入れ替わっているようなのでどうなるか。

 帰りもまた、南林間駅まで歩いて帰ってくる。21時半から決勝進出者の発表があり、ぎりぎり、なんとかその時間に間に合うことができた。TVer の配信を観始める。司会はマヂカルラブリー。決勝進出者がさっそくとんとんと発表される。真空ジェシカ、令和ロマン、ダンビラムーチョ、くらげ、モグライダー、ヤーレンズ、マユリカ、さや香、カベポスター。予想は5組当たった。というか、9組なのに8組しか予想せずにスレッズに投稿していた。当てられなかった4組も、なるほどと思う顔ぶれだが、しかし、確実だと思ったヘンダーソンが残らなかったのには自信が揺らぐ。会場の笑いもすごくあったと思ったんだけれども。

 タイムフリーで、ラジオ番組をいくつか。Spotify のポッドキャストも聴く。今日はSNSからは島崎俊郎の訃報にも驚いた。早めに眠るが、深夜に目覚め、ブログを少し書いた。

2023年12月6日水曜日

12月6日水曜日/カレー・古本屋・映画

◇ 黄金町・伊勢佐木町

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。月曜に放送された「週刊ダウ通信」では「M-1」準々決勝当日のドキュメントをやっていた。「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストは岡田美里、31年ぶりの出演。現在は再々婚しているということだが、堺正章の話題にもなった。楽天マガジンでは「ダ・ヴィンチ」の「BOOK OF THE YEARS」にざっと目を通す。

 午後から外出。わりと暖かい。京浜急行の黄金町に出て、まず、昼食を。めしきんぐで食べたくなったが、めしきんぐは休みだった。残念。じゃあ、どうしようかと考え、たけうま書房があったビルの下、南華楼という店に入り、お肉たっぷりカレーライスというのを食べた。750円。まだ時間があるので、古本屋をいくつかまわり、バイアップでは外の均一棚から雑誌を数冊、馬燈書房でも外の均一棚から文庫本を3冊買っていく。それから、シネマジャック&ベティにて、塚本晋也監督の最新作「ほかげ」を、17時20分の回で観た。期待していたが、あんまり惹きつけられなかった。趣里は「ブギウギ」のほうがだんぜんいい。


 伊勢佐木町のブックオフにも寄り、110円のコミック文庫を1冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊、390円単行本を2冊買う。イセザキモールの端っこまで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。閉店時刻まで2時間、読書をしていく。そのあとはラジオを聴きながら、横浜駅まで歩いた。

◇ ニュース・読書

 深夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。NHKの「ニュース7」を観ると、日立市役所にクルマが突っ込んだというニュースをトップで扱っていたが、この時間まで知らなかった。複数のひとがはねられ、搬送されたというのだが、事故かと思えば、意図的なもので、そのあとにはクルマを替え、東海村役場にも突っ込んだという。犯人は 53歳の男。

 深夜に部屋で読書の続きをする。図書館で借りている「文藝別冊 大杉漣」を読み終えた。2020年刊。大杉漣の「現場者」が面白かったので、これも読みたくなった。しかし、「文藝別冊」としてはちょっと珍しい構成というか、大杉漣のエッセイ選を中心に構成されていて、ほぼ大杉漣のエッセイ集なのだが、エッセイ集として単行本化するには難しい事情でもあるのかな。そのほか、映画や演劇、俳優としての大杉漣について書かれた論考、あるいは近しいひとびとの追悼文は興味をもって読んだが、趣味の音楽やサッカーについても多くのページが割かれて考察されている。編者は佐野亨。

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2023年12月5日火曜日

12月5日火曜日/座間はひさしぶり

◇ 座間

 朝から外出。海老名から小田急線に乗り、めったに行かない座間のほうまで。座間はだいぶひさしぶりだ。午後になってからブックオフに寄るが、買うものがなんにもなく、110円のコミックをなんとか1冊選んで買っていく。昼食はブックオフの向かい、ラーメン魁力屋に入り、にんにく背脂醤油ラーメンというのを食べた。990円。ラーメン屋は年に何回も入らないのだが、まわりに飲食店がほとんどないからあきらめた。手前にあった文教堂はついに閉店してしまったか。検索してみると、今年の5月に閉店したようだ。

 相模線の入谷駅まで歩き、相模線で海老名に戻ってきた。ららぽーと海老名のサンマルクカフェに入り、ひと休み。ツイッターから、チバユウスケの訃報を知った。

◇ テレビ・雑誌・動画

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は、ついに戦争に突入していく。今日の「徹子の部屋」は湯原昌幸・荒木由美子夫妻がゲスト。1984年放送、湯原昌幸ひとりで出演している回の映像と、2004年放送、21年ぶりにテレビ出演した荒木由美子が出演した回の映像が流される。最後にサプライズ、湯原昌幸がギター弾き語りでプレスリーの「好きにならずにいられない」を歌い、荒木由美子が喜んで涙した。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」には水道橋博士の不定期連載があり、「ボクがたった3カ月で参院議員をやめた本当の理由」と題し、これは次週に続く。「週刊女性」の「人間ドキュメント」の欄には清水ミチコが登場。この欄、先週号には高田文夫先生が出ていて、読みそびれていたこれもまとめてスクショに撮っておく。

 夜遅くなってから、YouTube で「M-1」準々決勝の動画を観始めてしまう。気になる組だけを優先的に、観た順に、十九人、男性ブランコ、ダウ90000、1000、オダウエダ、10億円、ヨネダ2000、キュウ、ジグザグジギー、天才ピアニスト、からし蓮根、ビスケットブラザーズ、いぬ、東京ホテイソン、わらふぢなるお、春組織、THIS IS パン、スーパーニュウニュウ、紅しょうが、ひつじねいり、ダイヤモンド、ストレッチーズ、シンクロニシティ、TCクラクション、滝音、ここまで観て切りあげた。去年のファイナリストたちはさすがにどれも面白く、ヨネダ2000 の声が出なくなるネタなどはかなりのクオリティだと思うが、これでも勝てないのか。ダイヤモンドも見事にオリジナリティがある。10億円が好きなのだが、これで勝てないとは首をひねりたくなるほど面白い。準決勝はどれだけハイレベルなのかな。スーパーニュウニュウは捨て鉢の面白さ。ダウ90000 の蓮見は2組で出場し、1000 というのは蓮見と園田のコンビだ。園田がここまで漫才ができるとはちょっと驚く。

ブログ アーカイブ

8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで

◇ 伊勢佐木町  昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶり...