2026年1月1日木曜日

新年のごあいさつ2026

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

2026年 正月 

佐藤晋 ドジブックス


午年

(野毛山動物園にて、2025年12月26日撮影。)


この日記も更新が少しずつ遅れているうちに、ついに1年遅れの更新ペースになってしまいました。けして1年前で更新が止まっているわけではありません。あれっ、ブログが遅れて更新されてるよというので、いっこく堂のブログなのかなと疑うかたももしかしたらいるかもしれませんが、さすがにそれはちょっと、私のほうからははっきりしたことは言えません。ごめんなさい。

昨年7月からアメブロも始めました。最新のトピックスはアメブロのほうに書く場合があります。インスタとスレッズも活用してます。なにかご用のあるかたは右側のリンクもたどってみてください。

https://ameblo.jp/nanio02/

2025年12月31日水曜日

2025年の十大事件

 1位:母の退所・入居!(10月~)

 2位:家をかなり掃除した!

 3位:TVer、NHKプラスをフル活用するように!(2月~)

 4位:アメブロを始める!(7月~)

 5位:「あんぱん」に夢中!(4月~)

 6位:はま寿司によく行くように!(1月~)

 7位:生まれ育った屛風ヶ浦を歩いた!(9月)

 8位:ワイヤレスイヤホンにした!(6月~) 

 9位:獅子舞に夢中!(11月)

 10位:「ビバリー昼ズ」でメールが読まれた!(8月)

◆ 2025年に読んだ本・十選

 レジー「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」(2022/集英社新書)(2月28日)

 万博学研究会:編「万博学 Expo-logy」創刊号(2022/思文閣出版)(3月12日)

 遠山啓「数学と人間」(2022/中公文庫)(3月14日)

 森本あんり「宗教国家アメリカのふしぎな論理」(2017/NHK出版新書)(3月28日)

 ヒコロヒー「きれはし」(2021/Pヴァイン)(6月4日)

 橘玲「80's エイティーズ ある80年代の物語」(2020/幻冬舎文庫)(6月11日)

 今村夏子「木になった亜沙」(2023/文春文庫)(6月24日)

 津田正太郎「ネットはなぜいつも揉めているのか」(2024/ちくまプリマー新書)(7月16日)

 根井雅弘「経済学はこう考える」(2009/ちくまプリマー新書)(9月13日)

 梶本修身「すべての疲労は脳が原因」(2016/集英社新書)(12月30日)

(読んだ順)

今年は114冊の本を読んだ。→ 読書メーター

◆ 2025年によく聴いた音楽・五選

 Shing02「抒情詩歌 / JOJOSHIKA」(2025)

 Shoko Igarashi「Kokoro no Kibi」(2025)

 Quadeca「Vanisher, Horizon Scraper」(2025)

 ニジーズ「インディゴブルー」(2025)

 IKURA「WOMAN」(2025)

◆ 2025年・ベストライブ

 テレビ大陸音頭@寿町フリーコンサート(8月13日)

 山下洋輔トリオ@さくらホール「赤塚不二夫祭」(12月11日) 

◆ 2025年・ベストお笑いライブ

 「川原と米良」@茅ヶ崎市民文化会館(8月16日) 

◆ 2025年・ベスト落語会

 「立川吉笑真打昇進披露興行 IN 高円寺」@座・高円寺1(6月25日)

◆ 2025年・ベスト映画

 「ドマーニ! 愛のことづて」(監督:パオラ・コルテッレージ)(5月12日)

 「ひとつの机、ふたつの制服」(監督:ジャン・ジンシェン)(12月9日)

◆ 2025年・ベストドラマ

 「あんぱん」(NHK)

◆ 2025年・ベストテレビ

 フジテレビ10時間半記者会見(フジテレビ)

 藤井風出演「ミュージックステーション」(テレビ朝日)

◆ 2025年・ベストラジオ

 「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送)

 「みうら五郎」(TBSラジオ) 

◆ 2025年・ベストタレント

 藤井風

◆ 2025年・ベストアクター

 北村匠海 

◆ 2025年・ベスト漫才師

 はりけ~んず

◆ 2025年・ベスト水上人形劇

 ベトナムフェスタ(9月14日)

◆ 2025年・ベストご飯

 はま寿司

・・・そのほか、忘れてしまったことも多数。

2025年5月23日金曜日

5月23日金/蒲田の落語会

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。次郎・中島歩に結婚を申し込まれた昨日の場面から始まる。「のぶさん、わたしの生涯の伴侶になっていただけませんか。」 いっぽう、たかし・北村匠海はケンちゃん・高橋文哉と話していた。「僕はね、決めたよ。この卒業制作を仕上げたら、のぶちゃんに会いにいく。今度こそ、ちゃんと気持ちを伝える。」「なんか、だいぶん先、話にならん?」「そうかも。」 昭和14年12月、柳井家では、叔父・竹野内豊がたかしからのハガキを読んでいた。叔母・戸田菜穂とちひろ・中沢元紀も一緒にハガキを覗き込む。「前略、ひろし叔父さん、お元気ですか。今、僕は全力で卒業制作に取り組んでいます。」 教室で、たかしとケンちゃんが絵に色をつけている。「東京高等芸術学校で学んだ歳月の集大成なので、最高傑作にします。これを仕上げたら、すぐ御免与町に帰ります。製薬会社に就職が決まり、いろいろ報告もしたいので。」 叔父「たかし、製薬会社に就職決まったそうや。」 叔母「少しでも、あなたのお仕事の役に立ちたいと思うたがかもしれませんねえ。」 ちひろ「きっとそうや。」 叔父「わしはそれより、たかしの最高傑作が楽しみや。」 笑う叔母。ちひろ「兄貴にしては、えらい強気な文面やねえ。」 叔母「自分の好きな絵の道に進んで、自信がついたがですねえ。」 女中のしんちゃん・瞳水ひまりがやってきて、「先生、隣り村のサワダさんが往診お願いしたいと。」「今、行く。」 叔母「お食事、どうなさいます?」 叔父は「患者が先や。」といって、出かけていく。場面は朝田家に替わる。ナレーション「のぶのもとにも手紙が届いていました。ひとつき前、航海に出た次郎からでした。」 のぶは部屋で手紙を読む。「先日は、ぶしつけなお願いをして、申し訳ありませんでした。12月20日に船を出て、高知に戻ります。会っていただけませんか。」 のぶの表情。場面は外に移り、祖父・吉田鋼太郎が、和尚・斉藤暁、団子屋・小倉蒼蛙と3人並んで座っている。和尚「のぶちゃんの縁談は、うまくいきそうながか?」 祖父は腕組みをして、「次郎さんは、ひとかどの男じゃ。」 団子屋「おっ、釜じいのお墨付きか?」 和尚「ほいたら、愛国の鑑もついに嫁入りじゃろ?」 団子屋はお茶を飲む。祖父「のぶさえ、その気になってくれたらにゃあ。」 顔を見合わせる和尚と団子屋。祖父はお茶をすすり、「よっしゃあ!」と声を出す。祖父は豪の墓石にノミをあてる。「豪のために魂を入れるき、いんでくれ。」 離れて立っていた和尚と団子屋は、手を合わせてから帰っていく。祖父は豪の半纏を見上げ、ついに石にノミを入れ始める。場面は替わり、朝田家の夕食。祖父と祖母・浅田美代子、母・江口のりこがのぶの様子をうかがっている。それに気がつくのぶ。メイコ・原菜乃華が大きな声で切り出す。「今日、次郎さんから手紙きたがよ。なんて書いちょったが?」 そういうことかとわかったのぶは、少しの間のあと、「暮れに高知にもうってくるそうやけん…。」 祖父は箸を置き、のぶのほうに向きなおす。「のぶ、なにを迷っちゅうがか?」 母「のぶ、次郎さんはずっと待つと言うてくださりよったけんど、それはスジが通らんで。ちゃんとけじめつけんと。」 のぶは小さくうなずく。箸を置き、「お会いして…、ちゃんと話す。」 ナレーション「そして、その日がやってきました。」 場面は洋食屋だろうか、のぶと次郎は庭が見える丸テーブルの席にふたりで向き合って座っている。テーブルの上にはパンだけがある。次郎「戦地に行く兵隊たちには申し訳ないですが、内地に帰ってくるのが、こんなに待ち遠しかったことはありません。」 のぶ「次郎さん、こないだも申しあげたとおり、結婚して、家庭に入ることはまだ考えれんので。」「いえ、教師のお仕事はやめることはありません。」「え?」「子どもたちにとって、のぶさんはいなくてはならない先生だと思います。もし、僕と結婚してくださるなら、仕事はそのまま続けてください。」「あの…、次郎さんは…、どういてわたしを伴侶にしようと思うてくれたがですか?」「ひとを好きになるのに、理由がいりますか?」 のぶの表情。次郎は続ける。「強いていえば、僕は、のぶさんの、正直なところに惹かれました。」 少しの間があり、のぶは小さく首をふる。「いえ、わたし、正直な気持ちは、次郎さんにまだなんもお話ししてません。」「それは?」「わたしは、子どもらあに、体操や、学ぶことの楽しさ、夢をもつことの大切さを教えとうて、教師になりました…。けんど、気がついたら、兵隊さんになって、お国にご奉公する子どもらを育てよりました…。まわりからは、愛国の鑑やと呼ばれちょります。でも、妹は、そんなのうそっぱちやと…。」「うそっぱち…。」「それからは、子どもらあに愛国を説くのも、本当はつらいがです。教師としても、朝田家の長女としても、宙ぶらりんで…。こんなわたしが結婚をしても、次郎さんを幸せにする自信がないがです。これが、正直な気持ちです。すみません、こんなにひとりでしゃべってしもうて…。」「ああいえ…。のぶさん、そんなに重い荷物を、いくつも担いでいたら、船だったら沈んでしまいます。荷物を、降ろす用意をしませんか?」「荷物を降ろす、用意…?」「そのときがきたら、思いっきり走れるように。」 まわりの音が消える。流れるBGM。「終わらん戦争はありません。そのとき、世の中はすっかり変わってしまうかもしれん。それを見越して、今のうちから夢をもつがです。」「次郎さんの夢って?」「僕は、戦争が終わったら、このカメラで、世界中のひとたちを撮ってまわりたいと思うちょります。のぶさんも、なにがしたいか考えてみてください。」「まだ、なんも思いつきません。」「ゆっくり考えればええです。のぶさんは足が早いき、すぐ追いつきます。そこに、少しでも、僕との暮らしが入る隙間があったら、結婚してください。隙間がなかったら、そのときはあきらめます。」 次郎との食事のあと、のぶは街を歩きながら、父・加瀬亮との幼いころの会話を思い返していた。「うちの夢って、なんやろうか?」「そりゃあ、ゆっくり見つけたらえい。見つかったら、思いっきり突っ走ればえい。のぶは足が早いき、いつでも間に合う。」 一瞬の静寂。汽車の音。のぶはふり返り、走り出す。「次郎さあん!」 のぶは大きな声を出す。橋を渡ろうとしていた次郎が立ち止まる。橋の上にいる次郎にのぶが駆け寄り、向き合うふたり。次郎「のぶさん…」 のぶは息を切らしている。次郎「忘れもんでも…?」 のぶは息を整え、「とても…、大事なことを言い忘れました。」 少しの間のあと、「こんなわたしでよかったら、ふつつかものですけんど、よろしゅうお願い致します。」といって、のぶはおじぎをする。笑顔になる次郎。のぶも一緒に笑い始める。橋の上に向かい合うふたり。まわりの街灯にあかりがついていく。場面は替わり、朝田家。笑顔の祖父母。母「えっ!? のぶ、断りに行ったがやなかったが?」 祖父「のぶ! でかした! さすがはわしの孫じゃ! はっはっは!」 祖母「やっぱり結太郎が見つけてくれたひとやったねえ。祝言は、早いほうがえいね。」 祖父「先方さんともご相談のうえ、次郎さんが航海からもうったら、すぐにあげんといかんのう!」 メイコ「のぶ姉ちゃん、結婚おめでとう!」 のぶ「まだ婚約やって、気が早すぎやろ。」 蘭子・河合優実も笑顔になる。「行き遅れんで、よかったね。」「ありがとう、蘭子。」 盛りあがる朝田家。ヤムさん・阿部サダヲはパンをこねながら聞いていた。「あいつ死なないといいけどな。大丈夫かな?」 ナレーションが「大丈夫!」 笑顔ののぶを映し、ナレーション「ほいたらね!」 今週はこれで終わり。「ほいたらね」で終わる回がとても好ましい。重い回は週の真ん中あたりにもってきて、重い荷物を降ろしてから週をまたいでいる。

 昨夜の「アメトーーク!」は「トリオからコンビになった芸人」。ジェラードン、サルゴリラ、アキナ、ザ・マミィ、ジャングルポケットが並び、MC側にはトリオのパンサーが座る。アキナがトリオだったというのは知らなかった。「3人目ドラフト会議」という趣向があり、ジェラードンは名倉潤を、サルゴリラはパンサー向井を、アキナはMr.シャチホコを、ザ・マミィはパンサー菅を、ジャングルポケットは佐藤浩市を選んだ。しかし、みんな、ちゃんと考えた答えだとは思えない。最後はジャングルポケットにアタック西本が加わり、「ストレッチャーズ」をやってみせた。

 SNSから、田中康夫が横浜市長選に出馬との記事を読む。前回は4年前か。こうなったらまた演説を聴きに行かなければと思うが、田中康夫はエックスの使いかたに問題がある。あれはもともとの支持者以外を遠ざけてしまうやりかただ。

◇ 蒲田・落語会

 午後から外出。また気温が下がり、服装に迷うが、パーカーを着ていく。横浜から京浜東北線に乗り、蒲田まで。東口に出ると、駅前のロータリーがぐるりとフェンスに囲われ、工事が行われていた。ここはどうなるんだろうか。まず、ブックオフに寄り、220円の雑誌を1冊、390円の単行本を1冊買っていく。京急蒲田に向かうアーケードに進み、ナポレオン軒に入り、釜玉中華そばを食べた。590円。

 西口に移動し、志ら玉さんがやっている「蒲田楽落亭」という落語会を初めて訪れる。ビルの地下にある小さい会場で、こういう規模の落語会はひさしぶりだ。階段を降りていくと、受付もなにもなく、主催者らしきおじさんに千円札を渡す。しかし、千円は安い。椅子が20席ほど並べられていて、お客さんはおじさんとおばさんばかりだが、雑談していてにぎやかだ。小さいペットボトルのお茶とおせんべいのサービスがあり、座っていたら配りにきてくれた。18時に開演すると、まずはゲストの吉笑さんが登場する。この会では立川流の二ツ目を毎回ゲストに招いているようだ。真打昇進直前の吉笑さんをどこかで観ておきたいと思っていたからちょうどよかった。マクラでは真打昇進の準備の愚痴を語り、NHKの優勝ネタである「ぷるぷる」をやった。続いて、志ら玉さんは「替り目」。仲入りを挟み、志ら玉さんの二席目は「あくび指南」。ゲストの吉笑さんがトリを務め、吉笑さんは二席とも新作、上方落語風の「犬旦那」をやった。19時半頃に終演。志ら玉さんが楽屋から出てこないからあいさつをしそこねてしまった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今夜の「ミュージックステーション」は2時間特番、オープニングアクトを s**t kingz が務め、生音と連動したダンスのパフォーマンスを披露した。ランキング企画は「平成令和最強バズりダンス曲国民投票」。

 今日の「徹子の部屋」は山田邦子がゲスト。日本喜劇人協会の会長に就任してからは初めての出演だったかな。「邦子のかわい子ぶりっ子」が流れ、バスガイドのネタでスタートする。バスガイドのジャケットを脱ぐと、魚の柄のブラウスを着ている。このブラウスは、20年ほど前に出演したときに徹子さんが着ていたのをもらったものだそうだ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは柳沢慎吾。前回のゲスト出演からそれほど間が空いていないような気がするが、単独ライブの宣伝があるためか。金曜のゲストとしては初めてだったが、話している内容はほぼ前回と重なっていたような気がする。そのあと、柳沢慎吾は「中川家 座・ラジオショー」のオープニングにも飛び入り出演し、「ビバリー」以上に、怒涛の勢いでネタを披露しまくっていた。なかなか帰ろうとしない柳沢慎吾だったが、ようやく帰ったあとには「THE SECOND」のザ・ぼんちの話になった。ベテランの活躍という点では、柳沢慎吾ともつながっている。

 楽天マガジンのチェック。「FRIDAY」には、中居正広の反撃の本当の狙いはなにかという記事があり、中居と交流のあるキー局プロデューサーが証言している。「名誉回復もあるでしょうが、一番の目的は違約金など、金銭的な賠償の回避だと思います。(略)第三者委員会が中居の性暴力、つまり彼の責任を認めたことで、テレビ局やスポンサー企業から巨額の違約金や賠償金を求められる可能性が出てきた。それを避けるため、〝自分は性暴力をしていない〟と主張し始めたのではないか」 また別の大手芸能プロ幹部の証言では、「中居は『なぜフジテレビの問題点が追及されず、自分ばかり悪者にされているのか』と親しい知人に怒りを露にしていたといいます。芸能界に復帰するつもりはないわけですから、〝死なばもろとも〟とばかり、フジの暗部をブチまけるかもしれません」

2025年5月22日木曜日

5月22日木/太田光と玉袋筋太郎

◇ あんぱん 

 早朝、昨日の「あんぱん」の二度目を観ていたが、本当にすさまじいドラマだ。テレビドラマをよく観るようになったのはほんの数年前からだが、今まで観たドラマのなかでいちばん面白いんじゃないかと4月頃にはもう思っていた。それがいよいよ確信になってきた。

 早朝からもう少し眠りなおし、ついさっき観たばかりのような感じだが、今朝の「あんぱん」を観る。朝田家の朝、祖父・吉田鋼太郎は豪の墓石を彫ろうとしているが、ノミを打とうとして手が止まる。「豪、すまん…。わしには彫れん…。」 玄関にはのぶ・今田美桜と祖母・浅田美代子、そのそばにはメイコ・原菜乃華がしゃがんでいる。調理場から母・江口のりことヤムさん・阿部サダヲが見ている。蘭子・河合優実も縁側から覗いていた。場面は替わり、尋常小学校の校長室、校長・中尾隆聖、伊達先生・樫尾篤紀、のぶのすがたがある。伊達「もううちのほうは大丈夫ながか?」 のぶは「はい」と小さく返事する。伊達「戦死した兵隊さんは、朝田先生の家に長うおられた、家族も同然の職人さんやったがです。」 校長「そうかい。お国のために立派に尽くして、英霊になられたがや。」 教室、のぶが入っていくと「あっ、朝田先生や!」という生徒の声。のぶのそばにみんな集まってくる。「ヘイキチくん、こないだはお弔いにきてくれて、ありがとう。」「いいえ、なんちゃあないです。」「みんな、お休みしてしもうて、ごめんなさい。」「朝田先生、わしらはきっと、立派な兵隊さんになります。お国のために命を惜しまず、戦いたいがです。」 女の子は「うちは従軍看護婦になって、戦地で兵隊さんのお役に立ちたいがです。」「うちも!」「うちも!」とくちぐちに言う生徒たち。のぶは笑みをたたえてはいるが、以前のような笑顔ではない。「みんな、席に着いて!」 教育勅語をみんなで唱える。しかし、のぶは蘭子に言われた言葉を思い返している。「どこが…、立派ながで…。」 場面は替わり、たかし・北村匠海の部屋。たかしが手紙の封をハサミで開けていると、そこにケンちゃん・高橋文哉が帰ってきた。「あっ、ついにきた! その手紙、のぶさんからやないと?」「違うよ、ちひろから。」「なんねえ、ちひろくんねえ。のぶさんから、なかなか返事こんちゃねえ。」「こないよ。出してないから。」「えっ? 出しとらんと? なんばしよっとねえ。どげなヘタクソな手紙でもよかとってえ。早よ書かんと。」 たかしは手紙を開くと固まってしまう。「どげんしたと…?」「豪さんが…、戦死した…。」 ちひろ・中沢元紀の声「豪さんは、無事に帰ってきたら、蘭子さんと祝言をあげる予定だったそうです。朝田家のひとたちの悲しみを思うと、たまりません。もうひとつ、これは兄貴に伝えようかどうしようか迷いましたが、やっぱり報告しておきます。のぶさんのことです。のぶさんのところには、縁談が降るようにきています。のぶさんはすべて断ってるそうですが、兄貴の気持ちを伝えるなら、急いだほうがえいと思います。」 たかしは手紙をたたむ。ケンちゃんも横で一緒に手紙を覗いて読んでいた。「気持ち、伝えられんままでよかと?」 たかしの表情を映す。場面は替わり、朝田家のそばでは、愛国婦人会が慰問袋をお願いするビラを配っている。母とメイコも「愛国婦人会」のタスキをかけ、掲示板に貼り紙をしている。母「もっとしっかり貼らんと。」 メイコはため息をつく。「どういた?」「のぶ姉ちゃんと蘭子姉ちゃんね、最近ずっとくちきかん。同じ部屋で寝ゆうのに…。」 そこに影が近づき、「ご苦労さまです。」という男の声。母がふり向く。「次郎さん!」 メイコ「あっ、のぶ姉ちゃんのお見合いの?」 のぶが座敷に座っている。次郎・中島歩が朝田家の家族と向き合って座っている。そこには蘭子のすがただけがない。次郎「突然、お邪魔しまして。」 祖父「いえいえ、わざわざこんなところまでお越しいただきまして。」 のぶ「あの、どうなさったがですか…?」「これを、お届けしたくて…。」 次郎が封筒から取り出し、畳に置いたのは、のぶを映した写真だった。家族みんなが「えええ!」と声をあげ、前のめりになり、写真を覗き込む。祖母「わあ、よう撮れちゅう…!」 母「こんな大きな写真、初めて見ましたあ。のぶがここにおるようや!」 のぶ「いつの間に?」 次郎「すみません、鳥が羽ばたいた瞬間、とてもいい表情をしていたので、思わず、シャッターを切りました。」 祖父は「いやあ、ほんまええ写真じゃあ。」といって、写真を手にとる。次郎「いえ、これをお届けするというのは言い訳で、今日は、お願いがあってまいりました。」 祖父「はあ。」 姿勢を正す次郎。「お祖父さま、お祖母さま、お母さま、今日はのぶさんに、正式に結婚を申し込みにまいりました!」 あたまを下げる次郎。のぶは無表情。メイコははっとして、口元に手をやる。祖母もメイコと同じような顔をする。母はクール。祖父も驚きを抑える表情。次郎「あの日は、当分、結婚する気がないと申しました。ところが、ふとしたとき、のぶさんの笑い声や、笑顔が浮かぶんです。」 次郎はのぶのほうに向きなおる。「のぶさん、わたしの、生涯の伴侶になっていただけませんか?」 のぶは宙を見つめたまま。祖父はのぶをちらっと見て、「そこまで、真剣に考えてくださっちゅうがですが?」 祖母「もったいないお話やあ。」 メイコも笑顔。みんなでのぶのほうを見る。母「のぶ?」 のぶ「お気持ちは…、ありがたいがですけんど…、今は…、やはり決心がつきません…。」 一瞬の間のあと、「わかりました。」と言う次郎。「申し訳ございません。」「いえ…、のぶさんの気持ちが変わるまで、僕は待ちます。」 のぶの表情。次郎は「失礼致します。」といって、立ちあがる。いつからいたのか、玄関の戸の裏には蘭子が立っていた。蘭子と会釈を交わし、次郎は帰っていく。蘭子の表情。それから時間が経過し、祖母と母はのぶの写真を見ていた。祖母は写真を手にし、「この写真見たら、どればあ次郎さんが思うてくれちゅうかわかる。おんなは男のひとに思われて結婚するががいちばんや。ハタコさんも、そう思うやろ?」といって、写真を母に渡す。「そうですねえ。けどお母さん、きっと、のぶは今、そんな華やいだ気持ちになれんがですよ。」「蘭子に、気兼ねしちゅうがじゃろねえ。」「はい…。」「けんどね、あては、次郎さんは結太郎が連れてきてくれたひとのような気がするがよ。結太郎は三度の飯より仕事が好きで、忙しゅう飛びまわって、命を縮めてしもうたけんど、それでも、ちゃあんとのぶを幸せにしてくれるひとを見つけてくれちょった。あてらあの知らんとこで、ちゃあんと父親の役目を果たしてくれた。そんな気がしてならんがよ。」「お母さん…。」 ふたりは父の帽子を見上げる。夜、のぶは机に向かい、息を吐く。蘭子は豪の半纏の裏にかけてあった、日付にバツ印を付けていた紙を見ていた。閉じるとそれを抱くようにもつ。蘭子は半纏を見る。朝、「原豪 墓」の文字が書かれた紙がかぶせられた墓石はまだそのままになっている。祖父は石を前にして、椅子にじっと腰掛けている。母と祖母はそばで洗濯をしている。蘭子は玄関の前の椅子に腰掛けている。のぶがその前を通り、「行ってきます。」と出勤しようとすると、蘭子が「お姉ちゃん」と呼び止めた。のぶは立ち止まり、ふり向く。母と祖母は仕事の手が止まる。メイコも近くにやってきた。「うちに気兼ねらあせんで、結婚すればいいやん。」「なに言うが…。」「お姉ちゃんは子どもらあの手本にならないかんがやろ? うちのせいで行き遅れたら…、迷惑やん…。」「蘭子…。」 蘭子はのぶの横を通り、先に出勤していく。母と祖母の表情を映す。母はうっすらと笑みを浮かべる。メイコも安堵の表情のよう。祖父の表情はわからない。のぶも笑みを浮かべる。場面は替わり、たかしの学校。生徒たちが教室で絵を描いている。座間先生・山寺宏一がたかしの絵を覗き込むと、銀座の街にフランケンがいる。「時代と逆行してるね。」「すみません。」「いいじゃない。スランプ抜けたか?」といって、座間は笑う。「これで進めてみろ。」「はい。」 たかしはすぐそばで絵を描いているケンちゃんに話しかける。「ケンちゃん、僕はね、決めたよ。」「なんば決めたとね。」 たかしはケンちゃんに椅子を寄せる。「この卒業制作を仕上げたら、のぶちゃんに会いにいく。今度こそ、ちゃんと気持ちを伝える。」「なんか、だいぶん先、話にならん?」「そうかも。でも、決めたんだ。」「それまで、がまんするとね。」「うん。」「よか! 集中。」 たかしは絵に向かい、続きを描く。今日はここで終わり。

 昨日放送された「きょうの料理」は阿部サダヲがゲスト。「あんぱん」でパン作りの指導をした竹谷光司さんとあんぱんを作る。

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 ラジオをつける。今朝の「#ふらっと」はヤーレンズの担当。前回、ゲストなのに時間を間違えてゴルフに行ってしまった渡辺正行から、スタッフ全員分の鰻重が届いたという。9時台ゲストははりけ~んず。前田は高校生のときに2丁目劇場のオーディションに通い、高校の同級生と組んでいた初代はりけ~んずがあったのだ。そのときの同期は島田珠代。東京に行くときに相方がいやがり、ひとりで上京した。高校生のときに憧れていたのはとんねるず、この世代は普通にそうだったという。当時の2丁目劇場はダウンタウン絶頂期。少し先にTEAM0が東京に出ていた。上京した前田はアルバイト先にいた荒井を誘い、コンビを結成する。荒井は俳優志望だった。当時は、ライブハウスで開催されていた月イチの「バッタもんCLUB」があったのみ、舞台作りやスタッフも演者たちがやっていた。紳助にかわいがられ、「あぶない話」の前説などを担当するようになる。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴く。太田とのしつこいやり合いに、ついに塙はこたけ正義感に相談をした。

 楽天マガジンのチェック。「週刊新潮」にはダウンタウンチャンネルに関する小さい記事があり、どうやら、新しい賞レースの立ち上げプランがあるようだ。

 「女性セブン」には中居正広の反論に関する記事があり、意外と中居の心情を汲みとった記事だった。読書欄には、新刊を発売した大崎洋のインタビューがあった。「月刊Hanada」の連載をまとめた本か。最近読んで面白かった本はという質問に、大崎は内田樹「沈む祖国を救うには」を、何度もくり返し読む本はという質問には、片岡義男「人生は野菜スープ」をあげている。取材・構成は佐久間文子。そのほか、小説も連載している綿矢りさが、特別寄稿として「大阪・関西万博遊覧記」を書いている。

 「女性自身」にも中居の反論に関する記事、中居の反論には三つの要因があるというのだが、第一はCMの違約金の問題。これは中居と親しいという制作関係者が証言している。第二はフジテレビの対応を問題視していること。「今回の反論は一部で報じられた芸能界復帰の可能性を残すためではありません。むしろ中居さんは『引退を撤回する気はない』と断言していると聞いています。そのうえで『自分がやったことに非があることは認めます。ただ、港さんは逃げているし、B氏も連絡をくれなくなった!』と憤っていたといいます」という中居の知人なる人物の証言。第三の要因は今後の人生設計が影響しているという。これも別の知人の証言だが、本当にそうだろうか。しかし、SMAPにまったく触れられないのも不自然な気がする。SMAPや親兄弟のための名誉回復とは考えられないだろうか。

 「週刊大衆」では、貴乃花の新連載が始まった。第1回はシラク大統領に学んだ日本文化の素晴らしさについて語っている。巻末「シリーズ人間力」は温水洋一インタビュー。

 TVer で、楽しみにしていた「町中華で飲ろうぜ」をようやく観る。この番組自体、今まで観たことがなかった。番組は東武東上線の上福岡駅前から始まる。玉袋筋太郎がひとりでしゃべっているところに太田光が登場。登場のBGMは「爆笑問題カーボーイ」のオープニング曲だ。玉袋「だめだよ、ちょっとふたりこれ、同じフレームに入っちゃいけないんだよ、業界的には!」 太田「共演NGだからね。」 玉袋「上沼恵美子と泉ピン子みたいなもんなんだよ!」 太田「漫才やんないのもう?」 玉袋「漫才師じゃないから、今。ピンだから。」 爆笑問題と玉袋の写真が出されるが、博士の写真は出ないのだ。太田「ちっちゃいほうがブーたれてるらしいじゃない。」 玉袋「俺がブーたれてるって言われてんだよ?」 上福岡は太田の地元、ふたりは新富飯店という店を訪れる。食べながら、ラ・ママの頃の思い出が語られる。太田「その点ちょっと詰めたいんだけどさ、どう思ってんのホンジャマカに関しては? どうなの恵は?」 玉袋「恵にしぼる?」 玉袋が「俺は合わないね…。」というと、太田は手を叩いて大喜び。玉袋は恵と美容院が一緒だそうで、「ひさびさ会ってもさ、必ず上からくるわけ。「玉ちゃん元気!」って。」 ふたりは石塚とは仲がいい。太田「ふるさとで玉袋と餃子…。もう俺、なにが起きてんだか今、あたまんなか整理できないよ。(笑)」 このお店のご主人は東京大飯店で働き、土地が安かった上福岡にやってきたというから太田の両親と同じだ。話題は「ビートたけしのオールナイトニッポン」に移る。太田「あまりにも憧れすぎてたから、軍団に入るとか…、当時よく、たけしさん、ニッポン放送の前に弟子志望がうわあっといたでしょ? でもあそこにはちょっと俺、行けないなと。あまりにも憧れてたし、怖くて、近寄れないと思ってた。」 玉袋は「いや素晴らしいね、逆にそれがすごい、うん。」としみじみうなずく。太田「それ行ったのはすごいと思うね。」 玉袋「いやでも、違う道でやっぱこうやって行くのと、近づいちゃって、こんな感じの体たらくよりやっぱり、こうやってさ、違うとこからこう入ってって、殿もやっぱ認めるわけじゃん、うん。そういうとこがいいなあと思う。」 玉袋はさらに続ける。「弟子入してよかったっていうことで、活動もしてよかったって気持ちもあるんだけど、やっぱり、いつまでも殿のところに、ねえ…。それがやっぱ辞めたときの心境だったと思うよ。(略)でも、まだその直系でやってるってのはどうもなっていう、たけし軍団批判をしてるわけですね、はい。」「そりゃね、「旅サラダ」のラッシャーさんには勝てませんよ。(笑)「ミヤネ屋」のタカさんにはかないません。」

 後編、2軒目は阡楽という店。ふたりの話題は東スポ1面になった玉袋の爆笑問題への果たし状、あれは12年前だったか。太田「俺は、面白いじゃないかっつって、ラジオで「よし、玉、受けて立とうじゃねえかこのやろう。絶対負けねえぞ。」みたいなことを言ったの。で、玉袋も玉袋で「やろうじゃねえか」っつったんだけど、うちの田中が「やだ。もう絶対、そんなのやだ…」(笑)」 玉袋「うちの博士も、うん、「やだ」って。(笑)」 玉袋は続ける。「あんときはさ、でもさ、これはまあ、使う使わないはともかくさ、博士に呼びつけられてさ、(ものまねで)「赤江くん、こういうことやって本気だな?」(笑)俺は本気っていうか「まあ、面白いじゃないですか、こういうことやらあ打ち上げ花火で。」っつって。「乗ってくるし」っつったらさ、「わかった。そうしたら俺はこれから半年間ぜんぶ仕事を辞めて、その戦いにそなえる」っつったんだよ。それはそれでたしかに素晴らしいことだけど、俺、そんなこと思ってねえんだけど。(笑)互いに10分10分漫才やって、あと、4人で大喜利やって、4人で熱湯風呂浸かってそれでオッケーじゃねえかって。そうしたら違うんだよ。がちがちで「やるんなら俺はぜってえやるからな」…。(笑)いやもうさあ、そういうときじゃなかったんだよねえ。悪かった、あのときはほんとに申し訳ない。」 太田のことをどう見ているかを改めて訊かれ、玉袋は「俺はね、なんか孤塁を守ってるって感じすんだよな。孤塁を守る男太田光、っていう感じ。」「あんときはあれぐらいのひとだったのにも関わらず、なんで金入っちゃったらこんなふうになっちゃうんだっていう、芸能界ぜんぶそうじゃん。芸能界なんかみんなそうだよ。金入ったら変わっちゃうとかさ、うん、生活を変えるとか。(太田は)変えてねえんだよね。」 太田「田中が変えてんだよ、それで。」 玉袋「うちの相棒も急に選挙出たりとかってよくわかんない。(笑)やっぱ、ニュートラルってのはどうなんだろうね。ニュートラルっつうのは…」 太田「だからね、それはねあの、テレビ局もあれだと思うけど、第三者委員会の報告書ってね、読んだの、俺ぜんぶ読んだのあれ。だんだん腹立ってきて。なにが腹立ったかというと、有力芸能人ナニナニが、そこに接待でフジテレビがどうのこうのつってさ、花火大会に各芸能事務所の有力芸能人を呼んでどうのこうの…。一個も俺、呼ばれてないのそこに。「俺、有力芸能人じゃなかったのかよ!」っていう、そっちの意味で腹立ってきて。(笑)違うんだ、俺、ここに入ってないんだ! 俺、無力芸能人だったんだ!(笑)」 玉袋「派手な現場だったから、俺んところの感じでいうとさ、殿がいて。そういうとこでいったら、やっぱりこう、ぶれるひととかいっぱい見てきたし。なあんでこんなニュートラルで、仕事終わって直行直帰で、こもって、本読んで、映画観て、原稿書いてネタ作ってって。いや俺、言ってみりゃね、憧れるひとはたぶん多いと思うけど、幽閉生活だからね。(笑)」

◇ マクドナルド・ブックオフ

 今日は外出するつもりじゃなかったのに予定変更、夕方から外出する。今季初めて、Tシャツを着ていく。しかし、腹が減らず、eモールのはま寿司で食べようか迷っていたが、行ってみたら改装工事中で休みだった。そういえば、前回、そんな貼り紙を目にした気がするが、ちゃんと確認もせずに忘れてしまっていた。自動的に選択肢が消え、瀬谷の手前のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べる。340円。読書をするが、眠くなり、あまり読み進められなかった。

 そのあとはブックオフに寄ってから帰る。この店舗は今月3回目だが、ゴールデンウィークのクーポンがあったから使ってしまいたかった。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買う。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、テレビ番組をあれこれと。まずは「NHKニュース7」を観る。オンラインカジノ問題で吉本の6人が略式起訴、中居の反論に第三者委員会が回答をしたなど。

 今朝の「ラヴィット!」を、くるまがこの番組から地上波復帰だというので録画もしておいたのだが、「ラヴィット!」という番組自体、しっかりと観たことは今までなかった。令和ロマンはもともとレギュラーだったのか、くるまが休んでいたあいだはケムリだけが出演していたようだ。エバース、ニューヨーク、ノンスタイル石田らも出演。まずはゲストたちが紹介され、それからようやく、くるまが座っていることに川島が驚いてみせる。この番組の普段の構成を知らないが、この日は「ビリってかぶってじゃんけんぽん」というこの番組独自のゲームで対決する。そのあとにも別のゲームがあり、人気番組なのはわかっているが、まるで「いいとも」の末期のようだ。ゲームのコーナーが1時間ぐらいあり、後半は「ニューヨーク不動産」というロケ企画、ニューヨークがエバース町田の部屋探しの手伝いをする。

 今日の「徹子の部屋」は仲代達矢がゲスト。現在、92歳。話しぶりがとても若々しい。三國連太郎、三船敏郎の思い出、そして、いちばん好きな先輩は丹波哲郎だという。マーロン・ブランドが大好きで、歩きかたを真似した。黒澤明の話などもするが、逆に、仲代達矢は徹子さんに渥美清の話を訊きたがる。仲代達矢は渥美清と共演したことはないのだ。

 放送直後の「週刊さんまとマツコ」の特番を観ると、熱海の泉ピン子宅を訪問する企画が、泉ピン子から逃走するという企画になっていた。さんま、マツコ、飯尾の3人は熱海の芸姑茶屋やホテルニューアカオというホテルを訪れる。彦摩呂と内山信二のチーム、ぼる塾のチームもそれぞれロケ、泉ピン子宅にはノブコブ吉村が先に到着し、一行を迎えようとしていたのだが、泉ピン子がそれぞれを捕まえようと熱海の街に出ていく。泉ピン子宅に着いてからのトークには面白い部分もあったが、全体的にがちゃがちゃしている番組だった。

2025年5月21日水曜日

5月21日水/2件目の見学と面会

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。夕暮れ、のぶ・今田美桜は帰宅する途中、兵隊ごっこをする子どもたちにまた出会い、笑顔になる。「朝田先生に敬礼! 駆け足、前へ!」といって、子どもたちは駆けていく。のぶが帰ってくると、蘭子・河合優実がひとり、外の椅子に腰かけていた。「ただいま。」「お姉ちゃん、お帰り…」 うちのなかに入っていくと、のぶは重い雰囲気に気がつく。「ただいま…」 庭には祖父・吉田鋼太郎と和尚・斉藤暁、団子屋・小倉蒼蛙がいる。祖母・浅田美代子、母・江口のりこ、メイコ・原菜乃華が縁側に座っている。「みんな、どういたがあで…?」 母「豪ちゃんが、戦死したがよ…。」 すすり泣くメイコの声。のぶは言葉が出ない。のぶの視線は外の椅子に座る蘭子の後ろすがたに移る。団子屋がしゃべり始める。「豪は…、お国のために、命を惜しまんと戦うたがじゃ。おまんの弟子に…、立派だと言うちゃれ。」 和尚「そうじゃ。豪は、立派に戦死したがい…。」 団子屋「のう、そうじゃろ? のぶちゃん…。のぶちゃんやったら、英霊になった豪に、立派じゃと言いちゃりたいじゃろ?」 和尚「のぶちゃんは、愛国の鑑じゃけのう…。」 のぶ「豪ちゃんは…、お国のために…、立派に…、ご奉公したがです…。」 それを聴いているのか、聴いていないのか、外にいる蘭子の横顔が映される。祖父「そうやにゃ…。本人も本望かもしれん…。」 すすり泣くメイコ。のぶの目からも涙がつたう。夜、風で舞う木の葉。三姉妹の部屋では、のぶとメイコが布団のなかで身を起こしているが、蘭子のすがたはない。「豪ちゃんがもう、この家にもうってこんなんて…、うちは信じられん…。」 メイコは泣き声をあげる。「のぶ姉ちゃん…」 蘭子は豪の半纏に手を合わせていた。「豪ちゃん…。おなか空いたねえ…。」 それを聴いているのか、縁側にはヤムさん・阿部サダヲが座っている。のぶが様子を見にやってくる。のぶに気がつき、ヤムさんがしゃべり始める。「一度だけ、豪と釣りに行った。出征する前に会っておきたい女はいないのか訊いたら、毎日会ってますだと。あいつは、お国のために死ねて、今ごろほんとに喜んでんのかね? 立派だった、って言ってやらねえと、いけないのかね? 愛国の先生…。」 ヤムさんはそう言うと、立ちあがって行ってしまう。残されたのぶの表情。半纏を見ている蘭子。場面が替わり、お経の声が聴こえる。朝田パンの外には「忌中」「当分ノ間休業致シマス」の貼り紙がある。庭では葬式が行われていた。和尚がお経を唱える。愛国婦人会の婦人・池津祥子が割烹着にタスキというすがたで、もうひとりの婦人と一緒に弔問に訪れている。座っている家族たちに礼をし、「原豪さんは、英霊になられたがです。ご立派に本望を遂げられたことと思います。」「ご立派でございます。」 祖母「ご苦労さまでございました。」 母「ありがとうございました。」 のぶ「ありがとうございました…。」 蘭子は無言。蘭子は暗い色の着物を着ている。メイコ「のぶ姉ちゃん、子どもらがきてくれたで。」 メイコが外から子どもを連れてくる。兵隊ごっこをしていたヘイキチくんの兄弟だ。「ヘイキチくん。」「のぶ先生、わしら、戦死された兵隊さんに手を合わせとうて、きたがです。」「ありがとう。」 幼い兄弟はお焼香をすると、またのぶのところにやってくる。「先生、わしらあもいつか兵隊さんになって、お国のために立派にご奉公したいがです。」 小さい弟も「わしもりっぱにごほうこうしたいき。」 のぶの隣りに座っていた蘭子は、立ちあがってどこかに行ってしまう。のぶ「わざわざきてくれて、ほんまにありがとうね。」 幼い兄弟は「さようなら」と声を合わせる。母と祖母の表情を映す。のぶ「さようなら。」 蘭子は石置き場にいた。暑い日、しゃがんで石を打つ豪・細田佳央太のすがたが思い出される。「蘭子さん。」「豪ちゃん、忘れもの。お爺ちゃんがもっていけって。」「ありがとうございます。」 帰ろうとする蘭子の下駄の鼻緒が切れる。「待ってください。」といって、豪ちゃんは蘭子の手を肩に置かせ、足をひざの上に乗せると、手拭いをちぎって鼻緒を繕ってみせる。蘭子の表情。蝉の声。「ありがとう…」「お気をつけて。」 静けさのなか、口元に手をあて、蘭子は立っている。ある日の光景を思い返し、蘭子は視線をさまよわせる。足音が聞こえ、そこにのぶもやってくる。「蘭子…」 蘭子はゆっくりとしゃべり始める。「どこが…、立派ながで…。みんなが立派やというたびに…、なんべんもなんべんも聞くたびに…、うちは悔しゅうてたまらん…。」 のぶは少し考えてからしゃべり始める。「豪ちゃんは…、蘭子や…、うちの家族や…、この国のひとらあのために…、命をかけて…、戦うたがよ…。やき…、立派やと…、言うちゃりなさい…。」 黙って聞いていた蘭子が答える。「どういて…? 豪ちゃんももんってこんのに…?」「豪ちゃんの戦死を…、誰よりも…、蘭子が誇りに思うちゃらんと…。」 蘭子はのぶを睨むような目つきをすると、「はあっ?」と声にならない声を出す。「お姉ちゃん、本気でそう思うちゅうがかい?」 のぶの表情を映す。蘭子は続ける。「男の子は兵隊になって戦争に行きなさい、命を惜しまず戦いなさい、豪ちゃんみたいに名誉の戦死をしなさい、戦死したらみんなで立派やと言いましょうって…?」 蘭子は涙声になっていく。じっと聞いていたのぶは「そうだがよ…。」と答える。「そんなのうそっぱちやあ!」 蘭子は感情を爆発させる。「みんなうそっぱちやあ!」 滂沱の涙を流しながら「うちは…、うちは豪ちゃんのお嫁さんになるがやき…、絶対にもうってきてよって言うたがよ…! 豪ちゃんももうってきますって言うたがやき…! 絶対にもうってきますって…。」 蘭子の叫び。蘭子をじっと見つめるのぶの目からも涙が流れる。「もうってこん…、もうってこん…。どこが立派だがで…! みんな…、みんなうそっぱちや…。うちは立派らあて…、けして立派らあて思わんき…!」 蘭子がこの場を離れていこうとすると、そこには母が待っていた。母はとぼとぼと蘭子に近づき、泣いている蘭子を抱きしめる。「泣きなさい…! おもいっきり泣いたらえい…!」 のぶも涙が止まらない。「会いたい…! 豪ちゃんに会いたい…! 豪ちゃん…!」 今日はここで終わり。

 今日の「あんぱん」のすさまじさに打ちのめされ、ラジオをつけると、「#ふらっと」のゲストがみうらじゅんだった。馬鹿馬鹿しくて、ほっとする。アウトロクイズのコーナーがあったのだが、みうらじゅんは武蔵美時代、「ねこ部」というサークルを作り、そのねこ部で「ドレミファドン」や「クイズダービー」に出たことがあるという。昼は「ビバリー昼ズ」をつけておく。12時台ゲストは、ふぉ〜ゆ〜の福田悠太。

◇ 見学

 午後から外出。今日はまた昨日よりも暑い感じがする。昨日と同じく、今日もグループホームの見学、予約してもらった2件のうちのもうひとつ。少し遠いが、うちからは歩けない距離ではないので、グーグルマップを見ながら歩いていく。30分で着くかという計算だったが、ぎりぎりになり、最後は早足になった。到着してわかったが、グーグルマップが示していたところは実際の場所とは少しずれていた。今日は仲介会社の担当者さんも立ち合ってくれる。お会いするのは初めてだが、ホームの前で立っているスーツのお兄さんがそのひとかなと思い、近づいていくと、そこにちょうどお婆さんがやってきて、道を訊ねられてしまい、あいさつする前にふたりで道を教えた。そのお婆さんの行き先もこのホームだとわかり、どうやら面会にいらしたようだ。ホームのかたに迎えられ、まず、玄関のすぐ脇にある丸テーブルで説明を受ける。出してもらった冷たいお茶が美味しい。それから施設内を案内されたのだが、見学をこの時間にしてもらったのはレクリエーションを見てもらいたかったからだとおっしゃっていた。入居者のみなさんが習字をしている。ここでも各部屋を案内してもらったが、昨日の施設は家そのものという感じだったが、それに比べ、ここは旅館のような感じだろうか。レクリエーションは今の老健でやっていることとあまり変わらない。最後はまた丸テーブルに戻り、申し込み用紙の記入をする。

 30分程度で失礼し、玄関を出てから、外にあるベンチで仲介会社さんの書類にも記入した。担当のお兄さんに施設の印象を訊かれ、正直に、昨日の施設のほうがいいと思ったと答える。昨日の施設ではなにか特別なことをやってましたかと訊かれ、むしろ、普通の生活をしているのがいいと思ったということを話した。

 担当のお兄さんはバスでやってきたというのでバス停に、自分はこれから老健の面会に行こうと思っているので、逆方向に歩く。まわりは畑ばかり、のどかなところだ。カラスが何羽もいて、ネズミの死骸を突っついていた。少し歩くと、大きな道路に出た。マクドナルドを見つけ、時間があるから、ここで少しひと休みしていくことにする。

 また30分ぐらい歩き、老健に到着する。西友で買ってあった夏用の肌着をもってきたら、ちょうど、職員さんから夏服をもってきてほしいということを言われた。ネットでも注文しているのだが、届くのは明日以降になってしまった。スマホの画面を開き、母にもその服の画像を見せる。いつもどおり、面会のあとははま寿司に寄っていく。まぐろ、サーモン、えび天握り、生ハム、合鴨、山かけまぐろ、とろびんちょう。770円。

 ラジオを聴きながら鶴ヶ峰まで歩き、旭図書館にも寄っていく。ブックオフにも寄り、330円の雑誌を1冊、110円のコミック文庫を1冊買う。水曜は雑誌が半額。かなり歩いて疲れてしまったが、今日はまだ読書をしていないから、ココロットのサイゼリヤに寄ろうかと思ったが、行ってみたら外に行列ができていた。今日は読書はあきらめる。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」のゲストはパンツェッタ・ジローラモ。昨夜の「キョコロヒー」は、つるちゃんの「つる散歩」特別編。ものまねの3人、JP、ダンシング☆谷村、ラパルフェ都留がスタジオに登場した。ダンシング☆谷村がしゃべり始めると不安になるほかの出演者たち。ダンシング☆谷村がものまね以外でこんなに活躍する番組は初めて観た。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は、先週の「ホントドッキリ」で決まったや団中嶋が代打MCを務める回。前半の企画は「2代目関根勤選手権」。真空ジェシカ川北、ロングコートダディ堂前、ニューヨーク屋敷、ハリセンボンはるか、せいや、飯尾和樹、ケンドーコバヤシが挑戦した。後半は「寿司合戦」という企画。食べた寿司の皿を積み上げ、その枚数を競うのだが、皿を投げて、相手の皿の山を崩してもいいというルール。トーナメント制、第1試合はちゃんぴおんずと大自然が戦い、大自然の勝利。第2試合は鬼越トマホークとネルソンズ和田&青山が戦い、ネルソンズの勝利。第3試合はママタルトとレインボーが戦い、レインボーの勝利。決勝は三つ巴の対決だが、展開が複雑になりすぎ、大胆にカットされていた。優勝は大自然。番組最後に、中嶋にホントドッキリのネタばらしがされる。

 今夜は「あちこちオードリー」の配信がないと思ったら、「世界卓球」の影響で休止になっていた。「ひっかかりニーチェ」は今週もケムリが出演。くるまの名前が出たら、くるまの写真が普通に使われるようになった。

2025年5月20日火曜日

5月20日火/グループホームの見学に

◇ 見学

 早朝に目覚め、燃えるゴミを5袋、2往復して出してきた。ラジオをつけ、朝のうちに楽天マガジンのチェックをする。今日はひさしぶりに朝から外出し、グループホームの見学に行くことになった。気温が高くなるという予報なので、今季初の半袖を着ていく。仲介の会社から紹介された6件のうち、2件の見学を予約してもらった。今日はそのうちのひとつ、グーグルマップを確認しながら迷うことなくたどりつき、まだ時間が早いかと思い、公園のベンチで少し時間をつぶしてから5分前に訪ねた。

 まるで普通のマンションのような外観だ。まずは施設内の案内をしてもらい、テレビのあるダイニングにはお婆さんたちが、5、6人いらっしゃったか、ごく普通に、和やかに生活してらっしゃる。テレビのニュースに反応した会話に、ずいぶんしっかりされてるという印象を受けた。その先にはそれぞれのお部屋があり、ひとつのお部屋を覗かせていただいたが、想像以上に家そのもの、ベッドがあり、テレビもある。手紙が入れてあるラックに気がつき、ご自宅からもってこられるんですかと訊いてみると、ここ宛に届いた手紙だそうだ。ここから年賀状も出してもらうのだという。ひととおり案内してもらったあとは、事務所のような小部屋で説明を受ける。用紙に記入をするのだが、うっかりしていたが、母のマイナンバーカードなどはもってきていない。仲介の会社はそういうことをなんにも教えてくれなかった。記憶していることだけを記入し、あとはパンフレットを見ながら説明されるのだが、見学はここが1件目だということも話し、本当に初歩的なことから教えてもらった。1件目だからまだわからないが、今、お世話になっている老健よりかははるかにいい。病院に近いような生活から、ごく普通の生活になる。入居するとしたら家具などもこちらで用意するというから、ほとんど引っ越しみたいなもんだ。母の年齢、78歳と書いたら若いと言われたので、訊いてみたら、ここの入居者は 90歳以上が多いというので驚いた。それにしては元気そうなみなさんだった。クルマできたんですかというので、駅から歩いてきたといって、坂道がちょっと大変そうだということも正直に言った。自分は大丈夫でも、誰かに面会にきてもらうとすると、ほかは高齢者ばかりだから大変なのだ。

◇ 快活CLUB

 二俣川駅のほうまで戻ってくる。午前中から出てきて、すぐに帰るのもつまらないと思い、以前から利用してみたかった快活クラブに行ってみることにした。昨日のうちにアプリを入れ、仮登録を済ませておいた。受付で本登録をして、それからセルフレジで席をとる。飲み放題カフェはどんなものかわからなかったから、最初は個室にしようと思い、マッサージチェアのある部屋を選んだ。以前に利用したことのあるネットカフェよりも、ここは清潔感がある。部屋に荷物を置き、ドリンクバーから飲みものをもってくる。さっそく、マッサージチェアを使ってみるが、全身をぼこぼこに刺激され、悲鳴をあげたくなるほどだ。1回15分、マッサージのモードが3種類あり、ひととおり試してみた。1回目はただマッサージに専念してしまったが、2回目からはラジオを聴いた。ちょうど「ビバリー昼ズ」の時間になる。東貴博は先週は体調不良で休んだが、その後、三社祭りに参加したそうで、タトゥーが入ったカップルに写真をお願いされたときの対応の話が面白い。黒沢もそうだというのだが、タトゥーが入ってるからだめだよということを、気軽に言うようにしているんだな。

 マッサージを体験したあとはマンガを読もうと思い、書棚に行ってみる。なにを読もうかという計画もなかったが、横山光輝の「三国志」が並んでいるのを見て、急に読んでみたくなった。1巻をとって、個室に戻る。ただ読むのではもったいないと思い、やはり、マッサージをしながら読んだ。もう1冊読もうかとも思ったが、ここで昼食もとってしまうことにして、個室のパソコンから油淋鶏丼を注文する。750円。店員さんが部屋まで運んできてくれる。3時間パックにすると、食べ終わったらもう残り30分ぐらいしかない。マンガを1冊読むには忙しなく、あとはマッサージをくり返すだけで終わりになってしまった。しかし、利用法がわかったから、つぎからはもっとうまく利用できる。飲み放題カフェも覗いてみたが、こちらでもぜんぜんよさそうだ。5分前に個室を出る。3時間パック、1250円。食事と合わせ、二千円ちょうど。

 いろいろと買わなければならないものがあるから、ドン・キホーテを覗いていく。母の服も用意しなければならないと思うが、なにを買っていいかわからない。ジョイナステラスのユニクロも覗き、それから西友にも寄った。上階のしまむらも覗いてみるが、婦人服の売り場にいることが恥ずかしく、じっくりと探すこともできなかった。

◇ あんぱん

 ジョイナステラスに戻り、ドトールに入る。ここで、今朝の「あんぱん」を観てしまう。のぶ・今田美桜が「ただいま帰りました…」といって帰ってきたら、祖父母が正座をして待ちかまえていた。祖父・吉田鋼太郎「おおのぶ、待っちょったがじゃ。まあ、座れ。」「はい…」 祖父母と向かい合って座る。お見合い写真を差し出す祖母・浅田美代子に、のぶが「またお見合い? こないだも言うたとおり、うちは…」と言うと、遮るように祖父が「ええき、聞け! これは、結太郎が引き合わせてくれた縁談じゃ。」「お父ちゃんが?」 笑顔の祖母が「今日ね、若松さんというご婦人がお見えになって、旦那さんは船の機関長で、古くから結太郎と親交があったがやって。」 昨日の回の最後に現われた婦人・神野三鈴はその後、祖父母と向き合い、話をしていた。「結太郎さんがまだお元気なころ、主人は船の上で、お嬢さんのお話をよううかがっちょったがです。三人姉妹の長女は、ハチキンおのぶと呼ばれゆう面白い子やと。」 祖父「ほう、結太郎がそんなことを?」「主人は結太郎さんにお願いしちょったがです。」「えっ?」「船乗りの女房は留守の家を守らんといかんき、強いおなごほどえい。うちには息子が三人おるけんど、誰かひとりが船乗りになったら、ぜひ、結太郎さんの娘さんを嫁にくださいと。」 婦人はあたまを下げる。祖母「へええ~」 母・江口のりこは「たまるかあ…!」と驚きの表情をして、父の帽子を見上げる。場面が戻り、祖父「そこで、のぶに白羽の矢が立ったというわけや。」 のぶも「たまるかあ…!」といって表情が変わり、お見合い写真を開く。「このひとがその?」 祖母「素敵なひとやろう? いっぺん会うだけ会うてみたら?」 母「次郎さん、船の上でお父ちゃんにも会うたことあるがやと。お父ちゃんの話も聞けるかもしれんねえ。」 家族全員が笑顔になる。お見合い写真に写っている若松さんの息子は中島歩だ。そして、のぶは晴れ着姿になり、父の帽子に話しかける。「お父ちゃん、行ってまいります。」 ナレーション「朝田のぶ、人生初のお見合いです。」 朝田パンの店先、メイコ・原菜乃華がのぶのすがたを見て、「はああ、お姉ちゃん、きれいやあ…。」 ヤムさん・阿部サダヲは母のすがたを見て、「はああ、馬子にも衣裳ですねえ。」 母は照れ笑いしながら「そうですろうか?」 ヤムさん「なに照れてんですか? 衣裳に中身がともなってないってことですけど?」 怒った顔になり、「のぶの見合いで、わては付き添いです!」「なんだそうなんだ。」「高知まで行ってきますき、お店お願いします。」「はい…」 メイコ「のぶ姉ちゃん、がんばりよ!」 のぶ「ほいたら、行ってきます。」 母は優しい声で「ほいたらメイコ、店番頼むで。」 ヤムさんには怖い声で「行ってきます。」 母とのぶは出かけていく。メイコ「行ってらっしゃい!」 そこにちひろ・中沢元紀がやってくる。ヤムさん「おお、ちひろくん。なんだ? あんぱん?」「のぶさんたち、どこへ?」「わざわざ高知まで行って、見合いに行くんだとさ。」「えっ!? のぶさん、お見合いするがですか…?」 メイコ「あっ、ちひろさん、大丈夫です。のぶ姉ちゃんのところには縁談がこじゃんときちゅうけんど、お姉ちゃんにはぜんっぜんその気がないがです。きっと今日も断ってきますき。」 場面は替わり、お見合いの場に。若松親子と朝田親子が向かい合って座っている。若松母「本当にこちらがハチキンおのぶさんですやろか? かわいらしいお嬢さんのこと。」 母「若松さんこそ、ご立派な息子さんですこと。」「若松次郎です。よろしくお願いします。」 のぶ「初めまして。」 のぶはうつむき気味で目を合わせない。母「次郎さんのお父さまには、うちの主人が親しくさせていただいちょったそうですねえ。」「はい、僕も昔、船の上でお父上にお会いしたことがあります。商社の仕事で、いろいろな国へいらした話をしてくださいました。おしゃれな紳士で、ソフト帽がお似合いだったのをよく覚えています。」 母とのぶは顔を見合わせ、一緒に「あの帽子や!」 次郎「はっ?」 のぶ「父のその帽子、今もうちにあるがです。わたしと妹らは、父やと思うて、いっつも帽子に話しかけよります。」 場面は庭に移る。のぶと次郎がふたりで歩いている。のぶ「あのう、わたし、謝らんといかんことが…」 ふたりは立ち止まる。「なんですか?」「ごめんなさい。わたしは結婚する気がまだないがです。それやのに、父の話を聞きとうて、のこのこきてしまいました。ほんまにすみません。」「あっ、謝るのはこっちのほうです。じつは僕…」「えっ?」「もう三十なので、まわりから早く身をかためろとせっつかれていますが、一年のうち、ほとんどは海の上なので、結婚の必要性を感じたことがないんです。」 のぶは「はあ…」と小さい声を出す。「おふくろが、見合いだけでもしろとあんまりうるさいので…。その気もないのにきてしまって、すみません。」「いえ、それやったら、ほっとしました。」「はい、僕も。」 ふたりはまた歩き始める。「でも、あの朝田結太郎さんの娘さんには会ってみたいと思いました。」「じつはわたし、父から仕事の話を聞いたことがあまりないがです。船に乗って、父がどんな景色を見よったのか、なんでもええき、教えてください。」「あっ、それならいくらでも。じつは、僕は今、その船の機関士をしています。」「そうながですか?」「ええ、パタゴニア丸という大きな船です。機関士は航海のあいだ、ほとんど機関室にいますが、たまに甲板に出たときの空気の旨さは格別で、空と海の青さが目に沁みます。」「へええ。」 庭にいるふたりを母と若松さんが部屋から見ている。若松母「あのふたり、話が弾んでますね。」 母「ほんまですね。」「さ、あたしらはこちらに。」「はい。」 庭のふたりは縁台に腰かけている。「今は神戸から大陸に物資を輸送しています。食料などを運ぶこともあれば、武器、弾薬も運ぶ。ときには、戦地の負傷兵や、戦死者の遺骨を運ぶことも。負傷者のなかには、慰問袋を大事そうに抱えてるひともいます。」「学校で子どもらと作りよる慰問袋、役に立っちゅうがですね。」「もちろんです。」「その話、早う子どもらに伝えたいです。あの子ら、どんなに誇らしゅう思うか。」「のぶさんは、教師のお仕事が本当に好きなんですね。」「はい、子どもらと触れ合うがは大好きです。」 のぶは次郎が手にしているカメラを見て、「カメラ、お好きながですか?」と訊く。「はい、僕の相棒みたいなもんです。どこへ行くときも一緒で。じつは、船の仕事のかたわら、打ち込んでいることがあります。終わらない戦争はありません。のぶさんは、この戦争が終わったら、なにをしたいですか?」 のぶを見る次郎。のぶは少し考え、「さあ…、考えたこともないがです。」 目の前から飛び立つ鳥の音に、のぶは「あっ」と声をあげ、笑顔になり、鳥を目で追う。次郎はその横顔を見ている。場面は替わり、汽車のなか。母とのぶが並んで座っている。「ええひとやったねえ。」「うん、お父ちゃんが乗っちょった船の話もこじゃんと聞けたし。でも、あちらもまだ結婚する気ないのに、断りきれずきてしまったがやて。」「そうかい?」「ええお見合いの経験やったわ。」「そうかい。」 母は思い出したように「のぶ、たかしくんとはあれっきり?」「うん、あれから音沙汰ない。」 場面は替わり、夜、たかし・北村匠海が部屋で手紙を書いている。「あのときはごめんなさい、テン、テン、テン…。」と小さい声でつぶやいていると、寝ていたケンちゃん・高橋文哉が起きあがる。「手紙ば、書けたとね?」「いや、手紙なんて書いてないけど…」といって、たかしはあわててごまかす。「柳井くんね、手紙ん書くとき、声に出とうとよ。前略、のぶちゃん、」「あっ、やめてやめて!」「あのときはごめんなさい、」「やめて! やめてケンちゃん!」「テン、テン、テンって。隠すことなかろうもん!」「うん…。離れてみて、やっとわかったんだ…。失いそうになって、やっとその大切さに気づくことって、あるんだなあ…。」「遅すぎるとって。早う手紙書きんしゃい。」 たかしの肩をたたき、ケンちゃんは部屋を出ていく。場面は替わり、朝田パンの前。「ありがとうございます。」というメイコが店番をする声。男が朝田家に向かっていく。石を叩く音。祖父が仕事をしているところに「原豪さんの留守宅はこちらですね。」と声をかける。「はい。」という祖父。「このたびはまことにご愁傷さまです。」 男が一枚の紙を祖父に渡す。後ろでは、祖母、母、メイコが様子をうかがっている。祖父は紙をゆっくりと受け取り、じっと見る。視線をあげ、男の顔を見ると、よろけるように一歩近づき、「ご苦労さまでございました…。」と弱い声を出す。男は去っていく。事態を察した母の顔、祖母の顔、メイコの顔が順番に映される。祖父は「おおおおお!」と慟哭の声をあげ、ひざから崩れ落ちた。声を聞いた蘭子・河合優実が、なにもわからずに祖父のところにやってくる。それを見る母の顔。蘭子「おじいちゃん…?」 泣き崩れている祖父のそばに蘭子が駆け寄る。祖父が手にしている紙に気がつき、紙を覗き込む蘭子の表情。今日はここで終わった。

 今日の「あんぱん」はドトールで観るようなものではなかった。実在の人物が亡くなったかのようなショックを受ける。読書もするが、眠気がひどくなり、あまり読めなかった。ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を1冊返却していく。結局、あまり買いものはせず、荷物が増えなかったから歩いて帰ることにする。歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台ゲストは三宅裕司と森三中大島。寺尾聡の主演映画「父と僕の終わらない歌」に出演しているふたり。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅して、すぐに眠る。夜遅くに起きあがり、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」のゲストは現代美術家の松山智一。まったく知らない名前だったが、作品はどこかで見ているだろうか。上智大学出身だというのでウィキペディアを見てみると、1976年生まれだというから、同時代にキャンパスにいたことがあったのか。学生時代はスノーボードの選手だったそうで、まったく共感するところがない人間だ。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」はモグライダー芝の回の続き、ゲストは須賀健太。子役タレントがからんでみたい芸人ランキングが発表され、井口も26位に入っていた。「松井ケムリのモクモク旅」の3回目はみりちゃむとダウ90000 吉原が同行、「鯖の助」という焼き魚のお店を訪ねる。今日の「#バズ英語」はIMALUがゲスト。IMALUはカナダに留学経験があるのだ。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。玉袋と共演した「町中華で飲ろうぜ」を、太田も TVer でくり返し観たそうで、こんな日がくるなんてと感慨深そうにしている。恵ともいつか打ち解けるかもしれないと言っている。そして、「ビバリー」の3バカの話をまだやってる。その「ビバリー」でしゃべっていた話からまたお笑い第三世代の話になり、「THE SECOND」のザ・ぼんちの話になった。爆笑問題ははりけ~んずともよく一緒になったことがあるんだな。

2025年5月19日月曜日

5月19日月/眠らなければならないのに

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜が尋常小学校の教師になって、もう1年半が経った。昭和14年10月。のぶが教室に入っていくと、生徒たちが起立、礼をする。「朝田先生、おはようございます!」「おはようございます。」 着席する生徒たち。「昨日、みなさんに書いてもろうた綴り方、とてもよう書けちょって感心しました。あとでひとりひとり、読んでもらいましょうね。」「はい!」という元気のいい返事。つぎの場面、男の子が作文を読んでいる。「ヒットラー総統のドイツ軍がポーランドに勝ちました。ニッポンの兵隊さんらあも、支那でがんばって戦こうてくださっています。そのおかげで、僕らはこうして、勉強や生活ができます。僕も勉強や体操をがんばって、早うお国のためにご奉公したいと思います。」 のぶは教室を歩きながら、笑みをたたえた表情で聴いている。「ヘイキチくん、よう書けました。立派な心がけです。」 のぶと生徒たちが拍手する。「つぎは…」「はい!」と手をあげる生徒たち。場面は校長室に替わる。校長・中尾隆聖、伊達先生・樫尾篤紀、のぶがいる。校長が立ちあがり、歩きながら話す。「朝田先生の受け持ちの児童らは、じつに迷うことなく、すくすくと愛国の心が育っちゅうと聞きました。」 伊達「はい、それはもう。」「つまり、朝田先生の指導に迷いがないということです。」 校長はのぶのほうを向く。「まさに、愛国の鑑!」 褒められて笑顔ののぶ。「まだまだ未熟なわたしですが、児童らとともに、尽忠報国の道を進みたいと思うちょります。」 校長「本当ならきみも、そろそろ嫁にいき、お国のために元気なおのこをなしたいやろにのう。」「え?」 伊達「朝田先生ももちろん知ちゅうろうけんど、先日、政府が発表した結婚十訓。」「ああ…、はい。」 校長「きみも、今年ハタチや。結婚して強い子をなすのも、銃後の女性として、立派なご奉公である。ま、そのときは遠慮のう相談してくれたまえ。今日は、それだけ伝えちょきとうてね。」「ありがとうございます。けんど、今はお国にご奉仕する子どもらをしっかり教育し、ひたすら精進したい一心でございます。失礼致します。」 町を歩くのぶの後ろから子どもの声がする。「突撃に進めえ! おお~」といって、駆け寄ってくる3人の子。無邪気に兵隊ごっこをしている。「朝田先生に敬礼!」 のぶは笑顔。「みんな、自分で作ったがかえ?」「はい!」と元気のいい返事。「ヘイキチくんの弟さん?」「僕も兵隊さんになって、お国のために戦います!」 のぶは「えらいえらい」といって、あたまをなでる。「じゃあ、さよなら。」「さよなら。」 子どもたちはまた「おお~!」といって、走っていく。のぶは微笑ましく見ている。場面は銀座、街に貼られた「ぜいたくは敵だ!」「決死敢闘!!」といった貼り紙が映される。ナレーション「中国での戦争が始まって2年が経ち、生活のすみずみで、徐々に戦時体制が強化されていました。」 たかし・北村匠海とケンちゃん・高橋文哉が並んで歩いている。ケンちゃん「なんか楽しくなか。」 たかし「楽しんじゃだめってことでしょ?」「どげんなるっちゃろうかね、俺たちは。」「どうなんだろうね…。」 「強く育てよお國の為に」という看板にたかしの目がとまる。のぶの言葉が思い出される。「うちらとおんなじばあの若もんらあが、お国のために戦いゆうがで。その若もんらあのこと、考えてみいや…!」 ケンちゃん「柳井くん、なにしょっとよ。行くばい。」「あ、ごめん…。」 場面は高等芸術学校に替わる。ナレーション「たかしは、来年の卒業に向けて、作品制作に精を出す毎日でしたが…。」 座間先生・山寺宏一がたかしが描いている絵を覗く。「柳井、お前、タッチ変えたのか?」「どうでしょうか?」「うーん、お前のよさが、ぜんぶ消えてるな。産業デザインの卒業制作で、こんなにわかりにくい絵を描いてどうするの? あんなにわかりやすくて、楽しい絵を描いていた柳井が。どうしたんだ? スランプ?」「スランプは、もともと上手いひとがなるものなんで…。」「どうした? 人生がスランプなのか?」 場面は替わり、たかしの部屋。たかしが息を吐くと、寝ていたケンちゃんが飛び起きる。「10回!」「えっ?」「柳井くん、ため息10回目。部屋中にため息が充満しとうばい。」「ごめん…。」「ため息ん原因、高知んのぶさんやろ?」「いや…、違うよ。」 たかしの顔を覗き込み、「顔にそうですって、書いとうやんか? 手紙でも書いたらよかろうも。」「うん…、きっと、のぶちゃんまだ怒ってるから…。」「いつまでもいつまでもしよんのなかねえ。もうとっとと忘れんしゃい! のぶさんは絶対忘れとうけん。」「はあ…。」「11回目。」「もう数えるのやめてくれないか!」と、たかしは大声を出す。ケンちゃんが横になると、たかしはまたため息。すかさず飛び起き「12回目!」 場面は替わり、朝田家の前。のぶが帰ってくると、婦人たちが「ほうら、見てください、見てください。」としゃべっている。祖父・吉田鋼太郎の声「おう、のぶ、もんたか?」 母・江口のりこ「お帰り。」「のぶさん!」 割烹着にタスキをかけた婦人3人のリーダー・池津祥子が登場。母「こちらは国防婦人会でお世話になりゆうみなさん。」 のぶ「初めまして。」「初めましてやないでえ。なんべんも商店街ですれ違うちゅうき。」「それは失礼致しました。」「ええき、ええき。やっぱりうわさどおりの、健康そうで、しっかりとしたお嬢さんやろ、みなさん。」といって、婦人会のリーダーはのぶの両肩をたたき、ひっくり返して背中を見る。「そうやねえ、そうやねえ。」と残りのふたりが調子を合わせる。のぶ「あの…、今日はなにか?」 祖母・浅田美代子「みなさんが、のぶに縁談をもってきてくださったがよ。」 祖父母がお見合い写真の束をのぶに見せる。リーダー「時局柄、これから兵隊に行かれるひとも、予備役のひとも、お嫁さんを探しゆうひとが多てねえ。まずは、愛国の鑑たるのぶさんにと思うてねえ。お国が出したあれ、当然、ご存じやろ?」「はあ、結婚十訓ですか。」 婦人会の3人がそれぞれ、「ひとつ、一生の伴侶として、信頼できるひとを選べ!」「ふたつ、心身ともに健康なひとを選べ!」「なによりも、産めよ育てよ国のため!」 笑う3人。「さあさ、釜次さん、くらさん、ひとりひとりご説明します。」 祖父は「あなたがた、お茶を…」といって、うちのなかに招き入れる。のぶは声をひそめ、「お母ちゃん!」「ごめんで、どういても話だけでもと押し切られて。」といって、母もうちに入っていく。のぶはため息をつく。リーダー「のぶさんも! 早う、早う!」 つぎの場面では、お見合い写真を見ながら祖父母が盛りあがっている。祖父「3丁目のタケサワくん、ほら、いっつも鼻たらしちょった。予備役の上等兵じゃけんど、お嫁さん探してるらしいでえ。」 祖母「いやいや、軍人よりも、庄屋の長男のほうがええやろう。」 メイコ・原菜乃華も祖父母と一緒に「いやいや、カツオ取りいう漁師さんもええなあ。」 楽しそうな祖父母とメイコ。母と蘭子・河合優実は料理をしている。蘭子「メイコォ。」 母「お嫁に行くがはのぶですき。」 祖父はのぶを見る。「なんなあ、気のない返事やにゃあ。」 祖母「のぶが早う嫁にいかんと、あとがつかえちゅうきねえ。」 蘭子と母の微妙な反応。メイコは「あと1年で、豪ちゃん満期除隊になってもうってくるもんねえ。」と甘い声を出す。祖父「豪がもんてきたらすぐ、蘭子と祝言あげさせるき、もうぱあっと、盛大に祝っちゃる。」 蘭子は笑顔でうなずきながら聞いている。祖父「そいたらのぶも、うちにいづろうなるやろ。おまんのためにも、このうちのためにも、ちゃんと真剣に考え!」「はい。でも、まだ子どもらを教えたいき、結婚は考えられんがです。」「そんなこと言いよったら、行き遅れるぞ。もうハタチやろが!」 場面は替わり、三姉妹の部屋。のぶと蘭子が机の前に並び、メイコは後ろで布団を敷いている。のぶ「ハタチの風圧は強いなあ…。」 蘭子「あのぶんやと釜じいら、強引にお姉ちゃんの縁談まとめてしまうかもしれんねえ。」 メイコがふたりのあいだに入ってくる。「お父ちゃんとお母ちゃんのときみたいに…。」「えっ…!」 のぶは深くため息をつく。メイコ「うち、てっきり、お姉ちゃんにはこころに決めたひとがおると思うちょった。」「まさか…! とにかく、今は子どもらのことであたまがいっぱいながやき。」 蘭子「ほんまにそうなが?」「ほんまちやあ。やき、蘭子は順番らあ気にせんで、豪ちゃんもうってきたら祝言あげて、ふたりで石屋を継いで。」 メイコ「蘭子姉ちゃん、石屋のおかみさん、めちゃくちゃ似合いそうやあ。」 笑う3人。蘭子「あと、二百七十九日…。」 メイコ「蘭子姉ちゃん、豪ちゃんが満期除隊になるまでの日にち、指折り数えゆうがよ。」 のぶ「豪ちゃんも、おんなじ気持ちでおるがやろうなあ。」 メイコ「思い合っちゅうひとがおるって、ええなあ。」 冷やかされた蘭子が顔を手であおぐ。「なんか、あついねえ…。」といって、蘭子が立ちあがる。楽しく笑う三姉妹。メイコ「どこ行くのお?」「うるさい…!」と小さい声でいって、蘭子は部屋を出ていく。笑うのぶとメイコ。メイコ「よし! で、のぶ姉ちゃんはどうするが?」「えっ?」 蘭子は豪の満期除隊までの日付が書かれた紙にバツ印をつけていた。ひとつバツをつけると、豪の半纏をぶらさげ、裏に隠してしまう。蘭子は半纏を触り、握りしめる。座敷にひとり座っている祖父の視界にも蘭子のすがたはあった。祖父はつぶやく。「豪よ…。豪…、早よ、もんてこい…。」 場面が替わり、着物の婦人・神野三鈴が朝田家を訪ねてくる。祖父母がいるところに「突然、お邪魔しまして…」 祖父「はい?」「ぶしつけなことをお聞きしますけんど、こちらにのぶさんというお嬢さんがいらっしゃいますよね?」 祖父母は一瞬、顔を見合わせる。祖父「ああ、はい。」「もうどっかに嫁がれましたか?」「ええ…、まだ片づかず、教師をしよりますけんど…。」「まあ、それはよかった。」「え?」 祖母「どちらさまですろうか?」 ナレーション「のぶに、さらなるハタチの風圧なのでしょうか? ほいたらね!」といって、今日は終わり。

◇ 雑誌・ラジオ・テレビ

 楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」には中村計によるザ・ぼんちの記事があった。さすがに「THE SECOND」の結果は反映されていないが、ノックアウトステージのことは書かれていて、敗れたハンジロウのしゅうごパークのコメントもとっている。ぼんちは去年はハンジロウに敗れ、今年は「もう出場しないつもりだったそうだが、去年の夏から秋にかけて冒頭の「気をつけ!」というボケと、もう1つの似たような意味不明のボケをおさむがやり始めたことで、まさとの気持ちに火がついた。」 それについて、ぼんちのふたりにも質問している。まさと「おさむさんが新しく思いついた2つのギャグを全国のみなさんにどうしても見てもらいたかった。それだけ。僕も最初は『急に何しとんの?』って思いましたけど、しばらくやらせると、これはおもしろいな、と」 おさむ「意味なんてないんですよ。僕はうまい漫才を目指してないんで、咄嗟に思いついたことをそのまま口にしただけ。そうしたら、たまたまウケたんです。漫才中はいつも宇宙から何か降りてきてへんかな思うてます。地球とうまく交わると降りてくるんですわ」 まさと「45年前、漫才ブームに乗れた人と外れた人がいた。僕らは『THE MANZAI』という絵の中にどうしたら残れるかわかっていたから乗れたんです。同じように『THE SECOND』という絵の中で残るにはどういう漫才をすればいいかわかっていますから。そりゃあ、当然ですよ」 ノンスタ石田にも取材している。石田「繊細な出汁のきいた料理って、めちゃくちゃうまいじゃないですか。でも、ニンニクの丸焼きをたくさん食べたあとに食べたらどうですか? どうしたってニンニクのほうがインパクトは強くなっちゃいますよね」「ごく少数だけど客席の支配能力の高い芸人というのがいて、おさむ師匠はその筆頭格でしょうね。わかりやすく言うと、『お、お、おさむちゃんでーす!』だけで爆笑を取る。」

 少し眠りなおし、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストはビビる大木。ワタナベの師岡専務の話で盛りあがる。ラジオを聴きながら、今週の予定の整理をする。施設の見学があるからあわただしくなった。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、先週水曜の「大竹紳士交遊録」で、きたろうが「あんぱん」の話をしていた。土曜にBSの再放送でまとめて観ているようなのだが、今田美桜の素直な演技を褒めていて、しかし、今田美桜のことは今まで知らなかったようだ。きたろうの「あんぱん」の感想をもっと聴きたかったが、話題は「アンパンマン」のほうに移っていった。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は秋野暢子がゲスト。ステージ3の癌だったが、今は元気そうだ。50歳から絵を始めたという、スタジオではその作品も多く公開された。昨夜の「おしゃれクリップ」は野呂佳代がゲスト。昨夜の「おかべろ」のゲストは劇団ひとり。

 昨夜の「ガキの使いやあらへんで!」は、千原ジュニアを迎え、2019年以来、6年ぶりの「着ぐるみトーク」。ダウンタウン不在のこのときにダウンタウンについてトークする。方正とダウンタウンの出会いは「ガキの使い」で、TEAM0は2回目から登場している。公開収録のときに東京では無名だったダウンタウンの反応が悪く、盛りあげる前座が必要になり、東京事務所のTEAM0が呼ばれた。千原兄弟は上京時は不遇だったが、松本との関係は「わらいのじかん」から始まったのか。「笑ってはいけない」に対して、方正だけが思いが違うのも面白かった。方正は今はからだを張る仕事はすべて断っているという。

 明日は朝早くから出なければならないから眠らなければと思っていたが、先週月曜の「ビバリー昼ズ」を聴きそびれていたことを思い出した。これは聴き逃したらまずい。12時台ゲストは石倉三郎。「浅草21世紀」に出演し、真木淳とコントをやったというのをぜんぜん知らなかった。今月も出演していて、その予告をしているのにオンタイムで聴かなかったからもう終わってしまっていた。知っていたら観たかったが、また出るだろうか。高田先生も真木淳を認識している。石倉三郎は高田先生のひとつ上、小遊三と同い年だと高田先生がいうと、石倉三郎が「ぬう生が1個上だったけどね。」 高田先生が「ぬう生って旭生のことでしょ? 前座のとき「ぬう生」っていって、そのあと「旭生」になった三遊亭でしょ?」と言うのだが、ぬう生は円丈のことだ。誰も気がつかないんだな。石倉三郎と坂本九の関係もよく知らなかったが、高田先生も一緒にNHKの番組の慰安会で箱根に行ったことがあるという。スタッフたちもいて、石倉三郎は宴会の司会。そのときに、坂本九が落語が好きだったから、高田先生が落語を一席やった。石倉「うわ、こんなやつがいるのかよ。ちくしょう、どうしようもねえなこの世界、きついなと思ったことがある。」 高田先生との二十代での出会いだ。

 深夜になり、もう眠らなければと思うが、こうなるとかえって眠れない。テレビをもう1本、昨夜の「EIGHT-JAM」を観る。星野源の特集、スタジオには、STUTS、imase、離婚伝説が出演。星野源のインタビューがとても面白い。楽曲制作には Logic Pro を使用。ファミコンの音を人力で弾く工夫がすごい。1曲の制作にかかる時間はさまざまで、新アルバムのなかでは「Glitch」は5年かかり、「Eureka」は1日でできたという。シンガーソングライター的な作りかたからトラックメイカー的な作りかたに変わった。歌詞について、星野「だいたいは歌詞がいちばんあとのことが多いですね。」「歌詞を入れちゃうと、世界観がそこで止まっちゃう感じがあって、音楽を作ってるあいだはなるべく無限に広げたい、いろんな可能性のなかにいたいですよね。」「なんかもう伝えたいことがないんですよね、ぜんぜん。メッセージとかないし、言いたいことがないんですよね。面白い音楽が作りたいっていうだけなので、曲を作ってるあいだとか、音を聴いてるあいだに広がるなんか景色みたいなところから、こうなんか、言葉を編んでくみたいな感覚がいちばんおっきいですかね。」 古田新太「源ちゃんは俳優もやってるから、しかも、映像の俳優だけじゃなくて舞台俳優もやってて、だからその、伝えたい言葉っていうのはないのかもしれないけども、面白い言葉みたいなのは、きっとあるんじゃなかなあと。」 ファーストアルバムから聴いているという古田は「途中から「ソウルに行くのお前?」みたいな。今までそんなやつじゃなかったのにみたいなさ。」 音楽性の変化について、星野は「どんどん変わっていってるんですけど、自分が飽き性なのもあるとは思うんですけど、こんなジャンルをやりたいんだっていうのはなんか今なくて、面白い音楽をやりたいなっていう、自分にしかできない。なんかそれが、できたらなんでもいいなっていうのが今ですね。」

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4月7日日曜日/小林信彦と一緒に

◇ 渋谷  午前中から都内に。暖かい。Tシャツの上にパーカーを着ていく。渋谷に出て、まず先に、シネマヴェーラ渋谷に向かう。小林信彦「決定版 世界の喜劇人」の刊行記念特集上映がやっぱりあることをつい2日前に知り、「日本の喜劇人」のときと同様、ビデオトークイベントがこの日曜にあること...