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2024年8月6日火曜日

8月6日火曜日/ざる中華を食べる

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・読書

 朝、ゴミを出してから眠りなおし、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。まずは今朝の「虎に翼」。美佐江役の若い女優さん、片岡凛というひとなのだが、以前から迫力のある芝居が気になっていて、今になってどういうひとなのか調べてみると、TikTok が注目されて芸能事務所に引っぱられたというひとなんだな。あまりにも現代すぎる。

 楽天マガジンで雑誌のチェック。「サンデー毎日」では、松尾潔による小泉今日子インタビューがまだ続いている。Netflix の「新聞記者」を降板したことについても語られていて、てっきり、小泉今日子が降板した役を米倉涼子が務めたのだと思っていたが、小泉今日子は寺島しのぶの役だったのか。「SPA!」では、大島育宙が連載している「松本人志論」がずっと面白い。「エッジな人々」には東出昌大が登場。「ニューズウィーク日本版」には、村本大輔とパックンの対談があった。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は東貴博が夏休みで、高田先生と黒沢かずこのコンビ。黒沢が出演していた「ガキの使い」の「結果発表オーディション」を高田先生はきちんと観ていた。12時台ゲストは新時代歌謡グループのはやぶさ。

 聴きそびれていた先週水曜の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴く。12時台ゲストは河内家菊水丸。コレクターであり、記録魔。小学5年生から途切れることなく日記をつけていて、日記には索引もつけているというからすごい。昇太と初めて会ったのは 1991年7月6日、虎ノ門のラジオ短波、昇太がメインの「キャンパスラジオ ミッドナイトチューニング」という深夜番組に菊水丸がゲスト出演した。そのときのタイムテーブルも保存してあり、ここにも持参する。資料の量もすさまじく、資料室を借りているほどなのだ。乾貴美子ともじつは初対面ではなく、2002年7月12日、なんばグランド花月にて、ABCテレビの「特ダネ野郎えぇチーム」という番組で共演していた。そのときに菊水丸は乾貴美子と抱き合っていたことが明らかになる。

 タイムフリーで、先週火曜の「伊集院光のタネ」も聴く。この番組も聴くのが一週間遅れになってしまっていて、ずっと欠かさず聴いていたのだけど、この前の週の金曜の放送はどうやら聴きそこねてしまっていた。一応、YouTube  でも検索してみたが、YouTube にはぜんぜんアップされていない。有料配信もしている番組だし、そこはきびしくやっているんだろうか。

 午後にはまた録画していたテレビ。今日の「徹子の部屋」は傑作選「縁あって先輩後輩」。2022年放送、草笛光子と岸恵子はともに平沼高校の出身。2021年放送、徳光和夫とみのもんたは立教大学の先輩後輩。2014年放送、高橋英樹と浅丘ルリ子は日活の先輩後輩。

 夕方から外出。働かない生活もいよいよマンネリ化。星川に出て、ゆで太郎に入り、ざる中華を食べる。520円。無料券で温泉玉子もつける。保土ヶ谷図書館に寄り、けっこうひさしぶりだったから、じっくりと棚を見てまわった。2冊借りていく。そのあとは、イオン天王町のフードコート、マクドナルドのアイスコーヒーを飲みながら読書をしていく。庄野潤三「夕べの雲」を読み終えた。1988年刊、講談社文芸文庫。もともとは日経新聞の連載小説で、昭和40年に単行本が出ている。先月、神奈川近代文学館の庄野潤三展を観に行ったあとから少しずつ読んでいたのだが、ここに登場する子どもたちの現在を知ってから読むという不思議な読みかたになった。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は「休みの過ごし方ヘタクソな人」というテーマだったのだが、さんまが声が出なくなり、字幕を出すという処置をする珍しい回だった。「27時間テレビ」の前にヒロミたちとゴルフに行ったのが原因だったようだ。この回にもヒロミが出演し、司会のアシストをする。しかし、やっぱり指揮者のいないオーケストラのようで、まるで違う番組になってしまうようだ。ラウール、ネルソンズの和田まんじゅうと青山フォール勝ちが初出演。あれっと思ったけど、やす子はいつの間にか迷彩服じゃなくなっているんだな。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。今夜は生放送。フワちゃんの話題を期待したが、それには触れなかった。ダニエルズがタモリが参加するヨットのイベントの司会に呼ばれたんだそうで、タモリから「太田に言っといてくれよ。一生親友だと思ってるから。」と言われたって。そのあとには FUJIWARA がゲスト、恒例の「ツッコミ祭り」。今夜は最後まで聴いた。深夜に鼻水とくしゃみがひどくなり、風邪薬を飲んでから眠る。

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2024年7月13日土曜日

7月13日土曜日/庄野潤三展

◇ 石川町・中華街

 昨日からのスレッズのやりとりがまだ続いていて、非常に落ち着かない。余計なことを書くもんではないな。午前中から外出。数日前の予報では雨降りだったが、見事に晴れてくれて助かった。横浜駅から根岸線に乗り、石川町まで。北口のまいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って食べておく。元町を抜け、元町・中華街駅からエスカレーターに乗ると、アメリカ山公園に出る。港の見える丘公園は、春にきたときに比べるとぜんぜんひとが少ない。暑い時期はこんなもんか。

 正午前、神奈川近代文学館に到着。「庄野潤三展」を観るためにやってきた。一般、500円。いつもの展示よりも安いなと思ったら、使っている展示スペースがひとつ少ないんだな。さほどあわてなくても、1時間程度でまわることができた。庄野潤三については、ここで初めて知ることだらけ。勉強のために、800円の図録も購入する。このあとはトークイベントがあり、予約しているのだが、まだ少し時間があったから外のベンチで時間をつないだ。案外、今日は涼しいようだ。13時を過ぎてから2階のホールに向かう。扇形の客席、例のごとく、入り口から奥にあたる上手側の席に着く。13時半開演。登壇するのは、庄野潤三の長女の今村夏子さんと夏葉社の島田さんだ。観客は展示を見事に反映していて、前回の橋本治展の講演では観客もみな生意気であるかのようだったが、そのときとはぜんぜん違い、今日は終始、暖かさに包まれている。夏子さんは親戚の集まりと表現していた。庄野潤三のご長男もいらしていて、最後に、南こうせつの「うちのお父さん」を歌って盛りあげた。

 中華街にて、遅めの昼食。長城飯店の前を通ったときに、店のひとが顔を出したから、ランチはまだやってますかと訊いたら、特別にできるというのでここに決める。ホイコーロー定食を食べる。660円。安い。そのあとは、横浜スタジアムの先のベローチェに入り、ひと休み。インスタの投稿をして、少し眠ってから読書をした。イセザキモールの有隣堂を覗き、ブックオフにも寄り、文庫本を5冊、新書を1冊買っていく。横浜駅までは歩くことにして、平沼のブックオフにも寄り、新書を1冊だけ買う。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の昼からTBSで放送されていた「音楽の日」を、タイムテーブルを確認し、目ぼしいところだけ録画しておいた。オープニングは若者たちのアカペラから始まる。司会は安住紳一郎と中居正広。今日の安住はこの番組を8時間やってから「Nキャス」もあったということか。オープニングのメドレーのなかには新しい学校のリーダーズも登場し、赤坂の野外ステージから「Tokyo Calling」を披露した。リーダーズに続き、郷ひろみ「2億4千万の瞳」という流れは、「紅白」の演出も思い出させる。20時台のダンス企画も録画しておいたのだが、20時よりも少し前から始まっていて、タイムテーブルがあてにならないのが困る。ダンスグループ18組がダンス対決をする企画なのだが、豪華メンバーを集めていながら、どうも企画のほうに工夫がない。新しい学校のリーダーズは GENERATIONS と、「昭和の名曲」をテーマに対決をした。GENERATIONS は「Romantic が止まらない」、リーダーズは「恋のダイヤル6700」という選曲でダンスをする。かっこいいダンスばかりのなかにひと組だけユーモアを含んでいるリーダーズが異彩を放っている。最後には大フィナーレがあったようなのだが、20時台には収まらず、録画は切れてしまっていた。

 昨夜の「バズリズム02」では、「THE MUSIC DAY」でコラボをしたイモトアヤコと新しい学校のリーダーズの舞台裏に密着する。このコラボは、以前、この番組に新しい学校のリーダーズが出演したときの MIZYU の発言がきっかけだった。

2022年5月7日土曜日

5月7日土曜日/吉田健一展

◇ テレビ

 朝、どうも変な夢を観ていたようで、寝坊したような錯覚をした。早起きする必要もなく、ゆっくり眠っていればよかったのに、無駄に早起きをした。録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観ると、ロッテの初芝、ビビる大木が出演し、「歌舞伎町のホームラン女王」というのでなにかと思えば、歌舞伎町のバッティングセンターに通う49歳(!)の女性の特集だった。ここ数年の「タモリ俱楽部」のなかでは珍しいタイプの特集で、とても面白かった。この女性はなにか目標があるわけではなく、ただ好きで通っているというのもすごいのだが、初めてのホームランは16年前で、なぜ記録が残っているのかといえば、女性のホームランが珍しいため、ベテランスタッフが興味本位で記録をつけていたというのだから面白い。

 午前中から外出。横浜から根岸線に乗り、石川町に出て、元町を進んでいくところで正午になると、この時間から道路をふさぎ始め、歩行者天国になった。元町の真ん中に、いつの間にかマクドナルドができていた。本当はもう少し早く出て、昼食を済ませるるつもりでいたが、もたついてしまい、時間がなくなった。パンを食べておこうと思い、ウチキパンに寄るが、正午過ぎという時間で、なかなか混んでいた。のんびりと選んでもいられず、キーマカレーパンとミルクパンをとり、ふたつで 390円。港の見える丘公園に向かう坂道を歩きながら食べた。




◇ 展覧会・講演

 今日の目的地は神奈川近代文学館。「吉田健一展」を観たかった。12時半頃に到着し、一般料金700円を払い、まずは展示を観る。吉田健一をろくに読んだこともなく、なのに、この展示を観にくる人間がどのくらいいるのかわからないが、神奈川近代文学館にしばらく行ってなかったから、ここらで行っておきたくなった。生誕110年だそうだが、ということはつまり、吉本興業と同い年だ。展示を眺めても、知識が追いつかないことだらけだが、手紙が多く展示されていて、それら手紙の細かい文字をガラス越しに読むというのもなかなか目玉に負担をかける。ネットで調べればわかるだろうと思うものは飛ばし読みしていくが、その判断もうまくできていたかどうか。ネス湖のネッシーに興味をもっていたようで、庄野潤三から送られた、週刊誌にネッシーの記事が載っていたことを知らせる手紙が展示されていた。鉢木会というのにも興味が湧き、そうそうたる作家が写っている写真を4コママンガ風に並べ、大岡昇平が文をつけたものが可笑しかった。吉田健一が落語を披露する写真があったりなど、楽しそうなのだが、吉田健一の発言をきっかけに三島由紀夫が脱会したというトラブルもあり、吉田健一が詫び状を書いている。そういった手紙も残されている。

 展示は1時間程度でまわれた。14時からは講演を予約してあり、閉館時間を考えると、展示は先に観たほうがのんびりできるかと思い、早くやってきたのだが、1時間程度で済んだならばあとで観てもよかったか。それはともかく、立ちっぱなし、歩きっぱなしで、ひざが痛くなる。13時半にもうすぐなるというタイミングで、ホールがある2階にあがり、受付で、講演のチケットを引き換えた。千円、自由席。整理番号、92番。ロビーのソファーに座り、入場の順番を待った。扇形の客席、入り口から奥に進み、右側のやや後方に座る。チケットは完売していたようだが、隣りの席は最後まで空いていた。壇上には演台があり、前にはアクリル板が立てられ、役所の窓口みたいだ。

 14時になったら、演壇の後方から松浦寿輝が登場する。そこが出入りできるようになっているとは知らなかった。松浦寿輝の本も一冊も読んだことがなく、しかし、どうもこの講演は聴いておくべきなのではという直感があり、金もないのに予約したのだが、結論からいうと、その直感は当たっていたと思う。入場時に、松浦寿輝が用意した資料が配布され、講演はそれをもとに進行する。「人生」と「小説」という軸となるテーマがふたつ。資料の余白に、メモをとりながら聴いた。松浦寿輝は講演時間は1時間だと思っていて、最後の数分で質問をとろうとしたが、実際は、1時間過ぎから質問コーナーに入るという段取りだったんじゃないだろうか。資料とともに、質問用紙も配られていて、講演が始める前にはもう集められていたようだ。質問に答えたあとに、もう少し時間があり、しゃべり残した話に戻る。松浦は若いころから吉田健一を読み、このように歳をとればいいんだと思っていたが、現在、吉田健一が亡くなった歳を追い越し、懐疑的になっているといって笑わせた。余生のユートピアという話だった。講演は1時間半で終わり、時間差で退場し、外に出る。



 神奈川近代文学館のあとは、たいがい本牧まで歩くのだが、来週の講演も予約しているから、今日はやめにした。元町に降り、グーグルマップで検索して見つけた古本屋に行ってみる。ワグテイルブックストアという店で、元町の裏通り、中村川に面した小さいビルの2階にあった。せっかくだからなにか買っていこうと思うものの、自分の守備範囲とはだいぶ違い、吉田健一の本にしようかとも思ったが、結局、1冊だけ、昭和50年発行の「文藝春秋デラックス」を買っていく。マンガ特集で、のらくろが表紙だから、次回ののらくろードにもっていくことにしよう。

 中華街に入り、遅めの昼食にしようかと思うが、まるで決められず、ぐるぐると歩きまわるが、食べたいものがない。そもそも、あまり腹が減っていない。満腹になりたいときにはいいが、軽く食べたいというときにはかえって困るのが中華街だ。先に食べたウチキパンがけっこう効いているようで、昼食は保留。中華街の山下公園側の入り口に、いつの間にかベローチェができていた。とりあえず、ベローチェに入り、スマホの充電をしながら、しばらく読書をした。2時間ぐらい経ち、外に出ると、すっかり夜になっている。昼食は食べそびれ、もう夕食だが、蘭州牛肉拉麺という店に決め、焼き牛肉ビャンビャン麺を食べた。880円。消費税がつき、968円。



 中華街から横浜駅まで歩いてしまうことにして、歩きながら、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」はえのきどいちろう。平沼のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊買う。

 帰りの電車内でも読書の続きを。「ネットフリックス大解剖」を読み終えた。2019年刊、ディスクユニオン。11作品を11人のライターが紹介しているネットフリックスのガイド本。3年前の本だが、この一冊で、その当時の基本的な作品はだいたいカバーしているのだろう。11作品だけでなく、そこから派生する作品も紹介され、観るべきものはネットフリックス内だけにとどまらない。

 帰宅は夜遅くなり、ブログの更新をしようとするが、眠気で朦朧とし、書きあげられなかった。鼻水が止まらず。風邪薬を飲んでおく。「HONMOKU RED HOT STREET」を途中からつけ、聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚め、ブログを書きあげてからまたすぐに眠りなおした。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...