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2024年6月21日金曜日

6月21日金曜日/ミックスされている

◇ テレビ・ラジオ・ミックスグリル

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」と、昨夜の「アメトーーク!」など。「アメトーーク!」は「背低い芸人」。ウエストランド井口、中川家剛、ますだおかだ増田、カミナリたくみ、タイムマシーン3号関、さすらいラビー宇野、ハナコ秋山、ダンビラムーチョ大原というなかなかの豪華メンバー。MC側には、背の高い王林、小籔千豊、アンガールズ田中が座る。

 昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴いた。「ビバリー昼ズ」の12時台ゲストは横山剣さん。金曜日に登場とは珍しい。剣さんは初期の「ビバリー」はトラックの運転をしながら聴いていたというから、阿部サダヲと同じだ。この番組発の曲たち、東京ビートルズから雀三郎の「ヨーデル食べ放題」、ミッキーさんの「KANREKIロック」までよく知ってる。恒例の「ベスト3」は、国際フォーラムのイベントを控えたメンバーに「大会場でイベントをするときのアドバイスベスト3」。剣さんからのアドバイス、3位はMCはアメリカ大統領の演説を参考に、2位はライブビジョンの活用、1位はひとが多ければ多いほど気持ちが軽くなる。リスナーからは、このひとすごいなと思った若手アーティストはいますかという質問があり、剣さんはまず「不適切にもほどがある!」のエンディング曲を歌っていた Creepy Nuts をあげたが、高田先生が YOASOBI や新しい学校のリーダーズについても訊くと、剣さん「SUZUKAちゃん、かっこいいですねえ。」 高田「かっこいいよねえ。めっちゃめちゃすごいね。」 剣「一回、どっかのフェスでご一緒できて、記念撮影しました。」 高田「やっぱり、剣さんから観てもやっぱすごいなと思う? 若いひとたちねえ。」 剣「かっこいいですね。昭和の感じと今の感じのちょうどいい、うまくミックスされてかっこいいなと思いましたね。」

 夕方から外出。今日は朝から大雨で、部屋にいてもだいぶ涼しく、パーカーを着ていく。予報ではそろそろ止みそうだったが、この時間にはまだ小雨が降っていた。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を2冊返却。そのついでに、くまざわ書店も覗いていく。

 鶴ヶ峰に移動すると、そのときには雨はもう止んだ。ココロットのサイゼリヤに入り、ミックスグリルと小ライスを食べる。ドリンクバーと合わせ、計950円。メニューがまた変化していて、チョリソーとひき肉の盛り合わせはなくなってしまったようだ。ミックスグリルの内訳はハンバーグと辛味チキンとポップコーンシュリンプ。隣りの席にいた学生風カップルもふたりともミックスグリルを食っていて、同じはいやだなとも思ったが、こちらも腹が減っているのだから妥協はできない。食べたあとは読書をするが、眠くなり、音楽を聴きながら少し眠ってから読書をした。じっくり読書をしてから店の外に出ると、順番待ちの客の列ができていて、読書はまずかったかなと反省する。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「ミュージックステーション」を、ざっと早送りで観てしまう。GLAYがひさしぶりの出演。NewJeans は初登場だったか。番組途中から、なぜか、来日中のビリー・アイリッシュがスタジオに生登場した。これ、急遽出演だったのかな。歌の披露はないものの、エンディングまでずっと残っていた。

 今夜の「ネタパレ」は木南晴夏がゲスト。東京ホテイソン、トンツカタン、ガクテンソク、ヒコロヒーがネタを披露した。ヒコロヒーはまだこういう番組に出るか。番組後半は「30秒トークリレー」という企画があり、「私だけが知っている芸能界のゴシップ」というテーマで、東京ホテイソンショーゴ、ヒコロヒー、トンツカタン森本、ガクテンソク奥田がトークをつないでいく。ヒコロヒーは横山ひろし師匠のゴシップ、奥田は大助花子の大助がUFOに詳しいというゴシップをしゃべった。

 観そびれていた「ガキの使いやあらへんで!」をまとめて。5月放送の「田中-1グランプリ」は、ココリコ田中のエピソードを競う企画。ライセンスが司会をする。出場者は、まずは品川祐が登場、塚地武雅と続き、つぎに現れたのは松下由樹だった。四番手は月亭方正、翌週に続き、女優の川島海荷が登場し、そのつぎには八嶋智人がリモートで登場した。ココリコと年齢が近いというのが少々意外な気がしたが、八嶋智人は 1970年生まれか。続いて、ロンブー亮、最後は遠藤が登場した。優勝は松下由樹。

 その翌週は、くっきーがプロデュースする浜田の誕生会。浜田に動物の交尾の映像を観せると、興奮計測器が反応してしまう仕掛けに笑う。ドライブロケがあり、その先ではJPがものまねする松本にばったり遭遇する。スタジオに戻り、サプライズのかたちで松本(JP)が改めて登場するのかと思ったら、出てこないで終わらせる。松本をいじり倒している企画だった。

 先々週に放送されたのは「イジリー岡田から学ぶ!寝起きドッキリ」という企画。イジリー岡田が寝起きドッキリの歴史を語る。しかし、これは「私のバカせまい史」でもやっていた企画ではないか。寝起きドッキリの新しいレポーターのスタイルを作ったのは鶴太郎ということだが、それに続くレポーターとして、高田純次、桑野信義の名はあげるが、田代まさしの名を出さないのは不自然だろう。「ギルガメッシュないと」が始まるまでは、イジリー岡田は正統派のホリプロ第1号お笑いタレント。イジリーが組んでいた「キッドカット」というコンビの名を方正は覚えていた。しかし、ホリプロには松竹梅やシューティングもいたはずで、この話の正確さには疑問がある。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは笑福亭鶴瓶。ざこばが亡くなり、たまたまこのタイミングのゲストだから、当然、ざこばの話を多くしている。そして、月曜にも高田先生が話していた芳村真理の話だが、これは放送されていないところでもいろんなことを話していたのかな。最後にリスナーにメッセージをと言われ、鶴瓶「こんな番組、聴いたらあかんて! おかしいよ、このひと。高田文夫おかしい!」

2024年6月7日金曜日

6月7日金曜日/チケット購入に挑戦

◇ 音楽・テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、スマホをいじろうとしたら電波が入らず、もしかしたら料金が未払いのせいかなと心配になった。確認しなければとは思っていたが、なんの通知もないから油断していた。しかし、パソコンのほうは問題なくネットにつながる。ゴミを出しに行ってから、ブログの更新をひとつ。ブログを書きながら、今日から配信が始まった新しい学校のリーダーズのアルバム「AG! Calling」を聴いていた。30分強のこじんまりしたアルバム。先行シングルのジャポニズムな作品よりも、それ以外の曲が面白いと思った。クレジットを見ながら、参加アーティストをいちいち検索してしまう。

 もう少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観る。小林薫が演じる穂高先生は古い考えかたのひとなんだけど、すごくいいひとでもあるから、このひとがどう変わっていくかが楽しみだ。石田ゆり子に抱かれた赤ちゃんがくしゃみをしてしまった場面がかわいかった。そのくしゃみにちゃんとリアクションしつつ、みんなで芝居を続けたのが見事だった。この回の最後には花岡の死が知らされる。

 昨夜の「SONGS」は新しい学校のリーダーズの特集。メンバーがブレイク前の下積み時代を過ごした、以前の事務所を訪ねる。「オトナブルー」が作られた4年前はまだこんな状態だったのかという驚きがある。「オトナブルー」のジャケットが「古い日記」のオマージュだったというのも今まで気がついてなかったが、そんな状況から海外のレーベルと契約するという劇的な展開がしびれてしまうところだ。「SONGS」の香取慎吾の回に一緒に出演していたときの映像も出され、その当時にも観ていたが、あれが2年前になるのか。スタジオライブでは3曲を披露。「オトナブルー」は去年観ていたときよりもだいぶ軽やかにやっている感じがする。「Tokyo Calling」はコーチェラのリハーサル風景、ライブの映像も流された。最後は新曲の「Arigato」。最後に MIZYU が「尊い」というセリフを言うのが「セーラー服と機関銃」のようだ。

 11時から「ザ・東京漫才」のチケットが発売になり、挑戦するが、カンフェティから別サイトに飛ぶのがめんどくさく、そっちの登録にまず手間取り、つぎに空席を押さえようとすると、瞬間、瞬間で、みるみる残席が減っているようで、先に取られてエラーになってしまう。ようやく取れたと思ったら、クレジットカードの登録をしているあいだに無効になってしまった。なんで仮押さえにしてくれないんだよ。そうこうしているうちに完売。今回の出演者ではすぐに売れないだろうと侮っていたら、10分もしないうちに完売になってしまった。しかし、同じように購入までたどりつけなかったひとはほかにもいるだろうと、少し経ってから再アクセスすると、案の定、空席がまた戻っていた。それを買おうとすると、また瞬殺で売り切れてしまうのだが、あきらめずにそれを何度かくり返してみたら、なんとか購入までたどりつくことができた。最後はもう席を選ばず、おまかせにすることで時間を短縮した。11時18分にチケット購入完了。ところが、届いたメールを見てみると、料金が二重に引き落とされている。エラーになったぶんも決済されていやがった。のちに返金されるにせよ、この金がないときにたまらないなと思ったが、これは30分ほど経ったらあっさりと返金された。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、今日もオープニングでは高田先生の新刊「月刊Takada」について話す。それから、「笑点」に出演した山田雅人についてしみじみと語った。12時台にはいつもの「IQクイズ」のコーナーがあり、途中で1曲、椎名林檎とのっちのコラボ曲をかけたのだが、それで思い出したのか、高田先生が昨夜の「SONGS」について語り始める。「昨日あれ、「SONGS」、新しい学校のリーダーズの特集やってたろ、30分。すげえよかったな! 30分ぜんぶリーダーたちだよ? たっぷり。それで、向こうでやったろ、公演。アメリカで。それ、客が盛りあがってさ。すごいんだよ。すごいなあいつら、やっぱり。自分たちで振り付けぜんぶ考えんだよ。振付師がいるわけじゃないのよ。4人で考えてこうやってこうやって、動きぜんぶ作んのよ。もうクリエーターなんだよ。」 熱のこもった口調で語る高田先生。本当は45分番組なんだけど、あまりにもよかったから高田先生には30分に感じられたに違いない。

 夕方から外出。半袖のポロシャツで出る。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を1冊返却。くまざわ書店も覗いていく。それから、鶴ヶ峰に移動。銀行に寄る必要があった。ココロットのサイゼリヤに入り、ひと休み。ドリンクバーとソーセージピザを食べた。600円。少し居眠りしてから、読書をしていく。二俣川に戻り、明日の法要のためにドン・キホーテでワイシャツを買った。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」を観ると、横浜中華街で火災が発生したって。昨日行ったばかりなので、余計に驚いた。

 今日の「徹子の部屋」は松原智恵子がゲスト。来年80歳。今まであまり興味のないひとだったけど、若いころにかわいらしかっただろう感じが急に想像ができた気がする。

 観そびれていた「バカリヅカ」をまとめて。この5月から新シリーズが始まったのだが、昨年の第1シーズンを観終わっていなかった。昨年12月放送の第5回、牽引車でドライブロケをする企画では、車中の会話で、イッセー尾形について話していた部分がとても興味深かった。バカリズムはピンになったときに、まず、イッセー尾形の資料を集めて観たという。バカリズム「起承転結じゃないから。単純にもう、イッセーさんは切り取って演じるっていう作りかただから。」 飯塚も「俺もけっこう影響受けてるかもな。」 第1シーズンの最終回は「行きか?帰りか?クイズ」という企画。京急空港線の大鳥居から羽田空港までを歩きながら、すれ違うひとに「行き」か「帰り」かを訊いて当てるクイズ。5人連続で当てると帰れる。当てないと歩き続け、羽田空港に着いてしまったら負けというルール。これはちょっと、想像以上の面白さだった。あまりにも正解しないため、羽田目前でルールが変更され、2連続で正解すればいいことになる。羽田空港が商業施設としても利用されているという意外な発見もあった。かつての「タモリ俱楽部」のような面白さ。「タモリ俱楽部」の後期はただのニッチなマニアのための番組になってしまったが、本来はこういう馬鹿馬鹿しい企画をやる番組だったはずだ。そして、5月から始まった新シリーズだが、第2シーズンはゲストが入るようになったのか。初回は「思い出の匂いを当ててみよう!」という企画で、アンタッチャブル柴田、オードリー春日も出演した。なんかバカリズムと飯塚ふたりだけの雰囲気がよかったんだけどな。こうなると、一気に凡庸な番組になった感じがする。

 21時から、ジャッキー・チェンの舞台挨拶のチケットが発売になり、ジャッキー・チェンを一度生で観てみたいと思い、パソコンから丸の内ピカデリーのホームページにアクセスしてみるが、予想はしていたが、待機の画面になる。6000人以上が待っているという表示が出て、待機時間も出してくれるのはいらいらしないからありがたいのだが、舞台挨拶は2回あり、もうひとつの回も同時にスマホから買おうと試みるが、こちらは8000人待ちという表示が出た。しかし、冷静に考えてみれば、丸の内ピカデリーの座席が6000も8000もあるわけがないのだ。待っていたところで買えるわけがない。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週金曜に放送された「えんがわ」を聴いてみると、太田が玉袋の本について語っていたことを外山さんが知らせていた。玉袋はその放送を聴いてないふりをしていて、太田の「芸人人語」に反撃をする。同じく、先週金曜に放送された「中川家 ザ・ラジオショー」では、オープニングが始まってすぐに、亡くなったくるよ師匠の思い出をしゃべっていた。これは聴き逃してはならなかった。

2024年5月10日金曜日

5月10日金曜日/再発行に成功した

◇ 区役所

 朝から外出。鶴ヶ峰の区役所まで、改めてマイナンバーカードの受け取りに行く。一昨日に失敗をして、その日の夜のうちに再予約をしたら、予約の変更というかたちになるようだ。空いてる日時が、今週中では1箇所だけ、金曜の朝9時45分が空いていて、朝早いのはいやだからちょっと迷ったが、来週に延ばすよりも早く片づけたいと思い、ここで予約した。

 区役所の入り口すぐのところに専用の窓口が用意されているのだが、受け取りは奥の窓口になる。一昨日の失敗があったから必要書類を忘れないようにと、そればかりに気をとられていたが、そういえば、千円をここでとられるのだった。新しいマイナンバーカードを無事に受け取る。それからもうひとつ、戸籍謄本を請求する必要があり、これがあるからなるべくなら今日中にマイナンバーカードを受け取りたかったわけだが、これはまた総合案内で教わり、用紙に記入し、窓口にもっていく。ここでは 450円とられる。自分のマイナンバーカードが間に合わなかった場合は、母を連れてこなければもらえないのではと思っていたが、念のため、今日も母のマイナンバーカードも用意してきたが、自分のマイナンバーカードを見せるだけで済んだ。トータル、30分ぐらいで用が片づき、じつにすっきりする。

 ココロットのすき家にて、朝食にする。朝のメニュー、牛まぜのっけ朝食を食べる。390円。星川に移動し、保土ヶ谷図書館の外の返却ポストに本を1冊返却していく。ドトールに入り、ひと休み。ちょうど「ビバリー昼ズ」が始まる時間になり、ラジコで、オープニングをオンタイムで聴く。「ザ・東京漫才」の告知があったのだが、高田先生が「空さんておばちゃんがいるんだよ」って言ってたのにはちょっと驚いてしまったな。空さんが高田先生におばちゃんと呼ばれちゃうときがくるとは思わなかった。それから、ラジオを消して読書をするが、ひどい眠気で朦朧とし、目が覚めるまでに時間がかかった。

 ドトールにずいぶん長居し、そのあとはどこに行こうという考えもなかったが、銀行に寄る都合もあり、鶴ヶ峰に戻ることにする。ココロットのサイゼリヤに入り、ソーセージピザを食べながら、もうしばらく読書をしていく。夕方になり、旭図書館まで足を延ばし、2冊借りてから帰る。

◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、すぐに眠り、深夜になってから起きあがる。深夜にブログの更新をひとつ。それからようやく、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を。そして、今日の「徹子の部屋」は戸田恵子がゲスト。ジュディ・ガーランドをモチーフにした舞台の話をしていたら、徹子さんから歌のおねだりをされ、「Over The Rainbow」を少し歌った。

 「だれか to なかい」を録画したままで観そびれてて、3週前の放送をよくやく観ると、この回から新MCにムロツヨシが就任している。二宮和也が登場したときには、てっきり、中居と二宮のコンビでずっとやっていくのかと思ったら、中居のパートナーは入れ替わっていくということなのか。そういうわけで「だれか to なかい」というタイトルなのか。この番組だけは松本の復帰を考えない方向に舵を切ったのかと思っていたが、しっかり視野に入れているということだろうか。しかし、松本人志、二宮和也ときて、ムロツヨシではスケールダウンがすぎる。この回のゲストはまず、吉田鋼太郎が登場。15分以上経って、もうひとりのゲスト、高畑充希が登場した。しょうもない話が続いて早送りしたくなったけど、演劇の話になっていくと興味を惹かれる。吉田鋼太郎が高畑充希に尊敬する女優は誰かと訊くと、「バービー」の吹き替えをしたことで出会った、その監督のグレタ・ガーウィグの名をあげた。監督であり、女優でもあるんだ。吉田鋼太郎は意識している俳優を訊かれると、役所広司の名を出した。この生々しさ。そういえば、「徹子の部屋」でも武田信玄を演じた阿部寛への嫉妬心を見せていた。吉田鋼太郎のこの小ささがバラエティという器にうまく収まっている感じがする。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」にみのもんたのインタビューが載っていた。現在、79歳。2019年にパーキンソン病を発症し、闘病生活をしている。治療は投薬のみ。鎌倉の豪邸にひとり暮らしをしているようだが、自身が会長を務める水道会社に週5日は出勤しているのだ。今もテレビは観ているのかと訊かれると、みの「NHKの『鶴瓶の家族に乾杯』『チコちゃんに叱られる!』は毎回楽しみにしているんだ。最近のテレビ界は元気がないって? 僕はそう感じないけどな。後継者だと思うMCは……多すぎて決められないね(笑)」 銀座のクラブ通いについて訊かれると「「今も行っていますよ」と豪快に笑う。」 みの「ただ、週に1回程度だから回数は減ったね。我慢しているとかじゃなくて、単純に億劫になったんだよ。(略)第一、目の前にいるのが20代でこっちはもうすぐ80歳。60も違うわけじゃない。会話が面白くなくなったんだよ。向こうだって自分の父親より年上の男と飲んだって楽しいわけがないよね。この年になってようやく気付いたよ。もっと早く気付けって(笑)」

2024年3月20日水曜日

3月20日水曜日/雷雨では運べない

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に起きあがり、ゴミ出しをしてからブログの更新をひとつ。もう少し眠りなおし、1階に降りていくと、母がちょうど玄関から出ていこうとしているところだった。土曜に西小山に行く予定を今日だと勘違いしていた。このタイミングで1階に降りていなければ、ひとりで出ていってしまうところだった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。12時台ゲストは東京キューバン・ボーイズの見砂和照。音楽ライターの渡辺太郎というひとも一緒に出演していた。昇太師匠は父親の代のころによく聴いていたと言っていたが、現在は息子が継いで再結成しているというかたちなのか。なんとはなしに聴いていたら、井上陽水の「氷の世界」に参加のほか、大橋純子と美乃家セントラル・ステイション、SHOGUN に在籍していたこともあるというすごい経歴のひとだった。まるで知らないひとだったが、にわかに興味が湧く。

 録画していた今日の「徹子の部屋」は清塚信也がゲスト。師匠が中村紘子だとは初めて知った。中村紘子は徹子さんとは親しい間柄。それにしても清塚信也のしゃべりかた、誰かに似てるなあと思っていたら、柳家小ゑんだ。清塚信也は小ゑん師匠みたいなしゃべりかたをする。

◇ 二俣川・星川

 夕方から外出。昼は晴れていたが、外は雷雨になっていた。ダンボール板を買いに行くつもりでいたのに、この天候では運べない。うまくいかないな。雷雨のなかを出かけたくはないが、図書館の本を返却しなければならなかった。ところが、二俣川のジョイナステラスの行政サービスコーナーに行ってみると、なんと、今日は休みだった。今日は祝日だから、ちゃんと17時までに間に合うよう向かったのに、なんという間の悪さ。ダンボール板が買えなければ、わざわざ星川にまで行く必要はないかと思ったが、結局、星川の保土ヶ谷図書館まで本を返しにいくしかないという選択になる。図書館も17時には閉まるはずだが、返却ポストには返せるだろう。電車に乗っているあいだに雨は止んでしまった。しかし、不安定な天候だから、ダンボール板を買って帰るのは怖い。図書館ではいつも窓口で返却し、返却ポストを利用したことはなかったが、本を入れてみると、かなりしっかり落っこちる感じがする。本が傷まないのか心配になる。

 二俣川に戻り、ドン・キホーテのサイゼリヤに入る。ようやく落ち着き、ソーセージピザを食べながら、しばらく読書をしていく。ダイソーと西友に寄り、買いものしてから帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「5時に夢中!」に東出昌大が出演すると知り、録画しておいた。司会は垣花正と大島由香里。ヒコロヒー、松田ゆう姫、小原ブラスが出演。冒頭から、ヒコロヒーと松田ゆう姫に挟まれ、東出昌大が真ん中に座っている。ちょっとゲストで出るというのでなく、1時間まるまる出るんだな。このメンバーとはどうやらけっこう仲がいいようだ。ニュースについて一緒にコメントをしたあと、映画「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の宣伝をする。最後はジビエ料理を生クッキング。鹿カツを作ってみせた。東出は料理しながらのほうが思索的な話が出てくる。この放送のあとは電車で帰り、電車のなかでは原稿を書くのだという。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は、先週に放送された、きしたかのが挑戦する「清春の新曲歌詞を全て書き起こせるまで脱出できない生活」がまた放送された。先週の放送の最後の次週の予告が、その日の放送とまったく同じ内容だったのはなんだったのか。気になって観始めるが、数分観て、これはなにかあると思わせて、まったく同じ放送をしれっと放送するだけなのではと疑い始める。まともに観て、いっぱい食わされても阿呆らしい。早送りしながら最後まで観ると、結局、先週と同じ内容のものをまるまる放送し、最後に「今年度分の番組予算が底をついたため先週と同じ内容を放送させていただきました」というテロップが出された。なんという大胆な。ただし、先週と今週とでは7箇所の違いがあるといって、それを視聴者プレゼントのクイズにしていた。「水曜日のダウンタウン」はある時期の赤塚不二夫のようなめちゃくちゃなことを、テレビで可能にしている唯一無二の番組になっている。

 タイムフリーで、今日の「伊集院光のタネ」を聴くと、冒頭に、佐藤ろまんさんのメールが読まれていた。これはいい機会だと思い、ひさしぶりにツイッターから、ろまんさんに聴きましたとリプライを送る。

2024年2月28日水曜日

2月28日水曜日/表面だけを食う爺さん

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めるが、ラジオを聴きながらもう少し眠りなおす。昨夜からトイレに不具合があり、それをなんとかしなければならなくなり、今日は予定どおりに動けそうにない。映画を観に行くつもりだったが、明後日に延期する。ほかの予定もキャンセルになり、どうも悪いスパイラルに入っている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は、村山興業の社長、村山トミの葬儀があり、そして、「買物ブギー」がついに出てきた。稽古を始めるスズ子だが、そこに近藤芳正がマネージャーを辞めさせてもらうと申し出にやってきた。最後に、代わりの新マネージャーを連れてきたところで、新マネージャーが誰なのかはわからずに終わった。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、新しい学校のリーダーズが出演した先日の「徹子の部屋」の舞台裏が放送された。「徹子の部屋」の裏側を覗き見ること自体が珍しく、楽屋なども映され、とても面白かった。

 今日の「徹子の部屋」は林家正蔵がゲスト。父・三平が、1979年、53歳のときに出演した回の映像が流され、脳出血から復帰後の出演だったが、入院する前の晩に遺言状を書いたという話をしていた。徹子さんにどんなことを書いたのかと訊かれ、三平「家内にはこういうことをやってくれ。それから、長男は、お前は父のあとを継いで、ね、えー、落語協会を守ってくれって。」と言った、この部分に正蔵も反応する。正蔵の過去の映像も、こぶ平の時代、1989年、26歳のときに出演した回の映像が流される。どういう落語をやってるのかと徹子さんに訊かれると、こぶ平「ええっと、一応、まだ、年若いもんで、古典も修行しながら、いずれはやっぱり、新作、それから、漫談みたいなうちの父の小咄をつなげていくみたいな、時事漫談みたいなことをやっていきたいなと思います。」と答えていた。番組後半は趣味のミュージカル鑑賞の話をする。ストレートプレイばかりを観ていると落語の勉強になってしまうからくたびれるというわけか。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、昨日の東貴博とは逆に、昇太師匠は大学に復学するのだという。12時台ゲストは杉田雷麟という知らない若手俳優だった。

◇ 二俣川

 午後から外出。今日はだいぶ暖かい。ダイソーで買いものして、いったん帰宅してから改めて外出。二俣川まで歩く。ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を返却する。そのついでに、隣りのくまざわ書店も覗いていく。ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、遅めの昼食。チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。ライスのスモール、ドリンクバーと合わせて、850円。隣りの席には禿げ散らかした爺さんが座り、テーブルに置いてある紙ナプキンで鼻をかみ、くしゃくしゃのその紙をテーブルの上に散らかしている。そんなものを店員に片づけさせてはまずいだろう。汚えジジイだと思っていると、料理の食いかたもどうも奇妙だ。ワインを飲みながら、ミラノ風ドリアの表面だけを削るように食べていた。こっちは読書をしていたのに、爺さんの食いかたを気にしていたら、読書に集中できなくなった。表面だけを食うと、その爺さんは帰っていった。

 そのあとに、ドン・キホーテのトイレに入ると、トイレットペーパーのホルダーが正面と横に、なぜかふたつ設置してあるんだな。それぞれに補充のトイレットペーパーも入れてあり、補充過剰ではないか。出たあとに隣りの個室も覗いてみると、隣りもやっぱりホルダーがふたつある。はっきりと意図があってこういう設計にしているということなのか。不思議だ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた「アンタウォッチマン!」を3週分まとめて観た。2月13日放送は新企画「正直、私をどう評価してますか?」。ゲストは紅しょうが。紅しょうがが指名した3組にインタビューし、紅しょうがの評価を訊くという企画。その3組とは、野田クリスタル、かまいたち、黒沢かずこ。野田クリスタルは「THE W」の審査では二度とも紅しょうがには投票していなかったのだ。黒沢かずこがぽろっと「時代に合ってないのかな」とこぼしたのが可笑しい。先週2月20日放送は、これも新企画「辞めかけた私を止めた恩人」。ゲストはヤーレンズ。てっきり、今週はヤーレンズの特集だと思っていたのだが、しかし、ヤーレンズはやっぱり長くは扱われる。ヤーレンズは、ライブシーンではひとつ下の世代の真空ジェシカが「M-1」の決勝に進出したときに辞めようかと思ったという。そのときに辞めさせなかった恩人は錦鯉だというのだが、しかし、辞めさせなかったのは同時期にライブに出ていた仲間たちみんなのようなものだ。2022年の「M-1」では準決勝で敗退し、そのときのヤーレンズについて、令和ロマンが証言する。くるまは自画自賛と言いつつ、令和ロマンとヤーレンズは「上手さ」しか取り柄がなかったと語る。もう1本、昨夜の放送は「正直、私をどう評価してますか?」の2回目。アンガールズが、堀内健、ノンスタイル石田、ハナコからの評価を訊く。石田はアンガールズ田中を「負けツッコミの先駆者」と評価していた。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおした。オープニングでは、前日に出演した吉本のライブの話をしていた。後楽園に新しくできたIMMシアターで行われた「東西南北漫才中」というライブのシークレットゲストが爆笑問題。ほかの出演者は、中川家、華丸大吉、タカアンドトシ。それぞれ、西、南、北の代表というわけで、東の代表として爆笑問題が出演した。その楽屋や打ち上げの話をたっぷりとする。

 聴きそびれていた先週水曜の「ビバリー昼ズ」も聴いた。12時台ゲストは林家二楽。二楽の息子も紙切り芸人になってるとは知らなかったな。亡くなった正楽師匠のことには、SNSでも今まで触れず、正楽師匠について語るのはこの番組が初めてだったようだ。二楽が生まれる前年に父(二代目正楽)に入門しているという関係。二楽は記憶にないが、兄の小南によると、三代目の正楽が稽古にくるというと、がたがたふるえて押し入れに入って出てこなかったのだという。正楽師匠の思い出ベスト3が発表され、3位は、好きな歌手は誰かと訊いたら「浅野ゆう子。あの太ももがたまんない。セクシーバスストップ。」と答えたこと。2位は、父に弟子入りしたとき。1位は、二楽の結婚式で仲人をしてくれたこと。ラジオだが、リスナーからお題をとり、紙切りも披露。最後には息子の八楽も登場した。

2024年1月28日日曜日

1月28日日曜日/ウディ・アレンの自伝

◇ テレビ・ラジオ

 朝、大きい地震があり、起きあがる。本の山が盛大に崩れた。起きあがったついでに、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、石田健、三木雄信、みちょぱ、小倉優子、藤森慎吾らが出演。まずは松本問題から扱う。昨夜の「Nキャス」では、吉本興業が独自調査を始めたことに注目していたが、この番組でも吉本の方針の変化に注目する。浜田のラジオでの発言も紹介される。VTR内では河西邦剛という弁護士がコメント、スタジオでは細野弁護士が解説した。

 藤森慎吾「僕としては、裁判の結果以前に、やっぱり今回こういうことがこう起きてしまった大きな要因のひとつとしては、やっぱりこう、普段からなにか常習化してたこういう遊びかただったりが、不誠実で、少しかっこ悪い部分あったなと、いうふうにはすごく思います。けして、僕もねえ、さんざん遊んできたっていうこともありますし。それこそ「文春」の記事に載ったこともやっぱりあったので、でもやっぱりあのう、そういうなかで、けっこうこう、気づかされたこともあるというか、やっぱり、当時、僕もこう、仕事が調子よくて人気者だって勘違いして、どこか女性に対して驕りがあったりとか、認識の甘さ、みたいのが実際にあったなって思うところもあるし、やっぱりそういうところがだんだんだんだん気づかずに麻痺して、おっきくなって、こういうかたちで露見してしまったのかなあっていうふうには、やっぱり思うんで、ほんとにまあ芸人全体にこういえる、いや全体というか、そういうひとたちもやっぱり一部いるとは思うので、やっぱり意識をこう、しっかりここで変えていかなきゃいけないし、立場だったり、権力がおっきくなればなるほど、それにともなう責任をしっかりと認めて、自分をより律していく行動が大事なのかなあというふうに思いました。」

 太田「この話になるとどうしても法廷で勝つか負けるかみたいなふうにこの番組なんかもそういうふうになりがちなんだけど、僕がずっと感じてるのは、「文春」で証言してる女性たちは、別に松本さんを犯罪者だっつって告発してるわけではなくて、こういうことがあって過去にこういうふうに言われたと、それが自分のなかで傷として残ってる。で、それは松本さんは意識してないかもしんないけども、わたしはあれは傷ついたんですよってことを、今まで言える状態じゃなかった、だけど、あれは傷だよねって思ってくれる社会になってもらえたら、自分はそれを、自分もやっぱり傷だったんだって、言えるって、そのことが彼女たちにとっては、もしかしたらいちばん大事なことで、彼女たちは松本さんをこてんぱんにやっつけて、そのなんていうのかな、立ちなおれないほどの打撃を与えようとしてるわけではないような気がするんですよ。とにかく自分の問題として、あれは傷だったんだから、傷だって言っていいですよね、この社会で、っていうことだと思うのね。だけど、「文春」の意向ってのはまたちょっとそことは違いますよね。個人はそれぞれ濃淡あると思うけど、「週刊文春」っていうのは、いわゆる、こういうことが過去に行われた、さあ、これどうなんでしょう、組織的な、っていう意味で、社会に一石を投じる、っていう意識があって、彼女たちそれぞれの本質と、今のこのみんなが話し合ってるテーマが、ちょっとズレていっちゃうことが、とっても、はたしてこれでいいのかなと思うし、こういうことあると、もうこれ、ここ数年ずっとそうだけど、やっぱりSNSの社会だから、「文春」が意図している以上に、なんていうのかな、わたくし刑みたいなことが、制御できないくらいに、広がっていきますよね。そうすっと、ひとりの人間がこてんぱんにやっつけられるみたいなことが起こり得るって、それはやっぱりわれわれ社会がこれをどういうふうに受け止めて、SNSをやってるひとたちも、そこは注意しないと、ひとを守れなくなっちゃうし、で、松本さん今回、こういうかたちで提訴したってことは、松本さん自身はファイティングポーズをとったんだと思うんですよね。松本さんていうひとは、要するに、自分の考えでたぶん、僕もまあ、つき合い長いっていうか、別にあの、共演NGではあったけど、(笑)よく知ってますから、そういう意味では。よくではないかもしんないけど、あの松本さんていうひとは、たぶん自分の考えでやってきたひとだから。この芸能界をサバイバルしてきて、で、勝ってきたひとだと思うから、それはいろんなひとが法的にこうだよとか忠告するかもしんないけど、それは松本さんが自分がやりかたを、たぶん、自分で考えたやりかたで正解だと思うのね。で、それは僕は心配してないんだけれども、むしろ、今、ちょっと心配なのは、あそこに出てくるほかの芸人たちが、今、どうしていいんだかわかんない状態に追い込まれてんじゃないかと思う。で、これをやったら松本さんに迷惑がかかる、みたいなことが、今もなお考えてるんだとしたら、それは、今、その局面じゃないよ、ってそれはもう、大袈裟にいうと、生きるか死ぬかだよ、お前らと。で、自分を守るのは自分しかいないわけだから、やっぱりそれは、そこを考えるんじゃなくて、自分がどうしたいかは自分で決めるべきだと思うし、この証言をしちゃったらもしかしたら迷惑がかかるみたいなことを考えてるんだとしたら、そこは考えるべきではなくて、自分のことだけを考えるべきだと思うし。よくあの、自助、共助、公助っていうじゃないですか。それは災害のときの鉄則なんだけど、やっぱり、自分が助けてほしい、自分が助かりたいっていうことを意思表示しないと、まわりが助けようと思ってる、いくら思ってても、助けらんないからね。だから、そのへんは、あそこに出てるほかの芸人たちも、松本さんは大丈夫ですよ、自分で戦うんだから。だけど、彼らが、今までの流れからすると、松本さんの不利になるんじゃないかみたいなことも考えるかもしれないけど、今は自分を守ることを考えてほしいなと思うね。」

 続いては、自民党の派閥と裏金の問題。スタジオでは岸博幸と後藤俊広が解説する。そのあとには、若新雄純の「週刊新潮」の記事を扱うのだ。しかし、若新なんてひとは、「サンジャポ」と「TVタックル」にはよく出ていたから知っているが、ほかにはどこかに出ていたんだろうか。若新からこの番組に宛てたコメントも読まれた。

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ヒロミ、泉谷しげる、最上もがというメンバー。オープニングは短めに終わり、CM明けにこちらもまず松本問題を扱う。しかし、今週はだいぶはっきりと松本寄りに問題を考えているように感じられた。淳は松本寄りであることを示しながら語ったが、それにしても、ちょっとこれはバランスが悪いな。

 午後から外出。二俣川まで歩きながら、先週金曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」をタイムフリーで聴いた。少し前の「BRUTUS」の読書特集の話を今ごろしていた。ヒコロヒーは、お金がないころは本を買う金もなく、本棚を買う金もなく、区の図書館に通って本を読んでいたという。

 二俣川に到着し、ドン・キホーテのダイソー、ヤマダ電機で買いものをする。それから、読書をするためにサイゼリヤに入った。日曜の夜、あんまり長居しては顰蹙かとも思ったが、意外と混んではいないようで、待たされずに席に案内された。ドリンクバーとソーセージピザを食べる。600円。

◇ 読書

 サイゼリヤで、ウディ・アレンの自伝「唐突ながら」を読み終えた。2022年刊、河出書房新社。2段組、400ページを超えるボリューム。図書館で借りて読んでいたが、一回では読み終わらず、何度か借りなおしてようやく読みえおえたが、借りなおそうとしたら貸し出し中だったりもして、ずいぶん時間がかかった。いつから読み始めたのかといえば、去年の7月だ。序盤からとても面白く、ウディ・アレンならではなのは、なにかひとつ語るごとに、いちいちギャグが入ってくる。こんなにギャグがふんだんに盛り込まれている自伝がほかにあるだろうか。まるで、えんえんとウディ・アレンのスダンダップ・コミックを味わっているかのようで、それだけで終わればただひたすら楽しい本なのだが、しかし、後半になると、例のスキャンダルについてえんえんと書かれていて、読み進めるのがなかなかしんどくなった。猿渡由紀「ウディ・アレン追放」(2021/文藝春秋)を先に読んでいたから、登場する人物たちはよくわかっていた。ウディ・アレン本人が語っていることとも齟齬がないとは思った。だけれども、ウディ・アレンほどの映画監督が人生を語るのに、このスキャンダルにこれだけのページを割かなければならないのか。以下、関心があった箇所をいくつか引用。おもに、ウディ・アレンがなにを愛し、なにに影響を受けてきたか。

P13「そう、この自伝の主人公は、厭世的で、ギャングスターを愛する、無学な男だ。」「あと、恥とも思わないからいっておくと、読書は好きじゃなかった。妹は本好きだったが、怠け者のぼくには本なんて楽しくなかった。そりゃそうだろう。ラジオや映画のほうがはるかに刺激的だ。」

P19「ぼくには学問的な資料から情報を切り取って私物化する才能がある。深遠すぎて自分には理解できないくせに、作品のなかで使って、あたかも分かっているかのようなインチキの印象を与えて、おとぎ話を破綻させないようにしているんだ。」

P46「ぼくは知識人と誤解されているが、ここにもうひとつの誤解がある。小柄だし、黒縁眼鏡をかけているせいで、あまり運動神経がよくないと思われている。だが、それは間違いだ。ぼくはメダルをとれるくらい足の速い有能な野球選手で、プロになる道も考えていたんだが、思いがけずギャグライターとして雇われることになって、その夢は消えてしまったんだ。」

P55「(略)フォークナーやカフカには苦戦したし、T・S・エリオットやもちろんジョイスはもっとつらかったが、ヘミングウェイやカミュはとても面白かった。シンプルだから感情移入できたんだろう。ただ、ヘンリー・ジェイムズは、かなり努力したものの最後まで読めなかった。メルヴィル、エミリー・ディキンソンの詩は大好きで、時間をかけてイェイツの生涯について学んだおかげで、彼の詩を楽しめるようになった。フィッツジェラルドはまあまあだったけど、トーマス・マンやツルゲーネフは大好きだ。『赤と黒』もとても面白くて、特に若い主人公が人妻を口説きに出るかどうか悩み続ける件は夢中で読んだ。この部分を参考にして、ブロードウェイの喜劇『ボギー!俺も男だ』を書いて、ダイアン・キートンと共演した。社会学者チャールズ・ライト・ミルズの本や、J・P・ダンリーヴィーの『ザ・ジンジャー・マン』も読んだし、多形倒錯については古典学者ノーマン・オリバー・ブラウンの本で学んだ。」

P57「ぼくはキートンよりもチャップリンが好きだ。多くの映画評論家や映画を学ぶ学生は納得しないだろうが、監督としてはキートンのほうが優れていても、チャップリンのほうが面白いと思っている。チャップリンはハロルド・ロイドより面白い。ロイドが繰り広げる偉大な視覚的ギャグは見事だけど、ぼくははまらなかった。」「好きな女優はアイリーン・ダン。それにジーン・アーサー。スペンサー・トレイシーの演技は常にとてもリアルだったが、『パットとマイク』はいただけない。」「レニー・ブルースにはあまりひかれなかったが、ぼくの世代が熱狂したコメディアンだ。(略)ここではただ、大衆は魅了されたが、意外なことにぼくは魅了されなかった作品や人々をいくつかあげておこうと思う。『お熱いのがお好き』や『赤ちゃん教育』はどちらも面白いと思わなかったし、『素晴らしき哉、人生!』も好みじゃなかった。正直、かわい子ぶった守護天使なんて絞め殺してやりたいくらいだ。『めぐり逢い』もまったく好みに合わなかった。ヒッチコックは崇拝しているが、どうしても『めまい』はみていられないし、ルビッチにもほれこんでいるが、『生きるべきか死ぬべきか』を面白いと思ったことはない。でも『極楽特急』は、宝飾職人ファベルジェが作ったインペリアル・エッグくらい感動した。」

P57-58「ぼくの好きなミュージカルは――『雨に唄えば』、『恋の手ほどき』、『若草の頃』、『バンド・ワゴン』、『マイ・フェア・レディ』。『巴里のアメリカ人』は好きになれない。レッド・スケルトンはもちろん、エディ・ブラッケンやローレル&ハーディに笑わせてもらったことはなかった。いうまでもなく、マルクス兄弟やW・C・フィールズは絶対的に偉大だ。『殺人幻想曲』の映画に出ているレックス・ハリソンや、レスリー・ハワードが監督と主演を務め、ウェンディ・ヒラーと共演した映画版『ピグマリオン』も好きだ。『ピグマリオン』は史上最高の喜劇だと思うし、シェイクスピアやオスカー・ワイルド、アリストパネスのどんな喜劇よりもずっと好きだ。ただアリストパネスの喜劇はときどき、ぼくの敬愛するジョージ・S・カウフマンやモス・ハートを思い出させる。『ボーン・イエスタデイ』にはすっかり夢中になったけど、その主な理由はジュディ・ホリデイとブロデリック・クロフォードが出ているからだ。一方で、『独裁者』や『殺人狂時代』は全然面白くなかった。ぼくはチャップリンが蹴ったゴム風船の地球が上がったり下がったりするのをみても、このシーンが喜劇の天才を証明する一例とはまったく思えないんだ。」

P71「当時、ぼくの文体は概して滑稽な感じで、ユーモア作家のマックス・シュルマンの影響をもろに受けていたが、もちろんシュルマンのような作家におよぶわけもない。」

P72「ぼくにとってボブ・ホープがどんな存在かはいくら語っても大げさにはならない。幼い頃から大好きで、今でも彼の映画を飽きずにみている。」

P152「ただ、一市民として政治に関心があるのは確かだ。ジョン・F・ケネディと争って民主党予備選挙に立候補したアドレー・スティーヴンソンのために街角に立ってビラ配りをしたこともあったし、ジョージ・マクガヴァンやユージーン・マッカーシーのために選挙運動やショーを行ったこともある。ぼくがだれのために運動しているのかを確かめて、その対抗馬に賭けるといい。」

P340「こんなことをきかれることがある。「朝起きて、自分が面白くなくなっていたらどうしようと不安になることはありませんか」 答えはノー。面白さっていうのは、シャツみたいに身につけるものじゃないんだ。シャツだったら、目覚めてすぐにはみあたらないことだってあるだろう。でも面白さは、単に本人が面白いやつか否かというだけで、面白いやつは、面白い。物やいっときの熱狂と違って、失うことはない。もし目が覚めて、面白くなくなっていたら、それはぼくじゃない。だからといって、朝起きて、気分が悪いとか、世界が憎いとか、人類の愚かさが腹立たしいとか、虚ろな宇宙が気に入らないなどと思うことがないわけじゃない。というか、じつは毎朝、ぼくはそう感じているんだ。でも、だからといってユーモアがかき消されるわけではなく、そこからぼくのユーモアが生まれてくるんだ。」

P349「この回顧録では覚書として、ぼくにとってのお気に入りの名前をざっとあげておきたい。グルーチョ・マルクス、W・C・フィールズ、エレイン・メイは間違いなく面白いし、S・J・ペレルマンは同時代の地球でもっとも面白い人類だと思う。ああ、あと忘れちゃならないのが『ポゴ』。ウォルト・ケリーが描いたこのコミック・ストリップは天才のなせる業だ。」

 サイゼリヤを出て、ジョイナステラスのQBハウスで散髪してから帰る。ここの受付が20時までだったために、サイゼリヤでは時間を気にしていなければならなかった。今回もまた、4ヶ月ぶりの散髪。いつも値段を忘れてしまうのだが、1000円カットだと思っていたら、今や1350円もとられる。同じおじさんに切ってもらうことが続いていたが、今日はもうひとりのおばさんの理容師に切ってもらった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「まつも to なかい」は、今日の放送からついに松本が消えた。中居正広ひとりになった初めての放送。中居が冒頭に5分ぐらいのひとりしゃべりをしたのが見事だった。ゲストは秋元康と二宮和也。さすが、秋元康も冒頭の中居のひとりしゃべりに注目する。中居と秋元康の関係は、そういえば「うたばん」があったか。トークはおもにアイドル論となった。次週からはさすがに代役をたてるのか。中居は、松本の穴は中居が埋めるから、中居の穴を埋めるようにオファーをしてくれと言っていた。番組を最後まで観ると、この収録後に決まったことなのか、来週からは「だれか to なかい」にリニューアルされるとの予告があった。

 観そびれていた「ガキの使い」を3週分。先週、先々週は、ひさしぶりの「ハイテンション ザ・紅白対抗戦」。前編には、ココリコ田中、ヨネダ2000、鈴木もぐら、高木ひとみ〇、アタック西本、牧野ステテコ、有村昆、キンタローが登場。ちゃんと男女に分かれた「紅白」になっている。高木ひとみ〇とキンタローが異常な可笑しさ。後編はオダウエダ植田から始まり、ザ・マミィ酒井、金田朋子、和田まんじゅう、あぁ~しらき、ココリコ遠藤が登場、紅組のトリは島田珠代、白組のトリは月亭方正が務めた。そして、今日の放送を観ると、予告では恒例の「山-1グランプリ」だったのだが、予定が変更になり、「ほんこんの顔面テイスティング」という企画が放送された。どういう事情で差し替えになったんだろうか。ここにはまだ松本がいる。

2023年12月22日金曜日

12月22日金曜日/失った財布の中身は

◇ 生活

 早朝から少し眠り、朝のうちにマイナンバーカード紛失の問い合わせをする。保留音がハードロックみたいなギターがうるさい音楽だった。昨夜は財布を盗まれるという災難に遭い、財布の中身を思い出しながら、なにをどうしたらいいんだろうかということをそれぞれ考え、クレジットカードを停めなければならないということはすぐに思いついたが、マイナンバーカードと保険証を入れてあったのが厄介だ。身分を証明するものをいっぺんに失ってしまった。そうしょっちゅう必要になるものでもないから、普段は別のケースに分けて入れてあったのに、少し前に必要なことがあったから、たまたま財布に移したままになっていたんだった。これも不運のひとつ。

 録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の金曜日は年内最後。最後まで聴いて、午後から外出。無一文になり、しかたがないから母に一万円を借りた。まず、駅前の銀行に寄り、キャッシュカードを利用停止にしてもらう。二俣川まで歩き、今度はPASMOを停止してもらう。停止するにも身分証が必要だったが、古い保険証がまだとってあったから、なにも言わずにそれを見せたら、それですんなりと手続きをしてもらえた。昨日はじつは横浜駅でもPASMOについて訊ねたのだが、二俣川の駅員とは話に食い違いがあり、どうも釈然としない。それにしても、二俣川の駅員はじつに態度が偉そうだった。

 ドン・キホーテに寄り、新しく財布を買う。今まで使っていたものとなるべく似たような財布を選ぶが、値段はいちばん安いものにした。今までの財布は自分で買ったものではないから値段は知らない。ポケットに入れてみると、サイズは今までのものよりもやや小さいようだ。しかし、後ろポケットに入れるのはもう怖いな。上階のサイゼリヤに入り、昼食にする。チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。850円。少し眠くなり、今日は財布をカバンのなかに入れてから眠った。これを習慣にしなければならない。

◇ 読書

 サイゼリヤで、しばらく読書をしていく。図書館で借りていた、西澤千央「女芸人の壁」を読み終えた。2022年刊、文藝春秋。文春オンラインで連載されていた「女芸人」のインタビュー集。登場順に、加納愛子、鳥居みゆき、山田邦子、中島知子、ホルスタイン・モリ夫、青木さやか、日本エレキテル連合、清水ミチコ、薄幸。ウェブ連載では上沼恵美子にもインタビューしていたが、この本には未掲載。その代わりに「上沼恵美子論」というコラムが収録されている。いくつかはウェブ発表時にも読んでいたが、こうして単行本にまとまってみると、どうも期待したほどは面白くない本だった。編集の問題かな。四つの章に分けてあるのも、無理矢理な感じがして、あんまりしっくりくるものではなかった。「女芸人」をとりまく状況の過渡期を、捕えようとしたらするりと逃げてしまったような本だ。初回の山田邦子のインタビューが2020年10月。その後の状況の変化がいかにめまぐるしいものであったか。

 帰宅前に買いものをしていて思い出したが、そういえば、クリエイトのポイントカードも財布には入っていたんだ。あれもポイントがいくらか貯まっていたはず。シネマジャック&ベティと横浜シネマリンのスタンプカードもせっかく貯めていたのに。ああ、悔しい。ほかにもまだ、忘れているものがあるかもしれない。

 夕方には帰宅する。疲弊が激しく、ラジオを聴きながらまた少し眠る。夜にまた、U-NEXT で映画を1本。ジョージ・ロイ・ヒル監督「スティング」を初めて観た。U-NEXT の無料体験の期間は今日まで。観終わって、日付が変わる前に解約する。

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2023年11月12日日曜日

11月12日日曜日/眠くなるスケジュール


◇ 狂言

 朝、今季初めてストーブをつける。夜もだいぶ寒くなった。午前中は、テレビの録画残量を確保してから、タイムフリーでラジオ番組をいくつか。「伊集院光のタネ」と「トーキョー・エフエムロヒー」。そのあとはオンタイムのラジオに切り替え、家を出るまで、FMヨコハマの石井竜也の番組をつけていた。ゴスペラーズの村上てつやと酒井雄二がゲスト。

 昼から外出。平沼橋から紅葉坂まで歩き、横浜能楽堂に。月イチ恒例の「横浜狂言堂」。家を出るのが遅くなってしまい、開演10分前には到着したが、しかし、もうちょっとゆとりがほしかった。数日前に残席を確認するともう残り少なく、当日券では心配になり、今回も予約しておいた。QRコードを読ませて入場する。脇正面、いちばん後ろの席をとり、座ってみると、開演しても両隣りは空席だったのだが。14時開演。最初のお話(解説)の時間は野村又三郎が務める。古典になるほど、言語遊戯になる、という話をしていたのだが、前半に演じられた「菊の花」はその言語遊戯の演目だ。前半は品がいい演目、後半は品がない演目という解説もしていて、休憩を挟んだあとの後半は「若和布」。しかし、今日は眠気がひどかった。姿勢が保てないほどに眠くなり、休憩中も席から動けなかった。それとも、席を立ち、からだを動かしておいたほうがよかったか。後半もひどい眠気は続き、姿勢をもぞもぞさせ、まるで集中できない。こんな日もあるか。もっと余裕をもったスケジュールにしておかなければ、ただ無駄なことになる。



 いつもどおり、終演後は県立図書館に寄るが、借りなおそうと思っていた本が棚にはなかった。貸し出し中か。ほかの本を3冊借りていく。中央図書館は3日前に寄ったばかりだから、今日は寄らなかった。日ノ出町駅のほうに出て、サイゼリヤに入る。このあとの予定を考え、ここで時間をつなぐことにした。ミートソースボロニア風を食べる。ドリンクバーと合わせて、600円。今は木製風の器になっているのか。

◇ 品川

 夜になってから、日ノ出町から京浜急行に乗り、品川まで行ってくる。

◇ 賞レース

 深夜に帰宅し、今日の昼に放送されていた「NHK新人お笑い大賞」の録画を観る。今年は放送時間がやけに短くなり、70分になってしまった。司会のフットボールアワーもさっそくそのことに触れる。審査員は、大平サブロー、渡辺正行、清水ミチコ、YOU、濱口優、お~い!久馬、ふかわりょうという7名。面白いメンバーだなとは思うものの、この大会、司会にも審査員にも過去の大賞受賞者がまったくいないんだ。例年どおり、4組ずつ、2ブロックに分かれて対戦する形式。まずはAブロック、出演順に、サスペンダーズ、ジョックロック、プール、翠星チークダンス。審査は、渡辺、YOU、濱口、久馬の4名がジョックロック、サブロー、ミチコの2名がプール、ふかわが翠星チークダンスに投票する。プールというコンビが面白いかと思ったけど、ジョックロックが決勝に進出した。Bブロックは、出演順に、レインボー、チェリー大作戦、天才ピアニスト、いろはラムネ。レインボーは池田が女装しないコントをやっていて、ちょっともったいないんじゃないかと思った。NHKのこの賞は直球勝負でいいんじゃないかな。審査は、渡辺、ミチコ、久馬の3名が天才ピアニスト、サブロー、YOU、ふかわの3名がレインボー、濱口がいろはラムネに投票し、3票ずつの同点になるが、どちらにも投じなかった濱口による決選投票になり、天才ピアニストが勝ちあがる。決勝は、ジョックロック、天才ピアニストの順になり、審査は、サブロー、渡辺、濱口、久馬の4名が天才ピアニスト、ミチコ、YOU、ふかわの3名がジョックロックに投票し、1票差で天才ピアニストが優勝した。いや、結果だけを見るとまったく予想通りなのだが、この8組だったら天才ピアニストが圧勝するだろうと思っていたのだが、こんなに僅差の連続だったのか。

 続けて、昨日放送された「NHK新人落語大賞」も観てしまう。こちらの放送時間は80分。今年は生放送だったんだな。大阪収録、司会は桂吉弥が務める。吉弥は本戦には4回出場しているが、大賞は獲れなかったんだ。審査員は、桂文珍、金原亭馬生、片岡鶴太郎、日高美恵、広瀬和生という5名。日高美恵という演芸ライターの名はまったく知らなかったが、検索してみると「よせぴっ」の編集長だとわかった。出場者5名と演目は、出演順に、春風亭一花「四段目」、柳家吉緑「置泥」、春風亭昇羊「紙入れ」、桂慶治朗「いらち俥」、桂三実「あの人どこ行くの?」。すっかり若手に疎くなってしまって、関西勢はともかく、東京勢もひとりも高座を観たことがないひとばかり。慶治朗がだんとつで面白いと思ったが、結果はそのとおりになった。「落語大賞」のほうは審査は投票形式ではなく、各審査員が10点満点で採点する。広瀬は昇羊と慶治朗に10点、三実9点、吉緑8点、一花7点。日高美恵は、吉緑、慶治朗、三実に10点、ほか2名に9点。鶴太郎は昇羊と慶治朗に10点、ほか3名に9点。馬生は辛く、一花と慶治朗に9点、吉緑8点、ほか2名に7点。文珍は、昇羊、慶治朗、三実に10点、ほか2名に9点。結果は、慶治朗が49点で優勝。2位の昇羊は46点だった。審査員初登場の馬生、吉緑に対するコメントを求められ、古典落語の場合はおでこを見せたほうが得だとか、具体的なアドバイスをしていた。生放送のなか、時間があまってるときは文珍がすかさず入ってくる。このなかでテレビをいちばんわかっているのは文珍だった。

2023年10月16日月曜日

10月16日月曜日/ハンバーグを食べた

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・読書

 ようやくたっぷり眠り、朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は主役の福来スズ子が成長し、ようやく趣里になった。やっぱり、趣里が出てくるとがぜん面白くなってくる。芝居に惹きつけられる。また、水川あさみがこの年齢差でもきちんと母親に見えるのがすごい。ちょっとだけ出てきたジャルジャルもよかった。

 昨日の「ワイドナショー」は、フジモンの当て逃げ事故のニュースで始まり、そのあとには、やり投げの北口椿花選手がスタジオに登場した。このひと、朗らかで感じがいい。テレビに呼ばれるようになりそう。やり投げについての話は、やりの貸し借りがOKというルールなど、知らないことばかりだ。そのあとにはバスケの特集があり、今週はスポーツの話題が続いた。しかし、イスラエルのニュースはなぜ扱わないのか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に潜在視聴率のデータを載せている記事があり、人気タレントの潜在視聴率とギャラが一覧表にしてある。林修や長嶋一茂のギャラは驚くほど高く、有吉弘行ら、中堅お笑い芸人たちの、2、3倍はもらっているようだ。いや、テレビに出まくっている中堅芸人たちのギャラの低さに驚くということでもあるのだけれど。

 「週刊ポスト」のたけしの連載では、「週刊新潮」の村上麗奈の記事を全否定している。「知らないAV女優が30年前の「バイク事故の話」を週刊誌ネタにしてて唖然としちまったぜっての」という見出しがあり、本文ではまず、ロシアを訪れた鈴木宗男を話題にし、「週刊新潮」の記事については後半で語っている。「村上麗奈って80年代のAV女優がいるらしいんだけどさ。ポストのアンチャンが言うには、そこそこ名の知れた女優なんだってね。(略)オイラはこんなヤツ、会ったことも見たこともないんだぞ(笑)。あまりにも突飛なことを言い出すんで大笑いしちまったよ。バカバカしい話で唖然とするばかりなんだけど、万が一、この大嘘を信じるようなヤツが出てきちゃまずいんで、一応ここでキッパリ否定しておくよ。だけど、オイラも恥ずかしいんだよ。こんな妄想に対して「たけしがムキになって反論してる」なんて思われたらそっちのほうがよっぽど恥ずかしいじゃないかってね(笑)。」 

 そのほか、「週刊プレイボーイ」には「キングオブコント」の記事があり、ユウキロックがファイナリストたちを解説している。「BRUTUS」は写真特集。篠山紀信のすがたをひさしぶりに見たが、あのもじゃもじゃあたまではなく、ニット帽をかぶっている。すっかり老人だ。もう八十過ぎか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。オープニングでは、高田先生が、マキタスポーツから舞茸が送られてきたという話をする。マキタさんの二拠点生活の報告も添えられていた。12時台ゲストは渡辺謙。この部分は収録で、高田先生と金曜メンバーの松村邦洋と磯山さやかが迎える。阪神の優勝の話題から始まり、渡辺謙が阪神ファンだとは知らなかったが、そのため、意外や、松村とはけっこう出会っているようだ。

 午後から外出。昨日とは打って変わって暖かい。電車に乗る前にスレッズを開いたら、谷村新司の訃報に驚いた。鶴ヶ峰に移動。ココロットのサイゼリヤに入り、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。ライスとドリンクバーをつけ、900円。ここでしばらく読書をしていく。

 図書館で借りている、伊東順子「韓国カルチャー 隣人の素顔と現在」を読み終えた。2022年刊、集英社新書。韓国の小説、ドラマ、映画から、韓国の社会や歴史を読み解いていくような内容で、期待した内容よりもちょっと硬い内容だなとは思ったが、これはこれで面白く、必要な勉強だった。日韓の女性の地位、あるいは、学生たちをとりまく状況が、2000年代初頭からは逆転していっているということなどには新鮮な驚きがあった。

 サイゼリヤを出て、ブックオフに寄ってから、夜に帰宅する。夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」を観ると、連日、ガザ地区のニュースが続いている。谷村新司の訃報もここで改めて確認した。

 土曜に放送された「ワルイコあつまれ」を観ると、「慎吾ママの部屋」に、友近が演じる一休が登場していた。番組最後には、友近は一休のすがたのまま「ワルイコソーラン」も踊った。同じく、土曜に放送された「勝手にテレ東批評」はマキタスポーツがゲスト。マキタさんが「ゴッドタン」の「マジ歌」に出演したとき、トークになると緊張しているという佐久間。マキタ「僕は冷たい目の連中が嫌いなんですよ!」 そして、日曜に放送された「ボクらの時代」は、佐久間宣行、若林正恭、岩井勇気という顔合わせ。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、ヒコロヒーが蛍原に会った際に、代打を務めた「ブルー・オーシャン」を聴いていたと言われたんだそうで、スタッフからの情報では稲垣吾郎も聴いていたようだ。この番組、「トーキョー・エフエムロヒー」はどうやら桑田佳祐も聴いているんだとか。

2023年8月22日火曜日

8月22日火曜日/マクドナルド消滅

◇ 六会日大前・湘南台

 朝、なかなか起きあがれず、録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「おかべろ」は、あのちゃんがゲスト。昨夜の「キョコロヒー」は日向坂の佐々木美玲が登場し、心理戦ゲームをやるが、なにをやっているのかよくわからなかった。「週刊ダウ通信」は、アルコ&ピース平子がプロデューサーになり、新ドラマ「俺たちにも、情熱はある」のオーディションをする。ダウ90000 のメンバーが、すゑひろがりず、ランジャタイの漫才の再現に挑戦した。

 午前中から外出。小田急線の六会日大前のほうまで用があり、それにしたって、暑いのなんの。汗だくになり、ペットボトル2本を飲み干すが、トイレに行かなくてもぜんぜん平気なくらいに汗をかいた。昼食も食べそこねてしまい、スマホのバッテリーもピンチだ。ブックオフの隣りにマクドナルドがあったから、そこで充電できないかと行ってみると、なんと、マクドナルドは消滅していた。ブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、コミックを1冊買う。空腹にもなるが、湘南台まで歩き、ガストならば充電ができるのではと行ってみると、冷房が壊れているとの貼り紙がある。この暑さで、そんな店には入りたくない。結局、サイゼリヤに入り、20時半頃にようやくまともな食事をする。チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べる。ライスとドリンクバーをつけて、900円。この店では充電はできず、料理の写真を撮ろうとしたところでバッテリーが切れた。無念。もうこのハンバーグのすがたは二度と見ることができない。のどがからからで、ドリンクを3杯飲んだ。

 湘南台からは相鉄線に乗り、夜遅くに帰宅した。すぐに眠り、深夜に目が覚める。「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めるが、聴きながらまた眠ってしまい、深夜3時過ぎに起きあがった。ツイッターを覗いてみたら、「キングオブコント」の準決勝のチケット代が7500円だと知った。賞レースって、出演者はノーギャラじゃないのか。なんというぼろい商売だろうか。

2022年11月26日土曜日

11月26日土曜日/気になる賞レース

◇ テレビ・音楽・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「ミュージックステーション」を観ると、宮本浩次が体調不良のために欠席し、その代打に1曲、エレカシの「俺たちの明日」をスカパラと 10-FEET の TAKUMA のコラボで演奏した。10-FEET ってバンドはよく知らないんだけれども。そのあとには、Saucy Dog の石原慎也をボーカルに迎えたスカパラの新曲もあり、しかし、Saucy Dog もよく知らない。それよりも、桑田佳祐を観たくて録画しておいたのだ。新曲2曲を披露。そのほか、「広瀬香美が嫉妬した冬ソング」という特集もけっこう面白かった。

 Spotify では、桑田佳祐のベストアルバム「いつも何処かで」の配信が始まっていた。2枚組、2時間41分もあるから、なかなかいっぺんには聴けないが。


 昨夜の「ネタパレ」も観て、それから、午前中はラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」は松尾貴史。10時台には、毒蝮さんの中継コーナーがあり、来年90歳になるというかたが登場し、戦争体験を語っていた。

 そういえばと、「M-1」のワイルドカードを思い出し、ホームページを確認してみると、投票は今日の15時までだった。動画の視聴者数がそのまま得票数として数えられるというルールだが、投票はともかく、時間があるだけ、気になるものから観てしまおうと、Aマッソ、ランジャタイ、モグライダー、マッハスピード豪速球、ニッポンの社長、天才ピアニスト、たくろう、滝音、10億円の動画を観た。関西勢、天才ピアニスト、たくろう、滝音が面白かったが、大阪の会場の雰囲気のせいもあるだろうか。ランジャタイもけして悪い出来だとは思わなかったが、準決勝進出者たちはもっといい出来ということなのだろう。

 午後から外出。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に少し寄ってから、西友の2階、ビックカメラで買いものを。駅の反対側に戻り、ドン・キホーテのサイゼリヤに入るが、すごく混んでいた。ソーセージピザを食べながら、しばらく読書をする。

 ツイッターを覗いてみると、「THE W」の決勝進出者が発表になっていた。しかし、あまり変わり映えのしない顔ぶれ。Aマッソ、天才ピアニストがともに残ったが、「M-1」準々決勝の動画を観るかぎりは、天才ピアニストのほうがずっといいように思える。

 夕方には帰宅し、滞っているブログの更新に手をつける。今日はやけに暖かく、部屋のなかでは半袖で平気だ。夜もまた、録画していたテレビ番組から、木曜に放送されたNHKの音楽特番「NHK MUSIC 桑田佳祐 LIVE SPECIAL クローズアップ佳祐 桑子じゃないよ、桑田だよ!!」を観た。最後は猪木オマージュ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、1曲目は泰葉の「フライディ・チャイナ・タウン」。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、岸のりこというラテン歌手が登場した。芸歴50年のベテランだが、今まで知る機会がなかったな。剣さん、「へえ~」という、ひろゆき風の声を出し、「ひろゆかないってひともいるの知ってる?」「俺、あのひと好き、成田さん。成田悠輔さんって片っぽ丸メガネで片っぽ四角、イエール大学の。あのひと、最高! あのひと、今のロックンローラーだと思う。今の時代の。違って見える不良。かっこいいよね!」

 ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。「Nキャス」をいつも録画しているが、裏番組の都合で、今日は真ん中30分は録画できなかった。三谷幸喜が数週ぶりにスタジオに登場。自身の演出する公演で代役をやりまくっている三谷だが、シルビア・グラブの代役は、さすがに設定を男優に変えて演じたようだ。まずはワールドカップの話題から始まるが、三谷は子どものころ、木梨憲武と同じサッカースクールだったんだそうだ。三谷幸喜はとんねるずとは同学年なんだな。

2022年10月20日木曜日

10月20日木曜日/フレンチトースト

◇ ラジオ・テレビ

 深夜から眠らずにブログの更新をひとつ。それからやっと、2時間ぐらい眠る。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」。タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ラジオショー」も聴いた。ゲストは石塚英彦。ピン芸人時代のダジャレネタの話から、塙さんが林家三平からの影響かと訊いたら、石塚は林家三平のVHSのセルビデオをよく観ていたという。自分もその当時に買ったビデオとおそらく同じものだと思うが、このビデオが発売されたときにはけっこう話題になり、ワイドショーなんかでも取りあげられていた記憶がある。会見には、ファン代表として、山藤章二先生や高田文夫先生もいたような気がするが、たしか、YMOの3人もいたはずだ。没後十年だったのだろうか。石塚英彦の年齢だと、林家三平からはリアルタイムの影響があってもおかしくなさそうだが、ひとまわり以上歳下の自分と似たような体験を語るので、ちょっと妙な感じがした。

 午後、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松平健がゲスト。2005年放送の「スーパーJチャンネル」から、「マツケンサンバ」ブレイク時の東京ドーム公演の映像を少し観ることができた。昨夜の「あちこちオードリー」は、友近と、平成ノブシコブシ吉村がゲスト。友近の出演を楽しみにしていたのだが、吉村の迷走ぶりが中心になる展開に笑う。「シン・ラジオ」で、ちゃらんぽらん冨好さんの感想を聴くのが楽しみだ。

◇ 二俣川

 夕方から外出。特に用もないのだが、二俣川まで、歩きながらラジオを聴く時間を作りたかった。これも聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、剛が、ウーバーイーツで頼んだ商品にソースがついていなかった話をえんえんとしゃべっていた。どうやら有名店のようなのだが、クレームの電話を入れたその対応のひどさを語りつつ、クレームを入れている自身の滑稽さもところどころ描写する。

 二俣川に着き、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、フレンチトーストを食べた。ついさっき、中川家剛の話を聴いていたばかりだったのがよくなかったか、若い男の店員の対応がどうも無感情でいらつかされる。フレンチトーストの置きかたも雑に感じたのだが、あれっと思ったのは、シロップがついていない。疑問に思った瞬間には、その店員はもうするすると厨房に帰っていってしまった。しかし、そもそも、シロップはつくものなのかもわからず、でも、普通はつくんじゃないかと思い、ちょうど、すぐそばに別の女性の店員がいたので、訊いてみようと手をあげるが、こちらをぜんぜん見てくれない。手をあげたまま、「すみません」と言ってみたが、まったくこちらを見ないで、厨房に帰っていってしまった。いや、すぐそばで手をあげていて、気がつかないわけないだろう。サイゼリヤって、そんなに融通が利かなかったっけ。わざわざ呼び出すことではないんだけどと思いながら、しかたがないから、呼び出しボタンを押すと、座席番号が表示されるモニターには自分の番号しかないのに、それにしてはやってくるのが遅い。ようやくやってきた男の店員に、「これ、シロップはつかないんですか?」と訊くと、つかないですと即答され、「わかりました。」とこちらもすぐに引き下がる。しかし、それでも疑いは消えない。本当につかないんだろうか。そういえば、以前も食べてるから、このブログに写真を載せているはずだ。そう思い、スマホから自分のブログを開き、「フレンチトースト」で検索してみると、その写真にはやっぱりシロップは写っていなかった。

◇ 雑誌

 読書をするつもりでいたのに、無駄なひとり相撲になった。サイゼリヤのフレンチトーストにシロップはつかない。それだけはもう忘れない。今日は昨日買った文芸誌をごっそりとカバンに入れてきた。まず、「文學界」11月号から目を通す。特集は「JAZZ×文学ふたたび」。村上春樹のインタビューから読み始める。「音楽でも文学でも、楽しむと同時に学ばなくちゃいけないことがすごくたくさんあると思いますし、学ぶにはやっぱり何度も繰り返して聴かないと入ってこない。(略)五回、十回と聴き直してやっと身体に沁みるというところがある。」「そして、そういう身体感覚というのは汎用できるんです。僕が音楽で身につけた感覚って、ものを書くときにちょっとした言葉のズレを見つける感覚と同じなんですよね。」「僕の文章の書き方というのは、ほとんど音楽から学んだことなんです。リズムが一番大事で、あとはインプロヴィゼーションとかハーモニー、コード、メロディ。すべて音楽から学んだことを流用してものを書いているという気がします。」 特集以外のページには、松尾スズキによる宮沢章夫追悼文が載っていた。

 「新潮」と「すばる」には、それぞれ新人賞の発表があり、「新潮」の選評から先に目を通してみると、大澤信亮、田中慎弥が、低調だということを書いていて、なんだかあまり盛りあがっていない。しかし、「すばる」のほうを読むと、今回はひさしぶりに選考委員全員が顔を合わせる選考会だったということもあり、こちらはけっこう盛りあがったようだ。「すばる」の各選評を読んでみると、受賞を逃した作品にも好意的な評価が多い。応募作品数は「新潮」が2630作、「すばる」が1130作と、倍以上の差があるのだが、にも関わらず、「すばる」のほうが優れた作品が多かったのだとすると、これは選考委員の顔ぶれの差だろうか。「新潮」は、大澤信亮、小山田浩子、鴻巣友季子、田中慎弥、又吉直樹。「すばる」は、奥泉光、金原ひとみ、川上未映子、岸本佐知子、堀江敏幸。

 「三田文學」には、慶応大で開催されたという松本隆のシンポジウムが活字化されていた。これを読みかけたところで、トイレに行きたくなり、中断してサイゼリヤを出た。このサイゼリヤはトイレが店の外にあり、いちいち出入りするのがめんどうだ。ジョイナステラスに移り、くまざわ書店を覗き、帰りもラジオを聴きながら歩いて帰った。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。それからまた、録画していたテレビ番組をもう少し。「アンタウォッチマン」を2週分続けて観た。先週の放送は野沢直子特集。今回からは、ある年にスポットを当て、「1991年の野沢直子を深掘り」と題していた。VTRには、テリー伊藤、清水ミチコ、渡辺直美が出演。野沢直子は初期の東京吉本唯一の女性芸人であり、芸人とはいうものの、最初はタレントというイメージだった。その当時、中学生だった自分も、野沢直子って吉本なんだと知ったときは意外に感じた記憶がある。テリー伊藤が証言する。「野沢は垢抜けていた。それまでのお笑い芸人のひとたちって、どっかやっぱり小屋の匂いがしたよね。彼女は吉本でしょ? でも、そんな匂いはしない。(略)所ジョージさんもそういうところあるでしょ?」「それまでってじつは山田邦子ちゃんでしたよ。山田邦子ちゃん的な雰囲気から、野沢直子的な。誰にでもわかるのと、ぶっ飛んでるっていう野沢直子と。それはやっぱり、たけしさんからとんねるずっていうのとちょっと似てきてるのかもわかんない。」  タレントだった野沢がコントをやるようになるのは「夢で逢えたら」からなのだが、ここで挫折を味わうというのが、デビューからの流れを追っていくと、そういうことかと理解できる。つまり、下積みがなく、いきなり売れっ子になったため、「夢で逢えたら」のメンバーと共演するなかで、自分には引き出しがなにもないということに気がつくのだ。そして、1991年に、野沢はすべてのレギュラー番組を降板し、渡米する。もう1本、一昨日の「アンタウォッチマン」はキャイ~ンの特集。「1998年のキャイ~ンを深掘り」と題し、1998年に亡くなったマネージャーとの物語にしていた。このマネージャーの存在はまったく知らなかった。VTRには、飯尾和樹、関根勤が出演。

 いくらテレビを観ても、録画がぜんぜん減らない。ダビングのセットをして、部屋で読書の続きをする。Spotify で、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、パートナーにひさしぶりにヒコロヒーが登場していた。聴きながら眠る。深夜3時頃だったろうか。

2022年9月28日水曜日

9月28日水曜日/お笑いで逃げるとは

◇ 雑誌・ラジオ・テレビ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。体力が足りないのか、少し忙しくなると、すぐにブログの更新が滞ってしまう。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「サンデー毎日」の本多圭のコラムを読むと、角川歴彦が逮捕された影響により、たけしの新作映画が「お蔵入りになる可能性が高くなった。」と書かれている。「週刊新潮」と、それに対するたけしの反論も踏まえたうえで、「だが、反論に映画関係者から擁護する声は聞こえてこない。」と書く。「契約内容に不満なたけしは、歴彦会長に直談判。歴彦会長を製作総指揮から外すことを本人から了承を得た。にもかかわらず、契約書にサインしなかったのです」という映画関係者の証言。あるいは、「契約書も押収されていれば手の打ちようがありません」と、「事情を知る映画プロデューサー」なる人物が証言している。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。12時台のゲストは、大沢桃子という演歌歌手。知らない歌手だなと思って聴いていたら、寺内タケシの名が出て、検索してみると、どうやら寺内タケシの弟子にあたるらしい。横浜開港150周年(2009年)のときに、寺内タケシの無料ライブを観ているのだが、そのときに若い女の子のボーカルが登場した記憶があり、もしかしたら、それがこのひとだったんじゃないかという気がする。そのあとのコーナーでは、乾貴美子が宮沢章夫について語った。

 午後にまた、ブログをもうひとつ更新して、録画していた「徹子の部屋」をすぐに観た。桐島かれん、ローランドの姉弟がゲスト。母の桐島洋子が 2014年に認知症になったそうで、その話題が中心だったが、しかし、元気ではあって、徹子さんへのビデオメッセージも放送された。

 どういうわけか鼻水が止まらず、あたまも痛い。買い置きの栄養ドリンクと、風邪薬を飲んでおく。夕方から外出し、二俣川まで。ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、ソーセージピザを食べた。しばらく読書をして、ドン・キホーテの下階で、靴を買ってから帰った。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、また録画していたテレビ番組をいくつか。月曜の「アンタウォッチマン!」は「ビー・バップ・ハイスクール」の特集。こうなるともう、「お笑い実力刃」から始まったそもそもの趣旨とは違う番組になってしまうな。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、「つぶやき英語」の話を多くしていたが、炎上についても語る。談志や清志郎の名を出して批判をする連中について、亡くなったひとの名を出してこう言っていたはずだというのは、宗教を批判している人間は口が裂けても言うべきではないとはまさしくそのとおりだ。誰とは名を出さなかったが、具体的には有田芳生のことだろう。しかし、ツイッターを見てみると、有田芳生は開きなおっているかのようなツイートをしていて、またむかむかしてしまった。「カーボーイ」での発言を切り取ったネットニュースのリンクを貼り、(それも馬鹿なのだが、)「お笑いでなら逃げられると思っているんでしょう。」とはなんという言い草なのか。「立川談志さんなら、巧みな表現で統一教会を風刺、批判します。」ということをいっぽうで言っておきながら、太田を「逃げ」だと批判するが、だったら、談志師匠だってお笑いで逃げるんだよ。太田の発言に対して、まったく答えてもいない。太田は、談志ならこう言うはずだという発言に対して、遠い人間のほうがわかることもあるから、そうじゃないとは言わないのだけれども。

 夜にもまたブログの更新をしようとするが、集中力なし。気疲れがひどいのか、胃も痛いようで、横になり、ラジオを聴いているうちに眠ってしまった。時間の記憶なし。

2022年8月31日水曜日

8月31日水曜日/うどんとピザを食べた

◇ 生活

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ツイッターから、ゴルバチョフの訃報を知った。午前中に、いったん近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。今日はまた、やや暑い。部屋にいるほうがまだ涼しいくらいだ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中まで聴き、正午過ぎから改めて外出した。まず先に銀行に用があり、金の計算をしてみると、一時期よりはだいぶ余裕を作れるようにはなったものの、今月はひさしぶりにピンチである。

 かつやで食べようかと思っていたが、歩いてみると余計に暑くなり、もっと軽いものを食べたくなった。吉野家の新メニューを食べようかとも思ったが、秋限定と宣伝されると、まだ早いかという気にもなる。二俣川に向かい、ひさしぶりに丸亀製麺で食べてみたくなった。ところが、12時半頃に入ってみると、ちょうど混む時間にあたり、ずいぶん並ばされることになった。ぶっかけ並に、いか天、ちくわ磯辺天をつけ、550円。慣れない丸亀製麺で、後ろの客にも気を遣い、あまり満足のいく選択ができなかった。


 二俣川ライフのドトールに入り、しばらく読書をする。それから、ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、夕方頃にはまた、ドン・キホーテのサイゼリヤに入った。ソーセージピザを食べながら、読書を続ける。今日は読書をしようと決め込んだのだが、それでも、読み終えたかった本が読み終わらず、夜に帰宅してからも、部屋で読書を続けた。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰宅してから、半藤一利「日本のいちばん長い日」を読み終えた。終戦記念日に合わせて読み始めたのだが、なかなか読み進められず、しかし、8月中に読んでしまいたいと思い、最後はずいぶん駆け足で読んでしまった。細かく読んでいこうにも、日本史に弱い自分の知識量ではなかなか追いつけない部分があった。2006年刊、文春文庫。親本は1995年刊。この文庫版には「決定版」と書いてあり、そもそものこの本の成り立ちを知らなかったのだが、1965年に、大宅壮一編として出されたものを、30年後に、半藤一利名義で出しなおしたというわけか。

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、奈美悦子がゲスト。昨夜の「イワクラと吉住の番組」は、バカリズムがゲストの後編。脚本の仕事について話していたことが面白かった。プロットは書かずに1行目から書き始める、コントのつもりで書いている、恋愛ドラマは書かないなど。

 放送中の「水曜日のダウンタウン」も、追っかけ再生ですぐに観てしまう。「2代目関根勤選手権」の第2弾があり、粗品、川島明、くっきー、笑い飯西田、ずん飯尾が挑戦し、最後にはなんと、板尾創路が登場した。アドリブで見立てるにしても、それぞれ、自分なりのスタイルがあり、関根勤にははっきりとした良し悪しの基準があった。後半には「どぶろっく どんな芸人の歌ネタでも面白くカバーできる説」という企画があり、プレゼンターのRGが、歌ネタをするひとといえば誰を思い浮かべるかと訊くと、パネラー席にいたBOSEはマキタスポーツの名をあげた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。14時台のゲストに、笑組が登場した回だ。これはじっくりと聴きたいから、電車内など、移動中に聴くこともできず、ちゃんと時間を作って聴きたかった。笑組ふたりで出演のはずだったが、かずおさんは濃厚接触者になり、電話出演になった。スタジオはゆたかさんのみになるが、しかし、ゆたかさんひとりのほうが結果的にはかえってよかったかもしれない。最初からハイテンポで、ナイツの記憶をじつに細かくしゃべりまくる。知る話が多かったが、ナイツは桂子一門になる前に、もともとは別の漫才師の弟子になるはずだったという経緯は、ナイツからはあまり語られていない話ではないだろうか。つまり、桂子一門となった経緯には、ゆたかさんがものすごく関与しているというわけだ。それにしても、ゆたかさんのトークは途切れるところがまったくなく、メールも出しておいたのだが、リスナーのメールは1通も読まれずに終わった。今日の放送だけで、ゆたかさんの話術のすさまじさは存分に広められたのではないだろうか。

 早めに眠ろうとしていたが、眠れず、深夜、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」の続きを観る。放送時には第2話まで観た記憶は確実にあるが、第3話からは初見だろうか。いや、しかし、なぜ放送時に続けて観なかったのだろうと思うくらいに、ここまで観てみると、このドラマ、完璧に近いくらいに好きだ。貫かれた美意識、笑いのセンス、そして、各俳優の細かい動きや表情がいちいち素晴らしく、いったいどうやって演出しているんだろうか。

 そういえば、中断していた「まんが道」の再放送はいつだろうかと、ふと、ツイッターを検索してみると、なんと、28日日曜にすでに放送されていたことを知った。まさか、もう放送されていたとは。これにはがっくりきてしまった。番組表はきちんとチェックしていたつもりだったのに、なぜ気がつかなかったんだろうと思ったら、午後から夕方にかけて放送されていたのだ。もともとは深夜に再放送される予定だったから、深夜帯しか注意していなかった。午後に放送されるなんて聞いてないよ。再放送の再放送というのはさすがにあるまい。9話まで楽しく観ていたあの日はなんだったんだろうか。録画保存するつもりで、9話まではすでにDVDにダビングしてしまったというのに、ずいぶん間抜けなことになった。

2022年7月1日金曜日

7月1日金曜日/ひどい暑さ

◇ 音楽

 暑さで眠ってられず、早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、眠くて進まない。少し眠りなおしてから、ようやく更新した。やたらと時間がかかってしまう。ブログの更新をしながら Spotify のニューリリースのチェックしてみると、Night Tempo の新曲は、まさかの「北酒場」だ。スチャダラパー参加の Hase-T の新曲も聴いた。


◇ ラジオ・雑誌

 午前中から汗だくになり、たまらず、シャワーを浴びる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、松村邦洋が工藤静香のものまねをやり始めた。午後は「中川家 ザ・ラジオショー」。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「BRUTUS」は「夏のカルチャー計画」という特集。ケラと犬山イヌコの対談があり、シアターコクーンで上演される「世界は笑う」が面白そうだが、昭和30年代の喜劇人たちの群像劇を演じるために、出演する若手俳優を集め、喜劇人についてのワークショップを開いたそうだ。先日の「徹子の部屋」に出ていた瀬戸康史が、黒柳徹子と「夢であいましょう」の話をしたり、エノケン・ロッパについてもよくわかっているようだったが、これのせいかと腑に落ちた。ほかのページでは、松本隆が韓国ドラマについて語っていたのも気になった。巻末ページには、原田和実、大森時生という若手テレビマンの対談があり、これも興味をもって読んだが、ここで話題にされているそれぞれの番組は観逃してしまっている。今のフジテレビはすごく風通しがよくなっているようだ。

 部屋の暑さがひどく、あたまが痛くなってきた。家にいてもまったく居心地がよくないので、外出することにする。まず、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。二俣川まで歩き、ドン・キホーテに入り、冷房機器を指をくわえてしばらく眺めていた。それから、上階のサイゼリヤに入るが、混んでいて、席に案内されるまで少し待たされた。フレンチトーストを食べてから読書をするが、あまり進まなかった。サイゼリヤを出て、ジョイナステラスのくまざわ書店にも寄り、「フリースタイル」の新しい号が出ていたので、少し立ち読みした。韓国ドラマと韓国映画の特集をしていて、これはなかなか立ち読みでは読みきれない。帰りにクリエイトに寄り、おでこに貼る冷却シートを初めて買った。一緒に食塩も買った。とにかく塩が足りない。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、まず、シャワーを浴びてから、録画していたテレビ番組をいくつか。「白黒アンジャッシュ」を2週分、伊集院光がゲストの前後編だと思ってまとめて観たが、公式ツイッターを確認してみると、伊集院はどうやら3週にわたって出演していたようだ。テレビ神奈川では休止の週があったはずだが、歯抜けで放送されるのも困る。そのほか、「あちこちオードリー」はそれぞれトリオの3人、東京03飯塚、ハナコ秋山、四千頭身後藤がゲスト。「キョコロヒー」は1時間特番、お世話になった恩人へのプレゼントを爆買いするというロケ企画。ランジャタイも活躍していた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を観始めるが、眠くなり、すぐに中断してしまった。音楽を聴きながら、深夜2時頃に眠る。なにをやっていたわけでもないのに、簡単に一日が終わってしまった。

2022年6月20日月曜日

6月20日月曜日/北野武「首」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。録画していた昨日の「笑点」を観ると、まず、演芸コーナーには宮田陽・昇が出演。大喜利の助っ人は、先週の若手大喜利で座布団を多く獲得した馬るこが登場した。若手メンバーが順番に出演するようなことを言っていたが、これは勘弁してもらいたい。宮治よりも若手が出るのならばいいけれども、新鮮さもなにもない若手たちよりも、ベテランのほうが観たいよ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、ナイツ土屋さんがゲスト。ほかの曜日のレギュラーなのにゲストで呼ばれるという番組も珍しい。高田先生と話していると、漫才ブームの知識が驚くほどないのだが、世代的な体験がないとはいえ、普段、Yahoo!で検索したりすることはないのだろうか。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、バイきんぐ西村がゲスト。塙さんとはコールセンターのバイト仲間だったというのはこの番組でもよく語られているが、その職場では、かなり上の立場にまでなっていたんだそうで、そのような真っ当な社会性があるようにはなかなか見えない(見せない)ひとである。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊プレイボーイ」には、参院選の「注目候補」として、水道橋博士、乙武洋匡のインタビューが載っていた。インタビュアーは畠山理仁。玉袋の反応を訊かれた博士は「5月17日にメールを送りましたが、返事は今のところありません。」 別のページのゲッターズ飯田の連載コラムでは、参院選に出馬予定の有名人候補を占っている。博士については「運気は今年絶好調。夏はいまひとつですが、年末にかけてよく、来年、再来年はさらにいいでしょう。段取り、計算、理屈の星があり、政治家の星も持っていますから、将来はすごい政治家になる可能性も。」

◇ 二俣川

 シャワーを浴びて、垢を落としたら、汗が吹き出てしかたがない。ほんの少し前までは肌寒かったのに、あっという間に暑くなる。毎度思うことだが、ちょうどいい気候の時期はとても短い。15時過ぎから外出し、二俣川まで歩いた。ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、それから、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、ミートソースボロニア風を食べた。眠気がひどくなるが、しばらく読書をして、夜になってからまた歩いて帰ってくる。

◇ ラジオ・テレビ・読書

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、ヒロミがゲスト。ナイツとはほぼ共演がないというのはちょっと意外だった。言われてみればそうかという感じだが、兄のはなわとヒロミの関係が強いからどうも錯覚していた。漫才協会に誘われると、入ると即答していたヒロミだが、冗談で終わらせずにこれはなんとか実現させてもらいたい。ヒロミはともかく、デビット伊東、ミスターちんを眠らせておくことがもったいないのだ。セントルイスからホンキートンク、そして、お笑い第三世代の話にもなるが、お笑い第三世代には笑組さんもいるよと誰か気がついてもらいたかった。笑組とB21スペシャルには「テレビ演芸」の時代の因縁がある。この日はオンタイムで聴いて、メールを出せばよかったと思った。

 土曜にオンタイムで聴きながら眠ってしまった「HONMOKU RED HOT STREET」も聴きなおすと、番組後半に、横山剣さんが所ジョージからの影響を語っていた。この番組ではたびたび紹介されている「ホング・コングの逆襲」というLPだが、その収録曲、「スブタ」「女嫌い」という数秒の曲と、「中国民話・白蟹傳」を続けてかけた。所ジョージに影響を受けたとはっきりと発言したのを今まで聴いたことがなかったから、さすが、やっぱりそうかという気にさせられる。

 昨夜に放送された「ドキュメンタリー「解放区」」が気になって録画しておいた。「まぜこぜちづる」と題した、現在の東ちづるを追いかけたドキュメンタリー。マイノリティを支援し、イベントを仕掛ける東ちづるのこのボランティア団体の活動には興味があったのだ。番組内で取材されていたイベントには、清野茂樹やダンプ松本も出演していた。知っていたら行きたかった。東ちづる「そう、私、ほんと今思ったらおかしいよね。自殺マニュアル、事故死に関するもの、死体写真集とか、ものすごいもってたんですよ。精神世界の本とか。でも、病んでるっていうか、それがね、安定剤だったんですよ。病まないように、それを見て落ち着かせてたんですね。」

 夜にブログの更新をもうひとつ。少し眠ってから、深夜に目覚めて、読書の続きをした。眠気をこらえながら、北野武「首」を読み終えた。2019年刊、KADOKAWA。昼にサイゼリヤで読み始め、今日のうちになんとか読み終えたいと思い、がんばったのだが、今まで読んだたけしの小説のなかで、これがいちばん読みにくかった。書き慣れていない時代小説であるということと、登場人物がぎこちない関西弁であるせいか。それと、映画化を前提にした小説であるために、映画のプロットにしかすぎないのではないか。公開が危ぶまれているという話も目にするが、時代劇とはいえ、「アウトレイジ」系統の映画なのではと想像しながら読んだ。本能寺の変を描いているのだが、天下取りの物語を、芸能界で実際に天下をとった人物が書いている、という構図の小説は、並の小説家にはどうしてもできないことだ。たとえば、秀吉のつぎのようなセリフ。「仲間もいっぱい死んだが、俺は生き抜いた。そうなると組頭にも認められて、中間、小者に取り立てられた。出世して思ったのはつまらんということさ。」「雑兵の時は自由だった。位が上がった途端に忠義やら何やらに縛られる。気ままに生きるには下っ端か一番上かだ」といったあたりには、たけし本人の心情を重ねたくなる。木村拓哉とのCMでは秀吉を演じていたが、たけしは、自身を秀吉に重ねているのだろうか。もうひとり、曾呂利新左衛門にも自身を重ねている部分もあるのではと思え、この小説は、曾呂利新左衛門が語る噺という構造にもなっている。小説としては面白くなかったが、誰が誰を演じるのだろうかと、映画のことを想像すると楽しくはある。巻頭には、岸川真に対する感謝の言葉があり、実質、岸川真は現在の共同執筆者のような立場といっていいんじゃないか。

2022年6月8日水曜日

6月8日水曜日/瀬谷まで

◇ テレビ

 早朝に目覚め、しばらく寝転がったまま、ラジオやポッドキャストを聴いていた。胃がきゅうっとなる痛みが頻繁にある。数時間経ってから起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」を観ると、ヒコロヒーを降板させろと伯山にリプライを送ってくる新内眞衣ファンがいるというので、ツイッターをつい確認してしまった。「ホリケンのみんなともだち」は、先週に引き続き、木梨憲武とロケ。2週目は所ジョージの世田谷ベースを訪れる。テレビで「いったんコマーシャル」というセリフを言い始めたのは所ジョージなんだそうだ。

 「お笑い実力刃」を録画したままでずっと観そびれていて、番組もリニューアルされてしまったのだが、2月放送分から溜まっていた。2月放送、さらば青春の光特集をようやく観る。単独ライブの演出をマンボウやしろが担当しているとは知らなかった。その翌週は「ピリ辛女性ピン芸人」の特集。吉住とヒコロヒーだけが出演するのかと思っていたら、VTRには、田上よしえ、青木さやか、いとうあさこ、横澤夏子も登場した。田上よしえを起点として歴史をたどり、だいたひかる、柳原可奈子にも触れられる。20年前のお笑いライブの客層は9割半が女性だったと、田上よしえは証言する。青木さやかは男に勝とうと思っていたと、いじられることについて、当時の葛藤を涙ながらに語った。

◇ フェイスブック・ブログ

 まったく見ていなかったフェイスブックを、ついに利用解除することにした。「ドジブックス」をグーグルで検索してみると、4番目にあがってくる。このまま放置していたらまずいんじゃないかと今さら思い、ひさしぶりにログインしてみると、最後の投稿は4年前だ。その後も、1、2回はログインしたかもしれないが、ここしばらくはまったく見ていなかったし、気になることすらなかった。退会してもいいんだけど、しかし、ここにしかアップしていない画像があるかもしれないと思い、それを確認するまでは完全に削除することはためらう。

 楽天ブログの引っ越し作業にもついに手をつける。こちらも放置していながら、このままでは恥ずかしいと思っていた。1日ずつ、コピペして、こちらのブログの下書きに移していく。2004年1月分をついに削除した。18年前とはすごいな。

◇ 三ツ境・瀬谷

 夕方から外出する。肌寒く、パーカーを着ていく。三ツ境を通りすぎ、サイゼリヤに入るつもりでいたが、近づいてみると真っ暗だ。貼り紙がしてあり、なんと、6月6日に閉店していた。このサイゼリヤが閉店するとはまったく思いもしなかった。まず、読書をしたかったのだが、サイゼリヤがだめとなると、駅から離れているので、ここからまた戻る気にもならない。とりあえず、サイゼリヤのあとに行こうと思っていた瀬谷のブックオフに先に行くことにする。




 ブックオフで、110円の文庫本を5冊買い、さて、どうしようかと考えるが、三ツ境駅周辺には読書しやすい場所が思い当たらず、なおかつ、食事もしたかったからサイゼリヤ以外は考えられなかったのだが、三ツ境はあきらめ、瀬谷駅まで歩いてしまうことにする。瀬谷にもサイゼリヤがあったことを思い出したからだが、しかし、先にブックオフに寄ってしまったから、今は夕食の時間にあたることになり、読書は顰蹙かと思いなおした。れんげ食堂に入り、スタミナ丼を食べる。704円。かつては、その先にマクドナルドがあったが、その場所は松屋とマイカリー食堂の複合店になり、マクドナルドは手前の天一書房の上階に移動していた。ここで読書しようと入ってみると、とても広く、思いのほか、快適な店内だ。さわがしいことを心配したが、中高生は多いものの、落ち着いた雰囲気でよかった。

 マクドナルドで、村上龍「限りなく透明に近いブルー」を読み終えた。2009年刊、講談社文庫の新装版。綿矢りさが解説を書いている。しかし、これはわからなかった。一応、基礎教養として読んでおこうかってなもんだが、まるで惹かれない世界。

 瀬谷から歩いて帰ることにして、歩きながら、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおした。田中が、サザンと佐野元春がかつて共演した、そのときの映像を観たというと、違法動画を観たのかと太田に問い詰められ、文字起こしを読んだと言い張るっていう流れに笑う。

 夜遅くに帰宅し、「水曜日のダウンタウン」を追っかけ再生で観て、それから、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いたりなど。Spotify から気になる新譜をいくつかチェックして、ブログの更新をして、深夜2時頃に眠った。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...