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2023年11月3日金曜日

11月3日金曜日/坂の上の図書館

◇ 雑誌・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の亀和田武のコラムと「週刊新潮」の吉田潮のコラムが、どちらも「時をかけるな、恋人たち」というドラマについて書いている。ヨーロッパ企画の上田誠が脚本のドラマ。観そこねてしまったが、こう評判がいいと気になる。そもそも、このドラマが始まることも知らなかった。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、「ヒコロヒー映画祭」をやるとしたらといって、好きな映画をいろいろとあげていた。タランティーノでは「イングロリアス・バスターズ」と「レザボア・ドッグス」、スコセッシの「ディパーテッド」、ロバート・ロドリゲスの「マチェーテ」や、「マッド・ハイジ」のようなB級映画、あるいは、ヘプバーンの「パリの恋人」など。小津安二郎の「麦秋」のことを「むぎあき」と言っていて、生放送ではないのだから、これはスタッフに気がついてもらいたかった。

 昼は「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。正午前にゲストあり、「お笑い有楽城」に優勝したひつじねいりが登場した。そのあとの「IQクイズ」までずるずると聴き続ける。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。今日はまた、いちだんと暖かい。11月でも半袖で歩いているひとを見かけるのは、はっきりと異様だ。鶴ヶ峰に出て、まず、旭図書館に。この図書館は坂の上にあり、気軽に寄れるような場所ではないのだが、保土ヶ谷図書館ばかり利用しているから、たまにはこちらも覗いてみようと思った。先に本の返却をするが、5冊返したうち、1冊しか読めなかった。これでまた新たに5冊借りられるので、なにか借りていきたいとは思うものの、読める自信もなく、1冊しか決められなかった。本を探す根気もなくなる。

 駅のほうまで戻り、昼食にする。松屋に入り、限定メニューのマッサマンカレーを食べた。830円。意外とボリュームがあり、満腹になった。カレーにも味噌汁がつくのが松屋だが、これはカレーを食べ終わってから飲むほうがカレーの邪魔にならず、冷めていて飲みやすい。それから、ブックオフまで足を延ばし、110円の文庫本を2冊買う。ワットマンにも寄り、録画用のDVDを買っていく。

 鶴ヶ峰から星川に移動し、イオン天王町のフードコートで読書をしていきたかった。マクドナルドのアイスコーヒーを飲む。しかし、ひどい眠気に襲われ、だいぶ居眠りもする。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は岡田茉莉子をゲストに迎え、吉田喜重監督を追悼する。

 一昨日放送の「水曜日のダウンタウン」は「みんなの説」スペシャル。「スピードワゴン井戸田 ヴィブラスラップの音に敏感説」では、テレビ局の廊下を歩いている井戸田の後方から、ヴィブラスラップを鳴らされると、瞬時に「ハンバーグ!」と応えてみせた井戸田に驚くが、ドッキリを事前に知っていたのではという疑惑を検証する流れになるのがこの番組ならではだ。

 先月から始まった「チャンハウス」という新番組、ウッチャンナンチャンと出川哲朗の3人が週替わりで番組を担当するようなのだが、詳細はわからないまま、録画だけしていた。初回と2回目は南原が担当し、「ナンチャンと街マッチョ」と題し、街ゆくマッチョのひとは普段はなにをしているのかを取材する。しかし、観てみると、これは面白くないなと思い、おおむね早送りしてしまった。だから、どんな番組かは正確にはわからない。3週目は出川哲朗が担当する「出川未体験ZONE」という企画。出川が「お母さん」を体験するため、大家族の家庭にお邪魔する。進行役にオズワルド伊藤、ベッキーも出演。これは少し面白かったが、途中からやっぱり早送りする。4週目は内村が担当する「内村百貨店」という企画。ゲストにいちばん刺さる商品を仕入れる百貨店という設定で、鬼越トマホークとみなみかわがバイヤーになり、シソンヌ長谷川が進行役を務める。ゲストには大久保佳代子を迎えた。なかなかいい布陣に期待したが、しかし、企画が生ぬるい。せっかく録画していたのに、どれもたいして面白くない番組だった。次回からはもう録画しない。

2023年10月31日火曜日

10月31日火曜日/天津飯だけでいいよ

◇ 星川

 早朝から眠り、昼近くなったころにようやく起きあがる。睡眠時間がずれてしまってよくない。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、「徹子の部屋」(ゲスト・門脇麦)を追っかけ再生で観てしまう。

 午後になってから外出。カバンに入れていく本をなかなか決められず、出発にもたついた。近所の小学校中学校の下校時間にあたり、子どもに混じって歩いていく。まず、昼食。かつやに入り、フェアメニューの天津飯チキンカツ丼を食べた。759円。ちょっと苦しくなるくらいに満腹になってしまった。これ、天津飯だけで、600円ぐらいにしてもらうわけにはいかないのかな。れんげを出されたんだけど、れんげでチキンカツは食べにくい。

 なんのあてもなく、星川に移動し、保土ヶ谷図書館に寄っていく。あと2冊借りられたはずだと思い、読んでいない本がうちには山ほどあるというのに、2冊選んで借りていく。そのあとは、イオン天王町のフードコートで読書をしようかと考えたが、そういえば、所持金がほとんどないことを忘れていた。郵便局に寄る必要があり、検索すると、横浜ビジネスパークに郵便局があることがわかり、そこまで足を延ばした。横浜ビジネスパークはかなりひさしぶりで、いったいいつぶりか、なんの用でやってきたのか、まったく思い出せない。

 イオン天王町、3階のフードコート、マクドナルドでアイスコーヒーだけ買って、しばらく読書をしてから帰った。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は「神メンタル vs 弱メンタル」というテーマ。「神メンタル」の側に、高橋成美という元フィギュアスケート選手が初登場し、いきなり活躍していた。「弱メンタル」側には、水曜日のカンパネラの詩羽が初登場。「サンジャポ」に続き、磯山さやかとやす子がここでもまた共演している。

 日曜に放送された「まつも to なかい」は、この週も2本立てで、前半のゲストは松岡茉優と加賀まりこ。肩書きに「女優」って出す番組、ひさしぶりに観た気がするけど、この番組、今までどうだったんだっけ。かつて、松本に電話番号を渡したのに電話をくれなかったと加賀まりこ。加賀「たけしさん、電話をくれたよ。」 だって。川端康成が加賀まりこを大好きだった話もあり、加賀「(大船撮影所に)きて、誰にもあいさつしないで、じーっとこうやってわたし見てんの。ちょっと気持ち悪いわよ。」 後半のゲストはきゃりーぱみゅぱみゅと叶姉妹。叶美香はさっきの「さんま御殿」にも「神メンタル」側で出ていて、立て続けに観たが、当たり前だがずいぶん老けたなという気はする。ウィキペディアを見ても生年がわからないのだが、メディアに出るようになってから、20年以上も出続けているんだな。叶姉妹が消えない不思議。きゃりーぱみゅぱみゅは本名が「桐子」だそうで、テレビでは初めて発表したようだ。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。深夜2時過ぎに眠る。

2023年10月30日月曜日

10月30日月曜日/書き留めておく器

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。もう4ヶ月以上も遅れた更新になってしまっている。ブログの更新をしているだけで、午前中が終わった。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、昨日の「笑点」は演芸コーナーに安田大サーカスが初登場。高知での収録。初期の安田大サーカスの印象からすると、クロちゃんが売れっ子になったことで、3人の漫才のバランスに変化がある。レツゴー三匹を彷彿とさせる。

 昨日の「週刊さんまとマツコ」は、先週に引き続き、ミカワガールズ(美川憲一プロデュースを目指すアイドルグループ)の特集。トレンディエンジェルたかしが、最近のアイドルグループは仲がいいほうが人気が出るといって、その例に、SNSにオフショットを公開している新しい学校のリーダーズをあげた。すると、さんまは「こないだ、新しい学校のリーダーズとテレビ共演させていただいたんですけど、振り付け能力すごい。」と、口調にちからがこもっている。ここでさんまがわざわざ強調するほど、芸として、クロウトを唸らせるだけのものがあるのだ。

 今日の「徹子の部屋」もすぐに観てしまう。ゲストは毒蝮三太夫。徹子さんとの会話、冗談を言い合っていて面白かったな。三越に勤めていた奥さんとのなれそめ、その三越劇場の楽屋入り口で談志師匠と一緒に撮った写真も出た。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは直木賞作家の永井紗耶子。横浜出身、元産経新聞の記者。ニッポン放送の吉田尚記アナの大学の後輩だというので、ウィキペディアから生年を確かめると、1977年生まれだ。高田先生が、景山民夫が直木賞を獲ったときも 46、7歳で、50歳で死んじゃったと言っていて、そんなわけないんじゃないかと思い、これもウィキペディアを確かめてみたら、50歳で死んだのは本当で直木賞は40歳のときだ。そうか、景山民夫って 50歳で死んでるんだ。高田先生と伯山の会の客席で出会った話は以前もこの番組で聴いたが、永井沙耶子はライターをしていた時代に伯山の妻と一緒に仕事をしていたという。某出版社に勤めていたとは聞いたことがあるのだけど、オフィシャルな情報は見たことがないんだよな。番組エンディングでは、ナイツとつなぎながら先日の「お笑い向上委員会」に触れた。

 「ナイツ ザ・ラジオショー」も続けて聴くと、先日の「お笑い向上委員会」の話をここでしっかりとしゃべっていた。ボンボン先生に対して「ちっちゃ!」と突っ込んでいたのを、「愛がないよ」と高田先生がオンエアにない部分で言っていたようだ。関西のいじりの早さを「俺、あんまりそれ好きじゃないんだけど。」と、塙さんが言っていてちょっとほっとする。コントD51のエピソード、「芸協まつり」の最初の年にうるさくて近所からクレームがきたということも知らなかったが、そのときにコントD51が警官のかっこうをしていたから、警察がいるのになんで注意しないんだって詰め寄られたって。

◇ 横浜

 夕方から外出。横浜に出て、そのころにはすっかり日が暮れる。金の問題があったからそれの処理をし、それから遅めの昼食。ジョイナスの地下に降りてみると、ステーキジョイントの店の外にカルビ焼肉丼の垂れ幕が出してあった。平日限定メニュー、18時までと書いてあり、まだありますかと確認してから店内に入って食べた。650円。このメニュー、そういえば、数年前に横浜駅まで少し通う用があった時期に何度か食べていたんだっけ。その後はこのメニューを宣伝しているところに出会わず、もうやめてしまったのかと思っていたが、単に自分が通りがからなくなっていただけか。

 南幸のドトールに入り、ひと休み。金の計算をしてから、しばらく読書をする。そのあとは星川にも寄り、コーナンで買いものをしてから帰った。夜遅くに帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。今日はなぜか眠くならない。

◇ 読書

 帰宅してからも読書を続け、深夜に、荻原魚雷さんの「日常学事始」を読み終えた。2017年刊、本の雑誌社。「WEB本の雑誌」の連載。面白くて、すいすい読んだ。日常のごく他愛のないような発見があれこれと書かれていて、多くは家事に関することだが、真似したくなることがいくつもあった。わが日記も、そういうことを書き留めておくための器にしている部分がとてもある。

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2023年10月20日金曜日

10月20日金曜日/ほいけんたを観る

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観ると、趣里の芝居がやっぱりすごく面白くて、涙を流す芝居をしながら、コメディっぽく「なんやねん」という間合いがいい。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、発売されたばかりの磯山さやかの写真集がオープニングから話題に。12時台ゲストにはやす子が登場。来年からまた予備自衛官として戻るんだな。

◇ 星川

 午後から外出。10月も後半だというのに、とても暖かい。過ごしやすければ不満はないのだが、異常な気候には違いない。パーカーをカバンに入れ、半袖で出るが、外に出てみると風が強く、びゅんびゅんうなっている。駅に向かいながら、やっぱりパーカーを着た。星川に出て、まず、保土ヶ谷図書館に寄り、本の返却をする。先に荷物を軽くしてしまいたかった。それから、イオン天王町に向かう。オープンして1年が経つが、今日まで一度もくることがなかった。天王町と名がついてはいるが、歩いてみると、星川駅からも意外とすぐだ。



 開店1周年記念のイベントに、ほいけんたがやってくると知ったのは駅に貼られたポスターでだった。今日はほいけんたが一日店長を務める。16時からはものまねライブがあり、14時から15時には店内巡回というのがあったのだが、なかなか時間も作れず、ライブだけに狙いをしぼることにした。会場となる3階のフードコートに行ってみると、まだ始まる1時間近く前だったが、観覧を待つ客がすでに列を作っていた。先にこのフードコートで昼食にしようと、牛角焼肉食堂の牛豚カルビ丼を食べた。825円。そういえば、昨日も焼肉丼だったか。このフードコートにはコンセントもある。覚えておこう。ライブまではまだ時間があるから、いったん離れ、館内を少し眺めてまわった。

 戻ってくると、大変なひとだかりができている。ステージの前には進めそうになく、見えそうな位置を探していると、スタッフが動線を作っていて、ほいけんたはどうやら後ろから現れて観客のなかを通っていくようだということがわかった。その動線脇で待ちかまえていたら、16時になるよりも5分以上前にほいけんたは現れた。「1日店長」と書かれた赤いタスキをつけたほいけんたが、スタッフに先導され、観客のあいだを掻き分けるようにしてステージに向かっていった。至近距離で写真を撮ることに成功。興奮。ステージの遠くにいたことがむしろ幸いした。フードコートの隅っこ、ガラス窓を背にしたスペースに作られたステージは、観客がいっぱいで足元はまったく見えない。ほいけんたが活躍した千鳥の番組を観ていなかったからその経緯がわからなかったが、この観客の多さに今のほいけんたの人気をじかに感じさせられた。前方には椅子席も設けられていたはずだが、そのまわりをたくさんの立ち見の客が囲み、子どもなんかはいろんなところによじ登って観ていた。とにかく、子どもに人気がある。色紙をもった小さい男の子が待っているすがたもあり、ほいけんたにサインをもらえるんじゃないかと思ってやってきたその気持ちがかわいらしい。ステージには司会の女性もいて、軽く自己紹介的なトークがあり、この時間は撮影可。そのあとには、ほいけんたオンステージとなった。当たり前のようにさんまで登場していたわけだが、ほかの持ちネタ、まずはクリス・ペプラーをやってみせ、声の落差を聴かせる。そのあとには歌マネが2曲、1曲は「見上げてごらん夜の星を」だったが、もう1曲はなんだったか忘れてしまったな。歌いながら複数のものまねを披露するというスタイルで、郷ひろみ、布施明、吉幾三、桑田佳祐、松山千春というレパートリーは、しっかりと古いタイプのものまね芸人だ。しかも、郷ひろみと布施明は2曲両方に入れていた。30分ほどのステージ。







◇ 天王町

 イオン天王町を出て、天王町駅のほうに歩いていく。仲本工事が亡くなった事故現場が近く、ちょうど1年が経つと思い、その事故現場を1年ぶりに訪れてみたくなった。さぞ花が手向けられているのではと思ったが、行ってみると、ほとんどなんにもなく、これにはちょっと驚いた。事故現場は本当にここだったっけと不安になるほどだ。地面に花が一輪だけ、これは仲本工事のために供えられたものだとう思うが、それにしてもあまりにも寂しい。なんという風化の早さか。





 星川に戻り、再び、保土ヶ谷図書館に寄り、新たに3冊借りていく。そのあとは、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと三角チョコパイのキャラメル味を食べた。

◇ テレビ・音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・中島健人)を観て、それから、「ミュージックステーション」もざっと早送りして観る。録画がなぜか途中で切れていた。原因不明。あのちゃんが初登場だったが、タモリとは初対面だろうか。アイナ・ジ・エンドの曲では演奏に村上虹郎と粗品も出演し、粗品とタモリの共演も初めてではないかなと思ったがわからなかった。

 そのほか、観そびれていた7月放送の「情熱大陸」、安達祐実の回をようやく観ると、41歳の安達祐実が老眼がすごいと言っていてショックをうけた。番組では、10年ぶりの主演舞台に密着する。作・演出は加藤拓也だ。

 Spotify を開いてみると、新しい学校のリーダーズの新曲「Tokyo Calling」の配信が始まっていた。YouTube でMVも確認してから眠る。深夜2時頃だったか。


2023年9月23日土曜日

9月23日土曜日/誕生日はドジな幕開け

◇ 誕生日

 だらしなく誕生日を迎えてしまった。48歳。例年ならば、予定を空けておくつもりが、そうもいかない状況がある。早朝から少し眠りなおし、ラジオを聴きながらブログを更新する。タイムフリーで、先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いていたら、バンバンバザールの元メンバーのひとの曲がかけられた。検索してみると、今、バンバンバザールってふたりだけなんだ。のんびりとブログを更新しようとしていたが、時間を勘違いしていたことに気がつき、大慌て。昼に出ればいいんだと思っていたが、昼前に着いていなければならなかった。時間が変更されたことを忘れていたのと、昨日の記憶とごっちゃにもなっていた。誕生日だというのに、しっちゃかめっちゃかで家を飛び出すドジな幕開けになった。

 横浜駅まで出て、西口、旧ダイヤモンド地下街の端っこまで歩き、地上に出る。交差点を渡ろうとすると、歩道橋が工事中でふさがれていた。いつも行く手を阻まれてばかりだ。歩道橋の工事がやけに流行っているのか、また迂回させられるのかと思ったが、エレベーターが使えた。まだまだ前に進める。用事が片づき、地下に戻る。トイレに寄りたく、天理ビルにひさしぶりに入ってみたら、カレーの市民アルバがあった。この店、いつからあるんだろう。スタミナひき肉カレーを食べる。720円。





 ベローチェに入り、ひと休み。朝からばたばたしていたのがようやく落ち着き、さて、今日の誕生日はどうするか。しばらく読書をして、それから、ビブレのブックオフに寄っていく。先日、棚がすかすかだったのを見て、買いものを見送ったのだが、今日もすかすかのままだ。もうつぶれかけの店のようではないか。おまけに、腰を痛めてしまい、低い棚を見るのにしゃがめない。110円の文庫本を1冊だけ、アプリの100円引きクーポンを使い、10円で買う。


 星川に移動し、保土ヶ谷図書館に寄る。雑誌と借りなおしを含み、4冊借りていく。マクドナルドに入り、読書の続き。アイスコーヒーと月見パイを食べる。

 図書館で借りている「もっと知りたい やきもの」を読み終えた。2020年刊、東京美術。先日の経験から急に古美術に興味をもち、なにか初歩的な本を読んでみたくなったのだが、いきなり読んでみても覚えられることはなかなか少ないものだが、まえがきに書かれていた「やきものの「どこ」を見るか」をまとめた図には、これだけでもはっとさせられるものがとてもあった。下から「土・釉薬(素材の表情、質感、美しさ)」「かたち・大きさ・作り・重み」「文様・色彩」「意味」の順に矢印が引かれている。これは時間的な順番ではなく、共通度の高い要素を土台にして、低い要素を上に積みあげていると解説されている。これはほかの芸術作品、演劇や文学においても当てはまりそうではないか。



 コーナンの2階のダイソーで買いものをして、ライフにも寄り、ちょっといい弁当を買ってから、夜遅くに帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に古田貴之が登場。このひと、人柄が素晴らしいな。四足歩行のロボットもスタジオに登場。ロボットには感情はないのに、ロボットに感情を動かされるのはなぜだろうか。「Nキャス」も冒頭だけオンタイムで観た。夜になるといよいよ肌寒くなり、布団をかぶり、ブログを更新しようとするが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら眠る。

 ツイッターを覗いてみると、漫才協会のアカウントが訃報を伝えていて、誰だろうと開いてみたら、カントリーズのえざおの名前に大きな声が出てしまった。

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2023年9月12日火曜日

9月12日火曜日/知らぬ間に傷む

◇ 生活

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの下書きをする。支出がいくつか重なるようなことがあると、疲弊がひどく、ブログの更新がぴたっと止まってしまう。どうしたらいいもんだろうか。メルカリで売れた本に傷みが見つかり、その連絡をするのも疲弊の原因になる。なんにせよ、管理状態が悪いのはだめなのだが、登録してからだいぶ月日が経つものは、地震などで知らぬ間に傷んでいたりして、どういうわけか、狙ったようにそんな本から売れていく。そのつど、ひとこと、おことわりの連絡を入れなければならず、問題ないですよと言ってもらえるととてもありがたいのだが、許容範囲だろうとたかをくくり、なんの連絡もせずに送ってしまうと、メルカリでもアマゾンでも低い評価をつけられる恐れがある。そうなると、挽回する労力のほうがよっぽど大変である。

 昼はラジオ。火曜日の「ビバリー昼ズ」をひさしぶりに聴いた。12時台のゲストはアンガールズ田中。午後になり、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観始める。ゲストは加山雄三。番組なかほどでチャイムが鳴り、追加のゲストでも出てくるのかと思えば、現れたのはギネスワールドレコードジャパンの代表者だった。「徹子の部屋」が、同一司会者によるトーク番組の最多放送としてギネス世界記録を更新したというので、認定証を授与しにやってきたのだ。この回が12100回目の放送。

◇ 鶴ヶ峰・横浜・星川

 午後から外出。鶴ヶ峰に出て、まず、ブックオフに寄る。いい本を見つけたのだが、棚から抜こうとしたときに、ぎゅうぎゅう詰めにしてあったせいで、背表紙のあたまを指で破いてしまった。こんなに詰める馬鹿があるか。220円の単行本からその本と、110円の文庫本を2冊買う。ワットマンも覗き、なにか面白いものはないかと探してみるが、たいしたものはない。鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、遅めの昼食。龍王を覗くと、行列がないので入ってしまう。カレー風味の肉野菜丼を食べた。700円。今度は星川に移動し、保土ヶ谷図書館に。古美術に関する本を3冊借りる。マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと月見パイを食べた。計300円。



◇ 雑誌・テレビ

 新潮社の「波」に3ヶ月にわたり掲載されていた、高橋洋二「極私的「タモリ倶楽部」回顧録」をようやく読んだ。後篇が乗っていた8月号を最初に手にし、それからツイッターで検索してみたんだったか。前篇だけでなく、中篇も存在することを知り、図書館で読むしかないかと思っていたが、前篇が載っている6月号も入手していたことがあとからわかり、目次をろくに見ることもなく、そんなものが掲載されていることには気がついていなかった。いや、本屋で見つけたらとりあえずもらっておいて、開きもせずに置いたままにするということもよくあるのだ。そんなわけで、中篇が載る7月号だけ借りてこようと思い、一昨日の日曜にようやく借りてきた。前篇を読むと、高橋洋二が「タモリ倶楽部」の構成を担当していたのは、1990年から2011年。「テレビブロス」の連載コラムを始めたほうが先だったのか。1990年に番組の制作会社が変わり、そのタイミングで町山広美に誘われ、高橋洋二は番組に参加することになる。

 コーナンに寄り、上階のダイソーでも買いものしていく。コインランドリーによく行くようになったので、洗濯物を運ぶのに使う 500円のバッグをついに買う。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は、男子校、女子高の出身者が集まった。さんまの出身校は男子の人数よりも女子の人数が倍だったというのは初めて知る話かもしれない。それが芸風にも影響しているだろうか。男子校特有のノリとして、からだを張ったシモネタが面白いという話になり、その流れで、ジャニーズWESTの桐山照史が「僕にいたってはまだずっと男子校なんで。ジャニーズなんで。」と発言していた。今の時期にこれを放送するのは大丈夫なのか。

 深夜1時前からラジオをつけ、「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めたらそのまま眠ってしまった。深夜にコインランドリーに行くつもりだったのに、失敗した。

2023年9月8日金曜日

9月8日金曜日/改札から出るのも自由



◇ 新木場

 昨夜は涼しく、寒いくらいで、開けていた窓を閉めた。外は大雨。朝から都内に。服装に迷い、だいぶもたついてしまった。Tシャツでは寒いかと思い、パーカーを着ていく。午前中、ちょっとした事故に遭い、これは初めての経験だった。最終的には新木場まで行くことになり、夕方、遅めの昼食。ニコミトスミビという店に初めて入り、夜定食のとりから定食を食べた。770円。ここもQRコードで注文させる邪魔くさい店だ。京葉線、東京駅経由で帰ってくるのも邪魔くさい。

 ひさしぶりに定期券を買ってしまい、どこに通勤するわけでもないのだが、機動力をアップしたくなった。とにかく、こまめに移動をする。さっそく、星川で下車し、マクドナルドに入りたかったが、やけに混雑していたから、やっぱりやめる。定期券で降りたのでなければ、混雑しているのをがまんして店に入ったろう。定期券を手にした今は、改札から出るのも改札のなかに入るのも自由だ。改札内に戻り、ホームのベンチで読書をした。

◇ 読書

 図書館で借りた、東浩紀「動物化するポストモダン」を読み終えた。2001年刊、講談社現代新書。22年前、東浩紀が30歳のときの著書か。今のところ、東浩紀の著書のなかでは、これがいちばんの代表作であり、出世作ということになるだろうが、今まで読む機会がなかった。長らく、東浩紀にはあまりいい印象がなく、興味の対象となったのはわりと最近のことだからだが、その当時に手にとっていても読みこなせなかったかもしれない。この本のなかで重要な作品として紹介されているものがかなりわからなかった。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P19「オタク系の作品は、日本を主題とすることが多く、日本的な表現を多用し、いかにも日本的に消費されている。したがって従来の議論では、肯定的にであれ否定的にであれ、オタク系文化が日本独自のサブカルチャーであることが繰り返し強調されてきた。しかし実際には、オタク系文化の影響はいまや広く国外に及んでいる。(略)オタク系文化の展開を、日本国内での通史としてだけではなく、むしろ世界的なポストモダン化の流れのなかで理解してみよう、という本書の企図は、そのような状況認識のもとで抱かれている。筆者は、決して、オタク系文化の出現が日本独自の現象だと考えていない。それはむしろ、二〇世紀半ばに始まった文化のポストモダン化という大きな流れの、日本における支流のひとつだと捉えるべきだと考えている。だからこそ、オタクたちの作品は国境を越えて支持されているのだ。」 P21-23「七〇年代のアニメ作家たちは、大きく表現主義と物語主義の二つに分けられると言われている。(略)そしてまさにこの後者の流れこそが、八〇年代、日本アニメをオタク系文化の中核に押し上げ、また同時に、アメリカで作られる「アニメーション」から遠く離れた、独自の美学をもつジャンルへと成長させていく。つまり、八〇年代以降のアニメを「オタク的なもの」「日本的なもの」としている多くの特徴は、じつは、アメリカから輸入された技法を変形し、その結果を肯定的に捉え返すことで作り出されたものなのだ。オタク的な日本のイメージは、このように、戦後のアメリカに対する圧倒的な劣位を反転させ、その劣位こそが優位だと言い募る欲望に支えられて登場している。それは明らかに、(略)高度経済成長期の国家的な欲望を反映している。そしてこのような欲望は、現在でも、岡田にしろ大塚にしろ村上にしろ、オタク系文化を高く評価する論者たちの文章に共通して見られるものである。(略)オタク系文化の「日本的」な特徴は、近代以前の日本と素朴に連続するのではなく、むしろ、そのような連続性を壊滅させた戦後のアメリカニズム(消費社会の論理)から誕生したと考えたほうがよい。」 P35-36「そして本章の文脈でここで注目すべきなのが、そのオタクたちの幻想が営まれる場所が、江戸時代の町人文化に擬した一種のテーマパークのように描かれていたことである。前掲のコジェーヴをはじめとして、日本の江戸時代はしばしば、歴史の歩みが止まり、自閉的なスノビズムを発達させた時代として表象されてきた。そして高度経済成長以降の日本は、「昭和元禄」という表現があるように、自分たちの社会を好んで江戸時代になぞらえていた。」

P41「ボードリヤールはポストモダンの社会では、作品や商品のオリジナルとコピーの区別が弱くなり、そのどちらでもない「シミュラークル」という中間形態が支配的になると予測していた。」 P90-91「たとえば、シミュラークルの氾濫というオタク系文化の現実は、見方によればとても過激で無政府主義的なものにも見える。しかし実際には、二次創作の作家にはそのような攻撃的意識は見られない。彼らはむしろ、一方で原作を躊躇なくパロディ化し、切り刻み、リミックスしつつも、他方でその作業をまったく原作の侵害と考えておらず、原作者のクレームが入ったらすぐ二次創作をやめてしまうような保守性をもっている。」

P98-99「他方で「スノビズム」とは、与えられた環境を否定する実質的理由が何もないにもかかわらず、「形式化された価値に基づいて」それを否定する行動様式である。スノッブは環境と調和しない。たとえそこに否定の契機が何もなかったとしても、スノッブはそれをあえて否定し、形式的な対立を作り出し、その対立を楽しみ愛でる。コジェーヴがその例に挙げているのは切腹である。(略)コジェーヴのこの議論は短い日本滞在と直観だけに基づいており、多分に幻想が入っている。しかし、日本社会の中核にはスノビズムがあり、今後はその精神が文化的な世界を支配していくだろうというその直観は、いまから振り返るとおそろしく的確だったとも言える。」

P126「動物化とは何か。コジェーヴの『ヘーゲル読解入門』は、人間と動物の差異を独特な方法で定義している。その鍵となるのは、欲望と欲求の差異である。コジェーヴによれば人間は欲望をもつ。対して動物は欲求しかもたない。」 P135-137「ポストモダンの時代には人々は動物化する。そして実際に、この一〇年間のオタクたちは急速に動物化している。その根拠としては、彼らの文化消費が、大きな物語による意味づけではなく、データベースから抽出された要素の組み合わせを中心として動いていることが挙げられる。彼らはもはや、他者の欲望を欲望する、というような厄介な人間関係に煩わされず、自分の好む萌え要素を、自分の好む物語で演出してくれる作品を単純に求めているのだ。とはいえ、このような主張には反論があるかもしれない。なるほど、オタクたちが作品に向ける態度は動物化しているだろう。(略)しかし彼らは同時に、それなりに社交的な人々としても知られているのではないか。(略)ところがそうではないのだ。なるほど確かに、ポストモダンのオタクたちも「人間」であり、欲望と社交性を備えている。しかしその欲望と社交性のありかたは、やはり、かつての近代的な人間からずいぶんと離れているのである。」

P153「たとえば、本や雑誌は今後も出版され続けるだろうが、その構成や文体はますますウェブページに近づいていくだろうし、映画は今後も上映され続けるだろうが、その演出や編集はますますゲームやビデオクリップに近づいていくだろう。」

◇ ラジオ

 夜に帰宅するが、疲れてしまい、テレビを観る気力もない。寝っ転がって、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは水森かおり。あとの番組の中川家礼二もこちらのスタジオに顔を出しにきたようだ。演芸人とのつき合いが多く、ナイツやサンドウィッチマンだけでなく、ロケット団やあぁ~しらき、あるいは、パーマ大佐とアイドル鳥越ともコラボをしているんだって。友近の名前も出て、高田先生が友近をとても褒めていたのが珍しかった。高田先生のツッコミもだんだん遠慮がなくなっていく。

 Spotify のポッドキャストで、少し前に配信された「笑い飯哲夫のサタデー★ナイト仏教」を聴いた。FM大阪で放送されている番組だが、ゲストに横山剣さんが出ていて、この出演はインスタから知った。珍しい顔合わせ。聴きながら、22時頃には眠る。

2023年8月24日木曜日

8月24日木曜日/返却する必要があった

◇ 神田・星川

 朝から都内に。昼食は神田駅の近く、テング酒場に入り、日替わりランチの豚肉の味噌炒め&鶏の唐揚げというのを食べた。750円。そのあとには神保町のほうに移動したのだが、せっかく神保町にいるのに、今日は図書館の本を返却する必要があるため、早めに横浜に戻らなければならなかった。半蔵門線に乗り、渋谷からは東横線。座らずに急行に乗るのもつらいと思い、各停を待ち、座っていく。少しだけあった時間の余裕はここで使いきった。星川で下車、保土ヶ谷図書館に閉館20分前に飛び込み、3冊返却し、1冊だけまた選んで借りていく。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 マクドナルドに入り、ひと休み。スマホの充電をしたかったのだが、読みかけの本も読み終えてしまいたかった。図書館で借りている、東浩紀・大山顕「ショッピングモールから考える」を読み終えた。2016年刊、幻冬舎新書。ゲンロンカフェで行われた3回の対談をもとに、まずは、2015年に電子書籍として発行されものを、新たに座談会を加え、増補版としたのがこの本。放談の面白さで、すいすいと読んだ。商店街に対し、ショッピングモールを批判的に捉えることへの疑問から、ショッピングモールの新しい公共性を考える。テーマパークとの共通性は、以前に読んだ隈研吾の本で語られていたことともつながる視点だと思った。

 コーナンで買いものしてから、夜に帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は伊藤英明がゲスト。昨夜の「あちこちオードリー」は、SixTONES の高地優吾、みなみかわ、カカロニという不思議な組み合わせ。楽天マガジンで雑誌のチェックををすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」にはキンタローが登場。「私の読書日記」は吉川浩満の担当。この欄は吉川浩満のときがいちばん面白い。飯田一史「「若者の読書離れ」というウソ」という本に興味が湧く。

 アマゾンマーケットプレイスに購入者からメールがあり、追跡番号ではお届け済みになってるけど、届いてないから返金してくれって。不躾なひとがいるもんだな。本当に届いてないのだとすると郵便局の配達の問題なのに、しかたがないから、日本郵便のホームページから問い合わせのメールをする。微々たる利益のためにこの手間かと思うとじつに情けない。深夜1時前に眠る。

2023年8月14日月曜日

8月14日月曜日/雨の可能性がある


◇ 竹橋・星川

 朝から都内に。昼食は竹橋のパレスサイドビル、てけてけに入り、ランチメニューのチキン南蛮定食を食べた。850円。夕方には横浜に戻り、この時間ならば、星川の図書館にぎりぎり間に合うと思い、星川に寄ることにした。月曜は閉館が早く、17時まで。閉館10分前に入り、雑誌だけ借りようと目当てをしぼり、3冊借りていく。

 マクドナルドに入り、ひと休み。借りてきたばかりの「文學界」7月号をすぐに読む。「甦る福田恆存」という特集を見つけ、これを読んでおきたくなった。中島岳志と浜崎洋介の「神なき世界をどう生きるか」と題した対談で語られていた、「楽屋」という表現は重要な部分だと思った。中島「『人間・この劇的なるもの』で、福田は世界は舞台だ、とは書いていないんですよね。全部が舞台になったら、常に演じていなければならないから、自殺してしまうと言うわけです。舞台から引っ込んで、自分が演じていた役を味わいなおす「楽屋」が必要なんだと。福田の私小説への批判も、端的には、そこには楽屋がないことから来ている。最後まで守るべき自分の場所としての楽屋を持つことこそが、福田の個人主義の根幹にあると思います。」


 コーナンに寄り、切らしているコピー用紙は絶対に買わなければならなかったが、ついでに、ダンボール板ももう少しでなくなってしまうから買いたかったのに、そういえば、天気をまるで気にしていなかった。予報では雨の可能性があり、だとすると、ダンボール板を運んでいる最中にゲリラ豪雨にでも遭ってはたまらない。せっかく星川に寄ったのに迷うが、用心して、ダンボール板を買うのは見送ることにする。無計画に、思いつきで行動するから、なんにも用事が片づかない。帰宅前には、やはり、雨がぱらつき、ダンボール板は買わなくて正解だったが、いや、星川に寄ったことがそもそもの不正解だ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「Nキャス」を観そびれていた。アメリカのフェスに YOASOBI が出演したことを扱っていたけど、新しい学校のリーダーズが出演していたことは触れられず、映像にも登場しなかった。土曜にはポケモンの世界大会とやらが横浜で開催されていたようで、ポケモンのイベントがあることは知っていたが、「ピカチュウ大量発生」というのは4年前に観ていたから、まあ、がんばって観に行かなくてもいいかなと思ってたんだけど、世界大会のことはあとで知った。別のニュースではドローンショーがあったことも知り、夜にやっていたのなら、関内にいたのだから観に行けばよかった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは宮藤官九郎。高田先生がなんの脈絡もなく「たこ八郎を超えた」と言い始めたのがまずよくわからなかったが、そのあとに、クドカンがザ・たこさんのライブに出演するという告知がある偶然に笑う。トークも密度が濃く、とても面白かった。なにしろ、「離婚しようよ」「季節のない街」「こんにちは、母さん」と、話題作が同時に3本あるのだからすごい。山田洋次の演出の話が面白かった。最後に、高田先生にもっと褒めてくださいよと催促すると、高田先生は、昔、小林信彦が「ビートたけしのオールナイトニッポン」を褒めてくれた話をした。エンディングでは、ザ・たこさんの曲が流された。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...