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2024年9月17日火曜日

9月17日火曜日/三渓園の観月会

◇ 本牧・三渓園

 朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおし、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた日曜の「NHKニュース7」を観ると、三渓園から中継があり、観月会の様子を伝えていた。こういうところで扱われると、混んでしまう可能性があるんじゃないか。

 午後から外出。朝から鼻水とくしゃみが止まらず。風邪薬を切らしてしまっていたが、外に出るとたいがい治まるから、うちのなかだけで反応するなんらかのアレルギーなんだろう。横浜駅東口から市営バスに乗り、本牧の和田山口というバス停まで。バスはイオン本牧の真ん前に停まる。イオン本牧5階のブックオフに寄り、110円文庫本を4冊、220円単行本を1冊、コミックを1冊買っていく。いい本がいくつも買えた。

 体調がいまひとつなので、1階のスーパーで栄養ドリンクを買う。すぐに飲み、カバンの脇のポケットに入れようとしたら、なにかが引っかかり、ポケットに入らずに地面に落っことし、割ってしまった。ドジなことがあるもんだ。割れた瓶を拾い集め、カバンのポケットに入れていく。 なか卯に入り、遅めの昼食。とろたま炙り鶏丼とはいからうどんのセットを食べた。810円。

 せっかくだから中図書館に寄ってみたいと思っていたのだけど、行ってみたら休館日だった。なんてことだろうか。図書館に寄るつもりで時間を計算していたのに、時間が余ってしまった。しかたがないから、またイオン本牧に引き返してくる。

 今日の目的地は三渓園。日曜のニュースでも中継されていた観月会を観に行く。三渓園はいつぶりかというと、何年か前の「横浜トリエンナーレ」のときにはここも会場のひとつになっていて、たしか、そのとき以来だ。そのときはトリエンナーレのチケットで入れたのだろうか、ここの入園料を払った記憶がないのだが、おとなは 900円もする。なかなか高い。園内をしっかりとまわったこともなかったのだが、観月会まで時間に余裕があったから、けっこうのんびりと歩いてまわれた。

 観月会は日替わりで演奏会があり、今日は薩摩琵琶の演奏が行われる。薩摩琵琶が珍しいからこの日がいいのではと思った。演奏会は臨春閣という建物で行われ、観客は池を挟んだ芝生のエリアに座ることになる。NHKのニュースで紹介されても、別に混んではいなかった。気候もよく、とてもいいシチュエーション。18時15分に開演するころにはあたりはすっかり暗くなる。薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会による演奏。ベテランのお婆さんはじつは大変な名人なのだろうか、とても趣があってよかったのだが、このお婆さんの息子だという若手の男性奏者は「戦場のメリークリスマス」なども演奏して、これは余計な歩み寄りだという気がした。このシチュエーションだったら薩摩琵琶らしい曲を聴きたい。学校の芸術鑑賞会とかじゃないんだから。中秋の名月を見る会なのに季節感もおかしいだろ。

◇ ラジオ・テレビ

 演奏会は20時過ぎに終わった。三渓園でトイレに入りそびれて、イオン本牧まで戻ってきた。帰りも和田山口のバス停から市営バスに乗り、横浜駅まで戻ってくる。車内では、昨日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴いた。12時台ゲストは三宅裕司。熱海五郎一座に伊東四朗が出演した裏話をたっぷりとしていた。「いい加減にしてみました」に松本明子が出演していたことを知らなかったな。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観る。「教育熱心なパパママ大集合」という特集。芸能人に混じって、阿部一二三・詩選手の父、平野美宇選手の母も出演。このひと誰だろうと途中までわからなかったひとがいたのだが、益若つばさだった。16歳の息子がいるのか。

 スマホのラジコを使おうとするとなぜか不具合が生じ、いったんアンインストールして、インストールしなおしてみるが、それでもなおらない。パソコンのラジコは地域判定が狂っていて、こっちも使いものにならない。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴きたかったが、しかたがないから、YouTube で探して聴いた。14時台ゲストが太田光。フワちゃんの話題から始めていた。

 Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「爆笑問題の日曜サンデー」も聴く。こちらのゲストはふかわりょう。小沢健二の「LIFE」再現ライブに行ったそうで、30年前に思いを馳せていたら、終演後に子どもを抱いたバカリズムに遭遇したという。「R-1」に出場するふかわに、バカリズムから「待ってますよ」と言われたという話だった。

 パソコンのラジコの地域判定が狂い、大阪になっているが、「爆笑問題カーボーイ」は大阪でも聴けた。深夜3時半頃にようやく眠る。夜も鼻水がひどい。

2024年6月11日火曜日

6月11日火曜日/「世界の喜劇人」を読む

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝早く、ゴミを出すために起きあがると、昨夜のうちに玄関にまとめておいたゴミの袋がネズミに食い破られている。まったくなんなんだろうな。散らかしたゴミ屑を搔き集めて、袋に入れなおして出してくる。朝のうちにブログの更新をしようとするが、眠くなってだめ。

 つけっぱなしだったラジオは、パンサー向井の「#ふらっと」が始まる。火曜のパートナーはココリコ田中。9時台ゲストには太田光が登場した。爆笑問題とココリコとは「はばたけ!ペンギン」で共演していた関係だ。あるとき、ココリコの楽屋に遊びに行ったら今田耕司に出会ったという話をしていた。考えてみたら、爆笑問題は、ココリコ、今田東野、ダウンタウンと、そのときどきで肩を並べる相手が変わっていっているのだ。そのあとには新刊の「芸人人語」について話す。向井はこの本も読んでるし、爆笑問題のラジオも聴いていて、太田のことをとてもよくわかっている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「NHKニュース7」を観ると、寒川町の工場が火事になり、それを生中継で伝えていた。昨夜の「キョコロヒー」は恒例企画の「もしものピンチ対策会議」。ゲストは滝沢カレン。今回も勝俣の模範回答に感心させられる。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」にはピエール瀧とマッコイ斎藤の対談が、「昭和50年男」では土屋敏男と喰始が対談していた。

 部屋が暑くなり、冷風扇を今季初めて使う。下に差し込む水槽が汚れてしまい、それを風呂場にもっていって、洗うところから始める。ラジオを聴きながら少し眠りなおし、水道局から料金未払いの通知がきていたから、それの確認の電話をする。引き落としがうまくいってなかったのがそのままになっていたようで、振り込み用紙とクレジットカードの登録の用紙を届けてもらうことになった。ひとつひとつ片づけていくしかない。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、東貴博が今週も熱海五郎一座の話をする。東は伊東四朗にときどき「八っちゃん、元気?」と訊かれるんだそうで、舞台をこなすほどしっかりはしていても、そこはうちの母と変わらないのだろう。

 夕方から外出。だんだん暑くなってきた。あてもなく、とりあえず横浜に出て、昼食にする。ジョイナス地下の大龍に入り、餃子定食を食べた。990円。有隣堂に寄り、現物を見てみたかった「月刊Takada」をようやく確認する。「Hanada」と同じく、オピニオン誌の売り場に1冊だけ差してあった。表紙はまるで「Hanada」だが、中身は「笑芸人」みたいな本だと思った。東口に移動し、ドトールに入る。読書に専念しようと思うが、眠くなり、まず、音楽を聴きながら1時間ぐらい眠ってしまった。それから読書をする。

◇ 読書

 4月から読んでいた、小林信彦「決定版 世界の喜劇人」をようやく読み終えた。3年前に買った「決定版 日本の喜劇人」と同じく、この本も渋谷のシネマヴェーラの上映会にて、サイン本を購入した。もう何年も前からだが、うちには一生かかっても読みきれない量の本がつねにあるから、このような4千円近くもする本を新刊で買うことは今やとても珍しいことである。「決定版 日本の喜劇人」を読んだときと同じく、文庫版と比較しつつ、この本もていねいに読んでいこうと思っていたのだが、しかし、「日本の喜劇人」と比べると、そもそもの自分の知識量が及ばず、なかなかそこまで深く読み込むような根気はなかった。「日本の喜劇人」も「世界の喜劇人」も初めて読んだのは新潮文庫版だった。十代か、ハタチ過ぎかというころだったろう。「日本の喜劇人」に関しては、普段から自分が触れている現在の芸能の世界とつながるものであり、興味が尽きることはなく、何度かくり返し通読しているし、それ以上にたびたび参照してきた。それに比べると、「世界の喜劇人」に対する興味はかなり手前にある。いや、初めて読んだときは本当にわからない記述が多く、だから、読みなおすこともほぼなかったし、そのころからすると、今はかなり理解できるようになったとは思うのだが、それもアマゾンプライムなどで古い喜劇映画を簡単に観ることができるようになったからで、ごく最近になってからがらりと状況が変わったということだ。やっぱり、この手のものは観ないことにはわからない。小林信彦も、自身が観たものに対象を限定している。この「決定版」は全体の4分の3はその新潮文庫版を底本としているのだが、残りは、それ以降の喜劇に関するエッセイがほかの本から搔き集められていて、編集者のセンスの問題だが、これで決定版だと言われてもという気はちょっとする。改めて読んでみると、誤解していたことに気がついたのはジェリー・ルイスに対する評価だ。小林信彦はジェリー・ルイスを評価していないのだと思っていたのだが、辛辣なことも書きつつ、そのいっぽうでは「そんなに腹が立つなら見なきゃいいじゃないかといわれるかも知れないが、何度も裏切られながら、一つでも面白いギャグがあればと、小屋に足を運ぶのは、こっちが芯から〈好き〉だからなんだ。それほど意地が汚く、それほどギャグに飢えているのである。少しはこちらの気持も察してもらいたいというものである。」ということも書いている。小林信彦といえばマルクス兄弟で、マルクス兄弟やウディ・アレンについては多くのページが割かれているが、メル・ブルックス、ジョン・ランディス、ジム・キャリー、スティーヴ・マーティンといったあたりの評価も面白い。むしろ、こういうところにこそ、小林信彦の考えが読みとれる気がする。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」の2時間スペシャルを観る。前半は女子高出身特集。ヤバいTシャツ屋さんのありぼぼというひとが初登場。どんぐりたけしと結婚したのはこのひとか。後半は「いろんなバイトを経験した苦労人」という特集。オードリー若林がこの番組には7年ぶりの出演。若林がウーバーイーツを始めた話をしたのだが、それに対して、岡田義徳が 37歳のときに派遣のバイトをやっていたという話にも驚きがあった。芸能活動を休んで、強制撤去の仕事などをやっていた時代があったのだ。

 タイムフリーで、太田光がゲストだった先週金曜の「武田砂鉄のプレ金ナイト」をようやく聴いた。この番組は今まで聴いたことがなかったが、オープニングでは武田砂鉄がえんえんとひとりしゃべりをするのか。タブレット純のライブの案内の時間が間違っていて、もし遅刻していたら、同じ列の数席左には高田文夫、数席右には加藤登紀子がいて、どちらかを立たせることになっていたという話。これを聴いた高田先生が「ビバリー」でもそのまま話していた。オープニングのあと、ゲストの太田がすぐに登場する。TBSラジオのチン毛事件の話題から始まるが、この番組でも話題の中心は新刊の「芸人人語」だ。さすがは太田で、武田砂鉄の著書をちゃんと読んだうえで臨んでいたが、ゲストのコーナーは 30分強ぐらいであっさりと終わってしまった。続けて、深夜は「爆笑問題カーボーイ」。太田は気象予報士の長谷部愛さんの本も読んでいて、その内容を細かく説明できるくらいにちゃんと読んでいるのには驚かされる。太田はあれだけの仕事量をこなしながら、どうしてこんなに本を読めるのだろう。

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2024年5月21日火曜日

5月21日火曜日/閉店していたうどん屋

◇ 横浜

 朝に起きあがり、まず、ゴミを出してから、ラジオを聴きながらブログの更新をひとつ。今日は短い時間で書けた。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「キョコロヒー」を。会話が続かないひとに送る企画、エレベーターに送ってもらうまでのトークを飯尾和樹が実践する。今日の「徹子の部屋」は手塚理美がゲスト。テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「FLASH」に載っていた、長寿番組のCM料金が暴落しているという記事には驚いた。「サンデー毎日」には、青木理による関口宏のインタビュー記事、全3回の最終回が掲載。

 午後から外出。だいぶ暑くなり、半袖で出る。横浜に出て、まず、昼食にしようと、横浜駅改札内の星のうどんに入ろうとすると、シャッターに貼り紙があり、なんと、3月末に閉店していた。先日、シャッターが閉まっているなあとは思っていたが、ただの休みくらいに思っていて、そのときにはなにも確認しなかった。

 昼食はあとまわしにして、ビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を3冊、220円のコミックを1冊買う。どこで食べようかと西口をぐるぐると歩きまわるが、天理ビルの味奈登庵に落ち着く。海鮮入りかき揚げつけ天を食べる。790円。有隣堂を覗くと、中山秀征の本が出ていて、「週刊新潮」の連載が本になったのか。連載中にもちょくちょく読んでいて、面白かったのだが、連載が終わって1年近く経ってから単行本になるんだな。

 二俣川まで戻り、ドトールに入る。店内はうっすら冷房が効いていて、半袖だとちょっと涼しすぎる。読書をするが、眠気があり、あまり集中できなかった。ドン・キホーテで買いものしてから帰る。

 夜遅くに帰宅すると、どうやら母が新聞の契約をしたようで、台所にその紙が置いてあった。母はもう寝ていたが、これはまずいと思い、メールをして、契約解除にしてもらった。どうせ母は契約したことなんか覚えていないだろう。

◇ テレビ・ラジオ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日放送された「さんま御殿」は、食に変なこだわりを持つ有名人の特集。水森かおりがゆで太郎の話をしていた。

 観そびれていた「ゴッドタン」を順番に観ているのだが、正月の「マジ歌選手権」は、この企画自体が好きではないから、なかなか観る気がしなかった。出演順に、バナナマン日村、東京03角田と浜野謙太、ハライチと中山秀征、ロバート秋山、バカリズム、ぱーてぃーちゃん、フット後藤、最後は劇団ひとり、小倉優子も登場。1月13日放送「ロバート秋山のキャラおろしワークショップ」という企画では、おぎやはぎ、オズワルド伊藤、銀シャリ橋本が生徒になる。2月3日放送は「元ゾフィー上田の諸々報告会」。2月10日放送は「大喜利お題選手権」。この企画は面白い。バカリズム考案「ヒデちゃん大喜利」、川島明考案「あったらラッキー大喜利」、ケンドーコバヤシ考案「SDGs大喜利」、小木考案「親が適当なダメ出ししてくる大喜利」が行われた。3月16日放送は「銀シャリ橋本のテクニックを抜いてあげよう!」。この番組の銀シャリ橋本の出演頻度がすごい。間違いドラマの「即興抜き」から、最後には迫真の即興芝居が引き出されてしまう。

 3月23日、30日放送は恒例企画の「この若手知ってんのか!?」。MCはAマッソが務める。「「こいつは天才だ!」と一目置かれている芸人」部門は、5位・都とむ、4位・いろはラムネ、3位・群青団地、2位・ナユタ、1位・イチゴ。スタジオにはナユタが登場し、漫才を披露。現在はフリーだが、吉本に入りたがってるのか。イチゴもスタジオで漫才を披露した。このコンビはまったく知らなかったが、平場も面白い。「こいつはヤバい」部門はベスト3がそろってスタジオに登場、ネタはなく、トークのみだった。3位は十九人。ゆッちゃんが劇団ひとりと小木の人生相談に答える。2位は、村上、元気そうでよかった。名前だけは目にしたことがある。K-PROの児島さんが芸人に張りあう感じ、初めて見たな。1位は翌週にまたぎ、ポテトカレッジが登場。「何か持ってそうな女性芸人」部門は、3位・足腰げんき教室、2位・忠犬立ハチ高、1位・めっちゃ最高ズ。めっちゃ最高ズは男女コンビ。スタジオに登場したが、ネタは編集され、劇団ひとりとのエアジェンガが多めに使われる。「これから化けそうな芸人」部門は1位のみ、天明ブラウン。「今のバラエティで活躍しそうな芸人」部門は、5位・ムカイワンダーランド、4位・凛凛パーカー、3位・素晴らしき人生、2位・金魚番長、1位・サンタモニカ。サンタモニカはスタジオに登場。漫才のあとにもネタをいろいろと仕込んでいた。素晴らしき人生も登場。トリオ漫才なのだが、松竹芸能からはどういうわけかこういう奇天烈なトリオがたまに現れる。りょうちゃんのセリフが可笑しい。

 4月20日、27日放送は「お笑いを存分に語れるBAR」の若手スペシャル。「この若手知ってんのか!?」に出演したメンバーが再登場した。イチゴ、サンタモニカ、ナユタ、めっちゃ最高ズ、素晴らしき人生、村上元気そうでよかった、十九人、ポテトカレッジというメンバー。こういう展開は「新しい波」のようだ。素晴らしき人生鈴木のパワハラ疑惑、伝説のヤリマンを語るりょうちゃんに笑う。後編は「気付いちゃった発表会」になり、イチゴが面白い。最後はMVPに選ばれた村上元気そうでよかったに、ご褒美企画として「キス我慢選手権」が行われた。

 今日の「NHKニュース7」を観ると、ICCがイスラエルとハマスの5人に対し、戦争犯罪などの疑いで逮捕状を請求することを明らかにした。バイデンは「ガザ地区で起きていることはジェノサイドではない」などと言っている。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。「日曜サンデー」で会った伊東四朗のことから、笹山敬輔の本と自身の記憶をもとにして、伊東四朗とその周辺について語られた。「井上ひさし笑劇全集」を買ったという太田だが、太田は新潮文庫と記憶違いしているが、あの本は講談社文庫だ。「日曜サンデー」でも語られていた「NHK新人演芸大賞」の記憶がここでも語られ、同時期には「GAHAHAキング」の審査員には高田先生がいたのだが、その審査員のひとりだった八波一起にも触れられる。そしてまた、喜劇人協会の舞台にゲスト出演したときの思い出になる。マチャアキ、せんみつ湯原が土台だった太田が熱を込めて語るコメディへの思いなのだが、テレビからコメディがなくなり、情報番組しか企画が通らなくなったのは、「伊東家の食卓」をやっていた伊東四朗のせいじゃないかという結論に最終的にはなってしまった。

2024年5月19日日曜日

5月19日日曜日/中津川弦さん!

◇ テレビ・ラジオ

 深夜に観ていた「THE SECOND」のことをスレッズに投稿してから寝ようとしていたら、けっこう時間を食ってしまった。早朝から眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」には、磯山さやか、ゆうちゃみ、斎藤幸平、Aぇ!group の小島健らが出演。まずは水原一平の裁判の話題から扱う。ボヤジアン氏という新たなキーマンが現れた。ロスのボヤジアン氏の自宅を須田麻里江ジャーナリストが直撃取材する。スタジオでは湯浅卓が解説。若林有子アナがアメリカの刑務所に9年収監されていた井上ケイという人物を取材し、この人物はスタジオにも登場した。いつものことながら、磯山さやかにものまねがふられる場面にははらはらする。「虎に翼」(という概念?)のものまねをテレビで観るのは怖かったな。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台ゲストは伊東四朗。伊東四朗に会うと緊張するという太田。昭和40年生まれの太田は「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」のころは小学生で、ものごころついたときには、ドリフ、55号は自分にとっては大スターだったが、「伊東・小松コンビっていうのは、そこの王道ではないけれども」というと、伊東「それそれ、それがいいのよ、好きなのよ。」 太田「でも、つねに観てるっていう」 伊東「芸能評論家のひとに当時ね、言われたの。ドリフターズとクレージーキャッツはメジャーリーグだと。伊東と小松はマイナーリーグのリーディングヒッターだ。そういうの好きだねえ。」 太田「でもそれはもう、王道を狙おうっていう意識は当時、あんまりなくやってたんですか? 要するに、ど真ん中を…、ドリフを押しのけて…。」 伊東「そんなのひとつもない。どっちかっていったらファンだったから。」 それから、太田は三波伸介への思いを語り始める。芸人になりたいと思ったときに、もし弟子入りするとしたら三波伸介しかいないと思っていたと語る太田の話は、伊東四朗にとっては初耳だった。三波伸介も日大の芸術学部。太田は演劇をやっていたときに、井上ひさしのコント集が出たばかりだったといって、それを買って教科書にしたという。死刑執行人のコントは渋谷公会堂でやったときには会場が揺れるほどウケたという伊東。伊東「井上さんに書いてもらったことによって、僕らは延命しましたね。」「そういうひとに書かせてるってことが、なんか、申し訳ない気がしながら…、それで、中原弓彦(小林信彦)さんにも書いてもらったし、河野洋さんにも書いてもらったし、僕らついてましたね。途中で帰らないように旅館にカンヅメにしてあたしが見張りしてたっていうような、不遜なことをしてた時代がありましたよ。」 爆笑問題がテレビに出始めたころに、太田は伊東四朗が「最近、「お笑い」って言うでしょ? あの言いかた、僕、嫌いなんだよ。」と言っていたのをテレビで観ていた。伊東「「お笑い」っていうのはちょっと馬鹿にしてるように…。「お笑い草」につながっててね、いやなんだよ。」 太田「僕たちそのころ、「お笑い芸人」って言われながらテレビに出てたんで、伊東さん、もしかしたら俺らのこと嫌いなのかなあって、ちょっと思ったりもしてて…」というと、伊東「いやとんでもない。」 爆笑問題は小松政夫にはお世話になっていた。爆笑問題が「NHK新人演芸大賞」で優勝したときの審査員が小松政夫、その後、小松政夫が会長だった日本喜劇人協会の公演にも出演する。しかし、伊東四朗とはなぜか会って話す機会がなかなかなかったのだ。プロフィール紹介のBGMには、石原裕次郎「男の横丁」が選ばれる。伊東四朗が初めて舞台にあがったときにバックに流れていたのがこの曲だったという。プロフィール紹介のなかにTBSなのに「ザ・チャンス」が入ってなかったという伊東。あの番組はピンク・レディーのピンチヒッターを居作昌果に頼まれたという。あるいは、欽ちゃんが番組を降りたときには「ピンチヒッターショー」もやっていた。伊東「正式に呼ばれるよりは、ちょっとやってくれるって言われるほうが、なんか気が楽というか。スタッフがみんな集まって、本日から始めますなんて言われると、急にやりたくなくなっちゃうからね。(笑)背中押されてやるのはいやだね。」 太田は笹山敬輔の新刊も読んでいた。その本を読み、伊東四朗からの影響を改めて確認したといって、爆笑問題の初期のコントを伊東に説明する。CMを挟んだあとも太田の質問はまだまだ続く。伊東の時代からだんだんコントの番組がなくなっていった流れについて、太田は、タモリ、たけし、さんまたちが出てきたことで、われわれもそれに影響を受け、そっちを支持した僕たちの世代のせいだと語る。しかし、太田自身は軽演劇をやりたいんだと熱を込めて語った。

 15時過ぎから外出する。小雨。一応、傘をもって出る。星川に出て、保土ヶ谷図書館に寄る。1冊返却し、2冊借りていく。イオン天王町のフードコート、マクドナルドのアイスコーヒーとマックチキンを食べて、それから長時間、読書をしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、瀧波ユカリが初登場のほか、田村淳、ヒロミ、石原良純というメンバー。水原一平の話題では、アメリカの刑務所生活の話をこちらでもやっていた。依存症のケアに関する話で、ヒロミは銃のライセンスをもっているから、何年かに一度は精神科に行ってチェックがあるんだって。番組最後は淳によるお城の特集。「穴太衆」という言葉すら知らなかったが、そのような伝説の石工集団がいたという。

 昨夜の「Nキャス」には、コメンテーターにイェスパー・コールというひとが初出演していた。エアギター日本大会が中止になったというニュース。円安の影響で、渡航費や宿泊費を支払えなくなったという。ダイノジ大地が取材に応えていた。キダ・タローの訃報では、ほんの3年前、90歳のときに出演した番組の映像が流された。大阪桐蔭の応援曲「アルプス・キダ・タロー」というのは知らなかったな。そのあとはカスハラの特集。なかなか不愉快な話題だが、関心をもって観る。客の側にも店の側にもおかしなやつが多いという気がする。

 昨夜の「お笑い向上委員会」を観ると、事件直後のウエストランド井口が出演していて、序盤はその話題ばかり。さんまがラジオの切り取り記事で炎上してたとは知らなかった。そのほか、ナイツ、マヂカルラブリー、マシンガンズ、ジェラードン、牧野ステテコなど、いいメンバーがそろっている。モニター横には中津川弦さんが登場。昨日はちょうど中津川さんの独演会があり、それに行っていた友だちからこの出演を先にDMで教わっていたからこれは早く観なければと思っていた。忘れていたが、そういえば、中津川さんは7年前にさんまの特番に出たこともあったんだった。モニター横にはもうひとり、ソマオ・ミートボールが一緒だった。手に汗握りながら観てしまうが、「閉店ガラガラ」では中津川さんが見事オンエアされた。ネタが長すぎて、ナイツからフォローが入る。「好きな熟女ランキングベスト3に変えてもいいよ」と塙さんから助け船が出たが、中津川さんは「ネタで」と断った。「面白いですよ!」から始まり、「げ~んさ~ん。イエーイ!」とオチを決めると、見守るようにしていたナイツのふたりも「イエイ!」と返してうなずき合った。「弦さんが有名な世界線なんだよ」と井口。塙さんが「人生でいちばん最初に行った風俗の名前なんだっけ?」とふると、「爆乳問題です。」と即答したのが見事にハマった。陣内「謝れ、爆笑さんに! タイタンに謝れ!」 中津川さんの「爆乳問題です」のセリフは番組最後にも使われた。

2024年5月13日月曜日

5月13日月曜日/新丸子から帰ってくる

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨日の「ワイドナショー」。今田耕司、安藤優子、呂布カルマ、アンガールズ田中というメンバー。退職代行サービスの話題では、アンガールズ田中はけっこう保守的だったが、今田は理解を示していた。番組最後には「THE SECOND」の告知があった。土曜の「Nキャス」を観ると、小山内美江子の訃報を「サンジャポ」よりもこちらのほうが大きく扱っていた。脚本家として三谷幸喜のコメントを聴きたかったが、コメントがふられる時間はなかった。そのあとには、水俣病の団体のマイクが切られた問題。そういえば、「サンジャポ」でも「ワイドナショー」でもこのニュースは扱われていなかったな。

◇ 新丸子・綱島

 午前中から都内に。雨降り。横浜から東横線に乗り、新丸子まで。この駅は初めて降りるかもしれない。天候を心配していたが、仕事が思いのほか、早く片づく。雨は小降りになる。駅の近くで、カレー工房パルコという店に入り、フランクカレーを食べた。ヤクルトがつき、950円。卓上には天かすがあり、これもふりかけて食べてみる。

◇ 読書・ラジオ

 新丸子から綱島に移動し、ドトールに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら少し眠り、それから読書。図書館で借りている太田光「芸人人語」をようやく読み終えた。2020年刊、朝日新聞出版。PR誌「一冊の本」に連載された時事エッセイ、2019年4月号から2020年11月号までの回が収録されている。後半はコロナの話ばかりになってしまうのだが、前半には、表現や笑い、あるいは、いじめについてなど、太田の基本的な考えがよく表れている。ほんの5年前の文章だが、その後の太田の発言を追いかけていると、ここからまた思考がどんどん深まっていったのだなという感じがする。この時期にはまだ、小劇団の面白いパート担当の俳優をやたらと攻撃していたりして。だから、この書く作業が太田の思考を深めるのにすごく役に立っているのではないだろうか。

 もうひとつ、これも図書館で借りた「中央公論」3月号もざっと読む。「新書大賞」のページを、立ち読みでもざっとチェックはしていたが、改めてきちんと読みたかった。大賞は、今井むつみ・秋田喜美「言語の本質」。得票数では圧倒的で、267点を獲得している。2位、東浩紀「訂正する力」が146点、3位、村上靖彦「客観性の落とし穴」が103点。4位は63点になり、点ががくんと下がる。そこから20位までは30点の差しかないから、順位だけでは信頼に足る本なのかどうも判断がつかず、誰が投票しているのかを参考にしたいが、あとのページには「目利き」49人がなにを選んだかがそれぞれのコメント付きで載っているのだが、投票は書店員や新聞記者、各社新書編集部などの107名によって行われたと書いてあるから、ここに載っているのがすべてではないんだ。2位、3位の本は、SNSに蔓延する空気にいかにみんな辟易しているかの表れに感じられ、このような空気に待ったをかけるような本には興味をもつが、空気に乗ってしまっている本のほうが判断が難しい。たとえば、ジェンダーについてはどの本を読んだらいいのか。石戸諭、栗原裕一郎があげている、牧野百恵「ジェンダー格差」はランキングでも13位に入っている。これはランキング外だが、塩崎省吾「ソース焼きそばの謎」を、栗原裕一郎、小谷野敦、四方田犬彦といった顔ぶれがあげているのも気になった。

 ブックオフに寄っていく。綱島店はいつぶりになるのか、今日はいい本がたんまりと見つかり、楽しい買いもの。110円の文庫本を2冊、新書を2冊、220円の文庫本を2冊、コミック文庫を1冊、単行本を1冊、330円の雑誌を1冊買っていく。

 夜に帰宅し、帰るなり、いきなり1時間ぐらい掃除をした。録画していた今日の「徹子の部屋」は、コシノミチコ、ジュンコ、ヒロコの三姉妹がゲスト。そのあとはラジオを聴こうとするが、しかし、眠くてしかたがない。眠気が飛んでから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは伊東四朗。月曜の「ビバリー」には10年ぶりの出演。同い年には、加山雄三、山藤章二、美空ひばり、林家木久扇、左とん平がいる。三波伸介が浅香光代の一座にいたことがあるというのは初めて知ったかもしれないな。

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2023年5月9日火曜日

5月9日火曜日/立川・登戸


◇ 立川

 今日も朝から都内に。どうも疲れがひどい。うすら寒い日が続く。めったに行かない立川のほうまで行く用があり、南武線の西国立という降りたことのない駅で降りた。腹が減り、サミットストアでパンをふたつ買って食べておく。午後は立川駅まで歩き、どこかで昼食にしようと思うが、決められないまま、北口をぶらぶらしていた。立川駅もいったい何年ぶりになるのか、20年ぐらい前に昭和記念公園でバイトをした記憶があるのだが、考えてみると、昭和記念公園は広いから、そのときに立川駅を使ったのかもわからない。20年も前ならば、駅前も変わってしまっているのかもしれないが、歩いていると、このあたりは初めてのような気もしてくる。

 パークアベニューにオリオン書房という大きい書店を見つけ、ちょっと覗いていく。オリオン書房はよく知らないけど、こっちの地区には多いんだろうか。モノレールをまたいだ隣りの高島屋にはジュンク堂があり、こちらも覗いていく。その手前のビルにはブックオフがある。ブックオフがあるから、これを目当てに立川にまわったのだ。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊、すいすいといい本を見つけたが、これだけで止まってしまった。この店舗はお気に入り登録はなし。南口のほうにも行ってみると、オリオン書房は南口にもあるんだな。



◇ 登戸・向ヶ丘遊園

 朝にパンを食べたから、そこまで腹が減っているわけでもなく、立川を離れ、南武線に乗り、登戸に戻ってくる。登戸の駅前は再開発で更地になってしまった。少し前にツイッターからこのことを知ったが、知らずにこの光景をいきなり目の当たりにしていたら、もっとショックを受けたかもしれない。17時前にようやく昼食。駅そばの蕎や爽亭に入り、唐揚げ丼セットを食べた。620円。






 登戸から向ヶ丘遊園まで歩き、もう1店、ブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。110円の文庫本を1冊だけ、アプリのクーポンを使い、10円で買っていく。駅前のマクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとプリンパイを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 マクドナルドで、山本善行・清水裕也「古書店主とお客さんによる古本入門 漱石全集を買った日」を読み終えた。2019年刊、夏葉社。今朝から読み始めて、一気に読んだ。読んでみるまで、どういう本かも知らなかったんだけど、対談の本なんだ。装画は武藤良子さん。清水裕也さんというひとは、読み終わってから気がついたが、3月に夏葉社を訪問した際に清水さんもいらしていて、お会いしていたんだった。少し会話もしているのに、その時点ではこの本を読んでいなかったから、きちんと認識しておらず、たいした会話もできなかった。失礼してしまったな。しかし、島田さんはよくこういうひとを見つけて、本を作ろうと考えるものだ。この本を好んだ読者が、同じような内容を求めて「ブックオフ大学」を読んだようなこともあっただろうかと思うと背筋が凍る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は東貴博がゲスト。父・東八郎と親友だった伊東四朗からメッセージがあり、貴博が生まれた日の思い出を語る。母の家族葬に欽ちゃんが現れた話にも感動させられた。

 深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴こうとしていたら眠ってしまい、途中からつけると、小林秀雄の話をしていた。太田は村上春樹の新刊を読んだのか。聴きながら、深夜2時前にまた眠る。

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7月7日日曜日/都知事選はどうなった

◇ テレビ・ラジオ  朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」で、チョコレートプラネットがTT兄弟で「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦した映像を初めて観た。藤井聡太の棋王就位式には、同郷の瀬戸朝香が駆けつける。昨夜の「にちようチャップリン」は、先週に引き続き...