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2024年8月16日金曜日

8月16日金曜日/台風の日はテレビ

◇ ラジオ・テレビ

 朝、目覚めると、パソコンのラジコをつけっぱなしにしていたのが停まっている。パソコンの容量がどうやらいっぱいになってしまったみたいで、なんかピーピー鳴ってるとは思っていたが、それを知らせる音だったのか。なにか消せるアプリはないかと探してみると、Spotify がかなり容量を使っていることがわかり、データをリセットした。なにか大事なものが消えてしまわないかと、こういうことをするときにはおっかなびっくりになるが、リセットといってもこのアプリのデータが消えるだけで、再ログインしてみると、見たところ、別になにも不都合はない。

 台風がくるというから、今朝はゴミを出しにも行かずに寝ていたが、深夜に激しく雨が降っていたのはわかったが、朝はいたって穏やかだ。もう少し眠りなおし、午前中にブログの更新をひとつ。午前中は穏やかだったが、昼近くなると外は薄暗くなり、ざんざん降りになった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけると、オープニングが始まるとすぐに台風情報に移る。12時台ゲストはダンカン。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ると、ついに同性愛にまで踏み込んできたが、ちょっとやりすぎじゃないかという気がする。現代的なテーマをやたらと盛り込んでいるだけのドラマになってしまわないか。

 「NHK短歌」はヒコロヒーが出演する第1週と第2週だけを録画しているのだが、2週目をずっと観そびれていて、年度が替わってからはまだぜんぜん観ていなかった。毎月2週目の選者は山崎聡子さんに替わり、俵万智になった。今年度は年間を通して「光る君へ」とのコラボ企画になるようだ。4月のゲストは「光る君へ」に出演する財前直見。テーマは「手紙」だった。俵万智は山崎さんよりもテンション高めだ。5月もやはり「光る君へ」の出演者から玉置玲央がゲスト。テーマは「家族」。6月も出演者の凰稀かなめがゲスト。テーマは「嫉妬」。俵万智は嫉妬はしないそうだが、嫉妬できるひとに嫉妬したことはあるということを言っていて、つまらないひとを独占するより、素敵なひとをシェアしたほうがいいという。すごい考えかただ。7月も「光る君へ」の出演者から矢部太郎がゲスト。テーマは「旅」。矢部太郎がイラストを描くうえでのこだわりは「なるべく描きたくないなって思うところがあって、引き算したいっていう気持ちがありますね。」「描かないほうが、より想像の余地があるっていうか、見るかたが思ってもらえて、たくさん受け取ってもらえるんじゃないかなみたいな。マンガは特にね、セリフもあるし、流れもあるから、よりね、トゥーマッチになったら受け取るひともね、そんなにいらんてなるのかなあとかも僕は思ったり。」 俵万智「すごく今おっしゃったことは、短歌を作るうえでも大事なことだと思います。(略)余白を残して、想像の余地も含めて手渡す勇気というのかな。」 どうでもいいのだが、矢部太郎のしゃべりかたは誰かに似てるなあと思ったら、甲本ヒロトに似てると気がついた。8月のゲストは諌山恵実。このひとは「光る君へ」の衣装デザインをしている画家だった。テーマは「色」。

 今日の「徹子の部屋」はL字型の画面で台風情報を出している。ゲストは田中美佐子。65歳だとはちょっと驚く。今は鎌倉に住んでいるんだそうだ。20代後半から浅井企画に所属し、欽ちゃんのもとで、CHA-CHA ができる前に一緒に即興芝居を叩きこまれていた時代があった。そのころに欽ちゃんに教わったことを実演つきでやってみせる。「欽ちゃんのことを語り出したら止まらなくなっちゃいます。」 欽ちゃんの芸を叩きこまれている貴重な喜劇女優だ。

 「新宿野戦病院」を2週分、まとめて観る。先週は第6話。クドカンは本当にケーシー高峰が大好きだ。ボランティアスタッフの子を演じる中井千聖が面白いと思ったら、調べてみると、大人計画の女優だとわかった。平岩紙の母の役に松金よね子が登場。最後に、塚地演じる堀井しのぶの秘密が明かされる。一昨日の放送は第7話。塚地が演じる堀井しのぶが男のすがたでいるところを岡部たかしが野球場で目撃したところで第6話は終わった。堀井しのぶの母を演じるのは藤田弓子。堀井しのぶは実家を訪ねるときだけは男になるのだ。母はどうやら少し認知症にもなっている。母は自転車に乗り、小学生の男の子と衝突事故を起こしてしまう。第7話にして、とうとう傑作回が出た。

 台風の気圧のせいなのか、からだが痛くてしかたがない。悪寒が止まらず、これはだめだと思い、長袖長ズボンに着替えた。真夏にこんなかっこうになるとは思わなかった。風邪薬も飲み、横になって、ラジオを聴いた。先週土曜の「SAYONARAシティボーイズ」をタイムフリーで聴く。冒頭のコントは、手紙を書いている老人たちのその中身はクレームの手紙だったという内容なのだが、斉木しげるだけは愛犬への手紙を書いているというのがもうひとつくだらない。そのあとのトークでは、高校野球の結果をぜんぶ載せない新聞社にクレームの電話を入れたことがあるという話を斉木しげるがしていた。

 体調がぜんぜん楽にならないが、録画残量を空けなければならない都合があり、夜になってから、録画していた「ミュージックステーション」を観る。今夜は2時間スペシャル。ランキング企画は「胸アツ応援ソングベスト15」。メダリストたちのコメントもあり、柔道の角田夏実はサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」をあげた。1曲目はスカパラと imase のコラボ、さらにスカパラは SUPER EIGHT とのコラボも2曲連続で披露する。生放送だが、台風接近のため、スタジオは無観客になっていた。サンボマスターが曲を披露するときはスタッフたちが客席を埋めていて、そこに丸山隆平も混じっていた。ランキング1位はゆずの「栄光の架橋」だった。

 テレビを観ているうちに暑くなり、いったん、半袖半ズボンに戻すが、また寒くなる。寒い気もするが、暑い気もする。吐き気がひどく、のどに指を突っ込んで胃のなかの空気を抜きたかったが、少し嘔吐もする。今日はゼリー飲料しか腹に入れてなかったから、水っぽいものしか出ない。あたまが痛い。めまいがして、立っているのもつらく、倒れ込むようにして眠る。

2021年2月7日日曜日

2月7日日曜日/明治座

◇ 代役

 今朝の「サンジャポ」は、田中の代役はTBSの井上貴博アナウンサーだった。というか、井上貴博というこの若い男性アナウンサーを知らなかった。人気があるんだろうか。この番組に関しては最初の週の上田晋也が最大の助っ人で、代役の豪華さで盛りあげていくという方向にはいかなかった。ラジオで太田がしゃべっていたような、田中への配慮なのかといえば、午後に「日曜サンデー」を聴くと、こちらには木梨憲武が冒頭から登場する。これはツイッターに事前に情報が出ていた。「RADIO EXPO」での約束を守ったかたちだが、少し出るだけかと思ったら、たっぷり1時間出演した。憲武にずかずか踏み込んでいくひとがほかにいないだけに、太田との共演には新鮮な危なっかしさがあった。

 外出しなければならなかったが、「日曜サンデー」が面白く、スマホで聴き続けながら出た。14時台は瑛人がゲスト。ヤマトの営業所に寄ってから、都内に。横浜駅から東横線、中目黒から日比谷線に乗り換え、人形町まで。今日はわりと暖かい。




◇ 喜劇

 人形町にやってきたのは明治座の公演を観るためである。高田文夫先生が企画の「よみがえる明治座東京喜劇」。「ビバリー」のリスナーならば観ておかねばと思う公演だが、気軽に観られるような値段でもなく、3階席でも6500円というのは、自分にとってはなかなか思いきりがいる。しかし、明治座の公演を観るのは今回が初めてではなく、ツイッターを確認すると、2014年に欽ちゃんの舞台を観ている。そのときが初めての明治座だったはずだ。そのときも気軽に買えるチケット代ではなかったと思うが、欽ちゃん最後の舞台という触れ込みであり、これは観ないわけにはいかなかった。そのとき以来なのだ。

 入り口では厳重な感染対策、手指の消毒と検温、チケットの半券は自分でもぎるかたち。まあ、これはどこでもやっている。エスカレーターと階段を使い、はるばる3階席まで。座ってみると、舞台は意外と近い感じはする。ただし、サイドの席なので、きちんと座ってしまうと舞台全体は見えなくなり、姿勢を工夫しなければならない。ソーシャルディスタンスで一席ごとに空けてあるからまだマシだとは思えるが。しかし、下の席を眺めると、並んで座っているひともいる。まったくがらがらのエリアもあり、いったいどのような法則で席を販売しているのか。全体的に寂しい入りに見えるのだが、販売してない席なのか、単に空席なのかがわからない。

 早めに席に着いていたら、開演時刻になる前に出演者が登場し、前説が始まった。役の扮装をしっかりした状態で、宅間孝行と、もうひとりの男の俳優が誰なのかすぐにわからなかったが、やまもとまさみだ。「熱海五郎一座」なんかでは前説は東MAXの役割なのだが、と思っていると、あとから東MAXも登場。もうひとり、若い男の俳優も登場したが、このひとは知らない俳優だった。

 16時半開演、第一部「こちとら大奥様だぜぃ!」が始まる。三木のり平の舞台、小野田勇「俺はお殿様」を原案に、宅間孝行が脚色演出。しかし、始まってすぐに感じたことだが、どうも笑いの量が少ない。こんなもんなのだろうか。原案となっている舞台は知るはずもないが、唯一の明治座体験である欽ちゃんの舞台を比較対象とすると、この笑いの量ではまずいんじゃないかと思った。ただでさえ、客数が少なく、活気がないのである。そしておそらく、明治座のような劇場には不慣れなお客ばかりで、おとなしく観てしまったという感じもする。いや、けして客席のせいばかりではない。宅間孝行には人情ドラマのイメージはあるが、そもそも、喜劇にどのくらい理解があるひとなのか。しょうもないシモネタ、悪ふざけが頻繁にあり、これならば、宅間孝行のオリジナル作品のほうがよっぽどよかったのではとも思った。

 出演者では、予想どおりに、田中美佐子がだんとつによかった。欽ちゃん仕込みの動きの笑いをふんだんにやってみせるが、ツッコミ役が宅間孝行ではもったいない。田中美佐子のコメディエンヌとしてのすごさを知ったのは、まさに、2014年にこの明治座で観た公演でだったが、しかし、あれから7年経ち、年齢的にも、動きのギャグはなかなかいつまでもというわけにはいかないだろう。いっぽうでは、志村一座の磯山さやかもいて、田中美佐子とふたりでそれぞれの師匠のギャグをやってみせる場面もあったが、これは工夫がなさすぎる。磯山さやかを活かすアイデアがなぜないのだろう。前川清にも期待していたが、先日の「徹子の部屋」を観たときに、すっかりおじいさんだと思ってしまった。東MAXにしても五十過ぎ。新しくなにかを始めるにしては、とても高齢のチームなのである。

 第一幕が終わり、30分の休憩を挟み、第二幕に。第二幕は松村邦洋の登場から始まった。おなじみの「オールナイトニッポン」のパロディだが、松村は毎日出演するわけではなく、いない日はどうしているのだろうか。劇中でもものまねをやる場面がいくつもあり、松村に関しては、これで満足させられる。松村のいない日の公演は単純に損でしかないんじゃないか。

 第一部は休憩をのぞけば2時間弱の舞台だが、終わったときに時計を見ると、予定よりもだいぶ延びていた。15分の休憩を挟み、第二部は「ラジオビバリー昼ズ寄席」。まずはトークで始まり、日替わりのトークの出演者は事前に公表されていて、この回は松村邦洋と磯山さやか。司会は志ららさんだった。第一部が延びたのは、松村がものまねをやりすぎたせいだとここで判明する。トークは短めにということになるが、しかし、トークもなにも、ここでもものまねをやり倒すだけだった。

 トークコーナーが終わり、廻り舞台で寄席のセットが現れると、ここからが第二部の本番となる。安藤鶴夫が人形町末廣について書いた文章を読む、高田先生の朗読が流れる演出があり、日替わりの演芸のゲスト、清水ミチコが登場する。こうして登場してみれば、寄席にはいちばん縁がないゲストの回を選んでしまったと思ったが、明治座のキャパを考えれば、いちばん手堅いと思ったのだ。清水ミチコのアウェイも珍しく、思いのほか、導入はかしこまっていた。「100年の声の歌」で始まり、政治家ネタなど、清水ミチコもものまねを連発する。今日いちばんのまとまった笑いを起こしていて、この回でやっぱり間違ってなかった。

 20時終演。1500円のパンフレットを買おうか迷っていたが、結局は買わずに出る。腹が減ったが開いてる店もなく、人形町駅近くのマルエツでコロッケパンを買い、地下鉄に乗る前に食べた。行き帰りの電車では、「高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ」を読んでいた。

◇ 映画

 夜遅く帰宅し、深夜にアマゾンプライムで映画を1本。細川徹監督の「オケ老人!」。2016年公開。細川徹監督作は「ぱいかじ南海作戦」も面白かったが、こちらはベテラン俳優ばかりを使い、きちんと面白いコメディ映画を撮っている。細川徹の名を知ったのはシティボーイズのライブの演出だったろうか。先鋭的な笑いをやっている舞台をいくつも観たが、映画では突飛な笑いはやらず、軽々と可笑しいドラマにしていることに驚いてしまう。

ブログ アーカイブ

8月19日木曜日/田中康夫の演説を聴く

◇ ラジオ・雑誌  今朝もまず、ブログの更新をひとつ。それから、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」を聴いていく。今週はナイツが夏休みで、月曜の代打はニッチェ、火曜は中川家、水曜は三四郎が務めた。(パートナーは通常どおり) まずは、火曜の中川家の日から聴いておきたかった。オープニ...