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2025年3月28日金曜日

3月28日金/アメリカのふしぎな論理

◇ テレビ・ラジオ

 今朝は雨降り、強風のため、ゴミを出す準備はしてあったのだが出すのはやめる。朝、目覚めるとやはりのどが痛い。まずいな。今日は老健の面会に行くつもりだったが、どうも疲れがたまっている。面会は明日に変更する。

 テレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「スタッフの接し方分からない芸人」。ウエストランド井口、ヒコロヒー、銀シャリ橋本、ダイアン津田、フジモン、さや香新山、宮下草薙草薙、囲碁将棋根建が出演、MC側には田村淳が座る。井口やヒコロヒーは売れない時代にスタッフに見下されていた記憶が強くあるようだ。大阪芸人はスタッフと仲良くしても面白くなければ意味がないと考える。フジモンは若いスタッフとの付き合いかたに悩んでいる。

 先週土曜に放送された「みのもんたさん、ありがとう! 元祖!スポーツ珍プレー好プレー大賞」という特番を録画しておいた。みのもんた追悼の4時間超生放送、司会はアンタッチャブル、三宅正治アナ、佐久間みなみアナ。審査員がなぜかいて、徳光和夫、芳根京子、井森美幸、磯山さやか、そのほかにアスリートたちも、ラモス瑠偉、清水宏保、谷亮子、上原浩治、吉田沙保里、田中史朗、内村航平、達川光男が並んでいる。てっきり、みのもんたがナレーションをやった「珍プレー好プレー」だけで4時間の特番なのかと思ったら、そういうわけではなかった。プロ野球以外のスポーツの珍プレー好プレーもある。アンタッチャブルが「珍プレー好プレー」のナレーションを入れていたこともぜんぜん知らなかったが、基本的にはみのもんたのスタイルを踏襲している。しかし、これはかったるい番組だ。みのもんた追悼だけだったら保存したかったが、これはざっと観ただけで消去する。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。「芸能IQクイズ」で、鶴太郎がゲストの「人生最高レストラン」からの問題につけ加え、鶴太郎が「マッチでーす!」というのを今の若いひとはマッチ棒だと思ってるという「水曜日のダウンタウン」の「みんなの説」を高田先生がしゃべっていた。なんの番組で観たかは忘れてしゃべってるんだろうが、高田先生は「水曜日のダウンタウン」も昨夜の「アメトーーク!」もどうやら観ている。

◇ 読書

 夕方から外出。とても暖かい。まず、昼食。吉野家に入り、牛プルコギ丼を食べた。50円引きクーポンがあったので、これを使いたかった。駅前の郵便局に寄り、振り込みをしなければならなかった。それから、ドトールに入り、読書をしていく。

 森本あんり「宗教国家アメリカのふしぎな論理」を読み終えた。2017年刊、NHK出版新書。「企業トップが学ぶリベラルアーツ」というシリーズの1冊のようで、中谷巌が主宰する「不識塾」の講義が書籍化されたもの。講義が行われたのは2016年5月、最初のトランプ政権誕生前、候補者となって、トランプ旋風が吹き荒れる最中だったようだ。この本はトランプ政権誕生後に出されている。「ファスト教養」という本を先月に読んだばかりで、ビジネスパーソンのためのリベラルアーツを謳った本を読むのもどうなんだとは思うが、今のトランプ政権が誕生した背景を知るにはとてもいい本だった。以下、引用をたくさん。

P17-18「本書では冒頭で述べたとおり、以上のような矛盾に満ちた現代アメリカを、とりわけ独自の宗教性に着目することで読み解くことを目的としています。というのも、アメリカ独特の思考や論理が形成されるうえで、「アメリカに土着化したキリスト教」という要素が決定的な役割を果たしているからです。(略)みなさんのなかに、「アメリカはキリスト教の本場だ」と思っている人があれば、その考えは今日からきっぱり捨てていただかねばなりません。キリスト教は、アメリカにとっても外来の宗教です。アメリカだけでなく、キリスト教はヨーロッパにとっても、いや、どこの国のどの文化にとっても、異質な外来宗教です。その外来の宗教が、土着化の程度に応じて変異するのです。」

P20「ポピュリズムの隆盛とは神学的に言うと、「正統」と「異端」の関係に変化が生じているということです。」

P26-27「(略)物事は多面的ですから、どんなことでも肯定的な面を見ようと思えば見ることができると言えます。ピール牧師は、今日まで続く自己啓発的なセラピーの元祖でもあります。つまり、同じ事実でも見方によって変わる。これぞ、「ポスト真実」の世界ではないでしょうか。半世紀以上も昔の彼の本に、今日しばしば話題になるこの論理が展開されているのです。それを多くの人が実行に移す。その意味で、ポジティブ思考というのは、「何かを記述する方法」ではなく「何かを行う方法」なのです。だから、それが正しいかどうかを第三者に認定してもらう必要がない。ここには、アメリカが生んだ哲学、すなわちプラグマティズムの伝統がよく表れています。プラグマティズムでは、ある命題が真理であるかどうかは、迂遠な議論によってではなく、「そう考えることでうまく機能するかどうか」で決まります。」

P30「ここで重要なのは、トランプの奇妙な信心深さは、アメリカ的なキリスト教の文脈ではけっして特殊な例ではないということです。そこに伏在しているのは、むしろ一七世紀のピューリタン――イギリス国教会を批判し、信仰の自由を求めて新天地に渡ってきたプロテスタント――以来、アメリカのキリスト教史に一貫して流れる神学的な論理です。」

P31-33「もともと聖書には、神と人間との関係を「契約」の概念で理解する要素が含まれています。(略)その中心的なモチーフはあくまでも「片務契約」、すなわち神は人間の不服従にもかかわらず一方的に恵みを与えてくれる存在である、という点です。(略)ところが、ピューリタニズムがアメリカに移植され、「土着化」するにつれ、次第にその強調点が転移して「双務契約」化します。(略)神は、正しい者には祝福を与え、悪い者には罰を与えます。因果応報、信賞必罰の論理です。そうするとどうなるか。ひとたび人間が義務を果たしたら、今度は神が義務を果たす番になる。つまり、正しい者は神に祝福を強要する権利をもつ、ということになるのです。(略)しかし、やがてこの論理は逆回転を始めます。「正しい者ならば、神の祝福を受ける」が逆になり、「神の祝福を受けているならば、正しい者だ」となるのです。」

P35「その固有の発展の結果、作られた福音が「富と成功」です。」

P41「じつは「申命記」のように単純な道徳論は、聖書のなかではやや例外的です。聖書に限らず、およそ宗教というものは、単純な道徳論を超えて、「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という逆説があるから宗教なのです。ところが、アメリカの歴史は、そのごく例外的なところから始まってしまいました。」

P44「みなさんはかつて世界史の授業で、「明白な天命」(マニフェスト・デスティニー)という言葉に出会ったことがあるかもしれません。この言葉を最初に使ったのが、ジャーナリストのジョン・オサリヴァンでした。彼は、一八四五年にテキサス併合を「明白な天命」として正当化します。すなわち、アメリカの大陸横断的な拡大は、神から与えられた使命だというのです。」

P47「ただし、「富と成功」の論理は明らかに「勝ち組」の論理です。自分の「勝ち」を説明するには役立ちますが、「負け」を説明することは難しい。」

P50-51「ふりかえってみると、アメリカは「負ける」という経験をしたことがありません。(略)だから、いざ二一世紀に入ってアメリカ国家が相対的に沈降を始めると、彼らはどうして自分たちが負けているのかを理解できないのです。理解というより、納得ができない。負けるということを神学的に説明する論理が欠落しているからです。」

P52「その意味で、アメリカのキリスト教は逆説の福音がない。双務契約であれ、幸福の神議論であれ、すべて順接の論理なのです。」

P56「シンギュラリティやポスト・ヒューマンという発想は、アメリカの「勝ち組」の論理ときわめて親和性が高いように思います。「有限である」という負けを認められない。身体や死を超えて、無限の命を手に入れることが、「明白な天命」だと考えているのです。」

P56-57「ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』によれば、成功によって得た富は、遊興や放蕩に費やされることなく、禁欲的に生産活動へと再投資され、ますます資本が増大して富が蓄積されていくことになる。この無限軌道の論理こそが「資本主義の精神」の要です。でも、そこには目的という概念がありません。(略)絶えざる前進がすなわち神の栄光を表す、という信仰があるうちはいいですが、その信仰が消失したら、富の追求は理由もなくただ稼働し続けるだけの巨大なマシンと化すでしょう。」

P58-59「(略)アメリカのリバイバリズム(信仰復興運動)の主たる担い手は、各地をまわって伝道する巡回説教師たちでした。彼らの出自は人それぞれ。共通しているのは、彼らがどこかの大学を卒業したわけでもなく、どこかの教会で任命されたわけでもない、ということです。そういう学歴や資格をまったくもたず、自分の信仰的確信だけを頼りに、ある日どこからともなく町にやってきては、人びとを集めて、怪しげな説教をするのです。」

P64「日本で「反知性主義」というと、知性そのものを蔑視する態度と捉えられることが多い。しかし、この言葉が最初に登場した時には、もう少し違った意味も含まれておりました。本来の反知性主義は、知性と権力の結びつきが固定化することへの反発を身上としています。」

P68「当時の牧師たちは、みなハーバードやイェール大学出身の知的エリートで、牧師として招聘されると、その町全体の精神的指導者として確固たる地位を築きます。ところが、新手の説教者たちは、大学教育も受けておらず、牧師としての正規の訓練を受けたこともない。つまり、どこの馬の骨ともわからぬ輩が、外から乗り込んできては、広場や河原に人を集め、平穏な暮らしを興奮と熱狂に包んでは、町を大混乱に陥らせるのです。」

P70「インテリ牧師の長々と続く難解な説教に対して、巡回説教師は単純素朴な言葉で、人の心をわしづかみにするような説教を行いました。」

P72「学者パリサイ人のたぐい――これこそ反知性主義の決めゼリフです。どんな宗教でも、その出発点では、インテリの言葉ではなく、素朴で平易な感覚が尊ばれます。反知性主義の究極の出発点は、「学者」と「パリサイ人」、つまり当時の学問と宗教の権威者を共に正面から批判したイエスの言葉なのです。」

P77-78「(略)政教分離を定めたアメリカという国家の本当の目的は、宗教が宗教として栄えることでした。ここがアメリカ史で躓きやすい箇所で、専門家にもよく理解されていないことがある、難しいところです。」

P78-79「政教分離の影響がいちばん具体的に見えるのは、お金です。教会は、国民の税金によってまかなわれるのではなく、自分たちで集めた献金によって運営されねばならなくなった、ということです。(略)教会は、いきおい大衆に迎合する路線を取らざるを得なくなりました。」

P86「アメリカは、出発点において、旧世界を批判して、新しい国家を作るという気概に満ちていた国です。(略)その意味では、アメリカそのものに、旧世界であるヨーロッパに対するセクト型精神がビルトインされているわけです。そしてそれは、宗教的な情熱や確信と密接不可分のものです。」

P100「「富と成功」の福音を支える vox populi, vox dei(人の声は神の声)の論理からすると、トランプはたしかに「成功者」と言われているから、きっと神が祝福しているに違いない、という理屈になるのです。」

P101「トランプは反知性主義の大衆駆動力を最大限に利用しました。繰り返しになりますが、反知性主義は、単なる知性への反発ではなく、知性と権力との固定的な結びつきに対する反発です。その観点から見ると、彼の言動は、反ワシントンで反ウォールストリート、つまり現在の政治や経済の中枢にいるエスタブリッシュメントへのアンチテーゼという点で一貫しています。こうした反知性主義の系譜につらなる大統領は、アメリカの歴史を見るとトランプだけではありません。そもそもアメリカの大統領に選ばれるのは、必ずしも知性にあふれた人物というわけではありません。というよりも、見るからに知性的である、目から鼻へ抜けるようなエリートは、逆にあまり好まれない。どちらかと言えば、マイナス要因なのです。」

P102-103「「反知性主義」という言葉は、この一九五二年の大統領選挙を背景にして生まれたものです。(略)現代を生きる私たちも、トランプの勝利によって、「知識階級と民衆のあいだには、巨大で不健全な断絶がある」ことを実感したばかりです。」

P115-116「さて、アメリカ人の政治的熱狂も、外野から見ると理解に苦しむ特徴の一つです。(略)こういう熱狂の背景は、政治学を学ぶだけでは理解できません。これはすべて、前章で紹介したリバイバル集会そのままの姿です。大衆伝道が用いてきた手法がそっくりそのまま使われている。なぜかと言えば、選挙と伝道は、目的が同じだからです。つまり、どうやって人びとにアピールして心をつかみ、こちらの思うような決断をしてもらうか、ということです。ですから、昔ながらのリバイバル集会には、大衆動員のノウハウがいっぱい詰まっています。」

P124「しかし政権の中枢部分に反知性主義が侵入したいま、権威への反発はアメリカ国内というより、外へ向かいやすい。それが京都議定書やパリ協定といった国際条約への反発というかたちをとって現れるのです。」

P129「(略)アメリカには反知性主義と同時に、パラノイアすなわち偏執病的な傾向がある。自分はつねに誰かから攻撃されているのではないか、知らぬ間に危険が身近に追っているのではないか。そういう妄想思考がアメリカ政治には染みついている、とホフスタッターは指摘しています。これはほとんど陰謀論です。」

P136「反知性主義者とポピュリストはよく似ています。いずれも反エスタブリッシュメント、反権威を軸足にして、大衆の代弁者を自認するからです。しかし、ポピュリズムによって体制が変わった場合、当のポピュリストは反権威を維持することができるのでしょうか。それとも、ポピュリズムそのものが権威やエスタブリッシュメントに変質してしまうのでしょうか。この問題は、「正統」と「異端」の複雑な関係を問うことでもあります。もし「大衆迎合」という意味の悪しきポピュリズムが「異端」ならば、民主主義は異端に乗っ取られてしまった、ということなのかもしれません。しかしもし「正統」が大多数の人びとの意見と同義なのだとすれば、ポピュリズムはむしろ現代民主主義の「正統」だ、ということになります。」

P144「しかし二一世紀を迎えて、民主主義がその内部から崩壊する危険にさらされている現実を私たちは目の当たりにしています。この危険は、民主主義が外部の敵と戦っているうちは顕在化しませんでした。しかしじつは、当初から民主主義に内在していたものです。トドロフによれば、その危険とは「意志力の過信」、すなわち人間の「ヒュブリス」(思い上がり)のことです。」

P146-148「世界中の誰もが、善への能力と意思を用いて理性的な判断や選択ができるのなら、善なる世界を作り出すことができるのかもしれません。これがペラギウスの想定でしょう。しかし、それが人間の驕りや思い上がりでしかないことは、歴史を見れば明らかです。(略)ポピュリズムが蔓延する現在、近代が称揚したペラギウス的な人間観そのものを問い直す必要性があるのかもしれません。」

P149「第1章でお話しした「富と成功」の福音は、先述したペラギウス主義そのままと言っていいでしょう。つまり、過剰なまでの意志力崇拝です。そしてイーグルトンによれば、イギリスと比較して合衆国を特徴づけるのは、「なんでもできる精神」(can-do spirit)です。」

P153「(略)アメリカの自由意志崇拝は、自己責任論とも直結しています。「やろうと思えばなんでもできる」の裏返しは、「できないのはやる気がないからだ」です。(略)こういう人びとにとって、「人生とはみずからが作者となって生み出すストーリー」にほかなりません。イーグルトンによれば、自分の意思だけではどうにもならない運命を背負う「オイディプス王」のような人生の不条理は、平均的アメリカ人にとってはとても想像できません。そんなまだるっこしい文学や芸術は受け入れられないのです。アメリカがここまで意志力を崇拝するのはなぜか。それは、アメリカという国がそもそもの初めから、能動的で計画的な意思の発動によって作られた国だからです。つまり、国家そのものが意思の産物だということです。」

P154-155「(略)アメリカでは「神の前での平等」という宗教的確信のもと、非常に強固な平等主義の倫理が確立しました。(略)この平等主義がエンジンとなって、反エリート、反権威の精神が形成されてきたのがアメリカです。それは大衆の反感・反発も味方につけやすい。」

P157-158「ポピュリズムはむしろ、トドロフが見たように、意志力の過信、人間の思い上がりという面で捉えたほうが見通しはよくなるように思われます。民主主義やそれが前提する人間理解に内在する危険です。ただ、このようにポピュリズムを「悪」と捉える見方自体が、じつは体制側の「上から目線」ではないか、という意見を唱える人もいます。元大阪府知事の橋下徹氏はその一人です。(略)ポピュリズムを悪と捉える見方から、ポピュリズムを擁護する意見まで、このように意見が大きく分かれるのは、ポピュリズムの定義が共有されていないからです。」

P158-159「民主主義が未熟なところでは、民主主義はポピュリズムという手法を用いて前進します。(略)しかし逆に、民主主義が成熟した西洋型社会では、近年に見られるように、むしろ反動的な力をもちやすい。じつは、このような捉えどころのなさにこそ、ポピュリズムの特徴があります。」

P161「常識的な抑制や均衡に対するこうした反発は、しばしば反知性主義と一体になって表現されます。(略)そのためポピュリストは、服装から言葉づかいに至るまで、あくまでも自分が専門家集団の外部に立つアマチュアであることを強調するのです。」

P163「ポピュリズムのもつ熱情は、本質的には宗教的な熱情と同根です。」

P164「政治とは本来、妥協と調整の世界です。一方的な善の体現者もいなければ、一方的な悪の体現者もいません。しかし、ひとたび全国民の「声なき声」を代弁する立場をまとうと、彼らの闘争には「悪に対する善の闘争」という宇宙論的な意義が与えられ、にわかに宗教的な二元論の様相を帯びてくる。だからポピュリストの発言は、妥協を許さない「あれかこれか」の原理主義へと転化しやすいのです。」

P170-171「要するに、政党政治の王道を歩まずとも、インターネットという経路を通って政治の中枢にアクセスすることができるようになった。かつて異端だったらけっして手に入れることのできないものが手に入るようになったのです。「異端であることの代償が小さくなった」と言えるでしょう。人びとは正統である必要を感じず、正統であろうと努力もしません。「みんな違ってみんないい」のであって、むしろ正統であろうとする努力こそ、自分や周囲に抑圧をもたらす根本悪だと言われてしまうのです。」

P176「(略)アメリカはいままで世界全体のことを考えてきたけれど、とうとう国益優先主義になったのか、と考えるなら、それは政治的にはナイーブすぎます。率直に言えば、アメリカが自国を後回しにしてまで他国の利益を優先させたことなど、これまでにただの一度もありません。そして、それはアメリカに限らず、どこの国の指導者も同じです。自国の利益を第一に考えなければ、政治家としてはむしろ背任行為になるでしょう。」

P181「よく知られているのは、丸山眞男という戦後の政治学者の議論です。彼によると、共産主義には正統と異端があるが、全体主義にはありません。共産主義は、かつてソ連と中国がそうだったように、自分こそ真の共産主義だという「正統争い」をしますが、ドイツと日本が自分こそ真の全体主義だといって「正統争い」をしたという話は聞きません。一般に、「正統」というと、折目正しくきちんとしていて厳格なイメージですが、歴史をふりかえると、じつは正統はいい加減で大雑把です。逆に、異端となるのは、知的にもすぐれており、道徳的にも立派な人びとばかりです。」

P185「私が言う正統とは、このような社会全体を支える基礎的な信頼関係のことです。ふだんは気づかないけれど、誰もが前提してそのうえに生活世界を構成しているような信憑性の構造のことです。」

P187「アメリカ的な反知性主義の拠り所は、神の前でのラディカルな平等意識でした。つまり、政治の権力とは別のところで、自分のことを是認してもらえる権威の源泉があったのです。しかし日本では、そういう別の軸をもつ経験がほとんどありませんでした。異端からの挑戦を受けなければ、正統も育ちません。その結果、正統の側も、普遍的な理念や目的を提示できず、系譜や前例や手続きといった官僚的な正統性に依存してことを進めてしまうのです。前著『反知性主義』にも書いたことですが、教育社会学者の竹内洋は著書『大衆の幻像』で、日本にあるのは知性主義でも反知性主義でもない、どちらも中途半端な「半」知性主義だけだと言っています。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、夜もまた、テレビ番組をあれこれと。「NHKニュース7」を観ると、ミャンマーで大地震があったというニュースを伝えていた。SNSからはぜんぜんその情報を目にしていなかった。

 今日の「徹子の部屋」はU字工事がゲスト。2011年以来、2度目の出演。漫才を披露すると、徹子さんになかなか好感触。栃木弁で会話してみてくださいという徹子さんのリクエストにすぐに応えていたのはさすがだった。学生時代に出演した 1996年放送「AHERA」の映像が流され、初めて観る映像ではないが、ウィキペディアには正式な結成が2000年になってるけれども、「浅草お兄さん会」に出ていたのはその前だったはずだ。都会に憧れ、横浜に住みたいと思っている福田は今は杉並区に住んでいる。

 今夜の「A-Studio+」は加藤シゲアキがゲスト。小説を書くようになったのは「A-Studio+」の二宮和也の回を観たのがきっかけだったという。

 先週と今夜の「スイッチインタビュー」を2週分、中川家礼二とピアニストの本田聖嗣の顔合わせ。番組は東京さくらトラムの車内で待ち合わせるところから始まる。本田聖嗣が礼二を指名したようで、初対面のふたり、同世代、電車好き同士の対談となる。本田聖嗣のマネージャーとして登場したのは南田裕介、本田聖嗣はホリプロ所属なのだ。礼二の妻がピアノ講師だというのもここで初めて知った。

 先週土曜の「NHKスペシャル」は「3世代が選ぶあの番組」という放送100年企画のひとつ、加藤浩次、鈴木奈穂子アナが司会を務め、今田美桜、糸井重里、ミッツ・マングローブが出演、NHKのアナウンサーたちも並ぶ。山川静夫が92歳でまだ元気なのだ。アナウンサーたちを前に番組を仕切ってみせる加藤浩次の司会術がすごい。加藤浩次が「ひょっこりひょうたん島」に反応するので、そんな歳だったかなと確認してしまったが、加藤浩次は1969年生まれ、6歳も上だとは意識したことがなかった。「ひょっこりひょうたん島」は1969年に終わっているのだが、再放送をやっていたのかもしれない。東京タワーの会場にも中継をつなぎ、そこには「オンエアバトル」の高山アナと小堺一機が登場した。「爆笑問題カーボーイ」で太田がこの場面を観た話をしていたが、小堺が思い出の番組として「少年少女ドラマシリーズ タイム・トラベラー」をあげていた、これは「時をかける少女」なのだ。

 「NHKスペシャル」をもうひとつ、「未完のバトン」という新しいシリーズが4月から始まる、そのプロローグにあたる番組。ヒコロヒーが出ていたので観ておきたくなった。

 深夜になってから、先週土曜の「ナイツのちゃきちゃき大放送」をタイムフリーで聴いた。「常連さん」には犬山紙子が初登場。11時台ゲストは森高千里。現在、55歳。25歳のお子さんがいるのか。ラジオを聴きながら部屋の掃除をする。ダイソーで買ったモップが役に立つ。少しモップをかけただけで、ほこりがかたまりになって出てくる。

2025年2月20日木曜日

2月20日木/少し眠ったらもう夜になる

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 午前中、ブログの更新をひとつ。こんなことばかりしている生活でいいんだろうか。昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴く。今週のテーマは「今日あった良いこと」。続けて、「ビバリー昼ズ」。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェック。「週刊新潮」では、オンラインカジノの問題は広告のほうを批判対象にしていて、これはいい動きだと思う。そのほか、五木寛之と古市憲寿の対談があり、写真の五木寛之はふわっとしたあのよく知る髪型ではなく、ニット帽みたいのをかぶっている。「私の週間食卓日記」には三宅香帆が登場。吉田潮の連載は「東京サラダボウル」を取りあげている。「FRIDAY」では、渦中のくるまととろサーモン久保田を直撃取材していた。ほかのページには、テレビマン匿名座談会「次に天下をとる!「U-45」MC芸人ベスト10」という記事があり、1位はハライチ澤部、2位はカズレーザー、3位はかまいたち濱家と続く。しかし、ここで話されているのはスキルや現場の好感度の話ばかりで、中身の話がないのだ。今、テレビ界で起きていることは、スキルはあるけど中身に問題があったひとが退場しているということじゃないのか。

 午後にブログをもうふたつ更新し、少し眠ったらもう夜という時間になってしまった。スレッズを見ると、小泉今日子が「オフラインラブ」の告知のポストを投稿していて、令和ロマンと一緒の写真をアップしている。インスタにも同じ写真があがっていた。Netflix で「イカゲーム」の続きを観ようと思っていたが、「オフラインラブ」を観てみたくなってしまった。恋愛リアリティショーなんて今まで一度も観たことがないんだけども、これはどういう企画なのかというと、参加者たちはスマホなどのデジタルデバイスをもたずにフランスのニースで10日間の旅を過ごす。それぞれにはガイドブックが渡されていて、それだけを目印にして互いを見つけて出会っていく。それをスタジオで、小泉今日子と令和ロマンがモニタリングをする。この小泉今日子と令和ロマンのトークの部分だけをまとめた動画がほしいくらいだ。

 TVer を使い、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」はミッツ・マングローブがゲスト。ミッツは4月で50歳になる。非常事態における仲間たちの問題を語っていたのだが、ミッツの仲間たちは独り身が多く、なにか非常事態があったときにまず本名がわからない。実家もわからず、親御さんはどうしているのか、さらには、親がこういったことを知っているのかというのもデリケートな問題なのだ。そのため、仲間たちの本名、連絡先、血液型をまとめるという作業をコロナ禍に行なったという。番組後半には星屑スキャットのメンバー、ギャランティーク和恵、メイリー・ムーも加わる。星屑スキャットのコンサートには山下達郎と竹内まりやもきてくれたんだそうで、スタジオでは竹内まりやの「駅」を披露した。

 録画していたテレビ番組から、昨年10月、11月に放送されていた「趣味どきっ!」の「春風亭一之輔の江戸落語入門」をようやく観始める。とりあえず、全8回の4回まで。初回は「愛すべきダメ主人公」というテーマ。関根勤、乃木坂の冨里奈央をゲストに迎え、進行は中山美香というフリーアナウンサーが務める。「愛すべきダメ主人公」のひとり、与太郎の噺から、小さんの「道具屋」の映像が流される。もうひとり、粗忽者の噺として、一之輔さんの「粗忽の釘」の映像から「粗忽の釘」のサゲを当てるクイズが出題された。第2回は「粋に生きる!江戸っ子の噺」というテーマ。この回は深川江戸資料館で収録され、今回も関根勤ともうひとり、モーニング娘の野中美希をゲストに迎える。志ん朝の「大工調べ」が流され、一之輔さんも啖呵を実演してみせる。「強情灸」は演者の見比べがあり、1974年の小さん、2005年の志ん駒、1987年の小遊三、2021年の歌武蔵の映像が流され、ここでもまた「強情灸」のサゲを当てるクイズがあった。第3回は「食欲そそる!おいしい噺」というテーマ。この週のゲストも関根勤と野中美希、深川江戸資料館で収録されている。まずは「時そば」から、古今亭菊丸の映像が流され、謎の人選だと思ったが、「時そば」をテレビでやっている映像はあまりないのかな。ここでもクイズがあって、一之輔さんが作ったギャグを当てるクイズをしてなんの意味があるのかと思ったが、こういう現代的なクスグリを入れるのも許されているという話なのか。もうひとつ、「目黒のさんま」も扱われ、市馬の映像が流される。第4回は「強くてしたたか女性の噺」というテーマ。収録順と放送順が違うようで、また初回の収録場所に戻り、関根勤と冨里奈央がゲスト。まずは「紙入れ」から、2011年の菊之丞、1998年の歌丸、2021年の喬太郎のおかみさんの表現を見比べる。もうひとつ、「品川心中」は円蔵の映像が流される。この回から急に一之輔さんおすすめの「若手落語家5選」のコーナーが始まり、弁財亭和泉のらくごカフェの高座の映像が流された。「匿名主婦只野人子」という新作落語だったが、とてもじゃないけど、これだけでは面白そうには見えないだろう。

 今日の「NHKニュース7」を観ていたら、トランプがつぎつぎに大量の情報を発信しているのは「フラッド・ザ・ゾーン戦略」といって、1期目の首席戦略官だったスティーブ・バノンが主導した戦略だという。初めて知った言葉だ。バノンはメディアは愚かで怠惰だから一度にひとつのことにしか集中できないということを言っていたようだ。トランプはゼレンスキーを「選挙なき独裁者」と批判している。

 放送直後の「私のバカせまい史」を観ると、今週はさらば森田がプレゼンターの「ひとり歩きしすぎたデマ史」。ホルモンの語源が「放るもん」というのはデマだという話から始まり、1910年にあったハレー彗星により全生物が窒息死するというデマ、そして、この冬によく言われたデマとして、クリスマスがキリストの誕生日というのはデマだという説を紹介したが、これはどうだろうか、そう断言はできるのか。ウサギが寂しいと死ぬというのは「ひとつ屋根の下」から始まったデマだというのは知らなかった。ひとはおもろいと信じるという仮説を森田は立てる。シロクマはアザラシを襲うときに黒い鼻を隠して近づくというのは「アメリカ横断ウルトラクイズ」のマルバツクイズのバツの問題から広まったデマ。警察が立てこもり犯にお前は包囲されていると呼びかけるシーンはデマ、バカリズムのライブでその設定をコントにしていた映像が流され、さらに「素敵な選TAXI」にもその場面があった。しかし、今回はデマの定義がよくわからないし、強引な話が多い回だった。番組最後には「全てフィクションです」とまとめていた。

 今夜の「アメトーーク!」は「絵心ない芸人」。前田健太、チュートリアル徳井、中川家礼二、ダイアン津田、堀未央奈、ミキ亜生、すがちゃん最高No.1というメンバー。蛍原も絵心ない側なのだが、絵が上手い側には、ケンドーコバヤシ、バカリズム、中川翔子、蛙亭中野が並ぶ。前田健太はこの企画に10年連続出場している。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」を聴くと、大竹まことがヒコロヒーがテレビによく出ているといって、松倉海斗が出演した「キョコロヒー」を観ていたようだが、昨夜の「あちこちオードリー」は観ていなかっただろうかと思うと、ヒコロヒーからその話をする。「あちこちオードリー」でのヒコロヒーの発言がネットニュースになっていたようだ。シティボーイズの収録はまだのようで、大竹「やだなあ、「あちこちオードリー」出るの俺。」 ヒコロヒー「(笑)なにがいやなんすか。」 大竹「若い芸人と、話なんかしたくねえよ。(笑)」 ゲストコーナーにはネコニスズが登場。赤ちゃんに「おじいちゃん!」となつかれ、大竹「ラジオ18年やってて、こんなに困ったことないよ。」

2025年2月12日水曜日

2月12日水/トランプの映画など

◇ テレビ

 朝、遅い時間に目覚め、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴く。続けて、「ビバリー昼ズ」のオープニングまで聴いて中断する。

 TVer で、テレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン!」はバッテリィズの特集。寺家とエースはもともとはそれぞれ別のコンビを組んでいたが、野球の試合中にエースが寺家を誘ってコンビを結成する。同じ草野球チームに所属していた先輩、ニッポンの社長の辻の証言によると、エースは知らないふりはできないという。野球では小技の効くピッチャー、コントロールがよく、変化球を散らしてゴロを打たせてとるタイプ。寺家はデータ派で、アンタッチャブルとサンドウィッチマンのネタはぜんぶ文字に起こしたという。エースはNSCに入るまでは漫才を知らず、エースも文字起こしをやってみたが、面白いから笑ってしまって書けなかった。寺家はNSC時代は尖っていて、出席日数が足りず、寺家は卒業していないのだ。2022年にバッテリィズは「M-1」準々決勝進出。エースのツッコミの早さに気がついたのは辻だった。そこから、エースの返しをベースにしたスタイルが誕生。エースの命名も辻によるもの。エース自身は「たこ焼き」という芸名にしようとしたが、支配人に却下された。ほかの芸名候補には「アホ」もあった。「M-1」審査員だったノンスタ石田の証言によると、エースが話を聞いているときの挙動、石田はNSCの1回目の授業では無駄に動くなと指導するが、バッテリィズに関してはあれが馬鹿さを演出していると分析する。寺家はどちらもボケない「究極の日常会話」をテーマにしているという。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は新宿二丁目で夜のエンタメを学ぶという企画。アマゾネス・ダイアンをゲストに迎え、コットンも出演、西村がMCになり、きょんはドラァグクイーンになった。メンバーもドラァグクイーンの衣装をつけてはしゃぐ。

◇ みなとみらい・映画

 午後から外出。今日は暖かいが、風が強い。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を4冊返却する。興味が変わってしまい、3冊は読まずに返した。二俣川から横浜に移動し、東口、ポルタのえきめんやに入り、タレカツ丼を食べる。750円。やけにのどが渇いていたようで、ここで水を4杯飲んでいく。家にいるときには自覚がなかったが、鼻をかんでばかりいるから水分が足りてなかったようだ。

 外を歩いたら、あたまがふらふらしてきた。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進む。ドトールに入り、ここで読書をしていく。SNSのトレンドにデヴィ夫人が出てきて、なにかと思えば新党結成というニュース。今日、会見を開いたようだが、「12平和党」と書いて、ワンニャン平和党というらしい。

 キノシネマ横浜みなとみらいにて、「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」を観る。18時45分の回。トランプがいかにしてトランプになったかを描いたドラマ。ディスコミュージックとゲイカルチャーの裏アメリカ史、いや、こっちがオモテなのか。なんだかまるで「全裸監督」のような手触りの映画だと思った。


 夜遅くに帰宅し、NHKプラスと TVer を使い、テレビ番組をあれこれと。今日の「NHKニュース7」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」を観る。「たくましい母と娘」というテーマの傑作選、東ちづる、森口博子、川上麻衣子、加藤登紀子がそれぞれ母と一緒に出演した回の映像が流れる。今夜の「あちこちオードリー」はダイアン津田率いる「津田軍団」が登場、ライス関町、ガクテンソクよじょう、ツートライブ周平魂というメンバー。深夜になり、眠ろうとするが、やけに暖かく、眠くならない。眠らずに、ブログの更新をもうひとつ。

2024年11月6日水曜日

11月6日水曜日/トランプが当選確実

◇ テレビ・ニュース・配信

 早朝に起きあがり、ゴミを出してからもう少し眠りなおしたかったが、目が冴えてしまう。ブログを途中まで書いてから眠りなおすが、それからブログを更新しようとすると、今度はあたまがまわらない。録画していたテレビ番組をあれこれと。観そびれていた昨夜の「NHKニュース7」を観ると、アメリカ大統領選の話題から始まる。昨日の時点では、全米の支持率はわずか0.1パーセントの僅差で競っている。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、オープニング曲が「Change」になり、オープニング映像も新しくなった。特別編として、ひとりずつが体験したいことを1時間やってみる企画が始まる。まずは、SUZUKA がメガネのバリエーションを増やそうということで、コットンと一緒にメガネ屋を訪れる。きょんがメガネをかけるたびに、西村がタイのビッグスターや韓国のバラエティタレントに例えるのはどうなんだろうか、ほかの番組ならまだしも、リーダーズのファンはタイや韓国にもいるのにそこをいじるのはちょっとはらはらする。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は恒例の名言企画、矢作兼をゲストに迎えた「レジェンド芸人の金言」。談志師匠の言葉として、「落語というのは、常識に対する非常識の肯定。悪徳のにおいのしないものは、芸として楽しくない。」 というものが紹介される。矢作から、談志師匠の弟子になろうかと思っていたという話が出て、これはまったく知らなかった。談志師匠とは「M-1」のときにも、その後にも共演しているのも何度も観ているが、ぜんぜんそんなそぶりは見せていなかったのではないか。矢作「俺、でも、本当はあれだよ、談志師匠の弟子になろうかなっと思ったことあんだよ。俺、立川流に入ろうと思って、志らくさんに会ったときに言ったんだもん。俺、ほんとは志らくさんのつぎくらいの弟子だったかもしんないんだと。」 山崎「ああ、談志師匠のじゃあ落語とか好きなんだ?」 矢作「好き。談志師匠が好きなの。って思ってたけど、落語ってなんかさあ、大変そうじゃない。弟子に入ってさあ。一応さあ、こんな俺でも野望があったわけ。お年寄りがきてるね、寄席ってきてるイメージがあるけど、俺が入ってって新しい落語をね、」 山崎「ああ、ちょっと革命を。」 矢作「そう、起こして、落語界にすごくこう風穴を、みたいなことを思ったの。でも、俺なんかにできるわけねえだろ!(笑)偉そうになに言ってんだと思って、入んなかっただけなの。本当は思いあったんだよ。で、小木を誘って、漫才・コントのほうにいったってだけで、本当は談志師匠をいちばん尊敬している。」

 今日の「徹子の部屋」はアメリカ大統領選のニュースのために休止。午後、ブログをようやく更新して、ラジオを聴きながら少し眠る。SNSから浅草芸能大賞の受賞者が発表になったのを知った。大賞は五街道雲助、奨励賞は神田伯山、新人賞は市川團子。

 夜、DOMMUNE の配信が気になり、ひさしぶりに DOMMUNE を開いてみた。吉田豪、コンバットREC、しまおまほの書評の番組だと思うのだが、冒頭の雑談コーナーが吉田豪が今回のトラブルについて語る時間になった。神妙なトーンの3人。一見するとわからないが、吉田豪は現在も鼻の骨が折れている。それ以前に、ストレスにより、そうとう弱っていたようだ。言われているような不倫はいっさいないと吉田豪は断言した。後藤まりこの誤解のすえによるこのトラブルというわけなのか。しまおまほもコンバットRECも優しいのだが、コンバットRECが「ひとんちのプライベートを娯楽として消費したがっているひとにサービスする必要はない」ということを言ったが、しかし、吉田豪がそれを言える立場だろうか。水道橋博士がポストしていたのを見かけたが、「ダンマリを決め込むことの方が豪ちゃんへの裏切りだと思います。」「親しき中にもスキャンダル」のほうがこの件に関してはスジが通っている感じがする。

 そして、録画している「NHKニュース7」を追っかけ再生で観始める。アメリカ大統領選のため、今日は1時間の拡大放送になっていた。先にSNSから速報を見ていたが、冒頭からトランプの当選確実を伝えている。日本では都知事選も衆院選も第三の存在が強かったが、しかし、シンプルにトランプが強いアメリカっていうのはなんだかわからないな。大阪に似ているようにも見える。いや、大阪がアメリカに似ているのか。

 YouTube で、ゲンロンカフェのこの前の衆院選の選挙特番の動画を観そびれていたから観てみたいと思っていたのだが、ちょうど生配信をやっていて、そっちのほうを追っかけ再生であたまから観始めてしまう。初めて観るのでなんの放送なのかよくわからずに観始めたのだが、ゲンロンカフェの会場で、無観客のなか、東浩紀がひとりでしゃべっている。自身のジムの体験の話をしていると思ったら、これからは節制がテーマだという話になっていった。これが大統領選の結果ともつながる。欲望の存在を認めながらどうコントロールするかということと、欲望を悪だと考えることは違う。レイシズムのような醜い欲望は人間にはあるのであって、リベラルはそれを悪だとする方向に行っているが、それらの欲望は認めながらコントロールする。古い知識人は理想主義対本音主義という構図で考えるが、欲望そのものを断罪するやりかたが通用しなくなっていったのが現在だと、そのようなことを話していた。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今夜の「水曜日のダウンタウン」は「電気イスゲームトーナメント」という企画だが、すでに予告されていたとおり、番組のイチ企画の枠を超えた豪華メンバーがそろった。第1試合は田村淳と小籔千豊の対決。じつは同期のふたりだが、このふたりが並んでいることがまず新鮮だ。初回の勝負から淳の読みの正確さがあったが、しかし、大きくリードしたかに見えた淳が逆転されてしまう。ついに、考えずに靴をまわして向いたところに仕掛けるという行動に出る。淳が次第に動揺を隠せなくなっていった。これは釘づけになってしまうな。淳は3回アウトを免れたが、先に40ポイントを獲得したのは小籔だった。小籔は淳のフリをすべて見切っていたのだ。この1試合だけで30分を超える。番組後半は別の企画になり、パネラーも違うメンバーになった。「電気イスゲーム」はいったい何週に分けて放送されるんだ。

 今夜は「週刊ナイナイミュージック」に木梨憲武が AK-69 と一緒に出演していたから、これも録画した。先日のとんねるずの特番で収録風景が少し映っていたのがようやく放送された。AK-69 は歌唱のみの出演だったはずが、憲武に急に連れられ、ナイナイとのトークにも出演するということになったようだ。アルバムは聴いているのだが、憲武がこの曲をパフォーマンスするすがたはこの番組で初めて観た。なにしろ、60歳を過ぎて、第一線のラッパーたちとこれだけのパフォーマンスができるひとはほかにいないだろう。加藤茶の「ラップミヨちゃん」だって、50代のときだからな。

 今夜の「あちこちオードリー」は、堀内健、すがちゃん最高No.1、リンダカラー∞Den というワタナベの3人がゲスト。すがちゃんと Den は一緒に住んでいるという。リンダカラーのりなぴっぴはピンで売れているらしい。しかし、かなり身のない内容だった。

2024年10月31日木曜日

10月31日木曜日/フードコート最後のひとり

◇ テレビ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「あちこちオードリー」は NON STYLE がゲスト。テレビから逃げたことに後悔しているという石田。火曜に放送された「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、横浜にある東洋化成のレコード工場を見学する。同じく、火曜に放送された「ワルイコあつまれ」は、「慎吾ママの部屋」にモーツァルトが登場、演じるのは満島真之介。新コーナー「おせっかい美術館」には神田うのが出演。美術館にやってきた神田うのと外国人のカップル、神田うののムンクの「叫び」の解釈に、稲垣吾郎がおせっかいな解説をする。演技をする神田うのをひさしぶりに観た。

 タイムフリーで、先週金曜の「伊集院光のタネ」を聴くと、火曜と同じく、前島花音、田中美和子と自由律俳句。伊集院が阿久悠の日記を生前に見せてもらったことがあるという話をしていた。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の宮藤官九郎の連載は「タイガー&ドラゴン」と西田敏行について書いている。

◇ 病院

 午後から外出。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。まず、昼食。なか卯に入り、鶏から丼を食べた。590円。それから、上白根病院に。16時過ぎに3階の病室に入っていくと、リハビリ中らしく、ベッドは留守にしていた。病室で待っていると、じきにリハビリ担当のお兄さんに車椅子を押されて戻ってきた。年寄りを子ども扱いする看護師も少なくないのだが、このひとはきちんとしたしゃべりかたをする感じのいい男だ。母は左足に体重の3分の1まではかけられるようになったそうで、しかし、認知機能の問題でそれが守れないようだ。からだを動かしたせいもあるのか、母の話は今日はだいぶループする。

 帰りは鶴ヶ峰まで歩いていく。歩きながら、タイムフリーで、先週土曜の「SAYONARAシティボーイズ」を聴いた。冒頭のコントは、陰謀論にハマる高齢者のコント。銀行に寄ってから、星川に移動。保土ヶ谷図書館に寄り、借りている本がぜんぜん読み終わらないのに、また2冊借りていく。イオン天王町のフードコートにて、ひと休み。マクドナルドのアイスコーヒーと、三角チョコパイのおいもとキャラメルを食べる。読書をするが、眠気がひどい。調子が出るまで、なかなか時間を食ってしまった。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 松尾スズキ「ファンキー! 宇宙は見える所までしかない」を一気に読む。1997年刊、白水社。この年の岸田國士戯曲賞受賞作。戯曲を読むのに慣れていないから、配役を確認しながら読んでいたが、どれが誰だかなかなか覚えられなかった。この時代にはわからない俳優もいるんだよな。岸田賞の選評が付録の小冊子になっているが、今となっては、井上ひさしの選評がじつに的確だということがよくわかる。「それにしても、これは史上空前と言っていいほど躁的な作品である。〈金玉を弾くとシンセドラムになる〉といったようなC級のギャグ(笑わせる工夫)がじつに多く、その一つ一つは、あるいは愚劣、あるいは低級、あるいは下手糞であるが、それらが速射され、間断なく繋げられ、ここまでびっしりと詰め込まれると、どれもこれも不思議な光り方をしはじめるから奇態である。ギャグそのものはC級でも、それらを構成する枠取りの仕方が知的なのだと思われる。科白は金ピカで安手な飾り(明日には消えていそうな流行語、テレビ画面に氾濫する奇妙な語尾群、甘ったれの若者言葉などなど)だらけで、飾りを取ったら意味の量はほとんどゼロに近いが、しかしこの過剰な飾りが才能でもあるのだろう。また、「宇宙」を持ち出したり、マルクス兄弟に目くばせしたりして、知的ハッタリも相当なものだが、しかしやはり底流に、これだけは質のいい抒情が流れている。それにまことに通俗的な人情話を、ここまで躁的なスラップスティック劇に仕立て上げるという戦略もしたたかだ。たとえ時流が変わっても、つまり、C級ギャグやケバケバ飾りなどが今ほど流行らなくなっても、松尾さんは、この「戦略」と「抒情」で十二分に御自分の仕事を続けて行くことができるにちがいない。」

 ここのフードコートは遅くまで開いてはいるのだが、店は先に閉まっていて、気がつけば、最後のひとりの客になっていた。1階のスーパーで買いものしてから、夜遅くに帰宅する。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は錦野旦がゲスト。3年前にフルートを始めたそうだ。そして、「NHKニュース7」では、連日の政治の動きが気になる。兵庫県知事選には斎藤元彦を含む7人が立候補、立花孝志が出ているのか。アメリカ大統領選では、共和党のトランプの集会に出たトニー・ヒンチクリフというコメディアンの発言が問題になっている。プエルトリコを「ゴミの浮き島」と呼んだ発言に対し、バイデンが「唯一のゴミはトランプの支持者たち」と発言したとの報道が出て、「支持者」ではなく「発言」のことと釈明した。ハリスは「誰に投票したかでひとを批判することに反対だ。誰に投票するかに係わらず、すべての国民のための大統領になる。」と言っていて立派なのだが、トランプは「ハリスとバイデン大統領への敬意だ」といって、ゴミ収集車に乗っている。

 深夜にコインランドリーに行くつもりだったが、眠気がひどくなった。横になり、タイムフリーで、先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。この日にゲストで出た「ビバリー昼ズ」の話をするかなと思って聴いていると、リスナーからの感想メールに答えるのみ。高田先生のことが本当は苦手なんじゃないか、特に剛が。リスナーもそれを共有しているような雰囲気がある。ラジオを聴きながら、深夜0時過ぎには眠る。

2024年7月21日日曜日

7月21日日曜日/鶴屋町ぶらぶら

◇ テレビ

 早朝に目覚め、深夜に書きかけていたブログを仕上げてからもう少し眠りなおす。改めて起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。録画したままでずっと観そびれていた「私のバカせまい史」を順番に観ていて、昨年6月に放送されていた「全国のライブハウスにある内田有紀のサイン史」が面白かった。プレゼンターはスピードワゴン小沢。内田有紀のニセサインが全国のライブハウスの壁に書かれているんだそうで、いったい誰が書いたものなのか、サインに書かれた日付から、疑わしいふたつのバンドにしぼられていく。the pillows と 175R、それぞれにニセのアンケートを送り、筆跡が特定され、現在はフィリピンに移住している 175Rの SHOGO のもとまで追いかけていった。内容は馬鹿馬鹿しいのに、思いがけず、見応えがあるドキュメンタリーになっていた。

 昨夜の「Nキャス」を観ると、トランプ銃撃後の神格化がまず気になる。ツムツム議員のニュースもじつにくだらないが、そのあとには、レゲエ調の校歌が話題になった和歌山南陵高校の特集があった。高校野球は今、部員不足による連合チームがあるというのは知らなかったな。

 今朝の「サンデージャポン」は、先週に予告されたとおり、安野貴博が生登場のほか、カズレーザー、藤本美貴、松村沙友里らが出演。この番組でもまずはトランプの話題を扱い、湯浅卓、宮本晴代が解説をする。香典疑惑の堀井学については宮沢博行がコメント。それから、兵庫県の斎藤知事のパワハラ・おねだり疑惑などを扱う。しかし、気になるのは体操の宮田笙子の出場辞退だ。番組終盤には、「ゴット・タレント」に出演したシューマッハをやす子が取材。太田は中国地方の梅雨明けを唐突に伝えていた。

 今日の「TVタックル」は都知事選の特集。大竹まことがラジオで言っていたとおり、石丸伸二が出演していた。たけしは意外と YouTube をよく観ているようで、ゲストに迎えているということもあるが、たけしは石丸に好意的に見える。石丸が質問に答えるすがたを自分に重ねていた。たけし「自分が観るのは YouTube であったりなんかすんだけど、まあ、今日はゲストにきていただいてる石丸さんを中心とした話がいっぱい出て、それは芸能界のまぬけな文化人ヅラしてるやつらが文句言ったり、なんかいろいろあるけれども、あの、俺が思うにはですね、ここんとこ話題になったのは、選挙後なんだよね。選挙後の石丸さんのメディアに対する対応のしかたについて、いろんなやつがいろんなこと言ってるんだけど、俺はまあ、それ観てて、自分のこととちょうど比較すると、身につまされた…、そりゃあ怒るよなあ、同じ質問ばっかりでっていうのはあって。ただ、石丸さんが、政治で有権者をまとめていくためには、その、なんでそんなことわかんねえんだっていうようなことまでも、ちゃんと、誠意をもって答えたふうにしないと、けっこう世の中って動かねえなあってか、あるね。」「今のひとはあきらめてそれに耐えるしかないっていうことが常識になって、それに異を唱えて、立ちあがって、選挙でわあわあってやるのは、ちょっとゲスのような気がしてんのかな。もう、耐えるしかないっていうのが常識なのかもわかんないよ?」

◇ 横浜 

 夕方から外出。今日も暑い。うちにいるだけでも汗だくになる。レターパックを出す必要があり、まず、横浜東口の郵便局に寄っていく。ここはゆうゆう窓口だけでなく、普通の窓口も土日に開いている。それから昼食。西口に移動し、ひさしぶりに鶴屋町のほうに行ってみようと、ジョイナスからJR横浜タワーに進む。建物のなかを通れば涼しいかと思えば、テラスになっているから外と同じだ。しかし、気持ちのいい風は吹く。鶴屋町までの通路は何度か通っているが、フロントという商業施設がオープンしてからはまだ歩いてなかった。このあたりもずいぶん変わった。外も歩いてみたくなり、建物を出ると、ソープランドなんかはまだあるのだが、このあたりは予備校も多い。ラーメン屋の「浜虎」もまだあった。大学生のころに入ったことがあるからこの店も古い。何年ぶりになるかわからないが、ひさしぶりに入ってみたくなり、つけそばを食べた。920円。

 横浜駅に戻り、二俣川に移動する。ドトールに入り、読書をして、スーパーで買いものしてから帰る。帰宅は夜遅くなった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれ。昨夜の「ゴッドタン」は恒例企画の「マジ歌ルーキーオーディション」。こんな季節にやるんだったっけ。ちゃんぴおんず、ダンビラムーチョ、兼光タカシが出演。今日の「笑点」の演芸は講談の一龍斉貞鏡。「四谷怪談」をやっていた。

 昨日からやっている「27時間テレビ」はエンディングも録画しておいた。フィナーレはダンス大会。高校のダンス部に「新しいカギ」のメンバーがひとりずつ加わり、ダンス対決をする。適当に時間を見て録画しておいたのだが、丸山礼と北九州市立高校のダンスのところから録画されていた。これが6組目。最後はハナコ菊田と韓国の学生のチーム。恒例の新人アナウンサーの提供読みのあとに結果発表があり、チョコプラ松尾と武南高校のチームが優勝する。松尾は泣いてしまい、その前からずっと泣きそうな顔でほかのチームのダンスを観ていて、松尾はいいやつだなと思っていたら、最後はもうメンバーみんなが泣いていた。

 今日の「爆笑問題の日曜サンデー」はオンタイムでも少し聴いていたが、ゲストコーナーは夜になってから、Spotify のポッドキャストで聴いた。今日のゲストは泉房穂。じつは爆笑問題とが同世代だ。プロフィール紹介のBGMは甲斐バンドの「杏奈」が流され、泉房穂は高校時代に甲斐バンドのコピーバンドをやっていたという。テレビ朝日時代は「朝まで生テレビ」の立ち上げのフロアディレクター。泉房穂の著書を読んだ太田が、泉が強調するのは「共助」「公助」だが、泉自身の人生は「自助」のひとだと指摘する。泉はそれに対し、いわゆる「叩きあげ」のタイプは、どうしても自由競争、がんばりが足りないということを言うのだが、がんばってもがんばりきれないひとのためにあるのが政治行政だと答えていた。その考えには泉房穂の生い立ちも関係するはずだが、政治家としては貴重なタイプだろう。

 聴きそびれていた先週の回もついでにポッドキャストで聴く。先週のゲストは南こうせつ。活動の規模が大きくなるとまわりのおとなたちが囲い始めたという南こうせつの話を聴いて、外山恵理さんが、先日の小室等ときたやまおさむが話していたことと一緒だと言っていた。南こうせつが内田裕也の野音のコンサートを客席の真ん中で観ていたら、内田裕也にステージから「お前はフォークだろう!」とからまれ、南こうせつは生声で言い返したんだそうで、その映像が残っていて、太田はそれを観たことあるんだ。

2024年7月20日土曜日

7月20日土曜日/暑くてたまらない

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。片づけても片づけても、ぜんぜんゴミが減らない。少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。まずは今朝の「週刊フジテレビ批評」から。今週から司会が椿原慶子アナに替わる。「虎に翼」の今週のダイジェストを観て、それから、昨夜の「NHKニュース7」を観る。共和党大会にハルク・ホーガンが登場したというニュース。トランプを応援しているのか。新型コロナ感染者が増加しているというニュースも気になる。そして、19歳の体操選手が飲酒喫煙をしたといって、オリンピック出場を辞退することになったというニュース。ルールはなんのためにあるんだか、セーフかアウトかというようなことをやたらと言うようになっている世の中だ。現実はゲームではない。ゲームが現実を模倣するのであって、現実がゲームを模倣してどうするのか。

◇ 横浜

 夕方から外出。今日は暑くてたまらない。とりあえず、横浜まで。西口の有隣堂を覗き、「ミュージック・マガジン」を少し立ち読みしていく。特集は「2000年代Jポップ・ベスト・ソングス100」。Perfume「ポリリズム」が1位に選ばれていた。まったくぴんとこないランキングだ。

 エキニアから地上に出て、鶴屋町のすき家で食べようかと思っていたが、一歩外に出ると、蒸し風呂のような暑さにまいってしまい、外に出てすぐの松屋に避難する。チキンカレーを食べる。480円。あつあつの味噌汁なんか飲みたくないとは思ったけど、カレーを食べ終わってから飲んだら、冷房のおかげでちょうどよく冷めていた。

 地下から東口に移動し、ルミネの地下の有隣堂も覗く。それから、上階のGUに寄り、以前から迷っていた買いものをする。ルミネの1階から外に出て、東口のドトールに入り、読書をしていく。地下の席に降りると、冷房がややぬるい。

◇ 読書・テレビ・ラジオ 

 ドトールで、安西水丸「たびたびの旅」を読み終えた。2022年刊、田畑書店。文庫サイズのハードカバー。親本は1998年刊、フレーベル館。旅について書かれたエッセイ集。初出は不明のようだが、80年代の終わりからあちこちのPR誌やパンフレットに書かれたもののようだ。もちろん、イラストも描かれている。安西水丸の小説を少し前に読んで、とても好きな文体だと改めて感じていた。和田誠や村上春樹ともどうも違う。なにかひんやりした感じがするのがいい。

 平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。横浜を出ようとすると、相鉄線が遅延していた。この暑いときにホームに待たされるのはつらい。汗だくになる。二俣川にも寄り、ドン・キホーテで買いものしてから、夜遅くに帰宅した。

 夜、録画していた「27時間テレビ」を観始める。オープニングは KEYTALK と市立柏高校吹奏楽部の演奏で始まった。スタジオの観覧席は制服姿の学生たちで埋められている。登場する司会陣は「新しいカギ」のメンバー、霜降り明星、ハナコ、チョコレートプラネットの3組が務める。観覧席には番組のTシャツを着た局員たちも動員され、最前列には、港浩一、遠藤龍之介、大多亮が並んでいた。去年もやっていた全国の系列局の中継リレーが今年もあり、去年も面白かったが、今年もテンポよく、目が離せなかった。今年は全国の小中高校生が「スゴ技」を披露する。27局のリレーの最後はフジテレビにつなぎ、せいやがテーブルクロス引きをやってみせた。今年は去年の企画をかなり受け継いでいるようで、「サバイバルマラソン」もある。そのあとには「新しいカギ」の人気企画の「学校かくれんぼ」が行われたが、この部分は生放送ではなかった。

 タイムフリーで、先週土曜に放送された「HONMOKU RED HOT STREET」を今さら聴くと、「ナイアガラ音頭」をかけて、「ナイアガラ盆踊り」の告知をしていた。この週はさながら音頭特集だった。勝新太郎の河内音頭、そして、剣さんも参加しているBIGINの島袋優の「太平洋音頭」もかけていた。先週の放送に続き、今夜放送の回も聴く。ラジオを聴きながら、ブログを更新しようとするが、眠くなり、推敲ができなくなった。深夜3時頃に眠る。

2024年7月15日月曜日

7月15日月曜日/「ナイアガラ盆踊り」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」では、寅子が新潟に赴任する。赴任先に高橋克実と田口浩正が登場。

 昨夜の「情熱大陸」は鈴木保奈美の特集。長期ロケにはプラトンやマルクスをもちこむほどの読書家だそうで、鈴木保奈美のそういう面は知らなかった。石橋貴明とはどんな話をしてたんだろうな。三越劇場の舞台がこの密着取材の核になる。初日が7月5日、都知事選投票日の直前のこの時期に佐藤B作たちと政治コメディをやっていた。

 昨夜の「NHKニュース7」の録画を今日になって確認する。トランプの銃撃事件が気になる。そのほか、ウクライナを支援しているヨーロッパの国々では火災が相次いでいるようで、ロシアによるハイブリッド攻撃が疑われているという。ハイブリッド攻撃には、破壊工作、暴力行為、不自然な移民・難民の増加、サイバー攻撃などがあるという解説があった。

 昼はラジオ。今日はニッポン放送70周年記念特番のため、「ビバリー昼ズ」は11時からスタート。12時台のゲストにキャイ~ンが登場。キャイ~ンと高田先生との関係も古い。「モアモア爆笑新鮮組」から、たけしと洋七の漫才のライブの前座をした話も出た。ニッポン放送では「天野ひろゆきのMEGAうま!ラジオバーガー」という番組もあった。その最終回、天野がただ泣いているだけの音声も流される。この放送の直後の番組が「ナインティナインのオールナイトニッポン」で、その当時、泣いていた天野がさんざんいじられていたようだ。ウド鈴木の元相方のオカベくんというひとは、のちにビックボーイズのなべさんの相方になったひとだという、これも初めて知る話だった。

 午後になり、録画していた「徹子の部屋」をすぐに観てしまう。今日のゲストはDAIGO。DAIGOがプロデュースする「一之森大湖」という新人歌手も入れ替わり登場する。徹子さんもきちんとその設定に沿って、真剣にインタビューしていた。

◇ 渋谷

 午後から外出。もっと早く出るつもりが、ずいぶん遅くなってしまった。雨の予報なので、傘をもっていく。東横線に乗り、渋谷まで。センター街を抜け、まんだらけに寄っていく。階段の百均から文庫本を2冊買う。それから、遅めの昼食。松濤のなか卯に入り、鶏から丼とはいからうどんのセットを食べた。820円。

 代々木公園で行われる「ナイアガラ盆踊り」を今年も見物する。昨年は代々木競技場第一体育館の前で行われたが、今年は場所が変わり、ケヤキ並木を歩いていったNHKホールの前あたりにやぐらが作られていた。そこに至るまでにあるテントも多様になっている感じがする。始まるまで、まだ少し時間があるからトイレに行こうとしていたら、花柳糸之社中が移動するところにちょうど遭遇した。去年は大変な猛暑で、石段に腰掛けようとすると、焼けるような熱さになっていたが、今日は涼しくて助かる。配布されていたうちわをもらい、座る場所を見つけ、のんびりと待っていると、18時になり、司会の渡辺祐がやぐらの上に登場した。「ナイアガラ盆踊り」は大瀧詠一のナイアガラ関連の音頭で踊ろうという催し。やぐらの上では花柳糸之社中が踊る。もちろん、オーディエンスもやぐらのまわりに輪を作って踊っている。その様子を遠巻きにしばらく眺めていた。19時前、野宮真貴が登場してからは、場所を移動して、写真を撮りやすい位置を探した。渋谷側に向いた正面がすごく混んでいたようなのだけど、横と後ろはそれほどの混雑ではなかった。野宮真貴は「東京は夜の七時」や「スウィートソウルレビュー」の音頭バージョンを歌う。そして、今度は横山剣さんが登場。渡辺祐と花柳社中は退場し、やぐらには剣さんひとりだけになった。剣さんは盆踊りではなく、「タイガー&ドラゴン」と「観光」を歌って盛りあげた。野宮真貴が戻ってきて、最後は剣さんと「T字路」をデュエットした。同い年のふたり、来年は前期高齢者だそうだ。



 「ナイアガラ盆踊り」は 20時過ぎに終わり、渋谷駅に戻り、東横線の各停でのんびりと帰ってくる。せっかくのんびりと帰ってきたのに、インスタの投稿に失敗し、削除のやりかたがわからず、それを調べているだけで時間が経ってしまった。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「NHKニュース7」で、トランプ銃撃事件の続報を知る。トランプは資料を見るためにあたまをわずかに動かしたことで、弾が右耳に当たるだけで済んだと語っているようだ。犯人のトーマス・クルックスの人物像についても明らかになってきた。そのほか、群馬県の吹割の滝では、川が増水したため、観光客が取り残されるという事故が起きていた。

2022年8月18日木曜日

8月18日木曜日/非政治化するラップ

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。パソコンのトラブルもあったため、一週間ぐらい空いてしまっただろうか。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・とろサーモン&山崎怜奈)と「キョコロヒー」を観た。「キョコロヒー」は、弱めのエピソードをいい歌にしてもらうという企画で、登場したのはなんと、奇妙礼太郎だ。ヒコロヒーのクレジットカードの審査に落ちた話をいい歌にする。奇妙礼太郎は、この番組を初回から観ているそうで、「バラバラ大選挙」の投票もしたという。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、清水ミチコが夏休みで、黒沢かずこが代打のはずだったのがコロナになり、代打の代打で磯山さやかが登場した。午後は「徹子の部屋」(ゲスト・増田恵子)を追っかけ再生ですぐに観てしまう。

 夕方になってから、少し外出する。駅前の日高屋に入り、カタヤキソバと餃子を食べた。860円。ドトールで読書をするつもりでいたが、なぜか8月いっぱいは時短営業になるようで、18時閉店になっていた。しかたなく、ライフのマクドナルドまで。



◇ 読書

 マクドナルドで、大和田俊之・磯部涼・吉田雅史「ラップは何を映しているのか」を読み終えた。2017年刊、毎日新聞出版。あとがきを読むまで知らなかったが、梅山景央(九龍ジョー)による編集だった。「「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで」という副題がついているが、2016年末、トランプ当選直後にゲンロンカフェで行われたトークイベントが本書のもとになっている。今から5年半以上前になるから、すでに状況が変化している部分もあるだろうが、それにしてもとても面白いことが語られている。P29-32 磯部「「ラップ・ミュージック=政治的」という見方がいかにステレオタイプかということ」「BLMを通して広まった、怒れるアフリカ系というカウンター・カルチャー的なイメージとはまた違った姿が、現実には存在しているということ」「ラップ・ミュージックの非政治化とでも言える動きがある」 P38 大和田「やはり黒人コミュニティがどんどん内向化しているのではないか」といったあたりの話は、知らなかったし、とても興味深かった。大和田はつぎのようにも語る。P84「これは多分に僕自身の個人的な見方によりますが、ブルース、ソウル、それにジャズやヒップホップなどの黒人音楽とそのアメリカ社会での受容についてそれなりに概観してみると、黒人だけでなく、むしろ白人が黒人音楽に政治性を求めてきた歴史がどうしても目立つんですよ。彼ら彼女たちは例外なくリベラルで良心的であって、黒人文化の評価という意味ではその功績も計り知れないわけですが、それがどうしても行きすぎてしまう。すると、政治的な黒人音楽は評価するけど、政治的でない黒人音楽は評価しない、というようになる。つまり、彼らにとって「正しい」黒人音楽と「正しくない」黒人音楽という価値基準ができるわけで、それは彼らがリベラルな価値観をマイノリティのカルチャーに投影してしまうからです。そしてそれは、日本の多くの音楽評論家にも共有されていた価値観だと思います。」 あるいは、ケンドリック・ラマーについて語られている部分。P26-27 大和田「もちろん「Alright」はものすごく重要な曲で、BLMのアンセムとしても歴史に残るはずですが、実はあの曲、まったく闘争的な曲ではないんですよね。」 吉田「(略)結果的にBLMのアンセムとしては捉えられたけれど、直線的ではなくて非常に複雑な感情が歌われている。ケンドリックは、自分の中にいろんな視点を設定して、ラップの中でもそれら複数のキャラクターの視点でヴァースを分け合い、複数視点から一つのサブジェクトを照射して説得力を持たせるという面がありますね。」 磯部「内省的ですよね。実際、ケンドリックはBLMのデモについて、「行動もよいけれど、葛藤しろ」というような微妙な発言もしているようです。」

◇ ラジオ・配信ドラマ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリー切れ前に、先週木曜放送の「ランジャタイのオールナイトニッポンX」を聴いた。オープニング曲に「チキンライス」をかけたかと思うと、エンディングまでずっと「チキンライス」で押しまくる。地下ライブの主催者大戦国時代だという話や、街裏ぴんくや三浦マイルドなど、地下芸人の名前多めの放送だった。1時間だけだから、聴きやすくて助かった。

 深夜になり、Netflix で「ゲットダウン」というドラマを観始める。「ラップは何を映しているのか」ではこのドラマについても語られていて、このタイミングで観てしまいたくなった。2016年のドラマだが、前に読んだ「ネットフリックス大解剖」という本で知ったんだっけか、すでにマイリストに登録してあった。第1話は 93分という長さで、それでなかなか観始められなかったのだが、いや、これは面白い。音楽が流れ始めると、長さを感じなくなってしまう。ヒップホップと同時代にあったディスコカルチャーも描かれていて、ヒップホップの「正史」には描かれてこなかった歴史の在りかたを示唆しているというのが「ラップは何を映しているのか」で語られていたことだった。バズ・ラーマン監督作を観ることも今までなかったが、これは続けて観てみよう。

 深夜にまた、録画していたテレビ番組をいくつか。放送されたばかりの「アメトーーク!」をすぐに観てしまう。「ジーンズ大好き芸人」というテーマだが、蛍原が濃厚接触者になり、狩野英孝が代打MCを務める。とはいえ、草彅剛も出演し、ケンドーコバヤシもいるし、まわりが強力だ。火曜の「イワクラと吉住の番組」は、先週から、イワクラとオズワルド伊藤の熱愛を話題にしている。こんなに彼氏のことしゃべる番組ってあるかな。最後には、伊藤もVTR出演した。

 ツイッターを開くと、通知がやけに多く、ずいぶん前の「ハデジ」のツイートをのていさんがリツイートしてくれていた。なぜだろうと思ったら、ゆたかさんが「ナイツ ザ・ラジオショー」に出演するとツイートしていたのか。この情報は知らなかった。すごい。来週木曜、ついに出演か。メール送ろうかな。

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8月15日火曜日/終戦記念日

◇ テレビ  朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「サンデージャポン」を火曜まで観ることができないというのもひさしぶりだ。どうもやることが多く、ばてている。トップは日大アメフト部薬物問題から。理事長である林真理子の経歴を紹介し、古い映像もいろいろと流された。林...