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2024年6月29日土曜日

6月29日土曜日/ブックの日と「ツギクルGP」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。眠りなおさず、ブログの更新をひとつ。これで昨年11月まで更新、気がつけば、7ヶ月遅れの更新になろうとしている。録画残量を空けなければならないため、朦朧としながら録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「バズリズム2」は、Ado の出演部分を観たかった。1年ぶりの出演だそうだが、その前回の出演は観そこねている。シルエットだけを見せるステージの演出にバカリズムが興味を示していた。今日放送の「勝手にテレ東批評」では、伊集院が「ゴッドタン」のオズワルド伊藤ときしたかの高野のケンカについて語っていた。それとは関連なくだが、ゲストはテレ東を退社する松丸友紀アナだった。

 タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、昨日の「ビバリー昼ズ」のイベントの話はさすがにTBSではしないかと思ったら、ニッポン放送のイベントの話をTBSでしゃべることを笑いにしつつ、けっこうたくさんしゃべっていた。

◇ ブックの日

 午後から外出。昨日はだいぶ涼しかったが、今日は暑い。夏の入り口のよう。毎月29日は「ブックの日」であるから、ブックオフをまわる決まりになっている。そうはいっても今日は控えめに、まずは大和経由、鶴間からまわる。1店目では、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊、390円の単行本を1冊買う。アプリの150円引きクーポンを利用。

 2店目は相模大野。その前に昼食、ボーノ相模大野のはなまるうどんに入り、おろししょうゆ小に、げそ天、とり天をつけた。680円。2店目では、220円の文庫本を2冊買う。

 相模大野から町田に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴く。こちらでも昨日の「ビバリー昼ズ」のイベントの話をするだろうと聴いてみたが、富澤が有楽町駅前の街路樹にキクラゲが生えていたという話を始め、すぐに話が移っていってしまった。TBSのほうがたくさん話していた。

 ラジオを聴きながら少し眠り、それから読書をする。横田増生「評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」」を読み終えた。2022年刊、中公文庫。親本は2012年刊。そのあと、2014年に朝日文庫にもなっているんだ。著者は潜入取材でおなじみのジャーナリストだが、この「評伝 ナンシー関」が出されたときには、横田増生という名前はまだ知らなかった記憶がある。著者は生前のナンシー関と関わりがあったわけではなく、まえがきには「それまで私は、雑誌でナンシーのコラムを見かければ目を通していたが、ナンシーのコラムを目当てに雑誌を買ったり、ナンシーの本を買って読むほどの熱心な読者ではなかった。しかしナンシーが亡くなったのをきっかけに、少しずつ本を読みはじめた。」と書いてある。「私はナンシー以外のコラムニストについても知ろうと思い、何人かのテレビ評論や芸能人評を読みはじめた。文学者の故・森茉莉や、放送作家の高田文夫、吉川潮、中村うさぎ、雑誌「CREA」でナンシーの対談相手を務めた町山広美――などの本である。」とも書かれていて、この評伝はその段階から始められている。著者はナンシー関が残した著書を読むことはもちろん、多くの人物に取材をし、ナンシー関という人物を浮かびあがらせていく。ナンシー関と親しかったひとびと、有名無名を問わず、関わりのあったひと、家族や地元の友人、あるいは、ナンシー関に酷評された芸能人などにも取材を行っている。しかし、著者はナンシー関とその周辺、おもにサブカルチャーの世界には疎く、サブカルチャーの外からその世界に潜入していく、これもある種の潜入ルポのような感覚があるのではないだろうか。だからこその面白さもあるが、変なところに戸惑っていると思うところも多々ある本だった。たとえば、「(略)それに対してナンシーがファンだった〈ムーンライダーズ〉は、聞く人によって大きく解釈が違ってくる。これまでサブカルチャーとは縁遠かった私は、この本を書く準備をするうちに、はじめてムーンライダーズを知り、ナンシーが愛したという「ジャブ・アップ・ファミリー」やアルバム「火の玉ボーイ」などを繰り返し聞いた。正直言って、解釈の選択肢が広すぎて、その意味が読み取れない、というか、どこがいいのだろうか、と戸惑う気持ちは今でも変わりない。」 あるいは、「私がナンシーのコラムの中で引っかかっていたのは故・水野晴郎についての文章だった。水野が映画評論家を辞め、九六年に映画『シベリア超特急』を撮るあたりから、ナンシーの水野に関するコラムが増えるのだが、そこに悪意や嘲笑に近い気持ちが込められているような気がしていた。(略)ナンシーが水野を嫌いならば嫌いでも構わない。しかし私を戸惑わせたのは、その理由がどこを読んでも見つからないように思えたことだ。神田うのにしろ、小倉智昭にしろ、ナンシーが誰かを嫌う場合、はっきりとした理由が書いてある。それが見当たらなかったのだ。私には、ナンシーの気持ちが読み取れず、水野のことを書いた文章からは、ナンシーが嫌った〝楽屋落ち〟のような印象を拭い去ることができず、その笑いを共有できないもどかしさを感じていた。」という記述。 これについて、みうらじゅんに取材をすると、「ナンシーさんとボクとは、グッとくるツボが似ていたんだと思うんです。ナンシーさんは、水野さんのフェロモン過多のキャラクターを、おもしろいと思っていたんじゃないですか。ナンシーさんはプロでも素人でも、いい味出している人を見つけ出すのがうまかったですからね。」という答えがあり、横田増生は「フェロモン過多か、と私は思った。」と妙な納得をしている。

 ベローチェを出ると、ずいぶん涼しくなっていた。わからない気候だな。今月は3店だけ、最後は町田のブックオフ。閉店時刻ぎりぎり、21時半まで粘り、110円の文庫本を3冊、220円の文庫本を5冊、単行本を1冊買っていく。

◇ 賞レース

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昼間に放送されていた「ツギクル芸人グランプリ」を結果を知らずに観てしまいたく、SNSは開かずに帰ってきた。司会は爆笑問題と藤本万梨乃アナ。藤本アナは「さんまのお笑い向上委員会」で毎週観ているのに、しゃべっている印象がまったくないひとだ。審査員は9名、渡辺正行、ますだおかだ増田、チョコレートプラネット長田、大友花恋、そして、民放各局から、宮崎慶洋(日本テレビ)、山本雅一(テレビ朝日)、浜田諒介(TBS)、小比類巻将範(テレビ東京)、日置祐貴(フジテレビ)という5人のテレビマンが並び、審査はこれに観客投票が加わる。審査員から元祖爆笑王がついに消えた。対戦は、A、B、C、各ブロック、5組ずつの対戦があり、勝ちあがった3組により、ファイナルステージが行われる。◆ まずはAブロック。1番手はマルセイユ。するすると流れるような漫才だが、決めギャグがあるのにどうも印象に残らない。2番手はスタミナパン。「M-1」敗者復活戦のあのウンチのネタ以外のネタを初めて観たが、ふたりとも個性が強くて可笑しいコンビだ。3番手はひつじねいり。昨年の準優勝コンビ。関西すぎる熱の高いツッコミとクールなボケ。このコンビもふたりとも個性がある。4番手は Yes!アキト。まだ出演するのか。よく笑っていた爆笑問題だったが、太田「くだらないと思わないのかな。自分の人生。」だって。5番手はキャプテンバイソン。このコンビは初見だと思うが、合格発表のコントを演じ、声を張らない演技、笑いがひとつひとつ丁寧だ。この5組ならば、キャプテンバイソンがいいかと思ったが、審査結果は、渡辺、大友、日テレ、テレ朝、観客がマルセイユに、増田、長田、TBS、フジがひつじねいり、テレ東がスタミナパンに投票し、5票獲得のマルセイユが勝ち抜けた。まったく意外な結果だと思った。◆ Bブロック、1番手はポテトカレッジ。男女コンビの漫才だが、男の気持ち悪いキャラクターだけが目立つ。2番手はえびしゃ。銃の売人の滑舌が悪いというコント。3番手は素敵じゃないか。しっかりした漫才。ここまでではいちばん安定感がある。4番手は群青団地。去年も出場していて面白かったんだけど、今年はまたがらっと違うネタ。先輩の言葉が聞き取れないというコントで、えびしゃのコントとアイデアが似てしまったが、こちらのほうがうまいと思った。5番手はネコニスズ。今大会最年長なのか。全出場者のなかで、ネコニスズだけは「タイタンシネマライブ」でよく観ているコンビだ。素敵じゃないかの安定感があたまひとつ抜けていたかと思ったが、審査結果は、増田が素敵じゃないかに投票、観客投票は群青団地になるが、ほか8名はえびしゃに投票、えびしゃの圧勝となった。これもまったく理解ができない結果だった。◆ Cブロック、1番手はツンツクツン万博。リーゼントが恵方巻になっているコント。このコンビは歌ネタが基本なのだろうか、それにプラスして、小道具を使うスタイルである。「私立!」のセリフに、ここまで観ていて初めて声を出して笑ってしまった。2番手はセンチネル。「たけし杯」に出ていて、このコンビには好感をもった。3番手は金澤TKCファクトリー。今回唯一のピン芸人。初見だが、なんと、真っ向勝負の漫談だった。4番手は豆鉄砲。ロジック系の漫才。ネタがきちんと面白い。5番手はエバース。野球肘のネタ。これはエバースが圧勝ではないか。審査結果は、渡辺、日テレがツンツクツン万博に、増田、長田、テレ朝が豆鉄砲に、大友、TBS、テレ東、フジ、観客がエバースになり、5票獲得のエバースが勝ち抜けた。Cブロックは面白いメンバーだったが、なかでもエバースがいちばんどっしりしていた。◆ そして、すぐにファイナルステージが始まる。トップはエバース。このコンビの漫才もロジック系なのだが、掛け合いの面白さもあって、惹き込まれる。ふたりとも言ってることが馬鹿だ。声を出して笑う。2番手はマルセイユ。なんてことはない大阪吉本によくいる達者な漫才師のひと組のように思えるのだけどな。最後はえびしゃ。ゲームのキャラクターをネタにしたコントだが、若いトリオで、あらゆる面でやっぱり拙いと思う。3組を観て、優勝はエバース以外はありえないと思った。いよいよ優勝の発表だが、最後の審査だけは審査員の票が1枚ずつめくれていく演出になっている。結果は、日テレ、テレ朝、TBS、テレ東がマルセイユに、長田、大友、フジ、観客がえびしゃに、渡辺、増田がエバースに投票し、これはちょっと信じがたい結果だと思った。テレビマンたちの感覚はどうなってるんだろうか。マルセイユ、えびしゃがともに4票だが、観客の票を獲得したほうが勝ちとなり、えびしゃが優勝した。これでようやくSNSを開くことができる。

 録画残量を空ける都合があり、深夜だが、もう少しテレビを観る。今夜の「NHKニュース7」では都知事選のニュースがあり、清水国明の応援に清水アキラが駆けつけていた様子が伝えられていた。NHKは清水国明のこともわりとしっかり扱っている。田母神の応援にはデヴィ夫人が駆けつけていた。

2023年7月8日土曜日

7月8日土曜日/「ツギクル芸人グランプリ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか観て、午後にラジオをつける。「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、さっそく、スレッズの話をしている。ニュース解説は速水健朗。午後もまたテレビ。録画残量を空ける必要があるため、だらだらとテレビを観てばかり。まったくひどい生活だ。そのため、今日はろくに外出もできなかった。

 観そびれていた「さんまのお笑い向上委員会」を3週分、6月17日放送の回では最初のトークがたっぷりとあり、初登場の出演者がなかなか紹介されない。「ヤングタウン」でもしゃべっていた「FLASH」に直撃された話をここでしていた。「向上ゲスト」はぱーてぃーちゃん。その翌々週、7月1日の放送では、ジャッキーちゃんが活躍する。

 昨夜の「さんまのまんま初夏SP」は、最初のゲストにサンドウィッチマンとナイツが登場した。塙さんが漫才協会の会長に選ばれたその日の収録だったようだ。水道橋にできる吉本の新しい劇場のDMをさんまが務めるというので、そこでの「漫才サミット」の開催をオファーする。「DM」とはなにかというと「ドント・マネージャー」、なにもしませんという意味。ゲスト2組目は成田凌と小芝風花、あとからそこに田津原理音も加わる。3組目は、本田真凜、望結、紗来の三姉妹。4組目には成田悠輔がひとりで登場。非タレントを相手にするときこそ、さんまの真骨頂。ここにはあとから、アンミカ、石井亮次が加わり、成田悠輔と入れ替わった。

 これもずっと観そびれていた「イワクラと吉住の番組」。5月30日、6月6日の放送では、Aマッソ加納をゲストに迎えてトークをしていた。この3人では、Aマッソが意外とベテランなんだ。ネタ番組があんまり好きじゃないという加納は、ネタ番組だったら劇場のほうがいいという考えであるのだが、ネタ番組でネタの内容に口出しされるのはぜんぜんいやじゃないとも言っていた。6月13日、6月20日の放送は「拝啓、中の人」という企画。トンツカタン森本が進行役を務める。

 先週の「アメトーーク!」は「学生時代の友達とコンビ芸人」。ダイアン、ウエストランド、U字工事、Aマッソ、囲碁将棋が出演し、MC側にはアンタッチャブル山崎が座った。Aマッソが結成当初に出演したという2008年のインディーズライブの映像が流れ、後ろに貼られていた出演者名のなかに金属バットの名があるのを見つける。「村本・中川」というのはウーマンラッシュアワーだろうか。U字工事は高校生のころに「AHERA」に出演した映像が流れた。当時、この番組は欠かさず観ていて、録画もしてあると思うが、まるで覚えていないんだな。U字工事は「浅草お兄さん会」がデビューだとすれば、初舞台から目撃している数少ないコンビなのだが、しかし、それ以前にも知らずに観ていたというわけか。

 ダビングをする合間にブログをもうひとつ更新し、夜になってから駅前まで買いものに行ってくる。テレビの録画に追われるだけでなく、パソコンの容量もぱんぱんになってしまった。外付けハードディスクに画像を移したりなど。そのついでに、ハードディスクに保存してある音楽をだらだらと聴いた。たまには聴いてやらないと、なんのために保存してあるのかわからない。

 夜にはまたラジオをつける。23時から「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴こうとしていたが、そういえば、先週の放送を聴き逃していることに気がつき、今週の回が放送中なのに、この時間に先週の放送をタイムフリーで聴いてしまわなければ聴く時間が作れない。先週の放送では、剣さんが木梨憲武に詞を提供したとかで、とんねるずの話をしていた。帝京高校のライブで、とんねるず、スターダストレビューと一緒だった話、以前にも聴いたことがあったかな。オンエアする曲はとんねるず「YAZAWA」。剣さんの弾き語りによる「YAZAWA」も聴けた。

 深夜には、昼に生放送されていた「ツギクル芸人グランプリ」の録画を観た。結果を知らずに観たいから、これはあとまわしにできない。司会は爆笑問題と永島優美アナ。審査員には、渡辺正行、ますだおかだ増田、秋元真夏、元祖爆笑王のほか、民放の各テレビ局から、日本テレビの三浦伸介、テレビ朝日の舟橋政宏、TBSの浜田諒介、テレビ東京の小比類巻将範、フジテレビの日置祐貴といった顔ぶれが並ぶ。決勝出場者は15組。例年どおり、まずは5組ずつ、3ブロックに分かれて対戦をする。◆まず、Aブロックは、出演順に、インテイク、さんだる、ツンツクツン万博、さすらいラビー、三日月マンハッタンという5組。三日月マンハッタンみたいに「THE SECOND」に出ているコンビでも「ツギクル芸人」は問題なしなのか。出場資格はどうなってるのか。この5組では、インテイクのみが初見。ツンツクツン万博は昨夜の「ネタパレ」で初めて観たばかりだった。セットと小道具の仕掛が多いのだが、アイデアが面白いし、ネタはシンプルだ。ほかにはテクニック的にこなれているコンビもいて、判断が難しいけれども、新鮮さではツンツクツン万博が勝ってもいいかなと思った。結果は、ツンツクツン万博が5票獲得し、勝ちあがる。ほかは、さすらいラビーが3票、インテイクが2票獲得。テレビマンたちは5人中4人がツンツクツン万博に投票していた。◆続いて、Bブロックは、出演順に、群青団地、TCクラクション、ファイヤーサンダー、ママタルト、ひつじねいりという5組。このブロックでは、群青団地が初見。ゲームの登場人物の動きを模倣するコント。あらかじめ用意された会話の音に合わせ、ひとこともしゃべらずに、ただひたすら、ゲームの登場人物の動きにより表現をする。このアイデアにも発明がある。ママタルトはもはやおなじみのコンビ。紹介VTRでは漫才協会入りをアピールしていたが、たしかに、漫才の腕ははっきりとあがっているように感じられた。ひつじねいりは、ふたりのキャラクターのバランスのいいコンビ。ママタルトが勝つかなと思ったが、ひつじねいりが勝つと面白そうだと思った。結果は、ママタルト、ひつじねいりが4票ずつで並んだ。同点の場合は観客投票を獲得したほうが勝つというルールにより、ひつじねいりが勝ちあがる。今年はここまでは思ったとおりの結果だ。◆そして、Cブロックは、出演順に、ゼンモンキー、徳原旅行、まんじゅう大帝国、パンプキンポテトフライ、ナイチンゲールダンス。このなかでは唯一、まんじゅう大帝国は「タイタンシネマライブ」でコンスタントにネタを観ているコンビだが、それだけに弱さも承知している。しかし、予想外にいちばん気迫が感じられたのはまんじゅう大帝国だったような気がした。パンプキンポテトフライは優勝候補かなと思っていたのだが、軽い調子で面白いんだけど、決定打がなにかあればというところ。結果は、ゼンモンキー、ナイチンゲールダンスが5票ずつ獲得し、またもや同点。観客投票はナイチンゲールダンスに入り、ナイチンゲールダンスが勝ち抜けた。Cブロックだけは予想とは違う結果になった。◆ファイナルステージは、ナイチンゲールダンス、ツンツクツン万博、ひつじねいりの順に登場。ツンツクツン万博は、今度はどんなアイデアでくるかというところだったが、「ピッツァマン」という路上パフォーマーのコントを演じる。くり返されるフレーズが耳に残るが、2本観ると、ちょっと特色がわからなくなってくるとも思った。ナイチンゲールダンスはテンポがいいだけの漫才というか、インディアンスやミキと一緒で、笑うところがない。ひつじねいりは、関西弁のツッコミのひとの愛嬌が目立っていた。この勝負はひつじねいりではと思ったが、しかし、結果は、ナイチンゲールダンスが7票、ひつじねいりが2票、ツンツクツン万博が1票、優勝はナイチンゲールダンスに決まる。まさかこんなに圧勝になるとは思わなかった。去年は、Gパンパンダが勝つかと思っていたら準優勝に終わり、今年もまた気が合わない結果になった。ひつじねいりは最後の講評時にもいじられていて面白かったのだけれども。

2022年5月25日水曜日

5月25日水曜日/シンオチャノミズ


◇ 新御茶ノ水・新木場

 早朝、聴きながら眠ってしまっていた昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおすと、桑田佳祐や佐野元春らが共演した「時代遅れのRock'nRoll Band」を話題にしていた。この楽曲のことはネットニュースでちらっと見ていたが、内容をよく知らなかった。もう配信も始まっているのだ。そのあとには、「ツギクル芸人グランプリ」の話もしていた。

 今日も朝から都内に。東横線に乗り、無事に座れる。明治神宮前から千代田線に乗り換え、まず、新御茶ノ水に。午前中にベローチェに入り、ひと休み。モーニングセットのカイザーサンド・ベーコンスクランブルエッグを食べた。480円。どういうわけか、夕方には2日連続で新木場にたどりつき、新木場駅改札内のめとろ庵に入り、鶏天丼セットを食べた。690円。


 新木場から有楽町線に乗り、永田町から半蔵門線に乗り換え、渋谷に出る。まんだらけに寄るが、なにも買うものなし。道玄坂を横切り、古書サンエーにも寄るが、ここでも外の均一棚には買うものがなく、しかし、わざわざ渋谷を経由して帰るのに、なにも買わないのではつまらないと思い、店内に入り、勝新太郎特集の「エスクァイア」を見つけ、この1冊だけ買っていく。東横線の各停で眠りながら横浜に戻り、ビブレのブックオフに寄ると、ここでは買うものがあった。220円の単行本を4冊、110円の文庫本を2冊買い、11パーセント引きクーポンを利用した。

 レイトショーで映画を観ようと思うが、時間が半端で、地下の東急ストアに寄り、飲みものとシュークリームを買い、ジョイナスのベンチで座って食べた。このまま、ここで時間をつぶそうかと思っていたが、しかし、眠気に不安があり、外に出て、ココカラファインまで栄養ドリンクを買いに行った。その前に地下のマツモトキヨシで栄養ドリンクを買おうと思っていたが、レジに大行列ができていたのでやめてしまった。この時間はこんなに混むのか。鶴屋町側から戻ろうとすると、背中をちょんちょんとつつかれ、ふり向くと、ガイジンのグループだ。「Beautiful?」と訊かれ、意味がわからず、黙っているしかなかったが、並んで歩きながら何度も訊いてくる。酔っているわけでもなさそうだし、からかわれているのかもちょっとわからなかった。なにも答えられずにいると、「English?」と訊かれ、わからないということにして、さっさと逃げた。鶴屋町側からJR横浜タワーに入り、上階のT・ジョイ横浜に昇りたかったが、ルートがわからない。店が閉まったあとの時間は、エレベーターにも入れないのか。建物の裏側を歩くと、横浜駅が見え、その向こうには東口のそごうが見える。結局、中央まで戻り、1階に降りてからエレベーターで昇った。


◇ 映画

 T・ジョイ横浜で、「シン・ウルトラマン」を観る。21時5分の回。水曜サービスデイ、1200円。早めに着き、チケットを買い、トイレに入っていたらちょうどいい時間になった。C列の真ん中の席に座る。1975年生まれの自分にとって、ウルトラマンにはさっぱり思い入れはなく、子どものころに再放送で観てはいたとは思うが、おもな知識は、児童向けの怪獣大百科のような本が当時はたくさん出ていたから、それを通じて得てはいたものの、放送の記憶はまるではっきりしない。樋口真嗣監督は10歳上、庵野秀明は15歳上にあたり、ウルトラマンはひとつ上の世代のひとたちのものという感覚なのだが、平成になるとウルトラマンは復活し、ひとつ下の世代もどうやら子どものころにウルトラマンを観ているようで、ウルトラマンに関しては、われわれは狭間の世代だ。だから、「シン・ゴジラ」もそうだったが、「シン・ウルトラマン」もフラットに観るしかないのだが、どちらかというと俳優の演技のほうに興味が向くので、その意味では「シン・ゴジラ」よりも面白かった。西島秀俊は、ここ数年で本当に大好きな俳優になった。

 

 映画は23時過ぎに終わり、帰宅は深夜0時過ぎになった。疲れてしまい、すぐに眠る。

2022年5月22日日曜日

5月22日日曜日/鍵が壊れる

◇ テレビ

 早朝、タイムフリーで、昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴きながら眠り、数時間で起きあがり、今度は裏番組の「田村淳のNewsCLUB」を聴いた。ブログの更新をして、それから、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。松本が不在の週は、田村淳の出演が増えている。そのほか、バカリズム、EXIT兼近、石原良純、金谷かほりというメンバー。4630万円誤給付の問題から始まり、そのあとには、画家デビューしたというとろサーモン久保田がスタジオに出演した。後半はテレビの話題が続き、これに関してはタレントが意見を語ることには意味がある。ある番組の笑い声をつけ足す演出に賛否が起きているそうで、そのことを知らなかったのだが、今さらという気がするものの、意外や、出演者からは否定的な意見は出ない。兼近は、お笑いはそもそも劇場で観るものだから、テレビに出るときにはそのルールに則るという意見。バカリズムは、エアコンの温度と一緒だといい、全員が納得する答えはなく、いちばん寒がりのひとに合わせるのが笑い声だと思うと。

◇ 生活

 「サンジャポ」の録画も途中まで観て、13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」(14時台ゲスト・桂宮治)を聴く。15時前に外出しようとするが、玄関の鍵がついに壊れてしまった。一昨日から調子が悪くなっていたが、扉が開かなくなってしまい、とりあえず、郵便物は間に合わさなければならないから、裏口から出て、近所の郵便ポストに投函し、すぐに戻ってきた。一昨日から、鍵穴から食用のオイルを注いでみたりするものの、いっこうによくならず、裏口から出入りするしかないのだが、あとで、鍵穴が故障した際の対処法を検索してみると、やってはいけないことの項目に、食用油を差すこと、鍵用ではない潤滑油を使うことなどがあった。ほこりが付着したりなど、汚れになるようで、つまり、いちばんやってはいけないことをやっていたわけで、一昨日からどうも悪化しているのはそのためかもしれない。

 応急処置ではどうにもならず、あきらめて、裏口から再び外出しなおす。駅前まで出て、セブンイレブンに寄り、昨日に引き換えそこねたチケットの引き換えをする必要があった。ついでに「週刊文春」の立ち読みもしていく。電子版では読めなかった、上島竜兵の記事に目を通しておきたかった。それから、ドトールに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べる。読書の時間を作ろうと思っていたのに、いろいろと余計なことばかりに気を奪われている。いくつかの本をつまみ読み。金曜にブックオフで買った「フリースタイル」44号もぱらぱらと読んだ。「このマンガを読め!」を2年遅れで確認するが、知らない描き手、作品があるいっぽう、吾妻ひでおや吉田秋生、萩尾望都なんかがベストテン内に入っていると、もうわかりきっているよと言いたくもなる。かつて信頼していた選者たちは歳をとってしまい、その下の世代の選者たちが推す作品にはまるで興味を惹かれないという状況だ。

◇ 賞レース

 2時間ほどで帰宅し、夜には昨日放送された「ツギクル芸人グランプリ」を観た。今回で3回目のこのコンテストだが、2回目は観逃し、初回は録画したままでまだ観ていない。3回目にして、初めてきちんと観ようと思い、結果を知らないように、昨日からずっとツイッターも開かないでいた。「お笑いホープ大賞」の流れを汲むコンテストだということも、この放送内に初めて知った。司会は爆笑問題と三田友梨佳アナ。司会者が最初からこんなにふざけまくる賞レースもなかなかないという始まりかたをする。審査員は、渡辺正行、増田英彦、井上咲良、元祖爆笑王のほか、各テレビ局から、橋本和明(日本テレビ)、舟橋政宏(テレビ朝日)、浜田諒介(TBS)、小比類巻将範(テレビ東京)、中川将史(フジテレビ)という面々が集められている。テレビのスタッフによる評価だから、芸の評価というよりも、仕事に直結するようなタレント性の評価になりそうであり、それはそれで、色合いがはっきりしている。決勝出場者は15組。5組ずつ、3ブロックに分かれて対戦をする。まず、Aブロックは、出場順に、ママタルト、TCクラクション、ストレッチーズ、サスペンダーズ、ゼンモンキーという5組。ストレッチーズが、テクニックの面であたまひとつ抜けているかなと思ったら、ストレッチーズが4票獲得で決勝進出した。続いて、Bブロックは、Gパンパンダ、竹内ズ、キュウ、パンプキンポテトフライ、わらふぢなるおという5組。このブロックがいちばん激戦かなと思ったが、唯一、あまりよく知らなかったパンプキンポテトフライが、思いがけない面白さ。観客を煙に巻くようなところがあるコンビだ。結果は、Gパンパンダが5票獲得で決勝進出。笑いがちょっと弱いかなという気がしたが、好きなコンビなので、これは嬉しい結果。コントのクオリティだけでなく、そのあとの講評の時間も、一平のキャラクターの可笑しさがあふれていてよかった。そして、Cブロックは、ネギゴリラ、ハナイチゴ、森本サイダー、さんだる、10億円という5組。まったく知らなかった10億円というコンビがすごく面白かった。このコンビもまた、煙に巻くタイプである。結成1年目だが、それぞれ別のコンビで活動していたようだ。結果は、ネギゴリラが5票獲得で決勝進出。10億円は2票獲得。森本サイダーが1票も入らなかったのは意外だ。ファイナルステージは出演順に、Gパンパンダ、ストレッチーズ、ネギゴリラ。Gパンパンダの2本目は文句なしに面白かった。ソーセージの試食に通りがかった学生と店員という設定のコントで、脚本の巧みさ、演技の上手さが際立ちがちなコンビだが、そこに一平の可愛げが加わっていた。全ネタでいちばん笑った。ネギゴリラも2本目のほうが面白く、勝負を賭けてきたような緊張感があった。ストレッチーズの漫才は2本とも、怒鳴り合いの展開になるところがちょっとイージーに感じられた。そしていよいよ結果発表となるが、その直前にニュース速報が入り、新型コロナの感染者数をまだ速報で流していることにちょっと驚いた。結果は、Gパンパンダが5票、ストレッチーズが5票を獲得し、なんと、同点になった。どうなるのかと思ったが、一般審査審査票の多いほうが優勝というルールだそうで、この瞬間に、太田が「ネギゴリラ!」と叫び、紙吹雪が飛び出してしまう展開に笑った。本当の優勝はストレッチーズ。ああ、てっきり、Gパンパンダが優勝かと思った。しかし、テレビマンたちの票は、5人中4票をGパンパンダが獲得していた。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、先週日曜に放送された「街裏ぴんくのもう離さないもん最終回スペシャル」(TBSラジオ)を、タイムフリー切れ前になんとか聴いた。架空の番組の架空の最終回という番組で、かける曲も架空。街裏ぴんくのいつもの漫談のスタイルを、1時間のラジオ番組にまで高めたいい番組だった。

 Spotify のポッドキャストで、木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。ヒコロヒーがパートナーに昇格した初回の放送だが、人数が少なくなり、聴いていて、会話の余白がずいぶん増えた感じがする。どちらがいいかはともかく、火曜の小島慶子ひとりの日はそれを感じさせず、そこはさすがにラジオのプロだ。聴きながら、深夜0時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...