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2025年3月1日土曜日

3月1日土/手数料が百円かかるのかい

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」は怪我をした塙さんの代打に三四郎相田が出演していた。「常連さん」はえのきどいちろう。えのきどいちろうがTBSに入ろうとしたときにすでに入った記録があったという話をしていて、「らくだ」を例に出したのも変だったのだが、土屋さんがそれを「粗忽長屋」と勘違いして説明していた。高田先生が聴いていたらまたいらいらするぞ。

 今朝の「木梨の会」をタイムフリーで聴くと、先週はちゃんと聴いてなかったからよくわからなかったが、スタジオにバンドを入れていて、今週も出演者たちが代わる代わる歌いまくる放送になっている。所ジョージはいつもどおり、新浜レオンにISSAもいる。憲武は西城秀樹の「南十字星」を西城秀樹に捧げ、こういうときは本気で歌っていた。

 TVer を使い、放送直後の「勝手にテレ東批評」を観る。ゲストは「おはスタ」に出演する木村昴。佐久間とは初対面だった。「おはスタ」には今、おたこぷーが出てるんだとは知らなかった。

◇ 手数料

 午後から外出、今季初パーカー。まず、かつやに入り、海老タレカツと親子丼の合い盛り丼を食べる。869円。SNSを開いたら、みのもんたの訃報が出ていた。80歳。二俣川まで歩き、返金しなければならないものがあったから、ジョイナステラスの郵便局に寄っていく。ゆうちょ同士なら手数料がかからないのかと思い込んでいたのだが、手数料に百円とられることに送金してから気がついた。ということは、手数料の百円を足して返金しなければまずかったか。失敗ばかりだな。

 行政サービスコーナーにも寄り、図書館の本を3冊返却していく。それから、ドトールに入ろうとしたが、混んでいたので、西友のイタリアントマトまで足を延ばした。昨日もらってきた「bounce」と「intoxicate」を読みながら、Spotify で新譜のチェックをする。サーヤのバンド、礼賛を初めて聴いてみたらけっこう面白かった。


◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、帰宅するなり、NHKプラスで「ニュース7」を観る。アメリカ・ウクライナの首脳会談がむちゃくちゃなことになっている。またほかのニュースで詳しく確認しなければならないな。みのもんたの訃報も扱われていた。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「週刊フジテレビ批評」を観ると、清水社長が一昨日開いた会見で、一連の問題について改めて言及している様子を伝えていた。これはよそではもうあまり報道されていないだろう。番組後半の対談は生成AIについて。

 昨夜に放送された「徹子の部屋」50年目突入スペシャルを観る。第1回のあいさつの映像から始まり、まず最初のゲスト、さんまが花束をもって登場。4年ぶりの出演になるか。ゴールデンの特番になると、普段の「徹子の部屋」とはスタッフが違うのだろうか、演出過剰になり、観覧客やスタッフの笑い声も入るのがうるさくていやだ。さんまも昼の通常回に出てもらいたいな。前回もそうだったか、カードを引いてそこに書かれたテーマを話すという形式になっていて、さんまはまず「大竹しのぶ」というカードを引いた。2年前に大竹しのぶが出演した回の映像も流され、そこではさんまのことを話している。2番目に引いたカードは「結婚」。さんまと徹子さんが結婚したらという話になり、前回よりもさんまが調子を合わせている。つぎのカードは「最近のおもしろい話」。さんまは浅田美代子と一緒に飛行機トラブルに巻き込まれた話をする。つぎは「さんまさんが見たい「徹子の部屋」」というカードを引き、ここで名場面集になった。2008年のくりぃむしちゅー、2009年のタカアンドトシ、2003年のさまぁ~ず、2009年のロンブー、2022年のロバート、2022年のココリコ、2016年のバイきんぐ、2022年の錦鯉、2008年の小島よしお、2006年の安田大サーカス、2024年のオズワルド、2021年のかまいたちの映像が流れる。ロバートの「邪念ゼロ」は傑作回だったのにこの編集ではわからない。つぎのカードは「引退」。太田の言葉で引退を思いとどまったというエピソード、よくしゃべっているが、さんま自身、このエピソードを気に入っているんだろう。最後のカードは「あっち向いてホイ対決」。あっち向いてホイを始めるのかなというところで、ふたり目のゲスト、櫻井翔が登場した。2011年に福岡ドームの嵐のコンサートを徹子さんが訪ねたときの映像があり、このときの嵐の5人とのトークを放送した。これよりさらに10年前に、松本潤、櫻井翔は、森光子、徹子さんと一緒にしゃぶしゃぶを食べたことがあったという。2014年に出演した櫻井翔の回の映像、そして、さんまが初出演の映像も流された。1983年、さんまは28歳、このときはさすが、徹子さんを笑わせて楽しくしゃべっている。さんまはここで退場するが、その時間になっても徹子さんになかなか送り出してもらえなかった。番組後半は過去の映像集、1976年2月放送の第1回、おなじみの森繫久彌の映像を始め、さまざまな記録からふり返る。史上最高齢ゲストは1998年放送、106歳のきんさんぎんさん。最年少は2011年放送、6歳6か月の芦田愛菜ちゃん。最高身長のゲストはジャイアント馬場、最高体重は小錦。最高視聴率は1981年の三浦友和、結婚から5ヶ月の出演で、14.5パーセントを記録する。最多出演は加山雄三、1976年から42回出演。「フラッシュクイズ」のアシスタントだった関根勤の映像集、それから、徹子さんがお気に入りの野際陽子が泥棒の話をしている回。海外スターの傑作選から、2005年のペ・ヨンジュン、2013年のトム・クルーズ、1984年のフィリップ殿下。フィリップ殿下の回では徹子さんがひとりでしゃべってしまい、フィリップ殿下にしゃべらせずにエンディングを迎える。珍事件集では、ゲストがスタジオに現れなかった2024年の Ado、2015年の椿鬼奴は登場するなり嬉し泣きしてしまう。1981年には5周年の企画で、出演したい視聴者を募集、10歳の少年が出演した。その少年の現在も取材すると、現在は不動産会社を経営し、徹子さんの影響でボランティア活動に目覚めてもいた。スタジオでは櫻井翔が黒柳徹子伝説を確かめ、番組で使用したメモはすべて保存しているそうだ。

 放送中の「Nキャス」も追っかけ再生で観てしまうと、冒頭に犬の動画を紹介したあと、みのもんたの訃報をすぐに伝えていた。TBSでも番組をたくさんやっていたから映像が豊富だ。2012年「みのもんたのサタデーずばッと」に安倍晋三が出演した映像などが流され、5分以上の扱いだった。

 今夜の「さんまのお笑い向上委員会」は「ゲスト向上芸人」のみなみかわに加え、岡野陽一、きつね大津、パンプキンポテトフライ谷が登場。おなじみの「みなみかわじゃないですよ」のネタは「意外と私服アメカジの春風亭一之輔です。」  ちゃんとこのネタ用にメガネも変えていて、経費がかかっている。

 今夜の「にちようチャップリン」は「デッカい小道具ネタ祭り」。大自然、ベルナルド、軟水、ザ・ギースが出演。ギース高佐はついにポールダンスも始めたのか。

 昨夜、楽天マガジンからスクショを撮っておいた「BRUTUS」のサザン特集を今夜になってようやく読んだ。メンバー5人のインタビュー、それから、ファンとして内村光良、岡村靖幸のインタビュー。新アルバムを14人のファンが読み解く企画もあり、友近、玉井詩織、大根仁、ヤーレンズ、高城晶平、加賀美健、Licaxxx、渋谷直角、RIKU、大橋裕之、西寺郷太、見汐麻衣、永野が登場している。

桑田佳祐「海外を目指そうと考えたこともあるし、それも最近は一つの考え方だと思うんだけど、あくまで国内で、いろんな世代に向けて発信する良さもあると思うんですよ。例えば歌舞伎とかお相撲とか花火とか、そういう日本の情緒感を持った、日本人が日本人のためにやる芸能やお祭り事の面白さがわかるようになったのも、お客さんやスタッフのおかげです。昔はロックやポップスというのはアメリカやイギリスに通じなきゃダメだと思っていたんだけど、我々は日本ローカルの重要性に気づけてから、少し気が楽になりましたね。」

内村光良「23歳の頃ですかね、取材で「自分はサザンオールスターズのようにタイトルが出ただけでお客さんが湧くようなコントが作りたい」と答えたことがあるんです。数年後『レンタルビデオショップ』というコント等でそれが実現したことがありました。本当に、今でも目標となる方だし、スタジオコントやライブをやっぱりコンスタントに続けていかないとな、という指標になっている方です。」

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BRUTUS 2025年 3/15号 [雑誌]
価格:880円(税込、送料無料)

2025年2月26日水曜日

2月26日水/志村けんとビートたけし

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。TVer とNHKプラスを使い、テレビ番組をあれこれと。昨夜の「さんま御殿」は「わが家の夫婦円満テクニック」というテーマ。吉田美和の夫、JUONが初登場、そのほか、草刈民代、蛍原徹、高安、陣内貴美子、バービー、ギャル曽根、吉木りさ、横山由依、大倉士門、木下ゆーき、宮下草薙宮下。さんまは人生で一回も弱音を吐いたことがないと言っていた。

 昨夜の「ワルイコあつまれ」はひさしぶりに「子ども記者会見」があり、安野貴博が登場した。AIについて、有人運転よりも自動運転のほうが事故が少ないというデータがあるそうで、自動運転のデータなんてまだまだ圧倒的に少ないだろうからどう信じていいのかわからないデータだと思ってしまうが、しかし、AIは今、研究者でもついていけないペースで進化しているのだという。「ガヤガヤ姉妹」のコーナーは札幌市の宮ヶ丘を紹介。田中宏美というアーティストが動物のアート作品を雪や草木で作っている。「ワルプロジェクト101」には、氷室京介のものまねができる女の子が登場した。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」はゲストとトークをする企画にヒャダインが登場した。進行役はコットンきょん。リーダーズが初めてテレビに出たのはヒャダインの番組だった。ヒャダインのリーダーズの最初の印象は「コンセプト蟻地獄」にしばられているよくいるグループだと思っていたが、のちに本人たちがセルフプロデュースで乗りこなしていき、「私の審美眼は間違ってたなあと思って。ほんとに、自分の思い込みなんて、あてになんねえなあと思っちゃったんですよ。」 きょんが観てきた印象ではコンセプトは変わらないと思うと言いつつ、ゆるくしようと思う部分はあったのかと訊くと、SUZUKA「ぜんぜんありましたね。自分たちで、なんか「ルールきびしくね」みたいな感じで、苦しなって、それで、ニュアンス変えてこみたいな。だから、メッセージはずっと一緒なんですけど、ニュアンス変えていって、自分たちの居心地のいいように、このコンセプトを愛してやっております。」 そんなヒャダインにアドバイスを訊いてどうなるのかと思うが、ヒャダインはリーダーズには色気が足りないといって、「色気を学べる昭和の歌手3選」として、畑中葉子「後から前から」、沢たまき「ベッドで煙草を吸わないで」、山本リンダ「ミニミニデート」のレコードを聴かせる。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」は、普段は観ていない番組なのだが、久保田が出ないこの状況はどうなっているかと思って観てみたくなった。久保田の代わりに、みなみかわ、濱田祐太郎が出演し、ふたりとも昨日呼ばれたのだという。収録日は2月20日。内容は普段の放送と変わらないのか。濱田祐太郎はそもそも爆笑問題の漫才が好きで、今は時事ネタの毒舌漫談をやってるようだ。「R-1」で優勝してから本来の自分のやりたいことをちょっとずつやり出したという。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、昇太師匠も七代目円楽襲名披露パーティーの話をする。オープニングだけ聴いてラジオを中断し、ブログの更新をしようとするが、まるで調子が出ない。再びラジオを聴きながら少し眠り、遅い時間になってから、ようやくブログをひとつ更新した。ずいぶん手こずった。今日は予報では春の暖かさだったはずだが、家のなかにこもっているとまったく実感することがない。あっという間に夜になり、NHKプラスで「ニュース7」を観ると、岩手県大船渡市で山林火災が発生し、その様子を中継で伝えていた。

 夜もテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」はムロツヨシがゲスト。9年ぶりの出演。叔母に育てられ、実母からは4歳のときから会っていなかったが、さんまの番組でその話をしたら事務所に実母から連絡があり、40年ぶりに会うことになった。会わないという選択もあったが、リリー・フランキーの言葉に背中を押されて会うことにした。しかし、育ての親である叔母に気を遣い、実母とは連絡先を交換しなかったという。実父とは22歳から会っていないそうで、両親ともに複雑な親子関係なのだ。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」はエバースの特集。まずは漫才から始まり、野球肘のネタをやった。ウケていなかった時代を知るオズワルドが証言する。エバースはオズワルドの4年後輩。2018年、2020年ではまだ「M-1」は1回戦で落ちていた。その理由を伊藤は「群を抜いてヘタクソだったからじゃないですか。」「ずーっと焦っているというか、町田が特に。通常の平常心でやれてない感じはしましたね、そのとき、観てたときは。」 バッテリィズも証言。エバースとバッテリィズは去年はよくツーマンライブをやっていた。神保町の劇場がリニューアルし、舞台数が増えたのがエバースの転機になる。伊藤「佐々木がもうぜんぜん昔と違うと思います。ボケかたが上手になったなあというか。」 寺家「無限に提案しあってるだけみたいな。で、そんなおもろいんやと。」 エース「町田のあのひとことひとことの重さ。長く強いはもういっぱい、たぶんなんか今最近多いんですけど、町田のあの顔で、あのトーンで、「なんとかだよ」っていうこの、ひとことで「重っ!」ていう。」 佐々木はシャッフル漫才の企画で伊藤に指名してもらい、そのときのネタ合わせで、しゃべくり漫才のいろはを教えてもらった。オズワルドのふたりによると、今、若手芸人で唯一遊んでいるのが町田。そういえば、「ビバリー」に出たときも町田はキャバクラが好きだと言っていた。寺家によると、佐々木は「めっちゃアホ」「彼はたぶん野球しかやってきてないです。」

 「白黒アンジャッシュ」も2週分、こちらのゲストもエバース。まずは漫才から、寿司と永野芽郁のネタをやった。収録は昨年11月、この日は「M-1」準々決勝の前日なのだ。呼ぶのが早すぎるだろうと思うが、しかし、アンジャッシュが把握しているくらいにこの時点ですでにエバースは大注目株になっている。渡部とは高校野球の話題で盛りあがる。佐々木の兄が「オンエアバトル」が好きで、幼稚園のころから兄と一緒に観ていたという。佐々木は大学で野球をやめたときに、ひますぎてお笑いのDVDをずっと観ていた。町田は両親が高校の先生。高校は進学校に進むが中退し、クルマのディーラーとして4年ぐらい働いた。オズワルド伊藤とのシャッフル漫才がきっかけになった話をここでもしていた。オンエアのときには「M-1」の結果はどうなってるのかと予想を訊かれた町田は「決勝は行ってると思いますね。」「どうやって優勝するか考えてます。」

◇ 志村けん・ビートたけし

 月曜に放送された「国民が選ぶ! 志村けんの爆笑ベストコント30」という番組を観る。番組最初に「この番組は、志村けんさんのコントの足跡をたどり志村さんの歴史の集大成を視聴者の皆様と振り返るという趣旨で制作しており、当時の映像をそのまま使用しております。」というテロップが出ていた。SNSでは田代まさしがオンエアに乗っていたことが話題になっていたようだが、29位には桜田淳子との夫婦コントがランクインし、これは名作なのだが、桜田淳子のオンエアもなかなかの事態ではないか。27位は「寝ちゃダメ」のコント。劇団ひとりとアンタッチャブル柴田のコンビがリメイクした「ドリフに大挑戦」のコントも素晴らしかったのだが、ここでは志村と加藤に加え、立花理佐も共演している。26位の「原始時代コント」に田代まさしが登場。25位の「あちらのお客様から」というコントでは、志村が小堺一機と共演していた。こんなコントがあるとは知らなかったが、いしのようこも見事だ。24位の「宇宙船コント」は「バカ殿様」のコント。若槻千夏と共演している。23位の「どっちにつくんだ?」には田代まさしと桑野信義が出演。21位は「優香姫」のコント。ここで優香がコメント出演する。ランキングを離れ、ここからはコラボコントの特集があり、二階堂ふみと共演したひとみ婆さんのコント、山本美月と変なおじさん、大塚寧々とはバーのコントで共演、木村佳乃と地井武男が出演する貧乏長屋のコント、菜々緒と志村が夫婦のコント、チェッカーズが出演するヤクザのコント、「男はつらいよ」のパロディには倍賞千恵子が出演し、寅さんが変なおじさんというオチ。ランキングに戻り、20位は「まだまだ死にやしねえ」というコント。志村と柄本明が夫婦を演じる時代劇のコントだ。19位の「鏡のダンス」は「バカ殿様」から、ももクロと共演している。18位の「取り立て」では梅沢富美男と共演。15位まで発表したところでまた、コラボコント集がある。中森明菜が幼い女の子を演じるコント、西田敏行が車掌を演じるコント、松雪泰子が娘を演じるコント。

 ここでたけしがコメント出演し、佐野瑞樹アナがインタビューする。たけしは志村が加入前のドリフにけっこう辛口なことを言っている。たけしから「けんちゃん」という呼び名が出たが、たけしはどう呼ばれていたのかというと「たけちゃん」だっていうのだが、ほんとかな。たけし「浅草的なコントを基準とすると、志村けんちゃんてのはそれ以上に上手いのよね。やっぱりテレビ的なんだよね。芸事自体は浅草の芸を継承してるんだけど、実際やることはテレビ時代にマッチしたスピード感があんだよね。おいらはもう、フランス座とかそういう小屋だから、あいかわらず間が浅草なんだよね。これからはスピードの時代だなあと思って、漫才はものすごいスピードをつけたんだけど、いざコントをやったら今度はスピードをあげるだけで間がなくなっちゃってて。けんちゃんたちは、加藤さんもそうだけど、いかりやさんのツッコミの前にもたせんのはやっぱり上手いなあと思いますよね。」「お互いに知ってるけど、いきなりコントやってるから、ほんとは手探りなんだよね。ほいで、けんちゃんはすごいひとに気を遣うひとだから、「たけちゃん、そここうやってくれないか」とは絶対言わないよね。あのひとやっぱりすごいのは、こっちが勝手にやったことも受けて、それをボケて返そうとするから器が広いの。だから、田代とか、ああいうラッツ&スターの、ひどく言えばシロウトだけど、ああいうコントも許容範囲でできるわけ。おいらだったら相手できないもん。やっぱり、そいだけ器広いし、上手いんだと思うね。」「晩年のけんちゃんはダチョウとか田代とか、突っ込むほうがメインで、俺とまあ同期だから、ボケたり突っ込んだりは俺のほうがやりやすいなあって感じはあるけども、うーん、一緒にコントをやるようになるには、俺がもう漫才にいって、ツービートをやって、それからあとだから、けんちゃんはやりづらかったのかもわかんないね。俺が漫才のクセがついちゃってて、からだで突っ込むよりもクチで先に突っ込んじゃうっていうか、セリフのほうが早いんで。けんちゃんと加藤さんなんてのはやっぱり、セリフの前にツッコミのかたちができてて、なにもしゃべんなくても笑うんだけど、おいらだと言葉ありきだからね。そういうぶんだけ、やっぱりなんていうんだろう、漫才師とコメディアンというか、お笑いの差はあったですよね。おいらまず、クチだから。」

 ランキングに戻り、13位の「貧しい親子」のコントで共演した芦田愛菜がコメント出演。7歳の愛菜ちゃん、ちゃんとコントの演技をしていてかわいい。12位の「雨乞いの祈祷師」のコントだが、これ、ストレートコンビのネタをやっているんだということに気がついた。9位の「デシ男」のコントには田原俊彦と萬田久子が出演。8位「ご存知!じいさんばあさん」は公開収録、志村と田代がじいさんばあさんになり、孫が松本典子。チョコレートプラネットがコメント出演し、チョコプラが推薦する「いいよなおじさん」が7位。このコントには、飯島直子、渡辺美奈代が出演している。6位は研ナオコとの夫婦コントで、これも公開収録でやっている。5位は「夫婦の寝言」のコント、夫婦を演じるいしのようこがコメント出演する。続いて、渡辺直美がコメント出演したのだが、雷様のコントの衣装のまま、ということは、この特番の企画は正月の「ドリフに大挑戦」の収録時にはもうあったんだな。4位は「変なおじさん」。これは複数のコントのダイジェストだった。

 たけしが再び登場し、インタビューの続きがまだあった。映画監督として志村を使うとしたらと訊かれると、「やっぱり、コメディアンの殺し屋だよね。表面的にはテレビで活躍してるお笑いタレントだけど、裏でお金もらって殺してるってのはいいと思うけどねえ。けっこうお笑いって、ある部分、狂気なんだよね。あと、お笑いって基本的には不謹慎だから。不謹慎って、笑いは悪魔のようにシリアスな部分に忍び込んでくるじゃない。(略)シリアスなところに必ず悪魔が現れるというのは、まあ、俺の考えかたなんだけど、実際、コメディアンとして志村けんちゃんが映画出るんだったら、悪魔で現れたいね。爆発的にコメディアンの人気が出て、裏では非情な殺し屋をやるってのは。まあ、今だからこんなこと言ってるけど、下手すると、今だったら「コメディアン志村けん」そのまま撮って流したいってか感じもあるね。「ザッツ・エンタテインメント」みたいな。日本のお笑いってのはこういうもんだってのを映画で世界に知らしめたいって感じあるけどね。」 しかし、これだけたけしにインタビューしていながら、たけしと志村が共演するコントはオンエアしないんだな。

 3位は「芸者コント」。柄本明がコメント出演し、最初の収録の思い出を語る。簡単なリハーサル、もう1回リハーサルがあり、本番と3回やっていた。芸者コントのときの顔は、本番を始める直前、後ろ向きになったときに志村に訊いて、この本番で初めてやったらスタッフがウケた。ここでオンエアされたコントには大谷翔平や藤井聡太の名前が出てくる。最晩年のコントだ。2位は「バカ殿様」。上島竜兵とのコント、そして、39年前の初回の放送の映像も流され、田代は初回から出演。家来の役で、すわ親治とキャラバンが出ている。これはリアルタイムで観ていた記憶もあるが、ウィキペディアを見てもキャラバンの名前は書かれていないんだよな。どうせならば、東八郎が家老の時代の映像も観たかった。そして、1位はなにかと思えば、「ひとみばあさん」だった。田代まさしとのがっぷり四つのコントをたっぷりと流し、この3時間弱の特番が終わった。エンディングは「ウンジャラゲ」。これで終わりかと思いきや、ランキングとは別にもう1本、なんのコントかというと、シリアスなサイレントドラマをたっぷりとやった最後に変なおじさんというオチのコントだった。

 深夜に読書。図書館で借りている、北野武「人生に期待するな」を読み終えた。2024年刊、扶桑社。語りおろしの本だと思うが、「週刊ポスト」の連載などもあるのになんだか唐突な感じのする本だ。「人生に期待するな」というたけし最大の名言を、なぜ今、この本のタイトルに使うのか。編集者の案に決まってるのだが、こんな簡単に作ったような本に使わないでもらいたい言葉だ。編集は扶桑社の井関宏幸、構成には石田雅彦というまったく知らない名前が書いてある。とはいうものの、読んでみれば、それなりに興味深いことはいくつも語られている。

P6「この本はオイラが考える人生について書いてみた。あちこち脱線しつつも、この大変化の時代をどうやって生きていけばいいのか、そんな心構えみたいなもんを書いてみた。」

P21-22「オイラは全く気にしないけど、オイラの周りにいるスタッフが心配して耳に入れてくることもある。例えば、オイラとサザンの桑田佳祐が仲が悪いとか、女優の菅野美穂と映画の現場でモメたとか、島田紳助と仲違いしてるとか、有吉弘行のことが嫌いだとか、全く根も葉もないことがネット上で広がっている。桑田佳祐の映画でいろいろあったのなんて、もうずいぶん昔のことなんだよ。もしも仲が悪かったら映画『浅草キッド』の主題歌に桑田佳祐の曲を使ったりしないだろう。菅野美穂とだって何のトラブルもないし、紳助とは、オイラほとんど話したこともないんだから仲違いもヘチマもない。有吉についてだって全く何も思ってないし、むしろ応援してるくらいだ。」

P22-23「カネを吸い上げる仕組みだとか言ってSNSや YouTube の悪口をいろいろ書いてきたけど、桑田佳祐や菅野美穂なんかもトバッチリくって迷惑だろうし、これからはオイラ、ネットで発信したり映画の配信なんかをすることも考えてるんだ。金を吸い上げる側のひとりになるのは嫌なんだけどね。」

P37-38「オイラが素晴らしいなって常々思っている南方熊楠って人がいて、明治大正昭和を生きた博物学の巨人なんだけど、本人にしたら単に植物や粘菌の研究なんかが好きだったってだけなんだろうね。社会的な交友関係とか他人との付き合いなんかより、自分の好きなことを一生懸命やり続けたその結果、歴史に残るような人になるんじゃないのかね。」

P45「人間ってのは結局、金を儲けたいとか、人より上に立ちたいなんていう自分の欲望に忠実に生きている。社会主義や共産主義が「誰もが平等で幸福に生きられる社会を築こう」なんて唱えてて、確かにそんな社会が実現すればいいとは思うけど、人間はどうしたってそんな理想的な社会では生きられない生き物だ。しょせん、エゴと堕落にまみれた資本主義のもとでしか生きられないんだろうね。」

P56「そもそも「物言う株主」って、いったい何だって話だよ。投資家連中が短期的な企業の業績や配当にばかり口を出すなんて慣習が広がったせいで、企業の経営者は長い目で自社の成長を計画できなくなった。」

P59「そんな世の中で金持ちが考え出したやり方っていうのは、「無限大の思想」なんだよ。どういうことかっていうと、例えば1メートルを半分の50センチ、さらに25センチっていうように、どんどん細分化していけば無限に1メートルを分けられる。同じように、貧乏な人の中にも細かい格差、序列をどんどん設けていけば、その中で貧乏同士がひがみ合い、やっかみ合い、足の引っ張り合いをするだろうってやり方なんだね。貧乏な人の敵意は、本来なら金持ちの人に向かうべきなんだけど、こうした格差や序列の中で貧乏同士が敵視し合うんだ。」

P79「みんな、働くことをすごく大切に考えてるよね。働き方改革とか、働く人のためのナントカとか、働きがいのある仕事とか、よく言うじゃん。オイラ、どうも働くってのがどんなことかよくわからないところがある。働くってのは、どこか「労働」って言葉につながるからかもしれないね。」

P83「もちろん、若いころから漫才のノートをいつも持ち歩いて何かネタになりそうなものがあるとすぐに書き込んでいたし、他人がそれを見りゃ努力に見えるかもしれない。でも、オイラにしてみたら、飯を食ったり水を飲むのと同じような、ごく普通のことで、それでギャグを考えていただけだ。」

P87「オイラ、あんまり将棋は好きじゃないんだけど、それは手をよく読めるヤツが勝つに決まってるからだ。」

P94「昔は舞台に立っていてもテレビに出ていても、このネタには今のタイミングではこれってピンとくるものがあった。反応の素早さ、間、タイミング、ぴったりの言葉、こういうのがどんどん出てきた。頭で考える前に口が自然にしゃべってるんだよね。それを年のせいにするわけじゃないけど、できなくなってるんだからしょうがない。じゃどうするかっていうと、誰に評価されるわけでもないことを毎日コツコツと積み重ねるって方向に向かうわけだ。アドリブの瞬発力より、コツコツとした持久力みたいなもんで、最近じゃ、ピアノを弾いたり、絵を描いたり、小説を書いたりってことが楽しくなってきた。」

P101「あと言えるのは、非人情なヤツがオイラみたいな生き方を選ぶんだろうね。非人情なヤツってのは、人情がないようなヤツって意味だけど、ワガママ放題で他人に迷惑をかけてもあんまり意に介さないようなヤツのことだ。」

P134「理想を掲げるのが別に悪いってんじゃないけど、人間ってのはやっぱり自分の欲望に正直に生きたいって願う動物なんだから、社会主義の理想を実現するにはどうしたって無理がある。マルクスを読んだことはないんだけど、理想と現実の矛盾をどう解決するのかっていうところがオイラにはどうしても難しいんじゃないかって感じるんだ。」

P140-141「みんなが違和感を抱いているような常識をひっくり返してみたり、普段は隠されてる本音をさらけ出したり、偉そうにしてる世間知らずの殿様をからかったり、ずるかったりセコかったりといった人間の本性が暴かれたり、そんなことを物語にするには客観的にものごとを見ないとできない。」

P147「よくオイラは間抜けな民主主義なんて言うんだけど、多数の意見を尊重するっていうのはモノゴトに対する正解があらかじめあるってことなんだよね。それが正解か不正解かってのは実はわからないことのほうが多い。多数意見とは違う少数意見があるのは当然のことだけど、そういうのは全部、抹殺され、あらかじめ多数意見が正解って決められている間抜けな民主主義じゃ、たとえそれが間違っていたとしても通っちゃう。大勢に与しない異端者を認めない時代なんだよ。」

P149「ここからちょっと映画の話をしたいんだけど、まず世界的に大ヒットするような作品を撮らないといけないとは思ってる。そんな作品を撮ることができたら、今度はその作品を使ってやりたいと思っていることがあるんだ。それは、その大ヒットした映画のシーンが例えば100あるとすると、シーンナンバーをビンゴゲームみたいにして順番をバラバラにシャッフルしてつなげて編集してみる手法なんだ。絵画には、印象派からキュビズムへという流れがあって、つまり映画におけるキュビズムみたいなことなんだけど、観てる側はバラバラに出てくるシーンを頭の中でつなぎ直して自分なりの映画にできるんじゃないかって思うんだ。」

P154-155「あのころ、浅草に行ったのはロマンだよね。もちろん、お笑いが好きだったし、新劇も好きだった。ただ、オイラ、新宿でアルバイトをしてたんだけど、唐十郎とか状況劇場とか何がいいのか、さっぱり理解できなかった。もちろん、ああしたアングラ演劇ってのは、おもしろいのはおもしろいんだけど、わからないまま理解できないまま、その世界に入っていくのはオイラ、嫌だったんだよ。」

P193-194「オイラにだって、死ぬのが怖かったころがある。死ぬのが怖いというより、まだ何も成し遂げてないのにこのままじゃ死ねない、っていうような焦燥感だな。オイラが浅草にたどり着くまでは、本当に何もしてなくて遊んでばかりいた。高校時代も大学時代も、自分とはいったい何者か、将来すげえことをやるような人間なのか、自信もなく不安定でふらふらしていて、自分の未来が見えなくて不安ばかり抱えて悶々としてた。」

P195-196「でも、どうしても一歩を踏み出せなかった。実家のある足立区から大学まで行くのに新宿駅を通るわけだけど、大学へ入ってすぐにオイラは新宿でふらふらするようになる。新宿には当時、アングラ劇団とかジャズとかヒッピーとかフーテンとかドラッグとかヌーベルバーグとかニューシネマとか、そういったカウンターカルチャーが山のようになって、そういうのが好きな連中が集まっていた。オイラは特にジャズとか映画が好きだったから、そっちの方向へ進む道もあったはずだ。だけど、どうもしっくりこない。肌感覚が合わないというか、ジャズにしても映画にしても好きであることと自分がその世界でどうこうするのとは違うからね。そんなオイラでも、なぜか下町の文化、落語とか演芸、お笑いなんてのは、これならオイラにもできるかもしれない、なんて思わせてくれる何かがあった。オイラは東京の下町で生まれ育ったから、そうして世界になじみやすかったのかもしれない。だけど、お笑いってのは、オイラが一番やりたかったことじゃなかったんだ。いわば第二志望だったんだけど、その第二志望で成功できたから、映画を撮ったり、絵を描いたり、小説を書いたりする、自分にとって本来やりたかったことができるようになった。」

P210-211「これはあらゆることにも通じるんだけど、本来の言葉の意味まで変わってしまうような時代になっている。(略)だから、自分本来の生き方をするのが非常に難しくなっていて、あえてそんなことを言わないほうがいい時代になっちゃったのかなと思う。今の時代は、自分の生き方や考え方をあまり外部に発信しないほうがいいのかもしれない。だって、それは間抜けな民主主義と一緒で、自分の生き方や考え方が少数意見だと、大多数の意見につぶされちゃうような時代なんだよ。」

P212-213「そんな中でどう生きるのかってことなんだけど、こうした単純化した間抜けな民主主義みたいなやり方に反発すればするほど敵が増えて叩かれるだろう。オイラとしては、やっぱり一番いいのは自分の考え方を隠すことじゃないかって思ってる。(略)世の中がイエスかノーかなんだから杓子定規にそれを受け入れて生きていこうなんてのは大きな間違いで、声を大にして反発するのも違うと思うけど、表面的には世の中の流れに逆らわないように振る舞いつつ、頭の中ではいつかは復讐してやるって生き方をしなきゃダメな時代だと思う。」

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2025年1月26日日曜日

1月26日日/フジテレビと中居正広


◇ テレビ・音楽

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ボクらの時代」は、堺正章、ミッキー吉野、シシド・カフカという「堺正章 to MAGNETS」を結成した3人。シシド・カフカが初めて買ったCDは KinKi Kids「硝子の少年」だったというと、堺正章は美空ひばりの「リンゴ追分」のSP盤を買ったのが初めてだったという。堺正章は父に連れられ、仕事の途中に磯子のひばりの家に置いていかれたことがあった。ミッキー吉野はそのひばり邸の真下に住んでいて、美空ひばりの結婚前の最後の誕生会には庭に小野満とスイング・ビーバーズが入り、「映画の「ゴッドファーザー」のパーティーのようだった」という。ゴダイゴは「西遊記」のおかげでブレイクしたという縁でもあり、ミッキー吉野は西田敏行の猪八戒の衣装を何度か借りて着たことがあるのだ。

 堺正章 to MAGNETS の曲は配信はあるだろうかと Spotify で探してみれば、堺正章は元男闘呼組の Rockon Social Club ともシングルを配信していた。1月22日に配信された「プンスカピン!」という曲で、スパイダースオマージュをやりながら、おじさんが時代についていけないぼやきを歌っている。ミッキー吉野も探してみると、約3年前に新アルバムを出していて、STUTS、MIYAVI、Mummy-D、岡村靖幸ら最前線ばりばりの顔ぶれとコラボしていた。

 昨夜の「さんまのお笑い向上委員会」を観ると、「このスタジオ、平和だなあ。」 というさんまの第一声から始まる。この回は1月10日に収録されたようだ。女性陣多め、ハイヒールリンゴ、黒沢かずこ、エルフ、キンタロー、萌々らが雛壇に座り、「ゲスト向上芸人」はヨネダ2000。リンゴ姉さんに憧れているという流れからの無茶ぶりにホリケンもすかさず加わる。リンゴが大活躍の回。

◇ フジテレビ

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、安藤優子、呂布カルマ、コットン西村が出演。さすがに今週のオープニングはややぴりついた雰囲気だ。サッカーの三苫の話題を先に軽く扱ってから、CM明けにすぐにフジテレビの問題を扱った。「普段スクープされる側の芸能人が個人の見解を話しに集まるワイドナショー番組です」というコンセプトももはや虚しいものに感じられる。安藤優子はまず、フジテレビの報道にずっと関わってきた立場から「一部報道であるような、性をともなう接待とか、そういうものについては一度たりとも、30年近くやってたんですけども、一度たりとも私自身が、それを現認したり、その場に居合わせたり、それからそいう話を聞いたり、そういう噂すら聞いたことがない、というのは私の見聞きした範囲ですよ。でもそれはそのとおりなので、まず申しあげておこうと思います。」 23日木曜の社員説明会には杉原千尋アナは出席した。安藤優子が「すごい気になったのは、その事案の報告を受けてから、被害女性のプライバシーを守るために、(守る)ことを第一に、力点を置いて対処をしてきたと。でも、それが1年半経ってみて、ほんとにプライバシーを守ろうとしていたのか、それとも違うなにかを守ろうとしていたのかっていうことが、ものすごく疑義を感じてしまう時間の流れなわけですよ。」 東野「フジテレビは誰を守ろうとしていたんですか? っていうのは素朴な疑問として残るっていうことですね。」 淳「擁護でもなんでもないんですけど、ぜんぶを守ろうとしたんじゃないかなって思うんですよね。」 そして、中居の引退について。淳は中居の心情をだいぶ慮った言いかたをしていた。番組で共演していた東野は「うーん…、やっぱりなんか、それはないよ、ってのが正直なところ。やっぱ言ってよ、なにがあったのか言える範囲でいいんで、うーん、言わなきゃおさまらないよ、っていうのは正直思ってますけど…。」 淳は中居ファンの被害者女性に対する誹謗中傷にも触れ、それが余計に再結成の道を閉ざしているような気がすると語った。今週は20分強の扱い。そのあとには、佐々木朗希がドジャース入団の話題になり、スタジオでは五十嵐亮太が解説する。トランプ大統領就任については、中林美恵子と岩田明子がスタジオで解説。最後はVHSの「2025年問題」。これが自分にとっては重大な問題なのだが、テレビでこの話題が扱われているのは初めて観た。

 そして、今朝の「サンデージャポン」は、ポップティーンモデルの阿部ここは、起業家の蕭圭織が初登場のほか、カズレーザー、藤田ニコルらが出演。フジテレビの話題の前に速報があり、長野駅前の殺傷事件の犯人が逮捕されたニュースが伝えられた。もちろん、まずはフジテレビの問題から。嘉納修治、金光修、日枝久を容赦なく直撃取材しているのはこれはTBSなんだろうか、この取材法でいいのかなという気もちょっとする。遠藤龍之介の会見では、日枝の影響力について追及されている場面もあった。遠藤「あのう…、すごく…、すべてのことを日枝が決めてるというふうに言われるんですけど、じつはそんなことはほんとにないんですよ。ただ、やっぱり影響力があることは間違いないので。あのう…、日枝自身がどうするかというのを私がここで申しあげることではないんですけれども、いずれにしても、その、企業風土というののなかに、一部に、私も、大多も、港も、もしかしたら日枝もいると、いうことなのかもしれないなと、いうふうに思います。」 スタジオでは河西邦剛弁護士が解説をするのだが、この弁護士はなにものなんだろうか。どうも薄っぺらい感じがする人間だ。以下、太田の発言をたっぷりと引用する。

太田「僕はその、彼女のことをおおやけにしたくないって気持ちを尊重したっていうのは、そういう部分ももちろんあったんだと思うけど、大多亮さんの…、今は関西テレビの社長ですけどもね、記者会見を観てて、その事案を知ったときにすごく衝撃を受けたと。で、これは本当に重大な問題であると、っていうことは、すぐに上にあげなければいけない問題であるって認識したってことは、彼女の心身のケアが必要だっていうことは、彼女がこの事案で傷ついていて、そして、普通の男女のトラブルの範囲ではないなっていうことを認識したってことなんだと僕は解釈するんですね。だとするとこれは、自分の手には負えない…、まあ、俺も先週も言った同じくり返しになるけど、僕らがこうやってワイドショーでしゃべることもいつも思うんだけど、われわれがどうこう言える問題をもうすでに超越してるんじゃないかなこの問題は…。だから、だとすれば、それを単なる男女のトラブルとして捉えたのか、あるいは、もうちょっとこう、いわゆる事件というか、そういう問題として捉えたのかっていう意味において、その後の対処の仕方は違ってくると思うんですよね。そうすると、やっぱり、なんで自分たちが治められるとそこで判断したのか、しかも、大多亮さんはそのあと下に投げて、部下がやっているもんだと思ってた。その後、上にあがってこなかったから、そのまんまの状態だと思ってたっていうけど、そんだけ重大な問題だとしたら、もっと能動的に、あれはどうなったこれはどうなったって…。で、もっとほかに方法はあるんじゃないかってことを、まあ、少なくとも僕はあの会見では積極的にやったとは思えないし、なおかつひっかかるのは、中居くんを守ろうとしたつもりはいっさいないっていうけど、彼を起用し続けたんなら、今、フジテレビは、中居も守るべきだと俺は思うのね。それは、僕らが同じ立場で、タレントとして外からこうやってTBSでやってて、僕らも彼と同じくらいの歴史をテレビのなかでやってて、いくつか経験してるんだけども、こういう不祥事が起きたときにタレント切ってそれで終わり、テレビ局っつうのは…、これTBSで言うのはなかなか言いにくいけれども、うんと手のひら返しはしますよ。で、中居は少なくとも、フジテレビには責任はないと。ぜんぶ自分の責任ですって言ったじゃないですか。彼は彼なりにフジテレビを今、守ろうとしているように僕には見えるのね。だとしたら、使い続けたフジテレビも、中居を守る責任はあると思うし、中居くんに対しての怒りを感じてたっていうのは、つまりその事象が、大多亮さんがね、怒りを感じる出来事だったってことじゃないですか。それをなんで、自分たちで、しかも部下に投げて、そこでなんとか処理できるって思って、そのあと、能動的にそれをね、関わらなかったのかっていうのは、僕はちょっと疑問に思うんですよね。」

太田「僕は何度もこの番組で言うんだけど、やっぱり、この国、社会が、それこそ受け止めきれない問題がどっかここにあって…、人権の問題としてね。だから、何度も言うように、政府がね、さっき行政指導するって言ってたけども、政府は今までに、やっぱり、国連からね、ちゃんとした人権機関を作るべきだってことは再三言われてて、そこを手つかずできた部分が、結局、この問題をどこにもってけばいいのか、誰も把握できない…、まあ、コンプライアンスのところにもってくべきだったのはたしかにそうだけど、そこがはたしてちゃんと機能できたか、そこに行ったときにそれをどこにもってくのかっていう、受け入れ機関っていうのが、やっぱり、もっと政府は…、それは政府がやるべきことであって、こないだも施政方針演説で石破さんが「楽しい日本にしましょう」って言うけれども、それをするにはやっぱりね、あの施政方針演説のなかに、その項目が、いちばんの項目としてね、人権機関をこの国に作るための一歩を踏み出すっていうようなことが、あそこの時点でまだできてないっていうことと、何度もくり返して長くなって申し訳ないんだけども、やっぱり、かつてのジャニーズ問題のときに、国連の作業部会が調査したときに、このメディアが、なにを見逃したのかっていうことが、僕はすごく心のなかにひっかかってるんです。これは、たぶん今、作業部会の報告会っていうのは、ネットにも YouTube にも観れるようになってるんで…、これ以上言うとね、俺がまた長くなるから、ぜひ観ていただきたい、フルで2時間ぐらいありますけど、最初の報告会からそのあとの質問まで、あのとき、日本のメディアはジャニーズの問題に終始したってことは、僕は観てて思ったんですね。そこでじつは取りこぼしている…、この「サンデージャポン」ももちろん含めてだけども、重要なことがいっぱい指摘されてて、それは、テレビメディアのセクハラの問題であるとか、いろんな差別であるとか、人権の問題ですよね。そこが、やっぱり、メディアが、今、みんなフジテレビを叩いてるけど、メディア自身がそこで自覚できなかったってこともひとつ考えなきゃいけないことだと思うんで、ぜひ、YouTube でもなんでも、観ていただきたいなあと思います。」

 フジテレビの問題はおよそ40分にわたる扱い。それから今度は中居の引退の話題に移る。「Nキャス」と同様、この番組でも過去の映像でその足跡をたどった。新しい地図は連名でコメントを発表。森且行もコメントを発表したのかと思えば、コメントは控えさせてもらうということを発表していた。「サンジャポ」はフジテレビと中居の問題だけでトータル1時間弱の扱いだった。以下、中居の引退について語る太田の発言も引用しておく。

太田「前回出したコメントは、すべてもう済んだことですっていうような内容だったんですけど、今回は、これで済んだとは思ってませんって、中居くんはね。これから真摯に向き合っていくっていうようなことがあったんで、僕はそのまんま受け取りました。っていうのは、やっぱり、うーん、タレント中居正広として引退はするけれども、ひとりの個人の中居正広としての人生はまだこれからずーっと長いですから、そのなかで、彼なりに覚悟を決めて、この問題と真摯に向き合っていくっていう宣言なのかなあと思って、ひとつ、僕は前進しようと彼はしたんじゃないかなあと思って。というのは、僕らもずーっと、テレビの世界で…、SMAPと同期なんですよ、僕ら。だから、向こうは先にぜんぜんトップに行きまして、見上げる存在だったけれども、「笑っていいとも!」の最終回のときに中居が言ってたのが、バラエティっていうのはほんとに残酷だと。ドラマや映画なんかだとゴールが見えてて、そこが終わればよかったねってなるけど、バラエティっていうのは続けなきゃいけない、この残酷さがある。いつか終わんなきゃいけない。それがすごく自分にとっては残酷なことだな…、ましてや、「笑っていいとも!」のような国民的な番組がこうやって終わっていくってことに対して…。だから、そういう意味でいうと、中居くんていうのはバラエティに対してある種の覚悟、自分の芸能生活に対しても、ある種突然終わる覚悟、さっきも記者会見(2020年、事務所独立時の会見)でね、中居を使おうっていうひとがいなければ終ってしまうんだろうっていうのは充分自覚していたわけだから、このコメントにおいては、彼はそういう覚悟をたぶんしたんだろうなと思いますね。それと同時に、やっぱり、SMAPっていうのは、ものすごいスーパースターだし、それはやっぱり、エンターテイメントの与える影響ってものすごくて、それがアイデンティティになってるひとたちがいて、今、今後、その…、まあ、ジャニーズ問題のときもそうでしたし、言ってみれば旧統一教会のときもそうだったけども、それを信じてたひとたちをバッシングするようなことっていうのは、それは彼らのアイデンティティだから、誰もむりやりそんなものを喜んじゃだめだとか楽しんじゃだめだっていう権利は俺はないと思うし、中居正広は、やっぱり、彼にも人権があるし、それは被害を訴えてるひとにとってはもしかしたら残酷なことかもしんないけども、中居は自分で自分をいちばん大切にする権利はあると思うし、やっぱりそういうふうに考えてこれから過ごしていってほしいなっていうのは思いますね。」

 夕方から外出。まず、吉野家に寄り、期間限定メニューの牛魯珈カレーを食べる。729円。なかなかスパイシー過ぎて、食べるのに苦労した。牛丼屋に本格的なカレーなどは求めてないんだけども。二俣川まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」をオープニングから聴く。ナビホームからのプレゼント、埼玉の銘菓を届けるために三遊亭鬼丸が登場した。爆笑問題とは初対面。短い時間だが、落ち着いた感じで話していた。

 ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を5冊返却していく。日曜に返したことは今までなかったっけか、係のひとがすぐに処理するのではなく、返却ポストが置かれていた。そのあとはドトールに入り、読書をしていくが、ひどい眠気で朦朧とする時間がかなりあった。

◇ 読書

 ドトールで、図書館で借りている太田省一「中居正広という生き方」を読み終えた。2015年刊、青弓社。太田省一は1960年生まれの社会学者。芸能関係の本をずいぶんたくさん書いているひとだということは知っているが、その著書は一冊も読んだことがなかった。この本はちょうど10年前の本。SMAPは翌年の2016年に解散する。つまり、解散騒動がもちあがる前に書かれた本だということを念頭に置いて読まなければばらなかった。第一章は「中居正広と本」として、読書家としての中居正広に注目している。まず、中居正広が読書家であることを知らなかったのだが、2011年に放送された「プロフェッショナル」のなかで、北京公演のリハーサルが豪雨のために始められずにいる控え室にて、中居はソファーで、貴志祐介の「青の炎」を読んでいたのだという。そのときの中居正広から太田省一は過剰すぎるくらいの意味を読みとってみせる。「中居正広は複雑な人だ。なるほど人間誰一人として単純な存在ではない。だが複雑であることが、芸能の世界で魅力となって輝き、支持される人となるとまれだろう。光と影、陰と陽、静と動のギャップ、そしてその二つの面が互いに反射するように織りなされる多彩な表情が、ときには謎めいた印象となり、それが多くの人を魅惑する。」 中居が読書家であることはファンにはよく知られているのだろうか。特にミステリーが好きなようで、過去のインタビューでは、歌野晶午や松本清張、東野圭吾を読んでいると語っていたようだ。あるいは、愛読書として、野村克也「野村ノート」をあげている。「情熱大陸」では、野球というチームスポーツを自分たちのグループ活動に重ね合わせ、「野村ノート」を参考にしていると語っていたという。中居は手書きのノートをずっとつけているのだそうで、主演した「模倣犯」のインタビューで受け答えに苦労した経験から始め、今はあらゆる仕事の準備としてメモをとるようになったという。この本はそのあと、「ヤンキー」「MC」「FNS27時間テレビ」「笑い」「野球」「ダンス」「演技」「結婚」「ジャニーズ」「エンターテインメント」という要素に注目していく。中居が「ワイドナショー」に出演した際、坂上忍や杉田かおるが「セリフがあると大丈夫だが、アドリブになると素が出てしまいそうで怖い」と言ったのに対し、中居は「芝居やるほうが素にならないとできない感じがあります」「司会とかやってるほうが何か演じてる感じもします」と語っていたそうだが、中居のこの演技術はとても興味深い。

 夜に帰宅し、またのどが痛くなりかけているから、インスタントの味噌汁にニンニクと生姜を入れて飲んでおく。寒い日に外出するともうだめなのか。

◇ テレビ・ラジオ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は、演芸コーナーは三日月マンハッタンが初登場。今朝、早朝には「よせによせ」という番組が放送されていたのだが、いつもは「演芸図鑑」の枠なのだが、「演芸図鑑」のホームページを確認すると、この番組も「演芸図鑑」と一緒に載っている。タイトルコールは雲助。浅草木馬亭から中継、楽屋には春風亭一花と桂二葉がいて、もうひとり、小痴楽はゲストという扱いなんだろうか。楽屋のトークが少しあり、今夜は星が綺麗の漫才から始まるという独特な人選だ。たまに映される客席には若い客を入れている。続いて、林家楽一と住宅正人が登場。住宅正人というひとをまったく知らなかったが、野菜に穴を開けて笛にする芸をする。演奏しているあいだに楽一が紙を切る。今回はネタが野菜しばりなのか。そのあとには、1988年放送「東西落語特選」から、志ん朝の「唐茄子屋政談」の映像を流したのだが、落語の前に加賀美幸子がかぼちゃの説明をするところから流した。もうひとつ、1975年放送「文化展望」というドキュメンタリー番組のなかで、志ん朝が大阪角座で「強情灸」をやっている映像があり、志ん朝が楽屋で松鶴としゃべっている様子もあった。楽屋のトークを挟み、二葉の高座「上燗屋」。最後は大喜利企画なのだが、これも寄席の大喜利ではなく、海外ドラマに勝手にアテレコをつける。柳亭信楽、柳家わさび、三遊亭ごはんつぶが挑戦し、楽屋の3人が大笑いするのだが、そこまで面白くはないだろうと思った。

 今日の「TVタックル」の収録日はいつなのか、この番組は中居の問題は扱わないんだろうか。まずは罰則規定のない渋谷の治安の問題を扱い、日本ガーディアン・エンジェルスの小室克男、元警視庁の櫻井裕一、杉村太蔵、眞鍋かをりらが出演。たけしは年末年始はアジアに行くことが多いようだ。続いては、不要不急の救急搬送有料化の是非について、それから、カスハラの実態などを扱った。

 パソコンのラジコの地域判定が狂っていて、奈良になっているから、さんまの「ヤングタウン」を聴くことができた。さんま「えらいことになってしまいまして。まあまあ、中居はわれわれにとってはほんま「戦友」やからな、芸能界を渡ってきた戦友で。まあ、何年間か会ってない、SMAP解散から中居と会っていないんですね。仕事もぜんぶ、俺とするのは…、っていうので。勝手に木村派にされてんねんけどもな。俺はSMAP派やなのにな。」「もうなんか知らないけど、木村とは仲良くやらしていただいて、中居は連絡先教えてなかったっていう不思議なことが今日わかったんです。そういうなんか、引き合わせ? みたいなのがあって、勝手にこうなってしまってんねんけども。まあ、引退するということで、そう思うと、残念ていうたらあれやろけども、戦友、このテレビ良き時代を、さんまSMAPで過ごしてきて、このあいだにいろんなことがあって、ねえ、解散だやれなんたらだ、ありつつも、みんなのことをちょっとほかのグループよりも気にかけて、ずっと見てきてるんですよ、勝手にね。勝手に見てきてるから。引退か、って思うと、まあ、しかたがないのやろけどな。これは、同じ戦いを戦ってきた戦友たちの、紳助もそやけども、松本もそやけども、ぜんぶね、お笑いっていうなかの戦争のなかでねえ、もう切磋琢磨しながら、お互い意識しながら生きてきて、それがもうね、引退してしまうと仕事もできないし。ほいでまあ、みんなは、なにがどうなってなにがあったの? っていうのを知りたいみたいやけど、俺すら、情報むちゃくちゃ。だから、もやもやしてるかたもたくさんいらっしゃる。要するに、あっちのほうは示談金で成立してるて言うたら、なんか、9000万ももらっていないとかいうのも記事になってる、それが本人が言うたのかどうかもわからへん。もうネットがね、いろいろ勝手に書くから、どれがどれでって。だから、俺の情報とはぜんぜん違う情報がかなりあるんで、なにがなんだか。こういうのはもうはっきりしてほしいのか、こうしました、こうで、だめでしたって言いたいのか。」「俺は「ホンマでっか」と「向上委員会」。昔は「ミスターフジっ子」と言われた男ですから。フジしか仕事してなかったんですよ。フジが大事に大事にしてくれたテレビ人生やから。そのミスターフジっ子が2本まだやらしていただいてるんですけども、それも…、俺、ギャラ高いやん。(略)でもまあ、乗り越えるのは、われわれね、そういう専門家じゃないけども、大変だっていうのはわかるから。(略)もう「明石家サンタ」もたぶん無理やろから。不幸な話をせなあかん、年末にな。フジテレビの社員ばっかりになるで、お前。「ごうか~く!」言うてる場合ちゃうやんか。」

 同じく中居と関係の深い鶴瓶はなにか言っていないだろうかと、検索してみたら、「文春」の第5弾の記事に鶴瓶とヒロミがどうやら登場しているようだ。バーベキューに参加していただけならたいしたダメージになるとは思わないが、この状況ではどんな勢いがつくかわからない。

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2025年1月3日金曜日

1月3日金/新年の面会

◇ Netflix

 早朝、Netflix で「LIGHT HOUSE」の続きを観る。第4回の「サプライズライブ」は、2023年2月の収録。シアターグリーンなんて小さい会場で行われたのか。客の前になると、若林のサービス精神が出るようだ。話している内容は、奇しくも、新春の「あちこちオードリー」で語られていたこととも重なる。伊集院の発言がネットニュースになっていたが、それとは反対のことをここでの若林は言っているかのようだ。しかし、どちらもあるということではないかな。この番組、星野源がしゃべっていることは極めてリベラルな感じがするが、若林はもうちょっと保守なところもあるだろう。この第4回の最後には若林がラップをする曲が作られた。その歌詞のなかに爆笑問題が登場する。若林は太田光の影響化だと思うから、太田的な保守、つまり、人間は未熟なものだとする考えがあるはずだろう。それは談志師匠の「業の肯定」につながり、あるいは、人間の未熟さや愚かさを愛でる感覚はお笑いのひとたちにはきっと共有されている。星野源が影響を受けているはずの松尾スズキも「業の肯定」のひとだと思うのだけどな。

 ダビングのセットをして、早朝から眠りなおす。あんなに録画残量をたくさん作ったのに、もう今日のぶんが足りなくなっている。今年もテレビの録画に追われずに過ごすことは無理なのか。今日は面会に行くつもりなので、ブログの更新をする時間が作れないが、それでも、少しだけでも続きを書き加えておく。今年は文章をさぼらないように。

 聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」をタイムフリーで聴いたら「M-1」の話をしている。礼二によると、現場ではバッテリィズとエバースの男性人気がすごかったようで、観覧客の男女比のバランスのよさがうかがえる話だ。放送後は、礼二は海原ともことご飯を食べたそうだ。

◇ 面会

 午後から外出。家を出る直前に、母にスマホをもっていこうと用意していたら、ほんの数分の違いにばたばたする。鶴ヶ峰のブックオフにも寄りたいと思っていたが、時間を短縮するためにあきらめる。鶴ヶ峰のバスターミナルから、よこはま動物園行きに乗り、上白根町まで。上白根町のバス停から歩き、老健に到着。面会用紙を書いて、エレベーターで3階にあがると、母のすがたをすぐに見つけた。いつも同じ席で、同じお婆さんたちと一緒にいるようだ。3階の受付で名前を記入していると女性の介護士さんがやってきて、母に知らせてくれた。今日も面会の席はほかのひとに使われていて、母の部屋のほうに案内された。介護士さんが椅子だけ運んでくれる。この部屋には初めて入ったが、病院ではないからなんと呼べばいいのかはわからないが、ほとんど病室みたいな部屋だ。いったん、受付に戻り、部屋で電話をしていいかを確認してから、母にスマホを渡し、心配してくれている母の友だち数人と会話をしてもらった。元日に届いた年賀状が10枚ぐらい、それを見せたりもしたのだが、どれも電話番号が書いていなくて、年賀状をくれたひとには誰にもかけられなかった。スマホの通話履歴を見ると、あったはずの名前が消えてしまっている気がする。どういうわけなんだろうな。前回と同様、今日も母は帰るつもりになってしまい、帰り際が難しい。介護士さんに止めてもらい、30分ほどで失礼する。1階に降りると、ここの医者の先生がエレベーターの前で入居者の家族になにか問い詰められているようだった。

 帰りは鶴ヶ峰ではなく、中山のほうに歩いていく。歩きながら、年末の友近の「シン・ラジオ」を聴いた。水森かおりをゲストに迎え、「紅白」の放送が終わったあとはどう過ごしていたかを友近が訊くと、水森かおりは帰ってきてからゆで太郎に行ったが閉まっていたって。コロナの前には「紅白」のあとは1階の食堂で打ち上げをしていたそうだ。

 中山のブックオフに寄ると、いい本がたくさん。110円のコミックを1冊、220円のコミックを1冊、文庫本を2冊、単行本を1冊、雑誌を1冊、330円の単行本を1冊買う。中山駅の北口に初めて出て、ガストに入り、タレカツ丼を食べた。990円。

 中山から鴨居に移動。ブックオフにもう1店、110円の文庫本を1冊、220円文庫本を2冊、新書を1冊、単行本を1冊。鴨居駅北口のベローチェに入り、ひと休み。21時閉店まで、読書をしてから帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅して、餅を食べながら、録画していたテレビ番組をあれこれと。元日の「NHKニュース7」を観そびれていた。この日は能登半島地震から1年、40分の拡大放送になっていた。

 昨日放送の「さんまのまんま」新春スペシャルを観る。最初のゲストはやり投げの北口榛花選手。スポーツニュースを観ているだけでも知っているようなことをさんまが知らずに訊いているが、知らないふりをしているんだろうな。こういうゲストのときはさんまのインタビュー術が面白い。つぎのゲストはパク・ソジュン。韓国ドラマに出ている俳優のようだが、通訳を介したトークで、さんまは通訳のひとに韓国語を教わりながら韓国語で笑わせる。そこにあとから有村架純が加わり、さんまはさっそくインチキ通訳をやってみせる。さんまはパク・ソジュンが出演したドラマのコメディシーンを細かく覚えていて、パク・ソジュンを驚かせていた。韓国ドラマを通じて、韓国の風習もよく知っているようだ。パク・ソジュンが帰り、有村架純だけが残り、今度はそこに友近が加わった。「シン・ラジオ」でもこの番組の話をしていて、ちゃらんぽらん冨好さんの娘と有村架純が同級生だという話をしたそうだが、まるまるカットになっていた。続いてのゲストは卓球の張本智和・美和兄妹、そこに麒麟がコンビで加わる。張本兄妹が帰り、麒麟が残ると、今度は井上真央が加わった。井上真央はこれが仕事始めで仕事納めなんだそうで、今はぜんぜん仕事をしていないのか。最後に登場するのは今田耕司、恒例の今田おすすめ芸人コーナーだが、今年は井上真央だけでなく、麒麟のふたりも残った。このコーナーは今年でなんと20年目だという。トップに登場した芸人はぺ。外国人と宇宙人のコント。2組目はベルナルド。ハギノリザードマンとスーパーニュウニュウ大将の結成1年目コンビだが、「野菜-1グランプリ」優勝のコントを披露し、ハギノひとりのものまねネタもやってみせる。3組目は清川雄司。ハーモニカをくちのなかに入れて腹話術をする荒業、さらに、ハーモニカを吹きながらフラフープをして、紙切りをやってみせる。最後はもしもし☆コールミーテレフォン。年齢差12歳、女性のほうが歳上の男女コンビ。マリリン・モンローとウンコのネタをやった。井上真央賞はぺに与えられた。深夜3時頃に眠る。

2024年12月31日火曜日

12月31日火曜日/面会に行く大晦日

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ブログの更新をするつもりでいたが、老健のホームページを見ると、今日から面会ができるようになっていた。なんで昨日の段階でわからないのかと思うが、やっぱり、年内に行っておくことにしよう。いろいろと準備をしながら、ラジオをつけておく。文化放送「くにまる食堂」のサムネイルを見ると、横山雄二とアンジェリーナ1/3がなぜか代打を務めていたからこれを聴いていた。

 録画していた昨夜の「アメトーーク!」年末スペシャルを途中まで観る。まずは恒例の「アメトーーク大賞」からだが、例年どおり、「家電芸人」は観ないで早送りする。観たいのは「さんま VS 売れっ子若手芸人」のブロック。せいや、宮下草薙の草薙、さや香新山、EXIT、熊元プロレス、はるかぜに告ぐの一色といろ、マユリカ中谷、カカロニ栗谷が出演。MC側にはさんまとともに陣内智則が座る。そういえば、吉本の「伝説の一日」に熊元プロレスが出ていたが、ゆりやんがコロナになり、当日になって代役が決まったのか。せいやは今年の「27時間テレビ」のさんまをふり返る。粗品に「老害」と言われることをさんまは読んでいたようだ。シャケにも詳しいさんま、虫が少なくなった原因を語ったりなど、「ホンマでっか」がさんまのトークに与えている影響は小さくなさそうだ。毎年、この番組のあとにはカカロニ栗谷は炎上、さんまファンからDMがくるのだという。

◇ 面会

 午後から外出。鶴ヶ峰のバスターミナルから、よこはま動物園行きに乗り、上白根町まで。長坂までのバスがあまりないから、上白根町から歩いていくことにした。たいした距離ではないのだ。2週間ぶりの老健、受付に置いてある消毒液で手指の消毒をし、それだけでなく、手洗いを推奨する貼り紙があったから、面会用紙を書く前にトイレに行って手を洗ってきた。エレベーターで3階にあがると、「津軽海峡冬景色」が流れている。3階でも受付で名前を記入していると、パーマのお兄さんが気がついてくれて、母を呼んでくれた。この広いスペースはご飯を食べたりするところなのか、母はほかのお婆さんたちと一緒にテーブルについていたが、初日に一緒にいたお婆さんたちとずっと一緒にいるようだ。大晦日はさすがにほかにも面会にくるひとが多いようで、面会用の席は埋まっていて、パーマのお兄さんが奥の部屋を案内してくれた。奥の部屋を案内してくれたのはいいんだけど、母はどこにいるのかわからなくなってしまった。母は今日は帰れるのだと思っている。今日は大晦日、明日は正月だと説明をすると、いよいよ帰る気になって、落ち着きがなくなっていった。こうなると、長く面会していてもしょうがないかと思うが、帰ろうとすると、自分だけが残されるのを納得してくれない。エレベーターのほうに戻ると、パーマのお兄さんが言い聞かせてくれて、ひとり、エレベーターで下に降りていく。30分ほどの滞在時間。帰り際に受付で、年始も通常どおりに面会ができることを確認しておく。

 上白根町のほうまで歩いて戻り、なか卯に入り、鴨そばを食べる。720円。年越しそばをどこかで食べようと考えていたが、向かうときにここののぼりを見て、ここで食べていこうと決めた。

 鶴ヶ峰まで歩くことにする。歩きながら、先週火曜の「ミュージックソン」をタイムフリーで聴いた。高田先生と松本明子が一緒に出演した部分だけを聴きたかったのだが、久留米の会場にいる松村にも電話をつなぐと、金曜の「ビバリー昼ズ」でもしゃべっていたが、「電波少年」の思い出など、ひどい話を連発していて可笑しかった。「今日はチャリティだから」という言葉が何度もくり返される。高田先生の年齢を聞いた出川が「あと2年」と言った箇所、出川は笑いのつもりで言ってるのだけど、さすがに失礼でどきっとする。先生が「ビバリー」で笑いにしていたのが救いだ。続けて、昨日放送された特番「ジョニ男くんと文夫くん」も聴く。かつての「民夫くんと文夫くん」を踏まえた番組だが、高田先生が景山民夫の替わりの相棒になぜか選んだのが岩井ジョニ男。

 鶴ヶ峰のドトールに入ろうかと思っていたが、ドトールは今日は17時閉店だった。ひさしぶりにミスタードーナツに入り、ブレンドとエンゼルフレンチを食べた。506円。読書してから帰る。

◇ 読書

 夜に帰宅し、タイムフリーで、先週の「伊集院光のタネ」をまとめ聴きしながらブログを更新する。年末恒例の「十大事件」を先に仕上げていたのだが、楽天アフィリエイトのサイズを去年と変えてみたら、横に並べて表示させる方法がわからず、もうあきらめることにした。

 部屋で読書を続ける。太田光「芸人人語」3巻を読み終えた。朝日新聞出版。これは今年発売、ゲンロンカフェで買って、太田さんにじかにサインをいただいた。この本だけは年内に読み終えたいと思っていたが、読み終えたときにはとっくに年が明け、深夜1時を過ぎていた。読書しながら年を越したのは初めてかもしれない。自分史上、もっとも地味な年越しになった。「芸人人語」のシリーズはこれが3冊目で、今回は「旧統一教会・ジャニーズ・「ピカソ芸」大ひんしゅく編」というサブタイトルがついている。初出は「一冊の本」2022年9月号から2024年4月号に連載されたもの。ウエストランドが「M-1」で優勝した日のことを書いた「笑いは戦場」と題する回には感動してしまった。この本を読み進めていると、ラジオで話されていて名作だと思ったトークがいくつも出てくる。「笑いは戦場」「かもめ」「生きることの意味」など、サブタイトルには「生きることの意味」も入れたほうがよかったんじゃないだろうかと思うほど。それだけの密度のトークになるのはおそらく文章を書く作業とセットになっているからだろうし、この連載を始めて以降、太田光の思索は書くことにより確実に深まっているはずだ。「太田光をテレビに出すな」というハッシュタグが踊った炎上について書いたあとがきがまた素晴らしかった。2024年はこれで終わり。

2024年12月25日水曜日

12月25日水曜日/映画と読書とクリスマス

◇ テレビ・ラジオ

 朝、SNSのトレンドに「松本人志」の名があるからなにかと思えば、中西正男による松本人志インタビューがヤフーニュースに出ていた。「M-1」が終わると松本に動きがあるというのは年末の風物詩なのか。来春に「ダウンタウンチャンネル(仮)」を開設するようで、配信で復帰というのはおおかたの予想どおりだが、ダウンタウンとしてやるというのはどこにも出ていなかった話ではないか。スピードワゴン小沢らもここに呼ぶという構想だが、それは小沢にとってはどうなんだろう。しかし、松本個人の番組よりも、ダウンタウンとしての番組ならば共演者も呼びやすいということかな。それより、NGK復帰案はなくなってしまったんだろうか。

 録画していた昨夜の「明石家サンタ」を観ると、冒頭、さんまの声の調子を話題にしていて、さんまもさすがに高齢だからこれは本当に気をつけてもらいたい。番組半ばに「向上芸人枠」として中津川さんが電話に出た。さんまが「芸能人につながりましたんで」って、中津川さんがさんまに「芸能人」と呼ばれているのがすごい。去年からか、電話ではネタを話さず、「お笑い向上委員会」で話したVTRが流され、電話ではパネルを選ぶのみ。「お肉」が当たったのに、そのあとに披露したクリスマスの小咄を噛んだためにお肉は剥奪になってしまった。電話からおカヨ坊さんの声もする。八木「奥さんも楽しいかたですね。」 さんま「そりゃお前、弦さんと結婚するくらい、明るいひとしかもたへんからね。」 最後にさんまは「イエイ」もやってくれた。「また「向上委員会」でよろしく~」と言うさんま、来年も中津川さんは出続けるのか。

 ラジオをつけ、「TBSラジオ大感謝祭」を少し聴いた。今日は「ビバリー昼ズ」は「ミュージックソン」終了後の正午からスタート。ゲストは桂宮治。ラジオを聴きながら、アマゾンで無料だった「フリースタイル」の最新号を購入し、キンドルで読む。恒例の「このマンガを読め!」だが、これは時間があるときにゆっくりとチェックしよう。

◇ 映画・読書

 午後から外出。横浜に出て、東口から日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進む。キノシネマみなとみらいにて、「太陽と桃の歌」を観る。16時半の回。今年最後に観る映画はなにがいいかと考え、この映画がよさそうだと思った。スペインのカルラ・シモンという監督のベルリン国際映画祭金熊賞受賞作。優しくてかわいらしい映画かと思っていたら、だんだん社会的なテーマがわかってくる。なかなかビターな映画だった。しかし、劇場内がちょっと薄ら寒かったな。


 横浜美術館前に歩いていくと、広場にメリーゴーランドができている。マークイズみなとみらいには大きなクリスマスツリーがあった。横浜駅のほうにまた戻ってくると、地下のポルタの八角のあとにはえきめんやができていて、ちょうど、今日からオープンだった。クリスマスのにぎわいだが、東口から西口に移動し、天理ビルまでやってくると空いている。中華彩園に入り、ユーリンチーと餃子の定食を食べた。900円。地下のドトールに入り、ひと休み。ここで読書をしていく。

 ドトールで、図書館で借りている、柄谷行人「政治と思想 1960-2011」を読み終えた。2012年刊、平凡社ライブラリー。60年代からの政治の流れが勉強できるかと思って読んだ。柄谷行人のインタビューが収録されていて、3部からなり、それぞれ、小嵐九八郎、明石健五、平凡社編集部が聞き手を務めている。以下、気になった箇所の引用だが、特に、190ページ以降のデモがなぜ衰退したかという話は重要と思った。

P7「現代の民主主義は一般に、国民(people)が選挙で代議士を選ぶ、代表制民主主義として考えられている。しかし、代表制は民主政とは異質である。モンテスキューがいったように、代表制は寡頭政の一種にすぎない。そのため、代表制民主主義は寡頭政に帰着する。実際、日本の代議士の有力者はほとんど世襲的である。だから、民主主義が活きて存在するためには、代表制でないような直接行動、すなわち、「動く集会」がなければならない。個々人が主権者として、自らを代表する者として登場しうるのは、匿名選挙ではなく、デモにおいてである。」

P21「たとえば六〇年安保闘争のとき、僕は学生運動に参加したわけですが、当然、学生だけがいたわけではない。七〇年となると、デモはほとんど学生に限定されていました。しかし、六〇年では、あらゆる階層と世代が参加していた。」

P24「僕は昔ある論文の中で書いたのですが、たとえば、「昭和」という言葉が意味をもつのは、昭和三〇年代までですね。最近でも、昭和三〇年代を取り上げた「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画が流行りましたね。以前から、漫画の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では、「昭和三〇年代」が特権化されていた。昭和三〇年代というと、このように日本的文脈が出てきます。ところが、一九六〇年代というと、何かグローバルになるんです。」

P30「僕は運動においてアナーキズムを認めるけれども、いわゆるアナーキストは好きになれなかった。彼らはほとんど三流の文学者・芸術家にすぎない。文学をやるのなら、根本的にやらないといけない、と思いました。」

P47-48「一般にマルクス主義者は、恐慌は資本主義の崩壊、社会主義の到来をもたらすと考えますが、宇野弘蔵はちがった。彼は、『資本論』に書かれているのは、恐慌の必然性である、しかし、それは革命の必然性や社会主義の必然性ではないのだ、といったわけです。資本主義は、「労働力商品」という特殊な商品にもとづくので、恐慌や不況を避けることができない。しかし、宇野は、資本主義経済から社会主義が必然的に出てくるものではない、と考えた。社会主義は、倫理的な問題だ。つまり、各人の自由な選択の問題だ、と。」

P51「この時期は、古井由吉・後藤明生・黒井千次などの、いわゆる「内向の世代」が出てきたころで、僕は彼らを擁護し代弁することになった。彼らは、非政治的で「内向的」だということで批判されたのですが、「内向的」であることが、別に非政治的であるわけではない。われわれは一度深く「内向的」になるのでなければ、真に外に向かうことはできない、というようなことを書いたんですね。」

P61「一九六〇年代までのデリダの仕事は素晴らしいですよ。現象学の内在的な批判からはじめて、構造主義への内在的批判に及ぶ。哲学の仕事として画期的だった。しかし、七〇年代以後、彼は哲学者よりも「作家」になろうとしたのです。すでに、戦前のハイデガーがそうでした。彼は詩を哲学よりも根底的だとみなしたわけです。しかし、彼がそうしたのは、ナチに参加して、それに失望したあとからだと思います。本当の革命は、ナチ的政治ではなく、文学にしかない、と考えたのでしょう。このように、政治的な挫折・不可能性から、文学に向かうのは、別に珍しいことではありません。その場合、言葉の力に頼る、ということになるのです。マルクスは、ドイツの観念論および(自分自身をふくむ)ヘーゲル左派のイデオローグについて、「哲学者たちは世界を変えるのではなく、世界の解釈を変えてきただけだ」(「フォイエルバッハ・テーゼ」)といいました。それでいうと、フランスの現代思想は、いわば、世界の解釈を変えれば、世界は変わる、という事態をもたらしたのです。だから、テクストをどう読むかということが大事になった。ここから出てきたのは、テクスト的観念論ですね。」

P62-63「とにかく、こういう思想が流行るときは、現実の政治的な挫折がある。いくら政治的にみえても、その根本に無力感がある。実際、米ソの冷戦構造のなかでは、それを超える可能性はない。ゆえに、それを思弁的な想像力に求めることになる。だから、哲学であれ、何であれ、それは文学的なものになります。日本でも七〇年以後、吉本隆明が優位に立ったのはそのせいですね。」

P63「僕をポストモダンな思想家の代表のように思う人が多い。しかし、それを最初に批判したのは僕ですよ。これを書いた一九八四年の時点では、「ポスト・モダン」という言葉は建築とか一部の領域でしか使われていなかったので、そういう言葉を使った僕自身が、ポストモダンの思想家だと思われたのかもしれませんね。僕があえて「ポスト・モダン」という言葉を使ったのは、戦前の日本にあった「近代の超克」が念頭にあったからです。」

P68「アドルノは「否定の弁証法」で、否定の否定は止揚でなく、否定の徹底化にほかならないといっていました。つまり、何か目的やゴールがあるのではなく、現状に対する批判・否定を永続するしかない。」

P70「ポストモダニストは、歴史のいっさいの理念を物語だといって否定した。つまり、理念は仮象だというわけです。しかし、それは別に新しい考えではない。そもそもカントは、理念は仮象だといっています。ただ、それは、感覚に由来するような仮象とはちがう。それなら、理性によって訂正できる。ところが、理性から生じる、理性に固有の仮象がある。たとえば、昨日の自分と今日の自分は同じ自分だと人は思う。しかし、ヒュームがいったように、同一の「自己」など仮象にすぎない。ところが、もしそのような幻想をもてないとどうなるか。統合失調症になるでしょう。」

P73「カントにとって、道徳性は善悪の問題ではない。自由の問題です。そして、自由というのは、自発性という意味です。」

P76「たとえば、「文学者の集会」をやったのは、文学者を特権化するものではない。その逆に、文学は政治から自立した立場だ、というような通念を否定したかったのです。だから、文学者の集会を催したのです。」

P82-83「一九九〇年代に、日本で「新自由主義」化が進行した。いつでも戦争ができる体制ができあがっていた。僕は、「批評空間」をやっている間、それに抵抗しようとしましたが、無力でした。たんなる批評ではだめだと思うようになった。だから、社会運動を開始しようと思ったのです。」

P84「日本で中間勢力がほぼ消滅したのが二〇〇〇年です。そこに、小泉政権が出てきた。もう敵はいない。彼は中間勢力の残党を、「守旧派」「抵抗勢力」と呼んで一掃したわけです。」

P85「近代資本主義は、労働力商品がつくった商品を、労働者自身に買わせる、というシステムです。」

P94「『トランスクリティーク』では、僕はむしろ、マルクスはアナーキストだということを肯定的な意味で強調したのです。それまで、マルクス主義者はマルクスがいかにアナーキスト(たとえばブルードンやシュティルナー)と異なるかを強調してきた。他方、アナーキストもバクーニン以来、マルクスを集権主義的だとして批判してきた。しかし、僕は、こと社会主義あるいはアソシエーションの見方にかんして、マルクスはブルードンと根本的にちがわないということを書きました。」

P106「くりかえすと、日本の場合、近衛はボナパルト的だと思います。さらに、近衛の甥、細川も同様です。」

P107「じつはもう一つ、困ったことがあったのです。この年表を延長していくと、僕は書かなかったけれども、一九九九年が昭和一六年に照応するということがわかります。そこで、オウム真理教が、僕の年表にもとづく見通しから、一九九五年に地下鉄サリン事件を起こしたとう噂を聞いて、二度と口にしないようにしました(あとで、オウムのリーダーの一人、上祐史浩という人がそれを認めていたから、噂ではなかったのです)。」

P134「一般に、平和とは戦争がない状態を意味している。しかし、カントのいう「平和」は、「いっさいの敵意が終わること」です。それは、国家が存在しないこと、あるいはホッブズ的な自然状態が全面的に終わることを意味します。すなわち、カントのいう「平和」は諸国家の揚棄を意味するわけです。だから、カントのいう「目的の国」あるいは「世界共和国」は、国家と資本が揚棄された社会を意味しているのです。」

P142「たとえば、宮崎学は『法と掟と――頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!』という本の中で、「個別社会」ということをいっています。(略)たとえば政治学などでは、習俗とか村落などを、国家と個人との間に実在するさまざまな集団の象徴として、中間団体あるいは中間勢力といいます。この中間団体、中間勢力というのは、モンテスキューの考えなのですが、宮崎のいう個別社会は、それとほぼ同じ意味です。」

P145「前にもいいましたが、一九九〇年代に、日本のなかから中間勢力・中間団体が消滅しました。国労、創価学会、部落解放同盟……。教授会自治をもった大学もそうですね。このような中間勢力はどのようにしてつぶされたか。メディアのキャンペーンで一斉に非難されたのです。封建的で、不合理、非効率的だ、これでは海外との競争に勝てない、と。小泉の言葉でいえば、「守旧勢力」です。」

P147-148「代議制においては、個々人が投票します。しかし、そのとき、個々人は、具体的な個別社会を捨象した、抽象的な個人としてしか存在できない。各人は密室のように隔離されたところで投票用紙に名を書き込む。個人は他人と出会うことはありません。では、主権者である国民は、どこにいるのか。代議制において、国民は、いわば「支持率」というかたちでしか存在しません。それは、統計学的に処理される「幽霊」的存在である。たとえば、テレビの業界では視聴率が支配しています。誰がテレビをみているのかはわからない。ただ、統計学的な数値が支配する。国民が主権者であるといっても、どこにも明確な個人は存在しない。視聴率と同様に、正体不明の支持率が存在するだけです。各人は、あたえられた候補者や政党から、選びます。しかし、これは政治的な参加だろうか。各人に可能なのは、代表者を選ぶことだけです。モンテスキューは、代議制は貴族政ないし寡頭政だといいました。それに対して、民主主義の本質は、くじ引きにある、と。つまり、行政における実際上の権利において平等であることが、民主政なのです。(略)現在の日本は、国家官僚と資本によって、完全にコントロールされている。だから、専制国家だ、というのです。では、専制国家から出るためにどうすればよいか。一言でいえば、代議制以外の政治的行為を求めることですね。代議制とは、代表者を選ぶ寡頭政です。それは民衆が参加するデモクラシーではありません。デモクラシーは、議会ではなく、議会の外の政治活動、たとえば、デモのようなかたちでのみ実現されると思います。」

P190「安保闘争というと、全学連のような学生運動が中心だったように見られますが、全国で百万人以上の人がデモに参加していた。あらゆる階層、グループの人たちが参加していたのです。この当時、僕は、デモに行くのは当たり前だと思っていましたが、日本の歴史において、それほど多数の人間がデモに行った例はないのです。それに感銘を受けた丸山眞男とか久野収といった人たちは、やっと日本に市民社会が成立した、ということを書いていました。一方、私のような学生は、つまらんことを言ってやがるな、という感じでそれを見ていました。そういう考え方を、進歩主義、近代主義として馬鹿にする風潮がありました。そして、そのような傾向は以後も続き、一九六〇年代の終わりごろ、全共闘と言われる運動の時期にはその頂点に達したわけです。しかし、この時期には、すでに、六〇年にあったような厖大な市民のデモはなかったのです。学生や新左翼の活動家が主であり、さらに、運動が減退するにつれて、デモの参加者は一層限定されていきました。それと反比例して、デモが暴力的になった。ますます一般の人が行けるようなデモではなくなった。その結果、デモが一般に衰退してしまったのです。」

P191-192「デモに対する考え方がだめだったからですね。もちろん、日本の左翼はデモを重視しましたが、それはデモを革命のための手段として見ていたからで、デモ自体が重要であるとは考えなかった。だから、おとなしいデモはブルジョア的でくだらない、それを戦闘的にし、暴動のようなものにしてしまうことが望ましい、……そのような考えが昔からあるのです。たとえば、左翼活動家が民衆のデモのなかに潜んでいて、突然、火焔瓶、投石、その他武力闘争をはじめる。それを警察が弾圧し、反射的に民衆が抵抗する。その結果、見たところ、革命的な情勢が出現する。それを自画自賛する左翼がいたのです。(略)しかし、一度これをやられると、大衆的なデモは消えてしまいます。危なくて行けないからです。革命家たちは、大衆を真に革命的な闘争に導いたと考えるけれども、それは一時的な現象であって、結局、大衆運動を破壊しているだけです。」

P194「六〇年代後半の新左翼諸党派は、六〇年ブント幹部が作ったものであり、その延長です。こういう連中が、市民のデモを重視するはずがないのです。「全共闘」というのは、新左翼諸党派とは別に、各大学で自然発生的にできあがった評議会であって、ある意味で、一九六〇年六月の状態と似ています。また、それは学生運動ではあっても、案外、社会的な広がりがあったのです。しかし、それが衰退してくると、党派が前面に出てきた。大衆的なつながりがなくなった。さらに、党派の間の陰惨な内ゲバが増大し、デモも過激化しました。それは当然ながら衰退していった。と同時に、ふつうのデモも衰退しました。ドイツでもイタリアでも、新左翼は末期段階では似たようなことをやったのですが、過激派が消えると、市民のデモが復活した。というより、それはそれで、ずっと続いていたわけです。そこが日本との違いです。日本ではむしろ、かつての過激派がそのまま残存したのに、ふつうの市民のデモがなくなった。つまり、過激派の存在がふつうのデモを抑圧してきたのです。」

P195-196「デモがなくなってしまった時期になって、僕は遅まきながら、丸山眞男や久野収のいったことを再考しはじめたのです。特に久野収は、デモのような直接行動がなければ、代議制だけでは民主主義は存在できない、ということを強調していました。デモがないような社会は専制国家です。もちろん、日本は専制君主や独裁者が支配する社会ではありません。国民主権の体制であり、代表制民主主義の国です。(略)そこでは主権者としての個々人が投票しますが、その場合、各人は密室のように隔離されたところで投票用紙に書き込む。つまり、個々人は、具体的な社会的関係を捨象した、抽象的な個人としてしか存在していない。だから、国民が主権者であるといっても、どこにも明確な個人は見えない。それは「支持率」というかたちでしか存在しません。では、個人が主権をもった主体として存在するためには、どうすればよいか。それは割合、簡単です。直接行動、すなわち、議会選挙以外の政治的行為を求めることですね。つまり、それは、デモのようなかたちでのみ実現されると思います。議会選挙があるのだから、デモで政局を変えようとするのは、民主主義的でない、という人たちがいます。しかし、代議制だけならば、民主主義はありえない。それは、寡頭政になってしまいます。」

P197-198「日本人は、デモの権利を得るために、事実上なにもしていない。戦後の憲法でその権利を与えられた。しかし、それは敗戦の結果であり、いわば、占領軍によって与えられたようなものです。自分らの闘争によって得たのではない。だからデモを抑圧されたり制限されたり、あるいはデモをしなくても平気なのだと思います。ただ、日本でも、沖縄の人たちは違います。ふつうにデモをします。彼らは「琉球処分」以来、日本国家からひどい扱いを受けてきたし、戦後は米軍の支配下にあった。彼らはデモによって抵抗してきたのです。」

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・羽鳥慎一&玉川徹)を観てから、昨夜の「さんま御殿」の続きを観る。2番目のブロックは「クリスマスひとりぼっち有名人」という特集。筒井真理子、角田夏実、有森也実、城田優、本仮屋ユイカ、井上咲楽、大久保佳代子、又吉直樹、塚地武雅、アインシュタイン、ゆりやんレトリィバァ、宮世琉弥、小西克幸が出演。このブロックはゆりやんがずっと可笑しかった。3ブロック目は、梅沢富美男、松下由樹、城島茂、百田夏菜子、上地雄輔、長州力、アンタッチャブル、おぎやはぎ、ヒコロヒー、やす子、あのちゃん、村重杏奈が出演。雛壇両脇に陣取るアンタッチャブルとおぎやはぎがさすがに面白い。長州力の娘のサプライズ出演はいらない演出だったけれども、なぜこの特別扱いなんだろう。このブロックでも過去の名場面集があり、じつは10年前に初登場していたヒコロヒーの映像を観ることができた。番組終盤にはさんま50年の名場面集もあり、大竹しのぶからのコメントもあった。エンドクレジットには、リサーチとしてエムカクさんの名前が出てきた。

 楽天マガジンから「週刊文春WOMAN」を読むと、佐藤愛子に101歳の誕生日のインタビューをするはずが、骨折で入院していたため、娘と孫が取材を受けていた。前号をちゃんと読んでいなかったが、前号もそうだったのか。佐藤愛子は20年前に石破茂が「ごひいき」と書いていたようで、娘の響子によると「顔が面白いから、好きなんです、母は。石破さんが選挙期間中に日焼けして、尋常ならざる黒さになったことがありましたよね。もう焦げたみたいに黒くて話題になっていたけど、母も「何、この黒さ?」って喜んで見てました。」 孫の桃子「けっこう最近まで「M-1グランプリ」を見ていて、ミルクボーイを面白いって言っていました。ものすごい早口の漫才が多い中、わかりやすい笑いだって。」 響子「母は、文章は結局リズムだって言うんですよ。リズムが人を表すって。たぶん笑いもそうなんだと思うんです。文章の中にあるリズムとか、そういったものに対しては人よりもずっと感度が高いのだと思います。」「そういえば、おばあちゃんはあの人も好きだったよね、「安心してください、はいてますよ」の人。」 桃子「とにかく明るい安村さん。太り具合も調整しているのに、忙しすぎて痩せてしまうという話を聞いて、「涙ぐましい」って。」

2024年11月2日土曜日

11月2日土曜日/雨降りの日はテレビ

◇ テレビ・ラジオ・映画

 朝、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「週刊フジテレビ批評」は恒例の「秋ドラマ辛口放談」。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙が今期のドラマベスト3を選ぶ。1位にはそれぞれ、梅田恵子は「マイダイアリー」、吉田潮は「3000万」、木村隆志は「ライオンの隠れ家」、大島育宙は「宙わたる教室」を選んだ。観てないどころか知らないドラマばかりだ。「3000万」は梅田恵子も3位に選ぶ。2位はそれぞれ、梅田恵子は「全領域異常解決室」、吉田潮は「ライオンの隠れ家」、木村隆志は「嘘解きレトリック」、大島育宙は「海に眠るダイヤモンド」を選ぶ。3位以降は次週に続く。

 今日の「勝手にテレ東批評」では、佐久間が「それぞれの孤独のグルメ」を話題に出していた。太田光、マキタスポーツが出演した回だが、伊集院は観ていなかった。ゲストは「巨大なモノをどうやって壊す?解体職人」という番組に出演するカズレーザー。

 今日は病院に行くつもりでいたが、雨降りなので明日にする。雨のなかでバスを待つのはつらい。午後はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を途中まで聴いていた。ニュース解説はテレビ朝日の平石直之アナ。夕方になってから、ブログをようやくひとつ更新して、少し眠る。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「ネタパレ」は、タイムマシーン3号がお世話になったひとにお礼漫才をするという企画。もうぜんぜん違う番組になってしまったな。これは早送りして消去する。

 観そびれていた「それぞれの孤独のグルメ」をようやく観る。先月放送、第1話は太田光が中華屋の店主を演じる。太田の風貌は店主に似つかわしくないとは思うが、太田の演技、存在感もあって面白い。高田先生が言うような棒読みではないと思うんだけどな。「孤独のグルメ」というドラマ自体も初期のころに少し観ただけでぜんぜん観ていなかったが、ナイツ土屋が松重豊に似てるというのは「孤独のグルメ」の松重豊に似てるんだというのが少しわかった。第1話の最後に松重豊が乗るタクシーの運転手がマキタスポーツ。このひとが第2話の主役になるという仕掛け。続けて、第2話も観ると、今度はゲストが食べる役になる。かと思えば、同じ店に松重豊も現れる。第2話の最後に追突され、マキタスポーツが病院に運ばれる。そこにいた看護師が第3話の主役。

 これも観そびれていた先月放送「爆チュー問題 25チュー年おめでとう&ありがとうスペシャル」をようやく観る。最初のゲストに「裸出歯ねずみ」こと、さんまが登場。長時間収録したようだが、わずか10分程度の出演だった。続いて、ナインティナインが登場。若手時代の確執、天然素材時代に太田が攻撃していた思い出。その当時、田中は太田に、ナインティナインの小さいやつはすごいから、お前があれくらい動けて笑いのセンスがあったらどんだけよかっただろうと言われていたって。ナイナイも10分程度で終わり、今度はハライチが登場。25年間の名場面集が流されるが、初回は台本に忠実にやっている。続いて、菊池桃子が登場。最後は、ウエストランド、シティホテル3号室も加わり、みんなで「アララの呪文」を歌った。

 今夜の「Nキャス」では、ハロウィンの仮装をしているひとたちに衆院選でどこに投票をしたかを訊く街頭インタビューをやっていた。国民民主党が若い世代の支持を得たというニュースのなかで、国民民主党のショート動画というのをここで初めて観た。石丸伸二を真似た戦略のはずだが、ここではそのような指摘はされていない。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴こうとしたら、先週は放送が休みだったんだ。替わりに、放送直後の今日の放送を聴く。ミイナ・オカベと仲良くなっているヒコロヒー、ミイナ・オカベが「#バズ英語」に出演していたことも把握していた。ヒコロヒーは「お笑いの日」で活躍していたようだが、録画はしてるけど、まだまったく観ていない。

 夜、ブログの更新をもうふたつ。SNSを覗くと、吉田豪と後藤まりこの夫婦にトラブルが発生したようだ。いよいよツイッターの時代が本格的に終わろうとしているのか。

 アマゾンプライムで映画を1本。アレックス・ガーランド監督の「エクス・マキナ」を観る。「シビル・ウォー」の監督の別の作品を観てみたいと思ったからだが、「シビル・ウォー」とは違うSF作品で、ちょっと難しくてよくわからなかった。

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2024年10月28日月曜日

10月28日月曜日/「ものまね紅白歌合戦」など

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。ニッポン放送をつけ、「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴く。パートナーは前島花音、今週のテーマは「うちだけ語」。続けて「ビバリー昼ズ」を聴くと、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」に出ていた磯山さやかを話題にしていた。これはまだ聴いていないんだった。

 午後、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜に放送された「ものまね紅白歌合戦」を観る。前回、東野幸治が司会を卒業し、後任に剛力彩芽が就任したのかと思いきや、今回はまた別の司会者がやってくる。登場したのはなんと、中山秀征だった。まさか、今田と中山秀征が一緒に司会をするとは、与野党が手を組んだみたいなことが先に起きていた。いや、今田よりもむしろ、中山秀征のほうがこの番組にはいちばんうってつけの司会者だろう。まずは昭和アイドルメドレーから始まり、ななみななが小泉今日子を、レッツゴーよしまさが近藤真彦を、針谷紀久子が松田聖子を、ミラクルひかるが中森明菜を、よよよちゃんが早見優をものまねする。そこに、ご本人登場みたいにキンタローの早見優が加わった。かと思ったら、さらに本物の早見優も現れる二段重ねだった。前回登場した、JP率いる「音ものまねオールスターズ」が再び、ケント・フリック、レイパー佐藤、立川真司、こばやしけん太、藤井靖大というメンバーに、今回は新たに Mr.No1se が加わった。Mr.No1se はもともとは石黒ツトムという名前で「ものまね王座」などに出ていたんじゃなかったか。これはオールドものまねファンには嬉しい企画。そのほか、栗田貫一のもしもシリーズをオールスターメンバーで行う「もしもシリーズ2024」も、クリカンへのリスペクトのあるいい企画だった。霜降り明星が司会のショートネタコーナーでは、まーなの MEGUMI、JPのハリソン山中、キンタローの松本まりか、ハギノリザードマンのスーパーのビニール袋と相性のよくないアイス、エハラマサヒロの「おそらく会社のPRで TikTok を踊らされているおじさん」、ヤジマリー&河合郁人の木村拓哉、レッツゴーよしまさのほいけんたなどがあったが、このコーナーのMVPに選ばれたのはキンタローだった。まーなは面白いのになかなか売れないな。ジョニー志村のタモリが司会をする「MONOMANE STATION」というコーナーでは、顔と声が別のひとになっているものまねを特集した。顔は中井貴一、声は玉置浩二のきくりんや、顔は吉田羊、声は椎名林檎の中垣みならが出演。このコーナーの最後は、ジョニー志村が顔はタモリのまま、綾小路翔の歌まねをした。番組終盤には、ホリとJPが、今田耕司と中山秀征のオープニングをさっそく再現してみせる。最後は、霜降り明星が司会の「顔だけそっくりさん」のコーナーで終わり、なんだかしまらない終わりかただった。

 今日の「徹子の部屋」は池畑慎之介がゲスト。恒例の誕生日ライブというのがあって、そこではものまねをやりまくっているんだな。昨日の「ボクらの時代」は、オアシズといとうあさこという顔合わせ。2020年にもこの3人で出ていて、そのときはリモートだったのだ。昨夜の「おかべろ」は萬田久子がゲスト。画面端にはL字型に開票速報が出されている。

 今夜の「NHKニュース7」で選挙の結果を改めて確認したが、萩生田光一は当選してしまったのか。驚いたな。有田芳生は2位だったが、比例で当選していた。小泉進次郎は選対委員長を辞任、石破は続投の考えのようだ。続投でいいと思う。

 先週土曜に放送された「さんまのお笑い向上委員会」を。ザ・ギース尾関、ラブレターズ溜口が初登場。尾関はさんまの本名と同じ「高文」という名前なんだ。この収録は「キングオブコント」の放送前。溜口はいちばんのライバルはロングコートダディだとここで言っている。「ゲスト向上芸人」にはかもめんたるが登場。コンビで登場するのは初めてだったか。う大は数年前、スタジオの玄関で、さんまとすれ違ったときにあいさつしたら「がんばってください」と言われたそうで、さんまが松尾スズキと間違えていたことが判明する。しかし、さんまはWAGEも認識していた。う大のカリスマ性が可笑しい展開になるが、この回にはさらば青春の光のふたりも出演していて、そういえば、かもめんたる、さらば青春の光、ラブレターズの3組は一緒にコントライブをやっていたから、う大の演出を受けてるんだ。

 先週土曜の「ゴッドタン」は恒例企画の「気づいちゃった発表会」。ラブレターズ、鬼越トマホーク、きしたかの、吉住が出演。こちらは「キングオブコント」準決勝前の収録だったようだ。ラブレターズは決勝には過去4回出場し、そのたびに審査方法が違っているんだ。「THE SECOND」は「キングオブコント」初回のタイマン形式の反省が活かされたのだという。溜口によると、「キングオブコント」は中国でも人気があり、ジグザグジギーの出待ちの中国人がナルゲキにきているそうだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に「石破、退陣!」という見出しの記事がある。選挙前からこんな記事を作っていたのかと思ったが、読んでみると、自民が議席を減らしたことを書いているのだ。どういうスケジュールでこんな記事が出せるんだろう。石破が退陣すれば高市が総裁になることを心配するが、政治ジャーナリストの宮崎信行によるとその可能性は高くないようだ。たしかに、高市の推薦人は多く落選し、選挙後には影響力は落ちるだろうというわけか。そうなると、自民党から高市支持派が抜け、立民とまさかの大連立という可能性もある。右派、中道、左派の3グループに再編されていくということになるだろうか。ほかのページには、筒井康隆の独占インタビューがあり、筒井康隆は90歳になり、老人ホームに入居していた。今春に倒れ、入院した近くの病院がひどいところで、リハビリ病院に移ったら一気によくなったという。これからどうしたらいいだろうと考えていたら、新潮社の「波」の編集長が施設を調べてくれたそうだ。8月から夫婦一緒の部屋に入居し、施設にはパソコンだけをもちこんだという。ちょうど、たけしの連載も特別編として終活について語っていて、たけしは犬のゴンの心配をしている。

 日が暮れてから、ブログの更新をもうひとつ。深夜には、ラジオを聴きながら明日出すゴミの準備をしていた。ゴミをまとめていたら、鼻水がひどくなる。ほこりがひどいのだろう。深夜3時前に眠る。

2024年10月1日火曜日

10月1日火曜日/太田の素晴らしい熱弁

◇ ラジオ・テレビ・雑誌・音楽

 今朝はゴミ出しをさぼり、やや遅くまで寝ていた。ブログの更新しようとするが、資料が見当たらず、これは保留。AuDee で、先々週に放送された「TOKYO SPEAKEASY」の剛力彩芽と唐田えりかの対談を聴く。「極悪女王」の配信開始日に放送されたものだが、しかし、これは「極悪女王」を観終わったあとに聴いたほうが話がよくわかる。剛力彩芽のほうが先輩で、唐田えりかは剛力のことを「ねえさん」と呼んでいた。共演者たち、松永三兄弟についてしゃべっているのも面白かった。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」は「おひとり様の先輩」という企画。かが屋がカメラの魅力をプレゼンする。加賀が鈴木もぐらと関太を撮った写真集「まあるいふたり」の帯コメントをたけしが書いているのが謎だったが、たけしのホームページから小学館がメールを送ったら読んでくれたんだって。

 先週金曜の「A-Studio+」は奈緒がゲスト。鶴瓶と藤ヶ谷太輔のふたりで木梨憲武を取材していて、その場には安田成美もいた。ドラマでの憲武との親子関係はまだ続いているのだ。高校生のころには福岡のローカル番組でレポーターの仕事もやっていて、そのときに共演していたパラシュート部隊にもリモート取材する。釜山国際映画祭に招待されていないのにレッドカーペットを歩こうとした話が面白かった。チョン・ジヨン監督が席をゆずってくれたという。

 メルカリの商品の登録をぜんぜん増やしていないのに不思議とコンスタントに注文があり、それはありがたいのだが、また今日も注文の本が見つからない。ぜんぜん触っていないから記憶していないということになるのだが、絶対にどこかにあるはずなのに、これも泣く泣くキャンセルにする。かと思えば、昨日、さんざん探して見つからずにキャンセルにした本がひょいっと見つかってしまった。いったいどうなってるんだ。論理的にはまるでわからない。本格的に部屋の本を整理しなければ、いつまでも同じことをくり返すことになる。

 夕方から外出。予報では明日にまた30度を超えるようだが、今日も暑い。半袖で出る。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を返却する。3冊借りた本が3冊とも1ページも読めなかった。二俣川から天王町に移動し、日高屋に入る。舌の荒れにはレバーがいいという情報を見かけ、ニラレバ炒め定食を食べた。770円。それから、横浜駅に移動し、ベローチェに入る。みっちり読書。今日は「山藤章二のブラック・アングル25年 全体重」という重い本をカバンに入れてきた。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ワルイコあつまれ」は追っかけ再生で観てしまう。「慎吾ママの部屋」には近藤春菜が出演し、津田梅子を演じる。「にっぽん歌謡合唱団」には斉藤和義が登場、「ずっと好きだった」の歌詞を子どもたちと考える。「ヨネキンCH」にはシニアユーチューバーのラッピーいしばしが登場。

 楽天マガジンで雑誌をチェックをすると、「sabra」が電子版限定で復活していた。グラビア雑誌だが、巻頭を飾るのはたけしの新連載だ。「常識があぶない」という初回の見出しは「たけしの挑戦状」のコピーだった。

 日付が変わり、Spotify から、ダンプ松本「極悪」が配信された。1985年のアルバム。ジャケットの悪役ぶりとは裏腹に、歌声はかわいく、拙い歌唱力で歌っている。坂本龍一が参加しているのだけど、坂本龍一の曲はあんまり面白くなかった。44MAGNUM というヘビメタバンドのことはまったく知らなかったが、ノベルティソングとしては、タケカワユキヒデと浅野孝巳による「Dangerous Queen」、サエキけんぞうと白井良明による「極悪」が面白い。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。さんまをゲストに迎えた「爆チュー問題」の収録の話から始まった。その収録の話で終わるかと思ったら、山藤先生が亡くなったことについてしゃべり始めた。爆笑問題が立川藤志楼の会に出たときの思い出。松尾貴史が「朝生」のものまねを初めてやってみせたライブだが、その立川藤志楼の会の席亭が山藤先生。さらに、爆笑問題が優勝した「NHK新人演芸大賞」の審査委員長も山藤先生であり、爆笑問題にとっては恩人なのだ。爆笑問題が「初詣!爆笑ヒットパレード」の司会をやったときに、番組のテレフォンカードのイラストを手掛けていたのも山藤先生。「爆笑ヒットパレード」の思い出では、さんまとの初めての出会いもあった。藤志楼の会で一緒だった松尾貴史が今は「似顔絵塾」の塾長をやっている。すべてがつながっていく太田の素晴らしい熱弁。そして、太田が書いた「ブラック・アングル」の解説について、談志師匠が復活したときの「ブラック・アングル」についても語り、これがちょうど、手元の「全体重」に載っているのだ。


2024年9月21日土曜日

9月21日土曜日/ハヤシビーフを食べた

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、ゴミを出してから、もう少し眠りなおす。SNSから、福田和也の訃報。63歳。録画していたテレビ番組あれこれと。まずは「虎に翼」の一週間のダイジェスト版から。いよいよ来週は最終週だ。昨夜の「ネタパレ」は 70分スペシャル。「お笑い向上委員会」の事件以来、永野と陣内がここで再会した。この番組は2017年に始まった、その第1回のトップに出演したマロンマロンが開演宣言をする。ともに小栗旬のものまねをするおばたのお兄さんと土佐兄弟の弟のコンビ。番組はこのあと、出演回数ランキングベスト20を発表する。4位にレインボーが入ったが、ジャンボたかおの芸名はこの番組で決められたのか。3位は四千頭身、2位はゾフィー、1位はアルコ&ピースだった。や団はスタジオにいたのにいっさい触れられず、ランキングは21位だった。最後はまるで最終回のような終わりだったが、この番組、10月からは土曜の夕方に移るようだ。

 昨夜の「さんまのまんま」は、オープニングで、まんまちゃんが初めて声を出す。最初のゲストは宮沢りえ。さんまとの最初の出会いは35年前、最初に出した写真集を渡した。今回はおみやげに健康グッズを用意してきたが、さんまは肩が凝らず、病院もマッサージも行ったことがないという。ここにふたり目のゲスト、佐藤二朗が加わる。佐藤二朗が作・演出する舞台に宮沢りえが出演するようだ。そして、ゲストが入れ替わり、阿部一二三・詩兄妹が登場。阿部詩はさんまと初対面。さんまが阿部詩の攻めの姿勢を見抜き、それを本人に訊けてしまうのがすごい。スリリングなインタビューだった。ここに華丸・大吉も加わる。入れ替わり、今度は aiko が登場。さんまとはテレビでは初共演なんだ。aiko はまんまグッズに身を包んで登場する。さらに、aiko が会いたかったひととしてそこに永野が加わる。「警察が好き!」を実演する永野。今回の視聴者プレゼントは、永野がイラストを描いたTシャツだった。

 午後はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は井崎彩。そのあとのゲストコーナーには立憲民主党代表選の4人が出演した。これは改めてしっかり聴きなおしたい。

 夕方から外出。録画残量を作るのに苦労し、遅くなってしまった。どこに行くかも決めずに家を出たが、定期券がある気軽さで、とりあえず、横浜に出る。まず、昼食。ジョイナス地下、カレーハウスリオに入り、ハヤシビーフを食べた。900円。無料券を思い出し、チーズをトッピングする。無印良品に寄り、スリッパをようやく買う。地上に出て、南幸のドトールに入り、ひと休み。誕生日を目前にして、読書計画を仕切りなおすことにする。

 スレッズに福田和也のことをつい投稿してしまったが、SNSから見つけた小谷野敦が福田和也について書いたブログがとても面白かった。2010年のブログか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビを観ようとすると、家を出る前に残量を作れたはずの残量が足りていない。「NHKニュース7」が1時間の拡大版になっていたんだ。石川県に大雨特別警報が出ていた。残量を作るため、急いでいくつかの番組を編集する。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春WOMAN」の岡村靖幸の連載対談に談春師匠が登場していた。斉藤和義経由だろうとは思うが、いつからこんなに親しくなったんだろう。逆に、斉藤和義がほかの落語家と仲良くなることはないのに。

 聴きそびれていた先週土曜の「SAYONARAシティボーイズ」をタイムフリーで聴くと、きたろうが「地面師たち」の話をしていた。斉木しげるはトークの最中におなかが痛くなり、トイレに抜ける。Spotify では、ヒコロヒーのポッドキャストが新たに始まった。「岩場の女」という番組。これはしばらく聴いてみよう。今夜は「極悪女王」の続きを観る余力なし。深夜3時頃に眠る。

2024年9月3日火曜日

9月3日火曜日/雨には降られなかった

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 今朝は雨降りの予報だったから、ゴミを出す用意をやめてしまったのだが、朝はまだ雨が降っていなかった。ブログをひとつ更新してから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」では、余貴美子が老年性痴呆症に。出演者が重なるだけでなく、「新宿野戦病院」とはテーマも重なってきた。

 昨夜の「キョコロヒー」は齋藤京子が体調不良のために不在、京子の席には紅しょうが稲田が座った状態で始まる。恒例企画の「もしものピンチ対策会議」。ゲストはゆうちゃみ。日曜の「ボクらの時代」は、先週に引き続き、同期芸人の特集。さや香新山、オズワルド畠中、コットンきょんという顔合わせ。芸歴13年目、賞レース準優勝という共通点があり、同じマンションに住む3人でもあった。高校生のころに「M-1」ではブラックマヨネーズやチュートリアルを観ていた世代。

 土曜の「お笑い向上委員会」は「27時間テレビ」の5日後の収録。さんまはまだ声ががらがらの状態で、番組は、ホリケン、陣内、飯尾の3人で代打MCを務めさせようと考えていたが、さんまはスケッチブックを用意していた。「27時間テレビ」に続き、ハナコが出演。ハナコとさんまの共演が新鮮。トンツカタン森本とお抹茶が初登場。「ゲスト向上芸人」はヤーレンズ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」も続けて聴いた。先週火曜は14時台ゲストに中川家が登場。「M-1」の審査員コメントは3枚先ぐらいまでカンペが出ているんだって。先週水曜の14時台ゲストは伊集院光。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の大島育宙の「松本人志論」はなんともう最終回だ。松本を論じる難しさ、松本には結果的に「批評を封殺する力」が働いていたと分析する。1992年生まれの大島が松本を論じるアドバンテージについて、大島の体感的には、若手芸人たちのあいだでも松本人志作品による洗礼は、30代前半と後半のあいだに分水嶺があるということも書いている。

 夕方に外出。雨は止んでいたが、夜にも降る予報だから傘をもって出る。まず、吉野家まで足を延ばし、月見牛とじ丼を食べる。688円。今季初の月見メニュー。駅前まで戻ると、ドトールはまだエアコンが故障中。またライフのマクドナルドに行って、読書をする。眠気で朦朧としていたが、「ハリスの旋風」7巻を読んだ。買いものしてから夜に帰ってくるが、結局、雨には降られなかった。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「#バズ英語」がずいぶんひさしぶりに放送されていた。XXCLUB の映画コーナーは「インサイド・ヘッド2」のケルシー・マン監督とプロデューサーのマーク・ニールセンに対面インタビュー。今夜の「さんま御殿」は「世代ギャップに悩んでいる有名人SP」。16歳のひまひまちゃんから、還暦の出川哲朗まで。上の世代と下の世代に分かれて座るのだが、40歳手前のウエンツ瑛士はぎりぎり下の世代側に、41歳の風間俊介は上の世代側に座らされる。若者世代とおじさんおばさん世代という構図をわかりやすく作っているわけでもないキャスティングだった。こんなテーマなのに SUGIZO が初登場。花澤香菜もこの番組は初登場だった。

 Netflix の「サンクチュアリ」を3話まで観た。伊勢佐木町、有隣堂の脇でロケをしていた。財布を盗まれる場面だったから、自分事のように観てしまった。財布を盗まれるといえば伊勢佐木町というイメージでもあるんですかね。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。「24時間テレビ」の欽ちゃんのドラマの話から、初回の「24時間テレビ」の思い出が語られる。初回には、欽ちゃん、巨泉、タモリが出演していた。のちに、「24時間テレビ」的なものを否定するたけしに影響を受ける太田だったが、「24時間テレビ」の2年目には太田は会場に募金をもって駆けつけ、関根勤と握手をしている。ドラマにあった欽ちゃんの結婚発表の記者会見は太田も田中も覚えていないという。「24時間テレビ」の裏でやっていたサンドウィッチマンの「博士ちゃん」では昭和の歌手の特集をしていて、それも太田は観ていた。そのあと、話題は変わり、WAHAHA本舗40周年を語り始める田中。そこから若いころに出会った大御所作家の記憶になっていった。

 深夜、スレッズを見ていたら、いしかわじゅんのポストから川崎ゆきおが亡くなったことを知った。あれはもう何年前になるのか、ロフトプラスワンのエレベーターで川崎ゆきおとふたりきりになったことを思い出す。

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12月10日火曜日/「THE W 2024」

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