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2024年7月11日木曜日

7月11日木曜日/話題は石丸

◇ テレビ・ラジオ

 今朝は比較的涼しい。ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「あちこちオードリー」はアンミカと小籔千豊がゲスト。アンミカと小籔の話をさえぎり、「ごめんなさい、宗教すぎるんですよ」という若林。小籔「今回の「あちこちオードリー」を、一回も停めんと最後まで観れるやつ、だいぶ猛者やで。(笑)」 アンミカがテレビに出るようになった経緯がよくわからなかったのだが、23歳のときに「目玉とメガネ」に出ていたのか。小籔がムーディ勝山とコンビを組んで、去年の「M-1」に出ていたことも知らなかった。もとのコンビ、ビリジアンは「M-1」が始まった年に解散しているんだ。午後は「徹子の部屋」。こちらのゲストもアンミカ。

 午後になってから、タイムフリーで「ビバリー昼ズ」を聴くと、いきなりミチコさんの小池百合子のものまねから始まった。都知事選について、石丸構文や政見放送は話題にするが、蓮舫の名前はまったく出ない。こういうところで話題にならないというのがきびしいな。そのあとには昨夜の「水曜日のダウンタウン」の話をする。この番組、「水曜日のダウンタウン」の話から始めるのはどうなのかと太田に言われたって。

 午後から外出。横浜に出て、まず、昼食。相鉄線改札近くの吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。657円。東口に移動し、ドトールに入り、長々と読書をしていく。いつもいつも、読書して帰るだけの日々。

 夜、TBSラジオの選挙特番がポッドキャストになり、Spotify で聴けるようになっていたので、少し日が経ってしまったが聴いてみた。石丸伸二のインタビューが話題になっていたようだが、これは放送には収まらない配信の時間にやっていたのか。たしかに、敵意むき出し。まともに会話をする気のない人間の態度だ。よっぽど警戒していたのかなとも理解できるが、荻上チキの質問にはなにも挑発するようなところはなかった。武田砂鉄はちょっと意地悪な感じがしたけれども。そのあとにはポリタスとのコラボになり、石丸のインタビューの音声がくり返し流されたが、この放送では石丸が馬鹿みたいに感じられるが、どうやら、石丸伸二の事務所のほうでも各メディアのインタビューの音声は流されていて、拍手喝采が起きているという。荻上チキや武田砂鉄を言い負かしてやったという感じなのか。この番組ではその後も石丸分析の時間が長く続いていた。津田大介は、石丸の源流は、話法は堀江貴文、動画の手法はひろゆきだと分析する。それに小池百合子を加えた3人の萌芽が 2002年にあるという話だった。

 ポッドキャストで、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いていくと、水曜のパートナーは先週から水谷加奈になっていた。水曜だった壇蜜は金曜に移り、金曜の室井佑月が辞めたからこうなったのか。さらに、室井佑月と入れ替わるように、木曜の「大竹紳士交遊録」には高橋源一郎が加わった。木曜はいったい何人でまわすことになるんだ。先週木曜のパートナーはヒコロヒー。オープニングでは、せいやの結婚式のスピーチ中に号泣した話をしていた。

2024年7月8日月曜日

7月8日月曜日/餃子は時間がかかる

◇ ニュース・テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、NHKのサイトから都知事選の最終得票数を確認する。小池百合子が300万票弱。2位の石丸伸二、3位の蓮舫の票を合わせるとだいたい小池と同じくらいになる。蓮舫とは100万票差の4位が田母神。安野貴博、内海聡、暇空茜までが10万票超え。8位が石丸幸人、9位は桜井誠。桜井誠が8万票も集めている現実にはぞっとする。ここまでが1パーセント以上。10位はちょっと差がついて清水国明、11位はドクター中松。12位から1万票以下になる。文京区は安野貴博が4位。足立区は桜井誠が5位、葛飾区、江戸川区、福生市は桜井誠が6位。多摩市は石丸幸人が4位。23区内ではぜんぶ、蓮舫は石丸伸二に負けている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ると、なんだか今週は蓮舫へのダメ出しみたいに感じられる。昨夜の「おかべろ」はほんこんがゲスト。成人した子どもが3人もいるとはぜんぜん知らなかったな。「THE SECOND」を観て、ネタをやりたいと思って板尾に言ったら「ないわ」と言われたって。

 タイムフリーで聴いた先週火曜の「伊集院光のタネ」は、パートナーは竹内香苗、テーマは「ピンチヒッター伝説」。清宮が代打で出てきて活躍したという話題から始まるメールをなんだろうと聴いていると、母が入院したときにやってきた家政婦さんになつき、母が亡くなったあとに家政婦さんの養子になったという内容が語られる。その家政婦さんもじつの子を亡くしていて、お互いに代打からレギュラーになった同士だと思っているという話だった。このメールは、清宮選手にはがんばってほしいですという一文で終わる。この番組はいつも、不意打ちのようにすごいメールが読まれる。

 今日の「ビバリー昼ズ」は、12時台ゲストに笹山敬輔が登場。話題は新刊の伊東四朗の評伝の派内が中心になる。恒例の「ベスト3」は「今、注目しているひとベスト3」。3位・江守徹、2位・田村正和、1位・堺正章というこのセレクトは世代的に共鳴したくなるものだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の巻頭グラビアページにドリフターズの特集があった。高木ブーによると「志村の加入後は、彼がソウルが好きだったので影響を受けました。最後にみんなで練習したのはアース・ウィンド&ファイアーの『宇宙のファンタジー』だったかな」 松田聖子&中森明菜の特集もあり、清水国明のコメントや、両者を知る小柳ルミ子のインタビューも掲載されていた。たけしの連載では都知事選について語っている。「ひとつ言いたいのは、今回出ている泡沫候補はみんな「笑いのセンスがない」ってことだよ。NHKの政見放送を観たけど、変な歌を歌ったり、奇抜なメイクをしたり「一発屋芸人」みたいのばっかりだったな。たった5分しかない時間すら場持ちさせられてなかったからね。ありゃ芸人としての才能はゼロだな(笑)。目立つ仕事には向いてないんで、さっさと違う仕事を見つけたほうがいいよ。」 後半は話題が変わり、「色々と変わっていくなかで「変わらねェなァ」と驚いたのが、東京五輪の賄賂問題で捕まった角川歴彦だよ。「人質司法」とやらを批判して、国に対して訴訟を起こすって話なんだってね。(略)ただいまだに腹が立ってるのは映画の時のことだよ。去年公開した『首』の時は脚本も読まなきゃ現場にも来ないのに、映画のクレジットに「製作総指揮」と入れると言いやがった。ふざけるなっての。きっとオイラと同じように言われて、仕方なく条件を呑んだ人たちがいたはずだ。国と争うのに「残りの人生を懸ける」なんて言ってるみたいだけどさ。そんなことより、人生を懸けて映画を作ったスタッフを馬鹿にするなと言いたいぜ。あちこちで恨みを買ってるはずだから、苦情が出ないように気をつけろっての! ジャン、ジャン!」

 午後から外出。横浜に出て、西口の有隣堂を覗いてから、南幸のドトールに入り、しばらく読書していく。それから、二俣川に移動し、なにか食べようとは思うが、どうも食欲がない。先にドン・キホーテに寄り、コンパクトクーラーを買いたいと思っていたのだが、現物をじっくり見ているうちに迷いが出てきた。これはいったん保留だ。南口の日高屋に入り、ここでようやくまともな食事をとる。汁なしラーメンと餃子を食べた。910円。汁なしラーメンが先に出てくるが、それから餃子が出てくるまでにはずいぶん時間がかかった。

 夜遅くに帰宅すると、家のなかが暑い。タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。この前週の金曜に開催された「ビバリー」のイベントの話をしているのを聴きそこねてはならなかった。終演後、打ち上げに向かうのに、あのメンバーで国際フォーラムからみんなで地下を歩いていったというのはすごいな。ラジオを消して、ブログの更新をひとつ。深夜に台所の掃除をしてから眠る。

2024年7月7日日曜日

7月7日日曜日/都知事選はどうなった

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」で、チョコレートプラネットがTT兄弟で「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦した映像を初めて観た。藤井聡太の棋王就位式には、同郷の瀬戸朝香が駆けつける。昨夜の「にちようチャップリン」は、先週に引き続き、トリオコント師の特集。トンツカタン、えびしゃ、伝書鳩、ビックスモールンが出演。昨夜の「ゴッドタン」は「女装ほろ苦選手権」という企画。春とヒコーキ、ジェラードン、フルーツポンチが出演。

 今朝の「サンデージャポン」は、大西拓磨というアーティストが初登場のほか、成田悠輔、小倉優子、岡田紗佳らが出演。まずは都知事選の話題を扱う。投票日の朝にこんなにテレビで大きく扱うことって、今まではあっただろうか。続けて、世界各国の選挙の話題も扱う。イギリスでは14年ぶりの政権交代、フランスでは極右政党が躍進している。スタジオでは湯浅卓が解説をする。つぎは新紙幣の話題。ウエストランド井口が津田梅子に似ていることが話題になってるんだって。スタジオでは岸博幸が解説をする。小倉優子が英語学習に挑戦する企画もあり、成田悠輔、湯浅卓がアドバイスをする。番組終盤には、太田光代の還暦パーティーに密着していた。ネコニスズ館野が歌うハッピーバースデーの声が聴こえていた。

 今朝の「ワイドナショー」は、ガクテンソク奥田がコメンテーターとして初登場のほか、今田耕司、武田鉄矢、谷まりあというメンバー。伊東純也の性加害疑惑を扱う流れで、今田が松本についての新証言にも触れる。生放送ではないから、この番組は都知事選は扱っていない。

 暑さでぐったりする。昼にブログの更新をひとつ。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台ゲストには鶴見辰吾が登場。11年ぶりの出演。爆笑問題とは同世代、田中は同学年、太田は1学年下にあたる。まずは「金八先生」の思い出が語られ、三原じゅん子は不良の役だったが、じつは杉田かおるが怖かったという話をしていた。鶴見慎吾が舞台の告知をすると、共演者に芋洗坂係長の名があり、芋洗坂がどういうひとかを爆笑問題が説明しようとすると、鶴見辰吾は同じホリプロだからじつはもともと親しいんだって。

 今日も母が午後から外出してしまい、スマホの充電が切れただけなのに、壊れたから買いに行くと言ってきかなかったから、二俣川までスマホを買いに行ってしまったのかと思った。といっても、買いかたなんかわからないだろうとは思っていたが、19時を過ぎても帰ってこないからさすがにちょっと心配になった。スマホの充電器が部屋のなかで見つからず、それで充電ができなかったのだが、母がいない間に充電器を見つけておく。母は19時40分頃に帰ってきた。なんでもないように帰ってきたが、息子がはぐれてしまったと思っていたようだ。息子が何歳の感覚でいたのかもわからない。友だちと待ち合わせの電話をしていたのが火曜だったが、それからは毎日のように出かけるようになってしまった。暑くなり、家にいたくないせいもあるのかもしれない。その待ち合わせのことで、どこでそれを知ったのか叔父からも連絡があり、その待ち合わせの当日は自分が連れていってやることになった。

◇ 都知事選

 今日は外出せず、都知事選の選挙特番を録画しているが、結果はSNSから先に知ってしまった。やはり、小池百合子が当選確実。これには驚かないが、2位が石丸伸二、なんと、蓮舫は3位だ。これは驚く結果になった。石丸伸二という人物にはあまり興味がなかったからまるでわからなかった。蓮舫は想像以上に嫌われていたか。水を差すのもいやだと思ったからスレッズには書かなかったが、選挙が始まってから親しみやすさをアピールしても手遅れに決まってるだろう。以前、小沢一郎も急に犬をかわいがったことがあったが、犬を抱いている写真をSNSに載せたりなど、さすがにわざとらしい。

 録画していたMXの選挙特番を観始める。この番組は19時半からスタート。キャスターは堀潤と豊崎由里絵。スタジオには、泉房穂、藤井サチ、伊藤聡子、大空幸星が出演する。20時になったと同時に、この番組でも小池百合子の当選確実を出した。別会場では都民参加企画の「パブリックミーティング」を開催し、荘口彰久がリポートする。当選した小池百合子のインタビューの時間があり、このパブリックミーティングから出た質問を堀潤がじかにぶつける。「若年層の所得増加に向けた具体策は?」という質問に小池百合子が答えたのだが、小池百合子のその答えに期待できたかどうか、パブリックミーティングの会場で参加者たちに訊くと、全員がバツを出した。

 NHKでは、20時2分前から開票速報が始まる。こちらも20時ちょうどに小池百合子の当選確実を出す。出口調査の細かいグラフがあったが、無党派層になると石丸伸二が小池百合子をうわまわる。そして、YouTube の発信力の差か。YouTube はほぼチェックしないから石丸伸二の動向がまるでわからなかった。この番組のなかでは、小池百合子と蓮舫の過去の映像がいくつか出され、蓮舫がNHKの「趣味悠々」で「犬と楽しく暮らそう」という番組をやっていたことを初めて知った。急に犬をかわいがり始めたと思っていたが、少なくとも、1997年から犬をかわいがっていたことがわかった。この開票速報の番組が50分。

 続けて、21時50分からの20分番組を確認すると、ここで初めて、ほかの候補者の得票の状況がわかる。主要4候補のように扱われていたが、田母神は桁がひとつ落ちる。20時台の番組では安野たかひろが5位、石丸幸人が6位だったが、この時間には順位が変わり、医師の内海聡が5位になっていた。6位からは100票以下になり、どんぐりの背比べだが、6位に桜井誠がいることにぞっとする。7位は暇空茜、石丸幸人は8位、安野たかひろは9位に落ち、10位は清水国明だ。そして、11位がドクター中松。そのほかの目立ちたがり屋連中がきちんと低いのは救いといえば救いか。つばさの党の黒川敦彦も票を集められず、しかし、この前の選挙のときの報道がなければ、おそらく、もっと票を集めたのではないだろうか。この時点で、開票率はまだ0.7パーセント。この番組では、自民党の稲田朋美、立憲民主党の大串博志と中継をつなぎ、この結果をどう受け止めたかを訊く。この時間の最後になると、開票率は2パーセントにあがり、安野たかひろがまた5位になっていた。続いて、23時台の25分番組を観ると、開票率は35パーセントになる。この時間になると得票数の桁が変わる。小池百合子は100万票超え、石丸伸二、蓮舫が50万台、田母神が5万票。5位の安野たかひろからは1万票台になり、6位は内海聡、7位は暇空茜、8位は石丸幸人、ここからは1万票以下になり、桜井誠が1万票弱で9位につけている。10位は清水国明、2千票を獲得。11位のドクター中松からはぐんと票が減り、この時点では122票だ。このブロックが終わるころには開票率は55パーセントになった。最後は深夜0時台の38分番組。キャスターは別のひとになった。ここでは都議補選の開票状況も伝える。そのあとには上位3候補の戦略をデータで分析していた。石丸伸二は YouTube で差をつけているだけでなく、街頭演説も圧倒的に多くの場所をまわっていた。小池百合子、蓮舫はひとつの場所に時間をかけていたが、石丸伸二は短時間でまわっていたんだ。話を聴かせるよりも、じかに触れたこと自体が効くということか。

 眠る前にスレッズに投稿する。「投票は夜の7時」というシャレを考えたが、「東京は夜の都知事」というシャレも浮かぶ。どっちのシャレのほうが支持を集められるだろうか、これも投票を募りたいところである。深夜に眠る。

2024年6月30日日曜日

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただしく外出するが、小雨が降り始めていて、予報を確認するとこのあとはずっと雨降りになりそうだ。引き返し、傘をもっていく。

 横浜から京浜急行に乗り、弘明寺まで。ここに訪れるのはいったいいつぶりだろうか。六ッ川にブックオフがあったころは寄ることもあったが、もう何年も前に閉店してしまった。とはいえ、生まれ育ったのは弘明寺からふたつ隣りの駅なので、ここで降りることはめったにはなかったものの、弘明寺は子どものころからなじみのある駅名だった。その弘明寺にわざわざやってきたのは、弘明寺かんのん通り商店街のふるさと大使に野田クリスタルが就任するというネットの情報を目にしたからだ。その就任式が今日行われる。野田クリスタルが弘明寺の出身だとは今まで知らなかったのだが、単純なもので、そうとわかれば親近感が湧く。ひさしぶりに弘明寺に行ってみたいという気持ちも働き、就任式を見物してみたくなった。

 就任式は14時から行われる。到着したのは14時直前だった。商店街のどこで行われるのかもわからなかったが、進んでいくと、ひとでごった返している。商店街の真ん中にある小さな石の橋の上にステージが組まれていた。その手前にある補聴器のお店がどうやら控室になっているようで、野田クリスタルが出てくるのを、みんなスマホを手にして待ちかまえていた。しかし、背伸びをしてみても、ひとがいっぱいでろくに見えやしない。じきに野田は現れたようだが、ステージに向かっていくすがたはぜんぜん見えず、歓声を頼りにして、なんとなくそちらかと思うほうに腕を伸ばしてはスマホのカメラを向けた。

 前のほうには椅子の席も用意してあったようだが、橋の上はすし詰め状態だ。もちろん、橋を渡りたい通行人のための通路は確保されていて、警備は万全になっている。子どもたちはいろんなところによじ登っていた。壇上の声はスピーカーがあるからよく聴こえはするものの、山中市長もきていたようだが、そのすがたはまったく見えなかった。しかし、音だけ聴いていてもつまらないから、ひとを掻き分け、正面に近い場所に移動すると、なんとかひとの隙間から野田が見える位置を確保することができた。就任式のあとには、女性の司会者が聞き手になってトークする時間があり、オーディエンスからの質問を受けつけると、野田の出身高校の生徒たちからも手があがった。中高生たちが野田の名前を入れたうちわを作ってきているのがかわいかった。地元に密着したイベントだが、ステージの後ろのパネルには吉本のマークがしっかりと入っていて、当然といえば当然だが、今回の催しには吉本も関わっているのか。横浜市と吉本とでなにか企んでいるかとも思ってしまうが、まあ、やりかた次第だろうとは思う。

 就任式は40分ぐらいで終わり、続いて、パレードが行われる。地下鉄の駅がある鎌倉街道側がスタート地点になっていて、野田はそちらに移動していくが、このひと混みのなかを追いかけていくのも大変だから、あまり動かずに、この橋の付近までやってくるのを待つことにした。通路の中央にはパレードの通り道が作られる。待っていると、15分ぐらいでパレードはここまでやってきた。先頭に野田が歩いている。両脇のオーディエンスたちに野田がグータッチで応じている。その後ろからは神輿が続き、さらにその後ろには野田クリスタルのお面をつけた一般参加者たちの群れが続く。このお面は配布されていたはずだが、ここに到着したときにはもう配布は終えていたようだった。パレードが橋を通りすぎていったら、今度は先まわりし、弘明寺観音のほうに進む。アーケードを抜けると、雨が少しぱらつき始めていた。パレードがアーケードの外に出ると、どこで入れ替わったのか、神輿のほうが前にいる。おそらくなにか、神輿の決まりごとのようなものがあったようだが、それを待っていた野田は、神輿の担ぎ手に加わり、威勢のいい掛け声とともにわっさわっさと揺れ動く。パレードの途中にも神輿には何度か加わっていたようだったが、最後にまた大きく盛りあがった瞬間だった。いや、ここにきてみるまではどんなイベントだろうかと思っていたが、野田が街のひとびとにじかに触れ合い、商店街が純粋に盛りあがっているさまをとても感じられた。タレントがちょっとあいさつして終わりというようなものではない、野田クリスタルのサービス精神に大いに好感をもった。1時間弱のパレードを終えると、野田は弘明寺観音の門の前であいさつし、門のなかに消えていった。

 昼食にしようと思い、せっかくだから商店街のどこかで食べようかと考え、商店街を端から端まで往復してみたが、どうも決められない。やや後ろめたさは感じながら、結局、弘明寺駅のえきめんやに入り、炭火焼鳥ハラミのぶっかけそばというのを食べた。680円。ついでに、せっかくだから南図書館にも寄るが、疲れてしまい、棚を眺める気力はあまりない。それでも2冊借りていく。

 弘明寺から京浜急行の各停に乗り、眠りながら帰ってくる。二俣川のドトールに寄り、少し読書をしてから夜遅くに帰宅する。そろそろ暑くなるからと思い、冷たいコーヒーが飲めるようにポットを買っておいたのだが、ちっとも暑くならず、今日はついにホットコーヒーを飲むはめになる。この時期にまた電気ケトルを使うとは思わなかった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、小林製薬の紅麹に関連する疑いがある死者数は170人に及んだという。番組後半の特集では、獣医の野村潤一郎をひさしぶりに観た。また別の特集では、TikTok トレンド大賞を受賞したというお爺さんが登場し、まったく知らなかったが、6000円のトマトジュースを紹介する「これ高いと思いますか?」というフレーズが真似され、それが流行ってしまったのだという。いったい、なにが流行るかわからないな。

 今朝の「サンデージャポン」には、菊池日菜というハタチの卓球選手が初登場のほか、澤円、藤田ニコル、藤森慎吾らが出演。まずは都知事選の話題だが、扱われるのは主要4候補のみ。神奈川県民だから投票はできないのだが、蓮舫よりも、小池百合子のほうが戦略だけにかぎればずっと上手いように見える。今さらスマイルをアピールしたって遅いだろう。蓮舫の阿佐ヶ谷の選挙演説の場には鈴木エイトがいて、鈴木エイトがつなぎ、蓮舫が「サンジャポ」のマイクに答えた。VTRには舛添要一が登場し、小池百合子と蓮舫の選挙事務所を訪問し、分析する。スタジオでは岸博幸が解説した。そのほか、宝島夫妻が殺害された事件、アメリカ大統領選の話題、バレーボールの話題など。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、今週は5週目なので外山惠理さんの担当回だった。爆笑問題が出演した「ビバリー」のイベントにはさすがに触れず、ナイツよりも意外と節度があるのか。14時台ゲストには玉袋筋太郎が登場。先週の予告から楽しみにしていたが、奇しくも、外山さんと「えんがわ」のコンビがそろった。「日曜サンデー」には3年ぶり、田中が脳梗塞で倒れたときの代打で登場して以来となる。太田「意外となんだかんだいって、困ったときはお互いさまだから。今はもう博士より俺のほうが仲いいんだから。(笑)」 プロフィール紹介もなしに、20分ぐらい会話が止まらない。プロフィール紹介のBGMは「一番星ブルース」だった。田中と一緒にタクシーに乗ったときに運転手にからみ、交番に連れていかれたというのは初めて聴く話だ。玉さんが言うには「早すぎたウエストランド」だって。弾みまくるトーク。リスナーからは「高田先生に、俺が主催するからキッドと爆笑の2組でネタライブをやったらどうだと言われたらどうしますか?」という質問があり、太田はこれを受け、浅草キッドの「タイタンライブ」の出演を提案する。「トリでどうですか?」とまで太田は心意気を見せるのだが、水道橋博士はどうせこの提案に応じることはないのだろう。

2024年6月28日金曜日

6月28日金曜日/都知事選の政見放送・前半戦

◇ 音楽・テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝にいったん目覚めるが、どうもからだが痛い。気候のせいか。ゴミを出しに行く準備も昨夜のうちにしておいたのだが、雨降りになり、出しに行くのが面倒になった。もう少し眠りなおし、どんぐりずの新アルバムを聴きながらブログの更新をひとつ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」は寅子が歌を歌う場面にじんときてしまうのだが、ここで初めて調べたが、エノケンの「モン・パパ」という歌なんだ。

 今日の「徹子の部屋」は南こうせつがゲスト。現在、75歳。1976年の武道館のコンサートの映像が流されていた。番組最後には南こうせつは「トットちゃん」への興味を語る。この番組にはあらゆるジャンルのひとがやってくるが、それを受け入れる徹子さんの包容力はどこからきているのかと考えたときに、南こうせつは「トットちゃん」が戦争で疎開をしていた経験に行きつく。「トットちゃん」はそこでいろんなジャンルのひとに出会ったのだろう、それがなければ、お嬢さまのまま、東京の山の手の付き合いしかなかっただろうということを語った。

 今日の「ビバリー昼ズ」は午後にタイムフリーで聴いた。今夜は国際フォーラムのイベントがあるため、高田先生が不在だった。松村邦洋と磯山さやか、ふたりだけの放送は高田先生が倒れたとき以来、12年ぶりだという。そのときの音源が少し流されると、互いに「さやかちゃん」「松村さん」と呼び合っていた。磯山さやかは番組に加入してからまだ3ヶ月ぐらいで、そのときにはまだ高田先生のすごさがわからず、倒れたと聞いてもあまり感情がなかったって。12時台は「35周年大感謝テレフォン」という特別企画があった。今夜のイベントにやってくるリスナーたちに電話をつなぎ、直接、お礼を伝えるという企画だった。こういうのを聴いてしまうと、いったんはあきらめたのに、チケットを買わなかったことが悔しくなってくる。金の問題がもう少し早く片づいていれば行けたのにな。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の巻頭グラビアには伊丹十三の特集。ほかのページには、一之輔さんと力道山未亡人田中敬子の対談もあった。たけしの連載では、ガーシーの落語家転身について語っていた。

 夕方から外出。ダビングのセットをする都合で、家を出るのがずいぶん遅くなってしまった。雨降り。まず、駅前の日高屋に寄り、汁なしラーメンと餃子を食べる。910円。こんなに高かったっけ。そのあとにはドトールに入り、読書に没頭する時間。クリエイト、ライフで買いものしてから帰るが、わずかな時間に、ひざから下がずぶ濡れになるほどのひどい雨だ。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと観ていく。今週は月曜から都知事選の政見放送をずっと録画していた。これをようやく、順番に観ていく。持ち時間は各5分30秒。月曜の政見放送はまず、「NHKから国民を守る党」の草尾あつしから始まった。口調はまともそうなひとではある。2番手は「核融合党」の桑島康文。これはひと目でわかるキチガイ。原稿を見ながら妙な口調で読みあげる。3番手はおなじみ「清水国明と東京都の安全な未来をつくる会」の清水国明。4番手はN党の加藤英明。このひともまじめ風である。5番手は同じくN党の福永かつや。 弁護士 YouTuber というひとで、ちょっとチャラい感じ。無所属の野間口翔は政見放送を申し込まず、経歴だけの紹介。続く、無所属のホカリジンも同じくだが、ひとこと「プランナー」とだけ紹介された。「つばさの党」の黒川あつひこも政見放送なし。無所属のひまそらあかねは、ツイッターで知られる「暇空茜」というひとか。これら政見放送のアナウンスはAIによるものだった。続いて、火曜の政見放送はN党のみなみ俊輔から始まる。暑苦しい男。2番手は無所属の安野たかひろ。33歳、起業家でSF作家というひとだが、なかなかまともなことを言っているように思えたのは、ほかがキチガイだらけなせいだろうか。しかし、口調がどうも気持ちが悪い。3番手はまたN党、三輪陽一。下を向いたまま、早口で原稿を読むだけ。こりゃだめだ。滑舌がすこぶる悪く、おまけに咳き込む。後ろの手話のひとはじつに滑らかなのだけれども。最後は時間切れで、あいさつが終わる前に切られた。しかし、N党の連中はだいたいみんな同じことを言っているんだよな。4番手もN党、横山緑。あの覆面をかぶった男がこいつか。基本的には覚えたセリフをしゃべっているような口調。こいつもだめだ。N党コールセンターの電話番号を言うところでくちごもり、「えーと」と原稿を探し、「忘れました、あとで言います」と言った。これはマジなのか演出なのかよくわからなかった。5番手は「ジョーカー議員と投票率を上げる会」の河合ゆうすけ。こいつも目立ちたがり屋の馬鹿。単にすべり倒しているだけの悲しきカルト芸人という感じもする。一歩間違えればなんとやらだが、そのなんとやらの状態を実際に見せてもらっているのだ。6番手は「ネオ幕府アキノリ党」のアキノリ将軍未満。こんな名前だが、風貌は平凡な兄ちゃんだった。この火曜の政見放送は地獄のような流れだったな。続いて、水曜の政見放送。1番手は無所属の向後真徳。このひとは実直そうな年配のおじさんだった。2番手は「ポーカー党」の尾関あゆみ。ポーカーを広めていきたいんだって。なんじゃそりゃ。3番手はN党、ふくはらしるび。快活な口調の女性ではあるのだがな。もうその話は聞いたよという話ばかりだ。4番手は無所属の石丸伸二。主要な候補がようやく出てきた。やばいな、有象無象の政見放送を観たあとでは、石丸伸二がものすごくしっかりしているひとに見える。地下芸人のなかに真打が出てきたみたいな。5番手は「石丸幸人党」の石丸幸人。誰だか知らなかったが、アディーレ法律事務所の設立者なんだ。「過払い金」という言葉を最初に広めたのがこのひとなんだって。ウィキペディアにもあたってみたが、このひとはSNSもやっていない。一見、まともそうなことを言っているが、最後はあまった時間で「伝説の弁護士、石丸幸人チャンネル」を連呼した。YouTube の宣伝目的なのかい。6番手はまたN党、松尾芳治。穏やかそうにしゃべってるひとなんだけどね。木曜の政見放送の1番手もまたN党、津村大作。2番手もN党、犬伏宏明。前髪が緑のおじさん。N党の連中はみんなおんなじことを言ってて、面白くもなんともないな。3番手もN党、前田太一。元警察官というひとで、警察の制服を着ている。N党はだいたい最後に「NHKをぶっこわす、立花孝志の YouTube チャンネル」と連呼するのだが、このひとは途中で息切れし、同じ言葉をくり返すだけなのに噛んでしまうのがだらしがない。4番手は「ゴルフ党」の小松けん。5番手は無所属の小林弘。元俳優、タレント、芸人だそうで、まだ売れていないザブングルと一緒に人力舎のネタ見せに行ったというエピソードトークをするだけの政見放送だった。ネタ見せで相方のツッコミだけが褒められ、「悔しいです!」がじつは自分が言った言葉だったという話だったが、「悔しいです!」のところだけ、本意気でやってみせた。狙いすぎだなこれは。6番手は「カワイイ私の政見放送を見てね」の内野愛里。こいつもジョーカーと同類の目立ちたがり屋の馬鹿。面白さの勘違いを、かわいさの勘違いに置き換えてみれば、ジョーカーがカルト芸人の成れの果てなら、こちらは地下アイドルの成れの果てであるかのようだ。地味な女風から途中でメガネを外し、シャツを脱ぎ、ベージュのチューブトップになると、名前のテロップがあるから、それに隠れてまるで裸のように見える。そして、放送直後の今日金曜の政見放送は、1番手は「市民がつくる政治の会」のうつみさとる。2番手は無所属の大和行男。児童精神科の医師というまじめそうなひとだった。3番手はまたN党、中江ともや。また同じ話。「NHKをぶっこわす」のセリフ、みんな棒読みすぎるんだよな。4番手は「お金をみんなへシン独立党」のしんどう伸夫。お爺さんのユーモアなんだろうか、いきなり「君のため」という歌を歌い出す。ふざけてるわけではなく、まじめに狂ってるひとだ。なくならない財布を発明するんだって。5番手は無所属の小池百合子。ついに大看板の登場。プロフィール紹介では「カイロ大卒」ってはっきりと言っていた。ここまで28人、5分半という持ち時間もちょうどよく、飽きずに観られた。夜の放送だけ録画していたのだけど、早朝にも放送されていて、あとから確認したら夜とはプログラムが違っていた。早朝も録画していれば今週だけですべて観終えることができたんだけど、残りの半分は来週だ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、ガンバレルーヤと「週刊宝石ごっこ」をやっているという話をしていて、その馬鹿馬鹿しさに笑った。先週土曜の「SAYONARAシティボーイズ」を聴くと、都知事選を話題にしていた。ラジオを聴きながら深夜に眠る。

2024年6月18日火曜日

6月18日火曜日/日本の歪み

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝、目が覚め、つけっぱなしにしていたラジオを聴いていると、パンサー向井の「#ふらっと」の生放送にビビる大木が乱入し、テレビで生放送中の「ラヴィット!」と中継がつながる。今日のパートナーのココリコ田中とスタッフは知っていて、向井だけに仕掛けるドッキリだったのだが、ビビる大木は「ジョン万次郎」として出演している。向井は意味がわからなかったようだが、ラジオだけで聴いているリスナーも同じように意味がわからない。

 ラジオを消して、ブログの更新をひとつ。外は大雨。今日は寒くなった。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「キョコロヒー」を観る。以前もやったエレベータートークの第2弾、今回は、河合郁人、平野ノラが挑戦する。そのあとにはもうひとつ、世間でいろいろ言われがちなひとを庇えるか庇えないかをジャッジするという企画。ヒコロヒーが電車で会った痴漢の話をした。

 昨夜の「バカリヅカ」は「釣りのいいとこどりをしよう」という企画。釣りがしたい飯塚のために、釣り名人が釣れたところから代わってもらう「いいとこどり」の釣りをする。釣れるまでの待機中には、ゲストの板倉俊之とともにファミコンで遊ぶ3人だったが、そのあとはスーパーカー消しゴムで遊ぶ時間になり、趣旨とは違う部分が長い。20分経って初めて、ようやく板倉担当の名人が釣れるが、結局、この1回だけで収録時間が終わってしまった。

 観そびれていた「ガキの使いやあらへんで!」を数回、3月放送の「クイズ郷ひろみの100のコト」では、松本の代わりに千原ジュニアが出演していた。4月放送の「なんやったっけ?部」では、レギュラーチームの対戦相手に、蛍原徹、原田龍二、TKO木下、錦鯉まさのりが登場した。この企画は観ていて、他人事ではないくらいに思い出せない。

 日曜の「週刊さんまとマツコ」は TVer で観る。ローカルスター特集の特別編として、ゴリけん、カンニング竹山、タイムマシーン3号の関太が出演し、それぞれの事務所の地方進出戦略を語る。ブッチャーブラザーズのリッキーさんがサンミュージックの社長になったことを、さんまはここで初めて知った様子だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」では、小池百合子の不仲の兄が取材に応え、なんと、学歴詐称疑惑を否定している。そのほか、5ページにわたる「爆笑オンエアバトル」が特集があり、テツandトモ、ハマカーン、マシンガンズ、U字工事のインタビューが載っていた。

◇ 読書

 今日は外出せず、部屋で読書をしていた。養老孟司・茂木健一郎・東浩紀「日本の歪み」を読み終える。2023年刊、講談社現代新書。近代以降の日本社会の歪みを主題にした鼎談。養老孟司と東浩紀の顔合わせが珍しいと思い、読んでみたくなったのだが、ここに茂木健一郎がいないほうが売れる本になったんじゃないかという気もした。以下、気になった箇所を引用。

P23-24 東「僕もここニ、三十年の日本の空気の変化には戸惑います。天皇制にしても、平成期は日本人の天皇に対する感覚が大きく変わった時期で、多くの人が天皇や皇室に親近感をもつようになりました。(略)むしろ安倍政権期に入ってからは、天皇のほうが政権よりも「リベラル」で、左派は天皇に頼るべきという言説すら出てきた。内田樹さんなんかは「天皇主義者」と自身を評しています。加えて、昔は右派といえば保守でナショナリズムを大切にし、左派のほうがグローバリズムだったのが、いまは右派こそ新自由主義でグローバリズムを謳い、左派のほうが国民国家の利害を大切にしろと訴えるようになっている。そういう歪みもあります。」

P40-42 茂木「東日本大震災の被害と空襲の被害が似ていたと伺いましたが、日本人は空襲による焼け野原も、人災ではなく天災のように捉えてしまうと言われます。」(略)養老「受けた側からすると同じですからね。結果的には同じです。」 東「ドイツの哲学者のギュンター・アンダースも、日本人について同じような観察を残しています。彼は一九五八年に広島に行くのですが、当時すでに人々が原爆を地震や洪水のように語り、原爆を投下したアメリカに憎悪を持たなくなっていたことに驚いている。だから、日本人全体にそういう傾向があるのかもしれません。けれど、僕はやはり人間がやったことと人間がやっていないことは分けるべきだとも思います。養老さんの考えでは、一緒くたになるのは仕方がないということでしょうか。」 養老「それは「考え」ではないですね。印象です。そこらへんがたぶん「日本」流の思考の根源にあるという気がします。人為と自然を強いて分けないというか。他人のせいにしても、仕方がないことがある。そういう態度は長い目で見て、自分の為にならない。どうせまた来ますしね。」

P47 東「(略)ただ、繰り返しになりますが、いま僕たちが直面しているのは、加害と被害の関係をはっきりさせることが戦略的に有利になる世界です。たしかに現実は養老さんのおっしゃる通りで、どんな事件でも加害者と被害者が簡単に明確に分かれることはあり得ない。しかし、それでもあえて「被害は絶対だ」と言うことが、大きな政治から小さな政治まで、戦略的に非常に強くなっている時代です。そういう世界で、すべては成り成りて成った、とか言っていると防衛力が低く、大きなところから小さなところまで全てで負けていくことになります。そういう意味では日本のその感覚はあまり役に立たない。これは日本の戦争責任や慰安婦問題に限った話ではなくて、あらゆるところで起きている話だと思うのです。」

P48-49 茂木「脳の研究をしている立場からすると、そもそも人間には「自由意志」は実体としてはなく、すべては幻想であるとも言えます。(略)もちろん、刑事法など、人間の文化は自由意志という「フィクション」に基づいて運用されているわけですが。」 東「僕も究極的には自由意志はないと思っています。」 茂木「養老さんは自由意志はあると思いますか?」 養老「ないない。」(略)東「僕の考えでは、自由意志というのはレトロスペクティブ(遡行的)にしか現れないものなんじゃないかと思います。これは素人の推測でしかないのですが、進化の過程において、意識というのはそもそも、過去の行動で失敗したときに、それを捉え返すプロセスにおいて生じたものではないかと思うのです。何かを決定して行動するという前向きなものではなく、何かを後悔し、「あのとき別のことができたかもしれない」という後ろ向きの働きが、意識というものの基本的な構えなのではないか。」

P51 東「後付けがなくなったら主体性も何もかもなくなってしまう。その点において、さきほど茂木さんはアイデンティティ・ポリティクスは科学的世界観と整合していないとおっしゃったけど、僕はちょっと意見が違う。僕たちは自由意志とか主体とか責任というフィクションを、社会秩序を作るために必要としている。だから一周して、後付けでいいから責任は問うべきだし、自由意志もあると考えるべきである、というのが僕の主張で、同じところに戻ってくる。」

P95-96 養老「僕は、死というのは二人称しかないと思っています。死を悼むことは、二人称の誰かを悼むことです。反対意見があるとか、そんなの雑音ですから、それに気を取られているうちは本気でやっていないだけだと思います。慰霊ってそういうものでしょう。」 東「死は二人称しかないというのは重要なことだと思います。ヨーロッパの哲学には、死について語る言葉が一人称か三人称しかない印象があります。なぜ二人称がないか。これはぼくの直感ですが、ヨーロッパの哲学において二人称的な「親密さ」があまり重視されていないからじゃないでしょうか。(略)このように二人称的な親密さをなるべく消すことがカント的な倫理学の方向性です。これに対して実存主義は一人称を入れたわけですが、いずれにせよヨーロッパの哲学は二人称で考えることが苦手だという印象がある。「近い他者」という問題について考えるのが苦手なんですよ。ちなみに、その傾向はいまの日本のリベラルにも流れ込んでいて、たとえば日本人と外国人を区別するのはおかしい、というよくある議論がその一例です。普遍的な制度設計としてはその通りではあるんだけど、現実には、なにか問題が起きたとき、実際には自分の家族と知らない他人だったら家族のほうを助けてしまうのが人間というものですよね。それは避けられないと思うんだけど、断固そんな贔屓をやってはいけないと言い続けるのがリベラルの立場です。」

P102 東「人間関係を学ぶところが学校しかないことも問題でしょうね。日本では家も地域コミュニティも解体されて、残っているのは学校だけです。僕は、いま日本で起きているさまざまな問題は、子供時代に経験した学校だけが人間関係や上下関係のモデルになっていることに起因していると思います。たとえば日本の社会運動は、基本的には「先生に言いつけてやる」モデルです。運動が自立していない。キャンセルカルチャーだって、大学に手紙を出す、企業に電話をするなど、批判対象の所属する組織の「先生」に言いつける形です。」

P113 東「さきほどのカントの話にもつながりますが、このところ僕が考えているのは、「人間はあらゆるものをゲーム化するけれど、他方でルールは必ず変わるし破られるので、それを絶対化すると長期的には負ける」ということです。人間はたいへんクリエイティブなので、ルールが作られると、必ずその穴を突こうとする。(略)本当に重要なのは、ルールはたえず破られるという前提で、ルールをどんどん変えていくことなんです。」

P118-119 養老「「戦後の平和主義はなんの力も持っていない」と言われますが、そもそも平和主義なんて本当にあったのか。ただみんな戦争が嫌だと思っただけです。」(略)養老「憲法についても、問題はそこにあると思います。言葉で書かれたことでこの国はどのくらい動くのかと考えたとき、この国は言葉では規定できないのではないかと思うのです。」

P136-137 東「僕はゲンロンカフェを一〇年以上やって、たくさんの人の話を聞いてきましたが、そこで気付いたのは、日本のアカデミシャンは聞く力が弱いということです。自分の主張ばかりする。話し相手がいつも生徒や同僚なので、自分の研究の内容を「教える」という関係性しかもったことがなく、対等な対話の訓練を受けていないように思います。(略)だから僕は、書く日本語と話す日本語が違うことを教育課程できちんと教えるべきだと、昔から思っています。しゃべるように書いてはだめだし、書いたまましゃべってはだめなんです。意識的に使い分けられるようになると、みんなもっと日本語がうまくなるはずです。」

P168-169 茂木「西洋の自伝では「私はこういう意思をもち、こういうことを成した」というスタイルで書かれることが多いですが、日本では開戦の言葉すら「やむを得なかった」と、消極的であることは面白いなと思います。これは、繰り返しになりますが、現代の科学における「自由意志」は基本的に存在しないという認識とは実は整合的ですが、社会的、文化的にはポピュラーであるとも、正統であるとも言えない。」(略)東「近代化に成功した国ではめずらしいかもしれません。専門家に尋ねてみたわけではありませんが、僕はそういう「なりゆき」の世界観や主体観は辺境の国に多い思考パターンではないかと思うんです。(略)それはたいへん原始的で、たいていは小さな部族のものでしかないのに、日本はたまたまそういう古い思考パターンを保ったまま大きくなってしまった。本当は少数民族に向いているメンタリティなのだと思います。」

P188 養老「日本の法律っておもしろくて、現状が違法になるように作っている。現状よりも厳しいルールを作ることで、何か引っ掛けようと思えばいつでも引っ掛けられるような状況にすることで権力を維持している。」

P210 茂木「ロシアとウクライナも隣国同士の戦いですが、プーチンが一部で「歴史過剰」だと言われていて、その意見に僕は賛成です。「歴史に学ぶことが大切」と言っても、立場によって何が「正しい」歴史認識なのかは変わります。「正しい歴史」があるとか、精査すれば一つの正しい歴史観に収束するとか、そういう前提で過度に歴史に依拠することで今回の事態が招かれた。ウクライナ東部がロシアのものだとする根拠を歴史に求めるのは、過去の履歴を引き受けることである一方、歴史過剰でもあって、ウクライナ侵攻はまさにその弊害だと思います。」

P224 東「僕は抽象的な政治参加にはあまり興味がないんです。社会が複雑系だという話と関係すると思うのですが、ある理念のもとに知識人が大衆を導いて、それで成功した例しはない。」

P234 茂木「三島由紀夫の割腹自殺事件はどうご覧になりましたか。」 養老「司馬遼太郎が、あの演説を見ていた自衛隊の反応に対して、日本の社会は健全だと書いていましたが、同じような反応でした。僕も含め、いわゆる普通の人は「変な人だな」くらいに見ていたように思います。あれを大きな問題と捉えて騒いだのはインテリ層だけだったのではないでしょうか。」 東「三島由紀夫は日本近代の歪みを正そうとした作家だと言われます。しかし所詮はインテリのあいだのゲームでしかなかったと。」

P248-249 東「人のトラウマへの接し方には、「抑圧する」と「解離する」の二つのモデルがあると言われます。ヨーロッパ人は抑圧し乗り越えるタイプの処理が好きです。ヘーゲルの弁証法というのは、要は「友がいて、敵がいる、だから戦ってどっちかが勝利者になる」というモデルです。勝者は敗者を抑圧し、その傷を乗り越えることでいっそう強くなる。けれど、「友がいて、敵がいる、だから関わらないようにする」という解離による処理もあり得るわけです。いずれにせよ、いまはなにか問題にぶつかると、「なかったことにはしない」乗り越え系の発想を取る文明が強い。だからそちらがグローバルスタンダードに見えますが、巨視的に見れば、「なかったことにする」解離系の文明もいろいろあったのではないか。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜にもまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は「子育てに奮闘するパワフルママ」の特集。谷亮子、澤穂希、安藤美姫が並ぶ。peco をひさしぶりにバラエティで観た気がするが、今年のベストマザー賞に選ばれていたのか。

 放送されたばかりの「家事ヤロウ!!!」3時間スペシャルも観てしまう。この番組自体、一度も観たことがなかったが、黒柳徹子がゲストと知り、これは録画せざるをえなかった。いきなりバカリズムと並び、マイクを手にした徹子さん、「人生のベストテンレシピ」をランキング形式で発表していく。バカリズムと共演したことはあるんだろうか。そのほか、中丸雄一、カズレーザー、平野レミが出演。「徹子の部屋」のセットを使い、「徹子の部屋」の過去の映像もたくさん出された。「徹子の部屋」全面協力。この番組、まさか、徹子さんは3時間ぜんぶ出てるのかなと心配になったが、後半には唐沢寿明が出演するホームセンターのロケが1時間ぐらいあった。後半のこの部分は観ないで消去する。

 聴きそびれていた先週の「伊集院光のタネ」をタイムフリーでまとめて聴いた。先週火曜水曜は特別パートナーに山瀬まみが登場した。伊集院にとってはホリプロの先輩なのだが、年齢は伊集院のほうが2歳上という関係。「いいとも」で共演してたんだっけ。火曜のテーマは「昭和あるある令和ないない」、水曜のテーマは「イチオシ調味料」。そして、先週木曜金曜のパートナーには春風亭一之輔が登場。木曜のテーマは「徳積んだ!」、金曜のテーマは「聞き間違い言い間違い見間違い」。「毎度あり」を「マイダーリン」と聞き間違えたという投稿に、一之輔さんが「前田隣かもしれない」と言ったら、伊集院は前田隣がわからないような反応だった。一之輔さんは「出来心」を習ったときに、五代目小さんの系統の師匠に習ったら、小さんは「金の茶釜」を「金のちゃまが」と言い間違えているのだが、そのまま教えるといって習ったという。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。このオープニングトークを聴くまでぜんぜん知らなかったが、鶴光の番組が炎上していたようだ。検索してみると、ピンク・レディーの替え歌があまりにも低俗な内容だったとかで、ニッポン放送が謝罪をしたということか。しかし、より詳しい原因を探してみると、どうやら権利者からのクレームらしく、すると、阿久悠の関係者ということなんだろうか。かつて、「北野ファンクラブ」でやっていた亀有ブラザーズをCD化しようとしたら、阿久悠が激怒してCD化をあきらめたという話があるのだが、そうであれば、コンプライアンスとか時代にそぐわないという問題ではなく、単に、阿久悠だからそりゃ怒られるよという話じゃないのか。

 SNSから、立川流が一般社団法人になったことを知った。中日新聞の記事が出ていて、それによると、志の輔が代表、談春、志らくが副代表だそうで、議員連盟の会合に出席した談春がそれを明かしたようだ。

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2024年6月16日日曜日

6月16日日曜日/怒りに震えたコーナー

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をようやくひとつ。前回の更新からまただいぶ間が空いてしまった。録画していたテレビ番組をあれこれ。昨夜の「Nキャス」を観ると、小池百合子が都知事選に出馬表明したニュースのなかで、「AIゆりこ」というのをここで初めて知った。面白いんだけど、この予算、どこから出てるんだろうな。

 今朝の「サンデージャポン」は、田原俊彦が生出演のほか、今井アンジェリカ、成田悠輔らが出演。まずはバレーボールの話題から始まり、栗原恵がスタジオで解説をする。続いて、都知事選の話題。この番組でも「AIゆりこ」を紹介する。過去の都知事選の名場面集のようなVTRが面白かった。立花孝志が掲示板ジャックなんということをやっているのを初めて知ったが、細野弁護士によると、公職選挙法が想定していない事態ではあるが、税金によって得られたスペースを転売していることにあたるのではないかと解説する。スタジオには舛添要一も登場した。舛添は選挙ポスターの掲示板は不要という立場をとる。選挙ポスターは候補者が自分たちで貼るんだということは、以前、野末陳平先生のトークライブで知ったが、舛添によると、これが新人つぶしに使われているという。杉村太蔵によると「ポスターも貼れないやつが立候補なんかできるわけないだろ」ということがよく言われてるんだそうだ。そのあとには旧文通費問題を扱い、宮沢博行が取材に応えていた。スタジオでは、舛添に太田が反論する場面があった。番組終盤には TARAKO のお別れ会の様子を伝える。爆笑問題も光代社長とともに出席していた。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、こちらにも田原俊彦が登場。トシちゃんに中森明菜から「サンジャポ観てました」とLINEがきてたって。冗談かと思ったらマジなのか。14時台ゲストには、新刊を発売した中山秀征が登場。太田が、松野大介の小説「芸人失格」に触れると、中山「結婚式の日に発売だったんだよ。(笑)日を改めろと思いましたよ。」 太田「ちょっと説明すると、このひとの相方さんが松野ダイサク…、ダイスキ? 誰? 大介さんつって、あのまあ、わりと芸人芸人したかった…。だけど、ヒデちゃんのほうが圧倒的人気で、要するに、自分のやりたいことできなくて、ヒデちゃんのせいで自分はこう、ちょっと、うまくやれなかったっていうのを、のちに文学作品として、「芸人失格」っていう小説を出したの。それを俺は当時読んで、「いや、こんなこと言うことないじゃん!」っていうのもヒデちゃんに伝えたよね。覚えてる? 「あれはないと思う、俺は」って。だけど、松野さんもけしてね、悪いひとじゃなくて、太田プロライブで一緒になったりしてね、けっこう面白いネタやってんだよ。」 新刊にも書かれている「殿様のフェロモン」の話になると、太田もその当時は「今田、なんだこのやろう」と思って観ていたという。そして、これも新刊に書かれているナンシー関について、「殿様のフェロモン」でのナンシー関との電話対決を観ていた太田は、からだが震えるほど怒ったという。太田「俺はこいつ許せないって、俺はナンシー関を読みながら、ヒデちゃんのやってることをこういうふうに書くやつは、いくらなんでも許せないって俺は思ってた。」「「殿様のフェロモン」の、ナンシー関との直接対決、電話…、あれも俺、観てんだから。観てて、俺ね、テレビ観てて、からだが震えるほどね、怒りを感じたのはあれですよ、最初に。あの電話のやりとりね。ナンシー関がヒデちゃんを批判してるのわかってるわけ。で、フジテレビの連中は、全員吉本班なの。ほかの出演者も全員吉本なの。たったひとりヒデちゃんがいて、あんなアウェイないわけ。そいでナンシー関はボロクソ言うわけ。「あんた、なんですか、ダウンタウンより面白いんですか?」なんか言って、それをヒデちゃんが必死に笑いにもってこうとすんだけど、もっていけるわけないじゃん。俺は別にね、ナイナイも、今田も、別に嫌いじゃないですよ。加藤やなんかも嫌いじゃないけど、あのときのフジテレビの番組の、あの作りかたは、これはないだろ、いくらなんでもヒデちゃんメインでやっといて、こんな負け試合を仕込んどくかっていうのは、俺、からだが震えるほど…。あのときね、テレビの前でね、俺、出てないのに。ほんっとに怒りに震えたの、俺!」 太田はその当時にナイナイや吉本印天然素材に毒づいていたこともふり返る。太田はテレビを観ていて怒りに震えたことが過去に2回あるそうで、もうひとつは、「大石恵三」が終わったつぎの週に「大石恵三」の4人を「電波少年」がゲストに呼んだときだった。太田「それでいうと、俺、さっきね、テレビの前で怒りに震えたってのが「殿様のフェロモン」ていうのが1個あると…。俺、2回だけあるんですよ、怒りに震えた…、もうひとつあるんです。それは、ホンジャマカと、今でいうさまぁ~ず、バカルディが、「大石恵三」ってやったの、深夜に。それが日テレの「電波少年」の裏だったの。松本明子さんと松村くんが出て、「電波少年」の裏で、これがもう「電波少年」が圧勝したんですよ。で、フジテレビで「大石恵三」が始まったんだけど、撃沈したんですよ。(略)そしたら、つぎの週に、「電波少年」が「大石恵三」の4人をゲストで呼んだの。で、どうもお疲れさまでしたってやったわけ。別に松村くんと松本明子にはなんの恨みもないけど、土屋さんのその日テレのその…。」 中山「遊びごころ。」 太田「遊びごころと、俺、思えなかったの。俺、やっぱり、恵は嫌いだけど、当時は芸人としてやっぱり一緒にやってきたのがあって、あんなの失敗しろとは思ってたけど、じゃあ、失敗して負けたのを、つぎの週呼んできて、なんか馬鹿にすんなよって思って。俺は「殿様のフェロモン」とあのときだけ、テレビの前でほんっとに震えたの。2回震えたの、俺。」 田中「お前がテレビ観て怒りに震えたコーナーじゃないんだから、これは。」

 夕方から外出。遅い時間になってしまい、今日は外出はやめようかとためらうくらいだったが、星川まで行ってくる。イオン天王町のフードコート、牛角焼肉食堂にて、豚カルビ丼を食べる。825円。そのまま、フードコートでしばらく読書をしていく。なんの計画性もなしに星川にきてしまったが、星川だったら、図書館に返却する本をもってくればよかったとあとから気がついた。閉店間際のコーナンに寄り、買いものをしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、安藤優子、マキタスポーツ、フットボールアワー岩尾というメンバー。再登場のマキタさん、「グッディ」を降板させられた真相を当の安藤優子にぶつける。都知事選の話題では、スタジオには伊藤惇夫が登場した。淳が、蓮舫は公職選挙法違反に引っかからないのかと選挙管理委員会に電話をしたら、個別にジャッジはできないからと警察の電話番号を知らされた。それで、警察に電話をしてみると、選挙管理委員会は毎回こっちにまわしてくるんですよねとこぼしていたって。

 今日の「TVタックル」は「日本の防衛問題を考える」という特集。軍事ジャーナリストの井上和彦、古田貴之、石田健、眞鍋かをりらが出演。東国原が「宇宙人が攻めてきたら世界はひとつになるんじゃないか」と言ったら、「いや、宇宙人と組もうとするやつが出てくる」と言ったたけしがさすがだった。まるで、北野映画的な発想だ。

 昨夜の「ゴッドタン」は恒例企画の「腐り芸人セラピー」。おなじみ、ハライチ岩井、インパルス板倉、ノブコブ徳井が出演。「腐り芸人」には四千頭身が登場した。後藤に向かって、「覇気がない」とシンプルにおじさんの意見を言ってしまう徳井。

 今朝の「ボクらの時代」は、春風亭小朝、林家正蔵、春風亭一之輔とう顔合わせ。小朝だけが着物を着ていて、正蔵は背中側も前になっている変なポロシャツを着ていた。落語協会は現在、真打が多くて前座が少ない逆ピラミッドになっているという。ほんの何年か前には前座が増えすぎているような感じだったがなあ。小朝が言うには、木久扇に弟子入り志願にきた若者がずっと下を向いていて、机の下でツイッターをやっていたという。木久扇がちょっとそれ見せてって言ったら「木久扇面接なう」って書いてあったって。これはさすがに小朝のネタだろう。小朝は、前座には寄席の仕事を楽しんでほしいという。演者の出来がいいときにも関係なく、前座はすぐに幕を閉めるという。小朝は前座時代、聴きたい師匠の噺を長く聴きたくて勝手に時間を調整していたそうだ。一之輔さんが「嫌いなひとがいない」と言うと、小朝「いい意味で、人間馬鹿にしてるんでしょ?」「こちら(正蔵)は繊細すぎちゃってさあ」

2024年5月6日月曜日

5月6日月曜日/語られるたけし・談志

◇ テレビ

 今朝はゴミ出しができず、なんだかんだで忙しく、疲労がたまっている。まず、ブログの更新をひとつ。これにも時間がかかってしまう。それを済ませてから、録画しているテレビ番組をあれこれと観ていく。

 昨日の「ワイドナショー」は、笠松将という俳優が初登場のほか、田村淳、泉谷しげる、豊崎由里絵が出演。まずは補欠選挙の話題から。東京15区の選挙妨害についても、この番組でもしっかりと扱っていた。乙武洋匡もスタジオに登場する。乙武が無所属で出馬していながらファーストの会を背負ったかたちになっていることに、田村淳は「のどに小骨が刺さってる感」があったという。淳「やっぱり気になんのは、無所属なのに、いろいろとしがらみをしょっちゃったことで僕はパワーダウンしたと、今回、ほんとに思ったんですね。僕はもともと知ってた乙武さんて、超党派で、僕が行けば超党派で議論ができるんですと。その超党派、党と党をつなぐ役目として僕は政治家になりたいって言ったのが僕はいちばん刺さったんで、今回みたいに、ほんとはしがらみがない自由に生きる乙武さんが、じつは軽くしがらみをしょっちゃったっていうところに僕はちょっとなんか…。」 東野からは、学歴詐称疑惑がある小池百合子と並んでいることの見られかたの問題が指摘されると、乙武「僕のこともやっぱ、8年前のことが、今回、今さらまたばーっと言われた。不思議なのが、2年前の選挙のときはほとんど言われなかったのが、今回、すごい言われたっていうのは、なんか、ああそうなるんだあっていう…、すごい勉強にはなりましたね。」

 今日の「徹子の部屋」のゲストは綾小路きみまろ。「たけしさんもまだブレイクしてないころ、歌舞伎町で、ある居酒屋みたいなところで一緒に芸談義をして、すごい、なんかまっすぐなかたでね、なんかすごい、なんていうんでしょうかこう、売れなくちゃだめなんだ、テレビに出なくちゃだめなんだ、一緒にがんばろうって言ってね、すごい励ましてくれて。それからあの漫才ブームがきまして、ツービートはぼーんと大スターになっていきました。わたしはピン芸だったんで、ちょっと取り残されて、それから20年ぐらい低迷してましたね。ええ。」「(きみまろが)ブレイクしてから、ある番組があって、わたしを呼んでくださって、そこで、その番組のなかで、すごい、たけしさんがね、ああやっぱりがんばってきたんだと、ああよかったねえ、売れると思ってたよみたいな話をしてくださって、なんか、すごい嬉しかったですね。なんかこう、戦友と出会ったみたいなね、そんな気持ちでしたね。」 徹子さんにたけしの第一印象を訊かれると、きみまろ「すごいなんかこう、爽やかな顔をしてらしてね。なんかこう、ものごとに一生懸命で、一生懸命なひとでしたね、なんかね。ええ、なんかこう、あっ、このひとはなんかこう芯のある、ちゃんとしたひとだなって、わたしはまあ後輩ですけど、そういう気持ちでずっと見てましたね。」 同じステージに立ったことはと訊かれると、「渋谷のパルコという劇場がございまして、そこで一緒に、まだ、たけしさんがこれから世に出ていく前に、ちょっと一緒に舞台に出させていただいたことがあります。」「そのころはもう間もなく売れるっていうころで、もう言うこと言うことものすごいバカウケでしたね、あの当時ね。」「なんかね、目の輝きが違いますよね、売れていくひとってね。なんかこう、なんていうんですか、なんとなくこう小ぎれいなんですよね。」

 テレビ神奈川の放送で観ている「白黒アンジャッシュ」を2週分。志らく師匠がゲストだった。志らく師匠とアンジャッシュの関係はじつはとても古い。志らく師匠がテレビに出るようになったときに、渡部は嬉しかったという。談志師匠はアンジャッシュにもテレビに出ることの大事さを語っていたようだ。渡部「ひとつ、忘れもしないエピソードで、ある日、僕ら当時、談志師匠に本とかに書いてもらって、ちょっとずつネタ番組出るようになったら、師匠が人力舎に直接電話してきてくださって。「今、アンジャッシュ出てるけど、なんだあのつまんないネタは。お前らか、あんなつまんないネタやらせてんのか。こないだのあのネタとあのネタやらせろ!」って切って、わざわざ、本人が電話して。ただその、電話とったのがほんと新人の女の子で。「ちょっと、あたまのおかしいおじさんから今、電話きました」みたいな。(笑)いやいや、「ダンシとか言ってるんですけど」「師匠だよ!」って言って、すぐにお礼をした記憶あるんですけど。」 児嶋「談志師匠の会終わったあとに、なんかスナックっていうのかな。」 渡部「美弥ですね。」 児嶋「美弥! あそこで、談志師匠と、中尾彬さんとかもいらしゃったっけ?」 渡部「中尾彬さん、ミッキー・カーチスさん、野末陳平さんも。ちょっとした反社会性組織みたいなもう。」 児嶋「すごい4人の前でネタやれってなってやったの覚えてる? しかも、めちゃくちゃ狭いのに俺らも馬鹿だから、動きのあるネタやっちゃって。言われたんだっけ?」 渡部「独演会で、俺らが自分たち好きなネタやったら、じゃなくて、こないだのあれのほうが面白いからって言って、そのメンバーに見せたいと。でもすごくスペースのいるネタだったんで、やったけど…。」 児嶋「けっこうこう動くネタで、ちょっと師匠にぶつかりそうになって、すいませんてやりながらネタやってたのすっごい覚えてますよ。」 渡部「断ろうとしたら、爆笑問題も、当時は勘九郎もここで踊ったりしたんだから、美弥で、ここでやれっていう、はい。」 児嶋「あと、師匠に怒られたというか、本番前に「よろしくお願いします」は僕らやるんですけど、終わったあとに「お先に勉強させていただきます」はあんまりなかったんですよ、僕ら。それをやらなかったんですよ。そしたら師匠がきて、「俺は別に怒ってんじゃないんだけど、やるやらないは別にいいんだけど、最後、お先に勉強させてあげましたっていうしきたりみたいのはあるからな。やるやらないはお前らにまかす。」って言われて。」 渡部「「寄席のルールはこうだと。これは、知ってて破るのと、知らないで破るのと意味は違うから、あとはお前ら自分で選べよ。一応、教えとくぞ。」っていう。なんてかっこいいんだと。すぐあいさつ行きましたけどね、僕らそのあと。」

 昨日日曜の「NHKニュース7」を観ると、唐十郎の訃報を扱っていた。大鶴義丹が会見を開いたのか、その様子をわずかの時間だがここで確認できた。

 夕方から外出。予報では夏の暑さになるようなことを言っていたが、けっこう涼しい。パーカーを着ていく。二俣川に出て、ドトールに入り、読書をしていく。

◇ 雑誌

 図書館で借りている「文學界」3月号をざっと読む。九段理江の芥川賞受賞後のエッセイを読みたかったからだが、そのほか、「身体がわからない」という特集にも興味があった。しかし、町田樹というひとのインタビューはちょっと読んだだけでもどうも変な感じがする。元フィギュアスケート選手で、現在の肩書きはスポーツ科学研究者というひとなのだが、フィギュアスケートやバレエの身体運動について、「例えばある場面で演者が「右手を上げる」という動作をするとします。その動作には、必ずそれを支えている根拠や背景があるはず。登場人物がこういう心情だから、その運動は生じる」と語っているのだが、これは多くの演劇論で語られるようなこととはまったく逆じゃないか。インタビューを終わりのほうまで読んでみると、「言語を信奉する研究者・表現者である私は」という発言があり、「スポーツ科学」っていうから「科学」だろうと思って読んでいたのだけど、「信奉」っていったいどういうことなんだとますますわからなくなった。

 夜遅くに帰宅し、掃除をしてから深夜に眠る。

2021年7月31日土曜日

7月31日土曜日/開会式ウラオモテ

◇ ラジオ・テレビ

 早朝4時には目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。からだじゅうが痛く、ラジオをつけたまま、しばらく横になっていた。「木梨の会」に、こんな朝早くから藤井フミヤが出演している。とんねるずのビクター時代の楽曲がサブスク解禁になったという話題にもなり、とんねるず、チェッカーズの曲をいくつかかけていた。少し眠りなおし、9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。出水アナが濃厚接触者になったそうで、いつもは中継を担当している渡辺峻アナが代役を務めた。「常連さん」は、「ビリギャル」の坪田信貴が初登場。塙さんとは小学校の同級生なんだとか。

 ラジオは中断し、録画していたテレビを観る。昨夜の「タモリ俱楽部」は、世界の冷凍食品の特集。劇団ひとりが司会をしていて、タモリの番組に、「火薬田ドン」のTシャツを着て出ていた。それから、オリンピックの開会式を、一週間遅れでようやく観始めた。録画していたのはNHKで放送された生中継で、4時間弱の放送なので、さすがにいっぺんには観られない。とりあえず、午前中に半分まで。午後はまた、ラジオに戻り、「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、こちらのゲストも坪田信貴だった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、相州蕎麦に入り、かき揚げ天せいろを食べた。470円。くまざわ書店にも寄り、「週刊文春」を買っていく。店内もざっと見てまわるが、社会問題の棚に、オリンピック関連の本に混じり、「ファンタズマ」が表紙の「昭和50年男」と、小林賢太郎「こばなしけんたろう」が一緒に平積みしてあった。こういうことを考える店員さんは応援したくなる。ジョイナスプラザを出て、西友のイタリアントマトに入る。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4058人に。増加ペースがいよいよ加速していないか。神奈川県は 1580人。大阪も 1040人となり、千人を超えた。


◇ 雑誌・本

 「週刊文春」を買ったのは、五輪開会式の記事を読みたかったからだが、その記事は、「台本11冊を入手 開会式〝崩壊〟全内幕」というもので、目次のすぐあとに6ページにわたって掲載されていた。楽天マガジンも利用しているのだが、「週刊文春」はこういう目玉になる記事は電子版ではカットしてあり、非常にずるい。その内容だが、これを読むと、開会式がその当日に至るまで、当初の予定からどのように変貌し、どのような人物が関わり、どのような理由でそうなったかがよくわかる。演出責任者だった MIKIKO が排除されていった経緯はすでに報じられていたが、まあ、その号はざっと立ち読みしたような気もするが、この号でも改めて確認できた。IOCにプレゼンした幻の台本というものが存在していて、それが例の、「AKIRA」をモチーフにした場面で幕を開けるというものだ。ところが、そのプレゼンの1ヶ月後には、電通の高田佳夫らにより MIKIKO は排除され、佐々木宏が代わりに責任者に就く。MIKIKO案を白紙に戻したことで、億単位の費用が無駄になったということにまず呆れるが、佐々木宏が出した構成案は、MIKIKO の案を切り貼りしたものだったというからさらにひどい。そして、火消しと海老蔵は、それぞれ、小池百合子、森喜朗が押し込んだ政治案件であり、佐々木宏はそれらをあっさりと採用した。MIKIKO は辞任することになり、その後の台本の変遷もこの記事は伝えていて、山口智充、秋元才加、松重豊らの名もキャスティング案にはあがっていたようだが、しかし、今年3月には、佐々木宏が侮辱演出問題で辞任となり、その後任に小林賢太郎が就く。そして、本番直前のごたごたになっていくわけだが、先にネットに出ていた竹中直人の出演辞退はこの記事が報じたものだ。驚いたことがもうひとつ、競技紹介の場面はもともとは任天堂が監修するはずだったが、佐々木宏に代わったあとに、その場面はピクトグラムに変更された。入場行進にも任天堂の曲が使われていないのはそのような理由があったのだ。聖火ランナーも、松井は森喜朗によるゴリ押しで、王、長嶋、松井を最終走者にする予定だったが、森喜朗が会長を辞任したため、急遽、大坂なおみが選出されたという事情もこの記事は伝えている。

 週刊誌だけでなく、本も読む。小林信彦「昭和の東京、平成の東京」を読み終えた。2005年刊、ちくま文庫。「私説東京放浪記」「私説東京繁盛記」とともに、小林信彦自身が東京三部作と呼ぶ3冊を、今年に入ってから立て続けに読んでいった。東京についてのコラムやエッセイを集めた本であり、時代的には、前のオリンピックの時代からの東京が描写されていて、まさに、今年読まずにいつ読むのかという本だった。そこでくり返し書かれているのが「町殺し」だが、今年もやはり、コロナも重なったとはいえ、あとでふり返ってみれば、そういう年だったということになりそうだ。あとそれから、前から探していた、横浜の古本屋について書かれた文章もこの本に収められていた。一寒堂という古本屋について、111ページに書いてあったと、ここにメモしておく。

◇ 開会式

 夜に帰宅し、録画していた開会式の続きを観て、一週間遅れでやっとすべて観ることができた。朝と夜に分け、一日がかりで4時間すべてを観たわけだが、つまらないかといえばそんなこともなく、さまざまな興味は湧いた。MISIA の国家斉唱、森山未來のパフォーマンスに続き、真矢ミキが大工の棟梁を演じた火消しの場面は、政治案件だということを抜きにしても、あのタップダンスは、まるで、たけしの「座頭市」だ。独創性に問題があるんじゃないだろうか。それから、選手入場となるが、ドラクエのテーマ曲が鳴り、マンガの吹き出しをかたどったギリシャのプラカードが映った瞬間には、観ていて、なんともいえない恥ずかしさが湧きあがった。ここがよかったという視聴者も多かったようだから、少数派の感覚かもしれないが、つくづく、日本は幼稚な国だという気にさせられる。いや、ゲームやマンガが幼稚ということではなく、そのアピールの態度に、悲しいくらいの幼稚さを感じた。子どもが一生懸命、ゲームが上手いところをおとなに見てもらいたがっているというような。そして、多くの視聴者は選手入場が長くて退屈だったというが、たしかに退屈ではあるのだけど、ここは演出の意図とは関係のない部分で、たとえば、遠くの小国の選手たちが、はるばる日本までやってきて手を振っているのかと思うと、それはそれでいいものだと思い、感動もした。日本よりもむしろ、ああいう小さい国を贔屓にしてやりたくなるくらいだ。バッハのあいさつが長いのはどうすることもできないが、後半になると、なだぎ武が登場し、そして、例のピクトグラムと、小林賢太郎の色を強く感じる演出が続いた。ピクトグラムは無観客だからこうしたのかわからないが、あの大会場のなかでは、どうも貧弱さが否めない。そのあとの、劇団ひとりが登場する映像から、上原ひろみと海老蔵のコラボという流れはなかなか面白かった。聖火リレーも、王、長嶋が登場し、大坂なおみにつないでいく場面は感動的なもので、これも演出の意図とは関係がない。評判になっていたドローンだが、あの日、21時半までは千駄ヶ谷にいたが、もう少し残っていれば、あれを生で観ることができたのかと思うと、帰ったのがちょっと惜しい気もした。あの殺伐とした場はいったいどうなっていただろうか。

 23時からラジオをつける。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。クレイジーケンバンドのカバーアルバムの話題から、「俵星玄蕃」をいつか完コピしたいという話をこの番組ではたびたびしているが、今回のアルバムもその案はあり、だけど、あきらめたということか。剣さんの「俵星玄蕃」は、なかなか難しそうだが、いつか聴いてみたい。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、ブログの更新をひとつしてから、深夜0時過ぎに眠った。

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4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...