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2025年3月5日水曜日

3月5日水/面会・寿司とピザと週刊誌

◇ テレビ・ラジオ

 何度も目覚めながら、やや遅い時間に起きあがる。ちょっと眠りすぎじゃないだろうか。今朝も寒い。先週は順調にブログを更新していたのに、また止まってしまった。途中まで書いておく。

 TVer を使い、テレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン!」は「今見て欲しい! 若手ネタSP」という特集。野田クリスタルが推薦するのは例えば炎とラグビー芸人のしんや。さらば森田が推薦するのは惹女香花、小学校で習う漢字で名前を作るフリップネタ。ハナコ秋山が推薦するのはぎょねこと花ブービー。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、先週に引き続き、ヒャダインがゲスト、進行役はコットンきょん。今週もヒャダインがリーダーズに日本の古き良き歌謡曲を教えるという企画で、まずは奥村チヨ「恋の奴隷」、続いて、C.C.ガールズ「NO天気な恋の島」、最後はミニモニ。ヒャダインがリーダーズにものを教えるマンスプレイニングっぽい構図がこの両者にそぐわなくないか。今月いっぱいでこの番組が終了するという情報が出ていたが、コットンが出るようになってからどうも平凡なバラエティになっていった。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」も、先週に引き続き、井口、みなみかわ、濱田祐太郎というメンバー。スタッフがずん飯尾の楽屋を訪ね、質問をする。どんな芸人が好きかという質問に飯尾は「一緒に泥だらけになってくれるMCさんが好きです。」 やりがいのある仕事はという質問には「寄り道の面白さがわかるスタッフさんが居る現場だよ。」 腹が立つことはあるかという質問には飯尾のドライな面も出ていた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。11時台にもゲストがあり、MYERA というまったく知らないグループのメンバーが登場した。12時台ゲストはおばあちゃん。NSCに入学した経緯をよく知らなかったが、もともとは定年後に高齢者劇団に助っ人として所属し、具合が悪くなった出演者の代演をしていたという。そのときに舞台用語がまったくわからず、勉強したくなったのだが、どこに問い合わせても年齢制限があって断られ、NSCだけが年齢制限がなかった。友だちの息子に教わり、クスリの袋の裏に電話番号だけ書いてあったんだそうで、吉本の学校だと知らずに入学してしまったのだ。NSCは学生はエレベーターは使わせてもらえず、6階まで歩けますかというのと、授業料を払えますかという条件はそのふたつだった。旦那さんが横浜のお祭りにこっそり観にきていたというのは去年の開港祭のことかな。恒例のベスト3は「芸人生活忘れられない仕事ベスト3」。3位は真空ジェシカのライブに出演したこと。「真空さんはすごいですね。」 というおばあちゃん。2位は高齢者がいる現場での営業、1位は能登での仕事。

◇ 面会

 午後から外出。昨夜から雨降りになり、今日の午後には止むという予報だったが、まだ降っていた。手ぶらで出たかったのに、しかたなく、傘を差していく。三ツ境の銀行と郵便局に寄るため、余裕をもって出てきたら時間をもてあましてしまい、相鉄ライフに入り、時間をつないだ。三ツ境のバスターミナルからバスに乗り、長坂まで。車内では、タイムフリーで、先週木曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。前週と同じく、スタジオにはTBSの宮嵜プロデューサーがいて、ヒコロヒーと宮嵜プロデューサーとの売れない時代からの縁が語られた。

 老健の面会。いつもどおり、エレベーターで3階にあがると、職員さんがすぐに母に知らせてくれる。いつもの面会場所で会うが、同じ話のくり返しだけで時間になってしまった。通りがかったお婆さんに息子だと紹介され、あいさつする。30分ほどで失礼する。

 雨はまだ止まない。遅めの昼食、はま寿司に入り、海老の天ぷらうどん、いか天握り、豚塩カルビ、炙り合鴨、活〆ぶり、とろびんちょうを食べる。891円。ラジオを聴きながら鶴ヶ峰のほうに歩き、旭図書館に寄っていく。じっくりと棚を眺めてまわり、1冊だけ借りる。ブックオフまで歩き、110円文庫本を2冊、雑誌を2冊、550円の雑誌を1冊買う。水曜は雑誌半額だからと思っていたが、110円の雑誌は半額対象外だった。

 止むのか止まないのかという雨が続いていたが、ようやく止んだ。鶴ヶ峰駅まで歩く。ココロットの TSUTAYA に寄り、先週の「週刊文春」をやっぱり買っておこうと思ったが、見当たらず、この店ではどうやら売り切れたようだ。外のファミリーマートに行ってみたら売っていたから、ファミリーマートで買っていく。ココロットに戻り、サイゼリヤに入ろうとしたら順番待ちの客が並んでいたが、ほかに行くあてもなく、名前を書いて待った。ひとり客だから、それほど待たされはしなかった。ソーセージピザとドリンクバーを食べる。600円。

 サイゼリヤで、まず、買ったばかりの「週刊文春」を読む。中居トラブルの記事では、件のAプロデューサーを独占直撃している。阿川佐和子の対談は奥田民生がゲスト。「貴乃花大いに語る」という謎のインタビュー記事もあり、能登の被災地を訪れた話から、後半にはフジテレビの会見を9時間近く観ていたということも話している。フジテレビとは前妻との関係から縁があり、さらに、中居正広、松本人志についても語る。「番組に呼んでいただき、感謝の気持ちはありますが、お二人ともテレビに出て活躍してこられた方。誰かを傷つけたのであれば、ケジメとして、表に出てきて話してほしかったですね。」

 それから読書もして、大西巨人「縮図・インコ道理教」を一気に読んだ。2005年刊、太田出版。もちろん、オウム真理教をモデルとした小説。地下鉄サリン事件から30年というこのタイミングで読んでおきたくなったのだが、この小説は事件から10年というタイミングで書かれている。しかし、大西巨人のほかの著書も読まないと、これはよくわからないかもしれないな。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、TVer でテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」はデーブ・スペクターと京子スペクター夫妻がゲスト。11年ぶりの出演、前回も夫婦で出たんだったかな。1985年にデーブ・スペクターが出演した回の映像が流されたが、このときからもう早口でばんばんジョークを言ってる。今回は京子さんが乳癌の手術をした話題が中心になる。退院時には、デーブは医者の衣装を用意して着ていったという。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は小籔が登場、ということは総集編だ。今回は「水曜日のダウンタウン出演率ランキング」が発表される。調査対象は令和元年から昨年末までのNHKと在京キー局の全番組、事前にピックアップした30組のテレビ出演情報を集計する。15位はみなみかわ。みなみかわはよその番組でもよく観るが、それでもここにランクインされる。「ラッコみたいに腹の上で貝を石で叩き割るのしんどい説」の映像が流され、ワイプには松本も登場した。14位は山田勝己、13位はフジモン。12位はおぼん・こぼんが「水曜日」には4本出演でランクインしたが、おぼん・こぼんは演芸番組に26本出ていた。11位はきしたかの高野、10位はアントニー。9位がクロちゃんというのは意外と低い順位に思えるが、1本ずつが大作なせいか。8位は牧野ステテコ、7位はチャンス大城、6位はあかつ、5位はひょうろく。4位は豆柴の大群。そりゃあ、ほかでは観ないよな。ベスト3発表前にミスター押忍の近況も伝えられる。浜田の出演率も計算され、浜田は14.22パーセントになり、ステテコとクロちゃんのあいだだということになった。3位は大トニー、テレビ出演数自体がたった15本しかない。2位はたむらけんじ。77.59パーセントという高さなのだが、たむらは関西で活動しているため、在京キー局にはあまり出ていないからこの結果となった。じゃあ、1位は誰だろうかというと、インタレスティングたけしだった。「水曜日」には2回出演、ほかの番組の出演はなく、出演率は100パーセント。ちなみに、「スベリ-1」の出場者たちは対象外にされていた。

 今夜の「あちこちオードリー」はとても楽しみにしていたシティボーイズがゲスト。これも今夜中に観てしまいたかった。ラーメン屋のバイト時代の話から、きたろうはキャバレーで照明係をやっていたこともあったが、春日もショーパブでは照明をやっていたんだ。人力舎にはマルセ太郎が推薦してくれた。大竹が交渉し、人力舎からは月30万円の給料をもらっていたが、それがじつは前借りさせていただけだった。それから単独ライブをやるようになるのだが、シティボーイズにとっては宮沢章夫の存在が大きかった。演出家は、宮沢章夫、三木聡、細川徹がそれぞれ10年ずつ、10年経つと演出家に怒られるようになるという。大竹まことが活躍していたころはギャラが3等分だった。バブル期の交友関係を訊かれ、きたろう「芸能界が嫌いだからね。」 斉木しげるは「ジャンプ」は創刊号からずっと読んでるということなど。いなり寿司は7個入りが美味いといった斉木しげるに最後は爆笑する。これは1週だけでは足りないな。興奮して、眠る前にスレッズに投稿したが、シティボーイズは音楽でいえばはっぴいえんどみたいに、リアルタイムの評価以上にますます歴史的に重要な存在になっているということだ。BIG3に関する資料は山のようにあると思うけど、シティボーイズの歴史も今のうちに誰かきちんとまとめておかないとまずいんじゃないか。

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2025年2月28日金曜日

2月28日金/ブックの日とファスト教養

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に渡邊渚のインタビューが載っていた。TVer を使い、テレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「マンガ大好き芸人」。ハライチ岩井と熊元プロレスがこの企画は初登場、そのほか、ケンドーコバヤシ、バカリズム、川島明、野田クリスタル、MC側には千鳥ノブが座る。バカリズムが紹介した「ベー革」が面白そう。

 昨夜の「私のバカせまい史」は、せいやがプレゼンターの「古畑任三郎 パロディーで生き続ける史」。せいやの古畑シリーズはこれでファイナルだって。古畑のものまねが初めて披露されたのはファーストシーズンから1年半後の 1995年、栗田貫一が「ものまね王座」でやっていたものだという。同時期には北海道テレビの「水曜どうでしょう」の前身番組「モザイクな夜」でパロディが行われ、古畑を鈴井貴之、今泉を大泉洋がやっていた。1996年に「古畑任三郎」シーズン2が放送され、「スマスマ」と「みなさんのおかげです」でパロディが行われる。「スマスマ」のパロディにも三谷幸喜が脚本を提供していた。「みなさん」のほうの脚本は秋元康、ゲストに、和田アキ子、桂文枝、美川憲一、沢口靖子が出演していたようだ。マンガでは「新コータローまかりとおる!」、アニメでは「金田一少年の事件簿」「かいけつゾロリ」でパロディが確認される。マギー審司が「ものまね紅白」に初出場したときにも古畑のものまねを披露、フォーリンラブハジメ、我が家坪倉のものまねの映像も流された。「徹座」のフライヤーのデザインもじつは古畑のパロディ。そして、古畑のものまねを究極形に押し上げた人物として、まずはツートン青木の存在があげられる。さらにもうひとり、ハリウッドザコシショウの存在もあり、これがともに 2016年に登場と紹介されたが、ツートン青木はもっと前から活躍していなかったかな。古畑シリーズの監督、河野圭太のコメントもあり、今回のこの番組はエンドクレジットも古畑パロディになっていた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは「山藤亭」の話をする。主催の中村さんも熱があったんだそうで、打ち上げは松村、松本明子、山田雅人といういつものメンバーだったって。そのあとには塙さんの怪我の話になる。続けて、「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、こちらのオープニングでも塙さんの怪我の話。

 注文のお届け先がどうも怪しく、検索してみるとホテルのようなのだが、マンションがなくなり、ホテルになったということなのか。お届け先はそのマンションの名前ではないかと思うのだが、これはもうわからないからその住所で出してしまうことにする。こうしてまた返送されてくるパターンもあるのだが。

◇ ブックの日

 午後から外出。暖かいが、昨日も夜になるとそれなりに寒くなったから、ジャンパーを着ていく。2月のブックの日は29日がないから28日になる。ブックオフをまわらなければならないため、まずは鶴ヶ峰に出る。先に昼食、ココロットのすき家に入り、温玉黒ビビンバ牛丼を食べる。740円。ブックオフ、1店目では、220円の単行本を1冊、330円の雑誌を1冊買う。

 鶴ヶ峰から横浜に移動し、2店目はビフレのブックオフ。なかなかいい本が見つからず、苦労しながら、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買っていく。横浜から横須賀線に乗り、東戸塚に移動。電車内では、先週金曜の「伊集院光のタネ」を聴いた。パートナーは安田美香、テーマは「嘘だと思っていたら本当だった話」。以前、干支がパンダ年とウソをついたというリスナーのメールがあったが、その後、パンダ年というのが本当にあった時代があるというメールが届いたようで、伊集院が調べたら本当だったというのだけど、にわかには信じられないな。そのほか、お父さんが歌っていた「駐車場の猫がアクビをしながら…」という歌が、お父さんが適当に作って歌ってる歌だと思っていた娘さんが、高学年になったときに本当にあった曲だと知って驚いたという話。このテーマ、どんでん返しがあるからどれも面白い。

 3店目は東戸塚のオリンピックのブックオフ。ここも苦戦し、110円の文庫本を2冊、新書を1冊買うが、いずれもたいした本ではない。駅のほうに戻り、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアップルパイを食べながら、読書をする。最後は東口のブックオフ。110円の文庫本を1冊、220円の新書を2冊、ここでようやくいい本が買えた。横須賀線で帰ってくるが、暖かくなってなにが嬉しいかというと、ホームで電車を待つあいだにポケットから手を出して本を開けることだ。帰りの電車内もひたすら読書を続ける。

◇ テレビ・読書

 夜遅くに帰宅し、TVer を使い、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は林真理子がゲスト。昨年、古希を迎えた。日大の理事長の仕事が忙しく、7本あった連載を今はエッセイ2本だけに減らしているという。林真理子は手書き原稿なのだ。1984年放送、30歳のときに出演した回の映像が流され、その自分のすがたを観た林真理子は「やっぱり、テレビで観ると異質な感じしますよね。どうですか、この頃、よくテレビ出てましたけれども、やっぱり、なんか変ですよね。今、こんなひと出ていないもんね。すごいなあと思って、今、観てますけど。(笑)」 1994年放送、40歳のときに出演した回では結婚のことを語っていた。その当時はそのまま放送されていたんだろうが、夫の写真には改めて顔を隠す加工が施されていた。

 深夜、部屋で読書の続き。図書館で借りている、レジー「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」を読み終えた。2022年刊、集英社新書。なにしろ、明日返却しなきゃならないからがんばって読んでいた。読む前にはなぜかすぐ読める本だと思っていたのだが、これがなかなか読み応えのある本だった。ファスト教養に批判的な内容だが、単にファスト教養の合わせ鏡のように批判しているのではなく、細やかな分析が積み重ねられていく。著者は1981年生まれのライターであり、ブロガーでもあるというひとだが、この肩書きにも先入観があって、専門家ではないブロガーによる分析というものに警戒心があり、ちょっと軽んじていたのである。しかし、この本はそのような先入観も批判の対象だろう。以下、引用がやや多くなる。

P12「文化を愛する人たちは、ファスト教養の「浅さ」や「不完全さ」を否定する。確かにその指摘は正しいかもしれないが、そういった意見は日々の仕事に追われるビジネスパーソンの焦燥感を理解していないからこそ発せられるものである。(略)ファスト教養が流布している今の状況は批判的に捉えられるべきというのが筆者の基本的な意見である。ただ、だからと言って、ビジネス系のインフルエンサーを見下し、「古き良き教養に戻れ」といったメッセージを出したところで何の役にも立たないこともよく理解しているつもりである。本書が目指すのは、理想を示しながらも、より現実的で、かつ実践的な行動指針を導き出すことだ。」

P17-18「「教養」や「リベラルアーツ」という高尚な言葉で語られる概念は、現代の日本において結局のところ「個人の小金稼ぎのツール」として位置づけられている――まずはこんな仮説に基づいて論を進めていきたい。そうした価値観のもとで、教養という言葉の持っていたさまざまな意味が剥ぎ取られた結果、「ビジネスの場で使える小ネタ」としての機能が残り、そしてそこに多くの人たちが飛びついている。それが昨今の教養をめぐる状況なのではないだろうか。」

P22-23「そもそも出口(注:出口治明)が掲げる教養の意義において、「ビジネスシーンで話を合わせるために必要」という側面は一部にすぎない。(略)あくまでも「結果として」蓄積した教養がビジネスの助けになるケースもある、というのが出口の基本的な考え方である。起業家として成功を収めたあとにアカデミズムの世界に転じた出口の本は、ビジネスパーソンにとって「ビジネスにおいて必要な教養について学べる本」として受容されているように見える。ただ、出口のベースにあるのは「教養のためにはビジネス書ではなく古典を読むべき」という考え方である。(略)このようにビジネス書に対して冷淡な態度をとる出口の著作が、ビジネス書を熱心に読むビジネスパーソンに受け入れられているのは何ともアイロニカルな状況である。」

P27「「楽しいから」「気分転換できるから」ではなく「ビジネスに役立てられるから(つまり、お金儲けに役立つから)」という動機でいろいろな文化に触れる。その際自分自身がそれを好きかどうかは大事ではないし、だからこそ何かに深く没入するよりは大雑把に「全体」を知ればよい。そうやって手広い知識を持ってビジネスシーンをうまく渡り歩く人こそ、「現代における教養あるビジネスパーソン」である。着実に勢力を広げつつあるそんな考え方を、筆者は「ファスト教養」という言葉で定義する。」

P30-31「ここには大きく二つの切り口があるように思える。一つ目は「精神的に豊かになる」「自分自身のなかで咀嚼して育て広げていく」「人生を豊かにする」「存在の深さを耕す」という言葉に象徴される、知識をじっくりと自分の中にしみこませることで生き方そのものを見直そうとするスタンス(ちなみに英語で「耕す」を表す cultivate には「才能・品性・習慣などを養う、磨く、洗練する」という意味もある)。二つ目は「役に立つから、利益があるから知識を得ようとする、のではない」、言い換えると「学びたいからこそ学ぶ」とでも言うべき考え方。これらの考え方は、先ほど説明したファスト教養の特徴でもある「手早く大雑把に知りたい」「いかにお金儲けの役に立つかが大事」というスタンスとは完全に真逆の価値観を提唱している。いわば「古き良き教養」といったところだろうか。こういった古き良き教養がファスト教養に押されつつある、というのが昨今の状況に対する見立てである。教養のあり方が「人生」や「存在」と結び付く以上、「人生」や「存在」のあり方を規定する時代の流れが教養というものに対して影響を与える。現在のムードからすると「人生を豊かにする」と「お金儲けをする」はダイレクトにつながりやすく、それゆえファスト教養が「今の時代らしい教養」となるのも無理のない話ではある。」

P34-35「もともと教養と隣接する文化圏にあった明治後期の「修養」という考え方は「努力して人格を向上・完成させること」を指しており、その発想は立身出世主義ともつながっていた。人格に目を向ける修養と成功を目指す立身出世主義の関係性について当時から課題として捉えられていたことを考えると、ファスト教養の「教養と金儲けを一直線に結ぶ」発想は決して突然変異ではなく、教養という概念の大きな流れの中で登場するべくして登場した(あるいは時代の変化の中で満を持して再登場した)現象ともいえるだろう。古き良き教養を「教養のベーシックな姿」と固定して現状把握を進めようとすると二〇二〇年代に浸透している「ファスト教養」のあり方との乖離が大きくなり、またファスト教養を毛嫌いしすぎるとこの考え方に(ほんの少しではあるが)含まれていると思われる「歴史的な正当性」を見逃してしまう。ファスト教養以降における教養のあるべき姿(理想的かつ現実的な姿)を構想するにあたっては、双方に「橋を架ける」発想が必要になってくる。」

P39-40「ビジネスシーンで使える「話を合わせるのに最適なネタ」をクイックに仕入れて、「うまく立ち回る」ことによってお金を稼ぐ。そのためのツールとして最適なのが教養である、といった風潮をファスト教養というキーワードで説明してきた。(略)その背景にあるのは、「うまく立ち回る」ことを是とする時代の空気の移り変わりである。たとえば、昨今定着した感のある「ワンチャン」という言葉は「『がんばれば報われる』という成長神話が崩れた『偶然性の時代』を生きる感性」とつながっているのではないかという指摘がある。」

P45「かつて慶應義塾の塾長を務めた小泉信三は一九五〇年に出版した自著でこんなエピソード(注:谷村豊太郎のエピソード)を引きつつ、続けて「すぐ役に立つ人間はすぐ役に立たなくなるとは至言である。同様の意味において、すぐ役に立つ本はすぐ役に立たなくなる本であるといえる」と述べている。七〇年以上前に示されたこの考え方は、情報が流通してから忘れられるまでのスピードがますます加速している今の時代にこそ重要度を増していると言えるだろう。「すぐ役に立つ」を突き詰めたものは基本的に普遍性を失う。なぜなら、それはすなわち個別事情に最適化したものだからである。」

P48「一方で、「教養はすぐに役に立つものではないが大事」と伝えたいはずなのに結果的には「教養は役に立つツール」というメッセージが伝わってしまう……という状況においても出口(注:出口治明)と池上(注:池上彰)は共通している。」

P50-52「教養を「人生を豊かにするツール」ではなく「ビジネスシーンですぐに役立つツール=ファスト教養」として捉え返す風潮の背景にあるのは、「時代が変化する中で生き残らなければならない」というビジネスパーソンの焦燥感である。(略)ここで指摘したいのは、「この状況を過剰に煽るために教養が都合よく持ち出されているのではないか」という点である。「変化の激しい時代には教養を学ぶべし」となった時に、では本当に学ぶべき教養とは具体的に何なのか。その教養を学ぶことで、時代の変化にどういう形で対応できるようになるのか。そんな話は当然示されることなく、「教養が必要」という漠然としたメッセージと「教養を学ばないとやばい」というそこはかとない不安が増幅されていく。そこから生まれるのは「学びの楽しみ」や「自己成長への期待」といったポジティブな感情ではなく、「転落への恐怖」とでも言うべきネガティブなものである。」

P67「最近ではビジネスにおいて自身の気づきから発想する「アート思考」と呼ばれる考え方が徐々に浸透しつつあり、また佐藤可士和のように従来はクリエイティブ領域で仕事をしていた人間が企業経営における参謀のような立ち位置を確保するケースも出てきている。そのような状況において、「美意識を鍛えろ」というメッセージは目端が利くビジネスパーソンほど魅力的なメッセージとして受け取るはずである。」

P69「東京大学教授の中村高康は著書『暴走する能力主義―教育と現代社会の病理』の中で、昨今の社会で必要なものとして政府などから提示される「コミュニケーション能力」「協調性」「問題解決能力」といった「新しい能力」が実際には「これまでも求められていたし、これからも求められるであろう陳腐な能力であって、新しい時代になったからはじめて必要ないし重要になってきた能力などでは決してない」と看破している。そのうえで、「いま人々が渇望しているのは、『新しい能力を求めなければならない』という議論それ自体である」という仮説を提示する。」

P76-77「受験における偏差値が高くても、その能力をおかしなことに使ってしまっては元も子もない。カルトにはまらないための多様な視点を身につけるとともに、人としての倫理を獲得するための方策として教養というものが求められた――そんな過去の流れと現在の状況を改めて見比べた時に、ビジネスシーンで振り回すための大雑把な知識をコスパ重視で学ぼうという今のファスト教養のあり方は「オウム」的なものへの対抗策になっているのだろうか。ビジネスでの成功に何よりも高い価値を置く人たちの示す教養が主流になることで、経済的なメリットのために深い思考プロセスや守るべき倫理観を平気で放棄できる新しい「オウム」が生まれかねないのではないか。」

P79-80「Daigo の一件に関連して「税金」という切り口からの論考を行っているのが、教師として働きながら批評家としても活動する矢野利裕である。矢野は自身の note にアップした記事「《メンバーシップ》と《共感》について―Daigo の発言から」において、社会における「メンバーシップ」について考える際に学生の中で「税金を払っているか否か」がとくに重要視されがちだと指摘している。(略)矢野は当該記事において「ここ数年の実感で言うと、この《メンバーシップ》をめぐって、税金(そして、税金を払える《能力》)というイシューがヘンに存在感を持っている」と自身の実感を述べているが、こういった「税金を払っているからこそサポートが受けられる(=税金を納めていない人はサポートを受けられなくても仕方がない)」という考え方は社会に明確に巣食いつつある。」

P81「結論を先取りすると、キーワードは「自己責任」「スキルアップ」、そして「公共との乖離」。小泉内閣の構造改革路線に合わせてとくに叫ばれ始めた「自己責任」という概念とリンクするタイミングで、自らの力で旧来の社会システムを変えようとする新たなプレーヤーたちが注目を集めるようになった。」

P83「もともとこの「自己責任」という言葉は、「金融商品への投資において損失を被るリスクは自らとらなくてはいけない」といったシチュエーションを説明するために使われる言葉だったという。そういった経済用語が人々の一般的な行動や思想を説明する概念として広まったのは二〇〇四年である。」

P88-89「次に、堀江の文化に対する関心の薄さについても触れておきたい。(略)このこと自体はとくに悪いというものでもないし、ビジネスで明確に成果を出している人にとってこういった指摘は野暮なのかもしれない。それにしても、金を稼ぐという彼のイメージする成功のロールモデルの中にカルチャーの入り込む余地を感じられないことには何ともいえない不気味さを覚える。(略)文化との距離が遠いからこそたどり着けたとも言えるだろう思考プロセスは、以降の「ビジネスで一発当てたい人たち」にとっての標準装備になっていく。堀江貴文の登場は自己責任の風潮を加速させるとともに、ビジネスがカルチャーの上位に陣取る空気を醸成することにもなった。そのキャラクターの強烈さと成し遂げようとしていたことのダイナミックさによって、堀江のスタンスは瞬く間に多くの人に伝播した。」 

P94-95「「拝金主義」の悪評の裏に「若い世代で新しい社会を作っていきたい」という自身のビジョンを持っていたのが当時の堀江だった。こう言うと「堀江とライブドアを美化しすぎている」と思われるかもしれないが、何か新しいことが始まりそうな予感は確実にあった。近年堀江は世の中の注目を集め始めた時代の発言について「露悪的」だったことを認めている。これは収監を経て二〇一三年に刊行した書籍『ゼロ』以降における、自身の人間らしさを開示していくというスタンスの変化によるものである。より素直な自己開示を進めること自体は価値判断が挟まれることではない。ただ、そういった流れの中で、時に大言壮語でありながらも社会全体のあり方に向けられてきた視点はどこかにいってしまった印象を近年の堀江からは受ける。」

P97「公に対する意識が消えうせ、個々人のライフハック的自己啓発に特化するようになった堀江が、教養を語る。この構図はファスト教養のわかりやすい事象であり、「周りを出し抜いてお金を稼げ」「そのためには教養も必要」というコンテンツの典型例である。第一章で述べた出口、第二章で述べた池上のケースと同様に、メディア側が教養をファストに扱う構図がここでも現出している。」

P105-106「勉強すれば年収が上がる、努力をすれば幸せになれる、といった勝間(注:勝間和代)の話は徹頭徹尾「自分の話」だけである。そしてそこには「自分に対して責任をすべて持てるのは、自分一人だけ」(『断る力』)という自己責任の発想が内在化されている。(略)ゼロ年代初頭に語られた「自助」と「自己責任」、そして堀江のブレイクによって浸透した「稼ぐが勝ち」精神、さらには堀江の逮捕による新たな社会へのビジョンを掲げる存在の失墜。そんな流れの中で「自分で努力をしてお金を稼ぐことこそ重要」「そのためのキャリアアップ・スキルアップを志すべき」「それに向けて自分の生活を管理して捧げよう」というメッセージを発信する勝間和代が支持されたのは今考えれば必然だったのだろう。そして、彼女の言うキャリアアップ・スキルアップとは「お金儲けにすぐに役立つ武器を身につける」こととほぼ同義であり、ファスト教養の世界観と完全に合致している。」

P112-113「まずは教養を身につける前に「基礎スキル」を身につけよ、というのが彼女(注:勝間和代)の主張である。ではその「基礎スキル」とは何なのかというと、「さらば!スキルアップ教 教養こそ力なり」では「ツールにすぎない」とされていた「英語、会計、IT」だという。(略)勝間の言うとおり、本来教養というものは年収アップとは関係のないものである。その観点でいえば教養は「役に立たないもの」であり、そんなものを身につけても仕方ないという発想は受け入れられやすいものだった。ただ、こういった考え方が広がりすぎた結果、ビジネスパーソンの多くはこの三つの領域については何らかの形で手をつけてしまった。(略)ここで改めて注目されたのが教養という概念である。(略)世の中が大きく変わる時期に「歴史に学ぶべき」「文系と理系の垣根を乗り越えるべき」といった観点から教養の重要性が語られ、それが多くの人に支持されていたタイミングと、「お金儲けに直接役に立つスキルアップ(英語、会計、IT)」が飽和し始めたタイミングが一致した。これによって、ビジネスシーンに教養が流れ込んでいく動きは不可逆なものとなった。こういった流れから登場したのが、「すぐに役に立つ」ツールとして教養を取り扱うファスト教養の世界観である。昨今の「教養ブーム」と呼ばれる動きは、ゼロ年代初頭から今に至るまでの大きな流れの中で発生したものであり、決して突発的な現象ではない。」

P116「露悪的に振る舞い、勝つためにはルールの抜け道を探すことをいとわず、努力を競争とお金に徹底的に価値を置く。橋下(注:橋下徹)の言動は、ここまで名前を挙げてきた面々の特徴を併せ持っている。こういう観点で見ると、彼が圧倒的な支持を得た理由も改めて理解できる。」

P118-119「たたき上げで名を成してきた橋下にとって、「教養がない」という指摘は実は自身のコンプレックスを刺激するものなのかもしれない。ただ、こういった態度は「大衆に受ける」からこそとっている側面もあるように思える。橋下は「学者やインテリは教養などといった概念を持ちだす割には役に立たない、つまりは金を稼いでいない」といったスタンスを強めに出す方が大衆の共感を得られることをよくわかっているのではないだろうか。その背景にあるのは、「自己責任」と「自助」をベースにした「能書きをたれずに自力で金を稼いでいる人にこそ価値がある」という世の中の空気である。」

P120-121「彼(注:ひろゆき)の書籍に目を向けてみると、メッセージ事態は実は思った以上に「まとも」な部分もある。(略)ただ、優しさと切れ味が両立する魅力的なパーソナリティという印象をそのまま受け取ってよいのだろうか。たとえば彼の話の中にたびたび登場する「バカ」という言葉は、他人を見下すことを是認するだけでなく、「そういう人は置いていけばいい」「自分さえ良ければいい」というスタンスと一直線でつながっているとも言えるはずである。」

P123-124「ここまでいくつかのキープレーヤーを紹介しながら論を展開してきたが、大きく共通しているのは「公共との乖離」である。彼らは人々が支え合う社会といったモデルをうっとうしいと否定するかの如く、個人としてのサバイバルを重視する。堀江や橋下、およびひろゆきそれぞれがベーシックインカムの導入を主張するのも、「一定程度金を渡すからあとはそれで何とかしろ」という手法が強烈な個人主義的思想と相性が良いからだろう。また、中田敦彦にしろ Daigo にしろ、自身の学びを社会全体や弱者に対して還元するような姿勢は見受けられない。」

P150「筆者の実感として、特定のジャンルに明るくなるためには、「はずれ」も引きながら身体でその分野の空気を覚えていく必要がある。また、自分で見つけたという感覚自体がそのカルチャーにのめりこんでいくきっかけにもなり、そのような経験も過去に何度もしてきた。しかし、稲田(注:稲田豊史)の記事を読むと、もはやこういった考え方自体が古いものになってきていると認識すべきなのかもしれないとも思わされる。いずれにせよ、表面的にでもその領域の大枠を「ざっくりと」「コスパ良く」把握することこそが、ファスト教養隆盛以後の時代の空気である。」

P164「ファスト教養の文脈で影響力を持った面々が、その影響力に乗じて雑なカルチャー観を拡散しているのが昨今の状況である。一方で、カルチャーに造詣のある人々は、この手の動きを遠巻きに馬鹿にして取り合わないことが多い。そういったスタンスは、本来広がるべきではない言説の拡散を間接的に助長しているともいえる。」

P187-188「正直に言うと、本書の執筆にあたってここまで挙げてきた関連書籍に多数目を通してきた筆者は、もともと懐疑的なスタンスでその文章に触れていたにもかかわらず、そこにある乱暴なロジックにたびたび心を持っていかれそうになった。ビジネス書を読む中で筆者の頭にふと思い浮かんだのは、「我々がファスト教養をのぞく時、ファスト教養もまたこちらをのぞいているのだ」というフレーズだ。ファスト教養とは距離をとっていると自認している人たちがその甘美な世界にはまらない保証はどこにもない。」

P190-191「第四章で触れたインタビューや読書会を通じて感じたのは、多くのビジネスパーソンが抱える「成長したい」というモチベーションだった。この成長というドグマは、今の日本社会においてかなり強固なものとなっている。(略)このような言説では、なぜ成長したいかは重要ではなく、成長することそのものが絶対正義となっている。ビジネスパーソンにとって本来必要なのは、この前提を問い直すこと、すなわちなぜ成長したいのかをもっと考えることである。深い考えもなく成長を目指したところで、自分の中での指標や具体的な目標がなければ、自己実現を果たすどころか労働者として使い倒されるだけである。」

P192「この「自己啓発ではなく知識」という考え方は、ファスト教養の世界から脱却するうえでの一つのキーワードとなる。ここで重要になってくるのは、知識への入り口は人文知ではなくビジネスにまつわるものであっても問題はないという点である。いわゆる「古き良き教養」にロマンを抱く人たち、もしくは文化を愛好している人たちは、とかく「ビジネス書」というだけで忌避する傾向がある。しかし、その発想は、すべての映画を名作から商業的に量産された作品まで同じ価値のものとして捉えるくらい乱暴である。」

P206-207「自分のここまでの趣味嗜好が形成されるプロセスには、さまざまな要素が絡み合っている。それを理解することはすなわち、今の自分は自分一人によって作られたものではないことを認識するプロセスにもなる。ファスト教養と密接に結び付く自己責任の発想は、自分の成功をすべて自分の手柄に還元する考え方も内包している。自身の構成要素をルーツとシーンから捉え直すことは、自己責任の磁場から自分のあり方を切り離し、社会のさまざまな事象が複雑に絡み合っているという世の中の基本的な仕組みに思いを馳せることにつながる。」

P213「こういった思考プロセスをカジュアルな形で自分のものとするためにヒントになるのが、雑談を基調としたコンテンツである。一つの大きなテーマをベースに思い付くままに会話を広げていき、思わぬ場所に着地する。こういった雑談のあり方は、「結論を最初に述べよ」といったビジネスシーンの常識とは相容れないものである。ただ、枠をはめずに思考とアウトプットを繰り返し、さまざまな世界を飛び回りながら、発想の自由を獲得していくプロセスこそ、主流の価値観が「ビジネスの役に立つ」「コスパ」に固まりつつある今の時代に大切にすべきものではないだろうか。」

P217「マイケル・サンデルは『実力も運のうち』の結びにおいて、「自分の運命が偶然の産物である」と理解することから生まれる謙虚さが「われわれを分断する冷酷な成功の倫理から引き返すきっかけとなる」と述べている。「圧倒的な努力」や「強い意志」とは違うところで動いている「偶然」に心を開く。これこそ、ファスト教養と決別するために求められている視点である。」

P221-222「そんな状況を改めて俯瞰した時に思うのは、もしビジネスパーソンにとって教養が必要なのだとしたら、そこに含まれるべきは小銭稼ぎを進めるための考え方ではなく、成功者を正しく支えて評価する受け皿になるためのリテラシーなのかもしれないということである。(略)この「文化の水準を左右する受け手」に求められる振る舞いこそ、本章で述べてきたポストファスト教養の哲学に他ならない。」 

P225-226「結局のところ、ファスト教養とは何なのか。その本質にあるのは、ビジネスやお金儲けに関係しない物事を無駄なものと位置づける姿勢にある。この考え方を採用すると、世の中には大量の無駄が溢れている。ファスト教養は、そんな無駄なものを「無駄ではないもの=ビジネスやお金に関係すること」に変えようとするムーブメントであるともいえる。」


2025年2月18日火曜日

2月18日火/あたまの動きが軽くなった

◇ テレビ

 朝、ブログの更新をしたかったが、文字起こしの確認だけでせいいっぱい。NHKプラスで、1969年の「紅白歌合戦」を少しずつ観ていて、3時間弱の放送をなんとか最後まで観ることができた。高田先生が金曜の「ビバリー昼ズ」で、塚田茂が構成だからコントが多いと解説していたから、それを聴かなかったら無理して観ようとはしなかったかもしれない。まあ、結果的には無理なく観ることができた。出演者の詳細はウィキペディアに載っている。梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」のあとに登場した左卜全に爆笑。森繫が登場し、この時期の森繫を観ると、今のタモリはやっぱり森繫によく似ていると感じる。タモリは80歳に近くなっても、中年期の森繫をずっとやっているような感じがする。

◇ 面会

 午後から外出。昨夜は風がびゅんびゅん唸るような音をたてていたが、外に出てみると、穏やかな天気でほっとする。気温はまた寒くなったのだが、この時間は陽射しがあるからそれほど寒さは感じない。家を出てからしばらくして、カバンがやけに重いと思ったら、昨日買った本を入れたままにしてあったことに気がついた。

 鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。上白根町のバス停から歩き、老健の面会に。いつもどおり、エレベーターで3階にあがると、今日はいつものテーブルで仲間のお婆さんたちと一緒にお茶を飲んでいて、職員さんが近くにいなかったから自分で呼びに行った。いつも一緒にいるにこにこしたお婆さんにあいさつするが、ほかのお婆さんたちは無愛想で、表情ひとつ変わらない。いつもの面会場所に母を連れていってから、母のスマホを部屋から取ってきたら、着信がいくつかあった。母にかけなおすかと訊いてみると、今じゃなくていいと言うのだが、今じゃないとかけなおせるのかもわからない。しかし、バッテリーが残り少なかったから、それでもいいかとあきらめた。帰りにエレベーターで降りるときに医者の先生と一緒になり、母の状況をちょっと訊いてみたが、あんまり変わりないというだけで2階で先に降りていってしまった。短い時間だからしょうがないが、これだけの入居者をひとりで診ていて、急に訊いてもはたして把握しているかどうか。まあ、一生懸命やってくれてるとは思いたいが、そもそも無理があるのではないのか。しかし、こちらから訊かなければ、このままずっと、放っておかれるんじゃないかという気がしてきた。

 いつもどおり、はま寿司に寄っていく。まぐろ、活〆ぶり、合鴨、豚塩カルビ、煮あなご、宮城県産とろかつお軍艦、とろびんちょうを食べる。鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは IMALU。鶴ヶ峰のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。ドトールに入り、ひと休み。どうもあたまがまわらず、ラジオを聴きながら少し眠ると、再起動したみたいにあたまの動きが軽くなった。

◇ 読書

 ドトールで、図書館で借りている、きたやまおさむ「「むなしさ」の味わい方」を読み終えた。昨年1月刊、岩波新書。この本が発売されたあとの時期になるのか、ちょうど「トノバン」の公開も控えていて、トークイベントやラジオからきたやまおさむの話を聴く機会が何度かあったために、加藤和彦よりもむしろきたやまおさむへの関心が増してしまい、この本も読んでみたいと思っていた。きたやまは芸能活動の経験から、表舞台と裏舞台との落差に「むなしさ」が訪れるという。多くのひとの人生が劇場化している現代社会では、ここから考えることが有効だろうときたやまは考える。「むなしさ」を精神分析学的に考察し、「むなしさ」を感じることの大切さをきたやまは説いている。SNSの時代になり、相手の反応に敏感すぎる時代になっていること、それをきたやまは「ご期待応答力」と呼んでいる。それから後半は精神分析学的な考察になっていくのだが、読んでいると、言葉遊びのようなことも書いてあり、それにどこまで意味があるのか、もっともらしいようではあるが、精神分析学そのものに対する疑問もなんだか湧いてきてしまった。

P7-8「この「間」や「むなしさ」を考えるうえで、私がかつて芸能活動に身を置いていたという経験も、役に立つように思います。(略)観客、聴衆から大変な熱狂を受ける華やかな表舞台。しかし、ひとたび、表舞台を降りれば、先ほどまでの熱狂はなく、ごく普通の日常が広がる。そこに大きな「むなしさ」が訪れます。あの熱狂は何だったのだろう、どこへ行ってしまったのだろう。表舞台の自分と舞台を降りた後の自分とどっちが本当の自分なのだろうか。そして、熱狂を受けていない、日常の自分に価値があるのだろうか。」

P15「先ほど、芸能人などが経験する落差について触れました。(略)そのことが有効で必要であると思うのは、現代社会では、多くの人の人生が劇場化しているからです。」

P17「劇作家・評論家の山崎正和先生は著書『劇的なる日本人』の中で、舞台の上の経験と浮世という感覚を重ねて論じています。「浮世」というのは、仏教用語の「憂き世」、すなわち憂うべきつらい現実世界という意味と、浮いたり沈んだり、はかない現実世界という意味の両方があります。山崎先生の主張は、現実ははかないものとして、舞台の上で演じるような感覚を私たちが歴史的にもっていたというものです。」

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は戸塚純貴はゲスト。ジム・キャリーが小学生のころから好き、憧れのひとだというから好感がもてる。戸塚は岩手県出身、東日本大震災のときのことなども話す。両親は離婚し、母に育てられた。番組終盤には母からの手紙が読まれた。

 「#バズ英語」にはは森川葵が復帰。世界の知られざる春祭りの特集。奇祭ハンターの平船智世子というひとがスタジオに登場した。

 今日の「うたコン」は 1975年のヒット曲特集。ずうとるびが出演するというので録画しておいた。番組は布施明「シクラメンのかほり」から始まる。この年のレコード大賞受賞曲か。布施明、岩崎宏美、細川たかしらと並んで座っている山田隆夫だったが、谷原章介が「さあ、山田隆夫さん、今夜は座布団には座ってらっしゃらないんですね?」というと、山田隆夫はむっとした顔で「なに言ってんの」 1975年のヒットソングで思い出深いものを訊かれ、山田隆夫は「昭和枯れすゝき」をあげる。作詞家が「やまだたかお」という同名のひとで、山田隆夫に印税が振り込まれたことがあったというエピソードを話した。細川たかし、岩崎宏美は1975年にデビュー、その年の「紅白」に出場した映像が流されたが、ふたりはこの年のトップに登場した。1975年の「紅白」ではずうとるびも初登場。細川たかしのほうがずうとるびよりも後輩なのか。そして、ずうとるびは「みかん色の恋」を披露する。歌のあと、三山ひろしが「いやあ、ずうとるびのみなさんに座布団10枚!」というと、山田隆夫はまた「なに言ってんの。なに言ってんの。」と言いながら三山たちが座る席に近づいてきた。山田隆夫の顔が映ってなかったが、そのあとに谷原章介が三山に「怒られて怖かったねえ」と言っていて、これはおそらく山田隆夫はマジだ。

 今夜の「さんま御殿」は「女子校育ち vs 共学育ち」というテーマ。女子校育ちには、馬場典子、小椋久美子、齊藤なぎさ、久代萌美、馬場園梓、米澤りあ、共学育ちには、澤穂希、鈴木亜美、井桁弘恵、岡田紗佳、山崎ケイ、ひまひまちゃんが並ぶ。それはともかく、最近、出演者が多い番組を観ていると、知っているはずなのに名前が出てこないことがたびたび。鈴木亜美の名前がテロップが出るまでぜんぜん思い出せなかった。たしかに、鈴木亜美のことはめっきり考えていなかったとは思うが、それにしてもひどい。

 放送直後の「ワルイコあつまれ」を観ると、「美味しゅう字」のコーナーに鉄拳が登場。「べらぼう」に素顔で出演した鉄拳だが、それ以前に本名では素顔で出たことがあるというので、ウィキペディアを確認してみたら、今は吉本所属だということを初めて知った。「振り子」のころにはもう吉本所属だったのか。そのあとのコーナーは「社会の体操選手権」、神田うのの「おせっかい美術館」、最後は「株式会社ジンタイ」。もうこのまま、「子ども記者会見」はやらずにこの番組は終了してしまうのか。やはり、フジテレビ問題の影響なのだろうか。阿呆らしい。

 アマゾンプライムで「東京サラダボウル」の第6話を観る。オンエアに追いついたつもりでいたのに、これは放送日は先週にあたるのか。焼肉屋のおじさんの役で、お宮の松が登場。素顔のコウメ太夫がどの役なのかも今さらわかった。

 楽天マガジンで雑誌のチェック。「SPA!」の「エッジな人々」に元プラス・マイナスの岩橋が登場している。今は「シャドウ岩橋」という名前になったのか。「吉本に頭は下げたくない」という見出しだが、煽るようなことを書くなよと思う。インタビュアーは南ハトバ。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。フジテレビの「ぎり笑」が休止になったことで、太田は画面に出していいのかという問い合わせが殺到しているらしく、ネットニュースをまるで見ていなかったが、「爆笑ヒットパレード」の漫才が原因になっているとか言われているようだ。このご時世、そんなことになってしまうのか。太田はそれらのネットニュースをちゃんとチェックしている。「爆笑ヒットパレード」の漫才について、中居の問題がまだテレビでは扱われない段階だったから、ネタにしたくないなあと思っていたのだが「状況そろっちゃったわけですよ」という太田。例の冒頭のセリフはアドリブだが、フジテレビに事前に提出したネタのなかには「だれか to だれか」というネタは入っていたのだ。元日のこの番組で「爆笑ヒットパレード」に対する思いをさんざん語りながら、その数時間後には「「爆笑ヒットパレード」を壊してしまうかもしれない」と思っていた。そして、ここからは、年末からこの番組でしゃべっていること、「磔磔」のドキュメンタリー、明治座でサンドウィッチマンと話したこと、「日曜サンデー」で会った井上順のことがすべてつながっていく。

2025年2月10日月曜日

2月10日月/人間は変わっていける

◇ 面会

 ようやく鼻で息ができるようになり、結局、気温の問題か。今週は少しは暖かくなりそう。ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、金曜の「たけし杯」の話をしていた。

 午後から外出。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。上白根町のバス停から歩き、老健の面会に。いつもどおり、15時半頃に到着し、エレベーターで3階にあがると、面会の場所にはすでに母が座っていて、あれっと思ったら叔父夫妻が先にきていたのだ。叔父がまたクルマで送ってくれると言ってくれたが、今日は買いものをしなければならないので、ひとりで帰る。いつもどおり、昼食ははま寿司。まぐろ、活〆ぶり、大とろサーモン、合鴨、煮あなご、北海道産つぶ貝のキムチ和え軍艦、とろびんちょう。7皿、814円。

◇ ラジオ

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台ゲストは片岡鶴太郎。鶴太郎の「ゴーストブスターズ」を堂々と流すこの番組もすごいが、高田先生がこの曲を聴いて、景山民夫、鶴太郎と3人で、「ゴーストバスターズ」が公開されたときの武道館の記念試写会にゴーストバスターズのかっこうをして登場したことを思い出した。鶴太郎のプロフィール紹介では、紹介されるものまねをいちいちやっていくから、プロフィール紹介だけで11分もかかってしまった。恒例のベスト3は「べらぼうだった仕事ベスト3」。3位は鵜飼いの鵜をやった仕事。鉄アレイを手足につけ、鵜匠だったたけしに水槽に落とされた。2位はマッチになってイカダに乗った仕事。その当時、マッチがニースに行ったからというので、油壷でイカダに乗せられ、イカダが流されてしまい、漁船に助けられた。フジテレビのひどい仕事の話ばかりしていて、この時期に大丈夫かと思いながら聴いていたが、1位はぐんと近年になり、「水曜日のダウンタウン」のビルとビルのあいだを通り抜けるロケ。17センチの隙間を矢部太郎と競って優勝した。そのあと、鶴太郎は霜降り明星の番組にも呼ばれ、隙間の旅をしてくれというオファー。くだらない話連発で笑いっぱなし。最後に、ラジオをお聴きのみなさんにひとことと言われると「キューちゃん、オハヨ!」 いや、今になって、鶴太郎がまたここまで馬鹿馬鹿しくなるとは誰が予想できただろうか。われわれの世代にとっては鶴太郎がお笑いを離れてがっかりした時代もあったのだが、人間は変わっていけるものだな。

 続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングも聴いたが、こちらでは「たけし杯」の話はしなかった。TBSで話したからこちらではいいということなのか。替わりに、平野ノラが出演する映画の話をする。

 17時を過ぎてもまだ日が落ちなくなったが、気温はだいぶ下がる。ブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買う。鶴ヶ峰駅に戻り、天王町に移動。天王町にはクリエイトがあるからと思い、豆乳を買いたかったのだが、この店舗は食品を扱っていなかった。失敗。イオン天王町まで歩き、フードコートにてひと休み。マクドナルドのホットコーヒーとアップルパイを食べる。読書して、コーナンで買いものしてから帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、帰宅するなり、スマホのNHKプラスを開き、「NHKニュース7」を雑用をこなしながら観てしまう。落ち着いてからは TVer を使い、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・草野仁)を観て、それから、土曜に放送された「さんまのお笑い向上委員会」を観る。「ゲスト向上芸人」はトム・ブラウン。そのほか、真空ジェシカ、モグライダー、錦鯉、マヂカルラブリー、ロングコートダディらが出演。TVer では配信限定の収録後インタビューもあるんだ。

 日曜の「ボクらの時代」は、令和ロマンくるま、バッテリィズエース、伊沢拓司という顔合わせ。まず、くるまにオファーがあって、くるまがほかのふたりを選んだそうだ。同い年の3人だが、くるまよりもエースのほうが先輩にあたる。エースと伊沢は初対面。高学歴のふたりに対し、どうも所在なさげなエース。この番組、2対1になってしまうパターンがたまにある。この鼎談は次週に続く。

 TVer の配信がないものは録画していたものを観るしかないのだが、昨夜の「おかべろ」を観ようとしたら別の番組が録画されていた。真空ジェシカ、エバース、ママタルトがゲストだったのに関東では放送なしか。もう1本、昨夜の「ガキの使いやあらへんで!」は「ダウンタウン vs ココリコ 炎の3番勝負」という企画、ダウンタウンチームには陣内智則が加わる。そこに板尾と板尾の嫁が登場。板尾の嫁と陣内、どっちがポスト松本にふさわしいかを競う。板尾の登場は4年ぶりになるのか。芝居も自然体になり、ひさしぶりに登場した板尾の嫁は白人になった。

2025年2月4日火曜日

2月4日火/老境の感覚が描かれている

◇ 雑誌・テレビ

 夜から眠れず、早朝、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」の「フジテレビ&文春問題 私はこう見る」と題した記事では、石戸諭、大島新、小島慶子がそれぞれの見解を示している。そのあとには、フジテレビの会見に出席していた「サンデー毎日」の中西庸という記者の体験記が載っている。「(略)質問者側のレベルの低さには嘆息せざるを得なかった。個人的体験や持論の開陳に長時間を費やす者、発言の順番を守らず他人の発言を遮ってヒステリックな大声を上げる者などが続出。無理筋の要求に固執して時間を浪費する一部記者の様子に、後方の記者席にはうんざりした雰囲気が漂った。(略)特に目立つ逸脱行為を行っていたのは、特定の5人ほどであった。ネット上では出席者を「マスゴミ」などとひとまとめに論ずる向きもあるが、現場ではごく限られた記者が場をかき乱し、私物化していた事実はお伝えしたい。」 そのほか、中居引退の余波で松本はどうするかという本多圭の記事もあり、元村有希子、山田美保子の連載コラムでもフジテレビ問題について書いている。高橋源一郎の連載コラムは「阿修羅のごとく」について。角川春樹と立民の吉田晴美の対談もあり、角川春樹は今、3人の政治家に閃きを感じているのだそうで、ひとりは石破茂、ふたり目は齋藤健、そして、3人目が吉田晴美なのだという。大島新によるドキュメンタリー番組で、吉田晴美がインタビューに応じる場面を観た角川春樹は「その自然体の姿に、薬師丸ひろ子や原田知世を見出した時と同じようなインスピレーションを感じた」って、なんかすごいことを言ってる。

 「FLASH」には「生島ヒロシ謎の降板劇の仰天真相」と題する記事があり、どんなハラスメントをしていたのかがけっこう詳しく書かれていた。「パーソナルジムで体を鍛えるようになってからは、自身の半裸の写真をスタッフに送りつけていました。女性スタッフが戸惑いながらも『お年を感じませんね』などと返信すると、『アッチもね』と返ってきたそうです。」という芸能記者の証言。森本毅郎にも取材している。森本「3年ほど前から多少、噂はあったんだ。スタッフに対する(ハラスメントの)。スタッフが何人か辞めたり、という話は前々からあって。それで〝イエローカード〟が(生島に)出てたんだよ。(略)だから、〝合わせ技〟になったんじゃないかって、俺は思ったんだ」

 「ニューズウィーク日本版」にもフジテレビ問題の記事があり、中居が具体的になにをしたのか、被害女性は守秘義務を破って声をあげればいいということを書いていて、どうも変な記事だ。執筆者は西谷格というライター。「もし女性に損害賠償が請求されるなら、このコラムを書いたライターとして、あるいは中居を持ち上げ巨万の富をもたらしてしまった元ファン(カラオケでSMAPの曲を歌うだけの薄いファンではあったが)の1人として、私は金銭的な協力をしたい。」

 「アサヒ芸能」にもフジテレビ問題の記事があり、長谷川豊に取材している。そのほか、綿矢りさと朝井リョウの対談もあるのだが、「アサヒ芸能」の読者でいったい誰がこのページを読むのだろう。遠山景織子のインタビューもあり、「笑う犬」のことも語っている。

 眠りそこねてしまい、ゴミをまとめて出してくる。それから眠りなおしたが、今日こそはまともな体調になれたか。TVer でテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は男性ブランコをゲストに迎え、「自作自演トレーニング」という新企画。自作自演で、理想の記者会見を練習するというもの。齊藤京子は出演映画の発表会見を、ヒコロヒーは不倫バレ会見を、男性ブランコは国民栄誉賞受賞会見をやってみせ、芸能レポーターの駒井千佳子がそれぞれの評価をする。

◇ 面会

 午後から外出。駅に着くまでに、雨がぱらぱらと降り始める。鶴ヶ峰のバスターミナルからバスに乗り、車内ではタイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは三四郎。上白根町のバス停から歩き、老健に面会に向かう。エレベーターで3階にあがったときには面会時間はもう残り20分くらいだ。母はトイレに行っていたようで、また職員さんたちが探して連れてきてくれた。職員さんから理容の申し込み書をもらったが、ここにはいつまでお世話になることだろうな。リハビリの状況をぜんぜん教えてくれないから、どうしたらいいのかわからない。

 四季の森公園を通り抜け、中山に向かう。今日は展望台には登らず、展望台を迂回して、平らな歩道を歩いていった。北側の出口から遊歩道を通っていく。中山のブックオフに寄り、220円の文庫本を1冊だけ買っていく。中山駅北口のなか卯に入り、炙り鶏あいがけ親子丼を食べる。810円。東急ストアの4階に文教堂があることに気がつき、少し覗いていく。

 中山から横浜線に乗り、鴨居に移動する。鴨居のブックオフにも寄り、390円の単行本を1冊買う。鴨居駅北口のベローチェに入り、ひと休み。スマホのNHKプラスで、今日の「ニュース7」を観てしまう。続けて、放送直後の「#バズ英語」も観る。今週は映画コーナーから始まり、「野生の島のロズ」のクリス・サンダース監督に、XXCLUB が対面インタビューをする。この監督は宮崎駿に影響を受けていて、背景などはCGではなく手描きにしているそうだ。スタジオは森川葵が体調不良のために欠席、太田と鳥飼先生だけのこの番組も悪くない。

◇ 映画

 映画を観るために、ららぽーと横浜をひさしぶりに訪れた。かつては通勤もしていたのだが、いつぶりか覚えていないくらいだ。そういえば、働くよりも前に「タイタンシネマライブ」を観に行ったのが初めてのららぽーと横浜だったという変なことを思い出した。この時間になるともう、映画館と飲食店以外の店舗は閉まっている。

 TOHOシネマズにて、吉田大八監督の「敵」を観る。21時20分の回、シネマイレージの貯まったポイントでチケットを買った。いつだったか、券売機で買おうとしたら手間取ったことがあったので、劇場はすぐそこなのにベンチに座ってスマホからチケットを買った。劇場は空いていて快適だった。今作は全編モノクロ。主演は長塚京三、フランス文学を教えていた元大学教授が穏やかな日常を過ごしている。そこに現れる女性たち、瀧内公美、河合優実の登場する場面にそれぞれ惹き込まれる。穏やかな日常は次第に夢と現実が交錯していくのだが、タイトルの「敵」とはなんだろうか。敵は戦争のようでもあるが、それよりもなにか漠然とした精神の不安なのか。死んだ妻が現れ、過去と現在も混濁していく。老境になると、漠然とした変な感覚のなかにいるような生活になっていくものだろうかと思わせられた。筒井康隆の原作も読んでみたくなる。

 今日は読書はまったくできず、深夜に帰宅する。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。冒頭、「サンジャポ」でもホリエモンが話していた長谷川豊のこと、おすぎにキスされたという話なのだが、そのあとには明治座の話がたっぷりとあった。サンドウィッチマンの楽屋で話していたという太田がやりたかった作り込んだバラエティ番組への憧憬。爆笑問題が出演した「ドリフに大挑戦」の現場でも、太田は劇団ひとりと話していた。

2025年1月30日木曜日

1月30日木/面会・はま寿司・週刊誌

◇ 雑誌・ラジオ

 早朝から眠ろうとするが、よく眠れない。起きあがり、インスタントの味噌汁にニンニクと生姜を入れて飲む。日記を書こうとするにも、寝不足であたまがすっきりしない。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」「週刊新潮」の配信がなぜか遅く、先に「女性セブン」を読む。「女性セブン」には中居正広の人生にスポットをあてた記事が2ページ、「木村拓哉は「中居のあやうさ」を警告していた」という記事が1ページ、もう1ページは「フジテレビ減収500億円でもダメージはほとんどありません」というもので、フジ・メディア・ホールディングスのグループ全体ではフジテレビが占める利益は約16パーセントにまで低下しているのだという。「フジテレビの業績が傾いてもグループ全体への影響は軽微といっていいでしょう」という経済アナリストの分析。ほかのページには、伊藤蘭のコンサートに趣里が出演したという記事もあった。

 タイムフリーで、先週木曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴き始めたらすぐに眠ってしまった。ぜんぜん眠れなかったのに、ヒコロヒーの声の導眠効果がすごい。2時間ぐらい眠り、楽天マガジンを確認すると、「文春」「新潮」が配信されていた。「新潮」には中居の記事が4ページだが、特に独自性はなし。ほかのページにはナチュラルエイトの社長が金銭トラブルのために失踪したという小さい記事があり、有働由美子、上田晋也が取材に応えている。「文春」を読むと、林真理子の連載コラムがフジテレビ問題について書いていた。フジテレビのキャンペーンキャラクターをやっていたこと、そして、作家になってからは番組審議委員も務めている。日大の理事長になってからはフジテレビに攻撃されていたというのだが、「最初は正直「いい気味」と思っていたのであるが、そのうちに空恐ろしくなってきた。」「なんか既視感のある光景が続き胸がざわつく。これは味わった者でなければわかるまい。」 テレビ評の欄は青木るえかの担当、「サンジャポ」の太田について書いているのだが、太田はこれに反応するかな。 

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、ミチコさんがついに望月衣塑子のものまねをやり始めた。

◇ 面会・はま寿司

 午後から外出。天気がいい。鶴ヶ峰に出て、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクを買っていく。バスターミナルから上白根町まで乗り、上白根町のバス停から歩き、老健の面会に行く。エレベーターで3階にあがると、名前を記入しているあいだに職員さんが母を連れてきてくれた。いつもの面会スペースにて、しゃべることはいつもと同じ、変わりなし。面会は今週は今日だけになってしまうが、週に2回でも1回でも変わらないか。面会するこちら側の問題にすぎないだろうか。ベトナム人の職員さんにもうひとり若いひともいるのがわかった。みんなにこやかで、優しく対応してくれている。30分ぐらいで失礼する。

 毎度のごとく、上白根町まで歩いて戻り、はま寿司に寄っていく。今日は麺類は注文せず、握りばかり、牛カルビ、合鴨、活〆ぶり、煮あなご、まぐろ二種盛りを食べた。638円。これだけで腹いっぱいになる。小袋の甘だれを初めて使ってみた。

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、先週木曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴きなおした。鶴ヶ峰に到着し、ココロットの TSUTAYA に寄り、「週刊文春」を買っていく。鶴ヶ峰から星川に移動、保土ヶ谷図書館に寄り、1冊返却、雑誌を1冊借りていく。

 イオン天王町のフードコートにて、ひと休み。マクドナルドのホットコーヒーとホワイトチョコミルクティーパイを注文し、レシートを見たら、注文した商品とは違う商品名が印字されていた。ちゃんとメニューを指差しながら注文したんだけども、レジとは別の店員さんに説明して、差額を返金してもらった。

◇ 週刊文春

 フードコートで、買ったばかりの「週刊文春」を読む。鶴瓶とヒロミが中居の自宅でのバーベキューに参加したという記事が先にネットに出ていたが、それに出ていたはずの情報が誌面には書かれていない。有料記事は読まず、広まっている噂しか知らないのだが、これも修正されたのだろうか。誌面ではヒロミは取材に応えている。鶴瓶も事務所を通じて回答している。それよりも、大物司会者が温泉旅行で女性アナと卑猥なダンスをしていたという情報はネットでは広まっていないのではないか。この大物司会者も事務所を通じて回答し、認めている部分もあるのだが、名前が出されないのはなぜなのだろう。しかし、この記事のいちばんの標的は日枝久で、バーベキューの話題はついでに書いている程度のものだが、とはいえ、A氏の関与を補強する大事なポイントであるとも思える。この記事が5ページ、つぎの記事はSMAPのメンバーたちの反応について、これが4ページ。記事は後半にまたぎ、橋下徹、パオロ・マッツァリーノ、江川紹子がこの問題について見解を語っている。この橋下徹のインタビューにより、第一弾の記事の記述の誤りを第二弾以降にはしれっと上書きされていたことが指摘されているのだ。「文春」は最後の「編集長より」の欄に、訂正について説明とお詫びがなされているのだが、ここでも語られているとおり、内容の印象は大きく変わるものではない。記事は最後にスポンサーの問題について2ページ、中居とフジテレビの問題に15ページを割いている。


◇ テレビ・ラジオ・Netflix

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は「徹子の部屋コンサート」の様子を放送する。美川憲一とコロッケが出演し、コロッケだけのコーナーもあり、岩崎宏美のものまねをやるところには本人も登場していた。平原綾香も出演し、最後にみんなで「マツケンサンバ」を歌うところでは、平原綾香はサックスで参加した。

 今日の「NHKニュース7」を観ると、八潮の陥没事故はまだ救助ができず、どんどん穴が広がっているのか。今日もフジテレビのニュースがあり、清水新社長の会見では、経営刷新に向けた委員会を新たに親会社に設けることを明らかにしていた。「文春」の記事の訂正についても触れられる。

 タイムフリーで、月曜の「伊集院光 深夜の馬鹿力」を珍しく聴いてみたら、フジテレビの会見について、飛び飛びで何度か発言していた。この放送中には会見の中継はまだ続いていたのだ。

 眠れなくなり、Netflix で「イカゲーム」シーズン2を観始めたのだが、シーズン1の第1話を間違えて再生していて、半分ぐらい観るまで気がつかなかった。

2025年1月29日水曜日

1月29日水/のどの痛みとブックの日

◇ ニュース・テレビ・雑誌・ラジオ

 鼻つまりと頻尿でよく眠れず、いったん目覚め、スマホのNHKプラスで昨夜の「ニュース7」を観る。京アニ事件の青葉被告の死刑が確定のニュースに続き、前日のフジテレビの会見を扱っていた。このニュースでは、CM再開の見通しが立っていないことを伝えている。会見が6時間に及んだところで、司会者が休憩を入れる場面の映像があった。危機コンサルタント会社の江良俊郎、筑紫女学園大学教授で元フジテレビプロデューサーの吉野嘉高がコメント。そして、「週刊文春」が第1弾の記事の内容を修正したことも大きく扱われていた。Aプロデューサーの当日の関与の問題だが、しかし、修正されても印象はさほど変わらないのではないか。そのほか、埼玉県八潮で道路が陥没したニュース、トランプのニュース、国会のニュースなど。

 もう少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「#バズ英語」は CRAZY COCO をゲストに迎え、トラベルイングリッシュを学ぶ企画。太田と森川葵が父と娘、CRAZY COCO がホテルのフロント係になり、英語でチェックインができるか、あるいは、部屋のトラブルをフロントに伝えられるかに挑戦するのだが、これが即興コントのようになる。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は、先週に引き続き、ヒコロヒー特集の後編。サンド伊達がヒコロヒーのラジオを聴いていたというのはここで言われたことだったのか。西加奈子の証言があり、西はヒコロヒーの文章を絶賛する。「ドセンスのあるかたなので、変化球みたいなもので書かれるのかなって、ちょっと勝手にバイアスがあって。そしたら、めっちゃストレートの、ちゃんと速い球を投げようとしているっていうか。まっすぐな球をめちゃくちゃ誠実にまっすぐ見つめて書かれてるって印象で、まずそれで、ますますかっこいいひとやなっていう。ほんとに逃げずに勝負されたっていう感じがして、感動しました。」「ほんと、ぜんぶ設定は既視感があるんです。でもここって、怖くて、自分やったら手ぇ出せないんですね。全員が掘ってきた場所やから。でもそこをヒコロヒーさんのほんと誠実な目で、瞳で、誠実に、ほんとに、この作品でやられてる気がして、そういうとこもほんとにかっこいいなあと思いました。」「「一文バチッ」じゃないところもまたこの作品のヒコロヒーさんのかっこよさで、自分が作家でやってると、特に、「一文バチッ」やりたなるんですよ。(略)それっていわゆる言ったらゴシックで書けるような。なんかこう「バーン!」みたいな。じゃなくて、ちゃんとヒコロヒーさんは明朝の文章をずっとやってる。「一文バチッ」やるほうが楽やろうし、お得意やと思うんですよ、芸人さんやから。でもそれを、ちゃんと明朝で、言葉を尽くして、行を稼いで書いてらっしゃるっていうのが、そこもすごくかっこいいので、そういうところがいっぱいあって、そういうところにドッグイヤーしてます。」

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「女性自身」には中居の記事が3ページ、そのつぎのページには木村拓哉が山田洋次の新作に出演する記事が2ページあった。「週刊大衆」にはバッテリィズのインタビューがあり、巻末「人間力」のページにはぐんぴぃが登場。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、昇太師匠がNHKの廊下でブッチャーブラザーズのリッキーにひさしぶりに会った話をしていた。「テレビ演芸」の時代にはよく会っていた関係なのだ。ブッチャーブラザーズのラジオにも呼ばれたという話をしていたら、そこに高田先生と松村邦洋が乱入する。高田先生が末廣亭に太福さんを観に行ったら竹丸に会った話をして、オープニングが終わるとふたりは帰っていった。

◇ ブックの日

 午後から外出。すんなり外出するつもりでいたら、スマホの充電ができていなくてもたついてしまった。老健の面会は明日に延ばし、今日はブックの日だからブックオフをまわらなければならない。まずは鶴ヶ峰に出て、先に昼食にする。ココロットのすき家に入り、炭火やきとり丼を食べた。630円。それからブックオフに向かい、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊、水曜は雑誌半額でもあり、220円の雑誌も1冊買っていく。鶴ヶ峰はブックの日は2割引き、さらにアプリのクーポンで、150円引きになる。

 鶴ヶ峰駅まで戻り、横浜駅に移動する。ビブレのタワーレコードに寄り、「bounce」をもらってからブックオフに向かう。買える本が見つけられず、雑誌の棚で、390円の本をなんとか1冊選んでいく。横浜から横須賀線に乗り、今度は東戸塚に移動。3店目はオリンピックのブックオフ。ここはいい本があり、220円の新書を1冊、390円の単行本を2冊買う。最後は東口のブックオフ。110円の文庫本を1冊、390円のコミックを1冊買う。マクドナルドに入り、ひと休み。のどが痛くて声を出すのがつらいから、セルフレジを初めて使ってみた。使いかたを覚えたから次回からはすんなりと使える。ホットコーヒーとマックチキンを食べる。SNSを巡回してから、「bounce」をめくり、Spotify で楽曲のチェックをしていく。ついさっき買ったばかり、大石トロンボさんの「新古書ファイター真吾」をさっそく読んでしまう。

◇ ニュース・テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「NHKニュース7」を観ると、八潮の道路陥没事故は救助が難航しているようだ。そのほか、昨年の児童生徒の自殺が過去最多になったというニュースも。

 今日の「水曜日のダウンタウン」は毎年恒例企画「2024年予告ドッキリ」。まずは「ドッキリにかけられた芸能人ランキング」から発表され、9位はタイムマシーン関と松田元太、7位は和田まんじゅうと日本一おもしろい大崎、6位はおいでやす小田、3位は3人いて、ぱーてぃーちゃん信子、パンサー尾形、マミィ酒井、2位はお見送り芸人しんいち、そして、1位はきしたかの高野だった。番組後半は「説教と怪談怖いという点では一緒なので途中でスライドさせることも可能説」。まずは木村祐一が2丁拳銃を説教。2番手はつまみ枝豆が登場し、TAP所属の若手、真心タッチの加藤が説教される。さすが、説教の迫力もすごいが、枝豆は怪談の名手でもある。これは面白かった。来週はついに電気イスゲームの続きがあるようだ。

 今夜の「あちこちオードリー」はフットボールアワーが初登場。初期の「M-1」の思い出が語られるのだが、フットボールアワーが優勝したときだけ、オートバックスのCMは波田陽区だったという。「M-1」よりも「エンタの神様」の影響力のほうが大きい時代だったのだ。2003年から2004年にかけての時代ということか。後藤と若林が最寄り駅が一緒だということが最後に発覚し、駅ナカの定食屋で、後藤は若林の隣りの席に座っていたことを明かす。

 SNSを見ると、鶴瓶がさっそくスシローのホームページから消えたというニュース。さらには、今日、渡邊渚のフォトエッセイが発売されたって。展開がめまぐるしくて、ついていけない。早めに眠ろうとするが、咳が出るのと頻尿により、すぐに目が覚めてしまう。深夜、眠るのをあきらめて、ブログの手入れをする。

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2025年1月24日金曜日

1月24日金/カップルが突っ立っている

◇ ニュース・テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、スマホのNHKプラスから昨夜の「NHKニュース7」を観ると、中居正広の引退発表がここでも大きく扱われている。有料ファンクラブサイトで先に発表され、改めて、一般公開されるコメントを発表したという順序だ。「紅白」の司会をしている映像も流される。西条昇がコメントしていて、中居の「支障なく続けられることになりました」というコメントが炎上したことを引き、テレビの世界にいるうちにいつの間にか世の中の価値観の変化とずれてきている部分があったのではという話をしていたが、なんだか適当なコメントだな。それから、遠藤龍之介が民放連の会長としての定例会見のあとに取材に応じた映像、キッコーマンの茂木友三郎名誉会長のコメント、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長も会見していた。

 眠りなおしてしまい、やろうと思っていたことがちっとも片づかない。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「ナス大好き芸人」。博多華丸、ケンドーコバヤシ、友近、塚地武雅、銀シャリ橋本、なすなかにしが出演。MC側には東京03飯塚が座る。いいメンバーだったが、意外や、なすなかにしはレギュラー回は初登場だった。昨夜の「私のバカせまい史」は、バカリズムがプレゼンターの「GタンNーボ史」。今回は許可をとらずに研究対象にするという新しい試みで、人名をぜんぶイニシャルで表すというネタになっている。それはともかく、フジテレビの騒動以降、フジテレビの番組を確認するのはこれが初めてだったが、たしかにACのCMだらけになっている。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生、昨日はフジテレビをずっと観ていたようだ。エンディングには志らく師匠が明治座の告知に登場した。

◇ 面会

 午後から外出。時間はあったはずなのに、また余裕がなくなってしまった。三ツ境まで走ると、暖かくて、少し汗をかいた。三ツ境のバスターミナルからバスに乗り、長坂まで。火曜に乗ったときに途中で高校生がたくさん乗ってきたから、今日は用心して、出口に近い降りやすい席に座っていたが、今日は高校生はひとりしか乗ってこなかった。火曜が例外だったのか。ズーラシアでは乗客が増える。車内では、タイムフリーで、今日の「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。礼二が繁昌亭の八方の会で「親子酒」をやった話をしていた。

 老健に到着し、エレベーターで3階にあがると、いつもの席に母がいない。職員さんたちが探してくれたが、母はトイレに入っていた。着替えのスウェット上下2組を先に職員さんに渡し、そういえば、マスクももってこようと思っていたのに忘れてしまった。いつもの面会場所で話していたら、部屋を見たことがないでしょうといって、いったん、部屋に連れていかれたのだが、見たことのない上着が置いてあって、誰かがもってきてくれたようだ。母の写真がどこかに貼ってあるというので、探してみると、正月に書き初めをしたときの写真が貼り出してあった。30分ぐらいで失礼する。

 上白根町のはま寿司に寄っていく。鴨そばを頼んだら、やってきたお椀のフタを開けてみたら海老天そばだった。よその客のを取ってしまったかと一瞬不安になったが、そんなことはなく、たしかにこの席の前で止まったものだ。近くにいた店員さんを呼び、取り替えてもらった。鴨そばは店員さんがじかにもってきてくれた。豚塩カルビ、活〆ぶり、まぐろ二種盛りを食べ、715円。

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、昨日木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。パートナーはヒコロヒー。この日は中居の引退発表の速報があってから、さほど時間が経っていない放送だ。いつもよりも早い時間にそのニュースに触れていた。

 鶴ヶ峰のドトールに入ろうと、店の前に書いてある閉店時刻を先に確認しておきたかったが、カップルが突っ立っていて見ることができず、もう店に入ってしまおうとすると、そのカップルが先に店内に入っていくからむかっときた。そのカップルの直後に店に入っていくと、そのカップルは店に入ってから注文を考え始め、ケーキやらなにやら頼み、やたらと時間を食う。こっちはコーヒー1杯飲むだけなのに、つまらないことでいららいさせられた。ドトールで読書をしてから、夜遅くに帰宅する。

◇ テレビ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は山川豊がゲスト。ステージ4の肺癌を公表、その前には熟年離婚もしていた。鳥羽一郎からVTRでメッセージが届けられる。

 今日の「ミュージックステーション」はランキング企画から始まるが、「今週1番聴かれた曲TOP50」というついにオーソドックスなランキングになってしまった。50位から41位まではタイトルとアーティストを発表するのみ、そのあとは飛び飛びに音楽を聴かせるのだが、藤井風「満ちていく」は「紅白」の映像が提供されていた。50位圏外のB'zも、tuki.「晩餐歌」も「紅白」の映像が使われる。なぜこんなに「紅白」の映像を使うかな。オープニングに階段から登場するアーティストたち、それぞれのアーティスト自身がマイクをもってあいさつしながら降りてくるようになった。和田アキ子が20年ぶりに出演し、Da-iCE とコラボ曲を披露する。タモリと和田アキ子の共演は、今となってはバラエティ的なタモリが観られる貴重な機会だ。ランキング企画は、50位以内には Mrs.GREEN APPLE が12曲も入っていた。

 昨夜の「週刊さんまとマツコ」の特番では、マツコと安住紳一郎が12年ぶりの共演をした。名古屋に向かう新幹線の車内で、ふたりでトークをする。番組開始30分ほどのところでさんまがようやく合流。3人が名古屋のCBCテレビ「ゴゴスマ」の中継に映り込むサプライズをやってみせ、さらに生放送中のスタジオに乱入する。そのあとはそのまま「ゴゴスマ」のスタジオで収録し、石井亮次、野々村友紀子も残るが、このコーナーはすぐに終わってしまった。若狭敬一というCBCを代表するアナウンサーの「チャント!」という番組にも乱入し、今回はCBC特集なのか。ある芸能人の娘がCBCのアナウンサーだというので、誰かと思えば、斉藤慶子の娘だった。

 今日の「NHKニュース7」を観ると、石破の就任後初となる施政方針演説に「楽しい日本」という言葉があり、これは堺屋太一からの引用で、年始の「週刊現代」のインタビューを読んでいたから意味はよくわかるのだが、「楽しくなければ日本じゃない」みたいでなんかタイミングが悪くないか。そのフジテレビの問題は今日も扱われ、社内では経営陣の責任が議論になっていることが報じられている。

2025年1月21日火曜日

1月21日火/歩き疲れてピザを食べる

◇ 雑誌・テレビ

 早朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。ラジオを聴きながら、楽天マガジンのチェック。「サンデー毎日」には中森明夫の「SMAPの夢は終わった」と題する寄稿があり、本多圭も中居正広の小さい記事を書く。山田美保子の連載も中居問題について書いていた。「フジテレビ内に昔からこうした〝制度〟があったとの報道には思い当たるふしもある。そうした噂はすぐに広まるし、当時、当該局員は〝現場〟を外されたように記憶する。思えば、その頃はまだ自浄作用が働いていたということだ。」 そのほか、中野翠の連載を読むと、転びそうになってコンクリートの壁に顔をぶつけたということが書いてあって心配になる。「FLASH」にも4ページにわたる中居正広の記事があり、友人である劇団ひとりに直撃取材している。「FLASH」の記事では、Aプロデューサーの現在についても書かれていた。ある女性局員の証言によると、Aは1月15日から出社していないようだが、局内での処遇は特に変わっていないようで、「会社は俺を守った」と吹聴しているともいう。ほかのページには「芸能界献上飲み会」の緊急ルポもあり。「週刊女性」は中居の記事が2ページ、テレビプロデューサーの鎮目博道が取材に応えている。「SPA!」の「エッジな人々」には選挙プランナーの藤川晋之助が登場。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は「〇〇王」シリーズの第3弾、「ホームパーティー顔出し王」としてベッキーが登場。子どもはいろんな部屋に入って勝手に鍵を閉めるので、ベッキーはいつでも開けられるようにマイナスドライバーをポケットに入れているという。土曜深夜に放送された新ドラマ「トーキョーカモフラージュアワー」の第1話も観た。ヒコロヒーが脚本なので興味をもっていが、俳優たちの芝居がどうもつまらない。

 今日の「徹子の部屋」は小倉久寛がゲスト。三重県の紀勢町というところの出身、植木等が同郷だとは知らなかったが、植木等のウィキペディアを見ると名古屋の生まれだと書いてある。たぶん、ウィキペディアのほうが間違ってるんだろうな。

◇ 面会

 午後から外出。今日は寒くない。定期券が切れたため、老健の面会に行くのに三ツ境からバスに乗ることにする。三ツ境からも中山行きのバスが出ていることがわかったのだが、しかし、本数が少なく、1本逃すともう面会の時間に間に合わなくなる。遅れそうになり、三ツ境の駅前まで走らなければならなくなった。なぜもっと余裕を作れないのか。バスは最初は空いていたが、途中で高校生がたくさん乗ってきた。ズーラシアでもさらに乗客が増え、もっと降りやすい席に座るべきだった。

 長坂のバス停で下車し、面会に向かう。3階にあがると、なにも言わなくても職員さんがすぐに母に知らせてくれるようになった。今日はだいぶ落ち着いて話ができたが、職員さんに着替えを増やすようにお願いされた。最後にエレベーターを開けてくれた職員さんがどうやらベトナム人の女性だったが、マスクをしていて目元しか見えず、日本語にまったく違和感がないから今まで気がついてなかった。にこやかで感じがいい。言語の壁はどうなんだろうか、個人差もあるだろうが、日本人の職員さんのほうがむしろ疲れているように見える。

 上白根町まで歩き、はま寿司に入る。えび天そば、豚塩カルビ、まぐろ、煮あなごゆず塩、大とろサーモン、まぐろ軍艦。まだ食べられたが、千円未満で抑える。891円。鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。1曲目、千葉雄喜から始まり、吾妻光良、近田春夫の曲と続いた。OWC、Lee Young Ji の曲は Spotify ですぐに確認した。番組後半、「剣さん、イイネ!」のコーナーにも吾妻光良が登場。

 鶴ヶ峰のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。そのまま、二俣川まで歩いてしまい、ドン・キホーテで母の着替えを2組買っていく。ドン・キホーテは靴下が安いな。上階のサイゼリヤに入り、ひと休み。ドリンクバーとソーセージピザを食べる。600円。歩きすぎたせいで、かえって腹を空かせてしまった。読書するつもりだったが、スクショを撮っておいた雑誌をえんえん読む時間になった。

◇ 読書・ニュース・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、歩き疲れてしまったから横になって読書を続ける。図書館で借りている、保坂和志・湯浅学「音楽談義」を読み終えた。2014年刊、Pヴァイン。読み始めるまで、わりと最近の本のような気がしていたが、もう10年以上も前の本だった。たった10年前という気もするが、このころにはまだサブスクがないから、今の感覚はこのころとはまたずいぶん違ってしまったなと感じる。「ele-king」で連載していた対談なのだが、後半は語り下ろしになっていて、保坂和志の親戚宅のオーディオセットを湯浅学が引き取りに、山梨までドライブをしながらしゃべっている回もある。「音楽談義」と言いつつ、気の向くままに話は脱線し、その脱線している部分も面白い。保坂和志からマキタスポーツの名前が出たのには驚いた。「スタジオパークからこんにちは」で「いとしのエリーに乾杯」をやってるのを観て笑ったという話をしている。湯浅学も「Jポップ作詞作曲講座とかをマキタスポーツはやるんだよ。マキタスポーツすごく楽しいね。」 さらに保坂が、「花子とアン」に出ていたマキタスポーツの甲州弁がうまいから調べたら山梨出身だったという話を始め、言葉はのどの使いかただという話になっていった。そのあとに、湯浅学から語られているコミックバンドの変遷も面白かった。志村けんは「聴き手ではあるけどやり手ではないからミュージシャンシップがない」というのは、言われてみればなるほどと思う。あるいは、別の回で出てきた「エノケンがボブ・ディランに似ているのを発見した」という湯浅の分析も面白かった。P67「エノケンはあたえられたものにアダプテーションしないと、つまり全部エノケンの言葉に変えないと成立しない。歌にメロディはなくて、エノケンのなかにある対象への意見をいっているような、歌っているんだかしゃべっているんだかわからない曲がエノケンには多い。それは芸人だからと思っていたんだけど、あれは音楽に対する考え方がもとからそうなんだ、これはボブ・ディランと同じなんだと思った。ボブは昔のひとの曲を勝手に使って曲をつくったじゃない。いまはもっとわかるようにやっているけど、昔はだれかの歌を勝手にとってきて自分の詞を乗っけて歌った曲がいっぱいある。高田渡さんもそうだよね。それは自分のメロディというか言葉のなかの強弱や抑揚を乗せる器を探して昔のひとの曲をとってきて使っていたからだと思うんだよ。」 P68「エノケンがボブ・ディランだったのはすごいショックだった。だからエノケンが好きなのかとようやく理解できたんだよ。」

 NHKプラスで、今日の「NHKニュース7」を観ると、トランプの大統領就任のニュースに半分以上の時間を割いていた。そのほか、キッコーマンが単独スポンサーの「くいしん坊!万才」の放送見合わせをフジテレビに要請、文化放送の齋藤清人社長は社外取締役を務めるフジ・メディア・ホールディングスに臨時の取締役会の開催を求めるなど、TBS、日本テレビも社内調査に着手したようだ。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。新年恒例、タイタンのメンバーで阿佐ヶ谷の神社に御祈祷に行ってきた話から、そこに参加していたダンシング谷村の説明をたっぷりとする。桝野浩一さんの名前も出てきた。弁護士の藤元達弥の説明の流れで、太田がこたけ正義感の動画を観ていたこともわかった。

2025年1月16日木曜日

1月16日木/区役所やカレーや週刊誌

◇ 雑誌・テレビ

 朝、楽天マガジンのチェック。「女性セブン」に中居正広の記事が4ページ。「週刊文春」のみうらじゅんの連載コラムでは喬太郎の落語にハマったことが書いてあった。「コロナ禍に柳家喬太郎さんの落語を聴き、すっかりハマってしまった。理由は明快、面白いからである。それまで上方落語専門だった僕は、喬太郎さんをきっかけに、いわゆる江戸の落語も今ではよく聴く。」

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ひっかかりニーチェ」は「永野 vs くるま」という新趣向。2択の質問にふたりが回答し、ひっかかるものについてトークする。もし自分のまま生まれ変われるなら芸人になりたいかという質問には、永野は芸人しかできないと答え、くるまは学生のときに起業したいと答える。賞レースの審査員のオファーがあったとしたら、永野は「受けない」、くるまは「受ける」。くるま「いちばん向いてるんで。任せられるひとがそんないないから。」「みなさんほんとに、やりたくないけど優しいひとが今、やってくれてるんですよ。能動的にやってるひとって塙さんしかいないんですよ。」 審査員をやりたくない永野に、くるま「おとなしいやつからやりましょうよ、永野さん、ぜひ。「NHK新人お笑い大賞」とか。あれ、ほんとに、大林素子さんとかが審査員してますから。誰でもいいんですよ。」 来世も芸人だったら吉本か非吉本かという質問には、永野が吉本、くるまが非吉本とこれは逆になった。くるま「俺は吉本の出した宿題だけを解き続けてここまできたんで。(略)あのなかで勝っただけだから。」「俺、全員尊敬してるんですよ、吉本じゃなくて売れてるひと。マジで天才しかいないんですよ。」 

◇ 区役所

 午後から外出。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を2冊返却する。鶴ヶ峰に移動し、ココロットの TSUTAYA に寄り、「週刊文春」を買っていく。昼食にしようと思い、1階の中華屋に入ろうとするが、店員がぜんぜん出てこない。やる気のない店だ。中華屋はやめて、向かいのすき家にする。やわらかチキンカレーを食べた。790円。

 鶴ヶ峰にやってきたのは旭区役所に用があったためで、介護保険被保険者証の再発行のお願いをしなければならなかった。申請したときと同じく別棟の受付で事情を説明し、担当者と窓口で話した。担当のお姉さんも明るいひとで、親切に説明してもらえた。再発行の手続きは本館の年金保険課になるというので、そちらで順番待ちの券を引く。7人待ちで、少し待たされたのちに身分証の確認だけがあり、あっさりと再発行してもらえた。届け先がうちの住所になっているかを念入りに確認したが、なんてことはない、今回はこの場ですぐに受け取れた。

 鶴ヶ峰駅に戻り、星川に移動する。保土ヶ谷図書館に寄り、借りなおしたい本があったのと、そのついでにもう2冊借りていく。イオン天王町のフードコートにて、ひと休み。マクドナルドのホットコーヒーとホワイトチョコミルクティーパイを食べながら、雑誌を読んだりラジオを聴いたりする。

◇ 中居正広

 「週刊文春」の中居正広の記事を早く読みたくてしかたがなかった。SNS上でも少し目にしたが、別のフジテレビの女性アナウンサーの証言が新たに出ていて、A氏に誘われた中居との飲み会に参加したところ、全裸になったあるタレントに手招きされたという。これを読むと、松本の記事に書かれていた飲み会にとてもよく似ているようにも思えるし、松本の記事にはある大物タレントが同席していたということが書かれていた。パズルがぴたりとはまる。しかし、「芸能関係者のX子さん」という書きかたをしているのに、これではアナウンサーだと読めてしまうことに問題はないのか。そして、A氏が常習的に行っている女性アナ接待の先駆者が港社長なんだそうで、記事の終わりにはイザワオフィスとバーニングの名前が出てきた。これは中居だけの話では終わらないのではないか。

 タイムフリーで、今日放送されたばかりの「長野智子アップデート」を聴くと、冒頭のニュースのラインナップのなかにフジテレビの問題が入っていた。長野智子もまず、フジテレビの問題についてしゃべる。長野智子がフジテレビに在籍していたのは30年以上前、現在のことは知らない、二次被害になる恐れにも注意、「私自身が知っている範囲で言うと」と断りつつ、在籍していた80年代には今のようにフジテレビは上場もしてなかったし、コンプライアンスという言葉もなかった。今で言うセクハラにあたることは多く経験してきたが、今回のような事案は聞いたことも経験したこともなく、記事を読み、とうてい信じられずにショックを受けたという。現実的にフジテレビの株価が下がっていることにも触れ、海外株主の外圧ではなく、内部からの動きで、メディアとして、一企業としての責任を果たす動きが起きなかったのか、そのことには怒りを感じている。フジテレビのコーポレートガバナンスはどうなっているのか。明日に社長の会見が開かれることについては「これまでと同じような対応では許されないということは、私はフジテレビの経営幹部がいちばんよくわかってることと思います。」 ダルトン社の英語での声明を読んだ長野智子は非常に強い言葉が使われているとも指摘する。声明にある「アウトレイジ」という言葉は「ブチ切れている」に近いぐらいのニュアンスのようだ。

◇ テレビ・ポッドキャスト・Netflix・雑誌

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「NHKニュース7」では、イスラエルとハマスが停戦合意、イチローが野球殿堂入りのニュースなど。

 元日にMXテレビで放送された「志らく・伯山の言いたい放だい」をようやく観る。2025年の5大ニュースをそれぞれ挙げ、唯一かぶったのがフワちゃんの話題。そのほか、松本の復帰や、法人化された立川流について、国立演芸場再開の目途が立たないことなど。最後に、それぞれの「2025年 力を入れたいこと」として、伯山は「講談」、志らく師匠は「S-1グランプリ」と書いた。「S-1グランプリ」とは「志らく-1グランプリ」を考えているということなのだ。志らく師匠は「水曜日のダウンタウン」にだまされたいともいい、来年はこの番組に談春とフワちゃんを入れたいという。

 1月5日に放送された「なりゆき街道旅」をようやく観る。志らく師匠と一之輔さんが出演するのは昨年と同様だが、昨年の放送も録画はしたのだが、観そびれたままになっている。ハナコ岡部と平野ノラも同行し、雨の上野からスタート。東京国立博物館やアメ横、上野東照宮などをまわる。最後に菊田と土佐兄弟のコーナーがあり、秋山は冒頭のナレーションだけだし、ゲストとロケに行くのは岡部だけになってるんだな。

 Spotify のポッドキャストで「永野はミスターTBS」の2回目を聴いた。前回に引き続き、太田光がゲスト。さんま、タモリ、たけし、談志を語りながら、太田光という存在の不思議さを永野が感じとる回だった。

 Netflix で「阿修羅のごとく」の続き、第4話は、妻の松坂慶子に死なれて、ひとりになった國村準がボヤを出す。四姉妹がボヤの後片づけをする場面、長まわしで、掃除をしながら四姉妹にずっと会話をさせているのが最高に可笑しかった。地味な女を演じる蒼井優の上手さ。いや、それぞれの芝居に凄みを感じる四姉妹だ。

 深夜にコインランドリーに行き、洗濯中に楽天マガジンのチェックをすると、日付が変わり、「週刊ポスト」が配信されていた。中居正広のトラブルに関して、今度は「週刊ポスト」がスクープ。「芸能関係者のX子さん」はじつは 9000万円をもらっていなかったといって、その本人が「ポスト」の取材を受けている。たけしの連載では、令和ロマンと高学歴芸人について語っている。「ちょっと前の話になるけど、年末の「M-1グランプリ」はなかなか面白かったよな。初めて「連覇」した令和ロマンは、ますます忙しい1年になりそうだね。正直言って、オイラはこの令和ロマンに驚かされたよ。芸も面白かったし、「M-1」は芸人たちが自分の名前を売るためのコンテストの側面が強いはずでさ。一発優勝したら、年明けからジャンジャン仕事が入ってちょっとした〝バブル〟みたいになる。それを目指してみんな死ぬ気でやるワケだけど、令和ロマンはすでに優勝して、そこそこ売れてる。1回獲ったのに「また出よう」という気概は大したもんだよ。」「芸人が高学歴になったというより、実際は時代の趨勢で「大卒」というのが昔よりも当たり前になったというだけだと思うぜ。」「先駆けはオリエンタルラジオじゃねェかな。中田(敦彦)が慶応卒って触れ込みだったけど、「武勇伝」って芸でバッと売れた時、こういう芸人がこれからジャンジャン出てくる気がしてたよ。」「オイラはすぐに辞めちまったけど、一応明治に入ってたからさ。浅草にいた時は一部の面倒な芸人から「お前は明治に行ったらしいけど、大学行ったからって笑いは取れねぇぞ」みたいに絡まれてさ。まァ、そういうやっかみみたいなことを言ってきたヤツのなかで売れたのは一人もいなかったよ(笑)。」

 コインランドリーからは1時間ぐらいで帰ってくる。SNSを開くと、デビッド・リンチの訃報が飛び込んできた。

2025年1月10日金曜日

1月10日金/面会とはま寿司

◇ テレビ・雑誌

 図書館に返却する本があるため、朝、ブログにその本のことを大急ぎで書いていた。午後、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまう。今日は傑作選、成人式特集。1981年に放送された、岸本加世子、榊原郁恵、浅野ゆう子が続いた。この3人は同い年ってことか。残りは1979年放送の熊谷真実、1986年放送の早見優。早見優は上智大学に入学した話をしていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に今年ブレイク確実の「イツザイ」を特集した記事があり、女優らに混じってネコニスズの写真が載っていたから読んでみたら、推しているのがラリー遠田だった。てれびのスキマさんは十九人を推していたが、十九人の写真は載っていない。今井舞はエレガント人生という聞いたことのない名前を出している。そのほか、中居正広の記事もあり、「世界仰天ニュース」放送前日には深夜の会議に現れていたという。この記事では「爆笑ヒットパレード」の爆笑問題の漫才についても触れられている。フジテレビのA氏は元旦から出勤していて、生放送に立ち会っていたのだ。

◇ 面会

 午後から外出。やるべきことがどうも渋滞気味で、もたついてしまい、ばたばたと家を出てきた。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで乗り、上白根町のバス停から歩いていく。老健に到着したのは15時40分、面会時間が終了する16時まで20分しかない。1階で面会用紙を書き、エレベーターで3階にあがる。受付に名前を書いているあいだに職員さんが気がついて、母に知らせてくれた。いつものテーブルにいつものお婆さんたちと一緒にいる母を面会のスペースに連れていく。母のスマホの通話履歴を確認すると、自分以外には誰にも電話していなかった。叔父夫妻がやってきたと言うので、病院のときの記憶と混同しているんだろうと思ったが、念のため、帰りがけにベテランの職員さんに誰か面会にきましたかと訊いたら、やっぱり誰もきていなかった。たった20分の面会は短いが、こうした話を聴くだけでもいいだろうと思いたい。

 上白根町に戻り、はま寿司に入る。二度目のはま寿司、えび天そばから始め、豚塩カルビ、サーモン、まぐろ、炙りぶりゆず塩と食べて、781円。もう一品少なくても充分だったかもしれない。会計時、レジの兄ちゃんに会計ボタンを押してくださいと言われ、なんのことだかわからなかったが、席のタッチパネルで押してこなければならないんだった。二度目なのにもう慣れた気でいるから失敗をする。

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは松尾貴史。米朝とざこば、雀々、山藤章二先生の話など。山藤先生追悼の「山藤亭」を開催するようだ。チケットは買えるかどうか。

 鶴ヶ峰のブックオフに寄り、110円の雑誌を1冊、220円の単行本を1冊買う。鶴ヶ峰から二俣川に移動し、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を2冊返却していく。ドトールに入り、読書をしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、ドン・キホーテで買ってきたポックンミョンをさっそく食べてみたら、「甘辛チーズ」と書いてあるのにだいぶ辛かった。ふたつ買おうかと思ったけど、ひとつだけにしておいてよかった。

◇ テレビ・ポッドキャスト・評判のライブ

 録画していたテレビ番組をあれこれと。年明けすぐに放送されていた「耳の穴かっぽじって聞け!」の特番を観る。とろサーモン久保田とウエストランド井口の番組だが、この番組はまだ一度も観たことがなかった。この特番は東野幸治がゲスト。東野が「心がない男」と呼ばれていたのは東野によると「紳助さんの漫談やから」 自らを「歯車のひとつ」という東野は「フリーターみたいな気持ちよね。」 コンビを羨ましいと思うことはあるかと井口が質問すると、東野「そういうふうに考えないようにしてる。身の丈にあったというか。俺、ピンやねんから。コンビってええなあ、じゃあコンビ組んだらええやんて話になるから。だから、「M-1」とかからいちばん遠くに行きたいと思ってる。」 久保田が「THE SECOND」はどうなんですかと訊くと、東野「断りきられへんかった。(笑)」「昨今の漫才コンテストの「なんか違うな」と思うところは、司会者は変わらなあかんと思ってるんですよ。」「陣内いてるやん。いつも一生懸命がんばって敗者復活戦やってるやん。でも俺、陣内に言いたいねん。今田さんは譲れへんよって。(笑)」 仕事のオファーを断る基準を訊かれて、東野は「ごっつええ感じ」の時代のことを話し始める。「ダウンタウンさんの「ごっつええ感じ」に出てて、すごい天才いてるな、めちゃくちゃおもろいな、こんなの勝たれへんな、当たり前やけど、うーん…。冠番組ってやっぱスターが冠番組持つ、若手のときにダウンタウンさんという天才のスターのなかの下でやってたら、もう二度と俺には冠番組ないやろなって、そっから始まってるから。ほんなら、あるとき、そうかと思って、この世の中にダウンタウンさんがいない設定にしようと思って。ダウンタウンさんの仕事を断るっていう。」 この答えには井口と久保田が驚いていた。最後に「一個言うとしたら、あれあるじゃないですか、面白いひとが売れっ子になるじゃないですか、めちゃくちゃ面白いとね。たまにだからよう、なんかこう、うちうち同士とか、スタッフとか、観てるかたからすると、いや、あのひとそんなにオモシロないのにすごい出てるねとか、なんであいつ出てんねんとかあるじゃないですか。あれが必要やというか。テレビ出るひとが全員がオモロかったら息苦しいよ。」

 Spotify で、昨日から配信が始まったTBSラジオのポッドキャスト「永野はミスターTBS」を聴く。初回のゲストは太田光。永野は太田に勝手にシンパシーを感じているといって、この機会を使って、太田に悩み相談をしたいという。普段は「無」だというふたり。太田は梅宮辰夫から太田のマネージャーに電話があり、じかにバーベキューに誘われたエピソードを話す。たけしや談志の美学に憧れながら、お酒を飲まなかったり、付き合いが悪かったりする自分との差に苦しまなかったですかという永野の質問に、「苦しみました」と太田は即答した。「俺ね、好きなひとにはあんまり近づきたくないタイプの人間なんですよ。談志師匠も、たけしさんも、ものすごい憧れたから。かといって、たけし軍団に入るとか、立川流で弟子入りするっていう発想はいっさいなかった。」 永野が、それはリアルを知る幻滅なのか、あるいは、太田というひとつの頂上に行って並ぶのが真のリスペクトということなのかと訊くと、「どっちもある」と太田は答えた。ここは東野のダウンタウンに対する感覚とちょっと似ている。


 YouTube で、無料公開されているこたけ正義感の「弁論」というライブの動画を観た。この1時間のライブがSNSでやけに大評判になっている。なにがそんなに評判なのかと思いながら観始め、芸人のライブというよりも弁護士の講演なのではないのかと最初は思う。ほかの弁護士も、もしかすると、単独ライブを開催してみればこの程度の弁は立つのかもしれない。マンガで読む法律のような、漫談で法律をわかりやすく解説するようなものかと思いながら観ていたら、中盤に、こたけ正義感が袴田事件の裁判に関わったことが明かされたところから前のめりにさせられていく。なるほど、構成と演出が見事であり、志の高いライブだ。このまま、テレビ番組に作りなおせるのではと思うくらいだが、しかし、やっぱり、芸人の話術かというともの足りなさは最後まで払拭されなかった。とはいえ、こたけ正義感の活躍をこれから目にする機会は増えそうだ。

 NHKプラスで、今日の「NHKニュース7」を確認。法政大学で女子学生がハンマーをふりまわす事件があり、8人が怪我。トランプのグリーンランド発言。ロサンゼルスの山火事など。深夜3時頃に眠る。

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