ラベル ミラクルひかる の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ミラクルひかる の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年11月27日月曜日

11月27日月曜日/Kアリーナ周辺を歩く

◇ みなとみらい

 昨日は昼は寒かったのに、夜はやけに暖かかった。朝から外出。桜木町に用があり、午前中にクイーンズのベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。しばらく読書をしていく。図書館で借りている、スージー鈴木「桑田佳祐論」を読み終えた。2022年刊、新潮新書。もとは「水道橋博士のメルマ旬報」の連載だったのだね。読みながら、Spotify で実際の楽曲にあたっていくのが楽しかった。初めて聴く曲もあったし、魅力を再発見する曲もあった。

 先週木曜のことだったか、Kアリーナで女性が刺されたというニュースがあり、のちに自作自演だったことがわかったが、Kアリーナ周辺はどのようになっているのかと改めて歩いてみたくなった。表通りのほうからはよく眺めているが、裏側にはまわってみたことがなかった。Kアリーナからしてみると、裏側のほうが正面ということなんだけれども。この裏側に公園があるということも初めて知った。貨物の線路をまたぐように、運河沿いに細長い公園がある風景を新鮮に感じた。Kアリーナが建つ前だって、こんなところは歩いたことがなかった。公園のすぐ前に搬入口があり、その上がステージにあたるのだろうか、リハーサルでもやっているようで音楽が漏れ聴こえてくる。

◇ ポートサイド地区

 Kアリーナの裏側(正面なんだけど)をぐるっとまわり、戻ってくる。昼食はまたOKの弁当。ここのところ、頻繁に利用している。和風唐揚げのり明太弁当、お茶と合わせて、400円弱。上階のイートインスペースで食べていく。それから、横浜駅まで歩き、ベイクォーターのマクドナルドに入り、ひと休み。ここでもまた読書。しかし、読書は早々に切りあげ、Kアリーナ周辺を歩いたついでに、今度はポートサイド地区も歩きたくなった。いったいいつぶりになるか、横浜駅にはしょっちゅうきているのに、こちらを歩く機会はなかなか作れないものだ。ポートサイド地区に出てみると、こちら側から見えるKアリーナはずいぶん近くに見える。ポートサイド公園も記憶とはずいぶん変化しているのではと思うが、さきほど、Kアリーナの裏手にあった公園の運河を挟んだ向かい側にあるのがポートサイド公園だった。この運河はシーバスの通り道でもあった。さて、そろそろ戻ろうかと考えていると、公園の端のほうに歩いていくひとがちらほらいて、どうやらそちらにも抜けるルートがありそうだ。公園の端っこまで進むと、橋の下を抜けるトンネルがあり、ここがなんと、ベイクォーターとつながっていた。いや、こんなトンネルがあるなんて今までまったく知らなかった。歩いてみないと気がつかないことはあるものだ。思いがけず、今日はたくさん散歩をすることになったが、昨日みたいな寒いだったらそんな気にはならなかったろう。体調も悪くない。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、昨日の「ボクらの時代」を観る。ウエストランド井口、空気階段かたまり、ハナコ秋山という岡山出身の3人。昨日の「サンデージャポン」は、成田悠輔、松村沙友理、藤田ニコル、みちょぱらが出演。政治資金問題をトップに扱い、宮崎謙介・金子恵美夫妻が解説をする。そのあとには池田大作の死去、ビッグモーター問題、ジャニーズ問題、違法スカウトグループの問題。最後にはやす子とさゆりんごの食リポがあり、これは早送り。

 土曜に放送された「ものまね王座決定戦」は年末恒例のトーナメント戦。まずはAブロックからEブロックまで、4組ずつが対戦する。Aブロックでは、レッツゴーよしまさが小林幸子と美川憲一のものまねで「もしかしてPARTⅡ」を歌い、終わったあとに「僕は、純度100パーセント、ザ・ものまねをやりたかったです。」と言っていたのがかっこよかったのだが、Aブロックは米津玄師のものまねをした松浦航大が1位になった。Bブロックは、なんといっても、ミラクルひかるの工藤静香がふざけきっていて素晴らしかった。ミラクルひかるには神田愛花が100点をつけたが、しかし、勝ち抜けたのは B'z のものまねをした NASUMI。Cブロックでは、栗田貫一が森進一のものまねで「いとしのエリー」を歌い、これぞ、ものまね芸人の矜持。この矜持を受け継いでいるのがレッツゴーよしまさであり、ミラクルひかるだ。ところが、Cブロックを勝ち抜いたのは、堂本剛のものまねをした成田寛巳。Dブロックでは、布施辰徳が五木ひろしのものまねで絢香の「三日月」を歌い、これもクリカンイズムかと思ったが、この曲は五木ひろし本人もカバーしているようだ。ビューティーこくぶ、よよよちゃんという巧者が並ぶが、Dブロックは倖田來未のものまねをしたありさブリリアントが勝ち抜いた。Eブロックは、JP、ななみなな、ほいけんたを押さえ、エハラマサヒロが勝ち抜け。エハラマサヒロは「リトルマーメイド」のセバスチャンを演じた上條恒彦のものまねだった。エハラと松浦航大はともかく、この5名の決勝戦はしょぼすぎるだろうと思ったが、敗者復活枠が2名あり、1位は高橋洋子のものまねをしたななみななだったが、2位はレッツゴーよしまさとほいけんたが同点だった。ほいけんたとレッツゴーよしまさがジャンケンをして、さんまのものまねで「アミダばばあの唄」を歌ったほいけんたが決勝進出を決めた。7組による決勝戦、松浦航大の和田アキ子から始まり、ありさブリリアントの安室奈美恵、エハラマサヒロの山崎まさよしと続き、ななみなながここで十八番のドリカムを出してきた。成田寛巳はTMレボリューション、ほいけんたは爆風スランプ、ラストは NASUMI という無名のひとになり、ただでさえ誰だよと思うのに、MAN WITH A MISSION のものまねをして、ますます誰だかわからない。優勝はななみななに決まり、途中まではどうなることかと思ったが、これは悪い結果ではない。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には「ブギウギ」のふせえりに注目した記事が出ていた。たけしの連載は3ページの拡大版。映画公開に合わせたのかと思えば、この連載の新刊が出るようだ。「週刊現代」で始まった堀井憲一郎の連載は、やっぱりテレビについて書いていくコラムだ。2回目では「ブギウギ」のあとの華丸大吉のコメントに着目し、きっちりとネタっぽくしあげている。このふざけたコラムを読む感覚、ひさしぶりに味わうもので、こういうコラムがたくさん載っているのがかつての「テレビブロス」だった。

 タイムフリーで、土曜に放送された「ナイツのちゃきちゃき大放送」のニュースの部分を確認すると、池田大作の訃報は扱っていなかった。「常連さん」は丸山ゴンザレス。Spotify のポッドキャストで、松尾潔のRKBラジオのコーナーを聴くと、最新回では「レコード大賞」を話題にしている。毎週2本あるもう1本では小室哲哉について話していて、ZONEはもともと小室哲哉と松尾潔が一緒にプロデュースするはずだったという秘話があった。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

桑田佳祐論 (新潮新書) [ スージー鈴木 ]
価格:946円(税込、送料無料) 

2023年5月7日日曜日

5月7日日曜日/雨のみなとみらい

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「新しいカギ」にはオリエンタルラジオがついにふたりそろって出演した。1月に放送された企画の続編にあたるのか、「東京十期會」として、はんにゃ金田、フルーツポンチ、インポッシブルと一緒に、レギュラーメンバーとゲーム対決する企画なのだが、なんのパロディをやっているのか元ネタを知らない。後半には「ゴリ部と松道」という企画があり、これは「SLAM DUNK」だとかろうじてわかる。実際の高校を訪ね、ハナコ岡部とチョコプラ松尾のコンビが高校生とバスケ対決をするのだが、「新しいカギ」のメンバーが登場したときの高校生たちの歓声がエモさ満点でたまらなかった。なかやまきんに君も登場し、きんに君も十代に人気があった。

 今朝の「NHK短歌」は5月の第1週。毎月第1週、第2週は、ヒコロヒーが司会を担当し、第1週には川野里子という歌人が選者を務める。内藤秀一郎、深尾あむの短歌を、川野先生が添削するコーナーが面白い。文語と口語の違いを解説し、文語にどんな効果があるのかということなど、こんな番組を観なければわからなかった。

 昨夜の「ものまね紅白歌合戦」も、ざっと早送りで観ていく。「ご本人はどっち?」という新企画があり、本人とものまねの声を交互に聴かせ、どちらが本人かを当てる。新田恵利とミラクルひかる、立木文彦とMr.シャチホコ、小野正利とビューティーこくぶ、山田邦子とみはるという組み合わせ。そういえば、山田邦子はテレビ東京のものまね番組の司会をしていて、そこに出演していたのがみはるなのだ。なるべく本人になりすますという企画なのに、ミラクルひかるの新田恵利のものまねがばつぐんに可笑しい。あるいは、「ものまねカラオケ100点チャレンジ」という企画にもミラクルひかるは工藤静香のものまねで挑戦し、これもカラオケの高得点を目指す企画であり、上手く歌うことが条件であるのに、ミラクルひかるは可笑しい。この企画には荒牧陽子は MISIA で挑戦し、ひたすら上手く、本人に近づけるというものまねで、笑うところはない。栗田貫一は郷ひろみで挑戦したが、別のコーナーでは河野太郎のものまねもやっていて、上手いものまねも可笑しいものまねもどちらもできる。ただし、ミラクルひかるのように、ふざけながら上手いというものではないんだ。

◇ みなとみらい

 午後になってから外出する。今日は朝から雨降り。横浜駅の星のうどんに寄り、豚角煮丼と冷やしうどんのセットを食べていく。690円。東口、ルミネ地下の有隣堂を少し覗き、ポルタ、日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。風はさほど強くないからまだよかったが、それでも、ズボンのひざから下はたちまちびしょ濡れになるような雨だ。100円ショップに寄る必要があり、検索すると、アンパンマンミュージアムの先、オーケーが入っている建物にキャンドゥがあることがわかった。この通りを歩くことはよくあるのだが、この建物にはなぜか今まで入ったことがなかった。オーケーは2階にあり、キャンドゥは3階にある。3階にはけっこうな広さの休憩スペースみたいなものがあった。ランドマークプラザのマクドナルドに入り、少し読書をしていく。夜になると、雨はやや小降りになった。



◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。先週は「ワイドナショー」に出演していたとにかく明るい安村が、今朝は「サンデージャポン」に出演していた。まずは、鈴木エイトによる韓国の合同結婚式の取材、それから、中村逸郎が登場し、ロシアの最新情報を伝える。そのあとに、チャールズ国王の戴冠式の話題から、イギリスつながりで、とにかく明るい安村の話題が扱われた。安村は大谷翔平の話題でも、甲子園出場経験として解説をやらされる。

 今日の「週刊さんまとマツコ」は、さらば青春の光の個人事務所の儲けのカラクリの特集。2週にわたってやっていたのだが、先週は観逃してしまった。今日の「笑点」のオープニングは、3年ぶりに昇太師匠が客席の真ん中に座った。演芸はU字工事。

 タイムフリーで、聴きそびれていた月曜の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台は宅間孝行がゲスト。「タクラボ」という新プロジェクトの新作公演は宗教をテーマにしていて、鈴木エイトに脚本をチェックしてもらったという。そのほか、実家のステーキ屋に山下達郎と竹内まりやがよくきていたという話があり、そこから、高田先生が山下達郎のライブの楽屋に大瀧詠一と一緒に遊びに行った話にもなった。

2021年9月12日日曜日

9月12日日曜日/若者はきょとんとする

◇ テレビ・ラジオ

 朝7時前に目覚め、録画していた昨夜の「ものまね紅白歌合戦」をざっと早まわしで観た。一時期、やたらと長時間の放送になっていたが、今回は2時間10分の放送。このくらいの長さがちょうどいい。しかし、今回、審査員の顔ぶれが、森崎ウィン、みちょぱ、山之内すず、高橋優斗、小川菜摘という5名で、小川菜摘はともかく、ほか4名の人選はなにも考えてなさすぎるのではないか。栗田貫一とコージー冨田の対戦では、栗田貫一が田原総一朗を、コージー冨田が関口宏のものまねをやったが、せっかくいい対決だったのに、若い審査員たちのきょとんとした顔を映すのは邪魔でしかなかった。あるいは、喉押さえマンのような YouTuber も登場し、「奇跡」という名前の女性と共演していたが、このひとも YouTuber だろうとは思うものの、「奇跡」なんて名前では検索しても見つけようがない。そのほか、ミラクルひかるの華原朋美にはご本人が登場、ノブ&フッキーは吉田鋼太郎と古田新太で「うっせぇわ」を歌い、そのあたりは早まわしをしないで観た。終盤には、友近(上沼恵美子)と、なだぎ武(エリオ・グレイシー)の対決があったが、友近となだぎの共演を、今田・東野がいじらないのも謎だった。

 午前中に、ブログの更新をひとつ。録画していた今朝の「ワイドナショー」を観ると、冒頭で、たけしの襲撃事件を扱っていた。それから、自民党総裁選を扱い、そのあとには、太平洋往復を終えた辛坊治郎が出演していた。ニッポン放送の「ズーム」も聴きそびれていて、もう帰国していたことを知らなかった。

 13時からはラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、柴田勲がゲスト。プロフィール紹介の際に流す曲に、伊東ゆかりの曲を選ぶが、伊東ゆかりとつきあっていたことを爆笑問題がふたりとも知らないのが意外で、選曲の理由を訊いて、びっくりしていた。検索してみると、ウィキペディアにも書いてあるくらいなのに、柴田の狙いでは、曲を流した瞬間にウケるはずだったんじゃないのか。ラジオを聴きながらクリックポストを作り、15時前に、近所の郵便ポストまで投函に行く。

◇ 映画

 今日は部屋で読書。夜にまた、駅前まで買いものに行き、帰ってきて、アマゾンプライムで映画を観た。黒沢清監督の「散歩する侵略者」を観るが、イキウメの舞台の映画化ということだけは知っていて、内容は知らずに観たのだが、想像していたよりもスケールが大きく、キャストも豪華で、娯楽度が高いと思った。俳優陣、それぞれの演技が面白かったのと、画面の構図がいちいちきれいだった。2017年公開の映画だが、感染症が登場する。深夜に読書をもう少し。読みかけのの本を読み終えたかったが、眠くてだめ。深夜2時過ぎに眠る。

2021年8月19日木曜日

8月19日木曜日/田中康夫の演説を聴く

◇ ラジオ・雑誌

 今朝もまず、ブログの更新をひとつ。それから、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」を聴いていく。今週はナイツが夏休みで、月曜の代打はニッチェ、火曜は中川家、水曜は三四郎が務めた。(パートナーは通常どおり) まずは、火曜の中川家の日から聴いておきたかった。オープニング、10分ぐらいしてから、雨上がり決死隊の解散に触れる。解散報道が流れたのはこの日の朝だ。礼二には、前日に蛍原から電話があったという。「ハリガネロックが解散したときよりショックやなあ」と剛。オープニングのあとにはもう、ゲストのU字工事が登場した。11時半からは「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。こちらもナイツはお休みで、代わりに、高田先生と清水ミチコのコンビ。昨日、クドカンの舞台の客席でちょうど一緒だったという話から、清水ミチコの伊丹十三賞受賞についてもしゃべる。普段のナイツの日に比べて、すさまじいテンポの掛け合いに何度も声を出して笑った。13時からの「ザ・ラジオショー」は、今日はハリセンボンがコンビで登場。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。読みそびれていた「週刊現代」の「熱討スタジアム」は、今週は「『ゆきゆきて、神軍』を語ろう」というテーマで、原一男、寺脇研、安田浩一が鼎談している。安田「撮影している原監督は、奥崎が相手を殴り始めても止めに入りませんが、取材者としてあえてそうしたのでしょうか。」  原「いえ、むしろ竦み上がってしまって、どうすればいいかわからない、という状態でした。」 奥崎が刑務官を怒鳴りつける場面では、奥崎に「原さん、いまの私の演技、どうでしたか?」と言われたという。

 午後から、まずはヤマトの営業所まで。風が強く、髪がすぐにぐちゃぐちゃになった。二俣川に出て、横浜に移動する。相鉄線の改札から、JR横浜タワーを通り抜け、鶴屋町のほうまで出る。建物内だけを通り、鶴屋町まで歩ける、このルートを通ってみたのは初めてだ。それから、東神奈川まで歩いていく。日陰が多く、風も強いため、歩いていても意外と暑くはなかった。



◇ 市長選

 田中康夫の演説をどこかで聴いておきたいと思い、ツイッターで調べていたら、今日、16時から東神奈川で行われるとわかった。明日は自由が利きそうになく、行くなら今日がいいだろうと思った。15時15分には東神奈川に着いてしまい、まだだいぶ早かったが、東神奈川に着くと、やはり市長選候補の、山中竹春のスタッフがビラを配っている。演説の声が聞こえ、どこにいるのかと思えば、イオンの前にぽつんと立っているひとがいる。しかし、このひとは山中竹春本人ではなく、このあと、15時半から演説があると告知をしているスタッフだった。先になにか食べておこうと、隆昌飯店という店に入り、中華風焼き鶏肉のセットを食べた。スープ、冷奴、漬けもの、杏仁豆腐がつき、700円。16時10分前になり、店を出ると、山中竹春が演説をまだやっていて、少し聴こうと思い、近づいたら終わってしまった。聴衆がまるで集まっていなかったが、一応、林文子、小此木八郎、山中竹春の三候補の戦いと言われているのではないのか。市長選はここまで盛りあがっていないのだろうか。





 しかし、16時になっても田中康夫は現れず、駅の反対側にも行ってみたが、こちらにもいない。ツイッターをこまめに見て情報を得ていたが、7分が過ぎたあたりで、田中康夫の事務所がツイートをしていて、イオン前で演説予定だと場所は判明した。風が強いので、イオンのなかで待機する。階段のガラス窓から、ちょうどいい具合に外が見えていたが、待っているのも疲れるものだ。16時半を過ぎ、ようやく田中康夫の選挙カーが現れ、それを確認してから、イオンの外に出ると、田中康夫本人が出て、チラシを配っている。聴衆が集まっている、その輪の外のほうにどんどん配りに行ってしまうのを追いかけて、本人から一枚いただいた。さっきの山中竹春と同じ場所で、山中の直後に演説する予定だったが、こういうのはお互いにすり合わせなどはないものか。山中は選挙カーの上に乗って演説をしていたが、田中康夫はそもそもクルマがそういう構造ではなく、クルマの前で、壇もなにもなく、ただ立って演説を始めた。エンジ色のポロシャツ、マスクをして、コード付きのハンドマイクを握っている。聴衆に若い父母が多いと判断したのか、中学給食の問題から語り始めた。それから、保留児童の問題を語る。田中康夫は扇動的なところがまったくない口調で、穏やかに、理路整然と語っていく。意気込みだけの演説ではないのが、まずよかった。こんな選挙演説は見たことがないと思うような演説だが、普通は、なにかを伝えようとすれば、このような口調になるはずだ。おそらく、ほかのどの候補者よりも、田中康夫は話が上手い。最初に配られたチラシには「12の取り組み」が書かれていて、すべてには触れられなかったが、それを順々に説明していった。旧市庁舎売却の件は今まで知らず、これは特に関心をもった。上瀬谷跡地をレスキュー拠点にするなど、面白い提案があり、カジノとコロナというウケがいい話だけではなく、そのほかの問題点を多く示してもらえただけでも、この演説を聴いた価値はあった。カジノについても、空気を読むような話ではなく、地域経済に利益をもたらさないという観点から否定している。横浜市民として、感銘を受ける話がいくつもあったが、しかし、同時に、こんなに冷静な演説をしていて勝てるのだろうかという気もした。拍手が起きそうになっても、馴れ合いに思われることを避け、拒否するような態度を示す。演説中、田中康夫の目の前を、そこが通り道だからしかたないのだが、自転車が何台も横切っていった。振り向くことはせずに聴いていたが、自分の後ろにはどのくらいの聴衆がいただろうか。演説は1時間ほど続いた。まるで退屈することのない、いい演説だった。最後にまた、知り合いに配ってくださいといってチラシを配ってまわり、スタッフのひとから、もう数枚もらった。






 歩道橋に登り、東神奈川駅に向かうと、乗降客がだいぶ多い時間になっていた。駅の東側に出て、横浜駅まではまた歩いて戻る。ポートサイド地区を抜け、ベイクォーターのマクドナルドに入り、ひと休みしてから帰る。ツイッターから新規感染者数の確認をすると、東京は 5534人に。神奈川は 2340人。埼玉もついに二千人を超え、2170人に。




◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していた昨夜の「お笑い実力刃」を観た。「ものまね実力刃SP」と題し、ミラクルひかる、原口あきまさ、ホリという3名が出演。それぞれのネタに加え、3人での即興コントという企画もあった。ものまねは、顔から入るのか、声から入るのかという視聴者からの質問に、ミラクルひかるがクセから入ると答えていたのは面白かった。そのほか、いわゆる「お笑い芸人」と「ものまね芸人」の違いについてのトークも興味深く、しかし、「芸人=お笑い芸人」だと、プロたちもそう思っているのは奇妙だ。昨夜の「あちこちオードリー」は、キャイ~ンと坂下千里子がゲスト。坂下千里子ってひとも、ほぼ同世代だけど、ぜんぜん老けないひとだ。キャイ~ンが「生ダラ」のお笑いコンテストで注目を集めたというのは知らない話だった。南原をいじりまくる天野にも笑った。そして次週は、ついに古舘伊知郎がこの番組に登場する。深夜0時半頃に眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...