2021年4月20日火曜日

4月20日火曜日/ドラマを観る

◇ テレビ

 朝、録画してあったドラマ、先週金曜に放送された、小堺一機主演の「ずんずん!」を観た。原作は山本一力。人情ドラマに朝から感情を動かされた。時代の変化、世代のギャップに戸惑う牛乳配達員のおじさんが主人公。牛乳配達員が住む家としては立派すぎるんじゃないかと引っかかったが、過去は別の仕事をしてたのかとさりげなく示されていた。直球の連続だが、さらっといくのがいい。配達員の同僚に、ずんのやすと、ラバーガール飛永。飯尾とウド鈴木も出演。この顔ぶれからもう、職場の雰囲気が表されている。明治提供のドラマで、だから牛乳配達員の物語なのだが、ドラマとリンクしたこの番組のためのCMも途中で流れた。このCMにすら、泣かされそうになる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、ずっとニッポン放送をつけたまま、雑務を。「ナイツ ザ・ラジオショー」は、三日月マンハッタン仲嶺がついに火曜日にも電話出演する。「M-1」のクイズが面白い。聴きながらオンライン将棋も指すが、凡ミスでいやになり、すぐに投了した。7級にまだ苦戦している。

 午後、ヤマトの営業所まで。やや暖かくなり、服装に迷うが、パーカーを着ていく。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。読書をするつもりが眠気がひどく、ポッドキャストを聴きながらしばらく居眠り。読書を再開しても、まるであたまがまわらない。からだもしゃきっとしない。室温が妙に生暖かく感じる。照明の位置も悪く、どんな姿勢にしても本に影ができる席だった。ドリンクバーからは環境のためにストローがなくされていた。アイスコーヒーをかき混ぜずに飲む。2時間ほどで出て、くまざわ書店に少し寄ってから帰った。

◇ 再びテレビ

 夜に帰宅し、録画してあったドラマをもうひとつ。土曜に放送された「コントが始まる」第1話を、面白いのかよくわからないまま、しっかりと観てしまった。コントから始まるドラマだというのをなにかで読んで気になっていたが、お笑いトリオが主役の物語なのか。漫才ではなく、コントグループが主役のドラマは過去にあっただろうか。俳優が演じるには漫才師よりも違和感はなく、むしろ、芸人らしさの希薄な今どきのコントグループらしさがある。それとも、コントグループが俳優的になったのか。俳優的な芝居のままでも、コントが演じられるようになった。「笑×演」が放送されていた3年前からしても、それが自然になっている。第7世代の登場が象徴的だが、わずかな年月でもけっこうな変化が起きているのだ。こんな芸人がいるわけないだろという時代もあったはずだが。脚本の金子茂樹は、ウィキペディアを見たら1975年生まれの同い年だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをしていると、「FLASH」に、所ジョージがおいでやすこがのVTRに激怒し、降板危機だという記事があった。なんだこれはと思う見出しだったが、よくよく読んでみれば所ジョージ本人にきちんと取材していて、VTRのつまらなさについてスタッフに苦言を呈したという、所ジョージのプロ意識が表れているいい記事だった。Spotify のポッドキャストで今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、伊集院静がゲストだった。聴きながら少し眠り、深夜に目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけるが、聴きながらまたすぐに眠った。4時前に目覚めて、録画してあった「バナナサンド」の2時間特番をざっと早まわしで確認し、「「そんなの関係ねぇ」を僕らにください選手権」だけ観た。この企画、吉住が毎回面白い。

2021年4月19日月曜日

4月19日月曜日/高円寺パンディットに

◇ テレビ

 午前中、昨日観そびれていたテレビをいくつか。「ワイドナショー」は、ツイッターでもトレンドにあがっていた「容姿いじり」の話題が面白かった。EXIT兼近のサーカスのたとえがわかりやすい。これはしかし、〈いじり〉という概念の問題ではないのだろうか。お笑いの歴史からすると、〈いじり〉というごく新しい概念の問題であり、喜劇の歴史からすると、〈お笑い〉という概念の歴史も浅い。「TVタックル」を観ると、ひろゆきがリモート出演していた。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・嘉門タツオ)をオンタイムで聴く。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を指すのがすっかり習慣になっている。習慣どころか中毒気味で、時間がつぶれてしまうが、ほかのゲームなどで時間をつぶすよりも、将棋の歴史を信用している。

◇ 高円寺

 午後から外出。暖かくなりそうだったが、部屋にいると少し寒く、Tシャツとジャンパーで出る。まず、ヤマトの営業所に寄り、それから二俣川まで歩くと、やや暑くなった。横浜に出て、東横線で渋谷に出る。まんだらけに寄り、階段の百均から、桑田佳祐の文庫本を3冊買った。古書サンエーにも寄るが、こちらではなにも買わなかった。渋谷で食べていこうかと思っていたが、決められず、渋谷から山手線、中央線を乗り継ぎ、高円寺に到着する。東急ストアで飲みものだけ買っておき、吉野家で牛焼肉丼を食べた。マクドナルドに入ろうかと思っていたが、狭くて混んでいる。南口の商店街を進み、サンマルクカフェに入る。読書をするが、あんまりのんびりしてもいられない。




 水道橋博士と立川こしらさんのトークライブを観るために、高円寺パンディットに。この会場は初めてだと思っていたが、昨日、場所を確認して、みずのまいさんと粟生こずえさんのトークを聴いたデアデビと同じ場所だとわかった。18時開演、10分前に到着し、スマホで peatix のチケットの画面を出そうとするが、パスワードを忘れて開けず、再設定をして手間取ったが、入場は名前をチェックするだけでスマホは見せる必要がなかった。別途、ドリンク代に500円。コーラにする。わずか20席程度の会場、席はもうおおむね埋まっていて、壁際の横向きの席に着いた。相沢直さんがきてるだろうと思っていたのに、客席にすがたは見えなかった。残念。開演時間になり、まず、こしらさんが登場。トイレに行っていた博士があとから入場する。博士の家がこの会場のすぐ近所だという話から、あまりにも緊張感がないといい、思いのほか、博士は今日の趣旨がよくわかってないという感じだった。今回の顔合わせはパンディットによる企画だという。この前段として、こしらさんと泰葉のトークライブがここであり、それがきっかけになり、今日の顔合わせにつながっている。そのときが初対面だったようだが、なんにせよ、志らくの弟子と水道橋博士という顔合わせは不思議だ。トークは、博士がこしらさんの履歴を訊き出すところから始まる。落語家の前はヒモだったとこしらさんが言うと、博士がそこを細かく追究していこうとする。こしらさんは適当にはぐらかしてつぎの話題に進もうという答えなのだが、博士がそれをまだわかっていないために、意外と聴いたことのない話が聴けた。演劇時代は多少は知っていたが、それ以前にバンドをやっていた時代、どんなバンドだったかということなど。奥山コーシン先生のもとで、原口あきまさが一緒にいたというのは初耳だった。その後、こしらさんの本の話になるが、博士は「風とマンダラ」まで読んでいた。こしらさんは「藝人春秋」の新刊は読んできたようだが、はたして、ぜんぶ読んだんだろうか。こしらさんは浅草キッドのことはそんなに知らないんじゃないか。博士は坂口恭平なども引き合いに出し、こしらさんの本を高く評価する。1時間ほどのところで、換気休憩に。後半は、博士が連れてきた住所不定のカレー屋さんが客席から呼び込まれる。美容師もしているといい、髪を切らせながらのトークになった。続いて、コラアゲンはいごうまんも飛び入り参加し、後半はコラアゲンの話ばかりになってしまった。配信の都合もあり、20時ぴったりに終演した。

◇ 読書

 新高円寺まで歩き、ブックオフに寄っていく。単行本を3冊、いいものがひょいひょいと買えた。新高円寺駅から丸ノ内線、新宿三丁目で副都心線に乗り換え、東横線直通で帰ってくる。電車内は読書。樋口毅宏「大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた」を読み終えたかったが、あともう少しで読み終わらず、帰宅してから読み終えた。「昭和40年男子の思い出エッセイ」という副題がついている。樋口氏は自分よりも4歳上で、この4歳の違いがなかなか大きい。初出は「散歩の達人」の連載で、巻末に雑誌掲載時のタイトル一覧を載せてあるが、未収録のものがいくつかあり、とんねるずについて書かれたエッセイがいちばん気になる。

◇ 再びテレビ

 帰宅は夜遅くなった。録画してあったテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」は、前週に引き続き、錦鯉に加え、ソニー芸人が多数出演する。コウメ太夫のネタをクイズにする流れに爆笑。続いて、今日放送の「しゃべくり007」も。ゲストは、新ドラマの「コントが始まる」の出演俳優チームで、ざっと早まわしで観ようかと思っていたが、面白くてすべて観てしまった。有村架純の告白を断る芝居を順番にやっていく流れになり、絶妙なコメディセンスの菅田将暉に比べ、神木隆之介はトゥーマッチだ。原田泰造の殺陣にも笑った。斬られ役の俳優がまた最高だった。深夜2時過ぎに眠る。

2021年4月18日日曜日

4月18日日曜日/重なる不愉快



◇ 横浜

 今日も朝から外出。東神奈川に用があり、時間が空いて、東白楽に近いガストで昼食にする。から好し定食とドリンクバー、これでぴったり千円。しばらく読書をして、ラジオを聴きながら少し眠る。そのあとはみなとみらいに行くが、3日前にも歩いたばかりなので、すぐに横浜駅のほうまで戻ってきた。日曜の午後、いよいよ通常の人出になってきた感じがする。平沼のブックオフに寄り、500円ほど買いものし、横浜駅東口のドトールに入り、もう少し読書をしてから帰った。

 電車に乗る前にジョイナスのトイレに入ったら、隣りの小便器で用を足していた爺さんが、どうかと思うくらいにぶるぶると雫を激しく振り払っている。ふっと床を見たらびしょびしょで、その爺さんの小便かはわからなかったが、その爺さんのだとしたらこちらの靴やズボンの裾に確実に飛び散っていたんじゃないかと思い、汚ねえのなんの、飛沫どころの騒ぎじゃなく、トイレにまずアクリル板を立てる必要がある。それから電車に乗ると、向かいに座った小さい子どもふたりを連れた夫婦が、父親のほうが子どもをひざの上に土足で立たせて、吊り革で遊ばせている。子どもはかわいかったが、親が馬鹿だ。吊り革は遊ぶもんじゃないと教えるのが親じゃないか。親は同世代だから、どの程度の馬鹿かというのがよくわかる。小便の爺さんとはまったく無関係だが、不愉快が重なり、不愉快が倍増した。

 夜に帰宅し、録画していた「週刊さんまとマツコ」を観た。新番組の1回目は、それぞれの楽屋風景を映すだけで30分。期待させる番組だが、どんな番組になるかは来週以降か。桜井慎一という放送作家の名前を知らなかったが、ウィキペディアにあたると、好きな番組を多く手がけているひとだった。電気グルーヴ、浅草キッドのラジオもやっていたのか。妻は三浦理恵子だという。

 隈研吾「隈研吾による隈研吾」を読み終えた。だいわ文庫、2020年文庫化。背表紙に著者の名がみっつも並ぶ本というのも珍しい。親本は2014年刊、もとのタイトルは「僕の場所」。目次に、大倉山、田園調布、大船という地名が並んでいるのを見て、読んでみたくなった。隈研吾は出身が大倉山で、大船の栄光学園に通っていたひとなのだ。自伝的な本であるだけでなく、建築の教養が意識的に書かれている。安藤忠雄批判も刺激的だった。深夜0時過ぎに眠る。

2021年4月17日土曜日

4月17日土曜日/平和島


◇ ボートレース

 朝から都内に。田町から芝公園、大門のあたりを行き来することになり、昼食は吉野家で牛丼を食べた。それから大きく移動し、平和島にたどりつく。平和島に寄ることもめったになく、せっかくだから、ボートレースをやってみたくなった。ボートレースの経験は過去に一度だけ、もう20年以上前になるか、落語の仲間数名と一緒に、中津川弦さんの引率で平和島に連れてきてもらったことがあり、ビギナーズラックというやつで、そのときには儲かったのだった。大喜びした記憶はなく、大勝ちしたわけではなかったと思うが、そのあとに飲食できるくらいの金にはなったんじゃなかったか。

 とりあえず、ボートレース平和島に行ってみる。しかし、なにしろ20年以上前の記憶は頼りなく、どうやって入場するんだっけというところからはっきりしないが、たしか、入場料に百円かかるという記憶はあった。まごつくのもみっともないと思ったが、見よう見まねですんなりと入場はする。当時と違うのは、検温と手指の消毒があること。舟券の買いかたも、ほかの客を観察していたら意外と思い出せるもので、マークシートに記入し、券売機に読み込ませればいいだけだった。まずは第9レースから。スマホからホームページを見て、出場者のデータを確認し、手堅く、勝率のいちばん高い2番を1着に決め、つぎに勝率のいい3名を2着とし、2連複で3点、100円ずつ買った。さて、適当な座席に着き、観戦となるが、この買いかたでは2番が勝たないことにはどうしようもない。ところが、2番は序盤からビリッケツになり、これにはずっこけた。大きく勝とうとは思わなかったが、かすりもしない。たちまち300円失ったが、せっかくだからもう1レースだけ。第10レースは、入り口で配られていた新聞を参考にした。勝率の高い3名の組み合わせを3通り、また2連複で3点、100円ずつ。さて、再び観戦だが、そのうちの1台は序盤からトップに出る。あとの2台がくるかどうかというところで、これははらはらしたが、しかし、結果はハズレ。入場料を含め、700円の出費。まあ、ボートレースを生で観戦できるのだから、700円くらいは良しとしよう。これが場外で舟券を買うだけだったならば、なにが楽しいのかわからない。




 小雨が降ったりやんだりしていたが、昼過ぎからまたぱらつき始め、いよいよ本格的な雨降りになった。近くの公園を散策したくもあったが、断念して、平和島駅に向かい、京浜急行の各停でのんびりと横浜に戻ってきた。電車内で読書をしようとするが、眠気がひどく、ぜんぜんあたまに入らない。読書をやめ、眠っていたら、戸部まで寝過ごしてしまった。朦朧とするが、ボートレースの負けをとり戻したく、ビブレのブックオフに寄っていく。すると、いい本を見つけられるもので、これでとんとんになった。ムービルの日乃屋カレーで、カツカレーを食べてから帰る。

 夜に帰宅し、ラジオを聴きながら、オンライン将棋を3局。疲れていると将棋も弱くなるのか、7級に3連敗して、すっかりいやになった。深夜0時過ぎに眠る。

2021年4月16日金曜日

4月16日金曜日/「タイタンシネマライブ」




◇ 海老名

 朝、タイムフリーで聴いた水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」で、春風こうたの訃報を初めて知った。夕方から外出。4月半ばだというのになかなか暖かくならず、ジャンパーの下には薄手のセーターを着る。まず、かつやに寄り、プルコギとメンチカツの合い盛り丼を食べた。ヤマトの営業所に寄ってから、二俣川に出て、海老名に移動する。ビナウォークのドトールに入り、1時間ほど読書をした。

 TOHOシネマズ海老名で「タイタンシネマライブ」を観た。今回は18時半開演。まだ通常には戻らない。チケットを発券し、劇場に入っていこうとすると、別の入り口を案内された。今まで気がつかなかったが、売店の反対側にもスクリーンがひとつだけあり、入ってみるとやや広い。座席の前後の間隔もあり、足を伸ばして座れた。開演前には、田中が声優で出演しているという「ゴジラvsコング」の予告編が流れた。

 出演順に、シティホテル3号室、クレソン、ネコニスズ、ダニエルズ、キュウ、日本エレキテル連合、脳みそ夫、まんじゅう大帝国、かが屋、ウエストランド、インスタントジョンソン、どぶろっく、BOOMER、爆笑問題。今回はゲストも充実。ゲストが淋しい前回に比べて、後半にいいゲストが待っていると、前半のタイタンの若手勢を観るにもゆとりが出る。ダニエルズが珍しく女装でなく、ヒーローもののコントをやった。ダニエルズはそろそろあたまひとつ抜けそうな気配がある。すでにあたまひとつ抜けているキュウは、シュークリームになりたいという内容の漫才で、口調と間合いで惹き込んでいく。日本エレキテル連合、ウエストランドも面白い。ゲストでは、かが屋のコントがばつぐんによかった。ていねいな脚本、ていねいな演技で、トランプをする4人のすがたを、ふたりだけの会話できちんと浮かばせる。インスタントジョンソンのコントはそんなわけがない設定だが、演者が可笑しい。どぶろっくの押し引きも巧みだった。BOOMER は珍しく漫才だったが、伊勢が談志師匠の扮装をしている。しかし、内容は談志師匠とはまったく関係がなく、これはひどかった。今回はひさしぶりにエンディングトークがあり、BOOMER 以外のゲスト3組が交替で登場した。インスタントジョンソンじゃいのギャンブルの話には驚いた。

 21時前に終わり、ダイエーでカップ麺を買ってから帰った。タイムフリーで今日の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴きながら、オンライン将棋を2局。7級に2勝した。ラジオを聴きながら、深夜1時前に眠る。

2021年4月15日木曜日

4月15日木曜日/ロープウェイが見えない

◇ キャンセル

 午後、ラジオを聴きながら梱包をしていたら、1点、梱包直前に書き込みを発見する。登録するときにまずチェックしているから、あとで気がつくということはめったにないのだが、しかたなく、キャンセル扱いにさせてもらう。どういうわけか注文がぱったりと少なくなり、わずかな注文もキャンセルにするのだから悲しくなる。近所の郵便ポストまで投函に行くと、角のお宅の塀の上に、猫でも寝ているのかと思い、ちらっと見たら、塀のなかから爺さんが顔を半分出していてどきっとした。




◇ 横浜

 今日も外出する必要はなかったのだが、ずっと家にばかりいて、気が詰まってきた。金のあてはないが、あとで稼げばいいと思い、映画を観に行くことに決める。改めて外出しなおし、横浜まで。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は700人超えに。いよいよ第4波が近づいてきた。ムービルの日乃屋カレーで、カツカレーの七分盛りを食べる。ビブレのブックオフ、平沼のブックオフをまわり、それぞれでいい買いものができた。金はないときはハズレを恐れてしまうが、まわってみて損はないものだ。さらに桜木町まで歩く。桜木町駅前の、完成したロープウェイを見てみたかったが、運行しているわけではないから別に面白いものではない。動く歩道には乗らずに、脇の歩道を、海側の景色を眺めながらランドマークプラザまで歩いていくが、ロープウェイのロープがどこを通っているのか、こちら側からはよく見えなかった。汽車道を歩かなければ、どうやらわからない。ランドマークプラザを抜けて、クイーンズスクエアに進む。東急スクエアの丸善に寄り、「週刊文春」を立ち読みした。小林信彦の連載は平野甲賀追悼だった。クイーンズタワー1階のベローチェに入り、アイスコーヒーを飲み、ひと休みする。睡眠時間が心配で、Spotify で音楽を聴きながら、まず少し仮眠をとってから、しばらく読書をした。21時閉店まで、2時間半ほど長居し、ランドマークプラザを戻り、コレットマーレまで。コレットマーレの地階は、いつの間にかサミットになっていて、映画の前に、アンパンを買って食べておいた。

◇ 映画

 コレットマーレの上階、横浜ブルク13 で、「ノマドランド」をレイトショーで観た。ここのところ、別に映画館で観なくてもよかったかと思う作品が続いてしまったが、これは観るべき映画だった。アマゾンが登場することを忘れていて、観ていてはっとする。そこでの労働が苦しい生活の象徴のように登場するが、アマゾンはこの撮影の許可をしたというわけか。登場人物は高齢者ばかりだ。そして、自然の風景がたくさん映されている。映画のあと、みなとみらいを横浜駅まで歩いた。深夜0時過ぎの横浜駅を歩くのもかなりひさしぶりの感覚だった。

◇ テレビ・ラジオ

 深夜に帰宅し、録画していた「アメトーーク!」の「マンガ大好き芸人」を観始めるが、わからない話ばかりで途中でやめた。「つぶやき英語」も観ると、こちらではアジア人差別の問題を扱っていた。Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。今週はずっと、レギュラー陣がレギュラー陣のものまねを競う企画をやっていて、光浦の壇蜜のものまねが面白かった。木曜は、吉住とヒコロヒーが交互出演するようになり、今週はヒコロヒーが出ている。ヒコロヒーが面白いとだんだん思うようになってきたが、それに比べると、「トゲアリトゲナシトゲトゲ」の3人はお笑いを競技的にこなせるひとたちだ。深夜2時過ぎに眠る。

2021年4月14日水曜日

4月14日水曜日/長者番付

◇ 読書

 朝から、昨日に引き続き、テレビを観ながら「ナンバー」をメルカリに登録していった。30冊以上あったものをようやくすべて登録したが、しかし、1冊もすぐには売れることなく、閲覧数も少ない。おそろしく無駄な作業をしているような気もしてくる。午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、ヒゲもわざわざ剃ったのだが、ほかに外出する理由はなく、今日は部屋で読書をしていた。そうなると気ままなもので、いったん昼寝をして、また読書をする。大森望・豊崎由美「文学賞メッタ斬り!」を今ごろ読んでいた。ちくま文庫、2008年刊。親本は2004年刊。ずっと前から手元にあったのだが、今さらという気がしてなかなか読むタイミングがなかった。なぜか誤解をしていて、どうせまた辛口の書評をしているのだろうと思っていたが、タイトルのとおり、この本で標的になっているのは文学賞とその選考委員たちだ。こういう辛口のノリっていうものが、SNS時代以前のものという気がしてならないが、それ以外はとても勉強になる面白い本だった。「メッタ斬り」のシリーズは何冊も出ていた記憶があったが、文庫化しているのはこれだけなのか。

◇ テレビ

 録画していた「水曜日のダウンタウン」で、「昭和今考えるとめちゃくちゃ説」で長者番付が紹介されていたのが面白く、画面を停めてしっかり確認したくなった。しかし、よく考えると昭和じゃないよというのはさておき、1995年に、松本、浜田が1位2位になってから、ダウンタウンのふたりが10年連続でトップテン入りしているというのもたしかにすごいが、とんねるずも同じく、ふたりそろって10年連続でトップテン入りしているのだから、とんねるずもやっぱりすごいと言わなければ公平ではない。最後の年(2004年)には爆笑問題もふたりそろってトップテン入りしている。さんまの名がないのは個人事務所を作っている関係もあるのだとは思うが、峰竜太が妙に上位にいたりなど、単純に人気と比例しているわけでもなく、謎な部分は多い。今週は3本の説がそれぞれ別の収録のようだったが、3本すべてに麒麟川島が出ていた。そのほか、昨日放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」も観た。NSC講師の本多正識の特集で、教え子である吉本芸人も多数登場した。このひとの名を知ったのは、雑誌で岡村隆史との対談を読んだのが初めてだったような気がするが、漫才作家の先生がこんなに慕われているというのは、松本が藤本義一を攻撃した時代を知っているせいか、なにか不思議な感じもする。深夜、「はなつまみ」に続けて、「キョコロヒー」も観た。この番組は面白い。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画をなにか観ようと思い、コメディのジャンルから見つけた1本、「リザとキツネと恋する死者たち」を観た。「トミー谷」という名の日本人歌手が登場するハンガリーの映画というので、なんだこれと思って観てみたらこれが大当たり。2015年公開。こんな映画、ぜんぜん知らなかったが、ツイッターで検索してみるとそれなりに話題にはなっていたようだ。Spotify にサントラもあり、日本語の歌詞が怪しくて傑作。

2021年4月13日火曜日

4月13日火曜日/放ってあった雑誌

◇ メルカリ

 午前中、テレビを観ながらメルカリの登録作業をする。だいぶ前に、友だちからたくさん送ってもらっていた「Number」のバックナンバーをずっと放ってあった。思い返してみると、オリンピックに合わせて売ったほうがいいかと保留したような気がするが、そうすると忘れてしまうもので、オリンピックの前にラグビーのブームもあったが、ある号は値上がりしていたのに、気がついたときにはもう遅いという時期になっていた。オリンピックもこの状況では、値上がるタイミングももうないだろう。最低価格の300円でメルカリに出品していくが、それでも売れるかというと難しいに違いないわけで、まあ、ほかにルートもなく、出さないよりは出しておくかというくらいのもんである。本来ならば、六角橋のドッキリヤミ市場あたりで安く売ってしまいたかった。

◇ 読書

 夕方、駅前の郵便ポストまで。小雨が降る。あいかわらず肌寒い日が続く。マクドナルドに寄り、ホットコーヒーを飲み、スパチキを食べ、読書をして、夜に帰宅した。ツイッターを見ると、大阪の新規感染者数がついに千人超えとのニュース。

 石井遊佳「百年泥」を読んだ。新潮文庫。2018年の芥川賞受賞作。「文藝春秋」に載っていた高山羽根子のインタビューで、三十代半ばから社会人向けの文章教室に通い始めたということをしゃべっていたが、若竹千佐子、石井遊佳も、高山羽根子と同じ先生の文章教室に通っていたという。なんという芥川賞作家輩出率なのか。石井遊佳の文体はあまりなじめず、わずか160ページ程度の小説ながら、なかなかすいすいとは読めなかったが、面白いイメージはいくつもあった。

◇ ラジオなど

 夜、タイムフリーで「東京ポッド許可局」を聴いた。土曜の放送にまだ慣れず、どうも聴きそびれてしまう。今回の「お笑い語り論」はとても面白かった。マキタさんが主導の回で、内側からの語りではなく、外側からの評論の重要さを強調する。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」に載っていた、島田裕巳によるオンラインサロン潜入記事が面白かった。中田敦彦、西野亮廣のオンラインサロンの会員になってみて、現在のオンラインサロンはゆるやかな繋がりのコミュニティであり、かつての新宗教のようになっていくと結論づけている。

 ほかにも、ポッドキャストなどを聴いていたが、眠ってしまい、気がつくと深夜1時を過ぎていて、「爆笑問題カーボーイ」をつけるが、聴きながらまた眠ってしまう。深夜3時半頃に目覚め、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。大島渚監督「東京戦争戦後秘話」を観た。1970年公開。素人の俳優たちが生々しい。セックスシーンひとつとっても、この時代のなかではそうとう過激だっただろう。

2021年4月12日月曜日

4月12日月曜日/川崎まで








◇ 川崎

 午前中から都内に。都内といっても、神奈川県に近く、東急多摩川線の武蔵新田で初めて降りた。商店街を抜け、多摩川に向かって歩く。用を済ませ、川崎まで歩こうと思い、グーグルマップを見ながら多摩川に出ると、目の前の神社の片隅には、「矢口の渡し跡」という石碑があった。多摩川大橋をわたり、川崎市に入る。国道1号を進んでいくと、ブックオフがある。以前に寄ったときにはたいしたものは買えず、期待していなかったが、今日は千円ほど、なかなかいいものが買えた。そこからさらに、川崎駅まで歩いた。ラゾーナに寄り、フードコートで食べていこうかと思ったが、気に入るものがない。丸善を覗いていくと、「ブックオフ大学」が1冊だけあり、目立つところに差しなおしておく。東口に移動し、アゼリアから地上に出て、チネチッタのほうに進んだ。東京餃子軒という店で、から揚げと餃子の定食を食べる。ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲む。疲れてしまい、ラジオを聴きながら居眠りする。ぐったりと眠ってしまい、あたまがまるで働かない。読書も少しするが、ぼんやりしている。滞在時間、2時間半ほど。近代書房に寄ろうと思っていたが、月曜は定休日だった。以前も月曜にきた気がする。ブックスマッキーにひさしぶりに行ってみると、こちらは営業していた。しかし、なにも買わない。モアーズのブックオフに寄り、500円以上買って、100円引きのアプリのクーポンを使った。ルフロンから遊歩道を渡り、西口に戻る。ここから行き来できることをようやく覚えた。映画を観るつもりで、ミューザ川崎のマクドナルドで安く時間をつなごうかと思っていたが、狭い店で、混雑している。こんなところには長時間いられないと思い、ラゾーナのサンマルクカフェに入った。またアイスコーヒー、それと、チョコクロも食べる。ようやくあたまもまわるようになり、読書をする。映画の上映時刻までいたかったが、20時で閉店してしまい、あと30分ほど、館内のベンチで過ごした。



◇ 映画

 上階の109シネマズで、「パーム・スプリングス」を観た。20時45分開始のレイトショー。先週の「週刊文春」のシネマチャートで高評価だったので観たくなったが、導入は期待させると思ったが、なんだかどうも安っぽい。タイムループをくり返す展開になるが、だいぶごちゃごちゃしていた。しかし、バッドセンスにはところどころ笑わされる。シネマチャートではなにがそんなに評価されていたのか。アマゾンプライムで映画を観ることに慣れてからは、映画館で観るほどでもなかったかと思うことも頻繁になってきた。この映画は Hulu のオリジナル作品らしいから、アマゾンプライムでは配信されるのかわからないが。

 夜遅くに帰宅し、録画してあった「しゃべくり007」の2時間スペシャルを、かまいたちがゲストの部分だけ観た。深夜1時から「深夜の馬鹿力」を、フワちゃんの件が気になって聴いたが、それにはまったく触れず、伊集院らしい。聴きながら、オンライン将棋を1局。ラジオは途中で切りあげ、Spotify のニューリリースをチェックすると、ジミ・テナーの新譜を見つけた。聴きながら眠る。

2021年4月11日日曜日

4月11日日曜日/在庫が傷んでいく

◇ ビートたけし

 4月21日は「民放の日」なんだそうで、その特別サイトから、たけしのインタビューが YouTube で限定公開されていることを知った。11分ほどのその動画を観てみると、現在のテレビは集中させるだけの魅力がなく、環境音楽みたいなものになっているというようなことが、自戒を込めて語られていた。思い出のテレビ番組を訊かれ、「雲の上団五郎一座」を挙げていることも興味深かった。あるいは、それとは別に、ツイッターから、たけしの公式サイト(T.N.ゴンの公式サイト?)が今さら開設されたことも知った。たけしらしい笑いが随所にある嬉しいサイトだ。



◇ 在庫

 アマゾンで販売している本で、何年も前から売れ残っていた本がようやく売れてくれたが、本の山から引っぱり出してみたら、思っていたよりもどうも状態がよくない。ただ置いてあったわけではなく、ほかの本が売れるたびに山を動かし、あっちに積んだりこっちに積んだりしていたからだと思うが、状態は「良い」にしてあったので困った。これはキャンセルにすべきかと迷ったが、幸い、注文者は出版社で、資料用だろうと思い、許容範囲と判断して発送することにした。個人のお客さんだったら、ちょっと心配なものはキャンセル扱いにさせてもらう。それもクレームを恐れてのことで、お客さんのことを考えるならば傷み具合を改めて説明すべきだろうが、メールでのやりとりで状態を伝えるのも難しく、理解がすれ違う可能性はどうしても避けられない。そう思うと、キャンセルのほうが損はないかということになる。しかし、それ以前に反省すべきは、在庫の保管状態に問題があるからそうなっていることで、改善すべきこともまるで改善できないまま、まことにだらしがなく続けている。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていく。期間限定メニュー、ミルクアイスのせシナモンプチフォッカを食べた。読書の合間にツイッターを少しだけ見るつもりが、マリエの一件に進展があり、だいぶ追いかけてしまった。太田光代社長の謎のツイート。たかまつななの note の記事も読んだ。尾崎世界観「祐介・字慰」を読み終える。いやな小説だと思って読んでいたが、村田沙耶香の解説にもあるとおり、終盤に小説が動き出す。


◇ ラジオ

 ドリンクを飲みすぎたせいか、帰り道、低血糖症状が出て、歩いていて変な汗が出た。帰宅して、軽食でもとりながらテレビを観るつもりだったが、腹痛になり、横になってラジオを聴いた。今日の「山下達郎のサンデー・ソングブック」をタイムフリーで聴くと、村上ポンタ秀一特集だった。中原理恵の「個室」は、最近、Spotify で聴いて、山下達郎と吉田美奈子の作だと気がついたのだが、これも村上ポンタ秀一のドラムだったのだ。追悼特集は次週に続く。かが屋の「24時のハコ」という番組も聴いてみると、かが屋に太田が意味深なことを言ったとのことだが、それがなぜマリエの話になったのか。光代社長のツイートはなにをきっかけにしたものだったのか。金曜の「問わず語りの神田伯山」を聴くと、伊集院とフワちゃんの件についてしゃべっていて、これには声を出して笑った。そうこうしているうちに腹痛は治まり、深夜0時過ぎに眠った。

ブログ アーカイブ

6月2日木曜日/開港祭の横浜銀蝿

◇ テレビ・ラジオ  早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。森本毅郎のラジオをつけたまま、もう1時間ぐらい眠りなおした。録画していた昨夜の「あちこちオードリー」は、中川家と高橋ひかるがゲスト。高橋ひかるは、中川家が優勝した「M-1」初回と同じ、2001年生まれなのだ。おじさん...