2022年12月3日土曜日

12月3日土曜日/餃子を食べる・その他

◇ ラジオ・テレビ

 朝早く、いったん目覚めるが、ずるずると眠り、9時前に改めて起きあがる。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけると、オープニングでは、渡辺徹のお宅にお線香をあげに行った話をしていた。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は、「昭和歌謡合唱団」のコーナーに売野雅勇が登場し、「2億4千万の瞳」の歌詞を解説する。「子ども記者会見」は、プロゲーマーのときどというひとが登場した。昨夜の「タモリ俱楽部」は、身の丈に合った簡易トイレを探すという企画。高橋優、東京03の飯塚と角田が出演。

 午後、叔父が3週間ぶりに来宅する。叔父は夕方に帰り、そのあとに外出。駅前の日高屋まで出て、W餃子定食を食べた。710円。ドトールに入り、しばらく読書をしていくつもりでいたが、眠くなり、音楽を聴きながらまず仮眠をしたら、それだけで1時間ぐらい経ってしまった。

◇ マンガ・ラジオ・テレビ

 ドトールで、藤子・F・不二雄「カンビュセスの籤」を読み終えた。1987年刊、中央公論社からその当時に出ていた「愛蔵版」シリーズ、「藤子・F・不二雄SF全短篇」全3巻の1巻。この本は中学生のころから手元にあるはずで、通して読んだのは 30年以上ぶりになるだろうか。900ページ弱のぶ厚い本を、9月23日、F先生の命日からちびちび読んでいた。1巻は、巻末に筒井康隆の解説が載っていて、これを初めて読んだときには、筒井康隆をまだ知らなかった。70年代に描かれた作品が多いのだと思うが、(初出一覧は3巻に掲載されている。まあ、3巻を確認すりゃいいんだけど。)終盤はずいぶん暗い作品が続く。F先生も四十歳前後というころか。A先生と比べたときに、明るいF作品という単純な印象が一般的にあるが、根っこが楽観的ななのはA先生のほうだろう。

 夜に帰宅し、疲れてしまい、横になり、Spotify のポッドキャストで「問わず語りの神田伯山」を聴いた。先週の放送を聴きそびれていて、まず、先週の放送から聴くと、ナイツの番組で先に少し知ったが、この前週から続く、高嶋政伸と政宏を間違えた一件について語られていた。伯山に触れられていいるという高嶋政伸の該当の文章をついに突きとめていた。新潮社の「波」2021年8月号掲載の文章だそうで、ツイッターでは誰もそれについてツイートされていない。この文章が、伯山の話芸で読みあげられるのが面白く、伯山が村西とおるになってしまうところで笑う。続けて、昨夜の放送も聴くと、こちらでは「A-Studio+」に出演した話をしていた。放送前に、こんなに詳細にしゃべっちゃっていいのかなとも思うが、放送が楽しみだ。そして、高嶋政伸からは番組にメールが届く。

 FMヨコハマ、IKURA さんの番組をひさしぶりにつけてみたら、横浜銀蝿の翔がゲストだった。続けて、そのあとの時間は「HONMOKU RED HOT STREET」。横山剣さんが、談志さんを観に行ったときにマクラだけで終わっちゃったことがあったと、ちょっとしゃべっていた。剣さんが談志を観に行っていたとは初めて聴いたかもしれないが、横浜の会だとすれば、もしかすると、同じ客席にいたこともあったのかもしれない。しかし、剣さんが客席にいたら目立つだろうなあ。

 深夜、ブログの更新をして、それから、録画していた「Nキャス」を観た。サッカーの話題から始まるが、ここ数日はラジオをつけるとサッカーの話題を耳にすることが多く、そこで聴いた話を、初めて映像で観て意味がわかったりする。そのあとには渡辺徹の訃報を伝える。三谷幸喜の舞台にも出演していて、その会見の映像が流れた。保育園の虐待事件など、ひどいニュースもいろいろありつつ、終盤には、三谷幸喜が菊池寛賞贈呈式に出席した様子を長めに扱っていた。三谷幸喜が菊池寛の扮装をして出席したのだが、このものまねが伝わるのかを心配した編集になっているのが妙だった。この番組のスタッフは、なぜか、菊池寛の風貌を誰も知らないと思っている。菊池寛賞の贈呈式なんだから、伝わるに決まってるじゃないか。

2022年12月2日金曜日

12月2日金曜日/訃報とラジオ

◇ テレビ・ラジオ・配信・ポッドキャスト

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ぺこぱポジティブNEWS」には、コメンテーターにトンツカタン森本が初登場。続けて、「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」も観る。「アメトーーク!」は「新日本プロレス大好き芸人」。有田哲平、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンRG、ユリオカ超特Q、ジャングルポケット斉藤、鬼越トマホーク坂井というメンバー。蛍原が体調不良のため、MC側には土田晃之とフワちゃんが座った。さすが、テレビ朝日の秘蔵映像がたっぷりと使われ、プロレスを観ない自分でもこれは面白かった。橋本真也と小川直也の戦いを語る坂井が最後には涙ぐむ。

 昼はラジオをつけ、ラジオを聴きながらツイッターを覗いてみたら、渡辺徹の訃報に声を出してびっくりしてしまった。つい最近まで元気だったのにと思い、自分の日記を検索してみると、9月には中村雅俊と一緒に「徹子の部屋」に出演していた。61歳、敗血症。

 ラジオは、一之輔さんの「あなたとハッピー」のエンディングから聴き始めると、今日はこれから円楽師匠のお別れの会があると話していて、「ビバリー昼ズ」でもその話を引き継ぎ、円楽のお別れの会はちょうどこの「ビバリー」の放送中に開催されるのだという。会場はニッポン放送のすぐ近くのようだ。12時台は、桂雀々がゲスト。南佳孝と二人会をやってるんだそうで、大阪でやっているようだが、東京でもやってくださいよと高田先生。雀々は山下達郎とも仲がいい。オープニングから渡辺徹にはぜんぜん触れられないんだなと思いながら聴いていたが、エンディングでは、渡辺徹の「約束」を流した。そのあとの「中川家 ザ・ラジオショー」では、いきなりサンドウィッチマンがしゃべり始め、あれっと思わず番組名を確認してしまう。「ビバリー」でもしゃべっていたが、円楽のお別れの会に出席したサンドウィッチマンがニッポン放送に寄っていたのだ。話題はすぐに渡辺徹の話になった。中川家だけならばこういう会話にはならなかったような会話で、こういうときにサンドウィッチマンがたまたまニッポン放送にくることができたというのはなんという偶然だろうか。円楽のお別れの会に行ってきた伊達は「みんなへらへらしてましたね。」「爆笑につぐ爆笑でした。」 それから、「Number」の「M-1」特集、ファイナリストの話題にもなり、これもサンドウィッチマンが一緒だったことはよかった。

 午後もまた、録画していたテレビ番組といくつか。今日の「徹子の部屋」は森尾由美がゲスト。森尾由美に孫がいるとはびっくりする。現在、56歳。「白黒アンジャッシュ」も2週分まとめて、男性ブランコがゲストの前後編。「キングオブコント」以前に、配信で食えるようになっていたというのが今の時代ならではだ。

 夕方、駅前まで買いものに行き、すぐに帰ってくる。タイムフリーで、今日の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、やはり、冒頭では渡辺徹の話をしていた。そのあとには今週はゲストがあり、パンサー向井が登場する。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

 夜、アマゾンプライムで「仮面ライダー BLACK SUN」を第7話まで。ふと、アマゾンのレビューの点の低さに気がつき、これにはちょっと驚いたというか、いやな気にさせられる。第1話を観始めたときにはレビューを気にしていなかったが、いつからこうなってしまったのか。政治的な内容が特撮ファンの反発を買っているということなのか、それもずいぶん幼稚な反発だ。

 アマゾンプライムではもうひとつ、Aマッソと KID FRESINO の「QO」というツーマンライブの配信が始まり、どんなもんかと観てみたが、あんまり面白くない。お笑いと音楽のツーマンといっても、まるで対等ではなく、どう観ても主役は KID FRESINO のほうで、音楽のライブにAマッソがときどき顔を出すという感じでしかなかった。ツーマンというのならば、KID FRESINO のほうが芸人と同じ条件のパフォーマンスにするべきなのだが、それではおそらく、ビジネスにならないのだろうな。

 Spotify で、村本大輔のポッドキャストが始まっていた。先月から始まっていて、まだ初回が配信されているのみ。さっそく聴いてみると、さすがの話術ではあるのだが、しかし、政治ネタではなく、期待はずれのリスナーもいるだろう。6分半というのも短い。ゆったりしたペースで配信されるのならば、もっと長い時間のひとりしゃべりを聴いてみたい。村本がなにを思い、なにを考えているかに興味があるのではなく、興味の対象はその話術だ。


2022年12月1日木曜日

12月1日木曜日/「M-1」はスポーツ

◇ ブログ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。10月1日の日記を今ごろ書いていて、ついに2ヶ月遅れだ。いや、日記はリアルタイムでどんどん書いているのだが、それらはこのブログの下書きに保存され、それを公開できるかたちに整えるという作業をいちいちしているから、少しずつ余計な時間がかかり、ついに2ヶ月遅れというざまである。その際にカットしている事柄も多数あるが、それらは下書きにずっと保存し続けてある。この blogger が便利なのは下書きに保存してあるものも検索できることで、つまり、あらゆる事柄を(検索に引っかかるような書きかたで)ここに書き留めておけば、自分の脳の外付けハードディスクのように使えるのではと思っている。現在、四十代後半だから、脳なんて、あれあれっという間に衰えてしまうに決まってるのだから、長期的に続けていけば、とても意味のあるものになるのではないだろうか。(グーグルがこのサービスをいつまで続けてくれるのかはもちろんわからないのだが、自分が生きているあいだにグーグルがだめになる心配はあるだろうか。)できれば、十代、二十代のころにつけていた日記も、このブログの下書きにすべて書き写しておければとも考えているが、そんな時間はどうしたら作れるのか。

◇ ラジオ・雑誌

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」で、ナイツが「M-1」の話をするのではと思ったが、ぜんぜんしなかった。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」でようやく「M-1」の話になる。今日は13時台にもゲストがあり、オープニングのあとにスーパーマラドーナが登場。14時台には、決勝進出を決めた真空ジェシカがゲスト。真空ジェシカはずっとふざけていて面白いな。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、三遊亭天歌のパワハラの件が「週刊新潮」でも記事になっていた。「FRIDAY」には、元モストデンジャラスコンビの村越周司のインタビュー記事があった。芸人を引退したというニュースは目にした記憶があったが、今は YouTube で「お笑いネタディスりチャンネル」なるものを始めているようだ。

◇ 二俣川

 夕方から外出。今日はだいぶ気温が低い感じがする。11月はやけに暖かかったが、さすがにもうこれで寒くなるか。かつやで食べたいと思っていたが、割引券の期限が昨日までだった。かつやはやめて、二俣川まで歩き、餃子の王将に入った。天津麺に、餃子3個をつける。764円。ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、下の階の無印良品に寄り、ここでマグカップを買った。ドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。

◇ 雑誌

 3日前にブックオフで買った「文藝春秋」12月号にざっと目を通す。小朝による円楽追悼の文章(インタビュー?)が読みたかった。同期としての思い出、エピソードはもちろんだが、円生襲名に向かう円楽の動きが、ここまで語るかというくらいに詳しく語られている。「七代目圓生襲名については、落語愛好家たちの間でも多くの批判があることを知っておりますし、もし僕がただの同業者なら、芸に厳しいあなたがそれはおかしいだろうと突っ込みをいれたくなるところです。ただ、これが同期の弱味というか、やっぱり前座時代から一緒にやってきた楽ちゃんの晴れ姿を見てみたい。」 最後には、円楽がそれほどまでに襲名にこだわった理由が語られ、「本人は圓生という名前を埋もれさせないためにもう一度世に出すと繰り返し話しておりました。もちろんそれも本心には違いありませんが、実はもうひとつ大きな理由があったのです。」として、「やっぱりさぁ、最後は巨人軍で終わりたいんだよね。」という円楽の言葉で締められている。これ、どういう意味だかよくわからなかった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、東海林のり子がゲスト。現在、88歳。コロナ禍の生活から韓国ドラマにハマり、さらに、タイのドラマからBLにハマり、BL小説まで読み始めるようになったという。東海林のり子から「沼落ち」という言葉を教わり、ウケる徹子さん。米寿のパーティーでは、LUNA SEA にバックハグをお願いしたという話もしていた。88歳にして、このミーハーっぷり、この好奇心。

 ツイッターから、佐川一政の訃報を目にした。つい一昨日、佐川一政の本が売れたのだが、記事によると、11月24日に亡くなったとあるから、もしかすると、亡くなったことを知る近しいひとからの注文だったのかもしれない。90年代悪趣味ブームの文脈で、メディアにもよく登場していた。快楽亭ブラック師匠の会では、大喜利に出演する佐川さんを観たこともあった。

◇ 雑誌

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで「Number」の「M-1」特集を読んだ。これは時間を作ってじっくり読みたく、全ページを熟読していたら、3時間ぐらいかかった。スポーツ雑誌で、異例の「M-1」特集。表紙には「スポーツとしての4分間の競技漫才」という言葉を掲げ、執筆陣には、中村計、増田晶文、生島淳といったスポーツノンフィクションの書き手たちが並んでいる。特集内でも触れられていたが、「M-1グランプリ」というタイトルがそもそも「K-1グランプリ」のもじりであり、漫才を格闘技のように戦わせることへの疑問は開始当初から感じてはいたのだが、今ではもう、「競技漫才」という言葉も浸透していて、その前提はずいぶん変化している。寄席や劇場での漫才とは別のもの、という意識が、ここに登場するようなレベルの漫才師たちのあいだにはおそらくかなり共有されているはずだ。掲載されているものは、増田英彦、チュートリアル、スーパーマラドーナ武智、ミルクボーイのインタビューのほか、サンドウィッチマン、笑い飯、錦鯉らのノンフィクション。出演順と採点の関係を分析する記事を書いているのは、誰かと思えば、堀井憲一郎だった。スタッフへの取材もあり、このあたりは特に知らないことが多く、ひときわ興味深かった。初回から関わり、初期の総合演出を担当していた朝日放送の辻史彦は、「私もM-1はスポーツだと思ってます」と断じ、「その年の大会で一番おもしろかった芸人さんを決めているだけで、普遍的な一番を決めているわけではありません。同じメンバーが別の日に戦ったとしたら違う結果が出るかもしれない。そういう点もスポーツ的だと思います」と語る。具体的な演出法について語られている部分も面白く、たとえば、カメラはスポーツ中継に匹敵する台数を駆使しているんだそうだが、近年の総合演出、現在はチーフプロデューサーを務める栞山哲治の以下のような証言はまたスポーツ中継とはまるで違うところだ。「ただ、審査員の顔はインサートしています。あれはずっと議論があるところですが、芸人さんの身振りやボケ、ツッコミの瞬間を逃さないようにはしているんです」「これができるのは、演出陣だけでなく調整室のスイッチャーを始め、カメラや音声担当など技術スタッフが事前に10組のネタを2本ともチェックし、見どころ笑わせどころをしっかりと把握しているからです」 

2022年11月30日水曜日

11月30日水曜日/ファイナリストの発表

◇ 生活

 昨夜はやけに暖かく、夜中に目覚めて、半袖になってから眠りなおした。Spotify で配信が始まった、椎名林檎のリミックスアルバムを聴きながら、朝から雑務を。卓球、まりんがそろって参加しているのが嬉しい。クリックポストを作ろうとすると、印刷がかすれてしまい、インク切れの表示もないが、ランプが点滅しているから黄色のインクをとりかえてみたら、それでもまだかすれたまま。なんだかわからない。いつもモノクロで印刷しているが、試しに、カラーで印刷してみたらきれいに印刷できた。なんなんだろう。今朝は時間に余裕があったのに、わけのわからないことで時間がつぶれる。

◇ 四ツ谷・八重洲

 朝から都内に。東横線の日吉から目黒線に乗り換え、南北線直通、四ツ谷まで。今朝はずっと座れて、読書をしていけた。早めに到着し、昼食を済ませてしまうつもりでいたが、時間帯が悪かった。ぱっぱと食べられそうな店がいいだろうと、まず、コモレ四谷のはなまるうどんに行ってみるが、行列ができていてやめる。外に出て、小諸そば、吉野家を覗いてみても、いずれも混雑。あきらめ、コモレ四谷に戻り、地下のライフでパンを買っていこうとするが、あんまり安いパンは売っていないようで、しかたなく、ベーカリーでちょっといいパンを買うはめになった。しかも、ここのレジもやっぱり混雑しているのだ。チキン南蛮バーガーと雪だるま型のパンを買い、そこらへんで急いで食べていく。


 そのあとは市ヶ谷に近いほうまで歩き、だったら、最初から市ヶ谷駅で降りるようにすれば、混雑は避けられたのかもしれない。四ツ谷という街にはどうもなじめない。夕方には東京駅のほうまで移動し、さすがに腹が減ってしまったから、八重洲地下街のアルプスに寄り、タイムサービスのコロッケカレーを食べた。350円。そのあとは地上に出て、ベローチェに入り、ひと休み。今日は暖かく、アイスコーヒーを飲んだ。スマホの充電をしながらツイッターを覗いてみると、「M-1」準決勝の話題がトレンドにあがっていて、チェックしてみると、ウエストランドのウケがかなりよかったようだ。発表はいつかと調べると、今夜22時に生配信があるとわかる。ベローチェでのんびりするつもりでいたが、この配信が始まるまでに帰りたくなった。

◇ 読書

 東京駅から東海道線で帰ってくる。電車内では読書。高橋敏夫「井上ひさし 希望としての笑い」を読み終えた。2010年刊、角川SSC新書。井上ひさしの作品はあまり知らないのだけど、なぜかこの本を読んでみたくなった。井上ひさしが亡くなってから出版された本で、追悼の帯がついている。著者は文芸評論家。日記を書くものとして気になったのは「東京セブンローズ」について書かれたつぎのような箇所。P137「生活の広大さと雑然さとを無視しない日記というスタイルは、「絶対あるいは鳥瞰」を拒む。一日一日が不安定で、なにがどうなるかわからず、そして、その一日においても、なにが優位でなにがとるにたらないものか、にわかにはきめがたい。日記的世界とは、虫瞰的まなざしによってとらえられた世界である。」

◇ 賞レース

 22時10分前になんとか帰宅した。「M-1」のファイナリスト発表会見、GYAO!の配信が22時にスタート。パソコンをつけて、始まるまでにコーヒーを入れようと急いでいたら、カップを落っことして、把手の部分を割ってしまった。長らく愛用していたコーヒーカップなのに。配信前に、つまらないドジのせいでいらいらしてしまった。配信は数分遅れで始まる。そんなにあわてなくてもよかったんだろうか。司会はかまいたち。今年のファイナリストは、発表順に、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000 という9組。なんと、タイタンから2組が選ばれた。ウエストランドは確実だろうと思っていたけど、キュウも勝ち残るとは驚いた。キュウは今年になにか変化が感じられたわけでもなく、去年までは勝てずに今年に勝ち残るというのは相対的なものだろうか。会見は例年どおり、3組ずつ登壇し、かまいたちがインタビューする。キュウとウエストランドが同時に登壇することになったが、キュウの経歴を改めて調べてみたこともなかったが、清水は井口と同い年で、じつはけっこうベテランなのだ。キュウというコンビを初めて知ったのはオフィス北野時代だが、ウィキペディアにあたると、意外や、清水は大阪NSCの出身であった。山内が「誰が優勝しても違和感」と言ったのは言い得て妙だ。いわゆる正統派と呼べるのはカベポスターだけではないか。会見が終わったあとも、タイタンの2組が残ったのが嬉しく、ツイッターのタイムラインをひさしぶりにたどってしまった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平原綾香)を観て、それから、放送されたばかりの「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・森脇健児&なすなかにし)もすぐに観る。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴くと、宮台真司が切りつけられた事件についてしゃべっていた。深夜3時前に眠る。

2022年11月29日火曜日

11月29日火曜日/傘が壊れるブックの日

◇ ブックの日

 朝、録画していた昨夜の「しゃべくり007」(ゲスト・長州力&武藤敬司)を観て、それから、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、モグライダーがゲスト。高田先生のリクエストで出演したようだが、考えてみれば、キャイ~ンや松本ハウスなんかと同じ、先生が好きな系統かもしれない。

 午前中に外出。雨の予報なので、傘をもっていく。まず、鶴ヶ峰に出て、すき家に入り、フライドにんにく牛皿定食を食べた。660円。今日は29日、ブックの日なので、ブックオフをまわる決まりになっている。1店目は鶴ヶ峰店に。110円の文庫本を4冊、新書を1冊、320円の雑誌を1冊、なかなか手堅いものが買えた。鶴ヶ峰店のブックの日は、まず、2割引きになり、それからさらに、アプリのクーポンで300円引きになる。


 鶴ヶ峰から横浜に移動し、2店目はビブレのブックオフ。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。跨線橋をわたり、3店目は平沼のブックオフに。しかし、買える本がまったくない。110円文庫本を3冊、220円単行本を1冊、なんとか選び出し、300円引きのクーポンを使う。(500円以上買いものしないと利用できないため。)


 今度は横浜から横須賀線に乗り、東戸塚に移動する。ここでたしか、いよいよ雨降りになったのではなかったか。フィットケアエクスプレスに寄り、栄養ドリンクとなにかを買い、雨宿りしながらなにかを食べた。本日4店目、まず、オリンピックのブックオフに寄り、110円のコミック文庫を1冊、新書を3冊、220円の単行本を1冊買っていく。もう1店、東口のブックオフに向かおうとすると、ひどい強風になり、ビニール傘がひっくり返ってしまう。折れ曲がった骨を、なんとかもとのかたちに戻しながら、駅前まで戻ってくるが、駅前でもまた突風にやられ、傘の骨がばらばらになり、たまらず、デパートの軒先に飛び込んだ。傘の骨のいくつかは、完全に折れてぶち切れてしまい、曲がっているだけならなおしようもあるが、ばらばらになったものはくっつけようがない。それでも一応、切れた箇所をくっつけてみるが、くっつくはずがなく、こうなると、この傘にはなんの使い道もないのだが、そこらへんに捨てていくのも忍びなく、もとのかたちになるべく近くなるように束ねた。意気消沈。風と雨でずぶ濡れになりながら、東口のブックオフに入るが、あまりのことに、この前後の記憶ははっきりしない。110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買ったレシートは残されていた。東戸塚からはバスに乗り、うなだれているうちに二俣川にたどりつき、二俣川からは歩いて帰ったはずだが、このときには雨は降っていたのか、それとも、止んでいたのかも覚えていない。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は追悼特集。古谷一行、市田ひろみ、渡部又兵衛、森英恵の過去の出演回の映像が流れた。「さんま御殿」は「イマドキ10代 vs 昭和世代」というテーマ。昭和側に、池田鉄洋が初登場。昨夜月曜の「午前0時の森」は、クラブの遊びかたの特集。TJOというDJが登場し、劇団ひとりと村上信五にレクチャーするのだが、このひとがどういうひとかは知らなかったが、内容はなかなか面白かった。

 日曜の「Love Music」は、森高千里のデビュー35周年特集。細野晴臣と対談するのを楽しみにしていたが、登場した細野晴臣の風貌の変化にまずちょっと驚いてしまった。先日の「ナカハチ・オン・タイム」のときには生ですがたを観てはいるものの、席が遠いからわからなかったが、すっかり老人になってしまったんだな。2019年のアメリカのライブを追いかけた映画を公開時に観ているが、そのあとにがくんと老けてしまったのだ。それはともかく、細野がプロデュースした「今年の夏はモア・ベター」の曲を、1曲ずつ語っていくのはとても面白かった。そのあとには、Night Tempo のリエディットによるスペシャルメドレーがあり、すごく面白い選曲だったが、しかし、これは編集を入れずに、ライブ形式で観てみたい気もした。

 ツイッターから、宮台真司がキャンパス内で切りつけられたというニュースに驚いた。命に別条なしという情報も早い段階で出ていたようだが。そのほか、ラジオを聴いたり、楽天マガジンで雑誌のチェックをしたりなどして、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めると、すぐに眠ってしまう。

2022年11月28日月曜日

11月28日金曜日/花園神社の見世物小屋


◇ 新宿

 朝から都内に。ようやく空気が冷たくなった。新宿に向かうのに小田急線を使ったが、寝過ごしてしまい、乗り換えに失敗したら、20分も待つはめになった。こんなに運行本数が少なかったかな。昼は歌舞伎町、中華食堂一番館に入り、ランチメニューの豚生姜焼き定食を食べた。500円。安い。すぐ近くのマクドナルドに入り、ひと休み。

 夕方になってから、酉の市の花園神社に向かった。歌舞伎町を横切り、ゴールデン街の入り口までやってくると、靖国通り沿いには露店が並んでいる。いったん、道路の向かいに渡り、ドラッグストアで飲みものを買っておく。花園神社の見世物小屋が4年ぶりに復活、その最終日にうまい具合に新宿にやってくる用ができたので、これは寄らないわけにはいかない。先週水曜の「ビバリー昼ズ」を聴いていたら、なぜかこの見世物小屋の告知があり、その告知を聴かなければ知らなかった。見世物小屋といっても、ゴキブリコンビナートによる公演だから、ゴキブリコンビナートのツイッターを見て情報を確認すると、開始の時間ははっきりとはわからず、その日の客足によって、お祭りの事務所が決めるという。今日もツイッターをチェックしていたが、すでにスタートしているというツイートが14時には出ていた。日が暮れかけている時間、靖国通り側から花園神社に入り、酉の市のお客でにぎわうなかをぐるっとまわり、大鳥居のほうから入りなおすと、左側にそのテント小屋は作られていた。花園神社では観たことがなかったが、以前、靖国神社のみたままつりで、このゴキブリコンビナートの見世物小屋は観たことがあるので、だいたいの様子はわかっている。外観の写真を撮ってから、躊躇なく、小屋のなかに入ってみると、一応、なかにはステージのようなものがあり、その正面には土が斜めに盛られていて、われわれ、客はそこに立って出し物を観るというかたち。入ったときにはちょうど、司会をする太った男に紹介され、ホッチキスを顔にとめるOLというのが登場した。新しい客がどんどん入ってくるので、先にいる客は少しずつ右に詰めていくことになる。続いては、もぐら人間というのが登場し、虫を食べる。つぎは串刺し男。このひとは、ゴキブリコンビナートの主宰のDr.エクアドルだ。頬に刺した串にロープを引っかけ、台車を引っ張ってみせる。続いては、野人というのが4名登場し、ドライアイスを食べたり、扇風機を舌で止めたりしてみせたが、しかし、これはただの若い男たちが、汚ないかっこうをして無茶をしているだけだ。続いては、インドの女。鼻に鎖を通し、水の入ったバケツの把手に鎖を通してもちあげたり、あるいは、ロウソクの火をくちのなかに入れ、消してみせたりなどした。このあとには最初のOLがまた現れ、出し物はここで一巡した。くり返し観るようなものでもなく、もうこのころには小屋のいちばん右端まで押されていた。最後に出口で、800円を払う。







 花園神社を出て、すぐ近くのベローチェに入り、ひと休み。読書をしていて、ふと気がつくと、すぐ目の前の席に新宿タイガーが座っていた。磨りガラス越しではあったが、磨りガラス越しにもわかる派手なかっこうで、ガラスの上からは虎のお面が覗いていた。新宿タイガーはひとりではなく、高齢のおじさん、おばさんたちと一緒に談笑していた。ツイッターを覗いてみると、「M-1」のワイルドカードは金属バットという結果になったようだ。たけしが崔洋一監督の訃報にコメントを出したことも知る。


 ベローチェを出て、靖国通りのブックオフに寄っていく。220円の単行本を4冊買う。ローソンストア100 に寄り、パンを買って歩きながら食べた。新宿西口のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊買う。代々木のブックオフにも寄るが、この店は110円の文庫の棚がなく、代わりに、半額の文庫の棚になっている。金額はばらばらで、最低額は55円なのだが、おおむね安くない。220円の雑誌を1冊だけ、「文藝春秋」の最新号を買った。

 帰りの電車内で、「赤塚不二夫の「バカ」に学ぶ」を読み終えた。2015年刊、Pヴァイン。「ele-king books」の一冊。赤塚不二夫の周辺のひとびとのインタビュー集。高平哲郎、三上寛、坂田明、奥成達、足立正生、山下洋輔、最後は赤塚りえ子と三田格の対談。編集は野田努。それぞれのインタビュアーが書いてないのだが、インタビュアーも野田努なのだろうか。新しく知ることはあまりなかったが、読んでいてあたまが熱くなる本だった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・伍代夏子)を観て、それから、「キョコロヒー」はオンタイムで観てしまう。「RRR」の主演男優ふたりがVTR出演。テレビを観ながらオンライン将棋を指し、深夜1時過ぎに眠る。

2022年11月27日日曜日

11月27日日曜日/世間はサッカー

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から眠り、何時間眠れたかわからない。午前中にブログの手入れをして、放送が終わるのを待ってから、録画していた「サンデージャポン」を観る。今週はサッカーの話題が中心。サッカーの話題のあいだ、後ろのソファーに鈴木エイトが待機しているのが映っていたが、じつは鈴木エイトは社会人リーグでプレイしているそうで、子どもの学校のクラブチームのコーチもしているほどのサッカー好きだった。カタールからの中継には、箕輪厚介がレポーターとして登場した。セクハラの一件を機にメディアから消えたと思っていたのに、こいつまだメディアに出るのかと思ったが、守田選手の本が幻冬舎から出ていて、その編集者でもあるのだ。そのあとは、統一教会問題、辞任ドミノの話題を扱う。「ワイドナショー」は、今週は松本が出演。アンガールズ田中が初登場のほか、石原良純、渋谷凪咲というメンバー。山本圭壱入籍の話題をトップで扱う。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は、このサッカー一色のときに槙原寛己がゲスト。そのあとにはまた録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「TVタックル」は、ラモスが出演し、まずはワールドカップの話題から。そのほか、パックン、野口健、堀賢、藤井サチが出演。藤井サチというひとを初めて知ったが、ファッションモデルのようだ。堀賢というひとも知らなかったが、番組後半はコロナの話題になり、堀賢というひとは感染症の専門家だとわかった。

 今日の「笑点」は、演芸コーナーにはプラス・マイナスが登場、大喜利の助っ人は瀧川鯉斗。今日の放送、どういうわけか客席のテンションが妙に高いように感じた。たい平が言うまで気がつかなかったが、アクリル板がついになくなったのか。

 夕方に放送された「THE MANZAI プレマスターズ」もすぐに観てしまう。出演順に、男性ブランコ、ラパルフェ、からし蓮根、トム・ブラウン、人間横丁、ヘンダーソン、パンプキンポテトフライ、TCクラクション、キュウ、ストレッチーズ、隣人、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長、シシガシラという14組。ヘンダーソンが面白かったが、結果はどうなるか。

 タイムフリーで、金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、最近は「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」と、お互いを話題にするようになっている。金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は松村邦洋がゲスト。葉月パルの店、カプリコーンに出演していたという話をしていたが、松村のこのあたりの時代は意外とよくわからない。 中川家を前にして、「スクールウォーズ」「金八先生」のものまねが止まらず、それから、西川のりおの「ヤングタウン」のものまね。「電波少年」の砂漠で遭難しそうになったときのエピソードもすさまじいのだが、「電波少年」という番組はそもそも、ウンナンが「七人のおたく」に出演する都合により、改変期ではない時期に始まった番組なため、上と揉めているようなスタッフが集められた野武士集団だったという。最後に、たけしのものまねで中川家を褒めるのも最高だった。

 ツイッターから、崔洋一監督の訃報を目にする。深夜0時前に眠る。

2022年11月26日土曜日

11月26日土曜日/気になる賞レース

◇ テレビ・音楽・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「ミュージックステーション」を観ると、宮本浩次が体調不良のために欠席し、その代打に1曲、エレカシの「俺たちの明日」をスカパラと 10-FEET の TAKUMA のコラボで演奏した。10-FEET ってバンドはよく知らないんだけれども。そのあとには、Saucy Dog の石原慎也をボーカルに迎えたスカパラの新曲もあり、しかし、Saucy Dog もよく知らない。それよりも、桑田佳祐を観たくて録画しておいたのだ。新曲2曲を披露。そのほか、「広瀬香美が嫉妬した冬ソング」という特集もけっこう面白かった。

 Spotify では、桑田佳祐のベストアルバム「いつも何処かで」の配信が始まっていた。2枚組、2時間41分もあるから、なかなかいっぺんには聴けないが。


 昨夜の「ネタパレ」も観て、それから、午前中はラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」は松尾貴史。10時台には、毒蝮さんの中継コーナーがあり、来年90歳になるというかたが登場し、戦争体験を語っていた。

 そういえばと、「M-1」のワイルドカードを思い出し、ホームページを確認してみると、投票は今日の15時までだった。動画の視聴者数がそのまま得票数として数えられるというルールだが、投票はともかく、時間があるだけ、気になるものから観てしまおうと、Aマッソ、ランジャタイ、モグライダー、マッハスピード豪速球、ニッポンの社長、天才ピアニスト、たくろう、滝音、10億円の動画を観た。関西勢、天才ピアニスト、たくろう、滝音が面白かったが、大阪の会場の雰囲気のせいもあるだろうか。ランジャタイもけして悪い出来だとは思わなかったが、準決勝進出者たちはもっといい出来ということなのだろう。

 午後から外出。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に少し寄ってから、西友の2階、ビックカメラで買いものを。駅の反対側に戻り、ドン・キホーテのサイゼリヤに入るが、すごく混んでいた。ソーセージピザを食べながら、しばらく読書をする。

 ツイッターを覗いてみると、「THE W」の決勝進出者が発表になっていた。しかし、あまり変わり映えのしない顔ぶれ。Aマッソ、天才ピアニストがともに残ったが、「M-1」準々決勝の動画を観るかぎりは、天才ピアニストのほうがずっといいように思える。

 夕方には帰宅し、滞っているブログの更新に手をつける。今日はやけに暖かく、部屋のなかでは半袖で平気だ。夜もまた、録画していたテレビ番組から、木曜に放送されたNHKの音楽特番「NHK MUSIC 桑田佳祐 LIVE SPECIAL クローズアップ佳祐 桑子じゃないよ、桑田だよ!!」を観た。最後は猪木オマージュ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、1曲目は泰葉の「フライディ・チャイナ・タウン」。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、岸のりこというラテン歌手が登場した。芸歴50年のベテランだが、今まで知る機会がなかったな。剣さん、「へえ~」という、ひろゆき風の声を出し、「ひろゆかないってひともいるの知ってる?」「俺、あのひと好き、成田さん。成田悠輔さんって片っぽ丸メガネで片っぽ四角、イエール大学の。あのひと、最高! あのひと、今のロックンローラーだと思う。今の時代の。違って見える不良。かっこいいよね!」

 ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。「Nキャス」をいつも録画しているが、裏番組の都合で、今日は真ん中30分は録画できなかった。三谷幸喜が数週ぶりにスタジオに登場。自身の演出する公演で代役をやりまくっている三谷だが、シルビア・グラブの代役は、さすがに設定を男優に変えて演じたようだ。まずはワールドカップの話題から始まるが、三谷は子どものころ、木梨憲武と同じサッカースクールだったんだそうだ。三谷幸喜はとんねるずとは同学年なんだな。

2022年11月25日金曜日

11月25日金曜日/「九八とゲイブル」


◇ 新宿・神保町

 今日も朝から都内に。早い時間に昼食になってしまい、新宿西口、よもだそばに入り、朝カレー定食を食べた。430円。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をする。夕方には神保町に移動。地下鉄から外に出ると、すっかり日が暮れていた。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買って食べておく。

 神保町にやってきたのは映画を観るため。神保町シアターを初めて利用する。このすぐ近くまではしょっちゅうきているのだけれども、今まで一度も入ったことがなかった。2階は吉本の劇場だが、こちらにも入ったことがなく、1階の窓口は、吉本のチケット売り場と隣り合わせになっている。お目当ては「辛口喜劇のススメ」という特集、タモリが出演する「九八とゲイブル」という映画を観ておきたかった。以前、「したまちコメディ映画祭」でも上映されたのだが、なにかで都合がつかず、そのときは観そこねてしまった。劇場のツイッターを確認していると、チケットが完売する心配はなさそうだったが、念のため、上映時間よりもだいぶ早くやってきて、無事に購入する。整理番号は23番だった。





 すずらん通りに出て、ドトールに入り、時間をつなぐ。昼食が早かったから、腹が減り、ジャーマンドックを食べる。しばらく読書をするが、東京堂に寄りたくなり、早めに店を出た。ついでに、ダイソーにも寄り、消耗品を買っておく。

◇ 映画

 19時を過ぎ、神保町シアターに戻る。「九八とゲイブル」は19時15分の回。ロビーは入場を待つ客でいっぱいになっている。壁に貼られた飾りつけを、さっき、客がまだ誰もいないときに写真に撮っておいたが、この上映後には貼り替えられるというので、先に撮っておいてよかった。整理番号23番だが、客席に入ってみると、観やすそうな席はおおむね埋まってしまい、最前列が空いていたので、最前列の真ん中に席に座った。客席は次第にいっぱいになっていったが、なんと、寒空はだかさんがいらっしゃるのには驚いた。小西康陽が名画座でよく見かけていた寒空はだかを誰なんだろうと気になっていたというのは話としては聞くものの、本当にいらっしゃるんだ。席を探しながら、すぐ目の前を横切っていったのだが、やがて、戻ってきて、自分の隣りの席に座ったのでさらに驚いた。寒空はだかさんと並んで観るタモリの映画というのはいい体験だ。はだかさんはガラケーをいじり、上映前にはカバンからスリッパを取り出し、それに履き替えた。

 さて、映画だが、まず、最前列に座ってしまったのはやや失敗だった。わりと新しめの劇場だから、最前列でも観やすく設計されているのではと勝手に思ってしまったが、最前列はスクリーンが近く、とても観にくかった。劇場を知らないからこんなはめになるが、はだかさんが隣りに座らなかったらもっと後悔していただろう。映画は1978年公開、原作は井上ひさし、監督は瀬川昌治。オープニングに「面白グループ」のクレジットがあり、ギャグの部分を担当している。浅草芸人の物語なのだが、愛川欽也がドサまわり先で出会ったタモリとコンビを組み、浅草の舞台に立つようになる。ここでタモリが当時のネタを多数披露しているのだが、しかし、主役はあくまでも愛川欽也で、愛川欽也にはラブシーンもあった。ピンク・レディーや山口百恵の曲が流れ、その時代かと意識させられるが、同時代のテレビよりも、おそらく、映画界のほうがはるかに古めかしいのではないだろうか。警察との追いかけっこになるクライマックス、愛川欽也とタモリがチャップリンの扮装をして逃げる場面があるが、そこでチャップリンらしい芸をやるわけでもなく、タモリは寺山修司のものまねや君が代の替え歌をやってみせる。終始、ギャグの感覚がちぐはぐに感じられる映画だった。ソフト化されないのは精神病院という設定がネックになっているせいか。三木のり平が出演しているのも楽しいのだが、財津一郎が可笑しかった。踊り子役のあき竹城は迫力のヌードを見せている。赤塚不二夫も少し出演。上映が終わっても、隣りの席のはだかさんは席を立たずにメモをとっていた。

◇ 読書

 帰りの電車で、立川談志「談志名跡問答」を読み終えた。2012年刊、扶桑社。この本も「談志まつり」の日から読み始めていた。大半は「en-taxi」で連載されていた福田和也によるインタビュー(福田和也もかなりしゃべるのだが)、そのほか、「en-taxi」に掲載された対談やエッセイが集められている。雑誌掲載時におおむね読んでいるはずだが、談志師匠の最晩年の考えを再確認できる。著者名には、本当は、福田和也、石原慎太郎、立川談春の名も並べられているのだが、これはどうもバランスが悪い。どういう気の遣いかたなんだろうか。巻末には、石原慎太郎、福田和也の追悼文も収められている。石原慎太郎の追悼文は「正論」に掲載されたもので、雑誌掲載時にも読んだが、忘れている部分も多く、改めて素晴らしい追悼文だと思った。そのあとに福田和也の追悼文を読まなければならないのが情けない。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・ジェジュン)を観て、ラジオを聴きながら深夜1時前に眠る。

2022年11月24日木曜日

11月24日木曜日/3回も流れる


◇ 品川・浜松町

 朝から都内に。まず、品川の港南口のほうに用があり、それから、昼には浜松町のほうに移動した。風がやや強い。増上寺の手前までぶらぶらしてから、大門の交差点のほうまで戻ってくる。ささの屋という居酒屋に入り、ランチメニューのカツ煮定食を食べた。650円。


 大門駅の改札外のトイレに入ったら、自動洗浄が敏感すぎて、まだ終わらないうちに3回も流れたのには困った。個室を出ると、待っていたひとがいて、怪訝そうな目で見られた。夕方には天王洲アイルのほうに移動し、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとシュークリームを買って食べておく。新馬場まで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。新馬場から京浜急行、各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってくる。有隣堂に寄り、それから、ヨドバシカメラにも寄り、買う必要のあるものがあったが、値段を見たら躊躇してしまい、いったん保留にする。

◇ テレビ・ラジオ・ポッドキャスト

 夜に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・ジョン・カビラ&川平慈英兄弟)を観て、それから、「拾われた男」の第6話を観た。「ナイツ ザ・ラジオショー」でも話題にしていた「水戸黄門」のエピソードはこの回だ。黄門さまの役はジジ・ぶぅ。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツと清水ミチコまでサッカーを話題にしている。

 Spotify のポッドキャストをチェックしていたら、山崎洋一郎の番組がいつの間にか復活していることに気がついた。オリンピックの小山田圭吾の騒動以降、新しい配信がずっとないと思っていたが、3月に再開されていたのを今まで知らなかった。最新回は電気グルーヴだ。これを聴きながら、深夜0時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで

◇ 伊勢佐木町  昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶり...