◇ 天王洲アイル・品川
朝から都内に。天王洲アイルから品川の港南口に歩き、昼食にする。雑居ビルの地下にあるみよしという店に入り、ランチメニューの辛味噌ホルモン定食を食べた。830円。
品川を離れ、早い時間に横浜に戻ってくる。予定次第では、今日か明日に映画を観てしまいたいと、明日も映画を観やすいように予定を考えてはいたのだが、今日のうちに観てしまいたいという気分がどうもまさる。横浜東口のポルタから、日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。パシフィコ横浜ノースのドトールに入り、ひと休み。ここはコーヒーが 300円の店。スマホの充電をして、ラジオを聴きながら少し眠る。スレッズからニュースを見ていて、松井孝治さんが京都市長選に出ていることを今ごろ知った。落語ファンの松井孝治さんとは、どういうわけか、ツイッターでは相互フォローになっていたのだが、ツイッターのタイムラインはぜんぜん見ていないからちっとも知らなかった。検索してみると、去年の10月にはもうその情報が出ていたようだ。
◇ 映画
キノシネマ横浜みなとみらいにて、ヴェンダースの「PERFECT DAYS」をようやく観た。18時50分の回。主人公は役所広司が演じるトイレの清掃員。この男が働く様子がディテール細かく描かれていく。男はスカイツリーが見える場所に暮らしている。近所の銭湯に自転車で通い、浅草駅の地下の店でよく飲んでいる。東京の風景が映画になるんだという驚きがまずあった。平凡な日常がくり返されるが、主人公は意外と変わった男のようだ。一緒に働いている若い男(柄本時生)の無駄口の多さに比べ、役所広司は極端に無口な男を演じている。男に向けられる差別的な目がときおり描かれ、憐れまれるような生活をしている男だが、じつは知的で趣味がいい。男はクルマを運転しながらカセットテープで音楽を聴いている。部屋に帰れば草を育て、本を読み、写真を撮る趣味がある。本の趣味、音楽の趣味で、その人物像が示される。起伏のない日常かと思えば、そこに女の子が現れ、男との関係があとでわかっていく。ここでラストにするかというところで映画は切れる。余韻たっぷり。ヴェンダースの名人芸のような映画だった。しかし、ちょっと手堅すぎるという感じもする。ヴェンダースと並び、共同脚本者には電通の高崎卓馬の名前があった。犬山イヌコ、長井短、安藤玉恵ら、やけに小劇場界に通じた配役も日本映画すぎるくらいで、たけしの「首」のほうがよっぽど外国人が考えたみたいな配役だと思った。
◇ テレビ・ラジオ
夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「水曜日のダウンタウン」は、松本不在となった最初の放送。松本の不在にはなんの説明もなく、松本の定位置には東野幸治が座る。なにごともないように収録をしているが、やはり、どこかぎこちない。「クロちゃん宅でダマの「100万円を捜せ!」」という企画は昨年9月から仕掛けていた企画。最後の部分は生放送になった。
タイムフリーで聴いた昨夜の「爆笑問題カーボーイ」では、南部虎弾の思い出話をしていた。お通夜の前日に弔問したこと、それから、電撃ネットワーク、AKIKO、爆笑問題という3組で行った営業の話など。