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2024年2月3日土曜日

2月3日土曜日/観たことがない番組

◇ ラジオ・テレビ

 朝、つけっぱなしで眠っていたラジオから「ナイツのちゃきちゃき大放送」が流れる。「常連さん」のコーナーはえのきどいちろうの担当。浅草の「スターの手形」が発表されたニュースがあり、亡くなった正楽師匠も選ばれていたんだな。えのきどいちろうと正楽師匠が親しかったとは知らなかった。小正楽の時代に「TVチャンピオン」の「手先が器用選手権」で一緒に審査員をやったことがあるという縁。10時台、外山惠理さんの中継コーナーでは、立川の節分のイベントをレポートする。鬼のすべり台がある鬼公園というのがあるようだ。インタビューする子どもたちがみんなかわいい。外山さんの訊きかたがまた上手いんだな。

 ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワルイコあつまれ」は「慎吾ママの部屋」に小澤征悦が登場し、チェ・ゲバラを演じる。小澤征悦は「ワルイコソーラン」も踊った。「勝手にテレ東批評」は出川哲朗がゲスト。この「テレ東批評」をよく観ているという出川は、池谷アナのひがみキャラも把握している。「充電旅」のキャスティングはほとんど出川がやっているんだそうで、「充電旅」がゴールデンになる際に、ルールを増やす、ゲストを増やすという局側の意向と戦ったという話もしていた。それが出川の考えのとおり、きちんとうまくいっているんだ。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」は、梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙による、恒例の「冬ドラマ辛口放談」。それぞれがあげたベスト3には、4人全員が「不適切にもほどがある!」を入れていた。吉田潮は「シングルの親の子育てみたいなテーマがあるのかしら」と指摘。3人が1位にしていたなか、木村隆志だけが3位にしていて、タイムスリップものという設定に辛い。木村隆志は木梨憲武主演の「春になったら」を1位にしていて、大島育宙も3位に入れていた。木村隆志が言う「専業俳優じゃない良さ」「ノリさんを愛でるみたいな感じ」というのはよくわかる。「どうせお涙頂戴」と思いながらも明るいという吉田潮、「映像に品がある」という梅田恵子の指摘。

 午後にはまたラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は木村草太が担当、ゲストコーナーには共産党の新委員長になった田村智子が登場した。田村淳はインタビュアーとしては面白いかな。「ワイドナショー」なんかではどうも期待はずれなことが多く、教養があるわけでもないし、批評性もないのだが、しかし、「NewsCLUB」を聴いていると非常にフェアな態度だと感じる。司会者とコメンテーターとでは職能が違うだろうに、「ワイドナショー」という番組は司会者ばかりが並んでいるから変なんだ。単に、話がうまくまわっているだけのときがある番組だ。

 今日は外出せず、部屋で読書をしつつ、ラジオを聴いたり、テレビを観たりなどして、眠くなったら眠っていた。夜になり、ブログの更新をもうひとつ。

 月曜に放送された「しゃべくり007」をようやく観た。ハリセンボンをゲストに迎えた「クイズ!私のこと覚えてますか?」。「10カラット」で共演していた元マチコの勝又が登場し、その番組の共演者たち、バッドボーイズ、オジンオズボーン篠宮、コンマ二センチ堀内もあとから登場した。クイズに登場したひとたちのなかには番組で出会ったひとたちがほかにもいたが、その当時は人気番組だったのかもしれないが、どれもこれも観ていない番組ばかりだ。「10カラット」という番組もまったく観たことがない。10年前ぐらいのテレビ、地デジ化されてからの数年間は、それまで使っていたレコーダーが急に使えなくなってしまったから、テレビを観る量が極端に減っていた時期だ。その当時はまだ、違法アップロードに対する意識もゆるい社会だったから、話題になった番組はネットで探せば観ることができると思っていて、実際にそうしていたのだが、あとになってみると、やっぱり、まるで全体像がつかめていなかったんだなと気がつく。

 今日の「太田光のつぶやき英語」は、洋楽の歌詞から英語を学ぶ特集。ゲストは、医師の加藤友朗が二度目の登場。洋楽で英語を勉強するラジオ番組をやっているんだそうで、加藤友朗が言うには、テイラー・スウィフトは英語の勉強に適していて、なぜならば、発音が明瞭、今どきの生きた英語がふんだんに使われているがスラングはあまりないのだという。XXCLUB の映画コーナーは、「コット、はじまりの夏」のコルム・バレード監督にリモートインタビューをする。

 今日の「Nキャス」は、1ヶ月が経った能登半島地震の状況をまず伝えていた。「セクシー田中さん」の原作者、芦原妃名子さんが亡くなった件については、三谷幸喜が脚本家の立場からかなりたっぷりと語る時間があった。

2024年1月26日金曜日

1月26日金曜日/リズム音曲・東葛スポーツ

◇ 浜松町・新橋・北千住

 朝から都内に。まず、浜松町に出て、山手線の海側を汐留のほうに歩いていく。新橋駅を抜け、昼食はニュー新橋ビル、美食小屋に入り、肉野菜定食を食べた。600円。新橋三丁目のベローチェに入り、ひと休み。混雑している時間帯で、入り口からすぐの席しか空いていなかった。スマホの充電をして、ラジオを聴きながら少し眠る。SNSを開くと、なんと、林家正楽の訃報が飛び込んできた。読書もしたかったが、入り口の自動ドアから冷たい風が流れてきて、居心地がまったくよくない。腹がくだり、トイレを探して、日比谷シティまで歩いた。さらに日比谷まで歩き、東京ミッドタウン地下のセブンイレブンに寄り、「週刊文春」を買っておく。いったい、いつまで買い続けることになるかな。

 どこかで時間をつながなければと考えていたが、電車が空いている時間に移動してしまったほうがいいと思い、日比谷から千代田線に乗り、北千住に移動する。北千住の東口に出ると、マクドナルドがあり、ここに落ち着くことに決めた。ホットコーヒーとバタースコッチパイを食べた。読書をしたいが、まずは「週刊文春」を読む。松本記事は第4弾か。今度は、大塚里香さんという元タレントが実名で告白している。同席していた後輩芸人の名は伏せられているのだが、文春はいつでも名は出せるのだろう。後輩芸人本人にも直撃取材をしているが、はぐらかされている。文春はこの札を、いつ切るつもりだろうか。

◇ 読書

 図書館で借りている、輪島裕介「昭和ブギウギ 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲」を読み終えた。2023年刊、NHK出版新書。輪島裕介の著書は以前から読みたいとは思っていたのだが、これが初めて読む著書となった。「ブギウギ」の放送開始に先駆けて出版された本だが、それにしては内容が濃く、野心的な本だった。著者は前口上として、近代日本大衆音楽史の暗黙の前提となっていることがらを転覆させてやろうという野心を語り、前提とはすなわち、敗戦を文化的断絶とする歴史観、東京中心の文化史観、西洋音楽受容史としての近代日本音楽史、レコード中心の大衆音楽史である。それらに対する挑戦がこの本にはある。笠置シヅ子が活躍した時代には「レコード歌手は基本的に録音に特化し、ステージで歌うことは必ずしも多くなかった。」なんていうことも、これを読むまでは考えたこともなかった。「笠置シヅ子と服部良一のコンビは、録音のために曲を作るというより、舞台での実演(あるいは映画)のために作られた曲を事後的にレコードに録音した。」 そして、その実演の場は、大阪でこそ独自に形成されるものであった。以下、気になる箇所をいくつか引用。P22「学校で教わる歌ではなく、また、入場料を払って見に行く芝居や映画でもなく、ましてや高価な蓄音機で「洋楽」を聴くのではなく、巷で人々が歌い踊る芸、つまり歌舞音曲を通して、彼女の基本的な感受性が培われ、また日常的に自ら歌い踊っていた。そのことの意味を考える上で、実家が銭湯だったことはきわめて重要だ。」 P29「(略)松竹少女歌劇は、在来の劇場経営の発想に基づき、歌舞伎も浪花節も映画も等しく興行種目として扱う松竹が運営していた。それゆえ、松竹の歌劇は宝塚と年齢においてはほぼ同じ少女によって構成されながら、宝塚の「良家の子女」イメージと結びつく「未熟さの系譜」からは逸脱するものとして、都市庶民層の自覚的な職業意識を伴って演じられていたといえる。」 P122-123「服部良一が笠置シヅ子のパフォーマンスに及ぼした重要な影響として、彼女の発声法を矯正したことがある。つまり、少女歌劇でも規範となっていた西洋芸術音楽に由来するベルカント唱法ではなく、日常的な話し声に近い「地声」で歌うよう指導したのだ。」 なお、著者の文章は堅っ苦しいものではなく、くすぐりがときどき入り、ユーモアがある。「現代大阪で最も重要なギタリストの一人」と、吉本新喜劇の松浦真也の名を出しているのは本気かよくわからなかったが、別のページでは「本当は「芸人」と「音楽家」という区別自体を撤廃したいと考えている。」とも書いている。これらを包摂するための概念として、著者は「リズム音曲」という言いかたを提唱している。

◇ 演劇

 北千住の西口に移動し、丸井の上階に。シアター1010稽古場にて、東葛スポーツの公演「相続税¥102006200」を観る。19時開演、15分前に到着。当日精算、3500円。チラシも半券もなにもなし。場内は舞台を囲むようにコの字型に椅子が並べられていて、入り口から奥にあたる上手側の席に着いた。開演前には、ピラミッドの建築に関するドキュメンタリーみたいな番組がスクリーンには流されていて、舞台上にはピラミッドがある。開演するとまず、音圧に圧倒される。出演者もろくに確かめていなかったが、ピラミッドから登場したのは長井短だ。東葛スポーツのオートフィクション路線は続き、今作は金山家の相続税をテーマにしている。実際の現金 5000万円を舞台の真ん中に置き、公演中は本物の警備員をずっと立たせていた。川﨑麻里子はのどががさがさ、それもネタにつながっていたのだが、岸田賞の審査員だった野田秀樹いじりに笑わされる。しかし、今作は迫力にまでは至らず、ラップのスキルが高い俳優がもっといるといいんだけどなとはたびたび思うことなのだけれども。警備員は、途中、もぞもぞしていて眠そうにしていた。東葛スポーツの出演者のなかで、このひとだけはサングラスをかけず、しかも、出ずっぱりで、ずっと突っ立っていなければならない。どの俳優よりも負担が大きい。上演時間は80分ほど。終演しても警備員は札束に張りついたまま、むしろ、終演後に客が動き出してからのほうが、上演中よりもあたりを見まわし、目を光らせていた。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」には、友近がついに登場。産婦人科の看護師さんの役だった。愛助の母であり、村山興業の社長を演じる小雪からは「笑いを世の中に広げるのはええ。せやけどな、肝心の世間の常識が学べてないがな。せやからなんも考えんと、無責任に子ども作ったりするのや。」なんていうセリフが飛び出し、村山興業が吉本だとは知らない視聴者も少なくないだろうが、まるで、松本問題が重なるかのようなセリフだ。ドラマにとっては余計なノイズなのだが。

 今日放送された「中川家 ザ・ラジオショー」が気になり、タイムフリーで聴いた。「吉本鎖国」についてしゃべっているというネットニュースを目にしたからだが、これは冒頭にちょっと触れている程度だった。「吉本鎖国」というのがSNSではずいぶん騒ぎになっているようだが、まとまった正確な情報が見つけられない。いったい、どこから広まった話なんだろうな。

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