2022年11月13日日曜日

11月13日日曜日/「あつぎ国際大道芸」

◇ 生活

 早朝に目覚め、本当は眠りたいが、録画残量を確保する必要があるため、昨夜の「Nキャス」を観てしまう。三谷幸喜は今週も不在。福岡公演で、怪我をした小林隆の代役を三谷幸喜が務めているためだが、冒頭に電話出演はした。ニュースはまず、村田兆治の訃報から。そのほか、山梨県の太陽光パネルの設置業者のニュースをここで初めて知り、住民説明会での恫喝の様子が撮られた映像が出たのだが、じつにひどい、呆れかえるような蛮行だ。

 ダビングのセットをして、それからようやく少し眠りなおし、そのあとは出かけるまでラジオをつけていた。「安住紳一郎の日曜天国」は、スギテツがゲスト。家を出る前に録画の確認だけしておこうとしたら、いつも録画している「サンデージャポン」と「ワイドナショー」が、20分程度で録画が停まってしまっていた。早朝にせっかく録画残量を作ったというのになぜだと思ったが、そのあとのダビングが、どうやら録画時間にわずかに重なっていたようで、そのせいで、標準録画にきりかわってしまったようだ。まったく、ろくに確認もせずに馬鹿な失敗をする。

 正午過ぎから外出。生暖かい気候が続いている。ラジオの天気予報を聴いていたら、雨の予報のようなので傘をもっていく。発送する品を投函しようと郵便ポストに寄ると、郵便局のクルマが停まっている。ちょうど回収にきていたところで、声をかけて、ぎりぎりでもっていってもらえた。しかし、ポストに書かれている集荷の時刻とぜんぜん違っていて、あれっと思ったが、もしかすると、ニセモノの郵便局員に荷物を渡してしまったのかもしれない。

◇ 大道芸

 3年ぶりに開催された「あつぎ国際大道芸」を見物するため、本厚木まで。13時頃に到着し、北口広場に出ると、大好きな FUNNY BONES のパフォーマンス中だった。もうすぐ終わるところだったから、FUNNY BONES はまた改めて観よう。事前にホームページからもタイムテーブルをざっと確認はしていて、おおまかな流れは考えていたのだが、配布されているパンフレットももらっていく。ホームページもこのパンフレットの画像が掲載されているだけなのだが、タイムテーブルとエリアマップ、出演者の紹介が載っていて、とても便利なものなのだ。以前は、有料の冊子が有隣堂で売られていたが、無料なぶん、このパンフレットは一枚の紙が三つ折りにされただけの簡素なものである。会場は、AからKまで、11箇所あり、南口のK会場だけは土曜のみ。今日はすべての会場が本厚木駅の北側にある。

 まず、最初に観てみたかったのは、G会場、花の公園に登場するフレディーノというパフォーマー。着いたときにはもう始まっていた。扇形の広場の客席は、お客さんで埋まっている。よその大道芸でも観たことがなく、初めて知った芸人だが、フレディ・マーキュリーの扮装、クイーンの曲を流しながら、パントマイムやマジックのパフォーマンスをする。なんでフレディ・マーキュリーなのかはぜんぜんわからないんだけど、いろんな要素が入っていて面白い。フレディーノを最後まで観て、B会場でもある一番街通りを抜けていくと、ココナッツ山本という芸人がパフォーマンス中だった。横浜でもおなじみのスタチュー、アストロノーツも近くにいた。ここは素通りし、ローソンストア100 に寄り、パンを買って食べておく。






 E会場、イオン厚木前に着くと、サクノキのパフォーマンスが始まっていた。ヨコハマ大道芸で何度か観て好きになったクラウンの芸人。オーディエンスから子どもを引っぱり出して参加させるのだが、(だから、写真が撮りにくい。)ハートウォーミングな空気を作るのがとてもうまい。優しい芸。これを最後まで観て、道路の反対側、J会場、アミューあつぎ前に行ってみると、ブラックエレファンツの演奏が始まった。これを少し観て、F会場、中町公園に行ってみると、加納真実のパフォーマンスが始まっていた。それからまた、一番街通りに入ろうとすると、ウォーキングアクトのせせらぎに遭遇する。






 再び、G会場の花の公園に。ネコ☆ソギというひとたちを観てみたかった。舞踏のコンビなのだが、以前、「あつぎ国際大道芸」には大駱駝艦も出ていたから、その系統のひとたちじゃないだろうか。火吹きの芸もあり、あるいは、大きな弓を取り出したかと思うと、その弓がスピーカーにつながっていて、弦で弾いたり、地面に叩いたりすると音が鳴る。とても面白かったのだが、あまり大衆性はないのか、さっきのフレディーノに比べるとオーディエンスはだいぶ少なかった。







 また一番街通りを抜けていくと、EPPAI のパフォーマンス中。パンフレットには、マサトモジャとのコンビで載っているひとだが、ひとりずつでもパフォーマンスをしている。それから、H会場の厚木公園に向かい、ここで改めて、FUNNY BONES をたっぷりと観る。日本人とイギリス人のふたり組なのだが、マジックやジャグリングなど、小ネタの連続のなかに、イギリス的ないたずらの精神とブラックジョークがある。もう10年以上前から観ている大好きなコンビなのだが、ネタは初めて観たときからあまり変わらないようで、おなじみの「TOKYOゾンビーズ」は、今日はイギリス人のクリスのほうしかやらなかった。日本人のけーぼーはからだでも壊しているのかと心配になってしまった。しかし、あいかわらずふざけていて、何度も声を出して笑う。車椅子のお婆ちゃんを標的にして、ずいぶん驚かせていた。





 再び、アミューあつぎ前に行ってみると、こちらにでは、油井ジョージワンマンバンドがパフォーマンス中。それから、A会場、駅前北口広場に行ってみると、K-TARO というオペラ歌手のパフォーマンスが始まるところだった。なんの気もなしに観始めてみたら、このシチュエーションがやけに可笑しい。駅前で、本格的なオペラを高らかに歌いあげているすがたに、惹きつけられてしまった。タイムテーブルを見ながら忙しなく移動してばかりだが、厚木公園のほうにまた戻ってみると、河童の扮装をしたウォーキングアクトの Okk に遭遇した。厚木公園では、竹内直カルテットがジャズを演奏している。







 少しでも多くのパフォーマーを観たいため、昼食にするタイミングが難しかったが、ここまでまわったところで、16時過ぎにようやく昼食にする。ミロードの箱根そばに入り、鶏もも肉ときのこのごまつけせいろを食べた。590円。食べ終わったらすぐに花の公園に。ASIA GOLD PRO WRESTLING によるプロレスパフォーマンスを観に行くが、もう終わりかけだった。ここにもサクノキとココナッツ山本が参加している。駅前に戻ると、Performer SYO!がジャグリングをやっている。このひとは観たことがあったかどうか、印象にないのだが、雨が降り始め、一輪車や炎を使った芸に苦戦している様子が気になり、ついつい観てしまった。






 だんだん日も暮れてくる。また一番街通りを抜けていくと、Juggler Laby のパフォーマンスに出くわした。またまた厚木公園に戻ると、おなじみの中国雑技芸術団のパフォーマンス中だった。そしていよいよ、「夜会」に突入していく。この「夜会」こそが、「あつぎ国際大道芸」のいちばんの名物であり、これを観るためにやってきたといっても言いすぎではないくらいだ。夜の公園に出演者たちがじわじわと集まり、ブラックエレファンツが演奏をしていたのだが、その音楽が鳴るなかで、足長の男女が踊り、河童がうろうろしている。その横では炎を使った芸も行われている。この光景が、じつにファンタジックで悪夢的なのだ。子どもたちは河童を追いかけ、自然と隊列になってしまった。ブラックエレファンツは演奏を続けたまま、オーディエンスをかきわけるようにしてステージ上にあがっていくと、いよいよ「夜会」がスタートする。音楽を演奏するパフォーマーたちがそろい、音楽が鳴り続けるなか、出演者たちがつぎつぎに登場し、代わる代わるパフォーマンスを見せていく。もちろん、そのパフォーマンスの多くは即興で行われているはずで、なにが飛び出るかわからない。この狂乱のステージが大好きで大好きで、大道芸のフェスは各地にあれど、これだけのステージを楽しませてくれるところはほかにあるのだろうか。しかも、これが無料だというのは驚異的なことだ。河童を追いかける子どもたちは、一緒にステージにもあがってしまった。狂乱は終わりそうで終わらず、何度かアンコールのように熱がぶり返し、1時間近く続き、ようやく大団円となった。少し雨も降り始めていたが、なんとか小雨でもちこたえてくれた。3年ぶりの「あつぎ国際大道芸」に大満足。「夜会」のなかで、プロデューサーのハシモトさんというひとのあいさつもあったが、これだけのものをプロデュースするこのひとはいったいどういう経歴なのだろう。
































 ベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら少し眠り、それから、しばらく読書を。2時間ほど経ち、外に出ると、地面は濡れていたが、雨は止んでいる。結局、あまり降られずに済んだ。アミューあつぎのブックオフに寄り、閉店までの1時間でざっとまわる。110円の文庫本を1冊、コミックを1冊、220円の単行本を2冊買っていく。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。録画に失敗したから、少ない時間で済んだ。Spotify でポッドキャストを聴きながら、深夜に眠る。

2022年11月12日土曜日

11月12日土曜日/竹下景子の朗読

◇ ラジオ・テレビ

 早朝から少し眠り、ツイッターを開くと、トレンドに藤田まことの名がある。なにかと思えば、白木みのるが2年前に亡くなっていたというニュースだった。午前中、「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中まで聴いて、それから、録画していた「ワルイコあつまれ」を観ると、「昭和歌謡合唱団」のコーナーに松本隆が登場していた。「赤いスイートピー」の詞を、子どもたちの質問に答えながら丁寧に解説していた。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、先週に引き続き、「秋ドラマ辛口放談」の後編。ラジオに戻り、なんとなく、普段は聴かないFMヨコハマの畠山美由紀の番組をつけていたら、八代亜紀の「おんな港町」のカバーが流れ、誰が歌っているんだろうと思いながら聴いていたが、畠山美由紀がカバーしているのだ。Spotify で確認すると、2014年のアルバムに収録されていたのだが、こんなカバーがあるとは今まで知らなかった。畠山美由紀をあまり熱心に聴いたことはなかったが、自作曲の印象(その印象もあてにならないが)とはまるっきり違う迫力に驚いた。

◇ 石川町・中華街

 午後から外出。やけに暖かい日が続いているが、11月も半ばだというのに、いったいどうなっているんだろうか。まあ、過ごしやすくていいのだが、今のうちにできることはばんばん片づけておこう。いつもいつも、寒くなってから気がつくのでは遅いのだ。

 根岸線に乗り、石川町に出て、北口のまいばすけっとに寄り、飲みものとサンドイッチを買い、歩きながら食べる。元町に向かおうとすると、遠くからお囃子の音が聴こえ、中村川の橋の上にひとが溜まっているからなにかと思えば、近づいてみると、川を昇ってくる船を見物しているのだとわかった。お囃子はその船から聴こえていたのだ。なんのイベントだろうかと思ったが、橋を渡り、石川町駅の先まで進むと、パンフレットを配っていた。「よこはま運河チャレンジ」というイベントの運河パレードのようだ。







 元町を抜けていくと、今日は土曜だし、人出がなかなか多い。元町・中華街駅からエスカレーターに乗り、アメリカ山公園に出る。港の見える丘公園を抜け、神奈川近代文学館の「川端康成展」に再び、今回は展示は観ることなく、イベントのみ。竹下景子の朗読会を予約していた。のんびりしていたらすっかり余裕がなくなってしまったが、14時開演、5分前に到着し、ホールがある2階に階段をあがっていくと、ちょうど、2階にあがりきったところで目の前のエレベーターが開き、竹下景子が出てきたのでびっくりした。会場に入っていくところだったのだ。開演直前、ほかにお客もいない状況で、期せずしてすぐ目の前で出会うことになったが、もう視力がだめなのか、突然のことで焦点が合わず、視界がぼやけていたのが情けないが、客だと思って、こっちを向いてにこっとしてくれたのはわかった。ちょっと動揺しながら受付に行き、当日精算、1200円を支払い、慌ただしく客席に入っていく。完売しているはずだが、前から5列目、いちばん右端に空席を見つけ、そこに座った。開演時刻になると、竹下景子はさっそく登場し、一礼して椅子に着くと、すぐに朗読を始めた。落語みたいにマクラをぺらぺらしゃべることもなく、「掌の小説」から、まずは「骨拾い」という一篇を語り始めた。朗読は全9作。配布されたプログラムに作品名が書かれていて、前半にまず4作、「骨拾い」「バッタと鈴虫」「有難う」「日本人アンナ」を語り、45分で前半が終わった。15分休憩を挟み、後半は5作。「雨傘」「ざくろ」「五拾銭銀貨」「秋の雨」「雪」を語り、前半も後半も、ちょうど45分ずつだった。「掌の小説」は過去に読もうとしたことはあったのだが、かなり序盤のほうでやめてしまい、なにひとつ覚えていないのだが、この朗読でいきなり聴くよりも、読んでから聴いたほうがよかったかもしれない。早い話が、朗読を聴いていてもよくわからなかった。朗読を聴くこと自体があまりないのだが、竹下景子は、子どものセリフは子どものような声を出し、声色で演じる。話芸の調子ではなく、あくまでもお芝居なのだが、話芸に親しんでいるものからすると、これがちょっととっつきにくい感覚がある。どんな小説か、あたまに入れたうえで聴いたならばだいぶ違っただろうか。竹下景子はシックなドレス姿、グレイヘアにはなっていたが、あまり印象が変わらず、若々しい。さすがは女優で、可憐な雰囲気を保っている。このひと、子どものころからテレビで観てるけど、うちの親とあまり変わらない年齢かと思っていたが、ウィキペディアにあたると、まだ70歳にもなっていなかった。朗読が終わり、少し素でしゃべったりもするのかと思ったが、素でしゃべるのは本当に少しだけで、すぐに引っ込んでしまった。最後のあいさつすらもセリフを決めてきたような感じだった。









 16時前に終演し、港の見える丘公園の展望台から、フランス山をひさしぶりに通り抜けて、下まで降りていった。公園から歩道橋を渡り、人形の家の横を通り、マリンタワーの手前を曲がる。遅めの昼食にしようと中華街に入っていくと、もちろん、中華街も混んでいるのだが、慣れたもので、細い路地の店はそうでもないことを知っている。龍城飯店に入り、サービスランチのユーリンチーを食べた。チャーハン、スープ、ザーサイ、杏仁豆腐がつき、660円。この店では何度も食べているのだが、今日はここの店のちびっ子たちが店内をうろちょろしていてにぎやかだった。


 横浜スタジアムの横浜公園を抜け、ベローチェに入り、ひと休み。眠くなり、読書はあまり進まず、音楽を聴きながら少し仮眠しようとするが、Spotify の料金を払いそびれていたら、スマホからは無料利用するには解約する必要があるようで、めんどうだから、結局もう、再契約してしまうことにした。数日前にしそこねていたメルカリの本人確認もやってしまいたかったが、マイナンバーカードがどうしても認証されず、もしかすると、アプリを新しいバージョンにしなければだめなのか、それがどうやら、自分のスマホでは古くてできない。せっかく、メルカリから金が借りられると思って小躍りしていたのに、あきらめるしかないのか。俺の小躍りを返せと言いたくなる。

 関内から、ラジオを聴きながら横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄っていく。しかし、まったく買うものなし。110円の文庫本をなんとか1冊選び、100円引きのクーポンを使い、10円で買っていく。

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を改めて聴いた。11時台は、コサキンがゲスト。なんと、横浜にぎわい座のナイツ独演会にコサキンがゲストで出演するのだ。ゲスト未発表の状態で、すでに完売しているのだが、こういうのを観逃すのは悔しいな。

 Spotify のニューリリースから、ブラック・アイド・ピーズの新アルバムを聴き始め、ブログの更新をしようとするが、眠くてだめ。いったん眠り、深夜にブログを仕上げていたら、朝になってしまった。

2022年11月11日金曜日

11月11日金曜日/吉野家で食べてくる

◇ ニュース・テレビ

 早朝から、ポッドキャストを聴きながら、2時間ぐらい眠る。森本毅郎のラジオをつけたら、なんと、村田兆治宅で火災とのニュース。意識不明の男性が運ばれ、村田兆治の可能性があるとのこと。その後、ツイッターから、村田兆治死亡のニュースを知り、思わず声が出た。なんということだろうか。

 午前中、本の整理をしながら、録画していたテレビ番組をいくつか。水曜深夜に放送されていた「霜降り明星のゴールデン80's」。BSフジの番組だが、地上波でも何度か放送されている。この回では、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、歴代「スケバン刑事」の3人が登場した。この3人がそろってトークするのは、意外や、初めてなんだそうで、この3人が 1985年デビューの同期だというのも知らなかった。昨夜放送された「SONGS」は、藤井フミヤの特集。もちろん、NHKの映像がたくさん流されたのだが、解散時の映像を観ると、チェッカーズ、かっこいいんだよなあ。「涙のリクエスト」「NANA」「I Love you, SAYONARA」というチェッカーズのメドレーを歌うフミヤは、還暦とは思えない動きのキレだ。美空ひばりとの関係は知らないものだったが、美空ひばりと一緒に渋谷で映画を観たり、ベスパの後ろに美空ひばりを乗せて六本木を走ったとかいう話をしていた。VTRには、仲のいい、木梨憲武、ヒロミが出演。

 昼前にいったん外出。今日もまた、午後に叔父がやってくるため、その前にしっかりと食べておきたく、吉野家まで行って、牛すき丼を食べてすぐに帰ってきた。624円。


 午後にやってきた叔父は、夕方に帰っていった。ラジオを聴きながら、また2時間ぐらい眠ったあと、夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松岡昌宏がゲスト。21歳、31歳のときに出演した回の映像が流れ、それを観た松岡は、爪痕を残そうとしていたとふり返る。昨日のEXITがまさにそうだったが、若いころの松岡はじつにはしたない。しかし、ジャニーズでは最多出演なんだそうで、そういえば、大竹まこと、梅沢富美男と3人で、それぞれの名前から1字とり、「松竹梅」というトリオで出ていた時期がしばらくあったが、そうか、この時間に大竹まことがラジオをやっているからやらなくなったのか。すると、大竹まことはラジオを始めてからは「徹子の部屋」には出てないんだったかな。

 昨夜の「アメトーーク!」は「ザキヤマ&フジモンがパクりたい-1グランプリ」。おなじみの企画だが、今回は、サンタモニカ、ガクヅケ、COWCOW、ぺこぱ、品川庄司、永野が出演した。この企画、永野だけはいつも面白いのだけど、ほかはどうも新鮮さがない。番組が加齢していく過渡期というような感じがするのだが、ここを乗り越えていくのかどうか。

◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。今日の「ビバリー昼ズ」は12時台にゲストあり、「お笑い有楽城」で優勝したさんぽというコンビが登場した。まったく知らないコンビだったが、トークが快活で、堂々としている。ビクターミュージックアーツ所属。元太田プロだそうで、片方は納言安部の元相方。

 金曜は聴くラジオがずいぶん増えてしまい、昼には「ビバリー」と「中川家 ザ・ラジオショー」のほか、ヒコロヒーの「トーキョー・エフエムロヒー」と、友近の「シン・ラジオ」があり、夜には「問わず語りの神田伯山」もある。これらをタイムフリーで、聴けるときに聴くという聴きかただが、このうち、いちばん気軽に聴いていられるのは友近の「シン・ラジオ」で、3時間もあるから、いろんなことをしながらだらだらと聴いていられる。ブログを更新したいときには友近を聴き、疲れてきたら、ヒコロヒーを聴きながら眠ってしまう。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊新潮」の「なぜ「喜納昌吉」は沖縄から嫌われるのか」という記事を興味深く読んだ。執筆者は篠原章。音楽評論家でもある篠原だが、ここでは喜納昌吉が「結果を残してきた政治家」であることを指摘し、「この点はほとんど評価されていない」と書く。「調べてみると、昌吉は利権や党派益・組織益を優先した政治家の行動に対して「否」を突きつけてきたことがわかる。(略)昌吉のこうしたラディカルな姿勢は、政党や労働組合には脅威となり、沖縄の政治から昌吉が排除される最大の要因となった。」「また、喜納昌吉は普天間基地の辺野古移設に反対する運動の核となっている「オール沖縄」を批判してきた。オール沖縄は、自民党沖縄県連幹部だった翁長雄志前沖縄県知事が、自民党の一部と社会民主党や共産党などを糾合して組織した運動体だ。翁長は政治家たちをオール沖縄に誘うに当たって、「基地に反対すればカネになる」と説得したという。昌吉はこれに憤慨し、オール沖縄への参加を拒むと同時に、オール沖縄に参加して党派益や組織益を守ろうとする政党や労働組合とも訣別した。」「権威や権力と闘うヒッピー的、革新的な主張の持ち主という印象が強い昌吉だから、保守層から敵視されるならわかるが、排除しているのは、おもに「オール沖縄」を始めとする革新勢力や彼らを支援するメディア関係者だ。」

 そのほか、「週刊新潮」は中山秀征の連載もいつも面白いのだが、今週は、16歳のときに「欽ちゃんの週刊欽曜日」のオーディションを受けたという話が語られていた。風見しんごが多忙のために番組を卒業することになり、新メンバーのオーディションがあったのだという。ところが、風見しんごの出演継続が決まり、オーディションはなかったことにされたのだと。こんな話はぜんぜん知らなかった。

2022年11月10日木曜日

11月10日木曜日/物置の本を運ぶ

◇ 洋光台

 睡眠時間に失敗し、朝から3時間ぐらい眠る。午前中に出発し、洋光台まで。叔父宅の物置に荷物があり、その確認をすることになった。荷物というのは自分の荷物なのだが、引っ越した際に、どさくさにまぎれて、ここにずっと置かせてもらっていたのだった。その引っ越しというのがもう20年以上前のことなので、なにが置いてあるのかもさっぱりわからない。一応、すぐに必要なものがあれば運んで帰れるように、キャリーカートだけ、畳んだ状態でぶらさげてもっていく。先に昼食を済ませておくつもりだったが、もたついていたら時間がなくなってしまった。洋光台の駅前のピーコックストアで、カツサンドを買い、団地の広場のベンチに座って食べたが、風が強くてたまらない。髪の毛がたちまちぼさぼさになった。

 叔父宅に着き、さっそく、物置の荷物を確認すると、ふたつの物置にダンボール箱が計15箱あった。箱の中身は大半は本なのだが、物置のなかであっても、雨水かなにかわからないが、濡れてしまっている本がいくつも見つかり、これらは十代のころに買っていた本だが、当時は古本を売るという計算もなく、本を手放すという考えすらなく、純粋に、いつまでも手元に置いておきたいつもりで買った本ばかりだから、なぜ今まで放置してしまったのかと茫漠とした気にもなる。今や、わが部屋は床から本を積みあげ、本の扱いもだいぶ雑になったが、ていねいに保管していたころの本たちの変わり果てたすがたと再会することになった。どこにいったかわからなくなっていたサイン本も見つかったが、これもかなり傷んでいる。古本を売るようなことをやっていると、本に対してドライにもなってしまうのだが、若いころならば、この惨状にはとてもじゃないけど冷静ではいられなかっただろう。この箱をすべて、叔父は処分するつもりでいたようだから、その前に確認してよかった。本を処分するのは本当にいやなのだが、それでも、傷んでしまってどうしようもない本は、妥協して、ある程度は捨ててもらうことにした。そのほか、小学校や中学校のころに使っていたような文具類、絵の具や製図道具、将棋盤なども出てきたが、これらも処分してもらうことにする。小学校の卒業アルバムや卒業証書が出てきたのにもちょっと驚いたが、これはさすがに捨てるつもりはないものの、たいして愛着はなく、見つかっても、アルバムを開いてみる気にもならなかった。わが人生のなかで、この時代と現在がどうもつながっていない感じがする。しかし、なんにせよ、キャリーカートで運べるものはせいぜい2箱で、思い出の品よりも、結局、売りものになる本と、これからも読む可能性のある本を優先するという判断にした。あとは保留にして、箱に詰めなおすしかない。ぜんぶの箱を確認し、選りわけて、詰めなおすという作業をし、なんとか、日が暮れかけるまでに終わらせた。物置に戻した箱が11箱。つまり、ほぼ処分しないということだが、単純に考えて、運ぶのにあと6回はかかる。

 夕方には失礼し、洋光台の団地にも興味があったが、大荷物なのであんまりうろつくこともできず、団地の前を通るだけになったが、今度は昼間の明るい時間帯に歩いてみたいと思った。洋光台駅から根岸線で帰ってくるが、古本市もしばらくないから忘れていたが、キャリーカートを運んでいると、電車の乗り降りがいちばん大変なのだ。ダンボール箱をそのまま使えばいいと思い、いつも使っているクリアケースを置いてきたのだが、ダンボール箱だと、持ち手がないことに運ぼうとして初めて気がついた。キャリーカートの下から抱えあげなければならない。おまけに、物置に長年入れっぱなしになっていた箱だから、汚くって、これではどこの店にも寄りにくい。電車もやや混んでいて、申し訳ない気になった。最寄り駅まで戻ってきて、ここまでくればもういいかと思い、日高屋に入り、ようやくまともな食事をとる。W餃子定食を食べた。710円。

 うちが坂道の上にあるもんだから、キャリーカートを引きずるには帰宅直前がいちばんきつい。さんざん古本市に出ているから、わかっているはずなんだけど、どういうわけか忘れてしまっている。そして、うちの前まで運んでも、うちのなかに入れるのがまたひと苦労で、外に出しっぱなしにするわけにもいかないから、なんとか運び入れるところまではするのだが、いったん落ち着いたら、もう動くのがいやになった。

◇ テレビ

 ラジオを聴きながら早い時間に眠ってしまい、深夜に起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・EXIT)と昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・川島明&MEGUMI)、それから、「紙とさまぁ~ず」を2週分(ゲスト・安藤サクラ)。「ぺこぱポジティブNEWS」のコメンテーターは錦鯉の渡辺隆。「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」では、ここ何週か、福生の街歩きロケをやっていて、これも面白かった。

 テレビを観ながら運んできた本の整理もするが、ときどき、ぱらぱらと中身を読み始めてしまい、ちっとも進まない。さすがにかつての自分の蔵書は、関心のある本ばかりだ。音楽を聴こうとすると、Spotify が料金未払いになっていたようで、プレミアムプランの利用が停止されてしまった。利用し始めてから初めてじゃないだろうか。しかし、曲間に広告が入るというだけで、おおむね不便なく使えそうな気がするのだけど。なんのために毎月料金を払っているのかわからなくなってきた。

ブログ アーカイブ

8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで

◇ 伊勢佐木町  昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶり...