◇ 虎ノ門・日比谷・六本木
朝から都内に。今日は暖かくなる予報だが、一歩外に出るともう暖かい。ジャンパーを着て出たが、パーカーでもよかったかもしれない。だけど、明日からはまた寒くなる予報だ。昼は虎ノ門から新橋方面に歩き、適当に歩いていて見つけた「らいどん」という店に入り、ぶた丼を食べた。850円。豚丼(表記は「ぶた丼」だった。)から想像するものとはちょっと違って、ご飯の上には豚角煮と煮玉子が乗っている。そのあとはベローチェにでも入ろうかと計画していたが、日比谷公園に行ってみたくなり、ベンチでひと休みするのもいいかと考えた。ところが、着いてみると、花壇の工事だとかで真ん中の広場がフェンスでふさがれていた。そうなると、ベンチの数は自ずと少なくなり、どれもすでに先客がいる。野音の脇に空いているベンチをようやく見つけ、そこに座り、しばらく読書をしていく。
そのあとは六本木に行くことになり、六本木ヒルズを通り抜け、六本木駅から帰ろうとしていると、老紳士に道を訊かれてしまい、教えられるほどは詳しくはないから、役に立てずに申し訳なかった。わかりませんという態度をすぐに示したのに、老紳士はなぜかそれでもしつこく訊いてくる。わからないものは答えようがない。知ってるのに隠してるとでも思われたのだろうか。
六本木から日比谷線、中目黒から東横線に乗り換え、東白楽で降りる。神奈川図書館に寄り、それから、東神奈川駅前のドトールに入り、ひと休み。コンセント席は埋まっていて使えなかった。昨日買った「週刊文春」の松本の記事をここでようやく読む。
◇ テレビ・雑誌夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」は「蘇る「昭和歌謡」秘話」という傑作選。ゴダイゴ(2021年放送)、じゅん&ネネ(2017年放送)、サーカス(2018年放送)、ビリーバンバン(2022年放送)、狩人(2002年放送)の、それぞれの過去の出演回の映像が流れた。
楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の高橋源一郎の連載エッセイが「不適切にもほどがある!」を好意的に評価していた。「『不適切』では、登場人物が繰り返し「こんな時代だから」と呟く。そこでは、その人間の「価値観」ではなく、時代の「価値観」が優先される。だから、時代が変われば、その人はまったく別のことを言うだろうし、かつてと違うことを言っても、なんの痛みも感じないはずである。敗戦直後の大半の日本人たちのように。なにしろ、言うべきことを決めるのは「自分」ではなく「時代」なのだから。」 エッセイの最後には、大江健三郎「政治少年死す」と深沢七郎「風流夢譚」につなげてみせる荒業。「サンデー毎日」では、松尾潔による天童よしみロングインタビューの連載も始まった。
「FLASH」には、「ブラタモリ」の終了が発表されたタイミングで、タモリのプライベートの散歩写真が掲載されていた。終了は体力的な問題もあるようだが、タモリの決断を後押ししたのは「旧ジャニーズの性加害問題」だったと「NHK関係者」なる人物が語っている。「事務所の圧力でテレビに出づらくなった草彅さんを心配したタモリさんは、草彅さんの居場所を確保するために番組を続けていたところもあるんです。しかし、草彅さんは一連の性加害問題で〝ジャニーズの軛〟から自由になった。タモリさんはこれで安心できると思ったのでしょう。」 このNHK関係者は、タモリは「ブラタモリ」の後任に草彅剛を提案したとも語っている。「タモリさんは'25年8月、80歳になったタイミングで芸能界を引退すると、かたくなです。」と、「芸能記者」なる人物の証言も。