2023年1月10日火曜日

1月10日火曜日/烏龍茶をこぼした

◇ テレビ・映画・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」は10ヶ月ぶりの生放送。この番組、開始当初は観ていなかったから知らなかったのだが、前田日明の失言が原因で生放送ではなくなったのか。その失言はネットニュースで目にした記憶がある。昨夜の「キョコロヒー」には、ダジャレが止まらない豊川七段が再登場。

 昼にいったん駅前まで出る用があり、すぐに帰ってきて、また録画していたテレビ番組を観る。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・渡辺えり)を観て、それから、「ぽかぽか」の2日目。火曜レギュラーは花澤香菜ひとりだけなのか。そのほか、OWVというグループのメンバーがふたりと日替わりの女子アナ。「ぽいぽいトーク」のゲストは昨日に予告されたとおり、マツコ・デラックスが登場。そのあとには、マツコのお気に入りだという3人による街ブラロケのVTRがあり、小原ブラス、戦慄かなの、アレンが登場した。知らなかったが、みんな、「アウト×デラックス」に出ていたひとたちなんだ。マツコの出演はここまで。そのあとには、昨日もやっていた「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」を挟み、「暇すぎて〇〇しちゃいました 暇王」というコーナー。現れた出場者たちのなかには、暇になった山崎夕貴アナも混じっている。山崎アナは、Excel の底を探すことに挑戦し、キーボードの下向きの矢印を押し続け、9時間かけてようやくたどりつくが、じつは一瞬でたどりつけるショートカットがあったというオチ。続いて、「午後一のヒーリングタイムずっとみ」というVTRのコーナーがあり、原田泰造と山田裕貴が出演した。最後は今日も「どぶろっくの一物」をまるまる放送する。

 テレビを観ているあいだに、烏龍茶をこぼし、未使用の録画用DVDを濡らしてしまった。うっかり、斜めになっている上に置いていたのが失敗のもとで、そこらじゅうにものが散乱しているのがそもそもよくない。たかが烏龍茶でも、DVDには茶色いシミができる。性能に支障はきたさないか。

 夕方にはまた、再び駅前まで。うちのすぐ近所の郵便ポストは早い時間に集荷が終わってしまい、駅前の郵便ポストまで投函に行く必要があった。洋光台の物置から見つけてきた本がぽんぽん売れてくれて、小学生のころにむさぼり読んでいたような本だが、今の自分にはまったく興味がないものだからよかった。

 夜はアマゾンプライムで映画を1本。ルビッチの「ニノチカ」を観た。小林信彦が選ぶベスト100作品を続けて観ているが、名画と呼ばれるような作品になると、ぼんやり観ていても、はっとするような場面は必ずいくつもあるようだ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、年末年始のテレビの話をしている。今夜の「爆笑問題カーボーイ」はオンタイムで聴いた。ブログをもうひとつ更新して、ラジオを聴きながら眠る。

2023年1月9日月曜日

1月9日月曜日/「ぽかぽか」が始まる

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、もう少し眠りなおしてから、午前中になんとかひとつ更新。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」月曜の新年初回は今年もイッセー尾形がゲスト。近況が少し語られ、そのあとにはさっそく、恒例のラジオドラマがたっぷりと上演される。出演は、高田文夫、松本明子、イッセー尾形。原作脚本演出作詞作曲あれこれ(?)をイッセー尾形が手がけ、タイトルは「どうするマドロス 海、その愛とマドロス」。まさかのマドロスもので、妙なところでみうらじゅんとシンクロする。

 午後は録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は純烈がゲスト。小田井涼平が脱退し、岩永洋昭という新メンバーが加わった。このひとも仮面ライダー出身で、すでにかなりのキャリアがあるひとのようだ。

 新番組「ぽかぽか」の第1回も録画しておいた。とりあえず、最初の一週間は観てみようと思う。オープニングは、セット後方中央からハライチと神田愛花が登場し、脇のとびらからは月曜レギュラー陣、伊集院光、白河れい、岸本理沙アナが登場する。セットの作りが想像以上に「いいとも」っぽいと思った。白河れいというひとは誰かと思ったら、貴乃花と河野景子の娘だ。オープニングが7分半あり、つぎは「ぽいぽいトーク」というコーナーになり、ゲストの山田裕貴と北川景子が登場する。勝手なイメージをテーマにプライベートを深掘りするというコーナーで、レギュラー陣はいなくなり、ハライチ、神田愛花とゲストが残る。岩井と神田愛花がゲストへの質問をフリップで出すのだが、その質問がだんだん大喜利化していく。このコーナーがだらだらと続くので早送りしたが、このコーナーは50分近く続いた。続いては、成人の日特別企画「お母さんありがとうラップバトル」というコーナーになり、ここから伊集院光と白河れいが加わる。特別審査員に土屋アンナも登場。ハタチになったラッパーとそのお母さんが登場し、ラップで感謝を伝えるという企画。ここはかつてのフジテレビの匂いがあり、「いいとも」というよりも、「夕やけニャンニャン」や「パラダイスGoGo!!」の感じがする。そのつぎは「ハライチ岩井の世界一かわいいネコちゃん連れてきて」というコーナー。自称芸能界イチの猫好きだという岩井が世界一かわいい猫を決める企画という企画で、別セットの「ぽかぽかネコちゃんカフェ」から中継する。続いてはVTRになり、「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」というコーナー。今もまだ、ライオンがスポンサーの時間があるのだな。ライオンちゃんがゲストとおいしい肉を食べ歩くという企画で、村重杏奈が登場した。つぎもVTR、野呂佳代と菊地亜美の「昼飲み主婦トーク」というコーナー。ゲストに平愛梨も登場。このへんはどんどん早送りする。最後には地方局の番組を紹介するコーナーがあり、サガテレビの「どぶろっくの一物」をほぼまるまる放送した。3時間の生放送だが、VTRを観るだけのコーナーがけっこう多い。エンディングでは、初回なのにいきなり、4月から2時間に短縮されることが発表された。

 土曜早朝の「週刊フジテレビ批評」では、フジテレビの港浩一社長と鈴木おさむの対談があった。バラエティ番組のコンプライアンスに関する話になり、港「すごくずーっと思うのは、やっぱり、自分の番組に対する愛情? 愛情をもっていれば、変なことはしないと思うんですよね。それで、どの時代でも、観終わって不快な気持ちになる番組っていうのはよくないですよね。で、そういうことトータルで言うと、自分の番組にどれだけ愛情をもっているかっていうことだと思うし、それと、なんだろうな、本当に面白いと、文脈で突破していけるんですよね。つまんないと、「あんなことして」とかってクレームきますけども、似たようなことやってもそれをうわまわる面白さがあると、突破していけるもんなんで、そのへんはちょっと、「腕」と「愛」でね、やってってほしいなあと。」 「愛情」の部分はどうだろうかと疑いながら聴いたが、後半、面白ければ「文脈で突破していける」ということのほうは本当だろうという気がした。

 大晦日に放送された「太田光のつぶやき英語」の特番もようやく観る。ゲストは吹石一恵。この番組のファンなんだそうで、マネージャーに出演を直訴したという。太田と共演した「爆笑・千原の天然パラダイス」(1998年放送)の映像が少し流れた。それから、幸本澄樹くんという10歳の俳優が登場し、観たことがないのだが、「カムカムエヴリバディ」に出演していたようなのだが、この子はジョージ・Y・ハリスンという名の環境活動家でもあるという。VTRでは、市川紗椰が日本の鉄道の魅力を世界に発信するというロケ企画があり、長良川鉄道の短いトンネルを紹介する場面では「超芸術トマソン」という言葉が市川紗椰から出た。そして、話題はがらりと変わり、ウクライナの現状も伝える。4月の放送で紹介されたキーウで動画配信をするジェスターさんのその後だが、配信元のSNSの仕様変更により、11月に配信を停止していたのだ。番組がコンタクトをとったジェスターさんからのメッセージ動画が流され、「金銭的な援助を求めるわけではありません。ウクライナに注目し続けてほしいのです。私たちはここで戦っていますが、世界の注目が必要なのです。」とジェスターさんは語った。

◇ 映画・雑誌

 夜、ブログの更新をふたつ。それから、アマゾンプライムで映画を1本。ヒッチコックの「バルカン超特急」を観た。DVDで観たことがあるような気がしていたけど、観始めてみると、どうやら初めてのようだ。小林信彦が選ぶ「洋画・邦画ベスト100」を勉強のつもりで順に観ているのだが、ぼんやりと観ていたら、終盤の展開にぐいぐい惹き込まれていった。勉強とは別に、これはまた改めて観なおさなければならないな。

 昨日、ブックオフで買った「東京人」(2022年12月号)の「東京映画館クロニクル」という特集が面白そうで、ぱらぱらと目を通していた。読み始めてはみたが、東京の映画館の体験が自分には乏しく、読んでもわからないことが多い。横浜の映画館ならば、それなりにわかるのだけれども。つまみ読みをする程度になるが、川本三郎と小西康陽のエッセイ、それと、片岡一郎さんが寄稿していて文芸坐について書いている。片岡さんの隣りのページでエッセイを書いているのは曽我部恵一だ。吉田伊知郎がラピュタ阿佐ヶ谷の取材をしていて、プロフィールが載っていたが、このひと、1978年生まれの歳下なんだな。モルモット吉田の名で、ずいぶん昔から雑誌で名前を見かけるひとだったから、上の世代だと完全に思い込んでいた。

2023年1月8日日曜日

1月8日日曜日/図書館・狂言・初詣

◇ テレビ・ラジオ

 寒い朝。録画していたテレビ番組から、一昨日金曜昼に放送された「なりゆき街道旅」の特別版を観始める。来週から始まる「ぽかぽか」までのあいだ、今週はフジテレビの平日の昼には特番がずっと放送されていた。マキタスポーツさんが出演するから録画しておいたのだが、旅する場所は熱海だ。去年に「熱海の捜査官」を観てから、どうも熱海に引き寄せられているかのように感じられる。番組はまず、ハライチ澤部、片桐仁、丸山礼という3人の旅から始まり、マキタさん、神田愛花があとから合流する。そのほか、ラパルフェ都留によるスイーツレポートなどもあり、3時間の街歩き番組をさすがにだらだらと観ているわけにもいかず、早送りでざっと観ていき、2時間ぐらいのところで中断した。

 「安住紳一郎の日曜天国」を途中からつけてみると、昨夜の「Nキャス」同様、こちらもやはり、安住は欠席している。ラジオを聴きながら、あれこれと雑務を。ラジオの天気予報によると、今日は2月並の気候だとかで少し暖かくなるようだ。と言われても、2月の気候にあまり暖かいイメージはないのだけど。

◇ 紅葉坂

 午後に横浜能楽堂の公演を観るため、正午過ぎに出発。平沼橋から歩いていく。まず、平沼橋駅のすぐそばにあるまいばすけっとに寄り、パンをひとつ買い、歩きながら食べた。栄養ドリンクも買って飲む。平沼橋から紅葉坂までの道のりを歩くのも、ずいぶんひさしぶりな気がする。途中にセブンイレブンがあることを事前に確認しておいたが、ここでチケットの発券をしていく。


 やや早めに着き、能楽堂より先に、神奈川県立図書館にも寄りたかった。少し前に、新館がオープンしたというニュースを目にし、そのうちに行ってみたいと思っていた。横浜能楽堂はこのすぐそばにある。しかし、紅葉坂のほうまでやってくる用もめったになかったのだが、このタイミングで能楽堂に行きたくなるというのも妙なものだ。これもまた、紅葉坂に引き寄せられているとしか言いようがない。それとは別に、図書館を利用したいと思うきっかけもあったものだから、ならば、この県立図書館を利用するのがいいだろうと思い、能楽堂にも行かなければならないのだが、30分ぐらいのあいだに、せっかくだから利用者登録をしてしまう。やりかたがわからず、館内に置いてあるパンフレットを手にとってみると、1階総合カウンターで手続きをすると書いてある。さっそく、そこで訊ね、身分証を提示し、用紙に個人情報を記入し、これだけでもう簡単に作れてしまった。すぐになにか借りていこうと思うが、棚をじっくりと眺めている時間はない。芸術の棚を探し、そこから「別役実の風景」という本を見つけ、まずはこれを借りてみることにする。貸し出しの手続きは、あちたこちらに設置してあるパソコンから、セルフでやるシステムになっていて、机に本を置くとそれだけでデータが読まれ、それと自分の利用者カードも読ませ、それだけで完了。あまりにも簡単なので、スタッフのひとに本当にこれでいいのかと確認してしまった。1階に降り、もう1冊、新着本の棚に見つけたマキタスポーツさんの「雌伏三十年」も借りていく。ひとまず、3週間以内にこの2冊を読む。返却は横浜西口でもできるというから便利だ。



 それから、横浜能楽堂に。この能楽堂もずいぶんひさしぶりなのだが、年末に世阿弥の風姿花伝に興味をもったことから、横浜能楽堂の公演を調べたんだったか。横浜能楽堂では普及公演の「横浜狂言堂」というのを毎月開催していて、ほかの公演は値段が高いのだが、これだけは安く、普及公演というくらいだから敷居も低い。以前に横浜能楽堂にやってきたことがあるのもこの公演だったはずで、もう二十年以上は前になるのではないだろうか。14時開演、15分前に到着し、検温、手指の消毒があり、入場する。席は中正面。舞台を斜めから観るかたち。その二十年以上前のときは二階席だったような気がするから、人気公演だったんだろうか。今回は、とりあえず能楽堂に行きたいという気持ちからチケットをとったので、誰が出演するのかもまったく気にしていなかった。開演するとまず、野村万之丞が登場し、解説をする時間がある。狂言にはまったく疎いものの、野村万之丞という名前は知っているような気がしていたが、現れたのはとても若いひとで、まったく知らないひとだった。(あとで調べたら、大河ドラマにも出ているようなひとだった。この会場で、そんなことも知らずに観ていたのは超少数派じゃないのか。)そのあとに狂言が二曲。前半は「水汲」。休憩を挟み、後半は「宗論」。配られたプログラムにも解説は書いてある。狂言は今まで数回しか観たことがなく、圧倒的に経験値が不足しているからすんなりと理解を捕まえられないことも多いのだが、わからない段階からわかっていくこの過程がけっこう大事な気がしている。幸運だったのは、二十数年前に初めて観た狂言(これは横浜能楽堂とは別の公演)がとても面白かったことだ。その記憶が基準になっているのだが、今日はあまりぴんとこないまま、楽しめず、集中力も続かなかった。しかし、落語をたくさん聴いていると、それがすなわちつまらないというわけではないことはよくわかっている。気長に、観続けていくことで理解していくのがいちばんなのだろう。

 終演後は、伊勢山皇大神宮に。能楽堂と図書館からは、紅葉坂を挟み、すぐ向こうにある。新年8日目にして、ようやく初詣ができた。ついでに、初詣のハシゴというのもいいのかわからないが、毎年のお決まりで、成田山にもお詣りしていく。












 野毛坂を下り、まっすぐ進み、吉田町からイセザキモールに歩いていく。遅めの昼食。ひさしぶりにとんかつはまやに入り、ロースかつ定食を食べた。700円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、インスタを見たりなど。読書もしようとするが、眠くなってだめ。ベローチェを出たあとは、有隣堂に寄った。吉川潮の新刊が面陳されていて、少し立ち読みする。「いまも談志の夢をみる」という本で、昨年末に出ていたようだが、今までまったく見かけなかった。目次にらく次さんの名があり、吉川先生、立川流からは離れても、らく次さんの会には今も通っているのかな。ブックオフにも寄り、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を4冊、雑誌を1冊買っていく。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄り、こちらでは110円の文庫本を1冊だけ買う。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。朝に観ていた「なりゆき街道旅」の残りを観ると、最後は、澤部と神田愛花のふたりがフジテレビに到着し、「ぽかぽか」の宣伝で終わった。今朝の「サンデージャポン」は、年末に予告されていたとおり、オリエンタルラジオがふたりそろって出演。後半には「ジャポウマい店」という企画があり、天才ピアニスト、ウエストランドの食レポがあった。

 タイムフリーで、金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、聴取率3位ということを言っていたが、ラジオ全番組のなかでということなのか、どういうデータなのかよくわからないが、すごいことには違いないだろう。大瀧詠一のマネージャーと出会ったという話もしていて、これがなにかの仕事に発展していくのだとしたら期待だ。この番組、ポッドキャストがあればいいのにと思うのだが、Spotify で検索してみたら、この番組の公式のプレイリストがあるのを発見した。これ、番組内でも告知してないんじゃないかな。それはそれとして、いろいろ聴きつつ、深夜0時頃には眠る。

2023年1月7日土曜日

1月7日土曜日/「松竹芸能大新年会」

◇ ラジオ・テレビ

 眠ったり起きたりしながら、いつの間にかつけていたラジオから「ナイツのちゃきちゃき大放送」が流れて目が覚める。この番組は新年1回目の放送。中継コーナーのレポーター、渡部峻アナが昨年いっぱいで卒業していたが、後任にはなんと、ベテランの外山惠理アナが登場した。この人事はまったく予想していなかったが、外山さんの「土曜ワイド」への帰還が喜ばしいじゃないか。来週からも楽しみになる。

 録画していたテレビ番組もいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」を観ると、「慎吾ママの部屋」には大竹しのぶが演じる西太后が登場。昨夜の「ネタパレ」では、南原清隆とゾフィーのコラボコントがあり、この部分のみ、ドラマ仕立ての事前収録になっていた。タイムフリーでラジオも。先週大晦日に放送された「田村淳のNewsCLUB」を、オンタイムで聴いたかどうか、記憶がわからなくなっていたが、生放送ではないとわかって聴くのをやめたんだっけ。しかし、聴いてみると、2022年の埋もれていたニュースの特集をやっていて面白かった。

◇ 赤坂見附

 午後から都内に。赤坂見附に出て、まず、昼食。てんやに入り、冬天丼というのを食べた。890円。研修中の札をつけた店員がかなりしっかりしていない様子の青年で、カウンター席の半分は食べ終わったトレイが片づけられずに埋められていた。ほかの店員もいるのに誰も厨房から出てこない。手伝ってやればいいのにと思うが、そいつもそいつで、手が空いてもぼんやりと突っ立っているようなやつだった。新年から不安な店に入ってしまった。単純な話、飯が不味くなる。




◇ ライブ

 15時半頃、草月ホールに到着する。今年の初ライブは「松竹芸能大新年会」から。松竹芸能の芸人が一堂に会するというめったにないライブで、そのわりには鶴瓶なんかは出ないのだが、それにしても、豪華ではあるから新年初ライブにはふさわしいのではと思った。チケットはなぜか売り切れずに、年末の押し迫った時期にゆうゆうと買えた。開演の1時間前にはもう開場していて、どこで時間をつぶすということもできずに早めに着いてしまう。扇形の客席、真ん中よりもやや後方の席だったが、小さい会場だからまったく問題はない。客層がよくわからなかったが、お笑いライブにしては年齢層は高めか。ベテランたちの古いファンか、あるいは、業界人が多いのか。

 16時開演。オープニングアクトは大林ひょと子(オジンオズボーン篠宮)から始まった。アメリカザリガニのふたりと、よゐこ濱口も面をつけて登場する。どういうライブかもよくわからずにチケットを買ったのだが、ここからはしっかりと演芸を披露する時間が続く。いや、このメンバーならば、お祭り的なイベントでも充分だろうと思っていたので、これは嬉しい誤算だ。なすなかにしの漫才から始まり、アメリカザリガニ、ますだおかだ、海原はるか・かなた、紺野ぶるま、みなみかわ、笑福亭茶光(落語「つる」)、よゐこ、チキチキジョニー、三日月マンハッタン、安田大サーカスと続き、森脇健児の珍しい漫談で第1部が終わった。じつに豪華な寄席で、序盤から人気者がつぎつぎに登場してしまうが、これも始まってからわかったことだが、ライブは2部構成になっていて、若手たちは第2部に登場するのだ。第1部の最後にはこのメンバーでトークをするコーナーがあり、なすなかにしが司会を務めた。第1部が終わり、ここで休憩に入るが、第1部だけで2時間が経っていた。いったい、このライブは何時間やるんだろうか。第2部のオープニングもまた、大林ひょと子から始まり、今度はなすなかにしのふたりと、アメザリ柳原が面をつけた。第2部はたくさんの若手がつぎつぎに登場する。はっぴちゃんから始まるが、大半は初めて観る若手ばかり、それぞれにネタ時間も短く、何組も登場するからさすがにこれは覚えきれなかった。しかし、終盤には知名度の高いメンバーも登場し、持ち時間もやや長くなる。河邑ミク、キンタロー、駆け抜けて軽トラ、ブリキカラス、ヒコロヒー、森本サイダーと続き、トリは風穴あけるズ。いちばん観たかったヒコロヒーはここにようやく登場した。ヒコロヒーとキンタローは第1部に混じっていてもよさそうだが、まあ、スケジュールの都合とかもあったのだろう。トークコーナーの司会はヒコロヒーともうひとり、男性のほうは三日月マンハッタンの又吉というひとだと思ったが、名前を言わず、マスクもしていため、最後まで確信がもてなかった。第1部に登場した三日月マンハッタンがエンディングまで残っていたことは間違いなく、エンディングでは、三日月マンハッタン仲嶺の考案した「一発じゃんけん」により、今年売れるひとを占うという場面があったが、全員負けてしまい、誰も売れないという結果になった。最後は「オタサーのヒメ」というトリオが目立ち、松竹の団体芸が誕生し、馬鹿馬鹿しく終わった。19時40分頃に終演。新年から長いライブを浸るように楽しんだ。

 青山一丁目駅から銀座線に乗り、渋谷に移動する。東映プラザのマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとチーズバーガーを食べる。読書をするが、あまり集中できず、東横線の急行で帰ってくる。電車内では、タイムフリーで、大晦日に放送された「ヒコロヒーと振り返る!2022年経済ニュース」というラジオNIKKEI の特番を聴いた。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「Nキャス」を放送直後に観ると、安住紳一郎がコロナのためにお休み、三谷幸喜ひとりのあいさつから始まった。三谷幸喜は自身の舞台でもずいぶん代役をやっていたが、ここでも代役を買って出たのか。コメンテーターはいつもは2名だが、今日は3人態勢、三雲孝江、菊間千乃、池谷裕二が並び、若手の女性アナも控えているという状態での放送になったが、しかし、あくまでも三谷幸喜が進行役を務めるという、苦肉の策のふりをして、この番組はこの状況を遊んでいる。ニュースでは、岸田総理の「異次元の少子化対策」発言をここで確認した。

 帰宅後もタイムフリーで、これも大晦日の年越し特番、TBSラジオの「ハライチのカウントダーーン!」を聴いた。こちらもアシスタントはヒコロヒーが務める。おおむね聴いていたのだが、最後まで聴き終わらないうちに眠ってしまった。深夜2時頃だったか。

2023年1月6日金曜日

1月6日金曜日/ドリフと正月・希望

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から、ラジオをつけたまま、眠っていた。昨日、無駄な一日を過ごして調子が狂っている。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。1月2日深夜に放送された「大バラバラ生放送」を観始める。テレビ朝日「バラバラ大作戦」の枠の番組がコラボした3時間の特番。オープニングはクールポコの餅つきでスタート。いつの間にか、傘まわしの芸もできるようになっている。司会は「キョコロヒー」のコンビ。スタジオには、見取り図、阿佐ヶ谷姉妹、シソンヌ長谷川が並ぶ。しかし、だらだらした番組だから、これはあとまわし。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴いて、午後はテレビ。「徹子の部屋」(ゲスト・前田美波里)をオンタイムで観てしまう。それから、たいしたこともしてないのに、あっという間に夕方になってしまった。ブログの更新をひとつ。

 夜もまた、録画していたテレビ番組を。元日に放送された「ドリフに大挑戦SP」を観る。この特番も今回で第3弾。ついに元日の夜に放送されるまでになったのだが、前回から今回までのあいだに、仲本工事が欠けてしまったのが大きな違いだ。(前回の放送直後には上島竜兵が亡くなっている。)喪に服さなくていいのかとも思うのだが、番組は正月らしく、飾りつけをされたお茶の間のセットから始まり、加藤茶、高木ブーを中心に、劇団ひとり、百田夏菜子、サンドウィッチマン、飯尾和樹、近藤春菜、みちょぱがこたつを囲む。高木ブーはみちょぱの大ファンなんだそうだ。VTRはまず、劇団ひとりとアンタッチャブル柴田のコントから始まった。この特番では毎回、このコンビのコントがだんとつで面白い。受験勉強をする女子高生ふたり、なぜか女子高生なのがまずくだらないのだが、勉強をしようとするとどうしても眠ってしまい、お互いがそれをどうやって起こすかが笑いのポイントになってるのだけど、その前に寝る演技に笑わされる。このコンビのコントは後半にももう1本あり、おなじみのCMコントだが、俳優を演じる劇団ひとりの相手役には岡田結実、監督を柴田が演じ、そのスタッフをハライチ澤部と近藤春菜が演じる。柴田のツッコミの激しさは現在のCMの撮影現場ではありえないもので、まわりが時代に合わせたアドリブを自在に入れていくのも見事だった。柴田がここまでドリフのコントにハマるとは、この特番が始まるまではわからなかったが、ズボラな奥さんを佐藤栞里が演じる夫婦のコントも面白かった。コンビのコントでは、バイきんぐ小峠と錦鯉まさのりの泥棒コントも息が合っている。意外なところでは、ハライチ澤部とみちょぱのわんこそばのコントも面白かった。初登場の出演者では、シソンヌがいくつかのコントで活躍を見せる。ドリフとシソンヌというのは遠いような気もするのだが、じつはこれがそんなこともない。むしろ、サンドウィッチマンやカンニング竹山が意外とハマらない(あるいは、別の面白さになってしまう。)ように感じられ、スタイリッシュなセンスが下地にあったほうがどうやらドリフらしくなるのではという気がする。珍しい企画では「忠臣蔵」のコントに神田伯山が登場するというものがあり、伯山の語り(ここだけ末廣亭での収録)から、加藤と志村の忠臣蔵コントのVTRに入っていく。なるほど、かつては説明不要だったが、今では忠臣蔵の説明がいるというわけだ。伯山の語りと過去のコントを交互に見せるという構成が続き、この流れから忠臣蔵の新作コントに入っていった。シソンヌじろうが演じる吉良が可笑しい。現役世代だけでなく、加藤茶、高木ブーの新作コントもいくつもあったのだが、それだけでなく、今回嬉しかったのは、なんといってもすわ親治の登場だ。志村けんとすわ親治が親分子分を演じる過去のコントの映像を流してから、「雷様」のコントにすわ親治が登場した。もちろん、雷様は高木ブーを中心に、加藤茶、すわ親治が加わり、いかりやの役は肥後克広が担当する。すわ親治はギターを弾くピンネタも披露した。続く、勝地涼と加藤茶が神主と巫女を演じるコントでも、すわ親治はブルース・リーネタで登場する。番組終盤になり、すわ親治が活躍する場面が急に増えた。4時間の特番、最後は「少年少女合唱隊」だったが、ここには桑野信義も登場する。桑野はコントにも1本登場し、トランペットを吹くだけの役割だったが、ここでも桑野は演奏のみ、ひとこともしゃべらなかった。体調はどんなものだろうかと思うが、知らなければ気がつかせない。かっこよく登場してみせたのがよかった。このコーナー、最後は音楽のアドリブを勉強するという趣向。高木ブーがカズーを演奏してみせ、それに続き、佐々木彩夏、近藤春菜、錦鯉まさのりもやってみせると、高木ブーはさすがにプロの演奏だとわかる。そして、最後は加藤茶がびしっと決めてみせた。そのまま、「いい湯だな」の大合唱となり、4時間の放送が終わった。

◇ 雑誌・映画

 楽天マガジンで読んだ「ダ・ヴィンチ」2月号、星野源が表紙を飾り、巻末インタビューでは養老孟司について語っている。表紙の星野源は、養老孟司「〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁」という本を手にしていて、この本は毎日新聞の書評をまとめた本なのだが、養老孟司はそのなかで、タイトルとは逆のような、本当の自分なんてものはないということを書いているのだという。四十過ぎから本を書き始め、六十五歳で初めて本が売れた養老孟司は、「六十歳で自分はなにものかを尋ねられたら、著述家とはいわなかったであろう。著述はそれまで間違いなく私の余技だった。いまでもそうだが、それでも作家といわれて、いまでは否定しない。「本当の自分」など、わかりはしない。それを昔から希望と呼んだのである。」と語っているそうで、この箇所を引き、星野源は「僕も『いのちの車窓から』の文庫版あとがきで、〝わからない、ということは希望である〟というようなことを書きました。」と語る。なるほど、星野源のこの本は読んでいないが、日記を毎日書いていると、わからないことや知らないことをやたらと自分が書いていると気がつかされるのだが、もしかすると、それは「希望」なのだろうか。星野源に倣って、養老孟司の本を読みなおしてみようか。

 アマゾンプライムで映画を1本。ルネ・クレール監督「自由を我等に」を観た。以前、観ようとして中断してしまったが、中断したあとからがよかった。ラスト10分ほどの場面には惹きつけられた。これはまた、いずれ観なおしたい映画だ。

 深夜、ブログの更新をもうひとつ。思い出したようにたけしの公式サイトを覗いてみると、昨日5日付けで、新年のコメントが出ていた。「今年は映画の編集作業を再開。ご期待ください。家族が一匹増えました。ゴンちゃんの妹でフクちゃんです。」

 Spotify でポッドキャストを聴きながら、深夜3時過ぎに眠る。

2023年1月5日木曜日

1月5日木曜日/一日を無駄にして

◇ 洋光台

 正午過ぎから外出。もっと早く出るつもりだったのに、キャリーカートの用意に手間取った。根岸線に乗り、洋光台の叔父宅まで。物置の本の運搬を、今回も2箱。1時間も滞在せず、すぐに帰ってくる。しかし、往復の時間があるから、帰ってきたときにはもう夕方だ。つまらないことで一日を無駄にした気分だ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら雑務を。すぐにまた外出し、駅前まで。遅めの昼食。そういえば、「エルピス」の最終回を観て以降、まだ牛丼を食べていなかったと思い、吉野家に寄り、アタマの大盛りを食べた。569円。それだけで帰ってもよかったのだが、ワンクッション欲しいと思い、ライフのマクドナルドに寄り、ひと息ついていく。


 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・上白石萌歌)を観て、それから、録りためてあった「新しいカギ」を新年からこつこつ観ている。「焼肉ソシナ」というトークのコーナーに今田耕司が出た回では面白い話をいろいろとしていた。「ごっつええ感じ」の演出家が「誰でもピカソ」に呼んでくれたというのは初めて知る話だった。

 年末の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚め、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。映画もこつこつ観ていく。今夜もレオ・マッケリー監督作品、「明日は来らず」を観た。

2023年1月4日水曜日

1月4日水曜日/「東西笑いの殿堂」

◇ ラジオ・テレビ

 呼吸が浅く、変な夢を見ていた。これが初夢だと思うのだが、夢特有のはっきしない人物が登場し、知り合いなのか、芸能人なのか、よくわからなかった。朝、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をあれこれと。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、塙さんが声をつぶしていて、正月の「新春!お笑い名人寄席」でその声をしていたが、この日の午前中が収録だったんだな。オープニングのあとのコーナーには、冷蔵庫マンと八幡カオルが登場した。年末の友近の「シン・ラジオ」は、ちゃらんぽらん冨好さんがスタジオに登場。忘年会ということで、えんえんとカラオケ大会をする。

 11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」は今年初めの放送だが、番組は来週からだと思っていた昇太師匠。事務所から今日は「ビバリー」はないとはっきりと言われていたのに、10時45分ぐらいに事務所から電話がかかってきて、池袋演芸場の出番だったのを、急遽、変わってもらったという。12時台は立川吉笑がゲスト。

 ラジオを聴きながら少し眠り、午後、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・竹下景子)を観た。この番組も今日が今年初めての放送。それからまた少し眠りなおし、ブログの更新をようやくひとつ。

 今日は外出せず、家にいる日は録画をばんばん片づける。昨日放送された「東西笑いの殿堂」を、なにしろ、4時間の番組だから、なかなか一気に観る時間も作れず、去年も録画したまま観そこねているのだが、今年は正月気分があるうちに観てしまいたいと思った。毎年1月3日に放送されるNHKの寄席番組。司会は爆笑問題。あとからすぐに中川家も登場し、それぞれが東西のキャプテンという役割。かつては「初笑い東西寄席」という番組で、東京と大阪、4箇所の劇場から中継を放送する番組だったが、数年前にタイトルが変わり、スタジオがメインになった。4箇所の中継はタイトル変更以降も続き、それぞれ、東京は落語協会と落語芸術協会が、大阪は吉本と松竹の寄席の雰囲気が味わえる。今年のレポーターは、大阪千日前はミルクボーイ、大阪心斎橋はチキチキジョニー、上野鈴本演芸場は柳家わさび、新宿末広亭はナイツが担当。ナイツは最初はスタジオにいたのだが、あとから移動した。演芸はスタジオから始まり、トップは西軍から、すゑひろがりずが登場した。しかし、インチキ狂言がおめでたい芸みたいな扱いになっているのはまずいんじゃないのか。東軍のトップはダイヤモンド。そのあとには「今年挑戦したいこと」を2組に訊くコーナーがあり、ダイヤモンドは「神奈川県を盛り上げる」と答え、明らかに黒岩知事に似ていることにつなげるつもりだったのだが、このタイミングで中継が始まるチャイムが鳴ってしまい、なんだかわからないところで切られてしまった。千日前からミルクボーイの中継になり、ここには宮川大助・花子が登場した。車椅子に乗る花子を大助が押して登場したのだが、しかし、明るくて元気そうだ。続いて、スタジオには矢野・兵動が登場し、絶品の漫才。そして、千日前NGKからの劇場中継になり、ミルクボーイ、和牛、のりお・よしお、阪神・巨人と続く。スタジオに戻り、なすなかにし、アメリカザリガニ、神田伯山「扇の的」。鈴本からの中継を少し挟み、スタジオにはカンカラが登場。そして、改めて鈴本から寄席中継。風藤松原、鏡味仙志郎・仙成、柳家喬太郎「擬宝珠」。スタジオに戻り、「新人大賞」の受賞者、スパイシーガーリック、立川吉笑「ぷるぷる」と続いた。ここで前半は終了。後半は、司会陣と伯山のトークからスタートする。さっそく悪態をつきまくる伯山だが、初対面の中川家との会話はまるでなかったのが惜しい。続いて、賞レースの王者2組、ウエストランド、ビスケットブラザーズ。それから、錦鯉、三拍子と続き、この流れで、桂文珍が登場、「携帯供養」という新作落語をやった。時代性をかなり取り入れた内容だったが、LGBTQのネタはだいぶ危なっかしいと思った。続いては、末広亭から寄席中継。おせつときょうた、ナイツ、桂小すみ、桂宮治「たらちね」。スタジオに戻り、スーパーマラドーナ、U字工事。心斎橋角座からの劇場中継になり、チキチキジョニー、シンデレラエキスプレス、横山ひろし・春けいこ、はるか・かなた。関東の人間にとっては、毎度、この松竹のブロックは貴重な時間だ。大好きなシンデレラエキスプレスの漫才が嬉しい。劇場もいいサイズに感じられる。そして、スタジオに戻ると、司会席にはスーパーマラドーナが立ち、キャプテン対決。まずは西軍の中川家、続いて、東軍の爆笑問題。これが最後かと思ったらまだあった。最後はレジェンド対決、東軍は堺すすむ、西軍はザ・ぼんちが登場。この2組の並べかたにも違和感はあるのだけど、堺すすむが歳をとってしまったのかどうも弱々しく、ウケないから、後半はわかりやすいネタに替えていったように感じられたが、それが逆効果で、ますますウケなくなっていったように思えた。番組側も、オファーする前に最近の舞台を確認するようなこともしないのだろう。対して、ぼんちはパワフルな漫才だった。番組最後には、番組冒頭からずっと引っぱっていた特別審査員のすがたが明らかになる。どうでもいいと思いながら観ていたが、今年の大河ドラマの出演者だというその正体はハナコの岡部だった。VTRでは松重豊からのメッセージもあり、4時間の寄席番組が大河ドラマの宣伝で終わった。

 4時間の番組をずっと集中して観ているわけにもいかず、テレビを観ながら、オンライン将棋を指したりもしていた。1級から、ついに初段に昇格した。新年からおめでたい。

◇ 映画・雑誌

 去年の「文藝春秋」100周年記念企画にあった小林信彦の映画ベスト100 を、今年こそは順に観ていこうと思い、アマゾンプライムにあるものを手帳にリストアップしていくことから始めた。洋画のほうは、年代が古いものが多いせいもあるが、かなりの数を無料配信で観ることができる。新年に観た山中貞雄監督の2本もこのベスト100 に入っているのだが、今夜はまず、そのなかからレオ・マッケリー監督の「人生は四十二から」を観た。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の中野翠の連載では、2022年の私的映画ベストテンが発表されていた。1位は「クライ・マッチョ」。これは観そびれてしまった。10本のなかでは「声もなく」と「わたしは最悪。」を映画館で観たが、「わたしは最悪。」はまさに、中野翠の「文春」のシネマチャートの評を読んで観たくなったんだった。そのほか、石戸諭の不定期連載「路上のデモクラシー」もあり、こちらは「太田光の炎上騒動が突きつけたこと」と題している。これを読むまで知らなかったが、昨年末に「ニューズウィーク日本版」のサイトで、石戸諭は太田にインタビューしていたのだ

2023年1月3日火曜日

1月3日火曜日/初詣をあきらめて


◇ 新橋・虎ノ門・愛宕神社

 新年早々、朝から都内に。新橋に出て、日比谷公園を抜け、霞が関のほうまで。午後、時間があれば初詣に行きたいとなんとなく思っていたが、グーグルマップで検索してみると、この近くならば、愛宕神社が寄りやすそうだ。虎ノ門ヒルズの向こうに参道があることを確認し、行ってみると、車道と書いてあるから歩いて通っていいのか戸惑ったのだが、別にかまわないのだろうと進んでいくと、坂を昇ったところで、虎ノ門ヒルズから歩道がつながっていた。虎ノ門ヒルズを通るのが正しい参道なのだろうか。愛宕神社と森ビルが一体化している。愛宕神社は坂を昇りきったところにあるのだが、たどりついてみると、参拝客の長蛇の列ができていた。参道を歩いているひとは不思議とあまりいなかったが、クルマでやってきたひとたちばかりなんだろうか。NHKの放送博物館もここにあり、ここもまだ入ったことがない。今日は休館日だった。たしか、この下にはトンネルがあり、下から階段を昇ってくるルートもあるはずだ。











 並ぶのはいやなので、初詣はあきらめ、新橋駅に向かって歩いていくと、途中、交差点で交通規制をしていて、なんだろうと思ったが、箱根駅伝が通るのだとすぐにわかった。せっかくだから少し待って見物してみようと思ったが、ちょうど、最後尾が通り終えるところだったようだ。箱根駅伝にしては意外と淋しい感じもしたのだが、終わりかけならば納得もする。

 新橋駅にたどりつき、遅めの昼食。ニュー新橋ビルの地下に降りてみるが、閉まっている店が多く、結局、年末と同じ、岡もとに入り、肉めしを食べた。759円。無料券で、生玉子もつけた。



◇ ウルトラセール

 正月はウルトラセールなので、ブックオフをまわらなければならない。新橋から大森に向かいたかったが、しかし、新橋はこの時間は京浜東北線は通過するようで、眠りたくもあったから、山手線で東京駅まで戻ってから京浜東北線に乗った。電車はわりと空いている。蒲田まで寝過ごし、大森に戻った。西友のブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、新書を2冊、220円の単行本を1冊買う。ウルトラセールで20パーセントオフ、おまけに、アプリの100円引きクーポンも併用できるということに会計直前に気がついた。そうか、20パーセントオフだけならば、アプリのクーポンに比べるとたいして得ではないと思っていたが、併用できるのならば、もっと計画的に何店もまわればよかった。レジには大行列ができていて、だいぶ待たされた。

 大森のベローチェでひと休みするつもりでいたが、行ってみると、こちらも混んでいる。大森を離れ、今度は鶴見に移動する。鶴見のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、聴きそびれていた年末のラジオ番組を聴き始めたらすぐに眠ってしまった。ぐったりと仮眠し、読書はできなかった。鶴見のブックオフでは、110円の文庫本を2冊と、旅行関係の棚から掘り出しものを見つけ、750円だったが、これは買ってしまう。

 横浜に戻り、最後にビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買っていく。読書がしたく、マクドナルドに入ろうかとも思ったが、閉店時刻がわからなくて、やっぱりやめてしまった。新年から計画どおりに読書ができず、今年もこうして一日ずつ遅れをとっていくのだな。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組を少し観るが、疲れてしまって、横になりたかった。今日は歩いてばかりで、足の疲れもひどい。Spotify で音楽を聴きながら、日記の下書きだけして、23時頃には眠る。

2023年1月2日月曜日

1月2日月曜日/正月はテレビ

◇ ラジオ・テレビ

 朝、目覚めると、つけっぱなしだったラジオから「パンサー向井の#ふらっと」が流れる。番組が始まったタイミングで起きあがる。ラジオはもう通常どおりなのか、TBSラジオだけでなく、ニッポン放送の垣花正の番組も始まっている。

 今日も録画していたテレビ番組をあれこれと。今日はまず、昨日元日に放送された「ブラタモリ×家族に乾杯」から観始める。新年恒例のこの特番、今年は3年ぶりに都内から出て、江ノ島でのロケを行った。神奈川県民としては、なじみのある土地だから嬉しい。今さら知ったが、ここの神社は芸能の神様なのだな。コロナ後、ようやくそれぞれの番組本来のかたちに戻ってみると、どちらもつくづく面白い番組であり、つくづく面白い対比。「家族に乾杯」のウェットな世界はそれだけだと苦手なものでもあるのだが、鶴瓶が江ノ島のひとびとと交流しているあいだに、いっぽうではドライなタモリがゆうゆうと島の名所をめぐっている。タモリは女性アナウンサーとともに行動し、鶴瓶はひとり、面白い出会いを求め、島の坂道を歩きまわっていた。感動させられてしまうのは、その対比のせいだろうか。

◇ 生活

 それにしても、録画残量の確保に時間を奪われ、新年2日目からさっそくだめだ。こんなことをしている間に、またすぐに一年が過ぎてしまう。昨日はツイッターに年賀のDMをいただき、その返信から、今日はやりとりが続く。ブログの更新もひとつ。聴きそびれていた年末のラジオ番組をタイムフリーで聴きながら雑務も。

 夕方から外出。家を出た途端に雨がぽつぽつと降り始める。まず、スーパーで買いものをするつもりでいたが、行ってみると、明日3日まで休みとの貼り紙がしてあった。ほかのスーパーにも行ってみたが、どこも閉まっている。ダイソーは営業していて、ここでいくつかの買いものを、それから、ドラッグストアでは飲みものとプロテインバーを買い、セブンイレブンにも寄り、しかたなく、ここでパンを買っておく。雨はすぐに止んだ。かつやに寄り、味噌たまカツ丼を食べてから帰る。715円から、割引券を利用し、100円引き。


◇ テレビ

 帰宅してからもまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日放送されていたテレビ東京の「新春!お笑い名人寄席」をすぐに観てしまう。新年恒例の演芸番組だが、これも毎年録画はしているものの、録画したままで観ないことになりがちで、去年も観たかどうか覚えていない。司会は東貴博。浅草演芸ホールからの中継で放送されるのだが、かつては生中継だったが、今は事前収録になっている。テツandトモからスタートし、U字工事、サンドウィッチマン、ナイツ、錦鯉、ぺこぱと、ここまでノンストップで演芸が続いた。そのあとはサンド軍とナイツ軍の対決形式になり、東京ホテイソン、ウエストランド、三四郎、わらふぢなるお、お見送り芸人しんいち、それから、コラボ企画がいくつかあり、マギー司郎&桜井日奈子、阿佐ヶ谷姉妹&おぼん・こぼんはともかくとして、ロケット団&成田悠輔のトリオ漫才が異色。そして、テレビ東京の秘蔵映像からなぜかケーシー高峰の名場面が流される時間があり、そのあとは小朝が司会の「美人大喜利」。蝶花楼桃花、藤田ニコル、渡邊美穂、野呂佳代、フワちゃんが並んだ。このメンバーは、ここまでにも浅草演芸ホールの客席に座り、笑っているすがたがときどき映されていたが、ここのコーナーの出演者だったのだ。それから、伯山の講談(「和田平助」を8分で)がきちんとあり、そのつぎはダチョウ俱楽部の時間。過去の名場面が流され、最新の温泉ロケには肥後とジモンのほか、三四郎、かねきよ(新宿カウボーイ)が登場した。そしてまた秘蔵映像から、今度は円楽の高座の映像が流されたが、亡くなる前の高座を流すのがどうもいやだ。秘蔵映像というなら、もっと元気なころの映像を出せばいいのに。この流れで、つぎは三平の高座になるが、円楽の思い出を語る場面が使われ、あとはどれだけカットされてしまったのか、三平の高座はものすごく短かった。演芸の最後は爆笑問題の漫才。楽屋裏での伯山との様子を映す映像も使われていた。番組最後にはサンド軍とナイツ軍の対決の結果が東貴博から発表され、MVPには安めぐみが選ばれた。

 今日はひたすらテレビ。これも今日放送された「さんまのまんま」新春スペシャルを観る。最初のゲストは堂安律。続いて、草彅剛が登場。この番組には31年ぶりの出演、さんまとの共演は7年ぶりになるそうで、そういえば、さんまが「ワルイコあつまれ」に出演したときには草彅はいなかったんだ。ここにあとから、柄本佑、浜辺美波、池松壮亮が加わる。この3人は「シン・仮面ライダー」のプロモーションなんだな。続いては YOASOBI が登場。そこにあとから加わったのは、ヤクルトの高津臣吾監督と村上宗隆だ。さらに、出川哲朗とロッチ中岡のコンビが加わり、さらに今田耕司も登場した。新年恒例、今田耕司の「おすすめ芸人コーナー」は、今年はなんと、高津臣吾、村上宗隆と一緒に観るということになる。出演芸人は、オーサカクレオパトラ、かけおち、cacao、ソマオ・ミートボールという4組。cacao だけは初めて観たが、バットを武器にしようとするコントを野球選手の前でやるのはまずいんじゃないか。かけおちのネタを観て、さんま「今どきの、要するに「M-1」とか観てても、若手の漫才観てても、ああいうバージョンが多いよね。ひとりがしゃべって、ひとりがぜんぶ落としていったりするような感じは、流行りやのかなあと思て。」

◇ 読書・映画

 夜は部屋で読書。今年1冊目の読書は、年またぎで読んでいた浜口庫之助「ハマクラの音楽いろいろ」となった。2016年刊、立東舎文庫。親本は1991年刊。浜口庫之助の自伝的エッセイ。亡くなった翌年に出た本なのだが、そうか、平成までご存命だったんだな。なにしろ、多くのヒット曲は自分にとっては親の世代の曲ばかり。本人をテレビで観たような記憶もないが、しかし、「人生いろいろ」(1987)のヒットだけはリアルタイムで知っている。妻の浜口眞弓(渚まゆみ)によるあとがきには、浜口庫之助が「音楽について書いた最初で最後の本」と書いてあるが、亡くなる前に少しずつ書きためていた原稿をまとめて本にしたようで、音楽以外のことも多く書かれている。それこそ、二度目の結婚である27歳下の妻のこと、娘のことが後半は中心で、音楽について書いた本という感じの本ではないのだが、そのぶん、音楽的なことは輪島裕介による文庫解説に補足されている。

 深夜、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。山中貞雄監督「人情紙風船」を観た。これもようやく観たという映画で、たしか、細野晴臣、山下達郎もフェイバリットにあげていたはずだ。天才と呼ばれる山中貞雄のたった3本の残された映画のうちのひとつ。アマゾンプライムのおかげで、この3本をすべて観ることができた。

2023年1月1日日曜日

1月1日日曜日/元日

◇ 元日

 ラジオを聴きながら、寝っ転がったまま、だらしなく年を越し、新年になったところでアマゾンプライムで映画を1本。新年1本目に観る映画には、山中貞雄監督「丹下左膳余話 百万両の壺」を選んだ。部屋に廉価版DVDがあるのだが、いつ買ったのかも覚えていないが、観てはいない気がする。テレビドラマで中村獅童主演でリメイクされたことがあって、それは観ている。高瀬実乗という喜劇俳優をきちんと観たことも今まであまりなかったが、こうして観てみると、大泉洋は高瀬実乗の感じがあるんだな。

 ダビングのセットをする必要があったから、深夜2時過ぎまで眠るわけにはいかなかった。年が新しくなっても、録画残量の確保にさっそく追われている。Spotify で落語を聴きながら眠り、朝7時過ぎに目覚めた。ラジオをつけると、「志の輔ラジオ 落語DEデート」が放送中で、ゲストが志の輔を相手にしゃべりまくっている。誰かと思えば、ヤマザキマリだった。これは過去の傑作選だったんだろうか。ラジオを聴きながらもう少し眠り、それから、録画していたテレビ番組を。新年1本目に観るテレビはMXの「復活!言いたい放だい元日SP」から。志らく師匠のチャーミングさを引き出してくれるのは今や伯山さんだけだ。「役者になるのが俺の夢」「「逃走中」とかに出たいもん」という驚きの発言に笑う。「談志師匠を超えてほしい」と伯山が言うと、志らく師匠は「無理」と即答。タイムフリーで、大晦日に放送された「ロケット団の定例ラジオ」を聴きながら、またもう少し眠る。

 録画残量の確保する都合があるから、テレビの放送時間に合わせてこまめに眠り、録画を観てしまう必要がある。今度は「紅白歌合戦」を観始める。もちろん、すべては観ないで早送りも多用しながらだが。序盤には郷ひろみのメドレーがあり、会場のロビーを歩きまわりながら、そこにさまざまなキャラクター性の強い人物たち(ものまねや一発屋芸人)が現れる演出がいよいよ恒例になっているようで、ゆうたろう(石原裕次郎)、どんぴしゃ森本(王貞治)、アントキの猪木(アントニオ猪木)、3時のヒロイン(ジュリアナ風の衣装)、テツandトモ、ダンディ坂野、スギちゃんらが登場していた。渥美清、ユリ・ゲラーのひとは誰だかわからなかった。水森かおりの歌の前には松丸亮吾が登場し、「謎解き紅白」という企画があった。歌っている最中に謎解きが仕掛けられているという、なんだこりゃと思う企画。ファイターズガールの「The Fox」から、日向坂の「キツネ」、山内惠介「恋する街角~きつねダンスRemix~」(ヒャダインによるリミックス)というメドレーもなかなか強引だが、イルヴィスをなぜ呼んでやらないのだろう。THE LAST ROCKSTARS の世界初パフォーマンスも珍しいから一応観て、それから、坂本冬美&スカパラの「お祭りマンボ」が前半のトリだったのだが、そのあとには「鎌倉殿の13人」のコーナーが始まり、小栗旬が登場し、大河の主演を松本潤に引き継いだところでニュースに入ってしまった。「お祭りマンボ」でにぎやかに終わればいいのに、こんなに地味な前半の終わりはあるだろうか。番組は19時20分に始まり、ここまで1時間35分。21時から後半となる。鎌倉八幡宮からの中継で、後半もやはり静かにスタートした。後半1曲目は、ウタ「新時代」から。ヴァーチャルのライブで「紅白出場」って言われてもなあ。ステージでは乃木坂や韓国のアイドルたちが踊り、やけに働かされている。三山ひろしのけん玉企画もあいかわらずあるのだが、もう飽き飽きだとは思いながらも、しかし、始まるとどうなるかと思って観てしまう。今年も見事に世界記録を達成した。続いては特別企画、ディズニーのスペシャルメドレーがあり、司会の3人(大泉洋・橋本環奈・櫻井翔)も歌って踊った。リハーサルもあるだろうし、司会者の負担はいつもこんなに大きかったっけ。そして、つぎに登場したのは Vaundy だ。これは楽しみにしていた。「怪獣の花唄」と、それから、milet、Aimer、幾田りらも登場し、「おもかげ」を歌った。Vaundy はテレビに出たことはあるんだろうか。歌う Vaundy のすがたを初めて観たのだが、先日の「週刊文春」の「顔面相似形」にジェーン・スーと並べられた写真が載っていて、そこで顔は知っていた。続いては、純烈&ダチョウ俱楽部&有吉弘行「白い雲のように」。これも今回の目玉企画。工藤静香のメドレーでは、娘の Cocomi がフルートで参加し、これはものまねのネタにされそう。それから、加山雄三の最後のライブパフォーマンスもあり、これも注目の場面で、「海 その愛」を歌い、そのあとに審査員の徹子さんからかけられた言葉もよかった。昨年に引き続き、藤井風も楽しみにしていて、「死ぬのがいいわ」は今回のベストパフォーマンスかと思うくらいに面白かったのだが、しかし、時間の都合もあるんだろうけど、そのあとに大泉洋が割り込むのがちょっと早すぎる。篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」では小室哲哉が演奏をしていて、「紅白」はさすがに豪華だと思わされる。終盤はいよいよ早送りできないひとが続き、星野源「喜劇」、それから、休養前の氷川きよしは「限界突破×サバイバー」を、そして、ユーミンはAI荒井由実との「Call me back」から、SKYEの演奏で「卒業写真」を歌った。KinKi Kids には山下達郎からメッセージが届き、「硝子の少年」「Amazing Love」のメドレーを歌った。安全地帯の37年ぶりの「紅白」出演、石川さゆり「天城越え」と続き、そしていよいよこれも目玉企画、桑田佳祐たちの「時代遅れの Rock'n'Roll Band」だ。ここは事前に収録されたもので、まさかの寸劇から始まった。部室のようなセットに、Char、野口五郎、世良公則がいるところに桑田佳祐が入っていく。しかし、寸劇には佐野元春は参加しないんだな。この寸劇の場面では、加山雄三へのリスペクトを込めて「夜空の星」も歌われた。トリは MISIA と福山雅治。

 今夜のぶんの録画残量を確保し、これでようやくテレビから離れられる。今度はラジオ。らじるらじるの聴き逃し配信で、年末29日に放送された「古舘・ヒコロヒーの時代は言葉で作られる」を聴いた。第2弾の今回は「紅白」をテーマに語る。今回の出演者を話題にしながら、ヒコロヒーからは「藤井風テレビ」の話も出た。古舘からは司会をしたときのことが語られ、古舘と上沼恵美子の関係は、最終的にはそんなに悪くなったままだったのかと驚かされる。古舘とヒコロヒーは、ともに中島みゆきのファンだという共通点もあり、中島みゆきは谷川俊太郎の影響を受けていることを古舘から知らされたヒコロヒーは谷川俊太郎のファンでもあった。前回は茨木のり子の偶然の符合があったが、今回は谷川俊太郎だ。1963年の「紅白」の話題から、植木等の名が出ると、ヒコロヒーは二十代前半のころにレンタルビデオで「無責任シリーズ」をひととおり観たというので、またヒコロヒーが好きになってしまったな。この番組、レギュラー化してもらいたい。

 ブログの更新をして、読書も少し。それからまた、録画していたテレビ番組を観る。「笑点」の新春スペシャルでは、宮治の座布団十枚獲得ロケがあり、家族におもてなしをするという宮治の希望だったが、昇太の指令により、福岡までヒラメを釣りに行き、自ら板前になり調理する。綾瀬はるかが司会の大喜利は早送りしてしまったが、そのあとの振袖ペア大喜利は、早送りしないで観ていたら意外と面白かった。生見愛瑠、高木菜那、久本雅美、滝沢カレン、ヒコロヒーが出演。サンドウィッチマンの漫才、城島茂とクールポコのコラボなどもあり、最後は東西大喜利。文枝、八方、鶴光、八光、菊丸が出演。最後に昇太師匠から、新メンバーを2月から迎えることが発表された。

 年明けすぐに放送された「ぐるナイおもしろ荘」もなるべく早く観てしまいたかった。そういえば、去年の優勝はゆめちゃんだったんだっけ。出演順に、ひつじねいり、宮武ぜんた、まんざらでもねぇ、喫茶ムーン、ちゃんぴおんず、竹田こもちこんぶ、マードック、ナイチンゲールダンス、YELLOWww、元祖いちごちゃんという10組。トップのひつじねいりは「G-1」の予選を観に行ったときにMCをやっていたコンビだ。まんざらでもねぇは「ニューヨークと蛙亭のキット、くる」でも観ている、手品をするコント。YELLOWww は「ネタパレ」にも出ているくらいで、このなかではわりと目立っている印象があるが、ほかは初めて観るだろうか。後半には「新春パーツ芸メドレー」という企画もあり、未来土偶よしき、サク、久保遥、おちもり森、シャルロットが出演。そして、最後に結果発表。ひつじねいりとまんざらでもねぇが面白いと思ったが、優勝はちゃんぴおんずだった。2位はナイチンゲールダンス、3位は宮武ぜんた。今年は結果がまったく予想できなかった。深夜1時半頃に眠る。

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7月9日土曜日/選挙戦は最終日

◇ テレビ・ラジオ  早朝に目覚め、「木梨の会」を聴きながら、もう少し眠りなおす。朝8時前には起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は通常どおりに放送されていた。外国人タクシードライバーに東京の好きな道を訊くという企画。矢作兼、市川紗椰が出演。タモリ...