★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。
2004年5月1日
友人七回忌のため、愛知県刈谷へ。しみずまなぶとふたり、鈍行で。
あちらへ着くといつも、妙な感覚に陥る。こんな出来事がなければ、この土地には生涯来なかったかもしれないのだ。
毎度のことながら、大ご馳走をいただく。後輩の結婚を知る。ひと晩、泊まる。
2004年5月2日
刈谷から、帰りもしみずと、鈍行で。
車中、長井秀和「間違いないっ!」読了。
横浜西口、「濱虎」で塩ラーメン。美味い。
駅前でしみずと別れ、帰宅。
2004年5月3日
自宅不在のあいだに溜まったビデオを。多さにうんざりする。
「両国フィーバー」チラシ作成。出来が悪く、ボツに。
2004年5月4日
新宿へ。
ディスクユニオンで中古CD。ガレージシャンソンショー、河内家菊水丸、雪村いづみ+キャラメルママ。
ロフトプラスワン「コメクラキンショー」。前半、スネークマンショーの歴史。「羊」のコーナー挟み、後半、桑原茂一の現在。だらだらした内容で、物足りなかった。
2004年5月5日
バイト。
テレビ。UAの「ドレミノテレビ」、再放送で初めて観る。子どもが喜ぶ内容とは思わないが、まったくすごいメンツ。
2004年5月6日
足の裏をケガ。バイトを休む。
終日、テレビと読書。
「ダウンタウンDX」に小朝。伊集院光も出ていたが、期待したほどの話はなし。
「両国フィーバー」出演依頼、メールで。1名、OKもらう。
夜中、チラシ作成。
2004年5月7日
足が痛いがバイトへ。
帰る前に靴下を脱いだら血だらけ。靴も汚れる。
2004年5月8日
バイト残業1時間。
「キル・ビルVol.2」を観ようと思い、横浜シネマリンへ行くが、何故か「ロスト・イン・トランスレーション」が上映中。「ぴあ」の情報が間違っていた。珍しい。無論、観ないであとにする。
関内、ガスト。親子丼、かき揚げうどん。
「両国フィーバー」チラシ作成。完成。
テレビ。「誰でもピカソ」市川海老蔵。たけしとの関係は初めて知った。
2004年5月9日
このホームページ、今日から始めました。
よって、昨日以前の日記はさかのぼって書いたわけです。
いきなり始めてみたもので、わからないことだらけだ。
少しづつ整えていくことにしよう。
ラジオ。「伊集院光 日曜日の秘密基地」いとうせいこう。電話嫌いとは知らなかった。「空飛ぶ雲の上団五郎一座」の日替りゲストのメンバーを初めて知る。
テレビ。「トップランナー」庵野秀明。
★2022年注:この日から始めたということをすっかり忘れていた。「ホームページ」と書いてあるけど、楽天はこの時点ではまだ「ブログ」という言葉を使っていなかった。
2004年5月10日
休み。
午前中、過去の日記に取り組む。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」。高田文夫が審査員長の「お笑いホープ大賞」、アンガールズの優勝を知る。高田センセイ的には不本意。ゲスト・みうらじゅん。
立ち読み。「ぴあ」の情報、ちゃんと直っていた。
某文具店でチラシコピー。1枚5円で500枚。しかし、仕上がりが若干薄い。町の文具屋は非力。あきらめる。
関内、吉野家。角煮きのこ丼。隣りのベローチェで時間つぶし。
夜、横浜にぎわい座「談志不完全落語会」。
開演10分前に入場したら、家元がもうしゃべっていた。なぜだ。遅れることはあっても、早く始めるとは。
おそらく時事問題についてしゃべっていた。管直人とか。
それから、「笑い」について。哲学的な話題。
そして、いつものジョークあれこれ。
「慶安太平記」。
‐仲入り‐
なんと志の輔、普段着で。あいさつ的に軽く漫談。
家元再び。「小言」について。伝説の「しゃべり場」の話も。
「小言幸兵衛」。ギャグ盛りだくさん。特に後半の展開がすごい。
おみやげに「落語チャンチャカチャン」。
らく塾生、2名に会う。「両国フィーバー」出演承諾得る。
帰宅するなり、明け方までホームページをいじる。きりがない。
2004年5月11日
バイト。
終わって、お江戸日本橋亭へ直行。
東京駅から歩く。1回しかきたことがないので、迷ってしまった。行ったり来たりしつつ、記憶をたどり、なんとか到着。
「立川流2000年同期の会」。
チラシを折り込ませてもらおうと、開場時間よりずっと早くくる。楽屋口から志らべさんを訪ねる。
うっかり、持っているチラシをすべて渡してしまった。半分はあまる。失敗。
開場まで、近くのドトールに。
会場に戻り、客席へ。しみずまなぶもくる。
まず同期3人、ブラ汁さん、らく次さん、志らべさん、普段着で登場。トーク。ジャンケンで順番決め。
開口一番、風吉さん「転失気」。初めて観る。素直な芸。
らく次さん「ろくろ首」、ブラ汁さん「蝦蟇の油」、志らべさん「天災」。
志の八さんがくるかも、ということだったが、事務所の押し入れの整理が忙しく、結局、これず。
終演後、あまったチラシのことをおそるおそる訊ねると、風吉さんが楽屋からもってきてくれた。ゴミ箱に捨てられていたようで、四半分に折り曲げたあとがあった。嗚呼。
八重洲、白木屋。しみずと。ひさしぶりに酒を飲んだ。カルピスサワーだけど。
東京駅で別れる。
岩波文庫「カフカ短篇集」、読了。
今夜もホームページをいじる。やはり、きりがない。
アクセス記録のなかに、佐藤ろまん氏を見つけて驚く。
2004年5月12日
前日のアクセス数、「映画・TV」で50位に入ってる!
バイト。
「TVブロス」。巻頭で松尾スズキ、巻末で太田光が、くしくもイラク人質問題について書いている。ともに自己責任論に対して批判的。深刻なトーンの太田に対し、松尾スズキはちゃんと茶化すバランス感覚をもっている。太田光、「サンデージャポン」では何も言わないのにな。
立ち読み。「SPA!」。「バカサイ」の人質人気投票はぜんぜん面白くないと思う。
テレビ。「徹子の部屋」近藤芳正。元「キムチ倶楽部」だとは知らなかった。
2004年5月13日
アクセス数、さっそく落ちている。気を抜いたらだめだ。
バイト。
伊勢佐木町。さぬきこまち。びしょびしょの手でおつりを渡される。
某漫画喫茶。HP、いじる。
ワーナーマイカルみなとみらい。レイトショーで「キル・ビルVol.2」。またもや、面白さの記号で満ちあふれている。「1」ほどの興奮はなかったが、やっぱり好きだ。はぐらかしかたがいい。エンドクレジットにもしびれた。
2004年5月14日
バイト。
「Quick Japan」と、宮崎吐夢のDVDブック、購入。
テレビ。「大当り勘九郎劇場」。ゲスト、和田アキ子。自らを偽善者と言いきる和田アキ子のすごみ。後半から談志師匠も加わる。落語と歌舞伎の「文七元結」の映像、少しずつ。
「虎の門」。こちトラ自腹じゃ「キル・ビルVol.2」。井筒監督かと思って楽しみにしていたのに、代打で江川達也。まあ、そりゃそうだな。
2004年5月15日
休み。
goo で「老後にそなえて」を検索したらトップに出た。
本当に老後にそなえたいかた、ごめんなさい。
テレビ。「笑いの金メダル」。決勝はロバートとエレキコミック。勝者はエレキコミック。笑いの量に差が出たのはけしてわかりやすさの差ではあるまい。
「エンタの神様」。この番組が漫才師に漫才をやらせない理由がよくわからないが、アンタッチャブルにかぎってはコントでも良いと思う。
「オンエアバトル」。ネゴシックス、初登場500越え。村田渚を連想。
2004年5月16日
アクセス数、43位にランクイン。あと、7回のアクセスで山口良一に並んだのに。我々「普通の子」が上位に食い込むのはなかなか難しい。
休み。そうじ。
テレビ。「ETV特集」フォークであること。高田渡と高石ともやを追った番組。高田渡、もはや志ん生の域。
舞台中継「沢田・志村の『さあ、殺せ!』」。作・演出、久世光彦。コント部分にかぎっていえば、ドリフよりも乾いた印象。マルクス兄弟の鏡のコントもあり。物語はともかく、歌とコントだけは楽しい。
2004年5月17日
バイト。
DVDブック、宮崎吐夢「今夜で店じまい」。おもに、音声だけのコントと河井克夫の絵の組み合わせ。スネークマンショー的というか「新しい単位」的というか。面白いけど、全体的に理性的すぎる気もする。エンドテーマが「東京は夜の七時」そのままなのはウケた。
2004年5月18日
バイト。
野毛、なか卯。ガーリック鶏塩丼。写真と肉の大きさが違う。
伊勢佐木町、ベローチェ。時間つぶし。
金券ショップで券を買い、横浜ニューテアトル「CASSHERN」。
すでに悪評をさんざん聞いているので、優しい気持ちで観るが、思ったよりもぜんぜんマシ。アニメの実写化というより、実写風のアニメみたいな印象。
アニメやマンガやゲームに対し、まるで映画を観ているかのようだという褒め言葉があるのは、マンガ文化が抱える映画コンプレックスだ。
テレビ。「さんま御殿」。神田山陽、笑い飯、初登場。どちらも、どこか居心地悪そう。
ラジオ。「TR2」初めて聴く。
2004年5月19日
バイト。
桜木町、ユニクロ。Tシャツ購入。
永田町へ。マックで時間つぶし。
国立演芸場「志らくのピン」。大林宣彦プロデュース。
前座、志らべさん「二人旅」。志らく師「青菜」「佃祭」。仲入り後、「かぼちゃ屋」。シネマ落語は、大林監督の「あした」+「駅馬車」。
客席中央に「あした」の出演俳優、高橋かおり、峰岸徹、根岸季衣ら。演芸場には不思議な光景。
小澤征爾「ボクの音楽武者修行」読了。
近所のコンビニで村上隆の食玩。売っているのを初めて見たもので、1個衝動買い。
テレビ。「徹子の部屋」古今亭円菊。手話落語「長短」、少し披露。
2004年5月20日
バイト、残業1時間。
横浜西口、レコファン。中古CD。倉橋ヨエコ2枚、コミックソングのコンピ。
倉橋ヨエコ「婦人用」「モダンガール」。楽しい。昭和歌謡の文脈で紹介されているのをよく目にしたが、ちゃんと聴いたら矢野顕子みたいな感じも。
コロムビア「昭和コミックソング大行進」。収録曲にはだぶって持っているものも多いが、「きたかチョーさんまってたドン」を聴きたくて買った。作詞・高平哲郎、作曲・細野晴臣! 僕が子どものころの「いいとも」にはもっとキワモノ感があった。そういえば、金田一春彦がレギュラーだったこともあったな。
2004年5月21日
バイト。
テレビ。「笑いの金メダル」。ペナルティとビッキーズの決勝戦、僅差でペナルティが優勝。ベタが強い回か。ああいう動きまわるネタだと、会場の客と視聴者では盛りあがりに差が出る。ペナルティは吉本だけど、浅井企画のほうがなんだかしっくりくる。ヒロシも面白い。
「虎の門」うんちく王、ゴールデン舞台裏。つくづくすごい。
「さんまのまんま」品川庄司。
2004年5月22日
休み。午後から有楽町へ。
よみうりホール「文夫クン祭り」、「ラジオビバリー昼ズ」15周年記念イベント。
ロビーで高田文夫の新刊購入。サイン、ポスター付き。
8分遅れでスタート。VTRで前説は鶴瓶師匠。ケータイなど、諸注意。
さっそく、レギュラー陣総登場。順に、永田杏子、乾貴美子、山本まゆ子、増田みのり、清水ミチコ、東貴博、春風亭昇太、松村邦洋、そして高田文夫が燕尾服で。続いて過去のレギュラー、早坂好恵、大東めぐみ、せがわきり、春風亭勢朝、登場。
第1部、松村邦洋進行でスライドショー。メンバー全員雛壇に座り、ベストテン形式で番組の歴史を彩る写真をあれこれ見ながらトーク。北野大も加わる。
協賛のニュータッチCM録音。清水ミチコの指揮のもと、観客全員で「♪うまいヌードル、ニュータッチ!」。
お祝いVTR。のいるこいる、綾小路“セロニアス”翔。団長の指揮のもと、拍手、昇太コールの練習。
第2部、歌謡ショー。
昇太withビバリーズエンジェル「A列車で行こう」で幕開け。昇太のトロンボーンと現アシスタント陣の歌。
総合司会、ローカル岡、登場。
松村邦洋「巨人の星」。長嶋、達川、川藤、西本、野村、掛布、貴闘力で。
北野大「見上げてごらん夜の星を」。
松本明子「この恋いけませんか」。初代アシスタント、ここで登場。バックでカラオケビデオが流れる。高田文夫と小トーク。
小瀧詠一「冷麺で恋をして」。小瀧こと東、2階席から派手に登場。若旦那つながりで、某国の若旦那と見られる男に似た男から花束贈呈。
いっこく堂「傷だらけの私鉄沿線」。
なぜか結果発表。審査員は2階席正面のうえやなぎまさひこ。優勝は小瀧詠一。
休憩挟んで第3部、ビバリーの歌姫。
ACT1、清水ミチコ。
ユーミンで「ビバリー」テーマ曲。ものまねで「さっちゃん」替え歌。美輪明宏で「愛の讃歌」替え歌。綾戸智絵で「テネシーワルツ」。シンガーソングライター作曲法、森山家の一族。ものまね、歌姫メドレー。
お祝いVTR。氷川きよし、都はるみ。都はるみは歌も。
ACT2、大西ユカリと新世界。
大西ユカリ、ホットパンツにグラサンにアフロ。しかし、ゴーキャッツなしは残念。
「好きな気持ち」「幸せのあと」「真夜中に聴いた歌」「That Lucky Old Sun」の4曲。ちょっと地味め、時間が短い。客もノリ悪い。ここはアウェイだから、派手にやって欲しかった。
アンコール、高田文夫、氣志團仕様の学ラン姿で。歴代アシスタントと「銀座の恋の物語」。当然だけど、大西ユカリの歌唱力が圧倒的。
3時間のライブのラスト、出演者全員がステージ上へ。「好きな気持ち」別アレンジで派手に盛り上がる。踊るローカル岡。三本締めで終了。
10周年のときより、ゆるゆるな内容。
おみやげにニュータッチ2個と缶バッジ。
テレビ。「エンタの神様」。いつもここから、新ネタ「偉そうなのに」。リズムが悪く、面白くない。ネタをリピートすることでリズムを産み出す得意パターンを、このネタではやめた。
2004年5月23日
休み。肌寒い。
テレビ。「サンデージャポン」で北朝鮮のニュースを確認。
夜、渋谷から青山へ。
青山CAY「intoxicate」。タワレコ、「musee」のイベント。
階段を降りたところに、談志師匠とハイロウズのポスターが。
前半、奥村愛子+安部潤。30分ほど。
後半、菊地成孔クィンテット・ライブ・ダブ。たっぷり。
初めて観る。陶酔して、立ったまま眠りそうになるが、最後に覚醒。アンコール、菊地成孔の歌にまどろむ。
「musee」。「大江戸台風族」の仕掛け人、唐茄子屋譲二の文章。今どきの落語家はオシャレで新しもの好きで普通のひとだと。あの「JUGEMU」のCDはオシャレなつもりらしい。
2004年5月24日
バイト。異常な睡魔に襲われる。
「ピーコ伝」読了。
テレビ。「朝まで歌つるべ」。過去2回のこの番組で、フォークの良さを教わった。アルフィーなんかぜんぜん興味なかったのに、坂崎幸之助が好きになった。3回目の今回、ゲスト・山口智充。「オンバト」以降の芸人で、いちばんの成功者だろう。今どき真っ当なエンターテイナー。こういう素に近い状態も珍しい。ぐっさんのルーツを垣間見る。
「ETV特集」夏目房之介がたどる「猫」生誕百年。夏目漱石「文学論」に迫る。池田菊苗の存在が面白い。
2004年5月25日
バイト。
新橋へ。ニュー新橋ビル。金券ショップを見てまわるが、お目当てのものはなし。
駅前で古本市。駆け足でざっと見るがなにも買わず。
歩いて有楽町。よみうりホール「東西落語研鑽会」。
ロビーで先行販売の「東京かわら版」購入。「両国フィーバー」の告知を確認。これを「六人の会」の会場で見ていることが嬉しい。
歌武蔵「胴斬り」、鶴瓶「世帯念仏」、小朝「お直し」、仲入り後、昇太「権助魚」、文枝「立ち切れ線香」。
昇太、絶好調。爆笑をさらっていった。
きていた後輩と、歩いて東京駅へ。
八重洲地下街「iL PRIMO」、ピザとペペロンチーノ。
2004年5月26日
バイト、残業1時間半。
野毛、らんぷ亭。卵、無料サービス中だったので、つい立ち寄る。牛丼、ひさびさに食べた。350円はお得。
帰宅したら大きな封書が届いている。残念なお知らせ。
テレビ。「お笑いホープ大賞」の中継。しかし、なめた放送だ。ネタを編集して流し、挙げ句の果てには、結果はCSの完全版で放送だと。優勝はアンガールズ。そんなものは観る必要なし。
結果はある程度は納得。出場者、すっかり世代交代な印象。安心して観れたのは、ダイノジ、次長課長、三拍子。だが、新鮮味は薄い。
気になったのは、たまに映る客席。ぜんぜん笑ってないひと、下を向いたままのひとが目立つ。無料なのか、有料なのか。いずれにせよ、ゴールデンウィークにお台場に集まっちゃうようなひとたちの投票による結果には違いない。
「やりにげコージー」杉作J太郎、蒼井そら。今田・東野はダウンタウンが失ってしまったものを保持している気がする。
2004年5月27日
バイト。気力ダウン。
伊勢佐木町、有隣堂ギャラリー。わたしの「赤い靴」展。
赤い靴をテーマにしたイラスト展。入場無料。安西水丸、スージー甘金、宇野亜喜良、本秀康、湯村輝彦、和田誠など。
帰りの電車、信じられない距離を寝過ごす。すっかり帰りが遅くなる。
立ち読み。「オブラ」。立川談志インタビュー。聞き手は吉川潮。山藤章二の、談志=ダダイスト論も。
テレビ。「夢・音楽館」大西ユカリと新世界、ハウンドドッグ。
2004年5月28日
バイト。
めったに利用しないe+でチケット購入。e+と銀行とで、よってたかって手数料をむしり取る。5000円のチケットを買うのに、なんで 6170円も払わねばならぬのか?
イラク日本人襲撃事件、夕刊で詳細知る。橋田信介だったとは。先月の「朝生」を観ているだけに驚く。
ラジオ。「ビバリー」伊東四朗&三宅裕司。
テレビ。「笑いの金メダル」。朝日朝刊の「試写室」の“西”なる記者が「意味不明」と書いていたのは、優勝したさくらんぼブービーのことか。あれは意味を回避しているのだ。日常と非日常の反転の連続で意味を揺さぶる。テンポよく、視覚・聴覚に直接訴えるので、からだから笑える。肉体的なものなのだ。カジくんじゃないほうのひと、なかなかしたたかそうで気になる。
ホリ、大差で1回戦負けは残念。素人審査だと、巧さよりも笑いの量のほうがどうしても有利か。
「誰でもピカソ」お笑い居酒屋。友近はディテールが面白い。長時間、じっくり観てみたい。アンタッチャブル、好調。笑い飯は不発。
2004年5月29日
休み。
伊東四朗一座、チケット取れず。落胆。学生時代の伊東四朗を見習い、大道具のふりをして潜り込んで観てやろうか。
当日券で行くつもりだった「花形演芸会」もやめてしまう。家で眠る。
テレビ。「朝まで生テレビ」。宮崎哲弥が初司会。
HP、チェック。マギー裕基さんから書き込みが!
夜、三軒茶屋へ。後輩宅。楽天でHP作らせる。
深夜、渋谷へ。club asia「申し訳ないと」というイベント。
当日券で入ろうと並んでいたら、前に並ぶ人があまったチケットを売ってくれた。4000円のところ、3000円で。とても助かる。
初めてきたイベントで様子がわからなかったが、最初のDJが、藤本美貴の曲をかけたときに歓声があがったのを見てすべてを飲み込んだ。
DJ オギぃ
DJ 掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)
ライブ JOYTOY(インリン・オブ・ジョイトイ+ヒラオカノフスキー・クラタチェンコ+坂井壱郎)
生インリン登場に場内沸く。フロアはすし詰め状態。まず2曲、衣装替えして、もう2曲。かなりな衣裳だったはずだが、腰から下がまるで見えなかった。悔しい。
DJ ギュウゾウ(電撃ネットワーク)
ライブ アルファ
これがいちばん面白かった。アルファのライブが終わったあとあたりから、若干、フロアが空き始める。
DJ KEN-BO
DJ トシマツ
ライブ 大松田聖子 というそっくりさん。
DJ 宇田丸(ライムスター)
DJ ミッツィー
終盤、スペシャルゲスト、L.L.COOL.J太郎。「乳首が黒い! 乳首が黒い!」とラップする。
西寺郷太(ノーナ・リーヴス)も歌う。
朝6時まで、踊れるJ-POPをかけまくり、大塚愛「さくらんぼ」を聴きながらお開き。
2004年5月30日
朝6時の道玄坂。ひとがあちこちから湧き出てくる。みんな、妙なテンション。カラスが多い。
再び三軒茶屋、後輩宅に。日記更新。以前から預けてあった備品をもち帰る。
しゃっくりが止まらなくなる。苦しい。
ラジオ。鶴瓶「日曜日のそれ」ゲスト、こぶ平&花緑。内容濃く、録音すべきだったと後悔。
夜、みなとみらいへ。横浜開港祭。臨港パークのイベント。
昼は暑かったが、夕方はほどよい気候。潮風が心地好い。海を背にした野外ステージ。ベイブリッジが見える。少し湿った草の上に腰を下ろし、開演を待つ。
「JALジェッツ」のダンスステージで幕開け。JALの客室乗務員のひとたちだそうだ。15分ほど。
そしてメインアクト。クレイジーケンバンド、ライブ。
おなじみ「美人」から「いいね!横浜G30」でスタート!
「Brand New HONDA」「I LIKE SUSHI」、そして「シャリマール~プチッ!チュウ!カフェフレッソ」! 剣さん、ローカルな地名を連呼。
「パナールの島」「長者町ブルース」「肉体関係」「夜のヴィブラート」と続き、小野瀬雅生ショウ「イカ釣り船」。
「透明高速」「ABCからZまで」「発光!深夜族」「香港グランプリ」。そして、いつも通り「まっぴらロック~ゲバゲバ90秒」から100万円コールでいったん終了。
無料だし、客もリラックスしていて、まったり観ていたが、アンコールでようやく総立ちに。前へ押し寄せるので、一緒に行く。
アンコール、なんと「ファンキーモンキーベイビー」! さらに「シンデレラ」「葉山ツイスト」「GT」で終了。新曲はなしだった。
終演後、花火が。
テレビ。「さんまのまんま」大橋巨泉。さんまは目上のひとを前にしているときのほうが面白い。
2004年5月31日
バイト、残業1時間。
下北沢へ。本多劇場「狐狸狐狸ばなし」。
作、北條秀司。演出、ケラリーノ・サンドロヴィッチ。出演、ラサール石井、篠井英介、板尾創路、六角精児ほか。
初演を知らないので、どこがどう改作なのかはわからないが、ケラ流の導入部に、まず爆笑。
だが、もとに忠実であると思われる箇所ではトーンダウンする。ほかの客はウケていたけど、退屈した。
古典のギャグと新しいギャグが上手く溶け合わず、分離してしまっている感じがした。これは古典落語でもよくあること。
腕のあるコメディアンが集まれば面白くなるはず。ラサール石井が孤軍奮闘な印象。板尾は、本来のケラの世界のなかで観てみたい。
六角精児のセリフでやたら笑いが起こるのだが、関係者が多いのだろうか? 発売日からだいぶ経ってからチケットを買ったのだが、3列目がとれたのも不思議。