2023年12月4日月曜日

12月4日月曜日/食べたら眠くなる

◇ みなとみらい

 朝から外出。横浜東口から日産ギャラリーを抜けて、みなとみらいまで。昼食はおなじみ、OKで生姜焼き弁当とお茶、パンもひとつ買い、上階のイートインスペースで食べた。計525円。読書もしたかったが、眠くなってだめ。夕方、みなとみらいを横切り、クイーンズのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴き始めたら、聴きながらぐったりと眠ってしまった。帰りの電車内でようやく少し読書をして、夜に帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ

 夜、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」には、福来スズ子の楽団のメンバーが登場。そして、最後に六郎の死が知らされる。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・岡崎友紀)を観て、それから、今日の「ニュース7」を。天気予報によると、週末にまた暖かくなるのかよ。

 今夜放送された「しゃべくり007」は藤原紀香がゲスト。15年ぶりの出演だそうだが、これはざっと早送りで観てしまう。先週の放送を観そびれていて、先週は田中裕二をゲストに迎え、恒例企画の「クイズ!私のこと覚えてますか?」。5番の男性が誰なのか、田中やメンバーたちがわかったというタイミングで一緒にわかった。元底ぬけAIR-LINE の村島が、なんと、30年ぶりのバラエティ出演。脱退して俳優になろうというときに、田中に「芝居好きなんだろ? 自分で決めたことならがんばれよ。」と声をかけてもらって救われたという。太田にはすごく怒られたというのも太田らしくていい話だな。「しゃべくり」のメンバーでは、有田、上田、名倉は怖かったそうだ。名倉が怖いという当時の空気感。古坂大魔王には、なんで海砂利水魚としゃべってんだよと言われていたという。スタジオには、ボキャブラメンバーから、ノンキーズ、アンラッキー後藤、パイレーツの西本はるかも登場した。現在、アンラッキー後藤は消防団だというのだが、現在のほうがなんだかしゃべりがうまくなっているな。西本はるかは現在は歯科助手だって。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週火曜に放送された「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。太田は日大に講演に行き、林真理子に会った話を、田中は長嶋に遭遇した話をする。さっき観た田中の「しゃべくり007」はこの前日の放送、そのダメ出しもあった。

2023年12月3日日曜日

12月3日日曜日/たけしと松本の引き際

◇ テレビ

 昨夜は録画残量の確認をしそびれていて、今朝、録画が始まる前に目覚めたからよかったけれども、眠りすぎていたら危なかった。午前中にブログの更新をひとつ。しかし、5ヶ月遅れの更新はまずい。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」では、山田太一の訃報をしっかりと扱っていた。今朝の「サンデージャポン」には斎藤幸平が出演のほか、プロ雀士の岡田紗佳、ゆうちゃみ、カズレーザーといったメンバー。日大アメフト部の問題を扱い、林真理子と親しいという茂木健一郎がスタジオに登場した。続いて、自民党安倍派の裏金問題では、岸博幸がスタジオで解説をする。今朝の「ワイドナショー」には、田村淳、バカリズム、石原良純、豊崎由里絵が出演。話題はバカリズムの第一子誕生から。

◇ 蒲田

 午後から都内に。京浜東北線の蒲田に出て、まず、遅めの昼食。野郎めしに入り、生姜焼き定食を食べた。780円。夜になってから、ブックオフに寄っていく。220円の文庫本を2冊と、220円の雑誌を1冊買う。短い時間で、すいすいといい本を見つけた。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車では読書をする。「黒澤明、宮崎駿、北野武 日本の三人の演出家」を読み終えた。1993年刊、ロッキング・オン。「CUT」に掲載された渋谷陽一によるインタビュー集、およそ30年ぶりの再読。北野映画と宮崎駿の新作が同じ年に公開されるなんてもうあるかわからないから、再読するなら今年かという気になった。黒澤明のインタビューが1本、宮崎駿とたけしのインタビューが2本ずつ。黒澤は1993年1月、82歳、最後の作品「まあだだよ」公開時のインタビューだが、宮崎駿は1989年11月、48歳のときと、1992年7月、51歳のとき、たけしは1991年7月、44歳のときと、1993年5月、46歳のときだからいずれも若々しい。宮崎駿はそれぞれ、「魔女の宅急便」と「紅の豚」が、たけしは「あの夏、いちばん静かな海」と「ソナチネ」が最新作のころ。この本の刊行時にはどちらもまだ世界的な評価を手にする一歩手前というような時期で、その時期にこの3人を並べてみせたのはじつに刺激的だった気がする。渋谷陽一は1951年生まれ、たけしよりも少し歳下にあたり、宮崎駿とたけしには雑談のように話している距離の近さがあった。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今夜の「まつも to なかい」は、たけしと EXILE HIRO がゲスト。まずは HIRO が登場し、5分過ぎたところでたけしが登場した。たけしと松本と8年ぶりの共演。HIRO とたけしが親しいというのもよくわからなかった。松本「たけしさんに対して僕のコンプレックスがあるのは、これいい意味でですけどね、(松本は)スキャンダルがないんですよ。たけしさんて、スキャンダルがしっかりあるじゃないですか。これって僕ね、スターってなんかそうじゃないですか? だから、劇団ひとりが「浅草キッド」って映画を撮りました、僕、観さしてもらいました、めちゃくちゃ面白いんですよ。だけどやっぱり、いろんなことがあるから。じゃあ「松本人志物語」を映画に撮ってもなんもないんですよ。」 中居は松本と話すと、松本は「いつでも引退すんねん」とよく言っているようなのだが、たけしに引き際を訊くと「いや、俺もう、だから、漫才は完全に引退している。できねえ。お笑いも半分だめ。映画はまあまあかな。映画なんかはもうオーダーとか、テレビのタレントもオーダーくるじゃない? そのうちはまだ俺んとこ必要なんだって思って。こなけりゃ引退、強制的っていうか。自分から辞めますっていうのはさ、なんかさ、踏ん切りがよさそうで、なんか…。結局、ぼろぼろにだめになった自分も見してあげたいしね。」 松本「僕はちょっと違うかもわかんないですね。だから、上岡さんみたいに、あのう、どっかで自分でとは思ってます。ただ、たぶん、みんなくちには出さないですけど、急に辞められても困るし、でも、ずっとおられても困ると思ってると思うんで。どっかで自分が、あとまあ2年後ぐらいに辞めるよっていうことを言わないと、急に辞めるって言われたらちょっとみんな大変やから。ただその、BIG3がもう辞めないから。(笑)」 一度、たけしが松本の楽屋に赤ワインをもってきてくれたことがあるそうで、そのとき、ふたりはしばらく沈黙のままだったという。たけし「本当に気ィ使っちゃうんだよ、俺。(笑)」「だからね、お互いだと思うんだけど、こいつセンスないなって思われるのがやなんだよ。(笑)」 たけしが松本にこんなに正直なことを言うんだとちょっと驚いたが、しかし、松本はそんなことは思うだろうか。まさに「首」の世界を現実でも観るような会話に感じられる。松本「例えば、たけしさんとさんまさんて、すごいこう、おふたりいるともうそこに笑いが生まれる。でも、俺とたけしさんがふたりいても笑いが生まれない。」「やっぱり俺、たけしさんをいじるっていうことができないね。」 たけしと浜田の共演だったらむしろどうだろうか。

 2週前の11月19日に放送された「行列のできる相談所」を観そびれていた。西島秀俊、加瀬亮、大森南朋とともにたけしが登場。たけしはあとから登場したのだが、たけし登場前の3人の話がもうすごく面白い。バラエティタレントではなく、映画俳優3人が並んでいるのがとてもいい。撮影現場やオーディションの裏話、あるいは、カンヌの控え室で、たけしがジャームッシュに握手を求められていたという加瀬亮の目撃談。中村獅童もVTR出演する。高倉健が田中邦衛と漫才をやろうとした話や、謹慎中の石垣島の話など、たけしのベスト級エピソード連発で濃い内容だった。最後に、なぜかフワちゃんが「首」の告知をした。フワちゃんはたけしとは初対面ではないのかな。

2023年12月2日土曜日

12月2日土曜日/夢の島公園


◇ 夢の島公園

 朝から都内に。今日はだいぶ冬らしい寒さ。午前中に新木場のほうまで行くことになり、駅前で昼食にするが、土曜だから閉まっている店もある。麺酒造どさん子という店に初めて入り、肉野菜炒め定食を食べた。890円。スマホから注文する邪魔くさい店。しかし、こんな時間に新木場にいることもなかなかないものだから、以前からちょっと寄ってみたいと思っていた夢の島公園に行ってみようかと思い立つ。夢の島公園のなかに入るのは「ワールド・ハピネス」以来だ。震災の年だった記憶があるから、2011年以来、12年ぶりか。




 園内の地図を見て、まずは第五福竜丸展示館に行ってみたかった。初訪問だが、入場無料だということも知らなかった。船を囲むように建物が建てられていて、みなとみらいには北朝鮮の船が展示されているが、船の展示法というのはどれも似たようなものなのか、しかし、こちらの展示館のほうが歴史はよっぽど古い。ぐるっと眺めてまわり、外にある記念碑、エンジンの展示も見ていく。目の前にはマリーナがあり、クルーザーがいくつも停まっていた。











 つぎは熱帯植物館に行ってみようと、海沿いを歩いていくと、こちらからはどうやら公園内に戻れそうにないので、第五福竜丸まで引き返し、公園内を改めて通り抜け、熱帯植物館にたどりつく。こちらは入場料250円。じつに安い。カップルや家族連れのすがたもあるが、土曜でもそれほど混んではいない。館内に入ってすぐのところに映像ホールがあり、15分ほどのドキュメンタリーを2本上映していた。少し休みたくもあったから、とりあえず、このホールに入って席に着くが、映画を観始めたらすぐさま眠ってしまった。目が覚めて、2本目の映画を観ようとすると、やっぱり眠る。15分ずつ、2回眠った。すっきりしたところで、いよいよ温室に入っていく。温室は、Aドーム、Bドーム、Cドームと分かれているのだが、ぜんぶつながっているからどこからどこまでが何ドームかを気にする必要はない。熱帯の植物が生い茂っているなかをうねうねと歩いていくと、滝があり、池があり、小屋があり、花が咲いていればきれいだなくらいのことは思うが、植物にさほど興味があるわけでもなく、そうじっくりと眺めるようなこともせず、すいすいと出口にたどりついた。ドームを出ると寒い。今の季節だからいいが、この温室に夏に入るのはなかなかつらくないだろうか。ドームの出口にはもうひとつ小さい温室があり、ここには食虫植物があった。その反対側にはオーストラリア庭園というのがあり、ここは入るというよりも屋外に出ていくかたち。建物内に戻り、階段を降りていくとイベント用のホールになっていて、椅子を並べてなにかの準備をしていた。その横には展示のスペースがあり、パナマについてのパネル展をやっていた。せっかくだから、パナマに詳しくなってから建物を出る。















 夢の島公園を抜け、また新木場駅に戻ってきた。京葉線に乗り、東京駅で乗り換える。京浜東北線に乗り、眠りながら横浜に戻ってきた。星川に寄り、イオン天王町のフードコート、マクドナルドのホットコーヒーとアップルパイを食べながら、インスタの投稿をするが、スマホが重く、ひとつの投稿にやたら時間がかかってしまった。馬鹿な時間の使いかたをした。今日はまるで読書ができない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「勝手にテレ東批評」は大江麻理子がゲスト。月曜の「キョコロヒー」を今ごろ観ると、錦鯉の渡辺隆が「孤独のグルメ」風にロケをする「ちょうどいい〇〇シリーズ」の第6弾として、「サボりにちょうどいい隠れ家ビル」を訪ねる。ニュー新橋ビルにて合流したのは梶原善。梶原善はBSでビルを訪ねる番組をやっているのだ。秋元康の楽曲プロジェクトにも進展あり。

 タイムフリーで、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、ニュース解説には田崎基が、そのあとのゲストコーナーには斎藤幸平が登場していた。斎藤幸平の話に淳はかなり感化されていたんじゃないか。淳なんて、まさに、SDGsの番組をやったりしているのだから。聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」をようやく聴くと、KANの追悼として、剣さんとテツニで「愛は勝つ」を歌っていた。

2023年12月1日金曜日

12月1日金曜日/「首」という怪作

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 昨夜はよく眠れた。朝、遅めに起きあがり、まず、ブログを更新しようとするが、書きあげられずに途中まで。ブログを書く時間がちっとも作れず、どういうわけだか、つねに時間のなさを感じている。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」では、菊地凛子の「別れのブルース」を聴けた。水曜に放送された「週刊ナイナイミュージック」は、初回のサザン以来、ライブ潜入取材の第2弾として、ユーミンの50周年記念コンサートをナイナイが取材する。今日の「徹子の部屋」は追悼特集。畑正憲、水木一郎、佐藤蛾次郎、もんたよしのり、ダークダックス遠山一の過去の出演回の映像が流れる。楽天マガジンでは、「GQ」の「MEN OF THE YEAR」に選ばれた新しい学校のリーダーズとヒコロヒーのインタビューを読んだ。

 スレッズから、山田太一の訃報を目にして驚いた。89歳。今朝には出ていた訃報だが、午後まで知らなかった。スレッズはついに検索可能となり、いずれはそうなるとは予告もされていたとは思うが、これでもう、エゴサーチと無縁の世界は終わりか。しかし、それでも、ツイッターだけの空気に支配されるよりかは2大SNS時代のほうが望ましいだろう。

 午後から外出。平沼橋に出て、紅葉坂まで歩いていく。歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。磯山さやかが「爆笑問題の日曜サンデー」に出ていたのを聴きそこねてしまったが、そこで言っていたのか、小林稔侍のファンなんだそうで、それを知った高田先生が小林稔侍作品のベスト3を言わせる流れに笑う。


 紅葉坂まで歩いたのは図書館に寄りたかったからで、県立図書館、野毛山の中央図書館と順に寄っていく。そのあとは桜木町駅まで歩き、川村屋に入り、あじ天そばを食べた。510円。とり肉そばを食べたいのだが、とり肉そばはいつも人気で売り切れている。

◇ 映画

 横浜ブルク13 にて、ついに「首」を観る。17時40分の回。待ちに待った北野映画最新作であるから、ここはもう奮発して、IMAXで観ることにした。「首」はまず、初期作を別にすれば、オフィス北野のKマークが出ない初めての北野映画なのだが、それだけに、序盤のシーンに柳憂怜がいるのを見つけたのは嬉しくなった。キャスト的には過去の北野映画とつながっているかのようで、勝村政信と寺島進の共演にもやっぱり強い嬉しさがあったが、それと同時に、大杉漣の不在も感じずにはいられない。しかし、柳憂怜などは見せ場があるわけでもなく、その他大勢のように映っているだけで、画面は流れるように移動してしまうので、よく観ていないとわからない。ほかの俳優に対してもやはり、北野映画にはひんやりとした距離感がある。同じく、北野映画の常連俳優たち、日野陽仁、芦川誠、お宮の松の出演場面をきちんと観逃さなかった自分を褒めてやりたくなったが、エンドクレジットを見て、ああこんなひとも出ていたのかとわからなかったひともけっこういた。劇団ひとりに気がつけなかったのは悔しいところだ。この映画は一時はお蔵入りかとも言われ、公開をずいぶん待たされ、6年ぶりの新作公開となったが、原作小説は前作が公開された2年後には出版されていた。(この公開を待たされる期間に、たけしは小説を書きまくることになるという副産物もあった。)北野映画としては初めて、映画を観る前に原作小説を読んでいたのだが、その時点では配役はわからなかったが、秀吉のセリフにたけし本人の心情が表れているのではと感じられる箇所があった。そこに表れていたのは天下獲りのむなしさだ。戦国時代の天下獲りの物語を、芸能界で実際に天下を獲ってみせた人物が描いているという、こんな構造の作品はたけし以外には作り得ないものだ。ある面では黒澤明に挑んだようなスケールの、時代劇版「アウトレイジ」のような娯楽作品に見えつつ、極めてパーソナルな映画ともいえる。ただひたすら、天下獲りのむなしさを描いた映画のように感じられる。今年のベストワンというような性質の映画ではないんだけど、北野映画史的には重要といっていいのではないか。近年は「アウトレイジ」シリーズが北野映画のイメージとして広まっている感があるが、個人的には「アウトレイジ」シリーズよりも「首」のほうによっぽど血が騒ぐ。一筋縄ではいかない作品だろう。



 映画館の向かいのサンマルクカフェに入り、ブレンドとチョコクロを食べる。インスタに投稿。帰りの電車内では、スレッズに投稿した。映画を観終わり、2時間ぐらい経ってもまだ「首」の興奮が続いていて、「首」のことを考え続けてしまう。これは怪作としか言いようがない。

 深夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。NHKの「ニュース7」と、それから、「ミュージックステーション」をざっと早送りで観る。この番組は今や1時間の通常回のほうが珍しいくらいだ。Vaundy が初登場だったが、スタジオではなく、ライブ中の横浜アリーナから生中継での登場だった。GLIM SPANKY はユーミンの「真夏の夜の夢」のカバーを披露し、ユーミンがVTR出演した。ユーミンもこの番組には初登場だそうで、タモリとの初対面はおよそ50年前、その初対面のときかはわからないが、1985年の「週刊平凡」の対談記事の誌面が画面に出された。

2023年11月30日木曜日

11月30日木曜日/視聴期限なので

◇ 配信

 昨夜は、視聴期限が今月いっぱいのゲンロンカフェの配信動画を急いで観たが、今日までが視聴期限のものをもうひとつ、ABEMA の番組の「石橋貴明 THE 強運マスターズ2023 in 韓国」を今日になってからようやく観始める。全4回の配信だが、たけしが出演した後半2回だけを観ればいいかと思い、というか、時間的にそうするしかなかったのだが、まず、この朝、家を出るまでの時間に、観ることができるところまで観ようとする。後半から観るわけだからそこまでの流れがわからないのだが、石橋貴明のほか、おぎやはぎ、千鳥大悟、蛍原徹が出演していた。進行役を務めるのはノブコブ吉村。そこは韓国の高級料理店か、出演者たちにはサプライズで、とびらを開けるとたけしが座って待っている。酒を飲みながら、たけしを中心にしたトークの時間だ。貴明が「オールナイトニッポン」何周年かの集まりで会った記憶を語れば、たけしからはとんねるずとの初対面だった PARCO 主催のお笑いコンテストの記憶が出た。ツービート、おすぎとピーコ、「ビックリハウス」の高橋章子が審査員、竹中直人が優勝したことまで、たけしがきちんと覚えていることにちょっと驚いた。おぎやはぎには共通の知り合いから伝わった噂話を、蛍原には蛍原のゴルフ番組に出たがってみせる。大悟からは「THE MANZAI」のときにたけしに褒められた話が出た。それからもちろん、「首」の話もする。1時間番組だが、後半はオードリー春日の出演コーナーになり、たけしの出演は半分だけで終わってしまった。最終回は観る時間がなく、午前中から外出する。

◇ 新宿

 今日もわりと暖かい。都内まで。しばらく行く機会がなかった新宿に、妙なもので、先週から三度も行くことになった。夕方になってから、遅めの昼食。西新宿を歩きまわり、ひさしぶりにすためしに入り、焼き牛めしを食べた。900円。口内炎がなおらず、味噌汁を飲むのに苦労する。今日はブックオフには寄らず、南口のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、スマホから「石橋貴明 THE 強運マスターズ2023 in 韓国」の最終回をここで観てしまう。これを観るためだけに、ABEMA のアプリを入れた。最後はバカラ対決。バカラのルールも知らず、観ながら理解していったが、これが意外となかなか面白かった。バカラといえばビートきよしではあるのだけど、たけしのギャンブルのやりかたが興味深かった。最終的には矢作が優勝し、たけしは負けたが、ここで運を使わずにますます活躍すると矢作が言う。たしかに、その意味ではたけしのギャンブル観のとおりになったのだが、しかし、勝てば勝ったで、さすがはたけしということになっただろう。

◇ テレビ・音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた昨日の「徹子の部屋」は上野樹里がゲスト。この番組は初登場。そういえば、トーク番組に出ている上野樹里を今まであまり観たことはなかったか、こういうしゃべりかたのこういう感じのひとなんだと初めて知った。自分の思いをえんえんとしゃべり続け、今どき珍しく、テレビ的なふるまいがない。浮世離れしているようで、想像以上に大物女優感があった。徹子さんだからもちろん、和田誠と平野レミの話にもなる。徹子さんが和田唱のことをしゃべるのも珍しい気がした。いや、それにしても、上野樹里と平野レミはいったいどんな会話をしてるんだろうか。

 その流れで、先週の金曜に放送された「A-Studio+」も観た。こちらのゲストも上野樹里。鶴瓶とは共演歴があるのか、こちらのほうが「徹子の部屋」よりもリラックスしている感じ。口調を聴いていて、どこの出身なんだろうとウィキペディアにもあたってみたが、兵庫県の出身なんだ。この番組でも鶴瓶が故郷の加古川を取材していた。どうも独特なしゃべりかたに聴こえるのは、方言と標準語の中間ぐらいな感じでしゃべっているからか。鶴瓶は和田唱にも取材をしていた。上野樹里が主演を務め、和田唱が音楽を担当した「のだめカンタービレ」のミュージカルも話題にされる。

 深夜、日付が変わり、12月になった。Spotify から今年のまとめが出されたのでさっそく見てみると、いちばんよく聴いた曲は新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」。しかし、2位以下は、結局、眠るときにつけっぱなしにしているだけの曲がおおむね並んでしまい、あんまり面白くないんだよな。アーティスト別では、テイ・トウワが1位になり、これもそんなに聴いたかなという感じだった。2位がデ・ラ・ソウルになっているのだが、曲のベスト100のなかには1曲も入っていないのが不思議だ。そんなわけだから、「My Top Songs」のプレイリストは自ずと導眠に最適なものになっている。今夜はさっそく、これを聴きながら眠る。

2023年11月29日水曜日

11月29日水曜日/ブックの日・太田光と東浩紀

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は、弟子入り志願の富田望生を追い出す趣里が怖い芝居を見せる。昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」には緑黄色社会が登場。昼はラジオ。春風亭昇太と乾貴美子の「ビバリー昼ズ」のゲストは男闘呼組の成田昭次だったが、予告されていなかった岡本健一も一緒に出ていた。


◇ ブックの日

 午後から外出。毎月29日は月イチ恒例のブックの日なので、ブックオフをまわらなければならない。まずは鶴ヶ峰に向かう。数ヶ月ぶりに華香楼に入り、ランチメニューの油淋鶏を食べた。850円。昨日あたりから下唇にひどい口内炎ができていて、スープを飲むのに苦労する。1店目のブックオフでは、110円の文庫本を2冊、コミックを1冊、220円の文庫本を1冊買う。

 鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、2店目はビブレのブックオフ。買いたい本がなかなか見つけられず、さっそく時間を食った。110円の文庫本を1冊、220円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。ビブレでトイレに入ると、床にトイレットペーパーが散らかっていた。蹴飛ばしてどけようとしたら、なんか変な感触がしたなとは思ったが、便座に座ろうとしたときに、さっきのトイレットペーパーがあった床にウンコがべったり落ちていることに気がつき、悲鳴が出そうになった。これを隠すためのトイレットペーパーだったのか。なんて汚ねえことをするやつだ。こんなところで用が足せるかと、誰もいない気配を確認しながら外に出て、逃げるようにビブレを離れた。自分が犯人だと思われてもかなわない。蹴飛ばしたときに靴につかなかったかも気になり、靴底を地面にこすりつけながら、横浜駅まで戻った。じつに気分が悪い。


 京浜東北線に乗り、今度は鶴見に移動する。鶴見もひさしぶりになるか。ブックオフの隣りの建物がなくなっていたが、そこがなんだったかのかまったく覚えていない。3店目ではスムーズに本を見つけ、短時間で済んだ。110円の文庫本を3冊、コミックを3冊買う。川崎に移動し、4店目はモアーズのブックオフ。ここでも苦労せず、220円の新書を1冊、単行本を4冊、すいすいと買っていく。本が多くなり、ビニール袋も買った。川崎から関内に移動し、最後は伊勢佐木町のブックオフ。京浜東北線沿線を、こういうルートでまわるのは初めてだ。最後も時間をかけず、ひょいひょいと本を見つけていく。110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を1冊、新書を1冊買う。

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、昨日火曜の「伊集院光のタネ」を聴いた。パートナーは竹内香苗。テーマは泥棒に入られた話のパート2だが、冒頭、竹内香苗が南米で暮らしていたころには頻繁に強盗に遭っていたという話がいきなり強烈で、それをのんびりしたトーンでしゃべっているのが可笑しい。少し読書もして、横浜駅までは歩いていく。歩きながら、今日の「伊集院光のタネ」も聴いた。平沼のブックオフが23時まで開いてるころだったらまだ寄れたのだが、コロナを境に営業時間が短くなってしまった。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンを買い、食べてから帰る。

◇ 配信

 夜遅くに帰宅し、テレビは観ないで、今夜もゲンロンカフェの配信動画を観る。太田光が出演したトークイベント、4時間40分の本編すべてを観たのが昨夜だったが、4時間を過ぎたところでサイン会が挟まり、そのあとに東浩紀が加わったところから観なおした。それまでとはトーンが変わり、東浩紀の話をまぜっかえす太田に、東が「おかしいな、さっきまで石戸さんとしゃべってるときはもう少し違う感じじゃなかったですか?」と言うと、石戸諭が「僕が解説すると、太田さんは非常にシャイなモードになっていて、お互い初対面で、ちょっと距離をとれないなあと思ってるんで」とフォローする。延長分を購入すると、これ、別の動画になっているわけじゃなくて、本編に延長分がつながった1本の動画になるんだ。延長分は三浦瑠麗の話題から始まった。教養があってあたまのよいひとたちが、ツイッターをもったときになんで人格が変わるんだろうという太田の疑問。太田はそれを橋下徹にも言ったことがあるという。太田は、SNSが普及したときに世界中が幼稚になった気がするとも語った。それに対して東浩紀は、言葉だけで決着をつけることが原理的に無理なのに、原理的に無理なことをみんながやろうとした結果がこうなっていると答えた。論壇がだめになった、そして、大学の研究者がだめになった、アカウントを開設するとすぐに論争に巻き込まれてしまうという。三浦瑠麗について、自己演技過剰だという東浩紀の分析に爆笑する太田。「面白いよね、東さんてね。タイタンライブ出る?」という太田に客席が湧いた。このイベントのために、太田はなんと、東浩紀の「動物化するポストモダン」とその続編をあわてて読んできていた。話題は移り、コロナの空気、戦争の空気、日本人の忘れっぽさについて語られていく。太田は選挙特番を控えた状況で迎えた安倍晋三の死について語る。「人間はあんな殺されかたをしちゃいけないっていう悼みかたをする時間がまず必要だった」という太田の発言に、東浩紀は拍手をする。東「おそらく、政治って根本的に戦争なんですよね。平和っていうのは政治がないことを意味していて、政治的であることって戦争的であることなんですよね。」 と、そこから、おそらく、学問をやることは戦争の準備だと展開する。それに続く、太田が語るチャップリンの「独裁者」の分析に、東浩紀は素晴らしいと感動してみせた。笑いについて、学問的には20世紀半ばのほうが豊かで、政治的なものから離れた笑いを肯定していたが、現代の学問は、笑い自体の暴力性のほうに向き、学者がすごく生真面目な痩せ細ったひとたちになっているということが語られていった。「タイタンライブ」に前向きな姿勢を見せる東浩紀が可笑しいのだが、笑いはスポーツみたいなものだと考えていたのはさすがに鋭い。「とにかく明るい東」とか言ってたけど、実現するだろうかな。最後には、視聴者、観客からの質問コーナーがあり、かなり終盤に中田敦彦の松本批判について質問が出て、爆笑問題とダウンタウンの関係についてまで説明する流れになるが、これに関しては、東浩紀は観客よりも背景がわかっていない。そのあとにもうひとつ質問があり、最後は「笑って人類!」の話に戻った。昨夜は4時間ぶっとおし、今夜も残りの2時間半をまったく休むことなく、飽きることなく、最後まで観続けた。観ながらだいぶメモもとったが、できれば、もっと余裕をもって購入し、くり返し観てみたかったと思わされた。なにせ、7時間の動画をこんなに軽々と観ることができるとは思っていなかったのだ。太田光と東浩紀の初顔合わせにしてこの共鳴度、これがなにか別の企画に発展することを期待したくなる。

2023年11月28日火曜日

11月28日火曜日/配信動画を買った深夜

◇ 早稲田・新大久保・新宿

 朝から都内に。電車に乗る時間が長く、タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は島崎和歌子がゲスト。この番組には初登場だとは意外だ。にぎやかな放送をエンディングまで聴く。車内で、座った姿勢でラジオを聴きながら、首を後ろの窓に寄りかからせていたら、咳き込んでしまい、なかなか治まらずに苦しかった。なんの加減でそうなるのか。

 早稲田のほうまで出て、昼は新大久保に移動する。ドン・キホーテがある通り、以前はネイキッドロフトがあったあたりで、ブクギョンチャジャンという店に入り、チャジャン麺というのを食べた。870円。たくあんがついたが、韓国にもたくあんはあるのか。

 時間をつぶす必要があり、またラジオを聴いた。昨日月曜の「ビバリー昼ズ」の12時台のゲストは春日太一。新刊の橋本忍の本について、たっぷりと語っていた。月曜もエンディングまで聴き、続けて、「伊集院光のタネ」を聴く。先週金曜の回は、パートナーが安田美香、テーマは「明るいお葬式」。なかなかデリケートなテーマを扱う伊集院のうまさ。葬式のあとに現れたバッタが香典にとまった話に感動させられる。

 新宿に移動し、花園神社のそばのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、金の計算をする。いつまで経っても楽にならない。SNSの徘徊をするのみ、読書はできなかった。新宿三丁目始発の副都心線、東横線直通の各停に乗り、横浜まで戻ってくる。帰りの電車内で、ようやく読書をする。

◇ テレビ・雑誌・配信

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」には、福来スズ子に弟子入り志願する田舎の子、富田望生が登場した。可笑しさもあり、かわいらしさもある役どころ。観終わって、録画が停まると、ちょうど放送中の「うたコン」が「ブギウギ」特集をやっていた。これは録画をしそこねてしまった。オンタイムで途中から観ると、新納慎也が「東京の屋根の下」を、神野美伽が「ラッパと娘」を歌っていた。新納慎也は「ブギウギ」に出演していたが、神野美伽はどういう人選なのだろう。

 昨夜の「バカリヅカ」は、よみうりランドでロケをする企画。園内の撮影許可はとれているが、アトラクションの撮影許可が手違いでとれていないといって、遊園地の乗りものに乗ってるテイでロケをする。「週刊ダウ通信」も2週分まとめて。先週の放送は前週に予告されていたとおり、Aマッソをゲストに迎え、お酒の力を借りて蓮見に本音をぶつける企画だったが、収拾がつかなくなったためにお蔵入りだって。マジか。ガチャで出た質問に答えるゆるいトーク企画になっていた。昨夜の放送はアルコ&ピース平子が登場し、イベント会場に飾る写真を平子がプロデュースする。

 今日の「徹子の部屋」は春風亭一之輔さんがゲスト。徹子さんとは、2015年の「浅草芸能大賞」で一緒に受賞しているという縁があるんだ。その年は徹子さんが大賞を、一之輔さんは新人賞をとっている。奨励賞は市川染五郎、今の松本幸四郎だ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「SPA!」の岩崎う大の連載を読み、う大にNSCにいた時代があったことを初めて知った。グランジの佐藤大とコンビを組んでいたというのだが、う大はその後、WAGEに戻るという順序になる。ウィキペディアにあたってみると、そのことも書いてあったのだが、ハイデハイデがWAGEの所属だったことを今さら知って驚いた。ハイデハイデは森ハヤシのコンビだったんだ。ハイデハイデは「ブレイクもの!」という番組で観ていたコンビだが、その後、戸倉上山田で開催された学生落語のコンテストに一緒に出場しているという思い出がある。といっても、こっちは落語、向こうはお笑い部門だが、そのときに優勝したのはプチ王子というコンビで、そのひとりがハイデハイデと兼任していたと記憶しているのだが、プチ王子については検索しても情報が見つけられない。あれも森ハヤシだったんだろうか。戸倉上山田のコンテストは、その翌年には岩崎う大が出場しているはずで、その年には一之輔さんも出場している。

 テレビはほどほどで切りあげ、深夜に近くなってから配信動画を観始める。ゲンロンカフェに太田光が出演した回の視聴期限が今月いっぱいで、観よう観ようと思っているうちに残り3日になってしまった。しかし、これはやっぱり観ないわけにはいかない。シラスに登録するところから始めて、ついに購入するが、なにしろ、ぜんぶで7時間もある動画だ。万が一、観る時間が作れなくなるともったいないから、まずは本編だけを購入した。冒頭、途中までは無料公開の動画をすでに観ていたが、話の流れをつかむために、あたまから観る。聞き手を務めるのは石戸諭。太田が、たけしの登場により、欽ちゃんや谷村新司が好きだった今までの自分を疑い始めたという重要な話をしていたところで、石戸諭がじつに軽いあいづちを打つ。石戸諭の書くものは好きなんだけど、どうも変なところで笑いすぎるひとだ。トークは「笑って人類!」を中心にして、さまざまな方向に広がっていく。お笑いを始めた当時の空気が語られ、爆笑問題もまた、ラジカルの影響を受けて、コントからスタートしたということになるか。コントと漫才、あるいは、物語への執着、太田のお笑い論、芸論ともいえる話。2時間弱あたりからは政治の話題になり、憲法の話にもなった。2時間10分あたりで、会場は休憩に入った。光代社長も控え室にいて、仕事をしているようだ。このイベントが行われたのは5月31日。休憩後はその当時の統一教会に関する炎上について、太田はネットよりも、雑誌や識者たちの決めつけにムカついたという話をしていた。コロナ禍の「サンジャポ」をふり返り、「サンジャポ」からまた宗教の話にもなる。石戸諭は「サンジャポ」の面接に呼ばれたことがあるという、太田も知らなかった話も出てきた。それにしても、石戸諭が変なところで笑うのは、ビールを飲みながらやっているせいもあるだろうか。4時間を過ぎたところで、会場は23時になった。サイン会を予告していたため、会場はサイン会になり、配信は中断された。30分ほどの中断ののち、画面が復活すると、石戸諭の横には東浩紀が座っていた。太田が休憩から戻り、東浩紀が加わった3人でのトークが始まったばかりというところで、4時間40分の本編は終わり。この先が気になってしかたがないが、寝不足になるし、さすがにここでやめておく。早朝4時頃に眠る。

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8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで

◇ 伊勢佐木町  昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶり...