2024年4月30日火曜日

4月30日火曜日/事件と釣り合っている

◇ テレビ・ラジオ・音楽

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。雨降り。傘を差しながら、2往復した。今日は午後に映画を観に行こうというつもりでいたが、やることがたまってきているため、億劫になってきた。雨降りでもあるし、来週に延期しよう。ブログの更新をしたいが、あたまがまわらず、ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおしてからブログの更新をようやくひとつ。こんなことだけでもう昼になってしまった。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、放送中の「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまう。ゲストは和田アキ子。昨年にひざの手術を行い、そのリハビリの様子が語られる。藤原竜也、出川哲朗がお見舞いにやってきた写真も出された。和田アキ子のコンサートの映像を観た徹子さんが負けじと高音を出してみせると、和田アキ子は本気で悔しがってみせる。

 ずっと観そびれていた「ガキの使いやあらへんで!」の新年恒例企画「山-1グランプリ」をようやく観る。2月の放送だが、このときにはもう松本は不在だ。浜田と方正が並んで座り、出場者たちのネタを観る。1組目は松浦景子。吉本新喜劇所属のバレリーナ芸人。2組目は四天王。「たけし杯」で優勝しているコンビだ。思春期の学生と女宇宙人のコントを披露したのだが、女宇宙人のほうは覆面していて、コントの最中は男だとわかられていなかった。3組目はシンディー&きのこちゃん。ハイヒールモモコや野沢直子のものまね。4組目はメグちゃん。ひさしぶりに観たなあ。現在、47歳。かつてはなんの番組で観ていたんだっけ。ウィキペディアにあたってみても、うまく思い出せない。5組目はめしあがれ。K-PRO所属のコンビ。6組目は鳥居パラダイス。鳥居みゆきと中川パラダイスのコンビ。前半はここまで。翌週に後半戦、1組目は市川こいくち。おなら芸。2組目はバタハリ。カラーコーンを使った芸。デビルスティックの技を活かし、カラーコーンを落とさずに服を脱ぐ。これはよくできている。3組目はルミ子。ここも「たけし杯」に出ていたコンビで、「たけし杯」と同じコントをやっていた。4組目は承子クラーケン。ネタのあとには遠藤とギャグ対決もする。元はなしょーだということには触れられなかったな。5組目は清水たぁー&寛香。ポケビのものまねなど。6組目、大トリはチャンス大城。人形劇というか、本人は全身黒タイツ姿で黒子に徹するネタ。背中で音を出す芸もやってみせた。優勝はトップに登場した松浦景子に決まる。

 夕方、買いものに出る。今日はもう少し気温が低くなるのかと思っていたが、この時間でも半袖でちょうどいい。三ツ境のOKまで行って、1時間ぐらいで帰ってきた。

 タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは山内惠介。高田先生が氷川きよしの復活に触れると、山内惠介はこの番組に出演することを電話で氷川きよしに伝えたんだという。恒例のベスト3企画では、山内惠介が「会うと長く話し込んじゃうひとベスト3」を発表。片岡鶴太郎、天童よしみ、松本明子が選ばれた。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まことゴールデンラジオ!」をチェックすると、つい先週の金曜のゲストがきたやまおさむだった。この日は大竹まことはコロナでお休み。室井佑月、青木理、金子勝が出演していた。きたやまおさむの新刊「「むなしさ」の味わい方」の話が中心になる。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。今夜は緊急生放送、ウエストランド河本の事件の顛末を話す。番組開始10分ほどのところで、ウエストランドのふたりも呼び込まれて登場した。オープニング30分まで、弁明と、太田のやわらかな小言。爆笑問題およびタイタンのこの対応の速さと中身がとてもいい。起こした事件とちゃんと釣り合っているというところかな。そのあとにもまた改めて爆笑問題のフリートークの時間があった。今夜は深夜3時まで、最後まで聴いた。

 Spotify で、日付が変わって配信された電気グルーヴの新曲「電気グルーヴ32周年の歌」「電気グルーヴ34周年の歌」をさっそく聴く。電気グルーヴ、コーネリアス、小沢健二とスチャダラパーの新曲がほぼ同時期にリリースされたが、電気がいちばんのタフネスに感じられる。聴きながら、朝までにブログの更新をもうひとつ。


2024年4月29日月曜日

4月29日月曜日/深夜ラジオとその時代

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミを出してからブログの更新をしようとするが、眠気がとれず、あたまがすっきりしない。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜に放送された岡部たかしの「情熱大陸」を観た。岩谷健司とのユニット「切実」の稽古場に密着していた。脚本はふじきみつ彦が担当している。「テアトロコント」のための稽古で、出演することを知っていたのに観に行けなかった。今後、観る機会はあるかな。密着していた時期は去年だ。城山羊の会の稽古場にも密着し、これは昨年末の公演。観たかったな。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週火曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、先日の「大竹まことゴールデンラジオ!」のアンジャッシュ渡部がゲストの回の話をしていた。みなみかわの松竹芸能退社についても触れる。

 11時半からは「ビバリー昼ズ」をつける。オープニングでは、土曜に開催された「オール日芸寄席」の話をしていた。太田と高田先生で、ウエストランド河本の事件についてしゃべったようだ。

◇ 関内・横浜

 正午前から外出。今日も半袖で出られる気候。まず、二俣川に寄っていく。今日までに図書館に返却する本があり、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに返しに行ったのだが、行ってみると、なんと閉まっている。なんだよ、祝日は休みなのかよ。うまい段取りだと思ったのにうまくいかず、帰りに改めて図書館に寄らなければならなくなった。

 横浜から根岸線に乗り、関内に出る。日本大通りの放送ライブラリー、今日は6階の情文ホールで行われるトークイベントを観覧するため。「人気番組メモリー」という公開トークショーのシリーズで、今回は「パック・イン・ミュージック」が扱われる。放送ライブラリーのホームページからたまたま見つけ、無料なので応募してみたら当選した。このホールには大昔にきたことがあったかな。開始時刻の13時半になり、まずは今野勉があいさつをした。そして、登壇者たちが登場、上手から、小室等、きたやまおさむ、鈴木順、外山惠理が座った。アナウンサーのふたりが進行役を務めるのだが、元TBSの鈴木順アナは「パック・イン・ミュージック」を熱心に聴いていた世代だ。自分は世代的に「パック・イン・ミュージック」はまったく聴いたことがなく、今日の客席のなかでは若いほうだったが、外山さんが同世代なので、われわれの世代のわからないことは外山さんが訊いてくれるからありがたい。なにより、小室等、きたやまおさむと外山さんには、永六輔の「土曜ワイド」からの関係がある。しかし、トークは「パック・イン・ミュージック」の話よりも、当時の音楽シーンの話ばかりになっていった。それがすこぶる面白い。世代的な思い入れこそないのだが、小室等、きたやまおさむというとんでもないふたりにじかに触れているんだということにだんだん気がついていく。気軽に申し込んだ無料のイベントだったが、貴重な体験になった。よくぞ当選したものだ。最後に質疑応答が40分ほどあり、15時半頃にイベントは終了した。

 階段で8階にあがり、展示スペースも眺めていく。「春の人気番組展」というのが開催中。各テレビ局の新番組などが紹介されていて、「虎に翼」を毎日観ているから「虎に翼」の展示が嬉しい。

 伊勢佐木町まで歩き、遅めの昼食。マイカリー食堂に入り、ロースかつ黒カレーを食べた。790円。毎月29日はブックの日でもあり、もう夕方だが、ブックオフをまわらないわけにはいかない。まずはイセザキモールのブックオフに寄り、110円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。二俣川で返却しそこねた図書館の本の返却もしなければならず、吉田町を通り、野毛坂の中央図書館までわざわざ寄るはめになった。返却を済ませたあとは、紅葉坂の上までいっぺん登り、戸部のほうに降りていく。平沼のブックオフに寄り、ここでは 390円の単行本を1冊だけ。跨線橋を渡り、横浜西口に移動。最後はビブレのブックオフにて、110円の文庫本を1冊、220円単行本を1冊買った。

 駅のベンチで少し読書をして、夜に帰宅する。録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日のゲストは浅丘ルリ子。小林旭、石原裕次郎の遅刻エピソード、それから、小林旭との結婚を断った話、石坂浩二との結婚と、語られる登場人物たちがすごい。亡くなった山本陽子と3年前に一緒に出演した回の映像も流された。

 今日のトークにはとても刺激を受け、そのあと、歩いている時間にはずっと、Spotify でフォーククルセダーズを聴いていたのだが、帰宅してからもウィキペディアにあたり、きたやまおさむの仕事を確認していた。提供した楽曲を含め、リアルタイムで聴いているのはとんねるず「寝た子も起きる子守唄」だけではないか。トークでも触れられていた「自切俳人」の名義でアルバムも作っていて、そのアルバムが Spotify にもある。聴いてみると、全編にわたりパロディ精神に貫かれていて、自分の興味の範疇からすると、これを今まで知らなかったことが惜しいな。フォーククルセダーズでは、どうしても加藤和彦の存在の大きさがあるのだが、笑いの部分を担っていたのはどうやらきたやまおさむのようだとだんだんわかってきた。

2024年4月28日日曜日

4月28日日曜日/歌舞伎町の大お練り

◇ 新宿

 早朝から眠るが、録画残量を空ける必要があり、朝っぱらから数年前のテレビ番組を確認しては消去していく作業。録画残量が確保できたら、あとはラジオをつけておく。今日は午前中から都内に。暑くなり、今季初めて半袖のTシャツで出る。パーカーはカバンのなかに入れていく。ゴールデンウィークのため、電車は混雑し、遅延もしていた。横浜から東横線に乗り、副都心線の新宿三丁目まで。

 歌舞伎町で開催される「大歌舞伎祭」の大お練りを見物するためにわざわざ新宿までやってきた。13時にモア4番街をスタートするのだが、だいぶもたついてしまい、到着したときにはもう13時になる直前だった。モア4番街というのがよくわからないから、これは事前に場所を確認しておいた。新宿三丁目駅から地下を通り、紀伊国屋から外に出たが、通りひとつ手前までは意外と平穏だ。つぎの通りに行ってみると、ひとだかりができている。柵が並べられ、歌舞伎役者ののぼりが立っている。黒いTシャツのたくさんのスタッフたちの向こうには、お練りの一行が人力車に乗ってスタンバイしていた。中村七之助のすがたを見つけた。すでに始まる時間だ。お練りの一行が動き始める。先頭にまわり込むと、「大お練り」と書かれた幕が掲げられたあとにはスーツ姿のどうやらお偉いさんたち、そのあとには神楽坂の芸妓衆、木遣りが続く。そして、人力車に乗った役者たち、勘九郎、七之助、虎之介、勘九郎の息子の勘太郎、長三郎、最後に鶴松が通っていく。歌舞伎町にはまっすぐに向かわず、まずは逆方向に進み、アルタ前を通り、今度はモア2番街を戻ってくる。また先まわりして、写真を撮りながら追いかけていくが、モア2番街は見物できるスペースが片側にしか設けられておらず、写真を撮るには逆光になってしまうがしかたがない。お練りは靖国通りの横断歩道を渡り、歌舞伎町に進んでいく。モア2番街からそのまま追いかけていくと、反対側には永久に移れなくなってしまった。しかし、歌舞伎町に入っていくとだいぶ日陰になり、わりあい、いい写真を撮ることができた。

 TOHOシネマズの前を左に曲がり、かつての噴水広場、歌舞伎町タワーの前にステージが作られている。お練りの一行が舞台あいさつをする。それまでは少し時間があり、観やすいようにステージの上手側で待ちかまえていたら、始まるとここには幕が張られるという案内があり、中央に移動するはめになった。柵が並べられているため、いったん最後方まで下がってからステージ正面に入っていく。見物客とステージのあいだにはカメラをかまえる報道陣たちが陣取っている。そもそもこの催しは一般客よりもメディア向けのものなんだよな。日差しがやや強くなり、歌舞伎ファンのお婆さんたちが日傘を差し始め、これじゃあステージが見えないんじゃないかと思ったが、始まる時間になったら日傘を閉じてくれた。さすがは慣れたお客さんたちで、マナーがしっかりしている。司会の女性アナウンサーからも日傘を閉じるようにアナウンスがあった。ステージは遠いが、ステージの上方、歌舞伎町タワーにはでっかいモニターがあり、ステージの様子はそこにも映し出される。舞台あいさつは実行委員長と新宿区長から始まり、役者たちもひとりずつ、マイクをもった。長三郎があいさつをすると、かわいいの声が飛んだ。長三郎は人気者。ほんと、かわいい。

 舞台あいさつを最後まで見物して、ひとまず、昼食にする。歌舞伎町の飲食店の値段がやたらと高くなっているのはインバウンドの影響か、こんなところではなにも食えないと思い、新大久保方面に歩いていく。なか卯に入り、いか明太丼とはいからうどんのセットを食べた。830円。

 再び、歌舞伎町タワーに戻り、今度は松竹芸能のステージを観る。歌舞伎とはなんの関係もないお笑いのライブ。出演は、駆け抜けて軽トラ、オジンオズボーン篠宮、安田大サーカス。インスタの投稿をしていたらもたついてしまい、戻ったときには、駆け抜けて軽トラがもうコントを始めていた。このライブではさっきの舞台あいさつのときのような柵はなく、ステージの前を開放していたから近くで観ることができた。篠宮のネタの最中に、舞台袖にクロちゃんのすがたが見える。安田大サーカスが出てくると、通りすがりのひとたちの反応もあって楽しい。3組のネタのあと、最後にクイズコーナーがあった。歌舞伎のクイズを出すのだが、誰も歌舞伎のことをろくに知らない。団長にはここでこそ、香川照之のものまねをやってもらいたかったな。

 新宿西口のブックオフに寄り、220円の文庫本を2冊買っていく。地下を通り、新宿三丁目に歩く。靖国通りのブックオフにも寄り、こちらでは 220円の単行本を1冊だけ買った。新宿三丁目駅から副都心線、東横線直通の各停に乗り、眠りながら帰ってきた。

 電車内で、嵐山光三郎「「世間」心得帖」を読み終えた。2021年刊、ちくま文庫。「週刊朝日」の連載エッセイに大幅に加筆し、再構成した文庫オリジナル作品と書いてある。「週刊朝日」の「コンセント抜いたか」は連載中にはあまり読んでいなかったが、かなりの長期連載だった。どれだけ単行本化、文庫化されているのか、さっぱり把握できないな。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、冒頭に登場した三谷幸喜はメガネをかけておらず、髪を分けている。コロナになった安住の代わりをやろうとして目張りを入れていた。そのあとに、サッカー場の観客席の急病人にキーパーが気がついたというニュースをやっていたが、入場する選手たちのなかに小島よしおが混じっていて、番組上はそこにはなにも触れないのが妙だった。昨夜は裏番組が「心はロンリー」だったが、こっちもまるで「心はロンリー」のようだ。それから、宮沢博行議員の辞職の話題。このひと、49歳だって。同い年か。「記憶にございます」って、ちょっとふざけて言ってるよな。そのあとにやっていたボディシェアリングという技術の特集には興味が湧いた。玉城絵美という40歳の研究者。つぎの特集の「チーム友達」というのはまったく知らなかったが、元KOHHの千葉雄喜の曲なのだ。民放初、千葉雄喜の直撃取材が行われる。

 今朝の「サンデージャポン」には、佐々木久美、みちょぱ、成田悠輔らが出演。大谷翔平の話題から始まり、それから、宮沢博行のパパ活スキャンダルの話題。このひとは馬鹿馬鹿しくていいな。そのあとには自民党の裏金問題や、有名人のなりすまし広告の問題を扱っていたが、泉房穂のVTRの最中に、宮沢博行の囲み取材の中継が入る。サンジャポジャーナリストがすぐ横に陣取っていた。

 今朝の「ワイドナショー」には、今田耕司、ウエンツ瑛士、オズワルド伊藤、神田愛花が出演。こちらでもパパ活の宮沢博行の話題。ウエンツが、ワイドショーやこの番組で扱うのはわかるが、報道で大きく扱われていることには違和感があると語る。「この内容とそのニュースの大きさってまったく比例してないなっていうか。これ、そんなに…。めっちゃ面白いとは思うんです。なんでもしゃべってくれるし、ぜんぶ素直に…。(略)でも今、やらなきゃいけないニュースめちゃくちゃあるなか、これが大々的にやってるのは、僕はすごい気になりましたね。」

2024年4月27日土曜日

4月27日土曜日/21年ぶりの「心はロンリー」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴きながら、もう少し眠りなおした。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の朝は「虎に翼」の今週のダイジェストを観る。いろんなことが起きている週だった。

 昨日の「徹子の部屋」のゲストはティモンディ。事務所の先輩であるサンドウィッチマンと、事務所の後輩である高橋英樹からメッセージが届いた。高岸のほうから前田を誘ってコンビを組んだというのが少々意外だが、こういう番組でしゃべっているすがたをたっぷりと観ると、天然を装っている高岸のほうがじつはしたたかなんじゃないかという気がする。もう中学生と同じタイプだろう。しかし、多くの若手芸人がこの番組ではそうなるように、まともな会話が不得手だ。高岸は爪痕を残そうと暴れている。前田が多才な常識人に見えてくる。

 先週日曜に放送された「心はロンリー気持ちは「…」FINAL」の事前特番を観る。さんま、川口春奈が出演、進行は西山喜久恵。21年ぶりの新作にしてファイナルということだが、じつは過去作はあまり熱心に観た記憶はない。この事前特番では、第1作目の最初のシーンを観ることができた。最初は「月曜ドラマランド」の枠だったんだな。「心はロンリー」といえば、ザッカー兄弟のようなサイトギャグなのだが、過去の伝わりにくいギャグの検証をしていたのが面白かった。こういうのをもっと観たかった。川口春奈は今回の撮影で、書き割りセットを初めて見たという。

 午後はまたラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を途中まで聴いていた。ニュース解説は速水健朗。亡くなった宗田理を扱うニュースで、宮沢りえが主演した「ぼくらの七日間戦争」と、その2年後に起きた校門圧死事件を関連づけて語っていた話が興味深かった。その教員がのちに暴露本を出していたとは知らなかったな。

◇ 星川

 午後から外出。星川まで行ってくる。保土ヶ谷図書館に寄り、本を2冊返却。どちらも読み終わらず、しかし、ひとつは予約が入っていて貸し出しを延長できなかった。読書計画がまったくうまくいかない。また2冊、さほど迷わずに選び、すぐに借りていく。ゆで太郎に寄り、遅めの昼食。まる得セットのミニ三海老天丼セットを食べた。730円。そのあとはイオン天王町のフードコートでひと休み。マクドナルドの新商品、メープルバターホットケーキパイを食べた。

◇ 読書

 フードコートでしばらく読書をしていく。「ユリイカ」2019年の橋本治特集の号を図書館で借りているのだが、これも延長したかったが予約が入っていて、ろくに読まないうちに明後日までに返さなければならなくなった。読みたいところだけ、つまみ読みしていく。栗原裕一郎による橋本治インタビューと、橋本治と宮沢章夫の対談は発売時に読んだ記憶があったが、これらはどちらも2010年6月号の橋本治特集の再録だった。2019年だったかなと変な気はしたのだが、読んだのは2010年だ。(古本で読んでいれば、もう少しあとに読んだ可能性もある。)読みながら、橋本治が亡くなったのはいつだったっけと混乱もさせられた。それ以外は初めて読むものだが、浅羽通明、安藤礼二、小谷野敦による橋本治論を順に読んでいった。とりわけ、小谷野敦の橋本治論が面白かったが、これも2010年の橋本治特集に書かれたものだった。とりあえず、これだけ読んでもう返却してしまおう。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していた「心はロンリー気持ちは「…」FINAL」を、放送が終わった深夜になってから観た。フジテレビ開局65周年企画。さんまが歩く冒頭、そのシーンにオリジナルの歌が重なる。この歌がドラマの内容を説明する歌詞になっていて、さっそく、小ネタを連発、このシリーズのファンにしかわからないおなじみのネタも入ってくる。さんまは定年を間近に控えた刑事。さんまの娘、川口春奈は喫茶店をプロデュースしている。喫茶店の店員を村松利史が演じているのが嬉しい。さんまの妻は吉田羊。増えるわかめから回想(海藻)シーンに入り、さんまと吉田羊の出会いの場面になると、ここはほぼ「さんまの駐在さん」だ。吉田羊のコント芝居を観ることができた。さんまと吉田羊は離婚している夫婦であることがのちに明らかになり、セットが開くと山口もえが登場し、「再婚ブギウギ」という歌を歌う。ミュージカル仕立てになっている。家族の物語があるいっぽう、刑事であるさんまは部下たちと詐欺グループの捜査をしている。その詐欺グループのボスを高田純次が演じているのも嬉しいキャスティングなのだが、さんまと組み合うような芝居はあまりなかったのが惜しい。さらに大ボスとして登場するのは大竹しのぶだ。こんなドラマでも大竹しのぶは怪演をしてみせる。そのほか、ワンシーンだけの出演者がたくさんいるのはこのドラマならではで、「江戸切子」という言葉に合わせて磯野貴理子が登場するようなダジャレのネタはいいのだが、次長課長や中川家礼二、ものまねタレントなど、単に持ちネタをやらされるために登場するような場面にはなんの必然性もなく、流れが強引であることも多かった。さんまがドラマの流れのなかで「ナインティナインのオールナイトニッポン」の生放送中に乱入したり、あるいは、木村拓哉が共演者たちにはサプライズで出演したりというサービスもあったが、驚いた吉田羊と川口春奈を無言のままにさせているのはもったいない気もした。うまくいっているギャグもあれば、うまくいってないギャグもあり、ギャグにムラがあるのだが、しかし、大前提として、このドラマのために2時間40分の時間を割いたのは大英断だろう。なにしろ、最後まで夢中になって観てしまった。わからないギャグもたくさんあり、そのつど、一時停止と巻き戻しを多用したが、「栗だと思っているウニ」の露店など、事前特番を観ていたからわかったギャグもあり、オールドファン向けのネタが多すぎるんじゃないかとも思ったが、細かいことを言い始めるときりがない。それだけ細かいことをやっているドラマなのだからしかたがないのだ。「心はロンリー」は80年代に9作が作られ、10作目は90年代、11作目は2000年代、そして、21年ぶりに今作というペースになる。ちょうど、80年代的なものが受け入れられるタイミングでもあったんじゃないだろうか。

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1月1日月曜日/元日と地震

◇ テレビ  朝から少し眠り、起きあがってからはまた録画していたテレビ番組の続き。昨夜の「紅白」の後半を観る。後半は Mrs.GREEN APPLE からスタート。「レコード大賞」とは別の曲だ。三山ひろしのけん玉企画は今年もあり、ここ数年の「紅白」はなんだか「かくし芸大会」も兼ね...