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2024年12月31日火曜日

2024年の十大事件

 1位:母の骨折、入院!(10月~)

 2位:借金完済!(4月)

 3位:機種変した! (10月)

 4位:身分証の再発行に苦労した!(1月~5月)

 5位:警察を呼んだ!(10月)

 6位:法事の施主になる!(6月)

 7位:土地の売買を経験した!(7月)

 8位:ネズミを駆逐する!

 9位:太田光さんにサインをいただいた!(8月)

 10位:日本喜劇人協会の一般会員になった!(12月)

 次点:石破政権発足!(9月)

◆ 2024年に読んだ本・十選

 ウディ・アレン「唐突ながら ウディ・アレン自伝」(2022/河出書房新社)(1月28日)

 若杉実「Jダンス JPOPはなぜ歌からダンスにシフトしたのか」(2021/星海社新書)(3月7日)

 阿部昭「新編 散文の基本」(2022/中公文庫)(3月18日)

 ニコ・ニコルソン 佐藤眞一「マンガ 認知症」(2020/ちくま新書)(3月31日)

 清水ミチコ「カニカマ人生論」(2022/幻冬舎)(5月29日)

 小林信彦「決定版 世界の喜劇人」(2024/新潮社)(6月11日)

 本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」(2021/イースト・プレス)(6月17日)

 中島岳志「ガンディーに訊け」(2018/朝日文庫)(8月1日)

 中村計「笑い神 M-1、その純情と狂気」(2022/文藝春秋)(12月20日)

 太田光「芸人人語 旧統一教会・ジャニーズ・「ピカソ芸」大ひんしゅく編」(2024/朝日新聞出版)(12月31日)

(読んだ順)

今年は101冊の本を読んだ。→ 読書メーター

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新編 散文の基本 (中公文庫 あ20-4) [ 阿部 昭 ]
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カニカマ人生論 [ 清水 ミチコ ]
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◆ 2024年によく聴いた音楽・五選

 TOWA TEI feat. 石野卓球「TYPICAL!」(2024)

 1999 WRITE THE FUTURE「hella (˃̣̣̥╭╮˂̣̣̥) ✧ ♡ ‧º·˚」 (2024)

 Bolis Pupul「Letter To Yu」(2024)

 芸能山城組「AKIRA REMIX」(2024)

 木梨憲武「木梨ソウル」(2024)






◆ 2024年・ベストライブ

 ギターウルフ VS 永野@下北沢 SHELTER(5月5日)

 クレイジーケンバンド@山下公園「ハマフェス」(5月26日)

 レッツゴーよしまさ@滝野川会館大ホール(9月15日)

 チャラン・ポ・ランタン@あつぎ国際大道芸(11月10日)

◆ 2024年・ベスト演劇

 日本喜劇人協会「シン・おんな剣劇 仇討ち道中」@銀座・博品館劇場(11月28日)

◆ 2024年・ベスト映画

 「ナミビアの砂漠」(監督・山中瑶子)(9月11日)

◆ 2024年・ベストドラマ

 「不適切にもほどがある!」(TBS)

 「地面師たち」(Netflix)

 「極悪女王」(Netflix)

◆ 2024年・ベストテレビ

 「M-1グランプリ2024」(テレビ朝日・ABCテレビ)

◆ 2024年・ベストラジオ

 「土曜朝6時 木梨の会。」(TBSラジオ)

◆ 2024年・ベストタレント

 とんねるず

◆ 2024年・ベスト漫才師

 エバース

◆ 2024年・ベスト獅子舞

 深川バロン倶楽部

◆ 2024年・ベストご飯

 東戸塚・オリンピックのフードコート「ピッコリ―」の羽根付き餃子定食

・・・そのほか、忘れてしまったことも多数。

 

(注:有料部分にはなんにも書いてありません。)  

codoc

2024年8月19日月曜日

8月19日月曜日/まだ調子がよくない

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 早朝に目が覚めると、ようやくすっきりした感じがする。ブログの更新をひとつ。体調のせいで、またしばらく間が空いてしまった。しかし、不思議と更新しないほうがアクセス数が伸びるのだ。もう少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「おかべろ」は川崎麻世がゲスト。関西の出身だとは知らなかった。お母さんが89歳でお元気、喫茶店を経営されている。お母さんはVTR出演し、息子がいかにモテていたかを証言する。

 昨夜の「日曜日の初耳学」は、インタビュアー林修のコーナーに新しい学校のリーダーズが登場。SUZUKA はお笑い芸人志望で、コンテストに出たこともあったという。ビデオ審査は通過したが、おとなの事情で優勝しなければならないチームがほかにいたって。前田政二がからんでいるコンテストだろうか。SUZUKA は小さいころから吉本新喜劇とドリフをずっと観ていて、こんな世界に行きたいと思っていた。「でもなんかこう、できてるようなものなんですよね、わたしらからしたら。4人でもう作品でたくさんふざけたりとかしてるので。」 新しい学校のリーダーズの熱狂的なファンとして、野村萬斎がVTR出演した。萬斎が演出したオペラ「こうもり」で首振りダンスをパクっていて、その映像も流された。昔からのファンだというファーストサマーウイカは2017年に同じライブに出演したのが初めての出会い。最古参のファンだという Ado からのコメントもあった。しかし、この番組、しばらくぶりに観たが、林修のインタビューだけで1時間なのか。スタジオにいるタレントたちはなんにもしてないのにギャラがもらえてすごい。

 楽天マガジンのチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載はフワちゃんについて語っていた。この連載の題材は編集者の意向も入ってるのかな。たけしは「行列のできる相談所」で共演していることはどうも覚えていないようだ。「このフワちゃんは〝タメ口芸〟みたいなのでやってきたんだろ? テレビ番組やなんかでオイラのことも「たけし」って呼んでるらしいと聞いたよ(笑)。オイラはこの人にはまったく興味がないし、呼び捨てされたからってイチイチ怒る気も起きないけどさ。ちょっと可哀想だなとは思うよ。タメ口タレントとしてウケたからってチヤホヤしたのはメディアのほうだ。それがこういう炎上によって世の中の空気に合わないと思ったら、一気に掌返しで切られちまう。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。高田先生も松本明子も、昨夜は水道橋博士と町山智浩の東洋館のイベントに行ってきたようだ。12時台ゲストはウエストランド。

 タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」の後半を聴く。「サンデー芸人ランキング」の担当がエバースだったので、これは聴いておきたくなった。町田が食べたことのないものベスト3は、納豆、オムライス、桃。佐々木のひと見知りエピソードベスト3は、Wi-Fi が解約できない、寿司屋で食べたいものが注文できない、家が水漏れしたときに町田に連絡する。

 夕方から外出。横浜に出て、ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、390円の単行本を1冊買っていく。ずっと体調がよくなかったから、今日こそは読書をする気まんまんでいたのだが、歩いていると、どうもまだあんまりいい調子ではない。気持ちが悪く、コーヒーを飲む気もしないから、読書は電車でしようと思い、その時間を作るために終点まで往復してきた。

 夜に帰宅し、インスタントのおかゆを食べながら、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は伍代夏子がゲスト。じつは渋谷育ちの江戸っ子、魚屋の娘なんだ。

 昨夜の「だれか to なかい」のゲストは、はなわとナイツ塙の兄弟とミキという顔合わせだった。この番組をしばらく観ていなかったけど、まだムロツヨシが司会なんだな。ゲスト4人はいっぺんに登場する。はなわ兄は今は横浜に住んでいるようで、息子はムロツヨシの中学の後輩になるという。番組最後には吉本興業と漫才協会のイチオシ芸人が登場、吉本からはツートライブが、漫才協会からは芸人THEブラストが登場。芸人THEブラストに対して、「どこ見りゃいいんだよ」という中居のもっともすぎる指摘。ナイツ塙「賞レースとかで活躍してない、例えば、パンサーの尾形くんとか、ああいうひとってすごいなって、僕、ほんとに思ってて。ああいうひとこそ、やっぱり僕らが憧れていたテレビタレントなので。でもそっちのほうじゃなくて、賞レースで勝ったひとのほうがなんかやっぱりすごいんだみたいな風潮になってるのは、審査員やっててもちょっと違うのかなって思うときはありますね。」 ミキ昂生「別に賞レースが素晴らしいという考えでもないというか、僕ら毎日寄席に出てるので、賞レース出てる子らと、僕らも出てるんですけど、出てるひととかを、観てたりとかしたら、ときどき言うんですよ、「今日はちょっと試す」みたいな。賞レースのネタを「試す」。今日のお客さんに「試す」っていう言葉が、僕、あんまり好きじゃなくて、「試す」って、今日のお客さんどう思ってんの、今日来て、何年も楽しみにしてきてくれてるお客さんがいるのに「試す」ってどうなんやろ。で、「今日のお客さんには伝わらへんわ、まあええわ」とか言うやつもいるんですよ。それを僕、けっこう吉本内で注意するんですけど。楽屋とかで言っていったら、いつの間にか、吉本内で「最年少老害」と言われるようになって。(笑)」

 夜もまた、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴く。先週月曜の「ビバリー昼ズ」は12時台ゲストが岩井ジョニ男だった。なべやかんの主催ライブで、ピン芸人としてデビューしていたとは知らなかった。「ドクターストップ岩井」という芸名だったそうだ。タモリが赤塚不二夫のもとから世に出たように、相原コージのもとに行こうとしていたこともあったという。永野とふたりでトークライブをやっていたが、芸能人の悪口を言いすぎていたら両方のマネージャーに止められ、ジョニ男が向田邦子の短編を読むライブに変わったって。ジョニ男は高田先生が話を脱線させると必ずひとことつけ足すのがすごい。カンコンキンできたえられているからだろう。ジョニ男はゲストコーナーのあとも番組のエンディングまで出演していた。

 Netflix で「地面師たち」を第4話まで観る。3話まで観たのが少し前で、それから間が空いてしまったが、この回では残酷さがぐんと増す。ホストの兄ちゃんがどうなろうといいんだけれども、リリー・フランキーの身に急展開がある。豊川悦司の得体の知れなさ、悪の迫力があった。

2024年6月29日土曜日

6月29日土曜日/ブックの日と「ツギクルGP」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。眠りなおさず、ブログの更新をひとつ。これで昨年11月まで更新、気がつけば、7ヶ月遅れの更新になろうとしている。録画残量を空けなければならないため、朦朧としながら録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「バズリズム2」は、Ado の出演部分を観たかった。1年ぶりの出演だそうだが、その前回の出演は観そこねている。シルエットだけを見せるステージの演出にバカリズムが興味を示していた。今日放送の「勝手にテレ東批評」では、伊集院が「ゴッドタン」のオズワルド伊藤ときしたかの高野のケンカについて語っていた。それとは関連なくだが、ゲストはテレ東を退社する松丸友紀アナだった。

 タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、昨日の「ビバリー昼ズ」のイベントの話はさすがにTBSではしないかと思ったら、ニッポン放送のイベントの話をTBSでしゃべることを笑いにしつつ、けっこうたくさんしゃべっていた。

◇ ブックの日

 午後から外出。昨日はだいぶ涼しかったが、今日は暑い。夏の入り口のよう。毎月29日は「ブックの日」であるから、ブックオフをまわる決まりになっている。そうはいっても今日は控えめに、まずは大和経由、鶴間からまわる。1店目では、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊、390円の単行本を1冊買う。アプリの150円引きクーポンを利用。

 2店目は相模大野。その前に昼食、ボーノ相模大野のはなまるうどんに入り、おろししょうゆ小に、げそ天、とり天をつけた。680円。2店目では、220円の文庫本を2冊買う。

 相模大野から町田に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴く。こちらでも昨日の「ビバリー昼ズ」のイベントの話をするだろうと聴いてみたが、富澤が有楽町駅前の街路樹にキクラゲが生えていたという話を始め、すぐに話が移っていってしまった。TBSのほうがたくさん話していた。

 ラジオを聴きながら少し眠り、それから読書をする。横田増生「評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」」を読み終えた。2022年刊、中公文庫。親本は2012年刊。そのあと、2014年に朝日文庫にもなっているんだ。著者は潜入取材でおなじみのジャーナリストだが、この「評伝 ナンシー関」が出されたときには、横田増生という名前はまだ知らなかった記憶がある。著者は生前のナンシー関と関わりがあったわけではなく、まえがきには「それまで私は、雑誌でナンシーのコラムを見かければ目を通していたが、ナンシーのコラムを目当てに雑誌を買ったり、ナンシーの本を買って読むほどの熱心な読者ではなかった。しかしナンシーが亡くなったのをきっかけに、少しずつ本を読みはじめた。」と書いてある。「私はナンシー以外のコラムニストについても知ろうと思い、何人かのテレビ評論や芸能人評を読みはじめた。文学者の故・森茉莉や、放送作家の高田文夫、吉川潮、中村うさぎ、雑誌「CREA」でナンシーの対談相手を務めた町山広美――などの本である。」とも書かれていて、この評伝はその段階から始められている。著者はナンシー関が残した著書を読むことはもちろん、多くの人物に取材をし、ナンシー関という人物を浮かびあがらせていく。ナンシー関と親しかったひとびと、有名無名を問わず、関わりのあったひと、家族や地元の友人、あるいは、ナンシー関に酷評された芸能人などにも取材を行っている。しかし、著者はナンシー関とその周辺、おもにサブカルチャーの世界には疎く、サブカルチャーの外からその世界に潜入していく、これもある種の潜入ルポのような感覚があるのではないだろうか。だからこその面白さもあるが、変なところに戸惑っていると思うところも多々ある本だった。たとえば、「(略)それに対してナンシーがファンだった〈ムーンライダーズ〉は、聞く人によって大きく解釈が違ってくる。これまでサブカルチャーとは縁遠かった私は、この本を書く準備をするうちに、はじめてムーンライダーズを知り、ナンシーが愛したという「ジャブ・アップ・ファミリー」やアルバム「火の玉ボーイ」などを繰り返し聞いた。正直言って、解釈の選択肢が広すぎて、その意味が読み取れない、というか、どこがいいのだろうか、と戸惑う気持ちは今でも変わりない。」 あるいは、「私がナンシーのコラムの中で引っかかっていたのは故・水野晴郎についての文章だった。水野が映画評論家を辞め、九六年に映画『シベリア超特急』を撮るあたりから、ナンシーの水野に関するコラムが増えるのだが、そこに悪意や嘲笑に近い気持ちが込められているような気がしていた。(略)ナンシーが水野を嫌いならば嫌いでも構わない。しかし私を戸惑わせたのは、その理由がどこを読んでも見つからないように思えたことだ。神田うのにしろ、小倉智昭にしろ、ナンシーが誰かを嫌う場合、はっきりとした理由が書いてある。それが見当たらなかったのだ。私には、ナンシーの気持ちが読み取れず、水野のことを書いた文章からは、ナンシーが嫌った〝楽屋落ち〟のような印象を拭い去ることができず、その笑いを共有できないもどかしさを感じていた。」という記述。 これについて、みうらじゅんに取材をすると、「ナンシーさんとボクとは、グッとくるツボが似ていたんだと思うんです。ナンシーさんは、水野さんのフェロモン過多のキャラクターを、おもしろいと思っていたんじゃないですか。ナンシーさんはプロでも素人でも、いい味出している人を見つけ出すのがうまかったですからね。」という答えがあり、横田増生は「フェロモン過多か、と私は思った。」と妙な納得をしている。

 ベローチェを出ると、ずいぶん涼しくなっていた。わからない気候だな。今月は3店だけ、最後は町田のブックオフ。閉店時刻ぎりぎり、21時半まで粘り、110円の文庫本を3冊、220円の文庫本を5冊、単行本を1冊買っていく。

◇ 賞レース

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昼間に放送されていた「ツギクル芸人グランプリ」を結果を知らずに観てしまいたく、SNSは開かずに帰ってきた。司会は爆笑問題と藤本万梨乃アナ。藤本アナは「さんまのお笑い向上委員会」で毎週観ているのに、しゃべっている印象がまったくないひとだ。審査員は9名、渡辺正行、ますだおかだ増田、チョコレートプラネット長田、大友花恋、そして、民放各局から、宮崎慶洋(日本テレビ)、山本雅一(テレビ朝日)、浜田諒介(TBS)、小比類巻将範(テレビ東京)、日置祐貴(フジテレビ)という5人のテレビマンが並び、審査はこれに観客投票が加わる。審査員から元祖爆笑王がついに消えた。対戦は、A、B、C、各ブロック、5組ずつの対戦があり、勝ちあがった3組により、ファイナルステージが行われる。◆ まずはAブロック。1番手はマルセイユ。するすると流れるような漫才だが、決めギャグがあるのにどうも印象に残らない。2番手はスタミナパン。「M-1」敗者復活戦のあのウンチのネタ以外のネタを初めて観たが、ふたりとも個性が強くて可笑しいコンビだ。3番手はひつじねいり。昨年の準優勝コンビ。関西すぎる熱の高いツッコミとクールなボケ。このコンビもふたりとも個性がある。4番手は Yes!アキト。まだ出演するのか。よく笑っていた爆笑問題だったが、太田「くだらないと思わないのかな。自分の人生。」だって。5番手はキャプテンバイソン。このコンビは初見だと思うが、合格発表のコントを演じ、声を張らない演技、笑いがひとつひとつ丁寧だ。この5組ならば、キャプテンバイソンがいいかと思ったが、審査結果は、渡辺、大友、日テレ、テレ朝、観客がマルセイユに、増田、長田、TBS、フジがひつじねいり、テレ東がスタミナパンに投票し、5票獲得のマルセイユが勝ち抜けた。まったく意外な結果だと思った。◆ Bブロック、1番手はポテトカレッジ。男女コンビの漫才だが、男の気持ち悪いキャラクターだけが目立つ。2番手はえびしゃ。銃の売人の滑舌が悪いというコント。3番手は素敵じゃないか。しっかりした漫才。ここまでではいちばん安定感がある。4番手は群青団地。去年も出場していて面白かったんだけど、今年はまたがらっと違うネタ。先輩の言葉が聞き取れないというコントで、えびしゃのコントとアイデアが似てしまったが、こちらのほうがうまいと思った。5番手はネコニスズ。今大会最年長なのか。全出場者のなかで、ネコニスズだけは「タイタンシネマライブ」でよく観ているコンビだ。素敵じゃないかの安定感があたまひとつ抜けていたかと思ったが、審査結果は、増田が素敵じゃないかに投票、観客投票は群青団地になるが、ほか8名はえびしゃに投票、えびしゃの圧勝となった。これもまったく理解ができない結果だった。◆ Cブロック、1番手はツンツクツン万博。リーゼントが恵方巻になっているコント。このコンビは歌ネタが基本なのだろうか、それにプラスして、小道具を使うスタイルである。「私立!」のセリフに、ここまで観ていて初めて声を出して笑ってしまった。2番手はセンチネル。「たけし杯」に出ていて、このコンビには好感をもった。3番手は金澤TKCファクトリー。今回唯一のピン芸人。初見だが、なんと、真っ向勝負の漫談だった。4番手は豆鉄砲。ロジック系の漫才。ネタがきちんと面白い。5番手はエバース。野球肘のネタ。これはエバースが圧勝ではないか。審査結果は、渡辺、日テレがツンツクツン万博に、増田、長田、テレ朝が豆鉄砲に、大友、TBS、テレ東、フジ、観客がエバースになり、5票獲得のエバースが勝ち抜けた。Cブロックは面白いメンバーだったが、なかでもエバースがいちばんどっしりしていた。◆ そして、すぐにファイナルステージが始まる。トップはエバース。このコンビの漫才もロジック系なのだが、掛け合いの面白さもあって、惹き込まれる。ふたりとも言ってることが馬鹿だ。声を出して笑う。2番手はマルセイユ。なんてことはない大阪吉本によくいる達者な漫才師のひと組のように思えるのだけどな。最後はえびしゃ。ゲームのキャラクターをネタにしたコントだが、若いトリオで、あらゆる面でやっぱり拙いと思う。3組を観て、優勝はエバース以外はありえないと思った。いよいよ優勝の発表だが、最後の審査だけは審査員の票が1枚ずつめくれていく演出になっている。結果は、日テレ、テレ朝、TBS、テレ東がマルセイユに、長田、大友、フジ、観客がえびしゃに、渡辺、増田がエバースに投票し、これはちょっと信じがたい結果だと思った。テレビマンたちの感覚はどうなってるんだろうか。マルセイユ、えびしゃがともに4票だが、観客の票を獲得したほうが勝ちとなり、えびしゃが優勝した。これでようやくSNSを開くことができる。

 録画残量を空ける都合があり、深夜だが、もう少しテレビを観る。今夜の「NHKニュース7」では都知事選のニュースがあり、清水国明の応援に清水アキラが駆けつけていた様子が伝えられていた。NHKは清水国明のこともわりとしっかり扱っている。田母神の応援にはデヴィ夫人が駆けつけていた。

2024年6月2日日曜日

6月2日日曜日/横浜開港祭・2日目

◇ テレビ

 朝早くに目覚めながらも、しばらくは寝ながらラジオを聴いていた。起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観る。いよいよ都知事選か。そのほか、トランプの有罪評決、佳子さまがギリシャで人気だというニュースなど。そのあとには、異常気象により、もう住めない土地が増えているという特集をやっていた。インドネシアのジャカルタは水没の危機にあり、首都の移転を決断したという。日本でも、那須烏山市は集落ごと移転する計画があるという。温暖化になると、ぜんそくのリスクも増加するようだ。勘弁してもらいたいよな。

 今朝の「サンデージャポン」は追っかけ再生で観てしまう。今日は政治の話題から始まり、宮沢博行元議員をさっそく引っぱり出し、スタジオに生出演させた。とても「サンジャポ」らしい展開。おまけに清春が初登場という、今日は特殊な要素が多すぎる。そのほかには、安斉星来、石田健、岸博幸らが出演。岸博幸は珍しくパネラー側に座った。裏金問題に関する話題では、岸博幸や太田からもきびしい質問が宮沢博行に浴びせられた。森喜朗の話になると、宮沢は「ゴマするの大っ嫌いなもんですから」とひときわ声が大きくなった。番組が進むにつれ、口調はだんだんほぐれていく。今日は宮沢博行は1時間以上出ずっぱり。都知事選の話題では、蓮舫が「3時にあいましょう」で心霊治療を取材している映像が流された。

◇ みなとみらい

 午後から外出。昨日と同じく、今日も横浜開港祭に向かう。横浜駅からみなとみらいに出て、高島中央公園から臨港パークに向かう橋を渡ろうとすると、橋の手前に看板が出ていた。この橋はこのあと16時からは通行止めになるようだ。知らなかったらこちらから帰ろうとするところだった。気がついてよかった。

 今日はメインステージでは15時10分から吉本のライブがあり、それを目当てにその時間に合わせてやってきた。昨年はこのステージにはウエストランドとネコニスズが登場した。2年連続で、最新の「M-1」チャンピオンが登場することになる。雨を心配していたが、降らずにもちこたえている。ちょっと暑いくらいだ。15時過ぎに臨港パークに入っていくと、司会のアホマイルド坂本の声が聴こえ、どうやらもう始まっている。丘の上から、早足でステージ前に降りていく。出場者は登場順に、イワサキ、おばあちゃん、ヨネダ2000、ナイチンゲールダンス、エバース、令和ロマンという6組。観覧無料のライブになかなかの豪華メンバーをそろえてくれた。3番手に登場したヨネダ2000 は「M-1」でも披露した餅つきのネタだが、この野外ステージに対応し、BGMが付き、照明も使って、派手な演出にしていた。ヨネダのあとに迷子のお知らせが入ったのもこういうイベントならではだ。そのあとに登場したナイチンゲールダンスが、さっそく迷子のお知らせをネタにして、観客にコール&レスポンスをさせた。5番手のエバースは逆に、こういう野外ステージだからといって、いかにも営業ネタみたいなことはせず、落ち着いた漫才をやってしっかりとウケていたからたいした力量だと思った。最後は令和ロマン。令和ロマンでもやっぱり営業ネタみたいなことをする。令和ロマンの途中で、雨がぽつぽつと降り始めた。エンディングには出演者全員が登場。ヨネダの愛ちゃんがおばあちゃんをサポートしていた。観客にプレゼントが当たるじゃんけん大会が行われたが、雨がだんだん強くなり、おばあちゃんのために傘がもってこられた。

 吉本のライブは1時間ぐらいで終演し、このあと、夜には花火があがるのだと思うが、それは観ないで臨港パークを出る。むしろ、花火を目当てにした客がこれから増えていくところだが、そのひとの流れに逆行して、クイーンズのほうに出た。グランモール公園を通り、横浜駅に戻ってくる。相鉄線改札のそばにある吉野家に入り、遅めの昼食。バターチキンカレーを食べた。677円。それから星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。コーナンで買いものしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は、演芸に山田雅人が登場。「長嶋茂雄物語」と架空競馬実況を披露した。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、眞鍋かをり、三四郎小宮、今村翔吾というメンバー。「芸能人が取り上げてほしいニュース」のコーナーがあり、今村翔吾が取り上げてほしいニュースは、書店が減少し、全国の4分の1が書店がない自治体になっているという話題。シェア型書店「ほんまる」も紹介された。

ブログ アーカイブ

8月19日木曜日/田中康夫の演説を聴く

◇ ラジオ・雑誌  今朝もまず、ブログの更新をひとつ。それから、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」を聴いていく。今週はナイツが夏休みで、月曜の代打はニッチェ、火曜は中川家、水曜は三四郎が務めた。(パートナーは通常どおり) まずは、火曜の中川家の日から聴いておきたかった。オープニ...