◇ テレビ・ラジオ
朝、ゴミを出してからブログの更新をしようとするが、眠気がとれず、あたまがすっきりしない。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜に放送された岡部たかしの「情熱大陸」を観た。岩谷健司とのユニット「切実」の稽古場に密着していた。脚本はふじきみつ彦が担当している。「テアトロコント」のための稽古で、出演することを知っていたのに観に行けなかった。今後、観る機会はあるかな。密着していた時期は去年だ。城山羊の会の稽古場にも密着し、これは昨年末の公演。観たかったな。
タイムフリーで、聴きそびれていた先週火曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、先日の「大竹まことゴールデンラジオ!」のアンジャッシュ渡部がゲストの回の話をしていた。みなみかわの松竹芸能退社についても触れる。
11時半からは「ビバリー昼ズ」をつける。オープニングでは、土曜に開催された「オール日芸寄席」の話をしていた。太田と高田先生で、ウエストランド河本の事件についてしゃべったようだ。
◇ 関内・横浜
正午前から外出。今日も半袖で出られる気候。まず、二俣川に寄っていく。今日までに図書館に返却する本があり、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに返しに行ったのだが、行ってみると、なんと閉まっている。なんだよ、祝日は休みなのかよ。うまい段取りだと思ったのにうまくいかず、帰りに改めて図書館に寄らなければならなくなった。
横浜から根岸線に乗り、関内に出る。日本大通りの放送ライブラリー、今日は6階の情文ホールで行われるトークイベントを観覧するため。「人気番組メモリー」という公開トークショーのシリーズで、今回は「パック・イン・ミュージック」が扱われる。放送ライブラリーのホームページからたまたま見つけ、無料なので応募してみたら当選した。このホールには大昔にきたことがあったかな。開始時刻の13時半になり、まずは今野勉があいさつをした。そして、登壇者たちが登場、上手から、小室等、きたやまおさむ、鈴木順、外山惠理が座った。アナウンサーのふたりが進行役を務めるのだが、元TBSの鈴木順アナは「パック・イン・ミュージック」を熱心に聴いていた世代だ。自分は世代的に「パック・イン・ミュージック」はまったく聴いたことがなく、今日の客席のなかでは若いほうだったが、外山さんが同世代なので、われわれの世代のわからないことは外山さんが訊いてくれるからありがたい。なにより、小室等、きたやまおさむと外山さんには、永六輔の「土曜ワイド」からの関係がある。しかし、トークは「パック・イン・ミュージック」の話よりも、当時の音楽シーンの話ばかりになっていった。それがすこぶる面白い。世代的な思い入れこそないのだが、小室等、きたやまおさむというとんでもないふたりにじかに触れているんだということにだんだん気がついていく。気軽に申し込んだ無料のイベントだったが、貴重な体験になった。よくぞ当選したものだ。最後に質疑応答が40分ほどあり、15時半頃にイベントは終了した。
階段で8階にあがり、展示スペースも眺めていく。「春の人気番組展」というのが開催中。各テレビ局の新番組などが紹介されていて、「虎に翼」を毎日観ているから「虎に翼」の展示が嬉しい。
伊勢佐木町まで歩き、遅めの昼食。マイカリー食堂に入り、ロースかつ黒カレーを食べた。790円。毎月29日はブックの日でもあり、もう夕方だが、ブックオフをまわらないわけにはいかない。まずはイセザキモールのブックオフに寄り、110円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。二俣川で返却しそこねた図書館の本の返却もしなければならず、吉田町を通り、野毛坂の中央図書館までわざわざ寄るはめになった。返却を済ませたあとは、紅葉坂の上までいっぺん登り、戸部のほうに降りていく。平沼のブックオフに寄り、ここでは 390円の単行本を1冊だけ。跨線橋を渡り、横浜西口に移動。最後はビブレのブックオフにて、110円の文庫本を1冊、220円単行本を1冊買った。
駅のベンチで少し読書をして、夜に帰宅する。録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日のゲストは浅丘ルリ子。小林旭、石原裕次郎の遅刻エピソード、それから、小林旭との結婚を断った話、石坂浩二との結婚と、語られる登場人物たちがすごい。亡くなった山本陽子と3年前に一緒に出演した回の映像も流された。
今日のトークにはとても刺激を受け、そのあと、歩いている時間にはずっと、Spotify でフォーククルセダーズを聴いていたのだが、帰宅してからもウィキペディアにあたり、きたやまおさむの仕事を確認していた。提供した楽曲を含め、リアルタイムで聴いているのはとんねるず「寝た子も起きる子守唄」だけではないか。トークでも触れられていた「自切俳人」の名義でアルバムも作っていて、そのアルバムが Spotify にもある。聴いてみると、全編にわたりパロディ精神に貫かれていて、自分の興味の範疇からすると、これを今まで知らなかったことが惜しいな。フォーククルセダーズでは、どうしても加藤和彦の存在の大きさがあるのだが、笑いの部分を担っていたのはどうやらきたやまおさむのようだとだんだんわかってきた。