2025年1月1日水曜日

新年のごあいさつ2025

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

2025年 正月 

佐藤晋 ドジブックス

 

巳年

(野毛山動物園にて、2024年12月27日撮影。)

 

十大事件に書いたとおり、昨年は珍しい出来事がたくさんあり、この日記にどれだけ反映されているかはわからないが、生活が大きく変わった一年でした。(といっても、あいかわらず、テレビを観ることと本を読むことで生活の大半はつぶれていく。)

世の中も、政治を見ても芸能を見ても大きな変化を感じる一年で、それらの変化にはいずれもネットが関係している。ネットの声が世の中に影響力を持ち始めてからはざっと二十年というところだろうか。SNSの時代になってからは十数年が経つ。

個人的には最初のブログを始めたのが2004年でした。ブログを始めた時期としてはこれはかなり早いほうで、大学は理系だったせいもあり、新しい機械には強そうに思われるのだが、携帯電話を持ち始めたのはその前年、2003年からのことで、われわれの世代ではこれはかなり遅い。そういえば、仲間内では自分だけが携帯電話を持っていないという状態がしばらくあった。

あれから二十数年。たった二十数年にも思えるが、すさまじい時代の変化のなかを生きてきたんじゃないかという気にもなってくる。歴史のなかで、これだけの大きな変化は過去にどれだけあっただろうか。時代の変化からふり落とされ、消えていくものの多さがその証明になってやしないか。

今年は昭和100年だそうです。われわれ昭和50年生まれは50歳になります。


日記は現在、約8ヶ月遅れで絶賛更新中。8ヶ月前で更新が止まっているわけではありませんので。よろしくどうぞ。


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2024年12月31日火曜日

2024年の十大事件

 1位:母の骨折、入院!(10月~)

 2位:借金完済!(4月)

 3位:機種変した! (10月)

 4位:身分証の再発行に苦労した!(1月~5月)

 5位:警察を呼んだ!(10月)

 6位:法事の施主になる!(6月)

 7位:土地の売買を経験した!(7月)

 8位:ネズミを駆逐する!

 9位:太田光さんにサインをいただいた!(8月)

 10位:日本喜劇人協会の一般会員になった!(12月)

 次点:石破政権発足!(9月)

◆ 2024年に読んだ本・十選

 ウディ・アレン「唐突ながら ウディ・アレン自伝」(2022/河出書房新社)(1月28日)

 若杉実「Jダンス JPOPはなぜ歌からダンスにシフトしたのか」(2021/星海社新書)(3月7日)

 阿部昭「新編 散文の基本」(2022/中公文庫)(3月18日)

 ニコ・ニコルソン 佐藤眞一「マンガ 認知症」(2020/ちくま新書)(3月31日)

 清水ミチコ「カニカマ人生論」(2022/幻冬舎)(5月29日)

 小林信彦「決定版 世界の喜劇人」(2024/新潮社)(6月11日)

 本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」(2021/イースト・プレス)(6月17日)

 中島岳志「ガンディーに訊け」(2018/朝日文庫)(8月1日)

 中村計「笑い神 M-1、その純情と狂気」(2022/文藝春秋)(12月20日)

 太田光「芸人人語 旧統一教会・ジャニーズ・「ピカソ芸」大ひんしゅく編」(2024/朝日新聞出版)(12月31日)

(読んだ順)

今年は101冊の本を読んだ。→ 読書メーター

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◆ 2024年によく聴いた音楽・五選

 TOWA TEI feat. 石野卓球「TYPICAL!」(2024)

 1999 WRITE THE FUTURE「hella (˃̣̣̥╭╮˂̣̣̥) ✧ ♡ ‧º·˚」 (2024)

 Bolis Pupul「Letter To Yu」(2024)

 芸能山城組「AKIRA REMIX」(2024)

 木梨憲武「木梨ソウル」(2024)






◆ 2024年・ベストライブ

 ギターウルフ VS 永野@下北沢 SHELTER(5月5日)

 クレイジーケンバンド@山下公園「ハマフェス」(5月26日)

 レッツゴーよしまさ@滝野川会館大ホール(9月15日)

 チャラン・ポ・ランタン@あつぎ国際大道芸(11月10日)

◆ 2024年・ベスト演劇

 日本喜劇人協会「シン・おんな剣劇 仇討ち道中」@銀座・博品館劇場(11月28日)

◆ 2024年・ベスト映画

 「ナミビアの砂漠」(監督・山中瑶子)(9月11日)

◆ 2024年・ベストドラマ

 「不適切にもほどがある!」(TBS)

 「地面師たち」(Netflix)

 「極悪女王」(Netflix)

◆ 2024年・ベストテレビ

 「M-1グランプリ2024」(テレビ朝日・ABCテレビ)

◆ 2024年・ベストラジオ

 「土曜朝6時 木梨の会。」(TBSラジオ)

◆ 2024年・ベストタレント

 とんねるず

◆ 2024年・ベスト漫才師

 エバース

◆ 2024年・ベスト獅子舞

 深川バロン倶楽部

◆ 2024年・ベストご飯

 東戸塚・オリンピックのフードコート「ピッコリ―」の羽根付き餃子定食

・・・そのほか、忘れてしまったことも多数。

 

(注:有料部分にはなんにも書いてありません。)  

codoc

2024年8月5日月曜日

8月5日月曜日/どこでもらった新紙幣

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 朝、ゴミを出し、それからブログの更新をしようとするが、眠くなる。眠りなおそうとするが暑い。それでも、2時間ぐらいは眠りなおしたか、眠気がとれたところでブログを更新したが、これだけで昼になってしまった。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観てから、昨夜の「NHKニュース7」を観る。北朝鮮の大雨被害のニュース。国際ロマンス詐欺の拠点だという、ナイジェリアの取材もしていた。

 「ガキの使いやあらへんで!」は「結果発表オーディション」が3週続き、初回だけ観ていたが、残りの2週をまとめて観る。5番目に登場したのは黒沢かずこ。ファンとして、浜田への思いを歌う。6番目はランジャタイ。お爺さんお婆さんたちによるパンクバンドを登場させる。ドラマーのお婆さんは若いひとが老けづくりをしているのかと思ったら、実際に83歳のお婆さんが演奏をしているのだった。7番手以降は、エハラマサヒロ、きつね、ココリコ、ジェラードン、くっきー、月亭方正と続いた。全12組が終わり、いよいよ結果発表。合格に選ばれたのは3組。AMEMIYA、黒沢かずこ、ジェラードンが選ばれた。さらに、このままなくなってしまってはもったいない曲としてもう2曲、ロバート秋山、月亭方正も選ばれる。

 昨夜の「おかべろ」は「THE SECOND」で活躍したガクテンソクとザ・パンチがゲスト。今日の「徹子の部屋」は多岐川裕美がゲスト。今年3月に初孫が誕生したという。1989年に出演した回の映像が流され、そのときには娘が産まれた話をしていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊ポスト」は巻頭グラビアにユリ・ゲラー特集。1974年の超能力ブームから50年になるのだ。矢追純一の証言、大槻ケンヂのコメント、清田益章、Mr.マリックのインタビュー、さらに、ユリ・ゲラー本人のインタビューもあって充実している。ユリ・ゲラーはジョン・レノンとオノ・ヨーコに日本での生活を薦められ、約1年間、山中湖の近くの小屋に家族で住んでいたことがあるんだって。現在は故郷のイスラエルに住み、「ユリ・ゲラー博物館」を経営している。横山剣さんの連載は近田春夫「星くず兄弟の伝説」について語っている。「実は、晩年の内田裕也さんのために、近田さんと僕とで曲作りを試みたことがあります。その時は僕が絶不調で、何も成果は残せなかったんですが……。」 そのほか、83歳、石坂浩二のインタビュー記事もあり、たけしの連載は「戦争論」を語る特別編。読書欄は「79年前の「あの戦争」を知るための1冊」という特集。

 「週刊現代」の巻頭グラビアは、桂ざこば、今くるよ、キダ・タローの追悼特集。「あの日のごちそうさま」の欄には大鶴義丹が登場していた。磯釣りに凝っていた唐十郎は、自分で釣ったヒラマサをさばき、劇団員たちにふるまっていたという。新宿の映画館で「ブレードランナー」を一緒に観たあとには、歌舞伎町の中華屋で映画談義になった。唐十郎はエビチリが好物だったが、急に甲殻類アレルギーになってしまったそうだ。

 夕方から外出。家を出た途端にどうもふらふらする。水分か糖分が足りないのか。駅の向こうの餃子の王将に入り、醤油焼きそばと餃子を食べる。945円。会計のときに気がついたが、財布にいつの間にか新紙幣の千円札が何枚も入っていた。新千円札は初めて手にする。どこでもらったのかまるで気がついていなかった。

 あてもなく、横浜に出る。西口地下の有隣堂を覗き、それから、ヨドバシカメラにも寄っていく。いつもは目的の商品の確認ぐらいしかしないのだが、珍しく、のんびりと各フロアを順番に眺めてまわった。南幸のドトールに入り、ひと休み。エックスではフワちゃんとやす子の件がえらいおおごとになっていて、いつものことだが、炎上というものが進展する速度はじつに気味が悪い。今夜の「フワちゃんのオールナイトニッポン0」は休止になってしまった。そこまですることかいな。ドトールで読書をしてから、夜遅くに帰宅する。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今夜の「しゃべくり007」は漫才協会の特集。ナイツ、錦鯉、おぼん・こぼん、U字工事、ちゃんぴおんずが出演。最後には、塙の会長就任のお祝いに戸田恵子も登場した。今回は、しゃべくりメンバーを入会させるために、浅草の人気スポットを紹介するという企画。こぼん師匠が「おたく、お師匠さんがよくネタ合わせをしている喫茶店があるんですよ。」というと、コント山口君と竹田君の写真が出され、「くりぃむしちゅーの師匠」というテロップが出た。上田「なんていう喫茶店ですか?」 おぼん「ドトールコーヒー。(笑)」 有田「われわれが付き人やってたころもよく買いに行きました。」「アメリカン、何回買いに行ったか。」

 SNSから、米丸師匠の訃報を知る。99歳、老衰。昼にはダニエルズの解散を知ったが、夜には今度は10億円の解散を知った。テレビで初めて観たときから面白いと思ったコンビだった。一度も生で観なかったことが悔やまれる。

 昼に聴きそこねた「ビバリー昼ズ」を、夜になってからタイムフリーで聴いた。12時台ゲストはヒロシ。深夜にコインランドリーに行き、洗濯中は先週土曜に放送された「SAYONARAシティボーイズ」を聴いた。1時間ぐらいで帰ってきて、ブログをもうひとつ書きかけ、早朝になってから眠る。

2024年8月4日日曜日

8月4日日曜日/渋谷系のゆで太郎

◇ テレビ

 朝から、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ボクらの時代」は、浅野忠信、永瀬正敏、佐藤浩市という顔合わせ。石井岳龍監督の「箱男」で共演した3人だが、相米慎二作品に出ているという共通体験もあった。

 昨夜の「にちようチャップリン」は「TGC」こと「テレ東芸人コレクション」と題し、東京ホテイソン、ラニーノーズ、ひよしなかよし、ハンジロウが出演した。遠藤憲一のものまねをするねんねんが「ひよしなかよし」というコンビだったとは知らなかった。東京ホテイソンはショーゴがマッチョになってから本当にいやな雰囲気になってしまった。

 今朝の「サンデージャポン」は、岡田紗佳、菊池日菜、堀江貴文、安野貴博らが出演。安野貴博はいよいよただのコメンテーターになってしまうのかな。今週も話題はオリンピック一色。松本薫が登場し、柔道着を着た堀江と安野を相手に、技を実演しながら解説をした。松本薫はホリエモンの大ファンなんだって。体操の解説には池谷幸雄が、サッカーの解説には本並健治が登場した。「ワイドナショー」もオリンピックの話題が多い。笠松将が二度目の登場のほか、今田耕司、神田愛花、オズワルド伊藤が出演。

 「TVタックル」はこんな時期でも政治の話題。宮沢博行が初出演のほか、東国原英夫、泉房穂、山口真由、竹田恒泰らが出演。広瀬めぐみ議員について、宮沢博行「ソフトなイメージだなあというふうに私は思ってましたね。はい、そして、会議にもしっかり出てこられるかたなんで、これから岩手県を代表されるかたになってくんだろうなあとは思いながらも、あの、妙な、必要以上に色気があったなあと。」

◇ 星川

 夕方から外出。特に用があるわけでもなく、星川に出て、ゆで太郎に入る。ミニ唐揚げのり弁セットを食べる。700円。無料券で海老天もつける。のり弁の唐揚げがあつあつで、思いがけない量の汗をかいた。店内に流れている音楽をなにげなく聴いていたら、オリジナル・ラヴが流れていると思っていると、つぎにはフリッパーズ・ギターが流れた。このゆで太郎は渋谷系なのか。つぎはなんの曲だろうと気になり、待っていると、今度は「WON'T BE LONG」が流れた。

 イオン天王町のフードコートに移動し、マクドナルドのアイスコーヒーを飲みながら読書をしていく。五木寛之「はじめての親鸞」を読み終えた。2016年刊、新潮新書。吉本隆明の「最後の親鸞」を読んだのは何年前だったか、がんばってなんとか読んだものの、しかし、理解できないこともかなり多かった。考えてみれば、そもそも、その時点では親鸞についてはなにも知らず、にも関わらず、いきなり「最後の親鸞」とは無茶な話だ。吉本隆明にとっては最後でも、わたしにはスタートだった。JAYWALK もそんなことを歌っていたような気がする。ならば、「最後の親鸞」ならぬ「はじめての親鸞」のような本が読みたいと思い、探してみたら、そのまんま、そういうタイトルの本を五木寛之が書いていた。この本は、2015年に行われた「人間・親鸞をめぐる雑話」という新潮社が主催している全3回の講座がもとになっている。だから、書いているというか、語っているものを書き起こしてあるわけだが、初回の講座は「こんばんは、五木寛之です。」から始まる。知ってるよと言いたくなるが、そのくらい、わかりきっていることから語ってくれているやさしい本だった。

 コーナンで買いものしてから、夜遅くに帰宅する。深夜にブログの更新をひとつ。SNSでは、フワちゃんとやす子がどうやらトラブルを起こしている。

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2024年8月3日土曜日

8月3日土曜日/そこらへんの水を足す

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をあれこれと。「虎に翼」の今週のダイジェスト版を観て、それから、昨日のテレビをいくつか。昨夜の「A-Studio+」は石原良純がゲスト。舘ひろし、萬田久子らが取材される。鶴瓶が収録の途中でトイレに行ってしまう場面もあった。テレビ神奈川で観ている昨夜の「太田上田」は稲川淳二がゲスト。こういうトークバラエティに登場する稲川淳二を観るのはひさしぶりな気がする。

 昨夜の「ネタパレ」は、ラウール、出口夏希がゲスト。ちゃんぴおんず、ななまがり、ダウ90000、GAGが出演した。メンバーが変わったGAGのコントを初めて観た。「ニュースターパレード」には、牛ペペ、破壊ありがとう、ゲラゲラ星人が挑戦。破壊ありがとうはASH&D所属になったようだ。ゲラゲラ星人が意外としっかりしたフリップあるあるネタをやっていた。チャンピオンは破壊ありがとう。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」は恒例の「夏ドラマ辛口放談」。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙の4人がこの夏に始まったドラマを語る。それぞれがベスト3の作品を選び、まずは1位から発表される。梅田恵子、木村隆志の1位はフジテレビの「海のはじまり」、吉田潮、大島育宙の1位はNHKの「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」。吉田潮は2位に「新宿野戦病院」を選ぶ。吉田「2話からぐっと現実にちゃんと直視したネタがいくつも入ってきて、ゴールデンのドラマでやんないようなネタ? 美容医療の闇とか儲け具合とか、なんかそういう話もぜえんぶこう、コミカルなんだけどシニカルに入れ込んでいて、ああさすがだなクドカン、っていうので納得したっていうのもあり、2位にあげたいなと思って。」 大島もこのドラマには肯定的。大島「「雑に平等に救う」っていうメッセージが出てきたところで、ああなるほど、医療とか、福祉っていうのは平等に手厚くやるのは無理な時代、だったら雑に平等にやるんだ、っていう最先端のメッセージ出してくれてるじゃん、みたいなことも思いまして。」 ところが、梅田は否定的。梅田「面白いんですけど、どこを観たらいいのかわからないっていうところがまずあって、(略)つねに画面に、5、6人はひとがいるっていう大混雑なんですよ。そうすると、どこの人物にまず共感して観たらいいのかっていうのが、ちょっと私はわからなかったっていうのがあって。」 木村も「いちばん感じるのは、カット割りが早すぎるんですよ。」 木村の2位は日本テレビ「クラスメイトの女子、全員好きでした」、梅田はTBS「笑うマトリョーシカ」、大島はTBS「西園寺さんは家事をしない」を選んだ。3位の発表の前に次週に続く。

 SNSから、永野の結婚発表にびっくり。なんと、相手はカルーア啓子だった。10年前から結婚していたとは驚いたな。

 昼はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。今週も砂山アナはオリンピックの取材のために不在、パリから電話をつないだ。弁護士の島田さくらさんもリモート出演。代わりに、ニュース解説を担当する木村草太が冒頭から出演した。木村草太が語る「統計的差別」という新しい問題に興味を惹かれる。

 アイスコーヒーを作ろうとすると、ウォーターサーバーの水がもう終わり。1本につき、1週間しかもたなかったか。これはいちいち追加注文していては大変だ。そこらへんのスーパーで買ってきた水を注ぎ足しすればなんとかなるかな。

 夕方から外出。まず、駅前の日高屋に入り、冷麺と餃子を食べる。940円。二俣川に移動し、ドトールで読書をしてから、ダイソーで買いものして、夜になってから帰ってきた。

 夜はラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。「剣さんイイネ」のコーナーには大黒摩季が登場。剣さんとの接点が意外だったが、オルケスタ・デ・ラ・ルスとコラボしているとは知らなかった。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。深夜1時頃には眠る。

2024年8月2日金曜日

8月2日金曜日/ドラクエは知らない

◇ テレビ・ラジオ

 朝、つけっぱなしだったラジオから臼井ミトンがしゃべり始める。ゴミを出してきてから、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「アメトーーク!」は「お肌よわよわ芸人」。狩野英孝、アインシュタイン稲田、笑い飯西田、フジモン、麒麟田村、蛙亭中野、すゑひろがりず三島、ヤジマリーが出演。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。今日はたけしのバイク事故からちょうど30年か。高田先生はのどの調子が悪いようだ。最初から最後まで聴き、タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。SNSでも話題になっていたようだが、中森明菜からのメールがサプライズで読まれ、剛が号泣する。メールが読まれたのは番組が始まってすぐだった。泣いている剛に驚き、「ビバリー」が終わったばかりの松村邦洋と磯山さやかもスタジオに入ってくる。

 録画している「徹子の部屋」もすぐに観てしまう。今日のゲストは長山洋子。6年ぶりの出演だそうだが、珍しく、洋服で出演していた。スタジオでは「ヴィーナス」を歌った。

◇ みなとみらい

 夕方から外出。横浜東口のポルタから日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。「ドラゴンクエストカーニバル」というイベントを開催中のマークイズを再訪問。とはいえ、ドラクエのことはよく知らない。子どものころに「Ⅲ」まではやったんだったか。正面にいたヒョウみたいなやつもドラクエのキャラクターなのかと、写真を撮っておくが、ポスターを見るとそいつも描かれていたからやっぱり仲間だった。マークイズ4階のフードコートを初利用する。リンガーハットのつけ麺を食べた。690円。

 ランドマークプラザに行ってみると、こちらも「ドラゴンクエストカーニバル」の会場になっていて、中央の吹き抜けには巨大なスライムがぶらさがっている。1階にはショップもあった。1階を通り抜けて、クイーンズに進む。平日のわりにひとが多いと思ったが、そういえば、夏休みか。夏休みとは無関係に生きているから鈍感になっていた。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。ここ最近は録りためていただけでぜんぜん観ていなかった「私のバカせまい史」をこつこつ観ている。明日のゴミの準備をしてから、深夜1時頃には眠る。

2024年8月1日木曜日

8月1日木曜日/ガンディーマジやばい

◇ テレビ

 今朝は涼しく、こんなに眠っていていいんだろうかというくらいに眠った。ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観る。先週の三つ子企画の続編として、三つ子を使ったドッキリ企画。宮下草薙の草薙に「同一人物無限出現ドッキリ」を仕掛けるが、草薙が鈍感すぎて、ぜんぜん面白くならなかった。後半は、ひさしぶりのあかつ企画「不要となったコロナ対策のアクリル板を回収しながら北上すればそのアクリルで作った船で津軽海峡渡れる説」。Ado がゲストの昨夜の「あちこちオードリー」も観る。

 SNSから、園まりの訃報。80歳だったとは驚いた。つい最近まで「徹子の部屋」に出ていたのに。今日の「徹子の部屋」は湯川れい子がゲスト。シャンソンの曲を公募した「エターナルソング・コンテスト」にて、志穂美悦子が「鬼無里まり」という名でシャンソン歌手デビューした映像も流された。

 テレビを観ながら、とんねるずの武道館ライブのチケットの抽選にようやく申し込んだ。第3候補まで申し込めるが、どうすれば当選確率があがるのかはわからない。もうひとつ、末広亭の余一会の立川流の会が今日発売だったのを忘れていた。気がついたときには完売。即完するような会じゃなかったと思うのに、うっかりしていた。これは一応、公演アラートに登録しておく。

 夕方から外出。横浜に出て、西口のすき家に入り、ダブルニンニク牛丼を食べた。680円。ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊買う。東口に移動し、ドトールに入る。いつもそうするように地下の席に降りていくと、どうも蒸し蒸ししている。冷房がついてないわけはないのだろうが、空気がやけにぬるいので、いつもは利用しない1階の席に移ることにした。

◇ 読書

 ドトールで、中島岳志「ガンディーに訊け」を読み終えた。2018年刊、朝日文庫。親本は2009年刊。2008年に放送されたNHK「知るを楽しむ」のテキストがこの本のもとになっていて、終章には南直哉との対談がたっぷりと収録されている。中島岳志の本を読むのはこれが何冊目になるだろうか、1975年生まれ、同い年の政治学者だが、政治に対する考えは中島岳志からずいぶん学ばせてもらっている。とても信頼できる書き手だと思っている。この本も付箋をたくさん貼りながら読んだ。以下、たくさん引用。

P12「私はもともとガンディーに対して、かなり懐疑的でした。ガンディーの構想の実現など、人類には不可能だと思ってきました。人間が欲望を乗り越えることなどできっこない、暴力のない社会なんて永遠にやってこない。そう強く思ってきました。実は、今でもそのような考えは、あまり変わっていません。人類は永遠に不完全だし、人間の能力には限界があると思っています。しかし、ガンディーとじっくり向き合ううちに、彼はそんなことなどすべてお見通しだということに気づきました。人間がどれほど多くの限界を持ち、様々なものに限定されて生きているのかについて、ガンディーほど真摯に考えた人物はいないということがわかってきました。そして、だからこそ彼は信仰の意義を説き、生き物すべての命の意味を深く問い続けたのだということに気づきました。ガンディーは、生まれながらの聖者ではありません。様々な欲望にまみれ、人の何十倍もの反省を繰り返しながら、ゆっくりゆっくりと思想を練り上げ、それを実践していきました。」

P33-34「「食べない」というのは、ある意味「塩の行進」と同じく非常にわかりやすい方法で、食べなければ衰弱して死ぬことは、誰にでもわかります。「このまま争っていたら、私たちのガンディーは本当に死んでしまうかもしれない」と思います。だから、争うのをやめる。「自分たちはこれでいいのか」と自己反省することになるのです。心の中にある宗教的なるもの・善良なるものが引き出されていくわけです。(略)しかし、例えば今の日本の政治家を見ても、自分の公約にそこまで真剣な祈りを捧げる人はいませんし、その人が食べないからといって政治が動くようなこともまずありません。ガンディーという人が、「断食」をすれば争いがやむだけの尊敬と信頼を受けていた人物だったからこそ、成し遂げることができた政治行為だったのでしょう。「断食」による政治解決という方法は、誰でも成功するものではありません。」

P35-36「彼は「機械から手作業へ」という近代と逆行する道筋を説きました。彼が批判したのは、イギリスの産業界だけでなく、機械に依存している近代社会そのものでした。機械に依存し、欲望を次々と搔き立てられる社会は、人々が物欲の奴隷になっている社会だと批判したのです。(略)ただし、彼は機械そのものを否定したのではありません。そもそも糸車も機械ですし、すべての機械を否定することは、近代社会では不可能でしょう。ガンディーは学生から「あなたは機械に対してすべて批判的なのですか?」と問われたとき、「私は機械に対してではなく、機械への狂信に反対しているのです」と答えています。つまり、すべてを機械に依存し、あらゆる欲望を機械の発展によって実現しようとする「狂信」に対して、ガンディーは批判の矛先を向けたわけです。そして、彼は静かに糸車を回す作業を重視しました。」

P40-42「「塩の行進」「断食」「チャルカー」と、ガンディーが独立への突破口を開こうとした三つの事例を挙げましたが、これらから浮かび上がってくることがあります。それは、「メタ宗教」ということです。いずれの出来事も宗教的な意味合いは大きいのですが、特定の宗教・宗派の教義というわけではありません。(略)だから、ガンディーは独立運動を推進する上で、特定の宗教イコンやモチーフは、使いませんでした。それよりもっと高次なレベルで人々を結び合わせる方法を模索したのです。そこで構想されたのが「メタ宗教」です。「メタ宗教」というのは、特定の宗教の教えを超えた普遍レベルの宗教のことで、ガンディーは個別的な対立を超えたところで普遍的な宗教的価値を共有しようと訴えました。そもそもガンディーは、ヒンドゥーとイスラームが、同じ真理を共有していると考えていました。またそれはキリスト教も仏教もスィク教もジャイナ教も同じで、究極的にはすべて同じ一つの真理を共有しているというのがガンディーの考えでした。(略)ですから、宗教は根源的な真理をしっかりと認識すれば、対立するはずがないとガンディーは考えていました。彼は、宗教対立を解決するために、宗教を排除したり空洞化したりするのではなく、その本源に迫ることによって、表層的な違いを乗り越えることができると訴えたのです。彼はそのような哲学を、「歩くこと」や「食べないこと」「チャルカーを回すこと」といった極めて具体的で日常的な行為によって表現しようとしました。彼の思想は、あくまでも机上の論理ではなく、すべてが行為となって表現されるものでした。しかも、その行為は極めて普遍的でシンプルなものです。誰でも理解できる行為です。ガンディーのすごいところは、まさにこの部分です。」

P45-46「実は、ガンディーが白い腰布一枚の着衣にこだわったことには、深いわけがありました。インドでは、どのような衣をまとっているかによって、その人の社会的属性(地域やカースト、人生の段階)を示すことがあります。(略)ガンディーはもともと弁護士でしたので、イギリス留学時代や南アフリカ時代の初期には、立派なスーツ姿でした。しかし、南アフリカでの活動の過程でインドの大衆的な服装に変化し、インドに帰国後は徐々に半裸のスタイルになっていきました。これはガンディーが、地域やカーストを超えたスタイルを追求した結果でした。さらに、半裸の姿は「無所有」の象徴でもあります。(略)彼の着衣には、明確な政治的メッセージが込められていたのです。さらに、眼鏡に坊主頭、半裸という姿は、「ガンディーとはこんな人だ」ということを人々に印象づけるにはもってこいでした。(略)ガンディーは、パフォーマンスの担い手という側面でも、やっぱり天才だったと思うことがあります。」

P49-50「ガンディーの「非暴力」は、時に「無抵抗」と誤解されることがあります。実際、少し前まで、ガンディーの主義を「無抵抗主義」と呼んでいたことがありました。が、これは正確ではありません。というのも、ガンディーは決して無抵抗だったわけではないからです。むしろ、「これは間違っている」と判断したことに対しては積極的に抵抗すると言ったほうが当たっています。ですから、「不服従」、あるいは「非協力」と表記するのがよいと思います。」

P51-52「ガンディーには常に他者を迎え入れる姿勢があります。そして、その相手に応じて言葉を発し、対話を通じて自らの信念を表現しようとしていきます。このような「受身」の姿勢の中に、ガンディーは積極的な側面を見出していたのではないかと、私は思います。とにかく前のめりになって何かをつかもうとするのではなく、静かに座ってチャルカーを回したり、ゆっくりと歩いたりしながら、何かを実現していこうとするガンディーは、「受身であることの積極性」を深く追求していたのではないでしょうか。これは、彼の哲学が否定形で表現されることが多いことと無縁ではないと思います。」

P53「さて「非暴力」という概念ですが、ガンディーは単に「暴力を使わないことがよい」と言っているわけではありません。「暴力を捨てる勇気を持つことが重要だ」と言っているのです。暴行の場面に出くわしたら、止めに入らなければなりません。見て見ぬふりをするのは非暴力の実践ではありません。彼は「非暴力を臆病の盾にしてはいけない」「卑怯者になるよりは剣をとれ」と言いました。」

P58-59「しかし、ここで困ったことが起こります。なぜならば、国家はどうしても暴力装置であるという側面を否定できないからです。ガンディーの思想は「非暴力」でありながら、インドの独立を要求していました。しかし、国家は紛うかたなき暴力装置です。主権国家体制において、国家は暴力を合法的に占有することのできる組織です。(略)ガンディーはこれをどう考えたのでしょうか? おそらく、彼はインドという国家を「暴力を超越した正義にコミットする国家」へと転換させたいと考えていたのだと思います。」

P60-61「ただし、ガンディーは近代国家の中枢である議会の存在を一貫して否定的に扱っています。(略)ガンディーの目には、議会の構成員である議員たちは「偽善者で利己主義者」というように映っていました。議員たちは、自らの利益を最優先して行動を起こすために、何一つとしてよいものを生み出さないというのです。ガンディーは、議会制民主主義に対して懐疑的だったということができるでしょう。なぜならば、それはマス(大衆)とマスメディアの熱狂によって大きく左右され、真の正義が実現される余地がほとんどないからです。」

P67-68「ガンディーは国家の機能を最小限にとどめ、おおよそは地域共同体の自治によって運営するべきであると考えていました。ある意味で、究極の地方分権論です。(略)これは、アナーキストが考える「コミューン」の発想に近い部分があると言えるでしょう。彼の反資本主義的側面を考慮すれば、その側面が一層、際立って見えるかもしれません。地域社会における相互扶助を説く点も、似ていると言えるでしょう。ただし、彼は左翼的な理性主義・合理主義を採りません。あくまでも人間の理性には決定的な限界があり、理性による設計主義では世の中はうまくいかないというのが彼の信念でした。そのため、彼は人智を超えたものに依拠することの重要性を説き、伝統や慣習、良識、神などを尊重しました。」

P71-74「ガンディーの不服従運動は、一般に「サッティヤーグラハ運動」と呼ばれているのですが、これは、「サッティヤー(真理)」と「アーグラハ(主張)」を掛け合わせた言葉で、「真理の主張」といった意味になります。ですから、非暴力や不服従のみを指しているわけではなく、もっと広い意味があります。(略)彼は、サッティヤーグラハについて興味深いことを言っています。彼は「歴史」という単語がヒンディー語と英語では、その語源的意味が異なることに注目し、サッティヤーグラハの真意について論じています。ちなみにヒンディー語で「歴史」は「イティハース」と言います。英語はもちろん「ヒストリー」です。(略)ガンディーは、ヒンディー語の「イティハース」の語源が「このようになった」という意味であることに注目しています。これは非常に重要な視点です。ガンディーにとって、「歴史」とは過去の特異な出来事の羅列などではありません。私たちが「いま」「ここで」「このように」生きている状況を暗黙のうちに導いてきたものこそが「歴史」であり、我々の言語や思考様式、良識、伝統など日常生活を支えるおおよそのものは、「歴史」が慣習を媒介として運んできた英知に他なりません。(略)要するに「サッティヤーグラハ」は、何か特殊な人間が説いたイデオロギーや主義主張なのではなく、日常生活の中に「歴史」を通じて継承されてきた良識とそれに基づく暗黙の行為の中に潜んでいるものなのです。」

P93「最近の日本の政治でとく言われる言葉で、私が常々疑っている言葉があります。それは「構造改革」とか「抜本的改革」とかいう言葉です。(略)しかし、そんな簡単に改革などできるはずがないのです。度外れた楽観的未来像や設計を描いて、それを実現したら理想的な社会が訪れるなんて、ありえないのではないでしょうか。これはガンディーの気の長い闘争を見ても、思うことです。世界は漸進的にしか変わりませんし、極端な改革や革命など秩序の崩壊を招くだけです。人間の理性を過信してはいけません。人間の不完全性を、我々は直視しなければなりません。」

P96「ここで、私はもう一つ、ガンディーの言葉を思い出します。それは「ウォーク・アローン(一人で歩め)」という言葉です。ガンディーらしい、いい言葉だと思います。彼は人々と協調しながら運動を進めましたが、一方で孤立や孤独を恐れませんでした。彼は人間の共同性と単独性の両方を重視しました。時に人間は静かに一人で神と向き合い、自問自答しながら歩まなければならないのだと思います。」

P145-146「ガンディーは、世の中にはヒンドゥー教やイスラーム教、仏教、キリスト教などいろいろな信仰があるけれども、究極的には目指すところは一緒であると考え、それをわかりやすいたとえで語りました。例えば、「山のたとえ」というのがあります。「山にはいろいろな登り口があるけれども、頂上は一つである」と言いました。我々は登り道の違いのほうにばかり目を向けがちですが、重要なのは頂上で、目指すところは一緒だと言っているわけです。いわく、「宗教は同じ場所に到達する別々の道です」。つまりガンディーが言いたかったのは、真理の唯一性とそれに至る道(=宗教)の複数性です。(略)世の中では、平和主義的に、「それぞれの違いを認め合いましょう」などと呼びかけることがあります。しかし、それを聞くたびに、私は「違いを認め合う」ところにとどまっていていいのかという気がします。これに対して、ガンディーはもう一つ先の、「差異を認めながら、同時に真理の同一性を求める」というところを目指しました。ちなみに、これを西田幾多郎に言わせると「多と一の絶対矛盾的自己同一」ということになります。この難しい言い方を、ガンディーは非常にわかりやすく言ったわけです。」

P149-150「彼の人生は、まさに実践する人生でした。理論で語るのではなく、身体を使って、足を使って行動しました。「口だけ」で「行動」が伴わない宗教家や政治家が多いので、その人生はよけい際立って見えます。ガンディーもそう考えていたのではないかと思います。彼の自伝には、こんなサブタイトルがついています。「真理へと近づくさまざまな実験」です。(略)実験ということは、試行錯誤ということです。試し続けるということです。途上にあるということです。すなわち、悟っていなかったということです。悟っていなかったから、模索していたのです。自分には欲望があって、悟っていないという自覚があったから、実験し続けたのです。」

 平沼のブックオフにも寄り、スーパーで買いものをしてから夜遅くに帰宅した。録画していたテレビ番組を少し観て、明日のゴミの準備をしてから、深夜1時頃には眠った。

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2024年7月31日水曜日

7月31日水曜日/ひさしぶりのらくごカフェ

◇ テレビ

 早朝、ゴミを出しに行ってから、ブログの更新をひとつ。これでようやく昨年の大晦日までの日記が埋まった。ちょうど7ヶ月遅れの更新。眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「アンタウォッチマン!」は「15秒後に分かる!ハっとする名言」という企画。ゲストは劇団ひとり。たけしの名言として、「芸人にとって、最強の武器は最高の常識人であること」「師匠が弟子を作るんじゃない。その逆で、弟子が師匠を作る。特に芸人の場合は。」という言葉が紹介されていたが、こういうのは出典を明らかにしてもらいたいんだよな。ほかにも「父親は子どもが最初に出会う、人生の邪魔者でいい。」「いつも現在が人生の絶頂期だ。こう考えりゃ、老いるのなんてまったく苦にならない。」というたけしの名言が紹介された。劇団ひとりがたけしに初めて会ったのはスープレックス時代に出演した「新橋ミュージックホール」だったんだな。

◇ 神保町

 午後から外出。横浜から東横線、渋谷から半蔵門線に乗り換え、神保町まで。すずらん通りのスヰートポーヅはついに建物ごとなくなってしまった。東京堂に寄り、すずらん通りの端から靖国通りを交差点まで戻ってくる。ひさしぶりに嵯峨谷に入ろうかと、店の前で迷っていたら、なかから出てきた見ず知らずのおじさんに「うまいですよ」と言われた。鶏せいろを食べる。750円。食券機がすっかり最新鋭になっていて、食券の番号がモニターに出される。店に入ったときにはほかに客がいなかったのだが、そばをすするような音がどこかからしていたのが奇妙だった。実際に誰かがそばをすすっているはずはなく、なんの音がそう聴こえるのか。

 交差点のドトールに入り、ひと休み。2階の窓際の席に座り、なんの気もなしに外の様子を眺めていると、少しのあいだにみるみると天候が悪くなり、どしゃぶりになった。雨が弱まったら出ていこうかと、スマホから雨雲レーダーを確認していたが、待っていてもどうも無駄なようだ。ドトールから走って飛び出し、横断歩道を駆け抜け、交差点の向こうのドラッグストアの軒先に避難する。もう一度信号が変わると、今度はらくごカフェまで走った。

 らくごカフェもとてもひさしぶりで、少なくとも5年以上ぶりだろう。雨に濡れ、1階のトイレで身づくろいをしてからエレベーターで5階にあがる。今日は「マコッサ!」という志らべさんの会。土曜のらく兵さんのパーティーで志らべさんに会い、週明けにちょうどこの会があったから行ってみようかという気になった。19時開演、5分前に到着。受付は青木さんでもなければ、いつもいた女性のスタッフでもない、知らないおじさんだった。小さい会場、椅子席はおおむね埋まっていて、サイドの席に座る。前半は「野ざらし」「汲みたて」の二席、仲入りを挟み、後半は「人情八百屋」。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストは秋川雅史。そういえば、彫刻家としても二科展に入選するほどの腕前なのだった。スタジオでは「千の風になって」を歌った。

2024年7月30日火曜日

7月30日火曜日/失われたGPC

◇ テレビ・雑誌・蕎麦・読書・ラジオ

 早朝、ゴミを出しに行ってから、ブログの更新をひとつ。少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、先週金曜に(テレビ神奈川で)放送された「太田上田」(ゲスト・みなみかわ)と、同じく先週金曜に放送された「A-Studio+」(ゲスト・パンサー)を観る。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「ニューズウィーク日本版」には櫻井翔のインタビューがあり、「徹子の部屋」の戦争特集に出演するようだ。「サンデー毎日」には、松尾潔による小泉今日子のインタビュー記事の続きが載っている。今回は内田裕也や筒美京平について話していた。この連載インタビューはまだ続く。

 午後から外出。今日はそれほど暑くはないか。横浜に出て、有隣堂を覗いてから、天理ビルの味奈登庵に入り、海鮮かき揚げつけ天そばを食べた。790円。そのあとはヨドバシカメラに寄る。パソコンにつないで使っているスピーカーが断線し、片側しか音が出なくなってしまったので、新しく買いなおした。ヨドバシカメラのゴールドポイントカードも、10代のころからもっていたカードだが、昨年末の財布の盗難により失ってしまった。この機に、ゴールドポイントカードのアプリをスマホに入れる。

 南幸のドトールに入り、読書をしていく。だいぶ長居してから出たが、もう少しで読み終わる本を読み終えたくて、駅のホームのベンチで読書を続けた。「認知症になった蛭子さん 介護する家族の心が楽になる本」を読み終える。2021年刊、光文社。どういう本なのか、読んでみるまでわからなかったが、こんなタイトルだが、「女性自身」で連載している人生相談をまとめた本の第3弾なのだ。認知症について語られているのは前半だけ。蛭子さんの妻である悠加さんの告白、悠加さんの悩みについて介護の専門家がアドバイスするコーナー、それから、蛭子さんのマネージャー、担当編集者の告白があり、つまり、本の半分は、認知症になった蛭子さんについて周囲のひとびとが語っている。蛭子さん本人が登場するのは後半からで、後半は蛭子さんの人生相談の傑作選、あいだには蛭子さんがボートレースに挑む様子に密着する企画が挟まっている。認知症とは関係のない部分だが、たけしと一緒に平口広美に会いに行った帰りに「今から蛭子さんの家に行きたいな」と言われたというエピソードは初めて知るものだった。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は友近がゲスト。8年ぶりの出演。今まで何回出てるんだろうか、2012年に出演した回ではダブル徹子さんになっていた。徹子さんは友近の「キャサリン」を気に入っている。今日の回では、父のエンディングノートをヒントにして、水谷千重子の公演ではオリジナルのエンディングノートを売っているという話をしていた。YouTube でやっている、昭和の2時間ドラマ風の映像も少し流される。

 録りためてあった「私のバカせまい史」を順番に観ているのだが、昨年8月に放送された回では、バカリズムがプレゼンターとなった「若者の〇〇離れ史」が面白かった。1972年の「若者の活字離れ」を「離れ元年」とし、1977年には「若者の文字離れ」があったといって、「創」の記事が紹介された。同年には、専門学校の台頭による「若者の大学離れ」。1985年には「若者のテレビ離れ」が言われていたという。そこからさらに、「離れ」から「戻り」に展開していくのがこの番組のさすがなところ。バカリズムのネタの世界だ。

 SNSから、後藤まりこと吉田豪が結婚という驚きのニュースが飛び込んできた。深夜1時からはラジオ。買ってきたスピーカーをパソコンにつなぎ、パソコンのラジコを使って「爆笑問題カーボーイ」を聴く。この前の「サンジャポ」とオリンピックを話題にしていた。ラジオを聴いていると、深夜2時前に少し大きな地震があった。番組中にも地震情報が入る。東京23区が震源と言っていたか、横浜は震度3だったようだ。ラジオを聴きながら眠る。

2024年7月29日月曜日

7月29日月曜日/ブックの日・2店だけ

◇ テレビ・雑誌

 朝、ゴミを出してくる。朝からもう暑い。もう少し眠りなおしてから、午前中にブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」は朝鮮人差別を扱う。昨夜の「情熱大陸」は木南晴夏に密着。今日の「徹子の部屋」は柴田理恵がゲスト。柴田理恵の愛犬の名前は「晴の輔」。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には中村計による「お笑い米軍基地」の記事があった。たけしの連載はオリンピックの話題。「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載は、5月に亡くなった今くるよのことを語っていた。「これは僕の勘違いかもしれませんが、くるよ姉さん、僕のことあんまり好きじゃなかったんじゃないかな。僕も昔は生意気でしたから。」

◇ ブックの日

 午後から外出。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を返却していく。そのあとは、大和経由で鶴間に移動。毎月29日はブックの日なので、ブックオフをまわらなければならない決まりになっている。その前に昼食にしようと、ひさしぶりにイオンモール大和に行ってみようと考え、行ってから店を探すつもりでいたが、手前のイトーヨーカ堂を通り抜けようとすると、ここにフードコートがある。イオンモールは遠いから、もうここで食べてしまうことにする。しあわせ食堂という店の十勝豚丼と稲庭かけうどんのセットを食べた。880円。夏なのに、うどんはかけうどん一択。冷房が効いてるからまあいいかと思ったが、食べ終わってみたらけっこう汗をかいた。こちらのほうにくることもめったにないので、上階のくまざわ書店もついでに覗いていく。

 ブックオフ、1店目は鶴間。文庫本を2冊、コミックを1冊買っていく。1店目とか言ってるが、この時点でもう17時を過ぎている。鶴間から町田に移動し、今日はもう町田のブックオフだけで終わりにしよう。こんな暑いときに何店もまわってる場合ではない。文庫本を9冊、雑誌を1冊買い、今月は2店で終わり。ベローチェに入り、のんびりと読書をしてから帰る。

◇ 読書・ラジオ

 図書館で借りている「ちばてつやが語る「ちばてつや」」を読み終えた。2014年刊、集英社新書。ちばてつやの古いマンガをごっそりともらってきたのは4月だったが、それをきっかけに、図書館で見つけたこの本も読んでみようという気になった。ちばてつや作品は今までほぼ読んだことがなく、考えてみみれば、その経歴も人物像もあまりよく知らなかった。ちばてつやは落語が好きで、特に志ん生のファン。「そういう名人芸を聴きながら、キャラクターの作り方や、話の展開の仕方、間の取り方まで、楽しみながら勉強することができた。映画や小説、テレビドラマにも影響を受けたが、落語や講談がもっとも私の肌になじんで、深く染み込んできた気がする。」 あるいは、マンガの表現規制について。「私が普段気をつけているのは、そうした法規制を求める人間の論法が、必ず『あなたの子供を守るために』というフレーズから始まることだ。すぐ「子供のために」と言い出す人には気をつけたほうがいい。その言葉の陰には、必ず歪んだ権力志向や支配欲のようなものが見え隠れしている。そうやって戦争も始まったのだ。一部の人間の過剰な権力志向に乗せられると、人間はいとも簡単に危ういほうに舵を切ってしまう。それを、やなせさんが一番心配していたのだ。」

 夜遅くに帰宅する。帰りの電車のなかから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いていた。12時台ゲストは水道橋博士。2年半ぶりの出演だったが、博士はあいかわらずだ。「タイタンライブ」での復帰を玉袋に提案した太田の好意に応えようともせず、自身の誕生日に町山智浩と東洋館でライブをやるって、いったいどういうつもりなんだろうか。あなたは誰とコンビなんだ。先週月曜の放送も聴きそびれていて、これも聴く。先週のゲストはポカスカジャン。「色物さん」という歌はどうも芸人のセンスではない。

2024年7月28日日曜日

7月28日日曜日/コンセントの位置

◇ テレビ・冷やしラーメン

 午前中にウォーターサーバーが届くため、朝早くから玄関まわりの掃除を済ませ、ラジオを聴きながら待ちかまえていた。「安住紳一郎の日曜天国」は、安住がオリンピックの取材のためにパリにいて、中継でつないだのだが、中継技術が優れていて、スタジオにいるのとほとんど変わらないようなトークができる。そうこうしているうちに、ウォーターサーバーの機械、それから、水が別々に届いた。届くのを待っているだけでくたびれてしまい、開梱はあとまわしにする。

 録画していた今朝の「サンデージャポン」を観ると、松本薫と栗原恵が出演し、オリンピックの解説をしている。パリに住む雨宮塔子が初出演のほか、藤田ニコル、ゆうちゃみ、やす子らが出演。柔道の角田夏実がさっそく金メダルを獲ったが、このひとは「さんま御殿」に出ていたことがあった気がする。スポーツをぜんぜん観ないから、スポーツ選手を「さんま御殿」で認識することがとても多い。ブレイキンの Shigekix も「さんま御殿」で観たことがあるが、Shigekix はゆうちゃみの同級生だそうだ。開会式の映像が流され、またここで初めて観る場面もあり、これを観ると、東京オリンピックの開会式はやっぱりしょぼかったんだなと改めて思わされる。今日はほぼまるまるオリンピックの話題のみ。スタジオの後ろのソファーには湯浅卓も控えていたが、出番がないまま終わってしまった。

 夕方から外出し、まず、昼食。駅の向こうの餃子の王将に入り、焼きそばを食べようかと思っていたが、気が変わり、期間限定メニューの冷やしラーメンにした。693円。しかし、出されてみると、メニューの写真とはだいぶ違う。いや、味に不満があるわけではないのだけど、出てきたのは冷麺となにが違うのかと思うもので、冷やしラーメンと言うからにはなるべくラーメンそのものであってほしいが、冷やしラーメンという名称にはまだ共通認識がないから、つねに違和感のあるものを出されるリスクはある。しかし、味には不満がない。

◇ みなとみらい

 横浜に出て、東口のポルタから日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに歩いていく。シンフォステージのクリエイトのクーポン券がまだ残っていたから、ここで買いものをしていきたかった。ダイソーでも買うものがあったことを思い出し、マークイズのダイソーにも寄っていく。まあ、うちの近所で買っても一緒なのだが、忘れないうちに買っておくのがいい。マークイズの1階を通り抜けていくと、真ん中の吹き抜けには大きなスライムが3体ぶらさがっていた。ドラクエのイベントをやっていたんだったか。詳細はわからない。

 みなとみらいで読書をしていこうかと考えていたが、日曜は早く閉まる店が多い。TSUTAYA の向かい、MMテラスのサンマルクカフェがあったところにはコメダ珈琲がオープンした。ここは遅い時間まで営業しているようだが、コーヒーの値段が高いからあんまり利用することはないだろう。横浜駅に戻ろうとすると、Kアリーナのライブの終わりだったのか、ひとの波ににぶつかってしまった。横浜西口に移動し、地下のドトールで読書をしてから帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「笑点」は岩手での収録、演芸はテツandトモが登場。「週刊さんまとマツコ」は Snow Man のラウールの特集。MCはまたノブコブ吉村、永野も登場。初対面のマツコからは「気持ち悪い」という褒め言葉が出た。

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ヒロミ、東儀秀樹、矢田亜希子が出演。この番組はジェシーと綾瀬はるかの交際報道から扱い、それから、パリオリンピックの話題を扱った。収録は昨日だったんだろうか、松本の動きに触れるかなと思ったけど、どうやらそれには触れそうにない。アメリカ大統領選の話題では、海野素生が解説をする。最新の世論調査によると、トランプの銃撃事件前後の好感度はどちらも43パーセント、変わっていないそうで、あの一枚の写真の効果は短期的なもので、ハリスが共和党の勢いをストップさせたと分析していた。淳が、共和党の支持者を強固にさせるには充分なのではと問うと、問題は支持層が拡大しないことだと海野は指摘していた。続いては、奈良公園で鹿を蹴る男の動画を扱う。ヒロミと東儀秀樹は犯人が外国人観光客だという前提でしゃべっていて、もちろん、放送上はそんなことは断定しないが、淳は外国人がやったかはわからないときちんと断っていた。そのあとには、「アメリカズ・ゴット・タレント」に合格したシューマッハがスタジオに登場した。だんだん食傷気味になってきたが、今は日本のコメディアンが注目されているという事情もあるのか。

 午前中に届いたウォーターサーバーの設置を深夜に始めるが、コンセントの位置の都合で、置こうと考えていた場所を変更することになった。うちの狭い台所に置いてみると、ちょっと圧迫感がある。ダンボールのゴミもまとめ、すべて片づいたときには汗だくになった。それからようやく眠ろうとすると、くしゃみと鼻水が止まらなくなり、体温と気温のバランスがどうもわからない。これはだめだと思い、風邪薬を飲んでから眠った。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...