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2024年6月10日月曜日

6月10日月曜日/高田文夫と大人計画

◇ テレビ・ラジオ・映画

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」は花岡の死から始まる。轟とよねさんがひさしぶりに登場した。戦争のあと、生きているかもわからなかった。

 昨日の「ワイドナショー」は、今田耕司、鈴木おさむ、河井ゆずる、三田友梨佳が出演。今田耕司が鈴木おさむのお疲れ会を開催したそうで、お笑い勢に混じり、談春師匠も参加したようだ。靖国神社の落書き事件は、TBSの番組では観なかったニュースだが、フジテレビのこの番組では扱っていた。しかし、このニュースを扱いながら、政治的なこと、歴史的なことを話せるコメンテーターがひとりもいないのはまずいんじゃないか。そのあとには、ボディビルの大会で優勝した東京ホテイソンのショーゴが、コンビでスタジオに登場した。

 昨夜の「だれか to なかい」は杏とロバート秋山がゲスト。先に杏が登場し、10分ぐらいしてからロバート秋山が登場した。杏がギターを弾き、「TOKAKUKA」をコラボした。

 昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴いた。この番組をオンタイムで聴くのは初めて。パートナーは増山さやか、テーマは「ブームに乗りました」。続けて、「ビバリー昼ズ」を聴く。TBSの武田砂鉄の番組を聴いたという高田先生、太田がゲストだったから聴いたんだろう。武田砂鉄がタブレット純のライブに行った話をしていたそうで、客席にいた高田先生の名前を出していたようだ。12時台ゲストは阿部サダヲ。「不適切にもほどがある!」で使われた「チョメチョメ」という言葉だが、山城新伍の「アイ・アイゲーム」のクイズは高田先生が作っていたというのは初めて知ったかもしれないな。作家陣の下には三谷幸喜もいたという。高田先生は「笑アップ歌謡大作戦」の作家もやっていたそうで、山城新伍の話はあんまりしないけど、座付き作家のように仕事をしていた時期があったんだな。阿部サダヲがまた改めて話していたけど、阿部サダヲはトラックの運転手をしながら、当時、始まったばかりの「ビバリー」を聴いていて、「OWARAIゴールドラッシュ」で優勝した吹越満のライブを観に行くようになり、そこで大人計画のチラシと出会ったのだ。宮藤官九郎もそうだが、松尾スズキもまた「ビートたけしのオールナイトニッポン」を聴いていたわけで、高田文夫という存在が大人計画にもたらしている影響はまったく小さくないものではないだろうか。それにしても、今日は高田先生のツッコミがぽんぽん飛び出る。笑いっぱなし、ずっと面白かった。

 聴きそびれていた先週火曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」は、前週に予告されていたとおり、ミイナ・オカベがゲストだった。ミイナ・オカベのファンだというヒコロヒーだが、ミイナ・オカベもヒコロヒーのことを認識していた。

 夕方から外出。明日の予定がなかなか決まらず、この時間まで身動きができずに困っていた。どうも疲れていて、だるさがある。二俣川に出て、ジョイナステラス3のフードコートに行ってみるが、ここは無駄に値段の高い店ばかりだ。下の階に戻り、相州蕎麦に入り、かき揚げ天せいろを食べる。530円。隣りのドトールに入り、読書をしていく。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は小林幸子がゲスト。16年ぶりの出演。1980年に出演した回の映像が流れたが、この前年に「おもいで酒」がヒットし、そのときに知名度があがったということなのかな。小林幸子はいかりや長介にアフリカに行くことを薦められていたそうだ。

 今夜の「しゃべくり007」は大泉洋がゲスト。大泉洋の娘が中学生になったそうで、今どきの中学生の気持ちを学ぶため、娘と同世代の中学生女子たちがスタジオに集められた。番組後半には、大泉洋の娘の推しだというIVEが登場した。大泉洋とレギュラーメンバーが即興コントになる場面もたくさんあって面白かった。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。ジャッキー・チェンの「プロジェクトA」を観た。ジャッキー・チェンの新作映画が公開されていて、劇場で観たいと思っているのだが、その前に過去作をいくつか観ておきたくなった。ジャッキー・チェンの映画はアマゾンプライムではたくさん配信されているのだが、まずはこの代表作。ところが、「プロジェクトA」を字幕版で観ようとすると、「見放題」になっているのはどうやら吹替版のみのようだ。いきなり出鼻をくじかれたようだが、しかたなく、吹替版で観ることにする。「プロジェクトA」を観るのは、もしかすると、小学生ぶりかもしれない。それも、小学生だから意識的に観ているわけではなく、テレビで放送されていたものを、おそらく、ところどころ観ているだけなのだが、こうして改めて観てみると、覚えている場面はたくさんあったが、終盤の展開はまるで記憶になかった。当然、惹き込まれるのはアクションシーンで、しかし、時計台から落下してみせるようなシーンよりも、ダンス的に華麗な部分が楽しい。ドラマとして惹き込まれるかといったら難しい。コメディとしてもかなり無邪気で、大笑いするような場面はなかった。香港映画の無邪気な時代でもあるだろうか。吹替のちからで笑いにしている部分も多い。

2024年5月28日火曜日

5月28日火曜日/ChatGPT は何者だ

◇ 竹芝・大森

 深夜から眠らず、朝から都内に。予報のとおり、大雨になる。横浜から東海道線に乗るが、品川に着くまでのあいだにひどい貧血になった。あと少しで品川だと思い、なんとかがんばっていたが、到着する寸前には視界が真っ白になり、扉が開いたすぐ目の前にあったベンチに座り込む。満員電車に乗ることもひさしぶりだった。少し乗っていないとこんなに苦手になるかな。ベンチで少し休んでから山手線に乗り換えたが、山手線も大混雑していた。

 昼食は竹芝、小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。680円。浜松町館のトイレは以前も利用したことがあるが、男女兼用の個室が並んでいる。未来すぎるトイレだ。浜松町館の2階のソファーで少し休憩するが、今日は朝からずっと頭痛がしている。気候のせいもあるだろうか。

 浜松町から京浜東北線に乗り、大森に移動する。雨が止み、雨が止んでいるうちに西友のブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊買う。

 大森で読書をしていこうかというつもりで考えていたが、電車が混まないうちに横浜に戻ってしまいたくなった。眠りながら横浜に戻り、横浜で読書をしようというつもりだったが、その考えもなくなり、読書は電車のなかですることにした。終点まで往復して、読みかけの本を読み終えた。

◇ 読書

 図書館で借りている、スティーヴン・ウルフラム「ChatGPTの頭の中」を読み終えた。2023年刊、ハヤカワ新書。ChatGTP を使いこなしたいから役に立つかと思って読んでみたけど、そういう実用的な本ではなかった。しかし、ChatGPT を理解するにはとても面白い。以下、気になった箇所を引用。

P11-12「ChatGPT で驚異的なのは、たとえば小論文を書くときでも、基本的には「ここまでの文を受けて、次に続く単語は何か?」という質問を繰り返し、そのたびに1つずつ単語を追加しているにすぎないということだ。(略)では、実際問題として、小論文(でも何でも)を書きながら次に追加していく単語をどうやって選んでいるのか。普通なら「ランクの高い」単語、つまり「確率」が最も高い単語が選ばれるはずだと考えるだろう。だが、ここで不思議な魔術が登場する。理由ははっきりしていないのだが――いずれは科学的に説明できる日が来るのかもしれない――、常に最高ランクの単語を選んでいると、どうにも「単調な」小論文になるのが常で、「クリエイティビティを発揮する」ところがまったくなくなってしまうのだ(ときには、一言一句を変えずに繰り返すことさえある)。逆に、ときどきはランクの低い単語をランダムに選んでやると、「もっと興味深い」小論文ができあがる。(略)引き続き魔術めいた言葉を使うが、ランクの低い単語を使う頻度を決める「温度」というパラメーターが存在し、小論文を生成する場合には、この「温度」を0.8に設定すると最もうまく機能することが分かっている。」

P49「ネコとイヌを識別するニューラルネットを作るときには、たとえばヒゲを見つけるといったプログラムを書くわけではない。どれがネコでどれがイヌか、というサンプルを大量に見せて、そこから識別のしかたをニューラルネットに「機械学習」させるだけだ。ここで重要なのが、学習中のニューラルネットは見せられた個々のサンプルをもとにして「汎化」を行っているということだ。(略)なんらかの「汎用的なネコらしさ」だと私たちが考えるようなことに基づいて、ともかくも画像を識別しているのである。」

P61「だが一般的に言って、ニューラルネットを十分に訓練するには「大量のサンプルを見せる」必要がある。そして、サンプルが驚くほど反復的になるというのは、少なくとも一部の処理については、ニューラルネットの重要な知見になっている。実際、手持ちのサンプルをすべて、何度も何度も繰り返してニューラルネットに見せるのは標準的な手法だ。その「訓練の一巡分」(「エポック」という)ごとに、ニューラルネットは少しずつ違った状態となるので、なんらかの方法で特定のサンプルのことを「想い出させ」てやると、「そのサンプルを記憶させる」うえで有効だ(この点も、人間が暗記するときに反復が有効であるのと似ている)。」

P70-71「これまで、コンピューターにとって「基本的に難度が高い」だろうと想定される処理がいくつもあった。小論文の執筆もそのひとつだ。それが、ChatGPT などによって実現されているところを見ると、コンピューターがいたって強力になったに違いないと、とっさに考えそうになる。(略)だが、そう結論するのは正しくない。計算的に還元不能なプロセスは、やはり計算的に還元不能なのであり、たとえコンピューターが個々のステップなら苦もなく計算できたとしても、そのプロセス全体は依然としてコンピューターには根本的に困難なのである。そうなると、結論はむしろその逆になるはずだ。小論文の執筆のように、人間にはできてもコンピューターにはできないと考えられてきた処理が、実は計算処理の点から考えると、ある意味では思っていたより容易だということだ。言い換えるなら、ニューラルネットがうまく小論文を書けるのは、小論文の執筆というのが、これまで考えられていたより「計算処理的に浅い」問題だったからなのである。」

P88「結局のところは、人間の言語の特徴を「ニューラルネットでエンコード」しているのだと考えられる。だが今のところ、その機能の実態はまったく分かっていない。とどのつまり、ここでは「ChatGPT の脳を開いて」(とりあえずは GTP-2 の)、うん、中は複雑だ、理解できない、それでも最後には認識できる人間の言語を生成するのだ、ということを発見している段階だといっていい。」

P104「では、ChatGPT のようなシステムはどうやって、言語を扱えるほどにまで進化できるのか。実は、言語というものがその根本的なレベルでは見かけより単純だからだ、というのが私の考える基本的な答えである。」

P121-122「少し前までなら、(人間の)言語こそ、私たちの「世界モデル」を一般的に記述できる唯一の手段だと考えたかもしれない。数世紀前からすでに、特定のことがらについては形式化が始まっており、その基盤となるのは数学だった。だが今では、形式化に対してもっとずっと一般性の高いアプローチが進んでいる。それが計算言語である。」

P128「ChatGPT の個々の設計には、称賛すべき点がある。だが、つまるところ(少なくとも外部ツールを使う前までの段階では)、ChatGPT は蓄積してきた「一般通念」から「筋の通った文章のスレッド」の一部を取得している「だけ」だ。それでも、人間らしい結果になっているのは驚異的である。すでに述べたように、ここには科学的にきわめて重要な示唆がある。人間の言語は(そして、それを支えている思考のパターンは)、どうやら私たちが考えていたよりも単純であり、その構造はもっと「規則的」らしいということだ。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅する。空気が生暖かい。ひどい強風で、傘を何度もひっくり返しながら帰ってきた。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」では優三さんが死んでしまった。今日の「徹子の部屋」のゲストは中村獅童と獅童の子どもたち、陽喜くんと夏幹くん。

 今日の「#バズ英語」は、XXCLUB の映画コーナーに「猿の惑星/キングダム」のウェス・ボール監督が登場し、対面インタビューをする。番組終盤には「Every Second」という曲が世界的バズソングになっているというミイナ・オカベがスタジオに登場し、弾き語りで曲を披露した。ミイナ・オカベというひとの曲は、先週の「トーキョー・エフエムロヒー」でヒコロヒーが紹介していて記憶していた。 

 放送中の「トーキョー・エフエムロヒー」をつけると、今回はラブレターズ塚本がゲスト。ラジオを聴きながら雑務。SNSを覗くと、今くるよの訃報。76歳。清水国明が都知事選に出馬するというニュースも。今夜は早めに眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...