2024年4月13日土曜日

4月13日土曜日/ジャグバンドの横浜

◇ 生活

 早朝に起きあがり、ゴミを出せるだけ出してしまおうと、朝から台所の掃除をしていた。30リットルの袋を8袋作って捨てる。ひと仕事を終えたところで、テレビを観ながらカップうどんでも食べるかと作っていたら、あろうことか、うどんをまるまる流し台に流してしまうという古典的な失敗をする。最悪。今どき、こんなにフタが甘いカップ麺があるのか。

 午後はラジオ。家を出るまで「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は石戸諭。文化放送の番組だが、最後に、明日の「爆笑問題の日曜サンデー」に出演する告知をしていた。他局の告知とは珍しい。スタッフが用意した告知なのかな。

◇ 横浜

 午後から外出。暖かい。ぼやぼやしていると、あっという間に夏になってしまいそうだ。横浜に出て、まず、昼食。ムービルの金太郎に入り、中華焼きスパを食べた。550円。西口では「横浜ジャグバンドフェスティバル」が開催されていて、ビブレの裏では無料のライブをやっていた。何年か前にはポカスカジャンが出ていたこともあったが、出演者のリストを見ても、わからないバンドばかり。多くは有料の会場だが、ムービルの裏のSTOVESという店でも無料のライブをやっているようだから、行ってみると、どうも不慣れな人間には入っていきにくい雰囲気で、立ち止まらずにそのまま通過した。

 跨線橋を渡り、平沼のブックオフに寄っていく。220円の新書を1冊だけ買う。横浜駅に戻り、二俣川に移動する。ドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。小林信彦「決定版 世界の喜劇人」を読み進めていて、第二部の第一章「スラップスティック・コメディ」を読みなおしてみると、マルクス兄弟について書かれた部分が印象に残っていたが、今になって読むとほかの部分が面白い。小林信彦はジェリー・ルイスにきびしい印象があったが、読みなおしてみると、単にきびしいわけでもない。それから、図書館で借りている「本の雑誌」1月号の「2023年度ベスト10」をつまみ読み。カフカ没後100年特集の「文學界」2月号も読む。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日から始まった日本テレビの新番組「with MUSIC」を録画しておいた。司会は有働由美子と松下洸平。レギュラー放送が始まる前に先月にも特番で放送されたようだが、その放送は知らなかった。初回はまず、宇多田ヒカルが登場。1曲歌ったあとに、有働由美子によるインタビューがあった。なんのBGMもつけず、無音で登場した演出がよかった。もう1曲、宇多田ヒカルと椎名林檎のコラボ曲の実演もあり、椎名林檎が少し笑顔を浮かべながら歌っていたのが新鮮だったが、宇多田ヒカルも「楽しかった」と感想を漏らす。しかし、この対談は来週に続く。惜しい切れ場だ。残りの時間には、Saucy Dog、ME:I、ナオト・インティライミが登場した。後半はなぜか今田美桜が司会に加わり、最後にドラマの宣伝をした。こんな番宣のパターンがあるのか。

 昨夜の「A-Studio+」は江口のりこがゲスト。柄本明との師弟関係が面白い。鶴瓶が松鶴の思い出話をして、珍しく涙声になっていた。

 観そびれていた先週の「さんまのお笑い向上委員会」は、「ゲスト向上芸人」のサルゴリラに、チャンス大城、永野、あぁ~しらきがクレームを入れる。永野の「警察が好き!」と言ってからジャンプするネタに爆笑。永野が、ライス関町、ジャンポケ太田をつぎつぎに挑発する流れでは、さんまが珍しく後方にさがり、永野に場をまかせてしまっていた。そして、放送直後の今日の「さんまのお笑い向上委員会」では、「ゲスト向上芸人」に令和ロマンが登場した。さんまとは初対面。先日放送された「さんま御殿」よりも、こちらのほうが収録が先だったんだな。

 これも観そびれていた「勝手にテレ東批評」を3週分。先々週の回では、伊集院がフワちゃんのトラック旅の番組を絶賛する。ゲストは宮藤官九郎。「季節のない街」の地上波放送がテレビ東京で始まったタイミングだが、伊集院はいちばん好きな日本映画が「どですかでん」なのだ。続いて、先週の放送は、河合優実と坂東龍汰がゲスト。新ドラマのダブル主演のふたり。坂東龍汰の天然ぶりが可笑しい。高校までシュタイナー教育で育ち、スマホとテレビを禁じられていたという。ウィキペディアにあたると「首」に出ていたようだが、どこに出ていたんだろうな。そして、今日の放送は呂布カルマがゲスト。「日本怪奇ルポルタージュ」と「正解の無いクイズ」について語られる。「日本怪奇ルポルタージュ」という番組は気になって録画はしていたのだがまだ観ていなかった。こういう番組なのかとここで初めて知った。

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2024年4月12日金曜日

4月12日金曜日/天津麺の謎の価格設定

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 早朝に目覚め、ゴミを出しに行こうとするのに土曜と錯覚してしまったが、今日は金曜だ。出すゴミを間違えるところだった。ブログをひとつ更新してから、もう少し眠りなおした。起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。「虎に翼」はまだ2週目が終わったところだが、本当に素晴らしいと感じる。終盤に出ていたのはサスペンダーズではなかったかと思い、オープニングのクレジットを確認しなおしてみたがすぐには見つけられず、見つけられないはずで、コンビそれぞれの名前でクレジットされていた。コンビ名でクレジットしてあげればいいのになあ。

 水曜に放送された「週刊ナイナイミュージック拡大号」を観ると、さんまが出るから録画しておいたのだが、前半は Number_i がゲスト、続いてのゲストは YOASOBI。Ayase はオカザイルを観て、EXILE を聴き始めたんだそうで、いや、この影響力は本当にあなどれない。番組終盤になり、アルフィーと一緒にさんまが登場した。今度放送される「心はロンリー」の主題歌をアルフィーが手掛けたのだ。過去の「心はロンリー」の名場面を流してくれたのが嬉しい。

 火曜に放送された「さんま御殿」の3時間特番は最初のブロックだけ先に観ていたが、その続きを観る。2ブロック目は「体調すぐ悪くなる有名人」。永尾柚乃ちゃんが初登場。柚乃ちゃんとのやりとりはさんまの真骨頂だ。はいだしょうこも可笑しいひとだな。3ブロック目は「妻たちの財布見直しSP」。ひろゆきの妻、西村ゆかが出演していたのだが、しゃべるとやっぱり、ひろゆきと似た口調と表情が出るものだ。ものが捨てられないという松本伊代に、さんまも「俺ら、それができないからな。」「思い出やん、別にいるもんではないねん。」「オブジェにしてる。本が何冊もあったら、それを部屋のデザインに合わせて置いたり。」

 今日の「徹子の部屋」は睡眠学者の柳沢正史がゲスト。睡眠でいちばん大事なことは「量」であるという。必要な睡眠量には個人差があるそうで、「4日間チャレンジ」というのを説明し始めると、徹子さんはメモをとり始めた。「4日間チャレンジ」とは、まず、4日間連続して眠りたいだけ眠れる環境を用意する。多くのひとは、ひと晩目はすごくたくさん眠る。2晩目、3晩目と短くなり、4晩目に落ち着いてくる。その4晩目に何時間眠れたか、それがそのひとにとっての充分な睡眠量ということだ。日本の住宅は夜は照明が明るすぎるんだそうで、ちょっと薄暗い程度のほうが生物学的にはいいというのだが、眼は悪くならないのだろうかという疑問は湧いてしまうな。徹子さんの睡眠について訊かれると、徹子さんは 23時頃に眠り、9時か10時頃に起きる。たまに4時頃に目が覚めて、ちょっとお湯を飲んだり、チョコレートを食べたりして眠りなおす。昼間に眠くなるということはないそうだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に爆笑問題のインタビューがあり、インタビュアーはてれびのスキマさんだった。「週刊現代」には「ガキの使い」の中村喜伸プロデューサーの金銭トラブルの記事が出ている。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、曙の訃報について、松村邦洋が貴乃花親方になって語っていた。さらに、貴闘力を磯山さやかが翻訳する新コンビネーションが誕生。ミチコさんの室井佑月と土屋のコンビの応用だ。そのあとには、加藤和彦のドキュメンタリーを観てきた高田先生がそれをクイズにするが、松村、磯山が、加藤和彦という名前をまったく当てられずに、それだけでオープニングが終わってしまった。

◇ 星川

 夕方から外出。星川に出て、保土ヶ谷図書館に寄り、返却する本が1冊あったのだが、また新たに6冊も借りた。イオン天王町1階の餃子の王将にて、遅めの昼食。極王天津麺と餃子を食べる。1067円。千円を超えるとは罰当たりな昼食だ。普通の天津麺を食べたかったのだが、いつの間にか値上げしていて、極王天津麺と同じ値段になっていた。だったら極王天津麺を頼むに決まっているじゃないか。なんなんだろうか、この謎の価格設定は。3階のフードコートに移り、マクドナルドのアイスコーヒーを飲みながら、しばらく読書していく。小林信彦「決定版 世界の喜劇人」を第二部の序章まで読んだ。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜にもまた録画していたテレビ番組をいくつか。今日放送されていた「ミュージックステーション」の2時間特番を観ると、出演者が階段から降りてくるオープニングがひさしぶりに復活されていた。はっきりとは記憶していないけど、コロナからやらなくなっていたんだっけ。柏木由紀がAKBとしては最後の出演だったのだが、今日が100回目の出演という回数にはちょっと驚く。「人気アーティスト20組のデビュー曲一気見せ!」という企画もあり、B.B.クイーンズ「おどるポンポコリン」に超豪華アーティストが参加したといって、森高千里、Wink、中森明菜、工藤静香、中山美穂、光GENJI が一緒に踊っている映像が流されたのだが、生島ヒロシだけは名前のテロップが出されず、出してあげればいいのにと思った。

2024年4月11日木曜日

4月11日木曜日/うちの家の話

◇ 親類

 今日は昼前に叔父たちと横浜に集まる予定になっていたのだが、母が友だちと約束したらしく、母は母で、正午に横浜で待ち合わせをしたという。その友だちから叔父に連絡があったようで、昨日の夜遅くにそれを知らされたのだが、前日にそんなことを言われても困る。中止にできないかとも思っていたのだが、今朝になってみると、やはり、母は行く気になっているようなので、叔父たちとの待ち合わせよりも母を送り届けるほうを優先することにした。しかし、家を出るまでにまず時間を食う。パスモを入れてある小さいカバンが見つからず、財布はあるので、しかたがないからパスモはあきらめ、切符を買うことにする。なんとか出発したが、この時点でもう、待ち合わせの正午には間に合わない。駅のホームから、母に友だちに電話をしてもらった。待ち合わせ場所の高島屋前には約20分遅れで到着し、母の友だちと無事に合流させる。それから、叔父たちの待つ店に向かう。ベイクォーターにあるアロハテーブルという店にいるというので、西口から東口に移動した。店には、父の弟がふたりと母の弟がひとり。うちの父だけがとっくに死んでいて、代わりに息子が参加している。叔父たちとこうやって会うことも今まではあまりなく、初めて教わる話が多かった。どうやらうちは相模ゴムの創業者と親戚らしい。母方の祖父が岩崎小弥太の書生だったということも初めて知った。うちはいい家でもなんでもなく、子どものころは狭い家に住んでいたものだが、曾祖父の代にはどちらも立派な家だったようで、だんだんしぼんで現在に至るようだ。母の弟と父の下の弟が同い年で、中学の同級生にミッキー吉野がいたことは知っていたが、その当時からミッキー吉野が目立っていた話も初めて詳しく訊けた。

 母が友だちと別れるというときに電話があり、また高島屋まで迎えに行き、ベイクォーターに連れてきた。叔父たちと別れ、母を連れて帰宅したのは夕方になる。へとへとに疲れてしまい、横になってラジオを聴いた。少し経ってから、また改めて駅前まで買いものに行ってくる。

◇ テレビ・雑誌

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は吉田鋼太郎がゲスト。「トットてれび」では森繫久彌を演じていたが、徹子さんが「あのひと、きっと女好きそうだから森繫さんにあってんじゃない?」と推薦してくれたんだそうだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」に晴の輔さんの記事が載っていた。「笑点」の新メンバーになるまでには伏線があったといって、BS日テレの「笑点特大号」の大喜利に10回以上も出演しているというのがその根拠なのだが、談志が辞めて以降は「立川流の落語家が番組に出演する機会はついぞなかったという」という書きかたも厳密ではなく、どうもわかったようなわからないような記事だ。ほかのページには、水原一平に出版エージェントが接触しているのではという記事もあり、回顧録を書いて映像化でもされれば弁済金にあてられるというのだが、そんな話、それこそ水原一平のようなギャンブル好きにはたまらないだろう。

 「女性セブン」には「虎に翼」に関する記事があり、ドラマのなかの石田ゆり子はじつは老けメイクをしているのだと知り、これにはちょっと驚いたな。現在、54歳。年相応のいい雰囲気の女優になったと思っていたんだけど、本当はまだまだぜんぜん若いのかよ。

2024年4月10日水曜日

4月10日水曜日/映画とムートート

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミ出しに行ってからブログを更新しようとするが、集中力が続かない。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」では、裁判の場面のそれぞれの弁護士をシソンヌのふたりが演じていた。男装の女優、土居志央梨という名前を初めて確認したが、ウィキペディアにあたると出演映画をいくつか観ている。「リバーズ・エッジ」を観なおしたくなってしまうな。

 昨夜の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に Awich が登場。ラッパーはなぜ見た目が怖いのかという質問に、ラッパーが怖い理由とヒップホップが生まれた由来にはとても関係があると話す。「みなさんはルールがあったらルールを守りますか?」と子どもたちに訊き、ではそのルールが「肌が白いひとは偉いから敬いなさい、肌が黒いひとは偉くないから人間以下の扱いをしなさい」というものだったらどうしますかと問いかける。その当たり前だったルールに疑問を呈し、立ち向かうためには「パンチある存在」でなければならないと話す。香取慎吾が、スチャダラパーはちょっと違うじゃないですかと質問すると、スチャダラパーは、ヒップホップのその「いかつい」「怖い」イメージを壊してくれたと Awich は説明した。そのあとのコーナーは「にっぽん歌謡合唱団」。糸井重里が登場し、「TOKIO」の歌詞を解説する。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は昇太師匠ではなく、高田先生と乾貴美子のコンビだった。今日4月10日がちょうど、番組が始まって丸35周年。初回のざらざらした音質の音声が少し流された。35年前の松本明子の声がさすがに若い。高田先生は昨夜、劇団スティックの公演初日を観るために新宿の角筈区民ホールまで行ってきたそうで、客席には八嶋智人や水森かおり、亀梨和也もいたという。小田急百貨店がなくなった西新宿の風景、思い出横丁の話にもなっていった。12時台ゲストは丘みどり。鳥羽一郎ファンだった若いころの話が可笑しい。

◇ 横浜

 午後から外出。まず、二俣川に寄り、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を返却する。二俣川から横浜に移動し、昼食にしようかと、改札を出てすぐの龍王に入ろうとすると、店員に並ぶように言われ、店の前に兄ちゃんたちが突っ立っていて邪魔だと思ったら、彼らは並んでいたのだった。並んでまで食いたくはないから別の店にしようと、ムービルの金太郎に行ってみるが、この時間はこの店は休んでいた。先にビブレのブックオフに寄り、220円の新書を1冊だけ買っていく。結局、松のやに入り、新メニューのムートート定食というのを食べた。790円。ムートートとは、タイ風豚バラから揚げのこと。

◇ 映画

 ムービルに戻り、映画を観る。18時ちょうどの回の「オッペンハイマー」。3時間の大作だが、地味なドラマで、前半はかなり眠くなってしまった。しかし、戦争は会議室で起きてるんじゃないんだよと言いたくなってしまったな。白人の苦悩になぜこんなに付き合わされなければならないのか。日本人だけじゃないだろうか、このような映画への素朴な反感に対して、そういう映画じゃないんだよとものわかりのよさを示したがるのは。その音楽は必要かと思うような場面も多々あった。そもそも、クリストファー・ノーランの映画は苦手なのだ。かなり手前の段階として「ダークナイト」が好きではなかった。「バットマン」はだんぜんティム・バートンである。


 夜遅くに帰宅し、スマホがどこかに行ってしまったと思い、部屋中を探しまわってしまったが、なんてことはない、無意識のうちに充電器につないであった。無駄な労力。「あちこちオードリー」(ゲスト・島崎和歌子&森泉&井上咲良)をオンタイムで観てから、深夜1時前に眠る。

2024年4月9日火曜日

4月9日火曜日/雨の日はテレビ

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・読書

 朝、ゴミを出しに行こうとすると、ひどいどしゃぶり。めんどうになり、次回のゴミの日に出すことにする。ブログをふたつ更新してから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「キョコロヒー」を観る。番組開始4年目にして、初めて観覧ありでの収録となる。カラオケDAMから応募したなかから抽選で3名がスタジオに招かれた。TAKAHIRO 先生のダンス解説がひさしぶりにあり、LE SSERAFIM を解説した。

 昨日の「徹子の部屋」は神津はづき・善之介の姉弟がゲスト。中村メイコが過去に出演した映像も流される。はづきと善之介は10歳離れていて、カンナははづきの4歳上、カンナとはづきが育ったころは都心に住んでいた。朝、幼稚園に行こうと起きると、リビングには「ミケランジェロの壁画のごとく」ひとが寝ていたという。寝室まで行くと、たいがい、美空ひばりが真ん中に寝ていて、父と母がベッドから落っこちそうになって寝ていたというのが日常だった。

 今日の「徹子の部屋」は宮澤エマがゲスト。宮澤喜一の話がさすがに面白い。アラファトのエピソードを祖父からじかに聞くという環境で育っている。ちあきなおみの歌が好きだというと、「ちょっと歌ってみていただける?」と徹子さんのおなじみのおねだりに、さらっと歌ってみせる。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」に木南晴夏のインタビューがあった。「セクシー田中さん」の演技にも触れているのにそのタイトルはどこにも書かれていない。不定期連載の「水道橋博士の藝人余禄」は、今年の元日に死にかけたというその記録。ツイッターを追いかけていないから、この詳細をまるで知らなかった。

 タイムフリーで、昨日月曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングに晴の輔さんが登場していた。そうか、志ららさんのほうがアニさんなんだっけ。12時台ゲストは大川豊総裁。晴の輔さんに大川興業の日本青年館のライブを観に行ったと言われたようだ。今回は書籍「大川総裁の福祉論!」を発売したタイミングでの出演。ホーキング青山が芸人になることを勧めたのは大川総裁だ。そこから障害者のかたがたとの関係ができていったというわけか。寺田体育の日の家に雷が落ちたという話に爆笑。

 聴きそびれていた先週の「伊集院光のちょいタネ」を順番に聴いていく。パートナーは前島花音、テーマは「お昼前の11時20分いつも何してる?」。この最初の週は毎日同じテーマなのか。収録順はどうなってるんだろう。「ちょいタネ」は10分番組、そのぶん、夕方の「伊集院光のタネ」は10分短くなり、20分番組になった。先週水曜の「伊集院光のタネ」を聴くと、冒頭で、ホームページのメールの投稿フォームに不具合が生じていたお詫びをしていた。「ちょいタネ」のほうでもお詫びしていたが、3月で終わる設定になっていたようだ。

 雨は午後には止んでいた。夜になってから、駅前まで買いものに行ってくる。夜はまた、録画していたテレビ番組をいくつか。放送されたばかりの「#バズ英語」はキンタローがゲスト。SNSで人気の料理に挑戦する企画。

 今日の「さんま御殿」は3時間特番。最初のブロックだけは追っかけ再生で観てしまう。「春の新生活に不安を抱える有名人」というテーマに、ほいけんた、令和ロマンが初登場。市村正親の息子、市村優汰も初登場し、市村正親からの投稿があった。再現VTRに本人が登場するのかと思ったら、これはさすがにほかの俳優が演じていた。

 昨夜からテレビ東京で始まったドラマ「95」が気になり、録画しておいた。脚本が喜安浩平、音楽がゲイリー芦屋だというのでちょっと観てみたくなったのだ。主演は高橋海人。1995年の若者たちを描いたドラマ。「愛し愛されて生きるのさ」の鼻歌で始まる冒頭。地下鉄サリン事件が起こるその日、女子高生たちは「電波少年」を話題にしている。「WOW WOW TONIGHT」が流れる場面もあり、松本の声の部分がちょうど使われていた。この時代のネタが面白いのだけど、しかし、ドラマはどうなっていくのか、もうちょっと観てみないとわからないな。

 夜、部屋で読書をする。麻布競馬場「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」を読み終えた。2022年刊、集英社。つい先日、この著者の別の本の書評が週刊誌に載っていたのを目にして、興味をもっていたところにこの本をブックオフで見つけ、読んでみたくなった。ツイッターで話題になったそうなのだが、ツイッター自体をあまり見なくなっているから、この著者のことはその書評を読むまでまったく知らなかった。巻末の著者のプロフィールには「1991年生まれ」と書いてあるのみ。東京の街の描写がたくさん出てくるのだけど、出身はどこなんだろう。ここに描かれている自意識、屈折、攻撃性。この本が出た2022年は、「M-1」ではウエストランドが優勝した年だ。

 夜になるとやや寒くなった。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。NHKの稲垣秀人アナに「オモスルドロイカ帝国」を聴いていたと言われたことから、その時代の話になり、笑組のゆたかさんの話にもなった。それから、「芸人人語」の3巻がもう出るそうで、その版元の朝日新聞出版から「Hanada」に移動し、花田編集長に会った話もしていた。それにしても、あれだけのテレビやラジオの仕事をやりながら、この執筆量はすさまじい。

2024年4月8日月曜日

4月8日月曜日/眼をしゃきっとさせる

◇ 新橋・大森

 朝から都内に。新橋に用があり、ニュー新橋ビルのスギ薬局に寄り、メガシャキとプロテインバーを買って食べておく。眼をしゃきっとさせる必要があった。その用とは別に、なんという確率だろうか、ちょうどこのすぐ近くのマンションに住むかたから注文があり、ついでに直接お届けもしていく。昼は弁当。夕方、小雨が降るが、傘を差すほどではなし。新橋から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を2冊買う。北口のベローチェに入り、ひと休み。読書を始めるが、しかし、ひどい眠気が続いている。

◇ テレビ・読書

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨日の「ワイドナショー」を観る。田村淳、ヒロミ、矢田亜希子、呂布カルマが出演。芸能人の事務所独立が相次ぐという話題で、ヒロミが人力舎を辞めたときには、とんねるずの AtoZ に移る可能性があったという話をしていた。川勝知事の差別発言、紅麴サプリの問題を扱い、そのあとには、自民党裏金議員の処分の問題をしっかりと扱っていた。淳「怒ってると、「なんで政治のことで怒ってんの?」みたいなひとの目で見られて、なんか、恥ずかしくなる瞬間とかあるんですよ。(笑)でも、これ怒んないとさあ、みんな怒んないから、あのひとたちのうのうと議員続けてんだよとは思いますよ。」 東野「フランスとか、年金のね、もらえる年齢がちょっとあがったんですよ。あがった段階で、フランスの若もんとかね、おとなたちが怒って、火ィつけたり、あかんのよ、クルマひっくり返したりとか、暴動、不満がうわあってなるんですけど」 淳「こうやって、なんか、腕組んで、暴れてんなあって見てるだけなんですよ。いや、手伝ってくれよ一緒に、声あげようぜ、二階も処分しろって手えあげようぜっていうのが、ここでもひとりもいないんですけど。(笑)二階さん、処分されたほうがよくないですか?」 東野「今日、じゃあ、明日夜8時、国会集まろうぜ言うて」 淳「東野さんが先導してくださいよ、僕、行きますから。僕、あの、プラカード、「二階も処分しろ」って」 東野「「二階も処分しろ!」…ってやってたら、コントと間違えられるやん。(笑)」

 深夜、部屋で読書の続きを。牧村憲一「「ヒットソング」の作りかた」を読み終えた。2016年刊、NHK出版新書。今朝に読み始めて、一日で一気に読んだ。牧村憲一という音楽プロデューサーの名前をいつ知ったのかわからないが、渋谷系の関連で覚えた名前だったはずだ。経歴をそこまで詳しく知らなかったが、渋谷系以前に、大瀧詠一、加藤和彦らとの深い関わりがあり、そのほかにも登場するミュージシャンたちのじつに多彩なこと。牧村憲一が手掛けてきた仕事がそのまま、ひとつのポップス史になっている。この種の本はいくらでも読めてしまうな。

2024年4月7日日曜日

4月7日日曜日/小林信彦と一緒に

◇ 渋谷

 午前中から都内に。暖かい。Tシャツの上にパーカーを着ていく。渋谷に出て、まず先に、シネマヴェーラ渋谷に向かう。小林信彦「決定版 世界の喜劇人」の刊行記念特集上映がやっぱりあることをつい2日前に知り、「日本の喜劇人」のときと同様、ビデオトークイベントがこの日曜にあることがわかった。幸い、予定はなにもなく、金に余裕もあったからよかった。「日本の喜劇人」のときはどうだったっけと、こういうときには自分の日記が役に立ち、確認してみると、15分前に劇場に着いて、そのときにサイン本も買っている。今回もサイン本を売っていて、前回は限定30冊、今回は100冊だから心配しなくてもいいかもしれない。前回のときはまだ小林信彦は「週刊文春」で連載していて、たしか、そこで告知がされていたんだった。今回は映画館の情報をチェックしないとわからなかった。それでも用心し、早めに劇場に着くのがいいだろうと、トーク付き上映は15時55分からだったが、3時間前には劇場に到着した。無事にチケットを購入、整理番号は81番。サイン本もあっさり買えた。

 シネマヴェーラ渋谷では現金しか使えず、所持金がなんとか足りたからよかったが、これでは昼食の金がない。銀行が見当たらず、しかたなく、借金を完済したばかりだったが、昼食代だけまた借りる。センター街のほうに戻り、まんだらけに寄るが、なにも買うものなし。松濤のなか卯に入り、鶏から丼とはいからうどんのセットを食べた。830円。食券機の画面がつぎに進まなくなってしまい、なにがどうなったのかわからず、いったん取り消したが、無意識に「クーポンあり」をタッチしてしまっていたようだ。ややこしい食券機。映画の上映時間まで、ベローチェに入り、ひと休み。「世界の喜劇人」をさっそく少し読み始める。

 シネマヴェーラに戻ったときには上映開始5分前になってしまい、自分の整理番号はとっくに過ぎていて、すぐに入場する。客席内に入っていくと、なんだか小林信彦みたいな声がすでに聴こえ、開始時刻にはまだなっていなかったが、どうやら、控室のマイクがもうオンになっていたようだ。別室から中継とホームページに書いてあったが、本当に小林信彦がいるんだという実感が湧く。どうしてもトイレに行きたく、席を確保してからいったん客席を離れたが、戻ったらもうマイクはオフにされていた。もう少し聴きたかったな。時間になると、小林信彦がスクリーンに大きく映った。「日本の喜劇人」のときは事前に収録されたビデオが流されただけで、そういえば、あのころはコロナ禍だったからだが、今、リアルタイムで小林信彦がしゃべっているというのはやはり息を飲む感じがある。これから上映される「モロッコへの道」について、前置きもなんにもなく、ぼそぼそと話し始めるのだが、しかし、聞き役は新潮社の人間がやっていたようだが、このひとのマイクの音量のほうが大きく、おまけに変な間合いで言葉を挟む。ヘタクソでたまらない。トークは20分程度だったろうか、内容はおそらく本に書かれていることとも重複していたかと思うが、それよりも、しゃべっている小林信彦のすがたを観ていることが重要だ。途中、小林信彦が水を飲む場面があったが、ペットボトルのフタを開けてくちに運ぶのに右手だけを使っていた。時間になったようで、聞き手がトークを締めようとすると、小林信彦がさらに話を付け足し、「アラスカ珍道中」は「アラ珍」、「モロッコ珍道中」は「モロ珍」と言っていたとまじめに語り、これには笑いが起きた。トークが終わり、いよいよ上映だが、右前方の扉が開けっ放しになっていたからそちらを気にしていたら、車椅子を押されて小林信彦が入ってきたから拍手が起こる。まさか、小林信彦のすがたを生で観ることができるとは思わなかったな。そんなことは知らないから左端の席に座ってしまったが、客席で一緒に観るとわかっていたら、もっと近い席に座りたかった。小林信彦と一緒に「モロッコへの道」を観るというのも得難い体験だが、しかし、「モロッコへの道」はアマゾンプライムですでに観ている。この映画を初めて観るときが小林信彦と一緒だったら幸せだったのに。上映が終わり、小林信彦先生が退場される際には、まだ場内にいた客から再び拍手が起こった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。まず、新メンバーが発表される「笑点」を観なければならなかった。これを先に知りたくなかったから、SNSは開かないようにして寄り道せずに帰ってきた。大喜利メンバーの自己紹介のあと、いよいよ新メンバーの登場かというところで、木久扇師匠が出てきてしまう、というのがあり、それから本当に新メンバーが登場。現れたのは、なんと、晴の輔さんだ。これはまったく予想できなかった。新しい風を吹き込むという意味で、女性か、上方か、あるいは立川流が入れば面白いのになとは思ってはいたが、立川流にその力量があるのは志らく師匠ぐらいで、それは現実的ではないと思っていた。しかし、晴の輔さん、しっくりくるじゃないか。若手大喜利のメンバーだったからこの抜擢になったのだろうが、円楽師匠が休んでいるときに若手大喜利のメンバーたちが代役を務めたことがあり、そのときには、このメンバーたちが円楽の後任になるとはまったく考えられなかった。ところが、このタイミングでの加入はバランスがいい。宮治、一之輔という後輩よりもあとに加わったのがよかった。立川流内でも意外な抜擢かもしれないが、立川流に活気が出ることを期待したいな。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、なぜか MIYAVI が出演していた。そのほか、松村沙友里、藤田ニコル、石田健といった顔ぶれ。さゆりんごはロケ企画よりも、硬派な話題にコメントしているときのほうが面白い。差別発言の川勝知事について、岸博幸がリニアを通すことは国策だから反対することは間違っているというようなことを当たり前のように語るのだが、デーブ・スペクターと石田健はリニア建設への疑問もきちんと語っていた。番組終盤には「キャプテン翼」の連載が終了する高橋陽一を独自取材。やす子が描いた翼の色紙をプレゼントしていた。「TVタックル」を観ると、こちらにも石田健が出演している。古田貴之を中心にしたAIについての議論が面白かった。たけしもこういう話になると楽しそう。

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2024年4月6日土曜日

4月6日土曜日/テレビとラジオばかり

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ゴミを出しに行ってくる。それから、ブログの更新をようやくひとつ。もっとぽんぽんと書けないものかな。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝に放送された「虎に翼」1週目のダイジェスト版を観る。「ブギウギ」は土曜にダイジェストが放送されていることを知らなかったから観ていなかったが、これは観たほうがずっとよくわかる。

 昨夜の「ネタパレ」は篠原涼子がゲスト。バカリズムも出演していて、新ドラマ「イップス」の主演ふたりがそろった。ネルソンズ、モシモシ、わらふぢなるお、インポッシブルがネタを披露。「ニュースターパレード」のコーナーには、秘蔵、破壊ありがとう、なでなでボーイという3組が挑戦。男2人、女1人のトリオ、破壊ありがとうが勝ち抜いた。

 「ワルイコあつまれ」は放送日が火曜の夜に移動し、オープニング映像も新しくなった。「慎吾ママの部屋」に大地真央が出演、マリー・アントワネットを演じた。エンドクレジットからは鈴木おさむの名前が消えた。

 月曜の「しゃべくり007」は 500回突破記念スペシャル。ゲストは森三中。そういえば、くりぃむしちゅーとは「ロバートホール」で共演してたんだっけ。恒例企画の「クイズ!私のこと覚えてますか?」だが、登場する人数がいつもより多く、森三中の関係者が4名、レギュラーメンバーの関係者が4名、そのなかにはなんと、へらちょんぺ、つげシスターズの妹が混じっていた。つげシスターズの姉もスタジオには登場し、フローレンスとの思い出を語った。コントもやってみせたのには驚いたな。へらちょんぺの顔はメガネを外してみせるとすぐにわかった。「ボキャブラ天国」の思い出になり、ボキャブラメンバーがさらに登場、BOOMER、金谷ヒデユキ、幹てつや、スマイリーキクチ、松本ハウスがスタジオにやってきた。松本ハウスはくりぃむしちゅーやネプチューンとはタメグチなんだな。しかし、このなかでは、意外や、幹てつやがいちばん現役感があった。さすがは吉本で、きちんと芸人の匂いがある。そのほか、有田が「アップトゥボーイ」の連載で対談した藤田愛という女子プロレスラーなども登場した。

 深夜に放送されていた「ハマダ歌謡祭」に、阿部サダヲと古田新太の名前があったから録画しておいたのだが、「ハマダ歌謡祭」という番組を観たことがなく、レギュラー放送ではないようだし、どういう位置付けの放送なのかよくわからなかった。初めて観る視聴者に対して、とても不親切なつくりの番組だ。浜田と古田新太が二十代からの付き合いだとは知らなかった。劇団☆新感線とダウンタウンで舞台をやったことがあるのか。

 録画したまま、観そびれていた1年前の「白黒アンジャッシュ」を今ごろになって確認。陣内智則がゲストの回で、なかなか面白い話をしていた。NSC11期生とJCA1期生が同期になるようで、つまり、陣内と児嶋は同期だが、渡部は少し後輩になる。陣内のコンビ時代、リミテッドのころの話をたくさんしていた。アンジャッシュとの出会い、それ以降の時代では、「オンエアバトル」の記憶。陣内、アンジャッシュは、ドランクドラゴン、インパルスとともに「エンタ四天王」と呼ばれていた。雛壇の時代になると、この世代には雛壇に先輩がいないというのはここで語られなければ気がつかないことだった。雛壇第一世代なのだ。

 地上波で放送が始まった「季節のない街」を楽しみにしていた。第1話を観ると、なるほど、たしかに地上波で放送するには慎重になるだろう内容だ。濱田岳の電車バカの演技がとにかく素晴らしい。感動させられる。宮藤官九郎は脚本だけでなく、監督もやっている。

 今日は夜に駅前まで買いものに行っただけで、それ以外の外出はせず、テレビとラジオばかりの一日。タイムフリーで、今朝の「木梨の会」を聴くと、早朝から吉幾三が生出演していた。所ジョージと吉幾三という顔合わせも新鮮で、このふたりが同い年だったとは今まで気がつかなかった。新浜レオン、田中あいみも出演。そのあとにはさらに荻野目洋子も登場した。

 昼に放送されていた「田村淳のNewsCLUB」では、淳が能登に行ってきたその状況を伝えていた。ニュース解説は古谷経衡。静岡の川勝知事の差別発言について詳しく話していた。

 文化放送の新番組「長野智子アップデート」は、この春の改編ではいちばん興味をもっていた番組。月曜に始まっていた番組を土曜になって初めて聴いた。ニュースのラインナップの紹介から始まる硬派なつくり。長野智子は「ミスDJリクエストパレード」の出身で、フジテレビ以前に文化放送とは縁があったんだな。番組終盤にはゲストのコーナーがあり、初回のゲストには露木茂が登場した。長野智子がフジテレビに入社したのは男女雇用機会均等法が成立した年、長野智子の年から女性アナウンサーが正社員になったのだ。「24時間テレビ」の放送中にソファーで寝てしまい、目が覚めたらタモリが覆いかぶさっていたという思い出も語られる。1週目はゲストが豪華で、火曜には鳥越俊太郎が登場した。長野智子とはフジテレビ退社後に転機となった「ザ・スクープ」で共演している。現在、84歳か。しゃべりかたがさすがに爺さんだ。水曜のゲストは向井亜紀。「ミスDJリクエストパレード」の時代からの友だちで、「アキ」「トモコ」と呼び合う仲。以前に「ミスDJ」が復活した番組があり、向井亜紀はそのときに体調が絶不調だったことをここで初めて明かした。木曜のゲストは山田邦子。もちろん「ひょうきん族」の時代の話になる。西川のりおの股間をハイヒールで蹴飛ばした思い出。金曜のゲストは古舘伊知郎。この日だけ、ほかの曜日よりも早い時間に登場した。現在、長野智子は古舘プロジェクトの所属なのだ。

 そういえば、 「ビバリー昼ズ」のイベントの一般発売が今日からだったことを夕方になってから思い出した。確認してみると、もう完売していた。しかし、それ以前に、9800円という値段に躊躇させられていた。それだけの価値があるのかどうか。

2024年4月5日金曜日

4月5日金曜日/日替わり定食は終わる

◇ 大手町・神保町

 朝から都内に。小雨。一応、傘をもって出るが、すぐに止んでしまった。横浜から横須賀線に乗ると、今、JR東日本では車内のモニターで TikTok の番組を流してるんだな。HIKAKIN、チョコレートプラネット、松丸亮吾らが出演している。新日本橋から小伝馬町、昼は大手町のほうに移動し、昼食にする。ガード下にある大手町とら八という店に入ってみるが、日替わり定食にしようとしたらもう終わったと言われ、じゃあ、牛すじカレーをお願いしたら、これも終わったと言われた。そういう大事なことはおもてに書いとけってえの。しょうがないから、別に食べたくもなかったにこみ豆腐定食を食べた。800円。それから、新大手町ビルのドトールに入り、ひと休み。タイムフリーで、放送直後の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングから一之輔さんが登場していた。

 夕方には小川町に移動し、小川町から神保町に歩いていく。三省堂の仮店舗が小川町にあって、こちらまではなかなかくる機会がなかったが、初めて寄ることができた。神保町では東京堂書店にも寄ると、小林信彦「決定版 世界の喜劇人」が売られていて、少し立ち読みしていく。

◇ 読書・テレビ

 神保町から半蔵門線、渋谷から東横線の各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってきた。星川に寄り、駅からすぐのマクドナルドに入り、読書をしてから帰る。

 いがらしみきお「IMONを創る」を読み終えた。2023年刊、石原書房。初出は「EYE・COM」というアスキーの雑誌に 1989年から1991年まで連載されたもので、1992年に単行本化された本がおよそ30年ぶりに復刊された。あとがきによると、石原書房というのはこの本を出すためにわざわざ作られた個人出版社のようだ。乗代雄介が巻末に解説を書いているのだが、この本の復刊は乗代雄介の異常な熱意が発端となっている。「IMONを創る」なんていう本は、復刊されるまでその存在すら知らなかった。いや、とても面白く読んだけれども、乗代雄介は何気なくこの本に出会ったからこそ衝撃を受けたのだろう。そもそもはパソコン雑誌に書かれた面白いエッセイというものだと思うが、それが現在は哲学書のように読めてしまう。当時のパソコンをとりまく状況が世代的にわからないところも多いのだけど、TRONに対する「IMON」という言葉をいがらしみきおは作り、それはなにかといえば、人間の側のOSであり、人間の側のOSを創ろうというのがこの本のテーマ。それが冗談のように、ハッタリに満ちた語り口で語られていく。しかも、IMONの根幹を成すものは「(笑)」だというのだから、これは種明かしのようなもので、笑いによって語られていくことこそがおそらく重要ということにもなるだろう。仲間内のふざけたノリをそのまま誌面に出す、そういった部分も含めて表現される必然性がじつはあるはずで、現在の目で読むと予見的に見える部分だけを抜き出しても論理と衝突するのではないだろうか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」では、石田ゆり子の演技に惹き込まれた。松山ケンイチもとてもよく、俳優陣の魅力がそれぞれあふれ出ている。今までの朝ドラを多く観ているわけではまったくないが、1週目からこんなに面白いことってあるんだろうか。

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2024年4月4日木曜日

4月4日木曜日/「たけし杯」は配信で

◇ テレビ・雑誌

 早朝から数時間眠り、ブログを更新したいが、あたまがまるでまわらない。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ていて、伊藤沙莉のお兄さんの役の俳優の芝居が気になり、検索してみると、上川周作というこの俳優は大人計画の所属なんだ。知らなかった。その妻の役もどこかで観たことのある女優だと思ったが、「全裸監督」の森田望智だ。

 新番組「#バズ英語」は、「太田光のつぶやき英語」がリニューアルし、放送日も火曜日に移動した。ゲストは CRAZY COCO が再登場。紹介されていたリンダ・ドンという海外のインフルエンサーの動画は、まるっきり日本のお笑いのようなセンスだと思った。

 これも新番組「ダウ☆ツーマン」は、ダウ90000 が音楽フェスを開催することを目指す番組らしい。出演者は蓮見翔とテレビ朝日の大西洋平アナだけになってしまったが、しかし、ダウのメンバーもたまには登場するのかな。初回ゲストは Chilli Beans。ひと組のゲストが何週かにまたいで放送されるようだ。

 今日の「徹子の部屋」は狩人がゲスト。22年前、デビュー当時に出演したときの映像が流され、そのとき、ふたりは 21歳と17歳。ずいぶん若くしてデビューしたんだな。弟が岡元あつこと結婚しているというのも知らなかった。スタジオでは歌も披露する。サイモン&ガーファンクルから、アリスのものまねで「チャンピオン」を歌うのだが、五木ひろし、森進一、近藤真彦、田原俊彦、細川たかし、野口五郎のものまねも入り、ネタが完全にできあがっている。ライブでよくやってるんだろうなあ。徹子さんのおねだりで、最後に「あずさ2号」も歌った。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」に岡部たかしが登場していた。岩谷健司とユニットを組んでいたことは知っていたが、その経歴が謎だった。岡部たかしは東京乾電池に所属していたが、3年で退団し、九十九一のもとに集まるようになったという。そこで思い出したが、かつて、九十九一は「沙羅ばじゃ」というグループで「爆笑オンエアバトル」に出たことがあって、オフエアだったのだが、もしかすると、岡部たかしもそのなかにいたのだろうか。時期的には符合する。岩谷健司とはそこで出会ったのか、そのころという意味なのか、岩谷と「一緒にネタを考えてはホテルのイベントやお笑いイベントに参加していました。」 そこから村松利史との関係につながっていくんだな。

 「FRIDAY」には中田カウスのインタビュー。ネットニュースにも出ていたが、松本問題だけでなく、大崎洋について語っている部分のほうが重い。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。曇り空。鶴ヶ峰に出て、まず、昼食。すき家に入り、牛カルビ焼肉丼を食べた。680円。そして、今週二度目の旭区役所を訪れ、受理番号を提出し、マイナンバーカードの再発行の手続きを無事に完了させた。

◇ ラジオ

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、火曜に放送された「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。冒頭からいきなり、お見送り芸人しんいちの話が始まる。しんいちと会ったあとに高田先生に会うことがあった太田が、月曜の「ビバリー」に出ることを覚えていたから、しんいちがしゃべっていた悪口を高田先生に教えたら、それが月曜の「ビバリー」で高田先生から突っ込まれるという流れになった。田中からは、日本プロ麻雀連盟の感謝祭に出たら、たけし、談春、加賀まりこらがいたという話。太田からもたけしに会った話。太田は毎年、たけしに誕生日プレゼントを渡してるんだ。そして、貴明に会った話も改めて語られる。「タイタンライブ」のオファーは本当に受けるのだろうか。話は高田先生と会ったときの会話に戻る。「不適切にもほどがある!」は考察ブームを馬鹿にしているのが痛快だったという太田。そう、まさにあのドラマは、ややこしい問題をミュージカルで乗りきってしまうところがよかったのだ。オープニングの最後には、尼神インターを解散したばかりの渚が通りがかって出演した。

 聴きそびれていた先週木曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、この日はナイツが春休み、清水ミチコ、黒沢かずこ、高田先生というメンバーの放送。これについても「カーボーイ」で触れられていた。先週金曜の「ビバリー」は、オープニングのあとに「お笑い有楽城」で優勝したTCクラクションが登場。12時台ゲストはトム・ブラウン。高田先生とトム・ブラウンというこれも珍しい顔合わせ。

◇ 配信

 YouTube で配信された「ビートたけし杯「お笑い日本一」」をようやく観る。2月9日に開催され、その配信が先月にはされていたのだが、なかなか観る時間が作れなかった。今回で6回目となるこの大会、コロナ禍での開催は無観客、配信のみという回もあったが、それ以外は会場で観ていて、配信であとから観るというのは初めてだ。チケットをうっかりとりそこねて悔しくはあったのだが、しかし、いつも配信があることはわかっていたから安心もしていた。まずは司会の〆さばアタルとアル北郷が登場。実行委員長の渡邉寧久のあいさつがあり、それから出場者たちが登場、くじ引きにより、順番が決まる。出場者は、キャメル、センチネル、ヤーレンズ、マイアミバスケットボールクラブ、ぴろしき、ちゃんぴおんず、ルミ子、ジグザグジギーという8組。そして、審査員の紹介、ナイツと高田先生が登場。名誉顧問、たけしが呼ばれるときよしが登場、そのあとからたけしが登場し、オープニングからさっそく、東洋館にツービートが並んだ。このあたりはネットニュースにもなっていた。編集でカットされる部分もあるかと思っていたら、出せない発言は音消しで処理していた。先にこれだけ盛りあがってしまったら、出場者たちはなかなかきついだろう。

 1組目はキャメル。紙芝居のコント。2組目はセンチネル。センチネルは去年も出場し、コントをやっていたが、今年は漫才で挑戦した。センチネルが登場するとセンターマイクがまだないというお粗末な運営だ。ひとりはウガンダとのハーフというコンビだが、漫才になるとハーフをあまりネタにしない。それはいいのだけど、凡庸な漫才になってしまうんだな。3組目はヤーレンズ。すでに結果はわかっていて、ヤーレンズが優勝した。ヤーレンズも去年も出場していて、去年は女役をやる漫才をたけしに好みではないと言われていた。今年は歯医者のネタをやっていて、さすが、笑いの量が尻あがりに増えていく。4組目はマイアミバスケットボールクラブ。それぞれ、それなりに芸歴がある3人が組んだトリオ漫才。ものまね芸人の名前を出して実際にいるかいないかを当てるクイズのネタをやったが、気迫は感じるものの、急造トリオの域を脱しない据わりの悪さがある。4組が終わったところでインターバルとなり、審査員にコメントを訊く。高田「なんかぽかーんとしちゃった。」「これから優勝候補が出ると思います。」 たけし「こういう寄席はどっかんどっかんウケるもんだと思ったんだけど、くすくす笑いが多いねえ。要するに、つまんねえんじゃねえの?」「たぶん、技術が上になったけど、くだらなさがなくなったのかなあ? なんか、くだらねえほうがいいんだけど。(笑)」「やたら上手いんだよね。上手いんだけど、本質的に馬鹿馬鹿しさがないっていうのが、なんかね…。まあ、いいけど。」 後半、5組目はぴろしき。アレクサならぬ「アレクさん」のコント。6組目はちゃんぴおんず。もし結果を知らずに観ていたら、この流れでは、ちゃんぴおんずのくだらなさが有利に感じられたかもしれない。7組目はルミ子。お母さんがラウンドガールの仕事に行くコント。これは笑いが起きている感じがした。最後、8組目はジグザグジギーだが、なんと、「ジグザグジギーのネタは、ご都合によりご覧いただけません。」というテロップが出た。なにか楽曲でも使ったかな。8組が終わり、全員が舞台に再登場する。審査を待つ時間が少しあったあと、審査員たちも再登場した。たけし「ほんとのこと言うと、全員、みんなほんとの実力よりは、全員、あの、なんだろうな、失敗してるっていうか、思ったより全員ウケてないなあっていう」「われわれにとっては客前は、もっとどっかんどっかんウケなきゃおかしいんだけど、これ、時間が4分でちょっと詰めちゃって、焦りも見えるし、お客さんも笑っていくというのが盛りあがってこないんで、これからはもうちょっと長くしようかな。」 結果が発表され、ヤーレンズの優勝は審査員全員一致だったようだ。たけし「しかし、この番組で優勝してもたいして売れねえな、みんな。どうなってんだよ。やっぱり吉本のせいだな。」 賞状を読みあげ、最後に「名誉顧問 松本人志」と大オチ。ヤーレンズに賞状を渡し、「お前らもあの「M-1」とかけっこういいとこいってんだけど、あれだなあ、吉本入ってたら優勝してんのか? だけどお前、あそこで優勝しても金になんねえからな。あの、ほんとに、独立して、争って、カネちゃんともらったほうがいいよ、芸人だからね。ただやっぱ、ちょっとな、ネタの詰めかたがな、時間的なあれかな、ちょっと詰めてんだよな。こっちも、ちゃんぴおんずってのも、俺がいちばん嫌いなネタだけど。(笑)六本木のスナックで田舎もんがよくやるやつなんだよ。ああいうのは大嫌いなんだよ。(笑)俺、思いっきり殴りたくなんだけど。」 塙さんが「たけしさんにちょんとすなよ!」とそそのかす。ラウンドガールのかっこうをしているルミ子を、たけし「酔ったら××××(笑)」「松本人志に対抗したら困るよな。これ、どんな話題になるのかな。」「そいで、千五百円ぐらいやって、「たけし松本越える」ってのは(笑)」 最後にたけしのあいさつ。「やっぱり、お笑いというのはどうもね、関西弁の威力がすごくて、関東はちょっと、ずーっと、まあ、われわれの時代から押されてるんですけど、みんなもがんばって、大阪が本場なんていうことを言わせないように。やっぱ、関東芸人は関東らしく、粋な、落語かなんかいえば、関東の芸人ていうのは素晴らしいと思うし、漫才もコントもやっぱり、関東の人間が、結局は勝つというふうにがんばっていただきたいと思ってます。」


 深夜、1時間ぐらいで目が覚めてしまい、トイレに行こうとして、立ちあがったらふらふらとよろけて、本の山にぶつかり、大雪崩を起こしてしまった。情けない。すぐに眠りなおすつもりだったが、これでは眠る場所がないから、ラジオを聴きながら本を積みなおした。いったい何時に眠りなおせたんだったか。

ブログ アーカイブ

1月14日日曜日/太田光と松本人志

◇ テレビ・ラジオ  朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、安藤優子、西川貴教、オズワルド伊藤というメンバー。堂本剛と百田夏菜子の結婚、八代亜紀の訃報などを先に扱い、CMをまたいでから、松本人志の活動休止を扱った。松本の「ワイドナショー」出演...