2024年4月18日木曜日

4月18日木曜日/本気の説教

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 ラジオをつけたまま、早朝から少し眠っていた。「パンサー向井の#ふらっと」に、令和ロマンと街裏ぴんくが出ている。それぞれのおすすめ芸人として、ラグビー芸人のしんやとエンジンコータローも出演していた。ラジオを消し、ブログの更新をひとつ。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は沢村一樹がゲスト。番組最後に、これから挑戦したいことを訊かれると、沢村は、一回でいいから舞台の演出をやってみたいと答える。沢村「徹子さん、演出やられてますよね?」 徹子「一回しかやったことないですが、合ってないっていうことがわかったから、私は。」 沢村「ええ? どこでそう思ったんですか?」 徹子「ひとにね、ずばずば言えないの。」

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」に、元日本テレビアナウンサーの藪本雅子が社会人落語家になっていたという小さい記事があった。なまらくの寸志さんの講座を受けていたんだな。「音羽亭左京」という名で、プロと一緒に落語会にも出ているようだ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」をようやく聴いた。12時台ゲストに梶芽衣子が登場。77歳だというから、うちの母と同い年だ。松村邦洋は「ポニーテールはふり向かない」の話をして、ひとりで盛りあがる。ネットフリックスのドラマ「幽遊白書」の裏話などもあったが、今回の出演は新アルバムを出したプロモーションなのだろう。芝居と歌に相関関係はありますかというリスナーからの質問に、別々のものだと思うと梶芽衣子は答える。「なにがいちばん違うかって、間だと思います。芝居っていうのは自分の間でできるけど、音楽の場合はその間があたしは音符だと思ってるんですよ。」

 夕方になってから、ダイソーまで買いものに行ってくる。収納ケースを買いたかったのだが、まさかの売り切れ。ほかのものもいろいろと買ったが、大きな収納ケースを買うつもりだったから、ほかに寄り道はできないと思っていたのだが、カバンに収まるだけの荷物で済んだから、このまま、三ツ境のスーパーまで遠征する。ところが、ダイソーを出ると、小雨が少し降り始めていて、小雨のままだろうと思っていたら、けっこうな本降りになり、ずぶ濡れになった。遠征などするもんじゃないな。スーパーを出るときにはまた小降りになっていた。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は恒例企画の「30-1グランプリ」。しかし、松本が不在の開催は初めてだ。審査員は、千原ジュニア、サンド富澤、粗品、くっきー、バカリズムという5人が務める。まず、Aブロックは、いぬ、天才ピアニスト、ガキフランキー、カゲヤマ、レインボー、や団、ラブレターズ、大自然という8組。いぬが面白いかなと思ったが、バカリズムはや団を選び、笑いのポイントが3個あったというのがその理由。くっきーは大自然、ほか3名はいぬを選び、いぬが勝ち抜いた。Bブロックは、わらふぢなるお、スタミナパン、サツマカワRPG、滝音、ダブルアート、マジメニマフィン、ラニーノーズ、キンタローという8組。サツマカワは「R-1」と同じネタだった。キンタローの「地元熊本営業でいつになくはりきるコロッケ」に爆笑したが、しかし、ラニーノーズの「メッセージ性ありそうな宇宙人」が面白いと思った。バカリズムはラニーノーズを、くっきーはマジメニマフィン(南米の「なんでだろう」)を選び、ほか3名はサツマカワを選んだ。バカリズムはキンタローの敗退を惜しむ。Cブロックは、ファイヤーサンダー、スパイシーガーリック、そいつどいつ、ウエスP、インポッシブル、戦慄のピーカブー、ななまがり、チャンス大城という8組。ここは全員一致でななまがりが勝ち抜く。Dブロックは、トム・ブラウン、オダウエダ、やさしいズ、ぶったま、マウンテンブック、マツモトクラブ、レイザーラモン、牧野ステテコという8組。オダウエダが面白いと思ったが1票も入らず、バカリズムは牧野ステテコ、粗品はぶったま、ほか3名はトム・ブラウンを選び、トム・ブラウンが勝ち抜いた。Eブロックは、パンプキンポテトフライ、オキシジェン、鈍器ノ様ナ者、文句、脳みそ夫、泥まみれ、鳥居パラダイス(鳥居みゆき&中川パラダイス)、永野という8組。ここは永野か鳥居パラダイスが勝つかと思ったが、結果は意外や、オキシジェンのWコロンいじりのネタが全員一致で勝ち抜く。決勝戦は、いぬ、サツマカワRPG、ななまがり、トム・ブラウン、オキシジェンという5組。これは難しいと思ったが、バカリズムと富澤がオキシジェンを、ほか3名はななまがりを選び、ななまがりが優勝した。観終わってから、今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴くと、案の定、オキシジェンについてしゃべっていた。木曜の「ビバリー」はだいたい「水曜日のダウンタウン」を話題にするから、録画を観るまでは聴けない。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まことゴールデンラジオ!」を聴くと、今日のパートナーはヒコロヒー、ゲストはアンジャッシュの渡部建だった。渡部がスクールJCAの生徒だったころ、大竹まことが一回だけ講師にやってきたそうで、その授業を渡部が説明する。「全員に紙とペンを配って、なにやんのかなと思ったら、「よし、いいかお前ら、今から、面白いと思う芸人3人、つまんないと思う芸人3人書け。」って言って。で、そっから授業1時間、50分ぐらいずーっとそれを書く時間。わあ、これなにを試されてんだと思って。ずーっと書いて、じゃあ、50分ぐらい経ったら回収だっつって、ばあって、全員の見て、「まあ、ひとにはいろんな考えかたがある。以上!」っつって帰っていったんですよ。」 いろいろと面白い話をしていたのだが、「まあ、ちょっと、まじめな話するよ」といって、大竹がおもむろに切り出した。大竹は渡部に「どのくらい休んでたの?」「なに考えてたの?」「どうしてたの?」と考えを訊いていく。渡部は辞めることも考えていたという。休んでいるあいだには逃亡者のような生活になってしまい、このような逃げまわるような人生を一生続けるのかと思うと、家族にも同じ思いをさせていたため、これは戻る姿勢を見せなければ、この生活は終わらないのではと思ったという。大竹「じゃあ、出てなにやりたいとか、児嶋とコントやりたいとか、そういうわけでもなかった?」 渡部「いやいや、出て、もちろんお笑いの仕事したいってのはありますし、今は、先ほどの話じゃないですけど、とりあえず、必要とされるところに行って、120パーセントやるっていう、もうそれだけでシンプルにやると。児嶋がコントやるぞってなったら、もちろん、喜んでやらして…」 大竹「いや、児嶋と、でもなんか、うわさだけど、当時はそんなに仲が…」 大竹のトーンはだんだん変わっていく。この話になる前の序盤に、ヒコロヒーが渡部に「女の敵!」と言っていたのを、今度は「児嶋の敵!」と笑いにすると、渡部は「児嶋の敵はそんなダメージないけど」と受け流した。すると、大竹「お前、バカだな。そっちもダメージ大きいんだよ。そっちのほうがダメージ大きいんだよ。だってさ、コンビでやってたんだから。」「お前は知らないかもしれないけど、児嶋はもうほんっとにお前のことをあっちこっちで、出てきたらよろしくよろしくって、ずーっとあたま下げっぱなしで、あんな仲の悪かったのに、麻雀打ちながら言ってるんだよ、そういうことを。」「それを今、児嶋が…。お前、一生懸命やってんじゃねえかよう!」 大竹の語気に空気がぴんと張り詰める。「正直だったらさ、傲慢なこと言えばさ、俺が児嶋だったら渡部いらねえよと思うよ。だって、一緒にやってたときがやってたときだもの。それを…、こうなったときの渡部を、ちゃんとアンジャッシュだって言って、かばってなあ。今日までなあ。」「俺、だから、出てきたらさ、最初に言うのはさ、「俺、児嶋とコントやりたいよ」って言うのかと思ったんだよ、俺は。そしたら、あちこちで講演してますとか、自分の番組できましたみたいなこと言うからさ。お前、まだ変わってねえんじゃねえかと思って。」「コントがね、今の時代にね、コントだけやっててどこまで通用するものか俺もわかんないよ。でもさ、そこはさあ、やっぱしなんか、こころのなかのつながりみたいなことで。今、今日、ここにいるんだって…、児嶋のことみんな考えたからお前ここにいるのかもしんないよ、だって。お前のこと考えたからここにいるんじゃないかもしんないよ、だって。…すみません、しんみりさせちゃって。」 声を荒げる場面もあり、声を詰まらせもする、大竹まことの本気の説教だった。これだけの緊張感に満ちた放送の最後に、渡部の新刊、コミュニケーションに関する本が告知される流れには爆笑。

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