2025年3月8日土曜日

3月8日土/「R-1グランプリ2025」

◇ テレビ・ラジオ・雪

 早朝、ラジオを聴きながら梱包作業にしようかというつもりでいたが、クリックポストがメンテナンスという間の悪さ。早朝から眠り、昼前に起きあがる。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「週刊フジテレビ批評」は震災特別企画「東京23区の避難所事情」。「勝手にテレ東批評」のゲストは黒沢かずこ。1999年放送「アド街ック天国」の溜池山王特集で、当時、溜池山王にあった吉本興業東京支社がランキング入りしていて、NSC在学中の森三中がネタを披露していたその映像が流される。

 今夜放送される「R-1グランプリ」の事前特番を順番に観ていく。今週深夜に放送された10分番組では、決勝進出者それぞれを紹介していた。さや香新山、ハギノリザードマン、友田オレ、ヒロ・オクムラ、チャンス大城、吉住、マツモトクラブ、ルシファー吉岡、田津原理音という9名。金曜深夜には「R-1」と「ENGEIグランドスラム」を合わせた告知番組もある。先週3月2日に放送された事前特番は、小籔千豊と広瀬アリスが過去の「R-1」の映像を観る番組。まずは歴代優勝ネタのダイジェスト、だいたひかるから始まり、浅越ゴエ、ほっしゃん、博多華丸、なだぎ武、中山功太、あべこうじ、佐久間一行、COWCOW多田、三浦マイルド、やまもとまさみ、じゅんいちダビッドソン、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%、濱田祐太郎、ゆりやんレトリィバァ、お見送り芸人しんいち、街裏ぴんくまで。時代を彩った流行ネタとして、2004年第2回のヒロシ、2008年の世界のナベアツ、2010年のいとうあさこ、2015年の厚切りジェイソンの映像。ここからは「R-1」の歴史がふり返られ、2002年、第1回の司会は山本浩之アナウンサーとなるみ、座布団に座るというルールは初年度だけで終わってしまった。オール阪神が決勝に残っていたのだが、当時45歳の阪神が今までの最年長ファイナリストなのだ。過去唯一、審査員から100点が出たネタはバカリズムの「都道府県の持ち方」、清水ミチコが100点をつけた。小籔が最高得点98点をつけたのはZAZYだった。過去最多出場のファイナリストは誰かというと、6回が3名、友近、あべこうじ、ヒューマン中村、それをうわまわる7回が2名いて、ルシファー吉岡とマツモトクラブ、ともに今回のファイナリストでもある。

 午後はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は速水健朗。速水建朗が1995年の話をするのだが、たけしからダウンタウンへの政権交代が淳にはぴんとこない。ラジオを聴きながら、午後に梱包作業をする。先日、キャンセルにさせてもらった注文は、手数料を返しそこねたからこのままではいけないと思い、返金はしたけれども、本を買いなおして送ってしまうことにした。近所の郵便ポストまで投函に行くと、雪がちらほらと降っている。

 午後もまた、テレビ番組をあれこれと。昨夜放送された「陣内バカリズムのNEXTピンネタSP」も「R-1」の事前特番だ。バカリズムはネタ番組のチョイスに迷ったら東京03 の飯塚や豊本に相談するという。初めて「R-1」の決勝に残ったときにはビデオデッキに局部が挟まる男のコントをやろうとしていたが、豊本に止められて「トツギーノ」にした。小道具の運搬はどうしていたかという話になると、バカリズムは「トツギーノ」のフリップは身近なひとたちにあげてしまったから残っていないそうだ。今年の予選の映像がたくさん流され、ふかわりょうがスタジオに登場。準決勝ネタはひとりコントだったが、結局は「小心者克服講座」をかたちを変えてやっている。しかし、バカリズムとの関係は語られないのか。バカリズム「今日思ったんですけど、陣内さんって、ふかわさんのこと好きでも嫌いでもないですよね。」

 今日の午後に放送された「霜降り明星のR-1グランプリを100倍楽しく見るTV」は1回戦が行われた恵比寿エコー劇場で収録。「R-1」のレジェンドネタを大放出する。ハナコ秋山が推薦するのは、バカリズムの「1年D組地理バカ先生」。こんなタイトルだったのか。秋山はバカリゲムの演技力のすごさを指摘する。つぎの推薦人は錦鯉、まさのりさんが「R-1」に出場した予選の映像も流される。錦鯉はハリウッドザコシショウを推薦。つぎの推薦人はミルクボーイ、ミルクボーイもそれぞれ出場経験がある。ミルクボーイは街裏ぴんくを推薦。番組半ばで、今年新たに加わる審査員2名が、友近と佐久間一行であることが発表された。友近は過去にも審査員経験ありだが、佐久間一行が選ばれたのは面白いな。ふたりの過去の出場ネタの映像も流されるが、佐久間一行のネタはアンタッチャブル柴田の推薦もあった。霜降り明星のふたりも推薦し、せいやは2012年のヤナギブソン、粗品は2010年の我人祥太を選んでいた。

 夕方に少し眠り、読書する。夜になり、NHKプラスから今日の「ニュース7」を観てしまう。千葉県知事選には立花孝志と黒川敦彦が出ているのか。1階に降りていくと、玄関の外が白く光っている。そっと覗いてみたら、道路を雪がうっすらと覆っていた。雪はまだ降っている。積もったらいやだから早く雨になってもらいたい。

 TVer を使い、放送終了を待ってから「R-1グランプリ」を観始めた。司会は霜降り明星と広瀬アリス。今年のエントリー数は 5511人、オープニング映像があり、まずはルール説明がされた。審査員は登場順に、陣内智則、バカリズム、友近、小籔千豊、野田クリスタル、佐久間一行、ハリウッドザコシショウという7名。陣内がさっそく粗品の審査の評判に触れる。初めて審査員を務める佐久間一行は、審査のときにはメガネをかけることを先に断っておく。ファーストステージ、トップはヒロ・オクムラ。SMA所属、ユニットコンビの「今夜も星が綺麗」で「M-1」準決勝にも進出した。ひとりコント、ベンチャー企業の入社試験の面接官。佐久間一行はシンプルなセットであのスピードでいくと観るひとの負担が大きいかなとコメント。2番手はチャンス大城。紹介VTRに居島一平のチラシが出てくる。ひとりコントが続く。人形のステファニーに恋する照明係の男、これはわりと以前からやっているネタではないだろうか。ステファニーを笑わせるために持ちネタをいろいろと、マックロクロスケを吐き出しながらギターを弾く。非モテネタがふたり続いたのは損な順番ではないかな。しかし、野田とザコシが高い点をつけた。3番手は田津原理音。ひとりコントだが、モニターを使い、取扱説明書をネタにする。陣内と変わらないのだが、よくできているとは思うものの、どうも笑いに結びつかない。客席はウケていたようだが、田津原理音の特色はなんだろうか。審査員はどう評価するだろうかと思ったが、佐久間と陣内の点が高かった。4番手はハギノリザードマン。小道具を使ったひとりコント。コントの設定だが、結局は小道具を使った「細かすぎて伝わらないモノマネ」だ。哀愁の演出はどうだろうか、しかし、独自性はある。審査員たち、ザコシ、佐久間、野田、小籔が高得点をつけ、ここで1位になった。5番手はルシファー吉岡。ひとりコント、居酒屋で語る男。もしもルックスが菅田将暉になったら菅田将暉を経営できるか。えんえんとひとり語りなのだが、漫談ではなく、コントの設定でこれをやっていることの効果がある。友近とバカリズムが高い点をつけた。6番手は吉住。今回はひとりコントが多い。婚活中の脳内会議、天使と悪魔みたいなのが戦い、3者を演じ分ける。最後は落語になってしまうのだが、ちょっとトリッキーすぎるかと思った。7番手はさや香新山。ステージにはスタンドマイクが置かれ、漫談かと思うと、しゃべりながらスタンドマイクを後ろにさげた。スタンドマイクは小道具のように使い、漫談のパロディのような感じがしてしまう。ネタ自体もさほど独創性がなく、これならば「見せ算」に劣ってしまう。意外や、これには佐久間がいちばん低い点をつけた。8番手は友田オレ。これもなぜかコントの設定をひとつ入れてきた。演歌歌手の設定、あとは歌ネタなのだが、設定の効果はあっただろうか。しかし、今まで何度か観ていた友田オレの印象よりかは神経の太さは感じた。佐久間、野田、小籔が高得点をつける。設定の効果は野田の指摘に納得する。友田オレはここで1位になり、あっさりと最終決戦進出を決めた。もしかしたら、これは現場で観ていたほうが迫力を感じるのかもしれない。最後はマツモトクラブ。こうなるとマツモトクラブを応援したくなる。ひとりコント、日本語学校の先生。外国人の生徒たちのセリフは音声を流す。平凡なピン芸だったら、この先生が語っていることだけをネタにするだろう。審査は、友近が高得点をつけたが、しかし、バカリズムと陣内がまさかの80点台をつけた。マツモトクラブは、ネタから得点発表までのCMの時間の空気感でだめだなと思ったという。会場と放送上の盛りあがりの誤差もあるだろうか。最終決戦に残ったのは、友田オレ、ハギノリザードマン、田津原理音の3名。ネタは順位が低い順になり、トップは田津原理音。今度は素の田津原理音でフリップネタをやるのだが、急に平凡なネタになってしまった。田津原本来の絵のタッチ、描き文字のタッチは、1本目の取扱説明書の無機質なタッチとはだいぶ印象が違う。2番手はハギノリザードマン。ひとりコント、小学校の先生の設定だが、これも結局は細かすぎるものまね。おもに小道具を使わない持ちネタを2本目にまとめた感じだが、これも1本目より弱い。最後は友田オレ。これは友田オレが優勝するのではという流れに思えたが、友田オレも2本目は素の歌ネタ。「ないないなないなない音頭」というネタだが、3人とも2本目のほうが弱くないか。田津原が言うとおり、最後は3人ともフリップネタの対決になったが、強いて選ぶならば、友田オレかなとは思った。結果は、ザコシとバカリズムがハギノリザードマンに投票、あとの5名は友田オレに投票し、友田オレが優勝した。しかし、なんだか不完全燃焼な大会だった。粗品効果だろうか、今回は大きく点差をつける審査が目立った。バカリズムと友近の審査に納得度を感じながら観たが、最後のマツモトクラブだけ、友近が最高点、バカリズムが最低点をつけて割れた。バカリズムの88点の理由を聞きたかった。

 今夜の「さんまのお笑い向上委員会」は、野田クリスタルほか、雛壇にはマッチョ芸人が勢ぞろい。ジャングルポケットはコンビで登場した。おたけは斎藤とはまったく連絡をとっていないそうだ。「ゲスト向上芸人」はHGとサバンナ八木。今夜の「にちようチャップリン」は恒例企画の「混ぜるなチャップリン」。空気階段とななまがりだが、そういえば、もぐらとななまがりは落研の先輩後輩だった。みんなでパラレルワールドをやる時間に笑う。

 深夜、ラジオを聴きながら、ブログに写真をアップしていく作業。放送直後に「HONMOKU RED HOT STREET」をタイムフリーで聴いた。キッド・ロコのクラフトワークダブバージョン、Spotify でマイライブラリに入れていた曲がオンエアされた。剣さんが、柳瀬博一「国道16号線」の話をしていて、どうやら柳瀬博一と親しいようだ。

2025年3月7日金曜日

3月7日金/「ytv漫才新人賞」など

◇ ラジオ・テレビ・読書

 早朝、近所の郵便ポストまで投函に行くついでにゴミも出してくる。ブログをひとつ更新してから眠り、昼前に起きあがる。昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴く。今週のテーマは「ケチじゃない!倹約家!」。「ビバリー昼ズ」は12時台ゲストにトム・ブラウンが登場。布川は「元気が出るテレビ」が好きだったそうで、「秀吉」や「ごっつ」ではなく「元気」を観ていたというから、1996年、終了間際の「元気が出るテレビ」を観ていたということだ。布川の年齢を調べてしまったが、1984年の早生まれ、1996年は13歳か。みちおは「GAHAHAキング」を観ていたという話を始め、高田先生が審査員だったことを知らなかったのか忘れていたのか、高田先生に言われて気がついたふうだった。

 午後もそのまま、「中川家 ザ・ラジオショー」をつけておく。今日は愛媛から放送、東島さんも一緒に愛媛に行っている。ラジオを聴きながら、部屋の掃除を進める。手をつけるまではなにをどうすればいいのかという感じだったが、いったん始めると、つぎの手が浮かんでいくから止まらなくなるもののようだ。

 TVer から、今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストはデーモン閣下。現在、10万62歳。過去3回出演しているそうで、1991年には聖飢魔Ⅱで出演していて、この年は5月に出演し、8月にもまた出演してるんだ。もう1回は1992年放送、3回とも聖飢魔Ⅱで出演しているのだが、デーモンひとりで出演したことはなかったのだとすると意外だ。今回はまず、病気の話から、昨年に癌と大動脈の手術を立て続けに行った。家の片づけものがはかどるようになったそうで、大きい病気をふたつして、こんなものをもっていても何年も使わないよという感覚が強くなったという。徹子さんになにか歌ってとおねだりされると、世を忍ぶ仮の大学生のころに宴会芸でやっていた1名だけでやる「与作」を披露した。最後に徹子さん「今日は人間らしいお話をありがとうございました。」

 午後から夜までは読書。「松本人志は日本の笑いをどう変えたのか」を一気に読んだ。昨年5月刊、宝島社。執筆者は掲載順に、戸部田誠、五味一男、ラリー遠田、デーブ・スペクター、水道橋博士、影山貴彦、西条昇、プラス・マイナス岩橋。騒動後、いかにも急ごしらえに作ったような本だが、以前ならば「別冊宝島」で出すような内容だろうか。発売したばかりのとき、書店で目にしたときには、こんな仕事を受けるなんてと思ったが、水道橋博士の松本論はさすがに面白い。デーブ・スペクターの証言、分析も的確。スキマさんとラリー遠田はどうも腰が引けているようで、認識に疑問を感じるところがいくつかあった。

 夜になってから、三ツ境まで買いものに行ってくる。クリエイトとイオンフードスタイルをまわり、明日の食料を買っていく。

 夜もまた TVer から、評判になっていた「ytv漫才新人賞決定戦」を観る。放送日は3月2日。関東での放送はなく、今までは観たことがなかったのだが、TVer で観ることができるのがありがたい。司会はブラックマヨネーズと読売テレビの佐藤佳奈アナ。審査員は、フットボールアワー岩尾、ハリウッドザコシショウ、粗品、お〜い!久馬、ハイヒールリンゴという5名。参加資格は芸歴10年以内というだけでなく、活動拠点が関西でないといけないのだ。予選のルールは複雑で、初めて観ただけではすぐに理解できない。ファイナリストは7組、トップはぐろう。昨年の準優勝コンビなのだが、応援団が別スタジオにいて、漫才のあとに家族らにコメントを訊く。このレポーターをやっているのが昨年優勝の空前メテオ。評判になっていたのが粗品の審査だったのだが、トップから粗品は極端に低い85点をつける。粗品のコメントは指摘が細かく、いちいち具体的。それを迷うことなく、すらすらと話している。粗品はこんなにクレバーだったのかという驚きがある。2組目はタチマチ、粗品はまた低得点、81点をつけた。3組目はマーメイド、粗品は78点という低得点。4組目は翠星チークダンスという男女コンビ。粗品の点数ばかりが気になってしまうが、粗品は85点。5組目はマーティー、最若手コンビ。ゆったりとした口調がここまでではいちばん好ましいコンビという感じがしたが、しかし、点は伸びず、まさかの最下位だった。粗品は79点をつけ、リンゴの審査に粗品が反論する。6組目はフースーヤ、今回の出場者のなかではだんとつの知名度だが、やはり完成度も高く、独自のスタイルをもっていることが強い。しかし、寄り目で笑わせるというのはなんなんだろうか。フースーヤは高得点、一気にトップになり、最終決戦進出をあっさり決めた。粗品も86点をつけ、ここまでの最高点だが、コメントでは息つぎの指摘までする細かさ。ほかの審査員も粗品に引っぱられるように指摘が細かくなる。最後はオーパスツー、松竹初の決勝進出だそうである。どこか寄席の匂いがする、基本的な漫才の腕があるのはこのコンビではないかなと思ったが、結果は6位にとどまった。粗品は77点。最終決戦進出はフースーヤと翠星チークダンス。その前に、前年優勝の空前メテオの漫才があり、この漫才のときだけはカメラは客席の女の子の顔をやたらと映していた。最終決戦、先攻は翠星チークダンス。漫才の関係を男女の関係に置き換えるネタで、1本目と変わらない。後攻のフースーヤも1本目と変わらないのだが、結果は4対1でフースーヤが優勝、岩尾だけが翠星チークダンスに投票した。最後に審査員全員にコメントをふる。TVer だから放送時間がよくわからないが、ぜんぶで3時間ぐらい放送されていたんだろうか。

 NHKプラスからは、放送直後の「スイッチインタビュー」を観る。2014年に放送された回の再放送、楳図かずおと稲川淳二の対談。今日はまず前半だが、稲川淳二が語り、楳図かずおが聞き手になる。稲川淳二は20年以上前から全国各地をまわり、怪談や民話の聞き書きを続けているという。収集した話を、似たような話があると考古学のように破片と破片を組み合わせ、ひとつの話に作っていくということをしているのだ。直筆の怪談ノートというのが映されたが、さすがはデザイナーで、赤い文字できれいにレタリングされている。

 録画していたテレビからは、今夜放送の「タモリステーション」を観る。今回のテーマは南海トラフ巨大地震。渡辺瑠海アナとともに高知県の黒潮町を訪れ、25メートルの津波避難タワーに登る。今回もほぼ「ブラタモリ」のようだ。スタジオには木村佳乃、平田直東大名誉教授、有川太郎中央大学教授、防災アドバイザーの高荷智也が出演。

2025年3月6日木曜日

3月6日木/チラシの処分に手をつける

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 何度も目覚めながら、遅い時間に起きあがる。ちょっと眠りすぎじゃないか。ブログを書くために本を読みなおしていたら、それだけで午前中が終わってしまった。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は塙さん不在、ミチコさんと土屋さん。「ナイツ ザ・ラジオショー」は代打は近藤春菜が登場、ハリセンボンがそろった。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。パートナーははるな愛、昨夜の「あちこちオードリー」の反響をしゃべっている。ゲストはガクテンソク。昨日水曜の回も聴くと、ゲストは五木寛之、パートナーは水谷加奈。聴きそびれていた「爆笑問題の日曜サンデー」も聴く。14時台ゲストは矢部太郎。

 ラジオを聴きながら部屋の掃除をして、チラシの処分にようやく手をつける。保存するにはぼろぼろすぎるものはもう捨てるしかない。そのあきらめがなかなかつかなかった。

 楽天マガジンのチェック。「週刊文春」の能町みね子のコラムはマルちゃんの炎上を扱う。マルちゃんとタニタの「企業同士のあれ合いのノリが古すぎる。」といって、能町はエックスの限界について書いている。「このノリにX上で大まじめに怒ったり抗議したりしている人たちも、早くXなんか離脱したほうがいい。」「私もこのコラムで散々ツイッターやXの話題を扱ってきたけれど、その偏りぶりも、居座る人たちの視野狭窄ぶり(政治姿勢を問わず!)も、もうだいぶ限界を感じる。読者から「何の話?」と思われる前にXを離脱しなきゃ……。」と締めくくっているのだが、いや、能町みね子こそツイッターから頭角を現し、ツイッターの空気を作ってきた書き手のひとりだろうに。この連載コラムこそ「何の話?」と思うことはとっくの前からよくある。

 「週刊新潮」にはみのもんたの記事があり、こういう記事に高田純次がコメントを出しているのが珍しい。「みのさんからは京都のお茶屋さんでの飲み方を色々教わりました。」「女性セブン」にはラジオの特集を見つける。ジェーン・スー、毒蝮三太夫、加藤諦三、ナイツ、高田文夫先生のインタビュー。そのほか、志村けんの遺品が処分されたという記事もあった。大量のビデオやレコードがあったそうだが、なかには貴重なものもおそらくあっただろうに、高齢のお兄さんが管理する事情を思えばつらい判断だとは思うが、しかし、イザワオフィスや近しいひとたちがなんとかできなかったものかな。

 TVer を使い、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は北川景子がゲスト。11年ぶりの出演。番組後半には「花のれん」で共演する泉ピン子も加わる。昨夜の「ひっかかりニーチェ」はゲストを入れるようになり、蓮見翔が登場。今夜の「アメトーーク!」は「花粉症ツライよ芸人」。矢作兼、山崎弘也、陣内智則、狩野英孝、熊元プロレス、せいや、タイムマシーン3号山本というメンバー、MC側にはブラマヨ小杉が座る。「私のバカせまい史」は、ヒコロヒーがプレゼンターの「国民栄誉賞を取って無敵と化した丸山桂里奈史」。

 録画していたテレビからも、1ヶ月前に放送されたテレビ東京の「歌まねコラボランキング」をようやく観る。司会は出川哲朗と中原みなみアナ。たむたむと坂本冬休みのダブル美空ひばりからスタート。ランキング形式で「歌まねコラボ」が発表されていく。17位はダブルMISIA のものまね、16位はミラクルひかると前川陽子のご本人コラボ、15位はななみななのドリカムと Matt のピアノのコラボ、肥後克広の中村正人も登場した。14位はノブ&フッキーと堀内孝雄本人のコラボ、13位は原口あきまさと猪俣優也のダブル桑田佳祐がオーケストラとコラボ、猪俣優也はガイドボーカルをやっているひとだそうだが、原口の桑田佳祐もあまり聴いたことがなかった。12位は福山雅治と玉置浩二のものまねコラボ、11位は hitomi 本人が登場、10位は Mr.シャチホコたち6人がミスチル桜井のものまね。9位は4世代の中島みゆきコラボ、70年代「わかれうた」はよよよちゃん、80年代「ファイト!」はカトリーナ陽子、90年代「空と君のあいだに」はみはる、2000年代「銀の龍の背に乗って」は中垣みながものまねした。8位は松浦航大と荒牧陽子の鉄板ネタメドレー。7位はミラクルひかるとキンタローのコラボ、昭和のニュース再現と名曲ものまね、ミラクルはスタジオにいる中尾ミエを、ジョニー志村も登場し、植木等をやった。最後はキンタローの皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」。6位は長渕剛13人メドレー、5位は玉置浩二のものまねとオーケストラのコラボ、4位はジョニー志村といいとも青年隊が「いいとも」オープニングを再現、野々村真と工藤兄弟本人が出演。3位は神奈月と大友康平本人のコラボ。2位はヒューマンビートボクサーの Daichi とものまねシンガーたちのアカペラコラボ、よよよちゃん、荒牧陽子、シャチホコ、たむたむ、ジョニー志村、木村たいぞう、マエダ夏男が参加。そして、1位は「明日があるさ」を出演者全員で大合唱した。

 深夜にコインランドリーに行ってくる。風が強い。洗濯中はラジオ、放送されたばかりの「トーキョー・エフエムロヒー」をタイムフリーで聴いた。ヒコロヒー脚本のドラマに出演するさや香新山がゲスト。1時間ぐらいで帰ってくる。

2025年3月5日水曜日

3月5日水/面会・寿司とピザと週刊誌

◇ テレビ・ラジオ

 何度も目覚めながら、やや遅い時間に起きあがる。ちょっと眠りすぎじゃないだろうか。今朝も寒い。先週は順調にブログを更新していたのに、また止まってしまった。途中まで書いておく。

 TVer を使い、テレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン!」は「今見て欲しい! 若手ネタSP」という特集。野田クリスタルが推薦するのは例えば炎とラグビー芸人のしんや。さらば森田が推薦するのは惹女香花、小学校で習う漢字で名前を作るフリップネタ。ハナコ秋山が推薦するのはぎょねこと花ブービー。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、先週に引き続き、ヒャダインがゲスト、進行役はコットンきょん。今週もヒャダインがリーダーズに日本の古き良き歌謡曲を教えるという企画で、まずは奥村チヨ「恋の奴隷」、続いて、C.C.ガールズ「NO天気な恋の島」、最後はミニモニ。ヒャダインがリーダーズにものを教えるマンスプレイニングっぽい構図がこの両者にそぐわなくないか。今月いっぱいでこの番組が終了するという情報が出ていたが、コットンが出るようになってからどうも平凡なバラエティになっていった。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」も、先週に引き続き、井口、みなみかわ、濱田祐太郎というメンバー。スタッフがずん飯尾の楽屋を訪ね、質問をする。どんな芸人が好きかという質問に飯尾は「一緒に泥だらけになってくれるMCさんが好きです。」 やりがいのある仕事はという質問には「寄り道の面白さがわかるスタッフさんが居る現場だよ。」 腹が立つことはあるかという質問には飯尾のドライな面も出ていた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。11時台にもゲストがあり、MYERA というまったく知らないグループのメンバーが登場した。12時台ゲストはおばあちゃん。NSCに入学した経緯をよく知らなかったが、もともとは定年後に高齢者劇団に助っ人として所属し、具合が悪くなった出演者の代演をしていたという。そのときに舞台用語がまったくわからず、勉強したくなったのだが、どこに問い合わせても年齢制限があって断られ、NSCだけが年齢制限がなかった。友だちの息子に教わり、クスリの袋の裏に電話番号だけ書いてあったんだそうで、吉本の学校だと知らずに入学してしまったのだ。NSCは学生はエレベーターは使わせてもらえず、6階まで歩けますかというのと、授業料を払えますかという条件はそのふたつだった。旦那さんが横浜のお祭りにこっそり観にきていたというのは去年の開港祭のことかな。恒例のベスト3は「芸人生活忘れられない仕事ベスト3」。3位は真空ジェシカのライブに出演したこと。「真空さんはすごいですね。」 というおばあちゃん。2位は高齢者がいる現場での営業、1位は能登での仕事。

◇ 面会

 午後から外出。昨夜から雨降りになり、今日の午後には止むという予報だったが、まだ降っていた。手ぶらで出たかったのに、しかたなく、傘を差していく。三ツ境の銀行と郵便局に寄るため、余裕をもって出てきたら時間をもてあましてしまい、相鉄ライフに入り、時間をつないだ。三ツ境のバスターミナルからバスに乗り、長坂まで。車内では、タイムフリーで、先週木曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。前週と同じく、スタジオにはTBSの宮嵜プロデューサーがいて、ヒコロヒーと宮嵜プロデューサーとの売れない時代からの縁が語られた。

 老健の面会。いつもどおり、エレベーターで3階にあがると、職員さんがすぐに母に知らせてくれる。いつもの面会場所で会うが、同じ話のくり返しだけで時間になってしまった。通りがかったお婆さんに息子だと紹介され、あいさつする。30分ほどで失礼する。

 雨はまだ止まない。遅めの昼食、はま寿司に入り、海老の天ぷらうどん、いか天握り、豚塩カルビ、炙り合鴨、活〆ぶり、とろびんちょうを食べる。891円。ラジオを聴きながら鶴ヶ峰のほうに歩き、旭図書館に寄っていく。じっくりと棚を眺めてまわり、1冊だけ借りる。ブックオフまで歩き、110円文庫本を2冊、雑誌を2冊、550円の雑誌を1冊買う。水曜は雑誌半額だからと思っていたが、110円の雑誌は半額対象外だった。

 止むのか止まないのかという雨が続いていたが、ようやく止んだ。鶴ヶ峰駅まで歩く。ココロットの TSUTAYA に寄り、先週の「週刊文春」をやっぱり買っておこうと思ったが、見当たらず、この店ではどうやら売り切れたようだ。外のファミリーマートに行ってみたら売っていたから、ファミリーマートで買っていく。ココロットに戻り、サイゼリヤに入ろうとしたら順番待ちの客が並んでいたが、ほかに行くあてもなく、名前を書いて待った。ひとり客だから、それほど待たされはしなかった。ソーセージピザとドリンクバーを食べる。600円。

 サイゼリヤで、まず、買ったばかりの「週刊文春」を読む。中居トラブルの記事では、件のAプロデューサーを独占直撃している。阿川佐和子の対談は奥田民生がゲスト。「貴乃花大いに語る」という謎のインタビュー記事もあり、能登の被災地を訪れた話から、後半にはフジテレビの会見を9時間近く観ていたということも話している。フジテレビとは前妻との関係から縁があり、さらに、中居正広、松本人志についても語る。「番組に呼んでいただき、感謝の気持ちはありますが、お二人ともテレビに出て活躍してこられた方。誰かを傷つけたのであれば、ケジメとして、表に出てきて話してほしかったですね。」

 それから読書もして、大西巨人「縮図・インコ道理教」を一気に読んだ。2005年刊、太田出版。もちろん、オウム真理教をモデルとした小説。地下鉄サリン事件から30年というこのタイミングで読んでおきたくなったのだが、この小説は事件から10年というタイミングで書かれている。しかし、大西巨人のほかの著書も読まないと、これはよくわからないかもしれないな。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、TVer でテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」はデーブ・スペクターと京子スペクター夫妻がゲスト。11年ぶりの出演、前回も夫婦で出たんだったかな。1985年にデーブ・スペクターが出演した回の映像が流されたが、このときからもう早口でばんばんジョークを言ってる。今回は京子さんが乳癌の手術をした話題が中心になる。退院時には、デーブは医者の衣装を用意して着ていったという。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は小籔が登場、ということは総集編だ。今回は「水曜日のダウンタウン出演率ランキング」が発表される。調査対象は令和元年から昨年末までのNHKと在京キー局の全番組、事前にピックアップした30組のテレビ出演情報を集計する。15位はみなみかわ。みなみかわはよその番組でもよく観るが、それでもここにランクインされる。「ラッコみたいに腹の上で貝を石で叩き割るのしんどい説」の映像が流され、ワイプには松本も登場した。14位は山田勝己、13位はフジモン。12位はおぼん・こぼんが「水曜日」には4本出演でランクインしたが、おぼん・こぼんは演芸番組に26本出ていた。11位はきしたかの高野、10位はアントニー。9位がクロちゃんというのは意外と低い順位に思えるが、1本ずつが大作なせいか。8位は牧野ステテコ、7位はチャンス大城、6位はあかつ、5位はひょうろく。4位は豆柴の大群。そりゃあ、ほかでは観ないよな。ベスト3発表前にミスター押忍の近況も伝えられる。浜田の出演率も計算され、浜田は14.22パーセントになり、ステテコとクロちゃんのあいだだということになった。3位は大トニー、テレビ出演数自体がたった15本しかない。2位はたむらけんじ。77.59パーセントという高さなのだが、たむらは関西で活動しているため、在京キー局にはあまり出ていないからこの結果となった。じゃあ、1位は誰だろうかというと、インタレスティングたけしだった。「水曜日」には2回出演、ほかの番組の出演はなく、出演率は100パーセント。ちなみに、「スベリ-1」の出場者たちは対象外にされていた。

 今夜の「あちこちオードリー」はとても楽しみにしていたシティボーイズがゲスト。これも今夜中に観てしまいたかった。ラーメン屋のバイト時代の話から、きたろうはキャバレーで照明係をやっていたこともあったが、春日もショーパブでは照明をやっていたんだ。人力舎にはマルセ太郎が推薦してくれた。大竹が交渉し、人力舎からは月30万円の給料をもらっていたが、それがじつは前借りさせていただけだった。それから単独ライブをやるようになるのだが、シティボーイズにとっては宮沢章夫の存在が大きかった。演出家は、宮沢章夫、三木聡、細川徹がそれぞれ10年ずつ、10年経つと演出家に怒られるようになるという。大竹まことが活躍していたころはギャラが3等分だった。バブル期の交友関係を訊かれ、きたろう「芸能界が嫌いだからね。」 斉木しげるは「ジャンプ」は創刊号からずっと読んでるということなど。いなり寿司は7個入りが美味いといった斉木しげるに最後は爆笑する。これは1週だけでは足りないな。興奮して、眠る前にスレッズに投稿したが、シティボーイズは音楽でいえばはっぴいえんどみたいに、リアルタイムの評価以上にますます歴史的に重要な存在になっているということだ。BIG3に関する資料は山のようにあると思うけど、シティボーイズの歴史も今のうちに誰かきちんとまとめておかないとまずいんじゃないか。

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2025年3月4日火曜日

3月4日火/本人確認がわからない

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・メルカリ

 朝、TVer を使い、テレビ番組をあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」は、齊藤京子が体調不良のため、でか美ちゃんが座っている。「2次会への道中 上手に撒ける王」という企画に、まずは FANTASTICS の佐藤大樹。続いて、ハナコ秋山が登場。昨夜の「しゃべくり007」はこっちのけんとがゲスト。菅田将暉の名前はぜんぜん出さないのだけど、兄の話、家族の話はたくさんしていた。こっちのけんとは「マツコ会議」のADをやっていた時代があり、その映像も残されている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。先週金曜の「太田上田」はホラン千秋がゲストの後編。太田みたいに登場する練習をさせられていた。日曜の「ガキの使いやあらへんで!」は「芸人エピソードカードバトル」の後編。月亭方正が話していたジミー大西のエピソードはマーティン・St・ジェームスの番組だ。ケンドーコバヤシが確実に面白く、優勝はケンドーコバヤシ。実質、この企画は「すべらない話」だ。日曜の「TVタックル」はコメ問題を扱い、米利休というコメ農家のインフルエンサーや、元農林水産大臣の山田正彦、泉房穂、須田慎一郎、北斗晶らが出演。

 今日も老健に行くつもりでいたのだが、なぜだかまた時間がぎりぎりになり、予報ではずっと雨降りのようだから今日でなくてもいいかと思いなおした。今夜は雪になるようだし、明日の午後には雨が止むようだから明日のほうがいいか。外出はあきらめ、ラジオを聴いて過ごす。タイムフリーで「伊集院光のタネ」を順番に聴いていく。先週水曜はパートナーが竹内香苗、テーマは「家にある古いもの」。冒頭、テーマに入る前に、30年ぶりに母に会ったということをちらっと言っていた。そういえば、どうやら「馬鹿力」でもそれをしゃべっていたようなのだけど、聴きそびれてしまったな。

 楽天マガジンのチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」には小林鷹之が登場。「週刊女性」には悠仁さまの記事、悠仁さまはライトノベルが好きで、中学生のころには書いてもいたという。SNSを開くと、曽野綾子の訃報が入ってきた。夕方から少し眠る。

 TVer とNHKプラスを使い、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は角野隼斗がゲスト。名前を見ただけでは誰だかわからなかったが、ちょうど今日発売の「ニューズウィーク」もこのひとが表紙だった。

 今夜の「#バズ英語」は世界の朝ごはんの特集。野菜などを手づかみで食べる「バルカンブレックファースト」というのがバズってるって。映画コーナーでは「Flow」というアニメ映画のギンツ・ジルバロディス監督に XXCLUB がリモートインタビューする。監督は30歳、独学でアニメの制作を始め、今作はフリーのCGソフトを活用した低予算の映画だという。

 今夜の「さんま御殿」は2時間スペシャル。TVer では二分割されていて、どっちが前半かわからなかったが、「ネオ埼玉 vs 旧埼玉県民」というテーマのほうから先に観る。ネオ埼玉側は鳩山町町長の小川知也、藤田ニコル、松田元太、みりちゃむ、渡邉美穂、澪音というメンバー。町長は28歳、全国最年少の町長なのか。旧埼玉県民側は、ハライチ、オードリー春日、相島一之、若槻千夏、川島海荷、真田ナオキ、コットンきょんというメンバー。真田ナオキは初登場、芸名の話になり、吉幾三門下の兄弟子である風呂わく三の写真が出た。鳩山ニュータウンにさんまが住むという噂が流れたことがあったそうで、鳩山町の隣り町、毛呂山町は大竹しのぶが育った町なのだ。後半には千葉県チームと三多摩チームが入ってくる。埼玉はハライチ、若槻千夏、松田元太が残り、千葉県は坂上忍、千秋、増田明美、新浜レオン、ジャンボたかお、湯上響花、三多摩はヒロミ、河合郁人、土屋礼央、紺野ぶるま、飯窪春菜、藤田万里奈というメンバー。千葉県チームの増田明美の補足説明がいちいち気が利いている。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。先日の「サンジャポ」でも話していたタイタンの内部調査のこと、過去に金を賭けたことがあるかと弁護士に訊かれたときに太田は正直に答えたが、田中は即答で否定していたという話に笑う。それから、「爆チュー問題」の収録の話、太田が安田顕とエレベーターで一緒になった話もあった。

 ラジオを聴きながら、メルカリの登録をひさしぶりにやる気になると、配送方法のクリックポストを選択するには本人確認が必要になっている。マイナンバーカードを撮影、自撮りをして申請すると、これがなぜかできないのだ。以前にも試みたことはあったが、アプリが古くてできないのかと思い、しかし、機種変してもやっぱりできないのか。自撮りなしでも、マイナンバーカードのパスワードを入力する方法があるのだが、このパスワードがわからない。その証明書が部屋のどこかにあるのか、いずれにしろ、厄介だ。メルカリはまたしばらく保留にしようと思い、代わりに別のフリマアプリを使ってみようかと、試しに楽天ラクマのアプリを入れてみたら、すでにプロフィールが書き込まれていて、忘れていたけど、以前に登録したことがあったようだ。しかし、これもプロフィールを書きなおそうとすると、本人確認が必要になる。その本人確認のやりかたがさっぱりわからず、もうわからないことばかりだ。

2025年3月3日月曜日

3月3日月/ジャンパーに逆戻り

◇ テレビ・ラジオ

 昼前に起きあがり、昨夜の「べらぼう」をNHKプラスで観る。それから、TVer を使い、昨日の「ワイドナショー」を観る。今田耕司、ヒロミ、鈴木おさむ、神田愛花、オズワルド伊藤というメンバー。アルタ閉館の話題から始まり、それぞれの「いいとも」の思い出話が止まらない。ヒロミもやっぱりタモリと一緒に昼食を食べに行ってるんだ。そうそう、出演者たちは1階から入ってくるって、当時も番組中にそう言っていた。鈴木おさむも「いいとも」の作家だったんだな。続いて、自民・公明・維新3党合意、高校授業料無償化の話題。ミャンマーの特殊詐欺拠点の話題は、石原行雄がスタジオで解説する。日本人のパスポート保有率が17パーセントに減少という話題、オズワルド伊藤も海外に行ったことがないのだ。最終回を前に「芸能人が最後に取り上げてほしいトピックス」というテーマ、伊藤が取り上げてほしいトピックスはコロチキが令和ロマンの代演で炎上、神田愛花は海外ゴシップを取り上げてほしいと。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。12時台ゲストはU字工事。続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」は塙さんがお休み、高田先生がオープニングに加わる。高田先生も「ホットスポット」をよく観ている。塙さんの代打はカンニング竹山、最初からいたのかどうなのか、十数分経ってから竹山が話に加わった。

◇ 伊勢佐木町・映画

 午後から外出。朝から雨降り、外に出てみると、少しみぞれが混じっている。今週はまたぐんと寒くなり、ジャンパーに逆戻り。まず、横浜に出て、ビブレのブックオフに寄っていく。先週に寄ってからまだ一週間も経っていないが、棚に変化があり、雑学の文庫を今まではラックに並べてあったのを、棚を一段増やし、文庫は棚にすべて収めるようになっていた。しかし、買うものはない。119円の文庫本を1冊だけ買っていく。

 横浜から関内に移動。イセザキモールの和記食坊に入り、パイコー麺を食べる。780円。イセザキモールのブックオフではなかなかいい本あり、220円の文庫本を2冊、390円の単行本を2冊買う。雨は止む。カトレヤプラザのGUにも寄る。ベローチェに入り、ひと休み。TVer で「報道特集」を観る。ロシアの外国人兵士を取材している。少し眠り、日記の下書きと読書。

 横浜シネマリンにて、「ハイパーボリア人」という映画を観る。21時10分の回。月曜サービスデー、1200円。さすがにこれは空いていた。2列目の真ん中の席に座る。隣りの席に荷物を置き、ゆうゆうと座っていたのだが、ところが、上映直前になって、ふたつ隣りの席に座ってきたやつがいる。そのあいだに荷物を置くのはいやだから、反対側に移し、ついでに自分もひとつ隣りの席に移った。映画はチリのアーティストデュオ、レオン&コシーニャの監督作品。まずは短編アニメーションの「名前のノート」から上映し、それから「ハイパーボリア人」。とても演劇的、しかしこれらは、日本ならばバラエティ番組につぎこまれるようなアイデアだろう。


◇ テレビ・雑誌

 ドン・キホーテ、まいばすけっとで買いものして、日ノ出町から京浜急行で帰ってくる。帰宅は夜遅くなり、まず、NHKプラスで「ニュース7」を観る。悠仁さまの成年会見、声を初めて聴いた気がする。かわいらしい少年。ジュースでもおごってやりたくなる。

 TVer を使い、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は笑福亭鶴瓶がゲスト。なぜか声ががさがさだが、収録はいつだったんだろう。スマホに入ってる若いころの妻の写真を見せようとして、徹子さんにスマホを渡したら違う画面になってしまい、もとに戻せなくなった。もう一度渡したときは、徹子さんが画面をまた変えてしまうのをちょっと待っているようだった。鶴瓶が東京に進出する前に、徹子さんのリサイタルにゲストとして呼んでもらったことがあって、それが不思議だったという話などもしていた。徹子さんが鶴瓶の関西弁にやたらと反応するのだが、最後に奥さまにひとことと言われた鶴瓶が、エピソードをしゃべるときに徹子さんにちゃんとウケるように関西弁をやわらげて言いなおしていたのはさすがだった。

 日曜の「ボクらの時代」は、本谷有希子、小木博明、ファーストサマーウイカという顔合わせ。本谷有希子の呼びかけで集まった3人だそうで、小木と本谷有希子が「ゆっこ」「オギー」と呼び合う仲だとは知らなかった。本谷のプロポーズの場にもいたという小木だが、本谷有希子は御徒町凧と結婚していたのか。小木は「異類婚姻譚」の登場人物のモデルにもなっているのだ。本谷は自意識がなさそうなひととしてウイカを、自意識のかたまりとして小木を選んだ。トークは自意識がテーマになる。小木に性格が悪いと言われた本谷は自分のことしか考えていないという言いかたをして、これはなんだか納得がいく。他人には悪意が向かないということだろうか。ウイカと小木はともに挫折がない。小木「挫折のないのがなんか俺はすごいいいなってずっと思ってて。要は、なんでも本気出してないなって、自分のなかで。」

 日付が変わり、楽天マガジンのチェック。「サンデー毎日」の中野翠の連載は、なにがきっかけで思い出したかわからないという「傷だらけの天使」について書いている。いよいよ自由になってきたなあ。ほかのページには「石破茂首相の出版文化論」という記事、書き手は伊藤彰彦。

 「ニューズウィーク日本版」では、伊藤詩織監督の「Black Box Diaries」論争について、森達也が寄稿していた。「自らをジャーナリストと称し、映像や音声の無断使用を「公益性」のためと主張する伊藤詩織監督だけではなく、作品を擁護する人たちも批判する人たちも、ドキュメンタリーとジャーナリズムを混同している。」「自らをジャーナリストと伊藤詩織監督が名乗ることは自由だ。でも名乗るならばジャーナリズムの原則やルールを守るべきだ。(略)ジャーナリズムとドキュメンタリーのいいとこ取りはできない。どちらかなのだ。ドキュメンタリーを作りながら、公益性や社会正義の実現など耳触りのいい言葉に逃げるべきではない。」「いま一番危惧することは、この騒動の余波として、ドキュメンタリーはこうあるべきとか、事前に必ず被写体に見せなければいけないとか許諾は全て取るべきとか、曖昧な領域に線が引かれることだ。」

2025年3月2日日曜日

3月2日日/座間のアートプロジェクト

◇ テレビ・ラジオ

 眠れなくなり、早朝に近所の郵便ポストまで投函に行き、それから眠った。TVer を使い、今朝の「がっちりマンデー」を観る。ナイツのラジオでこの番組を話題にしているのを聴いて、ひさしぶりに観てみたくなった。今朝は花粉症ビジネスの特集、大久保佳代子と後藤達也が出演。NHKプラスでは、今朝の「林家正蔵の演芸図鑑」を観る。ハマカーンの漫才、つる子は畠山健二作の新作「箱入り」、対談のゲストは尾上右近。今朝の「NHK短歌」は3月の第1週、ヒコロヒー、内藤秀一郎、深尾あむ、川野里子先生というこのメンバーでは2年間の最終回になるのか。最後にヒコロヒーから内藤秀一郎と深尾あむに花向けの短歌が送られた。

 眠気がひどく、ラジオを聴きながらもう1時間ぐらい眠りなおす。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中からつけると、ニュースコーナーではみのもんたの訃報を扱っていた。みのもんたがフジテレビの「27時間テレビ」の司会をしたときの放送終了後のあいさつについてしゃべっていた。

◇ 海老名・座間・アート

 午後から外出。暖かい。まずは海老名まで、県央4市によるアートプロジェクト「ある日」の展示を観るため、会場のビナウォークに向かったのだが、海老名駅の改札を出て、歩道者デッキの上にあがるとひとがとても多い。ビナウォークのほうから太鼓の演奏が聴こえる。真ん中の公園ではフリーマーケットかなにかをやってて、キッチンカーもたくさん出ていた。公園内にはちょっとした人工池があって、小さい子たちが水遊びをしている。にぎやかなのだが、しかし、公園を通り抜けてみても、アートの展示がどこでやっているのかなんの案内もない。まるっきり見つけられず、検索してホームページを確かめてみると、今日までの開催だと思っていたのだが、海老名の会場は2月末で終わっていたことがわかった。座間の会場は3月2日が最終日なのだが、海老名は先に終わっていたのだ。ちゃんと確認しているつもりなのにこういう失敗がある。さっそく、なんのために海老名にやってきたのかわからなくなった。

 公園内を歩いているとステージがあり、何年も前にここでマキタスポーツさんのライブを観たことがあったが、今日はここで新浜レオンのミニライブが行われるようだ。2回ステージの1回目はすでに終わり、2回目がこれからある。せっかくだから新浜レオンを少し観ていこうか。ステージの時間まではまだ余裕があり、先に昼食にする。混んでいるビナウォークを離れ、ショッパーズプラザの幸楽苑にて、つけ麺と餃子とセットを食べた。830円。

 ビナウォークに戻ると、新浜レオンがもうミニライブを始めていた。新浜レオンを観ることができたから、とりあえず、海老名にやってきたのは無駄ではなかったことにしよう。

 小田急線に乗り、今度は座間に移動。アートプロジェクト「ある日」のもうひとつの会場、座間市役所に向かう。座間駅の東側のエリアには今までぜんぜん行ったことがなかった。市役所は駅からなかなか遠く、到着したときには展示修了まであと20分。エレベーターに乗り、7階の展望回廊に上がる。孤独や孤立をテーマにしたアートプロジェクト、参加者には現代美術家の飯川雄大、写真家の金川晋吾、アートユニットのキュンチョメ、そして、「相談支援に関わる人たち」が並んでいる。時間がないからざっとまわるだけになってしまったが、スタッフだったのか、アーティスト本人だったのか、ていねいに説明してくれるので恐縮する。2階の地域福祉課にも展示があり、ハンドルをまわすと部屋のなかに張ってあるロープが動くのだが、建物の外に出ると、屋上からカバンがぶらさがっていて、ここにつながっていたのだとわかった。

 帰りは座間谷戸公園を通り抜けていく。「まむしが出るので注意」という看板があり、だんだん日が暮れていく時間にこの看板を見せられるのは怖い。踏切を渡り、線路の西側に進み、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を3冊、単行本を1冊買う。クリエイトに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べる。座間駅に戻り、ついでに町田に移動。町田のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、コミックを2冊、220円の文庫本を2冊、新書を3冊買う。町田から鶴間に移動し、鶴間のブックオフにも寄った。220円の文庫本を1冊、単行本を2冊買う。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、岸博幸、磯山さやか、向井怜衣、谷田ラナらが出演。まずはみのもんたの訃報から扱う。「フリーアナウンサーでタレントの、みのもんたさんこと御法川法男さんが…」っていうんだけど、みちょぱみたいな通称じゃないんだから変な紹介だと思った。「Nキャス」でも流していた「サタデーずばッと」に出演する安倍晋三の映像、そして、2018年に出演した「爆笑問題の日曜サンデー」の音声も流された。2006年、みのもんたがギネスに認定されたときにはデーブ・スペクターが「サンジャポ」のレポーターとして直撃していた。最後のテレビ出演は昨年11月、「Nキャス」でも流れていたが、井上貴博アナがインタビューしていた。スタジオには「朝ズバ」に出演していた根本美緒と岡村仁美が登場し、爆笑問題は「ザ・ジャッジ」の思い出を語る。杉村太蔵は「朝ズバ」が始まって半年のころに初当選し、当時はよく批判されていたそうだ。30分弱、たっぷりの扱いだった。続いて、「東京ガールズコレクション」の話題になるが、石破茂が登場したのか。この流れで、高校授業料無償化、高額療養費制度の話題も扱う。スタジオには宮本晴代も登場。それから、トランプとゼレンスキーの会談。そのあとには新宿アルタ閉館のニュースもあった。「テレフォンショッキング」最高視聴率を記録する田原俊彦に取材する。VTRにはあさりどが登場、タモリに連れていってもらったというラーメン屋を訪れる。それから、オンラインカジノの問題だが、タイタンもコメントを発表し、社内に利用者が4名いることが発覚したという。太田が説明したが、利用者は公表しないということだが、弁護士とマンツーマンの調査なので、内部にも公表されていないということだ。

 昨夜の「Nキャス」の続きを観ると、トランプとゼレンスキーの口論を9分間ノーカットで放送していた。それから、大船渡の森林火災のニュース。ゴミを焼いていた日が燃え広がったのだとするとたまらないな。オンラインカジノ問題のタイタンの内部調査はここでも扱われていた。そのほか、大阪八尾のコンクリート詰め死体遺棄事件、ミャンマーの特殊詐欺拠点など。維新から処分を受けた兵庫県議のふたりは議員辞職せずに無所属で活動するって。後半には鈴木実貴子ズの特集もあった。

 今日の「笑点」は静岡県清水市での公開収録、演芸は錦鯉。漫才の途中で、まさのりさんが客席に降りていく。寄席と同じで、靴下で舞台に立っている。

 Netflix で、今日放送の「ホットスポット」第8話を観る。先週のラスト、小日向文世が未来人であることを打ち明けるところから始まる。宇宙人がいちばん未来人を信じないのが可笑しい。角田の幼少期が明らかになり、母は安藤サクラ、父は野間口徹だったが、そういえば、野間口徹は第1話にも少し出ていたのだ。なかなかしみじみした回だと思ったが、最後に志田未来がじつは超能力者であることが明かされた。

2025年3月1日土曜日

3月1日土/手数料が百円かかるのかい

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」は怪我をした塙さんの代打に三四郎相田が出演していた。「常連さん」はえのきどいちろう。えのきどいちろうがTBSに入ろうとしたときにすでに入った記録があったという話をしていて、「らくだ」を例に出したのも変だったのだが、土屋さんがそれを「粗忽長屋」と勘違いして説明していた。高田先生が聴いていたらまたいらいらするぞ。

 今朝の「木梨の会」をタイムフリーで聴くと、先週はちゃんと聴いてなかったからよくわからなかったが、スタジオにバンドを入れていて、今週も出演者たちが代わる代わる歌いまくる放送になっている。所ジョージはいつもどおり、新浜レオンにISSAもいる。憲武は西城秀樹の「南十字星」を西城秀樹に捧げ、こういうときは本気で歌っていた。

 TVer を使い、放送直後の「勝手にテレ東批評」を観る。ゲストは「おはスタ」に出演する木村昴。佐久間とは初対面だった。「おはスタ」には今、おたこぷーが出てるんだとは知らなかった。

◇ 手数料

 午後から外出、今季初パーカー。まず、かつやに入り、海老タレカツと親子丼の合い盛り丼を食べる。869円。SNSを開いたら、みのもんたの訃報が出ていた。80歳。二俣川まで歩き、返金しなければならないものがあったから、ジョイナステラスの郵便局に寄っていく。ゆうちょ同士なら手数料がかからないのかと思い込んでいたのだが、手数料に百円とられることに送金してから気がついた。ということは、手数料の百円を足して返金しなければまずかったか。失敗ばかりだな。

 行政サービスコーナーにも寄り、図書館の本を3冊返却していく。それから、ドトールに入ろうとしたが、混んでいたので、西友のイタリアントマトまで足を延ばした。昨日もらってきた「bounce」と「intoxicate」を読みながら、Spotify で新譜のチェックをする。サーヤのバンド、礼賛を初めて聴いてみたらけっこう面白かった。


◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、帰宅するなり、NHKプラスで「ニュース7」を観る。アメリカ・ウクライナの首脳会談がむちゃくちゃなことになっている。またほかのニュースで詳しく確認しなければならないな。みのもんたの訃報も扱われていた。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「週刊フジテレビ批評」を観ると、清水社長が一昨日開いた会見で、一連の問題について改めて言及している様子を伝えていた。これはよそではもうあまり報道されていないだろう。番組後半の対談は生成AIについて。

 昨夜に放送された「徹子の部屋」50年目突入スペシャルを観る。第1回のあいさつの映像から始まり、まず最初のゲスト、さんまが花束をもって登場。4年ぶりの出演になるか。ゴールデンの特番になると、普段の「徹子の部屋」とはスタッフが違うのだろうか、演出過剰になり、観覧客やスタッフの笑い声も入るのがうるさくていやだ。さんまも昼の通常回に出てもらいたいな。前回もそうだったか、カードを引いてそこに書かれたテーマを話すという形式になっていて、さんまはまず「大竹しのぶ」というカードを引いた。2年前に大竹しのぶが出演した回の映像も流され、そこではさんまのことを話している。2番目に引いたカードは「結婚」。さんまと徹子さんが結婚したらという話になり、前回よりもさんまが調子を合わせている。つぎのカードは「最近のおもしろい話」。さんまは浅田美代子と一緒に飛行機トラブルに巻き込まれた話をする。つぎは「さんまさんが見たい「徹子の部屋」」というカードを引き、ここで名場面集になった。2008年のくりぃむしちゅー、2009年のタカアンドトシ、2003年のさまぁ~ず、2009年のロンブー、2022年のロバート、2022年のココリコ、2016年のバイきんぐ、2022年の錦鯉、2008年の小島よしお、2006年の安田大サーカス、2024年のオズワルド、2021年のかまいたちの映像が流れる。ロバートの「邪念ゼロ」は傑作回だったのにこの編集ではわからない。つぎのカードは「引退」。太田の言葉で引退を思いとどまったというエピソード、よくしゃべっているが、さんま自身、このエピソードを気に入っているんだろう。最後のカードは「あっち向いてホイ対決」。あっち向いてホイを始めるのかなというところで、ふたり目のゲスト、櫻井翔が登場した。2011年に福岡ドームの嵐のコンサートを徹子さんが訪ねたときの映像があり、このときの嵐の5人とのトークを放送した。これよりさらに10年前に、松本潤、櫻井翔は、森光子、徹子さんと一緒にしゃぶしゃぶを食べたことがあったという。2014年に出演した櫻井翔の回の映像、そして、さんまが初出演の映像も流された。1983年、さんまは28歳、このときはさすが、徹子さんを笑わせて楽しくしゃべっている。さんまはここで退場するが、その時間になっても徹子さんになかなか送り出してもらえなかった。番組後半は過去の映像集、1976年2月放送の第1回、おなじみの森繫久彌の映像を始め、さまざまな記録からふり返る。史上最高齢ゲストは1998年放送、106歳のきんさんぎんさん。最年少は2011年放送、6歳6か月の芦田愛菜ちゃん。最高身長のゲストはジャイアント馬場、最高体重は小錦。最高視聴率は1981年の三浦友和、結婚から5ヶ月の出演で、14.5パーセントを記録する。最多出演は加山雄三、1976年から42回出演。「フラッシュクイズ」のアシスタントだった関根勤の映像集、それから、徹子さんがお気に入りの野際陽子が泥棒の話をしている回。海外スターの傑作選から、2005年のペ・ヨンジュン、2013年のトム・クルーズ、1984年のフィリップ殿下。フィリップ殿下の回では徹子さんがひとりでしゃべってしまい、フィリップ殿下にしゃべらせずにエンディングを迎える。珍事件集では、ゲストがスタジオに現れなかった2024年の Ado、2015年の椿鬼奴は登場するなり嬉し泣きしてしまう。1981年には5周年の企画で、出演したい視聴者を募集、10歳の少年が出演した。その少年の現在も取材すると、現在は不動産会社を経営し、徹子さんの影響でボランティア活動に目覚めてもいた。スタジオでは櫻井翔が黒柳徹子伝説を確かめ、番組で使用したメモはすべて保存しているそうだ。

 放送中の「Nキャス」も追っかけ再生で観てしまうと、冒頭に犬の動画を紹介したあと、みのもんたの訃報をすぐに伝えていた。TBSでも番組をたくさんやっていたから映像が豊富だ。2012年「みのもんたのサタデーずばッと」に安倍晋三が出演した映像などが流され、5分以上の扱いだった。

 今夜の「さんまのお笑い向上委員会」は「ゲスト向上芸人」のみなみかわに加え、岡野陽一、きつね大津、パンプキンポテトフライ谷が登場。おなじみの「みなみかわじゃないですよ」のネタは「意外と私服アメカジの春風亭一之輔です。」  ちゃんとこのネタ用にメガネも変えていて、経費がかかっている。

 今夜の「にちようチャップリン」は「デッカい小道具ネタ祭り」。大自然、ベルナルド、軟水、ザ・ギースが出演。ギース高佐はついにポールダンスも始めたのか。

 昨夜、楽天マガジンからスクショを撮っておいた「BRUTUS」のサザン特集を今夜になってようやく読んだ。メンバー5人のインタビュー、それから、ファンとして内村光良、岡村靖幸のインタビュー。新アルバムを14人のファンが読み解く企画もあり、友近、玉井詩織、大根仁、ヤーレンズ、高城晶平、加賀美健、Licaxxx、渋谷直角、RIKU、大橋裕之、西寺郷太、見汐麻衣、永野が登場している。

桑田佳祐「海外を目指そうと考えたこともあるし、それも最近は一つの考え方だと思うんだけど、あくまで国内で、いろんな世代に向けて発信する良さもあると思うんですよ。例えば歌舞伎とかお相撲とか花火とか、そういう日本の情緒感を持った、日本人が日本人のためにやる芸能やお祭り事の面白さがわかるようになったのも、お客さんやスタッフのおかげです。昔はロックやポップスというのはアメリカやイギリスに通じなきゃダメだと思っていたんだけど、我々は日本ローカルの重要性に気づけてから、少し気が楽になりましたね。」

内村光良「23歳の頃ですかね、取材で「自分はサザンオールスターズのようにタイトルが出ただけでお客さんが湧くようなコントが作りたい」と答えたことがあるんです。数年後『レンタルビデオショップ』というコント等でそれが実現したことがありました。本当に、今でも目標となる方だし、スタジオコントやライブをやっぱりコンスタントに続けていかないとな、という指標になっている方です。」

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2025年2月28日金曜日

2月28日金/ブックの日とファスト教養

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に渡邊渚のインタビューが載っていた。TVer を使い、テレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「マンガ大好き芸人」。ハライチ岩井と熊元プロレスがこの企画は初登場、そのほか、ケンドーコバヤシ、バカリズム、川島明、野田クリスタル、MC側には千鳥ノブが座る。バカリズムが紹介した「ベー革」が面白そう。

 昨夜の「私のバカせまい史」は、せいやがプレゼンターの「古畑任三郎 パロディーで生き続ける史」。せいやの古畑シリーズはこれでファイナルだって。古畑のものまねが初めて披露されたのはファーストシーズンから1年半後の 1995年、栗田貫一が「ものまね王座」でやっていたものだという。同時期には北海道テレビの「水曜どうでしょう」の前身番組「モザイクな夜」でパロディが行われ、古畑を鈴井貴之、今泉を大泉洋がやっていた。1996年に「古畑任三郎」シーズン2が放送され、「スマスマ」と「みなさんのおかげです」でパロディが行われる。「スマスマ」のパロディにも三谷幸喜が脚本を提供していた。「みなさん」のほうの脚本は秋元康、ゲストに、和田アキ子、桂文枝、美川憲一、沢口靖子が出演していたようだ。マンガでは「新コータローまかりとおる!」、アニメでは「金田一少年の事件簿」「かいけつゾロリ」でパロディが確認される。マギー審司が「ものまね紅白」に初出場したときにも古畑のものまねを披露、フォーリンラブハジメ、我が家坪倉のものまねの映像も流された。「徹座」のフライヤーのデザインもじつは古畑のパロディ。そして、古畑のものまねを究極形に押し上げた人物として、まずはツートン青木の存在があげられる。さらにもうひとり、ハリウッドザコシショウの存在もあり、これがともに 2016年に登場と紹介されたが、ツートン青木はもっと前から活躍していなかったかな。古畑シリーズの監督、河野圭太のコメントもあり、今回のこの番組はエンドクレジットも古畑パロディになっていた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは「山藤亭」の話をする。主催の中村さんも熱があったんだそうで、打ち上げは松村、松本明子、山田雅人といういつものメンバーだったって。そのあとには塙さんの怪我の話になる。続けて、「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、こちらのオープニングでも塙さんの怪我の話。

 注文のお届け先がどうも怪しく、検索してみるとホテルのようなのだが、マンションがなくなり、ホテルになったということなのか。お届け先はそのマンションの名前ではないかと思うのだが、これはもうわからないからその住所で出してしまうことにする。こうしてまた返送されてくるパターンもあるのだが。

◇ ブックの日

 午後から外出。暖かいが、昨日も夜になるとそれなりに寒くなったから、ジャンパーを着ていく。2月のブックの日は29日がないから28日になる。ブックオフをまわらなければならないため、まずは鶴ヶ峰に出る。先に昼食、ココロットのすき家に入り、温玉黒ビビンバ牛丼を食べる。740円。ブックオフ、1店目では、220円の単行本を1冊、330円の雑誌を1冊買う。

 鶴ヶ峰から横浜に移動し、2店目はビフレのブックオフ。なかなかいい本が見つからず、苦労しながら、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買っていく。横浜から横須賀線に乗り、東戸塚に移動。電車内では、先週金曜の「伊集院光のタネ」を聴いた。パートナーは安田美香、テーマは「嘘だと思っていたら本当だった話」。以前、干支がパンダ年とウソをついたというリスナーのメールがあったが、その後、パンダ年というのが本当にあった時代があるというメールが届いたようで、伊集院が調べたら本当だったというのだけど、にわかには信じられないな。そのほか、お父さんが歌っていた「駐車場の猫がアクビをしながら…」という歌が、お父さんが適当に作って歌ってる歌だと思っていた娘さんが、高学年になったときに本当にあった曲だと知って驚いたという話。このテーマ、どんでん返しがあるからどれも面白い。

 3店目は東戸塚のオリンピックのブックオフ。ここも苦戦し、110円の文庫本を2冊、新書を1冊買うが、いずれもたいした本ではない。駅のほうに戻り、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアップルパイを食べながら、読書をする。最後は東口のブックオフ。110円の文庫本を1冊、220円の新書を2冊、ここでようやくいい本が買えた。横須賀線で帰ってくるが、暖かくなってなにが嬉しいかというと、ホームで電車を待つあいだにポケットから手を出して本を開けることだ。帰りの電車内もひたすら読書を続ける。

◇ テレビ・読書

 夜遅くに帰宅し、TVer を使い、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は林真理子がゲスト。昨年、古希を迎えた。日大の理事長の仕事が忙しく、7本あった連載を今はエッセイ2本だけに減らしているという。林真理子は手書き原稿なのだ。1984年放送、30歳のときに出演した回の映像が流され、その自分のすがたを観た林真理子は「やっぱり、テレビで観ると異質な感じしますよね。どうですか、この頃、よくテレビ出てましたけれども、やっぱり、なんか変ですよね。今、こんなひと出ていないもんね。すごいなあと思って、今、観てますけど。(笑)」 1994年放送、40歳のときに出演した回では結婚のことを語っていた。その当時はそのまま放送されていたんだろうが、夫の写真には改めて顔を隠す加工が施されていた。

 深夜、部屋で読書の続き。図書館で借りている、レジー「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」を読み終えた。2022年刊、集英社新書。なにしろ、明日返却しなきゃならないからがんばって読んでいた。読む前にはなぜかすぐ読める本だと思っていたのだが、これがなかなか読み応えのある本だった。ファスト教養に批判的な内容だが、単にファスト教養の合わせ鏡のように批判しているのではなく、細やかな分析が積み重ねられていく。著者は1981年生まれのライターであり、ブロガーでもあるというひとだが、この肩書きにも先入観があって、専門家ではないブロガーによる分析というものに警戒心があり、ちょっと軽んじていたのである。しかし、この本はそのような先入観も批判の対象だろう。以下、引用がやや多くなる。

P12「文化を愛する人たちは、ファスト教養の「浅さ」や「不完全さ」を否定する。確かにその指摘は正しいかもしれないが、そういった意見は日々の仕事に追われるビジネスパーソンの焦燥感を理解していないからこそ発せられるものである。(略)ファスト教養が流布している今の状況は批判的に捉えられるべきというのが筆者の基本的な意見である。ただ、だからと言って、ビジネス系のインフルエンサーを見下し、「古き良き教養に戻れ」といったメッセージを出したところで何の役にも立たないこともよく理解しているつもりである。本書が目指すのは、理想を示しながらも、より現実的で、かつ実践的な行動指針を導き出すことだ。」

P17-18「「教養」や「リベラルアーツ」という高尚な言葉で語られる概念は、現代の日本において結局のところ「個人の小金稼ぎのツール」として位置づけられている――まずはこんな仮説に基づいて論を進めていきたい。そうした価値観のもとで、教養という言葉の持っていたさまざまな意味が剥ぎ取られた結果、「ビジネスの場で使える小ネタ」としての機能が残り、そしてそこに多くの人たちが飛びついている。それが昨今の教養をめぐる状況なのではないだろうか。」

P22-23「そもそも出口(注:出口治明)が掲げる教養の意義において、「ビジネスシーンで話を合わせるために必要」という側面は一部にすぎない。(略)あくまでも「結果として」蓄積した教養がビジネスの助けになるケースもある、というのが出口の基本的な考え方である。起業家として成功を収めたあとにアカデミズムの世界に転じた出口の本は、ビジネスパーソンにとって「ビジネスにおいて必要な教養について学べる本」として受容されているように見える。ただ、出口のベースにあるのは「教養のためにはビジネス書ではなく古典を読むべき」という考え方である。(略)このようにビジネス書に対して冷淡な態度をとる出口の著作が、ビジネス書を熱心に読むビジネスパーソンに受け入れられているのは何ともアイロニカルな状況である。」

P27「「楽しいから」「気分転換できるから」ではなく「ビジネスに役立てられるから(つまり、お金儲けに役立つから)」という動機でいろいろな文化に触れる。その際自分自身がそれを好きかどうかは大事ではないし、だからこそ何かに深く没入するよりは大雑把に「全体」を知ればよい。そうやって手広い知識を持ってビジネスシーンをうまく渡り歩く人こそ、「現代における教養あるビジネスパーソン」である。着実に勢力を広げつつあるそんな考え方を、筆者は「ファスト教養」という言葉で定義する。」

P30-31「ここには大きく二つの切り口があるように思える。一つ目は「精神的に豊かになる」「自分自身のなかで咀嚼して育て広げていく」「人生を豊かにする」「存在の深さを耕す」という言葉に象徴される、知識をじっくりと自分の中にしみこませることで生き方そのものを見直そうとするスタンス(ちなみに英語で「耕す」を表す cultivate には「才能・品性・習慣などを養う、磨く、洗練する」という意味もある)。二つ目は「役に立つから、利益があるから知識を得ようとする、のではない」、言い換えると「学びたいからこそ学ぶ」とでも言うべき考え方。これらの考え方は、先ほど説明したファスト教養の特徴でもある「手早く大雑把に知りたい」「いかにお金儲けの役に立つかが大事」というスタンスとは完全に真逆の価値観を提唱している。いわば「古き良き教養」といったところだろうか。こういった古き良き教養がファスト教養に押されつつある、というのが昨今の状況に対する見立てである。教養のあり方が「人生」や「存在」と結び付く以上、「人生」や「存在」のあり方を規定する時代の流れが教養というものに対して影響を与える。現在のムードからすると「人生を豊かにする」と「お金儲けをする」はダイレクトにつながりやすく、それゆえファスト教養が「今の時代らしい教養」となるのも無理のない話ではある。」

P34-35「もともと教養と隣接する文化圏にあった明治後期の「修養」という考え方は「努力して人格を向上・完成させること」を指しており、その発想は立身出世主義ともつながっていた。人格に目を向ける修養と成功を目指す立身出世主義の関係性について当時から課題として捉えられていたことを考えると、ファスト教養の「教養と金儲けを一直線に結ぶ」発想は決して突然変異ではなく、教養という概念の大きな流れの中で登場するべくして登場した(あるいは時代の変化の中で満を持して再登場した)現象ともいえるだろう。古き良き教養を「教養のベーシックな姿」と固定して現状把握を進めようとすると二〇二〇年代に浸透している「ファスト教養」のあり方との乖離が大きくなり、またファスト教養を毛嫌いしすぎるとこの考え方に(ほんの少しではあるが)含まれていると思われる「歴史的な正当性」を見逃してしまう。ファスト教養以降における教養のあるべき姿(理想的かつ現実的な姿)を構想するにあたっては、双方に「橋を架ける」発想が必要になってくる。」

P39-40「ビジネスシーンで使える「話を合わせるのに最適なネタ」をクイックに仕入れて、「うまく立ち回る」ことによってお金を稼ぐ。そのためのツールとして最適なのが教養である、といった風潮をファスト教養というキーワードで説明してきた。(略)その背景にあるのは、「うまく立ち回る」ことを是とする時代の空気の移り変わりである。たとえば、昨今定着した感のある「ワンチャン」という言葉は「『がんばれば報われる』という成長神話が崩れた『偶然性の時代』を生きる感性」とつながっているのではないかという指摘がある。」

P45「かつて慶應義塾の塾長を務めた小泉信三は一九五〇年に出版した自著でこんなエピソード(注:谷村豊太郎のエピソード)を引きつつ、続けて「すぐ役に立つ人間はすぐ役に立たなくなるとは至言である。同様の意味において、すぐ役に立つ本はすぐ役に立たなくなる本であるといえる」と述べている。七〇年以上前に示されたこの考え方は、情報が流通してから忘れられるまでのスピードがますます加速している今の時代にこそ重要度を増していると言えるだろう。「すぐ役に立つ」を突き詰めたものは基本的に普遍性を失う。なぜなら、それはすなわち個別事情に最適化したものだからである。」

P48「一方で、「教養はすぐに役に立つものではないが大事」と伝えたいはずなのに結果的には「教養は役に立つツール」というメッセージが伝わってしまう……という状況においても出口(注:出口治明)と池上(注:池上彰)は共通している。」

P50-52「教養を「人生を豊かにするツール」ではなく「ビジネスシーンですぐに役立つツール=ファスト教養」として捉え返す風潮の背景にあるのは、「時代が変化する中で生き残らなければならない」というビジネスパーソンの焦燥感である。(略)ここで指摘したいのは、「この状況を過剰に煽るために教養が都合よく持ち出されているのではないか」という点である。「変化の激しい時代には教養を学ぶべし」となった時に、では本当に学ぶべき教養とは具体的に何なのか。その教養を学ぶことで、時代の変化にどういう形で対応できるようになるのか。そんな話は当然示されることなく、「教養が必要」という漠然としたメッセージと「教養を学ばないとやばい」というそこはかとない不安が増幅されていく。そこから生まれるのは「学びの楽しみ」や「自己成長への期待」といったポジティブな感情ではなく、「転落への恐怖」とでも言うべきネガティブなものである。」

P67「最近ではビジネスにおいて自身の気づきから発想する「アート思考」と呼ばれる考え方が徐々に浸透しつつあり、また佐藤可士和のように従来はクリエイティブ領域で仕事をしていた人間が企業経営における参謀のような立ち位置を確保するケースも出てきている。そのような状況において、「美意識を鍛えろ」というメッセージは目端が利くビジネスパーソンほど魅力的なメッセージとして受け取るはずである。」

P69「東京大学教授の中村高康は著書『暴走する能力主義―教育と現代社会の病理』の中で、昨今の社会で必要なものとして政府などから提示される「コミュニケーション能力」「協調性」「問題解決能力」といった「新しい能力」が実際には「これまでも求められていたし、これからも求められるであろう陳腐な能力であって、新しい時代になったからはじめて必要ないし重要になってきた能力などでは決してない」と看破している。そのうえで、「いま人々が渇望しているのは、『新しい能力を求めなければならない』という議論それ自体である」という仮説を提示する。」

P76-77「受験における偏差値が高くても、その能力をおかしなことに使ってしまっては元も子もない。カルトにはまらないための多様な視点を身につけるとともに、人としての倫理を獲得するための方策として教養というものが求められた――そんな過去の流れと現在の状況を改めて見比べた時に、ビジネスシーンで振り回すための大雑把な知識をコスパ重視で学ぼうという今のファスト教養のあり方は「オウム」的なものへの対抗策になっているのだろうか。ビジネスでの成功に何よりも高い価値を置く人たちの示す教養が主流になることで、経済的なメリットのために深い思考プロセスや守るべき倫理観を平気で放棄できる新しい「オウム」が生まれかねないのではないか。」

P79-80「Daigo の一件に関連して「税金」という切り口からの論考を行っているのが、教師として働きながら批評家としても活動する矢野利裕である。矢野は自身の note にアップした記事「《メンバーシップ》と《共感》について―Daigo の発言から」において、社会における「メンバーシップ」について考える際に学生の中で「税金を払っているか否か」がとくに重要視されがちだと指摘している。(略)矢野は当該記事において「ここ数年の実感で言うと、この《メンバーシップ》をめぐって、税金(そして、税金を払える《能力》)というイシューがヘンに存在感を持っている」と自身の実感を述べているが、こういった「税金を払っているからこそサポートが受けられる(=税金を納めていない人はサポートを受けられなくても仕方がない)」という考え方は社会に明確に巣食いつつある。」

P81「結論を先取りすると、キーワードは「自己責任」「スキルアップ」、そして「公共との乖離」。小泉内閣の構造改革路線に合わせてとくに叫ばれ始めた「自己責任」という概念とリンクするタイミングで、自らの力で旧来の社会システムを変えようとする新たなプレーヤーたちが注目を集めるようになった。」

P83「もともとこの「自己責任」という言葉は、「金融商品への投資において損失を被るリスクは自らとらなくてはいけない」といったシチュエーションを説明するために使われる言葉だったという。そういった経済用語が人々の一般的な行動や思想を説明する概念として広まったのは二〇〇四年である。」

P88-89「次に、堀江の文化に対する関心の薄さについても触れておきたい。(略)このこと自体はとくに悪いというものでもないし、ビジネスで明確に成果を出している人にとってこういった指摘は野暮なのかもしれない。それにしても、金を稼ぐという彼のイメージする成功のロールモデルの中にカルチャーの入り込む余地を感じられないことには何ともいえない不気味さを覚える。(略)文化との距離が遠いからこそたどり着けたとも言えるだろう思考プロセスは、以降の「ビジネスで一発当てたい人たち」にとっての標準装備になっていく。堀江貴文の登場は自己責任の風潮を加速させるとともに、ビジネスがカルチャーの上位に陣取る空気を醸成することにもなった。そのキャラクターの強烈さと成し遂げようとしていたことのダイナミックさによって、堀江のスタンスは瞬く間に多くの人に伝播した。」 

P94-95「「拝金主義」の悪評の裏に「若い世代で新しい社会を作っていきたい」という自身のビジョンを持っていたのが当時の堀江だった。こう言うと「堀江とライブドアを美化しすぎている」と思われるかもしれないが、何か新しいことが始まりそうな予感は確実にあった。近年堀江は世の中の注目を集め始めた時代の発言について「露悪的」だったことを認めている。これは収監を経て二〇一三年に刊行した書籍『ゼロ』以降における、自身の人間らしさを開示していくというスタンスの変化によるものである。より素直な自己開示を進めること自体は価値判断が挟まれることではない。ただ、そういった流れの中で、時に大言壮語でありながらも社会全体のあり方に向けられてきた視点はどこかにいってしまった印象を近年の堀江からは受ける。」

P97「公に対する意識が消えうせ、個々人のライフハック的自己啓発に特化するようになった堀江が、教養を語る。この構図はファスト教養のわかりやすい事象であり、「周りを出し抜いてお金を稼げ」「そのためには教養も必要」というコンテンツの典型例である。第一章で述べた出口、第二章で述べた池上のケースと同様に、メディア側が教養をファストに扱う構図がここでも現出している。」

P105-106「勉強すれば年収が上がる、努力をすれば幸せになれる、といった勝間(注:勝間和代)の話は徹頭徹尾「自分の話」だけである。そしてそこには「自分に対して責任をすべて持てるのは、自分一人だけ」(『断る力』)という自己責任の発想が内在化されている。(略)ゼロ年代初頭に語られた「自助」と「自己責任」、そして堀江のブレイクによって浸透した「稼ぐが勝ち」精神、さらには堀江の逮捕による新たな社会へのビジョンを掲げる存在の失墜。そんな流れの中で「自分で努力をしてお金を稼ぐことこそ重要」「そのためのキャリアアップ・スキルアップを志すべき」「それに向けて自分の生活を管理して捧げよう」というメッセージを発信する勝間和代が支持されたのは今考えれば必然だったのだろう。そして、彼女の言うキャリアアップ・スキルアップとは「お金儲けにすぐに役立つ武器を身につける」こととほぼ同義であり、ファスト教養の世界観と完全に合致している。」

P112-113「まずは教養を身につける前に「基礎スキル」を身につけよ、というのが彼女(注:勝間和代)の主張である。ではその「基礎スキル」とは何なのかというと、「さらば!スキルアップ教 教養こそ力なり」では「ツールにすぎない」とされていた「英語、会計、IT」だという。(略)勝間の言うとおり、本来教養というものは年収アップとは関係のないものである。その観点でいえば教養は「役に立たないもの」であり、そんなものを身につけても仕方ないという発想は受け入れられやすいものだった。ただ、こういった考え方が広がりすぎた結果、ビジネスパーソンの多くはこの三つの領域については何らかの形で手をつけてしまった。(略)ここで改めて注目されたのが教養という概念である。(略)世の中が大きく変わる時期に「歴史に学ぶべき」「文系と理系の垣根を乗り越えるべき」といった観点から教養の重要性が語られ、それが多くの人に支持されていたタイミングと、「お金儲けに直接役に立つスキルアップ(英語、会計、IT)」が飽和し始めたタイミングが一致した。これによって、ビジネスシーンに教養が流れ込んでいく動きは不可逆なものとなった。こういった流れから登場したのが、「すぐに役に立つ」ツールとして教養を取り扱うファスト教養の世界観である。昨今の「教養ブーム」と呼ばれる動きは、ゼロ年代初頭から今に至るまでの大きな流れの中で発生したものであり、決して突発的な現象ではない。」

P116「露悪的に振る舞い、勝つためにはルールの抜け道を探すことをいとわず、努力を競争とお金に徹底的に価値を置く。橋下(注:橋下徹)の言動は、ここまで名前を挙げてきた面々の特徴を併せ持っている。こういう観点で見ると、彼が圧倒的な支持を得た理由も改めて理解できる。」

P118-119「たたき上げで名を成してきた橋下にとって、「教養がない」という指摘は実は自身のコンプレックスを刺激するものなのかもしれない。ただ、こういった態度は「大衆に受ける」からこそとっている側面もあるように思える。橋下は「学者やインテリは教養などといった概念を持ちだす割には役に立たない、つまりは金を稼いでいない」といったスタンスを強めに出す方が大衆の共感を得られることをよくわかっているのではないだろうか。その背景にあるのは、「自己責任」と「自助」をベースにした「能書きをたれずに自力で金を稼いでいる人にこそ価値がある」という世の中の空気である。」

P120-121「彼(注:ひろゆき)の書籍に目を向けてみると、メッセージ事態は実は思った以上に「まとも」な部分もある。(略)ただ、優しさと切れ味が両立する魅力的なパーソナリティという印象をそのまま受け取ってよいのだろうか。たとえば彼の話の中にたびたび登場する「バカ」という言葉は、他人を見下すことを是認するだけでなく、「そういう人は置いていけばいい」「自分さえ良ければいい」というスタンスと一直線でつながっているとも言えるはずである。」

P123-124「ここまでいくつかのキープレーヤーを紹介しながら論を展開してきたが、大きく共通しているのは「公共との乖離」である。彼らは人々が支え合う社会といったモデルをうっとうしいと否定するかの如く、個人としてのサバイバルを重視する。堀江や橋下、およびひろゆきそれぞれがベーシックインカムの導入を主張するのも、「一定程度金を渡すからあとはそれで何とかしろ」という手法が強烈な個人主義的思想と相性が良いからだろう。また、中田敦彦にしろ Daigo にしろ、自身の学びを社会全体や弱者に対して還元するような姿勢は見受けられない。」

P150「筆者の実感として、特定のジャンルに明るくなるためには、「はずれ」も引きながら身体でその分野の空気を覚えていく必要がある。また、自分で見つけたという感覚自体がそのカルチャーにのめりこんでいくきっかけにもなり、そのような経験も過去に何度もしてきた。しかし、稲田(注:稲田豊史)の記事を読むと、もはやこういった考え方自体が古いものになってきていると認識すべきなのかもしれないとも思わされる。いずれにせよ、表面的にでもその領域の大枠を「ざっくりと」「コスパ良く」把握することこそが、ファスト教養隆盛以後の時代の空気である。」

P164「ファスト教養の文脈で影響力を持った面々が、その影響力に乗じて雑なカルチャー観を拡散しているのが昨今の状況である。一方で、カルチャーに造詣のある人々は、この手の動きを遠巻きに馬鹿にして取り合わないことが多い。そういったスタンスは、本来広がるべきではない言説の拡散を間接的に助長しているともいえる。」

P187-188「正直に言うと、本書の執筆にあたってここまで挙げてきた関連書籍に多数目を通してきた筆者は、もともと懐疑的なスタンスでその文章に触れていたにもかかわらず、そこにある乱暴なロジックにたびたび心を持っていかれそうになった。ビジネス書を読む中で筆者の頭にふと思い浮かんだのは、「我々がファスト教養をのぞく時、ファスト教養もまたこちらをのぞいているのだ」というフレーズだ。ファスト教養とは距離をとっていると自認している人たちがその甘美な世界にはまらない保証はどこにもない。」

P190-191「第四章で触れたインタビューや読書会を通じて感じたのは、多くのビジネスパーソンが抱える「成長したい」というモチベーションだった。この成長というドグマは、今の日本社会においてかなり強固なものとなっている。(略)このような言説では、なぜ成長したいかは重要ではなく、成長することそのものが絶対正義となっている。ビジネスパーソンにとって本来必要なのは、この前提を問い直すこと、すなわちなぜ成長したいのかをもっと考えることである。深い考えもなく成長を目指したところで、自分の中での指標や具体的な目標がなければ、自己実現を果たすどころか労働者として使い倒されるだけである。」

P192「この「自己啓発ではなく知識」という考え方は、ファスト教養の世界から脱却するうえでの一つのキーワードとなる。ここで重要になってくるのは、知識への入り口は人文知ではなくビジネスにまつわるものであっても問題はないという点である。いわゆる「古き良き教養」にロマンを抱く人たち、もしくは文化を愛好している人たちは、とかく「ビジネス書」というだけで忌避する傾向がある。しかし、その発想は、すべての映画を名作から商業的に量産された作品まで同じ価値のものとして捉えるくらい乱暴である。」

P206-207「自分のここまでの趣味嗜好が形成されるプロセスには、さまざまな要素が絡み合っている。それを理解することはすなわち、今の自分は自分一人によって作られたものではないことを認識するプロセスにもなる。ファスト教養と密接に結び付く自己責任の発想は、自分の成功をすべて自分の手柄に還元する考え方も内包している。自身の構成要素をルーツとシーンから捉え直すことは、自己責任の磁場から自分のあり方を切り離し、社会のさまざまな事象が複雑に絡み合っているという世の中の基本的な仕組みに思いを馳せることにつながる。」

P213「こういった思考プロセスをカジュアルな形で自分のものとするためにヒントになるのが、雑談を基調としたコンテンツである。一つの大きなテーマをベースに思い付くままに会話を広げていき、思わぬ場所に着地する。こういった雑談のあり方は、「結論を最初に述べよ」といったビジネスシーンの常識とは相容れないものである。ただ、枠をはめずに思考とアウトプットを繰り返し、さまざまな世界を飛び回りながら、発想の自由を獲得していくプロセスこそ、主流の価値観が「ビジネスの役に立つ」「コスパ」に固まりつつある今の時代に大切にすべきものではないだろうか。」

P217「マイケル・サンデルは『実力も運のうち』の結びにおいて、「自分の運命が偶然の産物である」と理解することから生まれる謙虚さが「われわれを分断する冷酷な成功の倫理から引き返すきっかけとなる」と述べている。「圧倒的な努力」や「強い意志」とは違うところで動いている「偶然」に心を開く。これこそ、ファスト教養と決別するために求められている視点である。」

P221-222「そんな状況を改めて俯瞰した時に思うのは、もしビジネスパーソンにとって教養が必要なのだとしたら、そこに含まれるべきは小銭稼ぎを進めるための考え方ではなく、成功者を正しく支えて評価する受け皿になるためのリテラシーなのかもしれないということである。(略)この「文化の水準を左右する受け手」に求められる振る舞いこそ、本章で述べてきたポストファスト教養の哲学に他ならない。」 

P225-226「結局のところ、ファスト教養とは何なのか。その本質にあるのは、ビジネスやお金儲けに関係しない物事を無駄なものと位置づける姿勢にある。この考え方を採用すると、世の中には大量の無駄が溢れている。ファスト教養は、そんな無駄なものを「無駄ではないもの=ビジネスやお金に関係すること」に変えようとするムーブメントであるともいえる。」


2025年2月27日木曜日

2月27日木/面会とはま寿司

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から眠り、起きあがり、SNSを開くと、4月からアマゾンプライムに広告が入るというニュース。映画に広告が入るとするとストレスだ。よそに乗り換えを検討しようか。TVer を使い、テレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、先週に引き続き、「ひょうろく人間性最終チェック」。

 昨夜の「あちこちオードリー」のゲストはやす子とオズワルド。オズワルドはコンビとして人気がなく、伊藤が佐久間のラジオに出たときに「ふたりそろってるときになにかが起こる気がしない」と言われた。伊藤はテレビを観ていなさすぎるという話もあり、山梨に営業に行ったときに乗った電車の同じ車両がオズワルド以外が「笑点」のメンバーだったそうで、お婆さんに話しかけられていると思ってタメグチでしゃべっていたら、山田隆夫だったことにあとで気がついた。やす子はいいひとに思われすぎていて、そのイメージに合わせてしまい、本当の自分を見失っているという悩みをくり返し話していた。番組終盤にコンプラ発言ラインの見極めの話をしていたが、この流れでフワちゃんの発言に誰も触れないのは不自然だった。来週はついにシティボーイズが登場。

 昨夜の「ひっかかりニーチェ」は、くるまが不在、永野と三谷アナだけの収録。少し前にスレッズで、三谷アナが収録したという投稿をしているのを見かけ、休止が一週だけで済んだとわかり、安心と期待をしていた。くるまを「ヤツ」呼ばわりの三谷アナ、くるまに「ニーチェだけは守ってくれ」と言われたという。永野は「絶望」「自分のなかでこの番組って大事だったんだ。」「ドリカムみたいになるよ。」 今後はゲストを入れる形式になるようで、永野はダウ90000 の蓮見を希望、三谷アナはケムリを希望する。蓮見はさっそく来週に登場するようだ。永野は千鳥ノブにも呼んでくださいと言われた。「本編とバランスをとる時間」はいつもどおり。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中から聴いたら、塙さんがなぜか不在。土屋さんと交代で休んでいるかのようだが、続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、モグライダー芝が代打を務めている。塙さんはどうやら怪我をしたらしいとわかったが、あとからタイムフリーで「ビバリー」のオープニングを聴くと、ここで塙さんの怪我についてくわしく話していた。火曜の「ラジオショー」で話していたとおり、ライス田所と一緒に「ホットスポット」のロケ地に遊びに行ったのだが、そこで、夜道ではしゃいでいたら側溝に足をとられ、転んで顔を怪我したのだという。ホテルにも泊まれずに帰ってきたのか。

◇ 面会

 午後から外出。だいぶ暖かくなり、服装に迷うが、2月いっぱいはジャンパーで通そう。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。車内、昨日の「ラジオショー」のオープニングもタイムフリーで聴いてみると、塙さんの怪我の報告がされていて、急遽、代打にモグライダーともしげが呼ばれ、とても張りきっていた。

 老健の面会。エレベーターで3階にあがり、いつもの面会場所にいたら、母といつも一緒にいるお婆さんがやってきて、母に「二千円貸してくれる?」というのでちょっと驚いたが笑ってしまった。母には財布をもたせていないから貸すことはないが、いつも仲良くしているようでも、どんなお婆さんかわからないな。

 例のごとく、はま寿司に寄り、まぐろ、活〆ぶり、合鴨、煮あなご、黒みる貝、サーモン、とろびんちょうを食べる。7皿、792円。ラジオを聴きながら鶴ヶ峰まで歩く。ココロットの TSUTAYA を覗き、「週刊文春」に中居トラブルの記事が載っているのだが、立ち読みする気力なし。二俣川に移動し、ドトールに入り、読書していくが眠気がひどくなる。ドン・キホーテで買いものしてから帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、TVer を、今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは高田純次と石原良純。「じゅん散歩」はもう10年続けていて、高田純次は78歳になる。顔色を褒められた高田純次が「お嬢さまもね、いい色ですよね。これでよろしいんですよね。」と言うと、徹子「別に。お嬢さまって言っていただいたからって嬉しいわけじゃない。」 高田純次と石原良純は20年前にバラエティ番組で共演してからの付き合い。スキー場で良純を落とし穴に落とす番組で、高田純次は普通の衣装ではつまらないからパンツ一枚でスキーをした。俳優業の話になると、純次「台本が覚えられない、なかなかね。三行覚えるのがやっとって時代もありましたけどもね。」 徹子「三行しか覚えられないひとが、今、どうして仕事してるんですか?」 純次「ええとね、三行ずつ覚えるようにしてます。」 石原良純はジァン・ジァンでおそらく東京乾電池を観ているのだという。寺山修司のあとの時代、良純は高校生のころに唐十郎やつかこうへいを観ていた。良純は北区つかこうへい劇団の5期生でもある。高田純次は石原良純と一緒にいても家庭のことをあまり話さないそうだが、今は孫とも一緒に暮らしている。最後に今夜の特番の告知があったのだが、エンディングのテーマ曲が流れるなか、徹子さん「結局、なんか意味がない感じでしたね。」

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。パートナーははるな愛、ゲストは千原ジュニア。初登場と紹介されたのだが、ジュニアによると何度も出ているという。どっちが本当だろうな。あんまりよく知らなかったが、ジュニアは中卒なのだが、中高一貫の進学校だったのだ。大竹まことは高卒だが、大竹も進学校だったというから、ウィキペディアにあたってみると、大竹は東大教育学部の付属高校なんだな。

2025年2月26日水曜日

2月26日水/志村けんとビートたけし

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。TVer とNHKプラスを使い、テレビ番組をあれこれと。昨夜の「さんま御殿」は「わが家の夫婦円満テクニック」というテーマ。吉田美和の夫、JUONが初登場、そのほか、草刈民代、蛍原徹、高安、陣内貴美子、バービー、ギャル曽根、吉木りさ、横山由依、大倉士門、木下ゆーき、宮下草薙宮下。さんまは人生で一回も弱音を吐いたことがないと言っていた。

 昨夜の「ワルイコあつまれ」はひさしぶりに「子ども記者会見」があり、安野貴博が登場した。AIについて、有人運転よりも自動運転のほうが事故が少ないというデータがあるそうで、自動運転のデータなんてまだまだ圧倒的に少ないだろうからどう信じていいのかわからないデータだと思ってしまうが、しかし、AIは今、研究者でもついていけないペースで進化しているのだという。「ガヤガヤ姉妹」のコーナーは札幌市の宮ヶ丘を紹介。田中宏美というアーティストが動物のアート作品を雪や草木で作っている。「ワルプロジェクト101」には、氷室京介のものまねができる女の子が登場した。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」はゲストとトークをする企画にヒャダインが登場した。進行役はコットンきょん。リーダーズが初めてテレビに出たのはヒャダインの番組だった。ヒャダインのリーダーズの最初の印象は「コンセプト蟻地獄」にしばられているよくいるグループだと思っていたが、のちに本人たちがセルフプロデュースで乗りこなしていき、「私の審美眼は間違ってたなあと思って。ほんとに、自分の思い込みなんて、あてになんねえなあと思っちゃったんですよ。」 きょんが観てきた印象ではコンセプトは変わらないと思うと言いつつ、ゆるくしようと思う部分はあったのかと訊くと、SUZUKA「ぜんぜんありましたね。自分たちで、なんか「ルールきびしくね」みたいな感じで、苦しなって、それで、ニュアンス変えてこみたいな。だから、メッセージはずっと一緒なんですけど、ニュアンス変えていって、自分たちの居心地のいいように、このコンセプトを愛してやっております。」 そんなヒャダインにアドバイスを訊いてどうなるのかと思うが、ヒャダインはリーダーズには色気が足りないといって、「色気を学べる昭和の歌手3選」として、畑中葉子「後から前から」、沢たまき「ベッドで煙草を吸わないで」、山本リンダ「ミニミニデート」のレコードを聴かせる。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」は、普段は観ていない番組なのだが、久保田が出ないこの状況はどうなっているかと思って観てみたくなった。久保田の代わりに、みなみかわ、濱田祐太郎が出演し、ふたりとも昨日呼ばれたのだという。収録日は2月20日。内容は普段の放送と変わらないのか。濱田祐太郎はそもそも爆笑問題の漫才が好きで、今は時事ネタの毒舌漫談をやってるようだ。「R-1」で優勝してから本来の自分のやりたいことをちょっとずつやり出したという。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、昇太師匠も七代目円楽襲名披露パーティーの話をする。オープニングだけ聴いてラジオを中断し、ブログの更新をしようとするが、まるで調子が出ない。再びラジオを聴きながら少し眠り、遅い時間になってから、ようやくブログをひとつ更新した。ずいぶん手こずった。今日は予報では春の暖かさだったはずだが、家のなかにこもっているとまったく実感することがない。あっという間に夜になり、NHKプラスで「ニュース7」を観ると、岩手県大船渡市で山林火災が発生し、その様子を中継で伝えていた。

 夜もテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」はムロツヨシがゲスト。9年ぶりの出演。叔母に育てられ、実母からは4歳のときから会っていなかったが、さんまの番組でその話をしたら事務所に実母から連絡があり、40年ぶりに会うことになった。会わないという選択もあったが、リリー・フランキーの言葉に背中を押されて会うことにした。しかし、育ての親である叔母に気を遣い、実母とは連絡先を交換しなかったという。実父とは22歳から会っていないそうで、両親ともに複雑な親子関係なのだ。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」はエバースの特集。まずは漫才から始まり、野球肘のネタをやった。ウケていなかった時代を知るオズワルドが証言する。エバースはオズワルドの4年後輩。2018年、2020年ではまだ「M-1」は1回戦で落ちていた。その理由を伊藤は「群を抜いてヘタクソだったからじゃないですか。」「ずーっと焦っているというか、町田が特に。通常の平常心でやれてない感じはしましたね、そのとき、観てたときは。」 バッテリィズも証言。エバースとバッテリィズは去年はよくツーマンライブをやっていた。神保町の劇場がリニューアルし、舞台数が増えたのがエバースの転機になる。伊藤「佐々木がもうぜんぜん昔と違うと思います。ボケかたが上手になったなあというか。」 寺家「無限に提案しあってるだけみたいな。で、そんなおもろいんやと。」 エース「町田のあのひとことひとことの重さ。長く強いはもういっぱい、たぶんなんか今最近多いんですけど、町田のあの顔で、あのトーンで、「なんとかだよ」っていうこの、ひとことで「重っ!」ていう。」 佐々木はシャッフル漫才の企画で伊藤に指名してもらい、そのときのネタ合わせで、しゃべくり漫才のいろはを教えてもらった。オズワルドのふたりによると、今、若手芸人で唯一遊んでいるのが町田。そういえば、「ビバリー」に出たときも町田はキャバクラが好きだと言っていた。寺家によると、佐々木は「めっちゃアホ」「彼はたぶん野球しかやってきてないです。」

 「白黒アンジャッシュ」も2週分、こちらのゲストもエバース。まずは漫才から、寿司と永野芽郁のネタをやった。収録は昨年11月、この日は「M-1」準々決勝の前日なのだ。呼ぶのが早すぎるだろうと思うが、しかし、アンジャッシュが把握しているくらいにこの時点ですでにエバースは大注目株になっている。渡部とは高校野球の話題で盛りあがる。佐々木の兄が「オンエアバトル」が好きで、幼稚園のころから兄と一緒に観ていたという。佐々木は大学で野球をやめたときに、ひますぎてお笑いのDVDをずっと観ていた。町田は両親が高校の先生。高校は進学校に進むが中退し、クルマのディーラーとして4年ぐらい働いた。オズワルド伊藤とのシャッフル漫才がきっかけになった話をここでもしていた。オンエアのときには「M-1」の結果はどうなってるのかと予想を訊かれた町田は「決勝は行ってると思いますね。」「どうやって優勝するか考えてます。」

◇ 志村けん・ビートたけし

 月曜に放送された「国民が選ぶ! 志村けんの爆笑ベストコント30」という番組を観る。番組最初に「この番組は、志村けんさんのコントの足跡をたどり志村さんの歴史の集大成を視聴者の皆様と振り返るという趣旨で制作しており、当時の映像をそのまま使用しております。」というテロップが出ていた。SNSでは田代まさしがオンエアに乗っていたことが話題になっていたようだが、29位には桜田淳子との夫婦コントがランクインし、これは名作なのだが、桜田淳子のオンエアもなかなかの事態ではないか。27位は「寝ちゃダメ」のコント。劇団ひとりとアンタッチャブル柴田のコンビがリメイクした「ドリフに大挑戦」のコントも素晴らしかったのだが、ここでは志村と加藤に加え、立花理佐も共演している。26位の「原始時代コント」に田代まさしが登場。25位の「あちらのお客様から」というコントでは、志村が小堺一機と共演していた。こんなコントがあるとは知らなかったが、いしのようこも見事だ。24位の「宇宙船コント」は「バカ殿様」のコント。若槻千夏と共演している。23位の「どっちにつくんだ?」には田代まさしと桑野信義が出演。21位は「優香姫」のコント。ここで優香がコメント出演する。ランキングを離れ、ここからはコラボコントの特集があり、二階堂ふみと共演したひとみ婆さんのコント、山本美月と変なおじさん、大塚寧々とはバーのコントで共演、木村佳乃と地井武男が出演する貧乏長屋のコント、菜々緒と志村が夫婦のコント、チェッカーズが出演するヤクザのコント、「男はつらいよ」のパロディには倍賞千恵子が出演し、寅さんが変なおじさんというオチ。ランキングに戻り、20位は「まだまだ死にやしねえ」というコント。志村と柄本明が夫婦を演じる時代劇のコントだ。19位の「鏡のダンス」は「バカ殿様」から、ももクロと共演している。18位の「取り立て」では梅沢富美男と共演。15位まで発表したところでまた、コラボコント集がある。中森明菜が幼い女の子を演じるコント、西田敏行が車掌を演じるコント、松雪泰子が娘を演じるコント。

 ここでたけしがコメント出演し、佐野瑞樹アナがインタビューする。たけしは志村が加入前のドリフにけっこう辛口なことを言っている。たけしから「けんちゃん」という呼び名が出たが、たけしはどう呼ばれていたのかというと「たけちゃん」だっていうのだが、ほんとかな。たけし「浅草的なコントを基準とすると、志村けんちゃんてのはそれ以上に上手いのよね。やっぱりテレビ的なんだよね。芸事自体は浅草の芸を継承してるんだけど、実際やることはテレビ時代にマッチしたスピード感があんだよね。おいらはもう、フランス座とかそういう小屋だから、あいかわらず間が浅草なんだよね。これからはスピードの時代だなあと思って、漫才はものすごいスピードをつけたんだけど、いざコントをやったら今度はスピードをあげるだけで間がなくなっちゃってて。けんちゃんたちは、加藤さんもそうだけど、いかりやさんのツッコミの前にもたせんのはやっぱり上手いなあと思いますよね。」「お互いに知ってるけど、いきなりコントやってるから、ほんとは手探りなんだよね。ほいで、けんちゃんはすごいひとに気を遣うひとだから、「たけちゃん、そここうやってくれないか」とは絶対言わないよね。あのひとやっぱりすごいのは、こっちが勝手にやったことも受けて、それをボケて返そうとするから器が広いの。だから、田代とか、ああいうラッツ&スターの、ひどく言えばシロウトだけど、ああいうコントも許容範囲でできるわけ。おいらだったら相手できないもん。やっぱり、そいだけ器広いし、上手いんだと思うね。」「晩年のけんちゃんはダチョウとか田代とか、突っ込むほうがメインで、俺とまあ同期だから、ボケたり突っ込んだりは俺のほうがやりやすいなあって感じはあるけども、うーん、一緒にコントをやるようになるには、俺がもう漫才にいって、ツービートをやって、それからあとだから、けんちゃんはやりづらかったのかもわかんないね。俺が漫才のクセがついちゃってて、からだで突っ込むよりもクチで先に突っ込んじゃうっていうか、セリフのほうが早いんで。けんちゃんと加藤さんなんてのはやっぱり、セリフの前にツッコミのかたちができてて、なにもしゃべんなくても笑うんだけど、おいらだと言葉ありきだからね。そういうぶんだけ、やっぱりなんていうんだろう、漫才師とコメディアンというか、お笑いの差はあったですよね。おいらまず、クチだから。」

 ランキングに戻り、13位の「貧しい親子」のコントで共演した芦田愛菜がコメント出演。7歳の愛菜ちゃん、ちゃんとコントの演技をしていてかわいい。12位の「雨乞いの祈祷師」のコントだが、これ、ストレートコンビのネタをやっているんだということに気がついた。9位の「デシ男」のコントには田原俊彦と萬田久子が出演。8位「ご存知!じいさんばあさん」は公開収録、志村と田代がじいさんばあさんになり、孫が松本典子。チョコレートプラネットがコメント出演し、チョコプラが推薦する「いいよなおじさん」が7位。このコントには、飯島直子、渡辺美奈代が出演している。6位は研ナオコとの夫婦コントで、これも公開収録でやっている。5位は「夫婦の寝言」のコント、夫婦を演じるいしのようこがコメント出演する。続いて、渡辺直美がコメント出演したのだが、雷様のコントの衣装のまま、ということは、この特番の企画は正月の「ドリフに大挑戦」の収録時にはもうあったんだな。4位は「変なおじさん」。これは複数のコントのダイジェストだった。

 たけしが再び登場し、インタビューの続きがまだあった。映画監督として志村を使うとしたらと訊かれると、「やっぱり、コメディアンの殺し屋だよね。表面的にはテレビで活躍してるお笑いタレントだけど、裏でお金もらって殺してるってのはいいと思うけどねえ。けっこうお笑いって、ある部分、狂気なんだよね。あと、お笑いって基本的には不謹慎だから。不謹慎って、笑いは悪魔のようにシリアスな部分に忍び込んでくるじゃない。(略)シリアスなところに必ず悪魔が現れるというのは、まあ、俺の考えかたなんだけど、実際、コメディアンとして志村けんちゃんが映画出るんだったら、悪魔で現れたいね。爆発的にコメディアンの人気が出て、裏では非情な殺し屋をやるってのは。まあ、今だからこんなこと言ってるけど、下手すると、今だったら「コメディアン志村けん」そのまま撮って流したいってか感じもあるね。「ザッツ・エンタテインメント」みたいな。日本のお笑いってのはこういうもんだってのを映画で世界に知らしめたいって感じあるけどね。」 しかし、これだけたけしにインタビューしていながら、たけしと志村が共演するコントはオンエアしないんだな。

 3位は「芸者コント」。柄本明がコメント出演し、最初の収録の思い出を語る。簡単なリハーサル、もう1回リハーサルがあり、本番と3回やっていた。芸者コントのときの顔は、本番を始める直前、後ろ向きになったときに志村に訊いて、この本番で初めてやったらスタッフがウケた。ここでオンエアされたコントには大谷翔平や藤井聡太の名前が出てくる。最晩年のコントだ。2位は「バカ殿様」。上島竜兵とのコント、そして、39年前の初回の放送の映像も流され、田代は初回から出演。家来の役で、すわ親治とキャラバンが出ている。これはリアルタイムで観ていた記憶もあるが、ウィキペディアを見てもキャラバンの名前は書かれていないんだよな。どうせならば、東八郎が家老の時代の映像も観たかった。そして、1位はなにかと思えば、「ひとみばあさん」だった。田代まさしとのがっぷり四つのコントをたっぷりと流し、この3時間弱の特番が終わった。エンディングは「ウンジャラゲ」。これで終わりかと思いきや、ランキングとは別にもう1本、なんのコントかというと、シリアスなサイレントドラマをたっぷりとやった最後に変なおじさんというオチのコントだった。

 深夜に読書。図書館で借りている、北野武「人生に期待するな」を読み終えた。2024年刊、扶桑社。語りおろしの本だと思うが、「週刊ポスト」の連載などもあるのになんだか唐突な感じのする本だ。「人生に期待するな」というたけし最大の名言を、なぜ今、この本のタイトルに使うのか。編集者の案に決まってるのだが、こんな簡単に作ったような本に使わないでもらいたい言葉だ。編集は扶桑社の井関宏幸、構成には石田雅彦というまったく知らない名前が書いてある。とはいうものの、読んでみれば、それなりに興味深いことはいくつも語られている。

P6「この本はオイラが考える人生について書いてみた。あちこち脱線しつつも、この大変化の時代をどうやって生きていけばいいのか、そんな心構えみたいなもんを書いてみた。」

P21-22「オイラは全く気にしないけど、オイラの周りにいるスタッフが心配して耳に入れてくることもある。例えば、オイラとサザンの桑田佳祐が仲が悪いとか、女優の菅野美穂と映画の現場でモメたとか、島田紳助と仲違いしてるとか、有吉弘行のことが嫌いだとか、全く根も葉もないことがネット上で広がっている。桑田佳祐の映画でいろいろあったのなんて、もうずいぶん昔のことなんだよ。もしも仲が悪かったら映画『浅草キッド』の主題歌に桑田佳祐の曲を使ったりしないだろう。菅野美穂とだって何のトラブルもないし、紳助とは、オイラほとんど話したこともないんだから仲違いもヘチマもない。有吉についてだって全く何も思ってないし、むしろ応援してるくらいだ。」

P22-23「カネを吸い上げる仕組みだとか言ってSNSや YouTube の悪口をいろいろ書いてきたけど、桑田佳祐や菅野美穂なんかもトバッチリくって迷惑だろうし、これからはオイラ、ネットで発信したり映画の配信なんかをすることも考えてるんだ。金を吸い上げる側のひとりになるのは嫌なんだけどね。」

P37-38「オイラが素晴らしいなって常々思っている南方熊楠って人がいて、明治大正昭和を生きた博物学の巨人なんだけど、本人にしたら単に植物や粘菌の研究なんかが好きだったってだけなんだろうね。社会的な交友関係とか他人との付き合いなんかより、自分の好きなことを一生懸命やり続けたその結果、歴史に残るような人になるんじゃないのかね。」

P45「人間ってのは結局、金を儲けたいとか、人より上に立ちたいなんていう自分の欲望に忠実に生きている。社会主義や共産主義が「誰もが平等で幸福に生きられる社会を築こう」なんて唱えてて、確かにそんな社会が実現すればいいとは思うけど、人間はどうしたってそんな理想的な社会では生きられない生き物だ。しょせん、エゴと堕落にまみれた資本主義のもとでしか生きられないんだろうね。」

P56「そもそも「物言う株主」って、いったい何だって話だよ。投資家連中が短期的な企業の業績や配当にばかり口を出すなんて慣習が広がったせいで、企業の経営者は長い目で自社の成長を計画できなくなった。」

P59「そんな世の中で金持ちが考え出したやり方っていうのは、「無限大の思想」なんだよ。どういうことかっていうと、例えば1メートルを半分の50センチ、さらに25センチっていうように、どんどん細分化していけば無限に1メートルを分けられる。同じように、貧乏な人の中にも細かい格差、序列をどんどん設けていけば、その中で貧乏同士がひがみ合い、やっかみ合い、足の引っ張り合いをするだろうってやり方なんだね。貧乏な人の敵意は、本来なら金持ちの人に向かうべきなんだけど、こうした格差や序列の中で貧乏同士が敵視し合うんだ。」

P79「みんな、働くことをすごく大切に考えてるよね。働き方改革とか、働く人のためのナントカとか、働きがいのある仕事とか、よく言うじゃん。オイラ、どうも働くってのがどんなことかよくわからないところがある。働くってのは、どこか「労働」って言葉につながるからかもしれないね。」

P83「もちろん、若いころから漫才のノートをいつも持ち歩いて何かネタになりそうなものがあるとすぐに書き込んでいたし、他人がそれを見りゃ努力に見えるかもしれない。でも、オイラにしてみたら、飯を食ったり水を飲むのと同じような、ごく普通のことで、それでギャグを考えていただけだ。」

P87「オイラ、あんまり将棋は好きじゃないんだけど、それは手をよく読めるヤツが勝つに決まってるからだ。」

P94「昔は舞台に立っていてもテレビに出ていても、このネタには今のタイミングではこれってピンとくるものがあった。反応の素早さ、間、タイミング、ぴったりの言葉、こういうのがどんどん出てきた。頭で考える前に口が自然にしゃべってるんだよね。それを年のせいにするわけじゃないけど、できなくなってるんだからしょうがない。じゃどうするかっていうと、誰に評価されるわけでもないことを毎日コツコツと積み重ねるって方向に向かうわけだ。アドリブの瞬発力より、コツコツとした持久力みたいなもんで、最近じゃ、ピアノを弾いたり、絵を描いたり、小説を書いたりってことが楽しくなってきた。」

P101「あと言えるのは、非人情なヤツがオイラみたいな生き方を選ぶんだろうね。非人情なヤツってのは、人情がないようなヤツって意味だけど、ワガママ放題で他人に迷惑をかけてもあんまり意に介さないようなヤツのことだ。」

P134「理想を掲げるのが別に悪いってんじゃないけど、人間ってのはやっぱり自分の欲望に正直に生きたいって願う動物なんだから、社会主義の理想を実現するにはどうしたって無理がある。マルクスを読んだことはないんだけど、理想と現実の矛盾をどう解決するのかっていうところがオイラにはどうしても難しいんじゃないかって感じるんだ。」

P140-141「みんなが違和感を抱いているような常識をひっくり返してみたり、普段は隠されてる本音をさらけ出したり、偉そうにしてる世間知らずの殿様をからかったり、ずるかったりセコかったりといった人間の本性が暴かれたり、そんなことを物語にするには客観的にものごとを見ないとできない。」

P147「よくオイラは間抜けな民主主義なんて言うんだけど、多数の意見を尊重するっていうのはモノゴトに対する正解があらかじめあるってことなんだよね。それが正解か不正解かってのは実はわからないことのほうが多い。多数意見とは違う少数意見があるのは当然のことだけど、そういうのは全部、抹殺され、あらかじめ多数意見が正解って決められている間抜けな民主主義じゃ、たとえそれが間違っていたとしても通っちゃう。大勢に与しない異端者を認めない時代なんだよ。」

P149「ここからちょっと映画の話をしたいんだけど、まず世界的に大ヒットするような作品を撮らないといけないとは思ってる。そんな作品を撮ることができたら、今度はその作品を使ってやりたいと思っていることがあるんだ。それは、その大ヒットした映画のシーンが例えば100あるとすると、シーンナンバーをビンゴゲームみたいにして順番をバラバラにシャッフルしてつなげて編集してみる手法なんだ。絵画には、印象派からキュビズムへという流れがあって、つまり映画におけるキュビズムみたいなことなんだけど、観てる側はバラバラに出てくるシーンを頭の中でつなぎ直して自分なりの映画にできるんじゃないかって思うんだ。」

P154-155「あのころ、浅草に行ったのはロマンだよね。もちろん、お笑いが好きだったし、新劇も好きだった。ただ、オイラ、新宿でアルバイトをしてたんだけど、唐十郎とか状況劇場とか何がいいのか、さっぱり理解できなかった。もちろん、ああしたアングラ演劇ってのは、おもしろいのはおもしろいんだけど、わからないまま理解できないまま、その世界に入っていくのはオイラ、嫌だったんだよ。」

P193-194「オイラにだって、死ぬのが怖かったころがある。死ぬのが怖いというより、まだ何も成し遂げてないのにこのままじゃ死ねない、っていうような焦燥感だな。オイラが浅草にたどり着くまでは、本当に何もしてなくて遊んでばかりいた。高校時代も大学時代も、自分とはいったい何者か、将来すげえことをやるような人間なのか、自信もなく不安定でふらふらしていて、自分の未来が見えなくて不安ばかり抱えて悶々としてた。」

P195-196「でも、どうしても一歩を踏み出せなかった。実家のある足立区から大学まで行くのに新宿駅を通るわけだけど、大学へ入ってすぐにオイラは新宿でふらふらするようになる。新宿には当時、アングラ劇団とかジャズとかヒッピーとかフーテンとかドラッグとかヌーベルバーグとかニューシネマとか、そういったカウンターカルチャーが山のようになって、そういうのが好きな連中が集まっていた。オイラは特にジャズとか映画が好きだったから、そっちの方向へ進む道もあったはずだ。だけど、どうもしっくりこない。肌感覚が合わないというか、ジャズにしても映画にしても好きであることと自分がその世界でどうこうするのとは違うからね。そんなオイラでも、なぜか下町の文化、落語とか演芸、お笑いなんてのは、これならオイラにもできるかもしれない、なんて思わせてくれる何かがあった。オイラは東京の下町で生まれ育ったから、そうして世界になじみやすかったのかもしれない。だけど、お笑いってのは、オイラが一番やりたかったことじゃなかったんだ。いわば第二志望だったんだけど、その第二志望で成功できたから、映画を撮ったり、絵を描いたり、小説を書いたりする、自分にとって本来やりたかったことができるようになった。」

P210-211「これはあらゆることにも通じるんだけど、本来の言葉の意味まで変わってしまうような時代になっている。(略)だから、自分本来の生き方をするのが非常に難しくなっていて、あえてそんなことを言わないほうがいい時代になっちゃったのかなと思う。今の時代は、自分の生き方や考え方をあまり外部に発信しないほうがいいのかもしれない。だって、それは間抜けな民主主義と一緒で、自分の生き方や考え方が少数意見だと、大多数の意見につぶされちゃうような時代なんだよ。」

P212-213「そんな中でどう生きるのかってことなんだけど、こうした単純化した間抜けな民主主義みたいなやり方に反発すればするほど敵が増えて叩かれるだろう。オイラとしては、やっぱり一番いいのは自分の考え方を隠すことじゃないかって思ってる。(略)世の中がイエスかノーかなんだから杓子定規にそれを受け入れて生きていこうなんてのは大きな間違いで、声を大にして反発するのも違うと思うけど、表面的には世の中の流れに逆らわないように振る舞いつつ、頭の中ではいつかは復讐してやるって生き方をしなきゃダメな時代だと思う。」

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