2021年3月22日月曜日

3月22日月曜日/解除

◇ 東京・川崎・横浜

 朝から都内に。緊急事態宣言は解除になっても、電車はさほど変わった様子はない。昼食は東京駅丸の内口のなか卯で、和風牛丼を食べた。オアゾの丸善にひさしぶりに寄る。「ブックオフ大学」が並んでいるのを確認する。横浜に戻ってくる前に、時間がだいぶあったので、川崎にも寄り道をした。モアーズのブックオフで、少量だが、なかなかいい本が買えた。近代書房にも寄ろうとしたが、行ってみたら定休日だった。月曜はだいたいそうか。

 睡眠不足のせいか、鼻水がひどく、やたらと咳が出る。乾燥しているのだと思い、アゼリアのそうてつローゼンで飲みものを買っていく。京浜東北線で今度は関内に移動するが、電車内で読書をしようとするも、眠くなり、まるで読めない。うとうとしていたら、間違えて桜木町で降りてしまい、あわてて乗りなおしたが、たったひと駅なのに山手まで寝過ごし、戻ってきてようやく関内にたどりついた。ベローチェに入り、ブレンドと一緒にアップルパイを食べる。眠気がひどいまま、読書をするが進まず。腹もくだってしまい、トイレに駆け込んだ。ここ数日、ずっと胃腸がすっきりしない。

 映画を観るつもりで、ベローチェを出て、馬車道を歩いていく。生香園の前で電話をしているひとがいて、もしやと思い、近づいてみたら周富輝だった。マスクをしていたが間違いない。この店の前で何度か目撃しているが、ひさしぶりに目撃して、記憶よりもひとまわりぐらい小さくなった感じがした。




◇ 映画

 ワールドポーターズのイオンシネマみなとみらいに、「トムとジェリー」を観に行った。しかし、字幕版を観るつもりでいたが、この劇場は吹替版だった。事前に確認していたつもりだったが、どうも抜けている。まあ、吹替版でもいい。イオンシネマは月曜は安く、1100円になる。18時5分の回のチケットを買い、ロビーで待つが、10分前になってもぜんぜんアナウンスがない。変だなと思ってチケットを見てみると、18時55分と書いてある。事前に調べておいた時間から変更になったのか。緊急事態宣言が挟まったからそうなったのだ。チケットを買う前に気がつかないというのもぼんやりしている。50分も時間があり、しかたなく、1階のフードコートで、この時間にしっかり食事をしてしまおうと思う。「鉄板ステーキチャーハンの店」という店で、牛すじカレーを食べた。そのままフードコートで時間をつなぐことにして、ツイッターから、phaさんが「ブックオフをたちよみ!」にエッセイを書いたことを知り、それを読んでいた。ツイッターでは「ブックオフ大学」も紹介してくれていて、とてもありがたい。時間になり、イオンシネマに戻り、「トムとジェリー」を観るが、これは期待はずれだった。実写とアニメの合成というので、「ロジャー・ラビット」みたいなものを期待していたが、かなりかったるかった。

 

 みなとみらいを横浜駅東口まで歩いていくと、夜道を歩く酔っぱらいをひさしぶりに目にした。日産ギャラリーからそごうの脇の通路に降りていくと、セブンイレブンの横のスペースに座って飲酒しているひとが大勢いた。夜になると、電車も乗客がやや多いか。この時間帯に、両隣りの席に座られることもしばらくぶりだった。窮屈な姿勢で座っていると、からだじゅうが痛くなってしかたがない。今日は朝早くから起きているのだから当然か。22時過ぎに帰宅し、タイムフリーで「ラジオビバリー昼ズ」(ゲスト・ラッシャー板前)を聴きながら眠る。

2021年3月21日日曜日

3月21日日曜日/春の嵐





 

◇ 風雨

 朝から外出。雨降り、強風につき、ビニール傘がさっそくひっくり返る。旭区の山奥にまた行くことになり、どういうわけか、よりによって、また雨の日にあたる。三ツ境からバスに乗り、川井橋で降りるつもりが寝過ごしてしまい、野分というバス停で慌てて降りた。風雨のなか、グーグルマップを見ながら歩きまわるのも労力である。ジャンパーの上に百均のレインコートを着ていてもあまり意味をなさず、ジャンパーの腕と背中がぐっしょり濡れてしまう。午後、川井橋のバス停から三ツ境まで戻り、駅から少し離れたところにあるサイゼリヤまで足を延ばし、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。読書をするつもりだったが、肉体的疲労が激しい。音楽を聴き、しばらく居眠りする。帰る前に、またさらに歩くことになるが、瀬谷のブックオフに寄った。ひさしぶりにきてみたが、なかなかいいものがあり、10冊、1700円ほど買った。値付けもゆるい。この店にはせどりはあまりこないのか。帰り道にはまた、ビニール傘が何度もひっくり返る。

◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリーで「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。番組内の天気予報では、外出は控えるようにと言っていた。14時台には、ゲストに満島ひかりが登場する。NHKの番組の宣伝で出ているのが不思議で、「伊集院光とらじおと」にも出ていたが、出たい番組を選んだらこうなったという。そういえば、満島ひかりはプライベートを見せるような番組にはぜんぜん出ていないのだ。リスナーからの質問だったか、生まれ変わったら太田になりたいかと訊かれ、田中さんと出会わない太田さんは大変そうと答えていたのには笑わされた。たしかにそうだと思わされる。その視点はすごい。

 録画していた「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を観ると、両番組で、渡辺直美の容姿侮辱演出の一件を扱っていた。完成形でないアイデアを世に出すのはアンフェアという点で、太田と松本の意見が珍しく合っていた。

 今日から大瀧詠一がサブスク解禁になり、朝から Spotify で聴いていた。解禁といっても、全アルバムを聴けるわけではないんだ。代わりに、関連楽曲を探したりもしていた。同時に、楽天マガジンで、大瀧詠一特集の「Pen」も読む。タイムフリーで「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴くと、村上ポンタ秀一の死について冒頭で語られたが、改めてまた特集したいという。Spotify で音楽を聴きながら、深夜0時頃に眠る。

 

2021年3月20日土曜日

3月20日土曜日/村上ポンタ秀一の自伝

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画しておいた「サワコの朝」を観ると、野村万作、萬斎、裕基が、親子三代そろって出演していた。裕基くんの子どものころの稽古風景を観ていると、涙が出てくる。TBSラジオ、「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけると、オープニングで佐々木宏を話題にしていた。塙さんはマクドナルドのCM撮影で会ったことがあるのだ。午後は文化放送、「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説に、神奈川新聞の田崎基記者が出演していた。ツイッターで名前を見かけるひとだが、この番組にはよく出演しているのだろうか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄っていく。立ち読みしそびれていた「週刊文春」をチェックしようとしたら見当たらない。例の渡辺直美の記事が載っているわけだが、売り切れてしまったんだろうか。アマゾンにはまだ在庫がある。ドトールに寄り、アイスコーヒーとジャーマンドックを注文した。読書をしていると、大きめの地震があった。その場でニュースを確認すると、宮城県で震度5だと。

◇ 読書

 村上ポンタ秀一「自暴自伝」を読んだ。以前から読みたいと思って手元に置いてあった本で、記憶が混乱するが、訃報の前になぜか読み始めていたようで、妙なタイミングになった。読み始めてみたらこれがべらぼうに面白い。文庫解説の小西康陽は、音楽の「あばらかべっそん」と書いている。(小西康陽が正岡容の役どころと書く)真保みゆきによる聞き書きというかたちをとった、語られる自伝なのだが、芸談という側面もある。村上ポンタ秀一という名前をいつ覚えたのかわからないのだが、テレビ番組で演奏しているのをよく目にするドラマーであった。「ポンタ」という名は子どもの記憶に残る。この本のなかでも触れられていたが「やまだかつてないテレビ」にも出ていた。しかし、ジャズドラマーなのかなという漠然としたイメージはあったが、その経歴を考えたこともなく、この本を読んで初めて認識したことばかりだったが、関西人というイメージもなかった。赤い鳥のメンバーだったというのもいつ知ったのだろうか。あの「翼をください」と村上ポンタ秀一というのがどうも結びつかなかったが、赤い鳥もけして「翼をください」だけのバンドではまったくないというのはだいぶあとになって知った。自分の聴いてきた音楽をさかのぼっていくと、日本のロック史のようなものはなんとなくつかめていったが、それは東京のロック史で、関西にはまた別の歴史があるのだ。東にティン・パン・アレーがいた時代に、西には赤い鳥がいた。あるいは、スタジオミュージシャンとして関わった歌謡曲の数々のすさまじさ。この本にあるこのあたりの話は、一般読者に訴求力があるんじゃないかという聞き手の狙いもあり、まさに、自分のような読者にはここがすこぶる面白い。ピンク・レディー、山口百恵、郷ひろみ、沢田研二など、同時に、筒美京平や都倉俊一といった職業作曲家についても語られる。まあ、登場人物のじつに多種多彩なことに圧倒されるが、それだけ、関わってきた仕事のジャンルが多岐にわたるということであり、この人脈がこの本の大きな魅力になっていて、山下達郎や大貫妙子、吉田美奈子、YMOの面々、80年代になると、矢沢永吉、尾崎豊、井上陽水、玉置浩二、泉谷しげる、忌野清志郎といった名前が登場する。仲がいいのかと思うとボロカスにけなしたりして、どっちなのかと思うが、やっぱり仲がいいのだろう。その容赦ない人物評が面白い。要するに、ひとったらしというやつで、村上ポンタ秀一の語り口が見事にこの本には表されている。70年代にはヘロインの不法所持で逮捕されているというのも知らなかった。今、アマゾンで五千円近い値がついているが、それでもこの本は売るのが惜しくなる。

 夜に帰宅し、音楽でも聴きながら早めに眠ってしまおうとするが、眠れずにラジオをつけた。「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴くと、やはり、村上ポンタ秀一の死に触れていた。「六本木のベンちゃん」のドラムもそうだったのか。ラジオを聴きながらようやく眠り、深夜に目覚めると、大瀧詠一がサブスク解禁になっていた。

2021年3月19日金曜日

3月19日金曜日/容姿侮辱演出

◇ テレビ

 今日はなにも予定はなく、朝からのんびりと「グッとラック!」を観ていた。番組冒頭にまず、渡辺直美の〈容姿侮辱演出〉について。昨日、渡辺直美もコメントを発表していた。それも踏まえて、スタジオでは意見が交わされる。

 田村淳「僕自身もバラエティ番組で今まで、じゃあ、ふり返ってそういうことをやってなかったのかっていったらやってきたこともありますし、ただ、やっぱり、感覚をアップデートしていくっていうことが、僕自身もやらなきゃいけないなと思ったし、うーん、すごくなんか、オリンピックの内部のひとの話と、テレビのバラエティの世界は別だっていう考えかたもあるけど、やっぱりもう、別だけじゃだめなのかなとも思い始めましたね。」

 アンミカ「なにか不気味だなと思うのが、これを1年後に出されて渡辺さんも戸惑いますし、ブレストっていう、普通世の中に出ないもの…、広告のひとたちってよく量が質を生むから、とりあえずぎりぎりのアイデアを量で出し合って、そのなかから質のいいものを作っていって、判断を保留するっていうこともされるらしいんですよ。やっぱりそのなかで、自浄作用で、そんなことはだめだよねって、言い合って、そうだったよね、これはやめようって下げていく…、それは一応できてるわけじゃないですか。わざわざ、おもてに出すことで傷ついたり困るひとがいるものを…、もちろん、ブレストの段階でも出ること自体が失礼な内容なんですよ。なんですけど、それをわざわざ1年後に出すっていうことが、すごく気味が悪いというか、降ろしたい意図がすごく強く出たのか、本当にこういう発言が許せないってことで1年も温めてたのか、っていう不気味さは感じます。」

 芸人としてやりにくくならないのかという上地雄輔の疑問に、淳は「やりにくくなるんだと思うよ。」「でも、そこをせめぎあっていくしかないんだと思うんだよね。」と答えていた。



◇ 生活

 夕方から外出。レターパックを出す必要があり、まず、駅前の郵便局に。れんげ食堂に寄り、スタミナ丼を食べていく。コーナンで買うものがあるため、星川まで。買いものだけしてすぐに帰るのもつまらないから、先にマクドナルドでしばらく読書をした。ホームセンターというのはクルマの客を想定して作られているのか、徒歩で行ける範囲にあれば、わざわざ星川まで出かけたくはない。プチプチとダンボール板みたいなものを電車で運搬するのも労力だが、ついでに、ずっと欲しかった低反発クッションも買った。

 夜、アマゾンプライムで映画を観始めるが、どうも惹かれず、途中でやめた。いったん眠り、深夜に目覚め、録画しておいた「日本アカデミー賞授賞式」を観る。俳優たちがなんだか全体的にかなり若くなっている印象を受ける。最優秀作品賞は「ミッドナイトスワン」。「ミュージックステーション」の2時間特番も録画してあり、ざっと早まわしで観た。DA PUMP の新曲、「指パッチン」で始まる歌詞が、突飛なようでドラマチックな面白さもある。shungo. という作詞家は何者なのか。男性ダンスグループがほかにも数組。Toshi が「うっせえわ」を歌う企画もあり、この歌の歌詞をここで初めてちゃんと知った。

2021年3月18日木曜日

3月18日木曜日/寄るところは古本屋


◇ 神保町

 今日も朝から都内に。やたらと移動が多くなる日で、信濃町から永田町、昼食は麹町になり、日乃屋カレーで生玉子の七分盛り。九段下を通ると、武道館から卒業式の学生たちがぞろぞろと出てくる。帰りは神保町に寄ることができ、古本屋をまわった。地下鉄の駅を出て、すずらん通りを三省堂方面に歩き、折り返して靖国通りを歩いていく。よく買いものする店は、神保町の交差点よりも九段側のほうが多い。矢口書店の外の棚から、テレビ番組の台本を3冊買っていく。アットワンダーの外の棚からは、落語特集の「東京人」を発見。値札がついていなかったが、レジにもっていったら 110円だというので迷わず買った。今日はもうこれで充分というくらいだが、白山通りにも少し。アムールショップの外の棚から、演劇特集の「東京人」を200円で買う。タクトまで覗いたが、こちらではなにも買わなかった。




 神保町駅から半蔵門線で渋谷に移動し、まんだらけにも寄っていく。階段の百均から、1冊だけ。古書サンエーにも寄っていくが、なにも買わなかった。渋谷から東横線、各停で眠り、元町・中華街駅まで寝過ごし、横浜駅まで戻ってきた。ビブレのブックオフにも寄るが、あまり買うものなし。210円の単行本を1冊だけ。

 夜に帰宅し、録画してある「グッとラック!」を観る。緊急事態宣言、21日解除に今日決定かというのがトップニュース。大野埼玉県知事は解除反対を示している。東京の新規感染者数は1ヶ月ぶりに400人超え。コロナ関連のあとには、女性議員への「有権者ハラスメント」について。この話題に続けて、五輪開会式演出総括の佐々木宏が、渡辺直美にブタの仮装を提案していた問題も扱っていた。

2021年3月17日水曜日

3月17日水曜日/丸の内


◇ 貧乏暇なし

 今日も朝から都内に。昼食は東京駅丸の内口、目利きの銀次で、ランチメニューのシーフードカレーを食べた。味噌汁付きで、500円。午後、八重洲口のベローチェでひと休み。クリームパンを食べた。音楽を聴きながら、少し仮眠を。しばらく読書もしていく。深沢七郎「楢山節考」を読んだ。読んでおかねばと思っていた小説だったが、深沢七郎も今まで縁がなく、まるで通ってはいなかった。

 夜に帰宅し、録画してある「グッとラック!」を観る。コロナ関連、アストラゼネカ製ワクチンが欧州各国で接種中断になっているという。緊急事態宣言解除について、先行解除の大阪を取材していた。後半はがらりと変わり、カレーはぜんぶ混ぜるか混ぜないか論争をやる。昨夜の「石橋、薪を焚べる」には伊集院静が出演して、野坂昭如が石橋貴明を殴った一件が話題に出た。ここで交わされていた会話は、今の地上波テレビのなかではつくづく貴重だ。

2021年3月16日火曜日

3月16日火曜日/日比谷



◇ 日比谷

 朝から都内に。東横線が停まっていて、湘南新宿ラインを使うはめになり、交通費が余計にかかった。昼食は半蔵門線になり、東京チカラめしで焼き牛丼を食べた。なんだか、やたらとあちこちに移動する日で、最後は日比谷にたどりつく。横浜銀行のATMに寄る都合があったが、日比谷の近辺にはなく、新橋まで歩いた。日比谷シャンテのあたりを歩くことがものすごくひさしぶりで、下手すると、十年以上ぶりかもしれない。東京ミッドタウン日比谷などができて、まったく知らない街になっていた。ゴジラがあるのも知らなかった。そういえばと思い、シャンテの3階、HMV&BOOKSに初めて寄る。花田菜々子さんはここで働いてるのだと思うが、見つけられなかった。5年ほど前に面識があり、しかし、会っても誰だっけということになりそうである。ニュー新橋ビルのATMで金をおろし、コンビニで支払いを済ませなければならなかった。ベローチェに寄り、読書をしていく。滞在時間、1時間半ほど。まだまだ読書したく、新橋から京浜東北線でのんびり帰る。

 内田百閒「東京日記」を読み終えた。岩波文庫。自分の興味からすると、とっくに読んでいてもいいはずなのだが、不思議と縁がなく、内田百閒は通ってこなかった。宮沢章夫、別役実からたぐりよせるように読む。その先にはもちろん、漱石もいる。

2021年3月15日月曜日

3月15日月曜日/荻窪の古本屋

◇ 荻窪

 まるでよく眠れず、早朝5時半には起きあがる。ツイッターを見たら、脳みそ夫がアイヌに対する差別表現をしたというので謝罪をしている。12日に朝日新聞が記事にしているくらいなのに、今日まで知らなかった。

 朝から都内に。昼食は荻窪になり、サヒダイニングというお店で、カレーBセットを食べた。2種類のカレーと、ナンとライス、サラダ、ドリンクのセット。カレーはチキンカレーとキーマカレーにする。ナンを一枚お替わりした。

 荻窪にくることもなかなかなく、グーグルマップを頼りに古本屋をまわる。まずは北口のブックオフから。110円の文庫本だけ、4冊買う。荻窪駅の西口改札前を通り、南側に移動し、竹陽書房に。帳場の前に積んである本のなかに、小林まこと「マンガの描き方」が目にとまり、だいぶ傷んでいたが、値段を訊いたら200円だというので買った。西側にはこの一軒だけがぽつんとあり、あとはどうやら東側にかたまっている。つぎは、駅前からすぐに見えた岩森書店に。ここではなにも買わなかった。南口仲通りをいう商店街をとおり、竹中書店に。外の均一箱から1冊、宇野亜喜良特集の「月刊絵本」を買った。駅から少し離れ、藍書店に。なにも買わなかったが、手入れの行き届いた面白い店だった。さらに駅から遠ざかり、トオワ堂という店を目指すが、グーグルマップには載っているのに、行ってみると古本屋らしき店はなにもない。その場所の奥には保育園があり、あんまりうろつくわけにもいかず、あきらめた。ネット通販だけというケースもあるが、検索してもよくわからなかった。駅の近くまで戻り、最後は古書ワルツに。ここは店の大きさも値段もほどがいい。近くに住んでいたら、いちばん寄るのはここだと思った。篠原有司男のインタビュー本と、高平哲郎「星にスイングすれば」を買った。






 丸ノ内線で帰るが、熟睡してしまい、池袋まで乗り、副都心線で帰ってくる。ツイッターを見ると、村上ポンタ秀一の訃報が。少し前に深夜番組で特集されているのを観た記憶があったので、ええっという気になった。

 夜に帰宅し、タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。デーブ・スペクターがゲスト。続けて、「ザ・ラジオショー」も聴き始めるが、眠ってしまう。深夜に目覚め、録画してある「グッとラック!」を観る。トップの話題は緊急事態宣言21日解除に向けてということだが、自粛疲れする若者たちの「路飲み」と「ストアル」が懸念されていた。花見の季節である。北村義浩教授は「桜だけはどんなブレーキも止められない」「桜が首相になったほうがいい」とまで言っていた。この番組をずっと観ていればわかることだが、北村教授は面白いことを言いたくてしかたがないひとである。

2021年3月14日日曜日

3月14日日曜日/サイゼリヤに

◇ 生活

 どうもまだ睡眠のリズムがうまくいかず、とぎれとぎれに眠っている。かなり眠ったような感覚があっても、目覚めると2時間しか経ってなかったりする。しかし、眠った感覚があればそれでいいのか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店を少し覗いていく。ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていくが、混雑していて、注文したシナモンプチフォッカがやってくるまで 20分もかかった。帰り道、クリエイトで買いものして外に出ると、向かいのセブンイレブンの灯りが消えているのに気がつき、近寄ってみると今日で閉店していた。

 夜、ラジコのタイムフリーで、「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」を3日遅れで聴いた。パンサー尾形の実家が全壊していたとは知らなかった。ネットニュースになっているかと思い、ツイッターで検索してみたら、モラハラで炎上していた。深夜2時過ぎに眠る。

2021年3月13日土曜日

3月13日土曜日/古びていく

◇ 雨降り

 よく眠れないまま、早朝に目覚めてしまう。今日もまた、三ツ境からバスに乗り、旭区の山奥まで行ってきた。あいにくの雨降りで、ダイソーで買っておいたレインコートが役に立つ。一昨日と同じく、帰りはまた三ツ境のロッテリアに寄り、テリヤキチキンバーガーを食べながら、読書をした。

 岡村靖幸の対談集「あの娘と、遅刻と、勉強と」を読み終える。2015年刊。2011年から「テレビブロス」で連載していた対談だが、サブカルチャーの話題はあっという間に古びていくものだと思った。逆にいえば、連載時にはそれだけ鮮度のある話題が多かったのかもしれない。連載時に読んだ記憶はあまりなく、「テレビブロス」はもう読まなくなっていた。いっぽうでは、2011年なんてついこないだだという感覚もある。

 夜に帰宅し、疲れていて、すぐに眠った。しかし、妙な夢を見て、何度も目覚めて睡眠がこまぎれになる。深夜に、録画しておいたテレビを観た。「伯山カレンの反省だ!!」を観ると、鶴瓶がゲストで、この番組は次回で最終回だと。

2021年3月12日金曜日

3月12日金曜日/眠れない

◇ 生活

 早朝に目覚めるおかしな生活リズムになってきた。録画で、昨夜の「つぶやき英語」を観る。この番組でも震災の特集をやっていた。火曜の「あちこちオードリー」も観る。ゲストは錦鯉と藤田ニコル。眠りなおすが、変な夢ばかり見てなかなか眠れない。自覚していないストレスでもあるのか。なんとか、無理に睡眠をとった。「グッとラック!」を観ると、まずは昨日の「音楽の日」のダイジェストをたっぷり放送する。ファンキーモンキーベイビーズの一夜かぎりの復活がそんなに話題なのか。昼間、「ビバリー昼ズ」を聴きながら、また少し眠ってしまう。中川家の「ザ・ラジオショー」では、オープニングで「R-1」の話をしていた。「地獄絵図」という剛に笑った。「普通にしゃべるやつ出てけえへんのかな。いつも思うねん。」と礼二。

 夕方、駅前まで外出する。れんげ食堂で、エビチリチャーハンを食べた。椅子から転げ落ちたドトールはしばらくやめておこうかと思い、マクドナルドにひさしぶりに入り、1時間ほど読書をしていく。帰り道に、Spotify で小沢健二の新曲「ウルトラマン・ゼンブ」を聴いた。ツイッターを見ていないと情報に疎く、発売から数日遅れで聴いた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、今週の「FRIDAY」にやけに面白い記事が多い。都はるみが矢崎滋と通い同棲、アンジャッシュ渡部の「笑ってはいけない」出演の幻の台本、元りあるキッズ長田の独占告白など。夜にまたテレビ。録画してあった今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは大空眞弓で、石垣島に移住するとの発表をしていた。大空眞弓の理想のいい男は千鳥の大悟だという。早めに眠ろうとしていたのに眠れず、あきらめて、深夜にまたテレビを観る。「水曜日のダウンタウン」の2時間スペシャルを半分まで。「まだ誰もやってないモノマネ王座決定戦」が面白かった。器用なタイプ、不器用なタイプの差が出る。優勝したホリはもちろん、ミラクルひかるの岡田晴恵がすさまじい。

2021年3月11日木曜日

3月11日木曜日/亀甲山



◇ バス

 朝早くに出発し、三ツ境からバスに乗る。こんな時間にバスに乗ることもめったにないが、けっこう混んでいるもので、バス停には行列ができていた。神奈中の116系統、若葉台中央行きのバスに乗り、亀甲山というバス停で降りる。このバス停では、自分ひとりしか降りなかった。道路も混んでいたようで、予定よりも少し時間がかかった。長年、旭区に住んでいるが、こんなところにやってきたのは初めてだ。ズーラシアなんかも同じ旭区内ではあるが、一度しか行ったことがない。クルマの免許をもたない自分の行動範囲は相鉄線の駅周辺にかぎられていて、改めて地図で見ると、知らないエリアのほうが圧倒的に多い。わが家の場所もたいがい横浜のイメージからはほど遠いと思っているが、それよりもさらに田舎のようなところがあるものだ。帰りは夕方になり、川井橋というバス停から乗った。

 三ツ境のロッテリアで、テリヤキチキンバーガーを食べ、少し読書をしてから帰った。コンビニに寄り、「週刊文春」の立ち読みもしていく。小林信彦の連載を読むと、「週に二回、デイサービスという会に通っている。」という書き出しに驚く。阿川佐和子対談には小林克也が登場していた。小林克也も八十近いのだ。

 帰宅して、録画してある今朝の「グッとラック!」を観る。バス停の「野良イス」の特集が面白かった。野良イスというのは知らなかったが、Mr.tsubaking というひとの命名らしく、そのひとが取材に答えていた。震災関連の番組もいくつか録画したが、観るエネルギーがない。Spotify のポッドキャストで「サンドウィッチマンの東北魂」をいくつか聴いた。ニッポン放送の番組だが、ポッドキャストはなぜか1ヶ月近く遅れて配信されていて、最新回が2月14日放送だが、2月7日の回ですでに、もうすぐ3月11日だという話をしていた。いや、続けて聴いていくと震災の話は毎週している。「東北魂」をラジコで検索して、今夜は「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」もあることを知ったが、疲れてしまい、23時頃には眠った。

2021年3月10日水曜日

3月10日水曜日/蔵前





◇ 蔵前

 朝から都内に。昼食は蔵前になり、すき家でビビンバ牛丼を食べた。隅田川テラスのベンチで、ひと休みする。今日は春のような暖かさ。周辺を歩いてみて、浅草、両国との距離感が初めてつかめた。蔵前駅の地下鉄の出口を出てすぐのところに、御蔵前書房という古本屋がある。写真では見たことがあったが、とんでもなく年季の入った店だ。棚が傾いてしまっていて、店の奥に入っていっていいものか。というよりも、店全体が傾いている。外からは店の奥は見えず、会計をする際はこの奥に入っていくのだろうが、まるで洞窟にでも入っていくような探検家の気分がする。手前のほうの棚を眺めると、あまり手入れがされないまま、長らく売れ残っていそうな本が多く、そのなかにもこれはと思う本はあるが、さすがに安くはない。なにか買うものがあればと思ったが、なにも買わなかった。

◇ 読書

 夕方には横浜駅まで戻り、ムービルのモスバーガーに入る。テリヤキチキンバーガーを食べ、コーヒーを飲み、読書をしてから帰る。

 野坂昭如「俺の遺言 幻の「週刊文春」世紀末コラム」を読み終えた。2016年刊、文春文庫。「週刊文春」連載コラムのなかから、単行本化されていない1995年以降のものを厳選した文庫オリジナルで、1999年の最終回まで掲載されているから、まさに世紀末コラムだ。編者は坪内祐三。坪内も連載していた「週刊文春」のバックナンバーを整理しているうちに、野坂のその時代の時評が衰えていなかったことを発見する、その過程が解説に書かれている。こんな本は、坪内祐三でなければ編まれない。野坂昭如は2015年に亡くなり、坪内祐三は2020年に亡くなった。

 夜に帰宅し、もう少し読書をする。奇しくも、コラムの名手をもう一冊、小林信彦「コラムは笑う」を読み終えた。1992年、ちくま文庫。こちらは1983年から1988年に「キネマ旬報」に連載されたコラム。編集部の要望により、映画以外の批評にも触れる〈エンタテインメント評判記〉というかたちをとったそうで、この時代に少年だったものとしては、テレビの話が特に面白い。具体的には、とんねるずやたけしについての評価が。あるいは、たけしに「理解不能な中傷」をされたという一件(P204)はこれを読むまで知らなかったし、また、談志師匠が「週刊サンケイ」に連載していた映画評に強い共感を示している(P378)ところには感慨も湧いた。ほかにも、高田文夫の落語、円丈の「御乱心」、「ゆきゆきて、神軍」などなど、楽しく読んだ。

(★目次では見つけられない箇所だけ、ページを記しておきます。自分で探しなおすときのために。)

 

2021年3月9日火曜日

3月9日火曜日/ひっくり返らないようにする




◇ 池袋

 朝から浮間舟渡まで出る用があり、めったに乗らない埼京線に乗った。帰りに池袋に寄る。サンシャイン通り周辺をうろつき、牛焼ジョニーという店で牛焼を食べた。池袋の飲食店には疎く、決められないときはこの店になる。それからブックオフに。今日はなかなかいいものが買えた。文芸書の棚にビームせどりがいて、カゴには思いがけない本が入っている。横で検索してみると、たしかに値段が高い。この知識はなく、ビームせどりに教わることになった。

 東池袋のベローチェに入り、2時間ほど読書をしていく。昨日、ひっくり返るようなことがあったので、先に少し眠った。今日はきちんと背もたれのあるソファーの席を選び、あたまを後ろの壁に寄りかからせる。あたまを固定してあれば、ひっくり返りはしない。ただ眠っていると店員に注意されそうだが、耳にイヤホンをつけて眠ってしまう。まあ、いつもだいたいそうしているのだが、昨日は油断していた。

 高山羽根子「居た場所」を読み終えた。高山羽根子を2冊続けて読んだが、芥川賞候補作という帯がついていたこの作品にも惹かれず。円城塔もわからないが、SF界で評価の高い作家はどうも相性が悪いのか、大変なSFオンチなのではという気もしてきた。

 東池袋駅から有楽町線、池袋で副都心線に乗り換え、東横線で帰ってきた。夜遅い帰宅になり、ラジオを聴きながら眠った。

2021年3月8日月曜日

3月8日月曜日/ひっくり返る

◇ 日常

 朝9時半頃に目覚め、録画してある「グッとラック!」を追っかけ再生で観る。トップの話題は緊急事態宣言延長について。昼からはラジオを聴くつもりだったが、今日は「ビバリー昼ズ」はお休み。SDGsの特番をやっていた。13時からはナイツの「ザ・ラジオショー」を。平野ノラの育休が続いていて、月曜のパートナーは、今月は三四郎が交互に出演している。今日は小宮がパートナー。ゲストは横澤夏子。ラジオを聴きながら、梱包作業をする。15時前に、いったん近所の郵便ポストまで出る。録画してあった、尾崎世界観の「情熱大陸」も観た。

 夕方、ヤマトの営業所まで。昼には小雨が降っていたが、もう止んでいた。今日はこれだけで引き返し、駅前のドトールで読書をするが、読書をしながら居眠りし、本を床に落としてしまった。拾いあげて、読書を続けていると、今度は自分が床にひっくり返る。すぐに起きあがり、椅子に座りなおしたが、あたまに衝撃がある。あたまを打ったのか、どこを打ったのかもわからなかった。今日は寝不足という感覚もなかったのに、なぜひっくり返るほど眠ってしまったのか。似たようなことはだいぶ前にもあって、ベローチェで椅子から転げ落ちたことがあったが、それ以来、ずいぶん注意はするようになっていた。からだに歪みがあるのではと思う。そのベローチェには恥ずかしくて行かなくなってしまったが、この駅前のドトールに行けなくなるとすると不便になる。当然、読書はあまりはかどらない。2時間ほど滞在し、ロピアで買いものしてから帰る。帰宅したときには夜で、Spotify で音楽を聴きながら、早々と眠ってしまった。

 Chooning になにか投稿しようと探していたら、桐島かれん「ディスコ桐島」というアルバムを見つけた。これがどうやら近田春夫プロデュース。初めて知った。深夜に目覚め、テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。震災関連の特集が多く、「サンデー毎日」にはサンドウィッチマンのインタビューが載っていた。メールをチェックすると、向井さんのメルマガ「早稲田古本村通信」が届いていた。3月2日の日記には自分の名前が出てきた。

2021年3月7日日曜日

3月7日日曜日/「R-1グランプリ2021」

◇ ラジオ

 朝7時前にいったん目覚め、ラジオをつける。「志の輔ラジオ 落語DEデート」を聴き始め、すぐにまたうとうとしてしまったが、ゲストは内田也哉子だと声でわかった。もう少し眠りなおし、今朝の「サンジャポ」を録画で観て、午後はまたラジオをつける。「爆笑問題の日曜サンデー」のゲストが優木まおみだった。優木まおみという名をひさしぶりに聴いたが、生島ヒロシの事務所なのだという。このあたりの内情はよくわからないが、来週のゲストは池畑慎之介で、このひともまた生島ヒロシの事務所だという。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、2時間ほど読書をしてから帰ってきた。サイゼリヤは混雑していた。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画しておいた「R-1グランプリ」を放送直後に観た。今回から完全リニューアルとなり、かなり楽しみにしていた。司会は霜降り明星と広瀬アリス。テーマ曲を Creepy Nuts が手がける。演出面はかなり「M-1」に近づけたような印象で始まった。審査員は、陣内智則、友近、ホリ、古坂大魔王、野田クリスタル、川島明、ハリウッドザコシショウ。出場資格が芸歴10年以内になり、それに合わせてか、審査員もだいぶ若返り、歴代優勝者も混じるようになった。復活ステージ、暫定ルームのレポーターに、こがけん、おいでやす小田をそれぞれ配置したのもいい人事だったが、RGと浅越ゴエの裏実況が紹介されたあたりから関西の臭いが強くなる。そしていよいよ本戦。出演順に、マツモトクラブ、ZAZY、土屋、森本サイダー、吉住、寺田寛明、かが屋賀屋、kento fukaya、高田ぽる子、ゆりやんレトリィバァ。リニューアルはされたが、始まってみるとやっぱり今までの「R-1」とまるで変わらなくなった。20年近い歴史のなかで堆積してきた澱のようなものがある。こういうメンバーを決勝に残すというのは、予選はなにもリニューアルしていないのかもしれない。大きく分けて、ひとりコントとフリップネタのみ。フリップネタというのはそもそも、90年代から増えていった形式だと思うが、作家的な作業に留まり、演じる部分がおろそかになっているものがとても多い。これがなぜプロの芸として認められているのかと未だに思う。芸の力量を発揮できるものは、真っ向勝負のひとりコントだろうが、しかし、制限時間の問題もあって、ドラマを展開させられない。じっくり演じると、笑いが少ないという印象にもなる。吉住には期待していたが、審査員の点数はどうも伸びない。その点、かが屋賀屋はこの制限時間のなかで見事なコントをやりきっていて、いちばん面白かった。演技者として、たしかな力量を改めて認識した。高田ぽる子は初めて観たが、このひとだけはひとりコントとフリップネタの合わせ技で、ほかにもいろいろな要素を混ぜている。声の出しかた、所作など、細かいところにも意識が行き届いていて面白かったが、審査員の好みは割れたようで、やっぱり点数が伸びない。最高点をつけた審査員もいれば、最低点をつけた審査員もいる。「R-1」は長らくブロック式の対戦であり、投票制の審査だったが、今年はルールも「M-1」に近づけたかたちになり、得点制の審査になったことも大きな変化だったが、謎の点数もかなり多かった。審査員のコメントの時間もあまりなかったため、謎は余計に深まる。「M-1」と違うのはツイッター投票がある点で、投票数により、5点、3点、1点という3段階の点数が加算されるが、審査員の得点は100点満点であり、比重としては小さい。これはあってもなくてもいいと思った。ファイナルステージには、かが屋賀屋、ゆりやん、ZAZYが残り、ゆりやんが優勝した。ZAZYの失敗がなくとも、順当だろうと思う。優勝が決まった瞬間、泣くいていると見せかけて、顔を隠している手をどけると変な顔をしているというお決まりのネタをやろうとしたが、カメラマンがそれを知らない。本当に泣いているような空気になったが、実際、本当に泣いていたような気もした。番組は最後にまた、ゆりやんの1本目のネタをまるまる再放送して終わった。

 ほかにも録画した番組をいくつか観る。「笑点」ではサンドウィッチマンが漫才をやっていて、ようやくまともな演芸を観た気になった。「ガキの使い」には板尾創路がひさしぶりに登場した。キャンプ中のメンバーのところに、板尾がギャガー犬というものを連れて現れるという企画だが、これも「R-1」と通底するものがある。島田珠代にいよいよ波がきているのか。昨夜の「ゴッドタン」の「腐り芸人オンラインセラピー」も面白かった。

ブログ アーカイブ

7月7日日曜日/都知事選はどうなった

◇ テレビ・ラジオ  朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」で、チョコレートプラネットがTT兄弟で「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦した映像を初めて観た。藤井聡太の棋王就位式には、同郷の瀬戸朝香が駆けつける。昨夜の「にちようチャップリン」は、先週に引き続き...