2023年9月19日火曜日

9月19日火曜日/神保町の交差点



◇ 飯田橋・神保町

 早朝に起きあがり、朝から都内に。飯田橋に用があり、昼前に神保町まで歩き、昼食にする。ボーイズに入り、しょうが焼きを食べた。900円。この店はやっぱり、しょうが焼きがいちばんうまい。ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒー。タイムフリーで、先週水曜深夜に放送された「神田伯山のオールナイトニッポン」をようやく聴いた。ニッポン放送に伯山を連れてくるというのがそれだけでも大胆なのだけれども、さすがは伯山、すさまじいボルテージ、すさまじい気迫。笑い屋シゲフジも連れてきていて、「人間の証明のテーマ」と「色彩のブルース」も流れる。「問わず語りの神田伯山」が「オールナイトニッポン」をジャックしたかのような、どちらにとっても痛快であるかのような番組だった。


 神保町もよくきているようで、わりとひさしぶりな気もする。ベローチェを出て、御茶ノ水側のアットワンダーの別店舗を覗いていく。三省堂の建物はすっかりなくなってしまった。すずらん通りに入り、東京堂にも寄る。古本屋を覗きながら、すずらん通りの端まで歩いていくと、向かい側、さくら通りの入り口の脇には駐車場ができていた。交差点から靖国通りを進む。アットワンダーの外の棚から、キリングセンスのサイン本を見つけ、これはもちろん買わざるをえない。










 神保町から半蔵門線で渋谷に出て、東横線、渋谷始発の各停に乗り、読書しながら帰る。二俣川、ジョイナステラスの行政サービスセンターに寄り、昨日返しそこねた図書館の本の返却する。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、手芸家の洋輔というひとがゲスト。誰かと思えば、キャシー中島と勝野洋の息子だった。「さんま御殿」も追っかけ再生。「人間関係に悩んでる有名人SP」というテーマ。初登場の家入レオが、仲がいいという福田麻貴と一緒に出演していたのだが、本気といじりの違いがわからないという家入レオは、福田麻貴がいじられていると悲しいんだという。別所哲也は、スマートスピーカーが反応しないと、ひとに話が伝わっているか不安になるという話をした。すると、さんまの声も機械が反応しないんだそうで、雑音と認識されるらしい。

 7月からNHKで放送されている「お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ」を、録画したままでまったく観ていなかった。お笑いが好きな雑貨店の店主を小池栄子が演じ、小池栄子が観るネタ番組や動画が劇中に挿入される。しかし、ようやく手をつけてみると、ドラマパートがぜんぜん面白くない。これは観ていられないと思い、早送りして、ネタ部分だけをざっと観てしまうが、この構造がネタ部分のトーンもしらじらしくしていて、ネタ部分も観ていてつまらなくなった。1話から9話まで確認し、残すは今夜の最終回。

 タイムフリーで、先週土曜の「SAYONARAシティボーイズ」を聴くと、きたろうが岡部耕大というひとが亡くなったという話をしていて、この名前を知らなかったが興味をもった。早めに眠ろうとするが、よく眠れず、深夜に何度も目覚める。ミニ冷蔵庫に入れてあった飲みものをひとくち飲もうとすると、ぜんぜん冷えていない。メルカリで買った中古品だが、ついに壊れてしまったか。まだ1年程度しか使っていないのではと、購入履歴を確認したら、記憶していたよりも値段が高かった。そんなにしたかな。そのわりには、容量が小さく、使い勝手が悪かった。すぐに眠りなおすつもりが、眠れなくなる。

2023年9月18日月曜日

9月18日月曜日/同姓同名がいる

◇ ラジオ・読書・テレビ

 朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、ぜんぜん書けない。だめ。のらない。パソコンのラジコの地域判定がずっと狂っていて、ラジオを聴くのも不便だ。昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」は Spotify のポッドキャストで聴いた。オープニングに桂枝曾丸が登場していた。昼はスマホのラジコを使い、「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。12時台ゲストは、氷川きよしの歌謡ショーの司会でおなじみの西寄ひがし。

 午後から外出。まだまだ暑く、まったくいやになる。この暑さのせいで、あらゆることが停滞する。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、カツカレーを食べた。680円。ドトールに入り、読書をしていく。それから、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を返却するはずだったが、何時に閉まるかをまったく考えておらず、気がついたときには17時を過ぎ、もう閉まっていた。失敗。くまざわ書店に寄り、そのあとは散髪をするつもりでいたが、これも気が変わり、まだ髪は切らない。なんのために二俣川までやってきたのかわからなくなった。

 図書館で借りた「もっと知りたい 柳宗悦と民藝運動」を読み終えた。2021年刊、東京美術。先日の経験から、古美術に関する本をなにか読んでみたいと思い、入門書みたいなのを3冊借りてきたそのうちの1冊。まったく無知な状態から読み始めたので、薄い本だが、なかなかすいすいとは読めなかった。ここを入り口に、つぎはなにを読もうか。

 夜に帰宅し、ブログの更新をようやくひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は岩城滉一・結城アンナ夫妻がゲスト。今日の「しゃべくり007」は LE SSERAFIM がゲスト。これは途中まで観てやめた。

 昨夜の「まつも to なかい」は大久保佳代子とヒコロヒーがゲスト。松本が「ひまつぶしにこんな話するんやけど」と前置きしつつ、中居と大久保に「ふたりつき合ってみたら?」と言い始め、この話がだらだらと続き、これはだめなトークだなと思っていたら、ヒコロヒーが「ひまつぶしすぎません?」とぶったぎったのはさすがだった。このふたりを迎えて、恋愛話ばかりになるというのはひどい。今回は緊張感ないなあと思いながら観ていたが、番組30分ぐらいから野沢直子が加わり、松本にばんばん突っ込んでいたのは気持ちがよかった。

 今日は家のなかで、二度、あたまをぶつける。長年住んでいる家で、そんなことってあるだろうか。深夜0時頃には眠ろうとするが、眠れず、深夜1時過ぎにいったん目覚める。メールを確認すると、ツイッターにDMがきていた。誰かと思えば、ほぼやりとりしたことのない古本屋さんで、なにかと思えば、「同姓同名の間違いだったら申し訳ありませんが」といって、購入した本の送料をサービスしますという話だった。とてもありがたい話だが、いやこれ、同姓同名だわ。「同姓同名の間違いだったら申し訳ありませんが」と書いてなければ、意味がわからなかったかもしれない。しかし、古本の世界なんて狭いから、そう思うのもしかたがない。その同姓同名のひと、よそでも誤解されてるんじゃないかと思うとちょっと怖いな。いや、迷惑かけているのは、どちらかというとこっちのほうか。明日は朝から外出するのに、すぐに眠りなおそうとするが、ますます眠れなくなってしまった。

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2023年9月17日日曜日

9月17日日曜日/年寄りのオタク話

◇ テレビ

 朝、録画残量が足らず、腰が痛くてまだ眠りたいが、録画していたテレビ番組を観る。「さんまのお笑い向上委員会」を2週分。先週は、囲碁将棋に加え、とにかく明るい安村、くまだまさし、U字工事が登場。くまだまさしは4年ぶりに出演。昨夜の放送では、土田晃之がひさしぶりの出演。「向上ゲスト」はマシンガンズ。ハマカーンも6年ぶりの出演。これも観そびれていた「ワルイコあつまれ」も2週分。先週は「子ども記者会見」のコーナーに、ラグビー日本代表の堀江翔太と稲垣啓太が登場していた。昨日の放送では、みちょぱが「子ども記者会見」に登場。


 午後から外出。横浜に出て、地下の有隣堂を覗き、それから、ヨドバシカメラにも寄る。地上に出て、県民センターまで、県立図書館で借りた本を返却する。遅めの昼食、すき家に入り、月見すき焼き牛丼を食べた。650円。南幸のドトールに入ろうとしたが、ほぼ満席。ベローチェにも行ってみるが、こちらも混んでいた。あきらめて、とりあえず、ビブレのブックオフに。しかし、棚がすかすかになっていて、これは補充を待ってからのほうがいいと思い、なにも買わずに出た。西口を離れ、東口のドトールに落ち着き、しばらく読書をする。近くの席にいた年寄りふたりの話し声が耳障りだったのだが、しゃべっている内容はオタク話で、もうこういう世代が年寄りなっているのだな。平沼のブックオフにも寄り、220円の文庫本を1冊だけ買っていく。

◇ 読書

 帰りの電車内でも読書の続きを。図書館で借りている「シティ・ポップとラジカセ」を読み終えた。今年の3月刊、徳間書店。書名のとおり、シティポップとラジカセに関する本なのだが、それぞれの部分が、関連しているようで分離している。ちょっとしたムック程度の質の本だった。シティポップの部分は関心をもって読んだが、カセットの部分は、テープやラジカセの違いを微細に記してあったりするのだが、これはかなりわからなかった。世代的には、カセットテープはラジオの録音には使っていたけれども、FMで音楽をチェックしたりという経験はなく、録音していたのはAMの番組ばかりだ。カセットで音楽を聴いた世代ではないんだよな。稲垣潤一、杉真理、鈴木茂、伊藤銀次、EPOのインタビューを収録。「DOWN TOWN」の始まりの「七色」が「ラブユー東京」からきているとは知らなかった。それにしても、どうかと思うくらいにこの本は誤字が多い。もう少し落ち着いて作れと言いたくなる。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、まずはジャニーズ問題の続報。元キスマイの飯田恭平というひとが「当事者の会」に合流したことをここで初めて知った。鈴木エイトが若いころにバンド活動をしていたことは以前も言っていたが、タレント活動もしていて、そのころにジュリー藤島と会っているのだという。スタジオでは山田美保子が解説を、それから、岸博幸も登場し、経済面からも分析する。太田とデーブ・スペクターが、ジャニーズのタレント育成の面についてもきちんと触れていた。ジャニーズのあとにはビッグモーターの問題。加藤久美子が、車検を受けてみるという名目で、店舗を取材する。そのほか、ラグビーの話題、「VIVANT」の特集など。

 昨夜の「Nキャス」では、堺雅人が冒頭から安住の代わりに出演していた。無論のこと、「VIVANT」の番宣。堺雅人と三谷幸喜でドラマのパロディをやっているような感じだったが、それからいつものオープニング映像があり、安住紳一郎も登場した。福山雅治と大泉洋が出演したときと同じく、この回も番宣で登場した堺雅人がコメンテーター席に居残り、通常のコメンテーターは出演しない。猿翁の訃報や、ジャニーズの話題もあったが、堺雅人にはコメントさせなかった。「別班」の特集もあり、ドラマを観ていないからよく知らないが、これはこれで興味深かった。深夜0時過ぎに眠る。

2023年9月16日土曜日

9月16日土曜日/ギリヤーク尼ヶ崎

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「太田上田」は「全国絶名モノマネスターベスト5」として、アグネスちゃんこ鍋、水前ジジイ清子、山本ノンダ、長渕強くないし、長生きつよしがリモート出演したのだが、全員が同じ鹿児島の店からの出演、しかも、水前ジジイ清子と長生きつよしは同一人物だった。昨夜の「ネタパレ」は、なすなかにし、囲碁将棋、ぱーてぃーちゃん、ネルソンズが出演。「勝ち抜きパレード」には、山椒魚、群青団地、モシモシが挑戦し、モシモシが5週勝ち抜きを達成。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」では番組審議会の様子を伝える。ジャニーズの性加害問題について、岡室美奈子「タレントさんに罪はないというそれ自体はそのとおりだと思いますけれども、ただやっぱりその、ジャニーズのタレントと契約するということはジャニーズ事務所と契約するということであって」「個人と契約すればいいんじゃないかというお話が出て、本当にそういうことが可能であれば、それはとてもいいことだと思いますが、ただジャニーズ事務所が存続しているかぎり本当にそんなことが可能なのか、っていうところが、私は大いに疑問に思います。」

◇ 渋谷

 ツイッターから、市川猿翁の訃報を知って驚いた。83歳。昨夜の23時過ぎにはニュースが出ていた。朝から都内に。まず、東京駅に出て、午後は渋谷に。まんだらけに寄り、階段の百均からカセットテープをひとつ買っていく。今日は三連休の初日で、昼食にしたいが、どこの店も混んでいた。結局、富士そばに決めて、カレーかつ丼を食べた。680円。

 そういえば、今朝、渋谷109 が火事になったというニュースを目にし、せっかくだから見物したくなった。1階から行ってみたら、入り口に貼り紙があり、コーンの柵が立てられている。今朝の出来事だからもう何事もないかと思っていたが、全館休業になったのだな。火元は地下3階、漏電によるボヤだったようで、地下にも降りてみるが、シャッターが閉まっているだけで被害の痕跡はわからなかった。



 渋谷で時間をつなごうかと思っていたが、混雑を避けたくなった。渋谷を離れることにして、東横線のホームに降りていくと、渋谷始発の各停がちょうどやってきた。ぐっすりと眠りながら、綱島に移動する。ブックオフに寄るが、いい本がぜんぜん見つからず、この店はここのところはいつもそう。220円の文庫本を2冊選び、これだけであきらめようかと思っていたら、雑誌の棚に買いたいものがあった。110円の雑誌も3冊買う。ドトールに入り、ひと休み。スマホの充電、しばらく読書をしてから、今度は白楽に移動した。

◇ 六角橋商店街

 六角橋商店街のドッキリヤミ市場に。ずっとフリマもないし、ここのところは来なかった回も多いが、今回はギリヤーク尼ヶ崎が観ないわけにはいかなかった。出番は20時から。19時半には六角橋商店街に到着し、鐵塔書院の外の箱を少し覗いていく。商店街の端っこまで歩いてから仲見世を戻り、食品館あおば裏の駐車場に進む。駐車場では、ギリヤーク尼ヶ崎の前の出番の民謡が終わるところだった。ブルーシートが敷かれ、客席が作られているのだが、客が入れ替わるがそちらには座らず、後ろの立ち見のほうが観やすいのではと思った。商店街の会長、石原さんがマイクをとって前説をする。そして、紀あささんが今回も黒子に扮し、最初にあいさつをする。ギリヤークさんは93歳、今年は大道芸歴55年になるそうで、ここがその芸歴55年最初のパフォーマンスになるという。紀さんに車椅子を押され、ギリヤーク尼ヶ崎が登場する。最初の舞踏があり、そのあと、車椅子に座ったまま、ゆっくりと長くしゃべる時間があった。しかし、なにを言っているのかはほぼ聴きとれず、どうやら、過去の海外公演などの話をしていたのだと思うが、そのあいだに、紀さんと石原さんはマイクフォローしつつ、つぎの演しもののために着替えさせる。言葉が不明瞭な部分を、紀さんが代わりにしゃべってしまう部分もあったのが可笑しい。今回は、カメラを入れて、映像をビルの壁に映してもいたから、表情はそちらでよくわかる。93歳の老人にここまでして芸をさせることの意味も考えたくなるが、最近、ネットのニュースで読んだ根本敬の言葉があたまをよぎる。それは蛭子さんの展覧会に関する取材に答えていたもので、作品を作る人間の残酷さについて話していた。根本「絵を描いたり作品をつくったりする人たちには、どこか、自分に対しても、他人に対しても、残酷な部分があります。蛭子さんもそういった残虐性をうまく作品に向けて成功しました。僕が認知症の人を虐待するように捉えられても仕方ない。それは僕の中の残虐さですね。でも後ろめたさはありません。結果的に残った作品で、いい展覧会ができればいい」 ギリヤーク尼ヶ崎の芸はこのドッキリヤミ市場で毎年のように観てきたが、やることはほぼ変わらない。今回も、客から引っぱり出されたひとたちと一緒に踊り、バケツの水をかぶったりもした。バケツの水をかぶるすがたを見て、そういえば、いつも寒い時期にやってなかっただろうかと思ったが、その点、今日はまだ暑く、水をかぶることの怖さはなかった。最後まで演じ終えると、テレビの取材らしきカメラと音声がギリヤークさんに近づいていった。






























 広場を出て、商店街を見物しながら、白楽駅に戻っていく。シャーミィ鈴木さんやフラメンコ、さまざまなバンド、ザディコキックスの演奏も、少しずつ眺め、写真を撮っただけで通りすぎ、白楽駅から東横線で帰る。足腰がふらふらだ。帰宅は夜遅くなった。ポッドキャストをいくつか聴き、テレビの録画を確認してから、深夜0時頃に眠る。

2023年9月15日金曜日

9月15日金曜日/雨上がりの小籠包

◇ テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、日記の下書きだけして、すぐに眠りなおした。昨夜からやけに暑い。再び起きあがり、ブログの更新をようやくひとつ。前回の更新から一週間以上空いてしまった。録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「週刊さんまとマツコ」をまだ観ていなかった。夢グループ特集はもうどうでもいいのだが、二代目橋幸夫オーディションが気になる。これも録画したまま、ずっと観ていなかった番組、昨年末に放送された「+90000アラウンド」をやっと観る気になる。ダウ90000とAマッソが共演したライブの中継だと思っていたのだが、観てみたら、その配信の宣伝番組だった。今ごろ観るとは、じつに用のない視聴者だ。忽那のドッキリ企画などがあったが、ライブの冒頭8分はここで放送してくれた。冒頭だけ観ると、Aマッソの色が強い感じがした。ダウ90000にはないようなセリフまわし。演劇よりもお笑い寄りになっていたのかどうか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊現代」を読むと、伊集院静が連載エッセイで、東山紀之の男気を絶賛していた。「都合の良い時だけ東山さんは使われたナという気がせぬではないが、ともかく守り抜いたのである。彼だけにしかできなかった。他のジャニーズに人物がいたとしたら長瀬智也かキムタクくらいだったのではないか。中居正広なんぞは自分のことしか考えぬ、ただの二流タレントでしかない。」「今、大河ドラマも松潤とかが演じているが、こんなつまらない大河も珍しい。またアヒルが出る保険会社のCMに登場するタレントが、真剣にニュースを読んでいても信用できないに決まっている。私は人間を見る目だけは持ち合わせているつもりだ。」 そのほか、「熱討スタジアム」は「雑誌『ガロ』とつげ義春を語ろう」。佐野史郎、高野慎三、高島直之という3人の鼎談。高島直之というひとは美術評論家。佐野「僕はつげさんが原作の映画『ゲンセンカン主人』('93年)に出たとき、初めてお目にかかりました。裸の出るシーンを撮るとき、なぜかつげさんが見学にいらっしゃるんですよ(笑)。」 つげ義春の単行本が売れるようになったのはいつ頃からかというと、高野「『ガロ』に描かなくなった'70年以後です。最終的に'90年代に筑摩書房から『つげ義春全集』が出ます。そのおカネが入るから、もう30年以上も描かないで食べられているんです。」「もともと「おカネがあれば漫画は描かない。僕には創作意欲がないから」と言っていました。「手塚さんや石ノ森章太郎さんは儲かったのに描く意欲を持っているのがまったくわからない。でもおカネが無くなれば、僕は漫画しか描けないから描くんだ」って。」

◇ 病院

 外は雷雨になっていた。近くに雷が落ちたのか、すさまじい音。午後から外出。雨は止んだが、一応、傘はもっていく。横浜駅から市民病院まで歩く。3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。その道のり、天気予報では気温はそれほど高くないようなのだが、また夏のような暑さだ。雨が降って涼しくなるかと思いきや、アスファルトからの熱気がすごい。小籠包のような心持ちがする。病院には予約時間を少し過ぎてから到着したのだったが、今日はやけに混雑していて、やたらと待たされた。あとの予定もあったから、時間が気になってしかたがなかった。いや、あとの予定までどうやって時間をつなごうかと、もともとはそう考えていたのだが、むしろ、間に合うかも心配になってくる。結局、1時間待たされ、診察はいつもどおり、5分程度で終わる。薬局のほうは空いていて、あまり待たされなかった。



 薬局を出ると、雨が降り始める。グーグルマップを見ながら、地下鉄の三ツ沢上町駅を目指し、三ツ沢公園を抜けていく。この公園内を通るのも初めてだったが、雨降りでなければもっと写真を撮りたかった。三ツ沢上町から市営地下鉄に乗り、仲町台に移動。ここで遅めの昼食にするつもりでいたのに手頃な飲食店がぱっと見つけられず、時間もないからあきらめた。まともに食べそびれたまま、夜遅くに帰宅する。録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・音無美紀子)だけ観て、23時過ぎには眠る。

2023年9月14日木曜日

9月14日木曜日/池袋から帰ってくる

◇ 池袋

 早朝から眠ろうとすると、眠るまで時間がかかる。いつの間にか眠り、目が覚めるともう時間がない。午前中から都内に。昨日買ったシェフパンツを履いていくが、すぐに慣れるかどうか。池袋に出て、まず、昼食。サンシャインシティ、地下1階のてんやに入り、天丼を食べた。560円。急いで食べたら、汗をかいた。それにしても、シェフパンツというのはずり下がってくるものだ。夕方、サンシャインシティのすぐ外のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。ブックオフに寄り、220円の単行本を1冊、390円の単行本を1冊買っていく。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車内でも読書を続け、九龍ジョー「伝統芸能の革命児たち」を読み終えた。2020年刊、文藝春秋。「文學界」の連載を中心に、2015年から2020年にかけての原稿が収録されている。「文學界」の連載中にも何度か読んでいるはずだ。前半では、歌舞伎、能、狂言、文楽を、後半では、落語、講談、浪曲、ストリップを扱っている。ここにストリップを入れるのが九龍ジョーならではだが、意図も理解するが、それにしたって違和感はある。歌舞伎についての文章がいちばん多いだろうか。能や狂言については教わることが多かったが、寄席演芸については意外と幅が狭いんじゃないか。時期的に中心になるのは伯山であり、「革命児」というテーマだからこういう人選であるとは思うのだが、どうもバランスが悪い。九龍ジョーは、業界にかなり関わっているわりには、落語に関しては意外と経験値が低いという気がするな。いや、経験値の低さはいいんだけど、ブラック師匠についてなぜもっと書かないんだとはいっぽうでは思った。談志師匠が「小猿七之助」をやったあのシアターDの客席に九龍ジョーもいたんだというのは初めて知ることだった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」は夏木マリがゲスト。16年ぶりの出演だとは少々意外だ。今日放送された「NHK MUSIC EXPO 2023」という番組に、新しい学校のリーダーズが出演するので録画しておいた。世界で活躍するアーティストが集結するという番組、司会は山里亮太、New Jeans や YOASOBI も出演していた。新しい学校のリーダーズは「オトナブルー」と「マ人間」の2曲を披露した。「オトナブルー」は変なアドリブを入れてたりしていて、まだまだ飽きない。

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8月19日木曜日/田中康夫の演説を聴く

◇ ラジオ・雑誌  今朝もまず、ブログの更新をひとつ。それから、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」を聴いていく。今週はナイツが夏休みで、月曜の代打はニッチェ、火曜は中川家、水曜は三四郎が務めた。(パートナーは通常どおり) まずは、火曜の中川家の日から聴いておきたかった。オープニ...