2022年3月20日日曜日

3月20日日曜日/新橋・たけしとタモリ


◇ 新橋

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。「石橋貴明のGATE7」を聴きながら、もう少し眠りなおした。昼前から都内に。新橋に行く用があり、そういえば、「黄金の定食」で観た、四季煲坊というお店に初めて入ってみようと思った。店の前は通ったことがあり、なんとなく記憶にあったが、店の前には写真がびっしりと貼られていて、知らなければちょっと入りにくい雰囲気の店だ。ほかの番組でもたくさん紹介されているようで、その写真がたくさん貼ってあるのだが、「サンジャポ」によく登場しているのもここの女性店主だと初めてつながった。よく観ているのに、あの番組は料理が紹介されることもないから、どこの店だろうと調べる気にもならなかった。定食メニューから、キクラゲと玉子の豚肉炒めを注文する。825円。中国人の店員さんが、注文がちゃんと伝わったのかどうも不安になる対応で、まずいきなり、お茶がジョッキで出てきて、お茶は注文してないけど、タダのお茶だよなと警戒しながら飲む。少し経ってから、キクラゲと玉子の豚肉炒めだけがやってきて、やっぱり、定食だと伝わっていなかったんじゃないかと思い、店員さんに言うべきか、このまま食べるべきかと悩み始めるが、ご飯はあとからやってきた。ご飯が届くまでの時間が、ずいぶん長く感じられた。写真を撮ってから食べ始めるが、そのあとにスープもやってきて、少し食べてしまったが写真を撮りなおした。まだ正午過ぎだったのですんなり席につけたが、あとから客が続々とやってくる。狭い店だが、二階もあるようで、外の階段を案内していた。

 セキュリティが厳重なビルに入る必要があり、タッチパネルに名前を書き込むが、タッチペンがなぜか途中で反応しなくなり、別のタッチパネルでやりなおすが、今度は顔認証がうまくいかない。マスクは外しているのに、メガネのせいだろうかと、メガネも外してみるが、顔だと認識してくれない。そんなことがあるだろうか。自分の顔が、顔じゃないと言われるのはつらいが、しかし、これは自分が登録の順序を間違えていただけだった。新橋に戻り、ベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、ベーコンマヨパンを食べた。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していた昨夜の「Nキャス」を観た。たけしの出演はこの回が最終回。1時間拡大スペシャルになり、前半1時間はたけしの特集を放送した。2008年にこの番組は始まり、たけし、このとき、61歳。今のとんねるずが還暦というのが目安になるが、たけしも、映画監督としての評価も定着し、この時期にはかなりキャリアが落ち着いている。(しかし、それでもこのあとに「アウトレイジ」という代表作を作るのだが。)13年間という長さのわりには、ゆるい総集編だと思ったが、実際、たけしの出演場面はいつも短いし、派手な場面もなく、密度も濃度もないのだろう。たけしの歴史のなかでも、そこまで重要な番組ではないだろうという気はする。それでも、13年間の大きな事件事故に、たけしがどんなコメントをしてきたかをつないでみせれば、意義のある総集編になりそうなものだが、かつてのTBSのニュース特番のクオリティからすると、編集力はずいぶん落ちてるんじゃないだろうか。そのようなたけしの鋭さよりも、面白くて楽しい場面ばかりを集めていて、これがこの番組のたけし観なのかと思わされる。ビートきよしが登場して漫才をやっている映像などは面白かったが、大杉漣の訃報の際のコメントを流すのは酷な気もした。番組後半はがらりと通常放送になり、ウクライナ情勢を伝える。終盤には、森且行が大事故から復帰に向かう独占記録の映像があり、観ながらウィキペディアを見てみると、たけしのバイク事故が47歳のときだと知り、(ワーニャ伯父さんと同じ47歳!)改めてその符合に驚くが、森且行の事故もまた47歳になる年だ。森且行が足立区出身であることも初めて知った。たけしとの写真をスマホの待ち受けにしているという森且行が、「いいとも」最終回で、タモリを送ったSMAPとも重なるようで、これはこの日にふさわしい特集だった。番組最後にまた改めて、たけしの名場面のダイジェストとともに「哀しい気分でジョーク」を流していたのはとてもよかった。

 ウクライナ情勢の番組を連続して観るのもしんどいのだが、昨日に半分まで観た「タモリステーション」の残りも観てしまう。この番組の成り立ちがわからないが、おそらく、「タモリステーション」の放送はウクライナ侵攻が始まるよりもずっと前から決まっていて、このような状況になったから内容を変更したということだろう。ツイッターでは、ほぼしゃべらなかったタモリを評価するムードがあるようだが、そもそも、「ミュージックステーション」にしたって、タモリはほとんどしゃべらないと(批判的に)言われ続けてきたのに、過剰に盛りあがるような話ではないだろう。たけしだって、「TVタックル」でもそれに近いことはしょっちゅうある。まるで「報道ステーション」の特番のようで、そこにタモリがまぎれこんでいるような番組だと思ったが、この日は「報道ステーション」の通常の放送もこの番組のあとにあったようだ。

 深刻な番組ばかりを観ていられず、「ゴッドタン」も観ると、こちらは「コンビ大喜利グランプリ」の後編。前半とは打って変わって、ラランドニシダのクズエピソードに笑う。錦鯉の雅紀さん、モグライダーともしげのバカが強く、真空ジェシカがセンスがよすぎてポイントがとれないという逆転現象が起きていた。それから、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴く。良原アナは今週と来週でこの番組は最後。聴きながら、オンライン将棋を1局指し、待った19回でどうやっても勝てず、あきらめて投了した。深夜0時前に眠る。

2022年3月19日土曜日

3月19日土曜日/東京・睡眠不足


◇ 東京

 夜に眠れず、早朝からようやく3時間ぐらい眠る。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中まで聴き、午前中から外出。横浜駅で乗り換える際に正午を過ぎ、そういえば、チケットを買わねばならないことを思い出し、スマホから購入する。あっさりと獲れてしまい、売り切れを心配していたが、その必要はまったくなかったか。東京駅まで出て、午後、遅めの昼食を。八重洲地下街のアルプスで、タイムサービスのチキンカレーを食べた。300円。トッピングに、80円のから揚げもつけてもらう。睡眠不足がひどく、ココカラファインに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。東海道線で横浜に戻ってくるが、混んでいて座れなかった。

 横浜東口のドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーを注文するだけのやりとりでも、のどが弱っているようで、声がすっと出ない。読書はできず、音楽を聴きながら、しばらく眠る。ドトールを出ると、雨が降っていた。タイミングが悪い。駆け足で横浜駅に飛び込み、クリエイトで買いものをしてから、夜に帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「朝まで生テレビ」を録画しておいたが、冒頭だけ観て、顔ぶれに興味がもてず、これは消去する。続けて、これも昨夜に放送された「タモリステーション」を、とりあえず、半分まで観た。1月に放送された第1回の放送は、録画したままでまだ観ていないのだが、この番組はほぼ「報道ステーション」なのではないだろうか。番組はウクライナ侵攻を扱い、ポーランドからの生中継で始まる。タモリは真ん中に座っているだけで、ほぼしゃべらない。

 タイムフリーで、今日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングでは、水曜の地震のこと、それから、東北の状況をたっぷりとしゃべっていた。今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の続きも聴くが、聴きながら眠ってしまう。2時間ぐらい眠り、深夜に目覚め、「田村淳のNewsCLUB」を聴きながら眠りなおした。今日は疲れがひどくてだめ。

2022年3月18日金曜日

3月18日金曜日/雨のなかを病院まで

◇ テレビ・ラジオ

 夜中に何度か目覚め、早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組を観て、もう少し眠りなおしてから、またテレビを観た。昨夜の「アメトーーク!」は「第七世代、その後」。霜降り明星、EXIT、四千頭身、宮下草薙が出演。観そびれていた日曜の「ボクらの時代」は、イワクラ、オズワルド伊藤、森本サイダー、大鶴肥満というルームシェアのメンバーがそろった。ツイッターを見ると、宝田明の訃報が。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。番組終盤に重大発表があるというのでなにかと思えば、火曜の山根千佳が卒業になるというのは火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」で知ったが、その後任が、なんと、森三中黒沢になるというのだ。こうなると、今まであまり聴いてなかった火曜もこれからは聴かなければならなくなる。

◇ 病院

 午後から外出。雨降り。また寒くなった。横浜に出て、ムービルの金太郎に入り、焼きメシカツカレーを食べた。880円。今日は3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。雨のなか、市民病院まで歩いていく。せっかく気候がよくなってきたと思っていたら、今日にかぎって、雨降りで寒い。手袋ももうカバンに入れてこなかった。風も強く、これで傘を壊しでもしたら、本当にみじめだ。14時半の予約だったが、20分遅刻して到着する。待ち合いスペースが混んでいて、いちばん端っこまで行かなければ、席が空いていなかった。整理番号が表示される画面は遠くて見えず、音声でも知らせてくれるのだが、集中していなければならないから疲れてしまう。待っているあいだに少し空き、もう少し真ん中寄りに移動するが、この待っている時間が眠くてたまらない。30分ぐらい待ち、ようやく診察になる。診察といっても、いつも、酸素の数値を計るくらいのものなのだが、今回はこの酸素の数値がやや低く、百未満だった。ここしばらくはやってなかったと思うが、ひさしぶりに背中から聴診器をあてられ、吸ったり吐いたりした。そういえば、昨日からやたら眠いと思い、眠いのは関係があるかと訊いてみたら、それは関係がないと言われた。診察代、430円。処方箋をもらい、薬局に寄り、シムビコートを3本買う。2310円。

◇ マンガ

 横浜駅のほうまでまた歩いて戻り、ビブレのブックオフに寄った。なかなかいいものが多く、110円の文庫本を6冊、220円の単行本を1冊買っていく。ベローチェに入り、ひと休み。パンが売り切れていて、がっかりする。マンガを1冊、今日は「水木しげるの遠野物語」をカバンに入れてきた。先日、柄谷行人の柳田国男論(「世界史の実験」という本)を読んだので、その流れでこれを読むのがいいだろうと思った。2010年刊、小学館。「ビックコミック」の連載だ。単行本は、マンガの合間に、別のライターによるコラムも収録され、遠野ガイドのようで、どうも妙な作りになっている。「まんがで読破」じゃないんだから、水木しげる御大をつかまえて、編集者は、名作文学の読み解き程度にしか思ってなかったんじゃないのか。

 講談社文庫から出しなおした「浅草キッド」を確認したいと思い、有隣堂に寄ったが、ポストカード付きで、シュリンクがかけてあって中身を確認できなかった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・中川晃教)を観る。そのあとは、録画残量を確保するため、観たい番組を優先的に観られず、観そびれていた数年前の番組をざっとチェックしたりなど。いったんは終了したはずの「ザ・カセットテープ・ミュージック」のテレビ神奈川の再放送が、いつの間にか再会されていることに気がつき、また録画するようにしていたのだが、またすぐに終了になってしまっていた。この放送に気がついたのは、「白黒アンジャッシュ」の放送に注意していたからだ。

 タイムフリーで、今週の「ナイツ ザ・ラジオショー」を順に聴いていく。水曜の14時台は、みなみかわがゲスト。そういえば、湘南デストラーデが優勝した年の「漫才新人大賞」に、ピーマンズスタンダードも出ていたのだ。たしか、あの年を最後に、漫才協会外部からの出場はなくなってしまったのだが、今にして思えば、出場者がなかなか豪華で、客席で観ていたが、その年の年末にすぐに「M-1」決勝に進んだ、馬鹿よ貴方は、メイプル超合金も出場していた。そして、そのときに初めて観て、強烈な印象を残したのがランジャタイだ。続けて、昨日木曜のオープニングを聴くと、BSで「笑点」の再放送を観ているという土屋さんの話から、笑組の漫才について、かなりたっぷりとしゃべっていた。土屋「笑組さんの、そのときたぶん三十代とかの、漫才のスピードとか、ハンパないなと思った。」 塙「笑組さん、すごいよね。初めて観たとき、やっぱすごいと思った。」 土屋「めっちゃくちゃキレキレで、もう、ああいうひとはたぶん関東で三十代であんなしゃべれるひといない、って思わせる…。あんなしゃべるひと、なかなかいないと思うよ、ほんとに。「M-1」決勝のひとでも。」 塙「だからちょっとその、一時期、笑組さんもゆたさんがサスペンスドラマの説明みたいの、ばあーっと言うときあったじゃん。そのネタでしょ? あんときもめちゃくちゃ早かったでしょ? 一回も噛まないで、ばあーって言うんですよ。ああいう芸風のひとって、あんまり今…、村本くんとか? ウーマンラッシュアワーのねえ。」 土屋「いや、ほんとにそんな感じ。それを十何年も前にやってたっていうね。」

 楽天マガジンで「週刊現代」を読むと、「わが人生最高の10冊」に三宅裕司が登場していた。1位は高野和明「ジェノサイド」。6位までがミステリーを占めるほどのミステリー好きとは知らなかった。8位には小林信彦「日本の喜劇人」が入り、9位の「じみへん」は世代的にまだしも、10位にはなんと、藤岡拓太郎作品集を選んでいる。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーの気になる回をいくつか。木曜には桐野夏生が、月曜には酒井順子が出演していた。聴きながら眠るつもりでいたが、眠れず、ブログの更新をひとつ。もう少しで2ヶ月遅れになるところで、数日ぶりの更新。眠るのはあきらめ、録画していた「タモリ俱楽部」を観た。「居抜き物件グランプリ」という企画。

2022年3月17日木曜日

3月17日木曜日/1時間早かった


◇ 新日本橋・八重洲・新木場

 昨夜は地震があり、ろくに眠れないまま、朝から都内に。また少し肌寒くなり、セーターを着ていく。横須賀線に乗り、新日本橋まで。着いてから気がついたが、予定を勘違いしていて、1時間早く着いてしまった。眠くてしかたがなかったのに、もう1時間眠れたのか。革財布を拾うようなこともなく、とりあえず、ベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグベーコンを食べた。440円。ここで少し仮眠する。早起きは三文の得とはいうが、眠っていたほうがよっぽど得だ。昼は八重洲にたどりつき、CELTSという店に入り、チキン南蛮を食べた。700円。それからまた、ベローチェに入り、ひと休み。あたまがどんよりする。夜にはどういうわけか、新木場まで行くはめになり、デイリーヤマザキで、コロッケパンを買って食べた。




◇ 読書・テレビ・ラジオ

 ヤフーの乗り換え案内で、料金の安いルートを探し、新木場から有楽町線に乗り、新富町と築地は同じ駅の扱いになり、ここで日比谷線に乗り換えるが、いったん地上に出て、やたらと歩かされることになり、これは別の駅で乗り換えたほうがよかった。中目黒から東横線に乗り換え、横浜まで戻ってくる。電車内で、嵐山光三郎「口笛の歌が聴こえる」を読み終えた。2003年刊、新風舎文庫。親本は1985年。いずれ読まなければとずっと思っていて、だいぶ前から手元にあった本だが、この本、読むまでずっとエッセイだと思い込んでいた。嵐山光三郎の自伝的青春小説なのだ。おおっと思う人物の名が出てくるたびに付箋を貼りながら読み進めていたが、最後まで読むと、巻末にはご丁寧に人物索引が載っていた。唐十郎との関係は、これを読むまでぜんぜん知らなかった。唐十郎はこの文庫の解説も書いている。安西水丸とも古いつきあいで、最初は本名(?)で登場していて、途中でこれは安西水丸なのではと気がつく。嵐山本人だけが実名でなく、どれが嵐山なのかよくわからずに読んでいたが、あとがきを読むと、ふたりの登場人物が嵐山の分身ということだ。嵐山光三郎といえば、われわれの世代にとっては「いいとも増刊号」編集長であり、テレビに出ているひととして認識したのだが、今の時代からすると考えられないくらいに、あの時代は、なんだかわからないひとがたくさんテレビに出ていた。まさにその時代に最初の単行本は出ている。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、五木ひろしがゲスト。後半には村治佳織も登場する。昨夜の「あちこちオードリー」は、ニューヨークと井上咲楽がゲスト。番組30分過ぎたあたりで、緊急地震速報が入っていた。観そびれていた先週の「ゴッドタン」は「コンビ大喜利グランプリ」という企画。ラランド、真空ジェシカ、モグライダー、錦鯉が出演する。モグライダーは先日の「刺さルール」でも大喜利をやっていたが、ともしげの馬鹿な面白さは「刺さルール」ではまるで引き出されていなかった。タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」もようやく聴くと、海老蔵批判のツイートについて、名前は出さずにだが、喜利彦氏のことをしゃべっていたのにははらはらさせられる。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、深夜0時前に眠る。

2022年3月16日水曜日

3月16日水曜日/伊勢佐木町・夜の地震

◇ テレビ

 ようやくたっぷり眠れた。やや遅めに起きあがり、録画していた月曜放送の「しゃべくり007」を観た。キングコングの初登場を楽しみにしていたが、前半のゲスト、川崎宗則の子どもたちがかわいくて、早まわしするつもりが、しっかりと観てしまった。昨夜の「刺さルール」は新企画。赤プルに密着取材し、そのVTRを観ながら、いつもとは違うクイズ形式の大喜利をする。田中が回答者にまわるのが珍しい。土曜の「お笑い向上委員会」もようやく観ると、モグライダー、オダウエダ、天才ピアニストが初登場。この3組では、意外や、基本に忠実な天才ピアニストがいちばん手堅く笑いをさらっていく。

 午後から外出。風が強く、外に出ると、髪がすぐにぼさぼさになる。京浜急行に乗り、黄金町に出て、めしきんぐにひさしぶりに入り、きんぐスタミナカリーを食べた。880円。ろくに動かないうちに、満腹になってしまった。




◇ 映画

 シネマジャック&ベティのスタンプカードがあとひとつで満点になるのだが、有効期限が近いため、なにか観なければと思い、劇場のホームページを見て、さんざん吟味した結果、「MORE モア」という映画を観ることにした。水曜サービスデー、1100円。14時40分の回。知らない映画だったが、席は意外と埋まっていて、2列目の席に座る。ミムジー・ファーマーという女優の主演作を2作同時上映ということだが、この女優の名前を見るのも初めてだし、どういう映画かということは公式サイトを手がかりにするしかなかったのだが、こちらの作品は、1969年公開、同時代には「イージー・ライダー」があり、カウンターカルチャーの教養として、観ておいて損はないだろうとは思うものの、わからないことはかなり多い。冒頭とラストにははっとさせられ、十代のころに観ていれば刺激を得たかもしれないとは思うものの、退屈して眠くなる場面もあった。満点になったスタンプカードで、同時上映のもう1本、「渚の果てにこの愛を」も観てしまおうと思っていたが、吸収できるだけの素養が自分にないとなると、別の映画のほうがいいんじゃないかと迷う。

 

◇ 伊勢佐木町

 映画を観たあとは、イセザキモールに進み、馬燈書房の外の均一棚を覗いていくが、なにも買わない。続けて、雲雀洞にも寄るつもりでいると、店の前にひとだかりができている。なにかと思えば、どうやら、ドラマか映画の撮影をやっているようだ。あんまりじっくりと、立ち止まって眺めるようなことはしなかったが、路上に屋台のようなものを作り、エキストラやスタッフの人数もかなり多いようだった。雲雀洞はシャッターが閉まっている。撮影のために店を閉めたのかと思ったが、雲雀さんのツイッターを見てみると、ついさっきまでは開けていたようで、古本祭りの撤収のために早く閉めたようだ。近くにきたときは寄ろうとはしているのに、どういうわけか、ことごとく、タイミングが合わない。

 イセザキモールを関内方面に進み、ブックオフに寄っていく。なかなかいいものあり、110円の文庫新書を4冊、220円の単行本を3冊買う。それから、カトレヤプラザのGUにも寄り、買いものを。有隣堂も覗いてから、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、ラジオを聴く。昨日火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、相席ケイさんが「浅草キッド」のプロモーションでもらったグッズを捨てようか迷っているという話をしていて、すると、土屋さんが、出演者だということもあるが、そういうことは公の場で言うもんじゃないと良識的なことを言っていた。

 気候もよくなってきたので、ベローチェを出て、横浜駅まで歩いてしまう。平沼のブックオフにも寄り、店内を1周まわり、なにも買うものはないかとあきらめかけたが、もう1周まわってみると、これは見落としてはまずいという本を発見する。伊勢佐木町でもいい本が買えたとは思ったが、今日はもう、この1冊だけで充分なくらいだ。

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・押尾コータロー)と、観そびれていた「日曜日の初耳学」を観た。こちらは、林修による今田耕司インタビュー。それから、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、コロナで休養中の伊集院の話題に始まり、そのあとには、太田がアンバサダーを務める「TBSドキュメンタリー映画祭」の話をしていた。「解放区」でも放送された石破茂の番組について。ラジオを聴きながら、梱包を始めようかとしていたら、地震が発生する。23時40分頃、大きめの揺れが長く続き、本の山が盛大に崩れた。テレビのニュースをつけると、東北で震度6、津波警報も出ている。とりあえず、「爆笑問題カーボーイ」を聴き続けながら、崩れた本をなおさないことには部屋に居場所がない。それからようやく、本の梱包をするが、発送する本が傷まなかったのが幸いだ。届け先がたまたますべて西日本だったことにもほっとするが、ひと段落し、ラジオをつけてみると、TBSラジオでは、「山里亮太の不毛な議論」は休止になったようで、荻上チキが地震情報を伝えていた。ラジオをつけたまま、深夜1時過ぎに眠ろうとするが、なかなか眠れなくなった。

2022年3月15日火曜日

3月15日火曜日/日比谷公園



◇ 日比谷

 朝、梱包をひとつだけ、ぱっぱと作ろうとしていたら、注文がもう1点増え、あわただしくなった。今日も朝から都内に。霞が関から、昼は有楽町に移動し、適当に歩き、おでん屋たけしという店に入り、鶏天定食を食べた。858円。料理には満足したが、会計になぜか時間がかかる店で、千円札を出したら、厨房の奥にその千円札を渡し、お釣りがなかなか出てこない。あとから PayPay で会計をしたお客さんのほうが早く済み、現金の会計ってそんなに珍しいんだろうか。あんまりお釣りが出てこないので、忘れられたのかと思い、店員に訊ねてしまった。厨房の奥には、いったいなにがあるというのだろうか。そのあと、トイレに行きたくなり、トイレを探しに日比谷公園まで行ってみると、心地好くて、少しのんびりした。ベンチに座っているひとがとても多い。天気がいい日の日比谷公園は快適だ。

◇ 読書

 夕方には八重洲に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、チョコチャンクスコーンを食べた。スマホの充電しながら、ラジオを聴き、聴きながら眠ってしまおうかと思っていたが、意外と眠くならず、読書をする。キネマ旬報社から出ていたムックのシリーズ、「アクターズ・ファイル」の「西島秀俊」を読んでいた。2006年刊。西島秀俊という俳優にどの段階で興味をもっていたかは正確には思い出せないが、北野武監督の「Dolls」に出演したときにはもう、好きな俳優だとは思っていたはずだ。細かいプロフィールをよく知らなかったが、篠崎誠によるインタビューを読むと、俳優になりたかったわけではないのになんとなくなってしまったような感じが、たけし的な世界にどうもなじむ。本格的な俳優デビューが「はぐれ刑事純情派」だったというのもここで初めて知ったが、どうやら、藤田まことにお世話になったということをいろいろなインタビューで語っていたらしく、このムックに収録されている黒沢清との対談でも藤田まことの話が出てくる。「藤田まことさんがすごくよくしてくださったことが大きかったですね。藤田さんは舞台出身で、台本をばんばん変えるんですよ、現場で。(略)で、その場で新しいセリフを5分で覚える、というようなことを日常的にやっていました。」「これは僕の思い込みかもしれないけど、上手くやることを藤田さんはそれほど認めてらっしゃらなくて。当然上手いということも必要なんでしょうけど、僕は初めて演技するわけで、当然ながらものすごく下手くそなんです。でもそのことをむしろ喜んでくださって、「今のよかった」と言ってくださったり。上手いことがいい演技では決してないということを教えられた気がします。」 

◇ 雑誌

 東京駅から東海道線に乗り、帰りの電車は眠ってばかりで、読書はできなかった。夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・大和田伸也&五大路子夫妻)を観て、「さんま御殿」を観て、テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊朝日」を読むと、カトリーヌあやこのテレビ評コラムが「徹子の部屋」のロバートの回を取り上げていて、いつもは読まないコラムだが、この番組は自分も観たから読んでみると、じつに見当外れなことを書いている。「芸人の「墓場」徹子の部屋でロバート散る」という見出しからしてまるでわかっていないのだが、あの場は間違いなく、ロバートがイニシアティブを握っていたのだ。黒柳徹子が「芸人殺し」という前提から始めていることがまず、そんな一般視聴者のような認識を、週刊誌にテレビ評を書くコラムニストが得意げに語ってどうするのかと思うレベルであり、黒柳徹子に対する理解もなければ、深い興味もないのだろう。「週刊朝日」には、かつてはナンシー関がコラムを連載していたのだが、未だにナンシー関の不在を惜しまざるをえない。じつに情けないと思いながら、23時頃には眠った。

2022年3月14日月曜日

3月14日月曜日/チェーホフに導かれて


◇ 溜池山王

 今日も朝から都内に。目覚めたときには雨が降っていたが、家を出るときには止んでくれて助かった。だいぶ暖かくなり、ジャンパーの下にはTシャツを着る。東横線、武蔵小杉から目黒線に乗り換えると、とても混んでいた。今年何度目かの溜池山王だが、地下鉄の出口に未だに迷う。昼食は、雑居ビルの地下にあるテツジという店に入り、三元豚生姜焼き定食を食べた。850円。昼はますます暖かい。夕方には天王洲アイルに移動し、新馬場まで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、カレーパンを食べた。本当は甘いパンを食べたかったが、売り切れていた。


 ベローチェでしばらく読書をして、それから、向かいのファミリーマートで、昨日買いそびれたチケットを、改めて、チケットぴあから購入しようと試みるが、どういうわけか、検索に引っかからない。近くのセブンイレブンにも寄り、今度はPコードを入力してみたが、どうやらもう、取り扱いは終わってしまったようだ。迷うけれども、あきらめるよりしかたがないのか。なにがなんでもこの公演を観たいという熱意が欠けているから買いそこねてしまう。

◇ 読書

 新馬場から京浜急行に乗り、電車内でも読書を続け、宮沢章夫「チェーホフの戦争」を読み終えた。2009年刊、ちくま文庫。親本は2005年刊、青土社。ロシアが戦争を始めたという状況で、ここ最近は戦争に関する本に意識が向くが、そういえば、この本がずいぶん前から手元にあった。1月にチェーホフの戯曲を2冊読みたくなったのはなんの偶然か、つぎにはこの本を読もうという考えもあったはずだが、そのときには、チェーホフがロシアの作家だとは意識することはなかった。偶然に導かれるようにして、この本にたどりつく。自分が47歳になろうという年に、たまたま読んだ「ワーニャ伯父さん」に登場する、ワーニャ伯父さんがまさに 47歳だという偶然にも驚いたが、宮沢章夫もやはり、47歳のときに「ワーニャ伯父さん」に取り組み、その符号について考える。さらにそのとき、石破茂も47歳だったことから、憂鬱と戦争が関連性をもつ。批評的な文体で書かれてはいるが、「もっと多義的な文章としてこれが存在すると理解してほしい。」と、宮沢はまえがきに書いている。「私にできるのは、チェーホフを読むことがそのまま、まったく小説らしくない小説のような、お話らしくないお話にようなものであればいいと考えた。小説とは、どんな姿をしていてもいいという。それほど自由な形式の文学だ。だとしたら、こうした「読み物」があっても許されるのではないだろうか。」

 夜遅くに帰宅し、冷凍パスタを食べながら、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・AI)を観た。それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・松尾貴史)も聴く。ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚め、確定申告にとりかかる。

2022年3月13日日曜日

3月13日日曜日/将門の首塚



◇ 飯田橋・大手町

 朝早くに起きあがり、「石橋貴明のGATE7」を途中から聴くと、清原和博がゲスト。続けて、本仮屋ユイカの「ONE-J」も、家を出るまでつけておく。朝から都内に。やや暖かくなり、服装が難しい。日曜だから、朝の電車が空いているのが助かる。どこに行くにしても帰りは疲れがちなので、朝から外出する場合は、なるべく、行きの電車で読書したほうがいいとは思うものの、混んでいると読めないのだ。昼は飯田橋に行くことになり、ブックオフの上階にある魚民に入り、ランチメニューの唐揚げ&牛焼肉定食を食べた。800円。個室で、テレビもついている。コンセントもあり、いつもは観ることのない「アッコにおまかせ!」を観ながら、食べ終わったあとも長めに残り、スマホを充電しておいた。それから、ブックオフに寄るが、ぜんぜんいい本がない。220円の単行本を、1冊だけ買っていく。

 夕方頃に大手町を通ったが、ビルの脇に将門の首塚があり、そこだけよけるようにして建物がある。将門の首塚というものがあるというのは有名だが、こんなところにあるんだということを今まで知らなかった。調べたこともなかった。




 東海道線で横浜に戻り、もう少し読書したく、東口のドトールに入る。パンを食べたかったのに、売り切れていてがっかりした。読みかけの本を読み終えたかったが、閉店時刻に間に合わなかった。帰宅前にローソンに寄り、買いたいチケットがあったのだが、Loppi からそのチケットの情報の画面には入れるのに、なぜか購入に進めない。だからといって、なんの案内もなく、不親切な仕様だ。ネットでしか買えないということなのだろうか。だとすると、とんでもない手数料泥棒だ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、カップ焼きそばを食べながら、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は、演芸コーナーにはナオユキが出演。そういえば、ナオユキだって「R-1」で知られるようになったひとだが、そんなことはすっかり忘れられてしまったかのようだ。大喜利の助っ人には、鶴光が登場。「TVタックル」は、ペットの問題を特集。たけし「捨てられた犬やなんかの施設、将来、俺、全財産、そこに寄付してやろうかと思うんだけど」って、さらっとすごい発言をした。たけし、以前は犬に靴を履かせるのはおかしいと言っていたと言いつつ、最近は、犬に靴を買ったり、レインコートを買ったり、エルメスの首輪をつけたりしているのだと。

 北京パラリンピックの閉会式を録画していたのだが、なぜか予定の時間よりも早く録画が停まってしまった。式が早く終わったということなんだろうか。録画中だから再生できないと思っていた今朝の「サンデージャポン」を観ると、今週も冒頭から、ウクライナのニュースにたっぷりと時間を割く。山本里菜アナの番組卒業の発表もあったが、これは先にネットニュースで知ってしまった。後任はなんと、良原アナ。ところが、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、良原アナは「サンジャポ」と「日曜サンデー」と連投になるのかと思いきや、良原アナは良原アナで、「日曜サンデー」のほうを卒業するということだ。14時台は、大和田伸也がゲスト。

 昨夜の「東京ポッド許可局」は、前半は「ゴハンどうしてる?論」。後半には珍しくゲストが入り、「うっせぇわ」の作詞作曲を手がけた syudou が出演した。今の今まで、「うっせぇわ」は作詞作曲も Ado だと思い込んでいた。syudou というひとは「許可局」のリスナーなんだそうで、ウィキペディアにあたると、なんと、1995年生まれの26歳だというからたいそうお若い。リズムネタについてしゃべっていたことがかなり面白かった。

 ラジオを聴きながら梱包をするが、注文が少なくて、じつに情けない。本はネズミに齧られるし、対策をなにもしないまま、あまりにも放置している。オンライン将棋も1局指し、待った15回で、なんとか勝った。深夜1時前に眠る。

2022年3月12日土曜日

3月12日土曜日/過ぎる一日

◇ テレビ・ラジオ

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は、造花を使ったインドア花見の特集。ブラマヨ小杉が初登場のほか、阿佐ヶ谷姉妹が出演。「バズリズム」は、ヒロミがゲストなので録画しておいたが、たいした話はなかった。ブログをひとつ更新して、9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。「常連さん」はやくみつる。午後は「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」。オープニングでは、お見送り芸人しんいちに電話をつなぎ、サンドがふたりして、しんいちをからかいまくる。タイトルコールのあとは、さらっと震災の話題に移った。14時台は、山寺宏一がゲスト。山寺宏一も宮城県出身なのだ。

 昨夜の「日本アカデミー賞授賞式」も録画していた。「ドライブ・マイ・カー」が最優秀作品賞のほか、西島秀俊が最優秀主演男優賞、濱口竜介監督が最優秀監督賞、裏方の賞もたくさん受賞していた。

 夜になり、Netflix で「トークサバイバー!」の第4話を観た。この回から新メンバーが登場する。ドラマパートは、どうも俳優を軽んじている感じがしてしまうが、芸人陣と制作陣はある種の共犯関係にある。トークになると、さすがに面白くはなるものの、しかし、地上波でないことを意識している結果か、どうもシモネタに頼りすぎている。「イカゲーム」を観たときに、日本ならば、これはバラエティに注がれるアイデアだと思ったが、「トークサバイバー!」のようなものを観ると、バラエティに吸収されてしまうのだというべきか。

 「Nキャス」を録画しながら追っかけ再生で観ると、今週もやはり、ウクライナ情勢のニュースから始まる。小児科や産科病棟も爆撃される被害の状況を伝える映像は、とてもじゃないけど、平常心では観ていられない。そのあとは、経済への影響も詳しく分析されていたが、伊沢拓司はコメントを言う前に「まあちょっと、あの映像のあとでビジネスの話になっちゃって申し訳ないですけど」と、ひとこと挟んだ。

 23時過ぎからはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」を途中からつけ、聴きながら眠る。やけに暖かくなったようで、布団にくるまっても、なかなか眠りに導かれなかったが、かといって、起きあがって、配信でなにか観ようかという気になるにはちょっと体力が足りなかった。今日はブログの更新をしたほかはテレビばかり観ていて、録画残量を確保する必要があったからなのだが、あまりにもするすると過ぎていくだけの一日だった。日記を書く際に、出来事の取捨選択が自然と行われるが、そこから漏れるものももちろんあるわけで、それらをどう日記に表せばいいのかというのが難しいところだ。

2022年3月11日金曜日

3月11日金曜日/ドラえもんと戦争


◇ 溜池山王・有楽町

 早朝から眠り、3時間ぐらいで起きあがる。録画していた昨夜の「アメトーーク!」は「ヤングマガジン芸人」。「ヤンマガ」は雑誌は読んでなかったけど、単行本で読んでいる作品はいくつかあるし、今でこそ、マンガはあまり読まなくなったが、ある時代までのマンガ界の状況はよくわかる。マンガのマーケットもそこまで巨大ではなかったのだ。大学生になったときに、まわりに青年誌を読んでるやつは多かった。出演メンバーは全員40歳オーバー。同い年のバカリズムが「稲中」が好きというのも、芸風的には意外に思うが、世代的にはなるほどと思う。自分は古谷実にはハマらなかった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、12時台にはなんと、お見送り芸人しんいちが早くもゲストに登場。途中まで聴いて、午後は都内に。溜池山王まで出て、まず、昼食。南国亭に入り、ランチメニューのニラレバ炒め定食を食べた。850円。この店はたしか二度目。夕方には有楽町に移動し、電気ビルの地下、ドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べた。コンセントがなく、スマホの充電はできなかった。

◇ マンガ

 ドトールで、マンガを1冊読む。今日はカバンに「のび太の宇宙小戦争」を入れてきた。何度目の再読になるだろうか。それこそ、子どものころにはくり返し読んでいるはずだが、ほんの数年前に「大長編ドラえもん」をまとめて読むことがあり、「ひとつき十冊」(という読書のイベント)でしゃべったことがあった。そのときにわかったのは、「大長編ドラえもん」ではやたらと戦争が描かれているということだ。今年のドラえもん映画がこのリメイクということもあり、ウクライナの情勢とも重なるのではと思い、今一度、読みなおしておきたくなった。数年前の再読時に、「大長編ドラえもん」のなかでは「のび太の宇宙小戦争」がいちばん完成度が高いのではと思ったが、のび太たちが遠い星の戦争に巻き込まれていく過程に無理がない。しゃべりだすと止まらなくなるロコロコの存在、そして、道具の効き目が切れるという、フリがちゃんと効いているし、このテーマをコメディとして描いていることにも改めて震える。戦闘シーンでは、スネ夫としずかちゃんが撃ち落とす相手は無人機だ。ラストシーンでは、逃げた独裁者は国民によって捕らえられる。


◇ ラジオ・映画

 東海道線に乗り、夜遅くに帰宅する。タイムフリーで、今日の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、マキタスポーツさんがゲスト。珍しい共演に期待したが、なんだかぎくしゃくしていて、どうも芸人同士の会話というふうではない。マキタさんが中川家を初めて認識したのは「お笑いダンクシュート」だそうだが、中川家の分析をそんなに本人の前でしなくてもと、聴きながら思った。今日は3月11日であり、震災のときにはなにをしていたかという話にもなった。

 Spotify のポッドキャストで、昨日木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。大竹まこと、大久保佳代子、吉住というメンバーで、この日もまた「R-1」の話になった。大竹まことは月曜にもしゃべっていた感想をここでも話すが、吉住は褒められてるような返答をする。お見送り芸人しんいちは、吉住によると、メディアに出るとこの芸風はみんなに嫌われるんじゃないかと思い始めているそうで、「今、めっちゃ普通のことしか言わないんですよ。だから、優勝したあとからぜんぜん面白くないんですよ。」 大竹が、あいつがあんなに泣くとは思わなかったと言うと、吉住「ただそれがですね、ファイナリストみんなで見てたんですけど、あれ、泣いてないです。」 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」には、さっそく、お見送り芸人しんいちの記事が載っている。

 少し眠り、深夜に目覚め、アマゾンプライムで映画を1本。1985年公開の「のび太の宇宙小戦争」を観た。小学3年生だったのかという時間の経過に気が遠くなるが、この映画はテレビで放送された際に、録画して、冒頭から数分のセリフを暗記するほどくり返し観た思い出がある。劇場で観ているかというと、その記憶はどうもあいまいだ。改めて気にしたこともなかったが、脚本も藤子F先生によるものなのだ。しかし、コメディセンスは原作ほどには冴えず、演出のせいだろうか。武田鉄矢の「少年期」のインストバージョンが流れると、じつに辛気臭くなる。フォークソングと反戦というテーマについても考えたくなるが、アジトで「少年期」が歌われる場面には、60年代の影がもろにあるようで、苦笑せざるをえなくなった。こんなことは子どものころには気がつかないのだ。ギルモア将軍の声は、これは公開当時から認識していた(「コロコロコミック」で紹介されていた。)が、悪役商会の八名信夫が演じている。饒舌なロコロコは誰かと思えば、三ツ矢雄二が演じていたのだ。これはさすがの芸で、改めて唸らされた。

 深夜、だいぶ暖かくなったようで、靴下と腹巻をはずして眠りなおす。

2022年3月10日木曜日

3月10日木曜日/ツイートを見てみると

◇ 大手町・品川

 深夜からそのまま眠らずにいられるかと思っていたら、ラジオを聴きながら、やっぱり少し眠ってしまった。朝の時間というものは、途端に余裕がなくなるものだ。朝から都内に。霞が関から大手町に移動し、大手町ビルヂングの地下、庄屋という店に入り、鶏テキ定食を食べた。880円。夕方には品川にたどりつき、やけに腹が減ったものだから、マルエツを見つけ、飲みものとパンを買い、歩きながら食べた。それから、アレア品川のドトールに入り、さっきパンを食べたばかりだが、もうひとつ食べたくなり、ブレンドと、ブリオッシュショコラを食べた。スマホの充電をしながら、1時間ぐらい、読書をしていく。

◇ テレビ・ラジオ・ポッドキャスト

 品川から東海道線に乗り、夜に帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」は、新内眞衣とファーストサマーウイカがゲスト。「キョコロヒー」は、謎解き企画に登坂淳一が登場する。「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・上白石萌歌)は今週から放送日が水曜の深夜に移り、毎週録画に設定してあるから気がついたのだが、先週の放送で告知はされていたんだろうか。録画しているバラエティ番組がどういうわけか水曜の夜に集中していて、これでさらに増えることになった。

 タイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」を聴き始めると、柴田理恵と喜入アナがしゃべっている。伊集院は発熱のためにお休み。残り少ない放送がこんなことで削られるとは。Spotify でポッドキャストを聴き始めたら、眠ってしまい、4時間ほど眠り、深夜に目覚め、ポッドキャストをまた聴きなおした。火曜日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストがブッチャーブラザーズだった。以前、別の場でも語られていたが、宮沢章夫がブッチャーブラザーズにコントを書いていたそうで、竹中直人、宮沢章夫と、4人で集まってネタを作っていた時代もあったというから、考えてみれば、シティボーイズとはすぐ近い距離にいたのだ。聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、間寛平がゲスト。新喜劇GMに就任し、今後の新喜劇についての真剣な話にもなった。

 ネットニュースで、志らく師匠がコロナに感染したことを知り、師匠のツイートをひさしぶりに追いかけてみると、「新ニッポンの話芸」の広瀬和生の発言を批判していた。「新ニッポンの話芸」のポッドキャストは Spotify でも聴けるので、一応、聴いておくかと思い、その回を聴いてみると、志らく一門で行われたという「S-1グランプリ」についてしゃべっている。広瀬氏が調子に乗ってしゃべっているのだが、馬ること声が似ていて、どっちがしゃべっているのかわかりにくい。まあ、広瀬和生というひとは、落語界の状況認識については信用できるが、センスが悪い面も多々ある。笑いがわかるひとだとは思わない。そのついでに、ツイッターで情報を漁っていたら、志ら松さんが廃業したことを「ごくらくらくご」のツイートで知った。変な知りかたをしてしまった。志らく一門の下の世代のひとたちとはほとんど関わりはないのだが、志ら松さんとは縁があり、志ら玉さんや志らべさんにかわいがられていたから、お会いすることが比較的多かった。二ツ目も目前だと思っていたのに、単純に残念がるのも失礼だとは思うが、もうちょっと志ら松さんの高座を観ておけばよかった。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで「週刊文春」を読むと、「私の読書日記」の執筆陣に橋本愛が加わっていた。紹介している本が自己啓発本ばかりなんだけど、大丈夫なんだろうか。Netflix で「トークサバイバー!」第3話を観て、早朝から眠りなおす。

2022年3月9日水曜日

3月9日水曜日/眠ると一日が終わる

◇ テレビ・配信

 早朝から4時間ぐらい眠り、目覚めて、まず、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングまで聴いた。聴きながらオンライン将棋を1局指し、梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、宮崎美子がゲスト。「ドラえもん」の声優が入れ替わったとき、しずかちゃんの声のオーディションに応募していたとは驚いた。これは知られる話なんだろうか。月曜の「しゃべくり007」は、前半のゲストが阿佐ヶ谷姉妹、後半のゲストがTRF。テレビを観ながら冷凍パスタを食べて、そのあとはまた、ラジオを聴きながら少し眠った。3時間ぐらいは眠っていただろうか。目が覚めると夕方になり、一気に一日が終わってしまった感じだ。ブログの更新をもうひとつ。

 Netflix で、配信が始まったばかりの「トークサバイバー!」を観た。佐久間宣行プロデュース。とりあえず、第2話まで観るが、なんだか、千鳥ノブのMCパートが邪魔な感じもするし、テロップのタイミングが気になる。それぞれのトークはさすがに面白いが、しかし、地上波のバラエティとなにが違うのだろう。ドラマパートは「全裸監督」にも参加する河合勇人が監督を務めるが、クレジットを見ると、脚本は土屋亮一だから、これでは本格的なドラマにはなりようがない。

 

 夜、「水曜日のダウンタウン」を観ると、「長い説タイトルランキング」という傑作選をやっていて、これは松本のコロナ対策だろうかと思った。タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」と、それから、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」を聴いた。パンサー向井の新番組と伊集院を、伯山がいじり倒していて笑う。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指すが、待った16回の末、どうやっても負ける。なんだかまた弱くなってしまったみたいだ。ブログをもうひとつ更新し、ラジオを聴きながら、また2時間ぐらい眠った。深夜に目覚め、アマゾンプライムでドキュメンタリー番組を観る。アダム・マッケイの名が製作にある「ジャイアント・ビースト ~グローバル経済の謎を解き明かせ」という番組。まず、初回だけを観たが、これは面白いので続けて観ていこう。

2022年3月8日火曜日

3月8日火曜日/とんかつを食べた



◇ 代々木・新宿

 今日も朝から都内に。ここ数日はだんだん暖かくなっていると感じていたが、今朝はまた寒い。小雨が降っていたが、どうせ止むだろうと思い、傘をもたずに出た。午前中に千駄ヶ谷のあたりまで行くことになり、時間があったので、代々木まで歩き、ブックオフに寄っていくが、買うものが見つからず、長考するはめになる。220円の単行本から、やっとのことで1冊見つけて買っていく。予定よりもずいぶん長い時間をブックオフで使ってしまった。昼食に悩む時間は削減し、駅のすぐ近く、ぱっと目に留まったとんかつ屋に入った。代々木庵というお店、入ってみると、店内は意外と広く、古くて雰囲気がある。お婆さんが注文をとりにやってきて、とんかつ定食にした。700円。しじみの味噌汁も品がよく、美味しい。テーブルに置いてあった緑の液体はドレッシングだろうかと思ったが、わからないので使えなかった。そのあとは、短い時間だがマクドナルドに入り、スマホを少し充電しておく。

 西新宿五丁目のほうに用があり、新宿中央公園、都庁の脇を通り、新宿西口までたどりつく。ここでもブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を2冊買う。それから、南新宿のベローチェに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。気が済むまでスマホの充電をし、読書をする。数日前に川崎の近代書房で買った「國文學」の中上健次と村上春樹の対談を読んだ。1985年3月号。対談中の発言によると、この当時、中上健次は38歳、村上春樹は35歳。村上龍、糸井重里、高橋源一郎、田中康夫といった同時代の作家の名前も出てくる。


◇ 読書・テレビ・ラジオ・雑誌

 新宿から小田急線で帰るつもりが、うっかり、JRの改札を通ってしまった。ぼんやりしていてだめだ。しかたがないので、山手線で渋谷に出て、東横線の各停に乗り、読書を続けながら帰ってきた。小林信彦「一少年の観た〈聖戦〉」をベローチェで読み始め、帰りの電車で一気に読み終えた。1998年刊、ちくま文庫。親本は1995年、戦後50年の年に出版されている。1932年生まれの小林信彦が、太平洋戦争とその前後の時代(1940年~1947年)を、一少年として、「聖戦」をどのように見て(観て)、どのような大衆文化を享受していたかが綴られていて、映画の記憶が特に細かく、そのなかには国策映画も含まれている。日本軍が勝っているあいだは、毎日がお祭りのようだったというのが当時の一般的な少年の感覚であり、現実が面白すぎたために、小林信彦は漫画映画に冷めてしまったという。そのあとの歴史を知っていると、わかりにくくなるのはこのような部分だ。「だが、戦争が楽しいだけのものではないのは子供心にもわかっていた。楽しい時期は終り、不安だった。空襲にそなえろ、といわれるが、まだ空襲のイメージがない。」「前年まで、戦争は新聞記事やスクリーンの中にあるものであった。品不足とか若干の不自由さがあったのせよ、戦争は遠くにあった。だが、一九四四年に入ってからは、戦争が家の中まで入ってきた。」 その後の疎開体験は、のちに「東京少年」(新潮文庫)に詳しく描かれたが、中学1年生の小林信彦は、「新型爆弾」投下の記事を疎開先で読む。「ぼくが思い悩んだのは次の一事である。――なぜ正しい側が負けるのか? この世にそんなことがあってよいものだろうか?」

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、アルフィーがゲスト。坂崎幸之助がものまねをやらされまくっていた。「さんま御殿」は、芸能界のお友だち特集。フワちゃんと磯山さやかがついに出会ったというのはこの番組だったのか。タイムフリーで、聴きそびれいていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、マシンガンズがゲスト。西条昇のお笑いスクールで出会ったコンビだというのは知らなかった。前年にはねづっちが、後年にはギース尾関も在籍していたそうだ。西条昇の名が出ると、ナイツのふたりは、ああと声に出し、すぐに認識するが、マシンガンズはふたりとも、西条昇がどういう人物だか未だにわかっていないような話しぶりだった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊朝日」の「ドン小西のイケてるファッションチェック」では、プーチンのファッションを俎上に乗せている。点数は5DON満点の2DON。「ちなみにジーンズは色落ち具合から見て、けっこうなこだわりがありそうなんだよ。」とドン小西。嵐山光三郎の連載エッセイは石原慎太郎論になっていた。最後になぜか、樋口毅宏の慎太郎評が唐突に引用されていたが、嵐山光三郎と樋口毅宏に接点はあるのだろうか。横尾忠則の連載は、寺山修司について書いていた。「FLASH」を読むと、馳浩が石川県知事選に出馬していることも知らなかったが、その選挙戦に高見恭子が不在との記事。馳浩があまりにも保守的なために、夫婦関係が悪くなっているらしい。昨年9月に出所していたという羽賀研二独占インタビューも読んだ。ラジオを聴きながら、23時前には眠ってしまい、深夜に目覚め、朝までにブログの更新をひとつ。

2022年3月7日月曜日

3月7日月曜日/竹橋・ラジオの話も




◇ 霞が関・竹橋・神保町

 早朝に目覚め、朝から都内に。まず、霞が関に出て、昼は竹橋に移動する。地下鉄の竹橋駅の入り口に直結している、パレスサイドビルの地下に飲食店街があるとわかり、ここで食べていこうと思うが、全体的に値段が高い。しかし、唯一、おきらく食堂という店が安く、ここに決める。セルフサービス、メインのおかずひとつと、小鉢ふたつを自分で選び、味噌汁、ご飯がつき、500円。こういう店は初心者には難しく、じっくり選ぶこともできず、目についたものをぱっぱと取っていくしかない。自分の意志とは関係なく、カツ煮、アジフライ、筑前煮という組み合わせになった。

 竹橋まできてしまったら、ついでに神保町まで歩きたくなるもので、そうなると、どうしても古本屋を覗いていくことになる。アットワンダーの店の外の棚をざっと眺めていくが、横の棚ではなく、靖国通りに面した正面の棚から「ユリイカ」を2冊買っていく。その並び、長島書店の店頭からは、山藤章二「全体重」を500円、「はらたいらのゲバゲバ時評」を200円で買う。交差点から、すずらん通りに入り、東京堂書店の店内をまわると、石川九楊のサイン本が置いてあり、書道家のサインというのはすごいんじゃないかと思い、開いてみると、さすが、おおっと声が出そうになるような迫力あるサインが書かれていた。三省堂古書館も覗くが、こちらではなにも買わなかった。



 靖国通りの反対側に渡り、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。ラジオを聴き、読書も少しして、1時間ほどで出る。半蔵門線に乗り、渋谷からは東横線に乗り換え、夕方には帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、宇崎竜童・阿木燿子夫妻がゲスト。昨夜の「おかべろ」は、岡田圭右がゲスト。土曜の「お笑い向上委員会」は、なかやまきんに君、あぁ~しらき、あかつが登場した。昨日の「週刊さんまとマツコ」は、麒麟川島がMCを務め、セーラーズの再ブームを特集する。関西でセーラーズを広めたのが西川のりおだというのは知らなかった。さんまがとんねるず周辺の話題に触れるのも珍しく、その当時は、小錦、マイケル・ジャクソン、マイク・タイソンもセーラーズを愛用したという。これは80年代史だ。思いがけず、この特集は面白かった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生、なんと、お見送り芸人しんいちの話題からしゃべり始める。高田先生も半年前にお見送りされていたのだ。そのあとには、高田先生がゲストに出た、土曜の「ロケット団定例集会」の話もした。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、先週木曜のゲストがお見送り芸人しんいちだった。その日は、光浦靖子がカナダからリモート出演。大竹まことにも、光浦にも、邪険にされていて面白かった。続けて、今日のオープニングも聴くと、大竹まことと阿佐ヶ谷姉妹が、「R-1」について、けっこうたっぷりとしゃべっていた。もちろん、お見送り芸人しんいちについても多く触れる。大竹「やっぱりなんかこう、観てて、まあ、思うけど、あれだねえ。やっぱし、あたまだけで構築したネタと、なんかこう、からだもそれにくっついたネタ? ZAZYとか、吉住だっけ? めちゃくちゃ面白いんだけど、やっぱしなんか、あたまんなかで作ったネタ感がとってもするんだよね。」「なんかこう、お見送り芸人のほうは、そんな感じじゃないんだよね。なんかこう、客と呼吸してて、ウケたネタだけもってきたみたいな。(笑)」「でもそれが、「R-1」やってても、少ない客だけど、客と行ったりきたりしてる感じ? なんかそういうのを、やっぱし、ひとりで脳内で構築してるネタは、客がどこまでついてくるかっていう話じゃない?」

 昨日の「石橋貴明のGATE7」で、どうやら植木等の話をしていたということをネットニュースで知り、これは聴かねばと思った。野球の話をする番組だが、それまでの話題とは関係なく、昨日の夜中に急に探し当てたといって、植木等の「FUN×4」をオープニングにかける。曲を聴いたあとに、貴明は植木等の軽さについてしみじみと語った。「このねえ、この軽さが出ないんだよね。あのやっぱ植木さんの、この軽さってもう、天性なんだよ。こんなにねえ、抜けて、歌と、エンターテインメントできないんですよ。もう植木さんのこの声と…、うん、この軽さってねえ…。まあ、僕らドラマ、13話、「時間ですよ」でご一緒して、一緒にいつも、空いてる時間、相撲観てたんですけど。植木さん、おとなしくて、ほんと、もの静かなかたで。紳士で。でも、すごくとんねるずを好きでいてくれて。「あいつらはいい」って。(笑)やっぱ、大瀧さんのアレンジも最高だよね。」

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊現代」の井筒監督の映画コラムは「ファーゴ」を楽しく語っている。今、再上映されてるのか。「週刊プレイボーイ」には、JPのインタビュー記事あり。オール巨人の連載は「浅草キッド」を観たという導入から、キャバレーの営業の話に。おぼん・こぼんとの対談にも触れられ、そういえば読みそびれていたと思い、検索して、探して読んだ。「Number」のウェブでの対談だったのだ。巨人の連載と同様、この対談も構成は中村計。

 ブログをひとつ更新するが、すいすい更新するつもりが、ずいぶん時間を食った。とりとめのない日について書くほうがかえって難しい。ツイッターを見ると、昨日、確認し損ねていたが、「G-1グランプリ」の決勝進出者が発表されていた。「R-1」と同じ日に準決勝が開催されていたのだ。準決勝のチケットは売り切れを確認していたが、決勝はどうしようか。谷頭和希が「ブックオフ大学」について書いている記事の第3回が公開されているのも見つけ、さっそく読む。もうひとつ、昨日、トレンドにあがっていた、ヤフーニュースの木梨憲武インタビューも読んだ。先に貴明もインタビューされていた「RED Chair」というシリーズ。時間を覚えていないが、深夜0時前には眠ったんじゃなかったっけ。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...