2021年10月19日火曜日

10月19日火曜日/テレビの合間に本を読む

◇ テレビ・読書

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「しゃべくり007」2時間スペシャルを観る。ゲストは3組、最初のゲストは有働由美子で、1時間以上やっていた。ウィキペディアを見てみると、くりぃむしちゅーと同じナチュラルエイト所属なのだ。2組目は空気階段。3組目のなにわ男子は観ないで消去した。午後は「徹子の部屋」を観た。江口のりこがゲスト。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけると、松坂の引退会見が入り、そのあと、ゲストの原口あきまさが登場した。今週は、この番組はものまね芸人ばかりが登場する。

 15時前に、駅前まで外出し、銀行に寄り、すぐに帰ってきた。先週にアマゾンの振り込みがなかったせいで、じわじわと苦しめられている。すぐにまた梱包をするつもりで、その前に読書を始めたら、眠くなり、少し眠ってしまった。じつにだらしがない。夕方、読書をするためにドトールに行こうと思っていたが、このまま、部屋で読書を続行する。カート・ヴォネガット「国のない男」を読み終えた。2017年刊、中公文庫。親本は2007年刊。ヴォネガットの小説はいくつか読んでいる程度で、理解が追いつかない部分はあるものの、このエッセイ集は面白かった。笑いについて書かれていることも多く、もっと早く読めばよかったと思った。それにしても、ヴォネガットの旧作は、ブックオフの110円の棚ではかつてはよく見かけていたのに、今ではめっきり見かけない。

 夜、スーパーまで買いものに行ってくる。小雨。また録画していたテレビ番組をいくつか。昨日から始まったEテレの新番組、「リフォーマーズの杖」を観た。だらしない生活をしている芸人たちのもとに未来人がやってくるという設定の、SDGsをテーマにしたドラマ。なるほど、だらしない芸人たちというのでこのキャスティングなのかと、観てから初めて気がついた。脚本は上田誠、構成は倉本美津留。倉本美津留作詞作曲の、「ズンドコ節」によく似たテーマソングも面白い。それから、「月曜から夜ふかし」という番組を、ほとんど観たことのない番組だが、JAGUARの特集があるというので録画しておいた。つい先日、「JAGUAR星に帰還した」という報道があったばかりだが、この番組に改めて出演したわけではなく、過去の出演回の総集編だった。編集がごちゃごちゃしていて、普段の視聴者向けに当たり前のように放送しているのか知らないが、放送日も表示されず、過去の映像なのか今の映像なのか、注意深く観ていないとよくわからなかった。爆風スランプの「Runner」のベースをJAGUARが弾いていたかのような放送をしていたが、これはリアルタイムで観ていて覚えていることだが、当時、爆風スランプはベース(江川ほーじん)が脱退していたため、歌番組に出演するたびにサポートメンバーを入れて演奏していた。JAGUARはそのときのひとりにすぎないはずだ。聖飢魔Ⅱのゼノン石川や、アルフィーの桜井賢、男闘呼組の高橋和也が参加していたことなどを記憶しているが、子どもだった自分にはわからないバンドのベースもたぶんたくさん出ていたのだろう。

 夜にまた読書。ひとつの本に集中せず、いくつかの本を読み始める。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、オンライン将棋を指し、なんだかわからないが勢いがつき、ブログも更新した。いつもはラジオを聴きながら文章は書けないのだが。「カーボーイ」を最後まで聴き、深夜3時過ぎに眠った。

2021年10月18日月曜日

10月18日月曜日/「復讐するは我にあり」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝、寒さで目覚めてしまい、服を重ね着して、もう少し眠りなおす。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。「千鳥かまいたちアワー」という番組を初めて観た。宮沢りえがゲストだというので、これは観ておきたくなった。大悟が「みなさんのおかげです」のコントに触れ、千鳥、かまいたち、それぞれの年齢をウィキペディアで思わず確認したが、宮沢りえがすさまじい大活躍をしていた時代、つまり、昭和から平成にかけての数年間は、彼らは小学生から中学生にかけてといったあたりか。宮沢りえがいかに大スターだったかというのを改めて思い返す。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・ヒロシ)から「ナイツ ザ・ラジオショー」を続けて聴く。ナイツはそれぞれ「内村文化祭」を観に行った話になった。土屋は、中津川弦さん、あいなぷぅ、桂枝太郎と並んだ席になり、枝太郎が、あいなぷぅを寄席のマジシャンだと思い込み、「小三治師匠、大変でしたねえ」と話しかけていたという話に笑った。14時台は、コージー冨田がゲスト。兄のはなわとは親しく、塙も、ナイツが売れる前からよく知っている関係なのだ。最近のイチオシネタだという関口宏のものまねが傑作。そのほかにもやってみせた、タモリとたけしの会話は「いいとも」最終回、おぼん・こぼんを語る石橋貴明は「石橋、薪を焚べる」で実際にしゃべっていたこととおそらく同じで、その記憶力、再現力がすごい。あるいは、鶴瓶のものまねで、誰がゲストでも「A-Studio」にできるというネタもあり、ミネラルウォーターをゲストに迎え、ミネラルウォーターについてそれらしいことをしゃべる鶴瓶をやってみせた。録画していた「徹子の部屋」を観ると、こちらのゲストは三遊亭小遊三。小遊三一門が集まった写真のなかに、番組ではなにも触れていなかったが、ナイツのすがたも確認できた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載は「『M-1』で変わった言葉と時間」と題し、まず、「鉄板ネタ」や「手数」といった言葉は昔は言わなかったということが語られている。その代わり、最近は「息と間」という言葉は使われなくなったという。漫才の時間の感覚についても語られていて、「M-1」が定着したことで、今は4分が基準になっているが、巨人の時代は15分くらいで作っていたという。「今、漫才界は日本の陸上界とちょっと似ている気がします。短距離が人気あって、長距離のほうはかつての栄光から遠ざかりつつある。」「それはそれで喜ばしいことなのですが、僕は長距離走者の成長も期待しているんです。」

 午後に近所の郵便ポストまで投函に行き、部屋で読書をして、それから、1時間ぐらい眠ってしまう。目覚めて、もう少し読書の続きをした。夜になり、スーパーまで買いものに行き、すぐに帰ってきた。たいしたことはしてないのに、どういうわけかすぐに夜になる。

◇ 映画

 タイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」を聴くと、柄本明がゲストだった。明治座の舞台のプロモーションだが、語られていることは芸論だ。柄本明の話を聴いているうちに、今村昌平監督の作品を観たくなり、アマゾンプライムで探すと、「復讐するは我にあり」(1979年公開)が「見放題が終了間近」になっていた。今までどうも縁がなく、いつか観ようと思っていた映画だが、今が観るべきタイミングだろう。なかなか観る気になれなかったというのは、気楽に観るような映画でもないからだが、いや、これは強烈だった。2時間20分の長さだが、ぐいぐいと惹き込まれていった。まず、前のめりにさせられたのは、最初の殺害の場面で、これがなぜだか滑稽な感じもする。だからこそ、なんだこれはと思わされる。緒形拳が主演であることはわかっているのだが、取り調べの場面では、どっちが刑事かわからない。その緒形拳がだんだんと恐ろしくなっていく。それから、さらに釘づけにさせられたのは、三國連太郎と倍賞美津子の露天風呂の場面で、これはちょっとすごいシーンだと思った。十代のころにこの映画を出会っていたら、忘れられない映画になっていたに違いない。今年は「愛のコリーダ」も初めて観たが、助平に関しては、大島渚よりも今村昌平のほうに軍配をあげたくなる。喜劇のファンとしては、ミヤコ蝶々と清川虹子の芝居もたまらなかった。

 深夜、タイムフリーで「村上RADIO」を今日も聴く。先週水曜は、第11回「ジャズが不得意な人のためのジャズ・ヴォーカル特集」の再放送。番組でかけていたラヴァーン・バトラーを、Spotify で改めて聴きながら、深夜3時過ぎに眠った。


2021年10月17日日曜日

10月17日日曜日/落語や歌を聴いていた

◇ ラジオ・テレビ・映画

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「Nキャス」を観た。しばらく聴かなくなってしまっていた「志の輔ラジオ 落語DEデート」をひさしぶりに聴いてみると、久本雅美がゲストだった。この番組には珍しく、知名度のある芸能人がゲストだ。落語は枝雀の「ちしゃ医者」。聴きながら、もう少し眠ってしまう。

 録画していた今朝の「サンデージャポン」を放送直後に観た。小川彩佳が初登場。POTETO という団体の代表だという古井康介というひとが登場し、衆院選に向けて、政治の話題をたっぷりと扱っていた。後半、小さいニュースだったが、新しい「スーパーマン」がバイセクシャルだという話題で、デーブ・スペクターが「乗っかってる感じ」を指摘していたのは興味深かった。この風潮にはアメリカのコメディアンたちがものすごく反発していて、このへんでやめておこうかという動きもあり、こういう流れはだんだん減っていくという予測をしていた。13時からはラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、加藤登紀子がゲスト。

 今日も、近所の郵便ポストまで投函に出る以外の外出はなし。昨日に引き続き、タイムフリーで「村上RADIO」を聴いた。先週火曜は、第10回「冬の炉端で村上SONGS」の再放送。ぼんやり聴いていたら、日本の歌謡曲をかけていて、これはなんだろうと思って確認すると、ジミー入枝という知らない歌手で、検索してみると、ほぼ同世代のひとなので驚いた。番組でかけていたのは、フランク永井「君恋し」のカバーだったが、YouTube で探しても、その動画はなかった。代わりに、ジミー入枝のほかの動画をずいぶん漁ってしまう。鹿児島で活動する1972年生まれの歌手で、キングトーンズのバンドボーイをしていたひとなのだ。まさか、村上春樹のラジオでこんなひとを教わるとは思わなかった。なんでも聴いてみるもんだ。村上春樹がなんて言って紹介していたのか、もう一度、聴きなおしてみると、京都の中古CD屋の200円均一で見つけたと言っていた。

 

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「演芸図鑑」は「立川志らくの演芸図鑑」。ナイツの漫才、小痴楽の「湯屋番」、そして、対談ゲストにはフワちゃんが登場。「笑点」の演芸コーナーは、大木こだま・ひびきの漫才。「東京03とスタア」は、光石研がゲスト。このクラスの俳優のコントを観ることができるとは嬉しい番組だ。先日の「キングオブコント」を観ても、コントの流れは俳優的な芝居になってきている。脚本は根本宗子。そのあとの音声コントには、かが屋が登場した。「日本の話芸」も、小三治追悼だというので録画しておいた。2012年収録の「千早ふる」が放送された。当たり前だけど、9年前の小三治は元気だ。記憶のなかの「千早ふる」よりもテンポが速かった。小三治の噺のなかでは「千早ふる」がいちばん好きだ。よくぞこれを選んでくれたと思う。声に出して笑う。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。「ピッチ・パーフェクト」という映画、先日観た「シンデレラ」の監督の、ケイ・キャノンが脚本を手掛けているので観たくなった。日本では2015年公開だが、製作は2012年。アカペラサークルの物語で、青春映画なのだが、ひたすら痛快な、陽気なコメディで面白かった。日本の青春映画はどうもじめじめしている。

2021年10月16日土曜日

10月16日土曜日/コーヒーをこぼした

◇ テレビ・ラジオ

 何度か目覚めながら、朝9時半過ぎまで眠っていた。ラジオをつけず、音楽をつけっぱなしにしていたら、だいぶ眠りすぎてしまった。まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。PUFFYが出演し、タコの特集という脈絡のなさがすごい。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を冒頭から聴いた。「常連さん」は談笑師匠。小三治の訃報を扱うときに、談笑師匠が担当なのはちょうどよかった。小三治と共演した際に、後ろすがたが談志に似ていると言われたエピソード。そして、小三治、談志、小さんも、みんな動物園が好きだったという共通点がある。13時からは、文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。淳は自身ではちょっと右寄りだと認識しているようだが、ツイッターでは、極右から左寄りだといって攻撃されるという。

◇ 二俣川

 14時過ぎ、ヤマトの営業所まで。天気雨のようで、傘をもたずに出るが、けっこう降られてしまった。二俣川に出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄っていく。「BRUTUS」の最新号は、前号に引き続き、村上春樹特集の下巻。楽天マガジンでも読めるのだが、実際の雑誌で読んだほうが読みやすいので、少し立ち読みしていく。前号は「読む。」編だったが、今号は「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編。要するに、「読む。」以外のことがぜんぶまとめられている。この店は、文芸誌の売り場には先月号と今月号を並べて置いてあり、文芸に熱心な店員がいるのだろうか。

 ジョイナステラスを出て、相州蕎麦に入り、カレーライスセットを食べていく。650円。ドトールに入ろうかと思っていたが、混んでいるのでやめて、再び、ジョイナステラスを抜け、西友に行く。上階のコジマ×ビックカメラで、録画用のDVDを買っていく。ドトールがだめならイタリアントマトに入ろうかと思ったが、DVDを買ったら、金がずいぶん減ってしまった。来週の予定を考えると、この所持金でもう少しねばらなければならない。もう余計なことはするなということだ。食料だけ買って、おとなしく帰ることにする。

◇ ラジオ・テレビ

 ラジコで、なにげなく検索していて気がついたが、TOKYO FM では、今月はずっと、早朝に「村上RADIO」の再放送をやっていたようだ。10月1日から始まっていて、6回まではもう、タイムフリーでも聴けない。第6回のつぎはなぜか第9回まで飛んでいて、「歌詞を訳してみました」という特集。聴きながら、楽天マガジンで「BRUTUS」の村上春樹特集を読んだ。この特集に、「村上RADIO」の放送リストも載っている。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の気になる回をいくつか聴く。この番組は作家がわりとよく登場する。月曜のゲストは岸政彦。新刊の「東京の生活史」の話題が中心になる。大竹まことは岸政彦に好印象をもったのか、岸政彦も饒舌で、とても会話が弾んでいた。岸政彦は阿佐ヶ谷姉妹の大ファンだとも言っていた。水曜のゲストは大沢在昌。仕事は朝2時間するだけで、週に、2、3回はゴルフに行っているという。こういうスタイルの売れっ子作家って、これより下の世代にはもういないんじゃないか。

 録画していた昨日の「ミュージックステーション」の4時間特番を、ざっと早まわしで観た。「35年間の神曲ランキング」という企画で、過去の映像もずいぶん流れたが、ブルーハーツやドリカムでも、辞めたメンバーもモザイクをかけずにそのまま放送していた。小林武史も出演しているのに、マイ・リトル・ラバーの映像も流す。2000年代になると急に知らない曲が増えるが、90年代のミリオンヒットの時代から、2000年代はロングヒットの時代になるんだそうだ。しかし、この4時間特番のなかで、いちばん観たかったのは、MIKIKO プロデュースの10分間のパフォーマンスだ。こうなると、五輪開会式よりも、「Mステ」のほうがよっぽど質の高い日本のカルチャーを紹介しているということになる。終盤の神曲メドレーもしっかりと観てしまうが、B.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」から、米米CLUB「君がいるだけで」という流れがあり、カールスモーキー石井はどうやら衣装にハンガーをつけたままで出て、歌っている途中ではずし、いつの間にか手にもっていた。テレビでよくわからない小ネタをするカールスモーキー石井をひさしぶりに観た気がする。最後はV6が、この番組では最後のパフォーマンスを見せた。

 テレビを観ながら、コーヒーを思いっきりひっくり返してしまった。カップ一杯、ほとんどまるまるこぼしてしまい、ちょっとのんびりするつもりが、余計に仕事を増やすはめになった。そばに置いてあった、清水國明のサイン本がコーヒーの犠牲になった。外でコーヒー代を惜しみ、家でインスタントコーヒーなんか飲んでるからこんなことになる。

 23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。1曲目は 1986オメガトライブの「COSMIC LOVE」。この曲がなんと、CKBの「スージー・ウォンの世界」と似ているとは気がつかなかった。そして2曲目、川西杏「投票所へ行こうよ」って、すごいなこの番組は。今週はエンディングで、ドリフの「盆回り」もかけていた。深夜0時まで聴き、深夜1時過ぎに眠る。

2021年10月15日金曜日

10月15日金曜日/将棋・キアロスタミ

◇ 音楽・ラジオ・雑誌・テレビ

 やや遅く目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。Spotify で聴いた、Tokimeki Records の新譜は牧瀬里穂の「ミラクル・ラブ」のカバーだ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・空気階段)をつけておく。聴きながら、オンライン将棋を指し、5級から6級に落ちてしまっていたが、5級に復帰した。将棋の趣味も続いていて、毎日指している。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には、吉田豪による、徳光和夫インタビューが載っていて、ギャンブルの話しか訊いていない。巻末グラビアには「スター誕生!」の特集があり、萩本欽一、都倉俊一が対談している。司会の欽ちゃんが素人のコーナーを勝手に始めたために、審査員たちと険悪な関係になっていたことが語られている。欽ちゃんがそのコーナーを始めると、審査員たちは会場から出て行ってしまったそうで、都倉俊一が反省しているのだが、その時代はまだ、作詞作曲の先生たちとコメディアンには、地位の差がはっきりとあったのではないだろうか。

 録画していた昨夜の「あらびき団2021」を観た。はるな愛の開会式で始まり、風船太郎のピクトグラムで終わる、今年を象徴するような「あらびき団」だった。風船太郎なんかは、このコロナ禍はさぞ大変だったろう。はるな愛がこの番組からブレイクしたひとだということもすっかり忘れていた。この番組が世間に認識させたものは数多く、その功罪もある。

◇ 読書・映画

 今日も、近所の郵便ポストまで投函に出る以外には外出せず。午後、部屋で読書。宮沢章夫「笛を吹く人がいる 素晴らしきテクの世界」を読み終えた。宮沢章夫のエッセイは燃料のようにして読む。2017年刊、ちくま文庫。親本は2012年刊、初出の Webちくまの連載は2007年から2008年だから、さすがにちょっと、笑いのモードとしては古さは否めないという気もした。おおむね笑いながら読んだが、こうなると逆に、笑えない箇所も気になる。今、同時に「三四郎」も読み進めているから、漱石の可笑しさとの違いも考えたくなった。夏目漱石、内田百閒のはるか先に、別役実、宮沢章夫の笑いが位置していると考えている。

 シネマジャック&ベティのスケジュールにキアロスタミの特集があるのを見つけ、アマゾンプライムで検索してみると、なんと、その上映作品の7本すべてがアマゾンプライムにある。キアロスタミ作品が脚光を浴びたのは自分が大学生のときで、観ているものもあるが、これは順番に観ていこうと思い、まずは長編デビュー作の「トラベラー」(1974)を観た。長編といっても、73分の短い映画だ。少年がテヘランまでサッカーの試合を観に行こうとする、それだけの話。続けて、もう1本。「友だちのうちはどこ?」も観た。劇場公開時に一度観たっきりだから、ウィキペディアにあたると、どうやら、28年ぶりの再見になるようだ。日本では1993年に公開されたが、1987年に制作されていることを改めて認識した。キアロスタミで、いちばん印象に残っていたのがこの映画のシグザグ道だ。

 ツイッターから、Suchmos のメンバー、HSUの訃報。深夜2時半頃に眠る。

2021年10月14日木曜日

10月14日木曜日/なにもない一日

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。夜の番組を翌朝に観るわけだが、水曜は気になる番組がどうも集中している。「水曜日のダウンタウン」、「あちこちオードリー」(ゲスト・入江聖奈&ティモンディ)、「キョコロヒー」。新番組「ぺこぱポジティブNEWS」の第2回は、コメンテーターにカンニング竹山が登場。この番組はもうちょっと続けて観てみようか。

 少し眠りなおし、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、「ラジオショー」の冒頭6分ほど、衆議院解散のニュースが入った。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」の巻頭グラビアページに、小三治の追悼記事。連載陣のひとりでもある柳家喬太郎が追悼文を寄せている。「新・家の履歴書」には手塚るみ子が登場。70年代の手塚治虫は意外と小さい家に住んでいたのか。巻末グラビアには、和田誠展の特集があり、横尾忠則、みうらじゅんが寄稿していた。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に。夜は寒くなったが、昼になるとまた暑く、半袖でちょうどいいくらい。部屋で読書し、ラジオを聴いてはまた眠り、どうもだらしがない。家にこもる日が続き、いよいよ煮詰まってきた。夜になってから、スーパーまで買いものに行ってくる。昼は暑いが、夜はやっぱり肌寒く、パーカーを着ていく。部屋にいても、暑いのか寒いのかわからない。今日は何度も、ジャージの上着を着たり脱いだりした。

 録画していた「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」というドラマを観た。先週金曜の深夜にフジテレビで放送されていた。ヨーロッパ企画関連の作品は今までほとんど観たことがないが、なんとなく気になり、これは録画しておいた。ストーリーテリングパートのほか、3話からなるオムニバスで、それぞれ、上白石萌歌、矢作兼、久保史緒里(乃木坂46)が主演している。あまり興味がもてなかったが、上白石萌歌のタイムリープの話は面白かった。

 アマゾンプライムで映画も1本。「ブレードランナー」をひさしぶりに観なおした。一昨日からヴィルヌーヴの作品を連続して観ていたが、「ブレードランナー2049」を観る前には、本家を観なおすべきだろうと思い、観なおしてみたが、若いころに一度観ているはずなのに、まるっきり覚えていなかった。観なおしてもなお、さっぱり興味がもてない。SF的な感受性がどうも自分にはないようで、一応、理系の出なんだけど、そういうのはまったく関係がないみたいだ。こうなるともう、ヴィルヌーヴの「ブレードランナー2049」を観てもしょうがないんじゃないだろうか。しかし、それでもあのエンディングテーマが流れると、「ブレードランナー」観たなあという謎の充実感が湧いてくるから不思議だ。

 深夜0時を過ぎ、Spotify でニューリリースのチェックをすると、ジェフ・ミルズの新譜が出ていた。今日はなにもない一日だったなと思い、深夜に YouTube をあさるような悪あがきをするが、その習慣がないということもあって、どれも観る気がしない。日記みたいなものを書いていると、なにもない日のなにもなさを意識せざるをえない。無駄に過ごし、眠気で朦朧とする。時間の記憶がないが、おそらく、深夜3時以降に眠った。

2021年10月13日水曜日

10月13日水曜日/テレビとラジオばかり

◇ テレビ・ラジオ

 何度か目覚めながら、朝8時半頃まで、なんだかずいぶん眠ってしまった。まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「さんま御殿」3時間スペシャルを、ときどき中断しながら観た。最初のブロックは芸能人有名人の妻の特集。山口もえ、中村仁美、安めぐみ、加藤綾菜などが出演していた。最後のブロックは二世特集。石橋穂乃香を通じて、さんまが貴明についてしゃべり、貴明について、娘がさんまにしゃべる。田原俊彦の娘、前川清の息子なども同様に、あるいは、最初のブロックでは、田中裕二、大竹一樹についても、さんまと間接的に共演をしているようで面白かった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、当然、オープニングでは小三治師匠の思い出が語られる。そういえば、昇太師匠は「笑いがいちばん」で共演していたのだ。小三治と松居直美が司会の時代に、柳昇、昇太、小遊三、八方というメンバーで、アパートを舞台にしたコントをやっていた。そんなに大昔ではないのだけど、考えてみるとすごいメンバーだ。この時代、おそらく、録画保存してあるビデオが手元にたくさんあると思う。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。一週間遅れで、安藤なつもおぼん・こぼんの話をする。ついに一週間、この番組はこの話題でもちきりだった。この番組ではおなじみの「早坂営業」にも、おぼん・こぼんが登場するかもしれないという。「キングオブコント」の話題は、おぼん・こぼんにすっかり食われてしまった感すらある。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には、番組放送翌日のおぼん・こぼんツーショットの記事が載っていた。

 今日も、近所の郵便ポストまで投函に行く以外には外出せず。午後、部屋で読書をするが、眠くなり、どうもしゃきっとしない。アマゾンプライムで映画を1本。昨日に引き続き、ドゥニ・ヴィルヌーヴの監督作を観たいと思い、「ボーダーライン」を観た。2015年公開。序盤こそは語り口に惹かれたものの、昨日観た「静かなる叫び」とは違い、こちらは、まるっきりエンターテインメントのなかで残酷なシーンを描いている。気力もいまひとつだったせいか、最後まで乗れなかった。あんまり進んで観たくない映画だと思った。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。今日の「ラジオショー」でも爆笑問題に触れていたが、冒頭からさっそく、おぼん・こぼんの話を始める。先週金曜の「タイタンライブ」に向けて作っている漫才に、おぼん・こぼんのネタがあったために、それをどうするかというので、太田はわざわざ「水曜日のダウンタウン」を確認することになったという。おぼん・こぼんのネタが原因で、爆笑問題がケンカになっているのが可笑しい。「水曜日のダウンタウン」をぜんぜん褒めない太田だったが、しかし、太田が「水曜日のダウンタウン」を観たという話をラジオでするなんて、太田と松本が「ラフ&ミュージック」で共演する以前ではありえなかったことで、話している内容はおぼん・こぼんの仲なおりだが、そこに、太田と松本の関係も重ねたくなった。「カーボーイ」は最後までは聴かず、聴きながら、深夜0時頃に眠った。

2021年10月12日火曜日

10月12日火曜日/秋がなくなった

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた土曜の「ゴッドタン」をようやく観る。おぎやはぎとナイツで「ジジイ芸人キレ悪検証テスト」。劇団ひとりの若手時代のリズムネタに挑戦し、続いて、怪奇 Yes!どんぐりRPGのネタに挑戦する。ギャグをやるメンバーが交代でセンターにくるというのは、これはジャドーズのスタイルと同じだ。TikTok でバズっている「千円ちょうだい」というのは知らなかったが、4人がこれをやると絶対につまらなくなるのがくだらなくて爆笑した。「ゴッドタン」をDVDに保存しようとしたら、まだ残量があるはずのDVDに録画できないとの表示が出る。また無意識にファイナライズしてしまっていたのか。なぜこういう無駄なことをするんだろう。

 土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」もタイムフリーでようやく聴いた。14時台は、木梨憲武、ミッツ・マングローブがゲスト。木梨憲武の新譜は Spotify で一度だけ聴いて、もういいやと思い、それっきりだったが、マツコ・デラックスと3人による楽曲は、放送で改めて聴くと、マツコとミッツに引っぱられて、憲武もちからがこもっている。ミッツの女装の原点に、木梨憲武のコントでの女装があったというのは面白い話。憲武も、若いころには2丁目に通っていた時期があり、そこで吸収した芸があるというわけで、芸が循環している。13時前からはオンタイムのラジオに切り替え、「ナイツ ザ・ラジオショー」の前に「ビバリー昼ズ」のエンディングから聴くと、東貴博とナイツで、おぼん・こぼんの話になった。娘ふたりのコンビには、かつて「ビバリー」で、東が中継に行ったそうで、最初は「おぼん子・こぼん子」という名前だったというのは知らなかった。おぼん・こぼんのつぎはTake2だという話にもここで触れる。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」には、先週に引き続き、松尾潔による「永六輔の光跡」の後編が載った。先週の前編では、幼いころに母に連れられて観た永六輔の講演、そして、その講演のあとに、母が、江藤淳の著書に永六輔のサインをもらった記憶が綴られていたが、後編には永六輔との再会が綴られる。2008年に、EXILEの作詞作曲でレコード大賞を受賞した際に、「土曜ワイド」の中継ゲストに出ることになり、そのときに幼いころの記憶を伝え、それから改めて、スタジオにゲストとして招かれることになる。永六輔が早口に語った作詞をやめた理由に、松尾潔は控えめに同意しながら、「変わりゆく、変わらないもの」というアミリ・バラカの提唱した概念を引き、現状の説明を試みるが、永六輔はそれでもなお、現状の大衆音楽のありかたに疑義を呈した様子が描かれている。そして、永六輔と最後に会ったのは、デューク・エイセスの60周年記念シングルを松尾潔がプロデュースするという大役をゆだねられたときだった。「週刊朝日」の一之輔さんの連載エッセイは、10月1日が命日の志ん朝師匠の思い出を。一之輔さんは、志ん朝が亡くなった年の5月に一朝に入門しているのだ。素人時代に最後に聴いた落語は、その年の4月に池袋でトリをとっていた志ん朝の「火焔太鼓」だという。「サンデー毎日」では、中野翠も志ん朝について書いていた。

 これといって、外出する用はなく、午後に近所の郵便ポストまで投函に行くのみ。小雨。外に出ると、半袖ではだいぶ涼しい。昨日も天気予報を確認していたが、予報どおり、ようやく涼しくなってくれた。さすがにこのまま、冬に向かうだろうか。なんだか今年は、秋の期間がなくなってしまったかのようだ。

◇ テレビ・映画

 録画していた今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは桂吉弥。初出演だとは思わなかった。米朝の「徹子の部屋」出演時の映像も観ることができた。1990年の放送。米朝、65歳か。吉弥からは、米朝が「紅白」の審査員をやったときに、安室奈美恵がいちばんよかったと言っていたエピソードが語られた。お客さんいじりをしなかったという米朝に、黒柳徹子も共感を示す。吉弥を見ていると、五十歳だというが、同世代のほかの落語家に比べると、非常にまともな社会人に見える。きちんと世間のなかに生きているということだろう。東京の落語家のことしかわからないが、落語家風のバリヤーを張っているようなひともいっぽうでは多く、世間一般のおとなとはまとっている空気がどうも違う。

 アマゾンプライムで映画を1本。「DUNE/デューン 砂の惑星」の監督をしているドゥニ・ヴィルヌーヴの過去作を観たいと思い、「静かなる叫び」を観た。ウィキペディアにあたると、アマゾンプライムにあるなかではいちばん古い作品で、賞もたくさん獲っているし、77分という時間も観やすくてちょうどいい。モントリオールの大学で実際に起きた銃乱射事件を題材にしていて、その事件のことは知らなかったが、女性を標的にしたいわゆるフェミサイドという犯罪で、2009年の作品だが、むしろ、非常に現在的な題材だ。実際の事件は1989年に起きている。モノクロの映像で、描いている場面は暴力的だが、語り口は静謐で、起きた出来事を描きはするが、多くを語ってはいない。この監督の作品では「メッセージ」だけは劇場で観ていて、これで2本目だが、ほかの作品もまだ観てみたくなった。

 ツイッターを見て、小谷野敦のツイートから、綿野恵太という文筆家が小田嶋隆から執拗に批判されているということを知り、自分とはまったく関係がないのに、不愉快でたまらなくなった。小田嶋隆みたいな人間は大嫌いだ。23時頃には眠る。

2021年10月11日月曜日

10月11日月曜日/タイムセールを待つ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めるが、あたまがまわらず、もう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。「お笑い向上委員会」は、今回はあまり好きなメンバーではなかった。インディアンスの田渕に、野田クリスタルが「口から音が鳴ってるだけ」と言ったのには笑った。「東京03とスタア」の第2回は、白石麻衣がゲスト。初回よりも今回のほうが面白かった。脚本は誰だろうと思ったら、岩崎う大だった。

 11時半からは「ビバリー昼ズ」。高田先生、小三治の高座を八十八襲名披露の会で観ているのだ。3週間前と言っていたが、確認すると、9月14日だから正確には4週間前だ。紀伊國屋ホールのロビーで、小三治さんは見納めだと、矢野誠一と冗談でしゃべっていたという話。朝日新聞デジタルには、矢野誠一が小三治の追悼文を書いていた。八十八襲名披露公演で観たのが最後だったという話をこちらでも書いている。「志ん朝、談志、小三治。昭和生まれのこの三大巨頭が果たした最大の功績は、「落語家になるのは身を落とすこと」という意識を世間からなくしたことです。」

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、ロッチがゲスト。コンビ結成1ヶ月で出たテレビ番組で、審査員だった山城新伍に褒められたが、中岡には「お前が足引っ張ってんだぞ!」と怒ったという話。それから、コカドが舌を長くする手術をしたというのも知らなかったが、生放送で、元ちとせを紹介しなければならないときにどうしても「元ちとせ」と発音できず、中岡に代わりに言ってもらうということがあり、それで手術を決意したという話に爆笑。NHKの松岡というアナウンサーが東大の落研出身で、「ロッチ」というコンビ名だったというのも初めて知る話だった。

 楽天マガジンで読んだ「週刊プレイボーイ」に、ダウ90000のインタビューがあった。9月のユーロライブの公演を行きたいと思っていたのだが、都合がつかないうちに売り切れてしまい、今のタイミングで観ておけなかったのが悔しい。「キングオブコント」に出場して、1回戦で落ちているというのもなぜだろうと思うが、「M-1」は5人編成の漫才で出場し、2回戦に進出しているようだ。

◇ 生活

 夕方、ヤマトの営業所まで。10月だというのに、まだ暑い。そうてつローゼンに寄り、抹茶ラテと、アイスチョコモナカを買って、歩きながら食べた。今年最後のアイスだと思いながら食べるのは何度目になるだろうか。二俣川に出て、くまざわ書店に寄る。文芸誌が発売されていて、ざっと立ち読みしていく。それから、西友のイタリアントマトに入り、2時間ほど、読書をしていく。この店はいつぶりになるのかわからないが、テーブルが新しいものになっていた。なにを読もうか決められず、何冊かカバンに入れてきたが、夏目漱石「三四郎」(新潮文庫)を読むことにする。読んだことがなかったのだが、今さらなどと思わず、読んでいない名作はまだまだいくらでもあるから、可能なかぎり手をつけていこう。冒頭は何度読みなおしても面白い。

 帰りにスーパーに寄っていくと、目当てにしていたタイムセールはほぼ売り切れ。じゃあ、閉店時刻の遅いほかのスーパーに寄ってみると、こちらはまだ半額になっていない。そろそろ半額のシールを貼るはずだと思い、ほかの売り場で少しねばっていたが、あんまりずっと待っているのもみっともないと思い、あきらめることにしたが、ねばっている時間にレトルト食品やお菓子をカゴに入れてしまい、余計に金を使ったような気がしないでもない。しかし、あと数分で半額になるのがわかっているのに、30パーセント引きで買うのも阿呆らしく、それだったら、かつやで食べてから帰ったほうがよっぽどいいと思い、かつやに寄ってみたら、この時間はもうテイクアウトのみの販売になっていた。テイクアウトならば、スーパーでなにか買うのと変わらない。タイムセールなんか待たずに、かつやで食べてすぐに帰るのがいちばん正しかった。

 夜に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。Spotify のニューリリースから、奇妙礼太郎「song book #1」を聴きながら。

◇ テレビ・アニメ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。先月放送された「新・美の巨人たち」の新宿末広亭の特集を観そびれていた。なぜ、この番組で末広亭を扱うかというと、建築物としての末広亭の特集というわけだ。本仮屋ユイカが末広亭を訪ね、案内人として、林家たい平が登場する。訃報が出たあとにツイッターで知ったが、この番組には小三治が出ていたのだ。土曜に放送された「ETV特集」の「遠藤周作 封印された原稿」も観る。登場した編集者の顔に見覚えがあり、このひと誰だっけと思ったが、数年前の「神楽坂一箱古本市」の打ち上げの場にいらした新潮社のひとだということを思い出した。

 アマゾンプライムで映画を観たいと思い、なにかないかと探していたら、手塚作品がいつの間にかたくさん入っていることに気がついた。虫プロ制作のものだろうか。映画も、テレビアニメもある。順番に観ていきたいが、まず、短いところで、「新宝島」という53分の作品を観た。ウィキペディアにあたると、1965年にフジテレビで放送された単発テレビアニメだそうで、クレジットがなかったが、主演は加藤武だ。手塚治虫のマンガ作品にも「新宝島」があるが、それとは関係なく、スチーブンソンの「宝島」を翻案した内容との解説。キャラクターをすべて動物にしていて、動き、表情のかわいさ、テンポも、観ていて心地がよかった。語り口にユーモアが宿っているのだ。深夜3時半過ぎに眠る。

2021年10月10日日曜日

10月10日日曜日/小三治の訃報

◇ 訃報

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中に「サンデージャポン」を観て、午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台のゲストは國村準。ラジオを聴きながら、ようやく、ワクチン接種の予約をする。予定が作れないのと、単にめんどくさいのとで、ずいぶん遅くなってしまった。10月半ばまではなにも予定は入れられず、10月20日に1回目を。しかし、昨日の振り込みの失敗があり、途端に金が心配になってきた。こんなことでペースを乱されてはたまらない。ツイッターからニュースを見ていて、小三治の訃報にびっくりする。Yahooニュースは13時45分、その1時間後に知った。ラジオをずっとつけていたのに、ラジオからはそのニュースは流れなかった。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、それから、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。ハライチ岩井が出演していて、今年は「M-1」ラストイヤーで、1回戦から出場しているというので驚く。オープニングでは、おぼん・こぼんについても扱った。そのあとは、「キングオブコント」で優勝した空気階段が出演し、「キングオブコント」とは別のコントを披露した。松本に憧れの芸人を訊かれ、かたまりは「爆笑問題の太田さん」と堂々と答えた。松本「シンクロニシティといっていいのかなんなのか、みんな、見事に、ストーリー性のあるコントが集まったじゃない? これはなんなんだろう、今年から急にと思って。」 岩井「「キングオブコント」のほうが劇場寄りになったような感じがするんですけどね。なんか、テレビでやるコントっていうよりは。」

 夕方、1時間ぐらい眠り、夜にまた、スーパーまで買いものに行ってくる。ツイッターからニュースをチェックすると、毎日新聞に矢野誠一のコメントが出ていた。志ん朝、談志、小三治が亡くなり、「三巨頭がいなくなった」と語っている。続けて、「今の若い噺家は、おしなべてうまい。しかし、下手だけれども、どこか面白い人がいないといけない」って、それ、小三治とは関係ないんじゃないか。市馬会長のコメントも各紙に出ていた。「「もうあんなに沢山、薬を飲まなくてもいいんだな」と思うと、少しだけほっとします。」というのは、身近で見ていたひとならではの言葉だ。

 夜にまた、ブログの更新をひとつ。深夜0時過ぎには眠る。

2021年10月9日土曜日

10月9日土曜日/振り込みが失敗・再び

◇ 不備

 早朝に目覚め、アマゾンセラーセントラルの画面を開くと、どうやらまた、売り上げの振り込みが正常に行われていない。昨夜、クレジットカードの登録に不備があったような画面になっていて、すぐにカードを登録しなおしたのだが、振り込みが失敗したからその画面が出ていたのか。ただ登録しなおせばいいんだと思い、画面をちゃんと見ていなかった。登録しなおせば、すぐに振り込みが開始されるというわけでもなく、また次回(2週間後)に持ち越されてしまうようだ。前々回にも振り込みの失敗があり、アマゾンのほうの不具合だとわかったが、そのあいだに一回、正常に振り込まれているのに、なんでまたそんなことが起こるのか。10年以上利用していて今までそんなことは一度もなかったのに、立て続けに、急にそんな馬鹿なことになるのかがわからない。今月はやるべきことがあるため、余計な用は入れずに乗り切ろうとしているのに、運が味方をしてくれない。しかし、ここで心を乱されるわけにはいかない。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は、霜降り明星せいや、宇多丸と、メモリースポーツの特集。SMの縛りかたを覚える企画が盛りあがったため、ジョイマンのネタを覚える企画がまるまるなしになるという、予告しておいて、こんなことってあるんだろうか。宇多丸がジョイマンのラップをするのだとしたら、観たかった。「ネタパレ」を観ると、GAGのコントが、コント師のこだわりに対する皮肉がたっぷりで面白かった。男性ブランコもさっそく出演。

 今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」はオンタイムで聴かず、追っかけ再生で聴いた。おぼん・こぼんの話題はまだまだ続く。「常連さん」はやくみつる。おぼん・こぼんの話題はニュースのコーナーでも扱われ、牧師はイエス玉川の弟子で、バイオリンの音はマグナム小林ですかと、やくみつるもしっかりとネタを用意している。13時からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を聴いた。先日の地震のとき、淳は生配信をやっていて、それを東スポが記事にしたら、淳のところに批判のリプライがきたという。呆れるような話があるもんだ。ニュース解説は古谷経衡。そのあとは、「週刊文春WOMAN」の井崎彩編集長がゲスト。46歳というから同い年か。父親は筑摩書房の編集者だそうだ。

 ラジオを聴きながら梱包をして、近所の郵便ポストまで投函に行く。仕事が片づき、部屋でお菓子を食べながら、出品している本の山をなにげなく見ていたら、「ロッキング・オン・ジャパン」の背表紙に、コーネリアスと書いてあるのが見える。もしやと思い、とり出してみたら、例の障害者いじめを語っている号だ。てっきり、手元にはもうないと思っていたが、まさか、こんなすぐに手にとれるところに置いてあるとは気がつかなかった。炎上がいちばん加熱しているときに売ってしまえばよかったと思い、惜しいが、今でも一万円以上の値がついている。しかし、売ってしまったら二度と出会えないような気もするし、意外とあっさり値崩れするような気もするのだが、どうすべきか。この本をもっているからといって、一万円をもっているのとは違うのだが。「千両みかん」ならぬ、「一万円ロッキング・オン・ジャパン」である。

 夜になってから、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってくる。最近はもっぱら、タイムセールの食いもので、飢えをしのいで暮らしている。テレビを観ながら食べるわけだが、録画したっきり、観そびれている番組がつねに大量にある。「徹子の部屋」を毎日録画しているが、すぐに観る回、ざっと早まわしで観て、観なくていいと判断してすぐに消去する回、それと、いずれ観ようと思っている回とに分かれている。いずれ観ようという回はおおむね順番に観ていき、それがようやく今年1月放送分までたどりついた。岸本加世子の回を観ると、還暦だそうで、着物で出ていたが、顔としぐさがなんだか談春師匠そっくりになってきた。黒柳徹子と、向田邦子の話をしていた。

◇ 読書

 三島由紀夫「文章読本」を読み終えた。中公文庫で読んだが、書かれたのは1959年だ。勉強になることも多かったが、ここで批判的に書かれている文体を、このブログなんかではけっこうやっていると思い、それは本当に悪文なのかと考えたくもなる。これより以前に読んだ、後藤明生「小説」(講談社現代新書)に書いてあったこととも比較したくなるが、刺激的だったのは、圧倒的に後藤明生のほうだ。

 聴きそびれていたラジオをタイムフリーで聴きながら、オンライン将棋を指し、待った7回でなんとか勝った。ラジオを聴きながら眠ってしまう。深夜0時過ぎだったろうか。

2021年10月8日金曜日

10月8日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、ラジオをつけていると、昨夜の地震のニュースをずっとやっている。録画していたテレビを観る。ワンクール限定の新番組「考えすぎちゃん」は、パラビで配信されていた番組が、地上波初放送ということらしい。ファーストサマーウイカ、DJ松永、ハナコ岡部、佐久間宣行というメンバーのトーク番組。ナレーションを、なぜか、TBSの堀井美香が務めている。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、亡くなったすぎやまこういちが、日本のテレビ界においていかに巨人だったか、バラエティ番組の礎を作った人物だということを高田先生が説明する。それから、磯山さやかから重大発表があるというので、いったいなんだと思うが、出演者とスタッフのなかでは松村邦洋だけがそれを知らされていない。どうやら深刻なことではなさそうだったが、エンディングに発表されたそれは、事務所を独立するということだった。午後は「中川家 ザ・ラジオショー」を。14時台のゲストはネルソンズ。昼になると、また部屋が暑くなり、いっこうに秋にならない。


 14時半過ぎから外出。10月なのに、どうかと思うくらいに暑い。まず、さがみ野に向かい、ブックオフに寄っていく。110円のコミックを2冊だけ買った。さがみ野で食べて行こうと思い、相鉄ライフの東秀に入り、生姜焼き定食を食べる。日高屋よりも東秀派なのだけど、店舗数が少ないのか、あまり見かけない。ついでに、くまざわ書店も覗いていく。さがみ野から海老名に移動し、ビナウォークのドトールに入り、ひと休み。パンが売り切れてしまっていて、アイスコーヒーのみ。読書をするが、眠くなってだめ。音楽を聴いて、時間をつぶす。ずっと家にいる日が続いたせいか、やけに疲れてしまう。


◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。18時半開演。出演順に、ゆりありく、シティホテル3号室、キュウ、脳みそ夫、XXCLUB、ダニエルズ、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、ウエストランド、永井佑一郎、宮下草薙、ぺこぱ、BOOMER、爆笑問題。ゲスト3組とエンディングトークがあり、20時半に終演した。今回はひさしぶりに爆笑問題がいちばん面白かった。岸田首相が野球に例えるネタ、医者がミッキーになっちゃうネタ、「大鶴しか義丹」に笑う。吉本興業を辞め、田原俊彦の事務所に移籍した永井佑一郎が初登場し、当然、アクセルホッパーを期待したが、「爆笑レッドカーペット」でやっていた語尾に「ナイツ」をつけるネタをやっていた。そんなネタのことはすっかり忘れていた。その当時から、ナイツが売れ始めていたので違和感があるネタだったし、アクセルホッパーをもうやらないというだけならばわかるが、当たらなかったほうのネタを後生大事にしている意味がわからない。ぺこぱも「タイタンライブ」は初登場で、ネタを間違えてめちゃくちゃになっていたが、スタイルができあがっているから、間違えようがどうなろうが面白い。決めフレーズの出し惜しみもなく、賞レースを通過して、おおらかな漫才になっている感じがする。タイタン勢では、まず、ゆりありくの新人の猿がこのライブでは初お目見え。「ゆりありく」を名乗るものの、二代目は名前が「りく」ではないのだが、今回はほかの猿も登場した。エレキテルなんかは、先日の「キングオブコント」を観ると、今の潮流にいちばん乗れそうな感じがするのだが。

 夜遅くに帰宅し、首と腰が痛く、ラジオを聴きながら横になる。なんだかわからないが、やたらとのどが渇く。ブログの更新をひとつ。深夜1時前に眠る。

2021年10月7日木曜日

10月7日木曜日/本が崩れる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から5時間ぐらい眠る。昨夜からだいぶ涼しくなった。録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」は時間帯を移動し、0時台昇格の初回。なんだかんだで、今、すべてのテレビ番組のなかでこの番組がいちばん楽しみ。テレビ朝日の「バリバラ大作戦」の枠に新番組がふたつ、まずは「空気階段の空気観察」を。格闘家を怒らせるだけの失礼な企画かと思いきや、もぐらへの逆ドッキリなのでほっとする。この番組はまだ特色が見えない。「ぺこぱポジティブNEWS」は、ぺこぱがキャスターとなり、ポジティブなニュースしか扱わないというニュース番組形式のバラエティ番組で、Eテレで放送してもいいような番組だと思った。企画は倉本美津留。

 昼はラジオ。ナイツと清水ミチコの「ビバリー昼ズ」を聴くと、さっそく、昨夜の「水曜日のダウンタウン」の話をする。オンエアを観て、ナイツはふたりとも、おぼん師匠と一緒におどけて戻ってきたくだりをまったく覚えていなかったと。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」も、オープニングは「水曜日のダウンタウン」の話題一色。現場もどうなるかわからず、最後は担当ディレクターも泣いたという。そして、ラストの東洋館での漫才は、さっそく、塙に漫才の手なおしをお願いしたものだったようだが、ある漫才作家の先生に書いてもらったもののため、結局、なおさずにそのままやることになったが、番組では使われていなかったつかみのネタは塙による作だったようだ。14時台は、おせつときょうたがゲスト。おせつときょうたほどの実力者が、「M-1」の1回戦で落とされるというのには驚く。後輩になめられるというが、こんなものは、おせつときょうたを落とす予選の審査員たちの見識に問題がある。

 15時台は、文化放送に切り替え、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を少し聴いた。今日も大竹まことが不在で、小島慶子とヒコロヒーを相手に、天久聖一が秋の味覚ベストテンを発表していた。そのあとのニュースで、すぎやまこういちの訃報を知る。Spotifyのポッドキャストでオープニングを聴くと、大竹まことはなんで不在なのかと思ったら、ただの夏休みだった。10月だというのに、砂山アナも夏休みで、小島慶子、ヒコロヒー、太田英明アナの3名の放送になっていた。ゲストコーナーもついでに聴くと、こちらには養老孟司がリモート出演。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊新潮」にチェッカーズの記事。チェッカーズの公式 YouTube チャンネルが開設され、再結成の可能性をフミヤに直撃取材しているが、高杢のことになると、「全くお付き合いがありませんし、もう、どこに住んでいらっしゃるのかも、音楽をやっていらっしゃるのかもわかりません」と。「私の週間食卓日記」には、鬼越トマホークの金ちゃんが登場していた。「ただ場を荒らすだけの仕事で、かつての「極楽とんぼ」的な役割か。この芸風に未来があるのかはずっと疑問に思っているが、これしかやれないからやるしかない。」 

 夕方に少し外出。今日はだいぶ涼しくなったが、まだTシャツで出られる。10月のあたまだというのに、いつもどんな服装をしていたか。駅前で用事を済ませ、ドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。今週はほとんど家にいる日が続いていて、ちょっと気が詰まってきた。2時間ほど、読書など。買いものをして、暗くなってから帰ってきたが、首が痛くてしかたがない。横になって、ラジオを聴きながら眠ってしまうかと思ったが、寝っ転がりながら、首を揉んだりしていたら、だいぶ元気になった。

 夜、録画していた「徹子の部屋」を観る。今日のゲストは渡辺えり。2年前に離婚をして、子どももいないし、コロナ禍で孤独を感じたという話を冒頭からするが、黒柳徹子に向かってそんな話をしているのがさっそく可笑しい。そのあと、親友が亡くなった悲しいはずの話になったが、亡くなる直前、病室で親友を見ていた渡辺えりに、親友は「怖い」と言ったという。「死ぬのが怖いの?」と渡辺えりが訊いたら、「ジュリ子(渡辺えりのあだ名)の顔が怖い」というのだ。神妙な顔をして親友を見ていた渡辺えりに、下から照明があたっていて、その顔が怖かったという。それが最期の言葉になったという話に、爆笑する黒柳徹子。

 夜遅くに大きい地震あり。22時45分頃。たちまち本が崩れ出し、奥の部屋が盛大にひっくり返った。震源は千葉県北西部。神奈川は震度5弱だろうか。寝床にしている手前の部屋の本は積みなおすが、奥の部屋がひどい。ここまで派手に崩れたのは、十年前の震災以来だ。いったん、あきらめようかとも思ったが、このままにしておくと、下敷きになっている本がどんな状態になっているかわからず、歪んでは困るので、深夜になるが、こつこつと積みなおしていく。積みなおすといっても、もとの状態が乱雑だったから、限界はあるのだが。

 深夜2時過ぎには眠ろうとするが、本を整理しているうちに眠れなくなってしまった。ツイッターでエゴサーチし、「ブックオフ大学」の自分の文章を名指しで褒めてくれている感想をひさしぶりに見つける。6日前のツイート。読書メーターでも良い感想を発見。励まされる。ぴったり途切れているときもあれば、立て続けに見つかるときもある。3時前にはなんとか眠る。


2021年10月6日水曜日

10月6日水曜日/今日もテレビばかり

◇ 朝

 朝、Spotify で、リリースを楽しみにしていた折坂悠太の新アルバム「心理」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。折坂悠太の「平成」というアルバムが好きで、くり返し聴いたが、新アルバムはどうだろうか。アマゾンから注文がひとつあったが、メルカリで販売済みのもので、キャンセルのメールを出すしかない。たまに注文があると思えばこんなことばかりだ。10月になってから、緊急事態宣言が解除されたせいなのか、注文がめっきり入らなくなった。

◇ テレビ

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオープニングだけ聴いた。昇太師匠が東海大の客員教授に就任したことを話題にし、そのあとは、清水宏が電話出演し、「ひとり舞台フェスティバル」の告知をした。ツイッターを細かく見ていないので、こういう公演情報にはすっかり疎くなった。録画していたテレビ番組をいくつか。爆笑問題と伯山の新番組「作画プレゼン!刺さルール」を観る。お笑い芸人が世界のルールを作画でプレゼンするという番組で、初回は、ヒコロヒーと蛙亭が対決し、伯山になぜか司会をやらせている。「はなつまみ」と「シンパイ賞」が終了し、合流したような妙な番組になった。新番組をもうひとつ、「ホリケンのみんなともだち」の初回を観ると、出川、蛍原、スピードワゴン小沢という4人で、「スポーツ知ったかぶり」トークをする。これはどういう番組になるのかわからない。

 先週に放送された「金スマ」の太田プロ特集もしっかり録画しておいた。スタジオには、お笑い陣を中心に、所属タレントがたくさん出演していたが、そのわりには、歴史をきちんと語れるひとがいない。出てくる情報は、すべてトリビア的なものでしかなく、VTRには伊東四朗がせっかく出演したのに、インタビュアーの宮下草薙がお粗末そのもので、観ていていらいらさせられた。伊東四朗の証言よりも、宮下草薙が伊東四朗に緊張しているリアクションを見せるほうが大事だと考えている番組なのだと思うしかない。太田プロのタレントは誰も歴史を語れず、太田プロを辞めた爆笑問題のVTRがいちばん信用できるものだと思った。社長夫妻の人物像には興味があり、この部分は面白かった。松村邦洋が登場しないと思っていたら、社長に関する部分で、最後に登場した。秘蔵映像もずいぶん流れて、爆笑問題が若手時代に漫才をやっている「爆笑スペシャル」の映像を観ることができたが、この番組は説明なしではわかりにくい。「爆笑スペシャル」というと、爆笑問題と関連がありそうに錯覚するが、せんだみつおが司会のネタ番組だ。映像には、杉兵助やチャイルズも映っていた。そのほか、鶴太郎のおでん芸を解説するのに、TBSの番組だが「ひょうきん族」の映像が流れた。

 先週の「アメトーーク!」の「マセキ芸人」も観た。出川、バカリズム、狩野英孝、ナイツ、三四郎、パーパーというメンバー。それ以外にも、前回出演の3名、アントキの猪木、マギー審司、ドロンズ石本も客席に座るかたちで出演した。バカリズムの怖さがだいぶフィーチャーされていたが、それらは「ナイツ ザ・ラジオショー」ですでに知る話が多かった。

◇ 読書

 今日も昼間は出かけず、テレビを観て、読書をして、夜になり、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきた。まあ、そのあいだにこまごまとしたこともいろいろとしているのだが。ちびちびと読んでいた、深沢七郎「言わなければよかったのに日記」をようやく読み終えた。1987年刊、中公文庫。読みかけのまま、しばらく中断して放っておいてしまったが、前半、作家たちとの交流の部分がすこぶる面白かった。「楢山節考」はあまり理解できなかったが、そのあいだに、嵐山光三郎「桃仙人」を読み、深沢七郎の人物像を知ったせいもあるか。

◇ 再びテレビ

 夜に2時間ほど眠り、それから深夜に、録画していた「水曜日のダウンタウン」を観た。先週に引き続き、おぼん・こぼん企画のファイナル。これだけはネットニュースなどで情報を知る前に観てしまわなければならなかった。先週の予告どおり、こぼんの娘の結婚式に、おぼん・こぼんはふたりそろって出席するのかというのが注目点だったが、ふたりそろって登場し、安心するが、しかし、番組はまだ序盤だ。これから1時間、なにがどうなるのかと思わされるが、なんと、二転三転あり、釘づけにさせられる。なにしろ、おぼん、こぼん、それぞれの内面で起きていることなので、まるで予測がつかない。お蔵入りにならずに放送されているということは、解散はさすがにないだろうとは思いながら観ていたが、それでもはらはらさせられた。最初のドッキリ、それから、そのあとの催眠術と、裏側の話も少し耳にしていたので、この番組の乱暴さをかなり感じてもいたが、最終的には、やりっぱなしではなく、最高の結果に着地させてくれた。しかし、結果だけを観れば、さすがは「水曜日のダウンタウン」ということになるが、非常に危なっかしい番組だとは思う。途中で、塙さんが、オンエアを犠牲にしてでも場を治めようとしていたのがリアルだった。おぼん・こぼんのBGMに、たけしの「浅草キッド」をつけていたことには違和感があり、そこは唯一の不満に感じた。深夜にすっかり興奮して、眠気が飛んだ。ブログの更新にとりくみ、朝まで。

2021年10月5日火曜日

10月5日火曜日/だらしがない

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。昨日の返送品が気になり、改めて確認してみると、2週間前の注文だ。ヤマトの「荷物お問い合わせシステム」によると、投函完了になっているのでいよいよ意味がわからない。9月21日に注文があり、22日に発送し、25日には福島の担当店で「投函完了」となっている。ところが、よく見ると、24日に、福島の担当店で「返品」というのが挟まっている。これはどういう意味なんだろうか。とにかく、2週間前の注文がまだ届いていないというのはまずい。苦情がないのが奇跡なくらいだが、お詫びのメールを送り、クリックポストですぐに送りなおすことにして、朝のうちに近所の郵便ポストまで出しに行った。

 朝、TBSラジオの森本毅郎の番組をつけていたら、SNSを使わないメルケルの話をしていて、どうも気になる内容だった。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜から始まった、もう中学生の新番組「もう中学生のおグッズ!」を観た。どういう番組かわからないが、初回は八重洲の東京キャラクターストリートからのロケで、ノブシコブシ吉村も同行する。吉村がいる手堅さが余計だとは思うものの、吉村は「生ワイプ」という観たことのない役割を与えられていた。土曜の「お笑い向上委員会」を観ると、「キングオブコント」の直後の放送だったが、マミィ酒井と空気階段もぐらが出演していた。ウエストランド井口が、クズ芸人たちに噛みつく大活躍を見せる。先週金曜に放送された「さんまのまんま」の2時間スペシャルも観る。最初のゲストは神木隆之介と松たか子。「君の名は。」のラストシーンの階段は、河田町時代のフジテレビの近くの階段だそうで、さんまはそこでたけしとよくコントを撮ったという。続いて、オリンピック選手が3名。入江聖奈、高田真希、馬瓜エブリン、そこに、ハラミちゃんも加わる。続いて、ムロツヨシ。そこに、シソンヌが加わり、この演技者がそろったメンバーで「はぁって言うゲーム」をやるのは面白かった。最後は日向坂から3名、佐々木久美、齊藤京子、佐々木美玲。

 午後はラジオ。「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。14時台は、しずるがゲスト。当然、「キングオブコント」の話にもなり、村上が好きだったのはニッポンの社長だと言っていた。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊朝日」のドン小西の連載は、小室圭さんのポニーテールを分析し、アドバイスしていた。一之輔さんの連載コラムは、ホームラン勘太郎追悼。「FLASH」には、ビートきよしとさとう珠緒のギャラ未払い事件という独占スクープが。取材に答えているのはビートきよしなのに、見出しにはさとう珠緒の名前しか書いていなかった。「週刊ポスト」には、中村計による有吉の特集記事が。「サンデー毎日」には、松尾潔による「永六輔の光跡」という記事があり、これは次週に続くようだ。

 昼間はどこにも出かけず、読書をして、少し昼寝もするくらいでだらしがない。夜になり、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきた。アマゾンプライムで映画を1本。「007 カジノ・ロワイヤル」をひさしぶりに観たくなった。ひさしぶりに観るというのは、もちろん、1967年版のほうだ。若いころに一度観ていて、何年ぶりに観たのかわからないが、ひさしぶりに観たらやっぱり面白く、好きなシーン、笑うシーンがいくつもあるのだけど、かなりのんびりしている感じもする。ウディ・アレンが動きまわる笑いをやっているだけでもう嬉しくなる。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴こうと、待っていたら眠ってしまい、1時を過ぎてからつけた。眠気が続き、朦朧としながら聴いていると、「金スマ」の太田プロ特集の話が面白かったが、いつの間にか「キングオブコント」の話になっていた。これはまた、改めて聴きなおそう。深夜3時過ぎに、きちんと眠りなおす。

2021年10月4日月曜日

10月4日月曜日/村上春樹・返送・散髪

◇ 雑誌

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックを。「BRUTUS」の村上春樹特集を少し読み始めたら、面白くて止まらなくなった。上下巻に分かれた2号連続の特集のようで、まず、今号は「読む。」編となっている。「村上さんが手放すことのできない51冊の本について。」という企画があり、村上春樹が自身の書棚から51冊の本を選び、それぞれについて、ごく短い文章を寄せている。ウディ・アレン「羽根むしられて」が入っているのが嬉しい。51冊中、自分が読んでいるものは3冊だけ、「羽根むしられて」と、丸谷才一「樹影譚」、小島信夫「アメリカン・スクール」。「樹影譚」は、村上春樹の「若い読者のための短編小説案内」で知った本なので、村上春樹よりも先まわりして読んでいるのはたった2冊しかない。アメリカ文学などに触れる機会はなかなかなかったが、わが読書歴のなかで、嵐山光三郎周辺をおろそかにしているのはまずいと思った。

◇ ラジオ

 11時半からは「ビバリー昼ズ」を聴く。「キングオブコント」の空気階段について、高田先生「おれの知ってる消防士も、SMクラブ行くもん」。そのあとには、宮藤官九郎の「おやすみ日本」に小泉今日子が出ていたという話もしていて、本をテーマにしゃべっていたというから、これは観ておけばよかった。クドカンの書棚にあった森田芳光の本に小泉今日子が反応していたとか、それから、高田先生が右朝に薦められたという、山本周五郎「季節のない街」をクドカンが薦めていたとか。そして、今日は古本の日だそうで(知らなかった)、メールのテーマは「私と古本」。高田先生、橋本倫史さんの「東京の古本屋」に触れていた。12時台は、山内惠介がゲスト。

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を。こちらでもオープニングは「キングオブコント」の話。その当日、ナイツは「ザ・ベストワン」に出演し、「キングオブコント」を観るために早く帰ろうとしていたら、中川家の出番まで残るように、サンド伊達に止められたという。そのあと、エレベーターに乗ったときに、誰だろうと思うような帽子をかぶった女優がいたが、あとで「キングオブコント」を観て、男性ブランコの女装していたほうだとわかったという話。14時台ゲストはやまもとまさみ。元マセキ所属で、ナイツとも関係が深く、面白い話がとても多かった。いとうあさこのめんどう見のよさ、バカリズムが「R-1」に出なくなった話など。ひさしぶりに単独ライブを開催するという、その宣伝での出演だったが、子どもに観てもらうために開催するという理由もよかった。

 朝はちょっと肌寒いくらいだったが、昼になるとけっこう暑い。台風の日のあと、窓を閉めっぱなしにしてあったが、この暑さがまだ数日は続きそうで、また開けることになった。こんなに暑い10月は今まであっただろうか。まったく、調子を狂わされる。

 近所の郵便ポストまで、いったん投函に行き、それからまた、聴きそびれていたラジオを聴く。先週月曜の「ズーム」を聴くと、志らく師匠の代役はこの週が最終回で、今日の放送からは辛坊治郎が復帰するようだ。Spotify のポッドキャストで、先週金曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。小沢一郎がゲストだが、なぜか大竹まことは不在で、室井佑月と、旦那の米山隆一が出ていた。小沢一郎がやけに楽しそうにしゃべっていると思ったが、聴きながら眠ってしまい、話はよくわからなかった。

◇ 返送

 夕方から外出。吉野家で、牛焼肉丼を食べてから、ヤマトの営業所まで。1点、返送品があったそうで、従業員のおばさんが、こちらの顔を見るなりすぐにもってきた。なんでも、厚さが2センチを超えていたからだそうで、文句も言わずにすんなり引き取ったが、考えてみたらどうも変だ。窓口で受けているのに、あとでまた、サイズをチェックして送り返すなんてことがあるのか。見た目も、そんなにぎりぎりの厚さというものではなかった。しかも、ここしばらくはクリックポストばかりだったから、ヤマトでは出していなかったはずで、確認しなくとも、だいぶ日が経っているんじゃないかとわかる。宛先は福島だったが、この日数から推測すると、福島まで行ってから戻ってきたのだろうか。福島の営業所にチェックがきびしい人間がいるのかなんなのか。それから、いちばん大事なことを訊きそこねてしまったが、送料はとられたままになるのだろうか。

 二俣川に出て、ジョイナステラスのQBハウスで散髪を。前回、前々回と切ってもらったおじさんの理容師は今日もいらっしゃったが、今回はもうひとりの、おばさんの理容師に切ってもらった。かなり短くしてくださいといっても、あまり短くしてくれず、4ヶ月伸ばした状態なんですと説明すると、ようやく思いきって切ってくれた。ツイッターから新規感染者数の確認をすると、東京都は 87人。今年初めて、100人を下まわった。神奈川は 51人、千葉は 43人、 埼玉は 43人。

◇ 映画・テレビ

 夜に帰宅し、アマゾンプライムで映画を1本。大泉洋が主演の「グッドバイ」を観た。太宰治の「グッド・バイ」が原作だが、ケラの舞台(KERA・MAP)を映画化したもので、期待したほどは面白くなかった。笑いになりそうで、どうも笑いにならない。舞台のキャストは誰だろうと確認してみると、小池栄子の役は同じで、声の出しかたなんかはケラの演出そのままなんだろうか。大泉洋の役は舞台では仲村トオルが演じたようで、この役は仲村トオルのような二枚目のほうがどうも可笑しい感じがする。

 録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の昼間に始まった期待の新番組、「東京03とスタア」の初回を観た。「スタア」とはいうが、ゲストの千葉雄大という俳優のことはさっぱりわからない。前半がシットコムで、脚本はオークラと我人祥太、演出は佐久間宣行と橋本和明。後半には、Aマッソとのラジオコントもあり。30分番組かと思ったら、正味20分程度か。土曜に放送された「キョコロヒー」の1時間特番も観た。ヒコロヒー、齋藤京子、それぞれのロケ企画も面白かったが、ヒコロヒーと「さんま御殿」で共演した泉ピン子からのコメントVTRがよかった。泉ピン子あたりが登場すると、番組の格がいよいよひとつ上がった感じがする。そのほか、PUFFYと藤井隆の「ボクらの時代」を観たりなど。深夜2時頃に眠る。

2021年10月3日日曜日

10月3日日曜日/松本人志の採点

◇ 品川・五反田

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、昨夜に少しだけ観た「Nキャス」の残りを観てしまう。台風の目に大量の氷を投入すると風速が弱まるという、人為的に台風の勢力を弱める研究の特集は興味深かった。さいとう・たかをの訃報では、「ゴルゴ13」がなぜか理容室によく置かれていることに着目し、その理由というのが、さいとう・たかをが元理容師だからだというのだが、しかし、それははたして理由になっているのだろうか。そのあとには、油壷マリンパークの最終日の様子を伝えていて、この部分は保存する。

 午前中から外出。10月だというのに、まだまだ暑い。緊急事態宣言解除後、電車はいよいよ通常の日曜の混み具合になった。横浜から横須賀線に乗るが、横須賀線では座れた。品川に用があり、昼食は、港南口の目利きの銀次に入り、シーフードカレーを食べた。500円。とりあえず、どこかでコーヒーにするかと、アレア品川のドトールに行ってみるが、混雑していてやめる。インターシティのサンマルクカフェならどうだろうかと思ったが、行ってみると、こちらも混んでいた。宣言解除後の日曜はこうなるか。くまざわ書店に少し寄り、インターシティを離れる。今日は品川で時間をつぶすだけで帰ろうかと思っていたが、品川で時間をつぶせなければ予定も変わる。



 山手線で五反田に移動し、ブックオフの向かいのベローチェに入り、アイスコーヒーとあんパンを食べた。2時間ほど過ごし、そのあとはもちろん、ブックオフに寄るが、五反田までわざわざ寄ったわりにはたいした本は買えず、110円文庫本を2冊のみ。大崎広小路から、東急線を乗り継ぎ、横浜まで戻ってきた。夕方になると、電車の冷房が少し寒く感じる。


 星川に寄り、電車の混雑の時間を避けるため、ひとまず、マクドナルドに入る。アイスコーヒーとスパチキを注文したら、ホットコーヒーが出てきた。まあ、涼しいからどっちでもいいんだけど。1時間半ほど、読書など。ちびちび読み進めていた、別役実「都市の鑑賞法」をようやく読み終えた。別役実のこの種のエッセイは、つねになにかしら携帯し、絶え間なく読んでいたい。

◇ テレビ・ラジオ・ツイッター

 コーナンに寄り、封筒とダンボール板を買い、20時半頃に帰宅する。録画していた今朝の「サンジャポ」を観ると、今週は、21年目突入スペシャル。「キングオブコント」で優勝した空気階段も出演し、木梨憲武の乱入もあり、過去の名場面集もあり、盛りだくさんの内容だった。飯島愛の名場面をさらりと見せていたのもよかった。

 タイムフリーで、今日の「日曜サンデー」を聴くと、冒頭で「キングオブコント」の話をしていた。ジェラードン、ニッポンの社長と、自分の面白いと思ったところをきちんと指摘してくれている。昨日土曜に始まった「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」も聴く。月曜から金曜に加え、土曜も毎週聴いていたら大変なのだが、初回だけは最初から最後まで聴いてみることにした。アシスタントは金曜と同様、東島アナ。平日の「ラジオショー」とは違い、土曜は音楽もかけるんだ。14時台ゲストには、和田アキ子が登場。

 ラジオを聴きながら、ツイッターから昨日の「キングオブコント」の感想をいろいろと見てみると、コントの内容から時代を読み解こうとするものが多く、芸の話がなんにもないのには辟易する。「誰も傷つけない笑い」のときと同じで、時間が経ってみれば、あれがどれだけ奇妙なものであったか。Yahooニュースに「キングオブコント」の記事があり、これも読んでみるが、書き手は誰かと思えば、堀井憲一郎だった。「松本人志の採点でも裁量しきれなかった「キングオブコント2021」の熾烈さ 「空気階段」優勝の背景」というタイトルの記事で、松本の採点が、全組になるべく違う点をつけようとしているという指摘には驚かされる。「M-1」も「キングオブコント」も毎回観ていて、誰が誰に何点をつけたかというチェックも毎回しているのに、このことには今までまるで気がついていなかった。たしかに、松本の点数は、横並びで見たときには極端に高かったり、極端に低かったりすることがたまにあり、なぜこのネタにそんな点数をつけるのだろうと、そのたびに不思議に思っていたが、なんと、たったそれだけの理由だったのか。さすがの指摘だが、しかし、堀井憲一郎はそのスタイルを「かっこいい」と書いていて、それのどこがかっこいいんだとは言いたくなる。松本人志というひとは、つくづく、自分の設定したルールでしか考えようとしないひとではないのか。そう思いながら、深夜0時頃に眠る。

2021年10月2日土曜日

10月2日土曜日/「キングオブコント2021」



◇ 立会川・川崎

 睡眠2時間程度で、朝から都内に。今日はまた暑くなるようなので、Tシャツで出る。立会川に寄ることになり、商店街を少し通ってみると、坂本龍馬の銅像があった。まったく知らなかったが、立会川は坂本龍馬ゆかりの地なのか。京浜急行の各停で眠りながら、京急川崎に移動する。ランチの店を探しながら、適当に歩き、駅からだいぶ離れた、萬福大飯店という店に入り、ランチメニューのジャージャー麺を食べた。スープ、チャーハン、ザーサイ、杏仁豆腐がつき、800円。それから、近代書房の向かいのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中まで聴いた。「常連さん」はえのきどいちろう。「漫画ゴラク」のパーティーであいさつしたさいとう・たかを、斎藤佑樹の1年目のキャンプの様子と、えのきどいちろうがじかに目撃した話が面白い。少し仮眠もし、2時間ほどでベローチェを出て、近代書房にも寄り、外の均一棚だけ覗いていくが、なにも買うものなし。モアーズのブックオフにも寄り、こちらではなかなかいいものがあり、220円単行本を2冊、110円文庫本を3冊買っていく。ブックオフはかなり混んでいた。上階のダイソーで、セロテープも買っておく。川崎の駅前では大道芸もやっていた。



 川崎から東海道線に乗り、横浜に戻ってきて、有隣堂を少し覗いてから帰る。ダンボール板がなくなりそうで、星川のコーナンに寄らねばと思っていたが、電車の混雑を考えると明日でもいいかという気になった。あと一日だけ、もつだろうか。夕方に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをするが、9月末はあちこち動きまわっていたため、読みそびれている雑誌が溜まってしまった。1日発売の雑誌がこんなに多いのかと思うくらいに多く、それらは改めて目を通すとして、「週刊文春」と「週刊新潮」だけをチェックする。「新潮」の「清水ミチコが見た「ものまね自民党総裁選」」という記事が面白かった。そのほか、「井筒監督が熱く語る沢尻エリカ復帰作戦」という記事も気になった。

◇ テレビ

 19時過ぎから録画でテレビ。録画の都合で、19時を過ぎないと再生できなかった。昼から生放送されていた「お笑いの日2021」を観始めると、オープニングはなんと、ダウンタウンの漫才から始まった。この部分は事前収録のようで、漫才形式のフリートークではあるのだが、スタンドマイクを挟んだダウンタウンのすがたを見せるだけでもこれは価値がある。このオープニングのあと、ダウンタウンの司会で生放送が始まる。ラフな服装になると、浜田はまったく昔のまま、われわれの世代が学生のころに観ていた雰囲気と変わらない。去年はこの番組は観なかったが、今年は、この生放送内で「キングオブコント」の審査員が発表されるというので、それをチェックしなければならなかった。ざっと早まわしで観ていくが、最初のブロック、「お笑いミクスチャーFES」の終わりに、1人目の審査員が発表された。1人目の審査員は、かまいたち山内だった。意外とあっさりとした発表で、かまいたちは「お笑いミクスチャーFES」の出演者だったが、各ブロックの出演者から選ばれているのだろうか。続くブロック、「ソウドリ」では、ダウンタウンと有田が16年ぶりの共演だというので、その部分も興味をもって観た。2人目の審査員、バイきんぐ小峠が発表されるが、小峠はこのブロックの出演者ではなかった。やっぱり、歴代チャンピオンから選ばれるということだろうか。だとすると、意外性がなく、こんなに引っぱる意味があるのかと思う。3ブロック目は「ザ・ベストワン」。3人目の審査員、ロバート秋山が発表される。4人目を発表しないまま、「キングオブコント」に突入した。番組開始後に発表された最後のひとりは、どんな大物が登場するのかと思ったら、東京03飯塚だった。ここまでもったいぶった意味がまったくわからない。それからあっさりと対戦に入ったが、ここまでは、出場者たちよりも審査員たちが主役になってしまっていた。出場者よりも審査員に注目を集めさせる演出はどうなんだろう。

 出演順に、蛙亭、ジェラードン、男性ブランコ、うるとらブギーズ、ニッポンの社長、そいつどいつ、ニューヨーク、ザ・マミィ、空気階段、マヂカルラブリー。この10組から、男性ブランコ、ザ・マミィ、空気階段がファイナルステージに進み、空気階段が優勝した。今年は、すでにテレビで売れているメンバーも多く、男性ブランコのみを新鮮に観る。今まで観たことがないわけではなかったが、ここまで面白いコントをするコンビだとは認識していなかった。アイデアが二段階になっている脚本の面白さ、それに加え、1本目と2本目で、演技の幅も見せた。ほかは全体的に、いわゆる「世界観」のコントというか、コントをドラマチックにする傾向が今年は目立つ。コントのアイデアは食い尽くされ、その先の部分を膨らまそうということになるか。しかし、それらはおおむね、マンガや映画の借用にすぎないと感じるが、審査員たちはそこを評価する。「芸人」とはいうものの、作業としては作家であり、あるいは、演出家であり、そして、それらは同業の審査員たちにも、高い比重で、評価の対象になっている。自分の興味はあくまでも、芸を演じる「芸人」としての良し悪しに落ち着くのだが、ニッポンの社長は去年こそドラマチック派だったが、自分の好みでは去年よりも今年のほうがずっとよかった。その意味では、マヂカルラブリーもよかった。「M-1」の吊り革の漫才とたしかに似ているのだが、こちらのほうはコントである必然性があり、導入部の芝居がよかった。野田の動きも、10円玉がくっついた指を別人格のように動かすぶん、吊り革の漫才よりも芸が細かくなる。審査員の点は低かったが、「M-1」よりも先にこちらを披露していれば、充分に高く評価されるはずのクオリティだと思った。ジェラードンの演技も、内容的には危なかっしいと思いながらも、この力量は否定されるものではない。個人的に面白かったのは、その4組。コントも落語のように大ネタ化していくのかと思わされる今年の結果だった。

 続けて、「Nキャス」の録画も追っかけ再生でチェックしてみると、冒頭にさっそく、空気階段がスタジオに生登場した。たけしが意外とにこにこしていて温かい。23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴き、聴きながら、オンライン将棋を指し、深夜0時過ぎに眠った。

2021年10月1日金曜日

10月1日金曜日/どしゃぶり

◇ テレビ・ラジオ

 やや遅めの起床。ようやくたっぷり眠れた気がする。横浜にぎわい座のホームページからチケットを買うため、発売開始時刻から待ちかまえるということをひさしぶりにやったが、4分ほどでやっと画面に入れたと思ったら、買おうとしていた公演はもう売り切れていた。やっぱり人気なのか。ちょっと甘く見ていた。

 台風のため、昨夜から外はどしゃぶり。録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」は、深夜2時台では最後の回となる。番組のファンだというぱいぱいでか美からのコメント、令和の「下妻物語」とは言い得て妙だ。そういえばと思い、観そびれていた3週前の「ゴッドタン」もようやく観た。「腐り芸人セラピー」に、ヒコロヒーと一緒にみなみかわが登場していたのだ。11時半からは「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台は、カンニング竹山がゲスト。高田先生がオープニングで、「たぶん、びしょびしょになって入ってくると思うよ。(笑)当然、そうだろう、コメディアンだったら。」と適当なことを言ってたら、本当にそのとおり、びしょびしょになって現れた竹山に笑った。ツイッターから、びしょびしょの竹山を動画でも確認する。トークは、先日の「ドリフに大挑戦」の話などを興味をもって聴いた。午後は続けて、「中川家 ザ・ラジオショー」をつけておく。こちらのゲストはブラマヨ小杉。放送中、ニュース速報が入り、眞子さまと小室圭さんが結婚すると宮内庁が発表したとのこと。

 ラジオを聴きながら梱包をして、それからすぐ、雨降りのなか、百均のレインコートを着て、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。夜にまた、改めて駅前まで外出するが、そのときには雨は止んでいた。風はまだまだ強い。支払うものがあり、コンビニに寄り、それから、スーパーで買いものだけして、30分ほどで帰ってきた。

◇ 音楽

 Spotify でなにか聴こうとしたら、フィッシュマンズのライブ盤が配信されていた。1996年3月、新宿リキッドルームの「若いながらも歴史あり」というライブで、2時間弱のライブ音源の配信に驚くが、ツイッターで検索してみると、CDがすでに発売されていて、CDのほうはどうやらMC入りみたいだ。ニューリリース情報をろくにチェックしていなくて、ぜんぜん知らなかった。しかし、配信は配信で、2時間弱を流しっぱなしにしていられるよさもある。やはり配信で聴いた、1996年末の赤坂BLITZ のライブ、さらに、その2年後の「男達の別れ」になると、すごく重苦しさがあるのだが、リキッドルームのこのライブは力強くていい。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画を1本。ホン・サンス監督の「それから」という映画を観た。ホン・サンス監督作を観てみたいと思い、適当に選んでみたが、シンプルなことしかしていないように思えるのに、なんでずっと観ていられるんだろうというような映画だった。カメラワークも単純で、なんだかはっきりしている。平易な文体で書かれた繊細な小説のようだ。出版社(ひとり出版社?)の社長の不倫の話だが、ドラマというようなドラマは起きない。主役の俳優が知り合いによく似ていると思ったが、出てくる女優も身近にいそうな顔ばかりで、今の日本映画は、こういう顔を集めた映画はありそうでいて、どうもなにか違うような映画にしかなっていない気がする。

 深夜、録画残量をもうちょっと作っておきたく、録画していたテレビ番組を観てしまう。特番が多い時期は、録画残量の確保に追われてばかりで、観たい番組を観たいようにぜんぜん観ることができない。午前4時前にようやく眠る。

2021年9月30日木曜日

9月30日木曜日/三浦半島のブックオフ

◇ 油壺

 グーグルマップから事前に確認もしていたが、歩いて行けそうな範囲で、「カメハメハ大王の渚」というのが気になり、そこを目指してみる。油壺マリンパークを離れ、バスで通ってきた道を少し戻り、海の家の看板が出ているところから細い道に入っていく。すると、すぐそこは東大の実験所の入り口になっていた。実験所には進まず、細い坂道を下っていく。三浦市による「新井城址」の解説の看板があり、グーグルマップから新井城というのがあるのは確認していたが、しかし、そこにはどうやって行けるのかがわからない。侵入できないところにあるのだろうか。さらに進むと、油壺湾の解説、石碑も建っていて、木々のあいだから、たしかに油壺湾が見え、遠くにはヨットがたくさん停まっている。坂道をずんずん下っていくと、いよいよ海が見える。その先にも東大の敷地があり、立入禁止になっていて、油壷はほとんど東大に占領されているようだ。海岸に出ると、「カメハメハ大王の渚」(海の家の名称?)というのがあったが、想像よりもだいぶみすぼらしかった。コロナ禍の夏は、おそらく、海水浴場は稼働していなかっただろう。海上亭というお店も、坂道の入り口に看板は出ていたが、営業している気配はない。海岸を少し歩きまわり、写真を撮り、気が済んだので坂道を戻る。



























 油壺マリンパークまで戻ってくるが、バスの時間まではもう少しあり、グーグルマップから、マリンパーク沿いに細い道があるのを見つけ、こちらから新井城に行けそうな気がして、そちらに進んでみた。来園者用の駐車場があり、その脇を進んでいくと、突き当たりに細い坂道がある。「ファンタジアム」の建物沿いにその坂道はあり、進んでいいのかなという感じもする道だが、下りきると海岸に出て、なんてことはない、さっきの「カメハメハ大王の渚」とつながっていた。海岸沿いに歩いてくればすぐだったのに、わざわざ遠まわりをして、汗だくになった。新井城はどこにあるのか、さっぱりわからない。いったい、朝からどれだけ写真を撮っただろうか、スマホのバッテリーが早くもピンチになってきた。







◇ YRP野比・北久里浜・堀ノ内・横須賀中央

 12時59分発のバスで、油壺マリンパークを離れ、三崎口駅に戻ってきた。このまますぐ帰るだけではもったいないので、めったに行かない土地に行く場合は、ついでにブックオフをまわる決まりになっている。三浦半島にはブックオフが3店、三浦市には1店もなく、3店が横須賀市にあり、京浜急行沿いにどうやってまわろうかと事前に計画を練っていた。まずは、横須賀佐原店を目指すことにしたが、地図を見ると、駅からはかなり遠く、YRP野比、京急久里浜、北久里浜の3駅からはだいたい同じくらいの距離に見える。YRP野比から北久里浜までは県道が通っていて、ブックオフはおよそこの中間にあり、かなりの距離だが、ここを歩いてしまうのがわかりやすくていい。三崎口からYRP野比に移動する。この駅で降りるのはおそらく初めてだ。スマホのバッテリーをなんとかしたく、ローソンが駅前にあり、コンセントのあるイートインがあればと寄ってみるが、イートインはない。グーグルマップを見るとマクドナルドがあり、駅からは少し離れていて、方向も違うのだが、行ってみると、スーパーの隅っこに申し訳程度にあるようなマクドナルドで、ここにもコンセントは見当たらない。これから知らない土地を時間をかけて歩くというのに、充電が切れては不安だが、しかたがないので、どこか途中で充電できる可能性を考えて、ブックオフを目指し始める。すぐにローソンストア100があり、ここにもイートインはなかったが、だいぶ疲れてもきたので、アイスチョコモナカを買って食べた。食べながら歩いていたら、雨が降り始めた。傘をもってきたのが、ここで役に立った。もうしばらく歩いていたら、ファミリーマートがあり、念のため、寄ってみると、コンセントのあるイートインがあった。助かった。アイスコーヒーとパンをひとつ買い、ここでスマホを充電していく。さっき、アイスチョコモナカを食べたのは余計だった。昼食も食べそびれている。滞在時間、1時間半ほど。あんまり長居するつもりはなかったのだが、スマホが充電されるまで時間がかかった。





 ファミリーマートを出ると、ブックオフにはすぐにたどりつく。しかし、新陳代謝の悪そうな棚で、いい本があっても、汚れたものが多い。110円の文庫本ばかり、9冊買う。スマホの充電もできたので、北久里浜までの道のりは、ラジオを聴きながら歩いた。ブックオフから10分ぐらい歩くと、馬鹿に目立つ新古書店があり、せっかくだからここにも寄ってみると、まあ、わかってはいたが、たいして古本があるわけではなく、マンガとエロDVDが充実しているような店で、そのほか、カードゲーム、駄菓子、パチスロなどもあり、ちょっとしたアミューズメント施設になっている。




 北久里浜駅にたどりついたときには17時を過ぎ、横須賀佐原のブックオフから45分歩いたことになる。あたりは、すっかり暗くなっていた。北久里浜から、今度は堀ノ内に移動する。堀ノ内のブックオフは、なぜか駅のすぐそばのように勘違いをしていたが、意外と駅から遠かった。横須賀佐原と比べて、近いような錯覚をしていたのか。雑誌など、いいものがごっそりとあり、古い落語ファンの蔵書が処分されたのではと思うが、しかし、ここも汚れている本が多い。7冊買っていく。ここでいよいよ、カバンに本が入らなくなった。今日は寒くなるかもしれないと思い、カバンにパーカーを入れてきたが、ちっとも寒くならず、まったく必要がなかった。むしろ暑いくらいだが、カバンに本を詰めるため、しかたなく、パーカーを着る。

 堀ノ内から横須賀中央までは、歩くつもりで計画を立てていたが、疲れてしまい、堀ノ内駅まで戻った。なぜか、いくらでも歩けるつもりで計画を立てている。横須賀中央には、18時半頃に到着する。今日最後のブックオフでは、110円の本を3冊買った。すっかり遅くなってしまったが、19時前にようやくまともな食事となり、すき家に入り、豚丼を食べた。アイスチョコモナカとパンを食べたので、あまり腹は減っていなかった。






 横須賀中央から、あとは横浜に戻るのみ。京浜急行の快速に乗り、座って帰ることができた。電車内で、「村上春樹 雑文集」を読み終える。2015年刊、新潮文庫。親本は2011年刊。安西水丸と和田誠の解説対談が巻末に収録されているが、文庫化されるまでに安西水丸が亡くなり、今は和田誠も亡くなってしまった。村上春樹の小説は「ノルウェイの森」すら読んだことがなく、熱心な読者でもなんでもないのだが、村上春樹のエッセイは好きだと断言してもいいくらいだ。「音楽にせよ小説にせよ、いちばん基礎にあるものはリズムだ。自然で心地よい、そして確実なリズムがそこになければ、人は文章を読み進んではくれないだろう。僕はリズムというものの大切さを音楽から(主にジャズから)学んだ。それからそのリズムにあわせたメロディー、つまり的確な言葉の配列がやってくる。それが滑らかで美しいものであれば、もちろん言うことはない。そしてハーモニー、それらの言葉を支える内的な心の響き。その次に僕のもっとも好きな部分がやってくる――即興演奏だ。」

 疲れて、音楽も聴いていたのだが、横須賀の歌というと、まっさきに思い浮かぶのは山口百恵の「横須賀ストーリー」だが、「I CAME FROM 横須賀」という名曲があることをほんの数日前に知った。この曲も宇崎竜童と阿木燿子のコンビによる作だ。京浜急行の駅名を織り込んである詞がたまらない。子どものころは京浜急行沿線に住んでいたのに、なぜ今まで知る機会がなかったのだろう。

 20時半頃に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングだけは聴いておく。昨夜の「水曜日のダウンタウン」の話をするだろうと思い、どうしても聴いておきたかった。へとへとに疲れて、22時頃には眠った。

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...