◇ ラジオ・読書・テレビ・映画
早朝に目覚め、ツイッターを見ると、TBSの選挙特番に今度も太田が出演することをオリコンの記事が伝えていた。素晴らしい。つぎは絶対、恵俊彰がやるんじゃないかと思っていたが、TBS、英断だ。ということは、博士と太田がここで対面するだろうか。
ブログの更新をしながら、タイムフリーで、ひさしぶりに「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴いた。野口五郎に「夜ヒット」で話しかけられた思い出、Char の初対面の思い出などをしゃべっていた。聴きそびれていた、先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」もようやく聴いた。14時台は、リットン調査団がゲスト。NSC出身ではなく、オーディション組であり、「心斎橋お笑い探検隊」というダウンタウン中心の番組に、東野幸治、ぜんじろう、圭・修らと一緒に出演していたという。当時の先輩は札付きのワルしかおらず、大卒は、リットンとまるむし商店ぐらいだったという話もしていた。(しかし、圭・修も大卒ではないだろうか。) 水野が、たけしに「オールナイトニッポン」の放送後に履歴書を渡したエピソードは、以前にも聴いたことがあったかもしれないが、たけし軍団もまだ結成前の時代なのだ。関西でもこの世代は、たけしの影響力は絶大だったことがうかがい知れる。
昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」で、六角精児が西村賢太の新刊の書評を書いていた。いったんラジオを離れ、「徹子の部屋」(ゲスト・パックンマックン)を観てから、またラジオに戻る。「ナイツ ザ・ラジオショー」は、XXCLUB がゲスト。漫才のほか、「つぶやき英語」に出演しているのは観ているものの、トークをじっくり聴くことも今までなかったが、大島育宙が独特な才能で面白い。お笑いの枠を超えた変な能力とでもいおうか、なぜ「お笑い有楽城」で優勝したのかわからなかったが、なるほど、こんな話をしていれば面白いわけだ。オードリー若林の家庭教師をやっていた東大生というのが、じつは大島だというのにも驚いた。
今日は外出せず、ラジオを聴きながら、楽天ブログの移植作業を進める。2004年2月分を削除。そして、移植した日記を、こちらで順に公開していくことにする。まずは、2004年1月の日記を、修正を施して公開した。18年前、20代の日記をさすがに修正せずにそのまま公開するのは恥ずかしいもので、事実を捻じ曲げるわけではないが、なぜそんなことを堂々と書いてるんだろう、馬鹿なのかと思う箇所がたくさんある。ずっと放置していたのに、今さら恥ずかしがっているのも変なのだが、修正前の日記も、こちらの下書きには保存はしておく。
部屋で読書もする。笹公人「ハナモゲラ和歌の誘惑」を一気に読んだ。2017年刊、小学館。ハナモゲラ和歌をテーマに一冊書いているのかと思って読んでいたが、2章からは別の話題になった。知らずに読み始めたが、これはエッセイ集だ。歌人評の部分が面白く、寺山修司や俵万智、あるいは、出口王仁三郎という人物は宗教家としては知っていたが、歌人でもあったということを今まで知らなかった。最後には、山下洋輔との対談も収録されている。
録画していたテレビ番組もばんばん観ていく。昨夜の「キョコロヒー」を観ると、76歳のおじいさんから番組にファンレターが届いたといって紹介していたが、76歳っていうとすごく年寄りみたいに感じるけど、意外と若いんじゃないか。調べてみると、タモリがちょうど76歳だ。戦後生まれがもうそんな年齢になっている。井上順だって75歳だということを、ヒコロヒーには気がついてもらいたかった。
「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」は、今週はこの番組にしては知名度がある出演者が続いた。ひとり目は松尾アトム前派出所。経歴をきちんと知らなかったが、西口プロレス出身なのだ。ふたり目は野田ちゃん。チャーミングというコンビの以前には、吉本の渋谷公園通り劇場に出ていたのだ。これも知らなかった。
録画が溜まっている「お笑い実力刃」を、今日も順に観ていく。3月放送、阿佐ヶ谷姉妹特集には、大竹まこと、渡辺正行、友近が、VTRに登場した。当初は尖ったネタをやっていたが、渡辺正行のアドバイスにより、歌とおばさんあるあるを中心にしたのだという。その翌週は笑い飯特集。その翌週は地震のニュースでつぶれ、その翌週、「お笑い芸人を題材にしたモノマネ」の特集がとても面白かった。ものまね番組を観て感じていたことが、すでにここで語られていて、早く観ればよかった。スタジオには原口あきまさとコージー冨田が出演し、VTRには、松村邦洋、ホリ、JPも登場する。番組では「お笑い芸人を題材にしたモノマネ」のルーツは松村邦洋だとし、ホリ、原口あきまさ、コージー冨田が、そろって松村邦洋の衝撃を語る。松村の素人時代のフジテレビの映像や、高校生のころの映像も流れ、とてもいい番組なのだが、松村は、たけしなどの芸人のものまねをやったのは「ひょうきん族世代」であるからということを理由にし、なぜなら、「ひょうきん族」では芸人が芸人のものまねをやっていたからだというのだが、それが具体的になんのことを指しているのかの掘り下げはなかった。あるいは、ホリは「昔と今で完全に違うのが、テレビが、お笑い芸人が異常に増えたっていうのが、90年代と2000年以降は絶対的にそれが違うっていう。」という指摘をする。その反面、90年代まではCDの売り上げがすさまじい時代であった。コージーからは「ものまねがなんでウケるかっていったら、ご本人が活躍してるからなんですよね。お笑いが、やっぱり権力をもったんじゃないですかね。」という指摘。そして、実演ももちろんあり、コージーと原口によるタモリとさんま、そして、若手のコーナーも設けられ、河口こうへい、モリタク!、あしべ、ハリウリサが登場した。河口こうへいの渡辺正行、何度観ても面白い。大好き。
深夜、アマゾンプライムで映画を1本。「トップガン」に続き、トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」を観た。1996年公開。もっと大味な映画なのではと思っていたが、いや、ぜんぜんそんなことはなく、語り口で惹きつける映画で、さすがはデ・パルマだと思った。しかし、アクション大作は映画館で観たほうがいい。身もフタもないことを思いながら、深夜3時頃に眠る。