2024年1月10日水曜日

1月10日水曜日/本牧・目撃者として

◇ ラジオ

 朝早くから外出。電車に乗ってから、昨夜は眠ってしまって聴けなかった「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで改めて聴き始めた。太田の第一声「別に俺、なにも話さないからね。(笑)困るよ、期待されてもそんなの。」 田中「期待は別にしてないですよ、なんにも。」 太田「しかしまあ、いろいろあるよね。…今度の日曜日、ちょっと「サンジャポ」休んでいいかな。(笑)」 田中「えっ、どうして? だめだめだめ。」 太田「裏番組観たいもん。(笑)」 この日に訃報が出た八代亜紀、それから、中村メイコの訃報にも触れ、ほかの話になっていくのかと思えば、太田が自ら話を戻した。「あのね、なんていうんですかね、いろいろあるじゃないですか。でまあ、あのう、いろんなこと言うひといますけどね、僕はほんとにね、そういう意味では、あれですよ、いろいろ、なんだかんだ詮索するひともいますけど、僕はエールしか贈らないですからね、なにを期待されても。エールしか贈らないですから。きれいごとみたいなこと言ってるようですけども、やっぱり、なんていうんですかね。お前(田中)は芸人じゃないからわかんないかもしれないけど(笑)、芸人同士っていうのは、またそれはぜんぜん違うんですよ。ほんとにそれもう、いろいろ考えかたも違ったりもしますけども、やっぱり、あのう、たとえば政治に対する考えかたとか、いろんなことがありますけども、僕は芸人になに言われようがぜんぜんかまわないんですよ。シロウトっていうか、シロウトって言いかたも変だけど、たとえば政治評論家とかね、あるいはなんかこう、ちょっとこうコメンテーターみたいな、なんか俺のことを言ってきたりすると、「なにをこのやろう!」(笑)」 田中「あったね、なんか毎週そう言ってたときあったよね。」 太田「ありますけども、芸人さんがなに言っても、そんなことよりお笑いですもんていう、それはさておき、そんなことは、まあ、思想はぜんぜん違えども、お笑いっていう意味では、お笑い芸人っていうのはね、なにがいちばん信頼関係、こんなにみんな内輪同士でどうのこうのっていうけども、なんでそこまでみんな信頼、「芸人」てだけで信頼するかっていうと、全員ですよ、お笑い芸人全員、はずしたことないひといないんですよ。ここが、まあ、なんつうの、きれいごとみたいなさ、なんかさ、気持ち悪い言いかたすると「板の上」って言うやついるだろ? 「板野」とかさ。」 田中「板野友美は名前だろ。(笑)」 太田「「板の上」っていう言いかた、要するに舞台上、演芸場、あるいはライブ、で、どんなにウケてる、たとえばじゃあさんまさん、さんまさんでも、ぜんぜんギャグがはずしたこと、っていうのは絶対に経験してるんですよ。これは若手からずっと、たぶん今でも何回かに1回かはそういうことってあるんですよ。そんときの恥ずかしさっていうのは、これは、舞台に立った人間は絶対にわかるから。そこの同じ思いをしているっていう、なんていうんですか、そういう意味での共感っていうのを、全員の芸人にもってるんですよね、芸人ていうのは。お前(田中)は芸人じゃないからわかんないかもしれないけど。お前はただの探検家だから。和泉雅子みたいなところあるけれども。(笑)」 田中「似てはいるけどね。(笑)」 太田「だからもう、なにを期待されてもあれですけど、エールしか贈らないです、僕はね。で、やっぱりあのう、なんていうんですかね、まあ、これもきれいごとみたいな、また伯山が「ピカソ芸」って言うかもしんないけども、だからといってね、別にいろいろあることが、事実かどうかとかさ、そういうことを言うと、それはもう私にはわからないですけれども、あのう、なんていうのかな、どんな立場の、たとえば、今言われている…、ま、要するに「文春」だよね。「文春」のあの、松ちゃんの記事。あれでどんな立場のひとも、全員ですよ、それはもう別に松ちゃんにかぎらず、あそこに出ているひとたち、全員、人間ていうのは、自分をいちばん大切にする権利があると私は思ってます。これは私の基本的な考えかたなんですよ。だから、自分を責める必要はないし、自分が悪かったんじゃないかとか、それも違うし、自分をいちばん大切にする権利は、全員にあると、私は思ってるって、それだけのことなんですよ。」 田中「あと、乾燥でかゆい。(笑)」 太田「乾燥でかゆいから、おなかを搔きながらやってますけど(笑)、そういうことでしかないですから! …バーカ! お前みたいな探検家になにがわかるんだよ!(笑)」 そのあとには、1月3日に生放送した「東西笑いの殿堂」の話に移っていった。地震と飛行機事故があったなかで放送した今年の「東西笑いの殿堂」の難しさをしゃべっていた。

◇ 本牧

 ラジオを聴きながら、横浜東口から市営バスに乗る。混雑を心配していたが、座れてほっとした。横浜駅を出発してから次第に混んでいく。乗客が降りていくのは本牧エリアに入ってからだった。40分ほど乗り、横浜本牧駅というバス停で下車。こんなところを訪れるのは初めてだ。早い時間に仕事が片づき、本牧市民公園に寄ろうかとも思っていたが、イオン本牧に行きたいから遠まわりはやめようと考えを変える。グーグルマップを見ると、横浜本牧駅というのが気になり、これだけ見物していきたくなった。その場所に行ってみると、駅とは書いてあるけれどもただのビルだ。神奈川臨海鉄道と書いてあって、貨物の輸送をしているのだと思うけど、船で輸送する荷物を運んでるのかな。わからない。このあたりは頭上に高速道路が走っていて、どうも重苦しい感じがある。ひととおり写真を撮り、歩道橋から道路をまたいでいくと、そこから先は住宅街だ。ここからは本牧らしい気持ちのいい空気だ。

 イオン本牧まで歩き、昼食にもしたい時間だが、先にブックオフに寄った。なかなかいい本があり、110円の文庫本を3冊、220円の新書を1冊、単行本を2冊買う。下の階の喫茶店の前を通ると、メニューにチキンライスがあり、「週刊文春」を読みながらチキンライスを食べるのもいいなと思ったが、料金がやや高く、やっぱりやめた。

 飲食店を探しながら、本牧通りを石川町方面に歩いていく。ラジオを聴きながら歩いていたら、突然、目の前を歩いていたお爺さんが、あれあれっという間によろけて倒れてしまった。地面につまづいたかなにかか。これはまずいと思い、ラジオを聴いていたイヤホンを外し、お爺さんに駆け寄って声をかけた。「大丈夫ですか?」と訊くと、「大丈夫です」と答えられたが、このままにはしておけない。反対側から歩いてきたおばさんも立ち止まり、ふたりで声をかけていた。すると、そのうちに 50歳前後ぐらいの男性が現れ、このひとがしっかりしていたひとだったから助かることになる。あとからもうひとり、女性も立ち止まり、途中まで気がついていなかったが、その男性と夫婦だったようだ。最初に一緒に声をかけていたおばさんはいつの間にかいなくなってしまった。その男性の判断で救急車を呼ぶ。救急車を呼ぶほどのことかがわからなかったが、呼ぶべきだったんだな。お爺さんは鼻血も出してしまい、ティッシュももっていたから出せばよかったのだが、地面に顔をつけて寝ている状態で、血を拭きとることも難しそうだと考えてしまった。男性はお爺さんを抱きかかえ、上半身を起こした。慣れてるようだから、このひとにまかせてしまってもよかったのかもしれないが、倒れた場面を目撃していたのが自分しかいなかったから、一応、残っていなければならないだろうと思った。やがて、サイレンを鳴らしながら救急車が近づいてきた。ここは自分が道路に身を乗り出し、手をふって場所を知らせた。救急隊がやってきて、お爺さんを搬送していくが、しかし、目撃者として倒れた様子を特に詳しく訊かれることはなかった。証言をあたまのなかで軽くさらってもいたのだが、なんのために残っていたのかよくわからなくなった。救急隊と夫婦にお礼を言い、また石川町に向かって歩いていく。ラジオがつけっぱなしになっていたから時間が推定できたが、およそ、15分程度の出来事だったかと思う。真っ先に駆けつけたのに、自分はなにひとつ役に立てずに情けない。あの夫婦が現れなかったらどうしようもなかった。あとから気がついたが、あの夫婦はクルマをわざわざ停めて出てきてくれたのだ。

 麦田のトンネルを抜け、元町から中華街に入り、結局、昼食は中華街になる。白鳳という店に入り、ランチメニューの牛バラそばを食べた。550円。ベローチェに入り、ひと休み。ここはブレンドが 330円。ちょっと高い。スマホを充電しながら、コンビニで買った「週刊文春」を読んだ。それから、少し眠る。読書はできなかった。

 中華街からイセザキモールまで歩き、GUとユニクロに寄るが、買いものを躊躇する。有隣堂を覗き、それからさらに横浜駅まで歩いてしまう。やっぱり、どこかで読書もしていきたいと思い、星川に移動する。イオン天王町のフードコート、マクドナルドのホットコーヒーとアップルパイを食べながら、1時間ぐらい読書をし、コーナンで買いものしてから帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は、終戦から初めてのステージ。茨田りつ子の「別れのブルース」で今日の放送は終わった。スズ子の「ラッパと娘」は明日におあずけか。今日の「徹子の部屋」は八代亜紀追悼。昨日の中村メイコと、2日連続で追悼に差し替わった。1982年放送(32歳)の回から始まり、1997年放送(46歳)、2017年放送(67歳)、2020年放送(69歳)の回と続く。昨年、2023年放送(72歳)の回が最後の出演か。

 ここ数日はずっと、SNSでは松本の情報を追いかけてばかりだ。松本の「ワイドナショー」の出演は総合的な判断によりとりやめとなった。「ガキの使い」は松本不在のまま継続するようだ。ツイッターでは、博多大吉が「すべらない話」で松本をアテンドしていたことを話している動画が出まわっている。

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