2020年12月9日水曜日

12月9日水曜日/天王町を歩く

◇ 天王町

 今日も夕方から外出。星川のコーナンで買いものをする必要があったのだが、ただそれだけのために行くのもつまらないから、グーグルマップで検索してみたら、天王町に古本屋があるのを見つけた。天王町に今さら古本屋を見つけるというのも不思議なのである。歩ける距離なので、ここに寄ってから星川に行くことにしようと決めた。

 天王町駅の北側に出て、洪福寺の先、住所でいえば浅間町のほうまで歩く。「漫画漫画」というお店。外観からしていい味わいだったが、入ってみると、よくもまあこんな古本屋がまだ残っていたと思うようなお店だった。狭い店内に背よりも高い本棚が3列、棚のうらおもてと両側の壁に、びっしりとマンガが並んでいる。ざっと見た感じ、大手少年誌、青年誌のマンガばかり、十数年前から時間がとまっているかのような品揃えだ。奥の帳場にはかなりご高齢の老夫婦が座ってらした。ストーブも古いかたちで、やかんが乗っている。せっかくだからなにか買っていきたいと思ったが、買いたいものがまったく見つからない。いや、もっとしっかり棚を見たいと思ったのだが、通路が狭くてそれも難しかった。値段もやや高めだったが、しかし、それはブックオフに慣れた感覚のせいで、僕らが子どものころに記憶している古本屋はこんなもんだった。その時代の古本屋がそのまま保存されているようで、懐かしい心持ちになった。あの老夫婦のお歳を思うと、いつまでもというわけにはいかないだろうが。

 松原商店街を通り、天王町駅のほうに戻り、神社の角を曲がって星川方面に歩いていく。歩いていくと、だだっ広い土地が工事のフェンスに囲まれていて、なんだろうと思ったら、ここはイオンがあった場所だと気がついて驚いた。イオンが跡形もなく消えてしまった。いつからなんだろう。

◇ 今日の読書

 星川のドトールに入ろうと思っていたが、閉店時刻が早いとわかり、マクドナルドに入った。コーナンで買いものをする前に、ここで2時間ばかり読書をする。

 読もう読もうと思っていた、中里介山「大菩薩峠」をついに読み始めることにした。小林信彦「面白い小説を見つけるために」を今年再読したときに、「大菩薩峠」のことが書いてあるのを読んで、ブックオフで見つけたら買っておこうと思い始めた。110円の棚で以前からよく見かけるとは思っていたが、しかし、いざ買おうと思って探すと、傷みのないものはなかなか見つからない。当然、1巻をまず買いたいのだが、1巻を見つけるだけのことに意外と時間がかかった。ちくま文庫で全20巻あり、20巻のどれかを見ているのでよく見かけるような気がしていたが、意識的に探してみると、そうでもないのである。1巻を買えたら、つぎは2巻をと思うが、2巻はまだ買えていない。

 読み始めてみると、最初にまず「物語の発端」というのが書いてある。物語の冒頭をいきなり説明してあるのだが、わずか1ページ半のこの文章を読んだだけでも、なんという物語なんだという迫力がある。続けて「主な登場人物」というのが載っていて、ここまででももう、書いてあることがそうとう面白い。小林信彦は、大衆文芸にやみつきになったのは「大菩薩峠」からだったと書いている。 「友達の家に一冊だけあった本を借りて帰り、読み始めると、巻頭、説明抜きで子づれの巡礼が斬り殺され、これは凄い小説だと思った。めったにないことだが、ぞくぞくした。しかも、殺したのが主人公である。ダーティー・ヒーローの小説なんて、まったく知らなかったから、たちどころにファンになった。」

 全20巻を読んでいくことを思うと意識が遠のきそうになるが、ぜんぶは読めないにしても、こういう小説を少しは知っておきたい。

2020年12月8日火曜日

12月8日火曜日/SNS的な現象

◇ SNS的

 今朝の「グッとラック!」を観ていたら、ナイキのPR動画の一件について扱っていた。差別を描いているこの動画に賛否の声が集まっているというので、ツイッターで話題になっているのはなんとなく知っていたが、最近、ツイッターをあまり見なくなっていたこともあり、詳しいことは知らなかったし、その動画も観ていなかった。「グッとラック!」では、この2分の動画をフルサイズでまるまる2回放送した。まず始めに一度見せ、取材したVTRのあとにもう一度。スタジオでの話も、差別問題に強い望月優大氏がいる曜日だったこともよかったが、バランスのいいものだったと思う。志らく師匠が危なっかしい発言をしないかと心配しながら観ていたが、じつにまっとうなコメントで、今回は事前に勉強したのかもしれない。望月氏が「賛否が拮抗しているかのように見えるのは、きわめてSNS的な現象」と語ると、望月氏はほかにもいろいろと複雑な論点について語っていたが、志らく師匠はその部分に強く共感を示していた。

 自分もやはり、こういうテーマのときは観ながらツイッターで検索を始めてしまうのだが、問題発言があれば大騒ぎするくせに、ネットニュースやコラムニストたち、名の知れた人間がこの番組を話題にしているのはまるで見つけられなかった。

 

 午後から外出。ヤマトの営業所に荷物を出しに行き、二俣川まで歩いた。松屋で、うまとろ豚たま牛めし。そのあとはドトールに。昨日のブログをドトールで書いていた。読書もしたかったが、今日はあまり進まず。スーパーで買いものをして、また歩いて帰ってきた。

◇ ラジオ

 帰り道、歩きながら、タイムフリーで先週の「問わず語りの神田伯山」を聴いた。「東京かわら版」の渡辺保の巻頭エセーに噛みつきまくりの回。ツイッターから、喜利彦山人氏がこの放送について note に書いているのを先に読んでしまい、そういう内容だと知ったうえで聴いたのだが、矢野誠一のときと同様、今回もひどい。いや、伯山もひどいがそれ以上に、伯山の言葉を真に受けてSNSではしゃぐリスナーたちがひどい。伯山がこのまま言いっぱなしにするかどうかはまだわからない。

 深夜は「爆笑問題カーボーイ」。亡くなった佐藤義和の思い出話がよかった。芸歴2年目の若造が、フジテレビの大プロデューサーの意見を突っぱねていた馬鹿さ加減が、笑いながら懐かしくふり返られていた。

2020年12月7日月曜日

12月7日月曜日/ポップコーンを食うな

◇ 一日の流れ

 録画している「グッとラック!」を午前中のうちに観て、「ラジオビバリー昼ズ」が始まる時間に間に合わせたら、いい流れで一日が始まるという気がしている。

 「ビバリー」の今日のゲストは片岡鶴太郎だった。高田文夫先生を前にして、ノッているのがわかる。こんなに絶好調な鶴太郎に出会うのはひさしぶりだ。いいキャッチャーがいると、ばんばんいい球が出るもので、こんなにいい球をまだまだ投げられるひとだとは思ってもみなかった。

◇ 祖父

 先週金曜の「徹子の部屋」に池田エライザが出ていて、録画してあったその放送を観た。「徹子の部屋」も毎日録画している番組。

 池田エライザは少し前に「キネマ旬報」の表紙を飾っていて、それをぱらぱらと立ち読みしたときに読書が好きだということを知ったが、ここでもやっぱり読書についてしゃべっていた。小学生のときには父親に古本屋に連れられ、105円の小説を買ってもらっていたという。これは間違いなく新古書店だろうし、新古書店がそのような記憶として語られる世代だ。

 ギターも得意だということはこの番組で初めて知った。母親は歌手、祖父はギタリストだったと徹子に紹介されると、「ギターを片手にもったコメディアンというか」「俳優をやってたり、コメディアンをやってたり、ギターをやったりっていろんなことをしてたんですけど」と説明していた。この祖父にもものすごく興味を惹かれるが、フィリピンのかたなのかもしれない。

◇ 新聞

 夕方から外出し、平沼橋まで。「ブックオフ大学ぶらぶら学部」の書評が載っている昨日の読売新聞を買おうと、販売店を検索してみると、通り道とするには平沼橋がちょうどいい。しかし、行ってみたはいいが、いきなり入っていいものかわからない。まごついていたら、ちょうど外におじさんが出てきて、訊くことができたから助かった。買えるというのでなかに入れてもらうと、おじさんはそのへんの束から一部取り出してきてくれて、150円をそのおじさんに渡した。


◇ ドルビーシネマ

 ムービルのモスバーガーで時間をつなぎ、T・ジョイ横浜で、ドルビーシネマ上映の「AKIRA」をレイトショーで観てきた。「AKIRA」を観るのは二度目だったが、この映画に特に思い入れがあるわけではなく、ドルビーシネマをちょっと体験してみたいという気持ちがあったからなのだが、結論からいえば、ドルビーシネマの醍醐味はよくわからなかった。前面からしか音が感じられず、普通の上映となにが違うんだろうと思った。そもそも、ドルビーシネマ用に作られているわけではない旧作を、どのようにしてドルビーシネマ上映にするのかが素人にはさっぱりわからない。

 「AKIRA」を初めて観たのはたしか「MEMORIES」公開記念の上映で、「老人Z」との2本立てだった。すると、四半世紀前になるのか。たしか、新宿のどこかの映画館だったが、もはや記憶がはっきりしない。しかし、「AKIRA」というマンガはもちろんマンガ史に残る大傑作なのだが、映画はそこまでの作品ではないという感想を、初めて観たそのときにも思ったはずだ。二度目に観る今回も、思い起こされるのは初めて映画を観たときの記憶ではなく、原作マンガを読んだときの記憶だった。そのくらい、原作マンガを読んだ体験のほうが強烈なものとして残っている。

 ドルビーシネマ用の劇場はとても広く、客席はがらがらだったのだが、自分のほうが先に席をとっているのに、一列違いのすぐ目の前の席にあとからやってきた男がいた。いったいどういう神経をしていたらその席がとれるのか。どうせ誰もこないだろうと思い、自分のほうが横の席に移動したが、そいつにはこの不快感はおそらくなんにも伝わっていない。その男、山盛りのポップコーンを食っていたのが余計に腹立たしかった。ドルビーシネマのサウンドを味わおうと耳をそばだてていると、ポップコーンを食っている音が聴こえる。お前のポップコーンを食う音を聴くためにこっちは耳をそばだてているのではないのだ。映画の終盤までのんびり食いやがって、ポップコーンが減ってくると、容器のなかでポップコーンがしゃかしゃか動く音がするのまでわかるようになった。

 

2020年12月6日日曜日

12月6日日曜日/横浜銀蝿の本を読む

◇ 書評

 ツイッターから、橋本倫史さんが今朝の読売新聞で「ブックオフ大学ぶらぶら学部」の書評を書いていると知った。新聞の影響力はどのくらいのものなのだろう。ツイッターで検索してみてもすっかり落ち着いてきちゃったかなと思っていたのだが、これでまた、新たな動きが出ることを期待したくなる。嬉しい。

 読売新聞を買いに行こうかとも考えたが、今日はヤマトで出す荷物もなく、残りは明日でもいいかと思い、横着して一歩も外出しなかった。新聞は明日でも買えるんだろうと思うけど、そういう買いかたをしたことがないからちょっと心配だ。

◇ 今日の読書

 横浜銀蝿40th「ぶっちぎり最終章」を読んだ。昨日、ブックオフで買った本。いつの時代に出た本だろうと手にとってみたら、今年のあたまに出たものだった。40周年、再結成でこの名前になっている。メンバー4人のインタビューが並ぶシンプルな構成で、読み始めたら面白く、一気に最後まで読んでしまった。

 横浜銀蝿に関してはあんまりきちんとした知識がなく、曲が好きだったわけでもないのだが、なんかこのあたりの歴史は気になっていた。この本のなかでも語られていたが、銀蝿は音楽史のなかでは名を残していない、にも関わらず、絶大な知名度であるし、80年代の芸能史のなかには残っている。しかし、この本を読むと、音楽史のなかにこそ、あちこちに銀蝿のすがたがあったのだとわかる。翔以外は、解散後はじつは裏方として面白い仕事をたくさんやっているのだ。その当時に自分は子どもだったこともあり、そんなことは知らずに聴いていた曲がいくつもある。大事MANブラザーズバンドのプロデューサーがまさか嵐だったとは。あるいは、TAKUの音楽的素養がじつは複雑なものであることも。いや、そもそも、TAKUとJONNYのことは今までまるで印象になかった。銀蝿といえば、嵐と翔が印象のすべてだ。そういってしまうとあんまりだが、銀蝿が解散したときには自分は8歳だったのだからしかたがない。

◇ テレビとラジオ

 今日は珍しくずっと家にいたので、仕事をしつつ、観そびれていたテレビ、聴きそびれていたラジオをどんどん片づけていった。珍しくといっても今年はかなり家にいたわけだが、あのステイホームの時期には仕事はそんなにがんばらなかった。コロナだけでも変な年なのに、「ブックオフ大学」が出たこともあり、どうも浮ついた気分でふわふわと一年を過ごしてしまった。

 「石橋、薪を焚べる」は毎週録画してすべて保存している番組だが、この番組のゲストは、10月に入ってからは、実業家、バット職人、包丁職人、感染症専門医、酪農家、ロケット開発者、海苔漁師と続いていて、芸能人がまったく出ていない。貴重な番組。

 昼間は「日曜サンデー」に伊藤蘭がゲストで出ていた。ここで聴いた伊藤蘭の新曲のかっこよさにもびっくりしたのだが、横浜銀蝿のウィキペディアを見ていたら、嵐は伊藤蘭のファンだったことからその名にしたのだと書いてある。その偶然も面白かった。

2020年12月5日土曜日

12月5日土曜日/ミラクルひかる

◇ 予約有効期限

 今日は本当は上野で「明日のアー」の公演を観るつもりだったが、午後に家を出て、セブンイレブンでチケットを引き換えてから向かおうとしていたところ、予約のメールを開いてみると、予約有効期限は12月4日金曜日の23時59分までと書いてある。つまり、昨日まで。セブンイレブンまでやってきて初めてそのことに気がついた。どういうわけか、当日まで大丈夫だと思い込んでいた。呆然とする。

 上野周辺の古本屋を調べたりもしていたのだが、まったく予定が変わってしまうことになった。すぐに帰るのも阿呆らしく、かといって無駄に電車に乗るわけにもいかない。都内まで出る態勢になっていた身体が、急にその場に押しとどめられる。じつに虚しいものだが、こうなってしまったらしょうがない。じゃあ、しばらく行ってなかったし、瀬谷のブックオフまで行ってみようかと考えた。歩いて行ける距離とはいえかなり歩くのだが、ほかに予定があれば、今日みたいな小雨が降っている寒い日をわざわざ選んで歩きはしないのだが。しかし、行ったら行ったでそれなりにいい本が買えた。これでろくな本が買えないようなことになっていたら、じつにつまらない一日だった。ほっとする。そのあとはサイゼリヤに寄り、日が暮れてから帰宅した。

◇ ものまね

 録画してあった昨日放送の「ものまね王座決定戦」を観た。ものまね番組はたいがい録画しておくが、長時間であることが多いので、今までは録画したままでほとんど観そびれてしまっていた。それを少し前に、3年分溜まっていたものをざっと観たのだが、これはやっぱりそれなりにリアルタイムで追いかけておかないとだめだと思った。ざっとというのはつまり、おおむね早まわしで観るわけだが、フジテレビの番組に多い〈なりきり系〉のタイプなどはだいたい飛ばしてしまう。まとめてざっと観たところ、圧倒的に面白いと思ったのはミラクルひかるだった。

 昨日もおよそ4時間の放送だったが、一回戦、準決勝、決勝と、3本すべてをしっかり観たのはミラクルひかるのみ。それぞれ、渡辺真知子、広瀬香美、笠置シヅ子をやった。ツイッターでは笠置シヅ子が評判になっていたようで期待したが、これが特別によかったという気はしなかった。録画をまとめて観たなかでは、弘田三枝子がばつぐんに面白かった。

 ミラクルひかるだけを編集して保存しようかと思っていたが、ノブ&フッキーの内田裕也&安岡力也も捨てがたく、これも保存した。一回戦はおなじみのぴんから兄弟だったが、あいかわらずこればかりを求める番組側のセンスがつまらない。フッキーの内田裕也を観る審査員の堺正章は本当に嬉しそうで、内田裕也が歌うときに口の前に指を二本もってくるのはなぜなのか、堺正章はその説明までしてくれた。内田裕也が言うにはこうするとステレオになるということらしい。この話は有名なのだろうか。

2020年12月4日金曜日

12月4日金曜日/ある日の「グッとラック!」

◇ 注文

 朝、注文メールを確認すると、深夜のうちに、宅八郎「イカす!おたく天国」が売れていた。そのあとでツイッターを見ていたら、宅八郎が亡くなっていたことを知り、だから売れたのだとわかった。昨夜から情報が出ていたようだが、ツイッターをあんまり見ていなくて、今朝まで知らなかったのだ。

 納品書を見てさらに驚いたのは、注文者は有名なある劇作家だったこと。「イカす!おたく天国」はちょっと読んでおきたいとも思っていて、簡単に売れないように、やや高めの値段をつけてあったのだが。そう思ったきっかけは、その劇作家のサブカルチャー論だった。 

◇ 新作落語

 夜、神田連雀亭で、立川がじらさんが新しく始めた会「立川がじら新作落語大全その1」を観てきた。新作落語ばかり、何席やったのか覚えられなかったが、つぎからつぎへと変な噺ばかりをやる会。少し前に別のところで観た「どうか kappa と発音してください」という噺がすごく面白くて、がじらさんがどんなことをやってるのか知っておきたくなったのだが、この会は完成形を披露するというよりも、思いつきみたいなものをばんばん見せてしまおうという会のようだった。いや、がじらさん本人がそういうつもりなのかはわからないが、その即時性は面白い。それらが磨かれるのは別の場で、そのなかからきっと、「kappa」のような噺がまた生まれる。

 連雀亭は今、高座の前面がまるまる透明のアクリル板でふさがれていて、ケースのなかに閉じ込められた人間を観るようだった。ここまでしなきゃいけないのかなと思うような異様なものだったが、しかし、今日の会に関してはそれもまたどうでもいい。やってる噺のほうもぜんぶ異様だった。

◇ タモリ的

 録画しておいた今朝の「グッとラック!」を深夜に観た。今日だけ録画したわけではなく、「グッとラック!」は毎日録画して観ている。

 冒頭、アンジャッシュ渡部の謝罪会見から始まった。毎日観てないひとは知らないだろうが、この番組は、芸能ゴシップを普段はあまり積極的には扱わない番組なのだが、それでも今日はこの話題に1時間以上を割いていた。

 いや、楽しみにしていたのは今日はこのあとだったのだ。金曜は「グッと芸能界」というコーナーがあり、もともとは毎日やっていたコーナーだが、秋のリニューアル以降は金曜だけやるようになった。芸能ニュース、といってもゴシップではなく、いわゆるエンタメ情報を中心に紹介するコーナー。そこに今日は木梨憲武がゲストとして登場した。音楽活動のプロモーションとしての出演だったのだが、スタジオで生ライブもあった。レギュラー陣の、アンミカ、フワちゃん、上地雄輔、ロンブー田村淳に、その場でいきなりダンサーの役を割り振り、躍らせてしまう展開に。そんな騒ぎの中心で、ひとりだけなにもしないでいる志らく師匠は、なんだかやっぱり「いいとも」のタモリ的に感じられた。ツイッターにも何度か書いたが、この番組の志らく師匠は、かつてのタモリのようである。

 VTRには日本ネーミング大賞の話題で太田光・光代夫妻も登場し、太田が憲武や淳に対してクレームをつけ、それに対してふたりがまたいろんなことを言う。ただでさえバラエティ番組的な顔ぶれの金曜だが、今日はよりいっそうバラエティのエース格がそろった。むしろ、朝のワイドショー的な出演者こそまったくいない。前半1時間は渡部だったが、後半1時間はまるまる木梨憲武。その後の天気予報やクイズのコーナー、エンディングまで出ずっぱりだった。


2020年12月3日木曜日

12月3日木曜日/空転するギャグ

  昨夜は深夜に帰ってきて、日記を書くのに朝までかかってしまった。あたまがだんだんまわらなくなっていくので、まったくよくない。早朝から眠り、目覚めたのは正午近くだった。

◇ 黄金町

 すっかり日が暮れてから外出。西横浜から黄金町まで歩いた。

 伊勢佐木町の古本屋、バイアップ、川崎書店、馬燈書房を順番にまわる。といっても、外に出ている均一本を眺めていくだけだが、あんまり期待できないコース。今日は馬燈書房で一冊だけ、小林信彦「植木等と藤山寛美」を300円で購入。こちらのお店で買いものしたのはかなりひさしぶりな気がする。

 いつもなら雲雀洞にも寄るところだが、今週は所沢の古本市に行っていると事前に店主に聞いていたのでスルー。店番のひとに会いたい気もしたが。均一本ならば、先に挙げた3店よりも雲雀洞のほうがいい本が買える可能性が高い。

◇ 空転するギャグ

 シネマジャック&ベティで、山本政志監督の「脳天パラダイス」を観た。ナンセンスなギャグがふんだんに盛り込まれているが、ことごとく空転していて、観ていて怖くなった。もしかしたら、脚本では面白いのかもしれない。もしも、三木聡が監督だったらどうだろうか。あるいは、細川徹が監督だったら。

 怖くなったというのは、自分も「ブックオフ大学ぶらぶら学部」ではギャグを盛り込んだ文章を書いていたため、とても他人事とは思えなくなった。あの本の趣旨とは関係ないので強くアピールもしづらいのだが、頼まれたわけでもないのに、ギャグをたくさん詰め込んだ文章を勝手に書いたのがあの本に載っている文章だ。文章というのは映画とはまた違って、読者がこちらの狙いどおりのリズムで読んでくれる保障はない。いや、狙いどおりに読ませるのが腕の見せどころだとは思うが、それにしても、自分のせいではないところで空転している可能性があるかと思うと、恐ろしさに震えてどこかへ駆け出してしまいそうになる。

◇ 今日の読書

 大江健三郎「「話して考える」と「書いて考える」」を読み終えた。集英社文庫。ノーベル賞受賞後の、2000年代の講演録。難しいところもあったが、特に気になったのは、エラボレーションと文体についての話、そして、後半にしつこく語られていたカンヴァセーショナリズム。もう一度読みなおせばわかることもあるだろうか。

 たけしのレコードを間違えて買っちゃったエピソードもよかった。

2020年12月2日水曜日

12月2日水曜日/「M-1」準決勝

◇ ブックオフ

 正午前に外出。夜に南大沢まで「M-1」のライブビューイングを観に行くため、めったに行かない土地に行くときはいつもそうするのだが、寄り道できるブックオフはないだろうかと事前に調べておいた。大和経由、小田急線。町田までは別の機会もあるだろうから、狙いは町田よりも先だ。まずは新百合ヶ丘店に。まあ、新百合ヶ丘に寄る機会はまだあるほうだが、今日は偶然にも注文のひとつが新百合ヶ丘からだった。ついでに直接お届けも済ませてしまう。

 新百合ヶ丘から多摩線になると、いよいよ未知のエリアだ。多摩永山店というのがあるが、グーグルマップで検索すると、駅からかなり離れている。あとに予定がなければいいが、ライブビューイングの前に疲れたくもない。今日は駅から近いところだけにしておこうか。それ以外の古本屋も探してみると、ブックスーパーいとうの本店に惹かれるが、ここもやっぱりかなり歩くことになる。永山に佐伯書店という古本屋も見つけた。永山で京王線に乗り換えればついでに寄れると思い、行ってみたが、ここでは買うものはなかった。

 京王永山から京王堀之内に移動し、ブックオフ八王子堀之内店に。結局、2店しかまわることができなかった。八王子堀之内店は新百合ヶ丘店よりもはるかに大きい店だったが、いい買いものができたのは新百合ヶ丘のほうだった。店の大きさといい本があるかはけして釣り合わない。

◇ 準決勝

 小雨が降るなか、多摩ニュータウン通りを南大沢まで歩いた。17時頃にはもう着いてしまい、fab南大沢というショッピングビルの3階にサンマルクカフェを見つけ、上映時刻までそこで時間をつないでいた。

 TOHOシネマズも同じ建物のなかにある。上映開始は19時。都内近郊は完売の劇場も多いなか、なぜか南大沢は売れ残っていて、空席だらけの客席にゆったりと座れた。ぶっちゃあさんのツイートで気がついたが、この時間には準決勝はじつはもう終わっている。ライブビューイングと謳っているが、本当はディレイビューイングなのだ。上映が始まり、スクリーンには司会のはりけ~んずが登場する。

 準決勝進出は26組。出演順に、ラランド、タイムキーパー、金属バット、ウエストランド、ニッポンの社長、ランジャタイ、MC、祇園、マヂカルラブリー、からし蓮根、カベポスター、ゆにばーす、キュウ、アキナ、MC、おいでやすこが、オズワルド、ロングコートダディ、インディアンス、東京ホテイソン、コウテイ、MC、学天即、ダイタク、見取り図、ぺこぱ、滝音、ニューヨーク、錦鯉。

 トップのラランドが大スクリーンに映されると、顔が緊張している様子がよくわかる。そのことだけでも映画館で観る意味はあると思った。

 準決勝の上映終了後は、映画館では、そのまま21時半から決勝進出者発表の生中継になる。なるほど、ここからはたしかにライブビューイングだ。全組終了後、発表までの短い時間に決勝進出者9組を予想し、ツイッターのフリートに投稿しておいた。自分の予想は、ウエストランド、からし蓮根、キュウ、おいでやすこが、オズワルド、コウテイ、滝音、ニューヨーク、錦鯉。

 結果は9組中5組が当たり。吉本勢がいつもわからなくて、3組が外れていた。吉本6組、非吉本3組という数は不思議と合っている。いちばん大好きなランジャタイは今回のネタはちょっと弱いかなと思ったけど、キュウは残ってもいい出来だと思った。やっぱり難しいかなと思ったのは東京ホテイソンで、しかし、ホテイソンは残った。予想は外れても、これは嬉しい。

 それぞれのネタにはどこまで触れていいのか、決勝や敗者復活戦ではおそらくこの準決勝と同じネタをやるので、ネタバレ禁止がアナウンスされていた。文句なしの爆笑だと思ったのはニューヨークと錦鯉。そんな2組がラスト2組だった。最初に大きくウケたと思ったのはウエストランド。おいでやすこが、オズワルドと続いたところも笑いが大きくなった。特に、おいでやす小田には空気が味方している。ベテランの苦労人が残るのは喜ばしいことなのだが、しかし、フレッシュなコンビが皆無な顔ぶれともなった。コウテイは残すのではと思っていたが。戦略もなにもない審査なのだという結果に感じられた。


2020年12月1日火曜日

12月1日火曜日/小林賢太郎の引退

 今日から日記を書きます。

◇ 南大沢 

 明日、「M-1」準決勝のライブビューイングを観に行こうかなと気軽に考えていたが、いざチケットを買おうとしてみたら、多くの劇場でもう完売してしまっていた。劇場数はけして少なくないのに、そこまでの人気だとはまるで認識してなかった。

 神奈川県は小田原のみが空席がある。都内では南大沢と府中。都心はぜんぜんだめ。南大沢というのはどこだかよく知らなかったが、確認してみると、横浜市でも県央寄りになるうちからはそんなに遠いわけではなかった。小田原に行くよりはぜんぜん楽だ。交通費のことを考えると少しためらうが、行ったことのない南大沢に行ってみるのも面白いかと思い、南大沢でチケットを購入することにした。ただ、直接行くのではつまらないから、明日までに寄り道のルートを考えておかなければならない。

 YouTube で、今さらながら、準々決勝の動画のチェックも始める。

◇ 引退

 ツイッターから、小林賢太郎が引退との報。パフォーマーとしては引退し、今後は裏方として活動するとのこと。これには驚いた。午前中には水島新司が引退とのニュースもあったが、同世代の引退のほうが驚くし、思うことは多い。

 僕らが大学の落研のときに、田辺エージェンシーが主催の「冗談リーグ」というのがあって、参加者募集のハガキが届いていた。うちの大学は参加しなかったのだけど、そこに出ていたひとたちが田辺エージェンシー所属になり、のちにトゥインクル・コーポレーションになっていったのだと思うが、正確なことはわからない。立川志ら乃さんが出ていたというのもあとで知った。笑い飯もたしか出てたんじゃなかったっけ。

 「下丸子らくご倶楽部」で観たラーメンズを強烈に覚えている。縄跳びを使ったコント。二十数年前。

◇ 今日の読書

 いがらしみきお「どうしてドステンちゃん」を読んだ。2018年刊。ブックオフで購入。

 ロバのドステンちゃんが主人公。ほのぼの系、いや、ぼのぼの系の動物マンガかと思いきや、時事ネタギャグマンガだった。ベテランのいがらしみきお、ギャグのリズムがぜんぜん枯れてないことに驚く。声を出して笑った。

2020年11月28日土曜日

みなまき一箱古本市

  南万騎が原・みなまきラボで開催中の「みなまき一箱古本市」、11月29日日曜日が最終日なのですが、スケジュールの都合により、一日早く撤収させてもらいました。

 迫さん始め、スタッフのみなさま、そして、お買い上げいただいたみなさま、どうもありがとうございました。

 ドジブックスの本はもうありませんが、古本市自体は日曜の15時までやってます。



2020年11月24日火曜日

店番のお知らせ

◆ 店番のお知らせ

 先にまとめてお知らせすればよかったんですが、すみません、忘れてしまいました。

 本日より開催中の「みなまき一箱古本市」で、11月26日木曜日、14時から17時まで店番を担当します。よろしくどうぞ。

 開催内容については下の画像をご参照ください。

 なお、スケジュールの都合により、ドジブックスは最終日前日に搬出することになりました。最終日にはもう、ドジブックスの本は売ってません。

 11月24日(火) ~11月29日(日) (注:日によって、終了時刻が変わります。)

 会場:南万騎が原・みなまきラボ


10周年を迎えて

 ドジブックス創業10周年を記念して、ブログを新たに開始することにしました。

 今後、ドジブックスに関する告知はこちらで行っていくことになる予定です。告知といっても、始めたばかりのブログが誰の目に触れるということもないでしょうから、しばらくは記録のつもりで情報を載せていけばいいだろうという考えです。どういうかたちになっていきますかは始めてみなければわからないということで、いろいろと細かい説明はあとまわしにして、とりあえず、告知することだけは先に告知してしまおうかと思います。

 今までの告知はこちらでやっていました。 https://dojibooks.tumblr.com/

 

◆ 第4回 みなまき一箱古本市

 まずは本日11月24日火曜日から始まるこちらから。相鉄線・南万騎が原駅下車、みなまきラボにて開催されます「みなまき一箱古本市」にドジブックスとして出店してます。会期は6日間、11月29日日曜日まで。

 1月以来、10ヶ月ぶりの一箱古本市参加です。といっても、いつも参加しているような一箱古本市とは形式がかなり違うのですが、ひさしぶりに本を選んで値付けをするという作業をした本が置いてありますので、お近くのかたも、お近くでないかたも、どうぞよろしくお願い致します。

 前日に搬入してきました。


 11月24日(火) ~11月29日(日)

 会場:南万騎が原・みなまきラボ


ブックオフ大学ぶらぶら学部

  夏葉社から絶賛発売中、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」という書籍に執筆者のひとりとして文章を寄せております。「佐藤晋」の名で書いております。よろしくどうぞ。

執筆者 :武田砂鉄・大石トロンボ・山下賢二(ホホホ座) ・小国貴司(BOOKS青いカバ)・Z(せどらー) ・佐藤晋・馬場幸治(古書ビビビ) ・島田潤一郎(夏葉社) ・横須賀拓

夏葉社 2020年11月 税込1430円

ISBN 978-4-904816-34-9


 非常にありがたい感想。


メルカリ&アマゾン

 各サイトで古本を販売しております。こちらがもっとも重要なドジブックスの通常業務となります。よろしくどうぞ。

 メルカリ https://www.mercari.com/jp/u/569679254/

 アマゾン https://www.amazon.co.jp/s?me=A3PRJ4NGXH4EUM&marketplaceID=A1VC38T7YXB528

 FC2ショッピングカート http://dojibooks.cart.fc2.com/

2019年12月31日火曜日

2019年をふりかえる〈下〉

◆ 2019年7月

7月1日(月) キノシネマみなとみらいで「ウィー・アー・リトル・ゾンビーズ」を。

7月4日(木) お江戸日本橋亭「志らく一門会」。らく次「白井権八」、志らく「青菜」「短命」、仲入り、らく次「試し酒」。

7月5日(金) 両国楽園部屋を初訪問。「浪曲師 五月小一朗の悪名一代」。稲田和浩さんとの対談のあと、「新蔵兄弟」、新作「尻貸し佐平次」の二席。

7月7日(日) 横浜西口。ドン・キホーテで開催中の「JAGUARミュージアム」に。夜は横浜中華街に。タピオカ屋のあまりの多さに写真を撮りまくる。

画像1

7月10日(水) ジャニー喜多川の訃報について、ラジオで聴いたことをツイートしたらこれが4桁のいいねに。ツイートしてすぐに、元内閣副官房長官の松井孝治さんにリツイートしてもらった。

7月12日(金) 新宿ハイジアV-1、LL教室プレゼンツ「実習#1」。4×4=16、MELODY KOGA、ナツノカモ。偶然か必然か、まさかこの3名がそろうとはという特別なイベントだった。客席には、マキタスポーツさん、枡野浩一さんのすがたも。

7月13日(土) 横浜駅で、れいわ新選組・山本太郎の選挙演説に遭遇。午後、関内に。東京芸大横浜馬車道校舎にて「カツベン!世界旅行」。無声映画を4本上映。「動絵狐狸立引」「月世界旅行」「血煙荒川山」「ロスト・ワールド」。弁士は片岡一郎さんと山内菜々子さん。「カツベン!」のプロデューサーである桝井省志教授と片岡さんの座談も。

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7月14日(日) キャピトルホテル東急。志獅丸さんの真打昇進披露宴に。乾杯の音頭は電撃ネットワークのギュウゾウさん。薗田憲一とデキシーキングスの演奏も。

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7月15日(月・祝) 南阿佐ヶ谷。枡野書店の一箱古本市に出店。枡野浩一さん、佐々木あららさん、pha さん、まくるめさん、僕のマリさん、えこっこさんとご一緒。出店者は知人優先ということだったが、受け入れていただき感謝感激。枡野さんとはもちろん初対面。3日前のLL教室のライブのこと、すっきりソング、はぐれ超人についてもお話がうかがえた。あの枡野浩一さんと古本市でお会いすることができるとはまったく思いもよらなかった。

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7月16日(火) 若葉町ウォーフ「清水宏の戯曲の真相!」。「熱海殺人事件」を題材にスタンダップコメディともひとり芝居ともつかない清水宏独自のスタイル。終演後には佐藤信と対談も。

7月20日(土) 白楽。「ドッキリヤミ市場」に出店。帰宅後、録画で「Nキャス」をチェック。闇営業問題、宮迫と田村亮の緊急会見に釘づけ。

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7月21日(日) 昨日の宮迫と田村亮の会見を受け、「ワイドナショー」が緊急生放送。午後、参院選の投票に。

7月22日(月) 北千住。シアター1010 稽古場1、東葛スポーツ「78年生まれ、宮部純子」。

7月23日(火) アップリンク渋谷で「バンドAと空飛ぶ円盤たちの記録」。入江陽さんが主演の音楽映画。MELODY KOGA さんの出演場面が想像以上に異彩を放っていた。上映後は、副島正紀監督と入江陽さんのトークが。続けて、ミニライブ。 MELODY KOGA、大島輝之、別所和洋、入江陽。

7月25日(木) シネマジャック&ベティで「主戦場」を。

7月27日(土) 「戸越八幡神社一箱古本市」に初出店。白河さんと初めての共同出店でもあった。夜は田園調布に。第55回「ひとつき十冊」。中山涙さん、トリバタケハルノブさん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 枡野浩一「君の鳥は歌を歌える」(2002/角川文庫)
・ 雨上がり決死隊「雨上がり文庫」(2004/小学館文庫)
・ 色川武大「寄席放浪記」(2007/河出文庫)
・ 井上ひさし つかこうへい「国ゆたかにして義を忘れ」(2017/河出文庫)
・ 佐野洋子「ほんとのこと言えば?」(2018/河出文庫)
・ 野末陳平「あの世に持っていくにはもったいない 陳平ここだけの話」(2018/青春出版社)
・ 大原扁理「なるべく働きたくない人のためのお金の話」(2018/百万年書房)
・ 今村夏子「むらさきのスカートの女」(2019/朝日新聞出版)
・ 「文藝」2019年秋季号 ※特集・韓国・フェミニズム・日本 (河出書房新社)
・ 「文學界」2019年8月号 ※村上春樹短編2作同時掲載 (文藝春秋)

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7月28日(日) 横浜にぎわい座「花詩歌タカラヅカ in YOKOHAMA Vol.2」。前半は落語会。天使「紙屑屋」、生寿「秘伝書」、松五「道具屋」、らく次「ヅカヅカ」、あやめ「歌劇場風景」。後半はたっぷり、なりきり宝塚「ベルばら名場面集」。夜は阿佐ヶ谷に移動。阿佐ヶ谷タバサで、木村樹さん、鳥島明さんのコントユニット、秦野の公演「駅消え、さあ朝」を。

◆ 2019年8月

8月1日(木) 代官山。晴れたら空に豆まいて「最前線無声映画」。弁士・片岡一郎&音楽・菊地成孔で、衣笠貞之助監督「十字路」。上映後は、アーロン・ジェロー教授と鼎談を。

8月3日(土) 「ナイツのちゃきちゃき大放送」の中継レポーターに中津川弦さんが大抜擢。わくわくしながらオンタイムで聴いた。その後、準レギュラーのように月イチで出演。午後、町田に。「町田一箱古本市」に遊びに。

8月4日(日) 神田連雀亭を初訪問。「吉好の落語会」。甲状腺の病気での休養から復帰の会。吉好「壺算」「MG金明竹」「宿屋の富」の三席。神田桜子「八百屋お七」。質問コーナーも。

8月5日(月) 渋谷。大和田さくらホール「立川志獅丸真打昇進披露」。らく兵「狸の鯉」、彦いち「反対俥」、花緑「つる」、志らく「松竹梅」、仲入り、口上、松元ヒロ、龍志「六尺棒」、志獅丸「付き馬」。口上の司会は志らべさんが。ちょうど炎上中だった志らく師匠、爆笑の口上。ツイッターでは陰口を叩いているやつも。

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8月8日(木) 横浜ブルク13で「トイ・ストーリー4」を。

8月10日(土) トレッサ横浜を初訪問。クレイジーケンバンドの実演販売を見物。横山剣、スモーキー・テツニ。ナイツ塙宣之「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」を読み始めたら、面白くて一気読み。

8月11日(日) 横浜にぎわい座「きん枝改め四代桂小文枝襲名披露」。きん太郎「鯛」、春蝶「やかん」、鶴光「試し酒」、仲入り、口上、兼好「桃太郎」、小文枝「一文笛」。夜はみなとみらいで「ピカチュウ大量発生チュウ」を。横浜美術館前、臨港パークと移動しながら。

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8月12日(月) 寿公園「寿町フリーコンサート」。あとに予定があるため、今年は30分しかいられず。趙博のライブを途中まで。

8月13日(火) 千駄木・島薗邸「電気を使わないゆとん納涼会」に出店。中村有里さん主催。3日間開催。

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8月15日(木) 「電気を使わないゆとん納涼会」最終日。撤収に。

8月18日(日) 代々木公園「しぶやの夏祭り」。田島貴男、スチャダラパー+ロボ宙のフリーライブを。

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8月22日(木) 銀座。博品館劇場、カンコンキンシアター33「クドい! ~50、60は当たり前~」。

8月23日(金) TOHOシネマズ海老名で「タイタンシネマライブ」を。ぜんじろう、初登場。ほか、ハライチ、ダイアン、新宿カウボーイなど。

8月24日(土) 第56回「ひとつき十冊」。中山涙さん、トリバタケハルノブさん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 「ユリイカ」2013年8月臨時増刊号 ※総特集・やなせたかし (青土社)
・ 和田誠「聞いたり聞かれたり」(2013/七つ森書館)
・ 高橋弘希「指の骨」(2017/新潮文庫)
・ 西野亮廣「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」(2017/幻冬舎)
・ 太田光「違和感」(2018/扶桑社)
・ サンドウィッチマン「復活力」(2018/幻冬舎文庫)
・ 塙宣之 中村計・聞き手「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」(2019/集英社新書)
・ 「ニューズウィーク日本版」2019年8月13・20日号 ※特集・パックンのお笑い国際情勢入門 (CCCメディアハウス)
・ 「文藝春秋」2019年9月号 ※芥川賞発表 (文藝春秋)
・ BRUTUS・特別編集「合本 危険な読書」(2019/マガジンハウス)
・ 「寿町フリーコンサート40年記録誌」(2019/寿町フリーコンサート実行委員会)

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8月25日(日) たまたま通りがかった鶴ヶ峰の夏祭りでタピオカ屋を見つける。

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8月26日(月) シネマジャック&ベティで「ニューヨーク公共図書館」を。

8月27日(火) 渋谷。シアターコクーン、立川談春三十五周年記念公演「玉響」第一夜。ゲスト・ゴスペラーズ。「かぼちゃ屋」「子別れ」の二席。文庫サイズの公演パンフレットも購入。

8月30日(金) 秋葉原。アーツ千代田331にて、ナツノカモ・アンソロジー#2「死神の一人称」を。アフタートーク、九龍ジョー。客席で MELODY KOGA さんにも会った。

8月31日(土) 新宿末広亭余一会「立川流一門会」。志ら松「十徳」、談吉「野ざらし」、志獅丸「たらちね」、志ら玉「蛙茶番」、談之助「とんちき」、仲入り、こしら「元犬」、談修「一眼国」、雲水「宗論」、マグナム小林・バイオリン漫談、ぜん馬「宿屋の仇討」。

◆ 2019年9月

9月3日(火) TOHOシネマズ川崎で、クエンティン・タランティーノ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を。

9月5日(木) 吉祥寺。一日を初訪問。「夏葉社の10年展」。島田さんと1時間以上おしゃべり。

9月6日(金) シネマジャック&ベティ「柳下美恵の THE ピアノ&シネマ」。柳下美恵のピアノ演奏で「キートンの蒸気船」を。急遽、喜劇映画研究会の新野敏也の解説も。

9月9日(月) 朝に帰宅するはずが、台風の影響で電車が止まり、午後まで帰れなくなった。

9月10日(火) 新宿ロフトプラスワン「上祐史浩×立川こしら ~思想家 vs 落語家~ 異業種ガチンコトーク対決!!」。終演後、富士そばに寄り、話題のタピオカ丼を食べる。

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9月12日(木) TOHOシネマズ海老名で、ジョーダン・ピール監督「アス」を。

9月15日(日) 雑司が谷「みちくさ市」に出店。打ち上げで、姫乃たまさん、小泉りあさん、さいあくななちゃんに囲まれた写真を向井さんに撮られた。いつもながら、いろんなひとに会う一日。

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9月19日(木) 秋葉原。Eggman tokyo east 「新生ポカスカジャンお披露目ライブ!!」初日に。アナザーワンゲストは、芋洗坂係長、X-GUN西尾、木根尚登。本物の木根尚登によるTMNパロディには笑い転げる。

9月20日(金) 高田馬場ラビネスト、劇団「地蔵中毒」「ずんだ or not ずんだ」。アフタートーク、テニスコート神谷圭介。

9月21日(土) 白楽。「ドッキリヤミ市場」に出店。胸板くんにひさしぶりに会う。帰宅後、「キングオブコント」を朝まで。

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9月22日(日) 第57回「ひとつき十冊」。Mekkedori さんが欠席。中山涙さんとふたりだけになるところが、村田席亭が急遽やってきてくれた。感謝感激!

・ 和田誠「落語横車」(1980/講談社)
・ 藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん」1~5巻(1983~1985/小学館・てんとう虫コミックス)
・ 養老孟司「ミステリー中毒」(2003/双葉文庫)
・ 立川志らく「談志・志らくの架空対談 談志降臨!?」(2012/講談社)
・ 木村友祐「野良ビトたちの燃え上がる肖像」(2016/新潮社)
・ タマ伸也「ワハハ本舗を創った男 喰始を語る」(2017/ロフトブックス)
・ 佐藤優 ナイツ「人生にムダなことはひとつもない」(2018/潮出版社)
・ 小山田浩子「工場」(2018/新潮文庫)
・ 立川談春「玉響 -たまゆら-」(2019/フラジール・ルミエール)
・ 「創」2019年10月号 ※特集・表現の不自由展・その後 (創出版)

2019-09-22 ひとつき十冊・白河さん撮3

9月23日(月・祝) 44歳誕生日。野毛山動物園に。

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9月28日(土) 神保町。らくごカフェ。立川志らべさんの新しい定例会「マコッサ!」に。志らべ「かぼちゃ屋」、ゲスト・坂本頼光「血煙高田馬場」「サザザさん」7話、トーク、仲入り、志らべ「人情八百屋」。

9月30日(月) 「グッとラック!」放送開始。

◆ 2019年10月

10月1日(火) イオンシネマみなとみらいで「メランコリック」を。

10月5日(土) いずみ野駅から30分歩き、評判の「いちょう団地まつり」を初訪問。ベトナム料理の屋台がたくさん並ぶ多国籍ムードが面白いお祭り。出店している猫企画さん夫妻、サラダくんにも会えた。姫貴さゆりという歌手の歌謡ショーをしばらく見物。帰りは小田急線の高座渋谷駅から。

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10月6日(日) 新宿。プーク人形劇場、ナツノカモ低温劇団本公演「ていおん!!!!」。

10月9日(水) 「グッとラック!」に津田大介が中継で出演。「表現の不自由展」再開について。コメンテーター4人全員が賛成するなか、志らく師匠ひとりが反対。津田大介との会話での発言が炎上に。

10月10日(木) イオンシネマみなとみらいで「ジョーカー」を。

10月11日(金) 和田誠の訃報に思わず声が出る。夜は海老名に。TOHOシネマズ海老名で「タイタンシネマライブ」を。流れ星、かが屋、霜降り明星、松村邦洋など、大充実のゲスト陣。エンディングにはなんと磯山さやかも登場。

10月12日(土) 台風19号。すさまじい被害に。

10月13日(日) 台風のため、出店予定だった「横浜一箱古本市」は中止に。夜は大倉山に。港北公会堂「ツナワングランプリ」。こちらは無事に開催。全28組が出演。優勝はメルヘン須長。

10月14日(月・祝) 横浜。そごう美術館「不思議の国のアリス展」。

10月15日(火) 浅草公会堂「ビートたけし 〜浅草を語る〜」。第一部が演芸会、第二部がトークショーという構成。流れ星・漫才、ヒロシ、太福「地べたの二人 おかず交換」、菊之丞「替り目」。司会はアル北郷。終演後、中山涙さんに会う。

10月17日(木) 台風のあとの多摩川河川敷を歩く。川崎市市民ミュージアムの被害も目の当たりに。

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10月17日(木) 「文藝」収録、北野武名義の小説「足立区島根町」を読む。

10月18日(金) 新宿LOFT「マキタスポーツのオトネタ大賞2019」。オープニングアクトはマキタ学級。DJやついいちろう、新作のハーモニカ、ポセイドン・石川、ベッド・イン、どぶろっく、眉村ちあき。サプライズゲストに島津亜矢。

10月19日(土) 白楽。「ドッキリヤミ市場」に出店。広場では、小野瀬雅生ショウのライブも開催。

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10月20日(日) 北野武「純、文学」を読む。「北野武第一短編集」と謳われているが、むしろ、今まででもっともビートたけし的な作品集と思う。

10月23日(水) シネ・リーブル池袋で、大塚恭司監督「東京アディオス」を。ロビーで、立川キウイ師匠を目撃。

10月25日(金) 第58回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 福田恆存「藝術とは何か」(1977/中公文庫) ※改版・2009
・ 藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん」6~10巻(1985~1990/小学館・てんとう虫コミックス)
・ ルイス・キャロル 柳瀬尚紀・訳「もつれっ話」(1989/ちくま文庫)
・ 吾妻ひでお「エイト・ビート」全2巻(1996/扶桑社文庫)
・ 和田誠「ことばの波止場」(2006/白水社uブックス)
・ 佐藤雅彦「考えの整頓」(2011/暮しの手帖社)
・ 「いいとも!論」 ※別冊サイゾー (2014/サイゾー)
・ 小林賢太郎「僕がコントや演劇のために考えていること」(2014/幻冬舎 )
・ 松田青子「スタッキング可能」(2016/河出文庫)
・ 北野武「北野武第一短篇集 純、文学」(2019/河出書房新社)
・ 「文藝」2019年冬号 ※北野武「足立区島根町」 (河出書房新社)

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10月26日(土) かつしかシンフォニーヒルズ別館、コンツェルトの間にて「笑組の漫才文庫」を。芸術祭参加公演。はぐれ超人「はぐれた漫才」、笑組「なんでも訊いて」「高瀬舟」、仲入り、笑組「押繪と旅する男」。

10月30日(水) 代官山。晴れたら空に豆まいて「マキタスポーツのオトネタ大賞2019 後夜祭」。前半はトーク。後半は、オトネタ大賞ノミネート漏れ作品として、みっちりとライブを。

10月31日(木) キノシネマみなとみらいで、松尾スズキ監督「108 ~海馬五郎の復讐と冒険~」を。

◆ 2019年11月

11月3日(日) 渋谷。ユーロライブ、明日のアー「最高のアー」。ナツノカモさんが初出演。上演後は、左右&石川浩司のミニライブもあり。

11月5日(火) 高円寺デアデビ。みずのまいさん、粟生こずえさんのトークイベント「作家のなり方、教えます!」。

11月6日(水) 区役所に、マイナンバーカード交付の手続きに。夜、田代まさし逮捕の報に絶句。

11月9日(土) 九段下。二松学舎大学中洲記念講堂「アンドロイドに魂は宿るか?」。昨年に引き続き、漱石アンドロイドのイベント。冒頭10分がアンドロイド演劇、その後はトークセッションがたっぷり。島田泰子、菊地浩平、大山顕、佐藤大、夏目房之介。4時間半にわたる長丁場。漱石アンドロイドをパロディと捉えている夏目房之介の話がもっとも明快だった。

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11月10日(日) 神楽坂。香音里「珍品噺研究会」。らく人「丈長そうめん」、志ら玉「二階の間男」、がじら「大仏餅」、仲入り、寸志「嫁の力」〜オマケ朗読付き。最後は全員で座談を。打ち上げも参加。終電がなくなり、墨田ペトリ堂・三浦さんと公園で朝まで。

11月12日(火) 「爆笑問題カーボーイ」。ゲスト、鬼越トマホーク。すこぶる面白かった。

11月15日(金) 下北沢B&B「む詩のしらせ・む詩のしらべ」。MELODY KOGA さんの詩集「むし」刊行記念イベント。KOGA さん、入江陽さん、細馬宏通さん、矢野利裕さんという4名でトーク。客席に、カンノアキオさん、左右のおふたりのすがたも。

11月16日(土) お江戸日本橋亭「志らく一門会」。らく兵さんのシネマ落語ネタおろしの会。らく兵「転宅」「羊たちの沈黙」、志らく「素晴らしき哉、人生!」。昼間には、沢尻エリカが逮捕というニュースが。それについてツイートしたら、これが想像を絶する大拡散。初めて1万を超えるいいねに。のちに、ファンキー加藤にもいいねをもらっていたことがわかる。

11月17日(日) 雑司が谷「みちくさ市」に出店。出店場所、お隣りは古ツアさん。打ち上げにも参加。

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11月18日(月) 佐々木敦が志らく師匠について批判するツイートをしていたが、でたらめなので、スクショを撮って反論のツイートをする。看過できないひどさ。

11月20日(水) 有楽町。よみうりホール「談志まつり2019」初日に。談吉「猫と金魚」、談修「看板のピン」、志遊「河豚鍋」、志らく「寝床」、仲入り、志らく×高田文夫・トーク、ぜん馬「味噌蔵」、テツandトモ、談四楼「らくだ」。

11月22日(金) 新宿駅西口広場。「新宿西口古本まつり」。雲雀洞さんの搬入のお手伝いを初体験。

11月23日(土) 第59回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 立川談志「現代落語論 笑わないで下さい」(1965/三一書房)
・ 藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん」11~15巻(1991~1995/小学館・てんとう虫コミックス)
・ 南伸坊「仙人の壺」(2001/新潮文庫)
・ 養老孟司 池田清彦 吉岡忍「世につまらない本はない」(2015/朝日文庫)
・ 波多野聖「本屋稼業」(2017/ハルキ文庫)
・ 山田英生・編「ビブリオ漫画文庫」(2017/ちくま文庫)
・ いとうせいこう 星野概念「ラヴという薬」(2018/リトルモア)
・ MELODY KOGA「むし」(2019/MARUTENN BOOKS)
・ 「週刊文春」2019年11月14日号 ※追悼・和田誠 (文藝春秋)
・ 「キネマ旬報」2019年12月上旬号 ※追悼特集・ありがとう、和田誠さん (キネマ旬報社)
・ 「現代用語の基礎知識2020」(2020/自由国民社)

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11月24日(日) 南万騎が原。「みなまき一箱古本市」に出店。和田誠特集にしてみたらなかなか好評。懇親会にも参加。

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11月25日(月) 中野。ギャラリー街道。「名作落語本を読み、語る会」第1回。志ら玉さん、寸志さん、稲田和浩さんの3人で、談志師匠の「現代落語論」について語る2時間。すこぶる面白く、刺激的。終演後、懇親会にも参加。

11月26日(火) 「ファミリーヒストリー」太田光の回に感動。

11月29日(金) 神保町ブックハウスカフェ。夏葉社・島田潤一郎さんの新刊刊行記念トークイベント。客席でトリバタケさんにも会った。「古くてあたらしい仕事」を購入。サインもいただく。

11月30日(土) 浅草公会堂「漫才大会」夜の部。例年どおり、3階席から観覧。今年は「漫才協会王座決定戦」という趣向。38組が争い、優勝は母心に。ゲスト、爆笑問題。中津川弦さんは今年も総合司会の大役を。

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◆ 2019年12月

12月1日(日) 相鉄線の新駅、羽沢横浜国大駅を見学に。「タモリ倶楽部」のサインを確認する。

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12月3日(火) TOHOシネマズ川崎で、古舘伊知郎トークライブ「戯言」のライブビューイングを。新宿ロフトから生中継。2時間20分、しゃべりっぱなし。現代の名人芸。

12月8日(日) 清澄白河。「のらくろード古本フリマ」に出店。夜は目黒に移動。誕生八幡神社「お笑いセメントマッチ」。アタリヤ、藤本芝裕、エルシャラカーニ、三平×けーすけ、コント青年団。

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12月9日(月) 町屋。かふぇ若茶にて「ハデジのまたまためんどくさい」の収録を再び見学させていただく。笑組・ゆたかさん、かずおさん、2世代ターボ・河崎さん、はぐれ超人・植田マコトさん。ゲストに左利き・宮田小介さん。

12月12日(木) du cafe 新宿にて、「落語レコードの世界」刊行記念イベントを。落語のレコードを聴きながら、著者の伊藤一樹さんと、本に解説を寄せている長井好弘さんのトーク。本も購入、終演後におふたりにサインをいただく。

12月13日(金) TOHOシネマズ府中で「タイタンシネマライブ」を。鬼越トマホーク、ナイツ、BOOMER&プリンプリン、ぜんじろう、ほか。ここでも鬼越トマホークが大爆発。

12月14日(土) 新宿末広亭「深夜寄席」。金の助「子ほめ」、羽光「ペラペラ王国」、喜太郎「君の名は」、松之丞「赤穂義士伝 南部坂雪の別れ」。松之丞の卒業公演。立ち見もぎっしりの超満員だったが、新宿に到着したのが運良くチケット販売開始直後で、まったく並ぶことなくチケットにありつけた。

12月16日(月) お江戸日本橋亭「志らく一門会」。志ら松「子ほめ」、志ら玉「二階の間男」、志らく「明烏」、仲入り、志ら玉「鼠穴」。

12月18日(水) 紀尾井小ホール「紀尾井町のサヘイジ」。縄四楼「つる」、左平次「大工調べ」、生志「反対俥」、仲入り、COWCOW・漫才、左平次「明烏」。

12月19日(木) 東池袋。サン浜名、わめぞの忘年会に参加。思いがけず、ロマン優光さんと志らく師匠についてお話することに。

12月20日(金) 第60回「ひとつき十冊」。中山涙さん、トリバタケハルノブさん、ドジブックスというメンバー。来月にゲスト参加していただく相沢直さんもきてくださった。みずのまいさんも。相沢さんとは初対面。終了後、今月は全員でサイゼリヤに。

・ 久住昌之・作 泉晴紀・画「キッチョメン! 石神井先生」(1994/小学館・てんとう虫コミックス)
・ 杉浦茂「猿飛佐助」(1995/ちくま文庫)
・ 小林信彦「おかしな男 渥美清」(2003/新潮文庫)
・ ラサール石井「笑いの現場 ひょうきん族前夜からM-1まで」(2008/角川SSC新書)
・ さやわか「一〇年代文化論」(2014/星海社新書)
・ 前川恒雄「移動図書館ひまわり号」(2016/夏葉社)
・ 佐藤雅彦「新しい分かり方」(2017/中央公論新社)
・ 島田潤一郎「古くてあたらしい仕事」(2019/新潮社)
・ 伊藤一樹・著 長井好弘・解説「落語レコードの世界 ジャケットで楽しむ寄席演芸」(2019/ DU BOOKS )
・ 藤子・F・不二雄「ドラえもん」0巻(2019/小学館・てんとう虫コミックス)

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12月21日(土) 曳舟。gallery hydrandea で開催中の Mekkedori さんの個展を訪問。夜は北千住に移動。シアター1010 稽古場1、東葛スポーツ「71年生まれ、光浦靖子」。

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12月22日(日) 吉祥寺。場所#4。トリバタケハルノブさんの「豚おでんの会」に。中山涙さん夫妻、みずのまいさん、白河さんと一緒。夜、帰宅後は朝まで「M-1グランプリ」を。敗者復活戦から含めて6時間、まるで飽きることなく最後まで。

12月24日(火) MOVIX橋本で、周防正行監督「カツベン!」を。

12月27日(金) お江戸両国亭「志ら玉の二階 芸術鑑賞部研究発表会」。打ち上げも参加。今年は終電前に解散。

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12月28日(土) 上石神井。東京おかっぱちゃんハウス「カモの観察会」夕方の回に。ナツノカモさんの落語会。「不当易者」「河爺」「桜の男の子」という新作三席。夜の回は音楽担当の太田光昂さんとトーク。

12月31日(火) 今年も横浜中華街で年越し。

(note 2020年1月5日公開)

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...