◇ 予約有効期限
今日は本当は上野で「明日のアー」の公演を観るつもりだったが、午後に家を出て、セブンイレブンでチケットを引き換えてから向かおうとしていたところ、予約のメールを開いてみると、予約有効期限は12月4日金曜日の23時59分までと書いてある。つまり、昨日まで。セブンイレブンまでやってきて初めてそのことに気がついた。どういうわけか、当日まで大丈夫だと思い込んでいた。呆然とする。
上野周辺の古本屋を調べたりもしていたのだが、まったく予定が変わってしまうことになった。すぐに帰るのも阿呆らしく、かといって無駄に電車に乗るわけにもいかない。都内まで出る態勢になっていた身体が、急にその場に押しとどめられる。じつに虚しいものだが、こうなってしまったらしょうがない。じゃあ、しばらく行ってなかったし、瀬谷のブックオフまで行ってみようかと考えた。歩いて行ける距離とはいえかなり歩くのだが、ほかに予定があれば、今日みたいな小雨が降っている寒い日をわざわざ選んで歩きはしないのだが。しかし、行ったら行ったでそれなりにいい本が買えた。これでろくな本が買えないようなことになっていたら、じつにつまらない一日だった。ほっとする。そのあとはサイゼリヤに寄り、日が暮れてから帰宅した。
◇ ものまね
録画してあった昨日放送の「ものまね王座決定戦」を観た。ものまね番組はたいがい録画しておくが、長時間であることが多いので、今までは録画したままでほとんど観そびれてしまっていた。それを少し前に、3年分溜まっていたものをざっと観たのだが、これはやっぱりそれなりにリアルタイムで追いかけておかないとだめだと思った。ざっとというのはつまり、おおむね早まわしで観るわけだが、フジテレビの番組に多い〈なりきり系〉のタイプなどはだいたい飛ばしてしまう。まとめてざっと観たところ、圧倒的に面白いと思ったのはミラクルひかるだった。
昨日もおよそ4時間の放送だったが、一回戦、準決勝、決勝と、3本すべてをしっかり観たのはミラクルひかるのみ。それぞれ、渡辺真知子、広瀬香美、笠置シヅ子をやった。ツイッターでは笠置シヅ子が評判になっていたようで期待したが、これが特別によかったという気はしなかった。録画をまとめて観たなかでは、弘田三枝子がばつぐんに面白かった。
ミラクルひかるだけを編集して保存しようかと思っていたが、ノブ&フッキーの内田裕也&安岡力也も捨てがたく、これも保存した。一回戦はおなじみのぴんから兄弟だったが、あいかわらずこればかりを求める番組側のセンスがつまらない。フッキーの内田裕也を観る審査員の堺正章は本当に嬉しそうで、内田裕也が歌うときに口の前に指を二本もってくるのはなぜなのか、堺正章はその説明までしてくれた。内田裕也が言うにはこうするとステレオになるということらしい。この話は有名なのだろうか。