2020年12月15日火曜日

12月15日火曜日/落語と余芸の会

◇ 貧乏暇なし

 貧乏暇なしで、朝から都内に。京急空港線の糀谷まで行く用があったのだが、糀谷にはブックオフがあるからまだいい。ブックオフでなくてもいい、古本屋がある街とない街に行くのとでは、損得が変わってくる。

 帰りに糀谷のブックオフに寄ったが、しかし、たいしたものは買えず。今日は損だったかもしれない。

◇ 志らく一門会

 夜は神田に移動し、お江戸日本橋亭で、今年最後の「志らく一門会」を。一門会といっても、大所帯の志らく一門がそろうことはなかなかなく、ここ数年は当番制で、毎月、各弟子がそれぞれ企画を立てるというかたちになっている。12月は志ら玉さんの当番が続いていて、昨年、一昨年は、志らく師匠との親子会だった。今年は「年忘れ 落語と余芸の会」と題し、各人が落語一席に加えて余芸を披露するという会になった。

 出演順に、志ら松「山号寺号」と歌謡浪曲「俵星玄蕃」、志ら門「尻餅」とギター漫談、がじら「探偵うどん」とひとりコント、志獅丸「権助提灯」と皿踊り、志ら玉「反対俥」と獅子舞。最後は全員で大喜利。

 親子会や、場合によっては独演会のようになることもある一門会だが、今回は一門会の名に間違いはない。この一門らしい多様性を示す、いい趣向の会だった。いや、この一門にかぎったものではない、落語家らしさがある会だった。

 今朝は早くから外出する用があったのに、深夜遅くまでテレビを観ていてかなり寝不足だったはずだが、一門会では眠くならなかったのが不思議だ。つまらないから眠くなるというものでもないが、なにが飛び出すかわからないこういう会は退屈しない。

 明日も朝から出かける用があるが、録画残量を作らなければならず、帰宅してもすぐに眠るわけにはいかない。録画してある今朝の「グッとラック!」を観て、深夜1時からはラジオをつけ、「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、注文の品の梱包を済ませ、それからやっと、ラジオをつけたまま眠るのである。

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