2021年11月7日日曜日

11月7日日曜日/マキタ学級20周年

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、ラジオをつけるが、聴きたい番組がなく、たまたま文化放送に合わせてみると、北方謙三の「三国志」のラジオドラマを放送していて、伯山が語りをやっている。以前、「問わず語りの神田伯山」でしゃべっていたのはこれのことかと初めてわかった。他局ならば、番組内で宣伝するはずもなく、ツイッターを見ていないからそれっきりでわからなかった。10月から始まっていたとは知らなかった。7時からはTBSラジオに切り替え、「石橋貴明のGATE7」をつけておく。真中満、村田真一、広沢克己が出演していて豪華だったが、真中を「ニッポン放送ショウアップナイターの解説」と紹介していて、考えてみると、TBSは野球中継をやめてしまった局なので、そこで野球の番組をやっているというのも面白いものだ。録画していた昨夜の「Nキャス」を途中まで観ると、新庄の新監督就任会見を初めて映像で確認できた。ラジオやネットのニュースでは目にしていたが、新庄みたいな人物は映像で観たほうがいい。たけしも新庄をベタ褒めしていた。そのほかには京王線の事件が気になる。鉄道はセキュリティ強化の流れになるのだろうか。


 朝から都内に。昼食は高円寺のくいしんぼで、日替わりランチのバターチキンカレーとハンバーグを食べた。750円。東高円寺駅から丸ノ内線に乗り、新宿三丁目に移動し、ベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、ただぼんやりと過ごす。



◇ ライブ

 ベローチェを出て、マキタ学級20周年ライブを観るため、東新宿のレッドクロスというライブハウスに向かう。行ったことがあるライブハウスだったか、着いてみるまでは記憶がはっきりしなかったが、ここは初めてだ。16時開演、直前に会場に到着すると、同じように、直前にやってくる客がぞろぞろと列を作っている。なかに入ってみると、とても狭い会場だ。こういう会場でライブを観る感覚というのもひさしぶりで、ドリンクを引き換え、開演を待っていると、ライブは10分遅れで始まった。マキタさん、スーパーモリノ、ウチノファンタジーという3人編成、そろいのボーダーのシャツに革ジャンというすがたでステージに現れた。しかし、あとのMCによると、ボーダーのシャツはそろえたわけではなく、偶然、そろってしまったようだ。「マキタスポーツのテーマ」から「芸人は人間じゃない」と、いきなり代表曲が続く。マキタ学級には2枚のフルアルバムがあるが、今日の演奏曲はおおむねそのアルバムからの曲だった。コミックバンドスタイルなし、純粋にロックバンドスタイルのマキタ学級のライブを観ることがとてもひさしぶりだった。20周年としては、あまりにもこじんまりしたライブのようにも最初は思ったが、むしろ、マキタ学級をよくわかっている客ばかりで心地がいい。「黒い車」という曲なんかは、改めていい曲だと思った。アンコールが2回、「男達のメロディ」と「オレの歌」が聴けた。終演後には「WON'T BE LONG」が流された。すみやかに会場を出ようとすると、入り口のところにいた浅知恵太郎さんがあいさつをしてくれた。ほんと、浅知恵さんはいいひとで、覚えていてくれて嬉しい。外に出て時間を見ると、17時45分。約1時間半のライブだった。

 靖国通りのブックオフに寄っていく。110円の文庫と新書を、合わせて4冊買った。まだ時間が早いので、西口のブックオフにも寄った。こちらでは、110円の文庫本を2冊買う。新宿から小田急線、藤沢行きの急行がちょうどやってきて、大和までは乗り換えなしで帰ってこれた。夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、昨夜の「東京ポッド許可局」を聴くと、「WON'T BE LONG」をここでもかけていた。深夜0時前に眠る。

2021年11月6日土曜日

11月6日土曜日/おぼん・こぼん現象

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、「木梨の会」を少し聴いていたら、ジミー入枝の歌が流れる。この番組はときどきしか聴いていないからわからないが、ジミー入枝は憲武ともどうやら交流があるようだ。録画していたテレビ番組をいくつか観て、9時からは「ナイツはちゃきちゃき大放送」をつけていた。オープニングでは、塙さんが観てきた、昨夜に武道館で開催された「風街オデッセイ」の話をする。「常連さん」はえのきどいちろう。このコーナーは、新庄新監督の話題だけで終わってしまった。

 午前中から外出。レターパックを出すため、横浜東口の郵便局に寄り、それから、京浜急行に乗る。電車はそれなりに混んでいて、コロナの時代はいよいよ過去のようだ。都営線直通、大門でようやく座れて、少し眠ることができた。

◇ 浅草

 浅草にやってきたのはずいぶんひさしぶりで、昨年末以来ではないだろうか。浅草駅から雷門方面の出口に出ると、目の前に、いわもとQができていた。六区のアーケードに入ると、ダウンタウンのくら寿司の広告がぶらさがっている。浅草なのに、ダウンタウンにお出迎えされるというのも妙な感じだ。





 やっぱり、現在のおぼん・こぼん現象を目撃しておかなければまずいだろうと思い、いてもたってもいられず、なんとか都合をつけて、昼間から浅草東洋館にやってきた。今日は漫才協会のお客様感謝デーだとかで、通常は2500円のところが、2000円で入れる。タイムテーブルを見ると出演者もよく、観るなら今日がいいだろうと思った。11時40分頃に到着し、チケットを買い、エレベーターで上階にあがる。この時間はまだ、さすがに空いていた。なんとなく、いつも下手側前方に座ることが多く、今日もそのあたりに座った。

 12時開演。まず、第一部は、出演順に、新宿カウボーイ、ぽ〜くちょっぷ、なにわプラッチック、らくや・てんや、たぬきごはん、春風ふくた、仲入りを挟み、BOOMER、ふじいあきら、京太・ゆめ子、ねづっち、山口君と竹田君。仲入り時に、ロビーからきゃあきゃあ声が聞こえると思ったら、どうやら、誰かが楽屋入りするところだったようだ。もしかすると、おぼん師匠かこぼん師匠だったのか、客席からロビーに客が詰めかけ、ちょっとした撮影会になっていた。前半は、10分間観るのもちょっときついと思うコンビもいたが、後半はぐんと華やかな顔ぶれになった。BOOMER なんかは「タイタンシネマライブ」でさんざん観ている紙芝居のネタで、またかと思ったが、ここで観ると不思議と面白かった。ふじいあきらのマジックは鮮やかで楽しい。京太・ゆめ子師匠はかわいらしく可笑しかった。ねづっちさんはおなじみのなぞかけを最後にやったが、客席からお題をとると、「コロナのコロッケを食べたい」というやばいお題が出て、変な雰囲気になった。第一部の終わりごろから、気がつくと、客席後ろには立ち見がいた。まだ増えるだろうから、隣りの空席に置いていた荷物を床に置き、詰めて座りなおしておく。

 第二部は、出演順に、舎弟、笑組、うすくら屋、ドルフィンソング、芸人THEブラスト、はたけんじ、仲入りを挟み、カントリーズ、ホンキートンク、ぴろき、おぼん・こぼん、球児・好児。まず、舎弟、ドルフィンソングという若手2組が気になったが、意外といやな漫才ではなかった。舎弟はちょっと尖ったところがある。ドルフィンソングは旧北野のTAP所属のコンビで、イケメン風だが、ネタはきちんとしていた。漫才人生の終着駅のように漫才協会にたどりつくコンビも多いが、この2組はそうではないところが気になる。笑組さんはお互いに感謝をし合うという観たことのないネタで、すごく面白かった。新ネタだろうか。客席の笑いもここまでではいちばん大きかった。はたけんじを観るのはひさしぶりだったが、芸人臭さがたまらない。はたけんじが第一人者である、三波春夫、加藤茶のものまね、かつてレコードを出したという「演歌・ペッパー警部」も歌い、その合間の漫談も面白い。カントリーズも好きなコンビだが、短いネタをつなぐかたちで、がちゃがちゃな漫才になっていて、つい最近まで「M-1」で勝ち残っていたから、そのためにフォームをずいぶん改造したんじゃないだろうか。新生ホンキートンクを観るのも初めてだった。旧コンビと同じネタをやっているのかわからないが、金翁の孫は、トシがやっていた役割を見事にこなしている。ネタが少々古びている感じはしたが、きれいな漫才で、好きなところはたくさんある。そして、期待のおぼん・こぼんだが、どれだけ盛りあがるかと期待したが、さすがにオンエアから1ヶ月も経っているから、だいぶ落ち着いたのかもしれない。タップダンスから始まるステージは、オンエア直後だったら観客は熱狂しただろう。しかし、今回の件の前後で、芸にはどれだけの違いがあるだろうかという気もした。おぼん師匠がやけに大声で突っ込む場面があり、また仲が悪くならないかと、そこだけははらはらする。トリは球児・好児。球児師匠はからだがかなり動けなくなっているのか、大丈夫かなという感じだったが、好児師匠が陽気に突っ込みまくるのがじつに遠慮がない。それに対して、球児師匠がぼやくように応戦するのがやたら可笑しかった。意外や、今日いちばん笑わされたのは、おぼん・こぼんではなく、球児・好児だった。球児がパワフルに動きまわるかつての漫才をもちろん知っているから、好児のほうが強く見える今のスタイルが新鮮で、老いとともにこういうふうになっていくのかと、感慨があった。ネタはおなじみの国定忠治だが、球児師匠は、漫才の最中にめくりにつかまって休んでいる場面もあったほどで、立っているだけでも本当は疲れるのではないか。なのに、好児師匠は球児師匠のあたまを、缶のフタで思いっきりひっぱたく。おぼん・こぼん然り、球児・好児然り、漫才師の歴史をリアルタイムで追いかけられていることに興奮もした。今日は本当は昭和こいるも出演者だったのだが、休演になっていたのが惜しい。

 16時半過ぎに終演し、浅草から稲荷町方面に歩き、ブックオフに寄った。しかし、わざわざ寄ったのに、たいして買うものはない。110円文庫本を1冊だけ。これだけではつまらないので、そのまま、上野まで歩いてしまう。どこかで食べていこうと、店を探しながら歩き、外に看板が出ていたレモネードという店に入ってみた。エレベーターで3階にあがると、ミリタリーグッズの店があり、その店の一角にカウンターがあるだけの店だった。タコスの店のようだが、外の看板にあったニンニクカレーを食べる。600円。屋台のような店で、スプーンはプラスチックの使い捨てのものだ。水も出してもらえず、お願いしたら紙コップで出してくれた。注文してから辛口だと知ったが、食べられない辛さではなく、美味しかった。



 上野でもブックオフに寄り、こちらでは110円文庫本を5冊買う。御徒町のベローチェに入り、ひと休みする。食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。コンセントがあり、スマホの充電ができた。滞在時間、1時間ほど。御徒町から山手線、品川から京浜急行に乗り換え、横浜まで帰ってくる。横浜西口のドン・キホーテに寄り、安い靴を1足買ってから帰った。

 帰宅は夜遅くなり、眠るまで読書をする。松倉久幸「起きたことは笑うしかない!」を今日一日で読み終えた。読むなら、浅草に行くときがいいだろうと思っていた。2019年刊、朝日新書。東洋興業の松倉会長だが、この時点で83歳。「江戸まちたいとう芸楽祭」などですがたを見ると、とにかく笑い声が印象に残る会長だが、意外とロジックをもっているのだとこの本を読むとわかる。フランス座の芸人たち、それから、志ん生、馬生、志ん朝についても語られている。「タイガー&ドラゴン」撮影時に、雑談が面白かったという宮藤官九郎。踊り子たちと楽屋の風呂に入っていたという永井荷風の描写も面白い。フランス座の命名者は永井荷風なのだ。深夜0時前に眠る。

2021年11月5日金曜日

11月5日金曜日/選挙のあと

◇ 訃報

 早朝、ツイッターから、前田五郎の訃報を知った。近年は、快楽亭ブラックの会や、吉田豪のイベントなどにも出演し、生で観る機会は会ったはずなのに、ついに一度も生で観ることをしなかったのが悔やまれる。




◇ 品川

 朝から都内に。品川で昼食になり、ウイング高輪の吾照里という店に入った。ランチメニューの、とろける牛すじ煮込み丼を食べた。500円。品川はすぐに離れ、京浜東北線に乗り、のんびりと横浜に戻ってくる。東口のドトールに入り、アイスコーヒーと、クイニーアマンを食べた。ツイッターをしばらく巡回し、それから、読書を2時間半ほど。

◇ 雑誌

 少し前にブックオフで買った「フリースタイル」43号の、菅野完と畠山理仁の「ニッポンの選挙」と題した対談を読んでおきたかった。2019年刊。菅野は1974年生まれ、畠山は1973年生まれで、ふたりとも、自分とはほぼ同世代だ。畠山「公職選挙法って、ほんとに細かい規制があるんですよ。選挙期間中以外は政治家単独のポスターは貼れないとか。よく街にふたりの政治家が並んだポスターが貼ってありますよね。こういうのを「二連ポスター」っていうんですけど、そこには絶対開かれない日付で演説会の告知が書いてあったりする。これは演説会の告知をするという体裁をとって、自分の顔を売るために貼ってるんです。」  この二連ポスターというのは知らなかった。すると、夏に伊勢原で見た千葉真一のポスターもそれだったのか。選挙事務所はいろんなひとにきてもらいたいと思っているというのも知らなかった話で、まったく考えたこともなかったが、つぎの選挙のときにはふらりと訪ねてみようか。

 外出してから気がついたが、靴の片方のひもの先端がなくなっている。ネズミのしわざだとすぐにわかり、愕然としてしまった。ずいぶん前からわが家にネズミが発生しているのはわかっていたのだが、ついに実害が出てきた。もう1足の靴がなんだかずいぶん傷んでしまっていて、玄関に置いてあるだけなのに、こんなに急なペースで傷むはずがないと不思議に思っていたら、ネズミがかじっているのだと気がついたのはわりとつい最近のことだ。母親がずぼらで、散らかっているために馬鹿なことばかりが起こる。

 西口に移動し、有隣堂に寄ってから、夕方に帰宅した。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・笹野高史)を聴く。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「太田光のつぶやき英語」は、衆院選のあとの収録ではないのかもしれないが、スタジオでは触れていなかったが、VTR中では、18歳、19歳の投票率があがったと言っていた。投票率が下がったという報道は見ていたが、詳しいデータは見ていなかった。若者の投票率はあがったのか。昨夜の「アメトーーク!」は「SNS気にしすぎ芸人」。これは期待したほどは面白くなかった。

 夜も読書の続きを。木下古栗「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」を読んだ。2014年刊。木下古栗という作家の名をなにで知ったのかは忘れてしまったが、ツイッターなどで、評価をよく目にしていた。読んでみると、中原昌也に近いだろうか。読書メーターでも、登録数は千件以上で、とても人気がある。23時頃に眠る。

2021年11月4日木曜日

11月4日木曜日/「漫才論考」など

◇ テレビ・ラジオ・映画

 朝、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。ゲストは千原兄弟。オードリーがふたりそろって千原兄弟のファンだったというのは、世代的によく理解できる話だ。その当時の千原兄弟のカリスマ性は、お笑い界の狭い世界の現象に留まるもので、今となってはかなりわかりにくいかもしれない。ボキャブラブームがやってきたのはそのあとで、その時代の東京勢との関係には興味が湧く。NHKの番組(「お笑いダンクシュート」?)で一緒になったフォークダンスDE成子坂が多額のギャラをもらっていることを聞いて愕然とした話や、あるいは、ジュニアが古坂大魔王から敵視されていた話などが語られた。千原兄弟の初舞台が新喜劇というのも知らない話だった。そのほか、水曜の深夜は「ぺこぱポジティブNEWS」もけっこう面白く、続けて観ている。今週のゲストコメンテーターはラランドサーヤ。番組最後には、松陰寺の「ポジ想論」という新しいコーナーもできた。

 タイムフリーで、月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。14時台は、おぼん・こぼんがゲスト。和解以降は初めての出演だ。「しろうと寄席」で、文楽師匠に「えらいやっちゃ・えらいこっちゃ」というコンビ名をもらい、この番組ではその名前で出演していたということや、初期のころは「ゲバゲバ90分」の作家がついていたこと、「月見」という屋号の謎など、初めて知る話が多く、漫才ブーム以前から活躍していたからこそ、コンビの歴史から、時代とともに漫才師の在りかたが変容していくさまもうかがえる面白い内容だった。続けて、火曜の「ラジオショー」も聴くと、こちらのゲストは相席スタート山添。山添のこの可笑しさはいったいなんなんだろうか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。ついでに買いものをして、1時間ぐらいですぐに帰ってきた。また、録画していたテレビ番組を観る。深夜に放送されていた「漫才論考」という番組を録画しておいた。もともとはBSフジで放送された番組で、ますだおかだ増田、笑い飯哲夫、パンクブーブー佐藤、ハマカーン神田という4人が、漫才論を語る。「M-1」王者3人に、「THE MANZAI」王者のハマカーンを加えているところがフジテレビならではだ。「M-1」は漫才を使った競技だという増田の意見には、漫才と「M-1」とは別のものだというところで全員が一致する。現在、気になる漫才師を訊かれると、パンク佐藤がプラス・マイナスを挙げれば、増田はなすなかにしを挙げた。哲夫はカベポスター、神田はアモーンを挙げた。先日の「NHK新人お笑い大賞」でも思ったが、笑い飯哲夫のロジカルさが際立っている。それから、20年選手の、マシンガンズ、磁石という2組の漫才もあり、即興のみで持ち時間を埋めたマシンガンズが面白かった。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」をようやく聴いた。前半1時間まるまる、水道橋博士がゲスト。新刊の「藝人春秋Diary」の話をたっぷりとする。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」では、博士の不定期連載があり、村松友視と古舘伊知郎について書いていた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。公開時に観そびれていた「バイス」を観た。2019年公開。チェイニー副大統領を描いた映画で、この題材にはまったく疎いが、政治ドラマをここまで面白く語れるのかと、その語り口に惹きつけられた。ギャグ満載で、何度も笑わされる。モンティ・パイソンの精神を感じたが、監督のアダム・マッケイは、ウィキペディアにあたってみると、「サタデーナイトライブ」のライター出身というひとなのだ。アダム・マッケイに興味が湧き、ほかの作品も観たくなった。深夜3時頃に眠る。

2021年11月3日水曜日

11月3日水曜日/まんがの日

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「マツコの知らない世界」を観ようとすると、録画に失敗したようで、4分ぐらいしか録れていなくてがっかりする。小野瀬雅生が出演すると知り、放送開始直前に録画のセットをしたのだが、直前では正確に作動されないのか。わからない。そのほかの録画していたテレビ番組をいくつか。昨日、一昨日と、選挙特番をずっと観ていたから、観ていない番組が溜まっていた。昨夜の「さんま御殿」はメダリスト特集。オリンピック、パラリンピックはぜんぜん観ていなかったから、出演者はほぼ知らなかったが、こういうタレント以外の出演者ばかりのときのほうが、さんまの技が冴える。全盲の木村敬一選手が面白かった。障害をもったタレントがほぼ活躍していないことを思えば、パラリンピックは軽々と社会を変えている。

 10時になり、カンフェティからチケットの予約に挑戦し、無事に確保ができ、ほっとする。11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・清水宏)をつけておく。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」は今日はお休み。今日は祝日のため、番組に変更が多い。文化放送も、普段の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」はお休みで、毎年恒例の「浜祭スペシャル」を放送していた。といっても、「ゴールデンラジオ」の水曜日のメンバーは出演しているのだが、それに加えて、ゲストに伊東四朗も出演する。いとうあさこが「R-1」の決勝に出場したとき、審査員には伊東四朗がいて、伊東四朗に「明るくていい!」と褒めてもらった思い出を語った。それを受けて、伊東四朗は、市川崑に新聞で褒められた思い出をしゃべり、それから、大竹まことも、NHKのてんぷくトリオの番組の前説をシティボーイズでやっていたころの思い出をしゃべるというように話はつながっていく。

 Spotify をチェックしてみると、「小泉今日子とYOUの K-POP PARTY」というポッドキャストが始まっている。小泉今日子は「ホントのコイズミさん」というポッドキャストをすでにやっているが、また新たに番組を始めたのか。なんでも、アンカーというアプリで、簡単にポッドキャストの配信ができるという話を番組内でしていて、これを使うと、Spotify で配信されている楽曲も流せるのだという。番組内で紹介されていた、MAMAMOO というグループのアルバムもすぐに聴けるし、聴く側にとってもこれは便利だ。しかし、小泉今日子だってよっぽどすごいアイドルだったのに、ファン目線で語ってしまえるのが稀有だ。こんなポッドキャストをやっている有名芸能人はほかにいない。

◇ 読書・映画

 今日は、夜にスーパーに買いものに行ったのみで、それ以外は外出せず、部屋で読書をしていた。草森紳一「本の読み方」を読み終える。2009年刊。初出は「ノーサイド」という雑誌の連載エッセイで、1994年から1996年に書かれたものだ。「「読書人」が、どこか滑稽なところありとすれば。おそらく挙動に非現実的なところが、ちらちら顔を覗かせるからだろう。体験主義者の批判する「むだごと」への肯定的な自覚もあり、それが生きる味にもなって、「うまく間の抜け」ることになる。」

 ツイッターを見るまで忘れていたが、そういえば、今日は手塚治虫の誕生日で、まんがの日だった。マンガはめっきり読まなくなってしまったが、Spotify で、「ウクレレ手塚治虫」というアルバムを見つけて、それを聴いたりもしていた。2009年発売。栗コーダーカルテット、はじめにきよし、バンバンバザールらが参加している。

 それから、アマゾンプライムで映画を1本。せっかくだから、手塚作品をなにか観ようと思い、「クレオパトラ」を観た。「千夜一夜物語」に続く、虫プロのアニメラマの第2弾だという知識はあったが、「千夜一夜物語」は何度も観ているのでそれと同じような作品だと予想し、観始めてみると、いきなり、実写との合成で、超実験作なので仰天した。一周まわって、まるで、天久聖一が作ったみたいな映画になっている。このまま、ずっと実験的なのかと思ったら、さすがにそんなことはなく、プロローグとエピローグだけが実験的であり、中身はやはり、「千夜一夜物語」の系統にあたる。しかし、中身も面白い。作画は美しく、シリアスなトーンのまま、ギャグが散りばめられている。これぞ、手塚マンガだ。シーザーを演じるのはハナ肇で、おなじみのギャグも言わせている。手塚マンガのこの笑いの配分が大好きなのだと改めて思った。キャラクターデザインは小島功。エンディング曲は六文銭が歌っている。深夜3時過ぎに眠る。

2021年11月2日火曜日

11月2日火曜日/続・炎上する選挙特番

◇ 選挙特番

 深夜から眠らず、早朝にまた、「選挙の日2021」の続きを観る。田村憲久前厚労相にインタビューをするが、番組開始から2時間も経つと、太田もだいぶ落ち着いたトーンに変わっている。「落ち着けば一人前なんだから」という、まるで「粗忽の釘」だ。画面下にツイートの紹介もしているくらいだから、少なくとも、スタッフは炎上を把握していたはずで、太田にも伝えられたのではないだろうか。(観ているときにはそう思っていた。)続く、岸田首相のインタビューは、6分の時間があり、太田との対話だけでなく、松原耕二キャスターからの質問もあった。岸田文雄の受け答えは誠実で丁寧だと思ったが、やっぱり、時間切れで中継は切られてしまう。開始2時間を過ぎたあたりから、スタジオにはりゅうちぇるが加わったが、この中継直後、太田と井上貴博アナの会話に、りゅうちぇるがすかさず入ってきて、さすが、「サンジャポ」常連出演者だから、会話に入り込む呼吸を心得ている。りゅうちぇるをきっかけに、ほかのコメンテーターたちも発言しやすくなったように感じられた。

 ツイッターを見ると、罵詈雑言は光代社長のところにも殺到しているようで、こういうことは、ツイッターみたいなものがあるかぎりはなくならないのだろう。しかし、こういう尻馬馬鹿どもの存在は、真っ当な批判をしたい人間にとっても迷惑ではないのか。


◇ 和泉多摩川・町田

 今日も朝から外出。眠くてしかたがない。昨日とは別件で、また登戸の近くまで。そのあと、和泉多摩川駅から小田急線に乗り、町田に寄り道することにした。昼食は、餃山堂という店に入り、ビーフカレーライスに、揚げ餃子をトッピングして食べた。630円。前に食べて美味しかったので、もう一度。仲見世商店街を抜け、ベローチェに入り、ひと休みする。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。そんなに食べなくてもよかったんだけども。読書をするつもりが、炎上が気になり出すと、ツイッターを見る時間が増えてしまい、じつに無駄な時間だ。ツイッターから、文字助師匠が亡くなったことも知った。検索してみても報道はまだないようだが、昨日の時点で、キウイさんがブログに書いていて、それが最初の情報になったようだ。



 ベローチェを出て、ブックオフにももちろん寄っていく。10月はブックの日に行きそこねてしまい、町田に寄っておきたいと思ったが、アプリのクーポンがないかと確認してみると、向ヶ丘遊園店のクーポンがあるのがわかり、だったら、昨日使いたかったとがっかりした。上階からまわり、あんまり買うものはないまま降りてきたが、1階でけっこう増えてしまった。計8冊買う。大和経由ですぐに帰るが、電車は混んでいて、ぜんぜん座れなかった。

◇ 選挙特番

 夕方に帰宅し、「選挙の日2021」の残りを観る。番組開始から2時間半を過ぎたあたりで、枝野幸男、志位和夫が一緒に中継に登場した。ここではついに、松原耕二がインタビューの口火を切るようになり、太田はすっかり元気がない。ツイッターでも広まっている、立憲民主党に入れたという太田の発言はここで出ていた。続いて、小選挙区で敗北した中村喜四郎が登場。中村には3月に放送された番組でもインタビューしていて、ここでは太田の気遣いが見えた。続いては、松井一郎。「橋下徹が戻ってくるってことはないですよね?」と、太田からこのセリフが出たのはよかったが、それ以上、強く斬り込むことはしなかった。続く、河野太郎とはよく知る間柄か。太田の質問に、河野太郎もジョークで返す。

 番組開始から3時間弱、ここで、番組はインターバルに入る。太田「もうちょっと長い尺もらってしゃべりたいね。」「もしかしたら、選挙の前に、さんざんそういうことができる(以下、聴きとれず)」  井上貴博「そこはほんとに私たちテレビ局の課題でもありまして、ほんとは、選挙期間中に選挙特番をやるべきじゃないかっていう」  太田「禁止されてるわけではないわけですからね。」 井上「そこは長い時間がかかっても、変えていかなきゃいけないのかなとは思いますね。」

 ここまでのダイジェストを挟み、そのあとは、井上アナに代わり、国山ハセンが司会になった。小川彩佳は残るが、太田はここでいなくなった。太田はまた改めて出てくるのかと思ったら、早まわしでざっと観てみると、もう出ていなかった。別番組を挟み、深夜にもまたこの番組の続きがあり、それも録画しておいたが、そちらはハセンが続投していた。太田の出演時間は3時間弱で終わり。今夜の「カーボーイ」を聴く前に、5時間ぜんぶ観なければならないのかと思っていたので、3時間弱で済み、ちょっとほっとした。

 ラジオを聴きながら少し眠り、深夜1時前に目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつける。さて、どんな放送になるかと聴いたが、思いのほか、いたって通常営業だ。小山田の擁護発言で炎上していたときよりも、むしろ、自身のことのほうが屁でもない様子で、低レベルな罵詈雑言を笑い飛ばしていた。考えてみれば、太田も、田中も、このくらいのことは「太田総理」のころから経験していることだ。ひとつ予想外だったのは、放送中には太田には炎上は知らされていなかったようで、しかし、CMに入ったタイミングで、スタッフから注意はあったようだ。当然、スタッフは炎上を把握していただろう。冒頭からなかなかCMに入らなかったために、その注意もだいぶ遅い時間になった。もうひとつ、田中がいないとだめだという意見にも、ふたりそろって呆れてみせ、それよりも、井上アナの仕事ぶりを称えていた。それから、番組内で言いたかったことの真意、岸田総理との対話、高市早苗との対話を補足する。二階俊博とは面白い会話になっていたという太田の認識は、その場面を観ていたものとしても、それはそのとおりだと思う。甘利との会話にしても、甘利との関係性があったうえでのあの軽口だというのが太田の認識だ。「カーボーイ」を最後まで聴き、深夜3時半頃に眠る。

2021年11月1日月曜日

11月1日月曜日/炎上する選挙特番

◇ 選挙特番

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「選挙の日2021」を観始めた。太田はいつものバラエティの調子で、いきなりふざけたスタートだが、ツッコミがいない状態ではかなり危なっかしい。5時間の特番を一気に観るわけにはいかず、まず、最初の40分ぐらいまでを観ると、太田の政治家へのインタビューが見どころのようで、甘利明、山本太郎、福田達夫、二階俊博が登場していたが、ツイッターを見ると、これの評判がかなり悪い。甘利への態度が炎上していたが、これは、拡散されている動画の切り取りかたもまずい。しかし、それを差し引いても、太田のインタビューはちょっとうまくないんじゃないかという気はした。政治家たちに侮られているか、軽くいなされているかという感じもする。山本太郎はなかなか貫禄が出てきて、太田の挑発にも余裕の受け答えをする。二階俊博はひとを食ったようなところがあり、このひと、人間的に面白いんだと初めてわかった。

◇ 稲田堤・登戸・向ヶ丘遊園

 朝から外出。稲田堤に用があり、それから、ドトールでひと休みする。アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べた。早朝から起きていると、眠くてたまらない。読書は進まず、ラジオを聴きながら眠るが、気をつけていないと、椅子から転げ落ちてしまいそうだった。ツイッターを見ると、昨夜の太田の選挙特番は大不評のようだ。炎上が続くと、ラジオでなにをしゃべるかが楽しみにもなるのだが。

 ドトールを出て、ブックオフに寄っていく。新陳代謝の悪そうな棚で、いい本があっても、傷んでいて、買うのを躊躇する。220円単行本、110円文庫本を1冊ずつ買い、南武線で登戸に移動する。登戸で食べていこうかと思っていたが、なにもない街だ。向ヶ丘遊園まで歩き、先に、もう1店、ブックオフに寄る。以前、この店ではいい本が買えた記憶があり、いい印象があったが、今日はたいしたものはなかった。220円の単行本を1冊だけ買う。ここでやっと昼食になり、駅前のれんげ食堂に入り、豚焼肉丼を食べた。



 小田急線に乗り、大和経由で、二俣川まで戻ってきた。クロネコDM便を出すため、ヤマトの営業所に寄ると、返送品が1点あり、今度は住所不明だそうだ。メルカリで、いつまでも受取評価がつかないものがあったが、そういうわけか。正しい住所を知らせてもらいたく、歩きながらすぐに取引メッセージを送った。そのまま、歩いて帰るが、歩いていると暑くてしかたがない。長袖のシャツの上にジャンパーを着ていたが、まさか、11月になっても、歩いていて汗をかくとは思わなかった。

◇ 選挙特番

 夕方には帰宅し、「選挙の日」の続きをもう少し観る。インタビューは、小泉進次郎、石破茂と続き、石破茂はさすがにうまい対応をするが、時間が少なく、話の途中でも自動的に中継が切られてしまう。生放送中にニュースが入り、昨日の京王線の事件の映像をここで初めて観た。乗客が提供したらしい車内の映像は、手前に向かって、乗客がつぎつぎに逃げてくる。奥の車両では炎が燃えさかっていた。インタビューはそれから、高市早苗、西村康稔と続いたが、太田が質問している内容は、別に悪くないし、痛いところをきちんと突いている。

◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングはまず、太田の選挙特番を話題にしていた。ツイッターでの評判を高田先生が知っているのかはわからないが、乱暴なインタビューと、その後のトーンダウンを面白がっていた。そのあとは話題は変わり、本の話になった。高田先生は神保町の東京堂書店によく寄っているそうで、店頭に飾られている売り上げベストテンの1位が水道橋博士の「藝人春秋Diary」で、文庫の1位が談志の「田辺茂一伝」だったそうだ。「田辺茂一伝」は解説を高田先生が書いている。それから、和田誠の日記についてもしゃべっていた。12時台は、桂雀々がゲスト。雀々が出演している、リム・カーワイ監督の「カム・アンド・ゴー」も気になる映画だ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載は、「M-1」審査員の年齢について。第1回の青島幸男の69歳に巨人が並んだそうで、巨人はそのことを、ユウキロックが YouTube で指摘していて知ったという。そして、近年、審査員が若返ったような印象があるが、第1回のときは、島田紳助は45歳、松本は38歳だったのだ。それよりも、準決勝の審査員がほとんど変わっていないことをユウキロックは指摘していて、巨人もそこに共鳴している。

 ラジオを聴きながら眠ってしまい、何時間眠れたかわからず、深夜3時頃に目覚めた。ブログの更新をひとつ。ツイッターを見て、博士が太田の炎上を擁護していることを知った。それに多くのいいねがついていることが救いに感じられる。

2021年10月31日日曜日

10月31日日曜日/選挙と「NHK新人お笑い大賞」

◇ ラジオ

 徹夜になり、朝、タイムフリーで、「ロケット団の定例ラジオ」を聴いた。水曜に始まった新番組。昼の番組には、ナイツ、中川家、サンドウィッチマンをそろえ、そのうえ、ロケット団の番組まで始めるとは、ニッポン放送の編成はどれだけ漫才マニアなのか。野球中継がない時期だけの放送のようだが、これは毎週聴こう。そのあとは、オンタイムのラジオをつけておく。文化放送の新番組、「日曜のほとり」を初めて聴いてみた。阿川佐和子とふかわりょうという謎の組み合わせが、どうもちくはぐしている。

◇ 選挙

 午前中に外出。雨が降りそうで、傘をもっていく。まず、近所の小学校に寄り、衆院選の投票をする。校庭に入って驚くが、体育館の外まで行列ができている。投票するようになってから今まで、こんな光景は見たことがない。小選挙区の候補は3名、自民、維新、立憲民主という三択がつらい。比例区に「民主党」という略称がふたつあるという件は、ニュースでは見かけていたが、ここ最近は忙しくしていて、詳しくは知らなかった。まさか、改善されずにそのままだとは思わなかった。体育館を出ると、市長選のときと同じく、今日もNHKの出口調査がきていた。その横をすり抜け、校庭をあとにする。

 クロネコDM便を出すため、ヤマトの営業所まで歩き、それから、二俣川を通り過ぎ、旭郵便局まで足を延ばし、ゆうゆう窓口で郵便物をひとつ出した。歩きながら、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いていた。10時台は、毒蝮さんが登場の週で、おぼん・こぼんの話題から、仲が悪かった漫才師たちについてしゃべっていた。

 二俣川駅に戻り、とりあえず、くまざわ書店に寄る。ドトールで読書をしていくつもりでいたが、混雑していて、もう帰ろうかと迷ったが、空席がないわけじゃない。すぐ帰るのもつまらないから、やっぱり、ここでのんびりしていく。アイスコーヒーと、クイニーアマンを食べる。しかし、まず、ツイッターを見始めてしまい、パルト小石の訃報がやはりショックで、検索して情報を追いかけていた。1時間半ほどして外に出ると、雨降りになっていた。

◇ テレビ

 15時頃には帰宅し、16時から、「NHK新人お笑い大賞」をオンタイムで観た。司会はフットボールアワー。審査員は、西川きよし、渡辺正行、清水ミチコ、ますだおかだ増田、笑い飯哲夫、YOU、大林素子という7名。出場は8組、AブロックとBブロックに分かれ、1組ずつが勝ちあがり、決勝戦となる。まず、Aブロックは、出演順に、素敵じゃないか、ハイツ友の会、トンツカタン、丸亀じゃんごという4組。本来は、隣人が勝ちあがっていたのだが、コロナになったため、丸亀じゃんごが繰り上げで出場することになった。トンツカタン以外は初めて観たが、丸亀じゃんごがまず、漫才師臭さのある風貌で、ミルクボーイも思わせるが、ストーリーで引っぱっていく漫才なのが珍しくて面白かった。Aブロックは丸亀じゃんごがいちばんいいと思ったが、審査員は1票も入らず、女性陣3名はトンツカタンに、男性陣は、西川きよし以外の3名はハイツ友の会に、西川きよしは素敵じゃないかに投票した。3票ずつになり、決戦投票で、きよしもハイツ友の会に入れ、ハイツ友の会が勝ちあがった。ハイツ友の会は女性コンビで、変ホ長調を思わせる、アマチュア口調の漫才だ。Bブロックは、出演順に、モンローズ、ニッポンの社長、チェリー大作戦、ミキという4組。Bブロックでは、チェリー大作戦のみを初めて観た。力量ではミキが圧倒的にトップだと思うが、ネタの真新しさがまったくない。審査員たちも、今さらミキでもないかという雰囲気があり、せっかく勝ちあがっているのに、それはそれでかわいそうだ。そうなると、2本目を期待したくなるのはニッポンの社長だと思ったが、審査員は満場一致でニッポンの社長。ハイツ友の会とニッポンの社長の決戦となり、ハイツ友の会は今度はコントをやった。スタイルを定めないというのもアマチュア的だが、漫才よりも、演技をしたほうが面白い感じがした。ニッポンの社長は、2本ともコントだった。「キングオブコント」のバッティングセンターのコントと同じく、決勝で見せたコントも一点突破型で、これはニッポンの社長の圧勝だろうと思ったが、審査員も、またまた全員一致で、ニッポンの社長が優勝した。審査員では、哲夫のコメントがいちばん分析的で面白かった。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・ピーコ)を聴きながら、2時間ぐらい眠る。録画していた「サンデージャポン」を観ると、投票日当日の朝に、選挙の特集をけっこうしっかりとやっていた。太田光の選挙特番も録画しているが、今夜は観る余力なし。選挙のニュースをツイッターから追うと、石原伸晃がどうやら敗北確実だというので驚く。香川1区は、小川淳也が勝ち、平井卓也が負けたようだ。籠池夫人が敗北したようだが、出馬していることも知らなかった。そのほか、京王線に刃物をもった男が出たというニュースにもぎょっとする。深夜にブログの更新をし、ラジオを聴きながら眠った。

2021年10月30日土曜日

10月30日土曜日/追われる

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。ケンドーコバヤシ、朝日奈央が、怖い話っぽい話しかたを怪談師に教わるという企画だったが、登場していた怪談師の話は素人臭く、まるでたいした話術だとは思えなかった。しかし、おそらく、お笑いと同じように、話術だけではなく、ネタに定評があったりということもあるのだろう。怪談をネタと呼んでいいのかはわからないが。

 タイムフリーで聴いた、昨日の「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングは、前日に放送された「アメトーーク!」の「双子のパパ芸人」の話題から、礼二、剛、それぞれの子育てエピソードになり、それから、さんまが新幹線で赤ちゃんをあやしているのを目撃した話になった。この番組は、さんまの知られざるすがたがときどき話題に出る。9時からは、「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴くが、やるべきことがあり、途中で切りあげた。

 今日は一日、明日までに仕上げる必要のある作業に追われ、昼以降の記憶がはっきりしない。夜になり、スーパーまで買いものに行き、それから、録画していた「Nキャス」をすぐに観ると、渋谷のハロウィンの様子などを伝えていた。

 深夜、ツイッターで目にした、パルト小石の訃報にただただ驚く。

2021年10月29日金曜日

10月29日金曜日/疲れているブックの日

◇ ブックの日

 早朝に目覚め、朝から都内に。4時間は眠れたかどうか。小田急線は混雑していて、ずっと立っていて、呼吸が苦しくなった。まず、新宿に用があり、それから、立会川のほうまで移動することになる。昼食は、ウィラ大井のフードコートで、瀬戸うどんに入り、日替わりランチを食べた。とろ玉ぶっかけうどん、ちくわの磯辺揚げ、ごまいなりのセット。500円。

 今日は29日、ブックの日なのに、朝に予定を入れざるを得ず、ブックオフをまわるのは昼過ぎからになった。ここから寄りやすいところはどこかと考え、京浜急行で、まずは大森海岸に移動した。1店目は、大森の西友のブックオフに。220円の単行本から、いい本がすいすいと3冊見つかるが、そのあとはなにもなし。すでにもう、疲れてしまい、棚をじっくり見る気力もない。30分程度できりあげ、京浜東北線で、大森から川崎に移動する。近代書房の向かいのベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。

 2店目は、川崎モアーズのブックオフに。しかし、ここもたいして買うものなし。110円文庫本を3冊、220円単行本を1冊選び、なんとか500円を超えさせ、300円引きのクーポンを使う。東海道線で、横浜に戻ってくる。3店目はビブレのブックオフ。ここでも、110円文庫本を3冊と、220円単行本を1冊のみ。地下のタワーレコードも寄り、「bounce」をもらっていこうとするが、なぜかラックごと見当たらなかった。平沼に向かう跨線橋のほうに歩いていくと、仮装した若者たちが群れている。そういえば、ハロウィンか。4店目、平沼のブックオフで今日はラスト。110円文庫本を1冊、220円単行本を2冊のみ。今日は4店まわり、4店ともたいした冊数は買えなかった。帰りの電車では、ひたすら眠る。



◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。NHKの「今君電話」という番組が気になり、録画しておいた。カンニング竹山がSNSで電話番号を公開し、悩み相談を受けつけ、かかってきた電話にまじめに答えていく。バラエティではなく、ドキュメンタリーの調子で作られている番組。そのほか、観そびれていた、先々週に放送された「TVタックル」を観ていると、たけしが、古物商の免許をとったとぽろっとしゃべっていたのにはちょっとびっくりした。いったいなにをしようとしているのだろうか。

 昨日、途中まで聴いていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を、タイムフリーで改めて聴くと、14時台は、Everybody がゲストだった。TikTok でブレイク前に、年始の「おもしろ荘」で初めて認識したコンビだが、話している内容を聴くと、だいぶ印象が変わる。男のほう、タクトはこのコンビ以前にもずっとリズムネタをやっていたそうで、2700 の影響なのだ。漫才でもコントでもない、「フェイス」というジャンルだといい、ジム・キャリーが好きだという話もしていた。Everybody というコンビ名も、ダサいからこの名前にしたというから確信犯だ。

 楽天マガジンで読んだ「週刊現代」には、小三治が亡くなり、一門の人間関係に亀裂が入っているという記事があった。深夜0時頃に眠る。

2021年10月28日木曜日

10月28日木曜日/眠れなくなる

◇ 雑誌・テレビ・ラジオ

 朝、ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊新潮」を読むと、里見清一という医師の連載コラムで、小三治のことを書いていた。尾形悦郎という恩師とともに志ん朝のファンだったようだが、志ん朝亡きあと、恩師は正蔵を評価していたが、里見清一はそれには賛同しかねたといい、こん平についてもボロクソに書いている。落語について書かれたコラムで、ここまで遠慮のないものはなかなか目にしない。現在は三三のファンのようだ。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・ドランクドラゴン&ヒコロヒー)を観て、それから、「ぺこぱポジティブNEWS」を観た。ゲストコメンテーターには、オズワルド伊藤が登場した。この番組に、ぺこぱと同世代の芸人が登場するのは初めてだ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は小遊三がゲストだった。にゅうおいらんずのアナログレコードが出るのだ。11時半からは、今日の「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」もつけっぱなしに。オンタイムで聴いたり、タイムフリーで聴いたりしていると、今はいつの放送を聴いているのか、ときどきわからなくなる。Spotify のポッドキャストで、先週金曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、蛭子能収がゲストだった。パートナーは室井佑月ではなく、なぜか小島慶子だったが、選挙の関係だろう。蛭子さん、目の前にいるのが大竹まことだとわからなくなる会話があり、それが3回くり返された。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、今日はそれ以外の外出はなし。ラジオを聴いてばかりになるが、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。クレイジーケンバンド「I Like Sushi」から、ドリフの「のってる音頭」、所ジョージ「寿司屋」という寿司メドレーが楽しかった。Spotify でドリフを聴こうと思い、「グリーン・グリーン」の替え歌を初めて聴いて、これにもびっくりするが、関連アーティストをたどっているうちに、フランク永井の「WOMAN」というアルバムを見つけた。なんだこれはと思い、検索してみると、山下達郎がプロデュースをして、80年代に出したカバーアルバムのようだ。こんなレコードが存在していることを知らなかった。フランク永井の自殺未遂のニュースはリアルタイムの記憶はあるが、確認すると、1985年のことだった。そのとき、10歳の自分はフランク永井を認識していたのだろうか。「WOMAN」は1982年のリリースだ。

 明日は朝早くから外出するため、ポッドキャストでも聴きながら早めに眠ろうとするが、あたまが覚醒してしまったのか、ぜんぜん眠れなくなった。昼間はやたらと眠くなったのに、眠りたいときに眠れない。布団も寝心地が悪い。あたまの向きを逆にしたり、工夫を凝らし、深夜1時過ぎになんとか眠った。

2021年10月27日水曜日

10月27日水曜日/眠くなる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝にいったん目覚めるが、あたまがまわらず、二度寝する。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか。先月終了した「紙とさまぁ~ず」が、嬉しいことに、さっそく復活してくれた。なんの情報も得ず、番組表から発見したのがわれながらえらい。よくぞ見落とさなかったものだ。復活1回目のゲストは原田知世。今、テレビ東京のドラマに主演しているのだ。

 タイムフリーで、昨日、途中まで聴いていた「ナイツ ザ・ラジオショー」の続きを聴いた。14時台はまず、眞子さまと小室圭さんの会見のニュースが10分以上あり、それからようやく、ゲストのコーナーになり、オキシジェンが登場した。江戸まちたいとう芸楽祭の「たけし杯」で優勝したあと、たけしに礼状を出したら、2日後には返信をもらい、一万円が同封されていたといういい話が聴けた。田中はなんと、青山剛昌のいとこで、コナンの作中に登場したこともあるというのも知らない話だった。ニュースが入ったぶん、15時台にも残り、この番組ではおなじみの師匠クイズを三好が出題し、これも面白かった。山口君と竹田君が、毎朝、リモートで稽古をしているという話にも驚く。そのほか、オキシジェンというコンビ名が覚えにくいので、改名したほうがいいかという話もしていて、コンビ名の由来は、てっきり、オキシジェン・デストロイヤーからきているのだとばっかり思っていたが、学生時代の演劇サークルの名前だったそうだ。ウィキペディアを見てみると、ふたりとも青山学院大学卒とわかり、それも意外だった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家にも寄り、新メニューの牛ハヤシライスを食べた。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄る。それから、ドトールに入り、アイスコーヒーを飲んだ。ドトールでやったほうがはかどるだろうと思っていた仕事があったのだが、眠くなってしまった。滞在時間、2時間ほど。夜に帰宅し、ドトールでやりそこねた仕事に没頭し、深夜0時前に眠る。


2021年10月26日火曜日

10月26日火曜日/志ゑんさんの真打昇進披露

◇ ラジオ

 朝、脳がまるで働かず、ラジオをつけっぱなしにしていたら、「伊集院光とらじおと」のオープニングで、竹内香苗の息子が学校で「お笑い係」になったという話をしていた。最近の小学校には「お笑い係」というのがあるらしいとはちょくちょく耳にするのだけど、「お笑い」が「係」になるというのが、どうもまだうまく理解できないが、テレビに出ている芸人でも、たしかに、「係」として「お笑い」をやっているように感じられる場合はある。

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中まで聴いていた。14時からはいつものゲストコーナーにはならず、眞子さまと小室圭さんの会見が入り、出かけるまで聴いていたが、「眞子さん」という呼びかたは新鮮な響きだった。小室さんの母の元婚約者の代理人を週刊誌の記者がやっているという、およそ今までの皇室関係の会見ではないような話も出てくる。

 ラジオは切りあげ、外出する。暖かいと思い、パーカーを着ていったん出るが、夜は寒くなるかと心配になり、引き返して、ジャンパーに着替えた。電車のなかで、ツイッターを見て、白土三平、岡本鉄二の訃報に驚いた。兄弟の訃報に、一瞬、意味がわからなかったが、4日違いで相次いで亡くなったのだ。

◇ 渋谷新南口

 東横線に乗り、渋谷にたどりつき、めったに出ることはない新南口に出てみると、渋谷でもこちらは落ち着いている。東横線の改札から出るにはなかなか便利だということにも、今さら気がついた。小諸そばに入り、鶏から丼セットを食べた。570円。それから、ベローチェに入るが、食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。渋谷で時間をつなごうとすると、どの店も混んでいて困るのだが、新南口は空いているうえに、ベローチェ、ドトール、マクドナルドが狭い範囲に集まっていて、選択肢が多い。なおかつ、騒々しい若者もいない。そもそも、新南口に用がないからめったにこないのだが、これならば、むしろ、新南口に用を作りたくなるほどだ。コンセントがあり、スマホの充電もする。

 バッテリーの心配がいらないから、安心して、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」では中野翠が、「週刊朝日」では下重暁子が、それぞれの連載コラムで小三治のことを書いていた。下重暁子は、やなぎ句会に参加したこともあり、それから、小三治だけでなく、談志師匠とも親しかったという。新幹線のなかで、談志師匠が「田辺茂一伝」を推敲している場面に偶然出会ったときのことも書かれていた。





◇ 落語会

 じっとしているのも退屈になり、ベローチェを早めに出て、コンビニでパンをひとつ買い、食べておいた。新南口から線路のすぐ反対側に移動したかったが、いったん、渋谷駅の中心まで戻らねばならないのがややめんどうだ。それとも、簡単に移動できるルートがどこかにあるのだろうか。

 大和田さくらホールに、志ゑんさんの真打昇進披露の会を観に行く。今年は、落語会にはめっきり行かなくなってしまっていて、手帳を確認してみると、今日の会がまだ二度目だ。年間百公演ぐらいは通っていた時期からすると、こうなるとはまったく思いもよらない。たった一回は5月に、これも志ゑんさんの会で、真打昇進を賭けた会だった。文化総合センターの裏の扉から建物に入ろうとすると、使用禁止になっていて、しかたなく、正面にまわる。やや早めにと思い、18時40分には着いたら、開場が遅れていた。開演15分前に入場でき、入っていこうとすると、入り口すぐのところにらく次さんがいて、少し会話ができて嬉しかった。ツイッターをやめたことを心配してくれていた。チケットの半券は自分でもぎり、プログラム、チラシも、テーブルに並べてあるものを自分でとっていくかたち。ロビーには、真打認定証が飾ってあった。客席はまだソーシャルディスタンス仕様で、両隣りは空いている。チケットを買うのが遅くなり、自分の席はやや後方、真ん中の席だった。

 19時に開演すると、前座さんの出番はなく、いきなり、志ららさんが登場する。駆け足で高座にあがり、持ち時間が短いことを説明し、10分弱で「鰻屋」をやった。高座返しもそのまま志ららさんがやり、二番手は談笑師匠。志ゑんさんのことはもちろん、眞子さま、小室圭さんの結婚の話題などをしゃべり、「初天神」をやった。悪趣味なサゲ。続いては、志らく師匠。「やかん」をやったが、ギャグはおそらく、20年以上は昔に作ったものをそのままやっている。ここで仲入り。すぐ後ろの席の客が、高座の写真を撮りまくっていて、ずっとシャッター音が聞こえていたが、まあ、こういう会だと思ってあきらめるしかないが、前方の席にも、写真を撮っている客がちらほら見えていた。特に、真ん中あたりにいた若い会社員風の連中は、写真は撮るが、噺はろくに聴いていないふうなだらしがない姿勢で座っていて、真ん中だからそれが目立ってしかたがない。落語会になんかきたことがない客がほとんどだったんじゃないだろうか。仲入り後は口上。志ららさんが司会で、下手から、談笑師、志ゑんさん、志らく師、市馬師が並ぶ。そういえば、なぜか後ろ幕もないし、市馬師匠がいるからなんとかかたちになっているが、どうもしまらない。立川流は、きれいな口上のかたちは、やがて誰もできなくなるのではないか。演芸に戻り、つぎは松元ヒロ。衆院選の真っ最中でも、変わらず、いつもと同じようなネタをやる。市馬師匠は「穴どろ」。特に乗り出して聴いていたわけではなかったが、それなのに、すっと惹き込まれていって、噺の魅力を自然に感じることができる落語だった。トリはもちろん、志ゑんさん。「粗忽長屋」をやった。真打昇進は一門のなかでは遅れたが、四十代も後半になり、志ゑんさんのキャラクターがいいほうに働いている感じがする。志ゑんさんの評価は歳をとっていくほどに良くなるのではと思っているが、口上で、師匠が誰よりもきびしいことを言うから、客のほうもそうかと思ってしまう。横並びで見てみると、けしてつまらなくはないし、下手でもないと思う。21時前には終演。会場の利用時間の都合のせいか、2時間以内のこじんまりした会に収めた。



 どこにも寄らず、すぐに東横線に乗り、各停で、のんびりと帰ってきた。23時前に帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観た。「わかり合えない男と女」というテーマで、エルフ荒川、ものまね番組にも出ていた奇跡が初登場。泉ピン子、原田龍二夫妻、蛍原徹、陣内智則、蛙亭など、いい布陣で面白かった。もう中学生に期待したが、意外と活躍しなかった。昨夜の「しゃべくり007」を観ると、前半は、後藤真希がゲストだった。江戸川区の出身ってのは知らなかったな。後半は、永野芽郁がゲストで、これはちょっと観ただけで消去した。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、聴きながら、深夜2時過ぎに眠った。

2021年10月25日月曜日

10月25日月曜日/コンビとトリオ



◇ 有楽町・新橋・虎ノ門

 朝から都内に。有楽町の国際フォーラムを通りがかったが、イベントの設営をやっている光景をひさしぶりに目にした気がする。有楽町から新橋まで歩き、昼食は、ニュー新橋ビルの岡むら屋に入り、肉めしを食べた。590円。虎ノ門ヒルズ方面に歩き、新橋三丁目のベローチェに入り、ひと休み。確認したいことがあり、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」の自分の文章を読みなおすために、カバンに入れてきた。1年以上ぶりに改めて読んでみると、序盤はちょっと恥ずかしい気になるが、それというのも、最初の笑いがあるまでがけっこう長いのだ。そこまでを読むのには少し辛抱がいるかもしれない。しかし、笑いが入ってくると、問題なく面白い。自画自賛。今までさんざんエゴサーチしていても、笑いが好きな読者には喜んでもらえているという手応えは感じている。終盤も笑いは多いが、テンポが早くなりすぎていて、これは書いているときには気がつかなかった。どう終わらせようかと焦っているのだ。

 虎ノ門ヒルズ駅から日比谷線に乗り、中目黒から東横線に乗り換え、昼のうちに帰宅する。夕方にまた外出しなおし、ヤマトの営業所まで行って、すぐに帰ってきた。

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングは山手線運休の話題から、渋谷の話へと移った。最近買った本がたまたま渋谷関連の本だったといって、まずは「安藤昇と花形敬」と、それから、井上順のフォトエッセイを紹介する。高田先生から井上順の話が出るのが、なんだか新鮮な気がした。花形敬から、渋谷出身の井上順、そして、ワシントンハイツに住んでいたジャニー喜多川に話題はつながっていった。12時台は、中山秀征がゲスト。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」のたけしの連載では、おぼん・こぼんについて語っていた。大喧嘩になるコンビとならないコンビには大きな違いがあり、それは、ふたりの実力差だという。ボケとツッコミの実力が拮抗していると、相手に負けたくない気持ちがでかくなるのだと、たけしは、おぼん・こぼんをそのように分析する。いっぽう、最近の漫才師が仲良しを売りにしていることについて、「「時代が変わった」と言えばそれまでなんだけど、それは今の時代のほうが技術が上がって「複雑な漫才」をやるようになったからだよ。練られた構成の漫才をやるには、バッチリ練習しなきゃうまくいくはずがない。だから仲が険悪じゃ成立しないんだよな。」 

 「週刊プレイボーイ」を読むと、松岡ゆみこの不定期連載対談があり、第3回のゲストはダンカンだった。談志師匠に弟子入りしたいと高信太郎に頼み、池袋演芸場に出ていた談志師匠を訪ねたのが9月13日、この日は馬生が亡くなった日なのだ。志らく、喬太郎も、馬生を語る談志を池袋で観ているが、別の日だったにせよ、ドラマチックである。談志師匠が亡くなる年の夏に、ダンカンは自宅にお見舞いに行き、すでに喉に穴を開けていた談志師匠に会っていたというのは初めて知る話だった。そのほか、オール巨人の連載コラムでは、澤田隆治先生について語っていた。

 録画していた土曜の「ゴッドタン」を観ると、「お笑いを存分に語りまくれるBAR」という配信ライブから、「若手時代の恥ずかしい尖ってた事件簿」が放送された。飯塚と豊本のコンビ、アルファルファ時代の写真が出たが、たしかに、考えてみれば、飯塚のイメージはずいぶん変わったかもしれない。「下丸子らくご倶楽部」で観たアルファルファの印象がとても悪く、まったく好きではなかったが、角田のトリオ、プラスドライバーは、初めて観たのが「OWARAIゴールドラッシュ」だったこともあり、最初からわりと好印象をもった。「あちこちオードリー」で、バカリズムがプラスドライバーを「関東一ダサいトリオ」と呼んでいたが、つまり、尖った笑いとは正反対の笑いをやっていたという印象があり、逆に、アルファルファは尖った笑いをやっていた。これに似たケースでは、ネプチューンの場合は、原田泰造と堀内健のフローレンスは好きだったが、名倉潤のジュンカッツは好きではなかった。タイプの違う笑いが一緒になるほうがうまくいくのだろうか。深夜0時頃に眠る。

2021年10月24日日曜日

10月24日日曜日/生まれ変わったら

◇ テレビ・ラジオ

 生活のリズムが狂い、目覚める時間がどんどん遅くなる。録画していた「サンデージャポン」をすぐに観る。山手線運休の話題から始まるが、裏の「ワイドナショー」は収録だからこの話題は扱えない。こういう場合は生放送のほうが強い。そのあとの話題では、高校生が選ぶいちばん好きな芸人だという、平成フラミンゴというコンビを紹介していた。しかし、芸人というよりも、YouTuber のようだ。太田は、フラミンゴというコンビは昔もいたといって、元フラミンゴの楠美津香がモロ師岡のかみさんだという説明をしていた。

 13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」を聴く。14時台は、藤田弓子がゲスト。爆笑問題とは会話が弾む。明るく楽しい会話になり、藤田弓子のテンポの速さにも驚く。「サンデー芸人ランキング」には、かが屋が登場し、ピクサーのランキングを紹介する。

 夕方、ヤマトの営業所まで。それから、レターパックを出す必要があり、二俣川の先にある郵便局にも行ってくる。郵便局は少し混んでいた。どこかで食べていこうかと思うが、決められず、吉野家にしようか、かつやにしようかと、迷いながら帰り、もう食べずに帰ることにした。今週は、中華街で食べすぎて以降、空腹感らしい空腹感がずっとない。

 帰宅して、録画していたテレビ番組をいくつか。「東京03とスタア」のゲストは、日向坂46から3名が登場。脚本はハナコ秋山で、コント的なリアリティで書かれた、今まででいちばんコントらしいコントだった気がする。音声コントのコーナーにはヒコロヒーが登場。そのあと、エンディングを観ていると、シーズン1はこれで終わりだというので、ちょっとびっくりしてしまった。たった4回しか放送されていないのにもう終わりなのか。シーズン2がいつになるのか、あるのかどうかもまだわからないが、ずいぶんゆったりしたペースでやっていくんだな。続けて、「あざとくて何が悪いの?」という番組を、今まで一度も観たことがなかったが、ヒコロヒーと齋藤京子がふたりそろって出演するというので、初めて録画しておいた。しかし、まるで興味がもてない番組だった。生まれ変わって、OLになったらこういう番組は観よう。それから、打って変わって「お笑い向上委員会」を観ると、じつにほっとする。あぁ~しらき、ななまがりが活躍していた。「千鳥かまいたちアワー」は、先週に引き続き、宮沢りえがゲスト。不良コントのしつこさに笑った。深夜0時前には眠る。

2021年10月23日土曜日

10月23日土曜日/フラッシュバック

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。書店のブックカバーの特集だというので、これは先週から気になっていた。東京03飯塚が司会を担当し、元ミムラの美村理江も出演する。美村は、マンガや絵本を含めれば月に100冊以上、活字の本にかぎれば50冊読むというのですさまじい読書家だ。飯塚が、後輩の本を読むという例に若林の名を出すと、タモリは「若林、本、書くの?」「若林の本って、読んでみたいな」と興味を示した。それから、ブックカバーを掛ける実演をする書店員が3名登場したが、知っているひとが出てきて、約二十年ぶりにテレビの画面越しに再会した。バックヤードでよくやっていた作業を目にすることになり、フラッシュバックに襲われた。

 午後、「田村淳のNewsCLUB」(ゲスト・古舘伊知郎)を聴きながら、オンライン将棋を指し、それから梱包を片づける。ラジオは文化放送をつけっぱなしに。「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」の冒頭だけ聴いて、ヤマトの営業所まで行ってくる。DM便のほか、ずっと手元にあったぶ厚い本が、それなりの値段でようやく売れてくれて、これは宅急便で送る。送料がかかるから、安い値段では売れずに困っていた本だった。

 クリエイトで買いものしてから帰宅し、冷凍のジャージャー麵を食べながら、録画していたテレビ番組をいくつか。「ぺこぱのポジティブNEWS」には、伊集院光が出演していた。目の不自由なかたの話題があり、伊集院はラジオでもよくしゃべっているブラインドサッカーの話をする。「太田光のつぶやき英語」には、フワちゃんが再登場。フワちゃんの英語学習法、面白かった。フォニックスというものを初めて知った。

 あたまが痛くて横になり、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。11時台は、堀内健がゲスト。漫才協会には、今でこそボキャブラ世代が入会しているが、ネプチューンの世代がずっといなかったとナイツが言うと、笑組さんはよく知っているという話になった。町屋の会でかずおさんがしゃべっていた、地元の後輩だという原田泰造との関係がここで出てくる。聴きそびれていた先週の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」もようやく聴くと、こちらはナイツがゲスト。続けて、中川家がゲストの今週の放送も聴く。なにもそんな、律儀にすべて聴くこともないのだが。

 夜、録画していた「Nキャス」を観ると、山手線運休の大工事の様子を伝えていた。昨日から今日にかけて、ラジオでもずいぶんこの工事を知らせていた。都内に出る予定もなく、ろくに調べてもいなかったが、池袋から大崎まで、内回りだけの運休だというのもよくわかっていなかった。都内なんていくらでも別のルートがありそうだが、目白は山手線だけしかなく、日本女子大学では日曜に試験があるというのでこれはかわいそうだ。そのほか、阿蘇山の噴火、USJの停電など、映像で観たほうがわかるニュースが今週は多かった。普段は、ニュースはラジオとツイッターから知るのみで、週末の番組で初めて映像を観るということが多い。時短要請解除となり、日常が戻りつつあるという話題のなかで取材されていた男性、手塚寛さんというから誰かと思ったが、大道芸人のサンキュー手塚だった。大道芸の仕事もようやく復活となったようだ。

 アマゾンプライムで、なにか短いドラマでも観ようかとも思ったが、決められず、深夜3時過ぎに眠る。

2021年10月22日金曜日

10月22日金曜日/なぜ無効になるのか


◇ 茅場町

 午前中から都内に。雨降り。いちだんと寒くなり、今季初めてのジャンパーを着ていく。横浜から東横線に乗り、無事に座れた。一昨日は、街にはかなり人出が戻っていると感じたが、県またぎになるとまだ空いているのだろうか。中目黒から日比谷線に乗り換え、茅場町に出て、まだ胃がすっきりしないが、小諸そばに入り、舞茸天そばを食べておく。490円。道端で、歩いていた女性がいきなりしゃべり出し、なにかと思えば、ハトに話しかけていた。

 帰りは有楽町に寄り、そのときには雨は止んでいたが、傘を置き忘れてきたことに気がついた。トイレに入った際に、傘を置く動作がなく、あれっと思った。今年に入って、3本もなくしている。雨が止んでしまうと、どうしても忘れる。ところが、有楽町を歩いていると、ぱらぱらとまた雨が降り始める。止むなら止むでいいのに、なんという間の悪い雨だ。有楽町電気ビルの地下のドトールに入り、ひと休みしていく。アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べた。コンセントがあり、スマホの充電もする。1時間ほど、読書をして、外に出ると、やっぱり雨が降っている。有楽町駅に駆け込み、京浜東北線に乗り、座って帰る。

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、錦鯉がゲスト。錦鯉と磯山さやかは、2000年デビューの同期らしい。聴きながら、オンライン将棋を指し、5級まで降格していたが、4級に復帰した。Spotify のニューリリースをチェックすると、「配信向けのピチカート・ファイヴ その2」の配信が始まっていた。その2は「小西康陽の巻」。


◇ 無効

 深夜0時過ぎ、アマゾンセラーセントラルの画面を開くと、恐れていたことが現実になった。クレジットカードが、また無効になっている。先々週に振り込みが失敗しただけでなく、来週火曜にも振り込みがないとすると、予定がめちゃくちゃになってしまう。いったい、なにがどうなっているのか。深夜に2時間以上、格闘するはめになった。なにをどうしたのか記憶にないが、考え得るかぎりのことを試しているうちに、今までずっと使えていたカードがどれなのかが判明し、それと同じカード番号の有効期限の新しいカードはとっくに届いていたことがわかった。ずぼらなもので、アマゾンに登録しているのがこのカードだとは知らず、ずっと放置してあった。しかし、これを登録してみても、無効のまま。更新に時間がかかる場合もあるという表示があるから、もう少し様子を見るしかない。なにしろ、これがだめなら、もう使えるクレジットカードはない。有効なクレジットカードが登録されていないため、ホームの画面さえも開けなくなっていて、注文の発送もできないという状況。10年以上も利用していて、こんなことでなにもかもだめになるのだろうかと、そこまで不安にさせられたが、少し時間をおいてみたら、なんと、無事に認証されていた。とりあえず、最低最悪な事態は免れたのだろうか。深夜3時過ぎに眠る。

2021年10月21日木曜日

10月21日木曜日/腹が減らない

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に目覚め、まず、昨日の日記を書いた。昨日は一日遊び歩いてしまい、そうすると、さまざまなことが滞ってしまう。食いすぎるのは本当にだめだ。朝になっても、まだ腹が減らない。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、生放送の裏側で進行していた企画が2本。まず、「ラヴィット!」生放送中に、その裏側で、女性ゲストの発言を、千原ジュニアら大喜利芸人が集まって遠隔操作するという企画。これはすごく面白かった。あのちゃんという人選が最大の勝因で、なにを言い出すかわからない感じがよかった。かつて、「シブヤ系うらりんご」の生放送中に、今田耕司に低周波治療器をつけさせた「ごっつええ感じ」の企画を思い出しもする。もうひとつの企画は、「キングオブコント」生放送の裏側で、芸人339人が同時に採点し、松本の採点と一致する芸人を探す。さらに同時企画として、ダイアン津田が「キングオブコント」をリアルタイムで観るかどうかを隠しカメラで追っていたが、これは余計だった。帰宅したときにもう放送が始まっていたら、あとで録画で観ようと思うのはそんなに変ではないんじゃないのか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなしにしておく。14時台は、今週はものまね芸人が続けて登場し、今日は山本高広がゲスト。昨日のホリがゲストのときに話題にあがっていた福岡のカワムラ家具の社長のことを、ナイツが山本高広に訊くと、山本高広は河村社長を知らず、スタッフの情報でそうなったのかわからないが、ナイツから、葉月パルと同一人物であるかのような間違った説明がされていた。山本高広もそこには疑問を挟まない。河村社長については、それこそ「水曜日のダウンタウン」で検証されていたが、武田鉄矢やボヤッキーなど、定番ものまねを数多く作ってきた素人ものまね名人であり、われわれテレビを観ているだけの人間でも認識しているのに、山本高広がなぜ知らないんだろう。デビューの経緯がよくわからないが、ものまね業界とはちょっと違うところから現れたひとなんだろうか。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊朝日」では、一之輔さんが連載コラムで、小三治のことを書いている。誌面後半には追悼記事もあった。小三治が映画界から誘いを受けていたという話は知らなかった。「加山雄三さんの人気が沸騰していたころのことで、加山雄三に次ぐスターがほしい、と探していた映画会社が、小三治師匠に白羽の矢を立てたのだ。」

 ワクチンを打った左腕が、やっぱり、痛くなってくる。うつぶせの姿勢がつらい。昨日の食いすぎで胃もすっきりせず、胃薬があったことを思い出し、飲もうとするが、使用期限がとっくに過ぎていた。胃薬を買っても、のべつ胃が悪いわけではないから、少ししか飲まずに放置してしまう。

 夕方、ヤマトの営業所まで。また一段と寒くなった。予報によると、明日はさらに寒くなるようだが、服装の準備がまるでできていない。昨日は暑かったくらいなのに、秋らしい日が今年はほとんどなかった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入る。新メニュー、ラムのラグートロフィエとかいうのを初めて食べてみた。読書をするが、眠くなり、あまり読めなかった。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた「徹子の部屋」を2日分、続けて観た。昨日は「私の愛する友人たち」という特集で、坂本九、渥美清、永六輔の過去の映像が放送された。それぞれの時代、この3人を前にすると、黒柳徹子もまだまだ女の子っぽいリアクションをしている。今日の放送は、佐藤B作、柄本明、笹野高史が3人そろって出演。明治座で共演するから、この3人での出演というわけだ。同世代で、ともに自由劇場の出身という、若いころから仲のいい3人の雰囲気がずっと面白かった。会話を聴いている黒柳徹子もただただ楽しそう。ここでもまた渥美清の話になり、柄本明と笹野高史のふたりが、渥美清と親しくしていたというのは知らなかった。渥美清にくっついて、一緒に演劇を観に行っていたというほどで、渥美清がとにかく舞台をよく観ていたというのは伝説としては知る話だったが、それに同行していたふたりの話は、その伝説が肉づけされるようで興味深く聴いた。佐藤B作は佐藤B作で、劇団員の石井愃一が渥美清の付き人だったことがあるため、渥美清は東京ヴォードヴィルショーをいつも観にきていたという。なんと、渥美清に演出をやらせてくれと言われたことがあったそうで、これには黒柳徹子も「うっそぉ!」と驚いていた。

 タイムフリーでラジオを聴こうとすると、パソコンのラジコの地域判定がまた狂っていて、北海道になっている。どういうわけか頻繁に狂い、そのたびに気が萎える。スマホのラジコも使えるが、めんどうだから、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。木曜のパートナーは日替わりで、誰が出るかわからないが、今週は大久保佳代子とヒコロヒーだった。ふたりを相手にする大竹まことは、さすが、年輪を感じさせる話しぶりというか、聴いていて心地がいい。高田先生も世代は近いが、自分にとっては親の世代にあたるせいか、この世代の話に頷かされることがどうも多い。ゲストコーナーは、塚地武雅が登場し、映画で共演した加賀まりこの話などをした。50歳、独身の塚地が、子役になつかれて涙したという話などに笑った。しかし、他人事でないという気にもなる。深夜1時前に眠る。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...