2023年4月3日月曜日

4月3日月曜日/名作落語本を読む

◇ 生活

 深夜にコインランドリーに行きそびれ、早朝に行ってくるが、今日は先客が1名、あとからもう1名やってくる。このコインランドリーに3名もいるのは今まで経験した最大人数だ。ほかの2名は、洗濯と乾燥がいっぺんにできる機械を利用していたからよかったが、自分がいつも使っている 400円の洗濯機は1台しかないから、誰かが使っていたら、タイミングが悪ければ、30分は待たされるはめになる。だから、誰もいないであろう深夜を狙っていくのだが、こうなると、早朝は避けたほうがいいかな。

 少し眠りなおしてから、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は坂本龍一の話から始まった。「戦場のメリークリスマス」撮影時に、「ビートたけしのオールナイトニッポン」で、ラロトンガ島からのニセ生中継をした話。

◇ 東京・中野

 午後から都内に。まず、東京駅に出て、丸の内口の地下のいろり庵きらくに入り、かき揚げ天玉そばを食べた。570円。八重洲のほうに用があり、そのあとは、大手町から東西線に乗り、中野に移動する。サンモールからブロードウェイに進み、タコシェにひさしぶりに寄った。外に抜け、早稲田通りに出る。古本案内処に寄りたかったが、今日は休みだった。残念。ブックオフにだけ寄っていく。ツイッターからちらっと情報を目にしていたが、この店舗、今月いっぱいで閉店してしまうのか。20パーセントオフセールをやっていて、ついつい買う量も多くなる。110円の雑誌を2冊、コミックを4冊、220円の単行本を1冊、550円の雑誌も1冊買った。それから、このあとのためにあれば買っておきたいと思っていた、柳家小三治「落語家論」も見つけることができ、390円だが、これも買っていく。



 荷物が一気に重くなった。中野駅のほうに戻り、ベローチェに入り、ひと休み。スマホを充電しながらツイッターをしばらく見ていたら、バッテリーが減っていることに気がついた。このコンセント、電気が通ってないのか。まわりを見ると、このカウンターの客は誰もコンセントを使っていない。すぐ横にいた客は、壁にあるコンセントにパソコンをつないでいた。なんだいこりゃ、使えないなら使えないって、どこかに書いとけよ。スマホを充電したいからベローチェを利用しているのに、これじゃあ阿呆らしいから、充電できる席に移動した。コンセントがついている席はほかにもあったのだが、しかし、これも挿しこんでみないと充電できるかはわからなかった。


 ベローチェを出て、中野駅の南口から線路沿いに進み、ギャラリー街道にて開催される「名作落語本を読み、語る会」に。志ら玉さん、寸志さん、稲田和浩さんの3人が名作落語本について語る会。今回で5回目だが、今のところ、皆勤賞だ。19時20分開演、15分前に到着する。狭い会場、毎回、空いている席に座るという感じだが、今回はいちばん前になった。今回の課題本は小三治の「落語家論」。ついさっき、ブックオフで買ったのはこのためだったのだが、読んだのはずいぶん前で、とても面白かった記憶はあるが、細かくは覚えておらず、いつ売ってしまったのか、手元にはなかったから読みなおすこともできなかった。この本は2007年に文庫化、親本は2001年刊と、2000年代に書籍化されたのだが、初出は古く、小三治四十代のときの筆である。この3人で、さて、どういう話になるだろうかと思ったが、ちょっと意外なくらいに肯定的な話にはならない。正直に言って、この5回のなかではいちばん自分の読みかたとはズレを感じることになったが、しかし、今日までに読みなおすことができていれば、その感じかたはまた変わっただろうか。考えが行ったりきたりするという寸志さんの指摘があったが、それは、考えの軌跡に忠実に書きたい、あるいは語りたいということではないのか。小三治のマクラについても、マクラと呼んではいるものの、随談と理解するべきものではないのか。談志批判と捉えている箇所にも疑問を感じたが、もちろん、志ら玉さん、寸志さんは、兄弟弟子の距離感というものをわかっているだろうから、そういうものかなあと思いながら聴いたのだが。この本の内容から離れた、その後の小三治の立場の変化について、志ん朝、談志がいなくなったことにより、小三治が特別な存在になったという点には大いにうなずいた。21時前に終演。

◇ テレビ・雑誌・音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」は放送開始2周年、2周年記念スペシャルゲストにシソンヌ長谷川が登場した。ヒコロヒーは長谷川の奥さんとも仲がよく、長谷川の家に遊びに行く間柄なんだ。テレビを見ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」に「タモリ俱楽部」最終回特集があり、玉袋筋太郎、ホリプロの南田マネージャー、安齋肇のインタビューが載っていた。じつに絶妙な人選。

 Spotify で、坂本龍一の曲を聴きたく、ウィキペディアを見ながら、関連曲を聴きあさりもしていたのだが、坂本龍一が郷ひろみのアルバムをプロデュースしていたとは今まで知らなかった。1983年にリリースされた「比呂魅卿の犯罪」というアルバムだが、坂本龍一のほか、忌野清志郎、中島みゆき、矢野顕子、糸井重里らが詞曲を提供し、演奏にはYMOが参加している。

 そういえばと思い、たけしの公式サイトからは坂本龍一へのコメントも読んだ。深夜1時頃に眠る。


2023年4月2日日曜日

4月2日日曜日/あっという間に夕方

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。どうも疲れが残っている。ラジオを聴いたりしながら、ブログをもうひとつ更新しようとするが書きあげられず、ラジオを聴きながら少し眠りなおした。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」と、それから、「ワイドナショー」を。今週は今田耕司が出演。松本が抜けた穴は、今田と田村淳の2本柱になるようだ。今週はそのほか、オズワルド伊藤、石原良純、神田愛花というメンバー。BeReal というSNSが紹介され、若者に人気のアプリを60歳のおじさんに体験してもらう企画などは、まるで「噂の!東京マガジン」の逆パターンのようだ。「TVタックル」は、阿川佐和子がコロナで欠席し、珍しく、たけしが司会を務めていた。今朝の「サンデージャポン」に出演していた若新雄純が、こちらにも出演している。「サンジャポ」で知ったひとを「TVタックル」でも観るというケースがけっこうある。

 昨夜の「Nキャス」は、4月1日、エイプリルフールの放送だった。三谷幸喜がオープニングからウソの情報をしゃべり、エンディングでは、ウソのニュース原稿を読んだ。これはエイプリルフールの遊びとしてはなかなか質がよかった。エイプリルフールという日は、起源がよくわからないのだが、ジョークの日と理解してはだめなのだろうか。ウソをついてもいい日とすると、ウソをつけばなんでもいいと思っている馬鹿が現れ、さらには、それを見て、エイプリルフールそのものを否定するようなやつも現れる。ずいぶん野暮だ。野暮と野暮のこのような醜い争いは、至るところで発生しているではないか。

 テレビを観ていたら、あっという間に夕方になった。外出するつもりでいたのに、うまくいかない。今週はやけに忙しく、今日までまるでゆとりがなかった。夜になってから、スーパーに買いものに行ってくる。そのついでに、吉野家で食べてくる。牛丼並、448円。吉野家なんて遅くまで開いてるもんだと思っていたが、この店は21時に閉店、あと15分というところでぎりぎりだった。



 帰宅して、ブログの更新の続き。なんとかもうひとつ書きあげた。ツイッターを覗くと、坂本龍一の訃報に声が出る。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は、ひさしぶりに後楽園ホールでの収録。演芸はなすなかにし。今日の「週刊さんまとマツコ」は、バカリズムをゲストに迎え、バカリズム厳選「東京ロケ弁コレクション」という企画。MCは川島明が務める。バカリズムはインスタにロケ弁の画像をアップし続けているんだそうで、それがこの企画になった。さんまがバカリズムに会うのは「さんまのまんま」以来、二度目のようだが、バカリズムはマツコとの共演も珍しいようだ。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、14時台のゲストには又吉直樹が登場。「笑って人類!」の感想を言わせたい太田だが、太田も、又吉の小説やエッセイの感想を多く語る。太宰治の話が多くなったが、そうか、太宰治と爆笑問題が共演していた可能性というのは考えたことがなかったな。たしかに、太宰治が長生きしていれば、ありえないことではなかったか。

 昨日から始まった「SAYONARAシティボーイズ」の初回も聴いた。とても嬉しいレギュラー化。特番と同様、ヒコロヒーのナレーションもそのままだ。番組は大竹まこと作のコントから始まった。そのあとはトークという構成の30分番組。

 深夜にコインランドリーに行くつもりが、ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠ってしまった。気がつくと早朝という時間になっていて、それからようやくコインランドリーに行ってくる。

2023年4月1日土曜日

4月1日土曜日/面白くならない映画



◇ 新木場・大森・川崎

 今日も朝から都内に。昼食は東雲のゆで太郎。限定メニューの肉とじ丼セットを食べた。700円。写真を撮りそこねてしまい、しかたがないから、食べ終わってから撮った。そのあとは新木場のほうまで行くことになり、予定として考えていなかったから調子が狂う。新木場はだめだ。

 今夜は映画を観てしまおうと思い、映画のスケジュールを調べながら、予定の立てなおし。まず、新木場から京葉線、東京駅から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。220円の単行本を1冊だけ買う。店内、暖房が暑かった。今度は大森から川崎に移動し、東口に出ると、スタチューの大道芸が目に入る。市議会選の選挙演説もちらほら。地下には潜らず、地上からダイスの前を通り、銀柳街に入っていく。モアーズのブックオフにも寄るが、こちらも買うものなし。いつもは見ないCDの棚のほうまで初めてまわってみたが、目ぼしいものはなんにもない。220円のコミックを1冊だけ買う。川崎はだめだ。



◇ 映画・テレビ

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ツイッターを徘徊。そのあとはしばらく読書をする。図書館で借りた本を読み始めるが、読む本がたくさんあり、どれから読んでいこうかしぼれずに困る。

 夜になり、ダイスのTOHOシネマズ川崎に。評判の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」をようやく、21時ちょうどの回で観た。アカデミー賞作品賞受賞作でもあり、かなり期待していたのだが、なんだかなあ、これがアカデミー賞なのか。面白くなりそうな感じはずっとあるのだけど、しかし、どうも面白くならないんだな。笑いに決着をつけず、するっと逃げる感じがある。いや、主題はそこではないのだろうが、だけど、面白くないものをわざわざ親切に読み解こうとすることにどれほどの意味があるだろうか。だったら、娯楽作品ではなく、専門書のひとつも読んだほうがマシではないか。指がソーセージになるあたりから、松本人志の映画のようだと思い始めたのだが、実際に影響はないのだろうか。後半はだいぶ眠くなってしまった。そもそも、寝不足で映画を観るからよくないのだ。


 深夜に帰宅。雨降りになり、帰宅前にずぶ濡れになった。ことごとく、間が悪い。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は最終回。「タモリ流レシピを訂正しよう」という企画、田中裕二、劇団ひとり、市川紗椰が出演し、これはいいメンバーだと思った。スタッフの笑い声がいちだんと大きい感じがして、さすが、最終回は現場の盛りあがりがすごいのだろう。ああ、しかし、これで終わりか。あっさりとした最終回。深夜3時頃に眠る。

2023年3月31日金曜日

3月31日金曜日/サービス精神がすごい


◇ 飯田橋・高円寺

 早朝に目覚めてしまい、ブログの更新をひとつ。しかし、これでは睡眠時間が短すぎる。朝から都内に。昼食は飯田橋、つい先日に入った天下一という店の上の階、ふくの鳥という店に今度は入ってみた。ランチタイムが始まる11時半を待ってから入り、カレーライスを食べた。味噌汁、サラダ、温泉玉子がつき、850円。おもてに出してあった写真よりもはるかにボリュームがあり、完食するのに苦労した。今日は寝不足で、胃が弱っているのかもしれない。

 午後は高円寺に移動。予定していたよりも早く到着することができ、めったにこない高円寺だから、古本屋をまわってみようと思い、グーグルマップで検索しながら訪ねてみるが、訪ねる店、訪ねる店、ことごとく閉まっていて、どうも間が悪い。サンカクヤマという店だけ開いていた。せっかくだからなにか買っていきたいと思い、外の棚から、岸川真の小説を買っていく。





 高円寺駅まで戻り、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアップルパイを食べた。いちご大福パイの提供期間はもう終わってしまったのか、一度しか食べられなかった。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台は中村芝翫がゲスト。金曜には珍しい大物ゲストだと思ったが、今、太田プロに所属してるのだね。エンディングまで聴いたら、中川家礼二も「立川流三人の会」にきていたと高田先生が話していた。クロストークはなし。そのあとには読書も。菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」を読み進めているのだが、切り取られているページがまた見つかった。こんな本はなかなか珍しいと思う。なんのために切り取っているのかよくわからないようなページなんだよ。



◇ トークライブ

 19時になり、高円寺パンディットに向かう。ここを訪れるのは2年ぶり、こしらさんと水道橋博士のイベント以来だ。今回は松村邦洋と福本ヒデのトークライブ。このイベントのことは「ビバリー昼ズ」で告知されていて知った。ドリンク代、500円を払って入場する。ドリンクはコーラをいただいた。狭い会場、30人程度の客席、正面の席は埋まっていて、壁際の横向きの席に着いた。最前列に陣取っているのは、どうやら、福本ヒデファンのおばさまたちだ。配信もあり、19時半開演。松村邦洋、福本ヒデが入場。ともに総理大臣のものまねをする同士という顔合わせだが、この珍しい顔合わせは福本ヒデの希望により実現したようだ。しかし、福本ヒデはものまね芸人というわけではなく、ニュースペーパーの公演のなかで、安倍晋三の役を演じているにすぎないため、メイクをしないと安倍晋三にはなれないようだ。対して、松村邦洋は、テーブルの上にはマネージャーが用意したらしいさまざまなカツラやキャップが並べられていたのだが、福本ヒデがそれらを使うように促すと、「のどで勝負」「仮装大賞じゃないんだから」と言って、なかなか使おうとしなかった。ここには松村のものまね芸人としての、意外なほどの矜持が見える。結局、使いはしたのだが、後半は、きっちりとメイクをした安倍晋三と、カツラをつけた小泉純一郎の対談になった。福本ヒデは会話をまじめなほうにもっていこうとするのだが、松村は「郵政解散」というワードが出ると、そこからピンク・レディー解散に話が飛び、たのきん解散、そこからマッチにつながり、「ヨコハマ・チーク」や「情熱☆熱風☽せれなーで」を小泉純一郎のままで歌う。さらには沖田浩之の歌まで歌い、ここまでいくと、小泉純一郎とはなにひとつ関係がない。これには涙が出るほど笑った。ほかにも、佐藤栄作の話をしていたかと思えば、佐藤B作の話になり、ABブラザーズから「A地点からB地点まで」と「恋のぼんちシート」を歌い出すに至るという展開もあった。福本ヒデ側が用意していた「桜を見る会」の写真をもとにトークをしていたのも面白かったのだが、松村のものまねはひたすらナンセンスに走る。記憶喪失のアントニオ猪木というネタにも爆笑。身をよじって笑っていると、福本ヒデがこちらを見て、プロレスを知らない若いひとも笑ってますよとぽろっと言っていた。自分のことを言っているのだと思ったが、別に若いひとじゃないし、それはいいのだが、なぜプロレスを知らないとわかるのか、その決めつけはなんなんだ。公演は2時間以上。途中、休憩を挟んだのだが、その時間に、松村の提案で、会場の全員で集合写真を撮ることになった。みんなで写真を撮るライブって、そんなのなかなかないだろう。松村邦洋のサービス精神がとにかくすさまじいライブだった。





(集合写真は、後日、高円寺パンディットのツイッターアカウントに投稿された。)



 高円寺駅に戻ると、さっきまでいたマクドナルドの看板がなくなっていたので驚いた。今日が営業最終日だったんだ。そんなことはまったく知らずに利用していた。

◇ ラジオ

 帰りの電車内では、タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台はエド・はるみがゲスト。現在、博士号を取得しようと勉強しているんだそうで、すさまじいバイタリティと能力だ。笑いも忘れていないし、このひと、やっぱりちょっとすごいな。先週金曜の「あなたとハッピー」も聴く。一之輔さんが担当する金曜日に伊集院光がゲスト。この番組に登場は二度目か。ここのところ、伊集院がやけにニッポン放送に出るようになっているのが気になる。

 帰宅は深夜0時前になり、明日も朝早くから出かけるため、時間的な余裕がなにもない。どうやっても寝不足が続いてしまう。

2023年3月30日木曜日

3月30日木曜日/新喜劇のような公演

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、この日は13時台にもゲストがあり、倉本美津留が登場していた。元イクイプメンの吉笑にも触れられる。塙さんがちらっと、倉本美津留の娘がスタンダップコメディをやってると言っていたのも気になった。14時台はラバーガールがゲスト。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。「徹子の部屋」を、今週は月曜からずっと観そびれていた。月曜のゲストはすみれ。これを観るのがちょっと気が重かった。火曜は傑作選、「豪華スター歌手が意外な競演」という特集。2000年放送、西郷輝彦、橋幸夫、舟木一夫の3人が出演した回から始まり、2002年放送、欧陽菲菲と奥村チヨの回、2018年放送、五木ひろしと坂本冬美の回、2018年放送、前田美波里、中尾ミエ、金井克子の回。昨日水曜のゲストは南海キャンディーズ。そして、放送中の今日の回は葉加瀬太郎がゲスト。これも追っかけ再生で観てしまう。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では、「新・家の履歴書」の欄に談四楼師匠が登場。「私の読書日記」は橋本愛の担当回。橋本愛の炎上のことを詳しくは知らなかったが、その炎上により、LGBTQについて学んだことが綴られている。巻末グラビアには松本零士の追悼特集があり、江口寿史、山崎直子、高見沢俊彦がコメントを寄せている。

 午後、外出しようとしていたところだったが、ラジオをつけ、今日が最終回の「たまむすび」に合わせてみたら、ちょうど赤江珠緒さんが最後のあいさつをしていた。耳が離せなくなってしまい、最後まで聴いた。「たまむすび」は初期のころは熱心に聴いていたのだが、なぜ聴かなくなったのか、うまく思い出せないのだが、この時間帯は「たまむすび」以前にも、小島慶子の「キラ☆キラ」からずっと聴いていたし、その前の小西克哉の「ストリーム」からTBSラジオ派だったのだが、いや、今のようにラジコのタイムフリーはないから、実際にはどのくらい聴いていたかははっきりしない。「キラ☆キラ」の最終回も記憶にないのだが、聴けなかったのかもしれないな。

 15時には家を出るつもりだったのに、15時半を過ぎてしまった。銀行に寄り、金を降ろしていこうとすると、キャッシュカードがATMに反応しづらくなっているようで、三度目でなんとか金を降ろせた。本当にピンチのときに金が降ろせないようなことがあると死活問題だ。時間があるときに対処しておかなければならないが、今日は時間がない。昼食も乗り換えのあいだに済ませてしまったほうがいいと判断し、横浜駅の星のうどんに寄り、豚角煮丼と素うどんのセットを食べた。660円。










◇ 演劇

 京浜急行に乗り、浅草まで。雷門の脇を通り、浅草寺の境内を通っていくと、観光客がとても多い。着いたところは浅草木馬亭。明日のアーの公演「明日のアーの新喜劇 親切な寿司屋が信じた「3000万あるんですけど会ってもらえますか?」」を観にやってきた。18時開演、20分前に到着。外には「明日のアーの新喜劇」の幟が立ち、貼られているチラシは、木馬亭のほかの公演のチラシのなかにも違和感なく溶け込んでいた。自由席、3列目に座る。満席とまではいかないほどの入りで、ゆったりと座れた。開演前、客席の前のほうに空き缶が転がっているのが目に入り、ゴミかどうかわからなかったが、さすがにゴミだったら片づけるだろう。この公演は、明日のアーが新喜劇(吉本新喜劇?)のフォーマットを使って、いつもの笑いをやるということか。商店街の寿司屋を舞台に、特殊詐欺を題材にした物語ではあるのだが、短いコントの連続でしかなく、物語を進める力学がない。ところどころ面白いとは思うものの、たいぶ眠くなってしまった。大きく笑うような場面はなく、しかし、そもそも、フィジカルな笑いを目指してはいないのか。だが、もっと笑いになりそうでならないのは、やはり、演者の多くが素人だからだろう。高木珠里はただひとり面白かった。結論としては、かなり期待はずれ。この試みもよくわからなかった。最近の吉本新喜劇はよく知らないが、この試みは落研の落語のようなもので、なにか大きな発見でもしたかのように落語の形式そのものをネタにしてみせるのだが、そんなものはとっくの昔に本職の落語家がやっていたりする。最近の吉本新喜劇だって、テレビで売れっ子の芸人が加わったりすることもあるのだから、案外、先鋭的な笑いもあっさりとやっていたりするんじゃないのか。吉本110周年の「さんまの駐在さん」なんかはそうだった。この公演、客層が本物の新喜劇と同じ客層だったら、どんな反応になるだろう。終演すると、拍手が中途半端に鳴り続けるが、カーテンコールはなく、大北栄人が出てきて終わり。上演時間は70分ぐらいだったか。開演前に転がっていた空き缶はやっぱり小道具だった。

 稲荷町のほうに歩き、ブックオフに寄っていく。しかし、これといって買うものなし。この店舗も、特価の棚は文庫本は220円以下、単行本は330円以下に値上げしている。今日はブックの日の翌日なので、クーポンはなし。220円の文庫本を1冊だけ買っていく。稲荷町から銀座線に乗り、渋谷から東横線で帰ってくる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。録りためてあった「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」をまとめて、まずは、3月1日放送から。馬鹿よ貴方はの新道が出演し、2週にわたり、新道おすすめの地下芸人を特集する。前編には、銀座ポップ、ぽ~くちょっぷが登場。3月8日放送、後編には、シーチキン佐野、承子クラーケン、PLANET LEGEND 大西健介が登場した。承子クラーケンは元「はなしょー」のひとで、こんなふうになっちゃったんだというひどい変貌ぶりだ。コロナ禍で彼氏に薦められた「ごっつ」を観て、今の芸風になったのだという。3月15日放送は「SNSバズってる芸人SP」。ニッキューナナ、オヤカタくんが出演。3月22日放送は最終回の前週だったが、最終回と2週にわたり、「くるデミー賞」として、今までに出演したなかから、ニューヨークと蛙亭が気になった8組が再登場した。前編には、ヴィレッジ、スピーディーハンター、惹女香花、忠犬立ハチ高という4組が登場。残りの4組は次週最終回に登場だが、最終回は録画に失敗してしまったから観ることができない。前編の最後に予告があり、Jaaたけや、にこにこーちゃん、チャパティ、おとんがポックリ残されたうちらという4組が登場したということだけはわかった。深夜1時過ぎに眠る。

2023年3月29日水曜日

3月29日水曜日/「立川流三人の会」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、今週はもちろん、水卜アナの結婚を話題にする。中村倫也からの手紙も読まれ、TAIGAさんからは花束の贈呈、山里亮太も登場した。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」だが、今週の「ラジオショー」はナイツが春休みで、今日は伊集院光が代打を務める。となると、「ビバリー」のエンディングにも注目せざるをえない。昇太師匠と伊集院のクロストークというのはなかなか珍しいんじゃないだろうか。そして、「ラジオショー」は伊集院と安藤なつという顔合わせ。この関係性も面白いのだが、家を出なければならないので、これはまた改めてタイムフリーで聴こう。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は夜に予定があるのだが、ブックの日でもあるので、それも無駄にはできない。まず、いつもどおり、鶴ヶ峰のブックオフに。ブックの日のクーポンを使用するには500円以上の買いものをする必要があり、たった500円の本を選ぶのに苦労する日もあるのだが、今日はすんなりといい本を見つけられた。そのクーポンだけでなく、鶴ヶ峰店はブックの日には2割引きにもなるから利用しない手はないのだが、さらに、水曜は雑誌がなんと半額だった。文芸誌を2冊選び、これらがそれぞれ半額、それと、110円の文庫本と新書を各1冊、これが2割引きになり、さらにアプリのクーポンで300円引きとなる。これだけ買って、計300円弱。鶴ヶ峰店はすごい。


 鶴ヶ峰から横浜に移動し、先に昼食にする。五番街の龍王を覗いてみると、この店はよく行列ができているのだが、行列がなく、今がチャンスとばかりに入ってしまう。にんにく醤油のレバー丼を食べた。大盛り無料、600円。そして、ビブレのブックオフに。ここもすんなり、500円を超える。今日みたいに、あとの予定があるときは助かる。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊、ついでに、550円のCDも1枚。もう時間に余裕がなく、今月は2店だけしか寄れなかったが、しかし、思いのほか、いい買いものができた。





◇ 落語会

 横浜から東横線、中目黒から日比谷線に乗り換え、はるばる人形町まで。高田文夫プロデュースの公演「立川流三人の会」を観るため、明治座に。すぐに完売してしまい、一度はあきらめたチケットだったが、追加で販売された立見席の情報を運良く知ることができ、朝から並んでまで買ったのが今月10日のこと。そこまでしてチケットを買うこともひさしぶりだった。今日の公演は昼の部と夜の部があり、観るのは夜の部だが、昼の部も気になり、こうそわそわする公演もめったにないのだが、昼の部の情報もツイッターからチェックしつつ、夜の部のチケットをゆずるというツイートを目にして、リツイートしたりもしていた。開演30分前には到着。明治座だから幟が立つのだろうかと期待したが、さすがに今日は一日だけの公演だから幟はないのか。飾りつけもなんにもないのがやや寂しい。手指の消毒をして入場。入り口ではステッカーが配られ、これが唯一の記念の品。まず、3階席(建物は4階)まであがり、席を確認する。客席のいちばん後ろの通路の床にテープが貼られ、囲われているところが立見席。一応、正面の真ん中寄りの場所で、立見席のなかではいい席だ。しかし、開演までこんなところに突っ立っていても疲れてしまう。立見席とはいえ通路だから、カバンを置きっぱなしにするのもまずいかと思い、カバンをもって下の階に降りる。トイレを済ませ、開演が近くなるまでソファーベンチでくつろいでいた。

 18時開演。幕が開くと、舞台の上には桜が咲いているセットになっている。まず、高田先生が登場し、「中条きよしです。」「道端ジェシカです。」 と自己紹介する。そして、高田先生に呼び込まれるかたちで、志らく、談春、志の輔が順に登場した。出番順は決められておらず、それを決めるジャンケンが最初にあるという趣向。最初に談春が勝ち、談春はたしか二番手を選んだはずだ。志らく、志の輔のジャンケンは志の輔が負け、トリは志の輔かと誰もが思ったが、勝った志らく師が、なんと、トリを選んだ。主役を志の輔には譲りたくないということか。昼の部は談春がトリで「文七元結」をやったので、負けじと、志らく師も「文七元結」でトリをとると宣言した。最初に二番手を選んでいたはずの談春師は、高田先生たちがそれを聞いてなかったようで、早く決めろよと急かされるようにして、談春師は初めて選ぶように一番手を選んだ。一番手として、改めて高座に登場した談春師、思い出話を語り始め、これが止まらない。いちばんセンチメンタルなのは談春師だ。しっとりと「宮戸川」をやり、続いて、志の輔師が登場。談春師に誘発されたかたちで、志の輔師も家元の思い出を語る。昼の部では「親の顔」をやったようで、この位置ならば夜は古典を聴けるかと期待したら、「みどりの窓口」だった。家元に新作を褒められたエピソードからこの噺に入った。志の輔師の新作に対するこの執着はいったいなんなんだろうか。二席終わり、休憩に入ったときには19時半。予定よりも延びている。下の階のロビーに降り、座りたいのだが、席はあっという間にとられてしまい、反対側までぐるっとまわり、ようやく座れる席を見つけた。ロビーぐらい、立見席の人間に座らせてくれと思うよ。30分の休憩を終え、席に戻る。立見席はすべて売れているはずなのに、左隣りが空いたまま、この客は現れそうにないから、左側に少し移動し、のびのびとスペースを使わせてもらうことにする。後半はトリの一席のみ、志らく師匠が登場。宣言どおりに「文七元結」をやった。志らく師のここぞというときの勝負強さがさすがだった。志の輔師匠がトリだったら勝負は賭けなかったんじゃないか。志らく師の高座は45分ほど。結果的に、昼の部と夜の部が対のように、いいバランスの会になった。エンディングでは、また全員が勢ぞろい。志らく師の口調が馬生師匠にそっくりと談春師、志らく師がやっている最中、裏では談春師と志の輔師がそんなことをしゃべっていたようだ。志らく師には同時通訳が必要だと突っ込み、志の輔師には耳が聴こえないと突っ込む、この3人がそろい、いちばん楽しそうにしていたのは談春師だった。この「立川流三人の会」はこれが3回目。過去2回はチケットは買えず、観ることがかなわなかったが、過去2回のときは談志師匠はまだ元気だった。今日、楽屋にはそれぞれの弟子はたくさんきていたが、兄弟弟子はひとりもきていなかったという。


 終演後、大混雑のなかを下の階に降りていくと、あれっと思って、何度もちらちら見てしまったが、ロビーに三浦瑠麗のすがたを発見した。この会に三浦瑠麗とは意外な、しかも、大変なときではないのかと思ったが、三浦瑠麗はどういうわけかマスクもせずにいた。外に出たところで、広瀬和生も目撃する。外に出ると、まさかの雨降り。少し離れたまいばすけっとまで走り、ビニール傘を買った。帰る前にひと息つきたく、人形町のマクドナルドに寄っていく。スマホの充電もしたかった。アイスコーヒーにドジな店員がミルクをふたつつけ、3階の席まで上がってしまってから気がつき、取りに戻るのもめんどうだから、ガムシロップなしで飲む。1時間ほどして外に出ると、雨は止んでいた。なんという間の悪さ。

 帰宅は深夜0時を過ぎる。今日は家を出る前に録画残量を作ったつもりでいたのに、勘違いしていたようだ。「あちこちオードリー」が途中までしか録画されておらず、「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」の最終回はまるまる録りそこねてしまった。これは悔しいな。楽しい一日かと思えば、なにかしら失敗している。眠る前に、これはきちんと録画されていた「水曜日のダウンタウン」だけ観る。「隠れた友達が全く見つからず見つかるのは見ず知らずの子供ばかりだったら幼稚園児でもさすがに恐怖感じる説」というのはひどかった。幼稚園児をドッキリに仕掛けるのは絶対にやめるべきだ。どれだけギャラが出るのか知らないが、これを許可する親もひどい。深夜2時頃に眠る。

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4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...