2023年9月16日土曜日

9月16日土曜日/ギリヤーク尼ヶ崎

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「太田上田」は「全国絶名モノマネスターベスト5」として、アグネスちゃんこ鍋、水前ジジイ清子、山本ノンダ、長渕強くないし、長生きつよしがリモート出演したのだが、全員が同じ鹿児島の店からの出演、しかも、水前ジジイ清子と長生きつよしは同一人物だった。昨夜の「ネタパレ」は、なすなかにし、囲碁将棋、ぱーてぃーちゃん、ネルソンズが出演。「勝ち抜きパレード」には、山椒魚、群青団地、モシモシが挑戦し、モシモシが5週勝ち抜きを達成。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」では番組審議会の様子を伝える。ジャニーズの性加害問題について、岡室美奈子「タレントさんに罪はないというそれ自体はそのとおりだと思いますけれども、ただやっぱりその、ジャニーズのタレントと契約するということはジャニーズ事務所と契約するということであって」「個人と契約すればいいんじゃないかというお話が出て、本当にそういうことが可能であれば、それはとてもいいことだと思いますが、ただジャニーズ事務所が存続しているかぎり本当にそんなことが可能なのか、っていうところが、私は大いに疑問に思います。」

◇ 渋谷

 ツイッターから、市川猿翁の訃報を知って驚いた。83歳。昨夜の23時過ぎにはニュースが出ていた。朝から都内に。まず、東京駅に出て、午後は渋谷に。まんだらけに寄り、階段の百均からカセットテープをひとつ買っていく。今日は三連休の初日で、昼食にしたいが、どこの店も混んでいた。結局、富士そばに決めて、カレーかつ丼を食べた。680円。

 そういえば、今朝、渋谷109 が火事になったというニュースを目にし、せっかくだから見物したくなった。1階から行ってみたら、入り口に貼り紙があり、コーンの柵が立てられている。今朝の出来事だからもう何事もないかと思っていたが、全館休業になったのだな。火元は地下3階、漏電によるボヤだったようで、地下にも降りてみるが、シャッターが閉まっているだけで被害の痕跡はわからなかった。



 渋谷で時間をつなごうかと思っていたが、混雑を避けたくなった。渋谷を離れることにして、東横線のホームに降りていくと、渋谷始発の各停がちょうどやってきた。ぐっすりと眠りながら、綱島に移動する。ブックオフに寄るが、いい本がぜんぜん見つからず、この店はここのところはいつもそう。220円の文庫本を2冊選び、これだけであきらめようかと思っていたら、雑誌の棚に買いたいものがあった。110円の雑誌も3冊買う。ドトールに入り、ひと休み。スマホの充電、しばらく読書をしてから、今度は白楽に移動した。

◇ 六角橋商店街

 六角橋商店街のドッキリヤミ市場に。ずっとフリマもないし、ここのところは来なかった回も多いが、今回はギリヤーク尼ヶ崎が観ないわけにはいかなかった。出番は20時から。19時半には六角橋商店街に到着し、鐵塔書院の外の箱を少し覗いていく。商店街の端っこまで歩いてから仲見世を戻り、食品館あおば裏の駐車場に進む。駐車場では、ギリヤーク尼ヶ崎の前の出番の民謡が終わるところだった。ブルーシートが敷かれ、客席が作られているのだが、客が入れ替わるがそちらには座らず、後ろの立ち見のほうが観やすいのではと思った。商店街の会長、石原さんがマイクをとって前説をする。そして、紀あささんが今回も黒子に扮し、最初にあいさつをする。ギリヤークさんは93歳、今年は大道芸歴55年になるそうで、ここがその芸歴55年最初のパフォーマンスになるという。紀さんに車椅子を押され、ギリヤーク尼ヶ崎が登場する。最初の舞踏があり、そのあと、車椅子に座ったまま、ゆっくりと長くしゃべる時間があった。しかし、なにを言っているのかはほぼ聴きとれず、どうやら、過去の海外公演などの話をしていたのだと思うが、そのあいだに、紀さんと石原さんはマイクフォローしつつ、つぎの演しもののために着替えさせる。言葉が不明瞭な部分を、紀さんが代わりにしゃべってしまう部分もあったのが可笑しい。今回は、カメラを入れて、映像をビルの壁に映してもいたから、表情はそちらでよくわかる。93歳の老人にここまでして芸をさせることの意味も考えたくなるが、最近、ネットのニュースで読んだ根本敬の言葉があたまをよぎる。それは蛭子さんの展覧会に関する取材に答えていたもので、作品を作る人間の残酷さについて話していた。根本「絵を描いたり作品をつくったりする人たちには、どこか、自分に対しても、他人に対しても、残酷な部分があります。蛭子さんもそういった残虐性をうまく作品に向けて成功しました。僕が認知症の人を虐待するように捉えられても仕方ない。それは僕の中の残虐さですね。でも後ろめたさはありません。結果的に残った作品で、いい展覧会ができればいい」 ギリヤーク尼ヶ崎の芸はこのドッキリヤミ市場で毎年のように観てきたが、やることはほぼ変わらない。今回も、客から引っぱり出されたひとたちと一緒に踊り、バケツの水をかぶったりもした。バケツの水をかぶるすがたを見て、そういえば、いつも寒い時期にやってなかっただろうかと思ったが、その点、今日はまだ暑く、水をかぶることの怖さはなかった。最後まで演じ終えると、テレビの取材らしきカメラと音声がギリヤークさんに近づいていった。






























 広場を出て、商店街を見物しながら、白楽駅に戻っていく。シャーミィ鈴木さんやフラメンコ、さまざまなバンド、ザディコキックスの演奏も、少しずつ眺め、写真を撮っただけで通りすぎ、白楽駅から東横線で帰る。足腰がふらふらだ。帰宅は夜遅くなった。ポッドキャストをいくつか聴き、テレビの録画を確認してから、深夜0時頃に眠る。

2023年9月15日金曜日

9月15日金曜日/雨上がりの小籠包

◇ テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、日記の下書きだけして、すぐに眠りなおした。昨夜からやけに暑い。再び起きあがり、ブログの更新をようやくひとつ。前回の更新から一週間以上空いてしまった。録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「週刊さんまとマツコ」をまだ観ていなかった。夢グループ特集はもうどうでもいいのだが、二代目橋幸夫オーディションが気になる。これも録画したまま、ずっと観ていなかった番組、昨年末に放送された「+90000アラウンド」をやっと観る気になる。ダウ90000とAマッソが共演したライブの中継だと思っていたのだが、観てみたら、その配信の宣伝番組だった。今ごろ観るとは、じつに用のない視聴者だ。忽那のドッキリ企画などがあったが、ライブの冒頭8分はここで放送してくれた。冒頭だけ観ると、Aマッソの色が強い感じがした。ダウ90000にはないようなセリフまわし。演劇よりもお笑い寄りになっていたのかどうか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊現代」を読むと、伊集院静が連載エッセイで、東山紀之の男気を絶賛していた。「都合の良い時だけ東山さんは使われたナという気がせぬではないが、ともかく守り抜いたのである。彼だけにしかできなかった。他のジャニーズに人物がいたとしたら長瀬智也かキムタクくらいだったのではないか。中居正広なんぞは自分のことしか考えぬ、ただの二流タレントでしかない。」「今、大河ドラマも松潤とかが演じているが、こんなつまらない大河も珍しい。またアヒルが出る保険会社のCMに登場するタレントが、真剣にニュースを読んでいても信用できないに決まっている。私は人間を見る目だけは持ち合わせているつもりだ。」 そのほか、「熱討スタジアム」は「雑誌『ガロ』とつげ義春を語ろう」。佐野史郎、高野慎三、高島直之という3人の鼎談。高島直之というひとは美術評論家。佐野「僕はつげさんが原作の映画『ゲンセンカン主人』('93年)に出たとき、初めてお目にかかりました。裸の出るシーンを撮るとき、なぜかつげさんが見学にいらっしゃるんですよ(笑)。」 つげ義春の単行本が売れるようになったのはいつ頃からかというと、高野「『ガロ』に描かなくなった'70年以後です。最終的に'90年代に筑摩書房から『つげ義春全集』が出ます。そのおカネが入るから、もう30年以上も描かないで食べられているんです。」「もともと「おカネがあれば漫画は描かない。僕には創作意欲がないから」と言っていました。「手塚さんや石ノ森章太郎さんは儲かったのに描く意欲を持っているのがまったくわからない。でもおカネが無くなれば、僕は漫画しか描けないから描くんだ」って。」

◇ 病院

 外は雷雨になっていた。近くに雷が落ちたのか、すさまじい音。午後から外出。雨は止んだが、一応、傘はもっていく。横浜駅から市民病院まで歩く。3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。その道のり、天気予報では気温はそれほど高くないようなのだが、また夏のような暑さだ。雨が降って涼しくなるかと思いきや、アスファルトからの熱気がすごい。小籠包のような心持ちがする。病院には予約時間を少し過ぎてから到着したのだったが、今日はやけに混雑していて、やたらと待たされた。あとの予定もあったから、時間が気になってしかたがなかった。いや、あとの予定までどうやって時間をつなごうかと、もともとはそう考えていたのだが、むしろ、間に合うかも心配になってくる。結局、1時間待たされ、診察はいつもどおり、5分程度で終わる。薬局のほうは空いていて、あまり待たされなかった。



 薬局を出ると、雨が降り始める。グーグルマップを見ながら、地下鉄の三ツ沢上町駅を目指し、三ツ沢公園を抜けていく。この公園内を通るのも初めてだったが、雨降りでなければもっと写真を撮りたかった。三ツ沢上町から市営地下鉄に乗り、仲町台に移動。ここで遅めの昼食にするつもりでいたのに手頃な飲食店がぱっと見つけられず、時間もないからあきらめた。まともに食べそびれたまま、夜遅くに帰宅する。録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・音無美紀子)だけ観て、23時過ぎには眠る。

2023年9月14日木曜日

9月14日木曜日/池袋から帰ってくる

◇ 池袋

 早朝から眠ろうとすると、眠るまで時間がかかる。いつの間にか眠り、目が覚めるともう時間がない。午前中から都内に。昨日買ったシェフパンツを履いていくが、すぐに慣れるかどうか。池袋に出て、まず、昼食。サンシャインシティ、地下1階のてんやに入り、天丼を食べた。560円。急いで食べたら、汗をかいた。それにしても、シェフパンツというのはずり下がってくるものだ。夕方、サンシャインシティのすぐ外のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。ブックオフに寄り、220円の単行本を1冊、390円の単行本を1冊買っていく。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車内でも読書を続け、九龍ジョー「伝統芸能の革命児たち」を読み終えた。2020年刊、文藝春秋。「文學界」の連載を中心に、2015年から2020年にかけての原稿が収録されている。「文學界」の連載中にも何度か読んでいるはずだ。前半では、歌舞伎、能、狂言、文楽を、後半では、落語、講談、浪曲、ストリップを扱っている。ここにストリップを入れるのが九龍ジョーならではだが、意図も理解するが、それにしたって違和感はある。歌舞伎についての文章がいちばん多いだろうか。能や狂言については教わることが多かったが、寄席演芸については意外と幅が狭いんじゃないか。時期的に中心になるのは伯山であり、「革命児」というテーマだからこういう人選であるとは思うのだが、どうもバランスが悪い。九龍ジョーは、業界にかなり関わっているわりには、落語に関しては意外と経験値が低いという気がするな。いや、経験値の低さはいいんだけど、ブラック師匠についてなぜもっと書かないんだとはいっぽうでは思った。談志師匠が「小猿七之助」をやったあのシアターDの客席に九龍ジョーもいたんだというのは初めて知ることだった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」は夏木マリがゲスト。16年ぶりの出演だとは少々意外だ。今日放送された「NHK MUSIC EXPO 2023」という番組に、新しい学校のリーダーズが出演するので録画しておいた。世界で活躍するアーティストが集結するという番組、司会は山里亮太、New Jeans や YOASOBI も出演していた。新しい学校のリーダーズは「オトナブルー」と「マ人間」の2曲を披露した。「オトナブルー」は変なアドリブを入れてたりしていて、まだまだ飽きない。

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2023年9月13日水曜日

9月13日水曜日/「福田村事件」の迫力

◇ ラジオ・テレビ

 ラジオをつけたままで眠っていたはずが、パソコンのバッテリーのプラグが抜けていて、ラジオが止まっていた。変な夢を見る。うちがすっかりリフォームされる夢を見ていた。その家はどうも子どものころに住んでいた家のようだった。ツイッターを覗くと、トレンドに伊集院光の名があり、なにかと思えば、伊集院光がニッポン放送の帯番組を始めるという情報が出ていた。早朝に情報が出たのか。夕方の帯番組、野球がない期間に半年限定ということだが、まあ、その後の展開もおそらくあるのだろう。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン!」はAマッソの特集。2015年に放送された「笑けずり」というNHKの番組は観ていなかったのだが、Aマッソはそこでサンドウィッチマンと共演しているんだ。VTRでは「笑けずり」に一緒に出演していたぺこぱの証言、そして、爆笑問題の証言もあった。特集のほか、番組最後には「徹座」の追悼公演の様子も伝えられる。

 午後から外出。あまりにも余裕がないのに、正気の沙汰ではないとは思うが、映画を観に行くことにする。いろいろと先手を打っていたつもりだったのだが、すべて裏目に出ている。京浜急行に乗り、黄金町まで。駅のすぐ近くのまいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って食べておく。


◇ 映画

 シネマジャック&ベティにて、森達也監督の「福田村事件」を観る。15時10分の回。水曜サービスデー、1200円。サービスデーとはいえ、平日の昼間なのにほぼ満席だったんじゃないか。席に着くと、両側のひじ掛けのドリンクホルダーにペットボトルがあり、しかし、右側の席のひとはあとからやってきて、どうやら右側のペットボトルは忘れもののようだ。右側の席のひとに確認し、上映前にスタッフのひとに渡してくる。映画の前に余計な仕事をさせられた。さて、早く観たい観たいと思っていた「福田村事件」。森達也初の劇映画ということで、とても期待していた。映画は福田村事件という実際にあった事件を題材にしている。関東大震災後の混乱のなかで発生したこの事件のことは、この映画が作られるまで知らなかった。香川県からやってきていた行商団が、言葉に訛りがあることから朝鮮人と疑われ、自警団たちに殺されるまでに発展していく。その事件の手前には、朝鮮人差別とデマの流布があった。これがまず、きわめて現代的なテーマだ。制作資金はクラウドファンディングで集められた低予算映画ながら、意気に感じたのは俳優たちもそうで、驚くような魅力たっぷりなキャストが集結している。物語をぐいぐい引っぱっていくスター俳優たち、なかでも、田中麗奈がこのような問題作に出演するとはやや意外性があるじゃないか。「がんばっていきまっしょい」のころには、舟の上でまさかこんなことになるとは思いもよらなかった。ほかにも個性的が強いキャストがそろい、序盤から強烈な異物感を放っていたのが水道橋博士だ。あの絶妙に偉そうな感じ、役柄にハマり、さまざまな疑惑もオーバーラップする。映画賞もありえるんじゃないだろうかと思ったが、「東スポ映画賞」が続いていれば確実だったのではないか。そして、俳優たちの魅力に惹き込まされたそのドラマが、転がりだしていく迫力。能動的ではない観客でさえ引きずり込むちからがこの映画にはきっとある。なにが起きるかはわかってるのだけど。いや、わかってるからこそ怖くなるというほうが正しいか。しかし、正直に言えば、欠点もなくはないのだけど、そんなことは問題にならないくらいに魅力に満ちた映画だった。これほどどきどきさせられ、観終わってから呆然とするという映画体験もひさしぶりのこと。いやあ、すさまじい映画だった。


 映画の興奮を誰かにしゃべりたいくらいだったが、雲雀洞は閉まっていた。イセザキモールを関内方面に進み、17時半過ぎにようやく昼食。イセザキモールの裏通り、東北大飯店に入り、蒸し鶏の定食を食べた。660円。この店は二度目。カトレヤプラザのGUに寄り、黒のチノパンを買う必要があったのだが、値段が高く、代わりにシェフパンツというのを買ってみた。ブックオフにも寄るが、ビームせどりがいて、いいものは先におおむね取られてしまったようだ。せどりの先まわりをして、220円の新書を1冊だけ買う。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊買う。

◇ ポッドキャスト・ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、疲れてしまい、横になり、Spotify でポッドキャストを聴いた。「福田村事件」で検索してみたら、「植竹公和のアカシック・ラジオ」の最新回のゲストが水道橋博士だった。9月8日の配信。昨年の出馬から、選挙、当選、鬱病について、そして、後半では「福田村事件」の話をしている。「森達也塾プラス」というポッドキャストも見つけ、これも聴いてみた。森達也「エンタメにしなきゃいけない、映画は。やっぱり、なんといっても映画ってエンタメですから、最終的には。そんな啓蒙的な教条的な作品にする気はかけらもないです。だからまあ、エンタメとして、もちろんエンタメだけど、いろんなエンタメがありますから。刺さる映画にはしたいと思って作りました。」




 2時間ぐらい眠り、深夜に起きあがる。今夜は蒸し暑い。からだがまだ熱をもっている。録画していたテレビ番組をいくつか。「ニュース7」は、岸田首相の内閣改造の会見の中継から始まり、放送時間が延長されていた。「水曜日のダウンタウン」には、スーパー・ササダンゴ・マシンがプレゼンターとして登場し、前半は「正体バレたら即脱落マスクマン旅」という企画。現場の仕切りはケンドーコバヤシが務める。正体がバレなかった優勝者は誰なのかは明かされないままで終わった。後半は「久々に見た芸能人のキャラが3倍増しになっててもまぁそんなもんかと思っちゃう説」。囲碁将棋、パンサー尾形の食レポロケに同行する桑野信義の箸使いが3倍奇妙になり、あとから林家ペー・パー子も加わり、スタッフの顔を見ただけで誕生日がわかるという特殊能力を発揮する。そこからさらに、魚料理の漁獲時期、釣り人の誕生日、キジの剝製の捕獲日も当てていくという展開に笑わされた。

2023年9月12日火曜日

9月12日火曜日/知らぬ間に傷む

◇ 生活

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの下書きをする。支出がいくつか重なるようなことがあると、疲弊がひどく、ブログの更新がぴたっと止まってしまう。どうしたらいいもんだろうか。メルカリで売れた本に傷みが見つかり、その連絡をするのも疲弊の原因になる。なんにせよ、管理状態が悪いのはだめなのだが、登録してからだいぶ月日が経つものは、地震などで知らぬ間に傷んでいたりして、どういうわけか、狙ったようにそんな本から売れていく。そのつど、ひとこと、おことわりの連絡を入れなければならず、問題ないですよと言ってもらえるととてもありがたいのだが、許容範囲だろうとたかをくくり、なんの連絡もせずに送ってしまうと、メルカリでもアマゾンでも低い評価をつけられる恐れがある。そうなると、挽回する労力のほうがよっぽど大変である。

 昼はラジオ。火曜日の「ビバリー昼ズ」をひさしぶりに聴いた。12時台のゲストはアンガールズ田中。午後になり、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観始める。ゲストは加山雄三。番組なかほどでチャイムが鳴り、追加のゲストでも出てくるのかと思えば、現れたのはギネスワールドレコードジャパンの代表者だった。「徹子の部屋」が、同一司会者によるトーク番組の最多放送としてギネス世界記録を更新したというので、認定証を授与しにやってきたのだ。この回が12100回目の放送。

◇ 鶴ヶ峰・横浜・星川

 午後から外出。鶴ヶ峰に出て、まず、ブックオフに寄る。いい本を見つけたのだが、棚から抜こうとしたときに、ぎゅうぎゅう詰めにしてあったせいで、背表紙のあたまを指で破いてしまった。こんなに詰める馬鹿があるか。220円の単行本からその本と、110円の文庫本を2冊買う。ワットマンも覗き、なにか面白いものはないかと探してみるが、たいしたものはない。鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、遅めの昼食。龍王を覗くと、行列がないので入ってしまう。カレー風味の肉野菜丼を食べた。700円。今度は星川に移動し、保土ヶ谷図書館に。古美術に関する本を3冊借りる。マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと月見パイを食べた。計300円。



◇ 雑誌・テレビ

 新潮社の「波」に3ヶ月にわたり掲載されていた、高橋洋二「極私的「タモリ倶楽部」回顧録」をようやく読んだ。後篇が乗っていた8月号を最初に手にし、それからツイッターで検索してみたんだったか。前篇だけでなく、中篇も存在することを知り、図書館で読むしかないかと思っていたが、前篇が載っている6月号も入手していたことがあとからわかり、目次をろくに見ることもなく、そんなものが掲載されていることには気がついていなかった。いや、本屋で見つけたらとりあえずもらっておいて、開きもせずに置いたままにするということもよくあるのだ。そんなわけで、中篇が載る7月号だけ借りてこようと思い、一昨日の日曜にようやく借りてきた。前篇を読むと、高橋洋二が「タモリ倶楽部」の構成を担当していたのは、1990年から2011年。「テレビブロス」の連載コラムを始めたほうが先だったのか。1990年に番組の制作会社が変わり、そのタイミングで町山広美に誘われ、高橋洋二は番組に参加することになる。

 コーナンに寄り、上階のダイソーでも買いものしていく。コインランドリーによく行くようになったので、洗濯物を運ぶのに使う 500円のバッグをついに買う。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は、男子校、女子高の出身者が集まった。さんまの出身校は男子の人数よりも女子の人数が倍だったというのは初めて知る話かもしれない。それが芸風にも影響しているだろうか。男子校特有のノリとして、からだを張ったシモネタが面白いという話になり、その流れで、ジャニーズWESTの桐山照史が「僕にいたってはまだずっと男子校なんで。ジャニーズなんで。」と発言していた。今の時期にこれを放送するのは大丈夫なのか。

 深夜1時前からラジオをつけ、「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めたらそのまま眠ってしまった。深夜にコインランドリーに行くつもりだったのに、失敗した。

2023年9月11日月曜日

9月11日月曜日/弁当をいただく



◇ 新橋

 早朝に起きあがり、朝から都内に。今日も暑くなる。某所にて、思いがけず、古美術のオークションを目の当たりにする機会を得て、昼食は弁当をいただいた。新橋三丁目のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。高田先生、本橋信宏の「僕とジャニーズ」を読んだようだ。そうか、この本が出たから、村西とおるが作った北公次のビデオが知られたというわけか。土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」は、ニュース解説を森永康平が担当。このひとは森永卓郎の息子。そのあとのゲストコーナーには、ビッグモーター問題でおなじみの加藤久美子が登場した。じつは下関出身、淳の母と関わりがあり、砂山アナの姉と同級生という縁もあるんだ。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・長嶋一茂)を観て、それから、昨日の朝の番組をふたつ。「サンデージャポン」は、ジャニーズ、ビッグモーター、旧統一教会の3本立て。まずはジャニーズの会見から、会見場にいた山田美保子がその様子を伝える。VTRでは小菅宏が取材に応えていた。堂本光一や、所属タレントたちが発表したコメントはここで初めて知った。太田は、沈黙から過剰報道に転じるマスコミの二面性を語る。3本立てとの予告だったが、ジャニーズの問題だけで1時間弱、ビッグモーターと旧統一教会を扱う時間は短かった。鈴木エイトは旧統一教会の会見には入れず、しかし、ジャニーズの記者会見場にはいたんだな。「ワイドナショー」は、田村淳、高橋真麻、石原良純、加藤雅也というメンバー。こちらでもジャニーズの会見を扱い、TBSでは流れなかった発言もここでは聴けた。東山の引退もこちらでは問題にしていて、さすが、同業者からはその視点がある。東山紀之という有能なタレントが失われることはやはり大きいのだよ。ジャニーズ問題のあとには、ガリットチュウ福島が柔術世界大会で優勝したことを扱い、ガリットチュウがふたりそろってスタジオに出演した。番組終盤には、映画の宣伝のため、菅田将暉が登場した。

2023年9月10日日曜日

9月10日日曜日/狂言からの高木ブー

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、ジャニーズの性加害問題を扱うなかで、北公次「光GENJIへ」が紹介され、それだけでなく、村西とおる製作の映像版「光GENJIへ」の映像も流されていたのにはちょっと驚いた。先日の会見の映像のなかにはここで初めてきちんと観る部分もあり、ネットニュースでは目にしていたが、松谷創一郎による質問では、忖度しないことを明言してもらうように迫っている。それに対する井ノ原快彦の答えは、忖度なくしますといっても急になくなるものではない、これをなくすのは本当に大変だから、みなさんの問題でもあると思うのでご協力いただいたほうがいいと思いますと、その口調には体温がこもっている。それに比べると、東山の受け答えはどうしても芝居がかった調子がある。

 昨夜の「にちようチャップリン」は女性芸人の特集。うわさのおばあちゃんを初めて確認した。76歳。形式は漫談なんだな。シルバー川柳を披露するだけの漫談だが、それが「おばあちゃん」という芸名にくるまれている。なによりもこの芸名のマジックだ。

 Spotify のポッドキャストで、木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴く。パートナーはヒコロヒー。オープニングでは、大竹まこと、ヒコロヒー、島崎和歌子、ガダルカナル・タカというメンバーで、たこ焼き屋に行った話をしていた。ヒコロヒーとタカはこれが初対面。そのあとのゲストのコーナーには囲碁将棋が登場。ここでは大竹まことから、立食パーティーの営業で談志師匠が帰ってしまったエピソードが話された。話を聴かない客たちを、そのあとの出番のマルセ太郎が座らせて説教したという。


◇ 狂言

 昼から外出。平沼橋から紅葉坂まで歩き、今月も横浜能楽堂、月イチ恒例の「横浜狂言堂」に。ここしばらくは当日券で入場していたが、昨夜に確認すると、その時点で残席が少なくなっていたから、今回は用心し、チケットを予約した。スマホからQRコードを見せて入場するかたち。脇正面、最後列の真ん中の席。客席全体からすると、かなり端っこの席になる。14時開演。最初のお話の時間は茂山千五郎が務める。ここで初めて知ったが、この横浜能楽堂は改修工事に入るため、年内いっぱいで休館してしまうようだ。ああ、せっかく、今年に入ってから毎月通うようになったのに、その習慣は1年だけで終わることになるのか。逆に考えると、これが最後のチャンスだったということか。前半の演目は「雁礫」。シテは茂山七五三。アド、道通りの者を演じるのは茂山逸平。休憩を挟み、後半は「節分」。シテは千五郎。しかし、今回はだいぶうたた寝してしまったな。いつまでも通えると思えば客席で眠る時間もぜいたくだが、とりあえず、ここに通うのはあと3回ということになる。15時半頃に終演。


 今月も、県立図書館、中央図書館に寄り、それから、桜木町のほうに歩いていく。夕方に遅めの昼食。馬車道の裏の味奈登庵に入り、牛せいろを食べた。880円。万国橋を渡り、新港地区に向かう。ここを通るのもしばらくぶりだったが、まわりの建物にずいぶん変化があるようだ。ハンマーヘッドに向かって歩いていくと、遠くから音楽が聴こえる。ライブでもやっているのかと思いながら近づいていくと、手前のショッピングモールでDJをやっていた。







◇ イベント

 ハンマーヘッドにわざわざやってきたのは、「ウクレレピクニック」というイベントを高木ブーのインスタから知ったからだ。能楽堂からはやや歩くとはいえ、歩けなくはない距離のところで高木ブーを生で観る機会があるとなれば、これはやっぱり向かわざるをえないということになった。ホームページのタイムテーブルから、19時前に高木ブーが出演することは確認していた。入場無料。1時間ぐらい早めに到着し、会場内をぶらぶらする。この「ウクレレピクニック」というイベントにやってくること自体が初めてで、歴史あるイベントだと思うのだが、会場内には物販ブースが並び、ウクレレやハワイに関するものをいろいろと売っているようだった。買うわけではないから、あんまりじっくりとは眺めなかったのだけれども。ステージが2箇所にあり、高木ブーが出演するほうのステージに、19時まではまだ時間があるが、少し余裕をもって待つことにする。ステージではひっきりなしに演奏が行われていて、もうひとつのほうでは子どもが演奏したりもしていたが、こちらでもアマチュアのどうやらウクレレ教室の生徒のかたたちが大勢で演奏していた。ステージ前には座れる席があり、それを囲むように立ち見もぎっしりの盛況。正面後方に立ち、観始めると混んできたからもう動けなかったが、斜めから観る位置のほうが観やすかったかもしれない。そのあとにはゲストということになるのか、プロの演奏家たちが登場する。まずはしゃべるのが得意な男性の演奏家、そのつぎには男女のデュオが続いた。そのあとにはベテランのキヨシ小林が登場。キヨシ小林というひとは過去に生で観たことがあるような気がするのだけど、どこだったかな。記憶がはっきりしない。キヨシ小林のステージは面白かった。そしていよいよ、お目当ての高木ブーの登場。セッティングをしているときから、真ん中に座り、ぼそぼそっとしゃべっていることがもう可笑しかった。バンドを従え、ハワイアンの名曲をいくつも歌ったのだが、松山千春の「恋」を歌ったのが、唯一、謎の選曲だった。








 20時頃に終演し、みなとみらいを歩いて帰る。なんだかへとへとに疲れてしまった。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」の演芸は大木こだまひびき。ラジオを聴こうとすると、ラジコの地域判定がまた狂い、大阪になっている。さんまの「ヤングタウン」を聴いてみるが、ジャニーズの話などはまったくなく、この番組は55周年かなにかなのか、よくわからなかったがどうやら古い出演者が登場していたようで、ひとりは加藤紀子だったが、もうひとりは誰だかわからなかった。深夜0時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...