2021年9月4日土曜日

9月4日土曜日/巣鴨・駒込・本郷

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めて、録画していた昨夜の「ネタパレ」を観ると、後半はものまね特集で、ゆず姉&むらせが三浦瑠麗と古市憲寿を、ガリベンズ矢野がひろゆきのものまねをやっていた。いよいよ、このあたりがものまねの対象になってきた。「タモリ俱楽部」には、ハライチがふたりそろって出演し、「浦和総選挙」という企画。埼玉には「浦和」と名のつく駅が8個もあり、そのなかから「浦和神セブン」を決めるという、これはいい企画だった。

  聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」も、引き続き、順番に聴いていくが、水曜のオープニングでも、前日に話していた、球児好児の映像が見つからないという話の続きをしていた。火曜の話は、「ゲロゲーロ」のネタが YouTube にないところから始まり、商品化されているものがないかとアマゾンで探しても見つからない。そういえば、水道橋博士のライブで、ほたるゲンジが「ゲロゲーロ」のネタをコピーしていたことを思い出すが、ほたるゲンジはナイツが「ゲロゲーロ」のネタをやっている動画をもとにコピーしたのだという。ナイツがその漫才をやった番組を思い出し、その映像はマセキで保存されているはずだと調べたら、その時期は担当マネージャーが違い、それだけがなぜか保存されていなかったという話だった。最終的には、「漫才大行進ゲロゲーロ!」に球児好児が出演している回をチェックしていき、最終回に「ゲロゲーロ」をやっていたのを発見するのだが、水曜は、そのナイツのコピー版を録画していたというリスナーから、文字起こしが送られてきた。それから、話題はVHSの録画の思い出になっていき、塙の兄(長男)が深夜番組を録画していて、エロい番組かと思って再生してみたら、「カノッサの屈辱」という「すげえ真面目なやつだったからぜんぜん面白くなかった」という話をしていた。「カノッサの屈辱」をそういう番組と認識していることに驚いたが、もしかすると、教養番組のパロディだとわかったうえで面白くないと言っていたようにも感じられた。そのあとには、前日に開催された「芸人憲法学読本」というライブの話をしていて、とても面白そうだったが、しかし、2500円出して配信を観るほどのものだろうか。

 今日は朝から都内に。小雨が降り、肌寒く、パーカーを着ていく。横浜から東横線で渋谷に出て、渋谷から山手線に乗った途端、自分のそばに立っていた男に、タトゥーだらけの男が詰め寄ってきた。どうも、その男に写真を撮られたと思ったのか、それとも実際に撮ったのかわからないが、スマホのアプリを開かせる。すぐそばでそのやりとりをやられて、どうなることかと思ったが、写真はなかったようで、タトゥーだらけの男は別の車両に歩いていった。


◇ 巣鴨・駒込・本郷

 巣鴨に行く用があり、時間がかかる予定だったが、すぐに片づいてしまい、予期せぬ時間ができた。巣鴨は6月に一度、志學亭に寄るためにきているが(入れなかったが)、周辺にはもう寄るところはなく、グーグルマップを見て、駒込に行ってみようかと思う。福音館書店が巣鴨にあることを知らなかった。福音館書店の建物の手前を左に曲がり、まっすぐ進むと駒込駅に出る。六義園というのがあり、門は閉まっていたが、その目の前に地下鉄の出口があり、すくそばにドトールがあった。横断歩道を待っていたら、曲がろうとしているクルマの後ろのクルマが激しくクラクションを鳴らす。そんなにもたついていたようには見えなかったが、少し進むとすかさず追い抜き、横に並ぶと、停止線がどうのこうのと怒鳴りつけていた。そんなにコワモテ風の男にも見えなかったが、今日はいらいらしている人間が多いのか。あおり運転があれだけニュースになっても、それに近いことをやるという神経がわからない。ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。ミルクとガムシロをとったつもりが、ミルクをふたつとっていて、席は2階にあり、1階に戻るのもめんどうなので、アイスコーヒーにミルクをふたつ入れて飲んだ。コンセントがあり、スマホの充電をする。


 寄れそうな古本屋をグーグルマップで検索してみると、そういえば、BOOKS青いカバが駒込だった。青いカバを初訪問。外の均一本から、一冊だけ買っていく。パソコンに向かって作業をしていた小国さんに、「こんにちは、ご無沙汰してます」と声をかけたが、誰だかわかってもらえなかった。駒込駅まで戻り、南北線で東大前に移動する。本郷の古本屋はまだまわったことがなく、この機に行ってみようと思った。ところが、行ってみると、ほとんど閉まっている。そもそも、今は大学が休みなんだろうか。しかたなく、ただ散歩ということになり、本郷三丁目まで歩いた。ようやく昼食ということにして、キッチンセブンという店で、サービスランチを食べた。ハンバーグとカニクリームコロッケ、ソーセージ、ナポリタンの盛り合わせに、スープ、ライスが付く。600円。






 これ以上、無闇に歩くのもいやになり、本郷三丁目から丸ノ内線に乗り、霞ヶ関から日比谷線に乗り換え、中目黒から東横線の各停に乗った。途中から座れ、眠っていくが、元町・中華街駅まで眠り、横浜駅まで戻ってきた。ビブレのブックオフに寄り、5冊買う。ジョイナスの地下に潜り、有隣堂にも寄っていく。

 夜に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨日の「A-Studio」(ゲスト・松田龍平)を観た。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴き、聴きながらオンライン将棋を指し、またテレビを観ることにして、「Nキャス」を追っかけ再生で観ながら、本の登録をした。テレビは途中で切りあげ、23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら眠った。

2021年9月3日金曜日

9月3日金曜日/辞任の意向

◇ ラジオ

 朝8時半頃に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今日も雨降り。午前中に、近所の郵便ポストに投函に行く。それから、録画していた昨夜の「つぶやき英語」を観た。ずいぶんひさしぶりの放送で、2か月ぶりの収録だったようだ。XXCLUB の映画コーナーで紹介していた「テーラー」というギリシャの映画は、ちょうど、「週刊文春」のシネマチャートでも扱われていて気になっていた。

 11時半からはラジオをつける。「ビバリー昼ズ」は伊藤克信がゲストで、森田芳光の話をしていた。森田芳光の全監督作のブルーレイボックスが発売されるというので、特設サイトを確認してみると、なんと、「そろばんずく」だけは収録されていないのだ。版権元許諾が得られずに収録ができなかったという注意書きがしてある。ニュースの時間には速報が入り、なにかと思えば、菅総理が辞任の意向だという。総裁選不出馬を表明したというので、録画していた「徹子の部屋」も中止になり、「ワイドスクランブル」が延長していた。代わりに録画されていたそれを、せっかくだから観てみると、総理の会見はわずか2分ほどしかなかった。

 夕方、駅前の郵便局まで、レターパックを出しに行く。小雨が降り、寒くて、パーカーを着ていく。二俣川まで歩き、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。金の計算をして、それから、読書をする。滞在時間、2時間ほど。帰りには雨は止み、ちょっと蒸し暑くなった。

◇ 再びラジオ

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を順番に聴いていくが、火曜のオープニングでしゃべっていた、球児好児の「ゲロゲーロ」のネタの動画が見つからない話は、謎めいていて面白かった。

 先週の「HONMOKU RED HOT STREET」も聴きそびれていた。1曲目にかけていた、Mighty Crown & SAMI-T「Internet Bad Boy」が強烈。この週も、スモーキーテツニは濃厚接触者のため、横山剣さんひとりの放送だった。2曲目は、グッチ裕三も大好きだというエル・チカーノ。3曲目は、所ジョージ「中国民話・白蟹傳」という、この曲は初めて聴いた。「ホング・コングの逆襲」というLPの収録曲。そのあとには川谷拓三の曲もかけるし、この番組の選曲はこれだから聴き逃せない。

 夜にまた、ブログの更新をしようとすると、やたらに時間を食う。深夜に映画を観たかったが、明日は朝から用事があり、あきらめて、深夜0時過ぎには眠った。

2021年9月2日木曜日

9月2日木曜日/ラジオを聴くかアマゾンプライムか

◇ ラジオ・テレビ

 早朝から眠り、9時過ぎに目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「キョコロヒー」を観て、それから、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、清水ミチコとナイツで「ラフ&ミュージック」の話に。松本、内村の対面の場面に、清水ミチコもいたらとはやっぱり思うところだ。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、ますだおかだがゲスト。東洋館にゲスト出演したときに、東京二師匠に新人だと思われた話に爆笑する。このエピソードは、ナイツがしゃべっているのも聴いたことがあったと思うが、本人たちから語られるとまたいちだんと面白かった。ラジオを聴きながら、クリックポストを作り、近所の郵便ポストまで出しに行ってくる。今日は朝から雨降りで、肌寒い。

 少し読書してから、夜にまた、スーパーまでに買いものに行き、すぐに帰ってきた。録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、間寛平夫妻がゲスト。例のごとく、間寛平がギャグをやらされることになっても、夫婦での出演だと、ひやひやしないで観ていられた。

 ツイッターから知った、フリーナンスというサイトに公開された石野卓球のインタビューを読んだ。加齢をテーマにしていて、小山田圭吾に触れているところもあり、とても面白かった。聞き手は高岡洋詞。「こないだの小山田(圭吾)くんの事件みたいなことがあると、明日は我が身じゃないけど、結局人気商売だから、どこに地雷が埋まってるかわからないなって。ただ俺の場合、もともとヒール的な要素が強いから、裏切られた感もないっていう強みはありますけど(笑)。」「若いころってなかなか自分はこうだってことを認めたがらないじゃないですか。自分にはもっともっと可能性があって、いま表に出ているのは氷山の一角でしかないみたいな。でも実はそうでもなかったっていう(笑)。そのことにだんだんと気づき始めるんですよね。」 自分に期待しなくなるのかと訊かれると、「というより、自分に失望をしなくなるっていう感じです。」

◇ 映画

 夜、アマゾンプライムで映画を。黒沢清監督「旅のおわり世界のはじまり」を観た。2019年公開。前田敦子が、ウズベキスタンに訪れたテレビ番組のレポーターを演じていて、前田敦子そのままのような雰囲気で出ている。アイドル映画のようだと思いながら観ていた。黒沢清作品には観ていないものもまだまだたくさんあるが、これは知らない作風だ。アマゾンプライムでもう1本、「曖昧な未来、黒沢清」というドキュメンタリーも観た。「アカルイミライ」撮影時のメイキングだが、「アカルイミライ」(2003年公開)は未見で、どうも興味が続かない。ドキュメンタリーの撮りかたが面白くないのだろうか。黒沢清の発言の多くは、「黒沢清の映画術」という本でも語られていたと思う。アップリンクの浅井隆が登場していて、登場するたびに、いかにもパワハラしそうな顔だと思ってしまった。

 深夜1時からはラジオをつけ、「ナインティナインのオールナイトニッポン」をオープニングだけ聴いた。「ラフ&ミュージック」の裏話を聴きたかったからだが、河田町の時代からすると、松本は別人だと話していた。

2021年9月1日水曜日

9月1日水曜日/「ドライブ・マイ・カー」

◇ テレビ

 9月になった途端に、ウソみたいに涼しくなってしまった。朝はまず、ブログの更新から手をつけるが、時間がかかり、仕上げられなかった。録画していたテレビ番組をいくつか。土曜日の「お笑い向上委員会」をようやく観ると、この番組では「ものまね三銃士」と呼ばれている、くっきー、ハリウッドザコシショウ、ガリットチュウ福島が登場した。くっきー、ザコシショウは、放送上は「ラフ&ミュージック」に続いての出演ということになり、番組内でもそのことを言うのだが、もちろん、「向上委員会」はそれ以前に収録されている。さんまは「ラフ&ミュージック」という番組があることすら知らない様子だった。それにしても、くっきーの発するひとことがすべて面白く、視覚的な印象がどうしても強いが、意外と、言葉で笑わせるひとでもある。

 午後から外出。雨の予報が出ていて、ビニール傘をもって出る。海老名で映画を観ようと思うが、その前に、さがみ野で降り、ブックオフに寄っていく。しかし、わざわざ寄ったがまるでいいものなし。110円の文庫本を1冊だけ買っていく。ブックオフを出ると、小雨が降り始めていた。海老名に移動し、温かいものが食べたくなり、らあめん花月に入り、嵐げんこつラーメンを食べた。720円。それから、ビナウォークのドトールに入り、ブレンドとクイニーアマンを食べた。3日前に買った「村上春樹 雑文集」をさっそく読み始めてみたが、「小説家とは、多くを観察し、わずかしか判断を下さないことを生業とする人間」という、核心に迫るような言葉がいきなり現れ、これは読んでおいて損はない。



◇ 映画

 TOHOシネマズ海老名で、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」を観た。3時間弱の大作だが、これだけは劇場で観ておきたかった。もう1本、山田洋次監督の「キネマの神様」も劇場で観たいと思っていたが、年寄りが観る映画だと決めつけているのか、どこの劇場も午前中の上映ばかりで、これは観に行けない。17時50分の回、上映開始15分前にチケットを買ったが、売り切れ寸前で驚いてしまった。座席は間隔を空けた販売ではあるが、どのくらい宣伝されているのかもわからず、そんなに埋まっているとは思っていなかった。1列目、2列目の端っこに、3席残っているのみ。普通だったらとりたくない席だが、今から帰るわけにもいかず、2列目の右端の席をとった。上映直前にチケットを買うのが当たり前だと思っていたが、今やもう、ネットで事前に買ったほうがいいということかな。今日はファーストデイ、1200円だが、シネマイレージカードの更新があり、300円余計にとられてしまい、なんのために安い日にきたのかもわからなくなった。スクリーンは4D上映にも使うスクリーンで、座席はゆったりしていたが、座ってみると、やっぱり、スクリーンを斜めに観るかたちになり、あまりいい席ではない。隣りの席のお客さんがなかなかやってこなくて落ち着かなかったが、予告編が始まってから、お婆さんがやってきた。コントみたいな状況だが、お婆さんはビニール袋をもっていて、直前までがしゃがしゃと音を鳴らし、映画が始まってもずっと抱えているので勘弁してもらいたかったが、少ししたら、隣りの空席に置いてくれてほっとした。

 開始直後はお婆さんのビニール袋が気になってしまったが、映画にのめりこむまでにはさほど時間はかからなかった。席の悪さもすぐに気にならなくなる。序盤に多くのことが語られ、これだけで別のドラマが作れるくらいの惹きつけられる展開があったが、真に語られることはその先にあった。濱口竜介監督の前作である「寝ても覚めても」を予備知識もなく観て、わけもなく惹き込まれたのは、不穏な空気と違和感にだったが、今作の序盤、セックスシーンで、西島秀俊の背中と霧島れいかの顔を映す場面があり、その表情にはぞっとさせられる。この演出がまず、不穏だった。その先は、西島秀俊と三浦透子の物語になり、そして、もうひとつの主役がクルマだった。村上春樹の原作はどうなっているのか知らないが、映画では、クルマが走ることで、人間の心理も走るような感じがある。移動距離と心理の動きが連動していて、たしかにそういうことはあると思わせる。クルマの移動が脳に及ぼすものの謎を描いているのではと思うくらいだ。車内の場面で、岡田将生が語る顔にもまた、不穏な空気がある。それから、戯曲が重要なものとして登場するが、戯曲というのもまた不思議で、起きたことも、これから起こることも、あらかじめ、チェーホフがすべて言い当てているかのようだ。多言語で、さらには手話も含まれ、会話がなされるという、特殊な手法が成立する演劇もまた、謎に満ちている。隣りの席のお婆さんは、手話の場面になったら一緒に手話をやっていて、このお婆さんはいったいなんなんだと驚かされた。ラストシーンも、想像させる幅のあるもので、3時間観てもなお、観るものはこの映画を完結させられない。

◇ ラジオ

 すぐに帰るつもりが、読書に集中していて、電車を乗り過ごしてしまった。夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、日曜に放送された「村上RADIO」を聴いた。不定期の放送でかなり聴き逃しているが、今回は村上作品に登場する音楽の特集。坂本美雨もいない、村上春樹ひとりの放送だった。終盤は眠ってしまい、2時間ぐらいで目覚め、また、終盤を聴きなおした。ラストに菅首相の言葉を引用し、ジョークで批判していた。それがネットニュースになっていたおかげで、この放送を知れたのだが。

 そういえばと思い出し、Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。はるな愛がパラリンピック開会式の舞台裏をしゃべっていた。この放送で、なだぎ武もゲストに出たと知り、その回も探して聴いた。8月19日木曜の放送。こちらでも開会式の裏話をしている。はるな愛は公募だが、オファーされたであろうなだぎ武も、ボランティアみたいなもので、ギャラはほとんど出ていないようだ。弁当は塩むすびが出ただけとも話していた。あの予算はいったいどこに使われているのか。

 昼に聴きそこねた、今日の「ビバリー昼ズ」も聴いた。柳家喬太郎がゲスト。また映画に出演したそうで、その話が中心になる。深夜にまた、録画していたテレビ番組をいくつか、ざっと早まわしで観て、消去する。「お願い!ランキング」は、「はなつまみ」ではなく、別の企画をやっていた。深夜になると、少し肌寒いくらいになった。Spotify で「ドライブ・マイ・カー」のサントラを聴きながら、映画を反芻しつつ、朝まで、ブログに手をつける。


2021年8月31日火曜日

8月31日火曜日/神保町・疲れ

◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。昼食は虎ノ門で、おみっちゃんという焼き鳥屋に入り、ランチメニューのトンテキ丼を食べた。750円。そば、サラダ、冷奴がつき、生卵も無料。ちょうど正午で、これから店が混み始める直前だった。午後は小川町に移動し、ベローチェに入り、アイスコーヒーとあんぱんを食べた。グーグルマップで見ると、小川町からは、神保町に行くのも、秋葉原に行くのもさほど変わらず、どちらかに寄ろうと思ったが、やっぱり、神保町に寄れるときは神保町がいいだろう。すずらん通りから入り、東京堂も覗いていく。交差点から靖国通りに。しかし、雨の予報が出ていて、まだ降りそうで降らない状態だったが、外に均一本を出している店と出していない店がある。矢口書店の外の棚にはカーテンがかかっていた。アットワンダーは外の棚が開けてあり、「糸井重里の萬流コピー塾」を100円で、それから、双葉十三郎「映画の学校」を見つけ、書き込みがあったが、330円ならばと思い、これも買ってしまう。神保町から半蔵門線で渋谷に移動し、地下からセンター街に出て、まんだらけにも寄った。階段の百均から「文芸読本」を見つけ、2冊買っていく。




 20時頃に帰宅するが、どうも体調が万全でなく、すぐに眠る。深夜1時過ぎに目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。「ラフ&ミュージック」と「タイタンライブ」の話。深夜3時まで聴き、疲れがまだ完全にとれず、なにもする気になれない。

 今日は末広亭の余一会で立川流一門会があり、行きたいとも思っていたが、当日券で入れるかが不安だったのであきらめてしまった。ツイッターで情報をあさっていて、そういえば、明日9月1日から志奄さんが真打ち昇進だと思い出した。「志奄」から「志ゑん」に改名するということを今になって知った。二ツ目に昇進する際に、師匠が提案した名前にここでなるというわけだ。明日は日暮里で口上があるということを前日になって知り、もっと早く知っていれば、予定をやりくりしたのに。悔しい。今日はツイッターから、エル・カブキのマセキ退所も知り、これにもショックを受けた。

2021年8月30日月曜日

8月30日月曜日/浜松町・川崎


◇ 貧乏暇なし

 今日は午前中に川崎まで。それから、午後には浜松町に行くことになり、どこでランチを食べようかと、店を探しながら歩くが、なかなか決められない。だいぶ歩きまわり、味蔵という居酒屋にようやく決める。ランチメニューの日替わり定食。650円。メニューの名前を忘れてしまったが、肉と野菜を炒めたもので、とろみがついている。スープ、大根のサラダ、ザーサイ、杏仁豆腐付き。浜松町から泉岳寺まで歩いてしまおうかと思っていたが、この店まで歩いただけで、暑くていやになり、すぐに浜松町駅まで戻りたくなった。北口から歩き、駅からだいぶ離れたような気がしていたが、南側にも出口があり、じつはさほど遠くなかった。ちょうど、駅のホームの長さ程度の距離を歩いただけだったが、それでも、暑さで気力が失われる。


 浜松町から、京浜東北線で川崎に戻ってきた。よっぽど横浜まで戻ってしまおうかと思ったが、こんな昼間から都内にいて、寄り道しないのもつまらない。川崎で、近代書房の向かいのベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。読書をするが、隣りの席に座っていた爺さんふたりがずっとしゃべっていて、うるさくてしかたがない。ひとりがけの席なのに、隣り合ってしゃべってやがる。そんなにしゃべりたいなら、ふたりがけの席に行けばいいと思ったし、ひとりの爺さんはマスクをしていなかった。

 高橋源一郎「君が代は千代に八千代に」を読み終えるが、これはぜんぜん面白くなかった。つまらない人間が、一生懸命、ふざけてみせているような、あるいは、悪ぶってみせているような小説だった。2005年刊、文春文庫。この小説が書かれていたころは、高橋源一郎の「SIGHT」の対談なんかはよく読んでいたような記憶があるが、本人はこんなひどい小説を書いていたとはつゆ知らず。

 モアーズのブックオフに寄り、それから、横浜まで戻ってくる。星川に寄り、コーナンでプチプチを買ってから帰った。ツイッターから新規感染者数を確認すると、東京は 1915人に。ひさしぶりに二千人未満になった。神奈川県は 1719人。このまま下がるかどうか。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた昨夜の「ラフ&ミュージック」の第2夜を、とりあえず、早く確認しておきたい場面だけ、ざっと早まわしで観ていった。初日の生電話で出演交渉したメンバーがつぎつぎに登場するのがいちばんの見どころで、鶴瓶の登場も面白かったが、やっぱり、最大の話題は内村光良の登場だ。裏番組とのかねあいもあり、初日の段階ではどうなるかわからなかったが、ウッチャンはきちんと現れた。10分程度の出演ではあったが、近い将来、ウンナンとダウンタウンの共演もあるのではと期待させる。この2組だけでなく、どうせならば、ここに清水ミチコと野沢直子もいればとは思った。そのあと、漫才で登場したハイヒールと松本の共演も珍しく、ここもじつは注目すべき場面だった。

 タイムフリーで、ラジオもいくつか。今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、高田先生も、松本と太田の共演をやっぱり話題にしていた。それから、下北沢にポカスカジャンのライブを観に行った話になり、古書ビビビで喰始に遭遇した話になった。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くが、こちらでも「ラフ&ミュージック」の話を期待したのに、平野ノラの母の料理の記事の話から始まり、ずっと料理の話をする。20分ぐらい経過して、ようやく「ラフ&ミュージック」の話になった。爆笑問題と松本の共演を、塙さんは家に帰ってからテレビで観たようなツイートをしていたが、録画に失敗していて、YouTube で観たそうだ。爆笑問題とは出番が近かったのに、現場に残らなかったのは、板挟みになりたくないというのが本音だろうか。先週土曜の「東京ポッド許可局」は「お笑い当事者論」。聴きそびれていた先週月曜の「ズーム」も、オープニングだけは聴いておく。ラジオを聴きながら、梱包を片づけ、深夜0時過ぎには眠る。

2021年8月29日日曜日

8月29日日曜日/ブックの日と会計の謎

◇ テレビ

 昨夜は深夜遅くに眠り、朝9時頃に目覚める。録画していた昨夜の「Nキャス」を観て、それから、「サンジャポ」も。ヒコロヒーが初登場。まず、冒頭はパラリンピックの話題だったが、VTRが終わり、スタジオに移ると、サバンナ高橋が話をさえぎるようにして、昨夜の「ラフ&ミュージック」について、太田に質問した。これはなにか、そういう質問をするような指示が出ていたのだろうか。そう思うくらいに、流れとはまるで関係なく、よくぞ訊いてくれたと思うような割り込みかただった。裏番組の「ワイドナショー」はお休みで、その時間には昨夜の「ラフ&ミュージック」のダイジェストを放送していた。一応、そちらも録画しておいたが、ざっと早まわしで確認してみると、そりゃそうかと思ったが、「サンジャポ」の裏だから爆笑問題の出演場面は使われていないのだ。

 NHK-FMのグッチ裕三の番組を途中からつけると、赤坂泰彦と中山秀征がゲストで、これは最初から聴いておきたかった。聴き逃し配信もないが、13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」に切り替える。昨夜の「ラフ&ミュージック」については特に気になる話もなく、聴きながら出かける支度をして、14時過ぎから外出する。ブックの日だから、ブックオフをまわらねばならないわけだが、出発がだいぶ遅くなってしまった。



◇ ブックの日

 今月は、町田に最初に行ってしまう。町田駅の南口を出て、串かつでんがなに入り、ランチメニューのとろとろ牛すじカレーを食べた。500円。それから、本日1店目のブックオフに。上階からまわり、手堅く、いいものを見つけられた。220円の単行本を3冊、110円の文庫本を6冊買う。町田店は、ブックの日はまず1割引きになり、それから、アプリのクーポンで 300円引きになる。量が多いので、5円の袋もつけてもらうと、1188円に、袋代を足し、1193円。1200円出したが、あれっと思い、300円引きましたかと確認したら、引かれていなかった。会計前に気がつけばよかったのだが、もうレシートも出されてしまい、トレイには、お釣りの7円が乗っていた。若い女性の店員さんはわりと落ち着いた様子だったが、とりあえず返金しますといって、1193円をレジから出したが、まだお釣りをとってなかったので、1200円出しましたと言ったら、ちょっと混乱させることになった。小銭を乗せたまま、トレイがいったりきたりして、よくわからなくなったが、正しい金額は 893円になり、返してもらった千円札と、トレイに乗っていた小銭から3円を足して払った。トレイに乗っていた小銭は、返金されたものだから、ぜんぶこちらでもらったが、これで計算は合っていたのだろうか。

 ベローチェに入ろうと思っていたが、時間を考えると、あと何店まわれるかわからない。今日はどうせ暑いからあんまりまわりたくないなと思っていたが、曇っていて、さほど暑くなく、これだったらもっと計画的に何店もまわりたかった。2店目に向かおうとするが、さっきの町田店の会計が引っかかり、しばらくはうわの空になった。



 町田から相模大野に移動する。涼しいが、妙に疲れていて、駅から遠い店舗は避けることにする。相模大野のブックオフでは、文庫と新書、110円だけで5冊買った。ここはアプリのクーポンだけなので、計算が簡単だ。駅に戻る途中、建物が消えていたが、あれは伊勢丹だったか。駅まで戻り、ここでやっぱり、ひと休みしていく。改札前のドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。カウンターの前に置いてあるパンがいくつも床に落ちてしまっていて、若い女性の店員さんに教えてあげたが、この店はカウンターのなかから外に出るのにぐるっとまわらなければならないめんどうな構造で、やっと出てきた彼女は、落ちているパンを拾って、そのまま、カウンターの前の箱に戻して並べた。いや、消毒とかしなくて大丈夫なのか。それでいいのなら、俺が拾ったって同じだったのに、拾ってくれない不親切な客だと思われたかもしれない。

 相模大野から鶴間に移動。今日は3店で終わり。清水國明のサイン本を見つけ、これは買わないわけにはいかないが、残りの3冊がなかなか決まらない。店内を2周まわり、買うものが見つからず、引き出しをあけてみたら、講談社文芸文庫を発見した。これで 500円を超えたと思い、レジにもっていったら、なんと、清水國明の単行本が110円だった。文庫の引き出しをまた漁り、もう一冊、村上春樹「雑文集」を見つけ、これでいいやと思い、やっとのことできりあげた。三ツ境のダイエーで買いものをして、夜遅くに帰宅する。録画していたテレビを観ながら、本の登録を済ませ、23時過ぎに眠る。

2021年8月28日土曜日

8月28日土曜日/「ラフ&ミュージック」

◇ ラジオ・テレビ

 朝になるとようやく涼しくなるが、またすぐに、じわじわと暑くなってくる。昨夜、聴きながら眠ってしまった「問わず語りの神田伯山」を聴きなおすと、「タイタンシネマライブ」のエンディングトークで言っていたとおり、円楽が圓生を襲名したいと発言しているという話をしていた。9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。「常連さん」は能町みね子。横浜市長選に田中康夫が出ていたことに、ようやくこの番組で触れた。坪倉良和という候補が、我が家の坪倉の父だったとはぜんぜん知らなかった。

 ラジオを中断し、録画していたバラリンピックの開会式をようやく観る。番組表では、NHK総合はあいだにニュースが入ることになっていたので、Eテレの手話付きの放送を録画しておいた。パラリンピックならば、むしろこちらでいいだろう。ショーが始まると、はるな愛がいきなり映る。知らずに観ていたら驚きはあったかもしれない。NHKの解説では、はるな愛だという紹介はしていなかった。オリンピックの開会式とは違い、こちらは子どもっぽくなく、日本的な文化を過剰に押し出すようなところもない。選手入場のプラカードもマンガの吹き出しではなかった。放送の手話の担当者は、20分ずつくらいで交代していた。さすがに、3時間近い放送を、ひとりで手話をやり続けることはないか。手話の表現力というのはすごいもので、観ていると、かなりの運動量だと思った。こちらも1時間ほどで中断し、ラジオに戻り、「田村淳のNewsCLUB」をつける。ニュース解説は石戸諭。そのあとは、林真理子がゲストに登場し、「小説8050」の話をしていた。この小説には、「グッとラック!」に出演していた高橋弁護士が取材協力しているそうである。聴きそびれていた月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」もようやく聴いた。桂宮治がゲスト。「笑点」の新レギュラーは宮治だと思い、塙が電話をかけてきたという話。そういえば、本当は宮治がなるはずだったが、一夜にして三平に変わったという話を某師匠がしゃべっていたのを聴いたことがあるが、事実はどうなのだろうか。中田翔の移籍の話から、塙さんが、伸衛門、遊雀の話をふろうとするのにも笑った。

 夕方、ヤマトの営業所まで。今日もひどい暑さ。かつやの前を通ると、新しいフェア丼が始まっていて、思わず入ってしまった。塩カツ丼を食べる。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄り、西友のイタリアントマトに入り、しばらく読書をした。西友で買いものをして、夜に帰ってくる。日が落ちてもまだまだ暑く、帰宅するまでに汗をかいた。


◇ 対談

 アマゾンプライムで配信された、松本人志と庵野秀明の対談をようやく観た。1時間程度のものかと思っていたら、前後編に分かれていて、40分ずつもある。まず、前編。そういえば、監督は品川祐だった。松本と庵野は初対面。松本が 1963年生まれ、庵野が 1960年生まれ。世代が近く、特撮モノやテレビアニメの共通体験があるのだ。松本が「赤塚不二夫さんも確実に影響受けてますねえ」と、赤塚不二夫からの影響をはっきりと口にしたことは今まであっただろうか。「ウルトラマン」よりも「ウルトラセブン」派だという松本は、実相寺昭雄、金城哲夫のタッグについても言及する。しかし、こういう話になると、庵野秀明のほうが知識が正確だし、かなわない。「全員集合」はどうかというと、庵野は裏番組の「キカイダー」と「キューティーハニー」を観ていたのだという。松本が「エヴァンゲリオン」の映画をすべて映画館で観ているというのも意外だった。しかし、そのくらいでなければこの対談は受けないか。松本が枝雀について触れているところも気になったが、これは枝雀の著書を確認する必要があると思った。後編も続けて観ると、こちらでは、松本が谷崎潤一郎「春琴抄」の話をしていて、これにも驚いた。

◇ テレビ

 深夜0時近くから、録画していた「ラフ&ミュージック」を観始めた。5時間近い放送をまともに観るのはさすがにかったるく、ざっと早まわしで観ていくが、爆笑問題の出演を最初から予告していて、最後の最後まで引っぱっていた。爆笑問題の出演は、結局、いちばん最後になるが、しかし、爆笑問題と松本人志の共演は、単に珍しいと思うだけの視聴者が大半で、この共演は、たとえば、東京03と島田紳助が共演するくらいの事件なのだと理解している視聴者は少ないのではないだろうか。漫才は昨日の「タイタンシネマライブ」のネタとも重複し、昨日からネタのクオリティを心配していたが、案の定、がちゃがちゃの漫才になった。こういう漫才にはなんだか見覚えがあると思ったが、にゃん子・金魚の漫才みたいなのだ。いつにも増して変なテンションだったが、もしかすると、昨日からもうすでにおかしかったということだろうか。松本「ここの奥さんが俺のツイッターをフォローしてんのよ。意味もわからなくて。なんか、遠まわしに威嚇されてんのかな」 太田「威嚇したのはそっちでしょ」という一瞬のやりとりに興奮する。わずか4分弱の共演。そのほかでは、生電話のコーナーが面白かった。本田翼、山田孝之はともかく、蛍原徹、鶴瓶、ウッチャンに電話していくという流れ。深夜3時過ぎに眠ろうとするが、興奮してなかなか眠れなくなった。


 

2021年8月27日金曜日

8月27日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ

 早朝に目覚め、録画していた火曜放送の「さんま御殿」を観た。「運動オンチ vs 運動神経バツグン」というテーマで、スケボーとサーフィンの金メダリストがさっそく出演していた。観ていてあれっと思ったが、VTRに、地蔵中毒の東野良平が出演していた。がじらさんが出演することでもあれば面白い。スタジオには、運動オンチ側に志らく師匠が出演していた。

◇ 横浜

 朝から横浜まで。みなとみらいから、日産ギャラリーを抜け、横浜駅まで戻り、西口に移動した。まだ正午前だったが、昼食にしようと思い、店を探すが、まだ時間が早いせいか、店はどこも閉まっている。できれば、知らない店に入ってみたいと思い、無駄に歩きまわってしまうが、ジョイナスの地下に入り、いよいよめんどうになり、北浜という店に決めた。とんかつ定食。800円。いい肉なのかわからないが、とんかつがとても薄かった。ご飯はおかわり自由だと言われたが、一杯食べるのがせいいっぱいの薄さだ。食後にはホットコーヒー付き。夏なのにホットコーヒーかと思ったが、このコーヒーのカップがまた小さい。しかし、コーヒーの質はよさそうだった。夜に予定があるが、それまでにかなり時間がある。まず、ビブレのブックオフに寄るが、一昨日に寄ったばかりで、なにも買うものはなかった。そのあとは、カラオケに行ってしまうことにした。カラオケ館で、ひとりカラオケ、90分。約1ヶ月ぶりのカラオケ。コンセントがあり、スマホの充電もできた。なんの計算もしないで入ってしまったが、会計時、1299円というのでちょっとびっくりしてしまった。カラオケ館で、今まで千円超えたことなんかないのに、もしかして、横浜店は値段が高いのか。


 カラオケの値段に動揺したまま、横浜から海老名に移動する。電車内で、読書しようとするが、眠くなり、スマホでラジオを聴いた。今日の「ビバリー昼ズ」を聴き始めたらすぐに眠ってしまい、気がついたら、つぎは大和だった。しかし、どうも変だと思い、注意すると、進行方向が逆で、どうやら海老名まで乗り、大和に戻ってきていたようだ。1時間近く眠っていたのか。大和で反対方向に乗り換え、ようやく海老名にたどりつく。かなり時間があると思っていたのに、なんだかそうでもなくなってきた。ビナウォークのマツモトキヨシで飲みものを買い、ドトールに入り、アイスコーヒーとアップルパイを食べた。

 太田光「違和感」を読み終えた。2020年刊、扶桑社新書版。インタビューを構成者がまとめた本だが、太田自身の文章と比べると、どうも言葉に緊張感がなく、発言が走っている感じがする。時事的な話題、社会的な話題よりも、談志、たけしの話題などのほうが面白かった。ツイッターを少し見ると、明日のフジテレビの特番で、なんと、松本人志と爆笑問題が共演するようだ。


◇ ライブ

 ドトールの冷房がきつく、早めに出てしまう。今日は時間がかなりあると思っていたが、どうも時間の使いかたに失敗した。TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。今日は横浜に行く用があったから、川崎で観てもいいと思っていたのだが、昨夜の時点で、川崎は完売してしまっていた。始まる前にまた確認していたら、海老名も完売になっていた。18時半開演。出演順に、ウエストランド、ダニエルズ、キュウ、脳みそ夫、XXCLUB、サイクロンZ、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、神田伯山、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。ウエストランドがトップというのも珍しい。刑務所の生活のネタで、変なことを言っているほうが入れ替わるという新パターン。XXCLUB は差別を題材にしたきわどく挑戦的なネタだった。サイクロンZは手品師のコント。あてぶりのネタでちょっと知られたひとだが、なぜそのスタイルを捨ててしまうのだろう。そして、我が道をいくエレキテルだが、一度、本人たちの作・演出ではなく、純粋な演者としてのエレキテルを観てみたいという気もする。圧巻は伯山。「慶安太平記」の14話目、「鉄誠道人」をたっぷりと読む。読むというよりも、演じるところも多い、憑りつかれたような迫力の芸で、観客をこのどろどろとした世界にぐいぐいと引きずりこんでいく。伯山の顔の不気味さを改めて感じる。伯山のあとは、BOOMER&プリンプリンのオリンピックのコント。この構成はやっぱり間違っているんじゃないだろうか。雰囲気に飲まれながらも、それがまた、余計にくだらなくて笑った。爆笑問題もオリンピックのネタ。最後に少し、雨上がり解散のネタも入れた。エンディングは、爆笑問題と伯山のトークだった。伯山が、明日の松本との共演にさっそく触れる。今日の漫才を松本の前でやるのだとしたらちょっと心配だ。終演して時計を見ると、まだ 20時半で、上演時間はいつもよりも短かったのだ。

 夜遅くに帰宅し、眠ろうとするが、暑くて眠れない。タイムフリーで、今日放送の「問わず語りの神田伯山」を聴きながら、深夜にようやく眠った。

2021年8月26日木曜日

8月26日木曜日/窓を閉められた




◇ 貧乏暇なし

 今日も朝から都内に。東横線の日吉から目黒線に乗り換え、武蔵小山で降りたが、この駅で降りるのはたぶん初めてだ。外に出ると、朝からもう、陽射しが強烈だった。それから、大崎に移動し、ゲートシティ大崎の1階、「北海道」という居酒屋に入り、ランチメニューのチキン南蛮定食を食べた。880円。コンセントがあり、食べているあいだにスマホの充電ができた。3階のドトールに入り、ひと休み。午後、五反田のブックオフに寄れるかと思っていたが、予定がうまくいかず、夕方、浜松町で、またドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べた。冷房が弱く、あんまり快適でなかった。浜松町から山手線に乗り、品川からは京浜急行で帰ってくる。

  電車移動中、Spotify で、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のポッドキャストを聴いた。はるな愛が火曜日のパートナーで、パラリンピックの開会式に出たというので、その当日の放送が気になったが、はるな愛はお休みで、理由はなにも語られず、代わりにヒコロヒーがパートナーを務めていた。続けて、翌日水曜日のオープニングを聴くと、こちらではもちろん、壇蜜と大竹まことが開会式の話をしていた。

 夜遅く、汗だくになって帰宅すると、部屋の窓が閉めてあって、ひどい暑さだ。開けておいたのに、母親が勝手に閉めてしまい、腹立たしくなった。こんな間抜けなことが四十代半ばになってもまだ起こるのか。暑さをがまんしながら、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・古舘伊知郎)を観て、それから、タイムフリーで、先週金曜放送の「ヒコロヒーのオールナイトニッポンX」を聴いた。聴きながら、オンライン将棋を指し、梱包を片づけ、深夜0時半過ぎに眠る。

2021年8月25日水曜日

8月25日水曜日/芋洗坂を下る



◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。六本木に用があったが、ブックファーストがなくなってしまっていて驚いた。青山ブックセンターが文喫になってからは一度も入ったことがないが、あとはもう、六本木には蔦屋書店があるだけになってしまった。六本木ヒルズのなかに文教堂もあるが、あそこはふらっと寄るような場所ではない。交差点から芋洗坂を下り、蔦屋書店の前に出る。それから、麻布十番の先まで移動し、白金高輪方面に進み、そのまま、泉岳寺まで歩いてしまうことにした。魚籃坂を登り、伊皿子坂を下る。なか卯を見つけ、ミニかき揚げ丼と冷やしはいからうどんのセットを食べた。500円。



 泉岳寺から京浜急行に。ちょうどやってきた快速特急が、正面向き、ふたりがけの座席の車両で、そこにひとりで座り、すっかり快適で、上大岡まで寝過ごし、横浜まで戻ってきた。眠気がひどく、首と腰が痛い。横浜東口のドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。金の計算をしてから、読書をする。東口から西口に移動し、有隣堂に寄り、新刊のチェックなどを。それから、ビブレに寄り、まず、地下のタワーレコードで、「bounce」をもらい、もちろん、上階のブックオフにも寄り、2冊だけ買っていく。

◇ 読書

 吉村萬壱「ボラード病」を読み終えた。2017年刊、文春文庫。この手法、文体に、あんまり興味がもてず、可笑しくなりそうでならないという小説だった。いとうせいこうが解説に書いていた、夢オチの正反対の「夢から小説」という分類は面白い。この本はブックオフで買ったもので、文藝春秋からの献本の紙が挟まっていたが、「豊崎様」というのはいったい誰なんだろう。

 20時前に帰宅。部屋に戻ってくると、蒸し暑さが尋常でない。タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を最初から最後まで聴いた。聴きながら、オンライン将棋を指し、ブログの更新をして、梱包も片づけ、深夜0時半過ぎに眠った。

2021年8月24日火曜日

8月24日火曜日/日記を書いている

◇ 日記

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。告知と日記を書くつもりのブログが、告知することがなんにもなく、日記だけをただひたすら書くブログになっているわけだが、日記も、このブログとは別に、生活のことをなんでも書く日記をつけていて、それをブログ用に編集し、推敲するという手順を踏んで、ここに載せている。だから、やたらと時間がかかり、約1ヶ月遅れの更新ペースになってしまっているが、結果的に、感情のままに余計なことをつい書いたりというようなことを防げているから、このやりかたはすごくいい。どうしても早く言いたいようなことがあるのなら、SNSに書けばいいのだ。しかし、もとの日記がいい加減に書いてある日は、なおすのが大変で、かなり手間がかかることになる。それはそれで、このときは忙しかったのだとか、疲れていたとかいう感じが出る場合もあるのだが。なお、タイトルは後づけだから、内容を表しきれていないものばかりだ。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していた日曜の「ガキの使い」を観たら、「TANAKER」という企画が傑作だった。ココリコ田中をジョーカーにして「TANAKER」というわけだが、ただのパロディから逸脱し、ドッキリかと思いきや、ドッキリでもなく、そして、逆ドッキリでもない。そして、パイ投げなどなかったかのようなエンディング。この番組で、このようなまったく新しいアイデアの企画はひさかたぶりに観た気がする。最後に舞台裏を見せたのはちょっと蛇足だとも思ったが、石川陽平というディレクターのデビュー作だと知れたのはよかった。月曜の「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・小松菜奈)と「さまぁ~ず論」(ゲスト・ナイツの2週目)も続けて観る。「紙とさまぁ~ず」は、細野晴臣もやっぱり観ているようだ。

 先日の「サンジャポ」を観て、そういえばと思い、先週火曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングで、東貴博がなにをしゃべったのかを聴いておきたくなった。この日の朝に、雨上がり決死隊の解散の報道があり、この放送の時間には正式発表はまだだったろうか。山根千佳が「だって、Take2もそのままですもんね?」と訊くと、東は「言わなかったっけ?  組んでないから。」と、笑いにしつつ、「だから、解散というのはないのよ、まだ組んでないから。」「だって、解散しようがしまいが、状態変わらないじゃん(笑)。だってもう、十何年さあ、一緒に仕事してないのに、今さら解散といったとこでさあ、なにも変わらないよ。」「一回も考えたことないしね。」

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「ザ・ラジオショー」も順番に聴いていく。先週水曜は、三四郎と安藤なつの「ラジオショー」。14時台ゲストに狩野英孝が登場し、うっかりしていたが、あの雨上がりの配信の翌日に出演していたのだ。先週木曜は、ハリセンボンの「ラジオショー」。14時台ゲストには清水ミチコが登場。気になる若手はいますかと訊かれ、なにげなく出た名前はまずヒコロヒーだった。11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」「ザ・ラジオショー」をつけておく。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」に水道橋博士が再登板。月イチという珍しいかたちの連載になるようだ。「人の世は、悪口を言ったり言われたり、むやみな誤解をしたり受けたり、確かに「遊びとは言えない、殺し合いのようなキャッチボール」、そんなシーンの連続なのです。」という、佐高信とのすれ違いを描いたこのエッセイは読ませる。中野翠の連載では、「ビバリー」に出演したタブレット純について書いていた。「週刊朝日」を読むと、「ドン小西のイケてるファッションチェック」では、アン・ハサウェイにひさしぶりの「5DON」を出していた。「山藤章二のブラック・アングル」は、「夏休み」と題した、原稿用紙に手描き文字だけのイラスト。「母との死別」がその理由だが、山藤先生もかなりのご高齢なのに、これには驚いた。

 ラジオを聴きながら、少し眠り、夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、冷やしそばととろろのせ焼き鳥丼を食べた。690円。ドン・キホーテのダイソーに寄り、セロテープと領収書を買っていく。ローソンにも寄り、ゆうパケットプラスの箱をひとつ買っていく。レジにあるのだと思い、店員に言ってもすぐに意味が通じなかったが、この店では、郵便関連のものは売り場にまとめて置いてあった。それから、ジョイナステラスのくまざわ書店にも寄り、雑誌のチェックをする。「小説新潮」では、友近の連載エッセイが始まった。この雑誌、あんまりきちんとチェックしたことはなかったが、Aマッソ加納、アンガールズ田中もエッセイを連載している。買いものして、暗くなってから帰宅し、ゆうパケットプラスの梱包をして、またすぐにローソンまで行ってきた。ゆうパケットプラスの利用は二度目で、今度はすんなりと送れた。

 Spotify でニューリリースをチェックしていて、今になって、MELODY KOGA さんの新作が出ていることに気がついた。ツイッターを確認すると、11日には配信されていたから、ずいぶん遅れてしまった。お盆に合わせてリリースしたのは、「Bonjour」という名の KOGA さん流の盆踊りで、これは去年の夏に渋谷のライブで初披露されたあの曲だ。13分の大作。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ラジオショー」を、先週金曜、今週月曜と聴いていき、梱包などを片づけ、23時頃には眠った。深夜1時前にぱっと目が覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけたが、またすぐに眠ってしまった。

2021年8月23日月曜日

8月23日月曜日/「竜とそばかすの姫」など




◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。昼食は新宿西口で、くじゃく茶屋という店に入り、ランチメニューのかつ煮定食を食べた。ご飯、味噌汁、漬けもの、味つけ海苔、サラダ、ドリンク付き。850円。正午前だったが、まだ空いている店でランチを食べるというのはなかなか贅沢なもんだ。席にはカーテンがあり、閉めると、ちょっとした個室のようにもなった。それから、ブックオフに寄り、220円の本を4冊買った。代々木に歩き、ブックオフにもう1店。こちらでは110円の文庫本を1冊だけ買った。小田急線の南新宿駅から、新百合ヶ丘に移動。映画を観たいと思っていたが、金の余裕があるわけでもなし、ほかにやるべきことの時間を考えると、迷っていたが、決められないまま、とりあえず、ブックオフには寄ろうと思い、新百合ヶ丘で降りてしまった。ベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べる。


◇ 映画

 かなり迷っていたが、新百合ヶ丘まできてしまったのだから、やっぱり映画を観てから帰ることに決めた。イオンシネマ新百合ヶ丘で、「竜とそばかすの姫」を観ていく。イオンシネマは月曜は1100円。座席はソーシャルディスタンス仕様だったが、けっこう埋まっていた。券売機の画面は、後方の席がまず映るようになっていて、前方はまだまだ空いていた。それより前には誰もいない、F列をとったが、すぐ後ろには客がいて、もう1列前にしてもよかった。今どきのシネコンは、前方の席でもだいたい観やすくなっていると思う。細田守監督作には、好きなものもあるが、ぜんぜん興味がもてないものもあり、今作は観なくてもいいかと思っていたが、主演が中村佳穂だとニュース番組で知り、そこで初めて、観てみたくなった。結論からいうと、序盤はとても面白そうだったが、面白さが持続せず、好きな作品とはならなかった。現代的すぎて、疲弊させられるような感じすらしたが、観ながら考えることはとても多かった。考えさせられはしたが、楽しませてはもらえなかった映画だ。すずが暮らす現実の場面には情緒があったが、仮想世界の場面になると、画面の美しさに圧倒されたのは最初だけで、あとは退屈してしまった。中村佳穂だから、歌の場面をもっと期待していたが、歌をアニメで表現することの難しさのほうを感じた。優れた歌声があっても、歌っている際の身体表現が充分でないという感じがする。あの歌を歌う人物は、もっと魅力的に映らなければおかしい、というのは、たとえば、AI美空ひばりにも感じることだ。事前に情報を入れず、中村佳穂以外の出演者はぜんぜん知らなかったのだが、エンドロールを見ると、芸能人も多く出ていた。なすなかにし、鬼越トマホークが出ていたようだが、笑わせる場面を作らないのはもったいない。この出演者を選びながら、どうしてこんなにユーモアがないのかと思う映画だった。

 

 映画のあと、オーパのブックオフに寄り、ここでは3冊買った。ツイッターから新規感染者数の確認をすると、東京は 2447人、神奈川は 2579人となり、ついに神奈川が東京をうわまわった。20時半頃に帰宅し、帰宅してから気がついたが、どうやら、映画館の座席にペットボトルを置きっぱなしにしてきてしまった。こんなことは初めてだ。いよいよ注意力がだめなのか。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。あばれる君がゲスト。高田先生のテンポに食らいついていく、反射神経、胆力はさすがで、このひとが売れているのも納得する。聴きそこねていた一昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の後半を聴くと、こちらは、Mr.マリックがゲスト。ふじいあきらがマリックのもとで勉強していたというのは知らなかった。マギー司郎とは、素人時代から、お互いに本名でコンテストに出ていたころから知る間柄だそうで、マギー司郎のテクニックはたしかであり、「お笑いスター誕生」ではこんなマジックをやっていたなど、マリックはマギー司郎のことをそこまでしっかりと知っていたのだ。

 NHKのサイトで、横浜市長選の得票数を改めて確認し、区ごとの得票数を見てみると、田中康夫が林文子に勝っている区がけっこうある。鶴見区、神奈川区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、瀬谷区では田中康夫は3位。青葉区なんかは、2位の小此木八郎にかなり迫っている。青葉区では、林文子は松沢成文にも負けていて、とにかく弱い。

 Spotify で、「竜とそばかすの姫」のサントラを聴きながら、23時過ぎには眠った。

2021年8月22日日曜日

8月22日日曜日/横浜市長が決まる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めて、録画していた昨夜の「お笑い向上委員会」を観た。蛍原、フジモンが出ていたが、もちろん、解散発表よりも前の収録だろう。大竹しのぶが出ていたオリンピック閉会式の話、それから、もう中学生、あばれる君、ホリケンのラップバトルがあり、ぽんぽこの高木ひとみ〇、ジョイマン高木の活躍もあった。ある種、現実から少し遊離したところにいるような人物たちの世界で、さんま好みの笑いはどうもこういうところに発生する。

 日曜はいつも「サンジャポ」と「ワイドナショー」を録画しているが、今日はまず、「ワイドナショー」の雨上がり決死隊解散の話題を優先して観た。東野はあの配信の出演者であり、関係の深い松本の発言もどうしても気になる。この番組では、「解散報告会」の実際の映像も使用していた。局は違っても、吉本の関係があるからだろうか。それから、「サンジャポ」を観ると、爆笑問題はふたりとも、雨上がりの解散にはかなりドライな反応だった。太田は「ただの漫才師の解散」と言う。田中は、一緒に活動はしていなくても解散はしていない、ホンジャマカやTake2の例を挙げた。しかし、ふたりとも、あの2時間弱の配信はどのくらい観たのだろうか。テレビだけでなく、タイムフリーで、昨日の「田村淳のNewsCLUB」も聴いたが、オープニングはやっぱり、雨上がり解散の話題になっていた。淳は、自分の相方が宮迫でも解散するという言いかたをしていた。

 13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台ゲストには、横山剣さんが登場した。カバーアルバムのプロモーションだが、この番組には二度目の登場だ。爆笑問題のふたりはクレイジーケンバンドのことはそんなに知らないんじゃないかと思うが、爆笑問題と IKURAさんとの関係性もあり、会話はずっと可笑しかった。剣さんの純粋さ、子どもっぽさ、適当さを、太田が指摘していた。

◇ 市長選

 15時前、近所の郵便ポストに投函に行くついでに、小学校で、市長選の投票も済ませてくる。そういえば、コロナ禍での選挙は初めてということになるのか。入り口で手指を消毒し、使い捨ての鉛筆を自分でとる。15時というきりのいい時間だったせいか、けっこう混んでいた。NHKの出口調査がきていたが、出口も混み合っていて、ほかのひとが訊かれている横をすいすい通り、すぐに帰宅した。

 夜にまた、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきて、20時過ぎに、ツイッターからニュースを確認すると、山中竹春が当選との速報が出ていた。てっきり、小此木八郎が当選すると思っていたから、この結果には驚いた。48歳、いちばんの素人が勝ってしまった。菅首相推薦の小此木、現職の林文子が負け、現状の否定がはっきりと表れたという意味では愉快な結果になったが、山中竹春個人の能力は大丈夫なのだろうか。得票数は、開票速報を見るかぎりではほぼダブルスコアだ。田中康夫は4位で、3位の林文子にかなり迫っていた。

◇ 読書

 昨日から読み始めていた、橋本治「そして、みんなバカになった」を読み終えた。2020年刊、河出新書。橋本治の文章は、自分にはかなりわかりにくいところが多いのだが、これはインタビューを集めた本で、だいぶ読みやすかった。いちばん古いものは 2004年、いちばんあとのものでは 2017年のインタビューが収録されている。付箋を貼った箇所をいくつか引用。「だからパソコンを大人は覚えられないけど、子供がさっさと使っちゃうという、大人と子供が逆転した時代ってあるじゃないですか。すでに戦後はそうなるように運命付けられているんです。大人は知らない。知らない点においては、大人も子供も同じスタートラインに立っていて、知らないものをマスターするんだったら子供のほうが早いという。それでどんどん文化が低年齢化していくんです。」(2017年・P41) 「豊かになっていくというプロセスと、バカになっていくというプロセスはほぼ同じですよね。ただ、バブル以後、豊かになっていくというプロセスがなくなってしまったからバカになっていくという方面ばかりが目立つようになったんじゃないですか。」(2017年・P54) 「今の世の中というのは、いろいろと面倒だと思うんですよ。何かを言えば誰かが抗議の声をあげるものだから、それを避けようとして、すごく慎重に迂回して言う風潮になった。民主主義が進むと逆になにも言えなくなる。これは民主主義の最大の弊害だと思いますよ。建設的な意見は出てこなくて否定的な意見ばかりが出てくるという。」(2011年・P190)

 タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、スモーキーテツニが濃厚接触者になったということで、剣さんひとりの放送になっていた。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、大江千里が出演した。(このコーナーはコメントだけの出演で、会話があるわけではない。) 大江千里のコメントのあと、1984年、ダックテイルズ時代に、大阪の「ヤングタウン」で大江千里と共演していると剣さんは語る。紳助竜介が司会で、西川のりおも出演し、そのときのダックテイルズのバックダンサーを大西ユカリが務めたそうだ。

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4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...