2021年9月20日月曜日

9月20日月曜日/「ブワナ・トシの歌」

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、昨日、途中まで観た「ワイドナショー」の残りを観てしまう。「親ガチャ」という言葉を知らなかったが、「サンジャポ」と「ワイドナショー」の両方でその話題を扱っていた。そのあともSNSネタで、人前での説教はどうなのかという話題があり、松本が、伊集院のパワハラ疑惑にちらっと触れていた。特に説明もなく、この番組だけを観ていても意味はわからない。少し眠りなおし、そういえばと思い、ラジオを聴く。「伊集院光とらじおと」は、新井麻希が今日で最終回なのか。伊集院は先週から夏休みで、今日の代打は大橋未歩。オープニングを聴くが、もちろん、疑惑に触れるはずはない。少しの時間、ラジオから離れ、横山剣さんがゲストとわかり、10時からまたオンタイムで聴いた。おなじみの「円楽のプレイボーイ講座」の話をするが、この話題で伊集院が不在なのは惜しい。伊集院と剣さんは会ったことはあるのだろうか。番組のエンディングまで聴くと、今日で最後の新井麻希に向けて、伊集院からのメッセージがあった。そこまでひどい関係とは思えないのだが、疑惑の真相はわからない。

 11時半からは「ビバリー昼ズ」。こちらも横山剣さんがゲスト。「俵星玄蕃」をカバーしようとしていたという話をFMヨコハマの番組では何度かしているが、それがついに、高田先生にも伝わったのが嬉しい。後半は、剣さんの好きな映画ベスト3の発表があり、3位はビートルズの「EIGHT DAYS A WEEK」、2位は「サマー・オブ・ソウル」と、音楽映画を選んでいたが、1位はいきなり、森田芳光監督の「失楽園」だった。高田先生と森田芳光の関係を、知って選んだのか、知らずに選んだのか。


◇ 映画

 午後から外出。京浜急行に乗り、日ノ出町まで。まずは昼食ということで、イセザキモールの和気食坊という店に初めて入った。チャーシューと玉子炒め。650円。客がぜんぜんいない店だなと思ったら、不思議なもので、自分が入ってから、料理が出てくるまでの短い時間で、たちまち満席になった。横浜シネマリンに映画を観にきたのだが、まだ少し時間があり、有隣堂まで行って、戻ってくる。少し時間をつぶしすぎ、上映10分前になってしまった。 

 渥美清特集をやっていて、「ブワナ・トシの歌」を観ておきたかった。月曜はメンズデー、1100円。席はもうソーシャルディスタンス仕様ではなく、すべて入れている。だいぶ埋まっていたが、前のほうが空いていて、むしろ、そのほうがありがたい。2列目の真ん中の席をとった。今年は「日本の喜劇人」を読んだので、今年中にこの映画が上映されるとなれば、観ないわけにはいかない。観ようと決めてから、その箇所を軽く読みなおしはしたが、帰宅してからまた読みなおさねばならないと思った。この映画ってノンフィクションだったっけと思うほど、役名が出てくるまでは、本当にちょっとわからなくなってしまったが、渥美清の演技は素に近いように見える。いったいどういう演出をしているのかと思うが、現地のひとびとに演技(?)をさせていて、アフリカのドキュメンタリーのなかに、渥美清ひとりが紛れ込んでいるような映画だった。羽仁進監督のほか、清水邦夫、和田誠、武満徹と、その時代(1965年公開)の最先端の文化人が集結している。上映後は、映画評論家の高崎俊夫のトークイベントがあり、顔も名前も知らない評論家だったが、小林信彦の「おかしな男 渥美清」と「日本の喜劇人」にも触れ、どちらも優れた著作であることをまず語っていたが、小林信彦の「ブワナ・トシの歌」に対する見解には不満があるようだ。トークは 30分ぐらいはあっただろうか。それにしても、両隣りに客がいる状態で映画を観る感覚がひさしぶりで、冷房もやや弱い気がして、熱気でむわっとしていた。映画を観ている最中も、あたまがぼーっとしてしまった。帰り際、客席の後ろに、ジャック&ベティの支配人が立っているすがたを目にする。



 シネマリンを出て、イセザキモールを黄金町方面に向かい、雲雀洞に寄っていく。歩きながら、ツイッターを確認してみたら、いつもは月曜は定休日だが、今日は開けているとわかった。外のワゴンに、ちょうどいい具合に、和田誠が描いた渥美清が表紙の「話の特集」があり、こんなものを目にしたら買わないわけにはいかない。「話の特集」を3冊買う。店内で、しばらく雑談してから失礼し、馬燈書房にも寄り、外のワゴンから文庫本を3冊買った。イセザキモールを関内方面に戻り、ブックオフにも寄り、4冊買っていく。それからやっと、ベローチェでひと休み。アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。しかし、閉店時刻まで、1時間しかいられず、もっと読書をするつもりだったが、うまくいかなかった。渥美清「きょうも涙の日が落ちる」を少し読み始めると、この本はちょうど、「ブワナ・トシの歌」についてのエッセイから始まっている。

 電車で帰るつもりでいたが、まだ余力があり、横浜東口まで歩いてしまう。平沼のブックオフにも寄り、110円文庫本を2冊買っていく。トイレに行きたくなり、アソビルに寄ったが、店はぜんぶ閉まっていて、入っていいのかなと思いながら、おそるおそる使わせてもらった。

 帰宅前に、銀行のATMに寄り、入金をする必要があったのだが、通帳を見ると、手数料が110円引かれていて、なんだこれはと思う。画面をよく読まずに進めてしまったが、今までまったく手数料を引かれることはなかったのに、どうして引かれたのかと思い、帰り道、歩きながら、スマホで銀行のサイトを確認すると、手数料は、21時までは無料、それ以降は110円と記載されている。今までは、手数料無料の優遇条件を満たしていたようで、それで引かれなかったようだが、優遇回数が終わってしまったということなのだろうか。だったら、別にぜんぜん急ぐ入金でもなく、明日に入金すればよかったのだが、110円、ただお賽銭をあげたようなかたちになってしまった。銀行に賽銭をあげても、ご利益があるわけがなく、一日の最後につまらない失敗をした。

 夜遅くに帰宅し、いったん眠り、深夜に目覚める。録画していた「週刊さんまとマツコ」を観ると、今週はMISIAが登場し、30分まるまるトークだった。来週は木村拓哉が登場するようで、なんだかよくわからない企画よりも、シンプルにトークのほうがこの番組はいい。奇しくも、MISIAもアフリカについて語っていた。

2021年9月19日日曜日

9月19日日曜日/山県有朋


◇ 東京

 早朝には目覚めてしまい、目覚めたときにはまだ雨降りだったが、家を出るときには止んでくれた。今日は朝から都内に。東海道線で新橋まで出るが、日曜だから空いていて、無事に座れた。それから、東京駅の八重洲口に移動するが、時間が空いてしまい、つい先日の木曜と似たようなことになった。ベローチェに入り、モーニングセットの、カイザーサンド、スクランブルエッグ・ベーコンを食べる。440円。週に2回もモーニングセットを食べることは、あとにも先にもないんじゃないか。しばらく読書をして、正午を過ぎ、どこかで昼食をとろうと思うが、そういえば、八重洲地下街に安いカレー屋があったなと思い出す。アルプスという店だ。行ってみると、しかし、300円で食べられるタイムサービスは14時からだった。まさか、そんな時間だったとは。カツカレー。480円。じつに平凡な食事になった。

 用事を片づけ、スマホの充電をしたいと思い、東京駅のマクドナルドに入るが、コンセントが見当たらない。失敗。アイスコーヒーと、月見パイを食べる。なんだか食べてばかりだが、読書の続きをして、東海道線で帰ってくる。



 夕方には帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた今朝の「サンジャポ」を観て、「ワイドナショー」も途中まで観て、それから、タイムフリーで「爆笑問題の日曜サンデー」を聴きながら、しばらく眠ってしまった。ツイッターを見ると、正司敏江の訃報が。

◇ 読書

 深夜に目覚め、読書の続きを。御厨貴「政党政治はなぜ自滅したのか? さかのぼり日本史」を朝までに読み終えた。2017年刊、文春文庫。NHKの番組のテキストがもとになっている本で、薄くて、字も大きく、とても読みやすい。山県有朋という人物がとても重要なのだと改めて勉強になったが、学生時代はこのあたりはまったく苦手で、自信がなく、名前はさすがに覚えているものの、顔が思い浮かばないので、思わず画像検索した。まったく見覚えのない顔だ。この機に山県有朋の顔を覚えよう。政党政治への理解はそこから始まる。


 

2021年9月18日土曜日

9月18日土曜日/名前が覚えられない

◇ 雑誌

 台風が近づいているようで、昨夜からずっと雨降り。朝9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけるが、ぜんぶは聴かない。タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、なんと、高田先生も「紙とさまぁ~ず」を観ていたようだ。「週刊ポスト」のコラムに書いたそうだが、高田先生のコラムは楽天マガジンではカットされている。楽天マガジンで、最新号の「ビートたけしの21世紀毒談」を読むと、「そういえばオイラが襲撃された時、「直前の放送で共産党に投票するって言ったからだ」ってネットで真剣に議論されてたのは笑ったな。たしかに「ずっと主張が一貫してるのは共産党だ」とは言ったけど、この連載だったり、オイラの漫才やらを昔から見てる人たちは、オイラが共産党をずっとネタに使ってるのは知ってるだろって(笑)。」「オイラのスタンスなんてこんなもんなんで、真に受けるネット民のほうがどうかしてるよ。オイラのことなんて、よく知りもしないのに批判したりしてるヤツラばっかりなんだろうな。」

◇ 読書

 午後は、ラジオを聴きながら少し眠ってしまい、それから、部屋で読書をしていた。ガルシア=マルケス「予告された殺人の記録」を読んだが、読み慣れないラテンアメリカ文学で、登場人物の名前がとにかく覚えられず、これはだめだと思った。日本の小説ではそんなことはしたことがないけど、新しい人物が出てくるたびにメモ用紙に書いていったが、途中からはめんどくさくなり、書くのをやめたら、やっぱり、たちまち混乱する。サンティアゴ・ナサールとか、バヤルド・サン・ロマンとか、どの人物もなぜかいちいちフルネームで登場する。しかも、家族が出てくると、どうしても似た名前になり、かと思うと、夫婦で姓が違ったりもする。あとがきを読むと、兄弟姉妹を区別する習慣がなかったりなど、文化の違いもかなりあるから、どこまで理解できたか自信がもてず、こうなると、外国映画をぼんやり観るように味わうしかない。訳者による文庫版あとがきには、ウォン・カーウァイがこの小説の構成力に刺激を受け、「欲望の翼」以降の作風の違いはこの小説を読んだからだろうということが書いてあり、「欲望の翼」は大学生のころに観ているから、これが唯一のヒントになるが、こういうときにすぐに観なおすことができたらいいのだけど、あいにく、アマゾンプライムでは見放題にはなっていなかった。

 夜、スーパーまで買いものに行き、それから、コンビニにも寄り、「週刊文春」の小山田圭吾のインタビュー記事をようやく立ち読みした。「週刊ポスト」の高田先生のコラムも読むと、「紙とさまぁ~ず」を「東京味」と褒めている。ついでに、来週のダウ90000の公演のチケットを買っていこうとしたら、なんと、売り切れてしまっていた。つい最近まで残っていたことは確認していたのだが、都合がつくまで、一歩遅かった。

 帰宅して、録画していたテレビ番組を。先週土曜に放送された「生活笑百科」の仁鶴追悼番組をようやく観た。この番組も何年もまともに観た記憶がなく、現状をまるで知らなかったが、南光が相談室CEOというかたちで司会を引き継いでいたようだ。この番組はそもそも、最初は西川きよしが司会だったということも知らなかった。ウィキペディアにあたると、参院選出馬のために1年弱で降板したようだ。

 23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、梱包を片づける。今日は雨降りだったが、どうも蒸し暑い。深夜1時前に眠る。

2021年9月17日金曜日

9月17日金曜日/杏仁豆腐をまた食べる

◇ ニュース

 朝、ラジオのニュースをなんとなく耳に入れていて、自民党総裁選に、野田聖子がついに出馬表明したことを知った。午前中はのんびりと、ブログの更新をしたり、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴いたりなどして、昼前から外出する。横浜から東横線に乗り、10両編成の急行ならばたいがい座れるのだが、8両編成の急行でも今日は無事に座れた。電車内は、ツイッターを見るだけで、時間がだいぶつぶれてしまった。小山田圭吾のインタビューが「週刊文春」に出たことで、太田出版のサイトに、村上清がようやく声明文を出した。こういうときは吉田豪だと思い、吉田豪のツイートをさかのぼると、小山田とは関係なく、伊集院にパワハラ疑惑が起きていることを知った。番組をあまり聴いていなかったが、新井麻希が降板するのか。

◇ 赤坂見附・永田町

 先週の金曜と同じく、午後から永田町に用があり、早めにやってきて、赤坂見附でランチを食べた。三度目の中国茶房8。日替わりランチは、鶏肉チャーハンと麻婆豆腐のセット。スープ、サラダ、ザーサイ、杏仁豆腐が付き、ドリンクも飲み放題。これでたったの550円。この店はやばいな。すっかりまた、満腹になってしまった。夜には雨の予報になっていて、スギ薬局に寄り、飲みものを買うついでに、ビニール傘も買っておく。

 赤坂見附から、青山通りの坂道をのぼっていき、自民党本部の前を通ると、報道のクルマも停まっていて、どうも少し、ぴりついた雰囲気になっている。メガホンを肩から提げ、がなっている活動家のすがたもあった。総裁選の共同会見が行われていたのはもう少しあとだったのか、まさにその時間に、どうやら、わりとすぐ近くにいたというわけだ。

(あとで写真を見ていて気がついたが、このときの活動家は、8月21日に、横浜駅前で、小此木八郎の演説の前に見かけた活動家とどうやら同一人物だ。この日は写真を撮らなかったけど、せっかくだから、撮っておけばよかった。)





 夜はやっぱり雨が降り、傘を買った甲斐があった。渋谷から東横線に乗るが、各停の始発がちょうどやってきて、座って帰れた。伊集院のパワハラ疑惑が気になり、「女性セブン」のネットの記事も読んだが、楽天マガジンで誌面にもあたると、ネットよりも、より詳しく書かれていて、これはスクショを撮っておく。ついでに、フワちゃんと伊沢拓司が交際という記事も読んでしまった。

◇ 音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していた、昨夜に放送された「SONGS」の桑田佳祐スペシャルを観た。桑田佳祐のなにが好きかというと、この歌っているすがたが好きなのだ。そういう意味では、こう言ってはあれだが、ミュージシャンとしてよりも、歌手として、芸人として、桑田佳祐を観ている。番組では、桑田佳祐と大泉洋のボウリング対決もありつつ、対談でも意外と面白い話があった。ロックに憧れもしたが、ポップスという席が空いていたということを言っていた。「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」という曲は、Netflix の「浅草キッド」の主題歌なんだということも、ここで初めて知った。Spotify で、桑田佳祐の新譜を聴きながら、ブログの更新をして、深夜2時半頃に眠る。外はどしゃぶりになっていた。

2021年9月16日木曜日

9月16日木曜日/三省堂の思い出

◇ テレビ

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。矢部浩之がゲストで、これは楽しみにしていた。収録は、雨上がりの解散発表の翌日であり、ということは、「ラフ&ミュージック」の前週だ。そのタイミングで、ダウンタウンの「かわいがり」について、それから、岡村の休養についても語っていた。また、たけしと共演した際に、ハリセンで突っ込まなければならない役割なのに、それを現場で見ているたけし軍団に緊張したという話もしていたが、画面に出たイラストが、タカ、枝豆、ダンカンの似顔絵になっていて、さすがにそのメンバーってことはないんじゃないのか。その当時に、たけしに付いていた若手たちのことではないのかと思ったけれども。

 今日は朝から外出する必要があり、その前にクリックポストを作ろうとしたら、8時までメンテナンスだというので、そんな馬鹿なと思った。メンテナンスの予告はあったのだろうか。8時まで待つわけにもいかず、よりによって、今日は早く帰ることもできそうにないから、明日に延ばさざるをえない。朝、出かける前に作る人間もいるのに、ちょっと考えてもらいたいもんだ。

◇ 飯田橋・神保町

 朝から都内に。昨夜からまた涼しくなり、パーカーを着ていく。飯田橋で時間ができ、ブックオフの並びにあるベローチェに入り、モーニングセットの、カイザーサンド、スクランブルエッグ・ベーコンを食べた。440円。コンセントがあり、スマホの充電もしておく。それから、ランチにしようと思い、ブックオフの上階の目利きの銀次に入ろうとしたが、エレベーターであがると、シャッターが閉まっていた。しばらく休業中のようだが、メニューは外に出しっぱなしで、はっきりと「営業中」と書いてある。飯田橋駅の南側に移動し、裏通りで見つけた、天鴻餃子房という店に入った。元祖餃子定食を食べる。680円。



 夕方、飯田橋から九段下に出て、靖国通りを、神保町の交差点のほうに進む。ここしばらく、神保町に寄れるときは、雨の日にあたることが続いていたが、ひさしぶりに晴れにあたり、今日は矢口書店の外の棚も開いていた。テレビの台本を物色したが、量がだいぶ減っていて、残っているものも、以前に目にしたものばかりだった。台本なんて、そう頻繁に入荷するものでもないのだろう。交差点からすずらん通りに入り、マグニフに寄り、雑誌を2冊買った。それから、東京堂にも寄っていく。1階、真ん中の軍艦を眺めていくと、今日、初めて気がついたが、ここではポップスタンドをぐにゃぐにゃに曲げて、本をとる際に邪魔にならないよう、前にせり出させている。これ、自分も書店員のときにおんなじことをやっていた。普通にまっすぐに立てると、後ろの本がとりにくくなるのだ。ポップを挟まずに、挟む部分にポップの裏面をセロテープで貼りつけるのもまったく同じで、ほかにこんなやりかたをしている本屋は見たことがなかったから、嬉しくなってしまう。三省堂にも寄ると、三省堂はプラスチックの透明なスタンドを使っていて、よく見ると、「三省堂書店」と店名入りだ。金属のスタンドも若干あったが、まっすぐのまま使っていて、工夫がない。三省堂の建物が建てなおされるというニュースを目にしたが、三省堂には特に思い入れはない。昔、バイトを申し込み、面接で落とされたことがあったが、ハタチそこそこのときで、まだ、ヴィレッジヴァンガードで働く前だったはずだ。面接で、サブカルチャーの本を読むと言ったら、鼻で笑われたのを覚えている。「じゃあ、パズルとかが好きなの?」と訊かれ、いい歳したおじさんだったが、サブカルチャーの意味を知らない人間が面接を担当していることにも驚いたが、当時のサブカルチャーの認識なんてそんなものだったし、書店のサブカルチャーの棚というのは、どこに置いていいかわからない本をとりあえず突っ込んでおくような棚にもなっていた。当時の三省堂は、そこにパズルの本なんかが置いてあったのだろう。






 神保町から、半蔵門線で渋谷に移動し、まんだらけにも寄っていく。なかなかいいものがあり、階段の百均から5冊買っていった。昼間は暑くなり、パーカーを脱いで、カバンに入れてあったが、本が入りきらなくなり、まだ少し暑いが、パーカーを出して着るしかない。東横線の各停を待とうかと思っていたが、特急で運良く座れた。読書したかったが、眠って帰る。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「はなつまみ」を観た。今週と来週が最終回の収録となり、弘中アナも出演している。爆笑問題と伯山の新番組が始まるという情報を先に目にしていたので、この番組が終わることには意外性はなかったが、思いのほか、しんみりしたトーンになっていた。たしかに、新番組よりも、シンプルにトークをする今の形式のままのほうがいい。太田が、自分たちほど番組を終わらせてきたタレントはいないというようなことを言っていたが、観ている側としては、それは意識したことがなかった。その反面、第一線で活躍を続けているタレントもなかなかないはずで、多くの番組を終わらせているということは、もちろん、多くの番組を始めているということでもある。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、清水ミチコが、高市早苗のものまねをさっそくやっていた。続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴き、聴きながら、オンライン将棋を指し、それから、Spotify で、Buffalo Daughter の新譜を聴きながら、深夜0時過ぎに眠った。Buffalo Daughter は大好き。

2021年9月15日水曜日

9月15日水曜日/コント・節約・シンデレラ

◇ ラジオ

 朝にまず、ブログの更新をひとつ。午前中に、駅前まで用があり、すぐに帰ってくるが、曇っていたのが、晴れて、少しの時間の違いだが、帰り道は暑くなった。11時半からはラジオ。昇太師匠の「ビバリー昼ズ」は、清水克行という歴史学者がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。ゾフィーがゲスト。上田の元相方が落語家になっているそうで、検索して確かめたが、柳亭信楽というひとで、芸協だからナイツも知っているのだ。先日の「芸人憲法学読本」(芸人の本について語るイベント)の話をここでもしていて、コントのひとはあんまり本を出していないというが、そんなことはないだろう。今どきのコント師というわけではなく、志村けんやローワン・アトキンソンの話もしているのだから、喜劇人の本ならばいくらでもあるのに。

 昨夜、聴きながら眠ってしまった「爆笑問題カーボーイ」も、タイムフリーで聴くと、いきなり自民党総裁選の話題から始まり、なにかと思えば、石破茂が出馬をとりやめるすぐ前に番組で会ったという話。それから、本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」の話もしていた。この本は読みたい。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、松屋に入り、キムたま牛めしを食べた。そのあとはドトールに入ろうかと思っていたが、昨日振り込まれるはずだったアマゾンの売り上げがいつ振り込まれるのかもわからず、節約しなければやっていけないと思い、やっぱりやめる。くまざわ書店に寄り、新刊のチェックだけして帰る。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。中村メイコがゲスト。「大事なものから捨てなさい」という本を出したそうで、(コントのひとの本だ。)その本に書いてある話だと思うのだが、エノケンからもらったキューピー人形を捨てたとか、東郷青児が描いた似顔絵を捨てたとか、ぜんぶでトラック7台分のものを捨てたというから、聴いていてぞっとする。いや、本人は要らなくても、文化的な価値があるものがいくらでもあるだろうに、家族に文化人もいながら、誰もなんにも言わなかったんだろうか。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画を1本。アマゾンオリジナルの、カミラ・カベロ主演の「シンデレラ」を観た。シンデレラの物語が、ポップソング満載のミュージカルコメディになっていて、すこぶる楽しかった。現代的な女性像や、キャスティングの多様性など、今はこうなんだよという具合に、古典的な物語を楽しくアレンジしている。それこそ、コントになじんでいるものにとっては、こういう約束事のなかで観ることには慣れていて、「ひょうきん族」なんかで、タケちゃんマン版の「忠臣蔵」を観るのと似たような感じもした。エノケンの浅草オペラの荒唐無稽さも、もしかすると、こういうセンスだったんじゃないだろうか。

2021年9月14日火曜日

9月14日火曜日/振り込みが失敗する

◇ 障害

 朝、ブログの更新をひとつ済ませ、アマゾンセラーセントラルの画面を開くと、残高がなぜか増えていて、一瞬喜んだが、増えるわけがないので変だ。どうやら先週の売り上げが振り込まれておらず、それが繰り越されているだけなのだとわかった。10年以上利用していて、こんなことは初めてだ。なにが原因なのか。金が振り込まれるのと、金が振り込まれないのとでは、まるで状況が変わってしまう。9月は金が必要だとあらかじめわかっていたので、先月、ちょっとがんばって余裕を作ってはあったが、この金をあてにしていたら一巻の終わりだった。次回の振り込み(2週間後)で振り込まれればぎりぎりセーフだが、原因がわからなければ、2週間後に振り込まれるかも心配だ。とりあえず、テレビを観ながら、アマゾンの情報を確認し、銀行口座を登録しなおしたりなどしてみた。

 録画していた昨夜の「紙とさまぁ~ず」は、天海祐希がゲストの後編で、この番組はこれで最終回。「さまぁ~ず論」も観ると、銀シャリがゲストの続きから始まり、ゲストをまたぐかたちがいやだが、途中からは、サンドウィッチマンがゲスト。月曜の深夜はさまぁ~ずの番組が続いたが、こちらの番組ももうすぐ最終回だというので、いっぺんになくなってしまう。午後はラジオを聴きながら、クリックポストを作り、15時前に近所の郵便ポストまで出しに行った。

 部屋で読書をするが、眠くなり、まるで進まない。アマゾンセラーセントラルの画面をまた開いてみると、「重要なお知らせ」という表示があり、「振り込みが失敗する障害が発生しています」という障害報告だが、「影響:銀行口座情報の不備として振り込みが失敗する。」と書いてあるだけで、それ以上の詳細がわからない。とにかく、こちらの問題ではなく、ただの障害であるのならほっとする。ここで初めてツイッターで検索し、情報を探してみると、口座の名義が全角カタカナだと登録できず、半角で登録しなおしたというツイートがいくつかあり、まさに、午前中にまったく同じ作業をした。もしかしたら、なにもいじらないほうがよかっただろうか。

 夜まで読書を続け、それから、スーパーに買いものに行った。小雨が降っている。すぐに帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観た。「話題の美女」という特集で、この番組、ヒコロヒーがかなりの頻度で登場している。夜にもまた、ブログの更新をひとつ。

 アマゾンプライムで映画を1本。「フランシス・ハ」を観た。そのうち観ようという候補にずっと入っていた映画だったが、ずいぶんあとまわしにしてしまい、ついに観たという感じだ。ノア・バームバックの作品を観るのは二本目で、一本観ただけではどうもよくわからなかったが、やっぱり、この監督の作品は気になる。この映画も、どういう映画だろうと観ているうちに、映画にも、映画の主人公にも、じわじわと愛着を感じていくような映画だった。最後の最後にタイトルの意味がわかり、ばちっと決まって鮮やかだ。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めるが、すぐに眠ってしまった。

2021年9月13日月曜日

9月13日月曜日/北野映画の雰囲気

◇ 貧乏暇なし

 早起きして、まず、ブログの更新をひとつ。ラジオをつけると、「伊集院光とらじおと」は伊集院が夏休みで、ふかわりょうが代役を務めていた。11時半からは「ビバリー昼ズ」。オープニングでは、先週金曜にユーロライブで開催された、森田芳光特集上映のトークイベントの話をしていた。

 正午前に外出。鶴見に用があり、まともな食事をする時間もなく、西友に寄り、パンをひとつ買って、歩きながら食べた。帰りはブックオフに寄れるかなと思っていたら、鶴見を離れることになり、都内まで行くことになってしまい、これは想定外だった。夜になり、浜松町でようやくまともな食事を。吉野家に入り、月見牛とじ丼を食べた。腹が減りすぎてしまったのか、食べたら腹が痛くなった。マクドナルドでひと休みしたかったが、どういうわけか、レジに行列ができている。あきらめて、浜松町から京浜東北線に乗り、座って帰った。


◇ 読書

 夜遅くに帰宅し、部屋で読書をする。北野武「大親分!」を読んだ。2020年刊、河出新書。北野武名義の小説を、書き下ろしで、どういうわけか、河出新書から出した。編集協力として、岸川真の名がある。読んでみるとエッセイに近いものもあるが、いちばん最初に載っているのは、ヤクザに弟子入りを志願される話だ。たけしの小説には素晴らしいものもあれば、ひどいものもあって、この本はひどいほうだが、しかし、あとがき代わりの巻末インタビューは、岸川真が聞き手を務め、たけしファンにとっては面白いことを語っている。「アウトローの世界でも、会社社会でも基本的に人の上に立って、ちゃんとリーダーシップ取れる人間は専門以外のことでもずば抜けてたりするんですよね。」「二代前の中村勘三郎が歌舞伎でもトップなのに、タップダンスを見て、ハマっちゃった挙げ句に下駄で高坏を踏んじゃったという逸話が好きなんです。なんというか、普通なら要らないものをマスターしちゃう、その凄さとか妙な可笑しさは小説にしても面白い。」 「今回は全部「笑い」の小説なんですけど、自然に系統が分かれてきているのかな。」と、両極端に分かれてしまう自作の自己分析もしていた。

◇ 映画

 昼に聴きそこねた、「ビバリー昼ズ」の続きをタイムフリーで聴くと、ダンカンと息子の虎太郎がゲストだった。その流れでというわけでもないが、アマゾンプライムで映画を1本。青山真治監督「チンピラ」を観た。いや、この映画、想像以上によかった。主演の大沢たかおとコンビのように出演しているのがダンカンで、柴田恭兵とジョニー大倉の「チ・ン・ピ・ラ」は未見だが、そのリメイクというわけではなく、金子正次の遺稿をもとにした再映画化ということらしい。ダンカンと寺島進、それに、石橋凌が登場すると、どうしたって北野映画の雰囲気だ。当然、このキャスティングは北野映画を大いに意識したものに違いなく、1996年公開だから、意識されたのは「HANA-BI」以前の北野映画だ。フィックスの多用、それから、突発的な暴力の間合いなど、これは北野映画そのものだと思う場面がいくつもあり、大沢たかおとダンカンの自転車ふたり乗りのシーンなんかにも反応したくなる。そして、海辺と拳銃の組み合わせ。これからは、青山真治監督作をもう少し観てみようか。深夜2時前に眠る。

2021年9月12日日曜日

9月12日日曜日/若者はきょとんとする

◇ テレビ・ラジオ

 朝7時前に目覚め、録画していた昨夜の「ものまね紅白歌合戦」をざっと早まわしで観た。一時期、やたらと長時間の放送になっていたが、今回は2時間10分の放送。このくらいの長さがちょうどいい。しかし、今回、審査員の顔ぶれが、森崎ウィン、みちょぱ、山之内すず、高橋優斗、小川菜摘という5名で、小川菜摘はともかく、ほか4名の人選はなにも考えてなさすぎるのではないか。栗田貫一とコージー冨田の対戦では、栗田貫一が田原総一朗を、コージー冨田が関口宏のものまねをやったが、せっかくいい対決だったのに、若い審査員たちのきょとんとした顔を映すのは邪魔でしかなかった。あるいは、喉押さえマンのような YouTuber も登場し、「奇跡」という名前の女性と共演していたが、このひとも YouTuber だろうとは思うものの、「奇跡」なんて名前では検索しても見つけようがない。そのほか、ミラクルひかるの華原朋美にはご本人が登場、ノブ&フッキーは吉田鋼太郎と古田新太で「うっせぇわ」を歌い、そのあたりは早まわしをしないで観た。終盤には、友近(上沼恵美子)と、なだぎ武(エリオ・グレイシー)の対決があったが、友近となだぎの共演を、今田・東野がいじらないのも謎だった。

 午前中に、ブログの更新をひとつ。録画していた今朝の「ワイドナショー」を観ると、冒頭で、たけしの襲撃事件を扱っていた。それから、自民党総裁選を扱い、そのあとには、太平洋往復を終えた辛坊治郎が出演していた。ニッポン放送の「ズーム」も聴きそびれていて、もう帰国していたことを知らなかった。

 13時からはラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、柴田勲がゲスト。プロフィール紹介の際に流す曲に、伊東ゆかりの曲を選ぶが、伊東ゆかりとつきあっていたことを爆笑問題がふたりとも知らないのが意外で、選曲の理由を訊いて、びっくりしていた。検索してみると、ウィキペディアにも書いてあるくらいなのに、柴田の狙いでは、曲を流した瞬間にウケるはずだったんじゃないのか。ラジオを聴きながらクリックポストを作り、15時前に、近所の郵便ポストまで投函に行く。

◇ 映画

 今日は部屋で読書。夜にまた、駅前まで買いものに行き、帰ってきて、アマゾンプライムで映画を観た。黒沢清監督の「散歩する侵略者」を観るが、イキウメの舞台の映画化ということだけは知っていて、内容は知らずに観たのだが、想像していたよりもスケールが大きく、キャストも豪華で、娯楽度が高いと思った。俳優陣、それぞれの演技が面白かったのと、画面の構図がいちいちきれいだった。2017年公開の映画だが、感染症が登場する。深夜に読書をもう少し。読みかけのの本を読み終えたかったが、眠くてだめ。深夜2時過ぎに眠る。

2021年9月11日土曜日

9月11日土曜日/ラジオばかり・本屋にも寄る

◇ ラジオ

 朝8時頃に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中はラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」はやくみつる。11時台ゲストは FUJIWARA。「ラフ&ミュージック」の爆笑問題の漫才で、フジモンがまたしつこくいじられていたことについてしゃべっていたのが面白かった。そしてもちろん、雨上がり解散についても語られる。なにが起こるかわからないというのは実感がこもっていて、言われてみれば、TKOも、オセロも、みんな同世代なのだ。

 タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」も聴いた。前々から予告されていたとおり、ののかちゃんがゲスト。ここだけは生放送ではなく、事前収録だった。ののかちゃんがピンクが好きだというと、「湾岸戦争いつきたの、ヨルダン」と、林家ペーのものまねをすかさず始める松村邦洋。ゼリーが好きだというと、「ジェリー藤尾、死んじゃったねえ」と高田先生。エンディングでは、中川家とのクロストークもあり、剛がののかちゃんのものまねを始めて、最後まで面白かった。「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングの最後に、来月から土曜の番組を担当するサンドウィッチマンのコメントが流れた。

◇ 本屋

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、雑誌のチェックなどをする。「昭和40年男」の表紙が、ある男性の顔のアップだったが、それが錦織一清だとはすぐに気がつけなかった。文芸誌の最新号も出ていて、「文學界」の表紙に柿内正午さんの名前があった。プルーストの特集で、保坂和志と対談している。柿内さんには、ポッドキャストで「ブックオフ大学」の拙文を褒めてもらい、柿内さんのことはそれまで存じあげなかったが、たいへん励まされた。「群像」には、矢野利裕さんが小山田圭吾の一件について書いていて、これも気になった。図書館にでも行って読むか。「Casa BRUTUS」の藤子F特集にも惹かれたが、お金がないので、なにひとつ買わない。読書をするため、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、ミートソースボロニア風を食べる。

◇ 読書

 大江健三郎「読む人間」を読み終えた。2011年刊、集英社文庫。大江健三郎の小説はまだ一冊も読んだことがないが、これは講演をまとめた本で、難しい内容もあるが、読みやすかった。集英社文庫からは大江健三郎の講演の本が2冊出ていて、もう1冊も少し前に読んだが、大江健三郎はかなりジョークを言うひとだ。講演はジュンク堂で行われたもので、本を読むことについての話をしているのだが、話はうねるように進み、読むことの話が書くことの話ともつながっている。息子のこと、伊丹十三のこと、サイードのことが多く語られていた。

◇ ラジオ

 歩きながら、タイムフリーで、「中川家 ザ・ラジオショー」の続きを聴いた。14時台は、蛍原徹がゲスト。解散後、そのことを公の場でしゃべったのは初めてといっていいくらいだったんじゃないか。関係の濃い中川家の番組だからということだろうが、関係が濃いからこそ、中川家のふたりも変に踏み込んだりはしない。とはいえ、いじることには遠慮がない。礼二とは解散発表の前日に電話をしたといい、電話する相手にはその前にショートメールを送ったというが、剛からはその返信がなく、送った、届いてないという押し問答になった。

 夜に帰宅し、今日はラジオばかりだが、聴きそびれていた先週の「天野ひろゆき ルート930」を聴いた。来月からはサンドウィッチマンが担当するこの枠は、今はなんの番組だっけと思っていたが、天野ひろゆきの番組だった。先週は内村光良がゲストだったので聴いておきたかったのだが、この番組、3時間もあるとは知らなかった。3時間の番組なのに、ラジコで分割されていないというのは、それで不満の声も出ないくらいに聴かれていないということなんじゃないだろうか。番組の構成もわからず、出演箇所を探しながら聴くが、まず、長濱ねるが先にゲストで出ていて、そこに加わるというかたちで、14時20分頃に内村は登場していた。そもそも、ゲストで登場することが珍しいひとだが、若手時代のことを語っていたのが珍しい。「お笑いスター誕生!!」でチャンピオンになったが、そのあと、番組が終わり、マセキは興業の事務所なので、営業をまわっていたという時代があり、都内のデパートの屋上や、赤坂のキャバレーに出たりもしていたという。それから、ラ・ママで、ショートコントのムーブメントが起こるという流れになる。内村「「冗談画報」っていう番組が大きかったかもしんないかな、俺らにとっては。」「出さしてくださいっつって、観てもらって、ディレクターに。ラ・ママで観てもらって、合格して、そこで出してもらったのがやっぱ大きかったかな。」「いい番組だったよ、あれ。泉麻人さんがね、司会でね。」 ウンナンとキャイ~ンの初共演は「ウンナン世界征服宣言」だそうだが、「パープリン大学」に出ているウド鈴木を、南原と土屋敏男が観ていて、それがきっかけで呼ばれたのだという。おそらく、ウド鈴木が円周率を覚える企画だ。

◇ ニュース

 録画していた「Nキャス」を、放送直後にさっそく観た。先週の襲撃事件について、冒頭から12分たっぷり、立ったままで話していたことが非常に詳細だった。たけし「しゃべりたいこと満載なんだけど、警視庁のほうで、とにかく、いろいろ、捜査に影響あるんで、黙っててくれっていう。漫才師なのになんにもしゃべれないという、けっこうつらい立場で。」 頑丈なクルマで、怪我はなかったという最初の報道だったが、たけしが乗る後部座席にまで、ガラスの破片はかなり飛んできたようだ。攻撃されたのはフロントガラスだけだったのだろうか。その瞬間をふり返り、運転手がいるのに自分の安全しか考えられなかったということをしきりに言っていて、よっぽどそのことを気にしたのか。つるはしというのも、片手でもつような小さいものだったようで、そうであれば、これも印象が変わる。たけしはトンカチかと思ったという。前に右折のクルマがあり、車列が止まっていたという事情もあったようだ。赤坂署の場所がわかっていたから、そこまで行き、覆面パトカーで送ってもらったそうで、「加害者と被害者で乗ったのは俺だけだって言ったんだけど」とギャグも挟んだ。たけしからは、容疑者が弟子入りしようとしたときの状況についても詳しく語られ、これからまだ、新たな動機が明らかになるようなことも言っていた。安住はたけしのギャグに乗ることもなく、たけしの精神状態を真剣に気遣っていた。最後に、安住からのお知らせが3点、まずひとつは、警察はなんらかの理由により、容疑者の名前は公表していないということ。ふたつ目は、TBSの敷地内で起きた出来事だが、これからの警備上のことを考え、詳しく状況を伝えるのはやめると判断したということ。みっつ目は、たけしは現在、弟子はとっていないということ。今日は、番組最後の新井恵理那の天気予報も、屋内からの中継だった。

 9月に入ってからはずっと涼しかったが、また暑くなり、夜もずいぶん蒸し蒸しする。深夜2時頃に眠る。

2021年9月10日金曜日

9月10日金曜日/杏仁豆腐

◇ 赤坂見附・永田町

 朝、目覚めるとまず、ブログの更新をひとつ。それから、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオを聴きながら、梱包を片づける。録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」では、時間帯昇格の発表があった。

 昼前から外出。ひさしぶりに夏の暑さに戻った。気候の変化についていけていないのか、朝から鼻水が止まらない。電車内では眠くなり、読書もできない。午後から永田町に用事があり、だったら、赤坂見附でランチを食べようと思い、早めにやってきた。店は最初から決めていて、中国茶房8にまっすぐに向かう。この店は二度目で、7月に一度入り、赤坂見附でランチを食べる機会があれば、もはやここしかないと思っていた。ランチメニューの玉子とキクラゲと長葱炒めを食べる。550円。ドリンクをとりに行っているあいだに、もう料理がきていてびっくりする。早い、安い、旨い、いいところしかない。肉がない料理で、ここまで満足させられることもない。ご飯、スープ、サラダ、ザーサイに、ドリンクバーとデザートもつく。デザートの杏仁豆腐が恋しくてしかたがなかった。杏仁豆腐はひとかけらが大きく、あとからよそってくるものだから、前回は写真を撮りそこねたが、今回は忘れずに写真を撮った。今回もまた、動くのがいやになるくらいに満腹になった。ウーロン茶と、アイスコーヒーも飲み、すぐにまた、トイレに行きたくなる。





 永田町の、普通ならばちょっと入れないようなところに入る機会があり、帰宅は深夜近くなった。録画していたテレビ番組をいくつか。「A-Studio」は、千葉真一の息子の眞栄田郷敦がゲスト。「ネタパレ」の「ニュースターパレード」では、モシモシというトリオのコントの演出に、バカリズムが本気のダメ出しをしたのが面白かった。「タモリ俱楽部」は「空耳サマーコレクション」。奥田民生とEBIが出演。深夜、読みかけの本を読み終えようとがんばっていたが、あともう少しというところで眠気の限界になり、時間の記憶もない。

2021年9月9日木曜日

9月9日木曜日/傘を忘れる


◇ 新宿

 朝から都内に。雨降り。肌寒く、パーカーを着ていく。まだ早い時間に、飯田橋のなか卯に入り、かき揚げ丼小盛りとはいからうどんのセットを食べた。500円。トイレに入りたかったのに、トイレが故障中のようで、探しまわるはめになるが、地下鉄の飯田橋駅の入り口を降りると、改札の外にトイレがあり、九死に一生を得た。一昨日も新宿だったが、どういうわけかまた新宿に行くことになるもんで、南口のベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。コンセントがあり、スマホの充電をする。気がつくと、傘がない。あるところに傘を置き忘れてしまった。傘を置き忘れたのは、今年はもう2本目だ。まだぜんぜん傷んでいない、きれいなビニール傘だった。悔しい。雨は止んでいた。

 ツイッターを見ていたら、今日17時から、ルミネで村上ショージの独演会があることを知った。料金は500円。約1時間前にその情報を知り、目と鼻の先にいるので、行ってしまおうかとよっぽど思ったが、1時間後というのが半端だ。2時間後だったら、迷うことはなかった。ゲストがインポッシブルというのも惹かれず、読書をしたくて、読書を優先した。しかし、読書にも集中できず、どうも疲れている。

◇ 雑誌

 楽天マガジンで雑誌のチェックをして、「週刊文春」の宮藤官九郎の連載コラムにたまたま目を通すと、「クズ」という流行り言葉について怒っている。取材されたライターに、宮藤作品の登場人物はどれもこれもクズばかりだと言われ、宮藤はそれに引っかかる。「いや待て、この人にとって「クズ」って、そこまで重い意味はないのかもしれない。」「けど引っかかるわあ、開始5分でクズ。どれだけ立派な人間か知らないけど、作者が0から生み出し、俳優が命を吹き込もうとしているキャラクターを面と向かってクズと言い切る神経。例えば山田洋次監督に向かって「寅さんって、ハッキリ言ってクズだなって思うんですけど」って言うのかな、この人。」 ブルーハーツの詞も引用しつつ、「断固抗いたい。でないと先に進めない。インタビューの大部分の時間を費やして「社会に適応できない人、うまく生きられない人を、これまで一貫して描いて来た。それを『クズ』だと言うのなら、敬意をもってクズを肯定するのが作家としての使命だと思う」と、ずいぶん小っ恥ずかしいことを力説してしまって自己嫌悪。」「後日掲載された記事からは「クズ」に関する発言がまるまるカットされていた。なんだったんだ。ただ俺を不機嫌にさせたかっただけなのか?」 「週刊文春」ではそのほか、「新・家の履歴書」には、ロフトの平野悠が登場。東海林さだお「タンマ君」は、この令和の時代に禁煙パイポのCMネタ(「わたしはこれで会社を辞めました」)。

 Spotify で、これも気になっていた、ハンバートハンバートの新アルバム「FOLK3」をつまみ聴き。「今夜はブギー・バック」のカバーが聴きたかったのだ。ベローチェを出て、一昨日も寄ったばかりだが、一応、西口のブックオフに寄っていく。3冊買った。新宿から小田急線、藤沢行きの急行に乗り、途中から座れたが、寝過ごしてしまい、湘南台から戻ってきた。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「さまぁ~ず論」の銀シャリがゲストの回を、2週まとめて観た。さまぁ~ずのファンだという、銀シャリ橋本の熱っぽさが面白い。「M-1」は、漫才の残り時間を知らせるカンペを、希望のタイミングで出してもらえるというのはまったく知らない話だった。日曜放送の「おかべろ」は、店長役のノンスタ石田がなぜか不在で、代わりに麒麟川島が出演していた。ゲストはダイアン。昨夜の「はなつまみ」を観ると、こちらもダイアンがゲスト。お笑いナタリーで、爆笑問題と伯山の新番組が始まるとの記事を目にし、「はなつまみ」はどうなるのかと思っていたが、今月で終了してしまうのだ。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴き、聴きながらオンライン将棋を指し、そのまま、23時頃には眠る。

2021年9月8日水曜日

9月8日水曜日/CKBのカバーアルバムが最高だ

◇ ラジオ

 早朝から眠り、10時前にぱっと目覚めて、ラジオをつけた。「伊集院光とらじおと」の、甲本ヒロトがゲストに出ているところだけをオンタイムで聴いた。最後に、ヒロトから寺田寅彦の言葉が出たのを意外に思ったが、いや、どうなんだろうか。甲本ヒロトがどんな本を読んでいるのか、熱心なファンになると知っているのかもしれないが、ウィキペディアを見てもわからない。11時半からは「ビバリー昼ズ」。12時台のゲストには、小泉今日子が登場。昇太師匠とライブで共演するからその宣伝なのだが、まず、共演することに驚いたのだが、それにしても、小泉今日子が「ビバリー」に登場するとはびっくりする。高田先生の日にも出てないんじゃないだろうか。先週のゲストは柳家喬太郎で、落語界のキョンキョンから本物のキョンキョンにメッセージもあった。なんと、喬太郎のCDに小泉今日子が原稿を寄せたんだそうで、こんな時代がやってくるとは、喬太郎師匠がいつからキョンキョンと言い出したのかもわからないが、そのころには誰がこんなことになると思っただろう。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。こちらのゲストは小堺一機で、今日はラジオが面白い。

 夕方、ヤマトの営業所まで。雨降り。しかし、気温は高いようだ。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、カツカレーを食べた。650円。それから、ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。2時間ほど、読書などをして、ドン・キホーテのダイソーに寄り、シールはがし液とクラフトテープを買ってから帰った。雨は止む。

◇ 音楽

 行き帰りは、Spotify で、クレイジーケンバンドのニューアルバムを聴きながら歩いていた。「好きなんだよ」という、楽しみにしていたカバーアルバムだが、昨夜、日付が変わってから配信はもう始まっていたが、大きな音で聴きたく、朝になるまでがまんしていた。(まあ、イヤホンで聴くなら、夜中に聴いても同じだったのだが。) 午前中に聴き始めたが、しかし、ラジオも面白く、まとまった時間が作れない。本当は、1時間14分、アルバム一枚を通して聴きたかったが、その時間を作れるまで待つこともできず、少しずつ聴くということになり、夜に帰宅して、ようやく最後まで聴けた。最後の「あまい囁き」が、ひっくり返りたくなるほどよかった。Ayesha のボーカルが、渚ようこのようにも聴こえる。いくつかの曲は、それぞれラジオで聴いてもいたが、それ以上に、このアルバムの流れが素晴らしい。多くのアーティストにカバーされている定番のような曲も多いが、それらの楽曲を聴いているうちに、終盤になると、CKBでしかありえないカバーが続き、CKBの世界に否応なく引きずりこまれていく。「時間よ止まれ」から「夏のクラクション」、それから、「横須賀ストーリー」から「よこはま・たそがれ」というあたりが、特にたまらなかったが、またくり返し聴いてみると、たまらないポイントは変わってくるかもしれない。剣さんの歌唱だけでなく、スモーキー・テツニ、Ayesha、それから、のっさんも、ボーカル陣の充実ぶりを改めて感じもした。歩きながら聴いていて、楽しくなってしまい、にやにやしてしかたがなかった。

 録画していた昨日の「うたコン」を観ると、なかにし礼特集に横山剣さんが出ると思って録画しておいたのだが、剣さんの出演は別のコーナーで、昭和歌謡という括りで「横須賀ストーリー」を歌っていた。演奏はクレイジーケンバンドではなく、番組のバンドの演奏で、剣さんに続き、柏木由紀も登場し、「渚のバルコニー」を歌った。この番組、剣さんひとりではときどき出ているような気がするのだが、バンドで出るということはないんだろうか。

 それから、YouTube も観てしまうが、クレイジーケンバンド公式チャンネルで、剣さんによる「好きなんだよ」楽曲解説があり、6本あったが、面白くてすべて観てしまった。音楽の話になると、詞から曲から、歌から演奏から、考察はいろんな角度からになり、そこにエピソードも挟まり、剣さんの話は止まらない。ユーミンと田島貴男は同じ星の異星人だとか、そこから矢沢に続く3曲は、アルバムのなかのパワースポットであるとか、二十数年前に中森明菜のために書いた曲が使われず、それがなんと、「あるレーサーの死」の原曲だとか。明日は朝から用事があるのに、眠るのがすっかり遅くなった。







2021年9月7日火曜日

9月7日火曜日/青いものが並んでいる






◇ 新宿西口

 今日も朝から都内に。小田急線で新宿に向かうが、ずっと座れず、登戸のあたりで、呼吸がいよいよ苦しくなり、代々木上原で目の前の席が空き、たまらず座った。ひと駅だけでも座れて楽になる。新宿西口で昼食になり、雑居ビルの3階に、新宿レモンという店を見つけ、本日のおすすめランチから、チャーハン焼き餃子定食を食べた。780円。ランチはドリンクバーが無料になり、アイスコーヒーを飲む。NSビルまで行って、地上にあがり、都庁の前に出た。都議会議事堂の窓際に、青いものが並んでいるのが見える。ブルーシートをかぶせたもののようだが、いったいなにをたくさん並べているのだろうか。都議会議事堂の下の広場に降り、京王プラザホテルの脇を通り、西口まで戻ってきて、ブックオフに寄るが、めぼしいものはない。店内を2周まわり、じっくりと物色したが、それでもなにも見つけられなかった。

 代々木まで歩き、ブックオフにもう1店。意外や、こちらは買うものがたくさんあり、110円の棚に、岩波文庫のいい本がごっそりとあった。110円文庫本を 12冊、220円単行本を2冊と、量が多くなり、袋も買った。このあとはどこか、小田急線沿線のブックオフに寄りたいと思っていたが、代々木で荷物がいっぱいになってしまった。山手線で渋谷に出て、宮益坂のベローチェでひと休み。食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。コンセントがあり、スマホの充電をする。滞在時間、2時間ほど。東横線の各停で、のんびりと読書をしながら帰ってきた。帰宅前にコンビニに寄り、楽天カードの支払いをしたら、いつの間にか手数料が 220円になっていた。いつも、220円もしなかったと思うんだけども。

◇ ラジオ・テレビ

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、今週は、ゲストが叱られたエピソードを語るというテーマだそうで、オープニングの最後に少し、東京03の例の一件が話題に出た。叱られたといえば東京03だが、この件も、最近になって、テレビなどでもぽつぽつと語られる場面を目にするようになっている。「オールスター感謝祭」のあの場に、ナイツも出演していたのだ。止めにいこうとした西川きよしと、シルク・ドゥ・ソレイユがぶつかりそうになっていたなど、現場にいたものならではの証言があった。その直後のクイズでは、土屋が最後まで残ってしまい、紳助にコメントをふられても、はっきりと答えたつもりだったのに、放送を観たら、びびっていてぜんぜん声が出ていなかったという。

 聴きそびれていた先週火曜の「伊集院光とらじおと」も聴く。京須偕充がゲスト。伊集院が言うには、この放送時には、「圓生の録音室」はアマゾンで4万8千円もしていたようだ。録音風景の思い出を訊かれた京須は、圓生のきびしさよりも、和やかな場面のほうが記憶に残っているという。「圓生百席」のなかのおすすめを訊かれると、京須さんは「文違い」をあげた。小三治のすごさはどこかと訊かれ、京須「まるで日常の会話のように、落語じゃないようにしゃべれる落語家。つまり、一般の市民のね、テイストでしゃべれる…、つまり、「そうするってえと」で逃げてないというか」「無論、じゃあ、「そうするってえと」って言いかたをあのひとがしないのかというと、そうではないんですけど、いわゆる落語家の、これが落語の口調なんだよというかたちではやっていない。そうとうね…、そうなるまでには、時間かかってると思いますけどね。」  現在の落語家でいいと思うひとは誰かと訊かれると、京須「それはねえ、さっき、(京須のことを)現役とおっしゃっていただいたけども、そのう、いろいろ、取り引き関係もありますのでね。(笑)」

 録画していたテレビ番組もいくつか。まず、今日の「さんま御殿」を観ると、「せっかち軍団 VS のんびり芸能人」というテーマで、せっかち側に別所哲也が出ていて、くだものは皮を剥かずに食べるという話などをしていた。横浜には、ブリリア・ショートショートシアターという短編映画専門の映画館があり、閉館してしまったが、別所哲也はかつてそこの代表を務めていた。その映画館を開設したのが別所哲也であり、ショートフィルムのフェスティバルを主宰するほどの短編映画の愛好者だが、つまり、せっかちだから短編が好きだったということなんだろうか。

 土曜に放送された「アナザーストーリーズ」という番組では、志ん朝のドキュメンタリーをやっていた。再放送かなにかだろうとは思っていたけど、確認すると、2017年6月にBSで放送されたものだ。談志との関係にも大きく時間を割き、談志師匠の高座の映像では、麻原彰晃についてしゃべっているところを使っていて、なぜそこをと思った。亡くなった川戸貞吉や左談次師匠がインタビューに答えていた。川戸「口が裂けてもライバルとは言わなかったろうね。談志さんのことだから。たとえライバルと思ってても。」

 夜、鼻水がひどくなり、横になり、ラジオを聴きながら、2時間ぐらい眠った。深夜1時半頃に目が覚め、「爆笑問題カーボーイ」を途中から聴いたが、どこまで聴いたのか、記憶がはっきりしない。朝までブログの更新をしていたはずだが、そういえば、部屋のどこかに「圓生の録音室」があるはずだと思い、積み重なっている本をどけてみたら、小山田圭吾が表紙の「クイック・ジャパン」が出てきたのでびっくりした。1ヶ月半前に見つけていたら、読みなおしたかった。

2021年9月6日月曜日

9月6日月曜日/雨はきちんと降る


◇ 虎ノ門

 朝から都内に。思わず傘をもって出てきたが、ヤフーの予報を見ると、ずっと降らないようで、なんのためにもって出たのかわからなくなったが、正午を過ぎたらきちんと雨が降り始めた。予報はあてにならないが、しかし、むしろ、なんで傘をもって出たのだろうか。虎ノ門で昼食をとろうと思い、雨のなかを適当に歩きまわるが、なかなか決められない。鳥酎という居酒屋にようやく入り、ランチメニューの漬け鶏南蛮定食を食べた。800円。ドリンクも付き、アイスコーヒーを飲む。

 虎ノ門から、銀座線で渋谷に移動し、古書サンエーに寄っていく。外の百均の棚から、横山剣さんが表紙の知らない音楽雑誌があり、とりあえず、これは買っておく。道玄坂を横切り、センター街に出て、まんだらけにも寄るが、こちらではなにも買わなかった。東横線の各停で、眠りながら横浜まで戻ってくる。有隣堂に寄り、それからどうしようかと思っていたが、ブックオフも一昨日に寄ったばかりで、どこにも寄るところがなく、たまには早く帰ってしまおうかというので、夕方には帰宅した。雨はあがる。ツイッターから新規感染者数の確認をすると、東京は 968人になり、ついに千人を下まわった。大阪、千葉、神奈川も千人を下まわるが、神奈川は 971人で、東京よりわずかに多い。愛知だけが千人超えで、1190人。


◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングはまず、たけしの襲撃事件について。その話から、40年前に弟子入り志願した松尾伴内の思い出話になった。12時台は、伊藤蘭がゲスト。高田先生が面白いことを言いすぎるせいで、伊藤蘭は途中まで笑ってばかりで、ほとんどしゃべれなくなっていた。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊ポスト」の「ビートたけしの21世紀毒談」は、雨上がり決死隊の解散に触れ、それから後半は、小山田圭吾や小林賢太郎、張本勲、メンタリストDaigo ら、最近の炎上騒動について語っていた。「だけどなんだか気持ちが悪いのは、「反論できないミス」をやらかした人たちを、完膚なきまでに叩きまくる世間だよ。叩かれるのは仕方がないとして「二度と仕事ができない」「社会的に抹殺される」ってレベルまで追い込む必要はないんじゃないかと思う。」「俎上に載っている人たちのやったことや言ったことが間違っているのは紛れもない事実だ。だけど、匿名のヤツラがそれを寄ってたかって叩くのも、同じくらい醜悪な気がする。」「ここ最近の炎上騒動のほとんどは「水に落ちた犬は叩け」って言葉がまさに当てはまるんだよ。」

 「キングオブコント」の決勝進出者が発表され、ツイッターから確認したが、結局、ユニット組は残らず、話題作りに留まるということになった。もちろん、残すつもりはあったのだろうが、準決勝までのチケットは売れただろうから、コロナ以降の客集めとして、当然、商業的な戦略でもあったんじゃないのか。

 聴きそびれていた先週月曜の「伊集院光とらじおと」も、タイムフリーで聴いた。宮本信子がゲスト。伊集院は伊丹映画の常連出演者だったが、じつは、宮本信子は、師匠の円楽とも、五代目円楽とも、テレビ番組で共演していたというから不思議な関係だ。今回は「キネマの神様」のプロモーションだが、現場はどうだったかと訊かれて、怖かったと答える。それは、山田洋次監督が怖かったのではなく、コロナのせいで、現場が普通じゃなかったという意味だった。これは当然、単にコロナのせいというよりも、志村けんが亡くなったのだからそうなったのだろうと理解したのだが、伊集院はそのような指摘はしていなかった。深夜0時前には眠る。

2021年9月5日日曜日

9月5日日曜日/たけしが襲われた

◇ 事件

 早朝6時前に目覚め、まず、ブログの更新をしてから、まだ眠いが、録画していた番組を観ようとしてテレビをつけると、いきなり、たけしが襲われたというニュースが流れて驚いた。アナウンサーの声のトーンから、無事だということはなんとなくすぐに感じとったが、襲ったのは四十代の男で、つるはしのようなものでクルマを叩いたという。昨夜の「Nキャス」の生放送後に、まさか、そんな事件が起きていたとは。今朝の「サンジャポ」でも、TBSで起きた事件でもあるし、たけしの事件を冒頭で伝えていた。

 ネットニュースにもなっていたので、今朝の「安住紳一郎の日曜天国」もタイムフリーで聴くと、たけしの事件について、オープニングでしゃべっていた。「たけしさんの乗るクルマは、普段、街中で見かけるようなクルマではなくて、本当に、一国の大統領が乗るようなVIP仕様なので、びくともしなかったようですけれど、怪我なくて本当によかったなと思います。」「よく、たけしさんはお弟子さんをお取りになるので、弟子入り志願のひとがダメ元で、たけしさんのクルマめがけて、声掛けてくるっていうのは私も何回も目にしていて、また、少し熱狂的、というか、常軌を逸して、興奮しているっていうような、まあそれは、なぜ興奮しているのかはいろいろ理由があるようですけども、そういうようなひとも、たまあにね、ちょっと、声を掛けてきたりするというような、懐の深いたけしさんだからこそ、なのかもしれませんが、そういうような状況もあったので、もしかすると、そういうところの延長線でなにかあったのかなと、いうような、想像をしていますが。」

◇ ブログ

 ツイッターに、古い友だちから珍しくDMがあり、ツイッター12周年の通知が届いたそうで、12年前にツイッターを薦めたのが自分らしいのだが、まるで記憶になかった。ブログを始めたことだけを伝えたら、どうやら見つけてくれたようだが、伝えておいてなんだけれども、このブログ、どうやったら見つけられるんだろうか。だいたい1ヶ月遅れのペースで更新しているということは前にも書いたが、7月下旬のオリンピック開会式の日の更新をしてからアクセス数がやや増えていて、統計情報を確認してみると、なぜか半分以上がアメリカからのアクセスだ。1件だけ、ロシアからのアクセスもあり、まあ、海外のひとでも関心のある話題だとは思うものの、どうも不可解だ。

◇ ラジオ・テレビ

 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。パソコンのエリア判定がまた狂っていて、なぜか石川県になってしまっていたが、石川でも「日曜サンデー」は放送されていたから、問題なく聴けた。ラジコの出演者の表示が、石川の放送局では、まだ、江藤愛のままになっている。交通情報の時間は、石川ではBGMだけが流れているということも知れた。14時台ゲストは渡辺徹。聴きながらクリックポストを作り、15時前に、近所の郵便ポストまで投函に行く。

 録画していた「ワイドナショー」も観ると、東野幸治が夏休みで、田村淳が代わりにMCを務めていた。BPOのニュースを扱っていて、痛みをともなうことを笑いの対象とするバラエティを審議対象にするというものだが、ちょうど、淳と松本という当事者のようなメンバーになった。

 夜になって、ツイッターからニュースを見ると、たけしの襲撃犯は、6月に弟子入り志願をしていたという新事実が出てきた。ということは、安住がラジオで話していたことがかなり正確で、事件が起きたときにはTBSにまだ残っていたというから、警察に行ってきたという社員から、なにか情報を得ていたのかもしれない。ツイッターを見ると、この日の「Nキャス」の冒頭で、たけしが共産党に投票すると発言したというので、それを事件と結びつけてどうこう書いている連中がいたが、まともな感覚とはかけ離れているとしか言いようがない。その発言だけを切り取った動画も拡散されていて、放送を観ていればギャグ以外のなんでもないとわかるものなのに(観ていてもわからない人間もいるのだろうが)、放送直後の犯行であることを考えても、そんなはずがないだろう。

◇ 映画

 夜にスーパーまで買いものに行き、帰ってきてから、アマゾンプライムで映画を1本。黒沢清監督「DOORⅢ」を観た。黒沢清の名を初めて認識したのは「CURE」だったと思うが、ウィキペディアにあたると、この作品は1996年、「CURE」の前年に発売されたVシネマだ。田中美奈子が主演という時代だが、あの時代に観ていたら、驚くところはあったのかもしれない。「黒沢清の映画術」は売ってしまって手元にないが、参照したかった。

 タイムフリーで、聴きそびれていた金曜放送の「問わず語りの神田伯山」を思い出したように聴いたが、「ラフ&ミュージック」の爆笑問題をいじりまくっていて面白かった。伯山もやっぱり、浅草キッドの「お笑い男の星座」を読んでいるようだ。深夜0時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...