2023年12月29日金曜日

12月29日金曜日/ブックの日・財布が飛び出す

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から眠り、昼近くなってから起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。「アメトーーク!」を録画したまま、ずいぶん観そびれていて、11月9日に放送された「意外に仲いい芸人」を今ごろ観た。バイきんぐ小峠とヒコロヒー、飯尾和樹とくっきー、スピードワゴン小沢ととろサーモン久保田、相席スタート山添とみなみかわという4組が出演。このタイミングで観たのはたまたまだが、小沢が飲み会の話をしているのがどうしても気になってしまう。

 午後はラジオ。「ナイツ ザ・ラジオショー」は昨日は休みだったが、「中川家 ザ・ラジオショー」は今日が年内最後の放送だ。オープニングでは「M-1」がふり返られる。

◇ ブックの日

 昼下がりに外出。年内最後のブックの日。こんな年末でもやっぱりブックオフをまわる。まずは鶴ヶ峰に。すき家に入り、炭火焼きほろほろチキンカレーを食べた。750円。これもずいぶん値上がりした気がする。1店目は鶴ヶ峰のブックオフ。220円の単行本を1冊、110円の文庫本を4冊選び、すんなりと500円を超えた。鶴ヶ峰店はブックの日は 20パーセントオフになり、そこからさらに、アプリのクーポンで 300円引きになる。

 鶴ヶ峰からバスで中山に移動しようかと思っていたが、バスの時刻を確かめると40分ぐらい待つことになるから、順路を変更する。2店目はさがみ野にしようと思い、電車に乗ると、座ったら眠ってしまい、自分がどこに向かっているのかわからなくなった。目が覚めたら相模大塚で、さがみ野の手前だったが、あわてて降りてしまった。さがみ野に向かっていたんだったと気がつき、ぼんやりしたあたまでつぎの電車を待ち、つぎにやってきた電車に乗ろうとすると、なぜだかわからないがズボンのポケットから財布が飛び出し、電車とホームの隙間に落っこちたから思わず変な声が出た。なにが起きたんだ。乗った電車からはすぐに降りる。電車が去ったあとに、線路に自分の財布が落ちているのを確認した。こんなところに財布を落とすなんていうのも初めてのことだ。改札まで行って、駅員さんを呼び、マジックハンドみたいので取ってもらった。しかし、なにがどうしてそうなったのか本当にわからない。財布を盗まれたときと同じシェフパンツを今日も履いていた。どうもこのシェフパンツからは財布が逃げたがる。恐ろしい。とりあえず、今日は財布はカバンに入れておく。

 2店目はさがみ野。110円のコンビニコミックから4冊をすぐに選び出すが、あと1冊が見つけられない。店内をぐるぐるまわり、ずいぶん時間を食った。文庫本からなんとか1冊、110円かと思ったら、会計時に 220円だとわかった。些細なことだが、今日は注意力がないな。店を出ると日が暮れていた。3店目は鶴間に移動。ここはすんなり、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買っていく。

 町田に移動し、時間的にここが最後だ。先にベローチェ入り、ひと休み。スマホの充電をして、少し読書をしていく。4店目、町田は閉店1時間前からまわった。110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊、雑誌を1冊買っていく。

◇ 読書

 帰りの電車内で、図書館で借りている、プチ鹿島「ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実」を読み終えた。先週、財布を盗まれたときに読んでいたのがまさにこの本で、ゲンが悪いから、この本だけは年をまたがずに読み終えてしまいたかった。2022年刊、双葉社。初出は「EX大衆」の連載。2015年に始まったというから、単行本を完成させるまでに7年の歳月がかかっている。取材を重ねていくうちに、徳川埋蔵金から「アフタヌーンショー」のヤラセ事件、ロス疑惑に石器捏造事件とつながっていく展開がダイナミックだ。最後の章は、ある伝説のテレビマンのひとり語りで締めくくられる。プチ鹿島さんは1970年生まれ。自分は5歳下だから、テレビ体験もだいぶ違う。「川口浩探検隊」を真剣に観た記憶はなく、その番組を知ったときには、それこそ、この本のなかで取材されている嘉門達夫の歌がすでに発表されていたかもしれない。しかし、糸井重里の徳川埋蔵金は、中学生のころだったがけっこう真剣に観てたんだよなあ。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ワイドナショー」3時間生放送特番を観る。とても楽しみにしていて、内容を先に知りたくないから、SNSもなるべく開かないようにして帰ってきた。冒頭、出演者たちを紹介するオープニングのあと、松本の件をきちんとトップで扱った。まず、長谷川まき子が概要を説明し、犬塚弁護士が見解を語る。コメンテーターでは田村淳が口火を切った。淳「今の段階で、なにかこう僕たちがコメントすることはじつはなにもなくて、だけどこの問題を触れないっていうのも、やっぱ、「ワイドナショー」って松本さん出てた番組ですし、で、実際、ニュースになってることは間違いないので、まあ、こういうこう、コメントはできないんだけど、こういうニュースがあったってここで報じることにはまあ意味があるのかなと思ってて。あと、ひとつ気になるのは、まだ、どうなのかわかんないじゃないですか。真実が。お互い言ってることが、お互いにぜんぜん違うことを言ってるので。だから、真実がどうかわかんないなか、被害者とされるひと、で、また、松本さん、スピードワゴンの小沢に対して、なにかコメントすることって、今の段階では僕はできないかなって思います。なんか、ネット見ると、すごいひどい言葉も飛び交ってるので、今の段階ではやっぱ、耳を傾けるってことしか僕たちはできないんじゃないかなって思って、見守ってます。」

 今田耕司「記事は読ましてもらいましたけど、かなり、やっぱこう、なんですかね、記者の思いも入ってるというか、小説読んでるみたいな、こう、ほんとに女性のインタビューをそのまま記事にしてるのか、その、表現とかもすごいですけど。僕が知ってる松本さん、小沢くん、が、とても言うとは思えないですし、僕は聞いたことないです、松本さんから。記事に書かれているようなコメントを。やっぱ、合コンとかも一緒にしたことも何度もありますから。そこでそういう発言をしてたのは、僕は生で見て、聞いたことはないです。」

 指原莉乃「淳さんがおっしゃってるように、本人たち以外がやったやってないっていう話をしたりとか、じゃあ女性がついていったのが悪いんじゃないかっていう話をネットが今、してるじゃないですか。それがそもそも一種のセカンドレイプではないかと思うので、なんかそういうのが早くなくなればいいなというか。」「8年前のこと、っていうニュアンスも、わたしはすごくよくないふうに感じますね。時間が経っても同じように扱うべきだと思うので、被害者とされるかたにつねに寄り添ってもらえるような雰囲気になったらいいのになって思います。」

 続いて、田村亮、ハリセンボンの吉本退社を扱い、話題はジャニーズに移っていったが、古市憲寿が発言する。古市「松本さんの話、ぶり返してもいいですか? ちょっとだけ言いたいんで。あれって結局、当事者の話だから、わかんないじゃないですか。憶測とかで、誰かを叩くことってほんとにいいのかなってふうに思っちゃうんですよ。憶測とかうわさで、このひとやってそうだってふうに思って。だから、松本さんを叩くこともそうだし、逆に被害者を叩くこともそうなんですけど、憶測でわれわれはそんなこと判断していいのかなって思うんですよ。別にこれ、松本さんの話にかぎった話じゃなくて、たとえば、事件が起きたときの「〇〇容疑者がこの事件を起こしました」みたいな報道もちょっともやっとするっていうか。犯人がもしも認めてたらいいんですけど、認めてないのに「〇〇容疑者がこういう事件を起こしました」ってかたちで、みんなそっちを信じちゃうじゃないですか。で、実際、冤罪とかもあるわけですし、なんかそのなんかもうちょっとその、ねえ、みんなコンプライアンスとか言うようになったんだったら、そっちもちゃんと、もうちょっとその及び腰というか、慎重になってもいいんじゃないのってことは思うんですよ。」

 番組はそのあとはニュースを扱うというよりも、VTRもあまりなく、トークが中心になる。老害キャラの武田鉄矢が絶好調。番組半分ほどのところでコメンテーターが一部入れ替わり、野球の話題になった。近藤健介選手が生出演、東野がヌートバーにインタビュー。後半はお笑い賞レース優勝の3組、令和ロマン、サルゴリラ、ギャロップが登場した。ネタはやらずにトークのみ。そうか、今年の「M-1」は時期が遅かったから、その後の番組収録があまりなく、忙しくないんだ。エンディング前には田村亮が到着した。3時間もあるからどこかで中断するつもりで観始めたが、いっぺんに最後まで観た。

2023年12月28日木曜日

12月28日木曜日/「M-1」のあと

◇ テレビ・ラジオ

 朝、やや遅めに起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。「ブギウギ」の年内の放送は今朝が最後。東京大空襲で終わった。「徹子の部屋」も今日が年内最後の放送。一年の最後のゲストは今年もタモリ。タモリがギャラクシー賞受賞のスピーチで触れた、徹子さんが「テレフォンショッキング」に出演したときの話。それから、タモリのうちの猫と、その兄弟にあたる藤城清治のうちの猫、クレオとパトラのこと。藤城清治が出演した2010年の映像も流れた。最後は、最近の若者の「ヨーデル話法」について語るタモリ。

 昨夜に放送された「ブチギレ-1グランプリ」を観る。「ランジャタイのがんばれ地上波!」の企画が独立した特番になった。司会はランジャタイと日向坂の松田好花。本当は齋藤京子だったはずが、体調不良のために代打になったようだ。出場者は、ダイアン津田、ザブングル加藤、ハリウッドザコシショウ、永野、野呂佳代、ヤマゲン。レギュラー回のメンバーからはヤマゲンだけが出場した。第1試合「鏡の自分にブチギレろ!」から始まるが、ところが、放送上は時間がオープニングに撒き戻される。企画に入るまでの遊びの部分がえんえんとあり、オープニングが長すぎて、審査員の東野幸治は紹介される前に登場した。番組開始から 20分が経ち、ようやく「鏡の自分にブチギレろ!」に戻ってくるが、しかし、ここからまた東野の無茶ぶりが始まる。第1試合の勝者は津田に決まり、第2試合は「東野幸治にブチギレろ!」というものだったが、対戦とは関係のない津田がここでも勝利する。第3試合は「キレてる途中で歌え!」。これはレギュラー回のイベントでもやっていた。ヤマゲンがきれいにこなし、ここはヤマゲンの勝利。2回戦は「ランジャタイにブチギレろ!」。津田とヤマゲンがふたりそろって決勝に進出し、決勝戦は「面と向かってブチギレろ!」。ただひとり無名のヤマゲンが、東野の采配により優勝した。

 7月に放送されて観そびれていた番組「バカリズムと欲望喫茶」を今ごろ観たらとても面白かった。この12月に新たに3回放送されたが、この7月の回が初めての放送か。小さな欲望を満たしてくれる喫茶店に、勝地涼、松本まりか、玉森裕太、アルピー平子、ロバート秋山、バカリズムというメンバーが集まる。最初に提供されたのは「自分だけ知ってる」というメニュー。「知ってる」のカードを引いたひとの話を、ほかのメンバーは知らないという設定で話を聴き、優越感が味わえるというもの。「知ってる」を引いた玉森裕太が、「キス」について、そんなものは初めて聞いたかのようなほかのみんなに説明して教える。トークの番組かと思ったら、これは即興芝居の番組だ。つぎに提供された「ガチャ切りテレフォン」では、メンバーに有名人から電話がかかり、自分のタイミングで「ガチャ切り」して気持ちよさを味わおうというもの。玉森裕太にはデーブ・スペクターから、平子には有村昆から、勝地涼には的場浩司から電話がかかった。12月に放送された回もすべて録画してあり、これはまた日を改めて。

 午後になり、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴こうとすると、今日は特番のためにお休みだった。ハリセンボンの吉本退社の話が聴けるかと思ったが、年内の放送はもう終わりか。タイムフリーで、昨日の「ラジオショー」を聴くと、オープニングが始まり 10分ぐらいしたところで、サンドウィッチマン伊達が飛び入り出演した。土曜の「ラジオショー」の収録をしていたようだ。伊達「今日、小沢さんでしょ、ゲスト?」「なんかいろんなことしゃべってくれんのかな?」 塙「やめなさいよ、本当に。」 土屋「それを言いにきたんすか?」 伊達「みんなバツ出してんの、あれなに?」「いや、「M-1」のことですよ。あと、ミーナの話。」 土屋「伊達さん伊達さん、帰ってもらっていいですか?(笑)」 この日の14時台ゲストはスピードワゴン。「ラジオショー」のツイッターの告知からは名前が消えていたのだが、予定どおり、きちんと出演したんだな。井戸田がハンバーグ師匠のネタから入ると、塙さんが「マクドナルドのCMやってるんであんまり…」 とボケる。井戸田「ほんとにだめなやつ?」「そうでなくてもしゃべれないこといっぱいあるんだから。(笑)」 塙さんがすぐに「M-1」の話題に入ろうとすると、それまで黙っていた小沢が「早いよ。」「早いけど、なんか助かった。(笑)助かるも変だけど。」 井戸田「だってさ、俺もさ、きたらさ、(マスコミが)いっぱいいるだろうなと思ってさ。」「角曲がったところまでサングラスかけてたの。やばい、これ見映え悪いわと思って、あわてて取ったのよ。誰もいないじゃん。(笑)もし撮られたときに、「相方の井戸田、サングラスで威嚇してきた」みたいな、いやだから。」 小沢「こんなこと言うのもあれだけど、俺もコロナ禍以降、ひさしぶりに、今日、マスクしてきたもんね。(笑)こんなこと言ってる場合じゃないのよ。」 話題は結局、井戸田のDIYの話が長くなり、小沢は静かにしていた。それから、漫才協会に年をとってから入会したカンディ中野という芸人が、名古屋の吉本でスピードワゴンの後輩だったという話に。塙「今、いちばんたぶん、世間のひとが聴きたいカンディ中野さんの話を…」 土屋「聴きたくねえよ、誰も。(笑)いちばん興味ないと思いますけど。」 井戸田「このメンツがそろっててさあ、カンディ中野の話なんか聴きたくねえよ。」「カンディ中野のLINEがきてて、助かってるわ、じゃあ。(笑)ありがとな、カンディ。」

 続けて、火曜の「ラジオショー」も聴くと、オープニングはここでももちろん「M-1」の話をする。シシガシラのハゲてないほうがケイさんの同期なんだ。14時台ゲストは渡辺正行。渡辺正行は、この番組で「M-1」の話になるからというので、今年は敗者復活戦から観たようだ。そういえば、令和ロマンがNHKで優勝したときには渡辺正行も審査員だった。ヤーレンズがラ・ママに出ていないとは意外。ラ・ママには今、吉本も出るようになっているそうで、エルフやナイチンゲールダンスが出ているという。そのほか、ホリプロコムの学校の名誉校長に渡辺正行が就任したという話もあった。ホリがものまねを教えるというのもすごい。よその養成所ではものまねは教えないんじゃないか。

 そして、月曜の「ラジオショー」も、昨日、オープニングだけ聴いたが、その続きを聴いた。13時台後半からゲストがあり、ますだおかだ増田が登場する。「前向き漫才」と「横向き漫才」があると増田は分類し、敗者復活戦は横向き漫才が多く、決勝に残ったところは前向き漫才が多いと思ったそうだが、さや香は「前のめり漫才」だったって。敗者復活戦では、増田はダイタクを評価していた。14時台ゲストには、増田に加えて、スーパーマラドーナも登場した。

 月曜に放送された特番「M-1ネクストデイ」もようやく観る。前夜の「M-1」のセットのまま、司会は今田耕司とABCの斎藤真美アナが務める。ファイナリストが全員勢ぞろいのほか、DJ KOO、あのちゃん、道端淳平、山口もえ、おいでやす小田が出演。「ラジオショー」でも話題になっていたが、令和ロマンは事前のネタチェックに4本のネタを提出していたという。事前にネタチェックがあるというのは、去年の「Number」の「M-1」特集で知ったが、だからこそ、この番組は的確なカメラ割りができるのである。舞台裏では、ダンビラムーチョが楽屋に帰りながら「最初に長く歌うのが面白かったんだけどなあ。」とこぼしていた。モグライダーの点数に、令和ロマンくるまが「そんなに低い?」と驚く場面。歌ネタを先にやってしまったことで、モグライダーにダンビラムーチョが謝りに行く場面。ダンビラムーチョがもってきたユニフォームに岡本選手がサインする場面の映像など。放送終了直後、セットの裏側にファイナリストたちがみんな集まっているところを、審査員たちが通り、声をかけていくというのも初めて観る光景だった。山田邦子は「最後のさや香のネタ以外はぜんぶ面白かった。」 とダメ押しし、和やかな雰囲気だ。エンディングの曲が気になったが、日食なつこ「ログマロープ」という曲だとエンドクレジットでわかった。今年はこのエンディング映像が「アナザーストーリー」の代わりなのかなと思った。

 夜に放送された「令和ロマンの娯楽がたり」という特番もさっそく観てしまう。「M-1」前にこの特番が決まっていたのがすごい。さまざまな娯楽やカルチャーに関する疑問を分析し、語り合う番組。Aマッソ加納、山崎怜奈、蓮見翔、TaiTan が出演。くるまが提唱する「ベタ」「メタ」「シュール」の三すくみ理論が面白い。令和ロマンは漫才でしか知らなかったが、知性があるからこれは強いわ。加納が、最近のタレントはオモテの要素とウラの要素と2個必要な時代になっていると語り、蓮見は「嘲笑う風潮」を防ぐには「努力」「真面目」の属性が必要と語る。続いて、5年後に天下を獲るのは誰かという議題に移ると、ここからは山崎怜奈に代わり、ニガミ17才の平沢あくびが座っていた。「チェンジャー」という意味ではオードリー若林の名をくるまが挙げると、TaiTan も同調した。ここで、隣人という設定の永野が入ってくる。リアル天下は大手事務所の芸人だと永野。ひろゆきにネタがのってる状態が永野だとするくるまの分析。最後は、今の時代にリメイクしたらバズりそうな過去の傑作というテーマ。平沢あくびの席は新内眞衣に代わる。ここでもまた永野が入ってくる。くるまには愛嬌が一個もないという永野の指摘が鋭かった。

 Spotify で、博多大吉のポッドキャストでは今年も「M-1」のふり返りをしているので、それを聴かなければと確認してみると、なんと、1時間25分もある。しかし、先延ばしするのも厄介だから、覚悟を決めて、一気に聴いてしまうことにした。聴き手は、名前だけはよく耳にするミフネさんというスタッフが務める。大吉は、谷良一の「M-1はじめました。」を事前に読み、評価基準を昨年からは大幅に変えたという。最低点を80点、最高点を98点という幅に設定し、新しさを5点、技量を5点、オリジナリティを5点、残りの3点を爆発ポイントとして差をつける。ここからは順番に個別の評価が語られる。令和ロマンは、新しさ・3、技量・3、オリジナリティ・4、爆発・1、91点。くるまのやや上からうざい口調はあべこうじのキャラと指摘。シシガシラは、新しさ・3点、技量・2点、オリジナリティ・3点、爆発・0点、88点。さや香は、新しさ・3点、技量・5点、オリジナリティ・4点、爆発・2点、94点。うねる感じはすごかったと大吉。カベポスターは、新しさ・3点、技量・3点、オリジナリティ・3点、爆発・0点、89点。以前、小朝が言っていた「勝ち切るネタではない」という意味が、大吉は「あのときは俺、横で聴きながら、なんのことだろう小朝師匠と思ってたけど、うん、だんだんわかってきた。」「言葉きついかもしれんけど、可もなく不可もなく漫才やったかな。」 マユリカは、新しさ・3点、技量・3点、オリジナリティ・3点、爆発・1点、90点。展開の強引さ、そして、坂本がずっと腕を組んでいることについて、一般的にはこれは女性の所作と指摘。令和ロマンと比べてしまい、評価にブレーキをかけたとも明かす。ヤーレンズは、新しさ・3点、技量・3点、オリジナリティ・4点、爆発・1点、91点。ヤーレンズのことは大吉は今まで認識しておらず、面白くて、ここだけストップウォッチを止め忘れた。笑いのとりかたが古坂大魔王そっくりと指摘する大吉。渡辺正行も同じことを言っていたな。真空ジェシカは、新しさ・4点、技量・4点、オリジナリティ・5点、爆発・2点、95点。大吉は真空ジェシカのオリジナリティを絶賛する。昨年に比べて、会場の観客はやや男性が多かったそうで、男性のウケが真空ジェシカはあったようだ。しかし、ここで真空ジェシカは残らず、大吉は落ち込んだという。ダンビラムーチョは、新しさ・3点、技量・3点、オリジナリティ・3点、爆発・0点、89点。大吉が言うには、審査員世代からするとこれはもう「ありネタ」。大吉「どれだけこのスタイルでウケられても、劇場なら、拍手喝采だし、「おーし、終わってメシ行こうぜ」「ウケたなあ、すごいなお前ら」って言えるけど、「M-1」で漫才に点数つけてくださいって言われたときに、これやられると、つけられないよね。」「もともとの曲の面白さもあるじゃない? (略)それって考えたの、あなたじゃないじゃん、っていうことになってくるのよ。にゃんこスター現象ですよ。」 くらげは、新しさ・3点、技量・3点、オリジナリティ・1点、爆発・0点、87点。大吉「おじさんが若いのに詳しいみたいな、まあそういう笑いというか、なんだろなあってやっぱ思って観るじゃない。そっち系の漫才やってるから、わたし、どっちかというと。」 オリジナリティに辛く、大吉は練習すれば俺たちにもできると。モグライダーは、新しさ・3点、技量・3点、オリジナリティ・3点、爆発・0点、89点。前評判をいちばん聞いていたのはモグライダーだったそうだが、しかし、「とても」のところでどうしても凪になる。そして、決勝では審査基準をがらっと変え、爆発させた組の勝ちというシンプルな判断をとったという。いちばん大事なのは俯瞰で観ることかなと大吉。令和ロマン、ヤーレンズ、さや香の順に登場し、爆発力でいうと、ヤーレンズが終わったときには令和ロマンだと大吉は思ったそうだ。そして、さや香の「見せ算」について、芸人を笑わせるために作ったネタという情報を得ていた大吉は、あれは単独ライブのネタだと語る。放送後に今田との食事会でもこの話題になり、「僕と今田さんの思いは一緒で、やっぱ、漫才師たるもの、お客さまが観たがってるのを観せるのはもう最低条件ちゃうかと。お客さんは「見せ算」じゃないのが観たかったと思うなあって話になって、今田さん、生意気ですけど僕もそう思いますと。」「僕のなかでの基準は、コントでやったほうがもっとウケるじゃんはもうコントなのよ。」 投票については「俺のなかでは、令和ロマン一択だったのよ。」という大吉だが、最後の最後までわからなかったあのときの会場の爆発力はすごかったとも語る。3票ずつ、もし同点になっていたら、ファーストラウンドの点数で決まるからヤーレンズが勝っていた。大吉は、松本はさや香に入れるのではと思っていたそうだ。最後は、これも今田とのふたりきりの食事会で語られたという、大学のお笑いサークルの利点について。「M-1」獲りたいんなら大学に行け、という新しい時代になっていくのか。

 ツイッターを覗くと、松本が騒動後に初ポストをしていた。「いつ辞めても良いと思ってたんやけど… やる気が出てきたなぁ~。」 この余裕が不気味だ。

 アマゾンの注文がなぜか停まってしまい、不思議に思っていたら、出品ステータスが休止になっていることに気がついた。道理で注文が入らないわけだ。銀行口座とクレジットカードの情報を変更したから、そのときに変わってしまったのか。深夜、眠れず、ブログの更新をもうひとつ。今日はブログを5本更新した。

2023年12月27日水曜日

12月27日水曜日/松本人志はどうなるか

◇ 青山一丁目・麴町

 昨夜は、地域判定が狂ったラジコで、ラジオ関西を聴きながら眠っていたが、「爆笑問題カーボーイ」のあとには「あののオールナイトニッポン」が放送され、そのあとには上柳昌彦の「あさぼらけ」が始まった。短い睡眠時間だが、不思議と元気。夜のうちにネズミが1匹、ネズミ捕りに引っかかっていた。ひとの弁当を食うネズミは死罪だ。今日は朝から都内に。電車内、タイムフリーで、月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングではもちろん「M-1」の話をしている。ツイッターを覗くと、ハリセンボンが吉本退社のお知らせ。

 昼は青山一丁目、青山ツインの直久に入り、純鶏ラーメンの醤油を食べた。690円。どうってことのないラーメン。その後、麹町のほうに移動し、ファミリーマートで「週刊文春」を買った。ベローチェに入り、「週刊文春」の松本の記事をさっそく読む。7ページにわたる記事。うーむ、これだけのひどい記事が出て、無傷というわけにはさすがにいかないんじゃないか。今日は一日、松本の情報をずっと追いかけていたから、スマホのバッテリーが残りわずかだ。ベローチェで、スマホの充電をする。ツイッターからは、松本の疑惑について吉本興業が声明を発表したとのニュースを目にした。事実ではないとの主張だが、吉本にとっても莫大な損失になるに違いないから、ここは戦うわけか。倫理よりも経済の問題が優先されているにすぎない。この件は「ミヤネ屋」でも扱われたようで、となると、金曜の「ワイドナショー」の生放送特番でも無視するわけにはいかないだろう。

 渋谷に出て、渋谷始発の東横線に乗り、座って帰る。横浜駅の相鉄線改札前の交番に寄り、先週借りた250円を無事にお返しする。若いお巡りさん、顔もうろ覚えだったが、会ったら思い出した。もうお世話になることはないかもしれないが、これを機に名前も覚える。ビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。帰りの電車内は読書。

◇ テレビ・読書

 夜遅くに帰宅し、テレビをつけると、NHKのニュースでもちょうど松本の件を扱っていた。これは大きな変化だ。吉本がリアクションしたことで、むしろ、それがニュースとして扱われている。スピードワゴン小沢の名前もきちんと出されていた。「文春」の記事ではNHKの松本の番組にも触れられているから無視はできないということでもあったのかな。録画していた「ニュース7」も確認すると、こちらでは扱われていなかった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・羽鳥慎一&玉川徹)を。昨夜の「さんま御殿」は4時間スペシャル。最初のブロックは声優特集。「タッチ」の三ツ矢雄二と日髙のり子が共演していた。2ブロック目は「学生時代キラキラ vs 地味」、3ブロック目は「ひとり暮らし満喫女子」という特集。最後のブロックは「御殿オブ・ザ・イヤー」と題し、爆笑問題が出るから楽しみにしていたのだけど、このブロックは今年の名場面集をみんなで観るというコーナーだった。

 深夜、部屋で読書の続きを。「中島らも短篇小説コレクション」を読み終えた。2016年刊、ちくま文庫。個人的には中島らもはどういうわけか縁のなかった作家で、世代的にも、読書傾向的にも、読んでいてもちっともおかしくないのだが、不思議と1冊も読まずにいた。中島らもを改めて読んでみたくなったのは、九龍ジョーといとうせいこうのポッドキャストで、中島らもとダウンタウンの関係について話していたのを聴いたからだった。それを聴いたのはけっこう前だったのだが、読みたい本を見つけて、ちょうど読みかけていたら松本のスキャンダルが出るというこんなタイミングになった。この本はちくま文庫のオリジナル編集、編者は小堀純、文庫解説は松尾貴史。「寝ずの番」や「お父さんのバックドロップ」など、映画化された有名作品も収録されているのだが、作風もばらばらなせいか、どうも面白さがうまくつかめなかった。テレビなどで観る中島らも本人は面白かったのだが、だったら、読むべきはエッセイかな。

2023年12月26日火曜日

12月26日火曜日/バッグを食い破る動物

◇ テレビ

 朝、ゴミを出しに行きたかったが、寒くて起きあがれなかった。布団から出ないまま、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」には、エノケン・ロッパならぬ「タナケン・ハッパ」という名前が出てきた。

 日曜の「ワイドナショー」をようやく観る。今田耕司、安藤優子、フットボールアワー岩尾、平井理央というメンバー。自民党の裏金問題では、佐藤ゆかりがこちらの番組にも出演していた。同じ時間に「サンデージャポン」にも出てたけど、タレントじゃないから裏かぶりっていうのは別に関係ないんだな。そのあとにはラグビーの話題があり、「お笑い向上委員会」でしか観ることのないラグビー芸人しんやが解説をした。

 観そびれていた「太田光のつぶやき英語」4回分をまとめて観た。XXCLUB の映画コーナーがなかなか豪華で、ロバート・ロドリゲス、ギャスパー・ノエ、ジェニファー・リーにインタビューしている。

 昨日の「徹子の部屋」は細川たかしがゲスト。5年ぶりの出演。弟子の田中あいみも途中から加わる。今日の「徹子の部屋」は後藤久美子がゲストだった。初出演は2000年放送、26歳のときだというから意外と遅く、人気絶頂のころには出ていなかったんだな。まさか、あの後藤久美子が老眼鏡デビューだとは。年齢を考えればそりゃそうなんだけども。

◇ 生活

 今日はもう外出しないつもりで、昨日のうちにスーパーで弁当を買い、この気温だからトートバッグに入れたままで部屋に置いてあったのだけれども、昼になって、その弁当を食べようととりだしてみると、ネズミに食われているので愕然とする。なんと、トートバッグごと食い破られてしまっていた。そんなことがあるのか。以前からネズミの被害には困っているのだが、最近はめっきり出なくなっていたから油断していた。それでも、トートバッグに入れてあるものがまさかネズミに食われるとは思わない。トートバッグには大穴が空いた。これにはもう、悔しさをとおりこし、虚しさしかない。財布の盗難に打ちのめされていたばかりだというのに、またこんな馬鹿なことが起こるのか。いったい、なんという年末だろうか。いや、昨夜はどうも変な気配がしていたという記憶はあるのだが、眠いし、寒いから、わざわざ起きあがって確認するというようなことはしなかった。そのあいだにここまでの被害が発生していたとは想像もできない。トートバッグは「いとうせいこうフェス」で買ったもので、長年愛用していたのに、こんなことで台なしになるんだな。ああ。変な声が出る。もちろん、ネズミに食われた弁当は捨ててしまい、カップヌードルを食べる。

◇ 読書・映画・ニュース・ラジオ

 部屋で読書。斎藤幸平「人新世の「資本論」」をようやく読み終えた。2020年刊、集英社新書。最初は図書館で借りていたが、読みかけで古本を見つけ、これは時間がかかるから買って読んだほうがいいと思った。9月から読み始め、難しい本をちびちび読んでいった。2021年の「新書大賞」1位。手元の本は8刷。カバーには、佐藤優、白井聡、松岡正剛、坂本龍一、水野和夫、ヤマザキマリがコメントを寄せている。「人新世」とは、人類の活動が地球を破壊しつくす時代のこと。斎藤幸平は冒頭から、SDGsなんてものでは気候変動は止められず、目下の危機から目を背けさせるアリバイ作りにすぎないと喝破する。まず驚かされたのは、冷戦が終結し、資本主義が広がったことにより、資源の浪費が加速されていったというデータだ。なにしろ、今年はすさまじい酷暑、「地球沸騰化」なんて言われる夏を体験しながら読んだから、今になってこんなことになっているのはそういうわけだったのかと、これには惹き込まれた。こうなるともう、資本主義は科学的にだめだということじゃないのか。後半はマルクスの再解釈になっていく。書いている内容は難しいものだが、斎藤幸平の文章は明朗快活で気持ちがいい。テレビにもよく出るひとだし、壁がないんだ。

 アマゾンプライムで映画を1本。カウリスマキの「過去のない男」を劇場公開時以来に観なおした。ということは、20年以上ぶりか。あまり覚えていなかったが、財布を盗まれるところから始まる物語だった。クレイジーケンバンドの曲が使われているのだが、公開時にはCKBはまだ一般的な知名度はなく、謎の日本語の歌が流れるというような紹介が「虎の門」の井筒監督のコーナーではされていた記憶がある。

 ツイッターを覗いてみると、「文春オンライン」が松本人志の性加害疑惑を報じている。有料記事だが、それを読んだひとのツイートからすると、これは明日の「週刊文春」は買ったほうがいいかもしれないな。ジャニー喜多川の件で、テレビ各局がさんざん検証番組をやってきたあとにこのスキャンダルだ。黙殺するというわけにはさすがにいかないんじゃないのか。このタイミングで、今週金曜には「ワイドナショー」の生放送がある。

 深夜1時からラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。地域判定がまだ狂っていて、大阪になっているが、この番組はラジオ関西でも放送されていた。この番組の前はアルコ&ピースではなく、文化放送の番組が流れていた。今日は生放送。期待どおり、さっそく松本をいじる太田。

2023年12月25日月曜日

12月25日月曜日/新橋はクリスマス

◇ 虎ノ門・新橋

 昨夜は寒くて、眠りにつくまでに時間がかかった。しっちゃかめっちゃかな週末を乗り越え、また平日に戻ってきた。午前中から都内に。昼は虎ノ門、富士そばに入り、カツ丼を食べた。580円。新橋のほうまで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。今日は短縮版、12時からの放送。ゲストのナイツがすぐに登場した。塙さんの炎上の件、そして、昨夜の「M-1」を話題にする。高田先生も敗者復活から観ていたようだ。山田邦子のさや香に対する最後のひとことを高田先生は評価していた。ピースの「ふたりのディスタンス」も観ている高田先生。ナイツと入れ替わり、後半には山田雅人も登場した。エンディングまで聴いて、それから読書もしていく。

◇ テレビ

 新橋から横須賀線に乗り、夜遅くに帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「明石家サンタ」を。さんまもこの日は「M-1」をずっと観ていたようだ。「お笑い向上委員会」から選ばれたきしたかの高野に電話がつながり、「シュークリームが好きなんですよ」のひとことだけで、ここでもしゃべらせてもらえずに合格。しかし、賞品はハズレを引いてしまった。てるてる坊主の着ぐるみの中身のひとからの電話では、舞台から落っこち、ろっ骨を折ったという不幸だったが、そのときの映像が流された。映像付きの不孝話というのは初めてではないだろうか。それにしても、さんまの聴き間違いが目立つ。さすがにもう耳が遠くなり始めているかな。そのあとにはアマゾンプライムで映画を1本観ようとしたが、眠気がひどくなり、中断した。深夜1時頃には眠る。

2023年12月24日日曜日

12月24日日曜日/「M-1グランプリ2023」

◇ ラジオ・テレビ・生活

 寒さのためにまるでよく眠れず、早朝に起きあがる。Spotify のポッドキャストで、昨日の「ちゃきちゃき大放送」のオープニングを聴いた。「M-1」の話をしているだろうかと聴いてみたら、塙さんが炎上について謝罪をしていて、まったく知らなかったからなんのことかと思いながら聴いた。検索してみると、11月14日の「ナイツ ザ・ラジオショー」でそれについて説明していた。もう1ヶ月以上も前のことだ。これもポッドキャストで聴けるから聴いてみると、オープニング、20分を過ぎたあたりからようやくその話をしていた。漫才協会のミーナに仕掛けたドッキリがひどいということらしい。

 ラジオを聴きながらもう少し眠る。紛失したカード類の再発行の手続きを今日も確認しなければならず、あたまがおかしくなりそうだ。この月末に引き落とされるものがいくつかあり、それが正常に行われるのか、まったく気が気でない。キャッシュカードをすぐに停めた口座がひとつあって、すると、その口座の金は、なにしろ身分証もないのだから、キャッシュカードが再発行されるまでは動かせなくなるということに気がついていなかった。なにに悩んでいるのかというと、ぎりぎりでやりくりしているので、残額が足りているのかがわからないのだ。財布とは別にしていて紛失を免れたカードもあって、ある引き落としはその生きているカードの銀行に変更してみたが、引き落としが有効になるのは来月からだというので、それじゃあ、なんにもならない。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今夜の録画をするための残量を作る必要があり、これも忙しい。昨夜の「Nキャス」を観て、それから、今朝の「サンデージャポン」を観る。ウエストランド、森香澄、小倉優子、若新雄純らが出演。安倍派の裏金問題の話題では、スタジオに自民党の佐藤ゆかりが登場した。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」(14時台ゲスト・阿川佐和子)をつけておく。

 夕方から外出。まず、PASMOを再発行するために駅まで。一昨日に二俣川駅でもらった再発行の用紙を渡し、ここでもまた古い保険証を見せる。すんなりと無事に再発行はできたが、チャージが残り140円だというのでがっくりした。財布が盗まれた日、平沼橋駅でPASMOに千円チャージしていて、現金は失ってしまったが、その千円だけは助かっている可能性に期待していたのだが、それもすぐに使われてしまったというわけか。愕然として、いったん駅を離れたが、もしかすると履歴が残ってるんじゃないかと思い、また駅に戻る。駅員には不審な顔をされる。しかし、駅員に確認してみると、再発行したカードには履歴がないという。その日のうちにもじつは横浜駅でも履歴を訊ねていて、そこでも履歴は残らないと即答され、そんな馬鹿なと疑っていたのだが、それじゃあそのときには確認できたんじゃないのかとしつこく訊くと、履歴はカードそのものからしか確認できないんだそうで、どっちにしろ無理だったようだ。てっきり、PASMOみたいなもんはデータがまとめて管理されてるのかと思っていたが、案外、ローテクなものなのか。PASMOというのは役に立たないものだな。しかし、それにしたって、横浜駅の駅員には履歴が残らないとだけしか言われなかったが、利用は停められたんじゃないのか。そのときに停めていれば、チャージはまだ使われていなかったかもしれない。そのくらい教えてくれたらいいのに。不誠実な駅員だ。あのやろう、腹立たしいな。

 なにか食べものを買ってから帰ろうというつもりでいたが、コークオンの万歩計を確認すると、もうちょっと歩けばスタンプがたまるから、遠くのスーパーまで遠征してみようという気になった。三ツ境のOKまで歩き、少しいい弁当とデザートも買っていく。今日はクリスマスイブだから、わびしいのはいやだ。

◇ 賞レース

 2時間ほどで帰宅し、さあ、今日は「M-1グランプリ」を観るのだ。18時半、放送が終わるのを待ってから「M-1」敗者復活戦の録画を観始めた。司会は陣内智則と西野七瀬。審査員5名、ノンスタイル石田、かまいたち山内、錦鯉渡辺、野田クリスタル、アンタッチャブル柴田が並んでいる。今年はルールが変わり、会場は新宿三角広場に移った。21組が3ブロックに分かれ、観客投票による勝ち抜き戦を争う。この対戦方式は「THE W」に近い。◆まず、Aブロック。1番手は華山、2番手はぎょうぶ。それぞれ、準決勝とは違うネタだったかなと思ったが、記憶だから不正確だ。最初の対戦は、僅差で華山が勝ち残った。華山のキャラクターは準決勝のときにも印象に残っていた。しかし、この勝敗方式はちょっとテンポが出ないな。それに、登場順は準決勝の点が低い順ではないかと思うのだが、だとすると、準決勝の成績が見えてしまうのはこの方式の欠点ではないか。3番手はロングコートダディ。これも準決勝とは違うネタだったが、準決勝と同じなのは、去年のロングコートダディとは違うしゃべくり漫才をぶつけてきたという点。その結果、平凡になってやしないかと思ったが、しかし、これはロングコートダディの圧勝。4番手はニッポンの社長。これは準決勝と同じネタだった。コンプライアンスへの皮肉をこめていて、これは準決勝でも面白かったのだが、なんと、この敗者復活戦では時間切れになった。これはロングコートダディがダブルスコアの勝利。5番手は 20世紀というコンビ。準決勝の印象が薄い。幼稚なネタだと思ったが、これもロングコートダディが勝つものの意外と差がつかなかった。6番手はママタルト。準決勝と同じネタだったが、最近のニュースのネタも足してきた。ママタルトを勝たせても面白そうだがどうだろうかと思っていると、ママタルトが僅差で勝利した。このブロックの最後はヘンダーソン。準決勝はばつぐんの出来だと思ったが、その同じネタ。笑いどころたくさん、しっかりと面白かった。結果は、これも大差ではないが、ヘンダーソンが見事に勝ちあがった。客席では、おいでやす小田がレポーターになり、観客に感想を訊く。◆続いて、Bブロック。1番手は豪快キャプテン。ここも準決勝の印象が薄い。2番手は鬼としみちゃむ。キャラクターの強いコンビだが、ネタはどうだろうか。結果は鬼としみちゃむが圧勝。3番手はスタミナパン。準決勝のネタはとても印象に残った。「ほーんとにウンチしてまーす。」というこれ以外のネタはあるんだろうか。これは僅差でスタミナパンの勝ち。4番手はトム・ブラウン。このネタにも準決勝から笑わされた。これはちょっと圧倒的ではと思ったが、トム・ブラウンが僅差で勝った。5番手はエバース。トム・ブラウンのあとにじつに落ち着いた漫才。準決勝とは違うネタだったか、準決勝よりも出来がいい気がした。難しい対戦だと思ったが、結果はエバースの圧勝。トム・ブラウン、惜しくも敗退する。6番手はナイチンゲールダンス。準決勝と同じネタだったかな。これはエバースのほうがいいかなと思ったが、ナイチンゲールダンスがダブルスコアで勝利した。このブロックの最後はオズワルド。さて、どうなるだろうかというところだが、準決勝とは違うネタをぶつけてきた。しかし、おとなしい。このネタでオズワルドが決勝に進んでも面白くないだろう。ナイチンゲールダンスの勝ちでもいいのかなと思う微妙な対戦だったが、結果はナイチンゲールダンスが圧勝。Bブロックはナイチンゲールダンスが勝ちあがった。◆ニュースの時間を挟み、いよいよ、Cブロック。1番手はドーナツ・ピーナツ、2番手はきしたかの。ドーナツ・ピーナツのほうがうまいかなと思ったら、ダブルスコアでドーナツ・ピーナツの勝ち。3番手はシシガシラ。ここもひとつのネタしかないんじゃないかと思ったら、準決勝とは違うネタだ。ハゲネタのバリエーションだけなんだけど、可笑しいよなあ。結果はなんと、シシガシラが圧勝。4番手はダイタク。準決勝とは違うネタだった。きれいな漫才で好きなんだけど、ああ、ダイタクが負けてしまった。ダブルスコアでシシガシラの勝利。5番手はななまがり。準決勝と同じネタだったかな。シシガシラと比べたらななまがりに決まってるだろうと思ったら、なんと、僅差でシシガシラが勝利した。6番手はバッテリィズ。アホのキャラは印象に残るコンビ。これはシシガシラだろうと思ったら、シシガシラの圧勝。そして、Cブロックの最後はフースーヤ。ここも準決勝と同じネタだったか。こうなるとシシガシラを応援したいが、なんと、シシガシラが勝ちあがる。いい結果になったと思った。ヘンダーソン、ナイチンゲールダンス、シシガシラという3組の決戦。最後は、5人の審査員がこの3組に投票し、敗者復活の1組が決定する。結果は、番組放送終了5分前を切ってから発表された。なんと、結果はシシガシラが4票獲得、ヘンダーソンが1票獲得。敗者復活はシシガシラに決まった。クロウト審査ならばヘンダーソンに間違いないだろうと思ったのだが、そうなるか。びっくり。最終的にはとても意外な結果になった。誰が誰に投票したかはわからないシステムだが、ヘンダーソンに入れたのは誰だったのだろう。

 そして、本編は録画しながら追っかけ再生で観ていく。前段が長いのは例年どおり、新宿のビルの屋上から生中継で、ウエストランドが漫才をする。井口が「プシュー」をやった。放送開始10分を過ぎてから、司会の今田耕司と上戸彩が登場した。そして、舞台裏のドキュメンタリーからファイナリストの紹介へとつながるオープニング。20分を過ぎ、ここで初めて今田耕司がしゃべるんだ。25分過ぎ、審査員が紹介される。中川家礼二、冨澤たけし、塙宣之、博多大吉、山田邦子、海原ともこ、松本人志が順に登場した。塙の炎上に松本がさっそく触れる。礼二は「ラジオショー」で予告していたとおり、今田の協力のもと、でたらめ中国語のあいさつをした。敗者復活戦の様子もここで伝えられる。三角広場に中継がつながり、パラレルワールドからきた上戸彩が「笑神籤」を引き、トップバッターは若貴に決まった。シシガシラはテレビ朝日に到着。レポーターだったおいでやす小田も一緒についてきている。今田が電車移動だったことを明かしてしまったが、これは秘密だったようだ。今年の「笑神籤」を引く役には栗山英樹と岡本和真が正装で登場。ほかの賞レースとは違うのはこのような部分で、「M-1」だけが国民的行事になり得ているところだ。

 番組開始から45分を過ぎて、いよいよファイナルステージが始まった。1番手は令和ロマン。ネタに入るまでに時間を使いすぎな感じがする。余裕たっぷりなのだが、しかし、なにか散漫な印象のネタだった。審査員の点数は高め。2番手は敗者復活のシシガシラ。敗者復活は意外な結果に感じたが、しかし、視聴者投票ではむしろ勝ちあがらなかったかもしれない、ルール改正だからこその勝者か。準決勝のネタをここで出してきた。コンプライアンスへの皮肉だが、敗者復活戦のネタよりもこっちのほうがイージーな感じはする。うーん、ヘンダーソンだったらなあと思ってしまったな。審査員の点数は控えめ。3番手はさや香。ここできたか。準決勝と同じホームステイのネタだ。しかし、53歳のブラジル人を受け入れたくないという結論は、シシガシラとは逆に、あまりにもコンプライアンスに無頓着に感じられて心配になる。気迫と熱はこもっていたが、怒鳴り合ってボルテージを高めていくのもイージーではないかな。これは点が割れた。山田邦子は高得点、松本は低い点をつけた。4番手はカベポスター。ここも準決勝と同じネタ。落ち着いた漫才を引っぱっていく手腕はさすがだが、笑いはだいぶおとなしい感じがする。審査員は点が低かった。6分や8分、劇場のサイズの漫才ならいいのだけど、「M-1」の4分では難しいという意見が共通していた。ここでシシガシラの敗退が決まるが、シシガシラは敗者コメントできっちりと笑いをとった。5番手はマユリカ。準決勝とは違うネタだった。マユリカは準決勝の結果から疑問をもっていたが、漫才の腕はどうなのだろうか。審査員の点数はまあまあ高かった。富澤が特に高得点をつけたが、大吉は緊張を指摘していた。6番手はヤーレンズ。準決勝と同じネタだった。ヤーレンズも準決勝ではあまりいいとは思わなかったのだけど、ここでは準決勝よりも笑いがうまくハマっていった感じだった。審査員では、松本がここまでの最高点をつける。富澤、海原ともこも高得点。7番手は真空ジェシカ。準決勝と同じ映画館のネタ。準決勝ではすごく面白かったんだけど、しかし、ヤーレンズとは逆に、準決勝よりもなんだかうまくハマってない感じだった。審査は点が割れた。大吉が意外と高得点をつけるが、低得点の審査員にはどっちつかずに感じられたか。「笑いは遠近感」と語る松本は高評価。8番手はダンビラムーチョ。ダンビラムーチョが決勝でどう評価されるか、ここにはとても興味があった。爆発があるとしたらここだとも思っていたが、爆発はせずか。しかし、どこに出しても盛りあがる芸だとは思うんだよな。審査員たちは点が低かった。1曲目が長かったのが敗因だろうか。塙さんは点は低いが、寄席ではいちばんウケる芸だと評価する。9番手はくらげ。ここも決勝に残るとは思わなかったコンビ。準決勝と同じネタだが、滑舌が悪く、たいした発明があるようにも思えないし、なぜ勝ち残らせたのだろう。審査員たちの点も低い。トリはモグライダー。いちばんの売れっ子がよくぞ最後まで残った。ここも準決勝と同じネタ。準決勝と同じ調子であればと思ったが、ちょっとゆったりしすぎていたかな。どうも緊迫感に欠ける。審査員の点は低かった。最終決戦は、さや香、ヤーレンズ、令和ロマンの3組に決まった。さて、最終決戦。トップは令和ロマン。堂々としていて、勢いを持続している。2番手はヤーレンズ。ここも1本目の勢いをどう持続するかの勝負。最後はさや香。「見せ算」というこのネタには妙に惹き込まれてしまったのだが、いや、難しい。3組を比較すると、さや香が優勝でもいいのかなとも思ってしまったのだが、結果は、令和ロマンが4票、ヤーレンズが3票を獲得し、優勝は令和ロマンに決まった。最後の最後にコメントをふられた山田邦子、「さや香が最後のネタぜんぜんよくなかったもん。」のひとこと。最高。SNSをざっとチェックして、深夜3時頃に眠る。

2023年12月23日土曜日

12月23日土曜日/漫才論

◇ テレビ・雑誌・読書・ラジオ

 今朝は寒くて、なかなか起きあがれなかった。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ミュージックステーション」は4時間半の特番。タイムテーブルを確認し、観る部分をしぼって録画しておいたのだが、ところが、舞台裏では新しい学校のリーダーズのコーナーがあり、これはタイムテーブルにはないからわからなかった。このコーナーにはほかの出演者たちがつぎつぎに登場し、「課外授業」のためのコーナーなのかと思ったが、この番組内でもけっこう放送されていた。最初はまず、モーニング娘の新旧メンバーが登場、そのあとには、ヒコロヒーと齋藤京子、NiziU、Snow Man が順に登場し、録画していたのはそこまで。「課外授業」のほうではどれだけ放送されるのかな。ヒコロヒーと齋藤京子は番組名と同名のユニット「キョコロヒー」として出演し、秋元康が手掛けた「After you!」を初披露した。秋元康の仕事のなかでは、これはいい部類。

 今日放送の「土スタ」は「ブギウギ」特集。水上恒司が生出演のほか、趣里、富田望生、小雪、メッセンジャー黒田もVTR出演。水上恒司が黒田とそこまで仲がいいとは知らなかったな。

 そういえば、「ビートたけし杯」の戻りのチケットを買うつもりでいたのに、すっかり忘れていた。昼に気がつき、カンフェティにアクセスするが、チケットはもう残っていなかった。財布が盗まれたせいで、ほかのことにはぜんぜん意識がまわっていない。

 楽天マガジンで、月曜に配信されていた「週刊プレイボーイ」を読みそびれていた。「M-1グランプリ2023 の楽しみ方」という記事があり、ユウキロックが全ファイナリストを分析している。敗者復活枠候補に、ユウキロックはヘンダーソンをあげていた。「ラストイヤーですし、準決勝のネタもめちゃくちゃ良かったんで、行ってほしいですね。僕は今回ヘンダーソンが決勝に行かなかったのだけが納得できなかったんで、個人的な思いもあります。」 ユウキロックは優勝候補にはダンビラムーチョを予想。そのほか、高田文夫と爆笑問題の対談、オール巨人とギャロップの対談も。

 部屋で読書も。図書館で借りている、オール巨人「漫才論 僕が出会った素晴らしい芸人たち」を読み始め、一日で読み終えた。2022年刊、ヨシモトブックス。「週刊プレイボーイ」の連載をまとめた本かと思い込んでいたのだが、この本はまた別に書き下ろしたのか。まあ、語り下ろしたものを構成者がまとめた本なのだが、これもまた、あんまり面白い本にはなっていないと思った。「週刊プレイボーイ」の連載は中村計の構成だが、この本の構成者はヨダヒロコという知らない書き手だった。巨人が考えるように、センターマイク1本のいわゆる「しゃべくり漫才」がはたして王道なのかという疑問は大いにあって、時代にともなうマイクの性能と音響技術の変化、あるいは、育った劇場の規模の違いから芸風が作られていく比重はおそらく小さくないはずだが、巨人は実演者であるがゆえ、自身の漫才と体験を基準にする漫才観の狭さがある。以下、興味をもった箇所をいくつか引用。P77「また、NSCの功罪の〝罪〟の部分としては、「ネタにルールがなくなっていった」ことも挙げられます。僕たちの時代は、先輩から言われた約束ごとがたくさんありました。「個人名を出すな」「コマーシャルを使うな」「下ネタをするな」「歌ネタをするな」……。例えば、歌ネタは楽器を持っている人が音楽ショーとしてする、というような暗黙の了解が存在していた。」 P81「今の若手にも面白い人間はいっぱいいますし、笑いの感性やセンスもすごくあると思いますが、やはり昔の芸人さんの〝芸〟とは別物。例えばフットボールアワーの後藤君のツッコミはうまいし面白いけれど、それはセンスから生まれるもので、芸とは少し違うかもしれません。」 P127「しゃべくり漫才は、〝息と間〟が命です。分かりやすく説明すると、〝息〟は掛け合いのリズム、〝間〟はセリフとセリフのあいだに入る空きのこと。」

 夜にブログの更新をひとつ。夜にもまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。観そびれていた「さんまのお笑い向上委員会」を6週分まとめて観た。タモンズとチェリー吉武はこの番組に出ているときだけ面白い。Spotify のポッドキャストでは、聴きそびれていた「爆笑問題の日曜サンデー」のゲストコーナーを4週分まとめて聴いた。林哲司、テリー伊藤、さいたまんぞう、市毛良枝まで。ラジコの地域判定は狂い、大阪になっているため、このときばかりはさんまの「ヤングタウン」を聴く。深夜、ラジオを聴きながら眠ろうとするが、寒くてなかなか眠れなかった。

2023年12月22日金曜日

12月22日金曜日/失った財布の中身は

◇ 生活

 早朝から少し眠り、朝のうちにマイナンバーカード紛失の問い合わせをする。保留音がハードロックみたいなギターがうるさい音楽だった。昨夜は財布を盗まれるという災難に遭い、財布の中身を思い出しながら、なにをどうしたらいいんだろうかということをそれぞれ考え、クレジットカードを停めなければならないということはすぐに思いついたが、マイナンバーカードと保険証を入れてあったのが厄介だ。身分を証明するものをいっぺんに失ってしまった。そうしょっちゅう必要になるものでもないから、普段は別のケースに分けて入れてあったのに、少し前に必要なことがあったから、たまたま財布に移したままになっていたんだった。これも不運のひとつ。

 録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の金曜日は年内最後。最後まで聴いて、午後から外出。無一文になり、しかたがないから母に一万円を借りた。まず、駅前の銀行に寄り、キャッシュカードを利用停止にしてもらう。二俣川まで歩き、今度はPASMOを停止してもらう。停止するにも身分証が必要だったが、古い保険証がまだとってあったから、なにも言わずにそれを見せたら、それですんなりと手続きをしてもらえた。昨日はじつは横浜駅でもPASMOについて訊ねたのだが、二俣川の駅員とは話に食い違いがあり、どうも釈然としない。それにしても、二俣川の駅員はじつに態度が偉そうだった。

 ドン・キホーテに寄り、新しく財布を買う。今まで使っていたものとなるべく似たような財布を選ぶが、値段はいちばん安いものにした。今までの財布は自分で買ったものではないから値段は知らない。ポケットに入れてみると、サイズは今までのものよりもやや小さいようだ。しかし、後ろポケットに入れるのはもう怖いな。上階のサイゼリヤに入り、昼食にする。チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。850円。少し眠くなり、今日は財布をカバンのなかに入れてから眠った。これを習慣にしなければならない。

◇ 読書

 サイゼリヤで、しばらく読書をしていく。図書館で借りていた、西澤千央「女芸人の壁」を読み終えた。2022年刊、文藝春秋。文春オンラインで連載されていた「女芸人」のインタビュー集。登場順に、加納愛子、鳥居みゆき、山田邦子、中島知子、ホルスタイン・モリ夫、青木さやか、日本エレキテル連合、清水ミチコ、薄幸。ウェブ連載では上沼恵美子にもインタビューしていたが、この本には未掲載。その代わりに「上沼恵美子論」というコラムが収録されている。いくつかはウェブ発表時にも読んでいたが、こうして単行本にまとまってみると、どうも期待したほどは面白くない本だった。編集の問題かな。四つの章に分けてあるのも、無理矢理な感じがして、あんまりしっくりくるものではなかった。「女芸人」をとりまく状況の過渡期を、捕えようとしたらするりと逃げてしまったような本だ。初回の山田邦子のインタビューが2020年10月。その後の状況の変化がいかにめまぐるしいものであったか。

 帰宅前に買いものをしていて思い出したが、そういえば、クリエイトのポイントカードも財布には入っていたんだ。あれもポイントがいくらか貯まっていたはず。シネマジャック&ベティと横浜シネマリンのスタンプカードもせっかく貯めていたのに。ああ、悔しい。ほかにもまだ、忘れているものがあるかもしれない。

 夕方には帰宅する。疲弊が激しく、ラジオを聴きながらまた少し眠る。夜にまた、U-NEXT で映画を1本。ジョージ・ロイ・ヒル監督「スティング」を初めて観た。U-NEXT の無料体験の期間は今日まで。観終わって、日付が変わる前に解約する。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

女芸人の壁 [ 西澤 千央 ]
価格:1,650円(税込、送料無料)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

スティング [ ポール・ニューマン ]
価格:1,320円(税込、送料無料) 

2023年12月21日木曜日

12月21日木曜日/財布を盗まれた

◇ テレビ

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は、マネージャーの五木が楽団の金を持ち逃げし、代わりのマネージャーとして近藤芳正が登場した。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は90分スペシャル。まずは「怪しい自称プロデューサーから「100万円払ったら『水曜日のダウンタウン』に出してあげるよ」と持ち掛けられホントに払ったヤツがホントに出演できるホントドッキリ」という企画。飲み会の場面には妙なリアリティがあり、そのような持ち掛けのあるなしに関わらず、これはまずいんじゃないだろうか。仕掛けられた3人のうちのひとりはまんまと引っ掛かり、100万円払ったそのタレントに追い打ちのドッキリ、「バラエティに出たことのない新人タレントならスタジオ展開が一言一句台本通りでも信じちゃう説」を仕掛けるこの番組はぬかりがない。

 今日の「徹子の部屋」(ゲスト・林家木久扇)も観て、それから、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」では、上沼恵美子の人生相談の新連載が始まった。外出する前にブログの更新をもうひとつ。

◇ 伊勢佐木町

 午後から外出。平沼橋に出て、まず、昼食。戸部のバーグに入り、スタミナカレーを食べた。800円。紅葉坂のほうにあがり、県立図書館に寄っていく。中央図書館にも寄り、日ノ出町からイセザキモールにまわる。いつもならばブックオフに寄るところだが、今日はそれよりも、あとの予定のことを考え、なるべく休んでおく時間がほしいと思った。それが運命の分かれ道だったか。

 イセザキモールのドトールに入ると、セルフレジが導入されていた。ブレンドを注文。レシートに印字された時刻によると、店に入ったのは 18時20分。疲れていたからソファーの席を選べばよかったのだが、店内は混んでいた。せめて、背後に壁がある席にしておけば、あたまを寄りかからせることができたのに、なぜかそうもしない。壁が横にある、壁際の二人掛けの席に着いた。後ろにもやはり、同じように二人掛けの席がある。読書をするが、眠くなり、少し眠る。目が覚めたときには、19時20分頃だった記憶。目が覚めてからはまた読書を続けていた。今日はこのあと、試聴室その3で行われる MELODY KOGA さんのライブに行くため、19時45分には出ようとしていた。立ち上がろうとしたときになって気がついた、なんということか、ズボンの後ろポケットに入れてある財布がない。ポケットから出てしまったかと思い、床を見るが、床にも財布はない。事態をすぐには飲み込めない。カバンのなかも確認するが、カバンのなかにはあるわけない。ポケットから落ちたか。最近はシェフパンツをよく履くようになっていたのだが、後ろポケットに財布を入れていると、座ると財布が出てしまうことがあるのは何度か経験していた。わかっていたのに、以前からの習慣は変えられず、後ろポケットに財布を入れていた。ジーパンを履いていたときは、財布が出てしまうなんてことは一度もなかった。財布が床に落ちたのだとすると、そのことに気がつかずに読書を続けていたことになる。眠っていた時間はおそらく 10分程度だ。そのあいだに誰かにもっていかれてしまったのか。ああ、後ろが壁の席に座っていればと思わざるをえない。まわりを見まわしてみるが、後ろの席にはこのときには誰もいなかった。動揺がおさまらず、いったん、トイレに入る。それから、店員に、財布の落としものが届いていないかを訊いてみたが、届いていない。盗まれたのか。店員さんに警察を呼んでもらった。もうライブどころではない。KOGA さんに申し訳ない。それからだいぶ時間が経ったような気がするが、ようやく、警官が2名やってきた。状況を説明、そして、財布にはなにが入っていたかを訊かれ、思い出しながら答えていく。今日にかぎって、現金もわりと多めにもっていたんだ。店員にもなにか訊いていたようだが、誰も目撃していないようだ。この店はセルフレジみたいなもんは導入しているくせに、防犯カメラがまったくないというのもちょっと信じがたいくらい不運だ。警官には1時間ぐらい説明していただろうか。だからどうということもなく、なにも解決しない。警官が去っていったら、途方に暮れた。財布は彼女からもらったものだった。別れたのに図々しく使い続けているから罰が当たったのかなとも思った。今までの人生がいきなりぶった切られた気分だ。とりあえず、横浜駅までは歩く。そのあとはどうすればいいんだ。もちろん、電車賃もない。まさか、うちまで歩くのか。横浜駅に着いたら、金が落ちてないか探しながら、西口を少し歩きまわった。相鉄の改札前の交番に入り、金を借りられないか訊いてみることにした。さっき、ドトールにやってきた警官にも訊いてみたら、貸せないと言われたのだったが、以前、有楽町の交番で金を借りた経験があったから、借りられると思っていたのだ。この交番で改めて訊いてみると、神奈川県では貸せない決まりになっているということを初めて知った。しかし、事情を説明したら、ひとりの若いお兄さんの警官が個人的に 250円を貸してくれた。助かった。こころから感謝の情が湧いた。

 帰宅したのは 23時頃だったか。財布には家のカギも入れてあった。すでに寝ていた母をたたき起こし、カギを開けてもらった。激しく気疲れしていたが、ここからがまたひと仕事だ。まずはクレジットカードを停めなければならないのか。それぞれのサイトをひとつずつ調べていく。そのうちのひとつは 24時間対応だったので、さっそく電話した。再発行には千円とられる。年末年始を挟むから、届くまでには2週間ほどかかるって。銀行のキャッシュカードも同様に処理しようとするが、しかし、再発行されるまでは、窓口で金を降ろす際には身分証が必要となる。その身分証も財布のなかにあった。キャッシュカードをぜんぶ停めてしまうと、どこからも金が降ろせなくなる。

 こんな状況だが、どういう神経なんだろうか、U-NEXT の無料期間が明日で終わるため、計画どおりに映画を1本観てしまいたかった。夜が明けるまで、ジョージ・ロイ・ヒル監督の「スローターハウス5」を観ていたが、どういう気分で観ていたのかうまく思い出せない。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

スローターハウス5 [ マイケル・サックス ]
価格:1,672円(税込、送料無料) 

2023年12月20日水曜日

12月20日水曜日/体感的にはゆとりなし

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、「新しい学校のリーダーズの課外授業」を2週分。綾小路翔をゲストに迎えたロケ企画。リーダーズのテレビ初出演は綾小路翔と共演していて、8年前のその「musicるTV」の映像も流れる。月曜の「週刊ダウ通信」も2週分。「ダウのモノマネ向上委員会」と題して、原口あきまさ、みかんが出演。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・桂宮治)をつけておく。12時から「ビートたけし杯」のチケットを買うつもりで、そのために予定も入れずにいたのだが、少しもたついていたら、画面に入れたときにはもう完売になってしまっていた。2、3分かかってしまったか。しかたがない。また戻りを狙うしかないか。

◇ 渋谷

 午後から都内に。わりと余裕をもったスケジュールにしているはずなのに、体感的にはまったくゆとりがない。テレビを観て、映画を観て、読書をして、勝手にやることを増やしているのがいけないのだが、ほかにも問題事項があり、部屋の掃除などもいつまで経っても手がつけられない。こんな状態のまま、今年が終わるのか。今日は神田のほうに出て、そのあと、渋谷のほうに移動する。日が暮れてからようやく昼食。センター街を抜け、兆楽に入り、豚シャブチャーハンを食べた。900円。まんだらけに寄り、階段の百均から2冊買っていく。松濤のベローチェに入り、ひと休み。しばらく音楽を聴きながら、ぼんやりしていた。

◇ 読書・テレビ・映画

 ベローチェで、山本東次郎・近藤ようこ「中・高校生のための狂言入門」を読み終えた。2005年刊、平凡社ライブラリー。対談形式で語られる狂言の入門書。もっと早くこの本を知っていればよかった。落語でいえば、米朝の「落語と私」に匹敵するような良書だと思った。しかし、序盤はとても面白く読んでいたのだが、中盤からはだんだん難しくなっていった。単に入門書ではなく、観客としての経験値がないとわからないこともかなり書かれている。狂言をもう少し知るようになってから読みなおすのがいいだろうと思うが、来年以降はどれだけ狂言を観る機会があるかどうか。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日のゲストは工藤夕貴。誰がゲストかは知らずにいたので、つい一昨日、「逆噴射家族」を観たばかりだったから、この偶然にはちょっと不思議な気にさせられた。工藤夕貴はこの番組は14歳のときに初出演。スタジオでは、父・井沢八郎の「あゝ上野駅」を歌った。やっぱりこのひと、すさまじい表現力。

 今夜も U-NEXT で映画を1本。タモリ主演の「キッドナップ・ブルース」をついに初めて観る。監督は浅井慎平。タモリが小さい女の子を誘拐しているという状況があるだけで、その背景にあるドラマは語られない。その先々でいろんな人間と出会う、この俳優陣が豪華なのだが、彼らが順番に現れては消えていく。この形式が面白かった。こういう映画なんだとは、観てみないとわからなかった。

2023年12月19日火曜日

12月19日火曜日/東神奈川の図書館

◇ 飯田橋・東神奈川

 早朝から少し眠りなおし、まったく時間の余裕がなく、ばたばたと、朝から都内に。昼は飯田橋、天鴻餃子房という店に入り、元祖餃子定食を食べた。740円。トイレに入りたく、飯田橋ラムラに寄り、ついでに芳進堂も覗いていく。

 早い時間に横浜に戻ってしまうことにして、飯田橋から南北線に乗り、日吉から東横線に乗り換え、東白楽まで。東神奈川の神奈川図書館に行ってみたかった。初訪問。読みかけで返却していたウディ・アレンの自伝がここにも所蔵されてることがわかり、年始に読むために借りなおしたかった。もう1冊、「ブギウギ」の勉強のために、輪島裕介の本も借りていく。

 東神奈川駅の近くにくるのもかなりひさしぶりだが、「ひとつき十冊」というのをやっていたから一時期はよくきていたのだ。東神奈川駅から救急車で搬送されたこともある思い出の地。駅前のドトールに入り、ひと休み。ブレンドとジャーマンドックを食べた。3階の席にコンセントがあり、スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

◇ ラジオ・テレビ・映画

 東神奈川から横浜駅まで、歩きながらタイムフリーで、今日の「伊集院光のタネ」を聴いた。パートナーは竹内香苗。テーマは子どものウソ。この番組、不意打ちのように感動させられるメールがちょくちょくあるんだよな。電車内では、先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。13時台からゲストがあり、西川のりおが登場した。雑誌のインタビューなどでも語られていたが、「M-1」に対する否定的な話がとても面白く、聴き応えがあった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」は下半期追悼特集。財津一郎(1979年放送・45歳)、山田太一(1982年放送・48歳)、市川猿翁(2002年放送・62歳)、大橋純子(1994年放送・44歳)、犬塚弘(1979年放送・50歳)、谷村新司(1998年放送・49歳ともう1本、2013年放送・64歳はアリス3人での出演)の各映像が流れる。

 今夜も U-NEXT で映画を1本。黒澤明の「隠し砦の三悪人」を初めて観た。今までどういうわけか観る機会がなかったのだけど、いや、こんなの面白いに決まってるわ。ストーリーの面白さはもちろん、画面がいちいちかっこいいことったらなかった。黒澤映画にはほかにもまだ観ていないものがいくつかある。楽しみが残っているこの幸せ。

 深夜1時になり、ラジオをつける。「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めたらすぐに眠ってしまった。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

隠し砦の三悪人 [ 三船敏郎 ]
価格:2,200円(税込、送料無料) 

2023年12月18日月曜日

12月18日月曜日/年末はテレビや週刊誌

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝から少し眠りなおし、ブログの更新をひとつ。体調を崩したために、また更新をだいぶ滞らせてしまった。ブログの更新だけで午前が終わる。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、昨日の「笑点」を。演芸コーナーはナイツ。大喜利では、新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」を使った問題が出題された。「わかってる ほしいんでしょ?」まで曲を流し、ほしいものはなにかを答える。

 昨日の早朝に放送された「立川志らくの演芸図鑑」は、志らく師匠とランジャタイの対談を楽しみにしていたのだが、対談だけでなく、その前に漫才もやっていた。たしかに、「演芸図鑑」の視聴者にはまず、ランジャタイの芸風を知らせる必要がある。対談では、ランジャタイのふたりが意外なほどまじめに語っていた。どうやってネタを作っているのかと志らく師匠が訊くと、国崎が実際に演じたネタの動画がたくさんストックされているんだそうで、なんのネタかは出番前に口頭で伊藤に伝えるだけで、あとはぶっつけ本番でやっていく。師匠が「リズムが崩れるとかないですか?」と訊くと、伊藤「ぜんぜん。崩れてもいいもんね? なんなら。」 国崎「なんなら崩れてもそっちの方向に行きますし。」 実際のその動画も公開される。バイト先の休憩室でよくやっていて、誰もこないなにもない空間にひとり、鏡に向かってずっとその所作をやっていた、それを9時間続けるということを9年間やっていたという。「それがたぶん、自分のなかで所作とかにぜんぶつながって。」と国崎は語る。国崎の表現力はそこで培われていったというわけだ。憧れの芸人を訊かれると、伊藤は松ちゃんと発想がかぶるといういつもの話。国崎は「あんまり言ってないですけど、春日三球照代さんとかはすごい好きです、もう。」「芸人になってから YouTube とかで観たと思うんですけど、ばつぐんに面白くてもう。一回、寝てたんですけど、朝、なんか間違えて再生して、漫才が聴こえて、笑っちゃって起きちゃって。そうとう面白いなあと思って。笑っちゃって目が覚めるって。そういうのがありましたね、春日三球照代さん。」

 今日の「徹子の部屋」は角野卓造がゲスト。文学座の後輩の渡辺徹の思い出話をする。そのあとにタイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。オープニングでは、森田芳光の十三回忌で宇多丸に会った話をしていた。12時台ゲストは夏木ゆたか。夏木ゆたかを「しゃべる老害」呼ばわりする高田先生。高田先生と夏木ゆたかは同い年、互いに遠慮のない言い合いが可笑しかった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載は特別版、「年末年始スペシャル2大メッセージ」としてあって、たけしともうひとりは長嶋茂雄だ。ほかのページには「ブギウギ」特集があり、升毅、翼和希、井原六花が鼎談をしていた。談志の「芝浜」の特集記事もあり、書き手は中村計。談春、志らく、東出昌大に取材をしている。「週刊現代」の中沢新一の連載エッセイは、あぁ~しらきを入り口にして両性具有について論じていた。巻末モノクログラビアに一之輔さんの特集。「ポスト」「現代」ともに読書特集があり、年末は週刊誌が充実していて、とてもじゃないけど読みきれず、とりあえず、片っぱしからスクショを撮っておく。

 夕方に少し外出。かつやに入り、遅めの昼食。味噌チキンカツ丼を食べた。759円から、クーポン券を使い、100円引き。買いものをして、1時間ぐらいで帰ってきた。ラジオを聴きながら少し眠る。

 夜もまた、録画しているテレビ番組をあれこれと。放送中の「CDTV」クリスマス4時間スペシャルを、録画しながら、新しい学校のリーダーズのところだけをさっそく確認した。栃木県のあしかがフラワーパークから生中継で「オトナブルー」を披露していた。そのあとには、土曜に放送された「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」を半分ぐらい観て中断する。いつも必ず録画はするのだが、録画したままでぜんぜん観ていない。すぐに観たのはひさしぶり。

 U-NEXT で、今夜も映画を1本。2時間未満の短めの映画を観たいと思い、ふと、石井聰亙が思い浮かんだ。「逆噴射家族」を初めて観る。1984年公開。原作は小林よしのり。小林克也、植木等、倍賞美津子、工藤夕貴、有薗芳記というキャストは魅力的なんだけどな。いかにも小林よしのりが考えそうなしょうもないギャグがいくつかあった。

 タイムフリーで、先週月曜に放送された「小泉今日子のオールナイトニッポンPremium」をようやく聴き始める。聴きたいと思っていたのにすっかり忘れていて、検索するまで知らなかったのだが、4時間も放送していたのか。しかし、聴き始めたらすぐに眠ってしまった。深夜に起きあがり、聴きなおすが、さすがにすべては聴けなかったな。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

逆噴射家族 ≪HDニューマスター版≫ [ 小林克也 ]
価格:1,727円(税込、送料無料) 

2023年12月17日日曜日

12月17日日曜日/夜のライトアップ探し

◇ テレビ・ラジオ

 昨夜はよく眠れた。12時間以上、眠ったり起きたりしていて、ようやくすっきりした感じ。鼻つまりがましになったからよく眠れたんだ。録画残量がピンチなため、録画しているテレビ番組をどんどん観なければならない。昨夜の「Nキャス」は、冒頭に三谷幸喜の新作映画の話題を。それから、自民党の裏金問題。防衛副大臣を辞任した宮沢博行ってひとにはちょっと好感をもったなあ。このひと、1975年生まれ、どうやら同い年だ。スタジオには珍しく田崎史郎が出演していた。番組終盤には「ゴジラー1.0」の特集があり、25歳の若いスタッフがCGを手がけてるってのはすごいもんだ。もう若い世代のほうが優秀で、あらゆる面でかなわないのかもしれない。

 今朝の「サンデージャポン」も自民党の裏金問題をトップで扱う。告白ドミノの口火を切った宮沢博行を、この番組では直撃取材する。しかし、それらに対し、蓮舫は「醜い。自ら吐露して罪を軽くしたいとの意図が透けて見えます。」と批判的なことをツイートしているようだが、いや、まったく悪いことではないだろう。スタジオで解説していた岸博幸もきびしい意見だったが、杉村太蔵は肯定的なことを言っていた。裏の「ワイドナショー」は、田村淳、清塚信也、最上もが、三四郎小宮というメンバー。自民党の裏金問題も扱うが、この番組は和牛の解散も扱う。番組後半には「THE W」で優勝した紅しょうがが登場し、「THE W」の決勝と同じコントを披露した。

 「TVタックル」も毎週録画しているのだが、たけしの発言を確認したいだけなので、おおむね早送りで観ている。今週は、遺品整理、家財処分を話題にしていたのだが、たけしはこの番組に江川が出たときにサインをもらったという話をしていた。

 「M-1」の事前特番の放送もあり、審査員が正式発表される。去年の審査員はほぼ残留、志らく師匠だけがいなくなり、代わりに海原ともこが加わった。今年は敗者復活戦にも審査員があり、それも同時に発表された。ノンスタイル石田、アンタッチャブル柴田、野田クリスタル、かまいたち山内、錦鯉渡辺というメンバー。これはいったいどんな結果を導くか。今年の「M-1」は新しいことが多い。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけると、今日の放送は年末恒例の「珍プレー好プレー大賞」だ。タイムフリーで、昨日の「田村淳のNewsCLUB」も聴いた。こちらはニュース解説に山本太郎が出演していた。

◇ みなとみらい

 午後、やや遅めの時間に外出。今日も暖かいような気がしていたけど、外に出てみるとけっこう寒かった。暖かいのか寒いのか、体調もいいのか悪いのか判断がつかない。鼻水はまだ出るし、頭痛もする。横浜に出て、東口のポルタから日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに。OKで弁当を買い、上階のイートインスペースで食べていく。メンチカツ明太弁当とお茶で、350円弱。カレーパンも買ったが、弁当を食べてしまうとカレーパンはもう食べられなくなり、これは持ち帰ることにする。イートインスペースで、そのまま少し読書をしていく。

 そのあとにはパシフィコのほうに用があり、それから、クイーンズを抜け、ランドマークプラザのマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとビーフシチューパイを食べた。350円。さっきの昼食と変わらない値段じゃないか。注文時、ホットコーヒーを頼んだのにトレイにはアイスコーヒーが乗っていたので、店員に指摘はしたものの、混んでいるからアイスコーヒーでもいいよと思ったのだが、すぐさま取り替えてくれた。しかし、仕事の早さとは裏腹に態度はぶっきらぼうで、店員の感情がわからない。アイスコーヒー用のシロップが乗っていたからこれは返したのだが、店員がまた砂糖とミルクを乗せたからミルクがふたつになった。ストローも乗せたままで、環境に配慮した紙ストローなのに、これはそのまま捨てることになった。こんなことはおそらくいくらでもあるのだろう。環境に配慮してみせたところで、このシステムを続けているかぎりは焼け石に水というものだ。

 帰りもまた横浜駅まで歩いていくと、夜には、みなとみらいはそこらじゅうがライトアップされている。注意して探し始めると面白くなり、見つけるたびに写真を撮りながら帰った。

◇ 映画・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、U-NEXT で映画を1本。ジャック・タチ監督の「プレイタイム」を観る。これも一度だけ観たことがあって、ひさしぶりに観なおしたが、やはり、この映画はとても好きだ。前半はよく記憶していた。無機質なタッチ、テンポ、文明社会に対する皮肉。後半、レストランの場面がやや長く感じはしたが、最後はどうなるんだっけと思いながら観ていると、ラストに向かい、色彩豊かになり、音楽も軽快になっていく。こうだったんだとわかり、本当に素晴らしい作品だと思った。

 いったん眠るが、深夜に目覚めてしまう。タイムフリーで、昨夜に放送された「SAYONARAシティボーイズ」を聴いた。冒頭のコント、同級生が死んだかどうかという話が、次第にクイズになってしまう。演者が高齢者ならではのコントで、これは傑作だった。どうやら斉木しげるの作。

2023年12月16日土曜日

12月16日土曜日/水分を補給したい

◇ 横浜

 朝から外出。小雨が降っていたが、駅に着くまでに止んだ。天気予報によると、今日はまた特別に暖かくなるようだ。横浜の東口に用があったのだが、体調がまだ芳しくなく、鼻がぐずぐずになってしかたがない。おまけに、事情により水分補給をする間がなく、水分は鼻から出るばかりだ。いったん、西口に移動すると、ビルの入り口に若い女性が行列を作っている。いったいなんだろうかとわれわれのほうで話し合いになったのだが、検索してみると、K-POPのアイドルの商品かなにかを売っていたようだ。その後、東口に再び戻り、ここでようやく水分補給をすることができた。危機一髪、都会の真ん中で干からびるところであった。

 今日は図書館で借りた本を返さねばならず、今日までが期限の本を延長するつもりでいたら、予約が入っていて延長不可だということに気がついたのが昨日の深夜だった。17時までに返却に行かねばならないから時間を気にしていたのだが、それなりに余裕が作れて助かった。まず、昼食にしようと思うが、体調が悪いと食べたいものもあまりない。相鉄線改札内の星のうどんで食べてからすぐに移動しようかと考えたが、ところが、改札に行ってみると、間が悪いことに、和田町で人身事故が起きたとかで電車が停まっていた。しかし、復旧予定時刻がホワイトボードに書かれていて、あと20分程度だから、少し時間をつぶして戻ってくればちょうどいいくらいだ。星のうどんは改札外からも入れるのだが、外から店内を覗いてみると混んでいる。星のうどんはあきらめて、駅を離れた。

 星のうどんからは離れたが、うどん以外の選択肢からはどうも離れられない。そういえば、駅から少し離れれば瀬戸うどんがあったことを思い出し、遠征することに決める。混雑からも抜け出せるからちょうどいい。土曜の昼の横浜は混んでいる。しかも、12月も後半なのに異常な生暖かさだ。まさか、12月後半に半袖で歩いている人間をまだ見かけるとは思わなかった。瀬戸うどんにたどりつき、天丼とミニうどんのセットを食べた。780円。ついでに水もたくさん飲んだ。

 横浜駅まで戻ってくると、相鉄線はもう通常どおりに動いていた。電車内では眠り、二俣川に移動。ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を1冊返却する。二俣川からは歩いて帰った。しかし、体調が悪いのに歩きすぎじゃないだろうか。歩きながら、タイムフリーで「伊集院光のタネ」を聴いた。木曜、金曜のパートナーは上柳昌彦と前島花音。木曜のテーマは「昭和あるある令和ないない」、金曜のテーマは「昔は良さがわからなかった」。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。一昨日木曜に放送された「ぐるナイ」には「ゴチになります」に一之輔さんが登場した。この番組、何度か観たことはあるけど、ルールを知らないから、なにをやってるのかよくわからなかった。同じ日に放送された「ダウンタウンDX」は「お酒大好き芸能人」の特集。玉袋筋太郎と三遊亭好楽師匠が出演するから気になったのだが、この番組もあまり観ていない。番組の冒頭、ダウンタウンのふたりで少しフリートークをやってるんだね。

 昨夜の「ネタパレ」にはヤーレンズが出演していた。「M-1」の前にここに出ちゃうのはちょっともったいない気がする。ツイッターのトレンドにあがっていて知ったが、志らく師匠の後任の審査員は海原ともこに決まったようだ。正式発表の前にその情報が今朝の時点で記事になっていたようだが、和牛の解散もそうだが、吉本は大丈夫なのか。しかし、海原ともこが審査員に名を連ねることにはなんの違和感もないが、志らく師匠の代わりということになると、評価のバランスは大きく変わるだろう。

 Spotify のポッドキャストで「問わず語りの神田伯山」を聴く。この番組も聴いたり聴かなかったりなのだが、志らく師匠が「M-1」の審査員を勇退したことについて、最新回でいじっていると知り、それは聴いてみたくなる。さすがは伯山、こんなの笑うわ。ついでに、聴いていなかった過去の回もいくつか続けて聴いた。タイムフリーで、昨日金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、こちらでは和牛解散について話している。ラジオを聴きながら眠る。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...