◇ テレビ
朝に目覚め、まず、ブログの更新をふたつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、「本物のハチ公を見たことがある人まだギリこの世にいる説」という最初の説からまず面白かった。「あるぷす大将」という映画には、本物のハチ公が出ているのだ。高齢のかたのインタビューを重ねていくのだが、ハチ公の片耳が傾いているのは、飼い主が縫ったからだという証言もあった。続く、「「それ俺の方が先にやってる」とキャラ被りに難癖つけてくる先輩かわすのムズい説」では、松本人志のものまねをする松本等しいが、JPに松本のものまねを封印するように迫る。懇願しながら感極まってしまうJPに、ニセモノが許可する流れに爆笑した。最後は「ほんこんの本名フルで答えられる若手いない説」。僕らの世代だと、もともとは蔵野孝洋として知り、仇名が「ホンコン」という認識だったが、むしろ、いつから正式な芸名になったのだろうという感じだ。
昨夜の「キョコロヒー」は、この番組には珍しくゲストを迎え、太田光が登場した。当然、30分すべて太田がゲストなのだろうと思っていたら、前半だけで終わってしまい、なんというもったいない使いかたをする番組だろう。「絶対やりたくないと決めていることは」という質問に、「ドッキリがいや」という発言は初めて聴いたかもしれない。太田「人間不信になるのがいやなの。」「ドッキリって、マネージャーとかさ、近いスタッフとか全員で騙すじゃん。それ、1回でもやられたら、もうその、まわりのことを信用できなくなるような気がして、それだけはやめてっていうのは言ってんの。」
昼はラジオ。清水ミチコとナイツの「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。先週木曜の放送も聴きそびれていて、タイムフリーで、それも続けて聴いた。午後、ツイッターから、藤子不二雄A先生の訃報を知った。88歳。
◇ 二俣川・鶴ヶ峰
15時過ぎから外出。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、文芸誌のチェックを。なんとなく、もうちょっと歩きたい気がして、鶴ヶ峰までさらに歩いてしまうことに。30分ぐらいかかり、鶴ヶ峰のブックオフにたどりつくが、今日はどうもだめな日のようで、店内を2周まわっても買いたい本がまったく見つからない。アプリの100円引きクーポンを使えば、10円で1冊買えるのだから、しつこくしつこく、なにかしら見つけようとしていると、なんにも欲しいものがないと思っていたのに、最後に新書の棚を見ると、ここにいい本が隠れていて、結局、110円の新書を3冊買っていく。鶴ヶ峰駅のほうに向かい、なにか食べておこうと思うが、なかなか決められない。いったん、駅まで行くが、戻ってきて、松屋に入り、豚角煮コンボ牛めしを食べた。680円。そのあとはドトールに入り、しばらく読書をして、電車で帰ってきた。
◇ ラジオ
夜に帰宅し、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・三四郎&DJ松永)を観ながら、本の登録をして、それからまた、ブログの更新に手を加える。タイムフリーで、これも聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、おぼん・こぼんがゲスト。本を出したそのプロモーションだが、コルドンブルーの話が多くなり、とても興味を惹かれた。とんねるずはもちろん、シティボーイズがいたことも知っていたが、清水アキラも出演していたのだ。そのあとの漫才協会の古い時代の話も面白く、こういう貴重な話はほんと、ニッポン放送はポッドキャストにして、いつでも聴けるようにしてもらいたいものだ。
「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の月曜日もおぼん・こぼんがゲストで、これは Spotify のポッドキャストで聴いた。おぼん師匠、いきなり「いつもクルマのなかで聴いてるんですよ!」って、「ラジオショー」は聴いてないのか。ここでもやはり、コルドンブルーの話が詳しく語られ、おぼん・こぼんは10年務めたが、シティボーイズは3ヶ月ぐらいしかいなかったそうだ。大竹「あそこでタップ踏んだり、笑わせたり、いろんなことなさったわけでしょう? 俺らもうほんと、芸なしでね。」と、自分たちは芸人でもなんでもない「新劇あがり」だったから、生の舞台に立ち、金を稼ぐということの実態をここで知ったことがとてもよかったと語る。大竹まことがそこで目撃したという、内藤陳の募金のコントがすさまじい。おぼんからは、小野ヤスシが死ぬ前に絶対にコンビを別れちゃだめだと遺言のように言われたという話もあり、おぼん「俺の司会の芸とか、あんなんはぜんぶ小野ヤスシさんのパクリですもん。」 大竹まことも「わたしもほんっとうにお世話になりました、ヤスシさんには。」
「ゴールデンラジオ!」のポッドキャストをもう2本。高田純次がゲストの先週金曜、それから、今日放送されたノブシコブシ徳井健太がゲストの回も聴いた。芸人について書いた本を出した徳井に、小島慶子が、水道橋博士の「藝人春秋」は読みましたかと訊くと、徳井は博士と会ったことがあり、「俺と似たようなことをやってる若手がいるなあとは思ってたんだよね。」「俺はやってたからね。」とじかに言われたそうで、徳井の書くものはジャーナリズムというよりも小説に近いと意見をもらったようだ。そのあとは、吉村との関係の話になり、それから、先週木曜のおぼん・こぼんの話にもつながり、シティボーイズ3人の関係の話にもなった。結成したときから、きたろうと斉木しげるは精神的におとなだったから、チンピラだった大竹とはケンカにならなかったのだという。