2024年5月18日土曜日

5月18日土曜日/あふれ返るヤミ市

◇ テレビ

 早朝にぱきっと目が覚め、ゴミを出してから、もう少し眠りなおす。つけっぱなしだったラジオから「ナイツのちゃきちゃき大放送」の冒頭だけ聴いて、それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「週刊フジテレビ批評」と「虎に翼」の今週のダイジェストを。

 5月7日に放送された「THE SECOND」の事前番組を今日まで観そびれていた。決勝は今夜放送される。この事前番組では組み合わせ抽選会の様子を放送していた。今回のファイナリストのなかでは、最年長は結成26年のザ・パンチなのだ。ハンジロウはお笑いで食えてないのは僕らだけだという。ななまがりはパラレルワールドの海砂利水魚有田になり、架空の番号「アゼジュウ」を引いた。そのほか、予選敗退の漫才から、ザ・ぼんち、マシンガンズ、リニアの漫才も放送された。マシンガンズは予選の司会をしていたギャロップをいじっていた。

 続けて、もうひとつ、放送中の事前特番も追っかけ再生で観てしまう。今夜放送される決勝のスタジオから生放送、ギャロップも出演。東野幸治が第1試合から順に対戦を解説する。第1試合はハンジロウと金属バット。金属バットに予選で負けた母心の嶋川が富山県議会議員であることも紹介されていた。ハンジロウは「たけし杯」の優勝にも触れてもらいたかったが、しゃもじから改名していることすら説明がない。第2試合はラフ次元とガクテンソク。このメンバーでは、関東の視聴者にとってはラフ次元がいちばんわからない。戦績を見ても「M-1」では準決勝にもあがっていないんだ。ラフ次元は昨年の「THE SECOND」では9位で補欠待機していた。ガクテンソクは結成してすぐに、アマチュアとして「M-1」準決勝まで進出しているのだ。「THE MANZAI」の映像は出たが、あまり触れられることはなかった。第3試合はななまがりとタモンズ。ななまがりが大会最年少となる。タモンズも「M-1」では準々決勝まで進めず、そういう意味では「THE SECOND」はネタ時間も審査法も違い、「M-1」とは大きく性質の違う大会だ。第4試合はタイムマシーン3号とザ・パンチ。ザ・パンチは16年前、2008年の「M-1」のファイナリストだが、その前に「爆笑レッドカーペット」に出ていたのを忘れていた。事前番組はこれだけでなく、今週月曜から金曜まで、深夜に10分番組が放送されていたのだが、こちらは東野の解説はなかったが、今日の事前特番の内容とほぼ重複していた。金曜日だけは裏番組の都合で録画できなかったが、どんな内容だったんだろうな。

 母が回覧板をもっていくだけのことに手間取り、昨日の午前中にもっていったのかと思っていたら、回覧板がまだあるのを見つける。募金を募る封筒が入っていたから、そのせいで混乱していたのではと思った。隣りのうちにもっていけばいいだけだろうと思うのだけど、玄関を出ても、また回覧板をもって帰ってきてしまうというのが何度かくり返された。回覧板も簡単にまわせないようになると、ひとりで外出するのはもう無理かもしれない。

◇ 東神奈川・白楽

 午後から外出。パーカーをカバンに入れ、家からはTシャツで出た。東神奈川に出て、まず、昼食にする。隆昌飯店という店に入り、中華風焼き鶏肉セットを食べた。780円。それから、神奈川図書館に寄ろうとするが、馬鹿みたいなのだが、時間をまったく気にしていなくて、着いたときにはちょうど17時、閉館の時間になってしまう。なんのためにわざわざ東神奈川にやってきたんだかわからない。

 東神奈川駅のほうまで戻り、イオンのドトールに入る。今夜の「THE SECOND」の前に今週の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いてしまいたかった。今週のゲストには「THE SECOND」のファイナリストたちが登場していて、月曜のゲストはザ・パンチだった。ナイツとは同時期に「M-1」に出ていたが、ザ・パンチのほうがじつはぜんぜん先輩なのだな。ラジオを聴くだけでなく、読書もしたかったが、眠気がひどくなり、ぐったりする。

 夕方になってから白楽に向かう。涼しくなり、カバンからパーカーを出した。六角橋商店街では今日は「ドッキリヤミ市場」があり、東神奈川から東白楽を経由し、県道を歩いていくと商店街の端っこにたどりつく。先に食品館あおばのトイレに寄っていこうとすると、裏の広場からもう歓声が聴こえる。しかし、トイレにはどうしても行きたかった。ウエルシアに寄り、飲みものを買ってから広場に入っていくと、友部正人のステージがもう始まっていた。19時10分開始のはずだが、早めに始められていたのか。広場は大盛況、ひとがびっしりいて、ぜんぜん前に進めない。ステージがあるわけではなく、友部正人は平たいところで歌っている。腕を上に伸ばせば写真は撮れるが、歌うすがたはなかなか見えなかった。後ろのビルの壁に映像も映されてはいたのだが、もちろん、じかに観たいに決まってる。友部正人も大道芸を意識していただろうか、このあとに登場するギリヤーク尼ヶ崎のことを歌った「大道芸人」という歌も披露した。アンコールもあり、しかし、後半になると歌いながら咳が出ていたのが少し気になった。友部正人のあとにはギリヤーク尼ヶ崎の大道芸が始まる。客が入れ替わるかと思ったら、ほとんど動かない。毎年のようにここでギリヤーク尼ヶ崎を観ているが、今まででいちばん遠くから観ることになった。落語の「お菊の皿」のようなもので、少ないオーディエンスで観ていた時代もあったのだが、いつの間にやら評判を呼び、オーディエンスが広場を埋めつくすようになっている。今年は55周年公演なんだそうで、しかし、昨年もここでは55周年公演と銘打ち、六角橋では55周年公演を2回やることになる。いつものように、商店街の石原さん、紀あささんが黒子になり、車椅子を押されて、観客のなかを通ってギリヤーク尼ヶ崎が登場する。始まる前の前説では立ち上がれるかもわからないような話をしていたが、なんのなんの、車椅子から立ち上がってみせたが、しかし、元気があるというような状態でもない。客を引っぱり出す踊りの場面では、踊りたいひとは出てきやすいように先に前に集められていて、今まで観たなかではもっともたくさんの客が参加する踊りになっていた。ギリヤークさん、マイクを向けられてもうめくような声しか出ない。去年はもう少ししゃべっていたかと思う。最後はバケツの水もかぶってみせた。

 ギリヤーク尼ヶ崎が大道芸を演じていた時間、商店街のふれあい広場のほうでは、中村達也がドラムを演奏していた。この商店街はいったいなんなんだと思うが、行ってみると、当然のことながらこちらにも大変なひとだかりができている。車道にひとがあふれ返り、交通整理のひとたちもいるのだが、クルマはひと混みのぎりぎりを通っていく。ドラムの音はよく聴こえていたが、中村達也のすがたはまったく見えなかった。腕を伸ばしても写真も撮れない。前のほうに動画を撮っている客がいて、そのスマホの小さい画面に映る中村達也をかろうじて確認できたくらいだった。

(続く)

2024年5月17日金曜日

5月17日金曜日/すぐにバイクで現れる

◇ テレビ

 朝、ゴミを出してからブログを更新しようとするが、眠くてしかたがない。ラジオをつけたまま、少し眠りなおした。目覚めてからまたブログの続きを書くが、調子が出ないから今朝はあきらめる。録画していたテレビ番組をあれこれ。今朝の「虎に翼」にはサスペンダーズが再び登場。2週目の最後に一瞬だけ登場していたのを観逃さなかったが、あのふたりとは同一人物という設定なんだろうかな。

 今朝の「あさイチ」も、木梨憲武がゲストだったから録画していた。憲武は冒頭から登場し、「ねるとん」のテーマ曲が流れる。「春になったら」で共演した奈緒からのコメントがあり、憲武の芝居について「お芝居でやってるのかどうかわからないぐらい、もうボーダーラインがなくなるんですよ、ご本人と役との。」と語る。奈緒は憲武の演技を「ピュアなお芝居」とも表していた。ドラマのチーフ監督は憲武の演技を観て、モニター前で初めて泣いてしまったんだそうだ。憲武と奈緒の親子関係は今も続いている。所ジョージからもコメントがあり、憲武の音楽活動について語ったのだが、ここでサプライズがあり、所ジョージが華丸大吉に提供した曲「まんざい師」を生放送で歌ってもらうという展開になった。憲武「だって、おふたり控えめだから。なんか、ぐいぐい!ってやってこないじゃない。もうちょいやりなさいって。」

◇ 二俣川

 午後、母を連れてまた外出する。保険の契約のために、再び、二俣川の郵便局まで行く必要があった。パーカーで出てきてしまったが、今日はけっこう暑い。どうも疲れがひどいようで、契約の話をしている最中にだんだん声が出なくなってくる。無事に契約を済ませ、電車に乗り、寄り道せずにまっすぐ帰ってくると、さっきまで郵便局で話していた担当のおじさんがバイクで現れたからなにごとかと思った。渡し忘れたものがあったようで、すぐに追いかけて、それをわざわざ届けてくれたのだ。

 帰宅してからは今度は叔母と法要のことでメールのやりとりがあり、法要のあとの食事の予約をしなければならなかったのだが、人数が確定し、これはすぐに電話して、あっさりと完了した。その旨を叔父たちにメールで連絡する。ああ、これでめんどくさいことがやっと片づいた。

◇ テレビ・雑誌

 ラジオを聴きながら眠ってしまいたかったが、眠りそこね、ブログを更新する。それからまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は谷本道哉という順天堂大学の教授がゲスト。ぜんぜん知らないひとだったが、「みんなの筋肉体操」に出ているらしい。「NHKニュース7」を観ると、つばさの党の馬鹿連中がついに逮捕されたようだ。

 今夜の「Mステ」は、マカロニえんぴつ以外の5組がダンスグループだった。早送りしながらざっと観るが、Number_i の盆栽をテーマにした曲というのは、新しい学校のリーダーズと同じく、海外でのステージを意識してのものだろうか。BABYMONSTER というグループは初めて知った。Aぇ!group はマイケル・ジャクソンの完全静止登場をオマージュ。旧ジャニーズのグループらしく、これがやっぱりいちばん日本のポップスだ。

 今夜の「ネタパレ」には、家族チャーハン、上田航平、トム・ブラウン、どぶろっくが出演した。元ゾフィーの上田航平がピンでは初登場だったのだが、上田のひとりコントは初期の劇団ひとりを思わせる。トム・ブラウンは布川が負傷中、松葉杖をもちながらの漫才だったが、もたずにやらせる工夫はないのだろうか。「ニュースターパレード」には、夜歩き、ボートヨットカヌー、まいあんつという3組が挑戦し、ボートヨットカヌーが勝ち抜いた。

 観そびれていた「ゴッドタン」の録画が半年も溜まってしまい、これを順番に観ていく。昨年10月放送の回では、キングコング西野と劇団ひとりが4年ぶりの対決をしていた。第1競技「ケツベガス」のくだらなさにさっそく爆笑する。昨年11月の回では、2週に渡り、さいたまスーパーアリーナで行われた「マジ歌ライブ」の模様を放送していた。バカリズムがAVについて歌った曲にはBoseが登場していた。ダイノジがここにまだきちんと呼ばれているのもアツいな。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載では、なんと、唐十郎を追悼していている。「同世代の多くの人が少なからぬ影響を受けたんじゃねェかな。」「オイラは早々にジャズを諦めて、次に興味を持ったのが役者だった。」 その当時、たけしがアングラ演劇を観に行っていたことは、たけしが書いたいくつかの小説には描かれているのだが、浅草に向かう以前の、たけしのこの新宿時代がとても興味深いのだ。たけしは結果的には漫才師になるのだけど、深見千三郎のもとに入るということは、そもそもは喜劇役者を志向したのではとも思える。また、その時代は、ストリップの世界とアングラ演劇の世界って、ちょっとつながってたんじゃないのかなあ。ほかのページでは、横山剣さんの連載で、内藤やす子「弟よ」を取り上げていたのも興味をもって読んだ。内藤やす子も藤圭子と同じく、両親が浪曲師だったんだな。

2024年5月16日木曜日

5月16日木曜日/ランドマーク狂言など

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めてしまい、ブログの更新をひとつ。SNSから、キダ・タローの訃報を知る。昨夜遅くに出ていた訃報を朝になるまで知らなかった。関東の人間にとっては、関西人にとってのキダ・タローとはまた違うニュアンスがあって、関東の視聴者だった自分はキダ・タローをいつどこで認識したのかというと、テレビ東京の「全日本そっくり大賞」の審査員だったような気がする。山田邦子と谷隼人が司会、審査員には、キダ・タロー、なぎら健壱、桜金造、京本政樹らが並んでいた。あの番組はテリー伊藤が演出だったのだろう。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」はスタジオに今田耕司がひさしぶりに登場、そのほか、ゆうちゃみ、せいや、ヒコロヒーが並ぶ。今回は「怪しい高額報酬バイト引き受けたが最後 どんなに犯罪の匂いがする闇バイト風だったとしてももう引き返せない説」という大作が放送される。アントニー、東ブクロ、永野が仕掛け人となり、はまやねん、ひょうろく、本多スイミングスクールが仕掛けられる。まるで、薬物の運び屋、臓器売買、人身売買かと思わされるように、それぞれ手が込んだ演出がされているのもさることながら、終盤になり、本多スイミングスクールがたどりついた港に、同時進行で仕掛けられていた本間キッドが合流する場面などはこの番組ならではの迫力だ。

 今朝の「虎に翼」に登場した寅子のお見合い相手の写真がななまがり森下そっくり。案の定、エックスでも話題になっていたようだ。この俳優、誰だかわからないが、この写真出演だけで終わりなんだろうか。お見合いを断られた寅子は仲野太賀とくっついた。素晴らしい筋書き。今日の「徹子の部屋」は川栄李奈が初出演。2児の母だというと、徹子さんがとてもびっくりしていた。

 午後はラジオ。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけた。14時台ゲストはガクテンソク。今週は「THE SECOND」のファイナリストたちが出演している。ガクテンソクは予選でマシンガンズと2年連続で対戦し、去年の雪辱を今年に晴らしたかたちだ。1対1のタイマン形式はいじり合いのライブ感が醍醐味で、先行のマシンガンズはネタの大半をガクテンソクをいじる時間に費やしたが、それをガクテンソクがいじり返し、それが大いにウケたということだったようだ。「M-1」と「THE SECOND」の違いについて、「M-1」に出ている世代はネタを仕上げがちだが、「THE SECOND」はネタ時間が長いから仕上げたネタでは苦しいという話をしていた。

◇ みなとみらい

 午後から外出。パーカーを着て出たら、外に出てみると日差しがけっこう強い。横浜に出て、東口のポルタ、八角に入り、ミニカレーセットを食べた。810円。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出ると、歩道橋がグランモールまでつながったからとても楽だ。MMテラスの前までくると、建物の外が白い壁で囲われている。サンマルクカフェがいつの間にか閉店してしまったようだ。ここのサンマルクカフェは、一時期、ずいぶんよく利用していた記憶があるが、なぜだったのかが思い出せない。壁には、コメダ珈琲の求人募集の貼り紙がしてあった。

 クイーンズスクエアのベローチェに入り、ひと休み。読書をするが、眠くなり、タイムフリーで「伊集院光のちょいタネ」を聴いた。今週のテーマは「方言あれこれ」。パートナーは熊谷実帆アナが初登場。秋田出身の熊谷アナに合わせ、初日の月曜に読まれたメールは秋田の方言ばかりだった。

 ランドマークプラザのくまざわ書店に寄り、上階に新しくできた「OTABISHO」という能楽堂のショップも少し覗いてから、ランドマークホールに向かう。

◇ 狂言

 ランドマークホールで行われるのは、横浜能楽堂が主催の「ランドマーク狂言」という公演。横浜能楽堂が休館中のため、そのあいだは市内のあちこちでこのような公演が行われていくということらしい。19時開演、15分前に入場。スマホからQRコードを出し、入り口で読んでもらう。自由席なのを忘れていてのんびりしていたら、前方の席はおおむね埋まってしまっていた。やや後ろの席に座るが、後方の席には関係者らしき背広姿の人間が多い。今日は二千円という破格の公演だが、上演時間は1時間程度という短さだ。19時に開演すると、まずは野村万之丞が登場し、ミニレクチャーの時間があった。これは普及公演の「横浜狂言堂」でも行われていた。休憩を挟み、後半に狂言を1本、「蝸牛」が演じられる。シテは野村万蔵、アドは河野佑紀、小アドは野村拳之介。しかし、額縁舞台で観る狂言はどうも感じが出ない。後方の席からでは、はるか遠くの出来事のようだ。

 みなとみらいを歩き、わざわざ遠まわりして、平沼のブックオフに寄ってから帰る。しかし、たいした本はなく、110円の文庫本を1冊だけ、クーポンを使い、10円をポイント払いで買っていく

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車内で、図書館で借りている伊集院光「名著の話 芭蕉も僕も盛っている」を読み終えた。2023年刊、KADOKAWA。伊集院が「100分 de 名著」で出会った本について、その解説者と再会して語り合うという企画の第2弾。今回は、松尾芭蕉「おくのほそ道」、デフォー「ペストの記憶」、コッローディ「ピノッキオの冒険」という3冊が選ばれている。読む前はこの3人の作家のなかでは芭蕉に関心があったが、ここで初めて詳しく知ったデフォー、コッローディの人物がとても面白い。日記を書くものとしては、デフォーの形式リアリズムには共感したくなる。公的なことも私的なことも「全部入り」にして書いた、その混沌とした書きかたを夏目漱石は批判していたそうだが、その「ごった煮状態がこの本の面白さだ」と、伊集院はそこに独特の迫力を感じている。あるいは、書き手としては売れるためならばなんでもしたという、今ならば、炎上系YouTuber のような作家でもあった。コッローディもめちゃくちゃなひとで、もともとは児童向け教科書の書き手だったが、ギャンブル依存症のために破産し、そこに童話の連載依頼があって書かれたのが「ピノッキオの冒険」だった。だから、「ピノッキオの冒険」にはやけくそなテンションの面白さがあるというわけだ。ところが、借金返済のために書いていたのが完済してしまうと、もう続ける必要がなくなったから、ピノッキオを強引に死なせて物語を終わらせようとしたという。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今夜の「アメトーーク!」は「バイク芸人」。地下駐車場からスタートし、草彅剛が冒頭から登場した。そういえば、「古着大好き芸人」のときに出演できなかったんだっけ。ケンドーコバヤシ、くっきー、チュートリアル福田、スピードワゴン井戸田、ダイアンユースケ、ハナコ岡部というメンバー。冒頭だけ観てやめようかと思っていたが、意外と興味が出て、ずるずると観てしまう。

 観そびれていた「だれか to なかい」の4月21日の放送はタカアンドトシとダイアンがゲストだった。まずはタカアンドトシが登場。タカトシと中居は「いいとも」で共演していたんだ。あとからダイアンが登場。ダイアンとタカトシは同学年なのだが、タカトシは結成がずいぶん早かったんだな。ムロツヨシが言うには、役者の世界の上下関係は年齢だっていうんだけど本当かいな。番組終盤になり、この4人に会いたいというゲストがさらに登場する。誰かと思えば、初恋タローだって。さらにもうひとり、ライス関町も登場。たいして驚くような話もなく、この回は保存はしなくていい。

2024年5月15日水曜日

5月15日水曜日/わざわざ横浜まで

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。まずは今朝の「虎に翼」から。花岡に婚約者がいたとは驚いたな。岩田剛典というこの俳優、誰だか知らないので初めて検索してみたらEXILEのひとなんだ。そりゃあ、EXILEだったら婚約者ぐらいいるだろうよ。ヒゲの轟の演技が面白くて、このひとも確認してみたら戸塚純貴という俳優だ。ウィキペディアを見ると、もっとも尊敬している俳優はジム・キャリーと書いてあった。「だが、情熱はある」というドラマは観そこねてしまったが、オードリー春日や「かりあげクン」も演じていたひとだ。

 昨夜の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に森保一が登場。「好きの取調室」には、古い家電を楽器にする和田永というアーティストが登場した。このアーティスト、なにか別の番組で観たことがあるような気がすると思い、自分の日記を検索してみると、3年前に「Nキャス」で特集していた。日記をつけていると便利である。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、コーチェラに向けたリハーサル風景を映している。新曲「OMAKASE」の振り付けを考えるメモが面白かった。イメージを言葉で共有し、そこから細かい動きを考えていくという手順を踏む。これも新曲「Arigato」では、マイクスタンドで歌っているイメージに矢沢永吉や矢島美容室の名前が出てきた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけると、12時台ゲストは大槻ケンヂ。遅刻をして、到着したばかりだったのか、まず先に1曲かけられた。

◇ 横浜

 午後、母を連れて外出する。まず、銀行に寄り、保険の都合で預金の一部を別の銀行に移さなければならなかった。ひと仕事を終え、それから横浜に出て、叔父と待ち合わせをする。ジョイナス地下2階、ライオンに入り、食事をした。ひとりでは絶対に入らないような店。年寄りと一緒だと金がかかってしかたがない。いったい、なんのためにわざわざ横浜まで行かなければならなかったのか。

 夕方には帰宅し、疲れてしまい、いったん休憩し、夜にまた改めて、スーパーまで買いものに行ってきた。夜になって、雨が降り始める。

◇ テレビ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選「「お母さん役」で愛されて」。八千草薫、加藤治子、森光子、沢村貞子の過去の出演回の映像が流される。

 昨夜に放送された、日本テレビの新しいものまね特番「ものまねMONSTER」も録画しておいた。最初に出された「この番組は有名人の方々に憧れすぎた者たちによる魂のエンターテインメントショーです」という言葉からもう違和感があったが、「Ado」の歌から始まり、「大谷翔平」「ROLLAND」「舘ひろし」「橋本環奈」「堺雅人」「木村拓哉」「GACKT」「すしざんまい社長」が登場したのだが、ものまねしている対象者の名前しか出されないのだ。司会は相葉雅紀と吉村崇。番組は部門別に分かれていて、まずは「ギャップ部門」というものだった。コワモテのおじさんが登場し、木村弓「いつも何度でも」を歌う。それから、おばさんが歌う桑田佳祐、アイドル好きの青年が歌う矢沢永吉など、この部門はどうってことのないシロウトのものまね名人たち。そのあと、なすなかにしが蒲田の商店街から中継するコーナーがあり、「街にいそうな人モノマネ」を実際に街のなかでやるのだが、ここに登場した演者たちの名前もやはり出されなかった。つぎの部門は「勝手にアンコールライブ部門」。実際の本人のライブ終わりに合わせて、勝手に路上ライブを決行するという企画。純烈、いきものがかりのものまね名人が、それぞれのライブ会場のそばで路上ライブを行い、ライブ帰りのファンを集めていた。あのちゃんのライブの終わりには、キンタローがその近くの会場であのちゃんのものまねを行った。つぎは「ガチ歌部門」。よよよちゃんが tuki.「晩餐歌」を、松浦航大が Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」を歌ったりなど。そのほか、この部門にも無名のものまね名人たちが登場していた。つぎは「多分こうだろう部門」。演者はすりガラスの裏側にいて、吉村がスイッチを押すと、ガラスが透けてものまねが始まるという仕掛け。スイッチをもう一度押すと、ガラスが曇って終了になる。「細かすぎて」に近い趣向なのだが、吉村の切るタイミングがどうも上手くない。音響もひどく、歓声がかぶってしまい、ものまねの決めゼリフがよく聴こえない場面もあった。この部門には、レッツゴーよしまさ、ジョニー志村、JP、神奈月、モリタク、坂本冬休み、ななみなな、まーな、RG、チャンス大城など、実力者と人気者が多く登場していた。そのほかには、たむたむが河村隆一ファンに歌唱指導をするドッキリ企画や、Mr.シャチホコによる楽屋レポートのコーナーなどがあったが、総じて、ものまねをシンプルに見せずに余計なことばかりするだめな番組だと思った。次回は観るかわからない。

2024年5月14日火曜日

5月14日火曜日/増上寺で時間をつぶす

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に起きあがり、まず、ゴミを出してくる。ラジオをつけたまま、ブログの更新をしようとするが、つばさの党のニュースが気になり、ついつい聴いてしまった。ブログの更新ひとつにやたらと時間を食う。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「しゃべくり007」は、舘ひろしと柴田恭兵がゲスト。名倉潤が 19歳のときに「あぶない刑事」にエキストラで出ていたとは知らなかったな。まずは舘ひろしの歴史からたどられるが、クールスが原宿のレオンという喫茶店に集まっていた時代、柴田恭兵も原宿に住んでいて、その時期に舘ひろしを目撃しているんだな。クールスの水口晴幸もこのスタジオにきていて、観覧席に座っていた。柴田恭兵は小学校の同級生が東京キッドブラザースのマネージャーをやっていたのがきっかけで観劇し、入団する。当時の舞台の映像も流された。舘ひろしはセリフをぜんぜん覚えないそうで、俳優としての考えかたがまったく違うふたりだが、打ち解けるのに時間がかかったかと上田が訊くと、それはそれで魅力的だったと柴田恭兵が答える。舘ひろしが言うには、「あぶない刑事」は建物でいうと舘ひろしが土台みたいなもので、デザインをしたのは柴田恭兵と例えた。舘ひろしは、柴田恭兵に最初は「このひと、変な芝居するなあ」と思っていたそうで、柴田恭兵の芝居に対する嫉妬があったという。番組後半は「あの美女覚えてますか?」という恒例の企画。「あぶない刑事フォーエバー」で同僚役だった村田映里佳という女優が登場し、もうひとり、「あぶない刑事」の初回に出演していたという女優も登場したが、このひとはなんと、伊藤智恵理だった。現在のすがたからはそうとはわからないくらいだったが、有田は早くに気がついていたな。

 日曜に放送された「情熱大陸」は隈研吾に密着していたが、あんまり面白いドキュメンタリーにはなっていなかった。養老孟司の家を訪問し、別の場面では茂木健一郎のすがたもあったが、茂木健一郎はノークレジット。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、東MAXが昨日の伊東四朗と高田先生の会話を話題にしていた。12時台ゲストは真田ナオキという演歌歌手。吉幾三の弟子。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」に松平健が登場していた。インタビュアーは吉田豪。稲川淳二との交流や、勝新太郎の付き人時代を語っている。「SPA!」では、東出昌大の連載エッセイも始まった。

◇ 浜松町・増上寺

 午後から都内に。横浜から東海道線に乗ろうとして、走れば間に合いそうだったが、つぎのでいいやと見送り、ホームに並んでいたら、時間になってもつぎの電車がこない。そのまま、10分ほど待っていたらようやく遅延を知らせるアナウンスがあり、到着までさらに10分ほどかかるというのでさすがに列を離れた。横須賀線のホームに移ると、電車がすぐにやってきた。1本見送ったばかりに馬鹿な時間を過ごしてしまったと思ったが、ところが、品川から山手線に乗り換えるつもりでいたら、電車は大崎に着いてしまう。横須賀線に乗ったつもりが、湘南新宿ラインに乗っていたのだ。大崎から山手線に乗り、浜松町にたどりつくのに、計算していたよりも30分は余計にかかるはめになった。

 浜松町にて、遅めの昼食。富士そばに入り、かつ丼を食べる。580円。本当は読書の時間を作るつもりでいたのが、電車の遅延のせいで計画が崩れた。読書はあきらめ、増上寺に寄り、時間をつぶすことになった。

 帰りは品川から京浜急行に乗り換える。夜遅くに帰宅し、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、聴きながら深夜2時前には眠った。

2024年5月13日月曜日

5月13日月曜日/新丸子から帰ってくる

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨日の「ワイドナショー」。今田耕司、安藤優子、呂布カルマ、アンガールズ田中というメンバー。退職代行サービスの話題では、アンガールズ田中はけっこう保守的だったが、今田は理解を示していた。番組最後には「THE SECOND」の告知があった。土曜の「Nキャス」を観ると、小山内美江子の訃報を「サンジャポ」よりもこちらのほうが大きく扱っていた。脚本家として三谷幸喜のコメントを聴きたかったが、コメントがふられる時間はなかった。そのあとには、水俣病の団体のマイクが切られた問題。そういえば、「サンジャポ」でも「ワイドナショー」でもこのニュースは扱われていなかったな。

◇ 新丸子・綱島

 午前中から都内に。雨降り。横浜から東横線に乗り、新丸子まで。この駅は初めて降りるかもしれない。天候を心配していたが、仕事が思いのほか、早く片づく。雨は小降りになる。駅の近くで、カレー工房パルコという店に入り、フランクカレーを食べた。ヤクルトがつき、950円。卓上には天かすがあり、これもふりかけて食べてみる。

◇ 読書・ラジオ

 新丸子から綱島に移動し、ドトールに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら少し眠り、それから読書。図書館で借りている太田光「芸人人語」をようやく読み終えた。2020年刊、朝日新聞出版。PR誌「一冊の本」に連載された時事エッセイ、2019年4月号から2020年11月号までの回が収録されている。後半はコロナの話ばかりになってしまうのだが、前半には、表現や笑い、あるいは、いじめについてなど、太田の基本的な考えがよく表れている。ほんの5年前の文章だが、その後の太田の発言を追いかけていると、ここからまた思考がどんどん深まっていったのだなという感じがする。この時期にはまだ、小劇団の面白いパート担当の俳優をやたらと攻撃していたりして。だから、この書く作業が太田の思考を深めるのにすごく役に立っているのではないだろうか。

 もうひとつ、これも図書館で借りた「中央公論」3月号もざっと読む。「新書大賞」のページを、立ち読みでもざっとチェックはしていたが、改めてきちんと読みたかった。大賞は、今井むつみ・秋田喜美「言語の本質」。得票数では圧倒的で、267点を獲得している。2位、東浩紀「訂正する力」が146点、3位、村上靖彦「客観性の落とし穴」が103点。4位は63点になり、点ががくんと下がる。そこから20位までは30点の差しかないから、順位だけでは信頼に足る本なのかどうも判断がつかず、誰が投票しているのかを参考にしたいが、あとのページには「目利き」49人がなにを選んだかがそれぞれのコメント付きで載っているのだが、投票は書店員や新聞記者、各社新書編集部などの107名によって行われたと書いてあるから、ここに載っているのがすべてではないんだ。2位、3位の本は、SNSに蔓延する空気にいかにみんな辟易しているかの表れに感じられ、このような空気に待ったをかけるような本には興味をもつが、空気に乗ってしまっている本のほうが判断が難しい。たとえば、ジェンダーについてはどの本を読んだらいいのか。石戸諭、栗原裕一郎があげている、牧野百恵「ジェンダー格差」はランキングでも13位に入っている。これはランキング外だが、塩崎省吾「ソース焼きそばの謎」を、栗原裕一郎、小谷野敦、四方田犬彦といった顔ぶれがあげているのも気になった。

 ブックオフに寄っていく。綱島店はいつぶりになるのか、今日はいい本がたんまりと見つかり、楽しい買いもの。110円の文庫本を2冊、新書を2冊、220円の文庫本を2冊、コミック文庫を1冊、単行本を1冊、330円の雑誌を1冊買っていく。

 夜に帰宅し、帰るなり、いきなり1時間ぐらい掃除をした。録画していた今日の「徹子の部屋」は、コシノミチコ、ジュンコ、ヒロコの三姉妹がゲスト。そのあとはラジオを聴こうとするが、しかし、眠くてしかたがない。眠気が飛んでから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは伊東四朗。月曜の「ビバリー」には10年ぶりの出演。同い年には、加山雄三、山藤章二、美空ひばり、林家木久扇、左とん平がいる。三波伸介が浅香光代の一座にいたことがあるというのは初めて知ったかもしれないな。

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2024年5月12日日曜日

5月12日日曜日/親子丼を食べた

◇ ラジオ・テレビ

 深夜から眠らず、ブログの更新をひとつ。朝、文化放送の「志の輔ラジオ 落語DEデート」を途中からつけると、八代目正蔵の「やんま久次」という噺をオンエアしていた。ゲストは今藤政智という長唄三味線の奏者。ラジオを聴きながら、少し眠る。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。録画残量の余裕がなく、じつに忙しない。今朝の「サンデージャポン」には、カズレーザー、藤本美貴、松村沙友里、今井アンジェリカらが出演。まずは水原一平の話題から扱い、スタジオでは湯浅卓が解説をする。続いて、小山内美江子の訃報を扱う。「金八先生」の名場面を始め、インタビューなど、TBSはさすがに映像をたくさんもっている。4年前、2020年には「爆報!THEフライデー」で、上戸彩と小山内美江子が再会していた。小山内美江子って、名前は知っているけど、しゃべってるすがたを今まで観たことがなかったな。そのあとには那須町の事件を扱い、続いて、自民党の裏金問題。番組終盤には、松村沙友里と宮内ジャーナリストがディズニーの新エリアを取材するロケ企画。さゆりんごがいちいち面白い。

 今日の「TVタックル」は大谷翔平を中心にした野球の話題を特集する。石井一久、井口資仁とともに、サンドウィッチマン伊達が出演していた。伊達はこの番組に過去に出たことはあったかな。たけしも大竹まこともあんまりしゃべらないし、中盤からは、伊達が石井一久と井口資仁に話をふり、伊達の番組みたいになっていた。

 今朝の「ボクらの時代」は、草彅剛、斎藤工、白石和彌という顔合わせ。映画「碁盤斬り」の監督と出演者。草彅剛は大杉漣にギターを教えてもらったという話をしていた。

 観そびれていた「演芸図鑑」を3週分。先々週の放送では、ナイツが「紅白」をネタにしていたが、この収録はいつなんだろう。続いて、扇遊の「たらちめ」。入船亭は「たらちね」ではなく「たらちめ」なんだな。番組後半は文枝と加藤茶の対談。前編を観てからずいぶん間が空いてしまったが、この回が後編。ドリフがビートルズの前座を務めた話をしていた。20分でネタを作れという話だったのが、どんどん削られ、本番は2分になったという。「前座やったゆうだけでも有名になりましたですよね」という文枝の認識に、加藤茶も「はい」とうなずくのだが、文枝の認識はどこまで正しいだろうか。加藤茶は今は「ドリフに大挑戦」がいちばんの楽しみだということも言っていた。先週の放送には大助・花子が登場。車椅子の花子に合わせ、大助も椅子に座って漫才をしていた。伯山の「谷風の情け相撲」があり、対談は文枝と正蔵。正蔵がこの番組にゲストで出るパターンがあるとは思わなかった。落語協会が百周年を迎え、副会長としての出演か。文枝が鈴本の6月中席でトリをとるその告知もあった。

 今朝の「演芸図鑑」は天才ピアニストの漫才と萬橘の「出来心」があり、番組後半は文枝と正蔵の対談の続き。後編は枝雀の話から始まる。文枝「僕はもうほんっとに枝雀兄さんを尊敬してて、あのかたが、古典をあんなふうに面白くしたから、古典にはかなわないなと。で、僕は創作というかたちに、まあ、円丈さんの影響、「グリコ少年」の影響も受けて、あっ、こんなんも落語でいけるんやということで、ま、創作落語に走っていくんですけども。」 正蔵が「また古典落語って、ちょっとやってみようかなってお気持ちっていうのはあるんですか?」と訊くと、文枝「いっさいないですね。」「それよりも、自分の落語を古典落語にしようと。古典落語のレベルに近づけていこうと、いうふうな気持ちなんと、なんでそう思ってるかというと、時間がもうね、もう新しいのんを、五百目指したら、創んのに、言うてしまったもんですから、もうそこに時間取られてね、覚えんのに。なかなか、創る、覚える、寝る。なかなか…、寝る間もないんですよ。」 文枝が正蔵に、志ん朝のほかに影響を受けたひとを訊くと、正蔵は小三治の名をあげる。文枝「このひとは、まあ、立派なひとっていうか、頑固なひとっていうか、あの、真打ちをね、ものすごくたまってくるわけじゃないですか、二ツ目が。何年も経って。せやのにひとりしか真打ち出さないと。僕、会長時代、電話したんですよ。「たまっていっていいんですか?」「いいんだ。自分がこれだと思ったから、真打ちにする、せやないと…」「せやないと」とは…、江戸弁ですから(言いなおして)「でないと、変な真打ちができたってしかたがねえだろう」みたいなこと言われてね。「あっ、そうですか」言うて、切ったんですけどね。」 しかし、正蔵が真打ちになる際には、推してくれたのが小三治だったという。終わりに文枝が、落語がみなさんに知ってもらえる芸にならないとと言うと、正蔵「そうなんですよ、師匠。だから、師匠とよくお会いしたら話をするのは、爆発的な、師匠のような、うちの親父のような、落語家なんだけれども、今も鶴瓶兄さん、さんま兄さんのように、爆発的な。あの、今、やっぱり、出る噺家さんが、民放のバラエティに出ても着物を着てらっしゃる、それはそれでいいと思う、それはそれでいいと思うんですけども、なんかこう洋服でね、師匠のように親父のように、あのう、テレビでも、落語家なんだけども、そこでも面白いことが言えたり、コメントできたり、存在感があったりっていうひとが、スターのようなひとが出てきて…。」 文枝「それはもう大阪でもそうですね。」

 SNSから、ダディ竹千代の訃報を知った。検索してもニュース記事が見つけられず、どこも記事にはしてないのだろうかな。

 夕方から外出。曇り空。涼しい。まず、吉野家に寄り、親子丼を食べる。547円。二俣川に出て、ドトールに入り、しばらく読書をしていく。それから、ジョイナステラスのQBハウスに寄り、散髪していく。閉店間際の時間を狙ったら、まったく待たされず、すぐに切ってもらえた。スーパーで買いものしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」の演芸にはミキが登場。ラジオ番組もいくつか聴いて、深夜に眠る。

2024年5月11日土曜日

5月11日土曜日/お寺に寄ってから帰る

◇ 西小山・大井町

 昨夜から眠らず、早朝から台所の掃除をしていたらふらふらになり、たまらず、部屋で横になる。2時間ぐらい眠り、ゴミを出してくるが、まだ眠くてたまらない。ラジオをつけたまま、もう少し横になる。録画していた今朝の「虎に翼」のダイジェスト版だけを観るが、土曜に放送されるその週のダイジェスト版は、いつも、これがぜんぶ今週の出来事だったかと驚かされる。それだけ、濃密なドラマということか。それともこちらの脳に問題があるのかな。

 午前中に出発し、母を連れて都内に。自分ひとりならば電車賃の安いルートで向かうが、今日はなるべく、乗り換えの少ないルートを選び、一度乗り換えるだけで、西小山にたどりつく。不動産屋には10分ほど遅刻して到着した。父方の叔父ふたりが集まっている。今日は金が必要だと叔父から聞いていたからきちんと用意してきたが、不動産屋さんに訊いてみると今日は納める必要はなく、昨日はそのためにわざわざ銀行にも寄ったのに、無駄な手間をした。叔父をあいだに挟まずに、不動産屋と直接やりとりをしたほうがいいようだ。

 このあとはそのまま、みんなで大井町のお寺に行くことになった。法要のことがあるから先にあいさつをしておこうというわけで、ホームページから問い合わせて、返信もいただいているのだが、叔父たちからしてみるとそれでは不安だというから年寄りは厄介だ。電車に乗ってぞろぞろと移動する。お寺に着いて、ごあいさつをすると、すでに回答をいただいていることを叔父がまた改めて訊いた。住職も代替わりしていて、応対してくれた奥さまはわれわれと同じような歳だと思うが、メールで完結させたほうがあちらも楽であろう。墓参りもして、叔父たちとは大井町駅で別れた。母とふたり、大井町から京浜東北線に乗り、横浜に戻ってくる。ジョイナスの地下2階、大龍という店に入り、ご飯を食べてから帰る。

◇ ラジオ・テレビ

 夕方には帰宅する。部屋で横になり、タイムフリーで、今日放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は木村草太。水俣病患者の団体のマイクが切られた問題だが、そもそもの3分という時間の短さを、木村草太は、よっぽど訓練を積んでいないとうまく話せない時間だという。まったくそのとおりだ。時間を守れという抗議の電話が団体にあるらしいのだが、その電話が15分から20分に及ぶことがあるんだって。

 少し眠ってから、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」は「春ドラマ辛口放談」の後編。この特集の前には番組審議会で「ブルーモーメント」が扱われている様子も伝えられてたが、「ブルーモーメント」は、梅田恵子、木村隆志が3位に入れていた。「はまり役大賞」には、梅田恵子、大島育宙が「アンメット」の若葉竜也という俳優をあげた。知らない俳優だったが、大衆演劇の出身なんだ。ウィキペディアにあたると、出演映画のいくつかは観ていた。

 今夜の「HONMOKU RED HOT STREET」はオンタイムで聴いた。「不適切にもほどがある!」の「早く寝ナイトチョメチョメしちゃうぞ」のテーマ曲がオンエアされたが、この曲、音源化されてるんだ。知らなかった。Spotify でも配信されている。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...