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2025年4月7日月曜日

4月7日月/老衰はいやだ

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝から、ラジオを聴きながら眠る。大島由香里の新番組を初めて聴いた。昼前に起きあがり、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。2週目に突入。先週の放送から、機関車と並んで走るのぶ、そして、父・加瀬亮との別れの場面を見せ、父の死を視聴者にわからせるところから始まった。祖父・吉田鋼太郎が墓石を完成させる。建てられたばかりのお墓にのぶは父の帽子をかぶせ、家族は手を合わせる。のぶとたかしが並んで帰ってくる。たかし「僕の家も、父さんが亡くなったとき、お母さんは泣いてたけど、僕とちひろは泣かなかった。」 そこに現れるヤムおじさん・阿部サダヲ。そろそろチビんちに行こうと思っていたというヤムおじさんに、母・江口のりこと祖母・浅田美代子はお礼を言うが、祖父・吉田鋼太郎だけが冷たい目を向けている。あんぱんを配り、「おとな4人で40銭です。」というヤムおじさんに怒る祖父、コミカルな音楽が流れるドタバタな場面。殴りかかろうとする祖父を家族が止め、祖母・浅田美代子が穏やかにへそくりから支払った。たかしが「おじさんは悪いひとじゃないんです。ただお金がなくて困ってて、汽車賃も払えなくて…。」と言うと、ヤムおじさんは「余計なこと言うな!」と止める。夕方、母・江口のりこはまんじゅう屋さんに内職の仕事をもらってきた。お前らの食いぶちは心配するなという祖父だが、母「結太郎さんはおなごも遠慮せんと大志を抱けと言うちょりました。」 夜、まんじゅうの箱を作る内職を始める母を、祖母と娘たちも手伝う。一緒にやろうとして箱をつぶしてしまう末っ子。翌朝、のぶが学校に走っていくと、和尚・斉藤暁とすれ違う。和尚はのぶのうちにやってきた。祖父は和尚に仕事をくれと頼む。精力的に働くことで、朝田家は悲しみを乗り越えようとしていた。のぶがまんじゅう屋さんに箱を届けに行くと、その途中にたかしに出会う。ちひろが「お兄ちゃん!」といって追いかけてきて、「3人でぎっこんばったんしたい!」と言う。のぶはちひろが「お兄ちゃん」と言ったことに気がつくが、たかしは「親戚のお兄ちゃんていう意味だよ。」 ちひろはのぶにも「お姉ちゃん、3人でぎっこんばったんしよう!」と言うが、しつこいちひろをたかしは強い口調で叱りつける。箱を届けに行くのぶは別れ、今度はたかしの叔父・竹野内豊とすれ違う。叔父は兄弟と出会い、たかしに「たかしは弟思いの優しいお兄ちゃんやと、登美子さん(母)が褒めよったで。」 たかし「母さんはいつになったら帰ってくるんですか?」 叔父は、たかしは好きな絵を描いて、わしらの家で待っていたらええという。「ええもん見せちゃる。」といって、うちに帰ってきた叔父はたかしのために本棚から本を探し出した。たかしの父は雑誌を作っていた。その雑誌、「少年倶楽部」をぱらぱらとめくり、マンガを見つけ、たかしは声をあげる。たかしは「少年俱楽部」を何冊も借りていき、夢中になってそれを読みふける。部屋に入ってきたちひろと一緒に並んでマンガを読み、たかしはちひろに「これ、僕たちのお父さんが作った雑誌なんだぞ。」と誇らしげだ。そのころ、のぶたちはうちでまんじゅうの箱を作っていた。次女の蘭子は器用で、箱を作るのが上手い。末っ子のメイコは外に出て、紙風船で遊んでいた。そのそばでは祖父たちが墓石を作っている。弟子っ子・細田佳央太が、危ないからといって、メイコを連れていこうとすると、そのとき、墓石を止めていた木片にぶつかり、墓石が倒れようとする。「危ない!」と言うのぶの表情で、明日に続く。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは梶芽衣子。ラジオを聴きながら、楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」には、フジテレビ被害者女性Aさんの独占告白という記事が2ページ。読んでみたら告白の部分は短く、おおむねはほかでも報道されている話で、驚くようなことはなにも語られていないのだが、それよりもフジテレビの人事に関する記述が面白い。横山剣さんの連載コラムは「およげ!たいやきくん」を取りあげ、この歌詞に影響を感じる曲として、所ジョージ「中国民話・白蟹傳」も紹介している。「紙の爆弾」には「マスコミ幹部を飼い慣らした「みのもんた伝説」」という記事。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は下重暁子がゲスト。徹子「このごろ、「やばい」って言うじゃない? あれ、わたしすごく気になるわ。」 下重「わたしはね、たまに使ってみるの。どんな気持ちかしらと思ってね。「やばい」っていうとね。あれ、両方の意味があるらしいのね。(略)でもね、わたし、けっこう言葉っていうのは、やっぱり時代のものだから、変化していくことはいいと思うんですよね。面白い言葉はね。だけど、TPOがあるじゃないですか。ある場所ではきちんとしゃべれなきゃいけないと思うんですよね。それができたうえで、勝手なこと言ってもいいけれど。」 下重暁子はフリーになって講演に行ったときに「ラジオみたい」と言われたのがいやだったという。「今、AIがしゃべってるっていうのがよくあるじゃない? あんな感じかなあと思うとね、人間味がなくて。」 最後に「怖い日本語」という新刊が紹介される。徹子「このごろ、わたし気になってるのは「老衰」?」 下重「わたしは絶対、老衰では死なない。」 徹子「わたしもやだ。」 下重「自然に死んじゃうと名前がないんですって、病名が。だからね、「老衰」って。失礼でしょ? 絶対、老衰はやめましょうね。」 徹子「お互いにね。「わたしはこれから死にますけど、老衰ではありません」って言いながら死にたい。」

 先週土曜に放送された「土スタ」は浅田美代子がゲスト。司会は木村昴と近藤春菜、浅野里香アナ。「あんぱん」で共演する、江口のりこ、吉田鋼太郎、永瀬ゆずな、今田美桜からコメントのVTRがあり、それぞれが語る浅田美代子の撮影現場のエピソードがどれもこれも可笑しい。そのあとには、さんまからのVTRもあった。

 先週月曜に放送された「脱教養番組」という特番は、お笑い芸人を通して、哲学的思考を実践するという番組。アルコ&ピース平子が司会を務め、アルコ&ピース酒井、福田麻貴、中村海人、國分功一郎が出演し、VTRを観ていく。まず始めに謎のゲームが始まり、参加者はひとりずつ段階的に明かされ、みなみかわ、エルフ荒川、ザ・マミィ酒井、パンプキンポテトフライの5人が賞金をかけて騙し合いのゲームをする。このゲームだけでは、これといって目新しさはなく思えてしまうが、このゲームは「囚人のジレンマ」をモデルにしていた。そのほか、「テセウスの船」の思考実験をもとにした企画では、ハリウッドザコシショウの個性を変換し、どこまでハリウッドザコシショウだと認識されるかを実験する。黒田みゆアナを笑わせるまで顔出しされない街ブラロケの企画では、隠されていた3人が、Aマッソ加納、オダウエダ植田、カーネーション吉田だということが順に明かされ、正体は男性ではないかと思い込んでしまう「アンコンシャスバイアス」がこの企画のテーマだった。企画・演出、島本理緒。構成、西村隆志、斉藤ほのか。

 今夜の「しゃべくり007」は2時間スペシャル。ゲストは爆笑問題、この番組には初登場だ。まずは太田の夫婦関係から、光代社長になぜ「アーリン」と呼ばれているか、「ダーリン」と呼ばれると濁点にびっくりしちゃうから「アーリン」と呼ばれるようになったという理由は初めて知ったかもしれない。NHK「ふたりのディスタンス」のドッキリの映像も流される。それから、「ビートたけしのオールナイトニッポン」代打事件について、その音源が流されたが、これも初めて聴くかもしれない。それぞれの幼少期からがたどられ、「ウーチャカ大放送」の音源もたっぷりと流された。観覧席には田中の同級生たちがいて、田中への文句が止まらない。そして、芸人時代になり、爆笑問題から「消えた天才」として鮫島伸一の名があげられたが、くりぃむしちゅーもネプチューンも知らないというのが意外だ。その鮫島伸一がスタジオに登場し、爆笑問題と30数年ぶりの再会を果たした。番組後半のゲストは棚橋弘至とスターダム女子プロ軍団、ダンプ松本も乱入する。

 昨夜放送、TBSの「ドキュメンタリー「解放区」」は「証言 オウムと山梨30年目の真相」という特集。当時の山梨県上九一色村富士ヶ嶺、テレビ山梨に残るいちばん古いオウムの映像が1990年5月、無許可で施設を建てようとしていたオウムに住民が抗議している。この先頭に立っていた竹内精一さんが撮り続けていた写真があり、その写真がおよそ1000枚。武内さんは現在96歳。富士ヶ嶺公園には今は慰霊碑が建てられている。ここに「第一上九」と呼ばれた最初の教団施設があり、「サティアン」と呼ばれるその施設が増築されていく様子を竹内さんは写していた。1994年4月30日、竹内さんは警察官たちと防毒マスクをつけた信者を目撃していた。その2ヶ月後に松本サリン事件が起こる。江川紹子のインタビューや、オウムに関わったさまざまな証言、山梨県中央児童相談所の課長だった保坂三雄さんは、職員たちに対する児童たちの不信感、敵対心が、どう取り除かれていくのかを語った。それまでのオウムの教えが否定されていくわけだから、まるで戦争中の話みたいだ。竹内精一さんは風化に危機感をもつ。慰霊碑には「慰霊碑」としか刻まれておらず、「オウム真理教という世の中の不思議なものがきて、富士ヶ嶺でいろんなことをやって、最後は地下鉄サリン事件を起こした」ということが、これでは未来永劫残らない、なんにもないことに竹内さんは怒っている。竹内さんは撮影隊を「開拓之碑」に案内する。富士ヶ嶺は戦後の開拓地であった。竹内さんはもともとは泣き虫ではなかったが、このごろはよく涙が出るという。スタッフが、それはオウムとは関係がないのかと訊くと、オウムとも戦争とも関係があると竹内さんは答えた。

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